JP2016145670A - 扁平熱管無効端除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】扁平熱管無効端除去方法を提供する。
【解決手段】扁平熱管無効端除去方法は、先ず扁平熱管を提供し、続いて該扁平熱管が有する少なくとも1つのチャンバ内に毛細構造を有さないプレス待ち段に対してプレスを施し、同時に溶接して密着させ、その後、前記プレスを経て密着されたプレス待ち段上の除去待ちエリアを切断し、該プレス待ち段上の保留エリアを保留し、扁平熱管の無効端を除去する。この方法によって、導熱効率を向上し、無効端を大幅に減短できるので、空間を節約する効果を効率的に達成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、扁平熱管に関し、特に、良好な熱伝導効率を有し、空間を効率的に節約する扁平熱管無効端除去方法に関する。
電子情報産業の急速な発展に伴い、中央処理器等の電子部材の処理能力は日増しに強化され、発生する熱量も増加し、放熱シートとファンを組み合わせた放熱モジュールは、徐々に放熱要求を満足できなくなっており、特に、ノートパソコン、タブレットPC、スマートフォン又はスマートデバイス、スマートウェアラブルデバイス等について言えば、現在の熱管は、伝熱用に広範に使用される重要な部材である。熱管は、高い熱伝導率を有する受動熱伝導部材とみなすことができ、内部の二相流熱メカニズムによって、熱管の熱伝導能力は、同じ寸法の金属の数百倍以上となる。熱管を熱量の伝達物として利用する時、反映が迅速で熱抵抗が小さい等の利点を有する。従って、熱管又はその副産品の使用に合わせて各型の高性能放熱モジュールに発展し、現在の各式電子製品が性能の上昇により発生する放熱問題を適切に解決する。
従来の熱管封止方法は、先ず、熱管の一端を縮口封止した後、開放管口内から真空吸引した後、作動流体を充填し、続いて、該管口に対して徐々に縮小するように引き伸ばし、縮口端を形成した後、縮口端箇所に溶接(例えば、アルゴン溶接)を行い、熱管の該縮口端を封止する。従来の熱管の上縮管端導熱又は熱伝導効果をなすことができないので、導熱の無効端を形成し、この無効端の存在は、熱管の導熱効率を低下させ(即ち、熱管の高熱効率不良)、且つ熱管が縮口後に密閉できる十分な長さを残して漏れが発生しないようにする為、その保留する縮管端は、比較的長くなり、熱管の有効な導熱長さの応用を占拠するだけでなく、熱管をスマートモバイルデバイス(スマートウォッチ、スマートフォン等)内に組み付ける時、該比較的長い縮管端(即ち、無効端)が機構内のレイアウト空間を占用し、スマートモバイルデバイスの体積を減少する設計に不利になる。
上記従来の問題及び欠陥を如何に解決するかは、本願の発明者及び本業界に従事する関連メーカーが研究改善を必要とする方向となっている。
なお、先行技術文献としては、例えば特許文献1には、平板型ヒートパイプの本体であるコンテナに該コンテナ内部からの脱気および該コンテナに対する作動流体の注入のための細管をノズル取付部に突設させておき、脱気および作動流体の注入の後にその細管をノズル取付部に近い箇所で圧潰して仮封止し、その仮封止箇所よりわずか先端側で細管を切断し、その切断端面を加熱して溶融させ、その溶滴でノズルの先端を封止する技術が開示されている。
特開2000−258079号公報
そこで、上記問題を有効に解決する為、本発明の目的は、無効端を減短(又は短縮)し、扁平熱管の導熱効率を向上する扁平熱管無効端除去方法を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、空間の節約を達成する扁平熱管無効端除去方法を提供することにある。
