JP2016153212A - 粉体除去装置、立体造形装置、粉体除去方法 - Google Patents

粉体除去装置、立体造形装置、粉体除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】取り出した立体造形物に付着している粉体を効率的に除去することができない。【解決手段】立体造形物300に対し、立体造形物300の造形に使用した粉体20を含む気流403を吹き付ける噴射手段401を有し、粉体20を含む気流403を吹き付けることで、立体造形物300に付着している未固化の粉体20を除去し、立体造形物300を焼結したとき、吹き付けた粉体20が立体造形物300に付着して焼結されたとしても焼結後の立体造形物300の物性が変化しない。【選択図】図6

Description

本発明は粉体除去装置、立体造形装置、粉体除去方法に関する。
立体造形物(三次元造形物)を造形する立体造形装置(三次元造形装置)として、例えば積層造形法で造形するものが知られている。これは、例えば、造形ステージに平坦化された金属又は非金属の粉体層を形成し、粉体層に対して造形液をヘッドから吐出して、粉体が結合された薄層の造形層を形成し、この造形層上に粉体層を形成して再度造形層を形成する工程を繰り返して、造形層を順次積層することで立体造形物を造形する。
従来、造形した立体造形物を取り出したときに付着している未固化の粉体を除去するため、立体造形物に対してノズルによってガスの噴出と、ガスで飛ばされる粉体を吸引する吸引機構を備えるものが知られている(特許文献1)。
特開2013−049137号公報
上述したように粉体積層造形法で造形した立体造形物を取り出したとき、立体造形物に未固化の粉体が付着したままの状態であるため、未固化の粉体を除去する必要がある。
このとき、特許文献1に開示されているようにガスを吹き付けるだけでは、複雑、微細な形状の立体造形物から未固化の粉体を除去することが困難であるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、立体造形物から未固化粉体を効率的に除去することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る立体造形物の粉体除去装置は、
粉体を結合した層状造形物を積層して形成された立体造形物に付着している未結合の前記粉体を除去する立体造形物の粉体除去装置であって、
前記立体造形物に対して前記粉体を含む気流を吹き付ける手段を備えている
構成とした。
本発明によれば、立体造形物から未固化粉体を効率的に除去することができる。
本発明の第1実施形態における立体造形装置の要部斜視説明図である。 造形部の断面説明図である。 造形の流れの説明に供する造形部の模式的断面説明図である。 立体造形物の全体的な造形プロセスの説明に供するフロー図である。 目的とする立体造形物の3次元データと造形槽から取り出した立体造形物を説明する説明図である。 本発明に係る粉体除去方法の説明に供する説明図である。 同実施形態における粉体除去装置の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する模式的説明図である。 同実施形態における立体造形物の全体的な造形プロセスの説明に供するフロー図である。本発明の第6実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第6実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第7実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第8実施形態の説明に供する模式的説明図である。 本発明の第9実施形態の説明に供する模式的説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態における立体造形装置について図1及び図2を参照して説明する。図1は同立体造形装置の要部斜視説明図、図2は同じく造形部の断面説明図である。なお、図2は造形時の状態で示している。
この立体造形装置は、粉体造形装置(粉末造形装置ともいう。)であり、粉体(粉末)が結合された層状造形物である造形層30が形成される造形部1と、造形部1の層状に敷き詰められた粉体層31に造形液10を吐出して立体造形物を造形する造形ユニット5とを備えている。
造形部1は、粉体槽11と、平坦化部材(リコータ)である回転体としての平坦化ローラ12などを備えている。なお、平坦化部材は、回転体に代えて、例えば板状部材(ブレード)とすることもできる。
