JP5746109B2 - 通信装置、通信システム及び無線アクセスポイント接続方法 - Google Patents

通信装置、通信システム及び無線アクセスポイント接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信システム及び無線アクセスポイント接続方法に関し、MACアドレス資源を節約できる通信装置、通信システム及び無線アクセスポイント接続方法に関する。
イーサネット(Ethernet、登録商標)等の有線LAN接続に対応している情報処理装置を無線LANに接続する場合、一般的に、この情報処理装置に接続したイーサネットケーブルと無線LANとの間に、イーサネットコンバータを設置する。LAN(Local Area Network)とは、ローカルエリアネットワークである。情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタ、複写機等である。イーサネットコンバータは、例えば、IEEE802.11a/gを含む無線LAN規格によって無線アクセスポイントと無線接続し、イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有する通信装置である。情報処理装置は、イーサネットケーブルによりイーサネットコンバータと接続した後に、無線LANとの接続を確立するために必要なパラメータを示すネットワーク情報等の設定情報をイーサネットコンバータに設定する。無線LANとの接続とは、無線LANに接続された、例えば無線アクセスポイントとの接続を示す。イーサネットコンバータに設定情報を設定することを装置設定、あるいは機器設定という。無線LANとの接続を確立するために必要なパラメータは、例えば、無線アクセスポイントの識別子(SSID:Service Set IDentifier)、暗号化されたデータを解読するための暗号化キー等を含む。情報処理装置がイーサネットコンバータに装置設定し、イーサネットコンバータがこの設定情報に基づいて無線アクセスポイントに接続することにより、イーサネットコンバータが無線LANに接続される。したがって、情報処理装置がイーサネットコンバータを介して無線LANに接続される。
イーサネット接続に対応している情報処理装置を無線LANに接続する場合に、イーサネットコンバータに対して装置設定を行う技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の通信システムは、情報処理装置(PC等)と、この情報処理装置とイーサネット接続された通信装置(イーサネットコンバータ)とを有する。イーサネットコンバータには、固有のMACアドレス(Media Access Control address)に加えて、他のイーサネットコンバータと共通のMACアドレスが予め割り当てられている。共通のMACアドレスはイーサネットコンバータの装置設定時にのみ使用し、それ以外では固有のMACアドレスが使用される。イーサネットコンバータは、共通のMACアドレスを専用のアプリケーションプログラムを使用して予め情報処理装置に通知しておく。そして、情報処理装置は、イーサネットコンバータから予め通知された共通のMACアドレスを使用して無線LANとの接続を確立するための設定情報をイーサネットコンバータに対して送信する。イーサネットコンバータはこの設定情報を受信し、この受信した設定情報を自身のイーサネットコンバータに設定する。その後、イーサネットコンバータがこの設定情報に基づいて無線アクセスポイントと接続することにより、イーサネットコンバータが無線LANに接続される。したがって、情報処理装置がイーサネットコンバータを介して無線LANに接続される。
特開2012−4957号公報
上述した特許文献1に記載の通信システムは、イーサネット接続に対応している情報処理装置を無線LANに接続する場合、イーサネットコンバータに、固有のMACアドレスに加えて、共通のMACアドレスを予め割り当てている。この共通のMACアドレスは、イーサネットコンバータの装置設定時にのみ使用されるものである。また、イーサネットコンバータは、この共通のMACアドレスを専用のアプリケーションプログラムを使用して予め情報処理装置に通知している。そして、情報処理装置が、共通のMACアドレスを使用して無線LANとの接続を確立するための設定情報をイーサネットコンバータに対して送信し、イーサネットコンバータがこの設定情報を受信し、この受信した設定情報を設定している。
このように、特許文献1に記載の通信システムは、情報処理装置が、共通のMACアドレスを使用して設定情報をイーサネットコンバータに設定している。この共通のMACアドレスは、イーサネットコンバータに対して、このイーサネットコンバータに固有なMACアドレス以外に設定されたイーサネットコンバータの装置設定時にのみ使用されるアドレスである。このため、イーサネットコンバータに対して固有なMACアドレス以外にMACアドレスを予め割り当てる必要があるので、MACアドレス資源の浪費となるといった問題がある。また、特許文献1に記載の通信システムは、イーサネットコンバータに設定情報を設定するときに使用する共通のMACアドレスを、イーサネットコンバータが、専用のアプリケーションプログラムを使用して予め情報処理装置に通知している。このため、情報処理装置に共通のMACアドレスを予め通知するための専用のアプリケーションプログラムが必要となるといった問題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決して、無線LANとの接続を確立するための設定情報を設定する際に、MACアドレス資源を節約でき、MACアドレスを通知するための専用のアプリケーションプログラムを必要としない、通信装置、通信システム及び無線アクセスポイント接続方法を提供することである。
本発明の通信装置は、イーサネットのデータと無線LAN(Local Area Network)のデータとを互いに変換するブリッジ機能を有し、イーサネット接続に対応している情報処理装置に接続されこの情報処理装置を無線アクセスポイントに接続する通信装置であって、前記情報処理装置からDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)ディスカバーを受信し、この受信に応じてIP(Internet Protocol)アドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記情報処理装置に送信するDHCPサーバ部と、記憶部と、前記無線アクセスポイントに接続するための設定情報を前記DHCPサーバ部が送信した前記DHCPオファーに含まれる前記IPアドレスを有する前記情報処理装置から受け、この設定情報を前記記憶部に格納する設定部と、前記記憶部に格納された前記設定情報を用いて前記無線アクセスポイントとの接続を制御する制御部とを備えている。
本発明の通信システムは、本発明の前記通信装置と、前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信に応じて前記通信装置が割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記通信装置から受け、前記DHCPオファーにより指定された前記通信装置が割り振った前記IPアドレスを自身の情報処理装置に設定し、ユーザの操作に基づいて入力された前記設定情報をDHCPオファーに含まれる送信元のIPアドレスを有する前記通信装置に例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルで送信する前記情報処理装置とを備えている。
本発明の無線アクセスポイント接続方法は、イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有し、イーサネット接続に対応している情報処理装置に接続されこの情報処理装置を無線アクセスポイントに接続する通信装置の無線アクセスポイント接続方法であって、前記情報処理装置からDHCPディスカバーを受信し、この受信に応じてIPアドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記情報処理装置に送信し、前記無線アクセスポイントに接続するための設定情報を前記送信した前記DHCPオファーに含まれる割り振られた前記IPアドレスを有する前記情報処理装置から受け、この受けた前記設定情報を用いて前記無線アクセスポイントと接続するようにしている。
本発明によれば、無線LANとの接続を確立するための設定情報を設定する際に、MACアドレス資源を節約でき、MACアドレスを通知するための専用のアプリケーションプログラムを必要としない、通信装置、通信システム及び無線アクセスポイント接続方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の通信装置が無線アクセスポイントに接続された後の動作の一例を示すフローチャートである。 図4で示すIPアドレス補正部がIPアドレス自動補正機能によりIPアドレスを決定する動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態の通信装置が無線アクセスポイントに接続された後の動作の一例を示すフローチャートである。 図7で示すIPアドレス補正部がIPアドレス自動補正機能によりIPアドレスを決定する動作の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。
