JP2016148300A - 送風装置 - Google Patents

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下野園 均
Hitoshi Shimonosono
均 下野園
則行 大川
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則行 大川
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Abstract

【課題】走行風の速さが変化しても簡素な構成でファンの効率が悪化することを極力防止することができる送風装置を提供する。
【解決手段】軸流ファン5と、軸流ファン5の空気吸入側で車両3の走行風の影響が大きい箇所に設けられたガイドベーン7とを有する送風装置1である。ガイドベーンが、上方および下方に設けられていることを特徴とする送風装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風装置に係り、特に、ガイドベーンを備え車両に設置されて使用されるものに関する。
従来の車両に設置されている送風装置は、筒状のケーシンングとファンとを備えている。そして、ファンを回転させることで、ケーシング前端の開口部から空気を引き込みケーシング後端の開口部から空気を排出するようになっている。送風装置は、たとえば、この前側に設けられているラジータ等の熱交換器を冷却するための冷却風を発生させるようになっている。
また、従来、ファンの近傍に自らの姿勢を変更可能は可変固定翼を設けてファンの効率を上げている送風装置が知られている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開昭61−160596号公報 特開昭61−252897号公報
ところで、従来の送風装置では車両の走行によって発生する走行風の影響をファンが受け、これにより、車速の変化に伴ってファンの効率が悪化する場合があるという問題がある。たとえば、車速による走行風の風速が速くなると、ファンの迎え角が不適正な値になり(たとえば、マイナスの値になり)、ファンの効率が悪化する。
また、特許文献1や特許文献2に記載の可変固定翼を設けたものでは、構造が煩雑になってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、走行風の速さが変化しても簡素な構成でファンの効率が悪化することを極力防止することができる送風装置を提供することを目的とする。
本発明は、軸流ファンと、前記軸流ファンの空気吸入側で車両の走行風の影響が大きい箇所に設けられたガイドベーンとを有する送風装置である。
本発明によれば、走行風の速さが変化しても簡素な構成でファンの効率が悪化することを極力防止することができるという効果を奏する。
車両に設置されている本発明の実施形態に係る送風装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る送風装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る送風装置の羽根の回転速度と空気の流速との関係を模式的に示す図である。 車両がアイドル状態にあるときの、本発明の実施形態に係る送風装置の羽根の回転速度と空気の流速との関係を模式的に示す図である。 車両が最高速度で走行しているときの、本発明の実施形態に係る送風装置の羽根の回転速度と空気の流速との関係を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る送風装置の概略構成を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は(a)におけるVIB−VIB断面を示す図であり、(c)は(a)におけるVIC−VIC断面を示す図である。 変形例に係る送風装置の概略構成を示す図であって、図6(b)に対応する図である。 従来の送風装置を示す斜視図である。 従来の送風装置の羽根の回転速度と空気の流速との関係を模式的に示す図である。
