JP2016154340A - COBRA(coordinated orthogonal block−based resource allocation)動作をサポートする方法および装置 - Google Patents

COBRA(coordinated orthogonal block−based resource allocation)動作をサポートする方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)動作をサポートする方法および装置を提供する。【解決手段】アクセスポイント(AP)は、そのAPがCOBRAをサポートできることを複数のステーション(STA)に示すように構成され得る。各WTRUは、そのWTRUもCOBRAをサポートできることをAPに示すように構成され得る。APは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)をWTRUのそれぞれに送信するように構成され得る。各WTRUは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローリIEを送信するように構成され得る。STAグループ化管理、グループ保守、チャネルアクセス、ビームフォーミング、サウンディング、ならびに周波数手順および同期化手順も説明される。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信技術に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、その内容が本明細書に参照によって組み込まれている、2012年4月30日に出願した米国特許仮出願第61/640,219号、2012年11月9日に出願した米国特許仮出願第61/724,438号、および2013年1月11日に出願した米国特許仮出願第61/751,453号の利益を主張するものである。
インフラストラクチャベーシックサービスセット(basic service set、BSS)モードの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)は、BSS用のアクセスポイント(AP)およびAPに関連する1または複数のステーション(STA)(すなわち、無線送信/受信ユニット(WTRU)を含むことができる。APは、ディストリビューションシステム(distribution system、DS)またはBSSに出入りするトラフィックを搬送することができる別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスを有しまたはこれとインターフェースすることができる。BSSの外部から発するSTAへのトラフィックは、APを介して到着する場合があり、STAに配送され得る。STAから発するBSSの外部の宛先へのトラフィックは、それぞれの宛先への配送のためにAPに送信され得る。BSS内のSTAの間のトラフィックも、APを介して送信され得、ここで、ソースSTAは、APにトラフィックを送信することができ、APは、宛先STAにトラフィックを配送することができる。BSS内のSTAの間のそのようなトラフィックを、ピアツーピアトラフィックと称する場合がある。そのようなピアツーピアトラフィックは、IEEE 802.11eダイレクトリンクセットアップ(direct link setup、DLS)またはIEEE 802.11zトンネルドDLS(tunneled DLS、TDLS)を使用するDLSを用いてソースSTAと宛先STAとの間で直接に送信もされ得る。インディペンデントBSS(independent BSS、IBSS)モードのWLANは、APを含まない場合があり、したがって、STAは、お互いと直接に通信することができる。この通信モードを、「アドホック」通信モードと称する場合がある。
IEEE 802.11インフラストラクチャ動作モードでは、APは、プライマリチャネル(primary channel)と称する固定されたチャネル上でビーコンを送信することができる。プライマリチャネルは、20MHz幅とすることができ、BSSの動作チャネルとすることができる。プライマリチャネルは、STAによって、APとの接続を確立するのにも使用され得る。IEEE 802.11システムのチャネルアクセス機構は、キャリア検知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)とすることができる。この動作モードでは、APを含むすべてのSTAが、プライマリチャネルを検知することができる。チャネルがビジーであることが検出される場合には、STAは、バックオフすることができる。したがって、1つのSTAだけが、任意の所与の時に所与のBSS内で送信することができる。
方法および装置は、COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)動作をサポートすることができる。アクセスポイント(AP)は、前記APがCOBRAをサポートできることを複数の無線送信/受信ユニット(WTRU)に示すように構成され得る。WTRUは、ステーション(STA)、非AP STA、またはユーザと称する場合もある。各WTRUは、前記WTRUもCOBRAをサポートできることを前記APに示すように構成され得る。前記APは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(information element、IE)を前記WTRUのそれぞれに送信するように構成され得る。各WTRUは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローリ(controllee)IEを送信するように構成され得る。ユーザグループ化管理、グループ保守、チャネルアクセス、ビームフォーミング、サウンディング(sounding)、ならびに周波数手順および同期化手順は、COBRA動作をサポートするために変更され得る。
より詳細な理解を、添付図面に関連して例として与えられる以下の説明から得ることができる。
1または複数の開示される実施形態を実施できる例の通信システムを示す図である。 図1Aに示された通信システム内で使用され得る例の無線送信/受信ユニット(WTRU)を示す図である。 図1Aに示された通信システム内で使用され得る例の無線アクセスネットワークおよび例のコアネットワークを示す図である。 時間領域フィルタリングおよび周波数領域フィルタリングを実行するように構成され得るCOBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)システムの任意の例の物理層(PHY)を示す図である。 周波数領域フィルタリングおよび/または周波数領域拡散を実行するように構成された例のPHY COBRAシステムを示す図である。 例の局所COBRAシステム(localized COBRA system)を示す図である。 例の分散COBRAシステム(distributed COBRA system)を示す図である。 直交周波数分割多元接続(OFDMA)サブチャネライゼーションを実行するように構成された例のPHYを示す図である。 E−VHT通信をサポートするように構成され得るデバイスの送信器処理ユニット700を示す図である。 例のE−VHTケイパビリティ情報フィールド(capabilities information field)を示す図である。 シングルキャリア周波数分割多元接続(single carrier frequency division multiple access、SC−FDMA)サブチャネライゼーションを実行するように構成された例のPHYを示す図である。 COBRAをサポートするように構成された例のベリイハイスループット(very high throughput、VHT)ケイパビリティ情報フィールドを示す図である。 例のCOBRAコントローラIEを示す図である。 COBRAコントローリIEのもう1つの例を示す図である。 例のグループ化情報獲得手順を示す図である。 例のグループ化手順を示す図である。 ユニキャストCOBRAグループ管理IEの例を示す図である。 例のメンバシップ情報フィールドを示す図である。 例のブロードキャストCOBRAグループ管理IEを示す図である。 図17のブロードキャストCOBRAグループ管理IE内の例のグループ情報フィールドを示す図である。 例のメンバ情報フィールドを示す図である。 例のCOBRA初期グループ管理手順を示す図である。 例のグループ保守手順を示す図である。 もう1つの例のグループ保守手順を示す図である。 例のVHTケイパビリティ情報フィールドを示す図である。 例のCOBRAグループID管理フレームを示す図である。 例のCOBRAメンバシップ状況アレイフィールドを示す図である。 例のCOBRAユーザ位置アレイフィールドを示す図である。 例のCOBRAグループオプションフィールドを示す図である。 例のスタンドアローンDL COBRA送信を示す図である。 例のスタンドアローンUL COBRA送信を示す図である。 スタンドアローンUL COBRA送信のもう1つの例を示す図である。 COBRA Reqフレームの例のMACフレームフォーマットを示す図である。 例のCOBRA Respフレームフォーマットを示す図である。 例のパーユーザベースド(per-user-based)UCAFを示す図である。 パーユーザベースドUCAFのもう1つの例を示す図である。 例の組み合わされたDL/UL COBRA送信を示す図である。 例の専用のランダムアクセスチャネルを示す図である。 ダウンリンクとアップリンクとの間の非対称送信の例の全般的な手順を示す図である。 ダウンリンクとアップリンクとの間の非対称送信のもう1つの例の全般的な手順を示す図である。 非対称通信の例の送信要求(RTS)/送信可(CTS)保護機構を示す図である。 非対称通信のもう1つの例のRTS/CTS保護機構を示す図である。 非対称通信のもう1つの例のRTS/CTS保護機構を示す図である。 非対称通信のもう1つの例のRTS/CTS保護機構を示す図である。 例のDL COBRAプリアンブルを示す図である。 もう1つの例のDL COBRAプリアンブルを示す図である。 例のO−SIGフィールドを示す図である。 例のS−SIGフィールドを示す図である。 例のUL COBRAプリアンブルを示す図である。 もう1つの例のUL COBRAプリアンブルを示す図である。 アップリンクオムニSIG(UL−O−SIG)フィールドを示す図である。 例の短縮されたSIGフィールドを示す図である。 タイミングオフセットを検出する例の手順を示す図である。 UL送信の調整の例の手順を示す図である。 例の明示的なチャネル品質インジケータ(CQI)フィードバック機構を示す図である。 例のMFBサブフィールドを示す図である。 例の暗黙のCQI推定手順を示す図である。 例のUL COBRAリンク適合および電力制御手順を示す図である。 サブチャネル駆動UL COBRAリンク適合エレメントの例のフォーマットを示す図である。 STA駆動UL COBRAリンク適合エレメントの例のフォーマットを示す図である。
図1Aに、1または複数の開示される実施形態を実施できる例の通信システム100を示す。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャスト、および類似物などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を介してそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。たとえば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリア(single−carrier)FDMA(SC−FDMA)、および類似物などの1または複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
図1Aに示されているように、通信システム100は、WTRU 102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態が、任意の個数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することを了解されたい。WTRU 102a、102b、102c、102dのそれぞれを、無線環境内で動作し、かつ/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。たとえば、WTRU 102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信し、かつ/または受信するように構成され得、ユーザ機器(UE)、移動局、固定のまたはモバイルの加入者ユニット、ポケットベル、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、スマートホン、ラップトップ機、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、消費者エレクトロニクス、および類似物を含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bをも含むことができる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106、インターネット110、および/または他のネットワーク112などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするためにWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースするように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。たとえば、基地局114a、114bは、無線基地局(BTS)、Node−B、evolved Node−B(eNB)、Home Node−B(HNB)、Home eNB(HeNB)、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータ、および類似物とすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として図示されているが、基地局114a、114bが、任意の個数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを了解されたい。
基地局114aを、RAN104の一部とすることができ、RAN104は、他の基地局および/または基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、中継ノード、および類似物などのネットワーク要素(図示せず)を含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と称する場合もある特定の地理的領域内で無線信号を送信し、かつ/または受信するように構成され得る。セルは、さらに、セルセクタに分割され得る。たとえば、基地局114aに関連するセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つのトランシーバすなわち、セルのセクタごとに1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、多入力他出力(multiple−input multiple−output)(MIMO)技術を使用することができ、したがって、セルのセクタごとに複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信することができ、エアインターフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(たとえば、ラジオ周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、および類似物)とすることができる。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
より具体的には、上で注記したように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および類似物など、1または複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。たとえば、RAN104内の基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、ユニバーサル移動体通信システム(universal mobile telecommunications system(UMTS)terrestrial radio access)(UTRA)などの無線技術を実施することができ、UTRAは、広帯域 CDMA(WCDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(high−speed packet access)(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(high−speed downlink packet access)(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(high−speed uplink packet access)(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、進化型UTRA(E−UTRA)などの無線技術を実施することができ、E−UTRAは、ロングタームエボリューション(long term evolution)(LTE)および/またはLTE−Advanced(LTE−A)を使用してエアインターフェース116を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、IEEE 802.16(すなわち、ワールドワイドインターモビリティフォーマイクロウェーブアクセス(worldwide interoperability for microwave access)(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 エボリューションデータオプティマイズド(evolution−data optimized)(EV−DO)、Interim Standard 2000(IS−2000)、Interim Standard 95(IS−95)、Interim Standard 856(IS−856)、モバイル通信用グローバルシステム(global system for mobile communications)(GSM)、GSM進化型高速データレート(enhanced data rates for GSM evolution)(EDGE)、GSM/EDGE RAN(GERAN)、および類似物などの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、たとえば無線ルータ、HNB、HeNB、またはAPとすることができ、仕事場、家庭、車両、キャンパス、および類似物など、局所化された区域内での無線接続性を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE 802.11などの無線技術を実施することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するためにIEEE 802.15などの無線技術を実施することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するためにセルラベースのRAT(たとえば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−A、および類似物)を利用することができる。図1Aに示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることを要求されない可能性がある。
RAN104は、コアネットワーク106と通信しているものとすることができ、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(voice over Internet protocol)(VoIP)のサービスをWTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1または複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。たとえば、コアネットワーク106は、呼制御、請求サービス、モバイル位置ベースのサービス、前払い呼、インターネット接続性、ビデオ分配、および類似物を提供し、かつ/またはユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには図示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106が、RAN104と同一のRATまたは異なるRATを使用する他のRANと直接にまたは間接に通信していることができることを了解されたい。たとえば、E−UTRA無線技術を利用している可能性があるRAN104に接続されることに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を利用している別のRAN(図示せず)と通信していることもできる。
コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして働くこともできる。PSTN108は、プレインオールドテレフォンサービス(plain old telephone service、POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、伝送制御プロトコル(TCP)/インターネットプロトコル(IP)スイート内のTCP、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびIPなどの共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの全世界のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運営される有線または無線の通信ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク112は、RAN104と同一のRATまたは異なるRATを使用することができる1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU 102a、102b、102c、102dの一部またはすべては、マルチモードケイパビリティ(capability(capabilities))を含むことができる、すなわち、WTRU 102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含むことができる。たとえば、図1Aに示されたWTRU 102cは、セルラベースの無線技術を使用できる基地局114aおよびIEEE 802無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bに、図1Aに示された通信システム100内で使用され得る例のWTRU 102を示す。図1Bに示されているように、WTRU 102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素(たとえば、アンテナ)122、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、ノンリムーバブルメモリ130、リムーバブルメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および周辺機器138を含むことができる。WTRU 102が、実施形態と一貫したままでありながら前述の要素の任意の副組合せを含むことができることを了解されたい。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロプロセッサ、DSPコアに関連する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、集積回路(IC)、状態機械、および類似物とすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU 102が無線環境内で動作することを可能にする任意の他の機能性を実行することができる。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合され得、トランシーバ120は、送受信要素122に結合され得る。図1Bは、別々のコンポーネントとしてプロセッサ118およびトランシーバ120を示すが、プロセッサ118およびトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に一体化され得る。
送受信要素122は、エアインターフェース116を介して基地局(たとえば、基地局114a)へ信号を送信しまたはこれから信号を受信するように構成され得る。たとえば、一実施形態では、送受信要素122は、RF信号を送信し、かつ/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送受信要素122は、たとえばIR、UV、または可視光信号を送信し、かつ/または受信するように構成されたエミッタ/検出器とすることができる。別の実施形態では、送受信要素122は、RF信号と光信号との両方を送信し、受信するように構成され得る。送受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信し、かつ/または受信するように構成され得る。
さらに、送受信要素122は、図1Bでは単一の要素として図示されているが、WTRU 102は、任意の個数の送受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU 102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU 102は、エアインターフェース116を介して無線信号を送信し、受信する複数の送受信要素122(たとえば、複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信される信号を変調し、送受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上で注記したように、WTRU 102は、マルチモードケイパビリティを有することができる。したがって、トランシーバ120は、WTRU 102がたとえばUTRAおよびIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信することを可能にする複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU 102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合され、これらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。さらに、プロセッサ118は、ノンリムーバブルメモリ130および/またはリムーバブルメモリ132などの任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、そのメモリにデータを格納することができる。ノンリムーバブルメモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリストレージデバイスを含むことができる。リムーバブルメモリ132は、サブスクライバアイデンティティモジュール(subscriber identity module、SIM)カード、メモリスティック、secure digital(SD)メモリカード、および類似物を含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ上またはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU 102上に物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスし、そのメモリにデータを格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU 102内の他のコンポーネントに電力を分配し、かつ/または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU 102に電力を供給する任意の適切なデバイスとすることができる。たとえば、電源134は、1または複数の乾電池(たとえば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル−亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素化物(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)、および類似物)、太陽電池、燃料電池、および類似物を含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合され得、GPSチップセット136は、WTRU 102の現在位置に関する位置情報(たとえば、経度および緯度)を提供するように構成され得る。GPSチップセット136からの情報に加えてまたはその代わりに、WTRU 102は、基地局(たとえば、基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して位置情報を受信し、かつ/または複数の近くの基地局から受信されつつある信号のタイミングに基づいてその位置を判定することができる。WTRU 102は、実施形態と一貫したままでありながら任意の適切な位置判定方法によって位置情報を獲得することができる。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合され得、他の周辺機器138は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線の接続性を提供する1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。たとえば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、ディジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus)(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、ディジタル音楽プレイヤ、メディアプレイヤ、ビデオゲームプレイヤモジュール、インターネットブラウザ、および類似物を含むことができる。
図1Cに、図1Aに示された通信システム100内で使用され得る例のRAN 104および例のコアネットワーク106を示す。上で注記したように、RAN 104は、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信するためにE−UTRA無線技術を使用することができる。
RAN 104は、eNode−B 140a、140b、140cを含むことができるが、RAN 104が、実施形態と一貫したままでありながら任意の個数のeNode−Bを含むことができることを了解されたい。eNode−B 140a、140b、140cは、それぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信するための1または複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態では、eNode−B 140a、140b、140cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eNode−B 140aは、たとえば、複数のアンテナを使用して、WTRU 102aに無線信号を送信し、WTRU 102aから無線信号を受信することができる。
