JP2016149667A - 制御装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

制御装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】可動カメラが監視者の直感的な操作によって監視者の所望する位置を撮像するように制御されることが望まれる。
【解決手段】可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得する操作取得部212と、タッチディスプレイに対する操作が可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、選択位置に対応する被写体位置が可動カメラ30によって所定位置に撮像されるように可動カメラ30を制御するカメラ制御部213と、を備える、制御装置22が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、制御方法およびプログラムに関する。
従来、可動カメラの撮像範囲を制御する技術が開示されている。例えば、可動カメラによって撮像された可動カメラ映像に映る動体の位置に基づいて、可動カメラの撮像範囲を自動的に制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。撮像範囲の制御の例としては、可動カメラのPTZ(パン・チルト・ズーム)の制御などが挙げられる。
特開2006−229322号公報
しかしながら、可動カメラ映像を監視する監視者にとって、可動カメラが所望の位置を撮像していない場合もあり得る。したがって、可動カメラが監視者の直感的な操作によって監視者の所望する位置を撮像するように制御されることが望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、可動カメラによって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得する操作取得部と、前記タッチディスプレイに対する前記操作が前記可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、前記選択位置に対応する被写体位置が前記可動カメラによって所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御するカメラ制御部と、を備える、制御装置が提供される。
前記カメラ制御部は、前記可動カメラによって前記可動カメラ映像における前記選択位置に映る前記被写体位置が前記所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御してよい。
前記カメラ制御部は、前記可動カメラ映像における前記選択位置に基づいて、前記可動カメラ映像から物体の位置を認識し、前記可動カメラによって前記物体の位置が前記所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御してよい。
前記カメラ制御部は、前記操作が前記可動カメラ映像に対するピンチ操作である場合、前記可動カメラによって前記ピンチ操作に応じた倍率によって撮像されるように前記可動カメラを制御してよい。
前記操作取得部は、広域カメラ映像に対する操作を取得し、前記カメラ制御部は、前記操作が前記広域カメラ映像における位置を指定位置として指定する指定操作である場合、前記広域カメラ映像における位置と撮像パラメータとの組み合わせが1または複数登録されているデータベースから、前記指定位置に対応する撮像パラメータを取得し、前記撮像パラメータに基づいて前記可動カメラを制御してよい。
前記制御装置は、あらかじめ前記可動カメラによって撮像された可動カメラ映像の特徴量と一致または類似する特徴量を有する領域位置を広域カメラによって撮像された広域カメラ映像から抽出し、前記領域位置と前記可動カメラ映像の撮像時における前記撮像パラメータとの組み合わせを前記データベースに登録するキャリブレーション処理部を備えてよい。
前記キャリブレーション処理部は、前記撮像パラメータを自動的に変化させながら前記領域位置と前記撮像パラメータとの組み合わせを順次に前記データベースに登録してよい。
前記制御装置は、前記広域カメラ映像における前記指定操作が検出された後に前記可動カメラ映像における前記選択操作が検出された場合、前記広域カメラ映像における前記指定位置と前記可動カメラ映像における決定位置に対応する撮像パラメータとの組み合わせを前記データベースに登録する記憶制御部を備えてよい。
前記記憶制御部は、所定の条件を満たした前記組み合わせが前記データベースに登録されている場合、前記データベースから前記組み合わせを削除してよい。
