JP2016156217A - 接合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】重なり合う2つの部材を一方側からの作業により容易に接合することが可能な接合構造を提供する。
【解決手段】第一部材と重なる第二部材を前記第一部材側から進入するビスを前記第二部材に螺合して接合する接合構造であって、前記第一部材と前記第二部材とは、前記ビスの進入方向と交差する交差方向に互いに間隔を隔てた位置にて、前記進入方向において対向する進入方向対向部を各々複数有しており、前記第二部材の前記進入方向対向部が、前記第一部材の前記進入方向対向部より前記進入方向において手前側に配置された状態で前記第一部材と前記第二部材とが接合されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、2つの部材を接合する接合構造に関する。
2つの部材の接合構造としては、例えば、重なり合う2つの部材のうちの一方の部材側から進入するビスを他方の部材に螺合して、2つの部材を接合する接合構造が知られている。
上記のような接合構造では、接合する前の二つの部材は重なっているだけなので、一方の部材側から進入したビスが他方の部材に螺合される際に、他方の部材がビスに押されて一方の部材から離れる方向に移動してしまうと、他方の部材にビスを螺合することができない。このため、作業者はビスを一方側から進入させつつ、他方の部材を、ビスの進入方向と反対方向に押さえている必要がある。このため、高所に位置する部材同士を下方からビスを進入させて固定する場合や、ビスが進入する側と反対側が、他の部材で塞がれている場合など、ビスの進入する側と反対側の部材を押さえることができず、一方側からの作業により2つの部材を接合することができないという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、重なり合う2つの部材を一方側からの作業により容易に接合することが可能な接合構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の接合構造は、第一部材と重なる第二部材を前記第一部材側から進入するビスを前記第二部材に螺合して接合する接合構造であって、前記第一部材と前記第二部材とは、前記ビスの進入方向と交差する交差方向に互いに間隔を隔てた位置にて、前記進入方向において対向する進入方向対向部を各々複数有しており、前記第二部材の前記進入方向対向部が、前記第一部材の前記進入方向対向部より前記進入方向において手前側に配置された状態で前記第一部材と前記第二部材とが接合されていることを特徴とする接合構造である。
このような接合構造によれば、重なっている第一部材と第二部材が各々複数有している進入方向対向部が、第一部材と第二部材とが接合されている状態では、第二部材の進入方向対向部が、第一部材の進入方向対向部より進入方向において手前側に配置されているので、第二部材にビスが螺合される際に、ビスにより第二部材が進入方向に押されたとしても、第二部材の進入方向対向部が第一部材の進入方向対向部に係合することにより第二部材の進入方向側への移動が規制される。このため、第二部材を第一部材側に押さえることなく第一部材と第二部材とを第一部材側からの作業により容易に接合することが可能である。このとき、第一部材と第二部材とに複数設けられた進入方向対向部同士は、交差方向における互いに間隔を隔てた位置にて進入方向において対向するので、ビスにより押圧されたとしても第二部材が第一部材に対して大きく傾かない。このため、第二部材が安定した状態を維持したままで第一部材と接合することが可能である。
かかる接合構造であって、前記第一部材の前記進入方向対向部と前記第二部材の前記進入方向対向部とは、前記第一部材と前記第二部材とが接合された状態で前記進入方向に間隔が隔てられており、前記第一部材の前記進入方向対向部と前記第二部材の前記進入方向対向部との前記間隔は、前記第二部材に螺合される前記ビスにより前記第二部材が前記進入方向に押圧されて前記第二部材の前記進入方向対向部が前記第一部材の前記進入方向対向部に当接された状態で、前記ビスが前記第二部材に螺合可能な間隔であることが望ましい。
