JP2016154647A - 表示装置、表示方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】体の傾きをなくす訓練をし易い表示装置を提供する。
【解決手段】患者2の傾斜角度を検出するセンサー装置4と、患者2の傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する図形形成部と、図形を表示するヘッドマウントディスプレイ5と、を備える。図形は一端に頭部を有する人形であり、頭部には患者2の傾斜角度を示す数字が表示されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、表示方法およびプログラムに関するものである。
脳卒中等の脳障害の後には、様々な要因により姿勢やバランスの異常が出現することがある。特徴的な姿勢調節障害の1つにプッシャー症候群(pusher syndrome)が知られている。このような障害を改善するには、リハビリテーションが重要である。リハビリテーションは略してリハビリとも称される。非特許文献1にはプッシャー症候群におけるリハビリ方法が開示されている。
プッシャー症候群の患者は、身体が麻痺側へ傾斜している状態を正しい姿勢(傾いていない)と認識してしまうため、リハビリにおいてはこの姿勢を矯正し、患者の姿勢や認識を正しい状態とする必要がある。
患者の重心位置を測定して患者の傾きを患者に認識させる方法が特許文献1に開示されている。それによると、測定装置では3個の荷重センサー上に板がのせてある。患者が板の上に乗ると患者の重心の位置がわかるようになっている。患者の前にはハーフミラーと表示装置が設置されており、患者はハーフミラーを通して表示装置を見ることができる。表示装置には目標図像と患者の重心位置に基づく操作図像とが表示される。患者は、操作図像と目標図像との位置が重なるように自身の重心移動によって操作図像を操作する訓練を行う。
特開2012−161418号公報
長谷公隆 編著、「運動学習理論に基づくリハビリテーションの実践in DVD」、医歯薬出版株式会社、2008年12月
しかしながら、特許文献1に示す装置では、鉛直方向に対して自分がどの程度傾斜しているのかを理解するのは困難である。そこで、自分の体が傾いている程度を患者が容易に認識でき、体の傾きをなくす訓練をし易いリハビリ装置が望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる表示装置であって、人の傾斜角度を検出する検出部と、前記傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する図形形成部と、前記図形を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、検出部が人の傾斜角度を検出する。図形形成部は傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する。そして、表示部が図形を表示する。従って、人は図形の色を見て自分が傾斜している程度を認識することができる。図形の形状の変化に比べて色の変化は識別し易い為、人は自分の傾いている程度を認識し易くなる。従って、表示装置は人が体の傾きをなくす訓練をし易くすることができる。
[適用例2]
上記適用例にかかる表示装置において、前記図形は頭部を有する人形であり、前記頭部の近傍には前記傾斜角度を示す数字が表示されることを特徴とする。
本適用例によれば、図形は頭部を有する人形になっている。そして、人形の頭部の近傍には人の傾斜角度を示す数字が表示されている。従って、人は数字を見ることにより自分が傾斜している角度を知ることができる。なお、ここでいう近傍とは、頭部の端部からの距離が頭部の径の2倍以下の領域をいう。人は人形の図形を視認した場合、頭部周辺を注視する傾向がある。したがって、この領域に数字を表示することで、人が図形と傾斜角度とを同時に視認することが容易になる。
[適用例3]
上記適用例にかかる表示装置において、前記人形は足部を有し、前記図形は、前記人の傾斜に応じて前記人形が前記足部を中心にして回転した図形を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、人形は足部を有している。図形は人の傾斜に応じて人形が足部を中心にして回転した図形になっている。このとき腰を中心に回転するときに比べて頭部の動きが大きくなる。従って、傾く人形の図形を人が見て自分の傾きを容易に実感することができる。
[適用例4]
上記適用例にかかる表示装置において、前記図形形成部は前記傾斜角度より大きい角度に前記図形を回転させることを特徴とする。
本適用例によれば、図形形成部が形成する図形は人の傾斜角度より大きい角度に回転させている。従って、人は自分が傾いていることを容易に認識することができる。
[適用例5]
