JP2016148746A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い駆動範囲で、かつ、速い応答速度で、ミラーを駆動すること。
【解決手段】撮像装置100は、撮像素子103と、ミラー102と、レンズ101と、ミラーチルトアクチュエーター110とを備えている。撮像素子103は、被写体からの反射光である被写体光を撮像する。ミラー102は、記被写体光を反射して、被写体光を撮像素子103へ入射させる。レンズ101は、被写体光をミラー102に集光する。ミラーチルトアクチュエーター110は、レンズ光軸LOAを変更するように、ミラー102を駆動する。レンズ光軸LOAは、レンズ101から出射される被写体光のうちで撮像素子103の中心部Cに入射する光軸である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、例えば、ミラーチルトアクチュエーターでミラー駆動させながら、被写体からの反射光である被写体光をミラーで反射して、撮像素子に入射させるものに関する。
近年、ヘリコプターや飛行機や飛行船等の航空機の機外にカメラ等の撮像装置を搭載し、撮像装置を用いて上空から地上を撮像する技術が、広く知られている。
航空機に搭載された撮像装置で被写体を撮像する際に、航空機自体の振動や気流の乱れによる振動などの外力である動揺外乱や、航空機自体の振動や気流の乱れによって生じる姿勢変化が撮像装置に伝わるため、撮像画像が不鮮明になることがあった。
たとえば、被写体からの反射光を集光して撮像素子に入射させるとき、光源と撮像素子の間の光路上にミラーを追加し、動揺外乱や姿勢変化等による振動を打ち消す方向にミラーを駆動して、動揺外乱や姿勢変化の影響を低減する試みが行われている。
動揺外乱や姿勢変化に合わせてミラーを駆動する技術として、たとえば、2軸ピエゾ型や2軸シンバル型が知られている。2軸ピエゾ型は、一般的に、圧電素子を用いて、ミラーを2軸の方向に駆動することにより、動揺外乱や姿勢変化等による振動の影響を低減していた。2軸シンバル型は、一般的に、2軸に回転する回転体に取り付けられたミラーを、モータを用いて駆動することにより、動揺外乱や姿勢変化等による振動の影響を低減していた。
なお、本発明に関連する技術が、例えば、特許文献1、2および非特許文献1に記載されている。
特許5614478号 国際公開第2011/007628号
K. Aoki, et al, "Wide-range fine pointing mechanism for free-space laser communications," Free-Space Laser Communication and Active Laser Illumination III, SPIE Proceedings, Vol. 5160, pp. 495-506, 2003
しかしながら、2軸ピエゾ型では、一般的に、圧電素子を用いてミラーを駆動するため、応答速度は速くなるが、ミラーの可動範囲が狭いという問題があった。
また、2軸シンバル型では、モータを用いてミラーを駆動するため、応答速度が遅いという問題があった。特に、動揺外乱や姿勢変化等に基づく振動周波数が数十Hz以上となると、ミラーの移動だけで動揺外乱や姿勢変化等による振動を吸収することができなかった。このため、撮像装置と航空機の接合部分にアイソレータを設け、このアイソレータで高周波数帯の振動を吸収していた。
したがって、2軸ピエゾ型のように、圧電素子による駆動機構を用いて、ミラーを駆動する方法では、ミラーの振幅が大きな動揺外乱や姿勢変化等による振動に対応できないという問題があった。また、2軸シンバル型のように、モータによる駆動機構を用いて、ミラーを駆動する方法では、動揺外乱や姿勢変化等による高周波数の振動に追従できなかったりした。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、広い駆動範囲で、かつ、速い応答速度で、ミラーを駆動することができる撮像装置を提供することにある。
本発明の撮像装置は、被写体からの反射光である被写体光を撮像する撮像素子と、前記被写体光を反射して、前記被写体光を前記撮像素子へ入射させるミラーと、前記被写体光を前記ミラーに集光するレンズと、前記レンズから出射される前記被写体光のうちで前記撮像素子の中心部に入射する光軸であるレンズ光軸を変更するように、前記ミラーを駆動するミラーチルトアクチュエーターとを備え、前記ミラーチルトアクチュエーターは、
台座と、前記ミラーを保持するミラーホルダと、前記ミラーホルダが前記台座に対して移動できるように、前記ミラーホルダを前記台座に支持する弾性部材と、前記ミラーホルダを前記台座に対して傾斜させて、前記レンズ光軸を所望の方向に変更させる駆動手段とを有し、前記駆動手段は、前記台座に取り付けられたコイルと、前記ミラーホルダに取り付けられた、永久磁石を有する磁気回路と、を有し、前記コイルと前記磁気回路との間に働く電磁力を用いて、前記永久磁石の磁気モーメントの向きと直交する方向に前記ミラーホルダを傾斜させる。
本発明の撮像装置によれば、広い駆動範囲で、かつ、速い応答速度で、ミラーを駆動することができる。
本発明の第1の実施の形態における撮像装置の構成を示す図である。 ミラーチルトアクチュエーターの可動部の構成を示す斜視図である。 可動部に用いられる板バネの形状を示す図である。 台座の概略を示す斜視図である。 磁気回路の概略を示す図である。 板バネ、トーションバーおよび磁気回路の実装状態を示す斜視図である。 図2に示す可動部におけるチルト発生のメカニズムを示す図である。 板バネ、トーションバーおよび磁気回路の実装状態の変形例を示す斜視図である。 板バネの第1の変形例を示す図である。 図9の板バネを用いた可動部を示す斜視図である。 板バネの第2の変形例を示す図である。 図11の板バネを用いた可動部を示す斜視図である。 非特許文献1に記載のミラーチルトアクチュエーターにおける可動部を示す斜視図である。 解析条件を示す図である。 有限要素法を用いて解析した発生チルトの周波数特性の解析結果を示すグラフである。 図13に示す可動部における不要共振モードの様子を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における撮像装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における撮像装置の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における撮像装置の構成を示す図である。 ミラー角度を複数回変化させた際の撮像画像の生成過程を説明するための図である。 レンズ光軸をずらして同じ被写体光を撮像した際の撮像画像の生成過程を説明するための図である。 ミラーチルトアクチュエーターによりミラーが移動される過程を説明するための図である。図22(a)は、ミラーが移動する前の撮像装置の状態を示す図である。図22(b)は、ミラーが移動した後の撮像装置の状態を示す図である。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における撮像装置100の構成を示す図である。
