JP2016151548A - 路線検索装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】出発駅から到着駅までの経路において、屋外で乗り換えが発生する経路が複数検索された場合においても、外気に晒される時間のより少ない経路を優先して提供する。【解決手段】路線検索装置は、検索実行の命令を受けると、「出発駅」及び「到着駅」が設定されていることを前提に、路線経路検索部108により経路を検索する。路線経路検索部108により検索した経路のうち乗り換えが発生する経路があることを確認すると、その経路に関して乗換時間算出部113により屋外乗換時間を算出する。ソート処理部114により、検索された経路に関して、乗換の回数及び屋外乗換時間(=屋外移動時間+屋外待機時間)に応じて表示優先順序を設定し、並べ替え処理を実行する。表示制御部115により表示(提供)対象とする経路を選択する。【選択図】図2

Description

本発明は、出発駅から到着駅までの路線を検索する路線検索装置及びプログラムに関する。
従来より、PC(Personal Computer)、携帯情報端末等のユーザ端末において出発駅及び到着駅が指定されると、出発駅から到着駅までの路線を検索し、その検索した路線結果をユーザ端末に提供する路線検索装置(路線検索用のアプリケーションプログラムがインストールされた情報処理装置(サーバ))が知られている。
このような路線検索装置には、例えば、出発駅から到着駅までの所要時間が最短になる経路を提供するもの、出発駅から到着駅までの乗車料金(運賃)が最安になる経路を提供するもの等がある。
また、特許文献1には、天気に応じて受ける影響を考慮して、路線を検索する路線検索装置が記載されている。
この路線検索装置は、雨天時に雨の影響を受けない移動経路を優先する雨回避モードを備えており、ユーザが当該モードを選択して路線を検索すると、屋外の徒歩移動を含まない経路を優先的に選択して、ユーザに提供するものである。
但し、特許文献1に記載の路線検索装置では、移動経路が屋外になる場合に、その屋外における移動時間(屋外移動時間)の算出、検索された経路が複数ある場合に屋外移動時間の長さに基づく経路の表示優先順序、また乗り換え対象となる駅のホームが屋外にある場合に電車が到着するまでの待機時間(屋外待機時間)等、乗り換えが屋外になるときの諸状況については考慮していない。
そのため、特許文献1に記載の路線検索装置では、出発駅から到着駅までの経路において屋外で乗り換えが発生する経路が複数検索された場合において、屋外における乗換時間のより少ない経路、即ち、風雨に晒される時間がより少なく、夏季や冬季に外気の温度の影響を可能な限り回避することができる路線結果を優先して表示(提供)することができない。
特開2009−58468号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、出発駅から到着駅までの経路において屋外で乗り換えが発生する経路が複数検索された場合においても、外気に晒される時間のより少ない経路を優先して提供することである。
本発明は、路線情報を記憶する路線情報記憶手段と、前記路線情報記憶手段に記憶された路線情報から路線経路を検索する路線経路検索手段と、前記路線経路検索手段により検索された路線経路に乗り換えが有る場合に、屋外乗換時間を算出する屋外乗換時間算出手段と、前記屋外乗換時間算出手段により算出された屋外乗換時間に応じて表示優先順序を設定する表示優先順序設定手段と、前記表示優先順序設定手段により設定された表示優先順序に基づき、表示対象とする路線結果を決定する表示対象決定手段と、を有する路線検索装置に関する。
本発明の路線検索装置によれば、出発駅から到着駅までの経路において屋外で乗り換えが発生する経路が複数検索された場合においても、外気に晒される時間のより少ない経路を優先して提供することができる。
本発明の実施形態に係る路線検索装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る路線検索装置の機能ブロック図である。 ユーザ端末における路線検索の入力画面を示す図である。 路線経路検索部により検索した路線検索結果に対して、ソート処理部によりソート処理を実行した結果を示す図である。 ユーザ端末における路線検索結果の表示画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る路線検索装置の路線検索及び表示制御に関する処理の手順を示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る路線検索装置10の概略ブロック図である。