上記目的を達成する為、本発明が提供する扁平熱管無効端除去方法は、扁平熱管を提供し、該扁平熱管内に真空のチャンバを有し、該チャンバ内に作動流体を充填し、且つその内壁に少なくとも1つの毛細構造を形成し、前記扁平熱管が有する少なくとも1つの該チャンバ内に有る該毛細構造を有さないプレス待ち段に対してプレスを施し、同時に溶接して密着させ、前記プレス待ち段上で保留エリア及び除去待ちエリアに区分し、前記プレス密着を経た前記除去待ちエリアを切断除去し、前記保留エリアを保留し、扁平熱管無効端を除去する。
本発明のこの方法の設計によって、無効端を大幅に減短し、熱管導熱効率を向上させ、更に空間を節約する効果を達成することができる。
本発明の第1好適実施例のフロー説明図である。 本発明の第1好適実施例の製品円型熱管がプレス成型を受ける断面説明図である。 本発明の第1好適実施例の製品円型熱管がプレス成型を受ける断面説明図である。 本発明の第1好適実施例の扁平熱管が予備プレスを受ける時の断面説明図である。 本発明の第1好適実施例の扁平熱管がプレスを受ける時の断面説明図である。 本発明の第1好適実施例の扁平熱管の除去待ちエリア切断の断面説明図である。 本発明の第2好適実施例のフロー説明図である。 本発明の第2好適実施例の製品円型熱管がプレス成型を受ける立体説明図である。 本発明の第2好適実施例の扁平熱管が予備プレスを受ける時の断面説明図である。 本発明の第2好適実施例の扁平熱管がプレスを受ける時の断面説明図である。 本発明の第2好適実施例の扁平熱管の除去待ちエリア切断の断面説明図である。 本発明の第3好適実施例のフロー説明図である。 本発明の第3好適実施例の立体説明図である。 本発明の第3好適実施例の断面説明図である。 本発明の第3好適実施例の扁平熱管がプレスを受ける時の断面説明図である。 本発明の第3好適実施例の扁平熱管の除去待ちエリア切断の断面説明図である。
本発明の上記目的及びその構造と機能上の特性について、図面に基づく好適実施例を挙げ、以下に説明する。
本発明は、扁平熱管無効端除去方法を提供し、図1を参照し、それは、本発明の第1好適実施例のフロー説明図であり、図2A、図2B、図3A、図3B、図4を補助に参照する。該扁平熱管1は、該好適実施例は、円型熱管をプレスして構成することにより説明する。該扁平熱管1の無効端除去方法は、以下のステップを含む。
(100)扁平熱管1を提供し、該扁平熱管1内に真空のチャンバ11を有し、該チャンバ11内に作動流体12を充填し、且つその内壁に少なくとも1つの毛細構造13を形成する。
製品円型熱管がプレスを受けた後の扁平熱管1を提供し(図2A、図2B参照)、該扁平熱管1内に真空のチャンバ11を有し、該チャンバ11内に作動流体12(例えば、純水、無機化合物、アルコール類、ケトン類、液体金属、冷媒又は有機化合物)を充填し、且つ該チャンバ11内壁に少なくとも1つの毛細構造13を形成し、該毛細構造13は、好適実施例において、焼結粉末体により説明するが、これに限定するものではなく、具体実施時、溝又は金属編組網又は繊維編組束又は編を選択することができ、該扁平熱管1内壁の毛細構造13及び該扁平熱管1の一端の間に毛細構造無しエリア18を定義し、該毛細構造無しエリア18内壁は、毛細構造を設けておらず、それは、作動流体12をチャンバ11内に充填することに便利することに用い、従って、扁平熱管1の毛細構造無しエリア18の部位は、導熱を行うことができない。
(101)該扁平熱管1が有する少なくとも1つの該チャンバ11内に毛細構造を有さないプレス待ち段140にプレスを施し、同時に溶接して密着させ、且つ該プレス待ち段140上で保留エリア1401及び除去待ちエリア1402に区分する。
