JP2016152935A - 肘置部材、立ち上がり補助器具および自立歩行支援装置 - Google Patents

肘置部材、立ち上がり補助器具および自立歩行支援装置 Download PDF

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義彦 津嶋
Yoshihiko Tsushima
義彦 津嶋
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【課題】構造簡素、低コストにて、利用者の起立・着座動作を適切に補助することが可能な立ち上がり補助器を提供する。【解決手段】肘置部11と、この肘置部11の前方に位置するグリップ部2とを備え、グリップ部2の近傍を基点として肘置部11を、略水平な通常使用位置と、この通常使用位置から上載荷重を受けることによって弾性力に抗して所定角度まで沈み込む起立補助位置との間で回動(回転)可能とした。また、ベース部33のベース脚33aには手摺り38が立設してある。【選択図】図1

Description

本発明は、医療施設や福祉施設等において特に好適に利用可能な肘置部材、立ち上がり補助器具および自立歩行支援装置に関するものである。
従来より、高齢者やリハビリを必要とする人のために、肘置きを備えた歩行器(例えば、特許文献1参照)が知られている。
このものは、歩行器本体の下部に設けられて回転軸の方向が可変である車輪と、歩行器本体の上部に左右にそれぞれ固定して設けられた略水平の肘置台とを備え、左右の肘置台は前方に延出し、その間隔が前方に向かって狭くなった後、前端側において接続部で接続されて一体となっている。
利用の際は、左右の肘置台と接続部とに臨む位置に形成される凹部に利用者が身体を入れ、左右の肘置台に肘を置き、接続部に手を掛けた状態で、体重を預けて移動することができる。
特開2005−118154号公報
しかしながら、かかる歩行器において、自力で立ち上がれない人については、着座姿勢から歩行器を利用できる起立姿勢に移るまで、介助者が介助することが不可欠である。
このような立ち上がりを補助する機能を備えたものとして、例えば特開平8−215250号公報に示されるものも知られている。このものは、利用者側に開く凹部を有する肘置部材を有するように構成されている。
しかし、このような歩行器は肘ひいては腕がブレるような不安感におそわれがちである。
本発明は、これらの課題を有効に解決することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の肘置部材は、略水平な通常使用位置にある左右の肘置部に利用者が肘を置き体重を預けて移動することができる器具に備えられるものであって、前記肘置部には土手部分が形成してあることを特徴とする。また本発明の立ち上がり補助器具は、斯かる肘置部材を備えてなることを特徴とする。
このような構成により肘置部に土手部分が形成してあるため、肘ひいては腕がブレることが規制されて、肘の支点が固定されたより好ましい状態となる。
そして、前記土手部分が、外周部分と内周部分に上方に盛り上がって形成されていることが望ましい。更に、前記肘置部の外周部分と内周部分に形成されていることが好ましい。また、前記肘置部が、左右の間隔が前方に向かって狭くなった後、前端側において接続され利用者側に開く凹部を構成していることが望ましい。さらに、芯材の周囲を汚損し難く水を弾き易い素材からなる表面材で覆った構造をなすことが望ましい。
そして肘置部材は、上面には表面材の縫目が存在しない加工がしてあることが好ましい。
移動自在で、任意の位置において着座・起立を容易に行うことを可能にし、しかも簡素かつ極めて使い勝手の良好な自立歩行支援装置を構成するためには、キャスタに支持され利用者が進入可能な凹部を有するベース部と、このベース部の前方から立ち上がる起立部とを有する装置本体の起立部に、立ち上がり補助器具を構成する肘置部を取り付けることが好適である。