路線検索装置10は、図1に示すように、基地局20及び公衆通信ネットワーク30、又は公衆通信ネットワーク30を介して、ユーザ端末40(例えば、携帯情報端末50、PC(Personal Computer)60)に接続される。
路線検索装置10は、情報処理装置であり、ユーザ端末40において「出発駅」、「到着駅」等が入力されると、ユーザにより設定された条件下で、乗り換えのない路線、また乗り換えがある場合であっても屋内の経路(ルート)で乗り換えることが可能な路線を優先して、ユーザ端末40に提供する。
また、路線検索装置10は、乗り換えが屋外である経路が複数、検索された場合、屋外乗換時間の短い経路(路線結果)を優先して、ユーザ端末40に提供する。
なお、ここで、屋内とは、外気に晒されることがない環境のことを云い、例えば、建物内、また地下通路等である。
基地局20は、路線検索装置10から提供される路線検索結果を、ブロードバンド回線等の所定の公衆通信ネットワーク30を介して、基地局20の通信可能なエリア内に位置するユーザ端末40に送信する。
ユーザ端末40は、携帯情報端末50、PC60等であり、「出発駅」、「到着駅」、「日時」等、路線検索を実行する上で必要とされる設定を、路線検索装置10に送信する。
また、ユーザ端末40は、路線検索装置10から提供される路線検索結果を受信し、ユーザ端末40の表示部に表示する。
なお、ユーザ端末40における各種項目の入力(設定)については図3、またユーザ端末40に表示される路線検索結果については図5を用いて後述する。
携帯情報端末50は、携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレットPC等であり、例えば、ユーザが外出先で路線を検索するときに用いる通信媒体として例示するものである。
また、PC60は、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ等であり、例えば、ユーザが在宅時に路線を検索するときに用いる通信媒体として例示するものである。
次に、路線検索装置10の機能構成について、図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る路線検索装置10の機能ブロック図である。
通信部101は、例えば、第3世代移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の通信規格に対応する通信手段であり、ユーザ端末40との通信処理を実行する。
通信制御部102は、路線検索を実行する上で必要とされる設定の受信に関する制御、また路線検索結果の送信に関する制御を実行する。
設定情報取得部103は、路線検索を実行する上で必要とされる設定を情報として取得する。
具体的には、「出発駅」、「到着駅」、「日時」、「優先指定」、「表示件数」、「最大許容所要時間」、「最大許容料金」、「歩行速度」等を取得する。
時刻情報取得部104は、現在時刻を取得する。
路線情報記憶部105は、出発駅から到着駅までに利用する路線(鉄道)を検索する上で必要とされる路線情報を記憶する。
路線情報として、例えば、「路線図」、「路線名」、「駅名」、「時刻表」、「料金表(運賃表)」、「乗り換えが可能な駅名」等が記憶される。
地図情報記憶部106は、各駅の周辺地図を、平面地図及び立体地図として記憶する。なお、立体地図には、「建物」、「エレベータ」、「エスカレータ」、「階段」、「地下通路」等の地図情報も含まれる。
駅設備情報記憶部107は、「駅構内地図」、「ホームの位置(即ち、ホームが屋外又は屋内のいずれに位置するか)」、「待合室の有無」、「待合室がホームにある場合、ホームにおける待合室の位置」等に関する情報を記憶する。
なお、駅設備情報記憶部107は本発明の屋内待機設備情報記憶手段に対応し、また待合室は本発明の屋内待機設備の一例である。
路線経路検索部108は、設定情報取得部103により取得された「出発駅」及び「到着駅」に従って、路線情報記憶部105に記憶された路線情報から、路線を検索する。
路線経路検索部108は、検索した路線に乗り換えがない場合、設定情報取得部103により取得された「日時」及び路線情報記憶部105に記憶された「時刻表」から出発時刻又は到着時刻を、また路線情報記憶部105に記憶された「料金表」から乗車料金を算出し、路線検索結果を情報として生成する。
路線経路検索部108は、検索した路線に乗り換えがある場合、設定情報取得部103により取得された「日時」、路線情報記憶部105に記憶された「時刻表」、及び乗換時間算出部113により算出された乗換時間から出発時刻又は到着時刻、及び乗換時刻を、また路線情報記憶部105に記憶された「料金表」から乗車料金を算出し、路線検索結果を情報として生成する。