eNode−B 140a、140b、140cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられ得、無線リソース管理判断、ハンドオーバ判断、アップリンクおよび/またはダウンリンクでのユーザのスケジューリング、ならびに類似物を処理するように構成され得る。図1Cに示されているように、eNode−B 140a、140b、140cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Cに示されたコアネットワーク106は、モビリティマネジメントゲートウェイ(mobility management gateway、MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク106の一部として図示されているが、これらの要素の任意の1つが、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有され、かつ/または運営される場合があることを了解されたい。
MME 142は、S1インターフェースを介してRAN 104内のeNode−B 140a、140b、140cのそれぞれに接続することができ、制御ノードとして働くことができる。たとえば、MME 142は、WTRU 102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU 102a、102b、102cの初期アタッチ中の特定のサービングゲートウェイの選択、および類似物の責任を負うことができる。MME 142は、RAN 104とGSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間の切替のための制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144は、S1インターフェースを介してRAN 104内のeNode B 140a、140b、140cのそれぞれに接続され得る。サービングゲートウェイ144は、一般に、WTRU 102a、102b、102cへ/からユーザデータパケットをルーティングし、転送することができる。サービングゲートウェイ144は、eNode B間ハンドオーバ中のユーザプレーンのアンカリング、ダウンリンクデータがWTRU 102a、102b、102cのために使用可能である時のページングのトリガ、WTRU 102a、102b、102cのコンテキストの管理および格納、ならびに類似物など、他の機能を実行することもできる。
サービングゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146にも接続され得、PDNゲートウェイ146は、WTRU 102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに与えることができる。無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)155のアクセスルータ(AR)150は、インターネット110と通信している可能性がある。AR 150は、AP 160a、160b、および160cの間の通信を容易にすることができる。AP 160a、160b、および160cは、STA 170a、170b、および170cと通信している可能性がある。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。たとえば、コアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102cと伝統的な陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN 108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに与えることができる。たとえば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN 108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(たとえば、IPマルチメディアサブシステム(IP multimedia subsystem、IMS)サーバ)を含むことができ、またはこれと通信することができる。さらに、コアネットワーク106は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに与えることができ、このネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運営される他の有線のまたは無線のネットワークを含むことができる。
本明細書では、用語法「STA」は、無線送信/受信ユニット(WTRU)、ユーザ機器(UE)、移動局、固定のまたはモバイルの加入者ユニット、ページャ、セルラ電話機、携帯情報端末(PDA)、コンピュータ、モバイルインターネットデバイス(MID)、または無線環境内で動作することのできる任意の他のタイプのユーザデバイスを含むが、これに限定されない。本明細書で参照される時に、用語法「AP」は、基地局、Node−B、サイトコントローラ、または無線環境内で動作することのできる任意の他のタイプのインターフェースするデバイスを含むが、これに限定されない。
参照のために、802.11nおよび802.11acは、2から6GHzまでの周波数で動作することができる。802.11nでは、ハイスループット(HT)STAは、通信に40MHz広帯域チャネルを使用することができる。これは、40MHz広帯域チャネルを形成するために、プライマリ20MHzチャネルを別の隣接する20MHzチャネルと組み合わせることによって達成され得る。802.11acでは、ベリイハイスループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、および160Mz広帯域のチャネルをサポートすることができる。40MHzチャネルおよび80MHzチャネルは、802.11nに似て、連続する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成されるが、160MHzチャネルは、8つの連続する20MHzチャネルまたは2つの連続しない80MHzチャネル(80+80構成)のいずれかを組み合わせることによって形成され得る。一例として、「80+80」構成について、データは、チャネル符号化の後に、これを2つのストリームに分割するセグメントパーサを通過することができる。逆高速フーリエ変換(IFFT)および時間領域処理が、各ストリームに対して別々に実行され得る。その後、ストリームは、2つのチャネル上にマッピングされ得、データは、送出され得る。受信端では、この機構が逆転され、組み合わされたデータが、媒体アクセス制御(MAC)層に送られ得る。
また、送信要求(RTS)/送信可(CTS)ショートインターフレームスペース(short inter-frame space、SIFS)は、16μsとすることができ、ガードインターバル(guard interval、GI)は、0.8μsとすることができる。100m以内のノードからの送信は、GI内に留まることができるが、100mを超えると、遅延が、0.8μsより長くなる可能性がある。1kmでは、遅延が、6μsを超える可能性がある。
参照のために、802.11afデバイスおよび802.11ahデバイスは、1GHz未満の周波数で動作することができる。802.11afおよび802.11ahについて、チャネル動作帯域幅は、802.11nおよび802.11acと比較して減らされ得、802.11afは、テレビジョン(TV)ホワイトスペース(TVWS)内で5MHz、10MHz、および20MHz広帯域の帯域をサポートすることができるが、802.11ahは、非TVWS内で1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、および16MHzをサポートすることができる。802.11ahのいくつかのSTAは、制限されたケイパビリティを有するセンサと考えられ得、1MHz送信モードおよび2MHz送信モードだけをサポートすることができる。
802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahなど、複数のチャネル幅を利用するWLANシステムでは、BSS内のすべてのSTAによってサポートされる最大の共通の動作帯域幅と等しい帯域幅を有することができるプライマリチャネルがある場合がある。プライマリチャネルの帯域幅は、最小帯域幅の動作モードをサポートするSTAによって制限され得る。802.11ahの例では、1MHzモードおよび2MHzモードのみをサポートする1または複数のSTAがあるが、APおよびBSS内の他のSTAが4MHz、8MHz、および16MHzの動作モードをサポートできる場合に、プライマリチャネルを1MHz幅または2MHz幅とすることができる。すべてのキャリア検知およびネットワークアロケーションベクトル(network allocation vector、NAV)セッティングは、プライマリチャネル上の状況に依存することができる。たとえば、プライマリチャネルが、1MHz動作モードおよび2MHz動作モードのみをサポートし、APに送信するSTAに起因してビジーである場合に、使用可能な周波数帯全体は、その大多数がアイドルのままであり、使用可能であることができる場合であっても、ビジーと考えられ得る。802.11ahおよび802.11afでは、パケットは、802.11acと比較して4倍または10倍ダウンクロッキングされるクロックを使用して送信され得る。
米国では、802.11ahによって使用され得る使用可能な周波数帯は、902MHzから928MHzまでである。この周波数帯は、韓国では、917.5MHzから923.5MHzまでであり、日本では、916.5MHzから927.5MHzまでである。802.11ahに使用可能な総帯域幅は、国コードに依存して、6MHzから26MHzまでとすることができる。
スペクトル効率を改善するために、802.11acは、たとえばダウンリンク(DL)直交周波数分割多重(OFDM)シンボル中に、同一シンボルの時間フレーム内で複数のSTAへのDL multi−user multiple−input multiple−output(MIMO)(MU−MIMO)送信を実施することができる。DL MU−MIMOの使用の潜在能力は、802.11ahに適用され得る。DL MU−MIMOは、802.11acで使用される時に、複数のSTAへの同一のシンボルタイミングを使用することができるので、複数のSTAへの波形送信の干渉は、問題にならない可能性がある。しかし、APとのMU−MIMO送信にかかわるすべてのSTAが、同一のチャネルまたは帯域を使用する可能性があり、これが、動作帯域幅を、APとのMU−MIMO送信に含まれるSTAによってサポートされ得る最小のチャネル帯域幅に制限する可能性がある。
802.11acは、802.11仕様に基づく以前のシステムによってサポートされるスループットに対してスループットを大幅に改善するために、802.11nで使用されるもの以外の追加の帯域幅を活用することができる。DL MU−MIMOが、スペクトル効率を改善するために802.11acで導入されたが、ユーザの改善されたQoSおよび接続信頼性を可能にするために、追加の改善が必要である。802.11acおよび802.11ahに関してスペクトル効率のさらなる改善を可能にする方法が、実施され得る。
一実施形態では、COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)送信方法が、WLAN媒体アクセスの代替方法として実施され得る。この例の方法は、包括的なサブキャリアベースの多元接続方式を使用することができる。COBRAの送信および符号化方式の基礎は、マルチキャリア変調およびフィルタリングと、時間領域、周波数領域、空間領域、および偏波領域とを含むことができる。
COBRAは、OFDMAサブチャネライゼーション、SC−FDMAサブチャネライゼーション、およびフィルタバンクマルチキャリア(filter-bank multicarrier、FBMC)サブチャネライゼーションを実施することができ、802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahによって以前に記述されたwireless fidelity(WiFi)システムで使用されるOFDM法のスペクトル効率を改善することができる。これらの例および関連する実施形態は、CSMAの特徴と直交ブロックベースのリソース割当方法の特徴とを組み合わせることができる。
これらの提案されるCOBRA方式の利点は、プリアンブルオーバーヘッドの削減とすることができる。COBRAは、より狭い帯域幅で送信することによってこのオーバーヘッドを削減することができ、したがって、バースト長を減らすことができるのと同時に、システムスループットを同一のままにすることができる。バーストあたりのプリアンブルオーバーヘッドは、減らされ得る。これは、アップリンク送信ならびにダウンリンク送信について真であり得る。
図2は、時間領域フィルタリングおよび周波数領域フィルタリングを実行するように構成され得るCOBRAシステムの例の物理層(PHY)200の図である。PHY 200は、直列並列変換器(S/P)ユニット210、サブキャリアマッピングユニット220、逆高速フーリエ変換(IFFT)ユニット230、時間領域フィルタリングユニット240、および並列直列変換器(P/S)ユニット250を含むことができる。サブキャリアマッピングユニット220は、局所サブキャリアマッピングユニット(localized sub-carrier mapping unit)260および/または分散サブキャリアマッピングユニット(distributed sub-carrier mapping unit)270を含むことができる。
PHY 200構造は、柔軟な実施態様を可能にすることができる。たとえば、サブチャネルは、周波数時間リソースブロックとして定義され得、この周波数時間リソースブロックは、周波数領域および/または時間領域に複数のサブキャリアを含むことができる。この定義は、パケットフレーム全体に適用され得る。
サブチャネルは、隣接するサブキャリア内で割り振られ得るサブキャリアについても定義され得、局所サブチャネル割振り(localized subchannel allocation)と称する場合がある。あるいは、サブチャネルは、隣接しないサブキャリアの割振りを含むことができ、分散サブチャネル割振り(distributed sub-channel allocation)と称する場合がある。
WiFiシステムは、サブチャネルの概念を使用しなくてもよい。この実施形態では、サブチャネルは、WiFiシステム内で、時間リソースおよび/または周波数リソースの一部の1または複数のユーザへの割振りを可能にすることができる。この実施形態は、以前に説明されたWiFiシステムに関して後方互換の形でサブチャネル割振りをサポートすることができる。たとえば、この実施形態は、既存のWiFi OFDM送信が干渉なしで存在するシステム内でのサブチャネルの使用をサポートする。サブチャネルは、以前に注記されたWiFiシステムによって定義される既存のCSMA手順を使用することができる。
図3は、周波数領域フィルタリングおよび/または周波数領域拡散を実行するように構成された例のPHY COBRAシステム300の図である。PHY COBRAシステム300は、S/Pユニット310、周波数領域フィルタリングまたは拡散ユニット320、サブキャリアマッピングユニット330、IFFTユニット340、ならびにP/S+オーバーラップおよび合計ユニット350を含むことができる。IFFTユニット340は、拡張されたIFFTユニットとすることができ、FFTによってサポートされるもの以外の1または複数のサブキャリアを含むことができる。P/S+オーバーラップおよび合計ユニット350は、オーバーラッピング係数Kを有するフィルタバンクとすることができ、データエレメントは、2K−1個のキャリアを変調することができる。この例では、K個の連続するIFFT出力が、時間領域でオーバーラップすることができる。フィルタバンク出力は、時間領域でのK個の出力に渡るオーバーラップおよび合計動作によって提供され得る。サブキャリアマッピングユニット330は、局所サブキャリアマッピングユニット360および/または分散サブキャリアマッピングユニット370を含むことができる。
COBRA方式は、より効率的で柔軟な形で、異なる機能性を用いて信号を送信する機構を提供することができる。たとえば、通常のWLANシステムは、管理フレーム、制御フレーム、およびデータフレームを使用することができる。基本的な管理フレームは、ビーコンフレーム、関連付けおよび再関連付け要求フレーム、関連付けおよび再関連付け応答フレーム、関連付け解除フレーム、プローブ要求フレーム、プローブ応答フレーム、認証フレーム、認証解除フレーム、アクションおよびアクションノーポジティブ(action and action no positive)肯定応答(ACK)フレーム、および類似物を含む。基本的な制御フレームは、送信要求(RTS)フレーム、送信可(CTS)フレーム、ACKフレーム、ブロックACK要求(BAR)フレーム、複数トラフィック識別子(traffic identifier、TID)BARフレーム、ブロックACK(BA)フレーム、複数TID BAフレーム、パケット交換(PS)ポールフレーム、競合なし(CF)終了およびCF終了+CF−ACKフレーム、制御ラッパフレーム、および類似物を含む。
COBRA対応APは、異なるサブチャネル上で異なるタイプのフレームを伝えることができるCOBRA送信を調整し、配置することができる。COBRA送信に使用され得る例の論理サブチャネルは、ULランダムアクセスチャネル、サウンディングチャネル、フィードバックチャネル、ACKチャネル、ブロードキャストチャネル、およびデータチャネルを含むことができるが、これに限定はされない。サブチャネライゼーションは、標準規格によって事前に定義されまたはWLANシステムによって決定され得る。一般に、局所サブチャネライゼーション(localized sub-channelization)および分散サブチャネライゼーション(distributed sub-channelization)が、利用され得る。
ULランダムアクセスチャネルの例では、APは、アップリンクランダムアクセスのために1または複数のサブチャネルを割り当てることができる。ランダムアクセスチャネルは、複数のSTAによって同時に共有され得るが、各STAは、事前に割り当てられたまたはランダムに決定されたランダムアクセスシーケンスを利用することができる。ランダムアクセスチャネルは、UL時間/周波数同期化、電力制御、帯域幅要求、および初期アクセスのために利用され得る。たとえば、STAは、PSポーリング、RTSフレーム、および/またはプローブ要求フレームにアップリンクランダムアクセスチャネルを使用することができる。この例では、ランダムアクセスチャネルが割り当てられた後に、STAは、これをある種のULフレームに使用することができる。たとえば、STA1は、ランダムアクセスチャネルを使用してAPにPSポーリングフレームを送信することができ、STA2は、ランダムアクセスチャネル上で同時にRTSフレームを送信することができる。STA3は、ランダムアクセスチャネル上でプローブ要求フレームを送信することができる。STA1、STA2、およびSTA3は、APがこれらを区別できるようにするために、異なるランダムアクセスシーケンスを利用することができる。APは、ランダムアクセスチャネルを周期的に配置することができ、または、ランダムアクセスチャネルは、1つもしくは複数のシステム要件に基づいて配置され得る。たとえば、送信すべきアップリンクトラフィックを有する複数のデバイスがある場合があり、APが、システム内でバッファリングされる長いキューを有しない場合がある。この例では、APは、STAが送信すべきアップリンクトラフィックを有するかどうかをSTAに要求するために、1または複数のランダムアクセスチャネルを配置することができる。
サウンディングチャネルの例では、APは、サウンディングのために1または複数のサブチャネルを割り当てることができる。サウンディングは、ビームフォーミング/プリコーディングトレーニング、信号対雑音比(SNR)測定、および類似物に利用され得る。1または複数のサブチャネル上でのサウンディングは、STAがその1または複数のサブチャネル上で送信を実行することが知られている時に、より効率的である可能性がある。サウンディングチャネルの構造は、WLANについて定義された通常のサウンディングフレームに従うことができる。
フィードバックチャネルの例では、フィードバックチャネルは、SNRフィードバックまたはサウンディングフィードバックに利用され得る。フィードバックチャネルは、閉ループ方式に使用され得る。
ACKチャネルの例では、APは、ACKに1または複数のサブチャネルを割り当てることができる。遅延されたACKまたはBAは、1または複数のサブチャネル上で送信され得る。さらに、APは、複数のSTAに関してACKをグループ化し、1または複数の割り当てられたACKチャネル内でACKを送信することができる。
ブロードキャストチャネルの例では、APは、ブロードキャスト情報に1または複数のサブチャネルを割り当てることができ、サブチャネル(複数可)の残りは、マルチキャストまたはユニキャストに利用され得る。データチャネルの例では、APは、データ送信に1または複数のサブチャネルを割り当てることができる。
図4は、例の局所COBRAシステム(localized COBRA system)400の図である。この例では、局所COBRAシステム400は、AP 410、STA−1 420、STA−2 430、およびSTA−3 440を含むことができる。DL COBRAフェーズ445では、AP 410は、STA−1 420の周波数時間リソース452、STA−2 430の周波数時間リソース454、およびSTA−3 440の周波数時間リソース456を含むフレーム450を送信することができる。UL COBRAフェーズ460では、STA−1 420は、周波数時間リソース452に基づいて送信することができ、STA−2 430は、周波数時間リソース454に基づいて送信することができ、STA−3 440は、周波数時間リソース456に基づいて送信することができる。
図5は、例の分散COBRAシステム(distributed COBRA system)500の図である。この例では、分散COBRAシステム500は、AP 510、STA−1 520、STA−2 530、およびSTA−3 540を含むことができる。DL COBRAフェーズ545では、AP 510は、STA−1 520の周波数時間リソース552aおよび552bと、STA−2 530の周波数時間リソース554と、STA−3 540の周波数時間リソース556a、556b、556c、および556dとを含むフレーム550を送信することができる。UL COBRAフェーズ560では、STA−1 520は、周波数時間リソース552aおよび552bに基づいて送信することができ、STA−2 530は、周波数時間リソース554に基づいて送信することができ、STA−3 540は、周波数時間リソース556a、556b、556c、および556dに基づいて送信することができる。
図6は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)サブチャネライゼーションを実行するように構成された例のPHY 600の図である。OFDMAサブチャネライゼーションは、ユーザへの割振りにサブキャリアマッピングの一部を使用することによって実行され得る。サブキャリアマッピングは、帯域内の他のユーザへのOFDMの割振りを可能にすることができる形で実行され得る。
図6を参照すると、PHY 600は、S/Pユニット610、サブキャリアマッピングユニット620、IFFTユニット630、およびP/Sユニット640を含むことができる。サブキャリアマッピングユニット620は、局所サブキャリアマッピングユニット650および/または分散サブキャリアマッピングユニット660を含むことができる。
例のCOBRAシステムは、OFDMAサブチャネライゼーションを利用することができる。この例は、エンハンストベリイハイスループット(enhanced very high throughput、E−VHT)通信のために構成されたPHYを使用することができる。
図7は、E−VHT通信または類似する通信をサポートするように構成され得るデバイスの送信器処理ユニット700の図である。送信器処理ユニット700は、MACインターフェース705と、1または複数の処理ユニット715aおよび715bとを含むことができる。処理ユニットの個数は、COBRAシステム内のユーザの数に基づくものとすることができ、ユーザのそれぞれは、処理ユニットを割り当てられ得る。各処理ユニット715aおよび715bは、PHYパディングユニット710、スクランブラユニット720、エンコーダユニット730、ストリームパーサユニット740、コンステレーションマッピング/トーンマッピングインターリービングユニット750、およびVHT処理ユニット760を含むことができる。PHYパディングユニット710は、データストリーム765および制御ストリーム770をMACインターフェース705から受け取り、NESデータストリーム775をスクランブラユニット720に送ることができる。スクランブラユニット720は、NESデータストリーム775をスクランブルし、これをエンコーダユニット730に送ることができる。一例では、スクランブラユニット720は、NESデータストリーム775を複数のNESデータストリームに分割することができる。エンコーダユニット730は、NESデータストリーム775を符号化し、これをストリームパーサユニット740に送ることができる。ストリームパーサユニットは、NESデータストリーム775を解析し、NSS空間ストリーム780のうちの1つをコンステレーションマッピング/トーンマッピングインターリービングユニット750に送ることができる。VHT処理ユニット760は、送信のためにNSS空間ストリーム780をNSTS空間時間ストリーム790に変換することができる。
E−VHTの例では、各ユーザに割り振られるサポートされる帯域幅CH−BANDWIDTHは、IEEE 802.11acによってサポートされる帯域幅に類似するものとすることができ、たとえば、20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、また80+80MHzとすることができ、ここで、80+80MHzは、不連続割振りを指すことができる。E−VHT PPDUを使用するCOBRAシステム内で2人のユーザに割り振られる総帯域幅は、同様に、単一のユーザによってサポートされる総帯域幅、たとえば、20MHz、40MHz、80MHz、120MHz、160MHz、20+20MHz、40+40MHz、または80+80MHzに制限され得、ここで、プラス記号は、ユーザへの不連続チャネルの割振りの表示とすることができる。MACインターフェース705は、APによって割り振られる総帯域幅を指定するように変更され得る。ユーザ帯域幅割振りは、ユーザ帯域幅割振りに関してIEEE 802.11acに基づいても指定され得、所期のユーザを示すように変更され得る。
COBRAデバイスは、同時E−VHTをサポートすることによって後方互換性をサポートすることができる。さらに、VHT送信処理は、E−VHTをサポートできる将来のSTAおよびVHT処理をサポートできるIEEE 802.11acデバイスの同時サポートを可能にすることができる。
図8は、例のE−VHTケイパビリティ情報フィールド800の図である。E−VHTケイパビリティ情報フィールド800は、たとえば、最大MPDU長サブフィールド802、サポートされるチャネル幅セットサブフィールド804、Rx LDPCサブフィールド806、80MHzの短GIサブフィールド808、160および80+80MHzの短GIサブフィールド810、Tx STBCサブフィールド812、Rx STBCサブフィールド814、SUビームフォーマ可能サブフィールド816、SUビームフォーミイ(beamformee)可能サブフィールド818、サポートされるビームフォーマアンテナの圧縮されたステアリング数サブフィールド820、サウンディング次元の個数サブフィールド822、MUビームフォーマ可能サブフィールド824、MUビームフォーミイ可能サブフィールド826、VHT TXOP PSサブフィールド828、+HTC−VHT可能サブフィールド830、最大A−MPDU長指数サブフィールド832、VHTリンク適合可能サブフィールド834、Rxアンテナパターン一貫性サブフィールド836、Txアンテナパターン一貫性サブフィールド838、E−VHT可能サブフィールド840、およびサポートされるE−VHT機能強化されたフィードバックサブフィールド842を含むことができる。ビット位置B30およびB31は、E−VHTをサポートできるSTAに適用可能な新しいフィールドを提供することができる。
E−VHT STAは、管理インフォメーションエレメント内のE−VHTケイパビリティ情報フィールドを使用してE−VHTケイパビリティエレメントをAPに送信することによって、それがE−VHT STAであることをAPに通知することができる。たとえば、E−VHT可能サブフィールド840は、E−VHTシグナリング、受信器手順、および/またはOFDMAスケジューリングのサポートを示すことができる。E−VHT可能サブフィールド840は、STAがE−VHT可能であるか、E−VHTケイパビリティをサポートすることをイネーブルされているかのいずれかである場合に、1をセットされ得る。サポートされるE−VHT機能強化されたフィードバックサブフィールド842は、OFDMA機能強化されたフィードバック法のサポートを示すことができ、たとえば、ダウンリンク協調送信方法を使用可能にするための機能強化されたチャネル状態フィードバックサポートを示すことができる。サポートされるE−VHT機能強化されたフィードバックサブフィールド842は、STAが機能強化されたフィードバックをサポートする場合に、1をセットされ得る。サポートされるE−VHT機能強化されたフィードバックサブフィールド842は、STAが機能強化されたフィードバックをサポートしない場合に、0をセットされ得る。あるいは、サポートされるE−VHT機能強化されたフィードバックサブフィールド842は、STAがE−VHTケイパビリティをサポートしない場合に予約済みとすることができる。
図9は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)サブチャネライゼーションを実行するように構成された例のPHY 900の図である。PHY 900は、S/Pユニット910、m点離散フーリエ変換(DFT)ユニット920、サブキャリアマッピングユニット930、およびIFFTユニット940を含むことができる。IFFTユニット940は、拡張されたIFFTユニットとすることができ、FFTによってサポートされるもの以外の1または複数のサブキャリアを含むことができる。サブキャリアマッピングユニット930は、局所サブキャリアマッピングユニット950および/または分散サブキャリアマッピングユニット960を含むことができる。
SC−FDMAサブチャネライゼーションは、IDFT/IFFTの適用の前に周波数領域でのDFT拡散の使用によって実行され得る。この方式は、APとSTAとの間のSC−FDMAの同時直交送信を可能にすることができ、SC−FDMAによって与えられるピーク対平均電力比(PAPR)を減らすことができる。局所サブチャネライゼーション(localized sub-channelization)および/または分散サブチャネライゼーション(distributed sub-channelization)も、この実施形態によって利用され得る。
COBRAデバイスは、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)送信を使用することができ、オフセット直角位相振幅変調(OQAM)/直交周波数分割多重(OFDM)の使用を含むことができる。