本発明の実施形態に係る送風装置(車両用の送風装置)1は、図1で示すように、たとえば、ラジエータ2やコンデンサ4等の熱交換器(図示せず)を冷却するために、車両3に設置されて使用されるものであり、図1や図2で示すように、軸流ファン5とガイドベーン(吸入空気案内部)7とを備えて構成されている。なお、図1に参照符号6で示すものは前輪である。
ガイドベーン7は、軸流ファン5の空気吸入側で車両3の走行風の影響が大きい箇所に設けられている。
軸流ファン5は、筒状のケーシング(ダクト)9と、羽根11を備えケーシング9内でケーシング9に回転自在に設けられたファン(たとえばプロペラファン)13と、羽根11(ファン13)を回転するための図示しないアクチュエータ(たとえばモータ)とを備えて構成されている。
送風装置1が車両3に設置された場合、ケーシング9の中心軸は、前後方向に延伸している。
ファン13が回転することによって、また、車両3が走行することによって、ケーシング9の中心軸の延伸方向の一方の開口部(前端の開口部)からケーシング9内に空気が入り、このケーシング9内に入った空気が、ケーシング9内をケーシング9の中心軸の延伸方向に沿って流れ(前方から後方に流れ)、ケーシング9の中心軸の延伸方向の他方の開口部(後端の開口部)から排出されるようになっている。
なお、ラジエータ2やコンデンサ4等の熱交換器は、たとえば、ケーシング9の前端の開口部の前に配置されている。
ケーシング9は、図6等で示すように、円筒状の筒状部(後方筒状部)15と、四角錐台の側面状の筒状部(前方筒状部)17とを備えて構成されている。前方筒状部17は、等脚台形状の4つの側壁で構成されており、四角錐台の矩形状(たとえば、正方形状)の底面の箇所が前端になって開口し、四角錐台の上面(底面よりも面積の小さい上面)の箇所が後端になって開口している。後方筒状部15は、前方筒状部17の後端に接続されている。
前後方向から見ると、図6(a)で示すように、矩形状の前方筒状部17の外周の内側に、円形状の後方筒状部15が入り込んでおり、矩形状の前方筒状部17の中心と、円形状の後方筒状部15の中心とはお互いが一致している。さらに、後方筒状部15が接続されているので、前方筒状部17の後端の開口部は、正方形ではなく、円形(直径が後方筒状部の直径と等しい円形)になっている。
軸流ファン5のファン13(羽根11)は、図2等で示すように、後方筒状部15内に設けられており、ファン13の外径は、後方筒状部15の内径よりも僅かに小さくなっている。
上述した車両3の走行風の影響が大きい箇所とは、この箇所以外の箇所に比べて空気の流速が速くなる箇所である。ガイドベーン7は、図1や図2等で示すように、たとえば、車両3の上下方向で、車両3の走行風の影響が大きい箇所である上方および下方にのみ設けられている。
さらに説明すると、車両3の走行風とは、車両3が走行することによって発生し、前から後ろに向かって流れる空気流であって、ケーシング9(車両3)に対して相対速度を持った空気流である。車両3の走行風は、車両3が前方に走行してれば、当然のことであるが、ファン13の回転の有無にかかわらず発生する。
送風装置1(軸流ファン5やケーシング9)の前側には、図1で示すように、送風装置1から離れてバンパー19等が設けられている。バンパー19は、上下方向では、送風装置1の中間に位置している。すなわち、バンパー19の上端は送風装置1(ケーシング9)の上端よりも下方に位置しており、バンパー19の下端は送風装置1(ケーシング9)の下端よりも上方に位置している。
また、バンパー19の前から後方に向かってを見ると、軸流ファン5(ケーシング9)の一部(たとえば、上下方向の中間部)が、バンパー19に隠れている。ここで、バンパー19の前から後方を見たときにバンパー19に隠れる部位から離れた部位が、車両3の走行風の影響が大きい箇所になり、ケーシング9内の空気流の流速が、バンパー19の後方の部位(バンパー19の前から後方を見たときにバンパー19に隠れる部位とこの近傍の部位)よりも速くなる。
ガイドベーン7は、図1や図2で示すように、車両3のバンパー19よりも上方および下方に設けられている。また、ガイドベーン7は、ファン13前方でファン13から僅かに離れており、ケーシング9の内面からケーシング9の中央側に突出して設けられている。