上記適用例にかかる表示装置において、前記図形の色を設定する色設定部を備えることを特徴とする。
本適用例によれば、人は色設定部にて図形の色を設定することができる。従って、人は図形の色を自分の傾きを認識し易い色にすることができる。その結果、人は自分の傾いている程度を認識し易くすることができる。
[適用例6]
本適用例にかかる表示方法であって、人の傾斜角度を検出することと、前記傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成することと、前記図形を表示することと、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、人の傾斜角度を検出している。そして、人の傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成し、図形を表示している。従って、人は図形の色を見て自分が傾斜している程度を認識することができる。図形の形状の変化に比べて色の変化は識別し易い為、人は自分の傾いている程度を認識し易くなる。従って、本適用例の表示方法により人が体の傾きをなくす訓練をし易くすることができる。
[適用例7]
本適用例にかかるプログラムであって、コンピューターを、入力された傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する図形形成手段と、前記図形を表示部に出力する出力手段と、として機能させることを特徴とする。
本適用例によれば、プログラムは、コンピューターを、入力された傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する図形形成手段と、図形を表示部に出力する出力手段と、として機能させる。そして、傾斜角度に応じて色を変えた図形を表示部に出力している。従って、人は図形の形状を見て自分が傾斜している程度を認識することができる。図形の色の変化は識別し易い為、人は自分の傾いている程度を認識し易くなる。従って、本適用例のプログラムを用いて人が体の傾きをなくす訓練をし易くすることができる。
(a)は、表示装置を設置した患者を正面側から見た図、(b)は、表示装置を設置した患者を背中側から見た図、(c)は、傾斜した患者を正面側から見た図。 表示装置の電気制御ブロック図。 図形の表示方法のフローチャート。 図形の表示方法を説明するための模式図。 図形の表示方法を説明するための模式図。 図形の表示方法を説明するための模式図。 図形の表示方法を説明するための模式図。 図形の表示方法を説明するための模式図。 図形の表示方法を説明するための模式図。
本実施形態では、表示装置と、この表示装置を用いて患者の傾きを表示する、表示方法との特徴的な例について、図1〜図9に従って説明する。以下、実施形態について図面に従って説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(実施形態)
実施形態にかかわる表示装置(リハビリ装置)について図1及び図2に従って説明する。図1は、表示装置の構成を示す模式図であり、図1(a)は、表示装置を設置した患者を正面側から見た図である。図1(b)は、表示装置を設置した患者を背中側から見た図である。図1(c)は、傾斜した患者を正面側から見た図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、表示装置1は人としての患者2に設置して使用される。表示装置1は主に制御部3、検出部としてのセンサー装置4及び表示部としてのヘッドマウントディスプレイ5により構成されている。制御部3にはベルト6が設置され、ベルト6を患者2の肩2aにかけて制御部3は患者2に設置される。
制御部3には操作入力部3aと表示パネル3bとが設置されている。操作入力部3aは複数のボタンや表示パネル3bに設置されたタッチパネルを備えている。患者2や患者2を補助する補助者は操作入力部3aを操作して表示装置1に表示する内容を設定する。表示パネル3bには設定内容や患者2が傾斜する状態を示す情報が表示される。表示パネル3bには液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ、プラズマディスプレイ、表面電界ディスプレイ等を用いることができる。
患者2の胸2bにはセンサー装置4が設置される。センサー装置4は伸縮性のあるバンド7に設置されている。バンド7は輪になっており、患者2の胸2b、脇の下、背中に沿って設置されている。そして、バンド7が胸2bからずり落ちないように、バンド7の長さが調整可能になっている。患者2の足部2fから頭部2cに向かう方向をZ方向とする。そして、水平方向のうち患者2の背中から胸2bに向かう方向をX方向とする。水平方向のうち患者2の右の肩2aから左の肩2aに向かう方向をY方向とする。X方向、Y方向及びZ方向は互いに直交する方向である。