このような接合構造によれば、第一部材と第二部材とが接合される前に、ビスにより第二部材が押圧されて第二部材が、第二部材の進入方向対向部が第一部材の進入方向対向部に係合する位置まで移動したとしても、ビスは第二部材に螺合可能なので、確実に第一部材と第二部材とを接合することが可能である。
かかる接合構造であって、前記第一部材と前記第二部材とは、前記交差方向において互いに対向する交差方向対向部を各々有し、前記第一部材の前記進入方向対向部は、当該第一部材の前記交差方向対向部から前記第二部材の前記交差方向対向部に向かって突出するとともに前記第二部材の前記進入方向対向部に向かって隆起する第一部材隆起部を備え、 前記第二部材の前記進入方向対向部は、当該第二部材の前記交差方向対向部から前記第一部材の前記交差方向対向部に向かって突出するとともに前記第一部材の前記進入方向対向部に向かって隆起する第二部材隆起部を備え、前記第一部材と前記第二部材とが接合された状態で、前記第一部材隆起部は、前記第一部材の前記進入方向対向部が前記第二部材隆起部と対向する位置より先端側に位置していることが望ましい。
このような接合構造によれば、第一部材と前記第二部材とが接合された状態では、第一部材隆起部は、第一部材の進入方向対向部が第二部材隆起部と対向する位置より先端側に位置している。このとき、第二部材隆起部は、第二部材の進入方向対向部が第一部材隆起部と対向する位置より先端側に位置している。このため、第一部材と第二部材とが接合されるときに、第二部材の進入方向対向部が第一部材の進入方向対向部に係合すると、第一部材隆起部と第二部材隆起部とにより第一部材と第二部材との交差方向への相対移動が規制され、第一部材と第二部材との係合が外れ難いので、第一部材と第二部材とを、より容易に接合することが可能である。
かかる接合構造であって前記進入方向において、前記第二部材に設けられた前記ビスの螺合部の手前には、前記螺合部に向かって漸次狭くなるように形成されたビス案内部が設けられていることが望ましい。
このような接合構造によれば、第一部材側から進入するビスが第二部材のビス螺合部に螺合される前に、その手前に設けられたビス案内部に係合する。係合したビス案内部は手前側から奥側に向かって漸次狭くなるように形成されているので、ビスを進入させることにより、第一部材と第二部材とを適切な位置に配置して接合することが可能である。
かかる接合構造であって、前記第一部材の前記進入方向対向部または前記第二部材の前記進入方向対向部のうちの少なくともいずれか一方は、前記第一部材隆起部または前記第二部材隆起部と傾斜面により繋がって隆起方向と反対側に窪む窪みを有し、前記ビスが締め込まれる際に、前記第一部材隆起部または前記第二部材隆起部が、前記傾斜面により前記窪みに案内されて前記第一部材と前記第二部材とが位置決めされることが望ましい。
このような接合構造によれば、第一部材または第二部材の進入方向対向部には、第一部材隆起部または第二部材隆起部と傾斜面により繋がって隆起方向と反対側に窪む窪みが設けられているので、第一部材と第二部材とが接合されるときに、第一部材隆起部または第二部材隆起部を、傾斜面により繋がった窪みに案内しつつ接合することが可能である。このため、第一部材と第二部材とを、より正確に位置決めして接合することが可能である。
本発明によれば、重なり合う2つの部材を一方側からの作業により容易に接合することが可能な接合構造を提供することが可能である。
本実施形態に係る接合構造を用いた改装用建具の外観図である。 改装用建具の横断面図である。 図2におけるA−A断面図である。 図3におけるF部の拡大図である。 図2におけるBCDE断面図である。 図5におけるG部の拡大図である。 ブラケットおよびブラケットの取り付け部を示す斜視図である。 本実施形態に係る改装用建具の構成を示す斜視図である。 上額縁の取り付け方法を示す図である。
以下、本発明に係る接合構造の一実施形態について、本接合構造により接合された上枠と上額縁を有する改装用建具を例に挙げて図面を参照して説明する。
