JP5559218B2 - 通信装置、通信方法、およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して通信を行う通信装置、通信方法、およびプログラムに関する。
近年、常時接続が可能で、かつ様々なコンテンツをストレスなく利用できるワイヤレスブロードバンド、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)網やLTE(Long Term Evolution)網の普及が本格化している。WiMAX網やLTE網に簡易的に接続可能とする為に、ゲートウェイアダプター装置(レイヤ2で処理)やルータ装置(レイヤ3で処理)などが加入者側端末機器として必要となってきている。
特許文献1には、1台の無線アクセスポイントを介して、加入者側の端末と、WiMAX網との間で通信を行うことが記載されている。より具体的には、無線アクセスポイントは、グローバルIP(Internet Protocol)アドレスをプライベートIPアドレスに変更して、両者の対応付けを記憶して、ルーティングを行うことが記載されている。
特開2011−130175号公報
上述したように、WiMAX網やLTE網のような高速無線通信網が普及してきているものの、一般的に、無線通信に用いるリソースには限りがあり、FTTH(Fiber To The Home)のような有線の高速通信網と比較すると、回線速度は低く、回線容量は少なくなっている。
よって、特許文献1に記載されたように、1台の無線アクセスポイント、モバイルルータ、あるいはUSB(Universal Serial Bus)ドングル等の無線通信が可能になる通信機器を用いた通信方法では、常に高速で通信を行うことが出来るという保証はない。また、回線が輻輳しているとき等、回線の状況によっては、伝送速度の実測値は、理論上の最大値を大幅に下回ってしまう場合もある。
本発明の目的は、上述した課題を解決することが可能な、通信装置、通信システム、通信方法、および通信プログラムを提供することにある。
本発明による通信装置は、ネットワークと、他の通信装置との通信を中継する通信装置であって、前記ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末と接続し、前記複数のデータ通信端末と通信を行う送受信部と、前記送受信部から受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換する識別子変換部と、前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う転送部と、を備えることを特徴とする。
本発明による通信方法は、ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末からデータを受信し、前記ネットワークから受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換し、前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行うことを特徴とする。
本発明によるプログラムは、ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末からデータを受信する処理と、前記ネットワークから受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換する処理と、前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、無線通信を行う際の伝送速度を向上させることが可能となる。
本発明による実施形態1の構成を示す図である。 本発明による実施形態1の動作を示す図である。 本発明による実施形態2の構成を示す図である。 本発明による実施形態2の構成を示す図である。 本発明による実施形態2の動作を示す図である。 本発明による実施形態2の動作を示す図である。 本発明による実施形態2の動作を示す図である。 本発明による実施形態2の記憶部114の構成例を示す図である。 本発明による実施形態2の記憶部115の構成例を示す図である。 本発明による実施形態2の動作を示す図である。 本発明による実施形態2の動作を示す図である。 本発明による実施形態2の動作を示す図である。 本発明による実施形態2のDHCPメッセージフォーマットを示す図である。 本発明による実施形態2のDHCPメッセージフォーマットを示す図である。 本発明による実施形態2の変形例の構成を示す図である。 本発明による実施形態3の構成を示す図である。
以下、本発明による実施形態について、図面を参照して説明する。
[実施形態1]
まず、本発明の実施形態1について、図1および図2を参照して説明する。
[構成]
図1は、実施形態1による通信システムの構成例を示している。図1によれば、実施形態1の通信システムは、通信装置1000、ネットワーク1100、通信装置1200、データ通信端末1301、データ通信端末1302を含む。ネットワーク1100は、通信装置1000を介して通信装置1200との間で通信を行う。
通信装置1000は、送受信部1001、識別子変換部1002、転送部1003を含む。さらに、通信装置1000は、データ通信端末1301、1302と接続している。
