JP2016158165A - 通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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【課題】データ通信の途切れを低減する。【解決手段】無線端末として動作する第1の通信インタフェースと無線基地局として動作する第2の通信インタフェースとを備える通信装置であって、第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスと、第2の通信インタフェースに割り当てられたIPアドレスのネットワークアドレスとが重複するか否かを判定する判定部と、判定部により重複すると判定された場合、第2の通信インタフェースでのデータ通信が終了した後に、第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスとは異なるネットワークアドレスのIPアドレスを、第2の通信インタフェースに設定する設定部とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法及びプログラムに関し、特に、複数の通信インタフェースを有する通信装置のIPアドレス設定技術に関する。
近年、複数の通信インタフェースを同時に動作させる技術が開発されている。例えば、IEEE802.11規格に準拠した無線LANの動作モードの一つであるインフラストラクチャ・モードにおいて端末として動作する通信インタフェースと、基地局として動作する通信インタフェースとの両方を同時に動作可能な機器が存在する。その場合、両通信インタフェースは異なるIPネットワークに接続するため、IPアドレスがそれぞれ独立して設定されることになる。
IPアドレスは、ネットワークアドレス部とホストアドレス部とから構成される。ネットワークアドレスは端末がどのサブネットワークに所属しているかを示す。ホストアドレスはサブネットワーク上のどの端末であるかを示す。ネットワークアドレス部とホストアドレス部は、ネットマスクにより判断される。
ネットワークアドレスはサブネットワークごとに決定されるため、異なるサブネットワークで同じネットワークアドレスが設定される可能性がある。そのため、複数の通信インタフェースを同時利用する機器において、各通信インタフェースが接続しているサブネットワークによっては、複数の通信インタフェースに同一のネットワークアドレスが設定される場合がある。
機器がネットワークに接続してデータ送信を行う場合、ルーティングテーブルによりデータ送信に使用する通信インタフェースを決定する。複数の通信インタフェースに同一のネットワークアドレスが設定された場合、ルーティングテーブルで定義される優先度の高い通信インタフェースを介してデータ送信が行われる。そのため、意図しない通信インタフェースからデータが送信されてしまう可能性がある。
意図しない通信インタフェースからデータを送信しないようにするためには、通信インタフェースに割当てるネットワークアドレスを、それぞれ異なるネットワークアドレスに変更することで実現できる。
特許文献1では、複数の通信インタフェースを有する機器において、各通信インタフェースに割当てたネットワークアドレスの重複を検知した場合に、ネットワークアドレスの設定を自動的に変更する技術が提案されている。
特開2005−197793号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ネットワークアドレスを変更する通信インタフェースにおいて通信データを送受信している最中にネットワークアドレスを変更すると、該データ通信が途切れてしまうという問題が発生する。例えば、ネットワーク経由でPCからプリンタに印刷データを送信している最中にデータ通信が途切れてしまうと、印刷処理が停止してしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、データ通信の途切れを低減する技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様による通信装置は以下の構成を備える。即ち、
無線端末として動作する第1の通信インタフェースと無線基地局として動作する第2の通信インタフェースとを備える通信装置であって、
前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスと、前記第2の通信インタフェースに割り当てられたIPアドレスのネットワークアドレスとが重複するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により重複すると判定された場合、前記第2の通信インタフェースでのデータ通信が終了した後に、前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスとは異なるネットワークアドレスのIPアドレスを、前記第2の通信インタフェースに設定する設定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、データ通信の途切れを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図。 本発明の一実施形態に係る通信装置(プリンタ)の構成例を示すブロック図。 実施形態1に係る通信装置が実施する処理の手順を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る各IFのアドレス設定構成図。 本発明の一実施形態に係るネットワークアドレス重複時の各IFのアドレス設定構成図。 実施形態1に係る通信装置の処理シーケンス図。 実施形態2に係る通信装置の処理シーケンス図。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳述する。本発明の権利範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(実施形態1)