図1には、通信装置1とイーサネットケーブルを介して接続する情報処理装置6と、通信装置1を無線LAN8に無線接続するための無線アクセスポイント7も記載してある。情報処理装置6は、イーサネット接続に対応し、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)クライアント機能を実装したDHCPクライアントであり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタ、複写機等である。DHCPクライアントとは、DHCPクライアント機能に基づき、自身のIPアドレスを設定するために、DHCPサーバ機能を実装した装置(DHCPサーバ)にIPアドレスを要求し、DHCPサーバから現在ネットワークで使用されていないIPアドレスを受ける。DHCPサーバは、ネットワークに一時的に接続するDHCPクライアントにIPアドレスを自動的に割り振るプロトコル(DHCP)を備えたDHCPサーバ機能を有する。すなわち、DHCPクライアントからIPアドレスを要求するDHCPディスカバーを示すパケットを受信し、この受信に応じて現在ネットワークで使用されていないIPアドレスを割り振る。そして、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを示すパケットをDHCPクライアントに送信する。通信装置1は、イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有する例えばイーサネットコンバータである。
本実施の形態に係る通信装置1は、DHCPサーバ部2と、設定部3と、制御部4と、記憶部5とにより構成される。
DHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を有する。すなわち、情報処理装置6からIPアドレスを要求するDHCPディスカバーを示すパケットを受信する。そして、この受信に応じて、現在使用されていないIPアドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを示すパケットを情報処理装置6に送信する。設定部3は、無線アクセスポイント7に接続するための設定情報を、情報処理装置6から受け、この設定情報を記憶部5に格納する(自身の通信装置1に設定情報を設定する。すなわち、通信装置1を装置設定する。)。設定情報は、例えば、無線アクセスポイント7の識別子(SSID:Service Set IDentifier)、暗号化されたデータを解読するための暗号化キー等を含む。記憶部5は、設定情報を格納する。制御部4は、記憶部5に格納された設定情報を用いて無線アクセスポイント7との接続を制御し、通信装置を無線アクセスポイント7に接続する。
次に、通信装置1の動作を、情報処理装置6の動作を含めて説明する。
DHCPサーバ部2は、イーサネットケーブルにより接続された情報処理装置6が送信したDHCPディスカバーを示すパケットを受信する。そして、この受信に応じてIPアドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを示すパケットを情報処理装置6に送信する。情報処理装置6は、このDHCPオファーを受け、このDHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の情報処理装置6に設定する。そして、ユーザの操作に基づいて入力された設定情報をDHCPオファーに含まれる送信元のIPアドレスを有する通信装置1に例えば、イントラネットで標準的に使用するTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルにより送信する。ユーザは予め無線アクセスポイント7に接続するための設定情報を、例えば、無線アクセスポイント7に接続された他のネットワーク装置にPC等を接続して読み取る等により取得しておく。ネットワーク装置とは、ネットワークに接続されたコンピュータ等の通信可能な装置である。設定部3は、情報処理装置6から設定情報を受け、この設定情報を記憶部5に格納する。そして、制御部4が、記憶部5に格納された設定情報を用いて無線アクセスポイント7との接続を制御し、通信装置1を無線アクセスポイント7に接続する。すなわち、制御部4が、ヘッダとペイロード等を有する無線LANのMACフレームを用いて、設定情報を、無線アクセスポイント7の識別子(SSID)で示す無線アクセスポイント7に送り、この無線アクセスポイント7から接続許可の応答を受けることにより通信装置1が無線LAN8(無線アクセスポイント7)に接続される。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、DHCPサーバ部2により、情報処理装置6から受信したDHCPディスカバーに応じてIPアドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを情報処理装置6に送信する。そして、設定部3が、情報処理装置6から設定情報を受け、この設定情報を記憶部5に格納する。すなわち、自身の通信装置1に設定情報を設定する。そして、制御部4が、記憶部5に格納された設定情報を用いて無線アクセスポイント7との接続を制御し、通信装置1を無線LAN8(無線アクセスポイント7)に接続する。
したがって、本発明の第1の実施の形態によれば、無線LANとの接続を確立するための設定情報を設定する際に、DHCPサーバ部が割り振ったIPアドレスを情報処理装置に送信し、設定部が情報処理装置から設定情報を受け自身の通信装置にこの設定情報を設定する。このため、無線LANとの接続を確立するための設定情報を設定する際に、通信装置に対して固有なMACアドレス以外に共通のMACアドレスを予め割り当てる必要がない。また、共通のMACアドレスを予め通知するための専用のアプリケーションプログラムが必要とならない。このため、MACアドレス資源を節約でき、MACアドレスを通知する専用のアプリケーションプログラムを必要としない。
また、情報処理装置とイーサネットケーブルで接続された通信装置は、装置設定を行う際に、情報処理装置のIPアドレスを自動的に変更するので、ユーザが情報処理装置のIPアドレスの設定を変更する必要がない。このため、容易に通信装置の装置設定を変更ができ、容易に通信装置を無線LANに接続することができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。
この図2は、図1で示した通信装置1にIPアドレス補正部9を付加したものである。
また、この図2には、通信装置1とイーサネットケーブルを介して接続する情報処理装置6と、通信装置1を無線LAN8に無線接続するための無線アクセスポイント7とを記載してある。また、この無線アクセスポイント7とイーサネットケーブルを介して接続されたDHCPサーバ10も記載してある。情報処理装置6は、イーサネット接続に対応し、DHCPクライアント機能を実装したDHCPクライアントであり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタ、複写機等である。通信装置1は、イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有する例えばイーサネットコンバータである。DHCPサーバ10は、ネットワークに一時的に接続する情報処理装置6にIPアドレスを自動的に割り振るプロトコル(DHCP)を備えたサーバであり、例えばルータに内蔵されていていても良い。
本第2の実施の形態は、第1の実施の形態の通信装置1の動作をより具体化したものである。したがって、主に第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
本実施の形態に係る通信装置1は、DHCPサーバ部2と、設定部3と、制御部4と、記憶部5と、IPアドレス補正部9とにより構成される。
DHCPサーバ部2は、通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、無線LAN8上での自身のIPアドレスを確定するために、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。そして、DHCPサーバ10から無線アクセスポイント7を介して、送信したDHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信する。このDHCPオファーには、DHCPサーバ10が割り振った現在無線LAN8上で使用されていないIPアドレスが含まれている。
