JP2016149007A - データエントリシステム、データエントリ方法、データエントリ装置およびデータエントリプログラム - Google Patents

データエントリシステム、データエントリ方法、データエントリ装置およびデータエントリプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】営業店側の操作と為替センタ側の操作とが競合した場合における処理を容易にする。【解決手段】営業店2に設置される第1のデータ処理部から為替センタ3に設置される第2のデータ処理部に取引案件の情報を送り、為替センタ3に設置される第2のデータ処理部でデータエントリを行うデータエントリシステム1において、前記第2のデータ処理部は、営業店2から受信した取引案件情報を記憶する記憶手段と、営業店2から、取引案件に対する削除依頼を受信して、該当する取引に対し削除予約を行う削除予約手段と、為替センタ3のオペレータ端末23にて取引に対する営業店2への返送指示が行われると、該当する取引に削除予約がなされている場合、削除を実行する削除予約実行手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、データエントリシステム、データエントリ方法、データエントリ装置およびデータエントリプログラムに関する。
銀行等の金融機関では、各営業店において多数発生する為替取引を為替センタで集中的に処理するシステム(以下、「為替集中処理システム」と呼ぶ)が知られている。この為替集中システムは、例えば、営業店で行員が帳票イメージおよびOCR(Optical Character Recognition)認識した文字認識結果(帳票データ)を作成し、為替センタでオペレータが帳票イメージを参照して帳票データのエントリ/ベリファイを行う。そして、エントリ/ベリファイ(入力・補正)後の帳票データをホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータで帳票データに基づいた決済処理を行う。
従来、為替集中処理システムでは、帳票イメージがかすれていて判読できないような場合や帳票上の正しい場所に文字が記入されていない場合等において、為替センタのオペレータの返送操作によって、その帳票イメージとエントリ/ベリファイ中の帳票データを営業店に返送し、営業店の行員に対して帳票データの修正を要求する技術があった(特許文献1参照)。
特開2004−139607号公報
しかしながら、特許文献1に係る技術においては、営業店で行われるデータ削除操作についての考察が十分ではなかった。このデータ削除操作は、為替センタにある帳票イメージおよび帳票データを削除するものであり、営業店の行員の操作により実施される。削除対象となる帳票データが為替センタでエントリ/ベリファイ中でなければ問題ないが、削除対象となる帳票データが為替センタでエントリ/ベリファイ中である場合には、同一の帳票データに対して複数の修正が行われる可能性があるので、二重更新を防止するためにデータ削除操作を制限(排他制御)する必要がある。
そして、データ削除操作を制限されている帳票データに対して、為替センタのオペレータがさらに返送操作を行った場合(つまり、同一の帳票データに対して、為替センタでの返送操作と営業店でのデータ削除操作とが重複してしまった場合)、先に処理を行っている為替センタでの返送操作を優先すると、営業店からデータ削除操作されたにも関わらず当該帳票データを営業店に対して返信することになる。その為、営業店での当該帳票データに対する処理が煩雑となる。
従来のデータ削除操作から返送操作までの具体的な処理の流れを図9に例示する。
為替サーバ922からエントリPC/ベリファイPC923に帳票イメージおよび帳票データが配信された(T1)後に、配信中の帳票イメージおよび帳票データに対してデータ削除操作(T2)が行われた場合に、為替サーバ922は、配信中の当該データを削除予約状態とする(T3)。この削除予約状態において、エントリPC/ベリファイPC923のオペレータが、帳票の記載の不備を検出したことにより返送操作を実施すると、エントリPC/ベリファイPC923は、当該データの状態チェックを行わずに返送処理を実施する(T4)。