本実施形態の改装用建具1は、例えば、玄関用建具の既設枠2のみを残した開口部に、図1〜図6に示すように建物3の外壁3aより室外側に張り出して設けられた新設枠10と、新設枠10に装着される2枚の引戸障子4とを有し、引戸障子4が既設枠2に囲まれる領域の室外側の位置から外壁3aと対向する位置まで移動可能な引込みタイプの改装用建具1である。
以下の説明においては、建物3等に取り付けられた状態の改装用建具1を室外側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となり下枠が有するレールに沿う方向を左右方向、室内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。改装用建具1の各部位であっても、また、改装用建具1を構成する各部材については単体の状態であっても、建物3等に取り付けられた状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
改装用建具1は、2枚の引戸障子4と、建物3等に外壁3aより張り出して設けられる新設枠10と、を備えている。
新設枠10は、左右に設けられている既設縦枠2aの内側に固定金具9(図8)を介して固定される新設方立11及び新設縦枠12と、既設下枠2bに上方から固定される新設下枠13と、既設上枠2cの下方から固定金具9を介して固定される第一部材としての新設上枠14と、新設方立11と外壁3aとの間を覆う方立額縁15と、新設縦枠12の室外に臨む面および新設縦枠12と外壁3aとの間を覆う縦額縁16と、新設上枠14の室外に臨む面および新設上枠14と外壁3aとの間を覆う第二部材としての上額縁17と、新設上枠14の室外側の部位をなす新設外上枠142を固定するためのブラケット18と、を有している。以下の説明においては、既設枠2に囲まれる内側および矩形状に接合された新設方立11、新設縦枠12、新設下枠13、新設上枠14に囲まれる領域の内側を、単に内側または内周側とし、反対側を単に外側または外周側として説明する。
新設方立11、新設縦枠12および新設上枠14を固定する固定金具9は、いずれも共通の部材であり、新設方立11、新設縦枠12および新設上枠14が有する外周側の面と対面させてビス止めされる新設枠側固定部9aと、既設縦枠2aおよび既設上枠2cが有する内周側の面との間に介在される飼い木6と対面させてビス止めされる既設枠側固定部9bと、新設枠側固定部9aの室内側の端と既設枠側固定部9bの室外側の端とを、新設枠側固定部9aおよび既設枠側固定部9bとほぼ直交するように連結する連結部9cとを有し、例えば、鋼板を段曲げした形状をなしている。
本改装用建具1では、2枚の引戸障子4が新設方立11より左側まで移動可能に形成されて、引戸障子4の一部が外壁3aと対向する位置まで引き込まれるように構成されており、新設縦枠12は引戸障子4を閉じた際に戸先部4aと係合する戸当たりをなしている。このため、新設方立11は、新設縦枠12より既設縦枠2aから室外側に突出する突出量が小さく、新設方立11の室外側を2枚の引戸障子4が、新設下枠13および新設上枠14のレール133、142jに案内されて左右方向に移動するように構成されている。
新設下枠13と新設上枠14とは、新設方立11と新設縦枠12とが対向する部位間に設けられる新設内下枠131および新設内上枠141と、新設方立11より室外側に設けられ新設内下枠131および新設内上枠141と接合される新設外下枠132および新設外上枠142とを有している。
新設内上枠141は、既設上枠2cよりも室外側に突出して設けられている。新設内上枠141は、断面がほぼ矩形状をなして上下方向におけるほぼ中央に横補強リブ141aが設けられ、横補強リブ141aの上下にそれぞれ新設内上枠141の長手方向に沿う中空部が設けられている。新設内上枠141の室内側における上端の角部には、新設枠側固定部9aと連結部9cがなす角部が上方から重ねられて固定金具9がビス止めされている。
固定金具9がビス止めされた新設内上枠141は、連結部9cの室内側の面が、既設上枠2cに内周側に突出させて設けられ、取り外された既設扉の周端部に当接していたシール材の嵌合部2dの室外側の部位に当接されて位置決めされている。