IPアドレス補正部9は、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーから、DHCPサーバ10が指定したIPアドレスを取り出し、このIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、DHCPサーバ部2により、自身の通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。そして、DHCPサーバ10から無線アクセスポイント7を介してDHCPオファーを受信する。そして、IPアドレス補正部9により、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれる、DHCPサーバ10から指定されたIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。
このため、本発明の第2の実施の形態によれば、本発明の第1の実施の形態により得られた効果に加えて、次の効果がある。すなわち、本発明の第2の実施の形態によれば、通信装置が無線アクセスポイントに接続された後に、自動的に無線LAN上での自身のIPアドレスを決定することができるので、通信装置は自動的に無線LANに接続された他の装置と通信ができるようになる。
(第3の実施の形態)
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。
この図3は、図1で示した通信装置1に本発明の第2の実施の形態とは異なるIPアドレス補正部11を付加したものである。
また、この図3には、図2と同様に、通信装置1とイーサネットケーブルを介して接続する情報処理装置6と、通信装置1を無線LAN8に無線接続するための無線アクセスポイント7とを記載してある。また、この無線アクセスポイント7とイーサネットケーブルを介して接続されたDHCPサーバ10も記載してある。情報処理装置6は、イーサネット接続に対応し、DHCPクライアント機能を実装したDHCPクライアントであり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタ、複写機等である。通信装置1は、イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有する例えばイーサネットコンバータである。DHCPサーバ10は、ネットワークに一時的に接続する情報処理装置6にIPアドレスを自動的に割り振るプロトコル(DHCP)を備えたサーバであり、例えばルータに内蔵されていていても良い。
本第3の実施の形態は、第1の実施の形態の通信装置1の動作をより具体化したものである。したがって、主に第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
本実施の形態に係る通信装置1は、DHCPサーバ部2と、設定部3と、制御部4と、記憶部5と、IPアドレス補正部11とにより構成される。
DHCPサーバ部2は、通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。そして、この送信したDHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを、DHCPサーバ10から無線アクセスポイント7を介して受信する。また、DHCPサーバ部2は、IPアドレス補正部11が自身の通信装置1のIPアドレスを決めた後に、DHCPサーバ機能を停止する。
IPアドレス補正部11は、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成する。そして、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。
ここで、ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)とは、送信先のネットワーク装置のIPアドレスからこの装置のMACアドレスを調べるプロトコルである。ネットワーク装置とは、ネットワークに接続されたコンピュータ等の通信可能な装置である。ARPリクエストのパケットとは、このパケットを受けたネットワーク装置がこのパケットに設定されたIPアドレスを備えた装置であるとき、自身のMACアドレスをこのARPリクエストのパケットに設定して送り返すようにしたパケットである。この送り返すパケットをARPリプライのパケットという。したがって、ブロードキャストしたARPリクエストに対応するARPリプライが送られてこない場合は、ブロードキャストしたARPリクエストに設定したIPアドレスを使用したネットワーク装置は、このネットワークには接続されていない。
そして、IPアドレス補正部11は、ARPリクエストをブロードキャストした後に、このARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、このARPリクエストに設定した第1のIPアドレスを自身の通信装置1のIPアドレスと決定する。
また、IPアドレス補正部11は、ARPリクエストをブロードキャストした後に、このARPリクエストに対応するARPリプライを受信した場合、このARPリクエストに設定した第1のIPアドレスは、ネットワーク装置に使用されていると判断する。そして、ARPリプライを受信しなくなるまで、この受信したARPリプライに対応する第1のIPアドレスに、例えば1を加えた新たな第1のIPアドレスをARPリクエストに設定して無線アクセスポイント7にブロードキャストにより送信する。そして、この送信したARPリクエストに対応するARPリプライを無線アクセスポイント7から受信しない場合、この新たな第1のIPアドレスを自身の通信装置1のIPアドレスと決定する。
制御部4は、DHCPサーバ部2がDHCPサーバ機能を停止した後に、情報処理装置6との接続(リンク)を切断させ、その後、情報処理装置6と再度リンクさせる。すると、情報処理装置6は、自身のIPアドレスを決めるために、通信装置1にDHCPディスカバーを送る。このとき、通信装置1のDHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を停止しているので、制御部4は、図示しない有線送受信部を介して情報処理装置6からDHCPディスカバーを受け、図示しない無線送受信部を介してこのDHCPディスカバーを無線アクセスポイント7に送信する。そして、この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを無線アクセスポイント7から無線送受信部を介して受け、このDHCPオファーを情報処理装置6に有線送受信部を介して送る。これは通信装置1のブリッジ機能である。そして、情報処理装置6はDHCPオファーを受け、DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。これにより、以後、通信装置1は情報処理装置6と無線アクセスポイント7との間のブリッジ機能を実行する。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る通信装置1の動作を図4及び図5を参照して詳細に説明する。
図4は、本発明の第3の実施の形態の通信装置が無線アクセスポイントに接続された後の動作の一例を示すフローチャートである。
図5は、図3で示すIPアドレス補正部がIPアドレス自動補正機能によりIPアドレスを決定する動作の一例を示すフローチャートである。
図4のステップS1では、通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、DHCPサーバ部2は、無線LAN8上でのIPアドレスを決めるために、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。
図4のステップS2では、DHCPサーバ部2は、ステップS1で送信したDHCPディスカバーに対応したDHCPオファーの受信を予め定めた期間(例えば、20秒。20秒にこだわることなくこの時間はシステムにより適宜変更して良い。)調べる。このDHCPオファーは、DHCPサーバ10から無線アクセスポイント7を介して受信したものである。DHCPオファーの受信がなかった場合には、ステップS3へ進む。DHCPオファーの受信があった場合には、ステップS4へ進む。
図4のステップS3では、IPアドレス補正部11は、DHCPサーバ10からの応答がないので、異常が発生したとして、例えば、IPアドレスを例えば、(192.168.0.240)に決定し、終了する。IPアドレス(192.168.0.240)は、通信装置1が初期状態のとき、若しくはどのローカルエリアネットワークにも属さない場合に設定するアドレスである。
図4のステップS4では、IPアドレス補正部11が、IPアドレス自動補正機能により図5のフローチャートに基づいてIPアドレスを決定する。