データ通信端末1301、1302は、ネットワーク1100との間でデータを送受信することができる端末である。データ通信端末1301、1302には、同じ第1の識別子が設定されており、この第1の識別子に基づいて通信が行われる。なお、図2の例では、データ通信端末は2つ設けられているが、2つ以上設けられていても良い。
[動作]
図2のフローチャートを用いて実施形態1の動作について説明する。以下では、例として、通信装置1000がネットワーク1100から、データ通信端末1301を介してデータを受信し、通信装置1200に転送するまでの動作を説明する。
まず、送受信部1001は、データ通信端末1301、1302を介して、ネットワーク1100からデータを受信し、識別子変換部1002に転送する(S1001)。識別子変換部1002は、データを受信すると、第1の識別子を、第2の識別子に変換する(S1002)。この第2の識別子は、データ通信端末ごとに異なる識別子である。
次に、転送部1003は、S1002で変換した第2の識別子に基づいて、通信装置1200との通信を行う(S1003)。上述の例では、転送部1003は、変換後の第2の識別子に基づいて、通信装置1200に対してデータを転送する。
[効果]
以上説明した通り、実施形態1の通信装置は、複数のデータ通信端末に設定された第1の識別子を、データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換して、他の通信装置との通信を行っている。従って、通信装置は、データ通信端末を介してデータを受信した場合、どのデータ通信端末からデータを受信したかを識別することが出来るので、複数のデータ通信端末を同時に用いてネットワークとの間で通信を行うことが可能となる。
よって、実施形態1の通信装置によれば、複数のデータ通信端末を用いて通信を行うことで、無線通信を行う際の伝送速度を向上させることが可能となる。
[実施形態2]
次に、本発明による実施形態2について説明する。
[概要]
図3は、実施形態2による通信システムの構成例を示した図である。図3によれば、実施形態2の通信システムは、ローカルネットワーク100、WiMAX網200、ネットワーク300の3つのネットワークから構成される。ローカルネットワーク100は、例えば、WiMAX通信事業者が提供するサービスに加入している加入者宅内のLAN(Local Area Network)である。WiMAX網200は、WiMAX通信事業者が有する通信網である。なお、実施形態2では、WiMAXを例に挙げて説明するが、LTE等の他の通信規格であっても良い。ネットワーク300は、インターネットのようなネットワークであり、ユーザは、ローカルネットワーク100とWiMAX網200を介してネットワーク300に接続する。
実施形態2では、WiMAX網200等の、通信事業者が運用するネットワークから、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)等のプロトコルにより、データ通信端末121、122、123、124に対してIPアドレスが割り当てられることを前提としている。
現状、WiMAXでは、WAN(Wide Area Network)上でDHCPによるIPアドレス配布の運用を実施する場合、IPアドレスのサブネットマスクを”/32”として配布する。これは、世界的に枯渇状態になってきているIPv4アドレス(グローバルアドレス)の消費を最小限に抑えるために行われている。
実施形態2によるゲートウェイルータ110では、DHCPによって各データ通信端末に割り与えられるサブネット長”/32”を、データ通信端末ごとに別の値、例えば”/16”や”/17”等に変換する。さらに、ゲートウェイルータ110は、変換後のサブネット長を用いてデータ通信端末の識別を行う。上記の動作を行うことで、実施形態2のゲートウェイルータ110によれば、複数のデータ通信端末を用いてWiMAX網200との通信を行うことが可能となる。
[構成]
実施形態2の通信システムの構成例について、図3を参照して説明する。
ローカルネットワーク100は、ゲートウェイルータ110、データ通信端末121、データ通信端末122、データ通信端末123、データ通信端末124、宅内端末131、宅内端末132、宅内端末133を含む。宅内端末131、132、133は、ローカルネットワーク100のユーザの端末であり、加入者端末とも呼ばれる。宅内端末は、ゲートウェイルータ110と、各データ通信端末を介して、WiMAX網200、ネットワーク300に対する通信を行う。宅内端末の例としては、例えば、PC(Personal Computer)、POS(Point of Sale)レジ等のユーザが操作する端末が挙げられる。さらに、宅内端末としては、WiMAX網を介して受信したデータを表示する、デジタルサイネージに対応した機器を用いても良い。ゲートウェイルータ110は、データ通信端末と宅内端末間の通信を中継する。このゲートウェイルータ110に関しては、後に詳しく説明する。データ通信端末121、122、123、124は、WiMAX網との間で通信を行うことが出来る端末である。データ通信端末の例としては、例えば、無線アクセスポイント、モバイルルータ、USBドングル等が挙げられる。以下では、データ通信端末として、ゲートウェイルータ110にUSBポートを介して接続するUSBドングルを例に挙げて説明する。なお、図3の例では、データ通信端末は4個設けられているが、複数であれば何個設けられていても良い。