<1.通信システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す。101は、本発明を適用可能なプリンタであり、IEEE802.11に則った無線LAN機能を有する通信装置である。プリンタ101は、無線基地局モードおよび無線端末モードを同時に動作することが可能な通信装置である。基地局モードとは、IEEE802.11無線LANの動作モードのひとつであるインフラストラクチャ・モードにおけるAP(アクセスポイント)としてプリンタ101が動作するモードである。一方、端末モードとは、インフラストラクチャ・モードにおける無線端末としてプリンタ101が動作するモードである。
プリンタ101は、端末モードのIF(インタフェース)を通じてネットワーク106に、基地局モードのIFを通じてネットワーク107に、それぞれ接続することができる。また、プリンタ101はネットワーク106、107を経由して印刷ジョブを受信し、所定の印刷処理を行う。
102は、AP(アクセスポイント)であり、ネットワーク106とネットワーク108との中継を行う。また、AP102はDHCPサーバの機能を有し、DHCPクライアントに対してIPアドレスを配布する機能を有する。103は、PC(パーソナルコンピュータ)であり、ネットワーク108、AP102、ネットワーク106を通じて、プリンタ101に印刷ジョブを送信することができる。
104および105は、PC(パーソナルコンピュータ)であり、無線端末としてネットワーク107を通じて、プリンタ101に印刷ジョブを送信することができる。また、PC104およびPC105はDHCPクライアント機能を有し、DHCPサーバに対してIPアドレスを要求する機能を有する。
106は、無線LANネットワークであり、プリンタ101とAP102とで形成される。107は、無線LANネットワークであり、プリンタ101とPC104とPC105とで形成される。108は、有線LANネットワークであり、AP102とPC103とで形成される。
<2.通信装置の構成>
続いて図2は、本発明の一実施形態に係る通信装置(プリンタ)の構成例を示す。101はプリンタ全体を示す。201は、無線LANで他の無線装置との間で無線信号の送受信を行うためのアンテナ及び回路を制御して通信を制御する無線通信制御部である。202は、各通信レイヤのプロトコルに応じたデータの送受信制御を行う送受信部である。
203は、プリンタ101を操作するための操作部である。操作部203にはプリンタ101に入力を行うための操作ボタン等が含まれる。204は、LCD(Liquid Crystal Display)やLED(Light Emitting Diode)のように視覚で認知可能な情報を出力するなど、各種表示処理を行う表示部である。
205は、記憶部206に記憶される制御プログラムを実行することによりプリンタ101全体の動作を制御する制御部であり、一つ又は複数のプロセッサによって構成される。206は、プリンタ101を制御するためのプログラムやデータが格納されたROMやRAMから構成される記憶部である。後述する各種動作は、記憶部206に記憶された制御プログラムを制御部205が実行することにより行われる。
207は、印刷指示に基づいて印刷処理を実施する印刷処理部である。印刷処理には給紙や排紙の処理も含まれる。208は、プリンタ101が無線LANにおけるAPとして動作するための処理を行う基地局モード動作部である。209は、プリンタ101が無線LANにおける端末局として動作するための処理を行う端末モード動作部である。
210は、基地局モードで動作中に無線LANネットワークに接続しようとするDHCPクライアントへIPアドレスの割当処理を実施するDHCPサーバ部である。211は、端末モードで動作中に無線LANネットワーク内のAPに対しIPアドレスの取得処理を実施するDHCPクライアント部である。
212は、基地局モードのIF及び端末モードの各IFに設定したネットワークアドレスが重複しているか否かを判定するアドレス重複判定部である。213は、基地局モードのIFで通信データの送受信処理を行っていることを検出するデータ通信検出部である。214は、データ通信検出部213においてデータ通信を検出した場合に、該データ通信が終了したか否かを判定するデータ通信終了判定部である。
尚、上記208〜214の機能部は、それぞれソフトウェア又はハードウェアによって構成される。ソフトウェアによって構成される場合は、これらの機能部はコンピュータプログラムとして記憶部206に記憶されており、制御部205が当該プログラムを実行することによって、各機能が実現される。
<3.通信装置が実施する処理>
本実施形態では、プリンタ101が基地局モードのIFでPC104から印刷ジョブを受信中に、プリンタ101が端末モードのIFに設定するIPアドレスを取得した場合について説明する。
図3は、本実施形態に係る通信装置(プリンタ101)によるIPアドレスの割り当て処理の手順を示すフローチャートである。