図4のステップS5では、DHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を停止する。
図4のステップS6では、制御部4は、情報処理装置6との接続(リンク)を切断させ、その後、情報処理装置6と再度リンクさせる。すなわち、制御部4は、データを電気信号に変換して送受信する層である物理層への電源供給を止めることにより、情報処理装置6との接続(リンク)を切断する。そして、制御部4は、物理層への電源供給を再開することにより、情報処理装置6との接続(リンク)を再開させる。
図4のステップS7では、情報処理装置6は、通信装置1との接続(リンク)を再開し、自身のIPアドレスを決めるために、通信装置1にDHCPディスカバーを送る。
図4のステップS8では、制御部4は、図示しない有線送受信部を介して情報処理装置6からDHCPディスカバーを受ける。しかし、DHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を停止しているので、図示しない無線送受信部を介してこのDHCPディスカバーを無線アクセスポイント7に送信する(通信装置1のブリッジ機能)。
図4のステップS9では、制御部4は、ステップS8で送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを無線アクセスポイント7から無線送受信部を介して受ける。そして、このDHCPオファーを情報処理装置6に有線送受信部を介して送る(通信装置1のブリッジ機能)。
図4のステップS10では、情報処理装置6はDHCPオファーを受け、DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の無線LAN8上でのIPアドレスに決定する。
次に、図4のステップS4の動作、すなわち、IPアドレス補正部11がIPアドレス自動補正機能により通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスを決定する動作を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
図5のステップS1では、IPアドレス補正部11は、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレス(すなわち、無線アクセスポイント7に接続されたDHCPサーバ10のIPアドレス)を参照する。そして、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレス(例えば、XX.YY.ZZ.240(XX.YY.ZZが同じ))を作成する。
図5のステップS2では、IPアドレス補正部11は、この第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。
図5のステップS3では、IPアドレス補正部11は、ステップS2で送信したARPリクエストに対応したARPリプライの受信を予め定めた期間(例えば、20秒。20秒にこだわることなくこの時間はシステムにより適宜変更して良い。)調べる。ARPリプライの受信がなかった場合には、ステップS4へ進む。ARPリプライの受信があった場合には、ステップS5へ進む。
図5のステップS4では、IPアドレス補正部11は、ステップS2でARPリクエストに設定した第1のIPアドレスは、ネットワーク装置に使用されていないと判断する。そして、この第1のIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定し終了する。
図5のステップS5では、IPアドレス補正部11は、ステップS2でARPリクエストに設定した第1のIPアドレスは、ネットワーク装置に使用されていると判断する。そして、この第1のIPアドレスに、例えば1を加えて新たな第1のIPアドレスを作成し、ステップS2へと進む。
このように、本発明の第3の実施の形態によれば、DHCPサーバ部2により、自身の通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。そして、DHCPサーバ10からDHCPオファーを受信する。そして、IPアドレス補正部11により、この受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントの第1のIPアドレスを作成する。そして、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。そして、IPアドレス補正部11は、ARPリクエストをブロードキャストした後に、このARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、この第1のIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。
このため、本発明の第3の実施の形態によれば、本発明の第1の実施の形態により得られた効果に加えて、次の効果がある。すなわち、本発明の第3の実施の形態によれば、通信装置が無線アクセスポイントに接続された後に、通信装置に接続された情報処理装置の無線LAN上でのIPアドレスを自動的に決定することができるので、情報処理装置は自動的に無線LANに接続された他の装置と通信ができるようになる。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る通信装置の一例を示す図である。
この図6は、図1で示した通信装置1に本発明の第2の実施の形態及び第3の実施の形態とは異なるIPアドレス補正部12を付加したものである。
また、この図6には、図2と同様に、通信装置1とイーサネットケーブルを介して接続する情報処理装置6と、通信装置1を無線LAN8に無線接続するための無線アクセスポイント7と、この無線アクセスポイント7とイーサネットケーブルを介して接続されたDHCPサーバ10も記載してある。情報処理装置6は、イーサネット接続に対応し、DHCPクライアント機能を実装したDHCPクライアントであり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、プリンタ、複写機等である。通信装置1は、イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有する例えばイーサネットコンバータである。DHCPサーバ10は、ネットワークに一時的に接続する情報処理装置6にIPアドレスを自動的に割り振るプロトコル(DHCP)を備えたサーバであり、例えばルータに内蔵されていても良い。
本第4の実施の形態は、第1の実施の形態の通信装置1の動作をより具体化したものである。したがって、主に第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
本実施の形態に係る通信装置1は、DHCPサーバ部2と、設定部3と、制御部4と、記憶部5と、IPアドレス補正部12とにより構成される。
DHCPサーバ部2は、通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。そして、この送信したDHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを、DHCPサーバ10から無線アクセスポイント7を介して受信する。また、DHCPサーバ部2は、IPアドレス補正部12が自身の通信装置1のIPアドレスを決めた後に、DHCPサーバ機能を停止する。
IPアドレス補正部12は、DHCPサーバ部2が無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信した際に自身の通信装置1のIPアドレスを未確定(0.0.0.0)に設定する。IPアドレスが未確定の時にはARPリクエストを受信することができる。このため、ネットワークに接続する本通信装置1と同様の他の通信装置があった場合、この他の通信装置が送信したARPリクエストを受信することができる。
IPアドレス補正部12は、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成する。そして、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。そして、IPアドレス補正部12は、ARPリクエストを無線アクセスポイント7から受けた場合、すなわち、他の通信装置から受けた場合、この受けたパケットからこのパケットの送信元のMACアドレス(Media Access Control Address)を抽出する。そして、この抽出した、他の通信装置のMACアドレスと自身の通信装置1のMACアドレスとを所定のルールに基づいて順番決めをする。そして、この順番に応じた数を第1のIPアドレスに加算して新たな第1のIPアドレスを作成し、ARPリクエストにこの新たな第1のIPアドレスを設定してブロードキャストにより送信する。そして、無線アクセスポイント7からARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、この新たな第1のIPアドレスを自身の通信装置1のIPアドレスと決定する。