図1に示されるように、撮像装置100は、レンズ101と、ミラー102と、撮像素子103と、ミラーチルトアクチュエーター110とを備えている。
図1に示されるように、レンズ101は、ミラー102と向き合うように設けられている。レンズ101は、被写体からの反射光である被写体光をミラー102に集光する。
図1に示されるように、ミラー102は、レンズ101および撮像素子103と向き合うように設けられている。ミラー102は、被写体光を反射して、当該被写体光を撮像素子103へ入射させる。
図1に示されるように、撮像素子103は、ミラー102と向き合うように設けられている。撮像素子103は、被写体光を撮像する。
図1に示されるように、ミラーチルトアクチュエーター110は、ミラー102の背面側に取り付けられている。ミラーチルトアクチュエーター110は、レンズ101から出射される被写体光のうちで撮像素子103の中心部Cに入射する光軸であるレンズ光軸LOAを変更するように、ミラー102を駆動する。なお、図1では、変更前のレンズ光軸LOA1と、変更後のレンズLOA2を示している。
ここで、ミラーチルトアクチュエーター110の構成について、詳しく説明する。なお、ミラーチルトアクチュエーター110の構成は、特許文献1に記載のミラーチルトアクチュエーターに対応する。
図2は、ミラーチルトアクチュエーター110の可動部111の構成を示す斜視図である。なお、可動部111は、後述の台座117と組み合わせられる。すなわち、ミラーチルトアクチュエーター110は、可動部111および台座117を含んで構成される。
図2に示されるように、ミラーチルトアクチュエーター110の可動部111は、ミラーホルダ113と、トーションバー114と、板バネ115a〜115dと、コイル116a〜116dとを備えている。また、ミラーチルトアクチュエーター110は、ミラーホルダ113によって、ミラー102を保持している。
図2に示されるように、ミラーホルダ113は、ミラー102を保持する。
図2に示されるように、トーションバー114は、ミラーホルダ113の中心からZ方向に伸びている。トーションバー114は、たとえば、ピアノ線、コバルト合金などの耐力の高い合金で形成される。
図2に示されるように、板バネ115a〜115dは、平板状の弾性部材である。板バネ115a〜115dは、ミラーホルダ113の外縁部から、ミラーホルダ113に沿って伸びている。板バネ115a〜115dは、屈曲部を少なくとも一箇所有する。板バネ115a〜115dは、ミラーホルダ113が台座に対して移動できるように、ミラーホルダ113を台座117に支持する。なお、板バネ115a〜115dは、本発明の弾性部材である。
図3は、可動部111に用いられる板バネ115a〜115dの形状を示す図である。図3に示されるように、4枚の板バネ115a〜115dは、同じ形状に形成されている。図3では、板バネ115a〜115dは、屈曲部Bを三か所有している。板バネ115a〜115dは、XY平面に平行な薄型平板のバネである。板バネ115a〜115dの厚みは、たとえば、20μm〜200μmの範囲内にある。板バネ115a〜115dには、耐力の高い合金が用いられている。具体的には、板バネ115a〜115dの材料には、ステンレス鋼、ベリリウム銅、りん青銅、洋白、及び、ニッケル銅合金、チタン銅合金から成る群から選択される少なくとも1つの材料が用いられている。
図2に示されるように、コイル116a〜116dは、たとえば、ソレノイドコイルにより構成さえる。コイル116a〜116dは、X軸周り、Y軸周りで対になるように、ミラーホルダ113のミラー2の挿入面とは反対側の面に貼り付けられている。可動部111は、トーションバー114の接触面F1、及び、板バネ115a〜115dの接触面F2〜F5を介して、台座117(図2にて不図示。)に固定される。
図4は、台座117の概略を示す斜視図である。台座117には、図2の可動部111がミラー102とともに取り付けられる。台座117は、固定台117a〜117hと、固定穴117iとを有する。固定台117a〜117dは、板バネ115a〜115dと台座117との接合部分である。固定台117a〜117dは、台座117のエッジ近傍に、各々の固定台が90°の回転対称となる位置関係で存在する。
固定台117e〜117hは、コイル116a〜116dを駆動するための磁気回路の固定台である。固定台117e〜117hは、台座117の中心線上に、各々の固定台がX軸、Y軸で対称になる位置関係で存在する。固定穴117iは、トーションバー4の固定穴である。固定穴117iは、台座117の中心に存在する。
図5は、磁気回路118a〜118dの概略を示す図である。磁気回路118a〜118dは、コイル116a〜116dの駆動に用いられる。磁気回路118a〜118dは、それぞれ固定台117e〜117hに固定される。4つの磁気回路118a〜118dは、同形状および同構成である。コイル116a〜116dと、磁気回路118a〜118dは、ミラーホルダ113を傾ける駆動手段を構成する。本発明の駆動手段は、複数対のコイル116a〜116dと、複数対の磁気回路118a〜118dとで構成される。駆動手段は、ミラーホルダ113を台座117に対して傾斜させて、レンズ光軸LOAを所望の方向に変更させる。ここでは、駆動手段は、ミラーホルダ113を少なくとも2方向に傾けることができる。
図5に示されるように、磁気回路118a〜118dは、断面が片仮名のコの字型またはアルファベットのUの字型のヨーク119と、永久磁石120とを有する。永久磁石120は、ヨーク119の空隙部の片方の面に貼り付けられる。永久磁石120は、その磁気モーメントMの方向がヨーク9の空隙部の面に直交するように貼り付けられる。ヨーク119の永久磁石120が貼り付けられていない側には、可動部111のコイル116a〜116dが挿入される。