センサー装置4には患者2の傾斜を検出するセンサー8が設置されている。センサー8は患者2の傾斜を検出できればよく特に限定されない。センサー8にはジャイロセンサー、加速度センサー、地磁気センサー、重力センサー等を用いることができる。本実施形態では、例えば、センサー8にジャイロセンサーを用いている。センサー8はX方向を軸として回転する体の角速度を検出して出力する。そして、センサー装置4はセンサー8が出力する角速度を積分する積分回路を備えている。積分回路は角速度を入力してセンサー8が回転した角度を出力する。さらに、センサー装置4はセンサー8が回転した角度の変動を5秒間に区切って平均を演算する。そして、演算結果を平均角度として出力する。センサー装置4と制御部3との間にはケーブル9が設置されている。センサー装置4は平均角度をケーブル9を介してセンサー装置4が制御部3に出力する。
患者2の頭部2cにはヘッドマウントディスプレイ5が設置されている。ヘッドマウントディスプレイ5は透過型のディスプレイである。ヘッドマウントディスプレイ5が映像を表示していないときには患者2はヘッドマウントディスプレイ5を通して景色が見えるようになっている。映像において黒色の部分は映像の光が患者2に届かないので、黒色の部分には景色が見えるようになっている。映像の背景を黒色にして赤色の像をヘッドマウントディスプレイ5が表示するとき、患者2には景色と赤色の像とが重なった映像が見える。ヘッドマウントディスプレイ5と制御部3との間にはケーブル9が設置されている。制御部3はケーブル9を介してヘッドマウントディスプレイ5に映像信号を送信する。
図1(c)に示すように、患者2が麻痺しているとき患者2の体が傾斜する。脳卒中の後では様々な要因を背景として姿勢やバランスの異常が出現する。姿勢調節障害のひとつにコントラバーシブ プッシング(contraversive pushing)がある。コントラバーシブ プッシングはプッシングやプッシング症候群と称される。コントラバーシブ プッシングは病巣と反対側に向かって押すという意味をもつ。以下、コントラバーシブ プッシングをプッシングと称す。プッシングの患者2はあらゆる姿勢で麻痺側へ傾斜する。自らの非麻痺側上下肢を使用して床や座面を押して、正中にしようとする他者の介助に抵抗する。プッシングの出現率は1.5〜63%と様々な報告があるが、脳卒中後の急性期に多くみられる。
プッシングは時間をかければ改善するが、日常生活動作に影響する障害を残しやすい。このため、治療期間を短縮して早期退院を可能にする理学療法が必要である。つまり、急性期においてできるだけ早くプッシングを治療し、日常生活動作に向けたリハビリを開始することが求められている。
患者2は腰を回転中心にして背骨2dをZ方向に対して傾斜させる。背骨2dがZ方向に対して傾斜する角度を傾斜角度2eとする。そして、両肩を結ぶ線は水平線と並行に維持する。さらに、Z方向を回転軸にして首を回転する傾向がある。このとき、患者2は体が傾いているという自覚がない。補助者は患者2にZ方向に延在する鉛直指標を提示して患者2に体の傾きを自覚させる。そして、身体と周囲の関係を認識できるような視覚的手がかりを与えることにより患者2は姿勢を改善することができる。
患者2がZ方向に対して背骨2dを傾斜させるとき、センサー8はX方向を軸にして回転する。従って、センサー装置4は患者2の傾きを検出することが可能になっている。
図2は表示装置の電気制御ブロック図である。図2において、表示装置1は表示装置1の動作を制御する制御部3(コンピューター)を備えている。そして、制御部3はプロセッサーとして各種の演算処理を行うCPU10(Central Processing Unit)と、各種情報を記憶するメモリー11とを備えている。ヘッドマウントディスプレイ5、センサー装置4、スピーカー12、操作入力部3a及び表示パネル3bは入出力インターフェイス13及びデータバス14を介してCPU10に接続されている。
スピーカー12は音声信号にて患者2にメッセージを伝える機能を備えている。患者2がリハビリ治療中のとき、ヘッドマウントディスプレイ5が表示する映像に加えて制御部3はスピーカー12から患者2にメッセージを伝えることができる。
メモリー11は、RAM、ROM等といった半導体メモリーや、ハードディスク、DVD−ROMといった外部記憶装置を含む概念である。機能的には、表示装置1の動作の制御手順が記述されたシステムプログラム15を記憶する記憶領域が設定される。他にも、ヘッドマウントディスプレイ5に表示する図形の色の設定データである表示色データ16を記憶するための記憶領域が設定される。表示色データ16には図形の色を切り替えるときの判定条件が含まれている。他にも、ヘッドマウントディスプレイ5に表示する図形の形状や図形の傾斜角等のデータである表示図形データ17を記憶するための記憶領域が設定される。