なお、検索した経路に乗り換えがある場合、路線経路検索部108は、生成した路線検索結果に、移動時間算出部111により算出された屋外移動時間、待機時間算出部112により算出された屋外待機時間、乗換時間算出部113により算出された屋外乗換時間、及び駅設備情報取得部110により取得された待合室に関する情報をマージする。
乗換経路検索部109は、路線経路検索部108により検索された路線から乗り換えが有ることを確認すると、地図情報記憶部106に記憶された地図情報及び駅設備情報記憶部107に記憶された駅構内地図を参照し、乗換経路を検索する。
また、乗換経路検索部109は、その検索した乗換経路の経路距離を算出する。
さらに、乗換経路検索部109は、その検索した乗換経路の部分々々に関して、屋内又は屋外のいずれに位置しているかをマーキングし、屋外としてマーキングした距離の総計(以後、屋外経路距離とも云う)も同時に算出する。
駅設備情報取得部110は、路線経路検索部108により検索された路線から乗り換えが有ることを確認すると、駅設備情報記憶部107から乗換対象となる駅の設備情報を取得する。
具体的には、待合室の有無、待合室のホームにおける位置を情報として取得する。
移動時間算出部111は、乗換経路検索部109により算出された経路距離を設定情報取得部103により取得された歩行速度で除算することで移動時間を算出する。
また、移動時間算出部111は、乗換経路検索部109により算出された屋外経路距離を設定情報取得部103により取得された歩行速度で除算することで屋外移動時間についても算出する。
待機時間算出部112は、路線情報記憶部105に記憶された「時刻表」、及び移動時間算出部111により算出した移動時間から、待機時間を算出する。
また、待機時間算出部112は、路線情報記憶部105に記憶された「時刻表」、移動時間算出部111により算出した移動時間、及び乗換対象となる駅の設備情報(即ち、「ホームの位置」、「待合室の有無」に関する情報)から、屋外待機時間についても算出する。
乗換時間算出部113は、路線情報記憶部105に記憶された「時刻表」及び移動時間算出部111により算出した移動時間から、乗換時間を算出する。
また、乗換時間算出部113は、移動時間算出部111と待機時間算出部112を有し、移動時間算出部111により算出した屋外移動時間と待機時間算出部112により算出した屋外待機時間を加算することで、屋外乗換時間を算出する。
ソート処理部114は、本発明の表示優先順序設定手段に対応し、路線経路検索部108において検索された路線を、乗り換えの有無、乗り換え(即ち、乗換経路及びホーム)が屋内であるか否か、屋外乗換時間、優先指定等に従って、表示優先順序を設定し、ソート処理を実行する。
表示制御部115は、路線経路検索部108により生成した路線検索結果から、設定情報取得部103により取得した「表示件数」、「最大許容所要時間」、「最大許容料金」等に従って、表示対象とする(即ち、ユーザ端末40に提供する)経路を選択する。
なお、以上の各部のうち、通信制御部102、設定情報取得部103、時刻情報取得部104、路線経路検索部108、乗換経路検索部109、駅設備情報取得部110、移動時間算出部111、待機時間算出部112、乗換時間算出部113、ソート処理部114、表示制御部115は、路線検索装置10のコンピュータにプログラムを読み取らせることにより生成される機能実現手段である。
図3は、ユーザ端末40における路線検索の入力画面を示す図である。
図3の路線検索の入力画面において、「出発駅」は出発地の情報を入力する領域であり、また「到着駅」は目的地の情報を入力する領域である。
「出発駅」及び「到着駅」はいずれも入力必須項目であり、いずれか一方又は双方が入力されていない状態で「検索」が実行されると、路線検索装置10はエラーメッセージを表示する。
なお、図3では、「出発駅」に「K駅」、「到着駅」に「R駅」が入力されている例を示している。
「日時」は、出発予定時刻又は到着予定時刻を入力する領域である。
「出発」、「到着」、「始発」、「終電」はラジオボタンとして設定されるものであり、例えば、「日時」に出発予定時刻を入力した場合、「出発」のラジオボタンを選択する。
なお、ユーザが日時を入力しない場合、路線検索装置10は、時刻情報取得部104により現在時刻を取得し、その時刻で路線を検索する。
「優先指定」は、乗り換えの有無、乗り換えが屋内であるか否か、屋外乗換時間等を用いても、路線結果の表示優先順序を決定することができない場合に適用する条件であり、図3では「到着時刻順」と「料金順」を例示している。
「表示件数」は、ユーザ端末40の表示部に表示する路線結果の表示件数である。