さらに、ガイドベーン7は、図4や図5で示すように、ガイドベーン7の前方では前から後に向かって流れている空気流(矢印A4a、A5a)を、所定の斜め方向(矢印A4b、A5b)に曲げるために設けられている。ガイドベーン7の前方で前から後に向かって流れている空気流(矢印A4a、A5a)は、車両3の走行や軸流ファン1の羽根11の回転によって発生する。
所定の斜め方向(矢印A4b、A5b)とは、前から後に向かう方向に軸流ファン1の羽根11の回転方向(矢印A4c、A5cで示す方向)とは逆向きの方向を加えた斜めの方向である。
換言すれば、所定の斜め方向(矢印A4b、A5b)とは、前から後に向かう空気流の速度ベクトル(矢印A4a、A5a)に、軸流ファン1の羽根11の回転方向(矢印A4c、A5cの速度)とは逆向きの速度ベクトルを加えた速度ベクトル(合成ベクトル)の方向である。これにより、ガイドベーン7の後端(羽根11の前端)では、空気流は、前から後に向かう速度成分と、羽根11の回転方向とは逆向きの速度成分とを含んでいる。
ファン13は、中央にハブ21を備えて構成されており、中央のハブ21から、複数枚の羽根11が、放射状に突出している。なお、ファン13は、たとえば、一定の角速度で回転するようになっている。
上述したように、ガイドベーン7は空気の流れ方向(軸流ファン1の羽根11の直前の位置における空気の流れ方向)を変えるように構成されているが、これについてさらに説明する。
軸流ファン1では、ガイドベーン7が空気の流れ方向を変えることで、車両3の走行風の速度が変化しても、この変化かかわらず、軸流ファン4の羽根11の迎え角度α(図3、図4、図5参照)が適正な範囲内の角度になるように構成されている。
ここで、迎え角度αの適正な角度とは、迎え角が負に大きすぎると翼の正圧側で剥離が発生し、迎え角が正に大きすぎると翼の負圧側で剥離が発生する。適正な範囲内の角度とは、その間の角度である。
すなわち、車両3が走行しておらずエンジンが稼働しているとき(アイドル状態のとき)には、羽根11の迎え角度αが図4で示すように設定されている。また、車両3が高速走行(例えば100km/h)で走行しているときには、羽根11の迎え角度αが図5で示すように設定されている。
なお、上述した軸流ファン5の羽根11の迎え角度αの適正な範囲がたとえば5°〜15°であると仮定した場合、車両3がアイドル状態のときに、羽根11の迎え角度αが15°になり、車両3が高速走行しているときには、羽根11の迎え角度αが5°になるように設定されていてもよいし、車両3がアイドル状態のときに、羽根11の迎え角度αが12°、車両3が高速走行しているときには、羽根11の迎え角度αが8°になるように設定されていてもよい。要するに、羽根11の迎え角度αが、5°〜15°の範囲内に存在する所定の範囲内であればよい。
また、ガイドベーン7は、図1、図2、図6で示すように、ケーシング9の内面からケーシング9の中心に向かって突出している。また、ガイドベーン7は、前後方向に延びている。
ケーシング9はこの形状が変化することなく一定の形状を保っており、ガイドベーン7もこの形状が変化することなく一定の形状を保っており、さらに、ガイドベーン(固定ガイドベーン)7はケーシング9に対して一体的に設けられて固定されており、ケーシング9に対して位置や姿勢が変化することは無い。
また、ガイドベーン7は、図4、図5、図6で示すように、所定形状の平板材料を所定の曲げ線のところで所定の角度βだけ曲げた「く」字状に形成されている。より具体的には、ガイドベーン7は、たとえば、細長い矩形な平板状の材料を、この長手方向の中間部に位置し幅方向の全長にわたって延びた直線状の曲げ線のところで、劣角γが鈍角になるように折り曲げたことで、「く」字状になっている。なお、曲げ線のところで、急激に曲がるのではなく、緩やかな円弧によって曲がっていてもよい。
上記曲げ線を境にした一方の部位(前方部位)23は、前側に位置し、厚さ方向が軸流ファン13の回転方向(羽根11に回転面の周方向と)一致しており、上記曲げ線を境にした他方の部位(後方部位)25は、後側に位置し、この後端(後方部位25の後端)が前記境界よりも軸流ファン5の羽根11の回転方向とは逆向きの方向の側に位置するようにして、厚さ方向が前後方向に対して斜めに傾いている。
