JP2016155198A - 押さえ格子盤付イカ千切り器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 イカの刺身を安全に素早く簡単に造れ、野菜などの千切りにも活用できる押さえ格子盤付イカ千切り器を提供する。【解決手段】 適宜な幅を持つカット部本体と、矩形の押さえ格子盤とからなり、カット部本体の後方には握り柄と、前方には複数枚の切刃が下向きに揃えて、左右横方向に等間隔に並設されている。 押さえ格子盤の長手方向前端部には、下方に突設したまな板掛止用突起と、上方に突設した把持部とで略T字状に形設されており、押さえ格子盤の内枠の長手方向前端から後端には前記複数枚の切刃が適合する隙間を有する、多数の略三角形状の仕切り板を等間隔で格子状に形設する。【選択図】図3

Description

本発明は、刺身用のイカを安全に素早く、一定の幅で細長く切るイカ千切り器に関する。
昨今の若い世代の食生活は洋風化が進み、いわゆる魚離れが言われて久しいが、核家族化もあってスーパーなどでは調理済み(切り身)の魚や惣菜が主流をなしている。 そのために家庭での生魚を調理する機会も減っており、包丁を上手に扱えない若い主婦も多く、野菜の千切りや各形状のカット用では包丁を使わない、おろし金タイプのものも数多く実用化されている。
しかしながら、魚や生物の切り身をパック詰めにしても、長時間店頭に並べるうちには鮮度の低下はどうしても避けられないという問題がある。
特に刺身などは、生きの良さを堪能するには食べる直前に調理するのが望ましく、身が薄くて弾力性のあるイカをまな板に貼り付けて空気を抜き、一定の幅で細長く、かつ素早く切るためにはそれなりの包丁技術が必要とされる。
イカの刺身を素早く造る考案としてはイカ千切り器がある。(特許文献1参照)
実用新案登録第3004439号公報
食生活の変化から若い主婦層では包丁を扱う機会も減り、調理に対して苦手意識を抱く者も多く、調理用刃物に対しても過度に危険視する風潮も見られる。
しかしながら、魚の刺身などは鮮度を保つために魚体をそのままの状態で維持し、食べる直前に切り分けることで生きの良さを堪能できるのである。
特にイカの刺身の場合は、胴の縦方向に対して横に筋肉の繊維が走っているので、イカの胴を上下に切り分けて開き、これを縦方向に繊維を切ることで旨みを感じやすく食感が柔らかくなるが、薄くて弾力性のあるイカの身を片手で押さえて一定の間隔に細長く、素早く切らなければならないので相応の包丁技術が要求される。
イカの千切り器としては、例えば特許文献1が知られているが、この考案は車輪付きの本体前方に約30枚ものオルファカッター(固有名詞)状の切刃を左右横方行に並設したもので、イカを上から手前に押し切る方式だがこの考案の本旨
は、摩耗した切刃を折って新刃を順次先送りすることにある。また、考案の効果として「切断後のまな板上のイカソーメンは全体として平坦状を維持しているので、皿の上に盛られたイカソーメンは全体として美的感覚を与える。」と記述されている。
しかしながら、本考案には薄くて弾力性のあるイカの身全体を押さえる機能がないために、約30枚もの並設された切刃で手前に上から一気に押し切る作業では、柔らかなイカの身が刃先にまとわりついてずれ動くことが想定され、上述の状態を保持するのは非常に難しいという不具合がある。
本発明は、上記の課題に鑑み、包丁に苦手意識を持つ人でも安全にイカの刺身を一定の間隔で細長く素早く簡単に造れると同時に、切断する対象物の厚みに左右されず、野菜などの千切りにも活用できる押さえ格子盤付イカ千切り器を提供することで、特許文献1の課題や、調理が不得手な一般家庭の主婦、及び民宿給食業務等の大量の調理作業の簡便化を図ることにある。
本発明は、適宜な幅を持つカット部本体1と、矩形の押さえ格子盤2とから構成されており、カット部本体1の後方には握り柄3が設けられるとともに、前方には複数枚の切刃5を下向きに先端を揃えて左右横方向に等間隔に並設する。