粉体槽11は、粉体20を供給する供給槽21と、造形物が造形される造形槽22とを有している。供給槽21の底部は供給ステージ23として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。同様に、造形槽22の底部は造形ステージ24として鉛直方向(高さ方向)に昇降自在となっている。造形ステージ24上に立体造形物が造形される。
平坦化ローラ12は、供給槽21の供給ステージ23上に供給された粉体20を造形槽22に供給し、平坦化手段である平坦化ローラ12によって平坦化して、後述する粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、往復移動機構によって、造形ステージ24のステージ面(粉体20が積載される面)に沿って矢印Y方向に、ステージ面に対して相対的に往復移動可能であり、移動するときに回転駆動される。
一方、造形ユニット5は、造形ステージ24上の粉体層31に造形液10を吐出する液体吐出ユニット50を備えている。
液体吐出ユニット50は、キャリッジ51と、キャリッジ51に搭載された1又は複数の液体吐出ヘッド(以下、単に「ヘッド」という。)52を備えている。
キャリッジ51は、ガイド部材54及び55に移動可能に保持されている。ガイド部材54及び55は、両側の保持部材70、70に保持されている。
このキャリッジ51は、モータ、プーリ及びベルトから構成される主走査移動機構によって主走査方向である矢印X方向(以下、単に「X方向」という。他のY、Zについても同様とする。)に往復移動される。
ヘッド52は、液体を吐出する複数のノズルを配列したノズル列が配置され、シアン造形液、マゼンタ造形液、イエロー造形液、ブラック造形液、クリア造形液をそれぞれ吐出する。なお、ヘッド構成はこれに限るものではない。
造形ユニット5は、造形ユニット5全体がX方向と直交するY方向(副走査方向)に往復移動可能である。
液体吐出ユニット50は、ガイド部材54、55とともに矢印Z方向に昇降可能に配置されている。
ここで、造形部1の詳細について説明する。
粉体槽11は、箱型形状をなし、供給槽21と造形槽22の2つの上面が開放された槽を備えている。供給槽21内部には供給ステージ23が、造形槽22内部には造形ステージ24がそれぞれZ方向に昇降可能に配置される。
供給ステージ23の側面は供給槽21の内側面に接するように配置されている。造形ステージ24の側面は造形槽22の内側面に接するように配置されている。これらの供給ステージ23及び造形ステージ24の上面は水平に保たれている。
粉体槽11の周りには、上面が開放された凹形状である粉体落下口(粉体受け部)29が設けられている。粉体落下口29には、粉体層31を形成するときに平坦化ローラ12によって供給される粉体20のうちの余分な粉体20が落下する。
供給槽21上には粉体供給装置が配置される。造形の初期動作時や供給槽21の粉体量が減少した場合に、粉体供給装置から粉体を供給槽21に供給する。粉体供給のための粉体搬送方法としては、スクリューを利用したスクリューコンベア方式や、エアーを利用した空気輸送方式などが挙げられる。
平坦化ローラ12は、供給槽21から粉体20を造形槽22へと移送供給して、表面を均すことで平坦化して所定の厚みの層状の粉体である粉体層31を形成する。
この平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の内寸(即ち、粉体が供される部分又は仕込まれている部分の幅)よりも長い棒状部材であり、往復移動機構によってステージ面に沿ってY方向(副走査方向)に往復移動される。
この平坦化ローラ12は、回転されながら、供給槽21の外側から供給槽21及び造形槽22の上方を通過するようにして水平移動する。これにより、粉体20が造形槽22上へと移送供給され、平坦化ローラ12が造形槽22上を通過しながら粉体20を平坦化することで粉体層31が形成される。
また、平坦化ローラ12の周面に接触して、平坦化ローラ12に付着した粉体20を除去するための粉体除去部材である粉体除去板13が配置されている。
粉体除去板13は、平坦化ローラ12の周面に接触した状態で、平坦化ローラ12とともに移動する。また、粉体除去板13は、平坦化ローラ12が平坦化を行うときの回転方向に回転するときにカウンタ方向になる状態で配置されている。
本実施形態では、造形部1の粉体槽11が供給槽21と造形槽22の二つの槽を有する構成としているが、造形槽22のみとして、造形槽22に粉体供給装置から粉体を供給して、平坦化手段で平坦化する構成とすることもできる。
次に、造形の流れについて図3も参照して説明する。図3は造形の流れの説明に供する造形部の模式的断面説明図である。