以上説明した本発明によれば、構造簡素、低コストにて、利用者の起立・着座動作、歩行動作を適切に補助し、利用者や介助者の負担を軽減することが可能な肘置部材、立ち上がり補助器具及び自立歩行支援装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自立歩行支援装置の斜視図。 図1の要部を背面側からみた部分分解斜視図。 同自立歩行支援装置を構成する立ち上がり補助器具の平面図。 同側面図。 同正面図。 同背面図。 同作用説明図。 同作用説明図。 本発明の変形例を示す部分平面図。 同部分斜視図。 同作用説明図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の立ち上がり補助器具Aを組み込んだ自立歩行支援装置Bを示しており、図2は図1の要部を背面側からみた分解斜視図、図3〜図6は主として立ち上がり補助具Aを示している。図7および図8は使用時の作用説明図である。立ち上がり補助器具Aは、前後方向に延出する一対の肘置部11、11と、これらの肘置部1、1の前方に位置するグリップ部2とを備えている。
肘置部11、11は左右の間隔が前方に向かって狭くなった後、前端側において接続部12で接続され、全体が一体となって、利用者側に開く凹部S1を有する肘置部材1を構成している。この肘置部材1は、図示しない芯材の周囲を汚損し難く水を弾き易い素材(例えばレザー)からなる表面材1aで覆った構造をなす。表面材1aには一定のクッション性が持たせてあり、肘置部材1の周縁すなわち外周部分と内周部分には上方に盛り上がって土手部分1bが形成され、肘置部材1の上面には表面材1aの縫目が存在しない加工がしてある。また前記外周の土手部分と前記内周の土手部分との間が平坦に形成されている。
グリップ部2は、パイプ材21に滑り止め部材22を被せて構成される。パイプ材21は基端を肘置部材1の下面に固定され、先端側が肘置部11と接続部12の境界付近から上側方に立ち上がって、肘置部材1の上面よりも高い位置でつながっているもので、滑り止め部材22はパイプ部材21のうち少なくとも肘置部材1の上面よりも高位置となる領域に被せられている。滑り止め部材22はウレタン等により構成されている。
肘置部材1の下面には、頂板13aおよび左右の側板13bよりなる下向きチャネル状の可動ブラケット13と、この可動ブラケット13の側板13bに基端を固定され先端が肘置部11に沿って延びるパイプ材製の肘置サポート部14とが設けられ、肘置部材1はこれら可動ブラケット13と肘置サポート部14に支持されている。
一方、自立歩行支援装置Bは、キャスタ31、32に支持されたベース部33から起立部34を立ち上げた構成の装置本体3に、前記立ち上がり補助器具Aを組み込んだものである。
装置本体3のベース部33は、前後方向に延出する一対のベース脚33a、33aと、これらのベース脚33a、33aの前端側を接続するベース脚間連結部33bとをパイプ材により一連一体に形成して、利用者側に開く凹部S2を内側に設けたもので、ベース脚間連結部33bの左右両端に形成した前方持ち出し部と、ベース脚33aの後端部とが、前キャスタ31及び後キャスタ32によって支持されている。前キャスタ31は首振り式のもの、後キャスタ32は固定式のもので、前キャスタ31には回転をロックするロック機能が備わっており、前キャスタ31に比して後キャスタ32には小径のものが用いられている。後キャスタ32はベース脚33aの後端側領域ともどもベッド下に進入できる程度に嵩の低い寸法に設定されている。
起立部34はパイプ材よりなる支柱状のもので、基端を取付用ブラケット34aを介してベース脚間連結部33bの中央部2箇所に固定され、上端側ほど利用者に近づくように若干後傾ぎみに傾斜させてある。そして、起立部34の上端に、肘置部材1を支える肘受け35を取り付けている。肘受け35は、底板36aおよび一対の側板36bよりなる上向きチャネル状の固定ブラケット36と、この固定ブラケット36の底板36a上に設けた反力機構37とから構成されている。反力機構37は、縦横複数列に立設された複数のバネ挿着部37aと、基端をバネ挿着部37aに挿入した状態で立設される弾性体たるコイルバネ37bとを備え、固定ブラケット36に対してコイルバネ37bをどの位置にいくつ配置するかによって反力調整が可能となっている。また、ベース部33のベース脚33aには手摺り38が立設してある。この手摺り38は、ベース脚33から起立する縦カン38aと、この縦カン38aの上端に支持されたコ字形の横カン38bとからなり、横カン38bの中央部と前述した起立部34とを接合して装置本体3の全体としての強度を確保しているもので、手摺38の内側は利用者側に開く凹部S3を形成している。