図6は、板バネ115a〜115d、トーションバー114および磁気回路118a〜118dの実装状態を示す斜視図である。図6に示されるように、板バネ115a〜115d、トーションバー114および磁気回路118a〜118dは、台座117に実装される。可動部111の板バネ115a〜115dは、固定台117a〜117dに固定される。トーションバー114は、固定穴117iに固定される。磁気回路118a〜118dは、永久磁石が台座117の中心側に向かうように固定される。図6に示されるように、磁気回路118a〜118dにおける磁気モーメントMの方向は、台座117の中心から外側に向かう方向に揃っている。
図7は、図2に示す可動部111におけるチルト発生のメカニズムを示す図である。コイル116aに、ミラー102から向かった右回り方向に電流を流す。また、コイル116cに、ミラー102から向かって左回り方向に電流を流す。コイル116aに流す電流と、コイル116cに流す電流は、同じ電流値とする。磁気回路118a、118cの磁気モーメントMは、図6に示したように、中心から外側に向かう方向に設定している。このため、フレミングの法則に従って、コイル116aに−Z方向に力が働き、コイル116cには+Z方向に力が働く。このとき、トーションバー114がミラーホルダ113のZ方向の並進を抑制するので、ミラー102(ミラーホルダ113)は、θy方向に回転する(傾く)。
また、コイル116bに、ミラー102から向かって右回り方向に電流を流し、コイル116dに、ミラー102から向かって左回り方向に、コイル116bと同じ量の電流を流す。この場合、上記と同様な作用で、コイル116bに−Z方向に力が働き、コイル116dには+Z方向に力が働く。その結果、ミラー102がθx方向に回転する(傾く)。
なお、磁気回路の配置は、図6には限定されない。すなわち、各磁気回路で、磁気モーメントMが中心に対して外側を向く配置には限定されない。
図8は、板バネ115a〜115d、トーションバー114および磁気回路118a〜118dの実装状態の変形例を示す斜視図である。
図8では、磁気回路118aの磁気モーメントMと磁気回路118cの磁気モーメントMとを同じ方向に向けて配置している。また、磁気回路118bの磁気モーメントMと磁気回路8dの磁気モーメントMとを同じ方向に向けて配置している。磁気回路の配置を図8に示す配置とする場合は、コイル116aとコイル116cとに同じ方向の電流を流すことで、ミラーをθy方向に傾けることができる。また、コイル116bとコイル116dとの同じ方向の電流を流すことで、ミラーをθx方向に傾けることができる。
図3では、板バネ115a〜115dが3か所の屈曲部Bを有していたが、板バネの形状は、これには限定されない。屈曲部Bは、直線状に折れ曲がった屈曲部には限定されず、曲線状(円弧状)に折れ曲がった屈曲部であってもよい。
図9は、板バネの第1の変形例を示す図である。図9に示す板バネ115Aa〜115Adは、XY面に平行な薄型薄板であり、円弧状の屈曲部を有している。図10に、図9に示す板バネ115Aa〜115Adを用いた可動部111Aを示す。この場合も、可動部111Aの動作は、図7を用いて説明した動作と同様になる。
また、板バネの屈曲部は、1か所だけでもよい。図11は、板バネの第2の変形例を示す図である。図11に示す板バネ115Ba〜115Bdは、XY面に平行な薄型平板で、屈曲部Bを1か所有している。図12に、図11に示す板バネ115Ba〜115Bdを用いた可動部111Bを示す。可動部111Bでは、板バネ115Ba〜115Bdの側面が、ミラーホルダ113に接触している。この場合も、可動部111Bの動作は、図7を用いて説明した動作と同様になる。
ミラーチルトアクチュエーターについて、発生チルトの周波数特性を、有限要素法を用いて解析した。解析では、図2に示す構成の可動部111(モデル1)、図10に示す構成の可動部111A(モデル2)、及び、図12に示す構成の可動部111B(モデル3)について、発生チルトの周波数特性を求めた。
また、比較例として、非特許文献1の構造のミラーチルトアクチュエーターの周波数特性も解析した。
図13は、非特許文献1に記載のミラーチルトアクチュエーターにおける可動部111Z(モデル4)を示す斜視図である。図13に示す比較例の可動部111Zは、ミラーホルダ113が、XY面からZ軸方向に折れ曲がる板バネ115Za〜115Zdを用いて台座に取り付けられる点で、図2に示す本実施形態の可動部111と相違する。
図14は、解析条件を示す図である。図14に示す解析条件を用いて、モデル1〜モデル4までについて、発生チルトの周波数特性を解析した。
図15は、有限要素法を用いて解析した発生チルトの周波数特性の解析結果を示すグラフである。図15に示されるように、非特許文献1の構造であるモデル4では、100Hz近傍でS字状の不要共振モードが存在していることがわかる。この不要共振モードは、並進方向の変位を伴うため制御が困難である。
これに対し、本実施形態の構成であるモデル1〜モデル3では、不要共振モードが1000Hzまで移動しており、広い制御帯域が確保できていることがわかる。また、発生チルトのゲインが、モデル4に比して落ちておらず、むしろ上昇している。このことは、モデル1〜モデル3では、発生チルトの効率が、非特許文献1の構造と同等以上であり、非特許文献1と同様な広角駆動と高精度制御とを確保できることを意味している。
以下に、上記効果がもたらされる理由について説明する。図16は、非特許文献1の構造(モデル4)における不要共振モードの様子を示している。不要共振モードは、可動部111Zの対角線軸L3軸上の振動である。可動部111Zではコイルがミラーホルダの裏面に設置されているため、可動部16の重心と回転中心とがずれている。その結果、不要共振モードは、チルト変位だけでなく、制御困難な並進方向の変位が伴う。
図16に示すように、不要共振モード時には、板バネ115a〜115dの領域Aが大きく変形する。この変形は、板バネがXY面からZ方向へ折り曲がる部位の屈曲角の変化に伴って生じ、比較的小さな力で発生しうる。モデル4では、可動部111ZのL3軸上の振動に対する剛性が弱いため、不要共振モード周波数が下がる。