造形槽22の造形ステージ24上に、1層目の造形層30が形成されている。
この造形層30上に次の造形層30を形成するときには、図3(a)に示すように、供給槽21の供給ステージ23を矢印Z1方向に上昇させ、造形槽22の造形ステージ24を矢印Z2方向に下降させる。
このとき、造形槽22の粉体層表面と平坦化ローラ12の下部(下方接線部)との間隔がΔt1となるように造形ステージ24の下降距離を設定する。この間隔Δt1が次に形成する粉体層31の厚さに相当する。間隔Δt1は、数十〜100μm程度であることが好ましい。
次いで、図3(b)に示すように、供給槽21の上面レベルよりも上方に位置する粉体20を、平坦化ローラ12を順方向(矢印方向)に回転しながらY2方向(造形槽22側)に移動することで、粉体20を造形槽22へと移送供給する(粉体供給)。
さらに、図3(c)に示すように、平坦化ローラ12を造形槽22の造形ステージ24のステージ面と平行に移動させ、図3(d)に示すように、造形ステージ24の造形層30上で所定の厚さΔt1になる粉体層31を形成する(平坦化)。
また、粉体層31を形成後、平坦化ローラ12は矢印Y1方向に移動されて初期位置に戻される。
ここで、平坦化ローラ12は、造形槽22及び供給槽21の上面レベルとの距離を一定に保って移動できるようになっている。一定に保って移動できることで、平坦化ローラ12で粉体20を造形槽22の上へと搬送させつつ、造形槽22上又は既に形成された造形層30の上に均一厚さΔt1の粉体層31を形成できる。
その後、図3(e)に示すように、液体吐出ユニット50のヘッド52から造形液10の液滴を吐出して、次の造形層30を積層形成する(造形)。
なお、造形層30は、例えば、ヘッド52から吐出された造形液10が粉体20と混合されることで、粉体20に含まれる接着剤が溶解し、溶解した接着剤同士が結合して粉体20が結合されることで形成される。
次いで、上述した粉体供給・平坦化工程、ヘッドによる造形液吐出工程を繰り返して新たな造形層を形成する。このとき、新たな造形層とその下層の造形層とは一体化して三次元形状造形物の一部を構成する。
以後、粉体の供給・平坦化工程、ヘッドによる造形液吐出工程を必要な回数繰り返すことによって、三次元形状造形物(立体造形物)を完成させる。
次に、上記立体造形装置で使用する立体造形用粉末材料(粉体)及び造形液の一例について説明する。なお、以下で説明する粉体及び造形液に限定されるものではない。
立体造形用粉末材料は、基材と、この基材を平均厚み5nm〜500nmで被覆し、造形液としての架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能な水溶性有機材料とを有してなる。
この立体造形用粉末材料においては、基材を被覆する水溶性有機材料が、架橋剤含有水の作用により溶解し架橋可能であるため、水溶性有機材料に架橋剤含有水が付与されると、水溶性有機材料は、溶解すると共に、架橋剤含有水に含まれる架橋剤の作用により架橋する。
これにより、上記立体造形用粉末材料を用いて薄層(粉体層)を形成し、粉体層に架橋剤含有水を造形液10として吐出することで、粉体層においては、溶解した水溶性有機材料が架橋する結果、粉体層が結合硬化して造形層30が形成される。
このとき、基材を被覆する水溶性有機材料の被覆量が平均厚みで5nm〜500nmであるため、水溶性有機材料が溶解したときに基材の周囲に必要最小量だけ存在し、これが架橋して三次元ネットワークを形成するため、粉体層の硬化は寸法精度良く、かつ、良好な強度をもって行われる。
この操作を繰り返すことにより、簡便かつ効率的に、焼結等の前に型崩れが生ずることなく、寸法精度良く複雑な立体造形物を形成することができる。
−基材−
基材としては、粉末ないし粒子の形態を有する限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。その材質としては、例えば、金属、セラミックス、カーボン、ポリマー、木材、生体親和材料、などが挙げられるが、高強度な立体造形物を得る観点からは、最終的に焼結処理が可能な金属、セラミックスなどが好ましい。
金属としては、例えば、ステンレス(SUS)鋼、鉄、銅、チタン、銀などが好適に挙げられ、該ステンレス(SUS)鋼としては、例えば、SUS316Lなどが挙げられる。
セラミックスとしては、例えば、金属酸化物などが挙げられ、具体的には、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、チタニア(TiO)などが挙げられる。