また、本発明の他の観点によれば、可動カメラによって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得することと、前記タッチディスプレイに対する前記操作が前記可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、前記選択位置に対応する被写体位置が前記可動カメラによって所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御することと、を含む、制御方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、コンピュータを、可動カメラによって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得する操作取得部と、前記タッチディスプレイに対する前記操作が前記可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、前記選択位置に対応する被写体位置が前記可動カメラによって所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御するカメラ制御部と、を備える制御装置として機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、可動カメラが監視者の直感的な操作によって監視者の所望する位置を撮像するように制御されることが可能となる。
本発明の実施形態に係る監視システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態に係る表示制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 初期の表示画面の構成例を示す図である。 選択位置と可動カメラの撮像方向(パン・チルト)との対応関係の例を説明するための図である。 選択領域のサイズと可動カメラの撮像サイズ(ズーム)との対応関係の例を説明するための図である。 キャリブレーション処理について説明するための図である。 キャリブレーション処理の動作の例を示すシーケンス図である。 撮像範囲の制御処理を説明するための図である。 撮像範囲の制御後に撮像された可動カメラ映像の表示例を示す図である。 撮像範囲の制御処理の動作の例を示すシーケンス図である。 データベースへの登録処理について説明するための図である。 データ登録後の広域カメラ映像における選択領域の位置と可動カメラの撮像方向(パン・チルト)との対応関係の例を説明するための図である。 データ登録後の選択領域のサイズと可動カメラの撮像サイズ(ズーム)との対応関係の例を説明するための図である。 データベース登録処理の動作の例を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットまたは数字を付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(1.実施形態)
まず、本発明の実施形態について説明する。
(1−1.監視システムの構成)
図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る監視システム1の構成例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る監視システム1の構成例を示した説明図である。図1に示したように、監視システム1は、表示制御装置10、監視装置20および可動カメラ30を備える。監視装置20は、制御装置22および固定カメラ21−1〜21−4を備える。
また、図1に示したように、監視装置20および可動カメラ30は、遠隔地に設置され、表示制御装置10は、監視者Kが存在する監視地に設置され、監視地と遠隔地とは、ネットワーク50を介して接続されている。遠隔地は、典型的には飛行場であってよいが、遠隔地は飛行場に限定されず、監視され得る他の場所(例えば、船舶の通過する航路、電車の線路など)であってもよい。本明細書においては、遠隔地が飛行場である場合を想定しており、遠隔地には動体(航空機)M1が存在している。
ここで、例えば、ネットワーク50は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク50は、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
固定カメラ21−1〜21−4は、所定の監視対象領域を撮像することによって映像(以下、「広域カメラ映像」とも言う。)を撮像する。ここで、固定カメラ21の数は特に限定されない。固定カメラ21−1〜21−4によって撮像された広域カメラ映像は、ネットワーク50を介して表示制御装置10に提供される。制御装置22は、広域カメラ映像から選択された領域(以下、「選択領域」とも言う。)を解析することによって動体を検出する。例えば、動体の位置およびサイズが検出されてよい。
また、制御装置22は、可動カメラ30の撮像範囲(撮像方向および撮像サイズ)を制御する機能を有する。可動カメラ30の撮像方向は、パン・チルト機能により調整され得る。また、可動カメラ30の撮像サイズは、ズーム機能により調整され得る。より具体的には、制御装置22は、監視者Kによって広域カメラ映像における選択領域に応じた撮像範囲を撮像するように、可動カメラ30を制御する。
可動カメラ30は、制御装置22による制御に従って撮像範囲を撮像する機能を有する。可動カメラ30の画角は、固定カメラ21−1〜21−4それぞれの画角よりも狭い(可動カメラ30の撮像範囲は、固定カメラ21−1〜21−4それぞれの撮像範囲よりも狭い)。そのため、可動カメラ30によって撮像された撮像結果(以下、「可動カメラ映像」とも言う。)は、広域カメラ映像よりも、監視者Kによる詳細監視に向いている。可動カメラ映像は、ネットワーク50を介して表示制御装置10に提供される。
表示制御装置10は、第1の表示領域に広域カメラ映像を表示させ、第1の表示領域とは異なる第2の表示領域に可動カメラ映像を表示させる。第1の表示領域および第2の表示領域は、表示制御装置10の内部に存在してもよいし、表示制御装置10の外部に存在してもよい。第1の表示領域および第2の表示領域については、後に詳細に説明する。監視者Kは、このようにして表示された広域カメラ映像および可動カメラ映像の双方を監視することができる。