前記扁平熱管1は、該チャンバ11内に該毛細構造を有さないプレス待ち段140を有し、該プレス待ち段140上で保留エリア1401及び除去待ちエリア1402に区分し、該好適実施例のプレス待ち段140は、扁平熱管1上で導熱を行うことができない部位、即ち、いわゆる無効端であり、前記プレス待ち段140は、該隣り合う該扁平熱管1の一端内壁の毛細構造を設けていない箇所(即ち、前記毛細構造無しエリア18)から該扁平熱管1の一端が外向きに徐々に縮小する封止された縮管部15の(長軸外方の)端部までに位置することにより説明するが、記述表現はこれに限定されるものではない。以降の記述も同様である。前記保留エリア1401は、該扁平熱管1の一端内壁に毛細構造13に隣り合って存在する毛細構造無しのエリア18の一部の領域に位置し、該除去待ちエリア1402は、該保留エリア1401から離れて該縮管部15の端部に至るまでの間に位置している。従って、プレス機器2に介在させて前記プレス待ち段140に対してプレスを施し、同時に低温溶接し(例えば、低温高周波溶接)、プレスを経た後のプレス待ち段140内壁を互いに溶接して密着させる(図3A、図3B参照)。そのうち、前記プレス方式は、押し出し又は圧延又は制動圧又はラミネート等の方式を選択することができる。
(102)前記プレス密着を経た該除去待ちエリア1402を切断除去し、該保留エリア1401を保留し、即ち、扁平熱管1の無効端の除去を完成することができる。
前記プレス密着を経た除去待ちエリア1402を切断(又はカット)し、該保留エリア1401を保留し、導熱を行うことができない封止された縮管部15を切断させ(図4参照)、言い換えれば、余計な無効端(即ち、前記除去待ちエリア1402)を除去し、該扁平熱管1の無効段の長さを減短(縮小)する。ここで、該保留エリア1401の長さは、該除去待ちエリア1402の長さより小さい。
従って、本発明の方法の設計により、前記扁平熱管(円型熱管をプレスした後の扁平熱管1、又は、上下平板を互いに重ね合わせた扁平熱管1)に無効段を除去し、該扁平熱管1の無効端を効率的に減短させ、相対して扁平熱管1の導熱効率を効率的に向上する(即ち、扁平熱管1の導熱効率が良好である)。また、本発明の方法により、余計に無効端を除去した後の扁平熱管1は、封止された縮管部15が除去されているので(又は切断)、該扁平熱管1の無効端の長さを効率的に減短し、扁平熱管1に短小、体積が小さく、薄型化の効果をもたせることができ、従って、本発明の前記扁平熱管1は、スマートモバイルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートフォン、タブレット又はその他のスマートデバイス)内に応用する時、空間を占用せず、空間を節約する効果を達成し、且つスマートモバイルデバイスの体積を減少させる設計に有利な効果を有する。
図5を参照し、それは、本発明の第2好適実施例のフロー説明図であり、図6A、図6B、図6C、図7を補助に参照する。該好適実施例は、主に、前記第1実施例は扁平熱管1が有する1つの無効端を除去するものであることを、扁平熱管1の2つの無効端を除去するよう調整設計して説明を行い、該扁平熱管1の無効端除去方法は、以下のステップを含む。
(200)扁平熱管1を提供し、該扁平熱管1内に真空のチャンバ11を有し、該チャンバ11内に作動流体12を充填し、且つその内壁に少なくとも1つの毛細構造13を形成する。
製品円型熱管がプレスを受けた後の扁平熱管1(図6A参照)を提供し、該扁平熱管1内に真空のチャンバ11を有し、該チャンバ11内に作動流体12(例えば、純水、無機化合物、アルコール類、ケトン類、液体金属、冷媒又は有機化合物)を充填し、且つ該チャンバ11内壁に少なくとも1つの毛細構造13を形成し、該毛細構造13は、該好適実施例は、焼結粉末体により説明を行うが、これに限定するものではなく、具体的実施時は、溝又は金属網を選択することもでき、該扁平熱管1内壁の毛細構造13及び相対する該扁平熱管1の一端の間に第1毛細構造無しエリア181を定義し、該扁平熱管1内壁の毛細構造13及び相対する該扁平熱管1の他端の間に第2毛細構造無しエリア182(図6B参照)を定義し、該第1、第2毛細構造無しエリア181,182内壁に毛細構造を設けず、作動流体12をチャンバ11内に充填することに便利することに用い、従って、扁平熱管1の第1、第2毛細構造無しエリア181,182の部位は、導熱を行うことができない部位である。