一方、モデル1(可動部111)で用いられる板バネ115a〜115d(図3)、モデル2(可動部111A)で用いられる板バネ115Aa〜115Ad(図9)、及び、モデル3(可動部111B)で用いられる板バネ115Ba〜115Bd(図11)は、XY面からZ方向に屈曲する部位を持たない。このため、可動部のL3軸上の振動に対する剛性が高く、不要共振モード周波数が上がる。一方で、ミラーチルト方向に対して、XY面内で屈曲する屈曲部があることで、剛性を低くできる。その結果、発生チルト効率の低下が抑えられる。
本発明のミラーチルトアクチュエーターは、最小構成として、ミラー102と、ミラーホルダ113と、台座117と、駆動手段(コイル116a〜6d、磁気回路118a〜118d)と、複数の平板状の弾性部材(板バネ115a〜115d、115Aa〜115Ad、又は、115Ba〜115Bd)とを備える。なお、トーションバー114は、一端がミラーホルダ113の中央部に接続されると共に他端が台座117に接続される。板バネは、一端がミラーホルダ113の周辺部に接続されると共に他端が台座117に接続される。板バネは、ミラー面と平行な面内に延在し、かつ、屈曲部を少なくとも1か所有する。
ミラーホルダ113と台座117と接続する板バネは、ミラー面と平行な面内に延在し、かつ、屈曲部を少なくとも1つ有している。板バネは、ミラー面からミラー面に垂直な方向に屈曲する部位を持たないため、可動部のミラー面方向の振動に対する剛性を高めることができる。その結果、不要共振モード周波数を高め、制御帯域を広げることができる。その一方で、板バネは、ミラー面と平行な面内で屈曲する屈曲部を有しているので、ミラーチルト方向の剛性を低くできる。つまり、本発明では、発生チルト効率の低下を抑制しつつ、制御帯域を広げることができるという効果を得ることができる。また、板バネを、ミラーホルダ113の外縁部から、ミラーホルダ3に沿って伸ばす構成とする場合、ミラーチルトアクチュエーターの小型化が可能である。
ここで、板バネは、ミラーホルダ113に装着したコイルへの電流供給用の配線を兼ねてもよい。つまり、板バネ115a〜115d、115Aa〜115Ad、115Ba〜115Bdを、コイル駆動用の電流を流す配線として用いてもよい。板バネがコイルに電流を供給する配線を兼ねる構成では、台座117とミラーホルダ113との間に、別途配線を設ける必要がなくなる。また、板バネは弾性を有しているので、コイルへの電流供給を行う導線のフリクションに起因する制御性能の低下を防ぐことができる。また、アクチュエーター駆動時の繰り返し応力に起因する導線の損傷を防ぐこともできるという効果もある。
なお、上記実施形態では、可動側であるミラーホルダ113にコイル116a〜116dを配置し、固定側である台座117に磁気回路118a〜118dを配置するムービングコイル方式を採用したが、コイルと磁気回路の配置は逆でもよい。すなわち、可動側であるミラーホルダ113に磁気回路を配置し、固定側である台座117にコイルを配置するムービングマグネット方式を採用してもよい。ムービングマグネット方式を採用する場合は、ムービングコイル方式に比して、コイルで発生しミラーホルダ113に伝わる熱の量が少なくなるので、コイルからの熱に起因するミラー102の変形を抑制できる効果がある。
図3、図9、図11に示す板バネの形状は、例示であって、板バネの形状は、これら形状に限定されるわけではない。例えば、板バネの幅は一定である必要はなく、必要に応じて、幅を調整してもかまわない。また、上記実施形態では、ミラーホルダ113と板バネの接触面のZ方向の高さと、固定台117a〜117dと板バネとの接触面のZ方向の高さとを一致させているが、必ずしもその必要はない。両接触面の高さをずらしたとしても、L3軸方向の振動に対する剛性は変わらないため、不要共振モード周波数が高域に保たれるという効果は変わらない。
以上、ミラーチルトアクチュエーター110の構成について、説明した。
次に、撮像装置100の動作説明を行う。
図1に示されるように、被写体からの反射光(被写体光)がレンズ101に入射する。レンズ101に入射した被写体光は、ミラー102により反射される。ミラー102により反射された被写体光は、撮像素子103に入射する。これにより、撮像素子103は、被写体光を撮像することができる。
ここで、ミラーチルトアクチュエーター110は、レンズ光軸LOAを変更するように、ミラー102を駆動する。レンズ光軸LOAは、レンズ101から出射される被写体光のうちで撮像素子Cの中心部に入射する光軸である。図1に示されるように、ミラーチルトアクチュエーター110は、前述の駆動手段等を用いてミラー102を駆動することにより、変更前のレンズ光軸LOA1から変更後のレンズLOA2へ変更する。
以上、撮像装置100の動作を説明した。
以上の通り、本発明の第1の実施の形態における撮像装置100は、撮像素子103と、ミラー102と、レンズ101と、ミラーチルトアクチュエーター110とを備えている。撮像素子103は、被写体からの反射光である被写体光を撮像する。ミラー102は、記被写体光を反射して、被写体光を撮像素子103へ入射させる。レンズ101は、被写体光をミラー102に集光する。ミラーチルトアクチュエーター110は、レンズ光軸LOAを変更するように、ミラー102を駆動する。レンズ光軸LOAは、レンズ101から出射される被写体光のうちで撮像素子103の中心部Cに入射する光軸である。
また、ミラーチルトアクチュエーター110は、台座117と、ミラー102を保持するミラーホルダ113と、弾性部材(板バネ115a〜115d、板バネ115Aa〜115Aa、板バネ115Ba〜115Bd)と、駆動手段(コイル116a〜116d、磁気回路118a〜118d)とを備えている。弾性部材は、ミラーホルダ113が台座117に対して移動できるように、ミラーホルダ113を台座117に支持する。駆動手段は、ミラーホルダ113を台座117に対して傾斜させて、レンズ光軸LOAを所望の方向に変更させる。また、駆動手段は、台座117に取り付けられたコイル116a〜116dと、ミラーホルダ113に取り付けられた、永久磁石を有する磁気回路118a〜118dと、を有する。駆動手段は、コイル116a〜116dと磁気回路118a〜118dとの間に働く電磁力を用いて、永久磁石の磁気モーメントの向きと直交する方向にミラーホルダ113を傾斜させる。