以上、本発明の実施形態に係る監視システム1の構成例について説明した。
(1−2.表示制御装置の機能構成)
続いて、本発明の実施形態に係る表示制御装置10の機能構成例について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る表示制御装置10の機能構成例を示すブロック図である。図2に示したように、本発明の実施形態に係る表示制御装置10は、制御部110、入力部120、通信部130、記憶部140および表示部150を備える。
制御部110は、表示制御装置10の動作全体を制御する機能を有し、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、表示制御装置10に内蔵されたCPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。制御部110は、映像取得部111、表示制御部112、操作検出部113および通知部114を備える。
入力部120は、監視者Kから各種情報の入力を受け付ける機能を有する。例えば、入力部120は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチなどによって構成されてよい。例えば、入力部120は、表示部150によって表示された各種画面からボタンを選択する操作、広域カメラ映像および可動カメラ映像に対する操作などの入力を受け付けることができる。入力部120がタッチパネルによって構成される場合には、入力部120は、表示部150に積層され、表示部150とともにタッチスクリーンを構成し得る。
通信部130は、ネットワーク50を介して制御装置22との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部130は、ネットワーク50を介して固定カメラ21−1〜21−4から広域カメラ映像を受信することが可能である。また、例えば、通信部130は、ネットワーク50を介して可動カメラ30から可動カメラ映像を受信することが可能である。
記憶部140は、制御部110を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。また、記憶部140は、制御部110の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。本発明の実施形態では、記憶部140は、広域カメラ映像および可動カメラ映像を記憶することができる。
表示部150は、各種画面を表示する機能を有する。例えば、表示部150は、第1の表示領域に広域カメラ映像を表示し、第2の表示領域に可動カメラ映像を表示する機能を有する。例えば、表示部150は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプなどの表示装置であってよい。
(1−3.制御装置の機能構成)
続いて、本発明の実施形態に係る制御装置22の機能構成例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る制御装置22の機能構成例を示すブロック図である。図3に示したように、本発明の実施形態に係る制御装置22は、制御部210、通信部230および記憶部240を備える。
制御部210は、制御装置22の動作全体を制御する機能を有し、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、制御装置22に内蔵されたCPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。制御部210は、キャリブレーション処理部211、操作取得部212、カメラ制御部213および記憶制御部214を備える。
通信部230は、ネットワーク50を介して表示制御装置10との間で各種情報を送受信するための通信インタフェースである。例えば、通信部230は、固定カメラ21−1〜21−4によって撮像された広域カメラ映像を、ネットワーク50を介して表示制御装置10に送信することが可能である。また、通信部230は、可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像を、ネットワーク50を介して表示制御装置10に送信することが可能である。
記憶部240は、制御部210を動作させるためのプログラムやデータを記憶することができる。また、記憶部240は、制御部210の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶することもできる。本発明の実施形態では、記憶部240は、広域カメラ映像を記憶することができる。
以上、本発明の実施形態に係る制御装置22の機能構成例について説明した。
(1−4.背景)
続いて、本発明の実施形態の背景について説明する。まず、表示制御装置10の表示制御部112は、初期の表示画面を表示部150に表示させる。図4は、初期の表示画面の構成例を示す図である。図4に示したように、初期の表示画面Gは、第1のボタン群B1、第2のボタン群B2、第1の表示領域W1〜W4、第2の表示領域W0、移動ボタンB3、ズームボタンB4などを含んでいる。第1の表示領域W1〜W4には、映像取得部111によって通信部130を介して取得された広域カメラ映像が、表示部150によって表示される。