また、既設上枠2cの内周側の面と、新設上枠14に設けられた固定金具9の既設枠側固定部9bの外周側の面との間に、固定金具9と既設上枠2cの嵌合部2dとが干渉しないように飼い木6が設けられている。新設上枠14にビス止めされた固定金具9は、既設枠側固定部9bが飼い木6、既設上枠2c、既設額縁7を介して躯体5にビスにて固定されている。
新設内上枠141のほぼ鉛直をなす室外側の壁部141cは、上部側に新設外上枠142の室内側に設けられた上延出部142aがシール材21を介して押圧され、上下方向の中央近傍と下部側には室外側に突出されてその先端にてほぼ鉛直な面が形成され、新設外上枠142の室内側の壁部142bが当接される当接片141dが設けられている。下部側の当接片141dの下端からは室外側に向かってほぼ水平に延出され、新設外上枠142の室内側の部位がシール材21を介して載置される外上枠載置部141eが設けられている。
新設内上枠141の室外側の壁部141cの室内側には、上下方向において互いに対向する溝141fを室外側の壁部141cとともに形成する一対の溝形成部141gが設けられており、新設外上枠142を固定するための後述するブラケット18が上下の溝141fに沿うように挿入されて上下方向および見込み方向の移動が規制されるように構成されている。
新設内上枠141の室外側に取り付けられる新設外上枠142は、断面がほぼ矩形状をなし見込み方向におけるほぼ中央に縦補強リブ142cが設けられ、縦補強リブ142cの室内外側にそれぞれ新設外上枠142の長手方向に沿う中空部が設けられている。新設外上枠142の室内側における上端の角部は、中空部を形成する上面部142dが室内側に延出されており、延出された部位の縁には、下方に垂設された垂設片142eと、上方に延出された上延出部142aとが設けられている。また、上延出部142aの上端には、室外側に向かって低くなるように傾斜して延出された傾斜延出片142fが設けられている。傾斜延出片142fの先端には、下方側に隆起する第一部材隆起部としての枠隆起部142lが設けられている。
新設外上枠142の室内側には、室内側の中空部における室内側の壁部142bが、ほぼ鉛直をなすように設けられており、室内側の壁部142bの下端には、水平な面をなし室内側の壁部142bと共に中空部の角部をなす底部142gと繋がっている。
新設外上枠142のほぼ鉛直をなす室外側の壁部142hには、ほぼ水平をなして室外側に突出された外突出片142iが設けられており、外突出片142iの先端には下方側に隆起する第一部材隆起部としての枠隆起部142kが設けられている。また、室外側の壁部142hと底部142gとの間には、見込み方向に適宜間隔を隔てて引戸障子4を案内するレール142jが設けられている。
上額縁17は、新設上枠14の外壁3aより室外側に突出した部位を覆う押出成形部材でなる上額縁本体171と、上額縁本体171の両端の小口に取り付けられる端部プレート172と、上額縁本体171と外壁3aとの間を塞ぐ上閉塞プレート173とを有している。
上額縁本体171は、断面形状がほぼ台形状をなし長手方向に沿った中空部を有する上カバー部171aと、上カバー部171aの天面部171bから室内側に延出された上延出部171cと、上カバー部171aの室外側の先端から垂設された室外垂設部171dとを有している。
上カバー部171aは、断面形状の台形状における底辺に相当する底面部171eが、新設外上枠142の上方に位置し、底面部171eの室外側の部位から垂設された突起部171fと、底面部171eの室内側の端より室内側に延出された下延出部171vと、下延出部171vの先端から垂設された脚部171gと、下延出部171vの先端から上側に隆起された第二部材隆起部としての額縁隆起部171sと、を有している。突起部171fと脚部171gとは、上額縁17が取り付けられたときに新設外上枠142の上面部142d上に載置されるように構成されている。
上カバー部171aには、底面部171eの上方に間隔を隔てて当該底面部171eと平行に設けられる天面部171bが室内側に設けられており、天面部171bから室外側に向かって高さが低くなる傾斜天部171hが設けられている。天面部171bは、室内側の上延出部171cと平坦に繋がっており、天面部171bと上延出部171cの境界部には、垂設されて中空部の室内側の壁を形成する垂設壁部171iが設けられている。垂設壁部171iの下端と、底面部171eの室内側の端との間には、室外側に窪む上カバー凹部171jが設けられている。