また、IPアドレス補正部12は、ARPリクエストをブロードキャストした後に、このARPリクエストに対応するARPリプライを受信した場合、このARPリクエストに設定した第1のIPアドレスは、ネットワーク装置に使用されていると判断する。そして、ARPリプライを受信しなくなるまで、この受信したARPリプライに対応する第1のIPアドレスに、例えば1を加えた新たな第1のIPアドレスをARPリクエストに設定して無線アクセスポイント7にブロードキャストにより送信する。そして、この送信したARPリクエストに対応するARPリプライを無線アクセスポイント7から受信しない場合、この新たな第1のIPアドレスを自身の通信装置1のIPアドレスと決定する。
制御部4は、DHCPサーバ部2がDHCPサーバ機能を停止した後に、情報処理装置6との接続(リンク)を切断させ、その後、情報処理装置6と再度リンクさせる。すると、情報処理装置6は、自身のIPアドレスを決めるために、通信装置1にDHCPディスカバーを送る。このとき、通信装置1のDHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を停止しているので、制御部4は、図示しない有線送受信部を介して情報処理装置6からDHCPディスカバーを受け、図示しない無線送受信部を介してこのDHCPディスカバーを無線アクセスポイント7に送信する。そして、この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを無線アクセスポイント7から無線送受信部を介して受け、このDHCPオファーを情報処理装置6に有線送受信部を介して送る。これは通信装置1のブリッジ機能である。そして、情報処理装置6はDHCPオファーを受け、DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。これにより、以後、通信装置1は情報処理装置6と無線アクセスポイント7との間のブリッジ機能を実行する。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る通信装置の動作を図7及び図8を参照して詳細に説明する。
図7は、本発明の第4の実施の形態の通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後の動作の一例を示すフローチャートである。
図8は、図6で示すIPアドレス補正部がIPアドレス自動補正機能によりIPアドレスを決定する動作の一例を示すフローチャートである。
図7のステップS1では、通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、DHCPサーバ部2は、無線LAN8上でのIPアドレスを決めるために、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信する。
図7のステップS2では、DHCPサーバ部2は、ステップS1で送信したDHCPディスカバーに対応したDHCPオファーの受信を予め定めた期間(例えば、20秒。20秒にこだわることなくこの時間はシステムにより適宜変更して良い。)調べる。このDHCPオファーは、DHCPサーバ10から無線アクセスポイント7を介して受信したものである。DHCPオファーの受信がなかった場合には、ステップS3進む。DHCPオファーの受信があった場合には、ステップS4へ進む。
図7のステップS3では、IPアドレス補正部12は、DHCPサーバ10からの応答がないので、異常が発生したとして、例えば、IPアドレスを例えば、(192.168.0.240)に決定し、終了する。IPアドレス(192.168.0.240)は、通信装置1が初期状態のとき、若しくはどのローカルエリアネットワークにも属さない時に設定するアドレスである。
図7のステップS4では、IPアドレス補正部12が、IPアドレス自動補正機能により図5のフローチャートに基づいてIPアドレスを決定する。
図7のステップS5では、DHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を停止する。
図7のステップS6では、制御部4は、情報処理装置6との接続(リンク)を切断させ、その後、情報処理装置6と再度リンクさせる。すなわち、制御部4は、データを電気信号に変換して送受信する層である物理層への電源供給を止めることにより、情報処理装置6との接続(リンク)を切断する。そして、制御部4は、物理層への電源供給を再開することにより、情報処理装置6との接続(リンク)を再開させる。
図7のステップS7では、情報処理装置6は、通信装置1との接続(リンク)を再開し、自身のIPアドレスを決めるために、通信装置1にDHCPディスカバーを送る。
図7のステップS8では、制御部4は、図示しない有線送受信部を介して情報処理装置6からDHCPディスカバーを受ける。しかし、DHCPサーバ部2は、DHCPサーバ機能を停止しているので、図示しない無線送受信部を介してこのDHCPディスカバーを無線アクセスポイント7に送信する(通信装置1のブリッジ機能)。
図7のステップS9では、制御部4は、ステップS8で送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを無線アクセスポイント7から無線送受信部を介して受ける。そして、このDHCPオファーを情報処理装置6に有線送受信部を介して送る(通信装置1のブリッジ機能)。
図7のステップS10では、情報処理装置6はDHCPオファーを受け、DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の無線LAN8上でのIPアドレスに決定する。
次に、図7のステップS4の動作、すなわち、IPアドレス補正部12がIPアドレス自動補正機能により通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスを決定する動作を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
図8のステップS1では、IPアドレス補正部12は、DHCPサーバ部2が無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信した際に自身の通信装置1のIPアドレスを未確定(0.0.0.0)に設定する。
図8のステップS2では、IPアドレス補正部12は、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレス(すなわち、無線アクセスポイント7に接続されたDHCPサーバ10のIPアドレス)を参照する。そして、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレス(例えば、XX.YY.ZZ.240(XX.YY.ZZが同じ))を作成する。
図8のステップS3では、IPアドレス補正部12は、この第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。
図8のステップS4では、IPアドレス補正部12は、無線アクセスポイント7から送られてくるARPリクエストのパケットの受信を予め定めた期間(例えば、10秒。10秒にこだわることなくこの時間はシステムにより適宜変更して良い。)調べる。このARPリクエストのパケットには第1のIPアドレスが設定されている。調べた結果、ARPリクエストの受信があった場合(すなわち、他の通信装置(不図示)からこのARPリクエストのパケット受けた場合)には、自身の通信装置1と同時に無線アクセスポイント7に接続する動作を行なっている自身の通信装置1と同様の他の通信装置がいると判断しステップS5へ進む。また、調べた結果ARPリクエストの受信がなかった場合には、自身の通信装置1と同時に無線アクセスポイント7に接続する動作を行なっている自身の通信装置1と同様の他の通信装置はいないと判断しステップS7へ進む。
図8のステップS5では、IPアドレス補正部12は、この受信したARPリクエストのパケットからこのパケットの送信元(すなわち、他の通信装置)のMACアドレスを抽出し、この抽出したMACアドレスと自身の通信装置1のMACアドレスとを所定のルールに基づいて順番決めを行なう。所定のルールとは、例えば、6つの16進数で表現されるMACアドレスの有する、この6つの16進数を足し合わせ、小さい順にMACアドレスの順番を決めることである。
図8のステップS6では、IPアドレス補正部12は、この順番に応じた数を第1のIPアドレスに加算して新たな第1のIPアドレスを作成し、ステップS3へ進む。
図8のステップS7では、IPアドレス補正部12は、送信したARPリクエストに対応したARPリプライの受信を、ARPリクエストを送信してから予め定めた期間(例えば、20秒。20秒にこだわることなくこの時間はシステムにより適宜変更して良い。)調べる。ARPリプライの受信がなかった場合には、ステップS8へ進む。ARPリプライの受信があった場合には、ステップS9へ進む。