第1の表示領域W1〜W4に表示された広域カメラ映像から、監視者Kによって領域を選択領域として選択する操作がなされると、選択領域が制御装置22に通知される。領域を選択する操作は特に限定されないが、入力部120がタッチパネルである場合には、タップ操作であってよい。そして、制御装置22が、選択領域に応じた撮像範囲を撮像するように可動カメラ30を制御すると、可動カメラ30が、選択領域に応じた撮像範囲を撮像し、ネットワーク50を介して可動カメラ映像を表示制御装置10に送信する。
ここで、第1の表示領域W1〜W4に表示された広域カメラ映像における選択領域から可動カメラ30の撮像範囲を特定する手法の例を説明する。図5は、広域カメラ映像における選択領域の位置と可動カメラの撮像方向(パン・チルト)との対応関係の例を説明するための図である。例えば、図5に示したように、選択領域の位置(x,y)と可動カメラ30の撮像方向(パン・チルト)とがあらかじめ対応付けられている。選択領域の位置(x,y)と可動カメラ30の撮像方向(パン・チルト)とが対応付けられた情報は、例えば、制御装置22によって記憶されている。
また、図6は、広域カメラ映像における選択領域のサイズと可動カメラの撮像サイズ(ズーム)との対応関係の例を説明するための図である。例えば、図6に示すように、選択領域のサイズ(r)と可動カメラ30の撮像サイズ(ズーム)とが対応付けられている。選択領域のサイズ(r)と可動カメラ30の撮像サイズ(ズーム)とが対応付けられた情報は、例えば、制御装置22によって記憶されている。
なお、本明細書では、選択領域が縦横比一定の矩形領域であるとし、選択領域のサイズを、矩形領域の縦の長さによって規定することにする。しかし、選択領域のサイズはどのように規定されてもよい。例えば、選択領域のサイズは、矩形領域の横の長さによって規定されてもよいし、他の部分の長さ(例えば、矩形領域の縦の長さの半分、矩形領域の横の長さの半分など)によって規定されてもよい。
図4に戻って説明を続ける。監視対象領域が固定カメラ21−1〜21−4によって撮像されて広域カメラ映像が得られると、広域カメラ映像が第1の表示領域W1〜W4に表示される。監視者Kによって広域カメラ映像から選択領域が選択されたとすると、表示制御装置10から、選択領域の広域カメラ映像における位置(x,y)および選択領域のサイズrが制御装置22に通知される。
続いて、制御装置22は、選択領域の広域カメラ映像における位置(x,y)に対応する撮像方向(パン・チルト)として(p,t)を取得し(図5参照)、サイズrに対応する撮像サイズ(ズーム)としてzを取得し(図6参照)、取得した撮像方向および撮像サイズによって規定される撮像範囲を撮像するように、可動カメラ30を制御する。可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像は、ネットワーク50を介して表示制御装置10に提供される。
表示制御装置10の表示制御部112は、映像取得部111によって取得された可動カメラ映像を第2の表示領域W0に表示させる。このようにして、監視対象領域の広域カメラ映像を第1の表示領域W1〜W4に表示させるとともに、広域カメラ映像における選択領域に応じた撮像範囲の可動カメラ映像を第2の表示領域W0に表示させることによって、監視者Kに対して、広域カメラ映像と広域カメラ映像における選択領域に応じた撮像範囲の可動カメラ映像とを監視させることができる。
なお、第1のボタン群B1および第2のボタン群の各ボタンが押下されたときに実行される処理は特に限定されないが、例えば、所定のボタンが押下された場合には、広域カメラ映像および可動カメラ映像を表示制御装置10に提供する遠隔地の切り替えが行われるようにしてもよい。かかる場合には、初期の表示画面Gの第1の表示領域W1〜W4に表示される広域カメラ映像も変更される。
また、表示制御部112は、移動ボタンB3が押下された場合には、第1の表示領域W1〜W4に表示されている広域カメラ映像における選択領域の位置を移動させることができる。選択領域が移動された後は、移動後の選択領域に応じた撮像範囲の可動カメラ映像が第2の表示領域W0に表示されてよい。
一方、表示制御部112は、ズームボタンB4が押下された場合には、広域カメラ映像における選択領域を拡大または縮小させることができる。選択領域が拡大または縮小された後は、拡大または縮小後の選択領域に応じた撮像範囲の可動カメラ映像が第2の表示領域W0に表示されてよい。
ここで、第2の表示領域W0に表示された可動カメラ映像を監視する監視者Kにとって、可動カメラ30が所望の位置を撮像していない場合もあり得る。具体的には、地震などの災害が起きた場合に、可動カメラ30の向きや位置がずれる場合が想定される。また、経年劣化により、可動カメラ30の向きや位置がずれる場合も想定される。そこで、本明細書においては、可動カメラ30が監視者Kの直感的な操作によって監視者Kの所望する位置を撮像するように制御されることが望まれる。
以上、本発明の実施形態の背景について説明した。
(1−5.キャリブレーション処理)
続いて、本発明の実施形態に係る監視システム1の機能詳細について説明する。まず、可動カメラ30の撮像範囲を制御するためのパラメータ(以下、「撮像パラメータ」とも言う。)を設定する必要がある。撮像パラメータの例としては、PTZ(パン・チルト・ズーム)が挙げられる。撮像パラメータは手動で設定してもよいが、自動的に設定することが可能であれば、撮像パラメータの設定の手間が低減される。以下では、撮像パラメータを自動的に設定する処理(以下、「キャリブレーション処理」とも言う。)について説明する。