エントリPC/ベリファイPC923は、エントリ/ベリファイ中の帳票データを為替サーバ922に返信し(T5)、為替サーバ922は、営業店にあるスキャナPC912に対して返送理由が記載された返送通知を送信する(T6)。スキャナPC912を操作する行員は、データ削除操作したデータ(削除予約状態のデータ)に対する返送通知を受信するため、営業店側でデータを修正・削除する等の返送回答を実施する必要が生じる(T7)。
さらに、営業店の行員が、データ削除操作をした上で当該為替取引における帳票の読み取りを再度行っていた場合に、受信した返送通知をデータ削除操作後に再度読み取りを行ったものに対する返送通知であると勘違いして再送する虞がある。その場合、当該為替取引に関するデータの二重送信になり、より問題が複雑化してしまう。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、営業店側の操作と為替センタ側の操作とが競合した場合における処理を容易にすることができる、データエントリシステム、データエントリ方法、データエントリ装置およびデータエントリプログラムを提供するものである。
前記課題を解決するため、本発明に係るデータエントリシステムは、営業店に設置される第1のデータ処理部からセンタに設置される第2のデータ処理部に取引案件の情報を送り、前記第2のデータ処理部でデータエントリを行うデータエントリシステムにおいて、前記第2のデータ処理部が、前記第1のデータ処理部から受信した取引案件情報を記憶する記憶手段と、前記第1のデータ処理部から、取引案件に対する削除依頼を受信して、該当する取引に対し削除予約を行う削除予約手段と、前記第2のデータ処理部内の端末にて取引に対する前記第1のデータ処理部への返送指示が行われると、該当する取引に削除予約がなされている場合、削除を実行する削除予約実行手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、営業店側の操作と為替センタ側の操作とが競合した場合における処理を容易にすることができる。
実施形態に係る為替集中処理システムの構成図である。 為替サーバのブロック図である。 オペレータ端末のブロック図である。 実施形態に係る為替集中処理システムの返送処理を示すフローチャートである。 実施形態に係るオペレータ端末のタッチディスプレイに表示するエントリ画面の例示である。 実施形態に係るオペレータ端末のタッチディスプレイに表示するエントリ画面の例示である。 従来の為替集中処理システムにおける返送処理を示すフローチャートである。 従来の為替集中処理システムにおけるオペレータ端末のタッチディスプレイに表示するエントリ画面の例示である。 従来の為替集中処理システムにおけるデータ削除操作から返送操作までの流れを説明するための図である。
以下、本発明の実施するための形態を、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
≪実施形態に係る為替集中処理システムの構成≫
図1を参照して、実施形態に係る為替集中処理システム1の構成を説明する。
為替集中処理システム1は、金融機関における為替取引の効率化を目的としたシステムであり、金融機関の営業店2と、営業店で発生した為替取引を集中的に処理する為替センタ3と、金融機関の本店4とにそれぞれ設けられたシステムで構成されている。
為替集中処理システム1は、具体的には、営業店2で受け付けた振込依頼書等の帳票をイメージ化した帳票イメージおよび帳票をOCR(Optical Character Recognition)認識した文字認識結果(帳票データ)を作成する。次に、これを為替センタ3に送信して、為替センタ3で帳票イメージを参照して帳票データのエントリ/ベリファイ(入力・補正)が行われ、決算処理を行う本店4にエントリ/ベリファイ後の帳票データを送信する。以下、為替集中処理システム1の構成を詳細に説明する。
営業店2は、銀行等の金融機関の店舗や営業所であり、顧客からの為替取引を受け付ける場所である。営業店2のシステムは、ネットワークNWを介して為替センタ3のシステムに接続されている。ここでは、一つの営業店2のみを記載しているが、複数の営業店2が存在し、各営業店2のシステムが為替センタ3のシステムに接続されていてもよい。営業店2には、スキャナ11と、スキャナPC(Personal Computer)12とがシステムとして設置されており、行員がこれらの装置を操作する。スキャナ11とスキャナPC12とは、為替集中処理システム(データエントリシステム)1における第1のデータ処理部を構成する。