例えば、図3に示すように、ユーザにより表示件数として「3件」が選択されている場合、路線検索装置10は、検索した路線結果から、表示優先順序の高い3件をユーザ端末40に提供する。
「最大許容所要時間」は、「出発駅」から「到着駅」までの所要時間として、ユーザが許容できる最大の時間を設定する領域である。
また、「最大許容料金」は、乗車料金(運賃)として、ユーザが許容できる最大の料金を設定する領域である。
「歩行速度」は、移動時間、屋外移動時間を算出するために用いられる設定であり、ユーザは、「遅い」、「標準」、「速い」等から選択することができる。
図3では、ユーザにより「標準」が選択された場合を示しており、この場合、路線検索装置10は、歩行速度を時速4km/hとして、移動時間、屋外移動時間を算出する。
「検索」は、路線検索装置10に対して、検索実行の命令を送信するためのボタンである。
図4は、路線経路検索部108により検索した路線検索結果に対して、ソート処理部114によりソート処理を実行した結果を示す図である。
なお、図4に示す路線検索結果は路線検索装置10において一時的に記憶される情報(データ)であり、ユーザ端末40に提供されるデータ(路線検索結果)は、その後において、表示制御部115により選択される。
図4では、「出発駅」を「K駅」、「到着駅」を「R駅」として路線(経路)を検索した結果として、表示優先順序の高い路線(経路)である経路Aから順に経路Fまで示している。
なお、図4の右下図に示すように、人間が歩行動作を行っているマークは「移動」、人間が直立しているマークは「待機」を示しており、また斜めの三本線は「屋外(即ち、乗換移動及び/又は乗換待機時に外気に晒されること)」を示している。
さらに、図4において、「出発駅」である「K駅」と「到着駅」である「R駅」との経路を構成する線分に関して、「細線」は電車に乗っている時間(即ち、乗車時間)、「点線」は屋内乗換時間、「太線」は屋外乗換時間を示している。
経路Aは、「K駅」から一つの路線で、乗り換えることなく「R駅」まで到着することができる例を示している。
この場合、1回も乗り換えることがないことから(即ち、外気に晒される可能性が全くないことから)、経路Aの表示優先順序は最も高く設定される。
経路Bは、「L駅」で1回、乗り換えた後に「R駅」まで向かう経路(路線)を示している。
但し、「L駅」での乗り換えは、屋内での乗り換えであることから(即ち、外気に晒される可能性がほとんどないことから)、経路Bの表示優先順序は屋外での乗り換えがある場合(経路Cから経路F)に比べて高く設定される。
経路Cから経路Fは屋外で移動又は/及び待機する例を示しているが、経路Cは、経路Dから経路Fに比べて屋外乗換時間の長さが短いことから(即ち、外気に晒される時間が短いことから)、経路Cの表示優先順序は経路Dから経路Fに比べて高く設定される。
経路Dは、経路Cに比べて屋外乗換時間(屋外移動時間)の長さが長く、経路E及び経路Fに比べて屋外乗換時間の長さが短いことから、経路Dの表示優先順序は経路Cに比べて低く、経路E及び経路Fに比べて高く設定される。
経路E及び経路Fは、屋外乗換時間の合計時間が同じになる例を示している。
ここで、本実施形態に係る路線検索装置10では、屋外乗換時間の合計時間が同じになった場合、屋外における乗り換え回数が多い経路(即ち、屋外乗換時間が細かく分割される経路)の表示優先順序を高く設定している。
これは、1回、1回の屋外における乗り換え時間が短ければ、それだけ寒さを体感しにくくなるという見解に基づくものであり、経路E及び経路Fに関しては、ユーザによって表示優先順序を変更できるものとする。即ち、屋外乗換時間の合計時間が同じになった場合に、屋外における乗り換え回数が少ない経路の表示優先順序を高く設定することもできる。
なお、屋外乗換時間の合計時間が同じとは、屋外乗換時間の合計時間が厳密に同一でなくてもよく、時間幅を設け、その範囲以内であれば同一とみなしてもよい。
また、その時間幅は、状況により決定することができる。
図4では、経路Eが「O駅」と「P駅」で2回、乗り換えを行っているのに対して、経路Fでは「Q駅」で1回しか乗り換えを行っていないため、経路Eの表示優先順序を経路Fの表示優先順序よりも高く設定している。
図4に示すように、ソート処理部114によりソート処理が実行されると(表示優先順序が設定されると)、表示制御部115は、表示優先順序の高い路線結果から順に、「表示件数」、「最大許容所要時間」及び「最大許容料金」に関する設定(図3)に従って、表示(提供)対象とするか否かを決定する(即ち、表示対象とする路線結果を選択する)。
図5は、ユーザ端末40における路線検索結果の表示画面を示す図である。