WiMAX網200は、基地局210、制御装置220、DHCPサーバ230、認証サーバ240を含む。基地局210は、一般的な基地局であり、WiMAX網200とデータ通信端末121、122、123、124や、その他の図示していない無線通信端末との間の通信を中継する。制御装置220は、一般的なWiMAX網200等の無線通信網内で用いられる制御装置であり、基地局210とネットワーク300との間の通信を制御する。DHCPサーバは、WiMAX網200に接続する宅内端末に付与するIPアドレスをDHCPによって配布するサーバである。認証サーバ240は、ある端末が、WiMAX網200への接続を要求してきた場合に、端末の認証を行う。
次に、ゲートウェイルータ110の構成について、詳細に説明する。図4は、ゲートウェイルータ110の構成例を示した図である。図4によれば、ゲートウェイルータ110は、端末識別処理部111、DHCP変換処理部112、ルーティング処理部113、記憶部114、記憶部115を含む。なお、ここでは、ゲートウェイルータ110の各構成要素の概要について説明し、詳細な動作については後述する。
端末識別処理部111は、データ通信端末121、122、123、124と接続している。端末識別処理部111は、基地局210からデータを受信する場合(下り通信)には、どのデータ通信端末を介してデータを受信したかを識別する。また、端末識別処理部111は、基地局210に対してデータを送る場合(上り通信)には、どのデータ通信端末を介してデータを送信するかを識別する。
DHCP変換処理部112は、WiMAX網200からデータ通信端末121、122、123、124に対して割り当てられるIPアドレスを、宅内端末131、132、133に割り当てるアドレスに変換する。
ルーティング処理部113は、データ通信端末121、122、123、124と、宅内端末131、132、133との間で通信が行われるデータのルーティングを行う。具体的に、ルーティング処理部113は、WiMAX網200から各データ通信端末に配布されたIPアドレスと、DHCP変換処理部112において変換した、各データ通信端末の変換後のアドレスとを用いて、ルーティングを行う。
記憶部114は、データ通信端末のIPアドレスと、データ通信端末それぞれの端末識別番号とを対応付けて記憶する。
記憶部115は、データ通信端末それぞれの端末識別番号と、DHCP変換処理部112で変換した後のアドレスとを対応付けて記憶する。
[動作]
以降、実施形態2の動作について、図面を参照して説明する。
まず、図5を参照して、WiMAX網における一般的なDHCP接続シーケンスの説明を行う。なお、図5では、説明を簡単にするために、ルーティング処理部113とDHCPサーバ230との間のシーケンスを示している。最初にWiMAX加入者が宅内端末131を介してWiMAX網200への接続を試みようとした場合、宅内端末131は、DHCPサーバ230に対して、ゲートウェイルータ110を介して、DHCP Discoverメッセージをブロードキャストで送出する。
次に、ブロードキャストでDHCP Discoverメッセージパケットを受信したDHCPサーバ230は、ゲートウェイルータ110に対して割り当て可能なIPアドレスを含めたDHCP Offerメッセージを返信する。
ゲートウェイルータ110では、DHCP Offerを複数受信した場合には、複数のDHCP Offerから1個を選択する。通常、ゲートウェイルータ110は、最も先に受信したDHCP Offerを選択する。
ルーティング処理部113は、このDHCP Offerに含まれるユーザIPアドレスを取り出し、DHCP Requestのベンダー情報部にコピーした後、ブロードキャストでDHCP Requestメッセージを送信する。
DHCP Requestメッセージを受信したDHCPサーバ230は、DHCPサーバ230自身が送出したIPアドレスが返送されたことを確認して、自身が選択されたことを認識する。DHCPサーバ230は、DHCPサーバ230が選択されて良ければDHCP PACKパケットをゲートウェイルータ110に返信する。DHCPサーバ230は、DHCPサーバ230が選択されて良くない場合には、DHCP NACKパケットをゲートウェイルータ110に返信する。
PACKパケットを正常に受信したゲートウェイルータ110は、DHCP Offerで指定されたIPアドレスを自分のIPアドレスとして保存し、以降はこのIPアドレスでIP通信を行うように設定する。ゲートウェイルータ110は、DHCP NACKパケットが返信された時は、再度DHCP Discoverメッセージパケットの送信からやり直す。
一般的に、WiMAX網200においては、加入者へのDHCPアドレスの配布に図5のシーケンスを利用しており、グローバルIPアドレスはサブネット”/32”で配布される。よって、ゲートウェイルータ110には、サブネット”/32”を持ったIPアドレスがDHCP Offerメッセージとして到達する。
実施形態2では、ゲートウェイルータ110とWiMAX網200の間で、サブネットの変換を行い、各データ通信端末の識別を行う。
より具体的には、DHCP変換処理部112は、DHCP Offer、DHCP PACK、DHCP NACK、のいずれかのメッセージを受信した場合に、各データ通信端末に割り当てられたIPアドレスのサブネットを変換する。図6は、DHCP変換処理部112が、DHCPサーバ230からサブネットが”/32”のDHCP Offer、DHCP PACK、DHCP NACKを受信した場合に、サブネットを”/16”に変換する例を示している。