しかして本実施形態は、前記固定ブラケット36の側板36bの外側に前記可動ブラケット13の側板13bが位置するように固定ブラケット36に可動ブラケット13を被せ、グリップ部2に近い位置において固定ブラケット36の側板36bと可動ブラケット13の側板13bとを横軸4によって連結している。これにより肘置部材1は、可動ブラケット13の頂板13aの下面をコイルバネ37bの上端に支持される関係となり、肘置部11は、図4に示すように上載荷重を受けていないときの略水平な通常使用位置11Pと、この通常使用位置11Pから上載荷重を受けることによってコイルバネ37bを圧縮しながら所定角度まで沈み込む起立補助位置11Qとの間で回動可能とされる。固定ブラケット36の側板36bの上縁は傾斜しており、肘置部11が所定角度まで沈み込むと、可動ブラケット13の頂板13aが固定ブラケット36の側板36bの上縁に突き当たり、それ以上の沈み込みが禁止される。逆に、肘置部11を上方へ持ち上げると、図4に示すように肘置部材1の重心が横軸4の軸心を超えた退避位置11Rまで回転し、可動ブラケット13の頂板13aが固定ブラケット36の側板36bの後縁に干渉したときに肘置部11が停止することで、反力調整がし易いようになっている。通常使用位置11Pにあるときの肘置部11は、平均的な体格の利用者が起立姿勢で利用し易い高さ位置に設定されている。勿論、起立部34を伸縮可能にして利用者に応じた高さ調整機能をもたせても構わない。
さらに本実施形態は、図1の肘置部11の背面側を表わした図2に示されるように、肘置部11の近傍、具体的には肘受け部35の一部に、肘置部11の回転を選択的に禁止するための操作部51を備えている。この操作部51はロック軸52とともにロック機構5(図2以外の図面では図示を省略)を構成するもので、ロック軸52は固定ブラケット36の一方の側板36bとこれに対向する位置に設けた一対の中間板36cとを貫通して回転可能とされ、操作部51はこのロック軸52から前方(反利用者側)へ突出するように当該ロック軸52と一体に設けられている。可動ブラケット13の一方の側板13bにおける前記ロック軸52に対応する位置には、規制孔13cが設けられており、肘置部11が図4に示す通常使用位置11Aにあるときに操作部51を操作してロック軸52を規制孔13cに差し込むことで可動ブラケット13ひいては肘置部材1の回転が禁止され、操作部51を操作してロック軸52を規制孔13cから抜き取ることで肘置部材1の回転が許容されるように構成してある。
加えて本実施形態は、図7及び図8に示すように、肘置部11の下方位置に膝当て部6を更に備えている。膝当て部6は、装置本体3の一部、この実施形態では手摺り38の横カン38bに固定されるもので、利用者側に仰角となる姿勢で配された基材61にクッション材62を貼りつけて構成されている。この膝当て部6は、適宜の構造によって装置本体3上の邪魔にならない位置に収納できる構造にしてもよい。
なお、最終的には図4及び図5に示すように、固定ブラケット36と可動ブラケット13を横軸4を内包するようなカバー7を肘置部材1と起立部34との間に設けておくことが好ましい。この場合、操作部51はカバー7から突出させて操作と干渉しない状態で設けておくようにする。