このように、ミラーチルトアクチュエーター110の駆動手段は、ミラーホルダ113を台座117に対して傾斜させて、レンズ光軸LOAを所望の方向に変更させる。また、駆動手段は、台座117に取り付けられたコイル116a〜116dと、ミラーホルダに取り付けられた、永久磁石を有する磁気回路118a〜118dと、を有する。駆動手段は、コイル116a〜116dと磁気回路118a〜118dとの間に働く電磁力を用いて、永久磁石の磁気モーメントの向きと直交する方向にミラーホルダ113を傾斜させる。このような構成を採用することにより、図15を用いて説明した通り、ミラーチルトアクチュエーター110は、不要共振モードが1000Hzまで移動しており、発生チルトのゲインを維持しつつ、広い制御帯域を確保することができる。この結果、ミラーチルトアクチュエーター110は、一般的な2軸ピエゾ型と比較して、広角駆動と高精度制御を確保することができる。また、ミラーチルトアクチュエーター110では、駆動手段は、コイル116a〜116dと磁気回路118a〜118dで構成されている。このため、モータを用いてミラーを駆動する2軸シンバル型と比較して、応答速度を速くすることができる。この結果、たとえば、撮像装置100に加わる動揺外乱や姿勢変化に基づく振動周波数が数百Hz以上となっても、ミラー102の移動だけで、動揺外乱や姿勢変化による振動を吸収することができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態における撮像装置100によれば、広い駆動範囲で、かつ、速い応答速度で、ミラー102を駆動することができる。
<第2の実施の形態>
図17は、本発明の第2の実施の形態における撮像装置100Aの構成を示す図である。図18は、撮像装置100Aの構成を説明するためのブロック図である。
図17に示されるように、撮像装置100Aは、レンズ101と、ミラー102と、撮像素子103と、ミラーチルトアクチュエーター110と、筐体130と、ミラー駆動部140と、振動検出部150と、ミラー角度取得部160と、制御部170とを備えている。なお、図17および図18では、図1〜図16に示した各構成要素と同等の構成には、図1〜図16に示した符号と同等の符号を付している。
ここで、図1と図17を比較する。図17では、筐体130、ミラー駆動部140、振動検出部150、ミラー角度取得部160および制御部170が設けられている点で、図1と相違する。
図17に示されるように、筐体130は、撮像素子103、ミラー102、レンズ101およびミラーチルトアクチュエーター110を収容する。筐体130は、開口部131を有する。被写体光は、開口部131を介して、レンズ101に入射する。
図17および図18に示されるように、ミラー駆動部140は、ミラーチルトアクチュエーター110および制御部170に接続されている。ミラー駆動部140は、ミラーチルトアクチュエーター110を駆動する。
図17および図18に示されるように、振動検出部150は、制御部170に接続されている。振動検出部150は、筐体130に加わる振動を検出する。振動検出部150により検出される振動は、たとえば、航空機自体の振動や気流の乱れによる外力である動揺外乱や、航空機自体の振動や気流の乱れによって生じる姿勢変化によって生じる。また、振動検出部150は、たとえば、筐体130に発生する並進運動や回転運動によって生じる振動も検出できる。なお、振動検出部150は、たとえば、角速度センサや角度センサによって構成される。
図17および図18に示されるように、ミラー角度取得部160は、ミラーチルトアクチュエーター110および制御部170に接続されている。ミラー角度取得部160は、ミラーチルトアクチュエーター110から、ミラー102の設置角度であるミラー角度を取得する。
図17および図18に示されるように、制御部170は、ミラー駆動部140、振動検出部150およびミラー角度取得部160に接続されている。制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度とに基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度を変更する制御をミラー駆動部110に指示する。
以上、撮像装置100Aの構成について説明した。
次に、撮像装置100Aの動作について説明する。
図17に示されるように、被写体からの反射光(被写体光)がレンズ101に入射する。レンズ101に入射した被写体光は、ミラー102により反射される。ミラー102により反射された被写体光は、撮像素子103に入射する。これにより、撮像素子103は、被写体光を撮像することができる。
ここで、振動検出部150は、筐体130に加わる振動を検出し、検出結果を制御部170へ出力する。
また、ミラー角度取得部160は、ミラーチルトアクチュエーター110から、現在のミラー角度を取得し、取得結果を制御部170へ出力する。
次に、制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度とに基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度を変更する制御をミラー駆動部110に指示する。
ミラー駆動部140は、制御部170の指示に従って、ミラーチルトアクチュエーター110を駆動する。
以上、撮像装置100Aの動作について説明した。
以上の通り、本発明の第2の実施の形態における撮像装置100Aは、筐体130、ミラー駆動部140、振動検出部150、ミラー角度取得部160および制御部170をさらに備えている。筐体130は、撮像素子103、ミラー102、レンズ101およびミラーチルトアクチュエーター110を収容する。振動検出部150は、筐体130に加わる振動を検出する。ミラー角度取得部160は、ミラーチルトアクチュエーター110から、ミラー102の設置角度であるミラー角度を取得する。ミラー駆動部140は、ミラーチルトアクチュエーター110を駆動する。制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度とに基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度を変更する制御をミラー駆動部110に指示する。