カーボンとしては、例えば、グラファイト、グラフェン、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、フラーレンなどが挙げられる。
ポリマーとしては、例えば、水に不溶な公知の樹脂などが挙げられる。
木材としては、例えば、ウッドチップ、セルロースなどが挙げられる。
生体親和材料としては、例えば、ポリ乳酸、リン酸カルシウムなどが挙げられる。
これらの材料は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
なお、基材として、これらの材料で形成された市販品の粒子ないし粉末を使用することができる。市販品としては、例えば、SUS316L(山陽特殊鋼製、PSS316L)、SiO(トクヤマ製、エクセリカSE−15)、AlO(大明化学工業製、タイミクロンTM−5D)、ZrO(東ソー製、TZ−B53)などが挙げられる。
また、基材としては、水溶性有機材料との親和性を高める目的等で、公知の表面(改質)処理がされていてもよい。
−水溶性有機材料−
水溶性有機材料としては、水に溶解し、架橋剤の作用により架橋可能な性質を有するものであれば、換言すれば、水溶性であって架橋剤によって架橋可能である限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
ここでは、水溶性有機材料の水溶性は、例えば、30℃の水100gに水溶性有機材料を1g混合して撹拌したとき、その90質量%以上が溶解するものを意味する。
また、水溶性有機材料としては、その4質量%(w/w%)水溶液の20℃における粘度が、40mPa・s以下であるものが好ましく、1〜35Pa・sであるものがより好ましく、5〜30mPa・sであるものが特に好ましい。
水溶性有機材料の粘度が、40mPa・sを超えると、立体造形用粉末材料に架橋剤含有水を付与して形成した立体造形物用粉末材料(粉体層)による硬化物(立体造形物、焼結用硬化物)の強度が充分でないことがあり、その後の焼結等の処理ないし取扱い時に型崩れ等の問題が生ずることがある。また、立体造形用粉末材料に架橋剤含有水を付与して形成した立体造形物用粉末材料(粉体層)による硬化物(立体造形物、焼結用硬化物)の寸法精度が充分でないことがある。
水溶性有機材料の粘度は、例えば、JISK7117に準拠して測定することができる。
−架橋剤含有水−
造形液である架橋剤含有水としては、水性媒体中に架橋剤を含有するものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。なお、架橋剤含有水は、水性媒体、架橋剤のほか、必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有していてもよい。
その他の成分としては、架橋剤含有水を付与する手段の種類、使用頻度や量などの諸条件を考慮して適宜選択することができる。例えば、液体吐出法によって架橋剤含有水を付与する場合には、液体吐出ヘッドのノズルへの目詰り等の影響を考慮して選択することができる。
水性媒体としては、例えば、水、エタノール等のアルコール、エーテル、ケトン、などが挙げられるが、水が好ましい。なお、水性媒体は、水がアルコール等の水以外の成分を若干量含有するものであってもよい。
上述した立体造形物用粉末材料及び造形液としての架橋剤含有水を使用することで、粉体(基材)を接着させるためのバインダーを液体吐出ヘッドから吐出する構成に比べて、ノズルの目詰まりが少なく、ヘッドの耐久性が向上する。
次に、立体造形物の全体的な造形プロセスについて図4のフロー図を参照して説明する。
前述したように、粉体層の形成と造形液の吐出によってすべての層の造形が完了したときには、造形槽22から立体造形物を取出す。
その後、立体造形物に残存している粉体を除去する粉体除去処理を行った後、焼結処理を行って立体造形物を焼結し、完成物を得る。
立体造形物に残存している粉体を除去する粉体除去処理を行わないで焼結を行うと、未固化の粉体も結合されて、目的形状と異なる形状の造形物となる。
次に、本発明に係る粉体除去方法について図5及び図6を参照して説明図。図5は目的とする立体造形物の3次元データと造形槽から取り出した立体造形物を説明する説明図、図6は同粉体除去方法の説明に供する説明図である。
図5(a)に示す3次元データで表される立体物を造形することで、図5(b)に示す立体造形物300が造形槽22内で造形される。この立体造形物300を造形槽22から取り出したとき、図5(b)に示すように内部空間に粉体20が詰まった状態で取り出され、未結合(未固化ともいう。)の粉体20も立体造形物300に付着している。