他にも、センサー8の駆動条件等のデータやセンサー8が出力するデータが含まれるセンサー関連データ18を記憶するための記憶領域が設定される。他にも、スピーカー12から出力する音声のデータである音声関連データ21を記憶するための記憶領域が設定される。他にも、CPU10のためのワークエリアやテンポラリーファイル等として機能する記憶領域やその他各種の記憶領域が設定される。
CPU10は、メモリー11内に記憶されたシステムプログラム15に従って、表示装置1がヘッドマウントディスプレイ5に表示する制御を行うものである。具体的な機能実現部としてCPU10は検出部としての傾斜検出部22を有する。傾斜検出部22はセンサー装置4に指示信号を出力し、センサー8を駆動させて患者2の傾斜角度2eを検出させる制御を行う。傾斜検出部22はセンサー8が検出した傾斜角度2eのデータをセンサー関連データ18としてメモリー11に記憶する。センサー関連データ18には傾斜角度2eの時系列データが含まれている。そして、患者2が訓練を行う毎に傾斜角度2eの時系列データの新規ファイルが作成される。補助者は傾斜角度2eの時系列データを解析することにより患者2の訓練効果を確認することができる。
他にも、CPU10は図形形成手段及び出力手段としての図形形成部23を有する。図形形成部23は患者2の傾斜角度2eに対応して色を変えた図形を形成してヘッドマウントディスプレイ5に図形信号を出力する。他にも、CPU10は色設定部としての表示色設定部24を有する。表示色設定部24は患者2や補助者に傾斜角度2eに対応する色の入力を促して図形の色を設定する。他にも、CPU10は音声制御部25を有する。音声制御部25は患者2や補助者に対して告知する内容の音声の信号をスピーカー12に出力する。尚、本実施形態では、上記の各機能がCPU10を用いてプログラムソフトで実現することとしたが、上記の各機能がCPU10を用いない単独の電子回路によって実現できる場合には、そのような電子回路を用いることも可能である。
次に、上述した表示装置1が患者2に図形を表示する表示方法について図3〜図9にて説明する。図3は、図形の表示方法のフローチャートであり、図4〜図9は図形の表示方法を説明するための模式図である。図3のフローチャートにおいて、ステップS1は初期化工程に相当する。この工程はセンサー装置4を初期化する工程である。さらに、この工程では図形の色の設定を行う。次にステップS2に移行する。ステップS2は、傾斜角度検出工程に相当する。この工程は患者2が傾く角度をセンサー装置4が検出する工程である。次にステップS3に移行する。ステップS3は、表示色演算工程に相当する。この工程は図形の色を演算して決定する工程である。次にステップS4に移行する。ステップS4は、図形形成工程に相当する。この工程は図形の形状を決定して、図形を形成する工程である。次にステップS5に移行する。ステップS5は、図形表示工程に相当する。この工程はヘッドマウントディスプレイ5に図形を表示する工程である。次にステップS6に移行する。
ステップS6は、終了判断工程に相当する。この工程はヘッドマウントディスプレイ5への表示を終了するか否かを判定する工程である。ヘッドマウントディスプレイ5への表示を継続するときは次にステップS2に移行する。ヘッドマウントディスプレイ5への表示を終了するときは図形の表示を終了する。以上の工程により、図形を表示する工程を終了する。
次に、図4〜図9を用いて、図3に示したステップと対応させて、図形の表示方法を詳細に説明する。
図4(a)〜図5(a)はステップS1の初期化工程に対応する図である。図4(a)に示すように、補助者は患者2の背骨2dが延びる方向が鉛直方向と平行になるように患者2の姿勢を矯正する。なお、ここでいう「平行」とは完全に平行である場合だけでなく、多少のズレを有していてもよい。そして、操作入力部3aを操作してセンサー装置4の積分回路をリセットする。これにより、センサー装置4は背骨2dが鉛直方向のときの傾斜角を0度にする。そして、背骨2dが鉛直方向に対して傾く傾斜角度2eをセンサー装置4が制御部3に出力する。
図4(b)に示すように、表示色設定部24は表示パネル3bに傾斜角度2eの大きさが5度以下の場合の色設定を行う画面を表示する。傾斜角度2eの大きさが5度以下の場合とは、患者2の傾斜が少ない良好な状態を示している。表示パネル3bの画面には第1色〜第10色の色が表示されている。患者2や補助者は傾斜角度2eの大きさが5度以下の状態のときに表示する図形の色を指定する。色の指定は操作入力部3aを用いて各色に対応する番号を入力することにより指定することができる。傾斜角度2eの大きさが5度以下における図形の色を第1表示色とする。第1表示色は特に限定されないが本実施形態では例えば補助者が緑色に設定したことにして説明を続ける。