スキャナ11は、振込依頼書等の帳票を読み取り、帳票イメージを作成する。
スキャナPC12は、帳票イメージをOCR認識した帳票データ(文字認識結果)を作成する。そして、スキャナPC12は、帳票イメージおよび帳票データを集配信サーバ21に対して送信する。なお、スキャナPCは、為替センタ3の処理とは別に帳票データを修正等することも可能である(自店処理)。
為替センタ3は、営業店2から離れた場所に設置された施設であり、営業店2で発生した為替取引を処理するためのデータを作成する。為替センタ3のシステムは、ネットワークNWを介して営業店2のシステムに接続されており、専用回線を介して本店4のシステムに接続されている。為替センタ3には、集配信サーバ21と、為替サーバ22と、複数のオペレータ端末23と、通信GW(ゲートウェイ)24とがシステムとして設置されている。為替センタ3は、図1に示す以外にも、為替取引以外の業務を進める上で必要になるサーバ(例えば、印鑑照合サーバ等)を備えていてもよい。集配信サーバ21と為替サーバ22とオペレータ端末23と通信GW(ゲートウェイ)24とは、為替集中処理システム(データエントリシステム)1における第2のデータ処理部を構成する。
集配信サーバ21は、営業店2から受信したデータを為替センタ3内に設置されているサーバに振り分けるものである。本実施形態では、為替取引を想定して説明しているので、集配信サーバ21は、為替取引に関する帳票イメージおよび帳票データをスキャナPC12から受信し、為替サーバ22にこれらのデータを送信する。
為替サーバ22は、為替取引のデータ作成に関連する処理を行う。為替サーバ22の構成を図2に示す。
為替サーバ22のデータベース(記憶手段)には、為替取引に関する情報である取引案件情報221が記憶されている。ここで、取引案件情報221には、スキャナPC12から送信された為替取引に関する帳票イメージおよび帳票データも含まれる。また、取引案件情報221には、取引の状態(例えば、削除予約状態)を示す取引状態情報(例えば、削除予約フラグ)も含まれる。
為替サーバ22のCPU(制御部)は、図示しないプログラムの実行処理により、取引案件管理手段222と、削除予約手段223とを実現する。
取引案件管理手段222は、取引案件のデータ入力に関する処理を行う。取引案件管理手段222は、例えば、営業店2のスキャナPC12から受信し、データベースに格納した取引案件情報221をエントリPC23aに配信する。また、エントリPC23aから返送された取引案件情報221を返送通知と共に営業店2のスキャナPC12に送信する。
削除予約手段223は、取引案件の削除予約に関する処理を行う。削除予約手段223は、具体的には、営業店2のスキャナPC12から、特定の取引案件に対する取引案件情報221の削除依頼を受信して、当該取引案件が為替センタ3のオペレータ端末23で処理中である場合に、該当する取引案件情報221に対して削除予約を行う(例えば、削除予約フラグをたてる)。
オペレータ端末23(図1参照)は、為替センタ3のオペレータによって操作され、為替取引を処理するためのデータを作成する。オペレータ端末23の数は特に限定されるものではなく、為替センタ3に少なくとも1つのオペレータ端末23があればよい。ここでは、エントリ・ベリファイ方式で帳票データの登録を行った後に、さらに登録した内容の承認を行うことを想定しているので、3つのオペレータ端末23が存在する。エントリ・ベリファイ方式とは、入力操作や補正操作を複数人で行うものであり、正確かつ確実に為替取引の登録をすることが可能になる。以下では、データエントリ用のオペレータ端末23を「エントリPC23a」と呼び、ベリファイ用のオペレータ端末23を「ベリファイPC23b」と呼び、承認用のオペレータ端末23を「承認PC23c」と呼ぶ場合がある。なお、エントリPC23a、ベリファイPC23bおよび承認PC23cの構成は同様である。
オペレータ端末23の構成を図3に示す。オペレータ端末23は、タッチディスプレイ231を備える。タッチディスプレイ231は、例えば、液晶表示装置であるディスプレイの表面にタッチパネルが積層されたものである。タッチディスプレイ231は、オペレータに対して取引案件情報221等を表示するとともに、オペレータによるタッチ操作入力を受け付ける。なお、ここではタッチディスプレイを用いるものとして説明するが、端末に対する指示入力ができれば、タッチディスプレイに限らず、通常のディスプレイとマウス等の入力装置の組み合わせ、あるいはペンタブレット等を用いるものであってもよい。