図7は、キャリブレーション処理について説明するための図である。図7に示すように、可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像が第2の表示領域W0に表示されている。また、固定カメラ21−1〜21−4によって撮像された広域カメラ映像が第1の表示領域W1〜W4に表示されている。このとき、図7に示したように、可動カメラ30の撮像パラメータ(p,t,z)が(p1,t1,z1)である場合を想定する。かかる場合、キャリブレーション処理部211は、可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像から特徴量を抽出する。
そして、キャリブレーション処理部211は、可動カメラ映像から抽出した特徴量と一致または類似する特徴量を有する領域位置(x1,y1)を固定カメラ21−1〜21−4によって撮像された広域カメラ映像から抽出する。続いて、キャリブレーション処理部211は、抽出した領域位置(x1,y1)および領域サイズr1と可動カメラ映像の撮像時における撮像パラメータ(p1,t1,z1)との組み合わせをデータベース241に登録する。このような手法により、データベース241(図5および図6に示したデータ)が構築され得る。
なお、撮像パラメータの設定は、手動により設定されてもよいが、自動的に行われてもよい。すなわち、キャリブレーション処理部211は、撮像パラメータを自動的に変化させながら領域位置と撮像パラメータとの組み合わせを順次にデータベース241に登録してもよい。このようにして、撮像パラメータが自動的に変化されれば、撮像パラメータの設定の手間を低減することが可能となる。
続いて、本発明の実施形態に係るキャリブレーション処理の動作について説明する。図8は、本発明の実施形態に係るキャリブレーション処理の動作の例を示すシーケンス図である。なお、図8に示したシーケンス図は、本発明の実施形態に係るキャリブレーション処理の動作の流れの一例に過ぎない。したがって、かかる動作の流れは、図8に示したシーケンス図に限定されない。
図8に示すように、固定カメラ21−1〜21−4が広域カメラ映像を制御装置22に送信すると(ステップS11)、制御装置22においては、通信部230が広域カメラ映像を受信する(ステップS31)。また、可動カメラ30が可動カメラ映像を制御装置22に送信すると(ステップS21)、制御装置22においては、通信部230が可動カメラ映像を受信する(ステップS32)。
続いて、キャリブレーション処理部211は、広域カメラ映像から可動カメラ映像に対応する領域位置を抽出する(ステップS33)。具体的には、キャリブレーション処理部211は、可動カメラ映像の特徴量と一致または類似する特徴量を有する領域位置を固定カメラ21−1〜21−4によって撮像された広域カメラ映像から抽出する。また、上記したように、キャリブレーション処理部211は、可動カメラ映像の特徴量と一致または類似する特徴量を有する領域サイズをさらに広域カメラ映像から抽出してもよい。
続いて、キャリブレーション処理部211は、領域位置と可動カメラ映像の撮像時における撮像パラメータ(パン・チルト)との組み合わせをデータベース241に登録する(ステップS34)。上記したように、キャリブレーション処理部211は、領域サイズをさらに抽出した場合には、領域サイズと撮像パラメータ(ズーム)との組み合わせをデータベース241に登録してもよい。このようにして、データベース241(図5および図6に示したデータ)が構築され得る。
(1−6.撮像範囲の制御処理)
続いて、本発明の実施形態に係る撮像範囲の制御処理について説明する。上記したように、可動カメラ30が監視者Kの直感的な操作によって監視者Kの所望する位置を撮像するように制御されることが望まれる。図9は、撮像範囲の制御処理を説明するための図である。まず、可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像MV−1に対する操作を監視者Kが行うと、表示制御装置10においては、操作検出部113がその操作を検出する。そして、制御装置22においては、その操作を操作取得部212が取得する。
ここで、操作取得部212によって取得された操作が可動カメラ映像MV−1における位置(以下、「選択位置」とも言う。)を選択する操作(以下、「選択操作」とも言う。)であった場合を想定する。かかる場合、カメラ制御部213は、可動カメラ映像MV−1における選択位置Q1に対応する被写体位置が可動カメラ30によって所定位置C1に撮像されるように可動カメラ30を制御する。所定位置C1は、図9に示すように、可動カメラ映像MV−1の中心であってよいし、他の点であってもよい。
選択位置Q1に対応する被写体をどのように特定するかは限定されない。例えば、図9に示すように、カメラ制御部213は、可動カメラ30によって可動カメラ映像MV−1における選択位置Q1に映る被写体位置が所定位置C1に撮像されるように可動カメラ30を制御してよい。あるいは、カメラ制御部213は、選択位置Q1に基づいて、可動カメラ映像MV−1から物体の位置を認識し、物体の位置が所定位置C1に撮像されるように可動カメラ30を制御してよい。例えば、カメラ制御部213は、選択位置Q1に存在する物体の位置を認識すればよい。