図8のステップS8では、IPアドレス補正部12は、ステップS3でARPリクエストに設定した第1のIPアドレスは、ネットワーク装置に使用されていないと判断する。そして、この第1のIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定し終了する。
図8のステップS9では、IPアドレス補正部12は、ステップS3でARPリクエストに設定した第1のIPアドレスは、ネットワーク装置に使用されていると判断する。
そして、この第1のIPアドレスに、例えば1を加えて新たな第1のIPアドレスを作成し、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。そして、ステップS7へ進む。
このように、本発明の第4の実施の形態によれば、DHCPサーバ部2により、自身の通信装置1が無線アクセスポイント7に接続された後に、無線アクセスポイント7にDHCPディスカバーをブロードキャストし、DHCPサーバ10からDHCPオファーを受信する。
IPアドレス補正部12は、DHCPディスカバーをブロードキャストにより送信した際に自身の通信装置1のIPアドレスを未確定に設定する。そして、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントの第1のIPアドレスを作成する。そして、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイント7に送信する。そして、この送信した第1のIPアドレスが設定されているARPリクエストのパケットを無線アクセスポイント7から受けた場合、自身の通信装置1と同時に無線アクセスポイント7に接続する動作を行なっている他の通信装置がいると判断する。そして、この受けたARPリクエストのパケットから送信元(他の通信装置)のMACアドレスを抽出する。そして、この抽出したMACアドレスと自身の通信装置1のMACアドレスとの順番に応じた数を第1のIPアドレスに加算して新たな第1のIPアドレスを作成し、このIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより送信する。そして、IPアドレス補正部12は、ARPリクエストをブロードキャストした後に、このARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、この第1のIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。
すなわち、本発明の第4の実施の形態によれば、IPアドレス補正部12により、DHCPディスカバーをブロードキャストにより送信した際に自身の通信装置1のIPアドレスを未確定に設定する。そして、DHCPサーバ部2が受信したDHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスと同じセグメントの第1のIPアドレスを作成しこの作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより送信する。そして、この送信した第1のIPアドレスが設定されているARPリクエストのパケットを無線アクセスポイント7から受けた場合、自身の通信装置1と同時に無線アクセスポイント7に接続する動作を行なっている他の通信装置がいると判断する。そして、無線アクセスポイント7から受けたARPリクエストのパケットから送信元(他の通信装置)のMACアドレスを抽出し、このMACアドレスを参照して、他の通信装置と異なる第1のIPアドレスを作成する。そして、この作成した第1のIPアドレスがネットワークで使用されていないときに、この第1のIPアドレスを自身の通信装置1の無線LAN8上でのIPアドレスと決定する。
このため、本発明の第4の実施の形態によれば、本発明の第1の実施の形態により得られた効果、及び本発明の第3の実施の形態により得られた効果に加えて、次の効果がある。すなわち、本発明の第4の実施の形態によれば、IPアドレス補正部により、自身の通信装置と同時に無線アクセスポイントに接続する動作を行なっている他の通信装置がいるか否かを判断する。そして、無線アクセスポイントに接続する動作を行なっている他の通信装置がいると判断したときには、他の通信装置のMACアドレスを参照して、他の通信装置と異なる第1のIPアドレスを作成する。そして、この作成した第1のIPアドレスがネットワークで使用されていないときに、この第1のIPアドレスを自身の通信装置の無線LAN上でのIPアドレスと決定する。このため、他の通信装置が自身の通信装置と同時に無線アクセスポイントに接続する動作を行なっていても、他の通信装置と異なるIPアドレスを作成し、このIPアドレスを自身の通信装置の無線LAN上でのIPアドレスと決定することができる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
イーサネットのデータと無線LAN(Local Area Network)のデータとを互いに変換するブリッジ機能を有し、イーサネット接続に対応している情報処理装置に接続されこの情報処理装置を無線アクセスポイントに接続する通信装置であって、
前記情報処理装置からDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)ディスカバーを受信し、この受信に応じてIP(Internet Protocol)アドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記情報処理装置に送信するDHCPサーバ部と、
記憶部と、
前記無線アクセスポイントに接続するための設定情報を前記DHCPサーバ部が送信した前記DHCPオファーに含まれる前記IPアドレスを有する前記情報処理装置から受け、この設定情報を前記記憶部に格納する設定部と、
前記記憶部に格納された前記設定情報を用いて前記無線アクセスポイントとの接続を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする通信装置。
(付記2)
IPアドレス補正部を更に備え、
前記DHCPサーバ部は、前記制御部により自身の通信装置が前記無線アクセスポイントに接続された後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
前記IPアドレス補正部は、前記DHCPサーバ部が受信した前記DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記3)
IPアドレス補正部を更に備え、
前記DHCPサーバ部は、前記制御部により自身の通信装置が前記無線アクセスポイントに接続された後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
前記IPアドレス補正部は、前記DHCPサーバ部が受信した前記DHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成し、この作成した第1のIPアドレスをARP(Address Resolition Protocol)リクエストに設定してブロードキャストにより前記無線アクセスポイントに送信し、前記無線アクセスポイントから前記ARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、前記第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記4)
IPアドレス補正部を更に備え、
前記DHCPサーバ部は、前記制御部により自身の通信装置が前記無線アクセスポイントに接続された後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
前記IPアドレス補正部は、前記DHCPサーバ部が前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信した際に自身の通信装置のIPアドレスを未確定に設定し、前記DHCPサーバ部が受信した前記DHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成し、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイントに送信し、この送信した前記第1のIPアドレスが設定されているARPリクエストのパケットを前記無線アクセスポイントから受けた場合、この受けた前記パケットからこのパケットの送信元のMACアドレス(Media Access Control Address)を抽出し、この抽出したMACアドレスと自身の通信装置のMACアドレスとを所定のルールに基づいて順番決めし、この順番に応じた数を前記第1のIPアドレスに加算して新たな第1のIPアドレスを作成し、ARPリクエストにこの新たな前記第1のIPアドレスを設定してブロードキャストにより送信し、前記無線アクセスポイントから前記ARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、この新たな第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記1記載の通信装置。