このように、制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度とに基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度を変更する制御をミラー駆動部110に指示する。これにより、ミラーアクチュエーター110は、ミラー駆動部110によって、筐体130に加わる振動を打ち消すように駆動される。すなわち、ミラーアクチュエーター110の駆動手段は、筐体130に加わる振動を打ち消すようにミラー102を駆動して、レンズ光軸LOAを変更する。この結果、被写体光のうちで撮像素子103の中心部Cに入射する光軸であるレンズ光軸LOAは、筐体130に加わる振動によらず、一定方向に固定される。したがって、撮像素子103の撮像画像を安定化することができる。すなわち、撮像装置100Aは、たとえばブレのない鮮明な撮像画像を生成できる。
また、本発明の第2の実施の形態における撮像装置100Aにおいて、振動検出部150は、筐体130の所定方向の角速度または角度の変化を検出し、この検出結果に基づいて、筐体130に加わる振動を検出してもよい。これにより、簡単な装置で、筐体130に加わる振動を検出することができる。
<第3の実施の形態>
図19は、本発明の第3の実施の形態における撮像装置100Bの構成を示す図である。
図19に示されるように、撮像装置100Bは、レンズ101と、ミラー102と、撮像素子103と、ミラーチルトアクチュエーター110と、筐体130と、ミラー駆動部140と、振動検出部150と、ミラー角度取得部160と、制御部170と、撮像素子回転駆動部180と、撮像素子回転角度取得部190と、撮像素子回転機構200とを備えている。なお、図19では、図1〜図18に示した各構成要素と同等の構成には、図1〜図18に示した符号と同等の符号を付している。
ここで、図17と図19を比較する。図19では、撮像素子回転駆動部180、撮像素子回転角度取得部190および撮像素子回転機構200がさらに設けられている点で、図17と相違する。
図19に示されるように、撮像素子回転駆動部180は、撮像素子回転機構200および制御部170に接続されている。撮像素子回転駆動部180は、撮像素子回転機構200を駆動する。
図19に示されるように、撮像素子回転角度取得部190は、撮像素子回転機構200および制御部170に接続されている。撮像素子回転角度取得部190は、撮像素子回転機構200の撮像素子103の光軸を中心とする角度である撮像素子回転角度を取得する。
図19に示されるように、撮像素子回転機構200は、撮像素子103の光軸を中心に撮像素子103を回転させる。
そして、制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度と、撮像素子回転角度取得部190により取得される撮像素子回転角度とを基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度および撮像素子回転角度を変更する制御をミラー駆動部140および撮像素子回転駆動部200に指示する。
以上、撮像装置100Bの構成について説明した。
次に、撮像装置100Bの動作について説明する。
図19に示されるように、被写体からの反射光(被写体光)がレンズ101に入射する。レンズ101に入射した被写体光は、ミラー102により反射される。ミラー102により反射された被写体光は、撮像素子103に入射する。これにより、撮像素子103は、被写体光を撮像することができる。
ここで、振動検出部150は、筐体130に加わる振動を検出し、検出結果を制御部170へ出力する。
また、ミラー角度取得部160は、ミラーチルトアクチュエーター110から、現在のミラー角度を取得し、取得結果を制御部170へ出力する。
さらに、撮像素子回転角度取得部190は、撮像素子回転機構200の撮像素子103の光軸を中心とする角度である撮像素子回転角度を取得する。
次に、制御部170は、制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度と、撮像素子回転角度取得部190により取得される撮像素子回転角度とを基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度および撮像素子回転角度を変更する制御をミラー駆動部140および撮像素子回転駆動部200に指示する。
ミラー駆動部140は、制御部170の指示に従って、ミラーチルトアクチュエーター110を駆動する。
また、撮像素子回転駆動部200は、制御部170の指示に従って、撮像素子103の光軸を中心に撮像素子103を回転させる。
以上、撮像装置100Bの動作について説明した。
以上の通り、本発明の第3の実施の形態における撮像装置100Bは、撮像素子回転駆動部180と、撮像素子回転角度取得部190と、撮像素子回転機構200とをさらに備えている。撮像素子回転機構200は、撮像素子103の光軸を中心に撮像素子103を回転させる。撮像素子回転駆動部180は、撮像素子回転機構200を駆動する。撮像素子回転角度取得部190は、撮像素子回転機構200の撮像素子103の光軸を中心とする角度である撮像素子回転角度を取得する。制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度と、撮像素子回転角度取得部190により取得される撮像素子回転角度とを基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度および撮像素子回転角度を変更する制御をミラー駆動部140および撮像素子回転駆動部200に指示する。
このように、制御部170は、振動検出部150により検出される振動と、ミラー角度取得部160により取得されるミラー角度と、撮像素子回転角度取得部190により取得される撮像素子回転角度とを基づいて、振動を打ち消すようにミラー角度および撮像素子回転角度を変更する制御をミラー駆動部140および撮像素子回転駆動部200に指示する。
これにより、ミラーアクチュエーター110は、ミラー駆動部110によって、筐体130に加わる振動を、3軸の方向で打ち消すように駆動される。すなわち、ミラーアクチュエーター110の駆動手段は、筐体130に加わる振動を3軸方向で、打ち消すようにミラー102を駆動して、レンズ光軸LOAを変更する。この結果、被写体光のうちで撮像素子103の中心部Cに入射する光軸であるレンズ光軸LOAは、筐体130に加わる振動によらず、一定方向により安定して固定される。したがって、撮像素子103の撮像画像を3軸方向でより安定化することができる。