オペレータ端末23のCPU(制御部)は、図示しないプログラムの実行処理により、取引案件制御手段232と、削除予約実行手段233とを実現する。
取引案件制御手段232は、取引案件のデータ入力に関する処理を行う。取引案件制御手段232は、例えば、為替サーバ22から配信された取引案件制御手段232をタッチディスプレイ231に表示する。また、取引案件制御手段232は、エントリ/ベリファイ/承認処理に関する処理を行う。
削除予約実行手段233は、為替センタ3のオペレータによって取引に対する営業店2への返送指示が行われると、為替サーバ22に対して当該取引の状態を問い合わせて、削除予約がなされているか否か(削除予約状態であるか否か)を判定する。そして、削除予約実行手段233は、該当する取引に削除予約がなされている場合、為替サーバ22に対して削除の実行を依頼する。
図1に示す本店4は、営業店2で発生した為替取引の処理を行う施設である。本店4のシステムは、専用回線を介して為替センタ3のシステムに接続されている。本店4には、ホストコンピュータ31がシステムとして設置されている。ホストコンピュータ31は、為替センタ3のオペレータ端末23で作成された為替取引を処理するためのデータに基づいて為替取引の決算処理を行う。
≪実施形態に係る為替集中処理システムの処理≫
次に、図1を参照して、実施形態に係る為替集中処理システム1の為替取引の全体処理を説明する。
最初に、営業店2の行員は、営業店窓口にて顧客から振込依頼書(帳票)を受け取り、内容をチェックした後、営業店に設置されているスキャナ11に振込依頼書をセットする。そして、スキャナPC12にて振込依頼書の読取操作を行い、振込依頼書をスキャナ11に読み取られる(ステップS1)。これにより、帳票である振込依頼書の帳票イメージおよび文字認識結果(帳票データ)が作成される。
ステップS1で作成された振込依頼書(帳票)の帳票イメージと文字認識結果(帳票データ)は、為替センタ3に設置されている集配信サーバ21に送信され(ステップS2)、集配信サーバ21を介して為替サーバ22のデータベースに格納される(ステップS3)。
続いて、為替サーバ22に格納された帳票イメージと帳票データは、為替センタ3のエントリPC23aに配信され(ステップS4)、エントリPC23aのタッチディスプレイ231に配信された帳票イメージおよび帳票データが表示される。エントリPC23aのオペレータは、タッチディスプレイ231に表示された帳票イメージを目視しながら、文字認識にて誤読・不読となった帳票データの入力・補正操作を行う。
続いて、エントリPC23aでデータエントリが完了した帳票イメージおよび帳票データは、ベリファイPC23bに配信され(ステップS5)、ベリファイPC23bのタッチディスプレイ231に配信された帳票イメージおよび帳票データが表示される。ベリファイPC23bのオペレータは、帳票データの確認や重要項目の再入力を行う。
続いて、エントリ/ベリファイ結果が不一致となった帳票データや高額取引の帳票データは、承認PC23cに配信され(ステップS6)、承認PC23cのタッチディスプレイ231に配信された帳票イメージおよび帳票データが表示される。そして、承認PC23cのオペレータは、帳票データの承認処理を行う。なお、エントリ/ベリファイ結果が一致した帳票データや低額取引の帳票データは、承認処理を必要としない。ベリファイまたは承認終了後の帳票データは、通信GW24を介してホストコンピュータ31に為替仕向け電文として発信される(ステップS7)。そして、ホストコンピュータ31は、送信された為替仕向け電文に基づいて、為替取引の決済処理を行う。
一方、ステップS4で為替センタ3のエントリPC23aに帳票イメージと帳票データが配信された後で、エントリPC23aのオペレータによって、帳票イメージがかすれていて判読できないような場合や帳票上の正しい場所に文字が記入されていないと判定された場合に、エントリPC23aのオペレータは返送操作を行う。これにより、データエントリ中の帳票イメージと帳票データは、為替サーバ22に返送され(ステップS8)、さらに、集配信サーバ21を介して営業店のスキャナPC12に返送通知と共に配信される(ステップS9)。そして、スキャナPC12を操作する行員は、例えば、帳票データの修正を行い、通信GW24を介して、直接的に帳票データをホストコンピュータ31に送信する自店処理を行う。以上の一連の流れで、帳票単位の為替取引が完結する。