上カバー凹部171jは、新設内上枠141の室外側における上側の角部がシール材21を介して押圧され、室外側に窪む段部171kと、室外側に窪む段部171kから更に室外側に窪み、新設内上枠141に取り付けられた新設外上枠142の傾斜延出片142fが挿入される挿入凹部171lが設けられている。挿入凹部171lを形成し段部171kから繋がる凹部上面部171mは、傾斜延出片142fと同様の傾斜を有しており、凹部上面部171mの先端に垂設された凹部垂設部171nの下端が底面部171eと繋がっている。
下延出部171vの先端から垂設された脚部171gは、凹部垂設部171nより室内側に設けられており、下延出部171vの凹部垂設部171nと額縁隆起部171sとの間は傾斜面171uにより繋がって僅かに下方に窪む窪み171qが設けられている。室外垂設部171dの室内側には、ほぼ水平に延出された上カバー延出片171oが設けられており、上カバー延出片171oの先端には、上側に隆起する第二部材隆起部としての額縁隆起部171rが設けられている。また、底面部171eの見込み方向におけるほぼ中央には、下面側に上額縁17を新設外上枠142に固定するために下方から進入するビス20が螺合されるビス螺合部171pが設けられている。本実施形態においては、下方から上方に向かう方向が進入方向に相当する。
ビス螺合部171pは、ビス20が進入する手前側、すなわち下側から上側に向かって漸次狭くなるように形成されたビス案内部171tがビス螺合部171pの下側に設けられている。このため、ビス20が上方に向かって進入する際に、ビス20の中心が、ビス螺合部171pの中心から外れていたとしても、ビス案内部171tによりビス20の中心とビス螺合部171pの中心とが近づくように上額縁17が移動されるように構成されている。ここで、新設上枠14の上延出部142a、室外側の壁部142hおよび上額縁17の室外垂設部171d、凹部垂設部171nが、ビス20が進入する進入方向と交差する交差方向において対向する交差方向対向部に相当し、上延出部142a、室外側の壁部142h、室外垂設部171d、凹部垂設部171nから各々対向する部位に向かって突出している新設上枠14の傾斜延出片142f、外突出片142iおよび下延出部171v、上カバー延出片171oが進入方向対向部に相当する。
上額縁17は、上額縁本体171に端部プレート172が取り付けられて、突起部171fと脚部171gとが新設外上枠142の上面部142d上に載置されるとともに、段部171kが新設内上枠141の室外側の上側の角部に当接される際に、新設外上枠142の傾斜延出片142fが挿入凹部171lに挿入される。このとき、凹部上面部171mが傾斜延出片142fに案内され、下延出部171vが傾斜延出片142fの下方すなわち進入方向における手前側に配置される。
また、このとき、上カバー延出片171oが新設外上枠142の外突出片142iの下方すなわち進入方向における手前側に配置される。このため、新設外上枠142上に上額縁17を位置決めして、下方から新設外上枠142と上額縁17とをビス止めするときに、ビス20により上額縁17が持ち上げられるが、上額縁17は、傾斜延出片142fと外突出片142iとにより上昇が規制されるため、上額縁17を上方から押さえなくとも新設上枠14と上額縁17とを接合できるように構成されている。
すなわち、新設外上枠142の外突出片142iと上額縁17の上カバー延出片171oおよび新設外上枠142の傾斜延出片142fと上額縁17の下延出部171vは、ビス20の進入する方向となる上下に間隔Sが隔てられており、この間隔Sは、上額縁17に螺合されるビス20により上額縁17が上方に押圧され、上カバー延出片171oが外突出片142iに、また、下延出部171vが傾斜延出片142fに当接された状態で、ビス20がビス螺合部171pに螺合できるように設定されている。ここで、上額縁17の突起部171fと脚部171gとが新設外上枠142の上面部142d上に載置された状態おける外突出片142iと上カバー延出片171oとの間隔Sおよび傾斜延出片142fと下延出部171vとの間隔は、ビス20により新設上枠14と上額縁17とが接合された際に、上額縁17の突起部171fと脚部171gとが新設外上枠142の上面部142d上に当接された状態と同じである。