いくつかのWiFiシステム、たとえば802.11ahでは、カバレージ範囲が問題になる場合がある。APのカバレージエリアのエッジでのSTAの検出は、カバレージ範囲要件が広い時に、むずかしい可能性がある。COBRAは、用いられる条件に応じて、STAとAPとの間の接続品質を改善するのに使用され得る。たとえば、あるノードが、AP範囲のエッジ付近にある場合に、使用中のサブキャリアの個数の削減は、送信電力の増加と結合され得、よりよい接続をもたらすことができる。その一方で、APに近いかAP範囲のエッジに近いが使用中の1または複数のサブチャネル上でフェージングを経験しつつあるノードは、サブチャネル割当の変更から利益を得る可能性がある。サブチャネルは、他のサブチャネルの範囲検出性能に関して独立に最適化され得る。
802.11の既存のグループ化機構は、DL MU−MIMO用に設計される可能性がある。どの種類であれ、ULグループ管理の機構はない。さらに、APがユーザの効率的なグループ化を行うために、APは、STAに関する十分な情報を獲得することができ、これは、全体的なオーバーヘッドに追加され得るプロセスである。現在、802.11で定義された、効果的な情報獲得およびグループ機構はない。さらに、現在のグループ化方法は、柔軟ではなく、適切なグループ管理機構はない。
さらに、STAは、グループ化におけるそれらのプリファレンスまたは変更を示さない場合がある。したがって、制限されたオーバーヘッドを伴ってSTAおよびAPに関する情報を獲得し、STAがそれらのプリファレンスを示すことを可能にし、APが効果的かつ効率的にグループ化を行うことを可能にする、グループ化およびグループ管理機構が望まれる。COBRAに関してSTAのグループ化を行うのに使用される手順、機構、およびシグナリングは、ユーザグループ化情報獲得手順を実施するのに使用され得る。
COBRAを使用可能にするために、STAは、グループに分割され得、グループは、オーバーラップするものとすることができ、各グループは、別々のCOBRAチャネルに割り当てられ得る。COBRAチャネル内のMU−MIMOの可能な使用とは異なって、別々のCOBRAチャネルに割り当てられたSTAの各グループは、APへ/からパケットを同時に送信し、受信することができる。フィードバックは、COBRAコントローリIEを含むフレームを送信することによって、STAによって提供され得る。
MU−MIMOは、レガシMU−MIMO手順、たとえば802.11ac手順を利用して、COBRAチャネル内で使用され得る。所望の直交ブロックベースのリソースに関する互換性は、周波数/時間リソースを、それぞれがたとえばCOBRAチャネル内の1または複数のOFDMサブキャリアを含むことができる直交ブロック(OB)に分割することによって実施され得る。OBは、その後、APによって、バッファリングされたトラフィック、予想されるトラフィック要件、周期性、および/またはトラフィック優先順位などの判断基準を使用してSTAに割り当てられ得る。割り当てられたOBは、たとえばMU−MIMOが同一のOBを使用するCOBRAチャネル内で使用される場合に、異なるSTAに関してオーバーラップすることができる。COBRAグループ内のSTAは、それらが望ましいチャネル条件を有するように、1または複数のOBに割り当てられ得る。割当は、静的、半動的、または動的とすることができる。
グループ化に使用される判断基準の特定の組合せにかかわりなく、APは、それがCOBRAチャネル内ならびに非COBRAチャネル内のSTAの好ましいグループ化を判定することを可能にするのに、これらの判断基準を使用することができる。APがCOBRAチャネル内のSTAをグループ化することを可能にするために、そのような動作を容易にする方法は、グループ化関連情報のフィードバックを獲得し、提供する手順と、COBRAグループ化を管理し、保守する手順とを含むことができる。
図10は、COBRAをサポートするように構成された例のベリイハイスループット(VHT)ケイパビリティ情報フィールド1000の図である。APは、それがCOBRAをサポートできることをSTAに示すことができる。STAも、それがCOBRAをサポートできることをAPに示すことができる。これは、図10によって示されるVHTケイパビリティ情報フィールド1000の予約済みビットのうちの1つすなわち、ビット30(B30)1010およびビット31(B31)1020を使用することによって実行され得る。VHTケイパビリティ情報フィールド1000は、VHTケイパビリティエレメントのフィールドとすることができる。COBRAケイパビリティをサポートするために、たとえば、同一の情報フィールドのビット30 1010は、デバイスがCOBRA可能であることを示すように構成され得る。APがCOBRAをサポートできる場合に、APは、VHTケイパビリティ情報フィールド1000内のB30に「1」をセットすることができ、プローブ応答フレーム、ビーコンフレーム、および関連付け応答フレームなどのフレーム内に見出すことができるVHTケイパビリティエレメント内に含められ得る。STAがCOBRAをサポートできる場合に、STAは、VHTケイパビリティ情報フィールド1000内のB30 1010に「1」をセットすることができ、プローブ要求フレームおよび関連付け要求フレームなどのフレーム内に見出すことができるVHTケイパビリティエレメント内に含められ得る。あるいは、類似する表示が、そのようなCOBRAケイパビリティを示すために他のビットを使用して行われ得る。
APは、STAをグループに分割できるようになる前に、多数のタイプの情報を必要とする可能性がある。複数の新しいインフォメーションエレメントが、COBRA動作を容易にすることができる情報交換に対処するために定義され得る。たとえば、APは、COBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)を含むことができる。
図11は、例のCOBRAコントローラIE 1100の図である。COBRAコントローラIE 1100は、IEがCOBRAコントローラIEであることを識別するエレメントIDフィールド1105、COBRAコントローラIE 1100の長さを示す長さフィールド1110、およびどのタイプの情報がCOBRAコントローラIE 1100内に含まれるのかを示すオプションフィールド1115を含むことができる。オプションフィールド1115は、オプションを示す2進数として実施され得る。
第1の例では、オプションフィールド1115は、APがCOBRAをサポートするためにSTAに要求することができる要求されるアクションおよび情報フィールド1120など、含まれる情報のタイプを示すビットマップとしても実施され得る。この要求されるアクションおよび情報フィールド1120は、COBRA動作を実行することを求めるSTAが提供できる情報およびそれらが行うことのできるアクションのリストを示すビットマップとして実施され得る。たとえば、STAがAPに送信するのに使用する送信電力を示すSTA送信電力、クロックオフセットおよびAPへの伝搬遅延が少なくとも数百ナノ秒程度の精度以内で判定され得るようにするSTAによる同期化、現在のフレームを受信する時にSTAが測定した周波数オフセット、1つもしくは複数のOBのチャネル条件のOBフィードバック、どのSTAがトラフィック優先順位、トラフィックデータレート、最大サービスインターバルおより最小サービスインターバル、スリープ情報、ならびに類似物などの期待されるトラフィックパターンに関する情報をAPに提供できるのかを示すトラフィック仕様、ならびに/またはこれによってSTAがそのモビリティパターンに関する情報をAPに提供できるモビリティを含むことができる。
第2の例では、オプションフィールド1115は、BSSから使用可能なOBを示し、COBRA可能STAまたはCOBRAコントローリが提供できるOBフィードバックの仕様を提供することができる、OB情報フィールド1125の存在を示すようにも構成され得る。OB情報フィールド1125は、BSS内で使用可能なOBに関する情報などのBSS OB情報、全使用可能チャネルの幅、プライマリチャネル位置、サブキャリアスペーシング、および/もしくはOBサイズ(たとえば、1つのOBに含まれるサブキャリアの個数)などのチャネル幅、COBRAコントローリがAPもしくはCOBRAコントローラに送信できるOBフィードバックの仕様などのOBフィードバック仕様、COBRAコントローリがそれに関するフィードバックを提供できるOBの範囲などのOB範囲、ならびに/または各OBのチャネル条件を符号化するビット数などのコードブック情報をも含むことができる。
第3の例では、オプションフィールド1115は、現在のフレームを送信するのに使用される送信電力を示す送信電力フィールド1130の存在を示すようにも構成され得る。
第4の例では、オプションフィールド1115は、802.11vのオプションの位置および時刻測定特徴で定義される出発時刻(time of departure、TOD)タイムスタンプフィールド1135の存在を示すようにも構成され得る。TODタイムスタンプは、1/TODクロックレートの時間単位を有する整数値とすることができる。
第5の例では、オプションフィールド1115は、802.11vのオプションの位置および時刻測定特徴で定義されるTODクロックレートを示すTODクロックレートフィールド1140の存在を示すようにも構成され得る。
第6の例では、オプションフィールド1115は、UL MU−MIMO送信および受信とUL SC−FDMA送信および受信をサポートするのに必要な他のオプション情報、たとえば複数アンテナであるか否かを示すオプション情報フィールド1145の存在を示すようにも構成され得る。
COBRAコントローラIE 1100は、ビーコンもしくはACKなしのアクションフレームなどのブロードキャストフレーム内または、プローブ応答、関連付け応答、ならびにCOBRA送信電力制御、同期化、グループ管理、ならびに送信および受信をサポートするための他の管理および制御フレームまたはアクションフレームなどのユニキャストフレーム内に含められ得る。
COBRAに参加することを望むSTAは、APからCOBRAコントローラIE 1100を受信した後に、COBRAコントローリIEを含むフレームを用いて応答することができる。
図12は、COBRAコントローリIE1200の例の図である。COBRAコントローリIE1200は、COBRAコントローリIE1200がCOBRAコントローリIEであることを識別するエレメントIDフィールド1205、COBRAコントローリIE1200の長さを示す長さフィールド、およびどのタイプの情報がCOBRAコントローリIE1200内に含まれるのかを示すオプションフィールド1215を含むことができる。オプションフィールド1215は、オプションを示す2進数として実施され得る。あるいは、オプションフィールド1215は、COBRAコントローラIE1200を含むフレームをAPから受信する時にSTAが測定した周波数オフセット、またはAPから受信されたCOBRAコントローラIE 1100内のOB情報フィールドによって指定される圧縮されたまたは未圧縮のOBフィードバックなどのOBフィードバックなど、含まれる情報のタイプを示すビットマップとしても実施され得る。さらに、STAは、たとえばSTAが最良のチャネル条件を観察するOBおよび類似物などのそれ自体のOBプリファレンス、またはトラフィック優先順位、トラフィックデータレート、最大サービスインターバルおよび最小サービスインターバル、ならびに類似物など、期待されるトラフィックパターン上でAPに情報を提供するSTAなど、トラフィック仕様を示すこともでき、または、異なるアクセスクラス(AC)または優先順位に関する現在のバッファサイズに関する情報を含むこともできる。
STAは、そのモビリティパターンに関する情報をAPに提供することができる。モビリティフィールド1217は、3D次元での方位および速度を含むことができるフォーマットで構成され得、または、モビリティフィールド1217は、STAが静止またはモバイルのどちらであるのかを示す1ビットのフォーマットで構成され得る。モビリティフィールド1217は、期待されるチャネル変更が行われる速度に関する複数のレベルの中からのモビリティのレベルを示すように構成され得る。
オプションフィールド1215は、現在のフレームを送信するのに使用される送信電力、STAで可能な最大送信電力、STAで可能な最小送信電力、STAでの送信電力の可能なレベル、APからCOBRAコントローラIE 1100を含むことができる最後のフレームの測定された受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator)(RSSI)に関するフィードバック、および/またはCOBRAコントローラIE 1100内に含めることができる送信電力値を含むことができる送信電力フィールド1220の存在を示すように構成され得る。
オプションフィールド1215は、APからの最後のCOBRAコントローラIE 1100内に含まれるTODタイムスタンプと、TODクロックのレートが同一のCOBRAコントローラIE 1100内に含まれる可能性があるローカルTODクロックによって測定された、そのフレームがSTAで受信される時の到着時刻(time of arrival、TOA)タイムスタンプとの間の時間差T1を含むことができるタイミングフィードバックフィールド1225の存在を示すようにも構成され得る。
オプションフィールド1215は、802.11vのオプションの位置および時刻測定特徴で定義されるTODタイムスタンプフィールド1230の存在を示すようにも構成され得る。TODタイムスタンプは、1/TODクロックレートの時間単位を有する整数値とすることができる。
オプションフィールド1215は、802.11vのオプションの位置および時刻測定特徴で定義されるTODクロックレートを示すことができるTODクロックレートフィールド1235の存在を示すようにも構成され得る。
オプションフィールド1215は、OBフィードバックフィールド1240または、モビリティ、トラフィック仕様、アンテナの個数、SC−FDMAケイパビリティ、および類似物などのCOBRA送信および受信をサポートできる他のオプション情報を含むことができるオプション情報フィールド1245の存在を示すようにも構成され得る。
図13は、例のグループ化情報獲得手順1300の図である。AP 1310ならびにSTA−1 1320a、STA−2 1320b、およびSTA−3 1320cが、図13に示されている。APは、そのCOBRAケイパビリティを示すフレーム1330を送信することができる。COBRAケイパビリティは、VHTケイパビリティ情報フィールド内で示され得、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答、および他の管理フレーム、制御フレーム、もしくはアクションフレームなどのフレーム内で送信され得る。
STAは、そのCOBRAケイパビリティを示すフレームを送信することができる。COBRAケイパビリティは、VHTケイパビリティ情報フィールド内で示され得、プローブ要求、関連付け要求、および他の管理フレーム、制御フレーム、もしくはアクションフレームなどのフレーム内で送信され得る。
APは、OBフィードバックおよび類似物など、すべてのCOBRAコントローリSTAからの要求された情報およびアクションを示すために、ビーコン、プローブ応答、関連付け応答、または他のブロードキャストもしくはユニキャストの管理フレーム、制御フレーム、もしくはアクションフレーム内にCOBRAコントローラIEを含めることもできる。APは、使用される送信電力、現在のフレームのTOD、TODクロックレート、および類似物など、それ自体に関する情報を示すこともできる。
COBRAコントローリSTA 1320a、1320b、および1320cは、ビーコンまたは他のブロードキャストフレームもしくはユニキャストフレーム内でUL COBRAコントローラIEを受信した後に、送信電力フィードバックを提供するCOBRAコントローリIE、STAでCOBRAコントローラIEを含むフレーム1330のTODとTOAとの間で測定された時間差とすることのできるT1を含むことができるフレーム1340a、1340b、および1340cをそれぞれ用いて応答することができる。さらに、OBフィードバックが、先行するCOBRAコントローラIE内に含まれるOB情報フィールド1125に従って提供され得るものとすることもできる。
AP 1310は、その後、STAがそれに関するフィードバックを提供したOBのそれぞれでSTAとAPとの間のCSIを判定することができる1350。あるいは、AP 1310は、COBRAコントローラとCOBRAコントローリとの間の経路損を判定することができる。経路損は、次式を使用して判定され得る。
Pathloss=TxPowerAP−RSSISTA 式(1)
または
Pathloss=TxPowerSTA−RSSIAP 式(2)
ここで、TxPowerAP、RSSISTA、およびTxPowerSTAは、COBRAコントローラIEからによって入手され得、RSSIAPは、APで測定される。
AP 1310は、その後、次式を使用することによって、COBRAコントローラとCOBRAコントローリとの間の伝搬遅延を判定することができる。
PDelay=(T1+(TOAAP−TODSTA))/2 式(3)
ここで、T1、TODSTAは、COBRAコントローリIEから入手され得、TOAAPは、TODクロックを使用してAPで測定され得る。
AP 1310は、その後続いて、次式を使用してTODクロックオフセットを判定することができる。
C_Offset=(T1−(TOAAP−TODSTA))/2 式(4)
ここで、T1、TODSTAは、COBRAコントローリIE1200から入手され得、TOAAPは、TODクロックを使用してAPで測定され得る。AP 1310は、その後、COBRAグループを管理するためにグループ化管理手順を使用することができる。
初期グループ化管理手順および/またはグループ化保守管理手順は、COBRAグループを管理するために実行され得る。たとえば、STAは、1または複数のCOBRAグループへのSTAのグループ化に1つの判断基準または判断基準のサブセットを使用することができる。UL COBRAグループおよびDL COBRAグループは、同一とすることができ、またはこれらを異なるものとすることができる。
図14は、例のグループ化手順1400の図である。この例では、APは、COBRA可能であり、APで測定されたものに類似する受信電力を有する1または複数のSTAを選択する1410ことができる。このグループは、STAのサブセットC1と称する場合がある。C1 STAの間での正確な範囲変動は、AP受信器処理ケイパビリティおよび/または1または複数のSTAの電力調整ケイパビリティおよび類似物に依存し得る。
APは、さらに、候補セットC1から、類似する伝搬遅延を有するSTAのサブセットを選択する1420ことができ、この第2のSTAのサブセットをC2STAと称する場合がある。C2 STAの間の正確な範囲変動は、GI値、BSSカバレージ半径、およびC2 STAのタイミング調整ケイパビリティ、ならびに類似物に依存し得る。
APは、帯域幅可用性に基づいて、STAの1または複数のグループを選択する1430ことができる。たとえば、APは、STAの1または複数のグループの集合的に望ましいOBが、同時に送信しまたは受信する時に、BSSから使用可能な総帯域幅のすべてまたは大多数を占め、その結果、深刻なリソース利用不足がなくなるようにするために、STAの1または複数のグループを選択することができる。
APは、STAケイパビリティに基づいて、STAの1または複数のグループを選択する1440ことができる。たとえば、APは、UL MU−MIMOまたはUL SC−FDMAが可能なSTAの1または複数のグループを選択することができる。
APは、トラフィック優先順位に基づいて1または複数のSTAを選択する1450ことができる。たとえば、APは、類似するトラフィック優先順位および/または周期性を有するすべてのSTAを選択することができる。最終的なCOBRAグループは、最大COBRAグループサイズ限度に基づいても選択され1460得る。
図15は、ユニキャストCOBRAグループ管理IE 1500の例の図である。ユニキャストCOBRAグループ管理IE 1500は、ユニキャストCOBRAグループ管理IE 1500がユニキャストCOBRA IEであることを識別することができるエレメントIDフィールド1505と、ユニキャストCOBRA IEの長さを示すことができる長さフィールド1510と、インフォメーションエレメントN内に含まれるグループメンバシップの個数を示すことができるメンバシップ数フィールド1515と、各フィールドがSTAのグループメンバシップの情報を含むことができることを示すことができるメンバシップ1情報フィールド15201〜メンバシップN情報フィールド1520Nとを含むことができる。
STAは、実施態様に応じて、たとえばCOBRAグループ管理IEまたはフィールドを含むフレームを使用して、それらが属するグループについてAPによって知らされ得る。COBRAコントローリSTAは、複数のグループに属することができる。そのUL COBRAグループおよびDL COBRAグループは、同一とすることができ、または異なるものとすることができる。COBRAグループ管理IEは、ブロードキャストまたはユニキャストの管理フレーム、制御フレーム、またはアクションフレームに含まれ得る。APは、STAにそのグループメンバシップについて知らせるために、ユニキャストCOBRAグループ管理IEまたはフィールドを含むことができるユニキャストフレームをSTAに送信することができる。
図16は、例のメンバシップ情報フィールド1600の図である。STAは、グループ管理手順に従うことによってCOBRAグループ管理IEを含むフレームを使用してAPによってそのグループ化について知らされ得る。図16に示されているように、メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、メンバシップ情報フィールド1600が割り当てられたグループを識別することができるグループIDフィールド1605と、そのグループのタイプを示すことができるタイプフィールド1610とを含むことができる。タイプフィールド1610は、グループがDL COBRA、UL COBRA、DL/UL COBRA、または他のタイプのグループであることを示すことができる。たとえば、同一のIEが、MU−MIMOまたはSC−FDMAのグループ管理にも使用され得る。
メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、どのタイプの情報がメンバシップ情報フィールド1600の残りに含まれ得るのかを示すためにビットマップまたは他の符号化として構成され得るオプションフィールド1615を含むことができる。メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、およびグループ内のSTAの順序を示すことができる順序フィールド1620を含むことができる。メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、現在のグループでCOBRA送信を行う時にSTAが送信に使用できる送信電力を示すTx電力フィールド1625を含むことができる。メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、APとSTAとのTODクロックの間のオフセットを示すことができるTODオフセットフィールド1630を含むことができる。このTODオフセットは、正または負とすることができ、2の補数を使用して実施され得、2の補数は、整数算術または整数値の2進表現を指すことができる。
メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、現在のグループでのAPへのCOBRA送信に参加する時にSTAが調整できる遅延を示すことができる遅延フィールド1635を含むことができる。この遅延は、COBRA ULパケットがGI以内にAPに到着できるように、各STAからの伝搬遅延の差について調整するのに使用され得る。遅延は、正または負とすることができ、2の補数を使用して構成され得、2の補数は、整数算術または整数値の2進表現を指すことができる。
メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、DL COBRAパケットを受信する時にSTAが同調できるOBおよび現在のグループ内でのUL COBRA送信に参加する時にSTAが送信に使用できるOBを示すことができるOB割当フィールド1640を含むことができる。OB割当は、たとえば、符号化されたOB番号を使用するように構成され得、ここで、符号化されたOB番号は、OB範囲として表されまたはOBのビットマップとして表され得る。
メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、現在のグループ内でAPへのUL COBRA送信に参加する時にSTAが適合させることのできる変調および符号化方式(MCS)を示すことができるMCSフィールド1645を含むことができる。メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、モニタフィールド1650を含むことができる。モニタフィールド1650は、STAがAPとSTAとの間のチャネル変化について監視できるかどうかを示すことができる1つまたは少数のビットとすることができる。メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、たとえばAPからのビーコンを監視することによって、STAがAPとSTAとの間のチャネルの変化について監視できる頻度を示すことができるモニタ頻度フィールド1655を含むことができる。モニタ頻度は、たとえば、モビリティパターンに基づくものとすることができる。メンバシップ情報フィールド1600のそれぞれは、STAがAPと共にそのセッティングをリフレッシュできる最小頻度を示すことができるリフレッシュ頻度フィールド1660を含むことができる。リフレッシュ頻度は、たとえば、モビリティパターンに基づくものとすることができる。
図17は、例のブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700の図である。APは、ブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700またはフィールドを含むブロードキャストフレームを送信することによって、1または複数のグループを同時に管理することができる。ブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700またはフィールドは、ブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700がブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700であることを識別することができるエレメントIDフィールド1705と、ブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700の長さを示すことができる長さフィールド1710と、ブロードキャストCOBRAグループ管理IE 1700に含まれるグループ情報フィールドの個数を示すことができるグループ数フィールド1715と、各フィールドがグループの情報を含むことができるグループ1情報フィールド17201〜グループN情報フィールド1720Nを含むことができる。
図18は、図17のブロードキャストCOBRAグループ管理IE内の例のグループ情報フィールド1800の図である。グループ情報フィールド1800は、各グループ内のメンバの記述すなわち、グループIDフィールド1805、タイプフィールド1810、このグループに含まれるSTAの個数を示すメンバ数フィールド1815、およびそれぞれがグループ内のメンバSTAの情報を含むことができるメンバ1情報フィールド18201〜メンバN情報フィールド1820Nを含むことができる。グループ内のメンバの順序は、関連するメンバ情報フィールド1820の順序によって暗黙のうちに表され得る。
図19は、例のメンバ情報フィールド1900の図である。メンバ情報フィールド1900は、図15のメンバシップ情報フィールド1520に類似する。メンバ情報フィールド1900は、メンバSTAのIDを示すことができ、AID、MACアドレス、またはAPおよびSTAが合意する他の形のIDとして構成され得るIDを示すことができるメンバIDフィールド1905を含むことができる。メンバ情報フィールド1900は、どのタイプの情報がメンバ情報フィールド1900の残りに含まれ得るのかを示すビットマップまたは他の符号化として構成され得るオプションフィールド1910をも含むことができる。メンバ情報フィールド1900は、現在のグループ内でCOBRA送信を行う時にSTAが送信に使用できる送信電力を示すTx電力フィールド1915を含むことができる。メンバ情報フィールド1900は、APとSTAとのTODクロックの間のオフセットを示すことができるTODオフセットフィールド1920を含むことができる。このTODオフセットは、正または負とすることができ、2の補数を使用して構成され得、2の補数は、整数算術または整数値の2進表現を指すことができる。
メンバ情報フィールド1900は、現在のグループ内でAPへのCOBRA送信に参加する時にSTAが調整できる遅延を示すことができる遅延フィールド1925を含むことができる。この遅延は、COBRA ULパケットがGI以内にAPに到着できるように、各STAからの伝搬遅延の差について調整するのに使用され得る。遅延は、正または負とすることができ、2の補数を使用して構成され得、2の補数は、整数算術または整数値の2進表現を指すことができる。
メンバ情報フィールド1900は、DL COBRAパケットを受信する時にSTAが同調できるOBおよび現在のグループ内でUL COBRA送信に参加する時にSTAが送信に使用できるOBを示すことができるOB割当フィールド1930を含むことができる。OB割当は、たとえば、符号化されたOB番号を使用するように構成され得、ここで、符号化されたOB番号は、OB範囲として表されまたはOBのビットマップとして表され得る。
メンバ情報フィールド1900は、現在のグループ内でAPへのUL COBRA送信に参加する時にSTAが適合できる変調および符号化方式(MCS)を示すことができるMCSフィールド1935を含むことができる。メンバ情報フィールド1900は、モニタフィールド1940を含むことができる。モニタフィールド1940は、APとSTAとの間のチャネル変化についてSTAが監視できるかどうかを示すことができる1つまたは少数のビットとすることができる。メンバ情報フィールド1900は、たとえばAPからのビーコンを監視することによって、STAがAPとSTAとの間のチャネルの変化について監視できる頻度を示すことができるモニタ頻度フィールド1945を含むことができる。モニタ頻度は、たとえば、モビリティパターンに基づくものとすることができる。メンバ情報フィールド1900は、STAがAPと共にそのセッティングをリフレッシュできる最小頻度を示すことができるリフレッシュ頻度フィールド1950を含むことができる。リフレッシュ頻度は、たとえば、モビリティパターンに基づくものとすることができる。
図20は、例のCOBRA初期グループ管理手順2000の図である。たとえば、APは、グループ情報獲得手順に従うことによって、STAをCOBRAグループに分割するために必要である可能性がある情報を1または複数のSTAから収集する2010ことができる。APは、グループ選択手順に従うことによって、STAをCOBRAグループに分割する2020ことができる。COBRAグループへのSTAの分割は、異なるUL COBRAグループおよびDL COBRAグループに基づくものとすることができる。
APは、1または複数のSTAにグループ割当を示すフレームを送信する2030ことができる。一例では、APは、ユニキャストCOBRAグループ管理IEまたはフィールドを含むユニキャストフレームをSTAに送信することができる。STAは、そのグループを知ることができる。STAは、APへの関連するUL COBRAグループ送信またはAPからのDL COBRA受信に参加する時に、適当なグループのメンバシップ情報フィールドで指定される通りにそのパラメータを調整することができる。