図5では、図3において設定された「表示件数」に従って、3件の経路(経路B、経路D、経路F)を表示している。
なお、図5において、図4に示す経路A、経路C、及び経路Eは、図3において設定された「最大許容所要時間」及び/又は「最大許容料金」に従って、表示制御部115により表示(提供)対象から除外されたものとしている。
表示制御部115は、路線検索結果として「出発駅」、「出発時刻」、「到着駅」、「到着時刻」、「乗車料金(運賃)」「路線名」を表示させる。
表示制御部115は、「出発駅」及び「到着駅」の各々に関して、「時刻表」、「駅構内図」に関するリンクを併せて表示させる。
また、路線経路検索部108により検索した路線(経路)に乗り換えがある場合、表示制御部115は、「乗換駅」、「乗換時刻」、「乗車推奨位置(例えば、前方車両等)」、「屋内/屋外移動のマーク」、「屋内/屋外待機のマーク」、「乗換時間」、「屋外乗換時間」、「屋外移動時間」、「屋外待機時間」、「待合室の有無」に関する情報も表示させる。
表示制御部115は、「乗換駅」に関しても、「出発駅」及び「到着駅」と同様に、「時刻表」、「駅構内図」に関するリンクを併せて表示させ、さらに「乗換経路」に関するリンクも表示させる。
なお、乗換駅に待合室がある場合、表示制御部115は、乗換駅のホームにおける待合室の位置を表示させる。また、ユーザが「乗換経路」のリンクを選択すると、例えば、「(1)南口地下改札、(2)直進120m、(3)T線 L駅の表示に従って右折、(4)直進50m、(5)西口改札」等の経路が表示される。
図6は、本発明の実施形態に係る路線検索装置10の路線検索及び表示制御に関する処理の手順を示すフロー図である。
路線検索装置10は、図3に示す路線検索の入力画面においてユーザにより「検索」が選択され、検索実行に関する命令を受信すると、図6に示す処理を開始する。
路線検索装置10は、路線を検索する上で必要とされる情報を、ステップS101からS107で取得する。
路線検索装置10は、「出発駅」及び「到着駅」に関する情報を取得する(S101)。
なお、図6のフロー図には図示していないが、路線検索装置10は、「出発駅」及び/又は「到着駅」の情報を取得することができない場合、ユーザ端末40にエラーメッセージを表示する。
路線検索装置10は、「日時」に関する情報を取得する(S102)。
なお、ユーザにより「日時」に関する情報が設定されていない場合、路線検索装置10は、時刻情報取得部104により取得した現在日時を、出発日時として取得する。
路線検索装置10は、「優先指定」に関する情報を取得する(S103)。
「優先指定」に関して、デフォルトでは「到着時刻順」に設定されており、路線検索装置10は到着時刻順に従ってソート処理を実行し、路線検索結果をユーザ端末40に表示(提供)するが、ユーザは路線検索結果の表示後に「料金順」を選択することもできる。その場合、路線検索装置10は、再度、料金順に従ってソート処理を実行し、ユーザ端末40に路線検索結果を提供する。
路線検索装置10は、「表示件数」に関する情報を取得する(S104)。
路線検索装置10は、「最大許容所要時間」に関する情報を取得する(S105)。
路線検索装置10は、「最大許容料金」に関する情報を取得する(S106)。
なお「表示件数」に関して、デフォルトでは「3件」に設定されている。
また、ユーザが「最大許容所要時間」、「最大許容料金」を設定していない場合、路線検索装置10は、これらの設定を条件に含めずに、表示(提供)対象とする路線結果を選択する。
路線検索装置10は、「歩行速度」に関する情報を取得する(S107)。
なお、「歩行速度」に関しても、「優先指定」の設定と同様に、路線検索結果の表示後にユーザにより設定を変更することが可能である。
路線検索装置10は、路線を検索する上で必要とされる情報を取得すると(S101〜S107)、路線経路検索を実行する(S108)。
ステップS108の路線経路検索では、乗り換えがある場合、乗換経路の検索、移動時間の算出(屋外を移動する場合には屋外の移動時間の算出)、待機時間の算出(屋外で待機する場合には屋外での待機時間の算出)、乗換時間の算出(屋外移動又は/及び屋外待機がある場合には屋外乗換時間の算出)、また駅の設備情報の取得に関する処理を、路線経路検索を実行する過程で併せて実行する。
なお、路線検索装置10は、検索された路線(経路)の集合を一時的に記憶する。
表示制御部115は、路線の検索が終了すると(S108)、検索された経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S109)。
表示制御部115は、検索された経路の数が「単数」であると判定すると(S109 「単数」)、ソート処理を実行する必要がないことから、検索された経路をユーザ端末40に表示するように制御する(S110)。