矩形の押さえ格子盤2の長手前端部には、下方にまな板掛止用突起6と、上方に把手部7とがそれぞれ突設され、略T字状の自立用底板8が内側に若干湾曲して形設されている。
また、押さえ格子盤の枠内の長手方向前端から後端には、前記複数枚の切刃5が適合する隙間を有する多数の略三角形の仕切り板9を、等間隔で格子状に形設する。
上記の課題解決手段による作用は次の通りである。
刺身用に下ごしらえしたイカの身をまな板10に適宜に並べて、押さえ格子盤2を上からあてがい、まな板10の前端にまな板掛止用突起6で掛止して、把手部7で上から押さえることにより、イカの身の全体と押さえ格子盤2とを動かないように固定できる。
次に、押さえ格子盤2の枠内に縦方向に形設された格子状の多数の略三角形の仕切り板9の隙間に、カット部本体1の複数枚の切刃5を差し込み、上から押しながら手前に引くことで安全に、瞬時にイカを等間隔に切断できる。 以降は、まな板10に並べている次のイカの身の切り込み箇所に切刃5を移動させて同様の作業を繰り返す。
イ 薄くて弾力性のあるイカの身の全体を押さえ格子盤で押さえると同時に、ま な板の前端にまな板掛止用突起で掛止して固定するので、イカと押さえ格 子盤は動かず、非力な女性でも無理なく安全にカットできる。
ロ まな板上のイカが多い場合には、まな板掛止用突起を介してまな板上を横 移動できるが、まな板に対して直角の切り込み角度は変わらない。
ハ 押さえ格子盤とまな板はそれぞれ独立をしているので、まな板上の切断対象 物の厚みに左右されずに押さえることができる。
ニ 押さえ格子盤には、略三角形の仕切り板9が等間隔で格子状に多数形設さ れているので上面にはV字状の多数の隙間ができ、どの位置においても複数枚 の切刃5がこのV字状を介して、仕切り板9内に誘導されるので嵌合しやすい 。
ホ 調理技術に関係なく、一般家庭や食堂及び給食関係等の業務用の大量のイ カ刺しが素早く造れ、切断幅は一定で見た目上も美的感覚を与える。
へ 本発明のカット部本体と押さえ格子盤は、それぞれが硬質系樹脂素材の一体 成型にすることでコストが安くできるので、カット部本体部の刃が摩耗した場 合には、カット部本体だけを別途購入できるように単独に商品化する。
ト 本発明を使用しないときには、押さえ格子盤前端の略T字状で内側に若干 湾曲した自立用底板により、押さえ格子盤を立てた状態で水切りが良く収納で きる。
チ 本発明の素材を無機質な樹脂系に替えて、有機質の木質系を使用することも 可能である。
本発明の実施例を示すカット部本体の斜視図 本発明の実施例を示す押さえ格子盤の斜視図 本発明の実施例を示す使用時の斜視図 本発明の実施例を示す使用時のA−A線断面図 本発明の実施例を示す押さえ格子盤の収納時の参考図
以下、本発明の実施の形態を図面を基に説明する。
図1において、カット部本体1は、前方に複数枚の切刃5が下向きに先端を揃えて、左右横方向に等間隔に並設されている。後方に握り柄3が設けられる。カット部本体1の横幅は切断時の抵抗を減らすために、掌に収まる程度の大きさが望ましく、使用の時は2〜3回に分けて切断する。
また、カット部本体1は硬質系樹脂素材と複数枚のステンレス製の切刃5との一体成型とすることもできる。
カット部本体1の前方の切り刃部は安全のため図1に示すように安全カバー4で保護される。
とすることも可能であり、コストが安くできるので、刃が摩耗した際の予備としてカット部本体1だけを別途購入できるように単独に商品化する。
図2の、矩形の押さえ格子盤2の長手方向前端部には、下方に突設したまな板掛止用突起6と上方に突設した把手部7とで、略T字状で内側に若干湾曲している自立用底板8が形設されている。
身を開いて適宜な大きさに分割されたイカをまな板10に乗せて、まな板掛止用突起6でまな板10の前端に掛止し、把手部7で上から押さえることでイカの身の全体と押さえ格子盤2とを動かないように固定する。
また、押さえ格子盤2を使用しないときには、略T字状の自立用底板8を利用して押さえ格子盤2を立てた状態で収納するが、自立用底板8は内側に若干湾曲しているので底板長手両端の下縁で自立するので水きりが良い。 (図5参照)