まず、プリンタ101のDHCPクライアント部211は、端末モードのIFに設定するためのIPアドレスを、AP102から取得するアドレス取得処理を行う(S301)。続いてアドレス重複判定部212は、取得した該IPアドレスのネットワークアドレスと、基地局モードのIFに設定済みのIPアドレスのネットワークアドレスとの比較を行い、ネットワークアドレスが重複しているか否かを判定する(S302)。
S302において、端末モードのIFおよび基地局モードのIFに設定したIPアドレスが図4に示す内容であった場合、ネットワークアドレスはそれぞれ192.168.1.0と192.168.2.0であるので重複していないと判定する。一方、端末モードのIFおよび基地局モードのIFに設定したIPアドレスが図5に示す内容であった場合、ネットワークアドレスは両方とも192.168.1.0であるので重複していると判定する。
S302の結果、重複していないと判定した場合は、DHCPクライアント部211は、S301において取得したIPアドレスを端末モードのIFに設定する(S308)。一方、S302の結果、重複していると判定した場合は、データ通信検出部213は、基地局モードのIFでデータ通信中であるか否かを判定する(S303)。ここで、該データとは、印刷ジョブなどが挙げられる。なお、本実施形態では通信データが印刷ジョブの場合について説明するが、これに限るものではない。
S303の結果、データ通信中であると判定した場合は、データ通信終了判定部214は、該データ通信が終了したか否かを判定する(S304)。データ通信の終了は、印刷ジョブ終了通知を受信したタイミングとするが、これに限るものではない。
S304でデータ通信終了と判定した場合、またはS303でデータ通信中でないと判定した場合、DHCPサーバ部211は、S301で取得したIPアドレスのネットワークアドレスとは異なるネットワークアドレスのIPアドレスを、基地局モードのIFに設定する(S305)。
そして、基地局モードを再起動することによって、プリンタ101とPC104との通信リンクが切断・再確立される(S306)。S306の処理によって、DHCPの処理が再度実行されるので、S305で設定したIPアドレスのネットワークアドレスと同じネットワークアドレスのIPアドレスをPC104に再配布することができる(S307)。S307の後、S301において取得したIPアドレスを端末モードのIFに設定する(S308)。
上記の処理が完了すると、各モードの通信IFに異なるネットワークアドレスを設定することができ、各通信IFを用いてデータ通信が可能な状態になる。
<4.通信装置と周辺装置との間の処理シーケンス>
図6は、通信装置(プリンタ101)の各IFに設定するネットワークアドレスが重複した際に、基地局モードのIFでデータ通信中であった場合の、各IFにネットワークアドレスの異なるIPアドレスを設定するシーケンス図である。
まず、プリンタ101がPC104から印刷要求を受信し、印刷ジョブを処理するためのデータ通信を開始する(S601)。なお、本実施形態では、データ通信の開始シーケンスをS601のタイミングとしたが、該タイミングである必要はない。後述するS604のタイミングより前にデータ通信が開始され、S604において基地局モードのIFを用いたデータ通信中であればよい。
次に、プリンタ101が、端末モードのIFに設定するためのIPアドレスをAP102から取得する(S602)。該IPアドレスのネットワークアドレスと基地局モードのIFに設定済みのIPアドレスのネットワークアドレスとを比較し、重複しているか否かを判定する(S603)。
S603において重複していると判定した場合、基地局モードのIFでデータ通信中であるか否かを判定する(S604)。S604の結果、データ通信中であると判定した場合、該データ通信終了待ちとなる(S605)。該データ通信終了を確認した(S606)後、S602で取得したIPアドレスのネットワークアドレスとは異なるネットワークアドレスのIPアドレスを、基地局モードのIFに設定する(S607)。
そして、基地局モードを再起動することで(S608)、プリンタ101とPC104との通信リンクを切断(S609)および再確立する(S610)。S610において、通信リンクが再確立すると、PC104がプリンタ101の基地局モードのIFに対してDHCPによるIPアドレスの取得処理を実施する(S611)。PC104は、S611において取得したIPアドレスを設定する(S612)。S611のDHCP処理後、プリンタ101は、端末モードのIFにS602で取得済みのIPアドレスを設定する(S613)。
以上説明したように、ネットワークアドレスを変更する通信IFにおいてデータ通信中であるか否かに応じてIPアドレスの変更タイミングを制御することにより、該データ通信の途切れを低減することができる。
(実施形態2)
本実施形態では、プリンタ101がPC104からの印刷ジョブを処理中に、PC105から印刷要求を受信した場合について説明する。本実施形態では、ネットワークアドレスの重複後に新たな印刷ジョブを処理しないことで、データ通信中と判定した際に処理していた印刷ジョブの処理終了後に、端末モードのIFにIPアドレスを設定する。なお、装置構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、説明を省略する。
図7は、通信装置(プリンタ101)が各IFに設定するネットワークアドレスの重複を確認した後、プリンタ101の基地局モードのIFでデータ通信終了待ちである場合に、プリンタ101がPC105から印刷要求を受信するシーケンス図である。
S701からS704までの処理は、S601からS604までの処理と同じなので説明を省略する。S704においてデータ通信中であると判定した結果、プリンタ101が該データ通信終了待ち状態となるが、該状態においてPC105から印刷要求を受信する(S705)。