また、カメラ制御部213は、図9に示した例のように、操作取得部212によって取得された操作が可動カメラ映像MV−1に対するピンチ操作である場合には、可動カメラ30によってピンチ操作に応じた倍率によって撮像されるように可動カメラを制御すればよい。倍率の算出手法は限定されないが、例えば、ピンチ操作時における複数の操作体の合計移動量と倍率との対応付けが記述されたテーブルが記憶部240によって記憶されている場合には、そのテーブルを参照して合計移動量に対応付けられた倍率を取得する手法が採用され得る。
図9を参照すると、このようにして撮像範囲が制御された可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像MV−2が示されている。なお、図9には、選択操作がピンチ操作であり、選択位置がピンチ操作の開始時における複数の操作体位置Xa,Xbの中点Q1である場合が例として示されている。しかし、選択操作はタップ操作であってもよい。かかる場合、選択位置はタップされた位置であってよい。
図10は、撮像範囲の制御後に撮像された可動カメラ映像MV−2の表示例を示す図である。図10に示すように、可動カメラ映像MV−2は、第2の表示領域W0に表示されてよい。なお、第1の表示領域W1〜W4に表示されている広域カメラ映像における選択領域の位置は、可動カメラ映像MV−2に対応する位置に更新されてよい。このとき、選択領域のサイズも、可動カメラ映像MV−2のサイズに基づいて更新されてよい。
続いて、本発明の実施形態に係る撮像範囲の制御処理の動作について説明する。図11は、本発明の実施形態に係る撮像範囲の制御処理の動作の例を示すシーケンス図である。なお、図11に示したシーケンス図は、本発明の実施形態に係る撮像範囲の制御処理の動作の流れの一例に過ぎない。したがって、かかる動作の流れは、図11に示したシーケンス図に限定されない。また、このシーケンス図においては、選択操作として特にピンチ操作が行われる場合の動作例が示されている。
図11に示すように、可動カメラ30が可動カメラ映像を、ネットワーク50を介して表示制御装置10に送信すると(ステップS101)、表示制御装置10において、通信部130は可動カメラ映像を受信する(ステップS111)。映像取得部111によって可動カメラ映像が取得されると、表示制御部112は、可動カメラ映像を第2の表示領域W0に表示させる(ステップS112)。
続いて、操作検出部113が可動カメラ映像に対するピンチ操作を検出すると(ステップS113)、通信部130は、ピンチ操作を、ネットワーク50を介して制御装置22に送信する(ステップS114)。制御装置22においては、通信部230がピンチ操作を、ネットワーク50を介して受信する(ステップS121)。操作取得部212によってピンチ操作が取得されると、カメラ制御部213は、ピンチ操作による選択位置に対応する被写体位置を算出する(ステップS122)。
続いて、カメラ制御部213は、ピンチ操作による倍率を算出し(ステップS123)、被写体位置および倍率を可動カメラ30に通知する(ステップS124)。可動カメラ30は、通知された被写体位置が所定位置に撮像され、かつ、通知された倍率によって撮像されるように、撮像範囲を調整する(ステップS131)。そして、可動カメラ30は、可動カメラ映像を、ネットワーク50を介して表示制御装置10に送信する(ステップS132)。
表示制御装置10においては、通信部130によって可動カメラ映像が受信され(ステップS141)、映像取得部111によって取得されると、表示制御部112が、可動カメラ映像を第2の表示領域W0に表示させる(ステップS142)。このような動作により、監視地に存在する監視者Kは、監視者Kの意図に沿うように撮像範囲が制御された可動カメラ映像を監視することができる。
(1−7.データベースへの登録処理)
続いて、データベース241への登録処理について説明する。図12は、データベース241への登録処理について説明するための図である。まず、表示制御装置10において、操作検出部113は、固定カメラ21−1〜21−4によって撮像された広域カメラ映像に対する操作を検出することも可能である。また、制御装置22においては、操作取得部212が広域カメラ映像に対する操作を取得することが可能である。
そして、カメラ制御部213は、操作取得部212によって取得された操作が広域カメラ映像における位置(以下、「指定位置」とも言う。)を指定する指定操作である場合、データベース241(図5および図6に示したデータ)から、指定位置に対応する撮像パラメータ(パン・チルト・ズーム)を取得し、この撮像パラメータに基づいて可動カメラ30を制御することが可能である。なお、指定操作は特に限定されないが、タップ操作であってよい。
しかし、上記したように、可動カメラ30の向きや位置がずれる場合もあり得る。かかる場合、第2の表示領域W0に表示された可動カメラ映像を監視する監視者Kにとって、可動カメラ30が所望の位置を撮像していない場合もあり得る。図12に示した例においても、第1の表示領域W1〜W4に表示されている広域カメラ映像における指定位置(x3,y3)に対応する、第2の表示領域W0に表示されている可動カメラ映像における位置Yが所定位置C1からずれてしまっている。
したがって、記憶制御部214は、第1の表示領域W1〜W4に表示されている広域カメラ映像における指定操作が検出された後に、可動カメラ映像における決定操作が検出された場合、広域カメラ映像における指定位置(x3,y3)と可動カメラ映像における決定位置Yに対応する撮像パラメータ(p3,t3)との組み合わせをデータベース241(図5および図6に示したデータ)に登録するとよい。このとき、記憶制御部214は、指定領域のサイズr3とズームz3との組み合わせもデータベース241に登録するとよい。