図3は、本発明の実施例を示す使用時の斜視図である。図4は、図3のA−Aを前方
から見た断面図である。
押さえ格子盤2の内枠長手方向の前端から後端にかけて、複数枚の切刃5が適合する隙間を有す頂点が上向きのる多数の略三角形の仕切り板9が、等間隔で格子状に形設されているので上面には多数のV字状の隙間ができ、複数枚の切刃5がどの位置においても、このV字状を介して仕切り板9内に誘導されるので嵌合しやすい。(図4参照)
本発明は、上記のように構成されているので、縦方向に対して上下に切り分けて開いたイカの身をまな板10に適宜に並べ、押さえ格子盤2でイカの身全体を押さえると同時に、まな板掛止用突起6でまな板10の前端に掛止し、端からカット部本体1の切刃5を押さえ格子盤2の仕切り板9の隙間に嵌合して、上から押しつけるように手前に引くだけで安全に簡単に切れる。
以降は、次のイカの切り込み箇所に切刃5を移動して同様の作業を繰り返すが、並べたイカが多い場合には押さえ格子盤2はまな板掛止用突起6を介してまな板10に沿って横移動できるので、まな板10に対して直角であるイカの切断角度は変わらない。
食生活の変化から若い主婦層では包丁を扱う機会も減り、調理に対して苦手意識を抱く者も多いが、日本古来の魚食文化を守りまた健康維持のためにも、美味しく食せる適切な調理法を継承していく必要があると同時に、時代に即した調理器具の開発も望まれている。
1 カット部本体
2 押さえ格子盤
3 握り柄
4 安全カバー
5 切刃
6 まな板掛止用突起
7 把手部
8 自立用底板
9 仕切板
10 まな板
以下、本発明の実施の形態を図面を基に説明する。
図1において、カット部本体1は、前方に複数枚の切刃5が下向きに先端を揃えて、左
右横方向に等間隔に並設されている。後方に握り柄3が設けられる。カット部本体1の
横幅は切断時の抵抗を減らすために、掌に収まる程度の大きさが望ましく、使用の時は
2〜3回に分けて切断する。また、カット部本体1は硬質系樹脂素材と複数枚のステンレス製の切刃5との一体成型とすることもできる。カット部本体1の前方の切刃部は安全のため図1に示すように安全カバー4で保護される。
上記の構成とすることも可能であり、コストが安くできるので、刃が磨耗した際の予備としてカット部本体1だけを別途購入できるように単独に商品化する。
図3は、本発明の実施例を示す使用時の斜視図である。図4は、図3のA−Aを前方
から見た断面図である。
押さえ格子盤2の内枠長手方向の前端から後端にかけて、複数枚の切刃5が適合する隙間を有す頂点が上向きの多数の略三角形の仕切り板9が、等間隔で格子状に形設されているので上面には多数のV字状の隙間ができ、複数枚の切刃5がどの位置においても、このV字状を介して仕切り板9内に誘導されるので嵌合しやすい。(図4参照)

Claims (1)

  1. 適宜な幅を持つカット部本体と、矩形の押さえ格子盤とからなり、該カット部本体の後方に握り柄を設けるとともに、前方には複数枚の切刃を下向きに先端を揃えて、左右横方向に等間隔に並設し、前記押さえ格子盤の長手方向前端部の下方には、まな板掛止用突起と上方には把手部とがそれぞれ突設されて、略T字状の自立用底板が形設され、該押さえ格子盤の枠内の長手方向前端から後端には、前記複数枚の切刃が適合する隙間を有する多数の略三角形の仕切り板が、等間隔で格子状に形設されたことを特徴とする、押さえ格子盤付イカ千切り器。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57100880U (ja) * 1980-12-14 1982-06-21
JPH02111284U (ja) * 1989-02-25 1990-09-05
JP2000157156A (ja) * 1998-11-27 2000-06-13 Nakamura Bussan Kk 刺身千切り装置

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