(付記5)
前記IPアドレス補正部は、
前記無線アクセスポイントから前記ARPリプライを受信した場合、前記無線アクセスポイントから前記ARPリプライを受信しなくなるまで、この受信した前記ARPリプライに対応する前記第1のIPアドレスに、例えば1を加えた新たな第1のIPアドレスをARPリクエストに設定して前記無線アクセスポイントにブロードキャストにより送信し、この送信した前記ARPリクエストに対応するARPリプライを前記無線アクセスポイントから受信しない場合、新たな前記第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記3又は4記載の通信装置。
(付記6)
前記DHCPサーバ部は、前記IPアドレス補正部が自身の通信装置のIPアドレスを決めた後に、DHCPサーバ機能を停止し、
前記制御部は、前記DHCPサーバ部がDHCPサーバ機能を停止した後に、前記情報処理装置との接続を切断させ、その後、前記情報処理装置と再度接続させ、前記情報処理装置からDHCPディスカバーを受けて、このDHCPディスカバーを無線アクセスポイントに送信させ、この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを前記無線アクセスポイントから受け、このDHCPオファーを前記情報処理装置に送信させる制御をする、
ことを特徴とする付記5記載の通信装置。
(付記7)
付記1、2、3、4、又は5記載の前記通信装置と、
前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信に応じて前記通信装置が割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記通信装置から受け、前記DHCPオファーにより指定された前記通信装置が割り振った前記IPアドレスを自身の情報処理装置に設定し、ユーザの操作に基づいて入力された前記設定情報をDHCPオファーに含まれる送信元のIPアドレスを有する前記通信装置に例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルで送信する前記情報処理装置と、
を備えたことを特徴とする通信システム。
(付記8)
付記6記載の前記通信装置と、
前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信に応じて前記通信装置が割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記通信装置から受け、前記DHCPオファーにより指定された前記通信装置が割り振った前記IPアドレスを自身の情報処理装
置に設定し、ユーザの操作に基づいて入力された前記設定情報をDHCPオファーに含まれる送信元のIPアドレスを有する前記通信装置に例えばTCP/IPプロトコルで送信し、前記通信装置との接続が切断され前記通信装置に再度リンクした後に、前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを前記通信装置から受け、このDHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の情報処理装置に設定する前記情報処理装置と、
を備えたことを特徴とする通信システム。
(付記9)
イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有し、イーサネット接続に対応している情報処理装置に接続されこの情報処理装置を無線アクセスポイントに接続する通信装置の無線アクセスポイント接続方法であって、
前記情報処理装置からDHCPディスカバーを受信し、この受信に応じてIPアドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記情報処理装置に送信し、
前記無線アクセスポイントに接続するための設定情報を前記送信した前記DHCPオファーに含まれる割り振られた前記IPアドレスを有する前記情報処理装置から受け、
この受けた前記設定情報を用いて前記無線アクセスポイントと接続する、
ことを特徴とする無線アクセスポイント接続方法。
(付記10)
前記無線アクセスポイントと接続した後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、
前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
この受信した前記DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記9記載の無線アクセスポイント接続方法。
(付記11)
前記無線アクセスポイントと接続した後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、
前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
この受信した前記DHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成し、
この作成した前記第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより前記無線アクセスポイントに送信し、
前記無線アクセスポイントから前記ARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、前記第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記9記載の無線アクセスポイント接続方法。
(付記12)
前記無線アクセスポイントと接続した後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、送信した際に自身の通信装置のIPアドレスを未確定に設定し、
前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
この受信した前記DHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成し、
この作成した前記第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイントに送信し、
この送信した前記第1のIPアドレスが設定されているARPリクエストのパケットを前記無線アクセスポイントから受けた場合、この受けた前記パケットからこのパケットの送信元のMACアドレスを抽出し、
この抽出したMACアドレスと自身の通信装置のMACアドレスとを所定のルールに基づいて順番決めし、
この順番に応じた数を前記第1のIPアドレスに加算して新たな第1のIPアドレスを作成し、
ARPリクエストにこの新たな前記第1のIPアドレスを設定してブロードキャストにより送信し、
前記無線アクセスポイントから前記ARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、この新たな第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記9記載の無線アクセスポイント接続方法。
(付記13)
前記無線アクセスポイントから前記ARPリプライを受信した場合、前記無線アクセスポイントから前記ARPリプライを受信しなくなるまで、この受信した前記ARPリプライに対応する前記第1のIPアドレスに例えば1を加えた新たな第1のIPアドレスをARPリクエストに設定して前記無線アクセスポイントにブロードキャストにより送信し、この送信した前記ARPリクエストに対応するARPリプライを前記無線アクセスポイントから受信しない場合、前記新たな第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
ことを特徴とする付記9記載の無線アクセスポイント接続方法。
(付記14)
DHCPサーバ機能を停止し、DHCPサーバ機能を停止した後に、前記情報処理装置との接続を切断して前記情報処理装置と再度接続させ、
前記情報処理装置からDHCPディスカバーを受けて、このDHCPディスカバーを無線アクセスポイントに送信し、
この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを前記無線アクセスポイントから受け、このDHCPオファーを前記情報処理装置に送信する、
ことを特徴とする付記13記載の無線アクセスポイント接続方法。
1 通信装置
2 DHCPサーバ部
3 設定部
4 制御部
5 記憶部
6 情報処理装置
7 無線アクセスポイント
8 無線LAN
9 IPアドレス補正部
10 DHCPサーバ
11 IPアドレス補正部