図7は、実施形態2によるWiMAX網200とゲートウェイルータ110との間で行われるDHCP接続シーケンスを示している。なお、図6と同様の動作に関しては、説明は省略する。
まず、WiMAX加入者が、宅内端末131を介してWiMAX網200への接続を行おうとする場合、図6と同様に、DHCP DiscoverメッセージがDHCPサーバ230にブロードキャストで送信される。
次に、DHCP Discoverを受信したDHCPサーバ230は、ゲートウェイルータ110に対して、割り当て可能なIPアドレスを含めたDHCP Offerメッセージを返信する。この時、DHCP Offerメッセージにはサブネット”/32”が含まれているとする。
DHCP Offerを受信した端末識別処理部111は、DHCP Offerを受信したデータ通信端末が、データ通信端末121、122、123、124のうちのいずれであるか、を識別する(S101)。S101の後、端末識別処理部111は、図8に示すように、WiMAX網200から配布されたデータ通信端末のIPアドレスと、端末識別番号とを対応付けて記憶部114に記憶しておく。記憶部114に記憶する端末識別番号としては、各データ通信端末を一意に識別できるものであれば、どのようなものを用いても良い。
次に、DHCP変換処理部112は、受信したDHCP Offerに含まれるIPアドレスに対して、サブネットの変換を行う(S102)。具体的には、DHCP変換処理部112は、受信したIPアドレスのサブネット長を”/32”以外の値に変換する。図6の例では、変換後のサブネット長を”/16”としているが、変換するサブネット長は”/16”以外でも良い。DHCP変換処理部112は、サブネット変換後のアドレスを、端末識別番号と対応付けて記憶部115に記憶する。続いて、DHCP変換処理部112は、ルーティング処理部113に、サブネット”/32”以外のサブネット長を持った、変換後のIPアドレスを通知する。
ルーティング処理部113は、サブネット長変換後のIPアドレスを含むDHCP Offerを選択する。DHCP Offerが複数ある場合には、いずれか1つを選択する。さらに、このDHCP Offerに含まれるユーザIPアドレスを取り出し、DHCP Requestのベンダー情報部にコピーした後、ブロードキャストでDHCP Requestメッセージを、DHCPサーバ230に対して送信する。
DHCP Requestメッセージを受信したDHCPサーバ230は、DHCPサーバ230自身が送出したIPアドレスが返送された事を確認して、自分が選択されたことを認識する。DHCPサーバ230が選択されて良ければ、DHCP PACKパケットを返信する。DHCPサーバ230が選択されて問題があるならば、DHCP NACKパケットを返信する。
DHCP PACK、あるいはDHCP NACKの受信時にも、DHCP Offerの受信時と同じように、端末識別処理部111は、DHCP PACKまたはDHCP NACKを受信したデータ通信端末がいずれであるかを識別する(S103)。
続いて、S102と同様に、DHCP変換処理部112は、DHCP PACKまたはDHCP NACKに含まれるIPアドレスに対して、サブネットの変換を行う(S104)。
ルーティング処理部113は、DHCP PACKを受信した場合、DHCP Offerで指定されたIPアドレスを、自身のIPアドレスとして記憶し、以降はこのIPアドレスを用いて通信を行う。
ルーティング処理部113は、DHCP NACKを受信した場合でも、DHCP PACKと同様、DHCP NACKに含まれるIPアドレスのサブネットを変換し、ルーティング処理部113に送出する。DHCP NACKを受信したルーティング処理部113は、再度DHCP Discoverメッセージパケットの送信からやり直す処理に移行する。
次に、図10から図12を参照して、上述のサブネット変換が行われた後の通信の動作について説明する。
図10は、実施形態2の動作の概要を示した図である。図8では、WiMAX網200から各データ通信端末に割り当てられたIPアドレスと、各データ通信端末固有の端末識別番号と、サブネット変換後のDHCPアドレスとを対応付けることで、複数のデータ通信端末を用いた通信を行う様子を示している。
以下、図11を参照して、WiMAX網200からゲートウェイルータ110に対する下り通信の動作について説明する。
まず、基地局210は、ゲートウェイルータ110に接続するいずれかのデータ通信端末に対して、パケットを送信する(S201)。ここでは、基地局210は、データ通信端末121に対してパケットを送信したとする。また、図10のように、データ通信端末121に関して、WiMAX網200から割り与えられたIPアドレス/サブネット長がaaa.aaa.aaa.aaa/32である場合を考える。
端末識別処理部111は、IPアドレス” aaa.aaa.aaa.aaa/32”は、端末識別番号#1と対応していることを、記憶部114を参照して識別する(S202)。なお、この端末識別番号は、各データ通信端末のMAC(Media Control Access)アドレスとマッピングさせても良い。
端末識別処理部111は、識別した端末識別番号#1を、DHCP変換処理部112に送る。DHCP変換処理部112は、受信したパケットのサブネット長である”/32”を、記憶部115を参照して、任意のサブネット長に変換する(S203)。なお、サブネットの変換は、図7で述べたものと同様であるので、詳細な説明は省略する。図11の例では、DHCP変換処理部112は、端末認識番号#1を”/16”にマッピングさせることにして、サブネット長”/32”を”/16”に変換し、変換後のパケットをルーティング処理部113に転送する。