次に、図4を参照(適宜、図5および図6を参照)して、実施形態に係る為替集中処理システム1の為替取引における返送処理をより詳細に説明する。図4は、為替集中処理システム1の返送処理を示すフローチャートである。図5および図6は、エントリPC23aのタッチディスプレイに表示されるエントリ画面の例示である。
最初に、ステップS4(図1参照)で為替センタ3のエントリPC23aに取引案件情報221である帳票イメージと帳票データが配信されることで、エントリPC23aの取引案件制御手段232(図3参照)は、タッチディスプレイにエントリ画面を表示する(ステップS11)。ステップS11におけるエントリ画面を図5(a)に例示する。エントリPC23aのオペレータは、文字認識にて誤読・不読となった帳票データの入力・補正操作を行った後で終了ボタンF12を押下(選択)する。また、エントリPC23aのオペレータは、帳票イメージがかすれていて判読できないような場合や帳票上の正しい場所に文字が記入されていないと判定された場合に返送ボタンF5を押下(選択)する。なお、ここでの返送ボタンF5の押下は、特許請求の範囲における返送指示ではなく、その予備操作である。
エントリPC23aの取引案件制御手段232は、オペレータによってエントリ画面のどのボタンが押下(選択)されたかを判定する(ステップS12)。終了ボタンF12が押下された場合に処理はステップS14に進む。一方、返送ボタンF5が押下された場合に、エントリPC23aは、図5(b)に示す返送理由選択画面を表示する(ステップS13)。エントリPC23aのオペレータは、返送理由を選択後に終了ボタンF12を押下する。終了ボタンF12が押下されることで、処理はステップS14に進む。
ステップS12またはステップS13で終了ボタンF12が押下された場合に、エントリPC23aの削除予約実行手段233は、為替サーバ22に該当データの状態の問い合わせを行い、営業店2の行員によってデータ削除操作を実施されたか否か(当該取引が削除予約状態であるか否か)を判定する(ステップS14)。
データ削除操作を実施されていた(当該取引が削除予約状態である)場合(ステップS14で“Yes”)に、エントリPC23aの削除予約実行手段233は、タッチディスプレイ231に返送操作を誘導するメッセージ(図6(a)参照)を表示する(ステップS15)。エントリPC23aのオペレータは、この返送操作を誘導するメッセージを確認後に返送ボタンF5を押下する。なお、ここでの返送ボタンF5の押下は、特許請求の範囲における返送指示である。
それに伴い、エントリPC23aの削除予約実行手段233は、タッチディスプレイ231にデータ削除操作を行うデータ削除画面(図6(b)参照)を表示する(ステップS16)。データ削除画面(図6(b)参照)では、データ削除のみ選択可能である(つまり、データ削除以外の操作を制限している)。
そして、オペレータがデータ削除操作(データ削除を選択して終了ボタンF12の押下)により、削除予約実行手段233は、サーバ22に対して該当する取引案件情報221の削除を依頼し、それに伴い為替サーバ22のデータベースに格納される当該取引案件情報221が削除される。
一方、データ削除操作を実施されていない(当該取引が削除予約状態でない)場合(ステップS14で“No”)に、エントリPC23aの取引案件制御手段232は、オペレータによって押下されたボタンに応じた処理を行う(ステップS17)。具体的には、返送ボタンF5が押下された場合には返送理由と共に帳票データを返送し、また、返送ボタンF5を押下されることなく終了ボタンF12が押下された場合にはエントリ終了後の帳票データをベリファイ端末23bに送信する。そして、処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る為替集中処理システム1は、為替センタ3のオペレータによって返送操作が実施された場合に、返送操作が行われた当該帳票データにデータ削除操作が行われたか否かの状態チェックを行う。そして、当該帳票データがデータ削除操作を行われた削除予約状態のデータである場合には、営業店2に帳票データの返送を行わずにデータ削除を実施する。その為、営業店2の行員によってデータ削除操作された為替取引の帳票データが、為替センタ3のオペレータによる返送操作によって営業店2側に返送されることがない。したがって、本実施形態に係る為替集中処理システム1は、データ削除時の運用と返送時の運用とを考慮したシステムにおける堅確性の向上および二重送信防止の効果がある。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