この立体造形物300に付着している未結合の粉体20は、前述したように、焼結によって、目的とする立体造形物300の形状(目的形状)を変化させるため、除去される必要がある。このとき、立体造形物300が内部空間を有している形状である場合、立体造形物300が複雑で微細な形状である場合は、未結合の粉体20の除去が困難になる。
そこで、本発明に係る粉体除去方法では、図6に示すように、噴射手段401のノズル402から、立体造形物300の造形に用いる粉体20と同じ粉体20を含む気流403を噴き出して、立体造形物300に対し粉体20を含む気流403を吹き付ける。
このように、粉体20を含む気流403を吹き付けることで、立体造形物300に付着している未結合の粉体20を除去する構成としている。これにより、立体造形物300に付着している未結合の粉体20を効率的に除去することができる。
そして、吹き付ける粉体として立体造形物300の造形に使用する粉体20を使用しているので、吹き付けた粉体20が立体造形物300に付着したままになって焼結されたとしても、焼結後の立体造形物300の物性が変化しない。
すなわち、立体造形物300に吹き付ける気体中に造形に使用する粉体以外の粉体を使用した場合、吹き付けた粉体が立体造形物300に付着残存して焼結されると、焼結後の立体造形物300の物性が変化してしまうことになる。
また、吹き付ける粉体として立体造形物300の造形に使用する粉体20を使用することで、粉体除去に使用した粉体20を回収して再利用することも可能になる。
次に、本発明の第1実施形態における粉体除去装置について図7を参照して説明する。図7は同実施形態の説明に供する模式的説明図であり、(a)は粉体除去を行っているときの説明図、(b)は供給槽に粉体を供給しているときの説明図である。
本実施形態では、立体造形物300に対し粉体20を含む気流403を噴き出す噴射手段401と、粉体20を貯留した貯留手段である粉体貯留タンク451と、粉体貯留タンク451と噴射手段401とをつなぎ、粉体貯留タンク451の粉体20を噴射手段401に導く粉体供給手段である粉体供給路452を備えている。
そして、粉体供給路452には、噴射手段401のノズル402から噴き出される気体の流れである気流403を発生させる気流発生手段としてのポンプ453とを有している。
噴射手段401に接続された粉体供給路452はフレキシブルな部材で構成され、噴射手段401からの粉体20の吹き付け方向や位置を変更することができる。
そこで、立体造形物300の粉体除去を行うときには、図7(a)に示すように、立体造形物300を造形ステージ24に載せ置く。そして、ポンプ453を駆動して、粉体貯留タンク451の粉体20を吸引しながら噴射手段401のノズル402から立体造形物300に対して粉体20を含む気流403を吹き付ける。これにより、立体造形物300に付着している未結合の粉体20が除去される。
一方、供給槽21に粉体20を供給するときには、図7(b)に示すように、噴射手段401を取り外し、あるいは、噴射手段401を取り付けたまま、供給槽21に向けて粉体20を供給する。
このようにして、立体造形物300からの粉体除去と、供給槽21の粉体20の補充を行うことができる。
この場合、立体造形物300からの粉体除去を行うときと、供給槽21の粉体20の補充を行うときとでは、ポンプ453の出力を変えることができる。
例えば、立体造形物300からの粉体除去を行うときのポンプ453の出力を、供給槽21へ粉体20を供給するときのポンプ453の出力よりも大きくする。これにより、立体造形物300からの粉体除去を行うときには、粉体供給路452内の流速が速くなり、効率的に粉体20の除去を行うことができる。
また、粉体供給路452と噴射手段401とを着脱可能として、立体造形物300からの粉体除去を行う噴射手段401と、供給槽21の粉体20の補充を行う噴射手段401とを付け替える構成とできる。
例えば、立体造形物300からの粉体除去を行う噴射手段401のノズル径は相対的に小さく、供給槽21へ粉体20を供給する噴射手段401のノズル径は相対的に大きくする。これにより、立体造形物300からの粉体除去を行うときには、粉体供給路452内の流速が速くなり、効率的に粉体20の除去を行うことができる。一方、供給槽21へ粉体20を供給するときには、必要以上に粉体20を高速で噴射することがなく、粉体20の飛散を低減できる。
次に、本発明の第2実施形態について図8を参照して説明する。図8は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、第1実施形態の粉体供給路452を、粉体層31を形成するときに発生する余剰な粉体20をうける粉体受け部29に接続して、粉体受け部29に溜まった粉体20を使用して立体造形物300からの粉体除去を行う。ここでは、粉体受け部29が貯留手段を兼ねている。