表示制御部115は、ステップS109において、検索された経路の数が「複数」であると判定すると(S109 「複数」)、検索された各々の経路に関して、乗り換えが有るか否かを判定する(S111)。
表示制御部115は、ステップS111において乗り換えが無いと判定した経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S112)。
ソート処理部114は、表示制御部115により乗り換えの無い経路の数が「単数」であると判定されると(S112 「単数」)、乗り換えの有る経路よりも表示優先順序を高く設定する(S113)。
表示制御部115は、その他の経路の表示優先順序、また設定情報取得部103により取得した「表示件数」、「最大許容所要時間」、「最大許容料金」に従って、表示(提供)対象とする経路とするか否かを決定する(S114)。
表示制御部115は、表示対象と判定した経路を、ユーザ端末40に表示するように制御する(S110)。
ステップS112において表示制御部115により乗り換えの無い経路の数が「複数」であると判定されると(S112 「複数」)、ソート処理部114は、設定情報取得部103により取得した「優先指定」に従って、路線経路検索部108により検索された路線検索結果(経路)に表示優先順序を設定し、並べ替え処理(ソート処理)を実行する(S115)。
ソート処理部114は、ステップS115において並べ替え処理が実行された路線結果に対して、乗り換えの有る経路よりも表示優先順序を高く設定する(S113)。
表示制御部115は、路線検索結果のうち表示優先順序の高い路線(経路)から、設定情報取得部103により取得した「表示件数」、「最大許容所要時間」、「最大許容料金」に従って、表示(提供)対象とする経路とするか否かを決定する(S114)。
表示制御部115は、表示対象と判定した経路を、ユーザ端末40に表示するように制御する(S110)。
また、表示制御部115は、ステップS111において乗り換えが有ると判定した経路の各々に関して、乗り換え時の移動及び待機がいずれも屋内であるか否か(即ち、外気に晒される可能性がないか否か)を判定する(S116)。
表示制御部115は、屋内での移動及び待機であると判定すると(S116 Yes)、屋内での移動及び待機であると判定された経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S117)。
ステップS117において、表示制御部115により屋内での移動及び待機であると判定された経路の数が「複数」であると判定されると、ソート処理部114は、乗換回数が少ない順に表示優先順序を高く設定し、路線検索結果(経路)を並べ替える(ソートする)(S118)。
表示制御部115は、ソートされた路線検索結果のうち、同じ乗換回数の経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S119)。
ステップS119において、表示制御部115により同じ乗換回数の経路が「複数」であると判定されると、ソート処理部114は、設定情報取得部103により取得した「優先指定」に従って、路線経路検索部108により検索された路線検索結果(経路)に表示優先順序を設定し、並べ替え処理(ソート処理)を実行する(S115)。
ソート処理部114は、ステップS115において並べ替え処理が実行された路線結果に対して、乗り換えの無い経路よりも表示優先順序を低く、屋外での移動及び/又は待機がある経路よりも表示優先順序を高く設定する(S113)。
表示制御部115は、ソートされた路線検索結果の表示優先順序の高い路線(経路)から、設定情報取得部103により取得した「表示件数」、「最大許容所要時間」、「最大許容料金」に従って、表示(提供)対象とする経路とするか否かを判定する(S114)。
表示制御部115は、表示対象と判定した経路を、ユーザ端末40に表示するように制御する(S110)。
また、表示制御部115は、ステップS116において屋内での移動及び待機ではない(即ち、屋外での移動及び/又は待機がある)と判定すると(S116 No)、その経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S120)。
ステップS120において、表示制御部115により屋外での移動及び/又は待機であると判定された経路の数が「複数」であると判定されると、ソート処理部114は、屋外乗換時間の短い順に路線検索結果(経路)に表示優先順序を高く設定し、並べ替え処理(ソート処理)を実行する(S121)。