なお、決定操作は、図12に示すようにタップ操作であってよい。表示画面Gからデータベース登録モードを選択することが可能となっており、データベース登録モードが選択されている状態において、タップ操作がなされたときに決定操作が行われたと判断するようにしてもよい。
図13は、記憶制御部214によるデータ登録後の広域カメラ映像における選択領域の位置と可動カメラの撮像方向(パン・チルト)との対応関係の例を説明するための図である。図13を参照すると、位置(x3,y3)とパン・チルト(p3,t3)とが対応付けられたデータが新たに登録されている。また、図14は、記憶制御部214によるデータ登録後の選択領域のサイズと可動カメラの撮像サイズ(ズーム)との対応関係の例を説明するための図である。図14を参照すると、サイズr3とズームz3とが対応付けられたデータが新たに登録されている。
また、記憶制御部214は、所定の条件を満たした組み合わせがデータベース241に登録されている場合、データベース241から組み合わせを削除してもよい。所定の条件は特に限定されないが、例えば、経年劣化によって可動カメラ30の向きや位置にずれが生じてくることに鑑みると、記憶制御部214は、データベース241に登録されてから所定の期間が経過したデータを削除するようにしてもよい。
続いて、本発明の実施形態に係るデータベース登録処理の動作について説明する。図15は、本発明の実施形態に係るデータベース登録処理の動作の例を示すシーケンス図である。なお、図15に示したシーケンス図は、本発明の実施形態に係るデータベース登録処理の動作の流れの一例に過ぎない。したがって、かかる動作の流れは、図15に示したシーケンス図に限定されない。
図15に示すように、表示制御装置10において、表示制御部112は、第1の表示領域W1〜W4に広域カメラ映像を表示させる(ステップS161)。そして、操作検出部113は、広域カメラ映像に対する指定操作を検出する(ステップS162)。通信部130は、ネットワーク50を介して指定操作を制御装置22に送信する(ステップS163)。
制御装置22において、通信部230は、ネットワーク50を介して指定操作を受信する(ステップS171)。そして、操作取得部212によって指定操作が取得されると、カメラ制御部213は、指定操作による指定位置に対応する撮像パラメータを取得する(ステップS172)。続いて、カメラ制御部213は、撮像パラメータを可動カメラ30に通知する(ステップS173)。可動カメラ30は、撮像パラメータに基づいて撮像範囲を調整すると(ステップS181)、撮像範囲を調整した後に撮像した可動カメラ映像を、ネットワーク50を介して表示制御装置10に送信する(ステップS181)。
続いて、表示制御装置10において、通信部130は可動カメラ映像を受信する(ステップS191)。映像取得部111によって可動カメラ映像が取得されると、表示制御部112は、可動カメラ映像を第2の表示領域W0に表示させる(ステップS192)。
続いて、操作検出部113が可動カメラ映像に対する決定操作を検出すると(ステップS193)、通信部130は、決定操作を、ネットワーク50を介して制御装置22に送信する(ステップS194)。制御装置22においては、通信部230が決定操作を、ネットワーク50を介して受信する(ステップS201)。操作取得部212によって決定操作が取得されると、カメラ制御部213は、決定操作による決定位置に対応する撮像パラメータを算出する(ステップS202)。
続いて、記憶制御部214は、指定位置と撮像パラメータとの組み合わせをデータベース241に登録する(ステップS203)。このような動作により、可動カメラ30の向きや位置にずれが生じてきた場合にも、データが新たに登録されたデータベース241を利用することによって、可動カメラ30が監視者Kの直感的な操作によって監視者Kの所望する位置を撮像するように制御されることが期待される。
(1−8.実施形態の有効性)
本発明の実施形態によれば、可動カメラ30によって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得する操作取得部212と、タッチディスプレイに対する操作が可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、選択位置に対応する被写体位置が可動カメラ30によって所定位置に撮像されるように可動カメラ30を制御するカメラ制御部213と、を備える、制御装置22が提供される。
かかる構成によれば、可動カメラ30が監視者Kの直感的な操作によって監視者Kの所望する位置を撮像するように制御されることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記においては、広域カメラ映像が固定カメラによって撮像される例を説明したが、広域カメラ映像を撮像するカメラは、固定カメラに限定されない。例えば、広域カメラ映像は可動カメラによって撮像されてもよい。また、広域カメラ映像が固定カメラによって撮像される場合、固定カメラの画角は特に限定されない。
1 監視システム
10 表示制御装置
110 制御部
111 映像取得部
112 表示制御部
113 操作検出部
114 通知部
120 入力部
130 通信部
140 記憶部
150 表示部
20 監視装置