もう1つの例では、APは、ブロードキャストCOBRAグループ管理IEまたはフィールドを含むブロードキャストフレームをすべてのSTAに送信することができる。STAは、その後、そのグループを知ることができる。STAは、APへの関連するUL COBRAグループ送信またはAPからのDL COBRA受信に参加する時に、適当なグループ情報フィールド内のそれぞれのメンバ情報フィールドで指定される通りにそのそれぞれのパラメータを調整することができる。
COBRAグループがAPによって形成された後に、グループは、干渉、チャネル変化などの環境の変化に起因して、またはモビリティに起因するメンバSTAのそれぞれでの変化および類似物に起因して、保守され得る。グループ保守は、APおよびSTAに、それらの間のチャネルの監視を行わせ、そのようなアクションが望ましい場合に、STAを再グループ化させることによって実行され得る。
APは、事前に定義された頻度でAPとSTAとの間の1または複数のチャネルを監視する2040ことができる。1または複数のチャネルの監視に加えて、APは、グループ保守を実行することができる。STAも、APが、そのようなSTAのアクションをメンバシップ情報フィールドまたはメンバ情報フィールドで示す場合に、APと1または複数のSTAとの間のチャネルを監視することができる。ビーコンフレームならびにPLCPヘッダ内に含まれるCOBRAコントローラインフォメーションエレメント内の情報を使用することによって、STAは、OBのチャネル状態情報、経路損、TODクロックオフセット、伝搬遅延、その他などの情報を推定することができる。変化が、事前に定義されたしきい値を超える場合には、STAは、変化についてAPに知らせることができる。
TODクロックオフセットが、グループ管理手順によって正しく調整された場合は、TODクロックは、リフレッシュインターバル=1/リフレッシュ頻度とすることができる事前に定義されたインターバルについて同期化されると仮定され得る。STAはその後、PDelay=TOASTA−TODAPを計算することによって伝搬遅延を監視することができ、ここで、TODAPは、フレーム内でCOBRAコントローラインフォメーションエレメント内に含められ得、TOASTAは、COBRAコントローラインフォメーションエレメントを含むフレームが到着する時にSTAでローカルに測定され得る。
図21は、図20で説明された1または複数のチャネルの監視2040とは別々にまたはこれに関連して実行され得る例のグループ保守手順2100の図である。図21を参照すると、APは、APとSTAとの間のチャネルを監視する2110ことができる。APは、変化が事前に定義されたしきい値を超えるかどうかを判定する2120ことができる。変化が事前に定義されたしきい値を超える2125場合には、APは、再グループ化が必要または望ましいかどうかを判定する2130ことができる。APが、再グループ化が必要または望ましいと判定する2135場合には、APは、再グループ化を実行する2140ことができる。APは、新しい情報を含むことができるフレームを1または複数のSTAから受信することができる。APは、そのような動作が必要または望ましい場合に、グループ選択手順およびグループ管理手順を使用することによってSTAからの新しい情報を使用して再グループ化を実行することができる。
図22は、図20で説明された1または複数のチャネルの監視2040とは別々にまたはこれに関連して実行され得るもう1つの例のグループ保守手順2200の図である。APは、STAがAPとSTAとの間のチャネルを監視できることを示すことができる。STAは、STAがAPとSTAとの間のチャネルを監視できることを示すフレームを受信し2210、OBのチャネル状態情報、経路損、TODクロックオフセット、伝搬遅延、および類似物などのビーコンフレームパラメータを使用して推定する2220ことができる。STAは、変化が事前に定義されたしきい値を超えるかどうかを判定する2230ことができる。STAが、変化が事前に定義されたしきい値を超えたと判定する2240場合には、STAは、COBRAコントローリIEを含むフレームを使用して、新しい情報をAPに送信する2250ことができる。APは、そのような動作が必要または望ましい場合に、グループ選択手順およびグループ管理手順を使用することによってSTAからの新しい情報を使用して再グループ化を行うことができる。
OFDMAサブチャネライゼーションを利用できるCOBRAの例の実施態様として、この実施形態は、エンハンストベリイハイスループット(E−VHT)通信のためにCOBRAグループ化手順を実行することができる。E−VHT通信は、IEEE 802.11acに記載されたVHT通信に対する拡張とすることができる。
図23は、例のVHTケイパビリティ情報フィールド2300の図である。VHTケイパビリティ情報フィールド2300は、サウンディング次元の個数サブフィールド2310、MUビームフォーマ可能サブフィールド2315、MUビームフォーミイ可能サブフィールド2320、VHT TXOP PSサブフィールド2325、+HTC−VHT可能サブフィールド2330、最大A−MPDU長さ指数サブフィールド2335、VHTリンク適合可能サブフィールド2340、Rxアンテナパターン一貫性サブフィールド2345、TXアンテナパターン一貫性サブフィールド2350、COBRAコントローラ可能サブフィールド2355、およびCOBRAコントローリ可能サブフィールド2360を含むことができる。この例では、E−VHT STAは、VHTケイパビリティ情報フィールド2300内のCOBRAコントローラ可能サブフィールド2355および/またはCOBRAコントローリ可能サブフィールド2360を使用して、それがCOBRA可能であることを宣言することができる。
E−VHT STAは、E−VHTケイパビリティエレメント内の1または複数のビットを使用して、それがCOBRA可能であることをも宣言することができ、これによって、1ビットが、STAがCOBRAコントローラ可能であることを示すのに使用され、かつ/または1ビットが、STAがCOBRAコントローリ可能であることを示すのに使用される。
図24は、例のCOBRAグループID管理フレームアクションフィールド2400フォーマットの図である。COBRAグループID管理フレームアクションフィールド2400は、カテゴリフィールド2410、VHTまたはE−VHTアクションフィールド2420、COBRAメンバシップ状況アレイフィールド2430、COBRAユーザ位置アレイフィールド2440、およびCOBRAオプションフィールド2450を含むことができる。COBRAグループID管理フレームアクションフィールド2400は、カテゴリVHTまたはカテゴリE−VHTのアクションフレームとすることができる。これは、1または複数のCOBRAグループIDに関してSTAのユーザ位置を割り当てるか変更するためにAPによって送信され得る。COBRAグループID管理フレームアクションフィールド2400のVHTまたはE−VHTアクションフィールド2420は、表1に示された情報を含むことができる。
カテゴリフィールド2410は、VHTまたはE−VHTの値をセットされ得る。VHTまたはE−VHTアクションフィールド2420は、COBRAグループID管理に関する値をセットされ得る。COBRAメンバシップ状況アレイフィールド2430は、図25に示されているように、各COBRAグループのメンバシップ状況2510、2520、および2530を含むことができる。COBRAユーザ位置アレイフィールド2440は、図26に示されているように、各COBRAグループのユーザ位置2610、2620、および2630を含むことができる。COBRAグループのユーザ位置の各フィールドは、1または複数のビットとすることができる。
COBRAグループID管理フレームアクションフィールド2400は、STAがメンバとして割り当てられ得るCOBRAグループのそれぞれのオプションを含むことができる。たとえば、1つのCOBRAグループのCOBRAグループオプションフィールド2450は、図27に示されているように、タイプサブフィールド2710、Tx電力サブフィールド2720、遅延サブフィールド2730、OB割当サブフィールド2740、およびMCSサブフィールド2750を含むことができる。COBRAグループオプションフィールド2450の各サブフィールドの例の値を、表2に示す。
1または複数のCOBRAグループIDに対応するユーザ位置の割当または変更は、COBRAグループID管理フレームを使用して実行され得る。STAは、そのSTAにアドレッシングされたCOBRAグループID管理フレーム内でCOBRAメンバシップ状況アレイフィールドの複数のサブフィールドに1をセットすることによって、複数のCOBRAグループに割り当てられ得る。STAは、それがメンバである各COBRAグループ内に1つのユーザ位置だけを有することができる。それがメンバである可能性がある各グループ内のSTAのユーザ位置は、STAにアドレッシングされたCOBRAグループID管理フレーム内のCOBRAユーザ位置アレイフィールド内の関連するサブフィールドによって示され得る。APは、異なるSTAに各COBRAグループIDの同一のユーザ位置を割り当てることができる。
APは、dot11VHTOptionImplementedまたはdot11E−VHTOptionImplementedが真である場合に、グループID管理フレームを送信することができる。COBRAグループID管理フレームは、1と等しくなるようにセットされたVHTケイパビリティエレメントまたはE−VHTケイパビリティエレメント内のCOBRAコントローリ可能フィールドを含むことができるVHT STAまたはE−VHT STAに送信され得る。COBRAグループID管理フレームは、個々にアドレッシングされたフレームまたはブロードキャストフレームとして送信され得る。COBRAグループID管理フレームは、VHT MU−MIMOグループID管理フレームに加えて、STAに送信され得る。
もう1つの実施形態では、グループ化手順は、アドホックに、グループSTAに対して実行され得る。STAは、STAモビリティ、高レベルの干渉、予想されない干渉、すばやく変化する環境、および類似物などの理由に起因して、チャネル条件がSTAとAPとの間で頻繁に変化する時に、アドホックに、COBRAグループに編成され得る。
チャネル特性に基づいてSTAをグループ化することが望ましい場合がある。たとえば、複数のノードが、サブキャリアの類似するセット上でフェージングを経験しつつある場合には、これらのノードへおよび/またはこれらのノードからの送信を異なる時にスケジューリングし、各ノードを、同一のサブキャリア上で好ましい条件を経験する可能性があるノードとグループ化することが望ましい可能性がある。この例では、全帯域幅が、グループ内の各ユーザの最小限のフェージングを伴って利用され得る。
APが、サブチャネライズされたノードからの信号が距離またはフェージングに起因するかどうかを判定するために、APは、サブチャネル上の受信電力ならびにそのサブチャネル上のタイミングオフセットの両方を調べることができる。弱い信号のタイミングオフセットが長い場合には、APは、STAが遠いと仮定することができ、したがって、そのSTAに単一のサブチャネルまたは少数のサブチャネルを割り当てることができる。その一方で、弱い信号のタイミングオフセットが短い場合には、APは、ノードが近くにあり、サブチャネル上でフェージングを経験しつつあると仮定することができる。この例では、APは、ブロードバンドサウンディング測定を実行し、よりよいチャネルを判定するようにSTAに要求し、またはそのノードをランダムに選択される代替サブチャネルに移動することができる。
あるSTAに割り当てられるサブチャネルの個数および位置は、そのSTAのチャネル条件に基づくものとすることができる。たとえば、APからの距離および選択的フェージングは、STAまたはAPのいずれかによって測定される、サブチャネルの選択の判断基準として使用され得る。タイミングに基づく距離推定値は、経路損またはフェージングのゆえにノードが弱いかどうかを判定するのに、サブキャリア電力読みに関連して使用され得る。タイミングオフセットが大きく、信号が弱い場合には、これは、ノードがある距離にあることを示す可能性がある。この場合に、そのノードは、サブチャネルサイズを減らし、電力集中を可能にすることからまたは異なるサブチャネル割振りから利益を得る可能性がある。しかし、タイミングオフセットが小さく、電力信号が弱い場合には、これは、ノードが近いが、周波数選択的フェージングを経験しつつあることを示す可能性がある。この例では、そのノードは、新しいサブチャネルへの再割当から利益を得る可能性がある。
グループ化は、デバイスの要件、たとえば局所または分散サブキャリア割振り(localized or distributed sub-carrier allocations)、MU−MIMO可能またはSC−FDMA可能のいずれかに基づいても実行され得る。STAは、UL送信またはDL送信のために1または複数のサブチャネルを明示的に要求することができる。要求は、データ負荷、チャネル条件、またはSTAに既知のある他の要件に基づくものとすることができる。この場合に、1または複数の短期または長期のサブチャネルが、ユーザに割り当てられ得、送信要求の近似周波数が、サブチャネルを割り当てる時に考慮に入れられ得る。この例では、短期サブチャネルは、一時サブチャネル割当と称する場合がある。STAは、特定のサブチャネルを要求することができ、または、特定のサブチャネルの除外を要求することができる。特定のサブチャネルの要求は、プリファレンスの順序を含むことができる。
STAが1または複数のサブチャネルの使用を要求する1つの形は、それが必要とするサブチャネル上でのみサブチャネライズされたRTS(sRTS)を送信することとすることができる。その後、このサブチャネライズされた要求を検出するAPは、追加のメッセージングなしでSTAのサブチャネル要求を知ることができ、それに応じてサブチャネルを割り当てることができる。この例では、STAは、要求をサブミットするのに使用されたものと同一のサブチャネル上でULグラントを最終的に受信することができると仮定することができる。APが、この要求に対処することができない場合には、APは、CTSまたはサブチャネライズされたCTS(sCTS)メッセージの一部として、応じることの失敗を示すことができる。応じることの失敗は、CTSフレームまたはsCTSフレーム内のビットまたはフィールドを使用して示され得る。
STAが、RTSをサブミットする時に、持続時間フィールドは、送信されるデータの量を示すことができ、APは、要求に対処するのに必要なサブチャネルの個数を判定するのにこの情報を使用することができる。この推定値は、全体的なサブチャネライズされたUL送信持続時間が、バースト中に送信するすべてのサブチャネライズされたSTAについて相対的に同一になるように、STAからの要求のバランスをとることを含むことができる。
STAは、どのサブチャネルがサブチャネライズされた送信またはサブチャネライズされた受信によりよく適するのかを判定するためにサウンディング測定を実行することができる。これらの測定は、送信の所期の受信側にかかわりなく、DL送信中に実行され得、明示的なまたは暗黙のサブチャネル要求内でSTAによって使用され得る。
この例では、APは、フル帯域メッセージ、たとえばすべてのサブチャネルを介して送信されるRTS上で行われる受信器でのチャネル推定(CHEST)に基づいて1または複数の理想的なサブチャネルを判定することができる。CHESTは、受信された信号の復調のためにチャネル状態の推定値を導出するのに使用され得る。もう1つの例では、チャネルサウンディングが、各STAの物理チャネルを観察するためにAPによって実行され得る。チャネル測定は、使用すべき好ましいサブチャネルを判定するために実行され得、APは、サブチャネル割当をチャネル測定のうちの1または複数に基づかせることができる。チャネル測定は、チャネル相互性を仮定して実行され得る。
サブチャネルのブラインド検出が、実行され得る。タイミング補正を用いても、別個のサブチャネル上のUL内で送信する複数のSTAが、APに時間オフセットを伴って到着する場合がある。このタイミングオフセットは、各STAによって送信されるすべてのサブキャリアの同様の位相回転をもたらす可能性がある。APはその後、たとえば、この情報を単独でまたはCRCによる確認と一緒に使用して、各STAによって使用されるサブチャネルをブラインド検出することができる。
たとえば、802.11ahでは、データ送信に関して、多数のデバイス、たとえば2000台から6000台程度のデバイスが、サポートされ得る。この例は、多数のSTAとの衝突を制御するために同時データ送信の量を制限することによってサポートされ得る。しかし、ネットワークのスペクトル効率を改善するために、多数のデバイスがサポートされ得、802.11acで通常使用される帯域幅、たとえば20から160MHzと一貫するデータレートの同時送信が、必要とされる可能性がある。
802.11acによって使用される帯域幅をサポートするシステムにおいて多数のデバイスのサポートを可能にする方法は、これらのシステムでのスペクトル効率のさらなる改善のために使用され得る。既存のWLANシステムは、MACプロトコルとしてCSMA/CAを利用する場合があるが、これは、分散チャネルアクセス方式である。AP/STAは、送信を検知する時に延期することができる。したがって、これは、1つのBSS内の、同時に送信/受信する複数のSTAに適切ではない可能性がある。スペクトル効率を高めるために、複数のSTAは、周波数時間リソースを共有し、より効率的に通信することができる可能性がある。
MAC層は、スタンドアローンダウンリンクCOBRA送信、スタンドアローンアップリンクCOBRA送信、および組み合わされたDL/UL COBRA送信を可能にするように構成され得る。時間/周波数同期化、アップリンク電力制御、およびアンテナ校正は、MAC層に作り込まれ得る。異なるMAC層構成を用いて、アップリンク送信制御に利用されるメッセージおよびシグナリングは、異なり得る。しかし、共通のアイデアは、UL COBRAトラフィックの前のメッセージ交換をよりよく利用してチャネルをサウンディングし、必要な制御情報を伝えることである。
MAC層構成および手順の変形形態が、適用され得る。たとえば、同期化および電力制御に関するMACシグナリング、たとえば要求および応答の交換が、UL MU−MIMOセッションの直前に送信され得る。同期化メッセージおよび電力制御メッセージを、UL MU−MIMOセッションの前に別々に送信することを可能とすることもできる。
MAC層は、スタンドアローンDL COBRA送信をセットアップするように構成され得る。APは、クリアチャネルアセスメント(clear channel assessment、CCA)を実行し、動作チャネルを入手することができる。APは、DL COBRA送信を開始することができる。DL COBRAグループIDは、DL COBRAフレームのSIGフィールドに含まれるものとすることができ、これは、1または複数のSTAのサブチャネライゼーションを暗示することができる。COBRAセッションを開始する前に、APは、STAの1つもしくは複数のグループおよび/または1つもしくは複数のユーザ位置を識別するために、グループID管理フレームを使用してSTAと通信することができる。
DL COBRAフレームを受信した後に、STAは、それらがDL COBRAセッションの所期の受信側であるかどうかを判定するために、DL COBRAグループIDをチェックすることができる。所期のSTAは、ユーザ位置情報を読み取ることによって、それらに割り当てられたサブチャネルを識別することができ、意図されていないSTAは、そのNAVをそれに従ってセットすることができる。MACヘッダおよびデータを含む各STAのMACフレームは、特定のサブチャネル内で割り振られ得る。
図28は、例のスタンドアローンDL COBRA送信2800の図である。この例では、AP 2805、STA−1 2810、STA−2 2815、STA−3 2820、STA−4 2825、および複数の他のSTA 2830が図示されている。AP 2805は、DL COBRAフレーム2835をSTA−1 2810、STA−2 2815、STA−3 2820、およびSTA−4 2825に送信することができる。DL COBRAフレーム2835は、SIGフィールドにCOBRA送信のグループIDを含むことができる。STA−1 2810は、DL COBRAフレームに応答してブロックACK(BA)2840を送信することができる。STA−1 2810からのBA 2840の受信に応答して、AP 2805は、ブロックACK要求(BAR)フレーム2845をSTA−2 2815に送信することができる。BARフレーム2845は、STA−2 2815が利用した可能性があるサブチャネル上で送信され得、または、帯域幅全体を介して送信され得る。もう1つの選択は、STA−2が利用した可能性があるサブチャネル上でBARフレーム2845を送信し、他のサブチャネルのすべてでこれを繰り返すこととすることができる。STA−2 2810は、AP 2805にBA 2850を送信することができる。AP 2805は、所期のSTAの残りに、類似する形でBAR 2855および2860を送信することができる。DL COBRAフレーム2835を受信した時に、他のSTA 2830は、それらが所期の受信側ではないと判定することができ、それらのNAV 2865をリセットすることができる。
MAC層は、スタンドアローンUL COBRA送信をセットアップするように構成され得る。周波数同期化、タイミング同期化、電力制御、および校正を含む同期化は、周波数、時間、電力、および複数アンテナ検知においてすべてのUL COBRA STAを整列させるために実行され得、その結果、受信器は、信号を同時に検出し復号することができるようになる。
アップリンク送信制御は、UL COBRA TXOPのMAC層セットアップ中に1または複数のハンドシェークを使用して実行され得る。図29は、例のスタンドアローンUL COBRA送信2900の図である。
この例では、AP 2905、STA−1 2910、STA−2 2915、STA−3 2920、STA−4 2925、および複数の他のSTA 2930が図示されている。APは、要求(Req)フレーム2935を送信することができ、通常のサウンディングPHYコンバージェンス手順(convergence procedure)(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)フォーマットを用いて送信され得る。通常のサウンディングPPDUは、チャネルをサウンディングするのに使用され得る追加のLTFを有するPPDUとすることができる。Reqフレーム2935は、APからSTAにユニキャストされ、マルチキャストされ、またはブロードキャストされ得る。Reqフレーム2935は、UL COBRA送信に関してSTAのグループをポーリングすることができる。グループ内のSTAは、アップリンクトラフィックの送信の準備ができているかどうかをチェックし、APおよび他のUL COBRA STA 2930と整列するために、それに従って周波数同期化、時間同期化、電力同期化、および校正手順を開始することができる。グループ内にリストされていない可能性がある他のSTA 2930は、それらのNAV 2940をセットすることができる。Reqフレーム2935は、1または複数の広帯域チャネル上で、サブチャネルのすべてを介して送信され得、または、サブチャネル上で送信され、他のサブチャネルのすべてで位相回転を伴ってまたは伴わずに繰り返され得る。
応答(Resp)フレーム2945a、2945b、2945c、および2945dは、各STA 2910、2915、2920、および2925からAP 2905へ、通常のサウンディングPPDUフォーマットを用いてシーケンシャルに送信され得る。あるいは、Respフレーム2945a、2945b、2945c、および2945dは、それぞれのSTAがそれ自体にアドレッシングされたReqフレーム2935を受信した後に送信され得る。AP 2905は、チャネルサウンディングにこれらのRespフレーム2945a、2945b、2945c、および2945dを利用し、それに従って1または複数の空間分割多元接続(SDMA)重みを受信する準備をすることができる。Respフレーム2945a、2945b、2945c、および2945dは、次の情報すなわち、アップリンクトラフィック表示、送信電力、サウンディング情報、および/または校正情報を含むことができる。送信電力が、Respフレーム2945a、2945b、2945c、および2945d内で示され得るので、AP 2905は、リンクを評価することができ、たとえば、SNRを推定し、STA 2910、2915、2920、および2925のMCSを選択することができる。Respフレーム2945a、2945b、2945c、および2945dは、1または複数の広帯域チャネル上で、サブチャネルのすべてを介して送信され得、または、サブチャネル上で送信され、他のサブチャネルのすべてで位相回転を伴ってまたは伴わずに繰り返され得る。Respフレーム2945a、2945b、2945c、および2945dは、1または複数のサブチャネル上でも送信され得る。
UL COBRAアナウンスメントフレーム(UCAF)2950が、AP 2905から複数のSTA 2910、2915、2920、および2925に送信され得る。UCAFフレーム2950は、1または複数の広帯域チャネル上で、サブチャネルのすべてを介して送信され得、または、サブチャネル上で送信され、他のサブチャネルのすべてで位相回転を伴ってまたは伴わずに繰り返され得る。
AP 2905は、Respフレーム2945a、2945b、2945c、および2945dからのフィードバックおよび/またはグループ化戦略に従って、UL COBRAグループを洗練し、グループIDを再定義することができる。AP 2905は、各所期のUL COBRA STA 2910、2915、2920、および2925に、アップリンクMCS、必要なパッドビット、LTF/STF送信などを割り当てることができる。AP 2905は、ランダムアクセスチャネルとして1または複数のサブチャネルを割り当てることもできる。アップリンクトラフィックを有するSTAは、RTSなどの制御メッセージを送信するために、ランダムアクセスチャネルを利用することができる。複数のSTA 2910、2915、2920、および2925が、同一の1または複数の専用のランダムアクセスチャネルを使用して同時に送信することができる。STA 2910、2915、2920、および2925のそれぞれからのUL COBRA送信2955は、プリアンブル、データ、および必要な場合に1または複数のパディングビットを含むことができる。予約済みのUL COBRAグループIDが、ランダムアクセスチャネルに利用され得る。タイミング、周波数、電力調整、および校正に関する情報も、送信され得る。STA 2910、2915、2920、および2925からの同時UL COBRA送信の受信に応答して、AP 2905は、ACK 2960を送信することができる。ACK 2960は、シーケンシャルにまたはDL COBRA送信もしくはフレームを使用することによって送信され得る。一例では、すべてのSTAが、単一のプリアンブルを共有する。たとえば、STA1が、アップリンク送信についてサブチャネル1を割り当てられる場合に、STA1は、サブチャネル1上でのみプリアンブルおよびデータを送信することができる。もう1つの例では、すべてのSTAは、各STAが帯域の一部だけを割り当てられる場合であっても、帯域全体でプリアンブルを送信することができる。この例では、APは、すべてのSTAからのすべてのプリアンブルの合成物を受信することができる。この例のプリアンブルは、STFおよびLTFのみを含むものとすることができ、SIGフィールドは、APが既にSIGフィールドに含まれる情報を有し得るので、必要ではない可能性がある。この例では、APは、UCAFでSTAにこの情報を割り当てることができる。表3に、UCAF 2950内に含めることができる情報の例を示す。
アップリンクCOBRAグループIDは、UL COBRA送信のために構成され得る。主にDL MU−MIMO送信のために構成され得るグループIDに似て、UL COBRAグループIDの割当または変更は、グループID管理フレームを使用して実行され得る。グループID管理フレームは、メンバシップ状況アレイおよび/またはCOBRAユーザ位置アレイを含むことができる。COBRAグループID管理フレームの送信は、DLまたはULのいずれかでのMU PPDUの送信の前に完了され得る。しかし、UL COBRAグループIDとDL COBRAグループIDとが同一であることは、必要ではない可能性がある。したがって、各STAは、PHYCONFIG_VECTOR内でパラメータUL−GROUP_IDを維持することもできる。
STAが、そのMembershipStatusInGroupID[k]が1と等しい(STAがそのグループに属することを示す)グループIDを有するUCAFを受信する時に、STAは、UserPositionInGroupIDを分析し、対応するユーザ固有プロファイルを判定し、それに従ってUL COBRA送信を準備することができる。ユーザポジションフィールドは、STAに割り振られた1または複数のサブチャネルを暗示することができる。それと同時に、STAは、UL COBRA送信の終りまで、CCA機能を一時的にサスペンドすることができる。
ACKフレームは、APからSTAに送信され得る。ACKフレームは、複数のSTAにシーケンシャルに送信され得、またはDL COBRAを用いて送信され得る。
図30は、スタンドアローンUL COBRA送信3000のもう1つの例の図である。この例では、AP 3005、STA−1 3010、STA−2 3015、STA−3 3020、STA−4 3025、および複数の他のSTA 3030が図示されている。Reqフレーム3035aおよび3035bならびにRespフレーム3040aおよび3040bは、たとえば同期化、電力制御、および/またはサウンディングを実行するために、UL COBRAセッションの前に別々に送信され得る。
UCAF 3050は、AP 3005から複数のSTA 3010、3015、3020、および3025に送信され得る。UCAFフレーム3050は、1または複数の広帯域チャネル上で、サブチャネルのすべてを介して送信され得、または、サブチャネル上で送信され、他のサブチャネルのすべてで位相回転を伴ってまたは伴わずに繰り返され得る。
AP 3005は、Respフレーム3040aおよび3040bからのフィードバックおよび/またはグループ化戦略に従って、UL COBRAグループを洗練し、グループIDを再定義することができる。AP 3005は、各所期のUL COBRA STA 3010、3015、3020、および3025に、アップリンクMCS、必要なパッドビット、LTF/STF送信、電力調整などを割り当てることができる。AP 3005は、ランダムアクセスチャネルとして1または複数のサブチャネルを割り当てることもできる。アップリンクトラフィックを有するSTAは、RTSなどの制御メッセージを送信するために、ランダムアクセスチャネルを利用することができる。複数のSTA 3010、3015、3020、および3025が、同一の1または複数の専用のランダムアクセスチャネルを使用して同時に送信することができる。STA 3010、3015、3020、および3025のそれぞれからのUL COBRA送信3055は、プリアンブル、データ、および必要な場合に1または複数のパディングビットを含むことができる。予約済みのUL COBRAグループIDが、ランダムアクセスチャネルに利用され得る。タイミング、周波数、電力調整、および校正に関する情報も、送信され得る。グループ内でリストされない可能性がある他のSTA 3030は、それらのNAV 3057をセットすることができる。STA 3010、3015、3020、および3025からの同時UL COBRA送信の受信に応答して、AP 3005は、ACK 3060を送信することができる。ACK 3060は、シーケンシャルにまたはDL COBRA送信もしくはフレームを使用することによって送信され得る。一例では、すべてのSTAが、単一のプリアンブルを共有する。たとえば、STA1が、アップリンク送信についてサブチャネル1を割り当てられる場合に、STA1は、サブチャネル1上でのみプリアンブルおよびデータを送信することができる。もう1つの例では、すべてのSTAは、各STAが帯域の一部だけを割り当てられる場合であっても、帯域全体でプリアンブルを送信することができる。この例では、APは、すべてのSTAからのすべてのプリアンブルの合成物を受信することができる。この例のプリアンブルは、STFおよびLTFのみを含むものとすることができ、SIGフィールドは、APが既にSIGフィールドに含まれる情報を有し得るので、必要ではない可能性がある。この例では、APは、UCAFでSTAにこの情報を割り当てることができる。