本実施形態では、本発明のデータエントリシステムとして為替集中処理システムについて説明した。しかしながら、本発明のデータエントリシステムは、為替集中処理システムに限定されるものではなく、拠点間における取引の状態を変更可能な他のシステムに適用可能である。その場合、例えば、営業店2は金融機関以外のものでもよく、また、為替センタは為替取引以外の業務を取扱うセンタであってよい。
また、本実施形態の為替集中処理システム1では、エントリPC23aで返送操作を行う場合について説明したが、ベリファイ端末23bや承認PC23cで返送操作を行ってもよい。つまり、本発明は、為替センタ3のエントリPC23aに限定されず、オペレータが操作するオペレータ端末23で返送操作をする場合に適用することが可能である。
また、本実施形態の為替集中処理システム1では、ステップS13で返送指示の予備操作として返送理由を選択させた後で、ステップS15で返送指示を行なうという二つのステップで返送操作が構成されていた。しかしながら、返送操作は、ステップS13の処理を行わずにステップS15で返送指示を行なう一つのステップで構成されていてもよい。
また、本実施形態の為替集中処理システム1では、ステップS16でタッチディスプレイ231にデータ削除操作を行うデータ削除画面(図6(b)参照)を表示し、オペレータはデータ削除のみ選択可能であった(つまり、データ削除以外の操作を制限していた)。しかしながら、削除予約実行手段233の処理はこれに限定されるものではなく、オペレータによって行われた返送操作(返送指示)に対して当該データの削除処理を行うものであればよい。例えば、削除予約実行手段233は、オペレータによって返送操作がなされた場合に、オペレータに対して当該取引が削除予約状態であることを通知して自動で削除を実施してもよい。
[比較例]
図7を参照(適宜、図8を参照)して、比較例として従来の為替集中処理システムの為替取引における返送操作の処理を説明する。なお、従来の為替集中処理システムは、図1に示す本実施形態の従来の為替集中処理システム1の構成と同じである。
図7は、従来の為替集中処理システムの返送処理を示すフローチャートである。図8は、タッチディスプレイに表示されるエントリ画面の例示である。
為替センタ3のエントリPC23aに帳票イメージと帳票データが配信されることで(図1に示すステップS4に対応)、エントリPC23aは、タッチディスプレイに図8(a)に示すエントリ画面を表示する(ステップS11)。エントリPC23aのオペレータは、文字認識にて誤読・不読となった帳票データの入力・補正操作を行った後で終了ボタンF12を押下(選択)する。また、エントリPC23aのオペレータは、帳票イメージがかすれていて判読できないような場合や帳票上の正しい場所に文字が記入されていないと判定された場合に返送ボタンF5を押下(選択)する。
続いて、エントリPC23aは、オペレータによってエントリ画面のどのボタンが押下(選択)されたかを判定する(ステップS12)。返送ボタンF5が押下された場合に、エントリPC23aは、図8(b)に示す返送理由選択画面を表示し(ステップS13)、エントリPC23aのオペレータは、返送理由を選択後に終了ボタンF12を押下する。終了ボタンF12が押下されることで、エントリPC23aは、該当する取引の状態をチェックすることなく、営業店のスキャナPC12に対して返送通知を送信する(ステップS18)。そして、処理を終了する。
その為、従来では、スキャナPCを操作する行員は、データ削除操作したデータ(削除予約状態のデータ)に対する返送通知を受信するため、営業店側でデータを修正・削除する等の返送回答を実施する必要が生じる。さらに、営業店の行員が、データ削除操作をした上で当該為替取引における帳票の読み取りを再度行っていた場合に、受信した返送通知をデータ削除操作後に再度読み取りを行ったものに対する返送通知であると勘違いして再送する虞がある。その場合、当該為替取引に関するデータの二重送信になり、より問題が複雑化してしまう。