22 制御装置
21 固定カメラ
210 制御部
211 キャリブレーション処理部
212 操作取得部
213 カメラ制御部
214 記憶制御部
230 通信部
240 記憶部
241 データベース
30 可動カメラ
50 ネットワーク
K 監視者
C1 所定位置
MV−1,MV−2 可動カメラ映像
Q1 選択位置
Y 決定位置

Claims (11)

  1. 可動カメラによって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得する操作取得部と、
    前記タッチディスプレイに対する前記操作が前記可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、前記選択位置に対応する被写体位置が前記可動カメラによって所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御するカメラ制御部と、
    を備える、制御装置。
  2. 前記カメラ制御部は、前記可動カメラによって前記可動カメラ映像における前記選択位置に映る前記被写体位置が前記所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記カメラ制御部は、前記可動カメラ映像における前記選択位置に基づいて、前記可動カメラ映像から物体の位置を認識し、前記可動カメラによって前記物体の位置が前記所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御する、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記カメラ制御部は、前記操作が前記可動カメラ映像に対するピンチ操作である場合、前記可動カメラによって前記ピンチ操作に応じた倍率によって撮像されるように前記可動カメラを制御する、
    請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記操作取得部は、広域カメラ映像に対する操作を取得し、
    前記カメラ制御部は、前記操作が前記広域カメラ映像における位置を指定位置として指定する指定操作である場合、前記広域カメラ映像における位置と撮像パラメータとの組み合わせが1または複数登録されているデータベースから、前記指定位置に対応する撮像パラメータを取得し、前記撮像パラメータに基づいて前記可動カメラを制御する、
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記制御装置は、
    あらかじめ前記可動カメラによって撮像された可動カメラ映像の特徴量と一致または類似する特徴量を有する領域位置を広域カメラによって撮像された広域カメラ映像から抽出し、前記領域位置と前記可動カメラ映像の撮像時における前記撮像パラメータとの組み合わせを前記データベースに登録するキャリブレーション処理部を備える、
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記キャリブレーション処理部は、前記撮像パラメータを自動的に変化させながら前記領域位置と前記撮像パラメータとの組み合わせを順次に前記データベースに登録する、
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御装置は、
    前記広域カメラ映像における前記指定操作が検出された後に前記可動カメラ映像における前記選択操作が検出された場合、前記広域カメラ映像における前記指定位置と前記可動カメラ映像における決定位置に対応する撮像パラメータとの組み合わせを前記データベースに登録する記憶制御部を備える、
    請求項5に記載の制御装置。
  9. 前記記憶制御部は、所定の条件を満たした前記組み合わせが前記データベースに登録されている場合、前記データベースから前記組み合わせを削除する、
    請求項8に記載の制御装置。
  10. 可動カメラによって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得することと、
    前記タッチディスプレイに対する前記操作が前記可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、前記選択位置に対応する被写体位置が前記可動カメラによって所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御することと、
    を含む、制御方法。
  11. コンピュータを、
    可動カメラによって撮像された可動カメラ映像を表示するタッチディスプレイに対する操作を取得する操作取得部と、
    前記タッチディスプレイに対する前記操作が前記可動カメラ映像における位置を選択位置として選択する選択操作である場合、前記選択位置に対応する被写体位置が前記可動カメラによって所定位置に撮像されるように前記可動カメラを制御するカメラ制御部と、
    を備える制御装置として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023233882A1 (ja) * 2022-05-31 2023-12-07 富士フイルム株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

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