このように構成することで、未使用の粉体20を使用しないで未結合の粉体20の除去を行うことができる。これにより、一度使用した粉体20や未結合の粉体20を再利用するときに、篩いによる分級や除湿処理等の工程を行う場合に、その工程にかかる工数を削減することが可能となる。
次に、本発明の第3実施形態について図9を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、上記第2実施形態において、立体造形物300の粉体20を除去するときに、噴射手段401と立体造形物300を挟んで反対側に、つまり、粉体20を含む気流403を吹き付ける側と反対側に配置可能で、立体造形物300から除去される粉体20を吸引する手段である吸引部材461を備えている。
吸引部材461には、粉体回収路462が接続され、粉体回収路462には吸引気流を発生させる吸引ポンプ463が設けられている。
このように構成したので、立体造形物300から粉体20を除去するときに、噴射手段401から吹き付けられた気流403によって剥離された粉体20や気流403に含まれる粉体20を、吸引部材461から吸引回収することができる。
これにより、立体造形物300の粉体除去を行うときに粉体20が飛散することを低減できる。
また、粉体回収路462の他端側は、粉体受け部29や前記第1実施形態の粉体貯留タンクに接続することで、粉体の効率的な循環を行うことができる。
次に、本発明の第4実施形態について図10を参照して説明する。図10は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、上記第3実施形態において、立体造形物300の粉体20を除去するときに、噴射手段401の近傍に配置可能で、つまり、粉体20を含む気流403を吹き付ける側と同じ側に配置可能で、立体造形物300から跳ね返る粉体20を吸引する手段である吸引部材464を備えている。
吸引部材464には、粉体回収路465が接続され、粉体回収路465には吸引気流を発生させる吸引ポンプ466が設けられている。
このように構成したので、立体造形物300から粉体20を除去するときに、噴射手段401から立体造形物300に吹き付けられて跳ね返る粉体20を吸引部材464から吸引回収することができる。
これにより、立体造形物300の粉体除去を行うときに粉体20が飛散することを低減できる。
また、粉体回収路465の他端側は、粉体受け部29や前記第1実施形態の粉体貯留タンクに接続することで、粉体の効率的な循環を行うことができる。
上述した実施形態に係る粉体除去装置は、前述した立体造形装置の一部として構成することもできるし、立体造形装置とは独立した装置として、例えばブラストケース内に配置して粉体除去を行うようにすることもできる。
次に、本発明の第5実施形態について図11を参照して説明する。図11は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、造形槽22と一体に、造形槽22の底部側に後処理空間形成部材40を設け、造形槽22内につながる後処理空間41を形成している。
造形槽22内に昇降可能に配置された造形ステージ24は、造形槽22から下降して後処理空間41内に移動可能に配置されている。
ここで、後処理空間形成部材40には、造形ステージ24が嵌り込む底部開口部40aが形成されている。造形ステージ24が後処理空間形成部材40の底部開口部40aに嵌り込むことで、後処理空間41はほぼ閉じた空間となる。
後処理空間41内には、立体造形物300に対し粉体20を含む気流403を噴き出す噴射手段401が配置されている。
次に、本実施形態における立体造形物の全体的な造形プロセスについて図12のフロー図も参照して説明する。
前述したように、粉体層の形成と造形液の吐出によってすべての層の造形が完了したときには、造形ステージ24は図11(a)の造形位置から図11(b)に示すように、後処理空間41に移動し、後処理空間形成部材40の底部開口部40aに嵌り込む。
そこで、図11(b)に示すように、噴射手段401によって粉体20を含む気流403を吹き付けて、立体造形物300から未固化粉体を除去する粉体除去処理を行う。なお、図11(b)は立体造形物300の周囲の未固化の粉体20を気流403で吹き飛ばした後の状態で、立体造形物300の内部空間の未固化の粉体20を吹き飛ばしている状態の説明図である。その後、焼結処理を行って立体造形物を焼結し、完成物を得る。