1 為替集中処理システム(データエントリシステム)
2 営業店
3 為替センタ(センタ)
4 本店
11 スキャナ
12 スキャナPC
21 集配信サーバ
22 為替サーバ
23 オペレータ端末(データエントリ装置)
31 ホストコンピュータ
221 取引案件情報
222 取引案件管理手段
223 削除予約手段
231 タッチディスプレイ
232 取引案件制御手段
233 削除予約実行手段

Claims (7)

  1. 営業店に設置される第1のデータ処理部からセンタに設置される第2のデータ処理部に取引案件の情報を送り、前記第2のデータ処理部でデータエントリを行うデータエントリシステムにおいて、
    前記第2のデータ処理部は、
    前記第1のデータ処理部から受信した取引案件情報を記憶する記憶手段と、
    前記第1のデータ処理部から、取引案件に対する削除依頼を受信して、該当する取引に対し削除予約を行う削除予約手段と、
    前記第2のデータ処理部内の端末にて取引に対する前記第1のデータ処理部への返送指示が行われると、該当する取引に削除予約がなされている場合、削除を実行する削除予約実行手段と、
    を備えたことを特徴とするデータエントリシステム。
  2. 前記削除予約手段は、前記第1のデータ処理部から削除依頼が通知された取引が、前記第2のデータ処理部内の端末で処理中である場合に、削除予約を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータエントリシステム。
  3. 前記削除予約実行手段は、オペレータにより前記第1のデータ処理部への返送指示の操作がなされた場合、前記オペレータの端末上に当該取引の削除の操作を促す表示を行う、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータエントリシステム。
  4. 前記削除予約実行手段は、オペレータにより前記第1のデータ処理部への返送指示の操作がなされた場合、当該取引の削除の操作以外を制限する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のデータエントリシステム。
  5. 営業店に設置される第1のデータ処理部からセンタに設置される第2のデータ処理部に取引案件の情報を送り、前記第2のデータ処理部でデータエントリを行うデータエントリ方法において、
    前記第2のデータ処理部は、前記第1のデータ処理部から受信した取引案件情報を記憶する記憶手段を備えており、
    前記第1のデータ処理部から、取引案件に対する削除依頼を受信して、該当する取引に対し削除予約を行い、
    前記第2のデータ処理部内の端末にて取引に対する前記第1のデータ処理部への返送指示が行われると、該当する取引に削除予約がなされている場合、削除を実行する、
    ことを特徴とするデータエントリ方法。
  6. 営業店に設置される第1のデータ処理部から送信される取引案件の情報を記憶する記憶手段に通信可能に接続され、オペレータによりデータエントリが行われるデータエントリ装置であって、
    オペレータによって取引に対する前記第1のデータ処理部への返送指示が行われると、前記記憶手段を参照して該当する取引に削除予約がなされている場合、削除を実行する削除予約実行手段を備える、
    ことを特徴とするデータエントリ装置。
  7. 営業店に設置される第1のデータ処理部から送信される取引案件の情報を記憶する記憶手段に通信可能に接続され、オペレータによりデータエントリが行われるコンピュータのデータエントリプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    オペレータによって取引に対する前記第1のデータ処理部への返送指示が行われると、前記記憶手段を参照して該当する取引に削除予約がなされている場合、削除を実行する削除予約実行手段として機能させるためのデータエントリプログラム。
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