図31は、COBRA Reqフレーム3100の例のMACフレームフォーマットの図である。COBRA Reqフレーム3100は、フレーム制御フィールド3105、持続時間フィールド3110、受信器アドレス(RA)フィールド3115、送信器アドレス(TA)フィールド3120、UL COBRA情報要求フィールド3125、およびFCSフィールド3130を含むことができる。UL COBRA情報要求フィールド3125は、送信電力存在サブフィールド3135、リンクマージン存在サブフィールド3140、ULトラフィック識別子存在サブフィールド3145、およびキューサイズ存在サブフィールド3150を含むことができる。
APは、COBRA Reqフレーム3100を利用して、STAにユニキャストすることができる。この例では、RAフィールド3115は、APのMACアドレスを示すことができ、TAフィールド3120は、STAのMACアドレスを示すことができる。送信シーケンスは、図29および図30に示された手順に従うことができる。COBRA Reqフレーム3100は、STAのグループにマルチキャストするのにも使用され得る。COBRAマルチキャストグループMACアドレスは、TAフィールド3120内で示され得る。UL COBRA情報要求フィールド3125は、アップリンクCOBRA情報のために定義され得る。UL COBRA情報要求フィールド3125は、使用されるUL送信電力サブフィールドがCOBRA Respフレーム内で送信され得るかどうかを示すことができる送信電力存在サブフィールド3135と、使用されるULリンクマージンサブフィールドがCOBRA Respフレーム内で送信され得るかどうかを示すことができるリンクマージン存在サブフィールド3140と、ULトラフィック識別子サブフィールドがCOBRA Respフレーム内で送信され得るかどうかを示すことができるULトラフィック識別子存在サブフィールド3145と、ULキューサイズサブフィールドがCOBRA Respフレーム内で送信され得るかどうかを示すことができるキューサイズ存在サブフィールド3150とを含むことができる。送信電力存在サブフィールド3135、リンクマージン存在サブフィールド3140、ULトラフィック識別子存在サブフィールド3145、およびキューサイズ存在サブフィールド3150は、それぞれ、1または複数のビットとすることができる。
図32は、例のCOBRA Respフレーム3200フォーマットの図である。COBRA Respフレーム3200は、フレーム制御フィールド3205、持続時間フィールド3110、RAフィールド3215、TAフィールド3220、UL COBRA情報フィールド3225、およびFCSフィールド3230を含むことができる。UL COBRA情報フィールド3225は、使用される送信電力サブフィールド3235、リンクマージンサブフィールド3240、ULトラフィック識別子サブフィールド3245、およびキューサイズサブフィールド3250を含むことができる。COBRA Respフレーム3200は、STAからAPに送信されるアップリンクフレームとすることができる。RAフィールド3215およびTAフィールド3220は、それぞれSTA MACアドレスおよびAP MACアドレスを示すことができる。
UCAFは、制御フレームとして構成され得る。図33は、例のパーユーザベースドUCAF 3300の図である。パーユーザベースドUCAF 3300は、フレーム制御フィールド3305、持続時間フィールド3310、RAフィールド3315、TAフィールド3320、1または複数のSTA情報フィールド3325aから3325n、およびFCSフィールド3330を含むことができる。TAフィールド3320は、パーユーザベースドUCAF 3300を送信するAPのアドレスを示すことができる。RAフィールド3315は、所期のSTAのうちの1つのアドレス、マルチキャストグループアドレス、またはブロードキャストアドレスを示すことができる。STA情報フィールド3325aから3325nは、UL COBRA送信に関するスケジューリング情報を含むように構成され得る。STA情報フィールド3325aから3325nのそれぞれは、関連付けID(AID)サブフィールド3335、帯域幅(BW)サブフィールド3340、短ガードインターバル(GI)サブフィールド3345、変調および符号化方式(MCS)サブフィールド3350、サポートされる送信ストリーム数(Nsts)サブフィールド3355、長さサブフィールド3360、パディングサブフィールド3365、電力制御調整サブフィールド3370、周波数調整サブフィールド3375、空間時間ブロック符号(STBC)サブフィールド3380、および符号化サブフィールド3385を含むことができる。AIDサブフィールド3335は、部分的AIDサブフィールドとすることができ、UL COBRA送信を実行すると期待される所期のSTAを示すことができる。AIDサブフィールド3335または部分的AIDサブフィールドの値は、ランダムアクセスチャネルを示すように定義され得る。BWサブフィールド3340は、APの動作帯域幅を示すことができる。短GIサブフィールド3345は、短ガードインターバルが適用されるかどうかを示すことができる。MCSサブフィールド3350は、変調および符号化方式を示すことができる。Nstsサブフィールド3355は、送信される空間時間ストリームの個数を示すことができる。長さサブフィールド3360は、PHY層に渡されるMACパケットの長さを示すことができる。パディングサブフィールド3365は、割り当てられたサブチャネル(複数可)を充填するのに必要なバイト数を示すことができる。電力制御調整サブフィールド3370は、STAがそれに従うようにAPが要求し得るアップリンク電力調整を示すことができる。周波数調整サブフィールド3375は、STAがそれに従うようにAPが要求し得るアップリンク送信の周波数オフセット調整を示すことができる。STBCサブフィールド3380は、空間時間ブロック符号化が利用されるかどうかを示すことができる。符号化サブフィールド3385は、使用されるFEC符号化のレートおよびタイプ、たとえば畳込みまたはLDPCを示すことができる。COBRAグループIDは、PHYヘッダのSIGフィールドで送信され得る。サブチャネル割振りは、ユーザ位置によってCOBRAグループID内で暗黙のうちに定義され得る。あるいは、サブチャネルIDは、STAに割り当てられた対応するサブチャネルを明示的に定義するために、STA情報フィールドに挿入され得る。
図34は、パーユーザベースドUCAF 3400のもう1つの例の図である。パーユーザベースドUCAF 3400は、フレーム制御フィールド3405、持続時間フィールド3410、RAフィールド3415、TAフィールド3420、1または複数のサブチャネル情報フィールド3425aから3425n、およびFCSフィールド3430を含むことができる。TAフィールド3420は、パーユーザベースドUCAF 3400を送信するAPのアドレスを示すことができる。RAフィールド3415は、所期のSTAのうちの1つのアドレス、マルチキャストグループアドレス、またはブロードキャストアドレスを示すことができる。サブチャネル情報フィールド3432aから3425nは、各サブチャネルに関するスケジューリング情報を含むように構成され得る。サブチャネル情報フィールド3425aから3425nのそれぞれは、サブチャネルIDサブフィールド3435、AIDサブフィールド3440、BWサブフィールド3445、短GIサブフィールド3450、MCSサブフィールド3455、Nstsサブフィールド3460、長さサブフィールド3465、パディングサブフィールド3470、電力調整サブフィールド3475、周波数調整サブフィールド3480、STBCサブフィールド3485、および符号化サブフィールド3490を含むことができる。サブチャネルIDサブフィールド3435は、UL COBRA送信がその上で伝えられ得るサブチャネルを参照するのに使用され得る。AIDサブフィールド3440は、サブチャネル上でUL COBRA送信を実行し得るSTAの完全なAIDまたは部分的AIDを含むように構成され得る。サブチャネルが、ランダムアクセスチャネル用に割り当てられる場合には、AIDサブフィールド3440の値は、サブチャネルを示すのに使用され得る。サブチャネル情報フィールド3425a内で定義されるサブフィールドの残りは、ユーザベースのUCAFと同一とすることができる。
MACシグナリング、同期化手順、および電力制御機構は、組み合わされたDL/UL COBRA送信について実施され得る。図35は、例の組み合わされたDL/UL COBRA送信3500の図である。
この例では、AP 3505は、STA−1 3510、STA−2 3515、およびSTA−3 3520にDL COBRAフレーム3525を送信することによって、DL COBRA送信を実行することができる。AP 3505は、CCAを行い、1または複数のチャネルを入手した後に、DL COBRAフレーム3525を送信することができる。DL COBRAグループIDは、DL COBRAフレームのSIGフィールド内で構成され、送信され得る。DL COBRAフレーム3525を受信した時に、STA 3510、3515、および3520は、それらがDL COBRAセッションの所期の受信側であるかどうかを判定するために、DL COBRAグループIDをチェックすることができる。所期のSTAは、ユーザ位置情報に基づいて、それらに割り当てられたサブチャネルを識別することができ、意図されていないSTAは、それに従ってそれらのNAVをセットすることができる。
この例では、STA−1 3510は、DL COBRAフレーム3525を受信し、これに応答してブロックACK(BA)3530aを送信することができる。AP 3503は、BA要求(BAR)フレーム3535aおよび3535bを送信することができ、STA 3515および3520のそれぞれは、通常のサウンディングPPDUフォーマットまたは通常のPPDUフォーマットを有するBAフレーム3530bおよび3530cを、シーケンシャルにAP 3505に送信することができる。一例では、AP 3505は、アップリンクチャネルサウンディングにこれらのBAフレーム3530aおよび3530bを利用し、応答してBARフレーム3535aおよび3535bを送信することができる。この例のBAフレームは、802.11 BAフレームの変更されたバージョンとすることができる。BAフレームは、アップリンクトラフィック表示、送信電力、校正応答、電力レポート、および類似物を含むことができる。
AP 3505は、STA 3510、3515、および3520にUCAF 3540を送信することができる。AP 3505は、BAフレーム3530a、3530b、および3530cからのフィードバックならびに/またはグループ化戦略に基づいて、UL COBRAグループを洗練し、UL COBRAグループIDを再構成することができる。AP 3505は、UL COBRA STA 3510、3515、および3520のそれぞれにアップリンクMCS、必要な場合に1または複数のパディングビット、LTF/STF送信、などを割り当てることができる。AP 3505は、ランダムアクセスチャネルとして1または複数のサブチャネルを割り当てることもできる。アップリンクトラフィックを有するSTA 3510、3515、および3520のそれぞれは、たとえばRTSなどの制御メッセージを送信するのにランダムアクセスチャネルを利用することができる。STA 3510、3515、および3520は、同一の専用のランダムアクセスチャネルを使用して同時に送信する3545ことができる。予約済みのUL COBRAグループIDは、ランダムアクセスチャネルに利用され得る。タイミング、周波数、電力調整、および校正に関する情報は、UL COBRA送信内で送信され得る。AP 3505は、STA 3510、3515、および3520にシーケンシャルにACKフレーム3550を送信することができ、または、ACKフレーム3550は、DL COBRA送信もしくはフレームを使用して送信され得る。
サブチャネライゼーションの1つの利点は、RACHスタイルのランダムアクセスのために排他的に1または複数のサブチャネルを割り振ることによって、同時に多元接続の試み、たとえばRTSを可能にすることとすることができる。この手順は、STAが、他のSTAによるデータまたは他の信号の送信中にRTSなどの制御メッセージを送信することを可能にすることができる。ランダムアクセスサブチャネル上の衝突の影響を減らすために、直交符号、たとえばZadoff−Chu符号を使用することができる。RAチャネルは、永続的に割り当てられ得、または、APは、たとえば長い送信が他のサブチャネル上で発生しつつある可能性がある期間中に、周期的に1または複数のRAチャネルをオープンすることができる。
専用のランダムアクセスチャネルが、初期チャネルアクセスに使用され得、これによって、APとの関連付けを試みるSTAは、プローブ要求を送信するのに専用のランダムアクセスチャネルを利用することができる。専用のランダムアクセスチャネルは、周期的チャネルアクセスにも使用され得、これによって、アクティブである可能性があり、アップリンクトラフィックを有する可能性があるSTAは、タイミング/周波数同期化および/または電力制御に専用のランダムアクセスチャネルを利用することができる。
専用のランダムアクセスチャネルは、帯域幅要求にも使用され得、これによって、アップリンクトラフィックを有するかスリーピングモードから覚醒したばかりである可能性があるSTAは、たとえばRTSまたはPSポールとして、UL COBRA帯域幅を要求するのに専用のランダムアクセスチャネルを利用することができる。直交符号またはランダムシーケンスのサブグループを、上で言及した機能のうちの1または複数に割り当てることが可能である可能性がある。この形で、STAは、ランダムアクセスチャネル信号の内容に機能性情報を含まない可能性がある。
この特徴を使用可能にするために、APは、前もってまたは1または複数のRAチャネルが使用可能にされ得る時のいずれかに、これらのRAチャネルの時間および位置をアドバタイズすることができる。図36は、例の専用のランダムアクセスチャネル3600の図である。この例では、UCAF 3605は、サブチャネル1 3610が専用のランダムアクセスチャネルとして使用され得ることをアナウンスすることができる。1または複数のSTAは、このサブチャネルをランダムアクセスに利用することができる。UL COBRA送信中に、AP 3615は、たとえばRACH STAの、タイミング、周波数、および電力を推定するのにランダムアクセスチャネルを使用することができる。AP 3625は、データが他のサブチャネル上で送信され3620つつある間に、タイミング、周波数、および電力の推定を実行するために、RAチャネルとして指定されたサブチャネルのうちの1つを使用しつつある場合がある。たとえば、サブチャネル2〜4が、通常のアップリンクデータ送信に利用される場合がある。サブチャネル1は、RAチャネルとして使用されるものとすることができ、その結果、RAチャネルの割振りを検出できるすべてのSTAが、これをアップリンクアクセスに使用できるようになる。この例では、各STAは、シグネチャとして事前に割り当てられたランダムアクセス符号を使用することができ、APは、ランダムアクセス符号に基づいてSTAを区別することができる。APは、RAチャネル上で受信された信号に基づいて、周波数オフセット、タイミングオフセットを推定することもできる。各アップリンクユーザの受信電力も、推定され得、その結果、APは、次のUL COBRA送信のUCAF内で周波数オフセット調整、タイミング調整、および/または電力調整を実行するのに、その後にこの情報を使用することができるようになる。AP 3615が、ランダムアクセスチャネルを成功して復号した後に、AP 3615は、グループ化アルゴリズムを実行し、グループIDを追加し、削除し、かつ/または更新することを選択することができる。APは、更新されたグループに基づいて新しいCOBRAセッションを配置し、もう1つのUCAF 3625を送信することができる。これに応答して、各STAは、それぞれのサブチャネル3610、3635、3640、および3645上でデータ3630を送信することができる。AP 3615は、各STAにシーケンシャルにACK 3650を送信することができ、または、DL COBRAフレームもしくは送信を使用することができる。
アップリンクとダウンリンクとの間の非対称帯域幅通信は、1または複数の事前に定義されたサブチャネルを用いる単一ユーザ送信のために構成され得る。広帯域チャネルは、複数のサブチャネルに分割され得る。APとSTAとの両方が、サブチャネルの分割を知ることができる。APは、広帯域チャネル上で動作し、サブチャネルのすべてで送信し、受信することができ、STAは、サブチャネルのサブセット上で送信し、受信することができる。通信のこの方法を、アップリンクとダウンリンクとの間の非対称通信と称する場合がある。
非対称通信を用いるビーコン送信について、ビーコンは、複製モード(duplicate mode)を用いて送信され得る。たとえば、ビーコンは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、すべてのサブチャネル上で繰り返して送信され得る。IEEE 802.11ahの例では、サポートされる最小チャネル幅は、1Mhzとすることができる。したがって、ビーコンは、1MHz複製モードを用いて送信され得る。もう1つの例では、異なるビーコン内容が、異なるサブチャネル上で送信され得る。異なるサブチャネル所で送信されるビーコンフレームは、国コード、動作モード、および類似物などの全般的なビーコン情報を担持することができる共通ビーコンインフォメーションエレメントまたはフィールドと、このサブチャネル上で送信することを許されるユーザのグループなどのサブチャネル固有情報を割り当てるのに利用できる特定ビーコン部分とを含むことができる。この例は、サブチャネライズされたビーコン送信と称する場合がある。
STAは、1つのサブチャネル上またはサブチャネルのサブセット上で動作することができる。STAは、各サブチャネル上でビーコンフレームを監視し、その上で動作すべき最良のサブチャネルまたはサブチャネルの最良のサブセットを選択することができる。STAが、毎回1つのサブチャネルまたはサブチャネルの1つのサブセットだけを監視できる場合には、STAは、送信のためのサブチャネルを選択するか新しいサブチャネルに変更すると判定する前に、複数のビーコンフレームを監視することを選択することができる。STAは、選択された1または複数のサブチャネル上でアップリンクトラフィックを送信することによって、1または複数のサブチャネルの変更に関して暗黙のうちにAPに知らせることができる。あるいは、STAは、1または複数のサブチャネルを変更する要求を明示的に送信することができ、その後、APは、変更を承認するか拒絶するかのいずれかを行う応答を送信することができる。ビーコンフレームの他に、APは、サブチャネル選択に関してサウンディングフレームを送信することもできる。
図37および図38は、ダウンリンクとアップリンクとの間の非対称送信の例の全般的な手順の図である。図37に示された例の非対称送信手順3700では、ビーコン3705は、複製モードで送信され得、APは、4つのサブチャネル3710、3715、3720、および3725を介して位相回転を伴ってまたは伴わずに繰り返してビーコンを送信することができる。STA1 3730は、第1のビーコンインターバル3735にサブチャネル1 3710上で動作することができる。しかし、STA1 3730は、このサブチャネルが将来の使用に満足ではないと判定する場合がある。したがって、STA1 3730は、他のサブチャネル上で送信されるビーコンをリスンすることができる。STA1 3730は、第2のビーコンインターバル3740にサブチャネル1 3710上で動作し続けることができ、他のサブチャネル上のビーコンフレームを監視することもできる。第3のビーコンインターバル3745に、STA1 3730は、複数のサブチャネル上での受信信号強度を比較し、サブチャネル2 3715に移動すると決定することができる。STA1 3730は、STA1 3730がサブチャネル1 3710からサブチャネル2 3715に移動したことをAPに暗黙のうちに知らせるために、サブチャネル2 3715上でアップリンク送信を開始することができる。
図38は、サブチャネライズされたビーコン送信を用いるもう1つの例の非対称送信手順3800の図である。APは、サブチャネライズされたビーコン3805a、3805b、3805c、および3805dを送信することができ、ビーコンは、各サブチャネル3810、3815、3820、および3825上で送信され得る。APは、サブチャネル上で送信することができるユーザまたはユーザのグループを割り当てるのにサブチャネライズされたビーコンを使用することができる。この形で、STAは、それら自体のサブチャネル上で送信されるビーコンをリスンすることができる。APは、各サブチャネル3810、3815、3820、および3825上でサブチャネル選択サウンディングパケット3830を送信することができる。サウンディングパケット3830は、シーケンシャルに送信され得る。しかし、1つのビーコンインターバル以内にサウンディングパケット送信のすべてを完了することは、必要ではない可能性がある。
図8に示されているように、サブチャネル1 3810およびサブチャネル2 3815のサウンディングパケットは、第1のビーコンインターバル3835に送信され得、サブチャネル3 3820およびサブチャネル4 3825のサウンディングパケットは、第2のビーコンインターバル3840に送信され得る。STA1 3845は、それぞれ最初の2つのビーコンインターバル3835および3840についてサブチャネル1 3810上で送信するようにAPによって割り当てられ得る。しかし、サウンディングパケットを監視した後に、STA1 3845は、サブチャネル2 3815に移動するつもりになる場合がある。STA1 3845は、サブチャネル2 3815上で動作するつもりであることをAPに示すために、要求フレーム3850を送信することができる。STA1 3845は、このステージでは、古いサブチャネルすなわちサブチャネル1 3810上で送信することができる。APは、要求フレーム3850を受信し、応答フレームを用いて返答することができる。APは、要求を受け入れても拒絶してもよい。この例では、APは、STA1 3845がサブチャネル1 3810からサブチャネル2 3815に移動することを可能にすることができる。第3のビーコンインターバル3855に、APは、STA1 3845をサブチャネル2 3815にマッピングし、サブチャネル2 3815のビーコンに相対情報を含めることができる。STA1 3845は、サブチャネル2 3815上でビーコン3805bを監視し、サブチャネル2 3815上での送信を開始することができる。
非対称通信によってもたらされる隠れノード問題を解決するために、変更されたRTS/CTS保護機構が、実施され得る。APは、広帯域送信ケイパビリティを有することができ、したがって、サブチャネルのすべてまたは1もしくは複数のターゲットにされたサブチャネル上でRTS/CTSフレームを送信することが望ましい可能性がある。
図39A、図39B、図39C、および図39Dは、非対称通信の送信要求(RTS)/送信可(CTS)保護機構の例を示す。これらの例では、APは、4つのサブチャネル3905、3910、3915、および3920を獲得している可能性がある。図39Aおよび図39Bでは、STAは、サブチャネルのうちの1つで通信するつもりであるものとすることができ、図39Cおよび図39Dでは、STAは、2つのサブチャネルを使用してAPと通信することができる。図39Aおよび図39Cは、APが送信を開始できる例として働き、図39Bおよび図39Dは、STAが送信を開始できる例として働く。
図39Aの例の手順3900Aに示されているように、APは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、すべてのサブチャネル3905、3910、3915、および3920上で複製モードでRTS 3925を送信することができる。RTS 3925は、意図されないSTAについて、サブチャネル3905、3910、3915、および3920のすべてでNAVをセットすることができる。STAは、サブチャネル3 3915上でCTS 3930を用いて応答し、サブチャネル3 3915上でNAVをセットすることができる。APおよびSTAは、サブチャネル3 3915上で通信を開始することができ、STAは、サブチャネル3 3915上でデータ3932を送信し、APからACK 3934を受信することができる。
図39Bの例の手順3900Bに示されているように、STAは、サブチャネル3上でRTS 3935をAPに送信し、サブチャネル3 3915上でNAVをセットすることができる。APは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、すべてのサブチャネル3905、3910、3915、および3920上で複製モードでCTS 3940を送信することができる。CTS 3940は、サブチャネル3905、3910、3915、および3920のすべてでNAVをセットすることができる。APおよびSTAは、サブチャネル3 3915上で通信を開始することができ、STAは、サブチャネル3 3915上でデータ3942を送信し、APからACK 3944を受信することができる。
図39Cの例の手順3900Cに示されているように、STAは、2つのサブチャネル、たとえばサブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上で通信することができる。APは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、すべてのサブチャネル3905、3910、3915、および3920上で複製モードでRTS 3945を送信することができる。RTS 3945は、意図されないSTAについてサブチャネル3905、3910、3915、および3920のすべてでNAVをセットすることができる。STAは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、複製モードでサブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上でCTS 3950を用いて応答し、サブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上でNAVをセットすることができる。その後、APおよびSTAは、サブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上で通信を開始することができ、STAは、サブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上でデータ3952を送信し、APからACK 3954を受信することができる。データ3952およびACKフレーム3954は、アグリゲートされたサブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上で、より広い帯域幅上で送信され得る。
図36Dの例の手順3900Dに示されているように、STAは、2つのサブチャネル、たとえばサブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上で通信することができる。STAは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、複製モードでサブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上でRTS 3960を送信することができる。APは、位相回転を伴ってまたは伴わずに、複製モードですべてのサブチャネル3905、3910、3915、および3920上でCTS 3965を送信することができる。RTS 3960は、意図されないSTAについて、サブチャネル3905、3910、3915、および3920のすべてでNAVをセットすることができる。APおよびSTAは、サブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上で通信を開始することができ、STAは、データ3967を送信し、APからACK 3969を受信することができる。データ3967およびACKフレーム3969は、アグリゲートされたサブチャネル2 3910およびサブチャネル3 3915上で、より広い帯域幅上で送信され得る。
意図されないSTAのすべては、その上でそれらが動作しつつある可能性があるチャネルのすべてを監視し、それらに対してクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することができる。たとえば、STAが、サブチャネル3上で動作しつつある場合に、そのSTAは、サブチャネル3がプライマリチャネルであるか否かにかかわりなく、サブチャネル3を監視しなければならない可能性がある。STAが、サブチャネル3および4上で動作しつつある場合に、そのSTAは、サブチャネル3と4との両方を監視し、そのNAVセッティングに従うことができる。
長トレーニングフィールド(LTF)、短トレーニングフィールド(STF)、および/またはSIGフィールドは、オーバーヘッドを最小にするように構成され得る。OFDMシステムとの後方互換性も、プリアンブル設計の判断基準とすることができる。短バーストについて、プリアンブルに関連するオーバーヘッドは、大きくなる可能性がある。ダウンリンクのプリアンブルは、2つの部分に分割され得る。このフレームのプリアンブルの第1の部分は、後方互換性のためにレガシシステムに類似する可能性がある。プリアンブルの第2の部分は、サブチャネライズされ得る。プリアンブルの第2の部分は、COBRA部分と称する場合がある。異なるサブチャネルの1または複数のフィールドは、これらのサブチャネル内でSTAのためにターゲットにされ得る。
図40は、例のDL COBRAプリアンブル4000の図である。DL COBRAプリアンブル4000は、オムニ部分4005およびサブチャネライズされた部分4010を含むことができる。オムニ部分4005は、フルバンドオムニ短トレーニングフィールド(O−STF)4015、オムニ長トレーニングフィールド(O−LTF)4020、および/またはオムニ信号(O−SIG)フィールド4025を含むことができ、プリアンブルのCOBRA部分に先行することができる。プリアンブルのフルバンド部分は、パケット検出、O−SIGフィールドのチャネル推定、および/または初期時間周波数同期化に使用され得る。O−SIGフィールドから、STAは、パケットに関するさらなる情報を見出すことができる。DL COBRAプリアンブル4000のこの部分は、1つの空間ストリーム(NSS=1)を有することができる。
DL COBRAプリアンブル4000のサブチャネライズされた部分4010は、異なるユーザのために周波数において異なるサブチャネルに分割され得る。たとえば、STA 1からNごとに、サブチャネライズされた短トレーニングフィールド(S−STF)4030、サブチャネライズされた長トレーニングフィールド(S−LTF)4035、サブチャネライズされた信号(S−SIG)フィールド4040、S−LTFNLTFフィールド4045、および/またはサブチャネライズされたデータ(S−Data)フィールド4050がある可能性がある。NLTFは、データストリームの個数に依存する、送信されるLTFの個数を表すことができる。省略記号は、1からNLTFまでの進行を表すことができる。S−SIGフィールド4040は、STA固有とすることができ、プリアンブルに続くパケットのデータ部分でSTAが復号するためのMCSおよび他の情報を含むことができる。