S705の印刷要求に対して、プリンタ101は、再起動後までPC105からの印刷ジョブの処理を保留するというメッセージをPC105に通知する(S706)。S706において、プリンタ101は、後述するS716において印刷ジョブの処理が可能になったことをPC105に通知するために、PC105のMACアドレスを記憶しておく。
S707からS710までの処理は、S605からS608までの処理と同じなので説明を省略する。S710の再起動後、PC104およびPC105のプリンタ101との通信リンクを切断(S711)および再確立する(S712)。S712において、通信リンクが再確立すると、PC104およびPC105がプリンタ101の基地局モードのIFに対してDHCPによるIPアドレスの取得処理を実施する(S713)。PC104およびPC105は、S713において取得したIPアドレスを設定する(S714)。S713のDHCP処理後、プリンタ101は、端末モードのIFにS702で取得済みのIPアドレスを設定する(S715)。
次に、プリンタ101は、S706において印刷ジョブの処理を保留するというメッセージを通知したPC105に対して、印刷ジョブの処理が可能になったことを通知する(S716)。S716において、PC105に印刷ジョブの処理が可能になったことを通知するためには、S714でPC105に再設定されたIPアドレスを取得する必要がある。PC105に再設定されたIPアドレスは、S713でDHCP処理を行った端末群のMACアドレスとS706で記憶したPC105のMACアドレスとを比較することで取得できる。
MACアドレスを比較した結果、合致したMACアドレスの端末がPC105であると判別でき、合致したMACアドレスに対してDHCP処理でリースしたIPアドレスをPC105に再設定されたIPアドレスとして判定し、取得することができる。また、PC105に再設定されたIPアドレスは、S706で記憶したPC105のMACアドレスに基づいてRARP(Reverse Address Resolution Protocol)によって取得してもよい。
そして、プリンタ101とPC105との間で印刷処理を行うためのデータ通信を開始する(S717)。
以上説明したように、本実施形態では、新たな印刷ジョブを受け付けず、データ通信中と判定した際に既に受信していた印刷ジョブの処理終了後に、端末モードのIFにIPアドレスを設定することができる。
本発明によれば、ネットワークアドレスを変更する通信インタフェースにおいて、データ通信中か否かに応じてIPアドレスの変更タイミングを制御するので、該データ通信の途切れを低減することができる。
なお、本発明の各実施形態において、通信データを印刷ジョブとして説明したが、これに限るものではない。例えば、プリンタ101宛(無線基地局に設定しているアドレス宛)のユニキャストのパケットなどを通信データとしてもよい。
本発明の各実施形態において、データ通信終了の判定を、印刷ジョブの終了通知を受信した場合として説明したが、これに限るものではない。例えば、プリンタ101がTCPのFINパケットを送受信した場合、プリンタ101がUPnPのssdp:byebyeメッセージを送受信した場合であってもよい。又はデータ通信の相手端末であるPC104がネットワーク106から離脱したことを検出したタイミングなどに、データ通信が終了したと判定してもよい。
本発明の各実施形態において、通信リンクの切断・再確立を基地局モードの機能を再起動することで実現していたが、これに限るものではない。通信リンクの切断・再確立は、プリンタ101によるネットワーク106で使用する無線チャネルの変更、またはプリンタ101によるPC104およびPC105へのDeauthenticationフレームの送信によって実現してもよい。
本発明の各実施形態において、ネットワークアドレスの重複確認を、端末モードのIFを起動している際に行ったが、停止している際にも実施してよい。具体的には、少なくとも直前に端末モードのIFが動作していた際に当該IFに設定されていたIPアドレスを、端末モードのIFが停止した後も記憶しておく。そして、端末モードのIFが停止している状態において基地局モードのIFを起動する場合に、端末モードのIFに設定されていたIPアドレス(前記記憶しておいたIPアドレス)のネットワークアドレスを確認する。そして、確認したネットワークアドレスと異なるネットワークアドレスのIPアドレスを基地局モードのIF起動時に設定する。このようにすることで、重複確認が必ず一回必要になるものの、基地局モードの再起動を実施する可能性を減らすことができる。
本発明の各実施形態において、基地局モードのIFでデータ通信中であると判定した場合は、端末モードのIFに設定するために取得したIPアドレスを一旦リリースし、基地局モードを再起動した後に、再度IPアドレスを取得してもよい。結果として、データ通信中はAP102が配布できるIPアドレスを1個増やすことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:プリンタ、102:AP、103、104、105:PC、106、107、108:ネットワーク、201:無線通信制御部、202:送受信部、203:操作部、204:表示部、205:制御部、206:記憶部、207:印刷処理部、208:基地局モード動作部、209:端末モード動作部、210:DHCPサーバ部、211:DHCPクライアント部、212:アドレス重複判定部、213:データ通信検出部、214:データ通信終了判定部

Claims (16)