このように構成したので、造形終了後、造形槽22内で未固化の粉体20に埋まった状態の立体造形物300を、造形ステージ24の下方への移動により、装置周囲に粉体20を飛散させることなく、後処理空間41へと移動することができる。
そして、後処理空間41内で立体造形物300から未固化の粉体20の除去を行うことで、装置周囲に粉体20を飛散させることなく、除去作業を行うことが可能となる。
この場合、未固化の粉体20の除去は、噴射手段401から粉体20以外のブラスト材を含む気流を噴射することによって行うこともできるが、粉体20を使用することで異物の混入がなく、一度使用した粉体を容易に再利用することができる。
また、造形槽22の容積に対し後処理空間41の容積を大きくすることにより、未固化の粉体20を除去するときに良好な作業性を確保でき、また、後処理空間41の上部41aから装置外への粉体排出を防止する効果もある。
次に、本発明の第6実施形態について図13を参照して説明する。図13は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、造形槽22の開口を開閉するカバー部材44を設けている。
このように構成したので、造形終了後、未固化の粉体除去を行うとき、造形槽22の開口部をカバー部材44により閉じることができる。
これにより、未固化の粉体除去を行うときに粉体20が装置の周囲に飛散することを確実に防止できる。
また、カバー部材44を透明部材とすることにより、未固化の粉体を除去する作業を行うときの視認性を確保することができる。
次に、本発明の第7実施形態について図14を参照して説明する。図14は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、造形槽22と後処理空間41との間を開閉する仕切り部材45を設けている。仕切り部材45は例えば軸45aで回転可能に支持されている。
このように構成しても、未固化の粉体除去を行うときに、仕切り部材45によって造形槽22と後処理空間41との間を仕切ることができるので、粉体20が装置の周囲に飛散することを確実に防止できる。
また、仕切り部材45を透明部材とすることにより、未固化の粉体を除去する作業を行うときの視認性を確保することができる。
次に、本発明の第8実施形態について図15を参照して説明する。図15は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、造形ステージ24の軸部24aのみを後処理空間形成部材40の底部に貫通させ、軸部24aと後処理空間形成部材40との間にクリアランスはシール部材46にて封止している。シール部材46は、例えば発泡ポリウレタンを用いることで、密閉性と移動性を両立させることができる。
また、後処理空間41内に通じる粉体回収路47を設け、粉体回収路47にはポンプ48を配置している。
このように構成したので、図15(a)に示すように造形が終了した後、図15(b)に示すように、造形ステージ24を後処理空間41へ移動させる。なお、図15(b)は造形ステージ24を下げたときの状態であり、噴射手段401から気流を吹き付ける前の状態を説明している。
このとき、シール部材46にて未固化の粉体20が後処理空間41の底部と造形ステージ24の軸部24aのクリアランスから排出されてしまうことを防止できる。
そして、噴射手段401から気流を立体造形物300に吹き付けて未固化の粉体20を除去する。このとき、ポンプ48を駆動して、粉体回収路47に矢印で示す気流の流れを発生させて、立体造形物300から吹き飛ばされて除去された粉体20を粉体回収路47を通じて回収する。
なお、造形ステージ24と後処理空間形成部材40との間を蛇腹部材で連結しても、造形ステージ24の移動性を確保しつつ、未固化の粉体20が後処理空間41の底部と造形ステージ24の軸部24aのクリアランスから排出されてしまうことを防止できる。
次に、本発明の第9実施形態について図16を参照して説明する。図16は同実施形態の説明に供する模式的説明図である。
本実施形態では、粉体20を貯留する貯留手段である貯留・回収タンク441を備えている。貯留・回収タンク441と噴射手段401とは、粉体供給手段である粉体供給路442でつながれ、貯留・回収タンク441の粉体20が噴射手段401に導かれる。
そして、粉体供給路442には、噴射手段401のノズルから噴き出される粉体20を含む気流を発生させる気流発生手段としてのポンプ443を有している。
また、噴射手段401と立体造形物300を挟んで反対側に、つまり、粉体20を含む気流を吹き付ける側と反対側に配置可能で、立体造形物300から除去される粉体20を吸引する手段である吸引部材(吸引ノズル)444を備えている。