図41は、異なるSTAの異なるNstsを有する例のDL COBRAプリアンブル4100の図である。DL COBRAプリアンブル4100は、オムニ部分4105およびサブチャネライズされた部分4110を含むことができる。オムニ部分4105は、フルバンドO−STF 4115、O−LTF 4120、および/またはO−SIGフィールド4125を含むことができ、プリアンブルのCOBRA部分に先行することができる。サブチャネライズされた部分4110は、STAごとに、S−STF 4130、S−LTF 4135、S−SIG 4140、およびS−Dataフィールド4145を含むことができる。いくつかのSTAについて、1または複数のS−LTFNLTF 4150が含まれ得る。いくつかのSTAについて、1または複数のゼロパッドフィールド4155が含まれ得る。オンデータストリーム以上がSTAごとに送信されつつある時には、1または複数のS−LTF1−NLTF 4150フィールドが含まれ得る。ゼロパッドフィールド4155は、各STAからの送信されるデータパケットが同一の長さを有することを保証するためにデータパケットに付加され得る0のストリングとすることができる。
STFは、送信の帯域幅全体にまたがることができる。STFは、802.11ac L−STFと同一のフォーマットを有することができる。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、O−STFは、異なる巡回シフト(CSD)を用いて各アンテナから送信され得る。O−STFは、パケット検出、AGC、および/または初期の周波数およびタイミング推定に、受信するSTAによって使用され得る。O−STFのNSSは、1とすることができる。
LTFは、O−STFに似て、送信の完全な帯域幅にまたがることができる。LTFは、802.11ac L−LTFと同一のフォーマットを有することができる。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、O−LTFは、異なる巡回シフトを用いて各アンテナから送信され得る。これらの例のフィールドは、より正確な周波数およびタイミングオフセットの推定および後続SIGフィールドのチャネル推定に使用される。O−LTFのNSSは、1とすることができる。
図42は、例のO−SIGフィールド4200の図である。O−SIGフィールド4200は、長さサブフィールド4210、Nstsサブフィールド4220、グループIDサブフィールド4230、短GIサブフィールド4240、および割当シーケンスサブフィールド4250を含むことができる。長さサブフィールド4210は、最大個数のOFDMAシンボルを必要とするSTAに対応する長さを示すことができる。Nstsフィールド4220は、シーケンス内のSTAのために何個の空間ストリームが使用されるのかを示す行列とすることができる。グループIDフィールド4230は、ターゲットCOBRAグループのIDを示すことができる。短GIサブフィールド4240は、短ガードインターバルがデータフィールド内で使用されるかどうかを示すことができる。割当シーケンスサブフィールド4250は、異なるサブチャネルを割り当てられ得るグループの異なるSTAの順序を示すことができる。O−SIGフィールドの受信の後に、STAが、パケットがそれ自体に関する情報を有しなかったと判定する場合には、STAは、スリープモードに入ることができる。したがって、この例は、PHY層電力節約機構として働くこともできる。
サブチャネライズされた短トレーニングフィールド(S−STF)の構成は、STAに割り当てられたサブチャネルのサイズに依存し得る。周波数領域でのS−STFの構成は、帯域幅に対応するSTFシーケンスに類似する可能性がある。たとえば、80MHz COBRA送信について、3つのSTAが、サブチャネル1とサブチャネル1およびサブチャネル2の組合せとを割り当てられる場合に、最初の2つのSTAのS−STFシーケンスは、20MHz STFと同一とすることができ、第3のSTAのS−STFシーケンスは、40MHz STFと同一とすることができる。これらのS−STFは、IFFTを実行し、これにサイクリックプレフィックスを付加する前に、周波数領域で連結され得る。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、S−STFは、異なるCSDを有する異なるアンテナから送信され得る。S−STFは、さらなる正確さのためにそれ自体の帯域内でAGCを再作成するのに、受信するSTAによって使用され得る。
もう1つの例では、S−STFは、すべてのサブチャネルで同一とすることができる。PAPRを減らすために、第1のサブチャネルS−STFの位相回転されたコピーが、他のサブチャネル内で使用され得る。周波数領域でのS−STFの構成は、最小のサブチャネルの帯域幅に対応するSTFシーケンスに類似する可能性がある。たとえば、80MHz COBRA送信について、4つのサブチャネルに割り当てられた4つのSTAがある場合に、S−STFシーケンスは、20MHz STFと同一とすることができる。IFFTを実行し、これにサイクリックプレフィックスを付加する前に、周波数領域ですべての異なるチャネルについてこれを繰り返し、かつ/または連結することができる。これらを、経時的に繰り返すこともできる。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、S−STFは、異なる巡回シフト遅延(CSD)を用いて異なるアンテナから送信され得る。S−STFは、さらなる正確さのためにそれ自体の帯域内で自動利得制御(AGC)を再作成するのに、受信するSTAによって使用され得る。
サブチャネライズされた長トレーニングフィールド(S−LTF)の構成は、STAに割り当てられたサブチャネルのサイズに依存し得る。周波数領域でのS−LTFの構成は、帯域幅に対応するLTFシーケンスに類似するものとすることができる。たとえば、80MHz COBRA送信について、3つのSTAがある場合に、これらのSTAは、サブチャネル1とサブチャネル1およびサブチャネル2の組合せとを割り当てられ得る。この例では、最初の2つのSTAのS−LTFシーケンスは、20MHz STFと同一とすることができ、第3のSTAのS−LTFシーケンスは、40MHz STFと同一とすることができる。S−STFは、IFFTを実行し、これにサイクリックプレフィックスを付加する前に、周波数領域で連結され得る。S−LTFは、サイクリックプレフィックスを付加する前、またはその後に、時間領域で繰り返され得る。すべてのSTAについて、APは、Nsts個数のS−LTFを送信しつつある可能性がある。したがって、異なるMIMOモードが異なるサブチャネル上で使用される場合に、異なる個数のS−LTFが存在する可能性がある。これらの追加のS−LTFは、P行列を使用して生成され得る。P行列は、直交置換行列とすることができる。たとえば、4x4P行列は、1 −1 1 1; 1 1 −1 1; 1 1 1 −1; −1 1 1 1として示され得る。S−LTFは、送信においてサブキャリアごとに1または複数のMIMOチャネルを推定するのに使用される。
もう1つの例では、S−LTFは、すべてのサブチャネルで同一とすることができる。PAPRを減らすために、第1のサブチャネルS−LTFの位相回転されたコピーが、他のサブチャネル内で使用され得る。周波数領域でのS−LTFの構成は、最小のサブチャネルの帯域幅に対応するLTFシーケンスに類似する可能性がある。たとえば、80MHz COBRA送信について、4つのサブチャネルに割り当てられた4つのSTAがある場合に、S−LTFシーケンスは、20MHz LTFと同一とすることができる。IFFTを実行し、これにサイクリックプレフィックスを付加する前に、周波数領域ですべての異なるチャネルについてこれを繰り返し、かつ/または連結することができる。すべてのSTAについて、APは、Nstsに等しい可能性がある個数のS−LTFを送信しつつある可能性がある。したがって、異なるMIMOモードが異なるサブチャネル上で使用される場合に、異なる個数のS−LTFが存在する可能性がある。これらの追加のS−LTFは、P行列を使用して生成され得る。S−LTFは、送信においてサブキャリアごとに1または複数のMIMOチャネルを推定するのに使用される。
図43は、例のS−SIGフィールド4300の図である。このS−SIGフィールド4300は、STAに割り当てられたサブチャネル内のパケットのデータ部分を復号するために、受信するSTAによって要求されるすべての情報を含むことができる。たとえば、S−SIGフィールド4300は、MCSサブフィールド4310、STBCサブフィールド4320、FEC符号化サブフィールド4330、ビームフォームド(beamformed)サブフィールド4340、およびCRCサブフィールド4350を含むことができる。MCSサブフィールド4310は、サブチャネルの変調および符号化を示すことができる。STBCサブフィールド4320は、STBCがサブチャネルに使用されるかどうかを示すことができる。FEC符号化サブフィールド4330は、LDPCがサブチャネルについて使用可能にされるかどうかを示すことができる。ビームフォームドサブフィールド4340は、ビームフォーミングがサブチャネルについて実行されたかどうかを示すことができ、CRCサブフィールド4350は、CRCが、追加の保護のためにSTAの部分的AIDによって計算され、マスクされ得るかどうかを示すことができる。あるいは、CRCサブフィールド4350は、単純なCRCを示すことができる。
図44は、オムニ部分を有する例のUL COBRAプリアンブル4400の図である。UL COBRAプリアンブル4400は、2つの部分に分割され得る。UL COBRAプリアンブル4400の第1の部分は、オムニ部分4410と称する場合があり、オプションとすることができる。UL COBRAプリアンブル4400の第2の部分は、サブチャネライズされた部分4420とすることができる。この例では、異なるサブチャネル内の1または複数のフィールドが、これらのサブチャネル内で送信するSTAによって使用され得る。
UL COBRAプリアンブル4400のオムニ部分4410は、フルバンドアップリンクオムニ短トレーニングフィールド(UL−O−STF)4425、アップリンクオムニ短トレーニングフィールド(UL−O−LTF)4430、および/またはO−SIGフィールド4435を含むことができる。UL−O−STF 4425、UL−O−LTF 4430、およびO−SIGフィールド4435は、フレームのサブチャネライズされた部分に先行することができる。UL COBRAプリアンブル4400のオムニ部分4410は、1つの空間ストリーム(NSS=1)を含むことができる。
UL COBRAプリアンブル4400のサブチャネライズされた部分4420は、異なるSTAについて周波数において異なるサブチャネルに分割され得る。UL COBRAプリアンブル4400のサブチャネライズされた部分4420は、STAごとに、S−STF 4440、S−LTF 4445、S−LTFNLTF 4450、S−SIGフィールド4455、およびS−Dataフィールド4460を含むことができる。省略記号は、1からNLTFまでのLTFの番号付けを表すことができる。S−SIGフィールド4445は、STA固有とすることができ、APがS−Dataフィールド4460を復号するためのMCSおよび他の情報を含むことができる。
図45は、オムニ部分なしの例のUL COBRAプリアンブル4500の図である。この例では、UL COBRAプリアンブル4500のサブチャネライズされた部分4510は、異なるSTAについて周波数において異なるサブチャネルに分割され得る。UL COBRAプリアンブル4500のサブチャネライズされた部分4510は、STAごとに、S−STF 4520、S−LTF 4530、S−LTFNLTF 4540、S−SIGフィールド4550、およびS−Dataフィールド4560を含むことができる。省略記号は、1からNLTFまでのLTFの番号付けを表すことができる。S−SIGフィールド4550は、STA固有とすることができ、APがS−Dataフィールド4560を復号するためのMCSおよび他の情報を含むことができる。
アップリンクO−STF(UL−O−STF)は、送信の完全な帯域幅にまたがることができる。UL−O−STFは、802.11ac L−STFと同一のフォーマットを有することができる。UL−O−STFは、異なる事前に定義された巡回シフトを用いて各STAから送信され得る。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、各アンテナは、異なる巡回シフトを有することもできる。パケット全体を成功して検出するために、すべてのSTAは、よく同期化されたものであり得る。この同期化は、送信のオプション部分とすることができる。しかし、同期化は、後方互換性を助け、OBSSで隠れノードに対する保護を追加し、ここで、隠れノードは、APを聞かない可能性があるが、特定のSTAを聞くことができる。
UL−O−LTFは、UL−O−STFに似て、アップリンク送信の完全な帯域幅にまたがることができる。UL−O−LTFは、802.11ac L−LTFと同一のフォーマットを有することができる。UL−O−LTFは、異なる事前に定義された巡回シフトを用いて各STAから送信され得る。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、各アンテナは、異なる巡回シフトを有することもできる。UL−O−LTFのNssは、1とすることができる。UL−O−LTFは、それに続くSIGフィールドの周波数およびタイミングオフセット推定ならびにチャネル推定をより正確に推定するのにAPで使用され得る。
使用される場合に、この情報は、すべてのアップリンクで送信するSTAで同一とすることができる。APは、この送信をスケジューリングした可能性があるので、この情報は、有用でない可能性がある。UL−O−LTFおよびUL−O−STFは、送信のオプション部分とすることができる。しかし、これらは、後方互換性を助け、OBSSで隠れノードに対する保護を追加し、ここで、隠れノードは、STAを聞くことができるが、APを聞くことはできない。
図46は、アップリンクオムニSIG(UL−O−SIG)フィールド4600の図である。UL−O−SIGフィールド4600は、長さサブフィールド4610、MCSサブフィールド4620、帯域幅(BW)サブフィールド4630、およびNstsサブフィールド4640を含むことができる。長さサブフィールド4610は、最大個数のOFDMシンボルを必要とする可能性があるUL COBRA STAに対応する長さを示すことができる。MCSサブフィールド4620は、最大個数のOFDMシンボルを必要とする可能性があるUL COBRA STAに対応するMCSを示すことができる。BWフィールド4630は、UL COBRA送信の総帯域幅を示すことができる。Nstsフィールド4640は、すべてのUL COBRA STAの中で最大のアップリンク空間時間ストリームの個数を示すことができる。
UL−S−STFは、STAに割り当てられたサブチャネル内で送信され得る。UL−S−STFは、サブチャネルの帯域幅に対応するSTFシーケンスに似たものである可能性がある周波数領域内で送信され得る。たとえば、80MHz COBRA送信について、1または複数のSTAが、20MHzの1つのサブチャネルを割り当てられる場合に、UL−S−STFシーケンスは、802.11ac 20MHz STFと同一とすることができる。周波数内のすべての他のサブチャネルのすべての他のサブキャリアは、ヌルにされ、0の電力を割り当てられ得る。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、IFFTが、適用され得、サイクリックプレフィックスが、信号に付加され得、S−STFは、異なる巡回シフトを用いて異なるアンテナから送信され得る。この手順は、さらなる正確さのためにその帯域内でAGCを再作成するのに、APによって使用され得る。
周波数領域でのアップリンクS−LTFの構成は、STAが割り当てられ得るサブチャネルの帯域幅に対応するLTFシーケンスに類似する可能性がある。たとえば、ab 80MHz COBRA送信について、1または複数のSTAが、20MHzの1つのサブチャネルを割り当てられる場合に、S−LTFシーケンスは、802.11ac 20MHz STFと同一とすることができる。周波数内のすべての他のサブチャネルのすべての他のサブキャリアは、ヌルにされ、0の電力を割り当てられ得る。送信器のアンテナの個数が1を超える場合には、IFFTが、適用され得、サイクリックプレフィックスが、信号に付加され得る。すべてのSTAについて、S−LTFの個数は、Nstsの個数と等しい可能性がある。S−LTFの個数は、アップリンク送信でサブキャリアごとに1または複数のMIMOチャネルを推定するのに使用され得る。異なるSTAは、異なる個数のNstsを有する可能性があり、したがって、アップリンク送信で異なる個数のS−LTFを送信する可能性がある。これは、オフセットIをもたらす可能性があり、Iは、APが1つのSTAからデータを受信しつつあり、別のSTAからS−SIGを受信しつつある可能性がある例の状況で、異なるサブチャネルの処理に関する、オフセットを表す変数とすることができる。複雑さを減らすために、APは、APと同一の個数の空間ストリーム(Nsts個)を送信するためにSTAをスケジューリングすることができる。
APは、すべてのSTAの、トラフィック情報、物理チャネル、および/またはRSSIなどの知識を有する可能性があるので、APは、異なるSTAの1または複数のUL COBRA送信をどのようにスケジューリングすべきかを判定することができる。APは、UL COBRA送信での異なるSTAの変調および符号化方式を判定することもできる。したがって、UL COBRA送信が、競合なしの期間内または獲得されたTXOP内である場合に、UL COBRA STAによって送信されるアップリンクS−SIGフィールド(UL−S−SIG)を除去するか短縮することが可能である場合がある。STBCおよび非STBCの混合された送信が、UL COBRA送信で許される場合がある。
送信が競合なしの期間内または獲得されたTXOP内になるように、UL COBRA送信が、MACシグナリングまたはハンドシェークによって保護される時には、UL COBRA送信でSIGフィールドを除去することが可能である場合がある。たとえば、BW、STBC、グループID、NSTS、GI、長さ、およびMCSなどのすべての情報が、APによって割り当てられ、UL COBRA管理フレーム内でブロードキャストされ得る。
UL COBRAセッションの送信が、競合なしの期間内または獲得されたTXOP内である可能性がある場合であっても、意図されないSTAは、SIGフィールドを検出し、それに従ってNAVをセットすると期待され得る。この場合に、短縮されたSIGフィールドが送信され得る。短縮されたSIGフィールドは、2つのOFDMシンボルの長さを有するLTFフィールドに続くことができる。複数の空間時間ストリームに関する追加のLTFは、短縮されたSIGフィールドに続いて送信され得る。BW、STBC、グループID、NSTS、GI、長さ、MCSなど、通常はSIGフィールド内で搬送されるすべての情報が、APによって割り当てられ、UL COBRA管理フレーム内でブロードキャストされ得る。
図47は、例の短縮されたSIGフィールド4700の図である。短縮されたSIGフィールド4700は、長さサブフィールド4710、MCSサブフィールド4720、BWサブフィールド4730、およびNstsサブフィールド4740を含むことができる。長さサブフィールド4710は、最大個数のOFDMシンボルを必要とする可能性があるUL COBRA STAに対応する長さを示すことができる。MCSサブフィールド4720は、サブチャネルのMCSを示すことができる。BWサブフィールド4730は、サブチャネルの帯域幅を示すことができる。Nstsサブフィールド4740は、サブチャネル内で使用されるNstsを示すことができる。
ダウンリンク802.11システムでの送信ビームフォーミング(TxBF)について、チャネル状態情報(CSI)の知識が必要になる場合がある。たとえば、チャネルは、TxBFに参加する2つのデバイスの間でサウンディングされ得る。サウンディングの基本的な概念は、802.11nに類似するものとすることができ、802.11nでは、チャネルは、ヌルデータパケット(NDP)中にLTFを使用して受信器で測定され、送信器に戻って送信され得る。しかし、802.11nでは、これが、周波数帯全体を占める単一のSTAのために構成され得る。システムは、異なる周波数帯の複数のSTAに対処するように変更される。
フィードバック機構および動作のシーケンスは、複数のSTAのために変更され得る。サウンディングから入手されるCSIは、異なるSTAに異なるサブチャネルを割り当てるためにも使用され得る。周波数選択的な環境では、あるSTAにとって悪いチャネルが、別のSTAにとってよいチャネルである場合がある。TxBFは、APが異なるケイパビリティを有する複数のSTAに送信しつつある時に重要である可能性がある。たとえば、APが、2つのアンテナを有し、STA1が、2つのアンテナを有し、STA2が、1つのアンテナを有する場合がある。STA1およびSTA2は、異なるサブチャネルを占めることができる。APは、空間多重化(SM)を使用してSTA1と通信するが、STA2とは通信しない可能性がある。この例では、支配的モードと共にTxBFを使用することは、STAの一方または両方に対する最小限のコストまたは複雑さでリンク性能を改善することができ、システム容量を改善することもできる。
TxBFは、APが、変更されたSNR条件を有する複数のサブチャネル上で複数のSTAに送信しつつある時に重要である可能性がある。異なるMCSモードを有するTxBFを使用することは、リンク性能およびシステム容量を改善することができる。TxBFに関連する電力ローディングアルゴリズムも、COBRAシステムのために使用され得る。
TxBFの重みまたはプリコーディング行列を判定するために、すべてのサブチャネル内のすべてのSTAのCSIの知識が、送信器で必要になる可能性がある。TxBF重みを計算するアルゴリズムは、コードブックの使用を伴うまたは伴わない、STAごとの固有値分解に基づくものとすることができる。チャネルは、APと複数のSTAとの間でサウンディングされ得る。
APは、COBRAグループの一部とすることができるすべてのSTAのヌルデータパケット(NDP)を同時に送信することができる。NDPは、データを有しないデータ担持パケットに類似するプリアンブルを有することができる。データを含まないパケットは、長さフィールド=0によって示され得る。しかし、この例では、NstsおよびMCSは、サウンディングされるチャネル次元性に従って選択され得る。通常、NstsおよびMCSは、APのアンテナの最大個数に対応することができるが、この個数は、より低いデータレートが要求される場合または支配的モード送信が要求される場合に、プリアンブルオーバーヘッドを減らすためにより小さいものであり得る。APは、単一のSTAにNDPを送信することができ、または、APは、複数のSTAにサブチャネライズされたNDPを送信することができる。APは、異なる個数のサブチャネルNDPを異なるチャネルに送信することができる。サウンディングパケットを受信した後に、STAは、CSIフィードバックまたはビームフォーミングレポートを送信することができる。CSIフィードバックおよびビームフォーミングレポートは、圧縮されても、圧縮されなくてもよい。
STAが、APからのチャネルをサウンディングすることを必要とする場合に、STAは、サウンディンググラントの要求をAPに送信することができる。この要求は、データフレームまたはACKフレームにピギーバックされ得、または、RTSに似た、サウンディングの別々の要求とすることができる。APは、アップリンク送信のために異なるSTAを一緒にグループ化し、NDPを要求するサブチャネライズされたCTS(sCTS)フレームを送信することができる。STAの中には、アップリンクCOBRA送信を有するものと、NDP送信を有するものとがあってもよい。すべてのSTAが、NDP送信を有することができる。他の送信がない場合には、APは、STAがサブチャネルではなく帯域全体をサウンディングすることを要求することができる。異なるSTAは、アップリンク送信について異なる個数のS−LTFを有することができ、この個数は、STAケイパビリティに依存することができる。
サウンディングは、スタッガードプリアンブル(staggered preamble)を使用して実行され得る。たとえば、NDPを送信するのではなく、APは、サウンディングされるチャネルの次元の長トレーニングフィールド(LTF)の個数(NLTF)を増やすことができ、チャネルをサウンディングするようにSTAに要求することができる。その後、STAは、チャネルを推定し、1または複数のCSIおよび/またはビームフォーミング係数を格納し、それらをその後のアップリンク送信で送信することができる。この例は、オーバーヘッドを減らすことができる。
スタッガードプリアンブルは、アップリンクサウンディングの例でシグナリングオーバーヘッドを減らすことができる。それ自体の送信中に、STAは、サウンディングに必要な個数のS−LTFを送信することができ、チャネルをサウンディングするようにAPに要求することができる。その後、STAは、チャネルを推定し、1または複数のCSIおよび/またはビームフォーミング係数を格納し、それらをその後のアップリンク送信で送信することができる。
ビームフォーミングレポートは、圧縮されないバージョンまたは圧縮されたバージョンでビームフォーミイSTAによって計算された完全なCSIおよび/または1つもしくは複数のビームフォーミング行列とすることができる。サウンディングパケットを受信した後に、ビームフォーミイは、任意の方法を用いてビームフォーミング重みを計算することができる。フィードバックを受信した時に、ビームフォーマは、さらなる変更を全く伴わずに重みを適用することができる。この手法は、ビームフォーミングに使用される技法に対するビームフォーミイ制御を提供することができる。特異値分解(SVD)および変形形態アルゴリズムなどのチャネルを分解する方法が、使用され得るが、一般性を失わずに、他の方法が使用され得る。圧縮されないビームフォーミング重みを用いるフィードバックのオーバーヘッドは、完全なCSIフィードバックのオーバーヘッドと同一とすることができる。圧縮されないビームフォーミング重みは、APおよびSTAによって合意されたビット数によって量子化され得る。
これらの圧縮されないビームフォーミング重みからの行列は、回転によって行列内のエントリの一部をヌルにすることと、その後に重みを量子化することとによって圧縮され得る。送信の次のモードのすべてが、APによって割り当てられ得る同一のサブチャネルSTA内でパックされ、送信され得る。STAは、それ自体の情報を送信することができる。STAは、サウンディングの後に、それ自体の帯域のCSIおよび/またはビームフォーミング行列を送信することができる。STAは、帯域全体に関する情報を送信することができる。S−STFの構造のゆえに、STAが、別の帯域の1または複数のチャネルをも推定することが可能である可能性がある。STAは、ランクがより低い場合に支配的モードの情報を送信することができ、ランクは、MIMOチャネルが受信器への特定の送信のためにサポートできる独立ストリームの個数を指すことができる。一例では、STAは、チャネル内の相関に基づいて、支配的モードについてビームフォーミングするための情報を送信し、完全なCSIを送信するためのオーバーヘッドの一部を節約することができる。
STAは、他の帯域のうちの1または複数に関する差分情報を送信することができる。この例は、STAが大量の送信時間を消費せずに1または複数の他の帯域に関する情報を送信するのに使用できる圧縮技法として働くことができる。この差分情報は、APによって要求され得る。
STAは、それ自体の帯域のフィードバックおよび1または複数の他の帯域のRx電力を送信することができる。この例は、APが最適の形でその送信をスケジューリングするのを助けることができる。全帯域上で戻って応答するSTAのうちの1または複数について、前の段落で述べられたすべてのオプションは、帯域幅全体を介して送信され得る。APは、サウンディングポールで次々につらなってビームフォーミングレポートを送信するようにグループをスケジューリングすることができる。
受信するSTAは、サウンディングPPDUを受信した後のSIFS持続時間の直後にCSIフィードバックを送信することができる。CSIフィードバックは、アグリゲートされたMACフレームの別々の応答として送信され得る。
受信するSTAが、SIFS持続時間の直後にCSIフィードバックを送信できない場合には、CSIフィードバックは、MACフレーム内でまたは別のデータフレームにピギーバックされて、送信され得る。別々のTXOPが、このCSIフィードバック送信に使用され得る。
上で述べた例の手順では、ビームフォーミイは、異なるフィードバック密度を用いて、すべてのサブキャリアまたはすべての他のサブキャリアなどの情報を送信することができる。この情報は、ビームフォーミイとビームフォーマとの間で合意されるものとすることもできる。
暗黙のフィードバックは、TDDシステムの相互性関係に基づくものとすることができる。理想的には、リンクのどちらの端で測定されたチャネル状態情報も、等価とすることができる。APは、個々のサブチャネル内の個々のSTAのチャネルを測定できる可能性がある。しかし、RFの干渉、雑音、アナログコンポーネント特性、障害、およびひずみは、同様に相互的ではない場合がある。サブチャネルでの校正交換が、そのチャネルでの暗黙のフィードバックCOBRAビームフォーミングに必要である可能性がある。APは、サブチャネルの選択されたサブセットの校正を実行すると決定することができる。サブセットは、1つのサブチャネル、いくつかのサブチャネル、またはサブチャネルのすべてとすることができる。APは、1または複数のSTAを、それら自体の帯域について校正することができる。APは、IEEE 802.11nに似て、1または複数のSTAを、全帯域について次々に校正することができる。APは、サウンディングが複数の帯域内で実行され得るハイブリッド方法を実行することができるが、帯域全体は、校正の終りにアップリンクCSI送信に使用され得る。APは、CSIのアップリンク送信のために帯域全体を使用するために、STAを次々にポーリングすることができる。APは、CSIのアップリンク送信のためにSTAを順番にスケジューリングすることもできる。
APは、サウンディングを懇請することができ、校正の要求を含めることができるQoSデータフレームを送信することができる。このフレームは、同一のCOBRA送信でSTAのうちの1または複数に個別に送信され得る。QoSデータフレームは、校正開始フレームであることを示すこともできる。QoSデータフレームは、ACKポリシフィールドをGroupACKにセットすることができる。したがって、ACK応答は、STAのうちの1または複数から同時に要求され得る。APは、STAのうちの1または複数からACKおよび/またはサウンディングレポートのためにアップリンク送信機会(TXOP)を予約することもできる。これらの選択されたSTAは、サウンディングPPDUおよび/またはピギーバックされたピギーバックされたACKを含むことができるフレームを送信することができる。
APは、逆方向でSTAのチャネルを測定するのにこれらのサウンディングPPDUを使用することができ、その後、それ自体のQoS PPDUを送信することができる。QoS PPDUは、CSIフィードバック要求を含み、サウンディングが完了したことを示すことができる。QoS PPDUは、STAのうちの1または複数からのCSI応答のTXOPを予約することができる。STAは、順方向でCSIを測定するのにこのサウンディングPPDUを使用することができ、予約されたTXOPでCSI応答を送り返すことができる。校正手順にかかわらない可能性があるSTAは、それらのスケジューリングされたデータをこの期間中に送信し、かつ/または受信することができる。あるいは、サブチャネルは、この時間中にサイレントとすることができる。APは、即座の送信スロット内で必要とされない可能性がある場合であっても、この機会を捉えて将来の送信のために別のチャネルについて同一のSTAを校正することができる。