  1. 無線端末として動作する第1の通信インタフェースと無線基地局として動作する第2の通信インタフェースとを備える通信装置であって、
    前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスと、前記第2の通信インタフェースに割り当てられたIPアドレスのネットワークアドレスとが重複するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により重複すると判定された場合、前記第2の通信インタフェースでのデータ通信が終了した後に、前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスとは異なるネットワークアドレスのIPアドレスを、前記第2の通信インタフェースに設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスを取得するアドレス取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第2の通信インタフェースでデータ通信中であることを検出する検出手段と、
    前記第2の通信インタフェースでのデータ通信が終了したか否かを判定する終了判定手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記設定手段による設定の後、前記第2の通信インタフェースで接続するネットワークに接続する端末の通信リンクを切断する切断手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の通信装置。
  5. 前記切断手段は、前記無線基地局を再起動することにより、前記第2の通信インタフェースで接続するネットワークに接続する端末の通信リンクを切断することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記切断手段は、前記無線基地局が形成するネットワークのチャネルを変更することにより、前記第2の通信インタフェースで接続するネットワークに接続する端末の通信リンクを切断することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  7. 前記切断手段は、前記第2の通信インタフェースで接続しているネットワークに対して前記無線基地局にDeauthenticationフレームを送信させることにより、前記第2の通信インタフェースで接続するネットワークに接続する端末の通信リンクを切断することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  8. 前記データは、印刷ジョブであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記データは、前記無線基地局に設定しているアドレス宛のユニキャストのパケットであることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の通信装置。
  10. 前記データ通信の終了は、FINパケットを送信もしくは受信したタイミングであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  11. 前記データ通信の終了は、UPnPのbyebyeメッセージを送信もしくは受信したタイミングであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  12. 前記データ通信の終了は、前記データ通信の相手端末がネットワークを離脱したことを検出したタイミングであることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の通信装置。
  13. 前記設定手段は、前記第2の通信インタフェースを起動する際に、前記第1の通信インタフェースに設定している、もしくは設定していたネットワークアドレスと異なるネットワークアドレスを前記第2の通信インタフェースに設定することを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の通信装置。
  14. 前記データは印刷ジョブであり、前記データの通信中は新たな印刷ジョブを受け付けないことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の通信装置。
  15. 無線端末として動作する第1の通信インタフェースと無線基地局として動作する第2の通信インタフェースとを備える通信装置の制御方法であって、
    判定手段が、前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスと、前記第2の通信インタフェースに割り当てられたIPアドレスのネットワークアドレスとが重複するか否かを判定する判定工程と、
    設定手段が、前記判定工程により重複すると判定された場合、前記第2の通信インタフェースでのデータ通信が終了した後に、前記第1の通信インタフェースに設定するためのIPアドレスのネットワークアドレスとは異なるネットワークアドレスのIPアドレスを、前記第2の通信インタフェースに設定する工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  16. 請求項15に記載の通信装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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