図4(c)に示すように、表示色設定部24は表示パネル3bに傾斜角度2eの大きさが5度よりも大きく10度以下の場合の色設定を行う画面を表示する。傾斜角度2eの大きさが5度よりも大きく10度以下の場合とは、患者2がやや傾斜した状態を示している。表示パネル3bの画面には第1色〜第10色の色が表示されている。患者2や補助者は傾斜角度2eの大きさが5度よりも大きく10度以下の状態のときに表示する図形の色を指定する。色の指定は操作入力部3aを用いて各色に対応する番号を入力することにより指定することができる。傾斜角度2eの大きさが5度よりも大きく10度以下の場合における図形の色を第2表示色とする。第2表示色は特に限定されないが本実施形態では例えば補助者が黄色に設定したことにして説明を続ける。
図5(a)に示すように、表示色設定部24は表示パネル3bに傾斜角度2eの大きさが10度よりも大きい場合の色設定を行う画面を表示する。傾斜角度2eの大きさが10度よりも大きい場合とは、患者2がかなり傾斜した状態を示している。患者2が手足を使って自分を支えないと倒れる角度である。表示パネル3bの画面には第1色〜第10色の色が表示されている。患者2や補助者は傾斜角度2eの大きさが10度よりも大きい状態のときに表示する図形の色を指定する。色の指定は操作入力部3aを用いて各色に対応する番号を入力することにより指定することができる。傾斜角度2eの大きさが10度よりも大きい場合における図形の色を第3表示色とする。第3表示色は特に限定されないが本実施形態では例えば補助者が赤色に設定したことにして説明を続ける。
図5(b)及び図5(c)はステップS2の傾斜角度検出工程に対応する図である。図5(b)に示すように、ステップS2において、患者2が傾く角速度をセンサー8が検出する。図の縦軸は角速度を示し横軸は時間の経過を示す。角速度推移線26はセンサー8が出力する角速度の推移を示している。患者2は姿勢を微動して安定させる。従って、角速度推移線26は細かく変動する線になっている。尚、傾斜角度2eの角度は鉛直方向を0度として、背中側から見たときの時計回りの回転方向を正の方向とする。そして、背中側から見たときの反時計回りの回転方向を負の方向とする。角速度推移線26は背中側から見たときに患者2が時計回りに傾く角速度の推移を示している。
図5(c)は角速度推移線26が示す角速度を積分回路が積分して出力した角速度データを示している。図の縦軸は角度を示し横軸は時間の経過を示す。角度推移線27はセンサー8が出力する角度の推移を示している。患者2は姿勢を微動しながら徐々に傾斜する。従って、角度推移線27は細かく変動しながら傾斜する状態を示す線になっている。
図6(a)はステップS3の表示色演算工程に対応する図である。図6(a)に示すように、ステップS3においてヘッドマウントディスプレイ5に表示する図形の色を演算する。図の縦軸は図形の表示色を示し第1表示色、第2表示色及び第3表示色が記載されている。横軸は傾斜角度2eを示す。表示色選択線28は表示色設定部24が選択する色の相関線になっている。
表示色選択線28が示すように、傾斜角度2eが−5度以上+5度以下の間では表示色には第1表示色が選択される。従って、図形の色は緑色になる。傾斜角度2eが−10度以上−5度未満の間及び+5度よりも大きく+10度以下の間では表示色には第2表示色が選択される。従って、図形の色は黄色になる。傾斜角度2eが−10度よりも小さい及び+10度よりも大きい場合では表示色には第3表示色が選択される。従って、図形の色は赤色になる。このように、傾斜角度2eに応じて図形の色を変えて設定される。
図6(b)〜図8はステップS4の図形形成工程に対応する図である。ステップS4において、ヘッドマウントディスプレイ5に表示する図形29を形成する。図6(b)において、図形29はヘッドマウントディスプレイ5により表示される図形である。図形29の形状は特に限定されないが本実施形態では、例えば、図形29は人を模した形状(人形(ひとがた))になっている。そして、図形29がZ方向に対して傾斜する角度を表示角度30とする。
図6(c)において、縦軸は表示角度30を示し、横軸は傾斜角度2eを示している。そして、角度対応線31は傾斜角度2eに対する表示角度30を示している。角度対応線31が示すように、傾斜角度2eが0度のときには表示角度30は0度にする。そして、表示角度30は傾斜角度2eの2倍の角度に設定する。これにより、図形29は患者2の傾きより大きく傾く為、患者2は自分が傾いていることを容易に認識することができる。
図7(a)〜図8(d)は図形形成部23が形成する図形29を示している。図7(a)は傾斜角度2eが0度のときの図形29を示している。図7(b)は傾斜角度2eが−2度のときの図形29を示し、図7(c)は傾斜角度2eが+2度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は緑色であり、人形の図形29における頭部29aの上には“Good”の文字が表示されている。傾斜角度2eが−2度以上+2度以下の間では“Good”の文字が表示される。患者2は、図形29及び“Good”の文字を見ることにより、自分の姿勢がZ方向に延びており良好な形態であることを認識し易くなっている。