なお、本発明の変形例を以下に説明する。
第2および第3の実施の形態の撮像装置100A、100Bの変形例として、ミラー角度を撮像素子103の1画素あたりの視野角よりも小さい範囲の角度で複数回、変化させることで、撮像素子103の画素数以上の解像度を得る超解像を得ることもできる。
図20は、ミラー角度を複数回変化させた際の撮像画像の生成過程を説明するための図である。
図20に示されるように、まず、撮像素子103は、撮像画像Z10を撮像する。そして、図20に示されるように、制御部170は、ミラー駆動部140に対して、ミラー角度を撮像素子103の1画素あたりの視野角よりも小さい範囲の角度で複数回、変化させる指示を出力する。そして、ミラー駆動部140は、制御部170の指示に従って、ミラー角度を撮像素子103の1画素あたりの視野角よりも小さい範囲の角度で複数回、変化させる。このとき、撮像素子103は、ミラー角度の変化に合わせて、被写体光を複数回、撮像して、複数の撮像画像Z11を生成する。最後に、撮像素子103は、複数の撮像画像Z11を合成する。これにより、撮像素子103は、撮像された複数回分の被写体光の撮像画像Z12を重ね合わせた合成画像Z12を生成することができる。
本発明の第2および第3の実施の形態における撮像装置100A、100Bにおいて、制御部170は、ミラー角度を撮像素子103の1画素あたりの視野角よりも小さい範囲の角度で複数回、変化させる指示をミラー駆動部140に対して行う。
また、ミラー駆動部140は、制御部170の指示に従って、ミラー角度を複数回、変化させる。そして、撮像素子103は、ミラー角度の変化に合わせて、被写体光を複数回、撮像し、撮像された複数回分の被写体光の撮像画像Z11を重ね合わせた合成画像Z12を生成する。
前述した通り、ミラーチルトアクチュエーター110は、一般的な2軸ピエゾ型と比較して、高精度制御を確保することができる。また、ミラーチルトアクチュエーター110は、モータを用いてミラーを駆動する2軸シンバル型と比較して、応答速度を速くすることができる。このように、ミラーチルトアクチュエーター110は、高速かつ微少範囲でミラーを駆動することができる特徴を有する。このようなミラーチルトアクチュエーター110を活用することにより、撮像された複数回分の被写体光の撮像画像Z11を重ね合わせた合成画像Z12を、高解像度で得ることができる。
また、第1、第2および第3の実施の形態の撮像装置100、100A、100Bの変形例として、レンズ光軸LOAをずらして同じ被写体光を撮像することで、撮像素子103の感度を補正することもできる。
図21は、レンズ光軸LOAをずらして同じ被写体光を撮像した際の撮像画像の生成過程を説明するための図である。
図21に示されるように、まず、撮像素子103は、レンズ光軸LOAをずらして、同じ被写体光を撮像して、撮像画像Z20および撮像画像Z21を取得する。次に、制御部170は、撮像画像Z20および撮像画像Z21の間の差分画像Z22を生成する。この際、撮像画像Z20および撮像画像Z21の間のレンズ光軸LOAの角度差と、一画素当たりの角度は、既に、制御部170により認識されているので、制御部170はこれらの情報を用いて、Z22に示すように撮像画像Z20および撮像画像Z21の位置合わせを行い、差分画像Z23を生成する。このとき、差分画像Z23には、撮像画像Z20および撮像画像Z21の位置合わせの際に生じた平行移動の区間内に、固定パターンノイズが2重に表れる。
次に、制御部170は、撮像画像Z20および撮像画像Z21の位置合わせの際に生じた平行移動の区間において、撮像画像Z20および撮像画像Z21の差分をとり、固定パターンノイズの画像Z24を取得する。
次に、制御部170は、撮像画像Z20から固定パターンノイズの画像Z24を除算して、固定パターンノイズが除去された画像Z25を取得する。
なお、固定パターンノイズが除去された画像Z25には、固定パターンノイズ以外に、ランダムノイズや感度ムラによる影響が生じる場合がある。この場合、レンズ光軸LOAを複数の角度にずらした画像を用いて、これらの影響を低減することができる。
第1、第2および第3の実施の形態における撮像装置100、100A、100Bにおいて、撮像素子103は、レンズ光軸LOAを移動させて、被写体光を撮像した2枚の撮像画像Z20、Z21を取得する。制御部170は、2枚の撮像画像Z20、Z21間の差分を表す差分画像Z22を生成し、被写体以外の画像である固定パターンノイズを示す固定パターンノイズ画像Z24を取得し、2枚の撮像画像Z20、Z21の一方から固定パターンノイズ画像Z24を除去した画像Z25を生成する。これにより、固定パターンノイズが除去された画像を、取得することできる。
また、第2および第3の実施の形態の撮像装置100A、100Bの変形例として、ミラー駆動部140は、被写体光が撮像素子103に焦点を合わせて結像するように、ミラーチルトアクチュエーター110を移動させることもできる。
図22は、ミラーチルトアクチュエーター110によりミラー102が移動される過程を説明するための図である。図22(a)は、ミラー102が移動する前の撮像装置の状態を示す図である。図22(b)は、ミラー102が移動した後の撮像装置の状態を示す図である。
図22(a)に示されるように、レンズ101から遠方の位置から出射された被写体光の光線R10aは、レンズ101を介してミラー102に入射し、ミラー102により折り返された後に撮像素子103の撮像面103a上の位置P1に結像する。
一方、図22(a)に示されるように、光線R10aと同じ方向であるが、レンズ101により近接した位置から出射された被写体光の光線R20aは、レンズ101を介してミラー102に入射し、ミラー102により折り返された後に撮像素子103の撮像面103aと異なる位置P2に結像する。この場合、撮像面103a上の光線R20の像は、焦点が合わないぼけた画像となる。ここで、この焦点のずれは、ミラー102を回転するだけでは、補正することはできない。
一方、ミラーチルトアクチュエーター110を用いれば、ミラー102の回転だけでなく、位置も同時に変更でき、焦点のずれを補正することができる。
図22(b)に示されるように、ミラー駆動部140は、被写体光が撮像素子103に焦点を合わせて結像するように、ミラーチルトアクチュエーター110を駆動させて、ミラー102をミラー102Mの位置まで移動させる。