以上のように構成される本実施形態の自立歩行支援装置Bは、利用者が通常使用位置11Pにある左右の肘置部11に肘を置き、グリップ部2を手で掴んだ状態で、体重を預けて移動することができる。そして立ち上がり補助器具Bは、肘置部11と、この肘置部11の前方に位置するグリップ部2とを備え、グリップ部2の近傍を基点として肘置部11を、略水平な通常使用位置11Pと、この通常使用位置11Pから上載荷重を受けることによって弾性力に抗して所定角度まで沈み込む起立補助位置11Qとの間で回動(回転)可能な立ち上がり補助器具Aを構成したため、図7に示す着座姿勢にある利用者Cがグリップ部2に手を伸ばすことで肘置部11が起立補助位置11Qまで柔軟に沈み込み、利用者が傾斜した肘置部11に肘をついてグリップ2を引き寄せながら肘を支点にして図8に示す起立姿勢にまで自然な態勢で楽に立ち上がることができる。その際、肘置部11の回動基点がグリップ部2の近傍にあるため、肘置部11越しにグリップ部2を握ろうとした際に肘置部11が回動しても、肘置部11上で肘の位置ズレが生じ難く、安定して起立動作に入ることができる。そして、立ち上がった後は肘置部11に弾性復元力が働くため、肘置部11は通常使用位置11Pに適切に復帰することができる。また、固定されたグリップ部2を引き寄せるようにして立ち上がるため、前に倒れるような感覚もなく、安心感も得ることができる。さらに、この立ち上がり補助装置Aに対して逆の使い方をすれば、利用者Cが図8に示す起立姿勢から図7に示す着座姿勢に変更する際に傾斜に弾性があるため利用者Cの肩への負担(骨粗しょう症による骨折や脱臼等)も軽減でき、着座補助装置としても有効に利用することができる。勿論、介助者が起立・着座動作を介助するにしても、従来に比べて介助者に掛かる負担を大幅に軽減することができる。
以上において、特に本実施形態の肘置部11にはクッション性がもたせてあり、外周部分と内周部分に土手部分1bが形成してあるため、肘ひいては腕がブレることが規制されて、肘の支点が固定されたより好ましい状態となる。加えて、グリップ部2が肘置部11に肘を置いた際に前腕部の延長線上に位置するため、掴みやすく、力の入れ易いものとなる。
また、この実施形態では反力機構37を構成するコイルスプリング37bのセット位置や数によって利用者の体格や体力に応じて弾性力の調整が可能である。
さらに本実施形態は、肘置部11の下側方に手摺り38も設けられているため、手摺り38を掴んで起立・着座することもでき、起立しながら途中で肘置部11に前腕部を伸ばしてグリップ2を掴む動作、或いはその逆の動作を行うといった多様な使い方も可能である。
そして本実施形態は、通常使用位置11Pにある肘置部11の近傍に、当該肘置部11の回転を選択的に禁止するためのロック機構5の操作部51を更に備えているため、起立の完了した利用者や介助者が操作部51をロック方向に操作することで肘置部11に安定して身体を預けて移動できる状態にすることができ、逆に、利用者や介助者が操作部51を操作することで簡単に着座を補助される状態に切り替えることができる。
さらに、肘置部11の下方位置に膝当て部6を備えているので、着座姿勢にある利用者の膝を膝当て部6に突き当てた状態でグリップ部2を引き寄せれば、理学療法的に膝に掛かる負担を軽減してより立ち上がり易い状態を実現することができる。
そして、以上のような立ち上がり補助器具Aに対して、キャスタ31、32に支持され利用者が進入可能な凹部S2を有するベース部33と、このベース部33の前方から立ち上がる起立部34とを有する装置本体3のその起立部34に、立ち上がり補助器具Aを構成する肘置部11とグリップ部2とを取り付けて自立歩行支援装置を構成しているので、移動自在で、任意の位置において着座起立を容易に行うことが可能な使い勝手のよい自立歩行支援装置Bを簡素に構成することが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、反力機構はスプリングを用いたものに限らず、ゴムやダンパー等、他の弾性・伸縮機能のものを採用することも可能である。
また、上記実施形態では肘置部が横軸を支点とする回転動作を行うように構成したが、肘置部が沈み込むにつれて利用者側に移動するような動作を行うように構成しても構わない。
さらに、上記実施形態ではロック機構の操作部を前方(利用者とは反対側)に突出させて設けたが、利用者側に突出させて設けてもよいし、ロック機構の操作部は肘置部側に設けても構わない。