ルーティング処理部113において、転送されたサブネット変換後のパケットは、特に#1の端末から送出されたパケットであることを認識する必要なく、通常のサブネット長”/16”のIPパケットとして扱いながらルーティング処理を行う(S204)。
次に、図12を参照して、ゲートウェイルータ110からWiMAX網200に対する上り通信の動作について説明する。
ゲートウェイルータ110の配下に接続された宅内端末131、132、133との間において、通常のルーティング処理が行われた後、ルーティング処理部113は、DHCP処理部112に対して、パケットを転送する(S301)。
DHCP変換処理部112が受信するパケットのサブネット長は、”/16”であったとする。この場合、DHCP変換処理部112では、転送されたパケットのサブネット長が”/16”であることを認識した後、記憶部115を参照して、サブネット長”/16”は、端末識別番号#1に対応することを識別する(S302)。
次に、DHCP変換処理部112は、記憶部114を参照して、受信したパケットのサブネット長”/16”を、端末識別番号#1に対応するサブネット長を”/32”に変換する(S303)。さらに、DHCP変換処理部112は、IPアドレス/サブネット長をaaa.aaa.aaa.aaa/32へ復元し、WiMAX網200への転送準備を整え、パケットをデータ通信端末121に対して転送する(S304)。
図13は、実施形態2で用いるDHCPメッセージのフォーマットの一例である。図13に示したフォーマットは、IETF(Internet Engineering Task Force)のRFC2131で規定されているものである。また、図14は、図13のDHCPメッセージフォーマットのOptionsフィールドの詳細を示している。
図7に示したDHCP接続シーケンスの際、端末識別処理部111およびDHCP変換処理部112は、図14に示すOptionsフィールドのサブネットマスク(Subnet Mask)に対して、サブネット変換の処理を行う。
[変形例]
実施形態2の変形例について、図15を参照して説明する。図15は、変形例によるゲートウェイルータ410の構成例を示している。なお、ゲートウェイルータ410は、その構成は実施形態2のゲートウェイルータ110と異なっているが、動作はゲートウェイルータ110とほぼ同様であるので、動作の説明は省略する。
図15によれば、ゲートウェイルータ410は、変換処理部411、EtherPHY412、Etherコネクタ413、USBコントローラ414、USBコネクタ415、USBコネクタ416、USBコネクタ417、USBコネクタ418を含む。
変換処理部411は、実施形態2における端末識別処理部111と、DHCP変換処理部112の機能を有する。変換処理部411は、さらに、CPU(Central Processing Unit)4111、Flash ROM(Read Only Memory)4112、DRAM(Dynamic Random Access Memory)4113を含む。CPU4111は、上述の通り、実施形態2における端末識別処理部111と、DHCP変換処理部112の機能を実行する。Flash ROM4112およびDRAM4113は、実施形態2における記憶部114、記憶部115として動作する。なお、Flash ROM4112とDRAM4113は、いずれも、記憶部114または記憶部115の双方として動作することが可能である。
Ether PHY412は、Etherコネクタ413を介してEthernet(登録商標)により接続された宅内端末131、132、133とゲートウェイルータ410との間の通信制御を行う。
USBコントローラ414は、USBコネクタ415、416、417、418に接続されたデータ通信端末と、変換処理部411との間で行われるUSBインタフェースを介した通信を制御する。
[効果]
以上説明した通り、実施形態2のゲートウェイルータ110は、複数のデータ通信端末に設定されたIPアドレスを、データ通信端末ごとに異なる端末識別番号に変換して、宅内端末との通信を行っている。従って、ゲートウェイルータ110は、データ通信端末を介してデータを受信した場合、どのデータ通信端末からデータを受信したかを識別することが出来るので、複数のデータ通信端末を同時に用いてWiMAX網200との間で通信を行うことが可能となる。
よって、実施形態2のゲートウェイルータ110によれば、複数のデータ通信端末を用いて通信を行うことで、無線通信を行う際の伝送速度を向上させることが可能となる。
さらに、実施形態2によれば、WiMAX等の無線通信サービスを利用するユーザが、事業者が定める規定速度以上の回線増速を行いたい場合、複数のネットワーク機器(ゲートウェイルータ)を準備する必要がない。従って、実施形態2によれば、ネットワークの構築時におけるコストの削減が可能になる。
加えて、ローカルネットワーク100のメイン回線として、有線ブロードバンド回線、バックアップ回線としてWiMAX等のワイヤレスブロードバンド回線を利用していて、メイン回線からバックアップ回線に障害等の理由で切り替わった場合を考える。この場合、メイン回線からバックアップ回線に切り替わった際であっても、実施形態2によれば、複数のデータ通信端末側で通信を継続することが出来る。従って、実施形態2によれば、有線回線に流れていたトラフィックをパケットドロップの発生を最小限に抑え、回線品質への影響を抑えながら回線切替を実現することが可能となる。