このとき、図22(b)に示されるように、レンズ101から遠方の位置から出射された被写体光の光線R10bは、図22(a)で説明した光線R10aと動揺に、レンズ101を介してミラー102に入射し、ミラー102により折り返された後に撮像素子103の撮像面103a上の位置P1に結像する。
また、図22(b)に示されるように、光線R10b同じ方向であるが、レンズ101により近接した位置から出射された被写体光の光線R20bは、ミラー102の角度をミラー102Mの位置に移動させることで、レンズ101を介してミラー102Mに入射し、ミラー102により折り返された後に撮像素子103の撮像面103a上の位置P1に結像する。この場合、撮像面103a上の光線R20bの像は、焦点が合ったぼけのない画像となる。
以上の通り、第2および第3の実施の形態の撮像装置100A、100Bにおいて、ミラー駆動部140は、被写体光が撮像素子103に焦点を合わせて結像するように、ミラーチルトアクチュエーター110を駆動させる。これにより、撮像素子103は、焦点が合ったぼけのない鮮明な画像を生成することができる。
以上、実施の形態を基に本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述の実施の形態に対して、様々な変更、増減、組合せを加えてもよい。
100、100A、100B 撮像装置
101 レンズ
102 ミラー
103 撮像素子
103a 撮像面
110 ミラーチルトアクチュエーター
111、111A、111B 可動部
113 ミラーホルダ
114 トーションバー
115a〜115d 板バネ
115Aa〜115Ad 板バネ
115Ba〜115Bd 板バネ
116a〜116d コイル
117 台座
118a〜118d 磁気回路
119 ヨーク
120 永久磁石
130 筐体
131 開口部
140 ミラー駆動部
150 振動検出部
160 ミラー角度取得部
170 制御部
180 撮像素子回転駆動部
190 撮像素子回転角度取得部
200 撮像素子回転機構

Claims (7)

  1. 被写体からの反射光である被写体光を撮像する撮像素子と、
    前記被写体光を反射して、前記被写体光を前記撮像素子へ入射させるミラーと、
    前記被写体光を前記ミラーに集光するレンズと、
    前記レンズから出射される前記被写体光のうちで前記撮像素子の中心部に入射する光軸であるレンズ光軸を変更するように、前記ミラーを駆動するミラーチルトアクチュエーターとを備え、
    前記ミラーチルトアクチュエーターは、
    台座と、
    前記ミラーを保持するミラーホルダと、
    前記ミラーホルダが前記台座に対して移動できるように、前記ミラーホルダを前記台座に支持する弾性部材と、
    前記ミラーホルダを前記台座に対して傾斜させて、前記レンズ光軸を所望の方向に変更させる駆動手段とを有し、
    前記駆動手段は、前記台座に取り付けられたコイルと、前記ミラーホルダに取り付けられた、永久磁石を有する磁気回路と、を有し、前記コイルと前記磁気回路との間に働く電磁力を用いて、前記永久磁石の磁気モーメントの向きと直交する方向に前記ミラーホルダを傾斜させる撮像装置。
  2. 前記撮像素子、前記ミラー、前記レンズおよびミラーチルトアクチュエーターを収容する筐体と、
    前記筐体に加わる振動を検出する振動検出部と、
    前記ミラーの設置角度であるミラー角度を取得するミラー角度取得部と、
    前記ミラーチルトアクチュエーターを駆動するミラー駆動部と、
    前記振動検出部により検出される前記振動と、前記ミラー角度取得部により取得される前記ミラー角度とに基づいて、前記振動を打ち消すように前記ミラー角度を変更する制御を前記ミラー駆動部に指示する制御部とを備えた請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記振動検出部は、
    筐体の所定方向の角速度または角度の変化を検出し、この検出結果に基づいて前記筐体に加わる前記振動を検出する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子の光軸を中心に前記撮像素子を回転させる撮像素子回転機構と、
    前記撮像素子回転機構を駆動する撮像素子回転駆動部と、
    前記撮像素子回転機構の前記撮像素子の光軸を中心とする角度である撮像素子回転角度を取得する撮像素子回転角度取得部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記振動検出部により検出される前記振動と、前記ミラー角度取得部により取得される前記ミラー角度と、前記撮像素子回転角度取得部により取得される前記撮像素子回転角度とを基づいて、前記振動を打ち消すように前記ミラー角度および前記撮像素子回転角度を変更する制御を前記ミラー駆動部および前記撮像素子回転駆動部に指示する請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記ミラー角度を前記撮像素子の1画素あたりの視野角よりも小さい範囲の角度で複数回、変化させる指示をミラー駆動部に対して行い、
    前記ミラー駆動部は、前記制御部の指示に従って、前記ミラー角度を複数回、変化させ、
    前記撮像素子は、前記ミラー角度の変化に合わせて、前記被写体光を複数回、撮像し、撮像された複数回分の被写体光の撮像画像を重ね合わせた合成画像を生成する請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記撮像素子は、前記レンズ光軸を移動させて、前記被写体光を撮像した2枚の撮像画像を取得し、
    前記制御部は、前記2枚の撮像画像間の差分を表す差分画像を生成し、前記被写体以外の画像である固定パターンノイズを示す固定パターンノイズ画像を取得し、前記2枚の撮像画像の一方から前記固定パターンノイズ画像を除去した画像を生成する請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. ミラー駆動部は、前記被写体光が前記撮像素子に焦点を合わせて結像するように、前記ミラーチルトアクチュエーターを駆動させる請求項2〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
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