図9〜図11はロック機構の変形例を示すものである。このロック機構105は、前記実施形態の肘受け35を構成する固定ブラケット36側において左右に配置した第1、第2リンクメンバ152、153と、先端近傍に設けた鉛直軸151aに回転可能に取り付けられた操作部151とを備えている。操作部151は鉛直軸151aよりも後端側を長孔及びピンからなる係合部154を介して第1リンクメンバ152に連結され、鉛直軸151aよりも前端側を長孔及びピンからなる係合部155を介して第2リンクメンバ153に連結され、操作端151bを後方(利用者側)に突出させたものである。両リンクメンバ152、153の外方端には上方に向かって起立する起立部152a、153aが設けられている。
そして、操作部151を図9及び図10に示すロック位置に操作したときに、両リンクメンバ152、153の起立部152a、153aが可動ブラケット13の側縁13bの下面側に位置し、可動ブラケット13が回転しようとしても下から突き上げる状態で可動ブラケット13の回転を規制する一方、操作部151を図11に示すロック解除位置に操作したときに、両リンクメンバ152、153の起立部152a、153aが可動ブラケット13の側板13bの下面から退避して内側に移動し、可動ブラケット13の回転を許容するようになっている。
このように構成することで、利用者や介助者がロック/ロック解除の切り替えをより平易かつ確実に行うことができる。図中156、157はリンクメンバ152、153のスライドガイドである。ロック位置/ロック解除位置で操作部151を仮固定する適宜の構造が採用されてもよい。
また、装置本体や肘置部材の具体的な構成は上記以外の適宜の態様をとることができる。
さらにまた、上記実施形態は立ち上がり補助器具を装置本体に組み込んで自立歩行支援装置を構成したが、例えばベッド等の傍らに肘置部およびグリップ部を取り付けて立ち上がり補助器具を構成しても構わない。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
2…グリップ部
3…装置本体
5…ロック機構
6…膝当て部
11…肘置部
11P…通常使用位置
11Q…起立補助位置
31、32…キャスタ
34…起立部
51…操作部
A…立ち上がり補助器具
B…自立歩行支援装置
S2…凹部

Claims (8)

  1. 略水平な通常使用位置にある左右の肘置部に利用者が肘を置き体重を預けて移動することができる器具に備えられるものであって、
    前記肘置部には土手部分が形成してあることを特徴とする肘置部材。
  2. 前記土手部分が、前記肘置部の外周部分と内周部分に形成されている請求項1記載の肘置部材。
  3. 前記外周の土手部分と前記内周の土手部分との間が平坦に形成されている請求項2記載の肘置部材。
  4. 前記肘置部が、左右の間隔が前方に向かって狭くなった後、前端側において接続され利用者側に開く凹部を構成している請求項1〜3の何れかに記載の肘置部材。
  5. 芯材の周囲を汚損し難く水を弾き易い素材からなる表面材で覆った構造をなす請求項1〜4の何れかに記載の肘置部材。
  6. 上面には表面材の縫目が存在しない加工がしてある請求項1〜5の何れかに記載の肘置部材。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の肘置部材を備えてなることを特徴とする立ち上がり補助器具。
  8. 請求項7記載の立ち上がり補助器具を組み込んだものであって、キャスタに支持され利用者が進入可能な凹部を有するベース部と、このベース部の前方から立ち上がる起立部とを有する装置本体の前記起立部に、前記立ち上がり補助器具を構成する肘置部を取り付けていることを特徴とする自立歩行支援装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007007195A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Paramount Bed Co Ltd 歩行補助器

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