APは、サウンディングを懇請することができるQoSデータフレームを送信することができ、校正の要求を含めることができる。APは、このQoSデータフレームがNDP校正フレームであることと、NDPが続く可能性があることとを示すこともできる。QoSデータフレームは、同一のCOBRA送信内でSTAのうちの1または複数に個別に送信され得る。APは、QoSデータフレームが校正開始フレームであることを示すこともできる。APは、QoSデータフレーム内でACKポリシフィールドをGroupACKにセットすることができる。したがって、ACK応答は、STAのうちの1または複数から同時に要求され得る。APは、STAのうちの1または複数からのACKおよび/またはサウンディングレポートのためにアップリンクTXOPを予約することもできる。これらの選択されたSTAは、ACKを送信することができる。ACKの受信に応答して、APは、選択されたサブチャネルのうちの1または複数上でそのアナウンスされたNDPを送信することができる。
STAのうちの1または複数は、応答して、これらのチャネル上でNDPを送り返すことができる。これは、初期TXOPによって暗黙のうちに仮定され、カバーされ得る。STAは、順方向でCSIを測定するのにこのサウンディングPPDUを使用することができ、予約されたTXOP内でCSI応答を送信することができる。APと参加するSTAとの間のこのNDP交換の後に、APは、CSIフィードバック要求を送信し、サウンディングが完了したことを示すことができる。APは、STAのうちの1または複数からのCSI応答のためにTXOPを予約することもできる。
校正手順にかかわらない可能性があるSTAは、それらのスケジューリングされたデータをこの期間中に送信し、かつ/または受信することができる。あるいは、サブチャネルは、この時間中にサイレントとすることもできる。APは、即座の送信スロット内で必要とされない可能性がある場合であっても、この機会を捉えて将来の送信のために別のチャネルについて同一のSTAを校正することができる。
通常、802.11n/ac/af/ahのいずれかでAPに送信するSTAは、APとSTAとの間の初期セットアップ手順中にプライマリチャネル上で以前にAPと同期化され得る。これは、ダウンリンクMU−MIMOを利用するダウンリンク動作を含むダウンリンク動作と、任意の特定のシンボル時間期間に1つのSTA上でSU−MIMOを利用し得るアップリンク動作とに十分である可能性がある。複数のSTAがアップリンクで同一の周波数帯を介して同時に通信する時には、タイミングアライメントの方法が、これらの送信がAPに1サイクルプレフィックス以内に到着することを保証するために必要になる可能性がある。
COBRAの導入に伴って、干渉に起因する性能損失に対処する方法が、必要になる可能性がある。たとえば、干渉は、通信のために予約される可能性があるリソースブロックの間で非常に不均一である可能性があり、これは、対処する方法および/または手順の導入を必要とする。
スタンドアローンUL COBRA送信が、図29に示された手順に従う場合には、マルチステージ周波数同期化が適用され得る。周波数オフセット推定は、APとSTAとの間で送信されるReqパケットおよびRespパケットに基づいて実行され得る。APは、STAのうちの1または複数にReqフレームを送信することができる。COBRA STAは、Reqフレームを受信し、受信されたReqフレームに基づいて、周波数オフセット推定を実行することができる。COBRA STAは、RespフレームをAPにシーケンシャルに送信することができる。STAは、Resp送信時に、推定された周波数オフセットを補償することができる。APは、Respフレームを受信し、残留周波数オフセットをもう一度推定し、この情報をUCAF内でブロードキャストすることができる。
したがって、閉ループ周波数同期化が、実行され得る。マルチステージ同期化の1つの利点は、APが、残留周波数オフセットをブロードキャストすることができ、この残留周波数オフセットが、通常の周波数オフセットより相対的に小さい可能性があることとすることができる。したがって、残留周波数オフセットは、より少数のビットを用いてまたは同一のビット数を与えられてよりよい正確さを伴ってのいずれかで送信され得る。
マルチステージ周波数同期化は、組み合わされたDL/UL COBRAシステムに適用され得る。DL COBRA送信中には、キャリア周波数オフセット(CFO)は、各STAで推定され得る。その後、STAは、図35に示されたBA送信に、推定されたCFOを適用することができる。APは、STAにDL COBRAフレームを送信することができる。COBRA STAは、受信されたDL COBRAフレームに基づいて、周波数オフセット推定を実行することができる。COBRA STAは、APにBAフレームをシーケンシャルに送信することができる。STAは、BA送信時に、推定された周波数オフセットを補償することができる。APは、BAを受信し、残留周波数オフセットをもう一度推定し、この情報をUCAF内でブロードキャストすることができる。
APは、残留周波数オフセットをブロードキャストすることができる。したがって、残留周波数オフセットは、より少数のビットを用いてまたは同一のビット数を与えられてよりよい正確さを伴ってのいずれかで送信され得る。
図29および図35に示された例のMACシグナリング手順は、必要ではない可能性がある。システムは、UL COBRAセッションの前に、別々のタイムスロットに周波数同期化を実行することができる。この例では、周波数同期化は、図36に示されているようにランダムアクセスチャネルを使用することによって実行され得る。APは、UCAF内の次のUL COBRAセッションで、ランダムアクセスチャネルとして1または複数のサブチャネルを示すことができる。ULデータを送信できる可能性があるSTAは、1または複数のULランダムアクセスチャネルについて競争する可能性がある。各STAは、ランダムアクセスシーケンスを選択し、またはこれを事前に与えられ得る。APは、ランダムアクセスチャネルを使用して送信した各STAの周波数オフセットを推定し、その情報を記録することができる。APは、新しいUL COBRAセッションのために1または複数のSTAをグループ化することができ、STAを整列させるのに、記録された周波数オフセットを利用することができる。
UL COBRA STAに起因するタイミング差とマルチパスチャネルに起因する遅延との組合せが、OFDMシステムのガードインターバルより長い時に、受信器は、パケットを検出するのがむずかしい可能性がある。UL COBRA送信に長いガードインターバルを利用することは、解決策の一部とされ得る。さらに、APは、1または複数のSTAのラウンドトリップ遅延を推定し、この情報をUCAF内でブロードキャストすることができる。STAは、すべてのUL COBRA STAからのパケットがガードインターバル以内に到着できるように、それに従って送信時刻を調整することができる。
図35に示された例では、APは、パケットReqの出発時刻をt0として記録することができる。その後、STAは、RespフレームをAPにシーケンシャルに送信することができる。Respフレームの送信は、以前の送信の終りに整列されるのではなく、APに整列され得る。図19に示された例のフレームでは、STA1は、Resp1を時刻t1+SIFS+duration(Req)に送信することができ、t1は、STA1によって推定されたReqフレームの出発時刻である。STA2は、Resp2を時刻t2+2SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)に送信することができ、t2は、STA2によって推定されたReqフレームの出発時刻であり得る。STA3は、Resp3を時刻t3+3SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)+duration(Resp2)に送信することができ、t3は、STA3によって推定されたReqフレームの出発時刻であり得る。STA4は、Resp3を時刻t4+4SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)+duration(Resp2)+duration(Resp3)に送信することができ、t4は、STA4によって推定されたReqフレームの出発時刻であり得る。
APは、各Respパケットの到着時刻(TOA)を記録し、ラウンドトリップ遅延を計算することができる。たとえば、各STAの単一トリップ遅延は、Δkと表され得、kは、STAインデックスとすることができる。上で説明された手順について、Δk=tk−t0、かつk=1,…,4である。STAからのRespのTOAは、次のように表され得る。
TOA1=t0+Δ1+SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)+Δ1 式(5)
TOA2=t0+Δ2+2SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)+duration(Resp1)+Δ2 式(6)
TOA3=t0+Δ3+3SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)+duration(Resp2)+duration(Resp3)+Δ3 式(7)
TOA4=t0+Δ4+4SIFS+duration(Req)+duration(Resp1)+duration(Resp2)+duration(Resp3)+duration(Resp4)+Δ4 式(8)
TOAkをt0と比較することによって、APは、単一トリップ遅延Δkを推定することができる。APは、UCAF内で推定された単一トリップ遅延をブロードキャストすることができる。この情報に従って、1または複数のSTAは、時刻SIFS−2Δkに送信することによって、他のSTAに整列することができる。
APは、各STAのラウンドトリップ遅延を推定し、この情報をUCAF内でブロードキャストすることができる。STAは、それに従ってUL COBRA送信のタイミングオフセットを調整することができる。たとえば、APは、DL COBRAフレームの出発時刻を記録することができる。APは、第1のBAパケットに対するパケットの始め検出を実行することもできる。記録された時刻と検出された到着時刻とを比較することによって、APは、第1のSTAのラウンドトリップ遅延を推定することができる。同様に、APは、STAの残りのラウンドトリップ遅延を推定するために、BARとBAとの間の時間差を計算することができる。
図29および図35に示された例のMACシグナリング手順は、必要ではない可能性がある。システムは、UL COBRAセッションの前に、別々のタイムスロットにタイミング同期化を実行することができる。タイミング同期化は、図36に示されているように、1または複数のランダムアクセスチャネルを使用することによって実行され得る。1または複数のランダムアクセスチャネルを使用することによって、STAは、出発時刻の符号化されたタイムスタンプを含むことができる、それらのランダムアクセスシーケンスを送信することができる。APは、到着時刻を符号化されたタイムスタンプと比較し、単一時間遅延を推定することができる。
図48は、タイミングオフセットを検出する例の手順4800の図である。既知のSIFSギャップが、APに対する相対的なSTAの間の1または複数のタイミングオフセットを検出するのに使用され得る。図48の例に示されているように、STA 4810は、AP 4830にRTS 4820を送信することができる。AP 4830が、受信されたRTS 4820の終りに始まるSIFSのタイミングを開始する場合に、2つのデバイスの間の距離に基づくSTA−AP遅延4840は、交換に追加の遅延を追加する可能性がある。この例では、STA−AP遅延4840は、SIFS+2tとすることができ、tは、そのSTA 4810とAP 4830との間の距離に起因する時間遅延とすることができる。AP 4830が、送信を開始した後に、同一の遅延4850が、CTS送信4860で発生する可能性があり、したがって、STAは、デバイスの間の距離の2xに対応することができる追加の遅延4850を有するCTS送信4860を受信する可能性がある。同様に、AP 4830は、CTSの送信4860の終りとデータ4870の受信の始めとの間の時間を測定し、STA 4810とAP 4830との間の距離を判定することができる。この情報を知ることによって、STA 4810またはAP 4830のいずれかは、STA UL送信のタイミングを調整する手順を開始することができる。STA 4810からのデータ4870の受信に応答して、AP 4830は、SIFS+2t遅延4890の後にACK 4880を送信することができる。
タイミング制御セッティングが、0.5μs増分で実行される場合に、ワーストケース残留誤差は、0.25μsになる可能性がある。1μs増分が使用される場合には、要求される実用的な範囲は、1km距離にわたって調整できる絶対セッティングについて7mとすることができ、これは、3ビットとすることができる。2ビットは、{0〜3}の値について使用され得、これは、1ステップで、450m差について調整することができる。2ラウンドの調整を用いると、900mの距離に対処することができる。時間を遅らせることを考えることもでき、これは、負の時間オフセットを意味するものであり得る。APに非常に近いSTAは、離れたSTAがそれらのULデータタイミングを進める必要がある可能性がある量を減らすために、それらのUL送信タイミングを遅らせるように求められ得る。
ACKまたはCTS信号は、送信電力レベルを増やす/減らすように1または複数のSTAに指示するタイミング調整パラメータに似た形で使用され得、これは、COBRA信号に有益である可能性もある。
DLでは、APは、複数のSTAに同時に送信することができる。STAは、正確に同時に送信を受信するのではない可能性があるが、これは、干渉問題を提示するのではない可能性がある。しかし、ULでは、STAは、さまざまな時刻に送信することを要求することができ、APが、十分な個数のノードが送信の準備ができるまで、サブチャネライズされたULフレームの始めを遅延させることができるので、フレーム間間隔(interframe spacing、IFS)/タイムアウト機構が働き始める場合がある。
STAは、全帯域上、信号品質または1つもしくは複数の帯域幅要件に基づくものとすることができるランダムサブチャネル上、または専用のレンジングサブチャネル(ranging sub-channel)上で、帯域幅を要求することができる。
図49は、UL送信の調整の例の手順4900の図である。例の手順4900は、AP 4905と、STA−1 4910、STA−2 4915、STA−3 4920、STA−4 4925、STA−5 4930、STA−6 4935、およびSTA−7 4940との間のUL送信の調整を示す。サブチャネライズされたUL送信帯域幅のランダム要求に対処するために、サブチャネル化されたCTS(sCTS)4945は、図49に示されているように、STAのそれぞれのより長い遅延許容量を有することができる。この例では、STA−2 4915は、最長の遅延4950を有することができ、STA−7 4940は、最短の遅延4955を有することができる。各STAの遅延の長さは、たとえば、各それぞれのRTS 4960a、4960b、4960c、4960d、4960e、4960f、および4960gが送信される時刻と、AP 4905がsCTS 4945を送信する時刻とに基づくものとすることができる。それぞれのデータパケット4965a、4965b、4965c、4965d、4965e、4965f、および/または4965gの受信に応答して、AP 4905は、sACK 4970を送信することができる。
sCTS 4945の前に非常に長い遅延を許容するのではなく、AP 4905は、それぞれのRTS 4960a、4960b、4960c、4960d、4960e、4960f、および/または4960gが受信されたことの表示を即座に送信することができ、sCTS 4945は、可変の時間期間以内に送信され得、他のデバイスがサブチャネライズされたRTSメッセージをサブミットすることを可能にする。サブチャネル割当を含むことができる事前に決定されたバースト送信が、APからのsCTSによってトリガされ得る。
IEEE 802.11vの例は、位置およびタイミング同期化特徴を含むことができる。この特徴は、標準的な時間同期化機能(TSF)タイマより高い周波数を実施することができる新しい出発時刻(TOD)クロックを利用することができる。たとえば、TODクロックは、10nsのタイミング単位を実施することができる。STAとAPとの間の伝搬遅延およびTODクロックオフセットは、以下の手順を使用して推定され得る。
COBRAコントローラは、フレームのTODタイムスタンプを含むことができるCOBRAコントローラIEを含むことができるブロードキャストフレームまたはユニキャストフレームを送信することができる。このフレームは、APのタイムスタンプ(TODAP)を含むことによって、同期化を行うことができる。あるいは、このフレームは、送信電力制御(TPC)を容易にするのに使用されるTx電力および類似物など、他の情報をも含むことができる。
COBRAコントローリは、TODタイムスタンプを含むことができるCOBRAコントローラからのフレームのSTAでの到着時刻(TOASTA)を測定することができ、TOAとTODとの間の差、時間T1=TOASTA−TODAPを計算することができる。COBRAコントローリは、T1フィードバックおよびTODSTAのオプションを有するCOBRAコントローリIEを含むことができるフレームを送信することによって、APにタイミングフィードバックを提供することができ、このTODSTAは、COBRAコントローリから出発するフレームのTODのタイムスタンプとすることができる。その後、COBRAコントローラは、TODSTAを含むCOBRAコントローリIEを含むことができるフレームのTOAAPを測定することができる。
COBRAコントローラの開始したプロセスから入手された情報を使用して、COBRAコントローラは、伝搬遅延およびTODクロックオフセットを判定することができる。COBRAコントローラとCOBRAコントローリとの間の伝搬遅延は、
PDelay=(T1+(TOAAP−TODSTA))/2 式(9)
を使用して判定され得、T1およびTODSTAは、COBRAコントローリIEから入手され得、TOAAPは、TODクロックを使用してAPで測定され得る。TODクロックオフセットについて、COBRAコントローラとCOBRAコントローリとの間の伝搬遅延は、
C_Offset=(T1−(TOAAP−TODSTA))/2 式(10)
を使用して判定され得、T1およびTODSTAは、COBRAコントローリIEから入手され得、TOAAPは、TODクロックを使用してAPで測定され得る。
COBRAコントローリは、フレームのTODタイムスタンプ、たとえばTODSTAを示すことができるCOBRAコントローリIEを含むことができるブロードキャストフレームまたはユニキャストフレームを送信することによって、伝搬遅延およびTODクロックオフセットプロセスを開始することができる。このフレームは、TODAPタイムスタンプを含めることによって同期化を実行することができる。あるいは、このフレームは、TPCを容易にするのに使用され得るTx電力および類似物など、他の情報を組み込むこともできる。
COBRAコントローラは、TODタイムスタンプを含むCOBRAコントローリからのフレームのTOAAPを測定し、TOAとTODとの間の差、時間T2=TOAAP−TODSTAを計算することができる。
COBRAコントローラは、T2フィードバックおよびTODAPのオプションを有するCOBRAコントローラIEを含むフレームを送信することによって、COBRAコントローリにタイミングフィードバックを提供することができ、このTODAPは、COBRAコントローラから出発するフレームのTODのタイムスタンプとすることができる。その後、COBRAコントローリは、TODAPを含むCOBRAコントローラIEを含むフレームのTOASTAを測定することができる。その後、COBRAコントローリは、T1=TOASTA−TODAPを計算することができ、PDelay=(T1+T2)/2およびC_Offset=(T1−T2)/2を判定することができる。
COBRAコントローリは、その後、C_Offsetを使用してTODクロックを調整し、COBRAコントローリIE内のオプションによって示される通りにT1フィードバックおよび/またはPDelayおよび/またはTOD C_Offsetを含むCOBRAコントローリIEを含むことができるフレームを送信することができる。
1または複数のMAC動作は、TSFタイマに基づくものとすることができる。たとえば、各STAは、1マイクロ秒の精度を暗示することができる1マイクロ秒の増分でカウントするモジュール264を用いてTSFタイマを保守することができる。STAおよびAPのTSFタイマは、完全には同期化されないものとすることができ、少なくとも伝搬遅延(STAとAPとの間の距離に依存することができる)について異なり得る。
TSFタイマの粗いタイミング精度は、STAがAPからのパケットに応答して応答するかAPにパケットを送信する時に、余分な遅延を引き起こす可能性がある。たとえば、APが、STAがReqフレームの終りからカウントするSIFS持続時間の後にUL COBRAパケットの送信を開始できることを要求する場合に、Reqフレームは、マイクロ秒の分数、たとえば101.52マイクロ秒に終わる可能性がある。TSFタイマは、その時間を102マイクロ秒に丸め、102+SIFS期間に送信を開始するようにPHYに指示することができ、480ナノ秒(ns)の余分な遅延を引き起こす可能性がある。この余分な遅延は、伝搬遅延、たとえば、APから100m離れている可能性があるSTAについて667nsのラウンドトリップ時間(RTT)と組み合わされて、UL COBRAパケットがGI以内にAPに到着しなくなるように、UL COBRAパケットを遅延させる可能性がある。
TSFタイマの粗い精度に起因するUL COBRA送信の過度の遅延を防ぐために、TSFタイマおよびTODクロックが、より正確なタイミングのために一緒に使用され得る。たとえば、APが、STAがReqフレームの終りからカウントするSIFS持続時間の後にUL COBRA送信を送信し始めることを要求する場合に、Reqフレームの終りのTODクロックタイムスタンプのns分数が、TSFタイマタイムスタンプと組み合わせて記録され得る。UL COBRA送信は、TSFタイマならびにTODクロックに従ってSIFS持続時間が経過した後に、開始され得る。上で言及した例では、STAは、TSFタイマが101+SIFSに達し、TODクロックのns部分が520nsに達した後に、UL送信を開始することができる。伝搬遅延も、調整され得る。あるいは、STAは、サブセットまたはすべてのMACレベルタイミングについてTODクロックを使用すると決定することができる。
APおよびSTAでのTODクロックは、TODクロックドリフトに起因して同期化されていなくなる可能性がある。伝搬遅延も、STAもしくはAPの移動に起因して、または環境の変化および類似物に起因して、変化する可能性がある。APおよびSTAは、TODクロックオフセットの周期的リフレッシュおよび伝搬遅延推定を行うと同様に、これらのパラメータを最新に保守するためにこれらのパラメータの監視を実行することができる。
COBRAコントローラが、TODクロックオフセットおよび伝搬遅延推定プロセスを開始した後に、APは、ユニキャストCOBRAグループ管理IEを含むことができるユニキャストフレームまたはブロードキャストCOBRAグループ管理IEを含むことができるブロードキャストフレームを使用して、C_OffsetおよびPDelayなどの情報をSTAに中継することができる。APは、TOD C_offsetおよびPDelayの変化するレートに基づいて、STAのリフレッシュレートを判定することもできる。正確なリフレッシュレートは、UL COBRA送信に関するAPの許容範囲と、STAおよびAPのTODクロックドリフトおよびモビリティパターンなどの要因とに依存し得る。すべてのリフレッシュインターバルに、APは、COBRAコントローラによって開始されたTODクロックオフセットおよび伝搬遅延推定プロセスをもう一度開始することができる。
COBRAコントローリがTODクロックオフセットおよび伝搬遅延推定プロセスを開始した後に、STAは、COBRAコントローリIEを含むことができるフレームを使用して、C_OffsetおよびPDelayなどの情報をAPに中継することができる。APは、TOD C_offsetおよびPDelayの変化するレートに基づいて、STAのリフレッシュレートを判定することができる。APは、ユニキャストCOBRAグループ管理IEを含むことができるユニキャストフレームまたはブロードキャストCOBRAグループ管理IEを含むことができるブロードキャストフレームを使用して、そのようなリフレッシュ頻度についてSTAに知らせることができる。すべてのリフレッシュインターバルに、APは、COBRAコントローラによって開始されたTODクロックオフセットおよび伝搬遅延推定プロセスを開始すると決定することができる。APは、COBRAコントローリによって開始されたTODクロックオフセットおよび伝搬遅延推定プロセスをSTAに開始させると決定することもできる。
同様に、STAは、APとそれ自体との間のチャネル条件および伝搬遅延を監視することができる。STAは、周期的にAPビーコンを監視することができる。ビーコンは、ビーコンのTODAPタイムスタンプを含むことができるCOBRAコントローラIEを含むことができるので、STAは、T1=TOASTA−TODAPを計算することができる。APおよびSTAでのTODクロックが、オフセットについて調整済みであると仮定することができるので、T1は、主として伝搬遅延の表現とすることができる。新たに測定された伝搬遅延が、以前に記録された値と比較してなんらかの事前に定義されるしきい値だけ変化している場合には、STAは、COBRAコントローリIE内に新たに獲得されたPDelay情報を含むフレームをAPに送信することによって、そのような変化についてAPに知らせることができる。
DL COBRA送信について、APは、送信を開始することができ、各STAがそれ自体のパケットを受信するので、必要なDL COBRAパケットの同期化がない場合がある。UL COBRAグループが、それらのパケットをAPに同時に送信する時に、これらのパケットは、GI以内に到着する可能性があり、これは、TODクロックおよびTSFクロックが上で説明した方法を使用して同期化されると仮定すると、異なる伝搬遅延に起因してむずかしい可能性がある。伝搬遅延は、以下のように調整され得る。
いくつかのSTAは、グループ化手順およびグループ管理手順を使用してグループ化され、管理され得る。これらのUL COBRAグループについて、APは、伝搬遅延を推定し、STAがユニキャストまたはブロードキャストのCOBRAグループ管理IEを使用してUL COBRA送信でそれに関して調整できる遅延などの情報をSTAに提供することができる。
たとえば、STAのUL COBRAグループが、1)STA1:50ns、2)STA2:100ns、3)STA3:150ns、4)STA4:200nsというラウンドトリップ伝搬遅延を有する場合に、APは、STAのグループについて、1)STA1:75ns、2)STA2:25ns、3)STA3:−25ns、4)STA4:−75nsという遅延を判定することができる。STAは、TSFタイマとTODクロックとの組合せの任意のサブセットを使用して、割り当てられた遅延値を用いてSIFS期間を調整することによって、そのUL COBRA送信を開始することができる。UL COBRAグループ内のSTAは、チャネル条件および伝搬遅延を監視し、変化についてAPに知らせることができる。
さらに、STAのグループは、それらをグループに事前に整えることなく、アドホックな形でグループ化され得る。しかし、これらのSTAは、TODクロックオフセットおよび伝搬遅延推定をAPと共に既に実行済みである可能性がある。APは、Reqフレームを使用して、アドホックにグループ化されたSTAが、UL COBRA送信を開始できることを示すことができる。APは、Reqフレーム内で各STAの遅延値を示すことができる。遅延値は、伝搬遅延に基づいて決定され得る。STAは、TSFタイマとTODクロックとの組合せの任意のサブセットを使用して、割り当てられた遅延値を用いてSIFS期間を調整することによって、それらのUL COBRA送信を開始することができる。
COBRAの導入に伴って、物理層コンバージェンス手順(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)のプリアンブルおよびデータフィールドの範囲は、サポートされるプリアンブルフォーマットに対して変更が行われない場合に、異なる可能性がある。可能なブロックベースのリソース割振りに関するプリアンブルフォーマットに対処する方法が、必要になる可能性がある。さらに、COBRAの導入に伴って、リンク適合およびフィードバックビームフォーミングに関するIEEE 802.11acで定義された手順を拡張する方法が、必要になる可能性がある。
以下の例は、リンク適合に関連する問題に対処することができる。COBRAは、複数のユーザが周波数時間リソースを共有することを可能にすることができる。異なるサブチャネル上のユーザのチャネル品質は、異なる可能性がある。したがって、ダウンリンクCOBRAについて、APは、チャネル品質測定値を獲得し、その後、ユーザまたは特定のサブチャネルに穏当なMCSレベルを割り当てることができる。アップリンクCOBRAについて、適応変調/符号化と電力制御との両方が、必要になる場合がある。
STAおよびAPは、COBRA送信および受信の前に、COBRAリンク適合に関するケイパビリティおよびプリファレンスを示すことができる。APは、そのビーコン、プローブ応答、または任意の他のタイプのフレームに、APがCOBRAリンク適合が可能である可能性があることのインジケータを含めることができる。STAは、その関連付け要求、プローブ要求、および他のタイプのフレームに、STAがCOBRAリンク適合が可能である可能性があることのインジケータを含めることができる。
デバイスが、COBRAリンク適合が可能である場合に、そのデバイスは、COBRAサブチャネル上でチャネル測定およびMCSレベルマッピングを開始することができる。そのデバイスは、COBRAリンク適合関連のインフォメーションエレメントおよび制御フィールドを理解することができる。
COBRAリンク適合ケイパビリティは、COBRAケイパビリティフィールドで定義され得る。ハイスループット(HT)拡張ケイパビリティフィールドで定義されるMCSフィードバックフィールドを再利用することが、可能であり得る。2ビットが、MCSフィードバックフィールドに割り当てられ得る。たとえば、0の値は、STAがMFBを提供しないことを示すことができ、1の値は、STAがCOBRA MFBを提供することを示すことができ、2の値は、STAが懇請されないMFBだけを提供できることを示すことができ、3の値は、STAがMRQに応答してMFBをならびに懇請されないMFBを提供できることを示すことができる。
ダウンリンクリンク適合は、ダウンリンク無線チャネル品質の知識を必要とする可能性がある。ダウンリンクチャネル品質を推定する2つの方法がある可能性がある。1つの方法は、STAからの明示的なCQIフィードバックを要求することとすることができる。もう1つの方法は、STAの送信電力が既知とされ得ることを仮定して、アップリンク送信を介してダウンリンクチャネルを推定することとすることができる。