上閉塞プレート173は、取り付けられた上額縁本体171と外壁3aとの間を塞ぐべく、上額縁本体171と十分に重なる位置から外壁3aに当接される位置に配置して上方から上額縁本体171にビス止めされる。上延出部171cおよび上閉塞プレート173には、現場のサイズに合わせて、見込み方向の長さを変更可能に厚みが薄く形成され長手方向に沿った線状薄肉部が複数設けられている。このため、上額縁本体171だけで、外壁3aとの間を閉塞することができれば、上閉塞プレート173を用いることなく、上延出部171cを線状薄肉部にて適宜切断し、上延出部171cの切断後の先端を外壁3aに当接させる。上閉塞プレート173が必要な場合には、上閉塞プレート173の先端を外壁3aに当接させた状態で上延出部171cと重ねて上額縁本体171にビス止めされる。あるいは上閉塞プレート173を線状薄肉部にて適宜切断して上額縁本体171に固定すれば上額縁本体171と外壁3aとの間を容易に塞ぐことができる。なお、上額縁本体171に取り付けられている端部プレート172も取り付け状態によって必要に応じ外壁3aとの間を塞ぐべく端部プレート172の壁側を切断する等により調整して設ける。
新設外上枠142を固定するためのブラケット18は、図7に示すように、新設内上枠141において上下に配置された一対の溝形成部141gに新設内上枠141の左の小口から挿入される内上枠挿入部18aと、内上枠挿入部18aが挿入されて新設内上枠141の小口から側方に突出するように設けられ内上枠挿入部18aと繋がった平板状の延出板部18bと、延出板部18bの下縁から室外側に延出されて新設外上枠142が下方からビス止めされるとともに新設外上枠142を下から支持する上枠支持部18cとを有している。
上額縁17の新設外上枠142への取り付けは、新設内下枠131と新設外下枠132とを接合した新設下枠13と、新設方立11及び新設縦枠12と、新設内上枠141とを接合した新設枠ユニット1aを、固定金具9により既設縦枠2a、既設上枠2c、飼い木6、既設額縁7を介して躯体5に固定し、新設下枠13を既設下枠2bおよび下地に上方から固定し、方立額縁15、ブラケット18、新設外上枠142、縦額縁16を順次取り付けた後に行われる。
図9(a)、図9(b)に示すように、まず、上閉塞プレート173を用いない場合、上額縁本体171の上延出部171cを現場サイズに合わせて切断しないか、あるいは適宜切断し、さらに端部プレート172を予め切断し現場のサイズに合わせて組み付けておく。また上閉塞プレート173を用いる場合、上閉塞プレート173をそのまま切断せずに現場のサイズに合わせて上額縁本体171に取り付け用いるか、現場のサイズに合わせて予めいずれかの線状薄肉部にて切断した状態で上額縁本体171に取り付けておく。
上額縁17は、まず上方から新設外上枠142上に載置した後に、室内側に移動させる。このとき、上額縁17の上カバー延出片171oの額縁隆起部171rは新設外上枠142の外突出片142iの枠隆起部142kより室外側、また、上額縁17の下延出部171vの額縁隆起部171sは新設外上枠142の傾斜延出片142fの枠隆起部142lより室外側となる位置からそれぞれ室内側に移動される。
室内側に移動された上額縁17は、段部171kが新設内上枠141の室外側の壁部141cの上端に当接される位置まで、または、凹部垂設部171nが新設内上枠141の傾斜延出片142fの先端に当接される位置まで、室内側へ移動して停止する。このとき、上額縁17の上カバー延出片171oは新設外上枠142の外突出片142iの下に位置し、上額縁17の下延出部171vが新設外上枠142の傾斜延出片142fの下に位置している。すなわち、交差方向において間隔を隔てた位置にて、上カバー延出片171oと外突出片142iとが上下方向に対向し、下延出部171vと傾斜延出片142fとが上下方向に対向しており、見込み方向において、対向している2つの部位の間にビス螺合部171pが配置されている。