また、実施形態2では、既存のWiMAXサービスに採用されているDHCPアドレス方式を活用することで、各データ通信端末が行う通信の管理プロセスを簡素化し、プログラム量を軽減することが可能となる。
[実施形態3]
[構成]
本発明による実施形態3について、図16を参照して説明する。図16は、実施形態3によるローカルネットワーク100の構成例を示した図である。
実施形態3の基本的構成は、実施形態2と同様であるが、ゲートウェイルータ110に複数のUSBポートを搭載するのではなく、多ポートタイプのUSBハブを利用しているという点で異なっている。以下では、実施形態2との差分について説明する。
実施形態3では、ローカルネットワーク100内に、USBハブ500が設置されている。データ通信端末121、122、123、124は、USBハブ500に接続しており、USBハブ500は、ゲートウェイルータ110に接続している。WiMAX網200と、ローカルネットワーク100との間の通信は、すべてUSBハブ500を介して行われる。
[効果]
実施形態3によれば、実施形態2と同様の効果を奏することが可能である。
さらに、実施形態2の効果に加えて、実施形態3では、USBハブ500を設置し、ゲートウェイルータ110とデータ通信端末とを中継することで、ゲートウェイルータ110に接続するUSB対応機器は1つで良い。
従って、実施形態3によれば、ゲートウェイルータ110の設計、組み込み、部品コストを削減することが出来るという効果が得られる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
さらに、上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
ネットワークと、他の通信装置との通信を中継する通信装置であって、
前記ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末と接続し、前記複数のデータ通信端末と通信を行う送受信部と、
前記送受信部から受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換する識別子変換部と、
前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う転送部と、
を備えることを特徴とする通信装置。
(付記2)
前記ネットワークから配布された前記データ通信端末の第1の識別子を前記データ通信端末ごとに異なる第3の識別子として記憶する第1の記憶部と、
前記第3の識別子と、前記第2の識別子とを対応付けて記憶する第2の記憶部と、
を備えることを特徴とする付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記識別子変換部は、
前記送受信部が前記複数のデータ通信端末のいずれかからパケットを受信した場合、前記受信パケットの前記第1の識別子を、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットを受信したデータ通信端末の前記第3の識別子に対応する前記第2の識別子に変換して、前記転送部に送信し、
前記転送部は、
前記受信パケットの前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置に対して前記受信パケットを転送する
ことを特徴とする付記2に記載の通信装置。
(付記4)
前記転送部は、
前記他の通信装置からパケットを受信すると、前記受信パケットを前記識別子変換部に転送し、
前記識別子変換部は、前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットの第2の識別子から、前記受信パケットの宛先となる前記データ通信端末の前記第3の識別子を識別し、
前記第1の記憶部を参照して、前記受信パケットの前記第2の識別子を、前記第3の識別子に対応する前記第1の識別子に変換し、
前記受信パケットを前記送受信部に転送し、
前記送受信部は、
前記受信パケットを前記第1の識別子に対応した前記データ通信端末に送信する
ことを特徴とする付記2または付記3に記載の通信装置。
(付記5)
前記第1の識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
前記識別子変換部は、前記IPアドレスに含まれるサブネット長を変換する
ことを特徴とする付記1から付記4のいずれか1つに記載の通信装置。
(付記6)
ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末からデータを受信し、
前記ネットワークから受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換し、
前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う
ことを特徴とする通信方法。
(付記7)
前記ネットワークから配布された前記データ通信端末の第1の識別子を前記データ通信端末ごとに異なる第3の識別子として第1の記憶部に記憶し、
前記第3の識別子と、前記第2の識別子とを対応付けて第2の記憶部に記憶する
ことを特徴とする付記6に記載の通信方法。