2つの異なるチャネル品質インジケータフィードバック機構がある可能性がある。第1の例では、帯域内CQIフィードバックが使用され得る。この例では、APは、そのAPが利用するつもりである可能性がある1または複数のサブチャネル上でSTAにCQI要件を送信することができる。STAは、1または複数のサブチャネル上でチャネル品質を測定し、フィードバックをAPに提供することができる。このフィードバックは、指定されたサブチャネル上でMCSを割り当てるのに、APによって利用され得る。第2の例では、帯域外CQIフィードバックが使用され得る。この例では、APは、全般的なCQI要件をSTAに送信することができる。STAは、すべてのサブチャネル上でCQIを測定し、フィードバックをAPに提供することができる。このフィードバックは、APが1または複数のサブチャネルをSTAにスケジューリングするのを援助することができる。
3タイプのフィードバック機構が、サポートされ得る。第1のタイプのフィードバックは、リンク適合に使用され得るMCSフィードバック(MFB)とすることができる。第2のタイプのフィードバックは、アンテナ選択フィードバック(ASEL)とすることができる。MFBフィードバックとASELフィードバックとの両方が、周波数帯全体に渡る1つの測定または表示を使用して判定され得る。第3のタイプのフィードバックは、ビームフォーミングフィードバックとすることができ、これは、チャネル状態情報(CSI)フィードバック、圧縮されたフィードバック、および/または非圧縮フィードバックを含むことができる。ビームフォーミングフィードバックは、すべてのサブキャリア、2つおきのサブキャリア、または4つおきのサブキャリアについて実施され得る。1または複数のサブチャネル上でMCS選択のために定義されたフィードバックエレメントまたはフレームがない場合がある。
図50は、変調および符号化方式(MCS)フィードバック(MFB)を使用する例の明示的なチャネル品質インジケータ(CQI)フィードバック機構5000の図である。サブチャネルベースのCQIフィードバック機構を実施する1つの形は、MFB機構を再利用するが、COBRAサポートを可能にするようにMFB機構を変更することとすることができる。通常のIEEE 802.11の例では、MFBリクエスタは、MCS要求(MRQ)サブフィールドが1と等しいHT制御フィールドを含むフレームを送信することができる。MRQ要件を有するフレームは、サウンディングPPDU内でまたは+HTCフレーム、たとえば1をセットされたHT制御フィールドを有し、NDP送信による+HTCフレームに続くフレーム内のNDPアナウンスメントサブフィールドを用いて送信され得る。
COBRAの例では、MFBリクエスタ5010は、1または複数のサブチャネルに関するMCSフィードバックを要求することができる。MFBリクエスタ5010は、フレーム5015、たとえばサウンディングパケット内でMCSフィードバック要求をMFBレスポンダ5020に送信することができる。サブチャネルIDは、COBRAシステムのために構成され、利用され得る。たとえば、8つのサブチャネルが定義される場合に、サブチャネルID 0から7は、サブチャネルを指定するのに利用され得る。リンク適合制御サブフィールド内のMRQサブフィールドは、表4に示されているように再定義され得る。
MRQサブフィールドは、HT制御フィールドで定義され得る。COBRAの例では、HT制御フィールドを再定義することが可能であり得る。あるいは、COBRA変形形態は、HT制御フィールドで定義され得る。上で定義されたCOBRAサブフィールドのMRQは、COBRA変形形態で指定され得る。たとえば、MFBリクエスタ5010は、1または複数のMRQサブチャネルIDを示すMRQサブフィールドを含むことができるHT制御フィールドを含むことができるフレーム5015を送信することができる。
COBRAが指定され得るMRQサブフィールドを有するフレーム5015の受信時に、MFBレスポンダ5020は、関連するサウンディングPPDUに基づくMCS推定の計算を開始することができる。この計算は、要求で指定された1または複数のサブチャネルまたは要求されたものより多数のサブチャネルに基づいて実行され得る。MFBレスポンダ5020は、サブチャネルごとに1または複数のMFBサブチャネルIDを示すMFBサブフィールドを含むHT制御フィールドを含むことができるフィードバックパケット5025を送信することができる。COBRAの例のMFBサブフィールドを、表5に示す。
図51は、例のMFBサブフィールド5100の図である。COBRAのMFBサブフィールド5100は、選択されたサブチャネルを用いても送信され得る。たとえば、MFBサブフィールド5100は、サブチャネルセットサブフィールド5110と、MFB1 5120およびMFBN 5130として示された、それぞれの個数のサブチャネルの1または複数のMCSインデックスとを含むことができる。この例では、サブチャネルセットサブフィールド5110は、MFBが提示されるサブチャネルIDのセットを示すことができる。MFB1 5120は、サブチャネルセットサブフィールド5110内で示された最初のサブチャネルのMCSインデックスを示すことができ、MFBN 5130は、サブチャネルセットサブフィールド5110内で示された最後のサブチャネルのMCSインデックスを示すことができる。データストリームの個数が、MCSインデックスによって暗示されない場合には、データストリームの個数も、MFBサブフィールド5100を使用してフィードバックされ得る。
図52は、アップリンク送信を介する例の暗黙のCQI推定手順5200の図である。この例では、通常はDLリンク適合に関するAPであるリクエスタ5210は、DLリンク適合を実行すると計画することができる。リクエスタ5210は、TPC要求または暗黙のCQI要求を含むことができるパケット5220をレスポンダ5230に送信することができる。パケット5220は、制御フレーム、管理フレーム、またはデータフレームとすることができる。このパケット5220の受信時に、通常はDLリンク適合に関するSTAであるレスポンダ5230は、アップリンクパケット5240を送信するのに使用される電力および/またはリンクマージンを含むことができるアップリンクパケット5240を送信することができる。アップリンク送信電力およびリンクマージンに従って、リクエスタ5210は、ダウンリンク送信の適切なMCSレベルを計算することができる。
COBRAの例では、パケット5220と5240との両方が、1または複数のサブチャネルを用いて送信され得る。この例では、送信電力の定義は、リクエスタ5210とレスポンダ5230との両方によって明快にされ、合意され得る。たとえば送信電力と利用されるサブチャネルとの両方が、リクエスタ側で暗黙のCQI推定のために要求され得る。サブチャネルIDは、どのサブチャネルが送信に利用されるのかを識別するのに利用され得る。
通常のIEEE 802.11の例では、アップリンクリンク適合の目的は、無線リンクの品質に従ってMCSレベルを調整することとすることができる。この例では、非APデバイスは、自力でMCSレベルを管理することができる。COBRAを導入することによって、アップリンク送信の余分な要件は、AP側での受信電力が整列され得るようにするために、各サブチャネル上の送信電力を制御することとすることができる。アップリンク電力制御は、APによって管理され得る。関連する機能として、MCS選択も、APによって制御され得る。
図53は、例のUL COBRAリンク適合および電力制御手順5300の図である。この例では、AP 5310は、パケット0 5315内のUL COBRA TPC要求をSTA1 5320およびSTA2 5330に送信することができる。STA1 5320は、パケット0 5315の終りからSIFS持続時間の後に、パケット1 5335を送信することができる。送信電力および/またはリンクマージンが、パケット1 5335内で示され得る。STA1 5320も、遅延フレームフォーマットを用いてパケット1 5335を送信することができる。パケット1 5335の送信の後に、AP 5310は、STA2 5330をポーリングすることができ、STA2 5330は、SIFS持続時間の後にパケット2 5340を送信することができる。送信電力および/またはリンクマージンが、パケット2 5340内で示され得る。あるいは、STA2 5330は、パケット1 5335の送信の直後にパケット2 5340を送信することができる。AP 5310からのポーリングは、この形では省略され得る。もう1つの代替案では、STA2 5330は、遅延されたフレーム内で送信電力および/またはリンクマージンを送信することができる。パケット1 5335とパケット2 5340との両方の受信時に、AP 5310は、それぞれアップリンク送信に関するSTA1 5320およびSTA2 5330の適切なMCSレベルおよび送信電力レベルを計算することができる。AP 5310は、UL COBRAリンク適合エレメントを含むことができるパケット3 5350をSTA1 5320とSTA2 5330との両方に送信することができる。パケット3 5350は、UCAFフレームを使用して送信され得る。
UL COBRAリンク適合エレメントは、サブチャネル駆動またはユーザ駆動として定義され得る。サブチャネル駆動方式は、サブチャネルに基づいてMCSレベルおよびTPCレベルを割り当てることができる。同一のユーザに対応する2つのサブチャネルが、異なるMCSレベルおよびTPCレベルを割り当てられ得る。この形で、不等MCS/TPCが使用可能にされ得る。
図54は、サブチャネル駆動UL COBRAリンク適合エレメント5400の例のフォーマットの図である。UL COBRAリンク適合エレメント5400は、エレメントID 5410、長さフィールド5420、MCSフィールド5430、およびTPCフィールド5440を含むことができる。MCSフィールド5430は、サブチャネルのMCS割当を示す1または複数のサブフィールドを含むことができる。この例では、MCS 1 5450は、サブチャネル1のMCS割当を示すことができ、MCS Nsub−channel 5460は、サブチャネルNsub−channelのMCS割当を示すことができる。TPCフィールド5440は、サブチャネルのTPC割当を示す1または複数のサブフィールドを含むことができる。この例では、TPC 1 5470は、サブチャネル1のTCP割当を示すことができ、TPC Nsub−channel 5480は、サブチャネルNsub−channelのTCP割当を示すことができる。Nsub−channelは、サブチャネルの総数とすることができる。
図55は、STA駆動UL COBRAリンク適合エレメント5500の例のフォーマットの図である。STA駆動の例は、STAに基づいてMCSレベルおよびTPCレベルを割り当てることができる。UL COBRAリンク適合エレメント5500は、エレメントID 5510、長さフィールド5520、MCSフィールド5530、およびTPCフィールド5540を含むことができる。MCSフィールド5530は、サブチャネルのMCS割当を示す1または複数のサブフィールドを含むことができる。この例では、MCS 1 5550は、サブチャネル1のMCS割当を示すことができ、MCS Nuser 5560は、サブチャネルNuserのMCS割当を示すことができる。TPCフィールド5540は、サブチャネルのTPC割当を示す1または複数のサブフィールドを含むことができる。この例では、TPC 1 5570は、サブチャネル1のTPC割当を示すことができ、TPC Nuser 5580は、サブチャネルNuserのTPC割当を示すことができる。Nuserは、UL COBRAセッションのSTAの個数とすることができる。
実施形態
1.米国電子技術者協会(IEEE)802.11アクセスポイント(AP)内で使用される方法であって、
第1の複数のステーション(STA)の送信および前記第1の複数のSTAのそれぞれからの複数のブロック肯定応答(BA)送信のネットワークアロケーションベクトル(NAV)値を判定するステップ
を含む、方法。
2.前記送信は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ダウンリンク(DL)送信である、実施形態1に記載の方法。
3.前記第1の複数のSTAにOFDMAダウンリンク情報を送信するステップ
をさらに含む、実施形態2に記載の方法。
4.前記第1の複数のSTAのそれぞれから1つのBAの、複数のBAを受信するステップ
をさらに含む、実施形態3に記載の方法。
5.前記複数のBAのそれぞれは、それぞれのサブチャネル上で受信される、実施形態4に記載の方法。
6.前記OFDMAダウンリンク情報は、DL COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)フレーム内で送信される、実施形態3に記載の方法。
7.前記COBRAフレームは、グループIDを示すシグナル(SIG)フィールドを含む、実施形態6に記載の方法。
8.前記COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)を含む、実施形態6に記載の方法。
9.前記COBRAコントローラIEは、前記APがCOBRA APであることを示すフィールドを含む、実施形態8に記載の方法。
10.前記COBRAコントローラIEは、前記第1の複数のSTAのそれぞれの送信電力を示すフィールドを含む、実施形態8に記載の方法。
11.前記COBRAコントローラIEは、ベーシックサービスセット(BSS)内で使用可能な直交ブロックに関する情報を示すフィールドを含む、実施形態8に記載の方法。
12.前記COBRAコントローラIEは、出発時刻(TOD)タイムスタンプを示すフィールドを含む、実施形態8に記載の方法。
13.前記COBRAコントローラIEは、出発時刻(TOD)クロックレートを示すフィールドを含む、実施形態8に記載の方法。
14.COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)コントローリインフォメーション(IE)を含むフレームを受信するステップ
をさらに含む、実施形態1乃至13のいずれか一項に記載の方法。
15.前記COBRAコントローリIEは、圧縮されたまたは未圧縮の直交ブロックフィードバックを示すフィールドを含む、実施形態14に記載の方法。
16.前記DL COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAグループ管理インフォメーションエレメント(IE)を含む、実施形態6に記載の方法。
17.前記複数のフィールドは、メンバシップ数を示す第1のフィールドを含む、実施形態16に記載の方法。
18.前記複数のフィールドは、それぞれのSTAのグループメンバシップに関連する情報を示す複数の第2のフィールドを含む、実施形態17に記載の方法。
19.前記複数の第2のフィールドのそれぞれは、COBRA送信に参加する時にそれぞれのSTAがそれについて調整する遅延を示す情報を含む、実施形態18に記載の方法。
20.米国電子技術者協会(IEEE)802.11ステーション(STA)で使用される方法であって、
アクセスポイント(AP)に要求を送信するステップ
を含む、方法。
21.前記要求は、アップリンク(UL)直交周波数分割多元接続(OFDMA)UL送信機会(TXOP)に関する、実施形態20に記載の方法。
22.前記OFDMA UL TXOPは、前記APに関連する複数のSTAと共有される、実施形態21に記載の方法。
23.前記APからフレームを受信するステップであって、前記フレームは、無線媒体が前記OFDMA UL TXOP送信に使用可能であることを示す、ステップ
をさらに含む、実施形態22に記載の方法。
24.前記フレームは、前記STAおよび前記複数のSTAの時間オフセット情報を含む、実施形態23に記載の方法。
25.前記時間オフセット情報に基づいて、前記UL OFDMA TXOP中に前記APにパケットデータを送信するステップ
をさらに含む、実施形態24に記載の方法。
26.前記フレームは、DL COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)フレームである、実施形態23に記載の方法。
27.前記COBRAフレームは、グループIDを示すシグナル(SIG)フィールドを含む、実施形態23に記載の方法。
28.前記COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)を含む、実施形態23に記載の方法。
29.アクセスポイント(AP)に要求を送信するように構成された送信器
を含む、米国電子技術者協会(IEEE)802.11ステーション(STA)。
30.前記要求は、アップリンク(UL)直交周波数分割多元接続(OFDMA)UL送信機会(TXOP)に関する、実施形態29に記載のSTA。
31.前記OFDMAアップリンクTXOPは、前記APに関連する複数のSTAと共有される、実施形態30に記載のSTA。
32.前記APからフレームを受信するように構成された受信器
をさらに含む、実施形態31に記載のSTA。
33.前記フレームは、無線媒体が前記OFDMA UL TXOP送信に使用可能であることを示す、実施形態32に記載のSTA。
34.前記フレームは、前記STAおよび前記複数のSTAの時間オフセット情報を含む、実施形態33に記載のSTA。
35.前記送信器は、前記時間オフセット情報に基づいて、前記UL OFDMA TXOP中に前記APにパケットデータを送信するようにさらに構成される、実施形態29乃至34のいずれか一項に記載のSTA。
36.直列並列変換器(S/P)ユニットと、
サブキャリアマッピングユニットと、
逆高速フーリエ変換(IFFT)ユニットと、
時間領域フィルタリングユニットと、
並列直列変換器(P/S)ユニットと
を含むプロセッサ。
37.前記サブキャリアマッピングユニットは、局所サブキャリアマッピングを実行するように構成される、実施形態36に記載のプロセッサ。
38.前記サブキャリアマッピングユニットは、分散サブキャリアマッピングを実行するように構成される、実施形態36または37に記載のプロセッサ。
39.周波数領域フィルタリングユニット
をさらに含む、実施形態36乃至38のいずれか一項に記載のプロセッサ。
40.周波数領域拡散ユニット
をさらに含む、実施形態36乃至39のいずれか一項に記載のプロセッサ。
41.前記P/Sユニットは、オーバーラップ機能を実行するように構成される、実施形態36乃至40のいずれか一項に記載のプロセッサ。
42.前記P/Sユニットは、合計機能を実行するように構成される、実施形態36乃至41のいずれか一項に記載のプロセッサ。
43.前記IFFTユニットは、拡張されたIFFTユニットである、実施形態36乃至42のいずれか一項に記載のプロセッサ。
44.実施形態36乃至43のいずれか一項に記載のプロセッサを含む無線送信/受信ユニット。
45.実施形態36乃至43のいずれか一項に記載のプロセッサを含むステーション(STA)。
46.実施形態36乃至43のいずれか一項に記載のプロセッサを含むnode B.
47.実施形態36乃至43のいずれか一項に記載のプロセッサを含むeNode B(eNB)。
48.実施形態36乃至43のいずれか一項に記載のプロセッサを含むhome eNode B(HeNB)。
49.実施形態36乃至43のいずれか一項に記載のプロセッサを含むアクセスポイント(AP)。
50.複数のステーション(STA)を選択するステップと、
前記複数のSTAのサブセットを選択するステップと
を含む方法。
51.帯域幅可用性に基づいてSTAの1または複数のグループを選択するステップ
をさらに含む、実施形態50に記載の方法。
52.STAケイパビリティに基づいてSTAの1または複数のグループを選択するステップ
をさらに含む、実施形態50または51に記載の方法。
53.トラフィック優先順位に基づいて1または複数のSTAを選択するステップ
をさらに含む、実施形態50乃至52のいずれか一項に記載の方法。
54.最大のCOBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)グループサイズに基づいて1または複数のSTAを選択するステップ
をさらに含む、実施形態50乃至53のいずれか一項に記載の方法。
55.実施形態50乃至54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線送信/受信ユニット。
56.実施形態50乃至54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるステーション(STA)。
57.実施形態50乃至54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるnode B。
58.実施形態50乃至54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるeNode B(eNB)。
59.実施形態50乃至54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるhome eNode B(HeNB)。
60.実施形態50乃至54のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるアクセスポイント(AP)。
61.1または複数のステーション(STA)から情報を収集するステップ
を含む方法。
62.前記1または複数のSTAをグループに分割するステップ
をさらに含む、実施形態61に記載の方法。
63.グループ割当を1または複数のSTAに示すステップ
をさらに含む、実施形態61または62に記載の方法。
64.1または複数のチャネルを監視するステップ
をさらに含む、実施形態61乃至63のいずれか一項に記載の方法。
65.1または複数のチャネルを監視する前記ステップは、
変化が事前に決定されたしきい値を超えるかどうかを判定するステップ
を含む、実施形態64に記載の方法。
66.再グループ化が必要であるかどうかを判定するステップ
をさらに含む、実施形態65に記載の方法。
67.再グループ化が必要であるという条件で再グループ化を実行するステップ
をさらに含む、実施形態66に記載の方法。
68.チャネルを監視する表示を受信するステップ
をさらに含む、実施形態61乃至67のいずれか一項に記載の方法。
69.パラメータを推定するステップ
をさらに含む、実施形態68に記載の方法。
70.変化が事前に決定されたしきい値を超えるかどうかを判定するステップ
をさらに含む、実施形態68または69に記載の方法。
71.前記変化が事前に決定されたしきい値を超えるという条件でアクセスポイント(AP)に情報を送信するステップ
をさらに含む、実施形態70に記載の方法。
72.実施形態61乃至71のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成される無線送信/受信ユニット。
73.実施形態61乃至71のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるステーション(STA)。
74.実施形態61乃至71のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるnode B。
75.実施形態61乃至71のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるeNode B(eNB)。
76.実施形態61乃至71のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるhome eNode B(HeNB)。
77.実施形態61乃至71のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されるアクセスポイント(AP)。
設計および手順の例では、SIFSが、さまざまなフレーム間間隔を示すのに使用されるが、RIFSまたは他の合意されたタイムインターバルなどのすべての他のフレーム間間隔が、同一の解決策で適用され得る。頭字語COBRAの使用が、OFDM、OFDMA、SC−FDMA、MCFB、その他などのエアインターフェースの頭字語への参照と交換可能であることが理解され得る。
特徴および要素が、上で特定の組合せで説明されるが、当業者は、各特徴または要素が、単独でまたは他の特徴もしくは要素のいずれかとの組合せで使用され得ることを了解する。さらに、本明細書で説明される実施形態は、コンピュータもしくはプロセッサによる実行のためにコンピュータ可読媒体に組み込まれた、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェア内で実施され得る。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線または無線の接続を介して伝送される)およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、磁気媒体(たとえば、内蔵ハードディスクまたはリムーバブルディスク)、光磁気媒体、およびコンパクトディスク(CD)またはディジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、これに限定されない。ソフトウェアに関連するプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、Node−B、eNB、HNB、HeNB、AP、RNC、無線ルータ、または任意のホストコンピュータでの使用のために無線周波数トランシーバを実施するのに使用され得る。

Claims (20)

  1. 米国電子技術者協会(IEEE)802.11アクセスポイント(AP)内で使用される方法であって、
    第1の複数のステーション(STA)への直交周波数分割多元接続(OFDMA)ダウンリンク(DL)送信および前記第1の複数のSTAのそれぞれからの複数のブロック肯定応答(BA)送信のネットワークアロケーションベクトル(NAV)値を判定するステップと、
    前記第1の複数のSTAに前記OFDMAダウンリンク送信を送信するステップと、
    前記第1の複数のSTAのそれぞれから1つのBAの、前記複数のBAを受信するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記複数のBAのそれぞれは、前記複数のSTAのそれぞれに関連するそれぞれのサブチャネル上で受信される、請求項1に記載の方法。
  3. OFDMAダウンリンク情報は、DL COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)フレーム内で送信される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記COBRAフレームは、グループIDを示すシグナル(SIG)フィールドを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)を含み、前記複数のフィールドは、前記APがCOBRA APであることを示すフィールドと、前記第1の複数のSTAのそれぞれの送信電力を示すフィールドと、ベーシックサービスセット(BSS)内で使用可能な直交ブロックに関する情報を示すフィールドと、出発時刻(TOD)タイムスタンプを示すフィールドと、出発時刻(TOD)クロックレートを示すフィールドとを含む、請求項3に記載の方法。
  6. COBRAコントローリインフォメーションエレメント(IE)を含むフレームを受信するステップであって、前記COBRAコントローリIEは、圧縮されたまたは未圧縮の直交ブロックフィードバックを示すフィールドを含む、ステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記DL COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAグループ管理インフォメーションエレメント(IE)を含む、請求項3に記載の方法。
  8. 前記複数のフィールドは、メンバシップ数を示す第1のフィールドと、それぞれのSTAのグループメンバシップに関連する情報を示す複数の第2のフィールドとを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 各第2のフィールドは、COBRA送信に参加する時のそれぞれのSTAによる使用のための遅延を示す情報を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 米国電子技術者協会(IEEE)802.11ステーション(STA)で使用される方法であって、
    アクセスポイント(AP)に、アップリンク(UL)直交周波数分割多元接続(OFDMA)UL送信機会(TXOP)の要求を送信するステップであって、前記OFDMA UL TXOPは、前記APに関連する複数のSTAと共有される、ステップと、
    前記APからフレームを受信するステップであって、前記フレームは、無線媒体が前記OFDMA UL TXOP送信に使用可能であることを示し、前記フレームは、前記STAおよび前記複数のSTAの時間オフセット情報を含む、ステップと、
    前記時間オフセット情報に基づいて、前記UL OFDMA TXOP中に前記APにパケットデータを送信するステップと
    を含む、方法。
  11. 前記フレームは、DL COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)フレームである、請求項10に記載の方法。
  12. 前記COBRAフレームは、グループIDを示すシグナル(SIG)フィールドを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)を含む、請求項11に記載の方法。
  14. アクセスポイント(AP)に要求を送信するように構成された送信器であって、前記要求は、アップリンク(UL)直交周波数分割多元接続(OFDMA)UL送信機会(TXOP)に関し、前記OFDMAアップリンクTXOPは、前記APに関連する複数のSTAと共有される、送信器と、
    前記APからフレームを受信するように構成された受信器であって、前記フレームは、無線媒体が前記OFDMA UL TXOP送信に使用可能であることを示し、前記フレームは、前記STAおよび前記複数のSTAの時間オフセット情報を含む、受信器と、
    を備え、前記送信器は、前記時間オフセット情報に基づいて、前記UL OFDMA TXOP中に前記APにパケットデータを送信するようにさらに構成された、米国電子技術者協会(IEEE)802.11ステーション(STA)。
  15. 前記受信器は、DL COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)フレームとして前記フレームを受信するように構成される、請求項14に記載のSTA。
  16. 前記受信器は、前記COBRAフレームを受信するように構成され、前記COBRAフレームは、グループIDを示すシグナル(SIG)フィールドを含む、請求項15に記載のSTA。
  17. 前記受信器は、前記COBRAフレームを受信するように構成され、前記COBRAフレームは、複数のフィールドを含むCOBRAコントローラインフォメーションエレメント(IE)を備える、請求項15に記載のSTA。
  18. 第1の複数のステーション(STA)への直交周波数分割多元接続(OFDMA)ダウンリンク(DL)送信および前記第1の複数のSTAのそれぞれからの複数のブロック肯定応答(BA)送信に関するネットワークアロケーションベクトル(NAV)値を判定するように構成されたプロセッサと、
    前記OFDMAダウンリンク送信を前記第1の複数のSTAに送信するように構成された送信器と、
    前記第1の複数のSTAのそれぞれから1つのBAの、前記複数のBAを受信するように構成された受信器と、
    を備えた米国電子技術者協会(IEEE)802.11アクセスポイント(AP)。
  19. 前記受信器は、前記複数のSTAのそれぞれに関連するそれぞれのサブチャネル上で前記複数のBAのそれぞれを受信するように構成される、請求項18に記載のAP。
  20. 前記送信器は、DL COBRA(coordinated orthogonal block-based resource allocation)フレーム内でOFDMAダウンリンク情報を送信するように構成される、請求項18に記載のAP。
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