図7(d)は傾斜角度2eが−5度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は緑色であり、図形29における頭部29aの上には“−5.0”の数字29bが表示されている。図7(e)は傾斜角度2eが+5度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は緑色であり、図形29における頭部29aに相当する場所の上側には“5.0”の数字29bが表示されている。傾斜角度2eが−2度よりも小さいとき及び傾斜角度2eが+2度よりも大きいときには傾斜角度2eを示す数字29bが表示される。患者2は、図形29及び傾斜角度2eを示す数値の文字を見ることにより、自分の姿勢がZ方向に対してやや傾いた形態であることを認識し易くなっている。
図7(f)は傾斜角度2eが−10度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は黄色であり、図形29における頭部29aの上には“−10.0”の数字29bが表示されている。図7(g)は傾斜角度2eが−7.5度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は黄色であり、図形29における頭部29aの上には“−7.5”の数字29bが表示されている。図7(h)は傾斜角度2eが+7.5度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は黄色であり、図形29における頭部29aの上には“7.5”の数字29bが表示されている。図7(j)は傾斜角度2eが+10度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は黄色であり、図形29における頭部29aの上には“10.0”の数字29bが表示されている。
傾斜角度2eが−5度よりも小さく−10度以上のとき及び傾斜角度2eが+5度よりも大きく+10度以下のときには図形29の色は黄色である。そして、図形29における頭部29aの上には傾斜角度2eを示す数字29bが表示されている。患者2は、図形29及び傾斜角度2eを示す数値の文字を見ることにより、自分の姿勢がZ方向に対して傾いた形態であることを認識し易くなっている。患者2はヘッドマウントディスプレイ5が表示する画面を見て自分の体の傾斜角度2eを0度にするように訓練することができる。
さらに、傾斜角度2eが−5度よりも小さく−10度以上のとき及び傾斜角度2eが+5度よりも大きく+10度以下のときには、音声制御部25がスピーカー12から注意を喚起する音を出す。これにより、自分の姿勢がZ方向に対して傾いた形態であることを認識することができる。
図8(a)は傾斜角度2eが−15度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は赤色であり、図形29における頭部29aの上には“−15.0”の数字29bが表示されている。図8(b)は傾斜角度2eが−12.5度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は赤色であり、図形29における頭部29aの上には“−12.5”の数字29bが表示されている。図8(c)は傾斜角度2eが+12.5度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は赤色であり、図形29における頭部29aの上には“12.5”の数字29bが表示されている。図8(d)は傾斜角度2eが+15度のときの図形29を示している。このとき、図形29の色は赤色であり、図形29における頭部29aの上には“15.0”の数字29bが表示されている。
傾斜角度2eが−10度よりも小さく−15度以上のとき及び傾斜角度2eが+10度よりも大きく+15度以下のときには図形29の色は赤色である。そして、図形29における頭部29aの上には傾斜角度2eを示す数字29bが表示されている。患者2は、図形29及び傾斜角度2eを示す数値の文字を見ることにより、自分の姿勢がZ方向に対してかなり傾いた形態であることを認識し易くなっている。患者2はヘッドマウントディスプレイ5が表示する画面を見て自分の体の傾斜角度2eを0度にするように訓練することができる。
さらに、傾斜角度2eが−10度よりも小さく−15度以上のとき及び傾斜角度2eが+10度よりも大きく+15度以下のときには、音声制御部25がスピーカー12から警告する音を出す。これにより、自分の姿勢がZ方向に対してかなり傾いた形態であることを認識することができる。
図7(a)〜図8(d)において、図形29の表示角度30は傾斜角度2eの2倍の角度に回転させて表示されている。これにより、患者2は自分が傾いていることを容易に認識することができる。