ガイドベーン7の一方の部位23は、図6で示すように、前方筒状部17に設けられており、ガイドベーン7の他方の部位25が後方筒状部15に設けられている。すなわち、上記曲げ線が、前方筒状部17と後方筒状部15との境界のところに位置している。なお、上記曲げ線が前方に僅かに移動したところに位置していてもよい。この場合、後方部位15の前端部が、前方筒状部17に設けられていることになる。また、上記曲げ線が後方に僅かに移動したところに位置していてもよい。
さらに、ガイドベーン7の全体が後方筒状部15に設けられていてもよいし(図7(a)参照)、ガイドベーン7の全体)が前方筒状部17に設けられていてもよい(図7(b)参照)。
また、ガイドベーン7は、複数設けられている。たとえば、図6(a)等で示すように、上側に3つ、下側に下に3つ設けられている。下側の3つのガイドベーン7(7A,7B,7C)のうちの中央のガイドベーン7Bは、ファン13の回転中心軸の下(真下)に設けられており、ガイドベーン7Bの両側のガイドベーン7A,7Cは、ガイドベーン7Bを間にして、ガイドベーン7Bから、軸流ファン5の羽根11の回転方向(回転面の周方向)で離れている。
上側の3つのガイドベーン7(7D,7E,7F)のうちの中央のガイドベーン7Eは、ファン13の回転中心軸の上(真上)に設けられており、ガイドベーン7Eの両側のガイドベーン7D,7Fは、ガイドベーン7Eを間にして、ガイドベーン7Eから、軸流ファン5の羽根11の回転方向で離れている。
また、送風装置1では、ケーシング9と軸流ファン5とが複数ならんで設けられている。たとえば、図2等で示すように、ケーシング9と軸流ファン5とが一対で設けられており、一対のケーシング9や軸流ファン5は、お互いが横方向でつながってならんでいる。ガイドベーン7は、一対のケーシング9のそれぞれに設けられてきる。
次に、送付装置1の動作について説明する。
車両3に走行の有無にかかわらず、ファン13は稼働しているものとする。
車両3が走行しておらずアイドル状態のとき、車両3の走行風は発生しておらず、図4で示すようになっている。図4では、ファン13(羽根11)の回転によって、ガイドベーン7の前では、前から後に向かう空気流(矢印A4a参照)が発生している。この空気流は、ガイドベーン7を通過することで斜めに曲げられた空気流(矢印A4b参照)になる。
ガイドベーン7の後方で回転している羽根は、図4に矢印A4cで示す方向に一定の速度で回転している。これにより、羽根11に流入する空気流(空気流の相対速度)は図4に矢印A4dで示すようになる。
車両3が走行して速度が上がるとともに、図4に矢印A4aで示す空気流の流速は速くなり、これに伴って図4に矢印A4bで示す空気流の流速も速くなるが、車両3の走行の有無や速度にかかわらず、矢印A4aの方向、矢印A4bの方向はほとんど変化しない。また、図4の矢印A4cで示す羽根11の回転速度は変化しない。
車両3が最大速度で走行しているときには、図5で示すようになっている。図5では、ファン13(羽根11)の回転と車両3の走行とによって、ガイドベーン7の前では、前から後に向かう空気流(矢印A5a参照)が発生している。この空気流は、ガイドベーン7を通過するころで斜めに曲げられた空気流(矢印A5b参照)になる。
ガイドベーン7の後方で回転している羽根11は、図5に矢印A5c(図4の矢印A4cと同じ矢印)で示す方向に一定の速度で回転している。これにより、羽根11に流入する空気流は図5に矢印A5dで示すようになる。
送風装置1によれば、軸流ファン5の空気吸入側であって車両3の走行風の影響が大きい箇所にガイドベーン7を設けているので、走行風の速さが変化しても羽根11の迎え角αの値を適正な値に維持することができ、簡素な構成でファン13の効率が悪化することを極力防止することができる。
なお、図8で示すように、ガイドベーン7が設けられていないとすれば、車両3が高速走行して走行風の風速が上昇すると、図9で示すように羽根11の迎え角度αが負の値になり、図9に矢印A9で示すような、羽根11に沿わない空気の流れが発生してしまい、ファン13の効率が悪化してしまう。