12 IPアドレス補正部

Claims (8)

  1. イーサネット(登録商標)のデータと無線LAN(Local Area Network)のデータとを互いに変換するブリッジ機能を有し、イーサネット接続に対応している情報処理装置に接続されこの情報処理装置を無線アクセスポイントに接続する通信装置であって、
    前記情報処理装置からDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)ディスカバーを受信し、この受信に応じてIP(Internet Protocol)アドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記情報処理装置に送信するDHCPサーバ部と、
    記憶部と、
    前記通信装置を前記無線アクセスポイントに接続させるための設定情報を前記DHCPサーバ部が送信した前記DHCPオファーに含まれる前記IPアドレスを有する前記情報処理装置から受け、この設定情報を前記記憶部に格納する設定部と、
    前記記憶部に格納された前記設定情報を用いて前記無線アクセスポイントとの接続を制
    御する制御部と、
    IPアドレス補正部と、を備え、
    前記DHCPサーバ部は、前記制御部により自身の通信装置が前記無線アクセスポイントに接続された後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
    前記IPアドレス補正部は、前記DHCPサーバ部が受信した前記DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
    ことを特徴とする通信装置
  2. 記IPアドレス補正部は前記指定されたIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する代わりに、前記DHCPサーバ部が受信した前記DHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成し、この作成した第1のIPアドレスをARP(Address Resolition Protocol)リクエストに設定してブロードキャストにより前記無線アクセスポイントに送信し、前記無線アクセスポイントから前記ARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、前記第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 記IPアドレス補正部は、前記DHCPサーバ部が前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信した際に自身の通信装置のIPアドレスを未確定に設定し、前記DHCPサーバ部が受信した前記DHCPオファーに含まれるこのDHCPオファーの送信元のIPアドレスを参照し、この送信元IPアドレスと同じセグメントになるように第1のIPアドレスを作成し、この作成した第1のIPアドレスをARPリクエストに設定してブロードキャストにより無線アクセスポイントに送信し、この送信した前記第1のIPアドレスが設定されているARPリクエストのパケットを前記無線アクセスポイントから受けた場合、この受けた前記パケットからこのパケットの送信元のMACアドレス(Media Access Control Address)を抽出し、この抽出したMACアドレスと自身の通信装置のMACアドレスとを所定のルールに基づいて順番決めし、この順番に応じた数を前記第1のIPアドレスに加算して新たな第1のIPアドレスを作成し、ARPリクエストにこの新たな前記第1のIPアドレスを設定してブロードキャストにより送信し、前記無線アクセスポイントから前記ARPリクエストに対応するARPリプライを受信しない場合、この新たな第1のIPアドレスを
    自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
    ことを特徴とする請求項記載の通信装置。
  4. 前記IPアドレス補正部は、
    前記無線アクセスポイントから前記ARPリプライを受信した場合、前記無線アクセスポイントから前記ARPリプライを受信しなくなるまで、この受信した前記ARPリプライに対応する前記第1のIPアドレスに、例えば1を加えた新たな第1のIPアドレスをARPリクエストに設定して前記無線アクセスポイントにブロードキャストにより送信し、この送信した前記ARPリクエストに対応するARPリプライを前記無線アクセスポイントから受信しない場合、新たな前記第1のIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の通信装置。
  5. 前記DHCPサーバ部は、前記IPアドレス補正部が自身の通信装置のIPアドレスを
    決めた後に、DHCPサーバ機能を停止し、
    前記制御部は、前記DHCPサーバ部がDHCPサーバ機能を停止した後に、前記情報
    処理装置との接続を切断させ、その後、前記情報処理装置と再度接続させ、前記情報処理
    装置からDHCPディスカバーを受けて、このDHCPディスカバーを無線アクセスポイ
    ントに送信させ、この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを前記
    無線アクセスポイントから受け、このDHCPオファーを前記情報処理装置に送信させる
    制御をする、
    ことを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の通信装置。
  6. 請求項1、2、3、又は4記載の前記通信装置と、
    前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信に応じて前記通信装置が割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記通信装置から受け、前記DHCPオファーにより指定された前記通信装置が割り振った前記IPアドレスを自身の情報処理装置に設定し、ユーザの操作に基づいて入力された前記設定情報をDHCPオファーに含まれる送信元のIPアドレスを有する前記通信装置に例えばTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルで送信する前記情報処理装置と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  7. 請求項記載の前記通信装置と、
    前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信に応じて前記通信装置が割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記通信装置から受け、前記DHCPオファーにより指定された前記通信装置が割り振った前記IPアドレスを自身の情報処理装置に設定し、ユーザの操作に基づいて入力された前記設定情報をDHCPオファーに含まれる送信元のIPアドレスを有する前記通信装置に例えばTCP/IPプロトコルで送信し、前記通信装置との接続が切断され前記通信装置に再度リンクした後に、前記通信装置にDHCPディスカバーを送信し、この送信したDHCPディスカバーに対応するDHCPオファーを前記通信装置から受け、このDHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の情報処理装置に設定する前記情報処理装置と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  8. イーサネットのデータと無線LANのデータとを互いに変換するブリッジ機能を有し、イーサネット接続に対応している情報処理装置に接続されこの情報処理装置を無線アクセスポイントに接続する通信装置の無線アクセスポイント接続方法であって、
    前記情報処理装置からDHCPディスカバーを受信し、この受信に応じてIPアドレスを割り振り、この割り振ったIPアドレスを含んだDHCPオファーを前記情報処理装置に送信し、
    前記通信装置を前記無線アクセスポイントに接続させるための設定情報を前記送信した前記DHCPオファーに含まれる割り振られた前記IPアドレスを有する前記情報処理装置から受け、
    この受けた前記設定情報を用いて前記無線アクセスポイントと接続し、
    前記無線アクセスポイントと接続した後に、前記無線アクセスポイントにDHCPディスカバーをブロードキャストにより送信し、
    前記無線アクセスポイントから前記DHCPディスカバーに対応したDHCPオファーを受信し、
    この受信した前記DHCPオファーにより指定されたIPアドレスを自身の通信装置のIPアドレスと決定する、
    ことを特徴とする無線アクセスポイント接続方法。
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