図8(e)は、異なる表示角度30の図形29を重ねた図である。図形29は頭部29aの反対側の端に足部29cを備え、足部29cを中心にして回転している。このとき腰を中心に回転するときに比べて、足部29cに対する頭部29aの動きが大きくなる。従って、傾く人形の図形29を患者2が見て自分の傾きをより容易に実感することができる。
図9はステップS5の図形表示工程に対応する図であり、患者2がヘッドマウントディスプレイ5を用いて見る映像を表示している。図9(a)に示すように、ヘッドマウントディスプレイ5は透過型であり、四角形の枠に囲まれた領域がヘッドマウントディスプレイ5の視野領域5aである。患者2にはヘッドマウントディスプレイ5をとおして背景が見える。そして、画面の中程には人形の図形29が表示されている。図は患者2の傾斜角度2eが−2度以上+2度以下の範囲にあるときの表示を示している。従って、図形29の色は緑色であり、図形29の頭部29aの上には“Good”の文字が表示されている。背景と図形29を見て自分の姿勢が鉛直方向に延びており良好な形態であることを認識することができる。
図9(b)は患者2の傾斜角度2eが7.5度のときの表示を示している。視野領域5aが水平線に対して7.5度傾いた状態になっている。従って、図形29の色は黄色であり、図形29の頭部29aの上側には“7.5”の数字29bが表示されている。スピーカー12からは注意を喚起する音が出ている。背景と図形29を見て自分の姿勢が鉛直方向に対してやや傾いた姿勢であることを認識することができる。
図9(c)は患者2の傾斜角度2eが12.5度のときの表示を示している。視野領域5aが水平線に対して12.5度傾いた状態になっている。従って、図形29の色は赤色であり、図形29の頭部29aの上側には“12.5”の数字29bが表示されている。スピーカー12からは警告する音が出ている。背景と図形29を見て自分の姿勢が鉛直方向に対してかなり傾いた姿勢であることを認識することができる。
ステップS6の終了判断工程において、患者2が訓練を終了したいときには患者2または補助者が操作入力部3aを操作して表示装置1の動作を終了する。以上の工程により図形を表示する工程を終了する。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、センサー装置4が患者2の傾斜角度2eを検出する。図形形成部23は患者2の傾斜角度2eに応じて色を変えた図形29を形成する。そして、ヘッドマウントディスプレイ5が図形29を表示する。従って、患者2は図形29の色を見て自分が傾斜している程度を認識することができる。図形29の形状の変化に比べて色の変化は識別し易い為、患者2は自分の傾いている程度を認識し易くなる。従って、表示装置1は患者2が傾きを治す訓練をし易くすることができる。
(2)本実施形態によれば、図形29は頭部29aを有する人形である。そして、人形の頭部29aの近傍には患者2の傾斜角度2eを示す数字29bが表示されている。従って、患者2は数字29bを見ることにより自分が傾斜している傾斜角度2eを知ることができる。なお、ここでいう近傍とは、頭部29aの端部からの距離が頭部29aの径の2倍以下の領域をいう。人は人形の図形を視認した場合、頭部周辺を注視する傾向がある。したがって、この領域に数字29bを表示することで、患者が図形29と傾斜角度2eとを同時に視認することが容易になる。
(3)本実施形態によれば、人形の図形29は頭部29aの逆側の端に足部を有している。図形29は患者2の傾斜に応じて人形の図形29が足部29cを中心にして回転した図形29になっている。このとき腰を中心に回転するときに比べて頭部29aの動きが大きくなる。従って、傾く人形の図形29を患者2が見て自分の傾きを容易に実感することができる。
(4)本実施形態によれば、図形形成部23が形成する図形29は患者2の傾斜角度2eより大きい表示角度30に回転させている。従って、患者2は自分が傾いていることを容易に認識することができる。
(5)本実施形態によれば、患者2は表示色設定部24にて図形29の色を設定することができる。従って、患者2は図形29の色を自分の傾きを認識し易い色にすることができる。その結果、患者2は自分の傾いている程度を認識し易くすることができる。
尚、本実施形態は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により種々の変更や改良を加えることも可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)
前記実施形態では、センサー装置4を患者2の胸2bに設置した。センサー装置4を設置する場所は患者2の傾きを検出可能な場所であれば良く特に限定されない。患者2の背中でも良く、脇でも良い。センサーは身体装着型だけでなく撮影装置にて患者2を撮影して患者2の傾きを検出しても良い。センサー装置4を患者2に適した物に選択しやすくすることができる。
(変形例2)