また、送風装置1によれば、ガイドベーン7が、上下方向で車両3のバンパー19から外れた箇所であって、走行風の影響を受ける上方および下方にのみに設けられているので、通気抵抗の増加を抑制しつつ、ファン13の効率が悪化することを防止することができる。
また、送風装置1によれば、車両3の走行風の速度が変化しても軸流ファン5の羽根11の迎え角度αが適正な範囲内の角度になるように、ガイドベーン7で軸流ファン5に入る空気の流れ方向を変えるように構成されているので、アイドル時から最高速度の走行速度範囲内において、ファン13の効率が悪化することを確実に防止することができる。
また、送風装置1によれば、ガイドベーン7が、所定形状の平板材料を所定の曲げ線のところで所定の角度だけ曲げた「く」字状に形成されているので、ガイドベーン7の構成が簡素になっている。
なお、バンパー19の後方にガイドベーン7を設けてもよい。この場合、「く」字状のガイドベーン7の曲げ角度βの値は、上方や下方の「く」字状のガイドベーン7の曲げ角度βの値よりも小さくなっているものとする。
さらに、ガイドベーン7の突出高さ(後方部位15の径方向の寸法)を、さらに高くして、ファン13の羽根11の高さ(羽根11の半径とハブ21の半径との差)と等しくしてもよいし、ファン13の回転面の半径と等しくしてもよい。ファ13ンの回転面の半径と等しくすると、複数のガイドベーン7の先端をお互いに接合することができる。また、各ガイドベーン7のそれぞれにおいて、ガイドベーン7の高さ位置に応じて(たとえば高さの値が増加するにしたがって)曲げ角度βを変化させて(たとえば次第に小さくして)もよい。また、ファン13を、ケーシング9の後方でケーシング9近傍の外部に設けてもよい。
1 送風装置
5 軸流ファン
3 車両
7 ガイドベーン
11 羽根
19 バンパー
23 一方の部位(前方部位)
25 他方の部位(後方部位)
α 迎え角度

Claims (5)

  1. 軸流ファンと、
    前記軸流ファンの空気吸入側で車両の走行風の影響が大きい箇所に設けられたガイドベーンと、
    を有することを特徴とする送風装置。
  2. 請求項1に記載の送風装置において、
    前記ガイドベーンが、上方および下方に設けられていることを特徴とする送風装置。
  3. 請求項1に記載の送風装置において、
    前記ガイドベーンは、前記車両のバンパーよりも上方および下方に設けられていることを特徴とする送風装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の送風装置において、
    前記車両の走行風の速度が変化しても前記軸流ファンの羽根の迎え角度が適正な範囲内の角度になるように、前記ガイドベーンが空気の流れ方向を変えるように構成されていることを特徴とする送風装置。
  5. 請求項4に記載の送風装置において、
    前記ガイドベーンは、所定形状の平板材料を所定の曲げ線のところで所定の角度だけ曲げた「く」字状に形成されており、
    前記曲げ線を境にした一方の部位は、前側に位置し、厚さ方向が前記軸流ファンの羽根の回転面の周方向と一致しており、前記曲げ線を境にした他方の部位は、後側に位置し、後端が前記境界よりも前記軸流ファンの羽根の回転方向とは逆向きの方向の側に位置するようにして、厚さ方向が前後方向に対して斜めに傾いていることを特徴とする送風装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD860427S1 (en) 2017-09-18 2019-09-17 Horton, Inc. Ring fan
EP3833908B1 (en) * 2018-09-14 2023-09-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Outdoor unit of air conditioner

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