(付記8)
前記複数のデータ通信端末のいずれかからパケットを受信した場合、前記受信パケットの前記第1の識別子を、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットを受信したデータ通信端末の前記第3の識別子に対応する前記第2の識別子に変換し、
前記受信パケットの前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置に対して前記受信パケットを転送する
ことを特徴とする付記7に記載の通信方法。
(付記9)
前記他の通信装置からパケットを受信すると、前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットの第2の識別子から、前記受信パケットの宛先となる前記データ通信端末の前記第3の識別子を識別し、
前記第1の記憶部を参照して、前記受信パケットの前記第2の識別子を、前記第3の識別子に対応する前記第1の識別子に変換し、
前記受信パケットを前記第1の識別子に対応した前記データ通信端末に送信する
ことを特徴とする付記7または付記8に記載の通信方法。
(付記10)
前記第1の識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
前記識別子変換部は、前記IPアドレスに含まれるサブネット長を変換する
ことを特徴とする付記6から付記9のいずれか1つに記載の通信方法。
(付記11)
ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末からデータを受信する処理と、
前記ネットワークから受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換する処理と、
前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記12)
前記ネットワークから配布された前記データ通信端末の第1の識別子を前記データ通信端末ごとに異なる第3の識別子として第1の記憶部に記憶する処理と、
前記第3の識別子と、前記第2の識別子とを対応付けて第2の記憶部に記憶する処理と、
を含むことを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記複数のデータ通信端末のいずれかからパケットを受信した場合、前記受信パケットの前記第1の識別子を、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットを受信したデータ通信端末の前記第3の識別子に対応する前記第2の識別子に変換する処理と、
前記受信パケットの前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置に対して前記受信パケットを転送する処理と、
を含むことを特徴とする付記12に記載のプログラム。
(付記14)
前記他の通信装置からパケットを受信すると、前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットの第2の識別子から、前記受信パケットの宛先となる前記データ通信端末の前記第3の識別子を識別する処理と、
前記第1の記憶部を参照して、前記受信パケットの前記第2の識別子を、前記第3の識別子に対応する前記第1の識別子に変換する処理と、
前記受信パケットを前記第1の識別子に対応した前記データ通信端末に送信する処理と、
を含むことを特徴とする付記12または付記13に記載のプログラム。
(付記15)
前記第1の識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
前記識別子変換部は、前記IPアドレスに含まれるサブネット長を変換する
ことを特徴とする付記11から付記14のいずれか1つに記載のプログラム。
100 ローカルネットワーク
110、410 ゲートウェイルータ
111 端末識別処理部
112 DHCP変換処理部
113 ルーティング処理部
114、115 記憶部
121、122、123、124、1301、1302 データ通信端末
131、132、133 宅内端末
200 WiMAX網
210 基地局
220 制御装置
230 DHCPサーバ
240 認証サーバ
300、1100 ネットワーク
411 変換処理部
412 Ether PHY
413 Etherコネクタ
414 USBコントローラ
415、416、417、418 USBコネクタ
500 USBハブ
1000、1200 通信装置
1001 送受信部
1002 識別子変換部
1003 転送部
4111 CPU
4112 Flash ROM
4113 DRAM

Claims (10)

  1. ネットワークと、他の通信装置との通信を中継する通信装置であって、
    前記ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末と接続し、前記複数のデータ通信端末と通信を行う送受信部と、
    前記送受信部から受信したデータの送信元である前記データ通信端末の第1の識別子を、前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換する識別子変換部と、
    前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う転送部とを備え