位置決めされた上額縁17は、新設外上枠142の下方から上面部142dを貫通するビス20が上額縁17の底面部171eに設けられたビス螺合部171pに螺合される。下方から進入するビス20により上額縁17には上方に押し上げる力が作用するが、押し上げられた上額縁17の上カバー延出片171oが新設外上枠142の外突出片142iに係合し、上額縁17の下延出部171vが新設外上枠142の傾斜延出片142fに係合して上額縁17の上昇が規制される。このため上額縁17が作業者により上方から押さえられることなく、ビス20を下方から螺合するだけで新設外上枠142と上額縁17とを容易に接合することが可能である。
このとき、新設外上枠142と上額縁17とが接合される前に、ビス20により上額縁17が押圧されて上額縁17が、上額縁17の上カバー延出片171oおよび下延出部171vが新設外上枠142の外突出片142iおよび傾斜延出片142fに係合する位置まで移動したとしても、ビス20は上額縁17に螺合可能なので、一方側からの作業により確実に新設外上枠142と上額縁17とを接合することが可能である。特に本実施形態のように、下方からの作業により高い位置で2つの部材を接合する場合には、手が届きにくい上方から部材を押さえる必要がないので、より容易に取り付けることが可能である。
また、新設外上枠142に設けられた外突出片142iと傾斜延出片142f、上額縁17に設けられた上カバー延出片171oと下延出部171vとは、見込み方向において互いに間隔を隔てた位置にて上下に対向するので、ビス20に押圧された上額縁17が新設外上枠142に対して大きく傾かない。このため、上額縁17が安定した状態を維持したままで新設外上枠142と接合することが可能である。
また、新設外上枠142側から進入するビス20は、上額縁17のビス螺合部171pに螺合される前に、その手前に設けられたビス案内部171tに係合する。係合したビス案内部171tは手前側から奥側に向かって漸次狭くなるように形成されているので、ビス20を螺合し締め込むことにより、新設外上枠142と上額縁17とを適切な位置に配置して接合することが可能である。
また、新設外上枠142と上額縁17とが接合された状態では、枠隆起部142k、142lは、外突出片142iおよび傾斜延出片142fにおける額縁隆起部171r、171sと対向する位置より先端側に位置している。このとき、額縁隆起部171r、171sは、上カバー延出片171oおよび下延出部171vが枠隆起部142k、142lと対向する位置より先端側に位置している。このため、新設外上枠142と上額縁17とが接合されるときに、上額縁17の上カバー延出片171oおよび下延出部171vが新設外上枠142の外突出片142iおよび傾斜延出片142fに係合すると、枠隆起部142k、142lと額縁隆起部171r、171sとにより新設外上枠142と上額縁17との交差方向への相対移動が規制され、新設外上枠142と上額縁17との係合が外れ難いので、新設外上枠142と上額縁17とを、より容易に接合することが可能である。
また、上額縁17には、下延出部171vの先端の額縁隆起部171sと傾斜面171uにより繋がって隆起方向と反対側に窪む窪み171qが設けられているので、新設外上枠142と上額縁17とが接合されるときに、枠隆起部142lを、額縁隆起部171sと傾斜面171uにより繋がった窪み171qに案内しつつ接合することが可能である。このため、新設外上枠142と上額縁17とを、より正確に位置決めして接合することが可能である。
上記実施形態においては、下延出部171vに設けられた額縁隆起部171sと傾斜面171uで繋がった窪み171qを備えた例について説明したが、窪みは、外突出片142i、傾斜延出片142f、上カバー延出片171oのいずれに設けてもよいし、複数箇所に設けられていてもよい。