表示制御部115は、ステップS120において並べ替えられた経路に関して、屋外乗換時間の同じ経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S122)。
ステップS122において、表示制御部115により屋外乗換時間の同じ経路の数が「複数」であると判定されると、ソート処理部114は、乗換回数が多い順に表示優先順序を高く設定し、経路を並べ替える(S123)。
表示制御部115は、ステップS123においてソートされた路線検索結果のうち、同じ乗換回数の経路の数が「単数」であるか、「複数」であるかを判定する(S119)。
路線検索装置10は、表示制御部115により、同じ乗換回数の経路の数が「単数」であると判定されるとステップS113に処理を移行させ、また同じ乗換回数の経路の数が「複数」であると判定されるとステップS115に処理を移行させる。
ソート処理部114は、屋外での移動及び/又は待機があると判定された路線結果に対して、乗り換えの無い経路、屋内での移動及び待機がある経路よりも表示優先順序を低く設定し(S113)、ステップS114の処理に移行させる。
なお、路線検索装置10は、表示制御部115により、ステップS120において屋外での移動及び/又は待機であると判定された経路の数が「単数」であると判定された場合、またステップS122において屋外乗換時間の同じ経路の数が「単数」であると判定された場合、ステップS113に処理を移行させる。
また、図6では、各々の分岐(ステップS111、ステップS116、ステップS120等)に即して説明したが、実際にはステップS113において、検索された全ての路線結果に対して、乗り換えの有無、乗り換えの回数、屋内での移動及び待機であるか否か、屋外乗換時間に従って、表示優先順序が設定される。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る路線検索装置によれば、出発駅から到着駅までの経路において屋外で乗り換えが発生する経路が複数検索された場合において、外気に晒される時間のより少ない経路を優先して提供することができる。
101…通信部、102…通信制御部、103…設定情報取得部、104…時刻情報取得部、105…路線情報記憶部、106…地図情報記憶部、107…駅設備情報記憶部、108…路線経路検索部、109…乗換経路検索部、110…駅設備情報取得部、111…移動時間算出部、112…待機時間算出部、113…乗換時間算出部、114…ソート処理部、115…表示制御部。

Claims (6)

  1. 路線情報を記憶する路線情報記憶手段と、
    前記路線情報記憶手段に記憶された路線情報から路線経路を検索する路線経路検索手段と、
    前記路線経路検索手段により検索された路線経路に乗り換えが有る場合に、屋外乗換時間を算出する屋外乗換時間算出手段と、
    前記屋外乗換時間算出手段により算出された屋外乗換時間に応じて表示優先順序を設定する表示優先順序設定手段と、
    前記表示優先順序設定手段により設定された表示優先順序に基づき、表示対象とする路線結果を決定する表示対象決定手段と、
    を有する路線検索装置。
  2. 請求項1に記載された路線検索装置において、
    前記屋外乗換時間算出手段が、屋外移動時間を算出する屋外移動時間算出手段と、屋外待機時間を算出する屋外待機時間算出手段を有する路線検索装置。
  3. 請求項2に記載された路線検索装置において、
    乗り換え経路を検索する乗換経路検索手段を有し、
    前記屋外移動時間算出手段が、前記乗換経路検索手段により検索された乗り換え経路から前記屋外移動時間を算出する路線検索装置。
  4. 請求項2に記載された路線検索装置において、
    駅の屋内待機設備に関する情報を記憶する屋内待機設備情報記憶手段を有し、
    前記屋外待機時間算出手段が、前記路線情報記憶手段に記憶された路線情報及び前記屋内待機設備情報記憶手段に記憶された駅の屋内待機設備から前記屋外待機時間を算出する路線検索装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された路線検索装置において、
    前記表示優先順序設定手段が、前記路線経路検索手段により検索された路線経路のうち、前記屋外乗換時間算出手段により算出された屋外乗換時間の同じ経路が複数ある場合に、前記路線経路検索手段により検索された路線経路の乗換回数に応じて表示優先順序を設定する路線検索装置。
  6. コンピュータを請求項1ないし5のいずれかに記載された路線検索装置の各手段として機能させるプログラム。
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