前記実施形態では、ヘッドマウントディスプレイ5が図形29を表示した。図形29を表示する表示部にはフラットパネルディスプレイやプロジェクター等の表示装置を用いることができる。患者2の見やすい表示装置および見やすい形態で見ることができる。
(変形例3)
前記実施形態では、表示色設定部24は第1色〜第10色から図形29の色を選択した。これ以外にも、グラデーションをもつ色分布を表示して患者2や補助者に選択させても良い。さらに、患者2や補助者が認識し易い色に設定することができる。
(変形例4)
前記実施形態では、図形29を人形にしたが、この図形に限らず図形29に患者2の写真を用いても良い。他にも抽象的な図形にしても良い。患者2が自分の傾きを認識し易くすることができる。
(変形例5)
前記実施形態では、制御部3とセンサー装置4との通信はケーブル9を介して行われた。制御部3とセンサー装置4との通信は無線通信にて行ってもよい。同様に、制御部3とヘッドマウントディスプレイ5との通信はケーブル9を介して行われた。制御部3とヘッドマウントディスプレイ5との通信は無線通信にて行ってもよい。ケーブル9をなくすることにより患者2を動きやすくすることができる。
(変形例6)
前記実施形態では、図形29の色は第1表示色〜第3表示色の3色にて切り替えて表示した。図形29の色は2色でもよく、4色以上でもよい。患者2が認識し易い色の変化にすることができる。
(変形例7)
前記実施形態では、表示角度30は傾斜角度2eの2倍の角度にした。表示角度30は傾斜角度2eの2倍以下の角度でも良く、2倍以上の角度でもよい。図形29の角度変化を患者2が認識し易い角度変化にすることができる。
(変形例8)
前記実施形態では、制御部3は可搬可能な装置であった。制御部3は机上に設置される装置でもよい。制御部3はパーソナルコンピューターを用いても良い。制御部3に統計処理や解析するための機能を多機能にすることができる。
(変形例9)
前記実施形態の初期化工程においては、背骨の延びる方向が鉛直方向と平行になるように患者2の姿勢を矯正し、この状態で傾斜角を0度としていたが、これに限定されるものではない。患者の状態によっては姿勢を大きく矯正できない場合があるため、鉛直方向に対する傾斜角度が0度でない姿勢を始点とし、その状態を0度として設定してもよい。
(変形例10)
前記実施形態では、傾斜角度2eを頭部29aの上に表示させたが、傾斜角度2eの一部または全部が図形29と重なるように表示させてもよい。
(変形例11)
前記実施形態では、患者2に対して図形29を認識させていたが、医師や療法士等の介助者も図形29を認識できるように、他の表示装置に図形29を表示させてもよい。患者だけでなく介助者も図形29の回転や色の変化に応じて適切な介助を行うことができる。
1…表示装置、2…人としての患者、2e…傾斜角度、4…検出部としてのセンサー装置、5…表示部としてのヘッドマウントディスプレイ、22…検出部としての傾斜検出部、23…図形形成手段及び出力手段としての図形形成部、24…色設定部としての表示色設定部、29…図形、29a…頭部、29b…数字、29c…足部。

Claims (7)

  1. 人の傾斜角度を検出する検出部と、
    前記傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する図形形成部と、
    前記図形を表示する表示部と、を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記図形は頭部を有する人形であり、前記頭部の近傍には前記傾斜角度を示す数字が表示されることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置であって、
    前記人形は足部を有し、
    前記図形は、前記人の傾斜に応じて前記人形が前記足部を中心にして回転した図形を含むことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示装置であって、
    前記図形形成部は前記傾斜角度より大きい角度に前記図形を回転させることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示装置であって、
    前記図形の色を設定する色設定部を備えることを特徴とする表示装置。
  6. 人の傾斜角度を検出することと、
    前記傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成することと、
    前記図形を表示することと、を含む表示方法。
  7. コンピューターを、
    入力された傾斜角度に応じて色を変えた図形を形成する図形形成手段と、
    前記図形を表示部に出力する出力手段と、として機能させるためのプログラム。
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