吸引部材444は、粉体回収路445を介してポンプ48に接続されている。そして、ポンプ48は粉体回収路446を介して貯留・回収タンク441に接続されている。
このように構成したので、立体造形物300から未固化の粉体20を除去するときには、噴射手段401に対してポンプ443により貯留・回収タンク441から粉体20を供給して噴射させる。一方、ポンプ48を駆動して、粉体回収路47及び吸引部材444を通じて粉体20を吸引回収し、回収した粉体20は粉体回収路446を通じて貯留・回収タンク441に戻される。
このように、立体造形物300が貫通部を有する形状などの場合に未固化の粉体20や噴射手段401により噴射する粉体20の飛散を防止することが可能となり、噴射する粉体20を効率よく循環させることも可能となる。また、噴射手段401及び吸引部材444を後処理空間41内で自由に移動可能な構成とすることで、良好な作業性を得ることができる。
1 造形部
5 造形ユニット
10 造形液
12 平坦化ローラ(平坦化手段、回転体)
20 粉体
21 供給槽
22 造形槽
23 供給ステージ
24 造形ステージ
30 造形層
31 粉体層
40 後処理空間形成部材
41 後処理空間
50 液体吐出ユニット
52 液体吐出ヘッド
300 立体造形物
401 噴射手段
441 貯留・回収タンク
461、464 吸引部材

Claims (10)

  1. 粉体を結合した層状造形物を積層して形成された立体造形物に付着している未結合の前記粉体を除去する立体造形物の粉体除去装置であって、
    前記立体造形物に対して前記粉体を含む気流を吹き付ける手段を備えている
    ことを特徴とする立体造形物の粉体除去装置。
  2. 前記粉体を含む気流を噴き出す噴射手段と、
    前記粉体を貯留する貯留手段と、
    前記貯留手段の前記粉体を前記噴射手段に導く粉体供給手段と、
    前記粉体供給手段内に前記噴射手段から噴き出される気流を発生させる気流発生手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の粉体除去装置。
  3. 前記粉体を含む気流を噴き出す噴射手段と、
    前記粉体を層状に形成するときに発生する余剰な前記粉体を前記噴射手段に導く粉体供給手段と、
    前記粉体供給手段内に前記噴射手段から噴き出される気流を発生させる気流発生手段と、を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の粉体除去装置。
  4. 前記粉体を含む気流を吹き付ける側と反対側に配置可能で、前記立体造形物から除去される前記粉体を吸引する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の粉体除去装置。
  5. 前記粉体を含む気流を吹き付ける側と同じ側に配置可能で、前記立体造形物から跳ね返る前記粉体を吸引する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の粉体除去装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の粉体除去装置を備えていることを特徴とする立体造形装置。
  7. 請求項1に記載の粉体除去装置と、
    前記立体造形物が造形される造形槽と、
    前記造形槽内を昇降可能で、前記層状造形物が積層される造形ステージと、を備え、
    前記粉体除去装置は、前記造形槽の底部側に配置されて前記造形槽内につながる後処理空間を有し、
    前記造形ステージは、前記造形槽内から下降して前記後処理空間まで移動可能であり、
    前記粉体を含む気流を吹き付ける手段は、前記後処理空間内に下降された前記造形ステージ上の前記立体造形物に向けて前記粉体を含む気流を吹き付ける
    ことを特徴とする立体造形装置。
  8. 前記造形槽の開口を開閉するカバー部材を備えている
    ことを特徴とする請求項7に記載の立体造形装置。
  9. 前記造形槽内と前記後処理空間との間を開閉する仕切り部材を備えている
    ことを特徴とする請求項7に記載の立体造形装置。
  10. 粉体を結合した層状造形物を積層して形成された立体造形物に付着している未結合の前記粉体を除去する立体造形物の粉体除去方法であって、
    前記立体造形物に対して前記粉体を含む気流を吹き付ける
    ことを特徴とする立体造形物の粉体除去方法。
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