また、上記実施形態においては、ビス20の進入方向に対向する部位を交差方向に間隔を隔てて2箇所設けた例について説明したが、2箇所に限るものではない。また、上記実施形態にいては、ビス20の進入方向に対向する部位を、交差方向においてビス螺合部171pを挟むように配置した例について説明したが、必ずしもビス螺合部の両側に設けられていなくともよい。
また、上記実施形態においては、接合する2つの部材を新設上枠14と上額縁17としたが、これに限らず、建具の枠、ベランダおよびカーポートなどの庇に取り付ける装飾材など2つの部材を重ねで一方側から進入するビスにより接合する部材であれば構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
14 新設上枠、17 上額縁、20 ビス、141 新設内上枠、
142f 傾斜延出片、142h 壁部、142i 外突出片、
142k 枠隆起部、142l 枠隆起部、171n 凹部垂設部、
171o 上カバー延出片、171p 螺合部、171q 窪み、
171r 額縁隆起部、171s 額縁隆起部、171t ビス案内部、
171u 傾斜面、171v 下延出部、S 間隔

Claims (5)

  1. 第一部材と重なる第二部材を前記第一部材側から進入するビスを前記第二部材に螺合して接合する接合構造であって、
    前記第一部材と前記第二部材とは、前記ビスの進入方向と交差する交差方向に互いに間隔を隔てた位置にて、前記進入方向において対向する進入方向対向部を各々複数有しており、
    前記第二部材の前記進入方向対向部が、前記第一部材の前記進入方向対向部より前記進入方向において手前側に配置された状態で前記第一部材と前記第二部材とが接合されていることを特徴とする接合構造。
  2. 請求項1に記載の接合構造であって、
    前記第一部材の前記進入方向対向部と前記第二部材の前記進入方向対向部とは、前記第一部材と前記第二部材とが接合された状態で間隔を隔てて対向しており、
    前記第一部材の前記進入方向対向部と前記第二部材の前記進入方向対向部との前記間隔は、
    前記第二部材に螺合される前記ビスにより前記第二部材が前記進入方向に押圧されて前記第二部材の前記進入方向対向部が前記第一部材の前記進入方向対向部に当接された状態で、前記ビスが前記第二部材に螺合可能な間隔であることを特徴とする接合構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の接合構造であって、
    前記第一部材と前記第二部材とは、前記交差方向において互いに対向する交差方向対向部を各々有し、
    前記第一部材の前記進入方向対向部は、当該第一部材の前記交差方向対向部から前記第二部材の前記交差方向対向部に向かって突出するとともに前記第二部材の前記進入方向対向部に向かって隆起する第一部材隆起部を備え、
    前記第二部材の前記進入方向対向部は、当該第二部材の前記交差方向対向部から前記第一部材の前記交差方向対向部に向かって突出するとともに前記第一部材の前記進入方向対向部に向かって隆起する第二部材隆起部を備え、
    前記第一部材と前記第二部材とが接合された状態で、前記第一部材隆起部は、前記第一部材の前記進入方向対向部が前記第二部材隆起部と対向する位置より先端側に位置していることを特徴とする接合構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の接合構造であって、
    前記進入方向において、前記第二部材に設けられた前記ビスの螺合部の手前には、前記螺合部に向かって漸次狭くなるように形成されたビス案内部が設けられていることを特徴とする接合構造。
  5. 請求項4に記載の接合構造であって、
    前記第一部材の前記進入方向対向部または前記第二部材の前記進入方向対向部のうちの少なくともいずれか一方は、前記第一部材隆起部または前記第二部材隆起部と傾斜面により繋がって隆起方向と反対側に窪む窪みを有し、
    前記ビスが締め込まれる際に、前記第一部材隆起部または前記第二部材隆起部が、前記傾斜面により前記窪みに案内されて前記第一部材と前記第二部材とが位置決めされることを特徴とする接合構造。
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