    前記第1の識別子は、IP(Internet Protocol)アドレスであり、
    前記識別子変換部は、前記IPアドレスに含まれるサブネット長を変換する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記ネットワークから配布された前記データ通信端末の第1の識別子を前記データ通信端末ごとに異なる第3の識別子として記憶する第1の記憶部と、
    前記第3の識別子と、前記第2の識別子とを対応付けて記憶する第2の記憶部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記識別子変換部は、
    前記送受信部が前記複数のデータ通信端末のいずれかからパケットを受信した場合、前記受信パケットの前記第1の識別子を、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットを受信したデータ通信端末の前記第3の識別子に対応する前記第2の識別子に変換して、前記転送部に送信し、
    前記転送部は、
    前記受信パケットの前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置に対して前記受信パケットを転送する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記転送部は、
    前記他の通信装置からパケットを受信すると、前記受信パケットを前記識別子変換部に転送し、
    前記識別子変換部は、前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットの第2の識別子から、前記受信パケットの宛先となる前記データ通信端末の前記第3の識別子を識別し、
    前記第1の記憶部を参照して、前記受信パケットの前記第2の識別子を、前記第3の識別子に対応する前記第1の識別子に変換し、
    前記受信パケットを前記送受信部に転送し、
    前記送受信部は、
    前記受信パケットを前記第1の識別子に対応した前記データ通信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の通信装置。
  5. ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末からデータを受信し、
    前記ネットワークから受信したデータの送信元である前記データ通信端末のIP(Internet Protocol)アドレスである第1の識別子を、前記IPアドレスに含まれるサブネット長を変換して前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換し、
    前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 前記ネットワークから配布された前記データ通信端末の第1の識別子を前記データ通信端末ごとに異なる第3の識別子として第1の記憶部に記憶し、
    前記第3の識別子と、前記第2の識別子とを対応付けて第2の記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信方法。
  7. 前記複数のデータ通信端末のいずれかからパケットを受信した場合、前記受信パケットの前記第1の識別子を、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットを受信したデータ通信端末の前記第3の識別子に対応する前記第2の識別子に変換し、
    前記受信パケットの前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置に対して前記受信パケットを転送する
    ことを特徴とする請求項に記載の通信方法。
  8. 前記他の通信装置からパケットを受信すると、前記第2の記憶部を参照して、前記受信パケットの第2の識別子から、前記受信パケットの宛先となる前記データ通信端末の前記第3の識別子を識別し、
    前記第1の記憶部を参照して、前記受信パケットの前記第2の識別子を、前記第3の識別子に対応する前記第1の識別子に変換し、
    前記受信パケットを前記第1の識別子に対応した前記データ通信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の通信方法。
  9. ネットワークとの通信を行う複数のデータ通信端末からデータを受信する処理と、
    前記ネットワークから受信したデータの送信元である前記データ通信端末のIP(Internet Protocol)アドレスである第1の識別子を、前記IPアドレスに含まれるサブネット長を変換して前記データ通信端末ごとに異なる第2の識別子に変換する処理と、
    前記第2の識別子に基づいて、前記他の通信装置との通信を行う処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記ネットワークから配布された前記データ通信端末の第1の識別子を前記データ通信端末ごとに異なる第3の識別子として第1の記憶部に記憶する処理と、
    前記第3の識別子と、前記第2の識別子とを対応付けて第2の記憶部に記憶する処理と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
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