(201)該扁平熱管1の一端に有する該チャンバ11内に該毛細構造を有さない第1プレス待ち段141、及び該扁平熱管1の他端に有する該チャンバ11内に該毛細構造を有さない第2プレス待ち段142に対してプレスを施し、同時に溶接して密着させ、且つ該第1プレス待ち段141上において、第1保留エリア1411及び第1除去待ちエリア1412を区分し、該第2プレス待ち段142上において、第2保留エリア1421及び第2除去待ちエリア1422を区分する。
前記扁平熱管1の一端及び他端は、それぞれ該チャンバ11内に該毛細構造を有さない第1プレス待ち段141及び該チャンバ11内に該毛細構造を有さない第2プレス待ち段142を有し、前記第1プレス待ち段141上に第1保留エリア1411及び第1除去待ちエリア1412を区分し、前記第2プレス待ち段142上に第2保留エリア1421及び第1除去待ちエリア1422を区分し、該好適実施例の第1、第2プレス待ち段141,142(図7参照)は、扁平熱管1上で導熱を行うことができない部位、即ち、いわゆる無効端であり、且つ該第1プレス待ち段141は、毛細構造13と隣り合う該扁平熱管1の一端内壁の該毛細構造を有さない部分(即ち、第1毛細構造無しエリア181)から該扁平熱管1の一端が外向きに徐々に縮小する封止された縮管部15の端部までの間に位置し、第2プレス待ち段142は、前記扁平熱管1の他端の円弧シール端16の端部から該円弧シール端16内壁に該毛細構造が設けられない箇所(即ち、図6Bに示す前記第2毛細構造無しエリア182)に亘って位置することにより説明するが、説明表現はこれに限定されるものではない。
前記第1保留エリア1411は、該扁平熱管1の一端内壁の毛細構造13の(長軸方向の)端部から該毛細構造13の端部に隣り合う該毛細構造無しエリアの一部に亘るまでの間に位置し、該第1除去待ちエリア1412は、該第1保留エリア1411から離れて該縮管部15の端部に至るまでの間に位置し、前記第2保留エリア1421は、該扁平熱管1の他端の円弧シール端16内壁に該毛細構造が設けられない箇所(第2毛細構造無しエリア182)に位置し、該第2除去待ちエリア1422は、該第2保留エリア1421から離れて該円弧シール端16の端部に至るまでの間に位置する。従って、プレス機器2によりそれぞれ前記第1、第2プレス待ち段141,142に対してプレスを施し、同時に低温溶接(例えば、低温高周波溶接)し、プレスを経た後の第1、第2プレス待ち段141,142内壁を互いに溶接密着させる(図6B、図6C参照)。そのうち、前記プレス方式は、押し出し又は圧延方式を選択することができる。
(202)前記プレス密着された第1、第2除去待ちエリア1412,1422を切断し、該第1、第2保留エリア1411,1421を保留し、扁平熱管1の無効端の除去を完成することができる。
前記プレス密着された第1、第2除去待ちエリア1412,1422を切断(カット)し、該第1、第2保留エリア1411,1421を保留し、導熱を行うことができない封止された縮管部15と扁平熱管1の他端の円弧シール端16である部分を除去し(図7参照)、言い換えれば、余計な無効端(即ち、前記第1、第2除去待ちエリア1412、1422)を除去し、該扁平熱管1の無効段の長さを減短(短縮)する。ここで、該第1、第2保留エリア1411,1421の長さは、該第1、第2除去待ちエリア1412、1422の長さより小さい。
従って、この本発明の無効端除去方法により、該扁平熱管1の無効端を大幅に減短(又は短縮)し、相対して、扁平熱管1の導熱効率(即ち、扁平熱熱管1の導熱効率が良好である)を効率的に向上することができる。また、本発明の無効端除去方法は、余計な無効端を除去した後の扁平熱管1は、封止された縮管部15が除去(又はカット)され、扁平熱管1の円弧シール端16も除去され、該扁平熱管1の無効端の長さを減短し、扁平熱管1の全体は、完全に近い伝熱効果を有し、短小、体積が小さい、薄型化の効果を有することができ、従って、本発明の前記扁平熱管1は、スマートモバイルデバイス(スマートウォッチ、スマートフォン、タブレット又はその他のスマートデバイス等)内に応用する時、従来の熱管の無効端により空間を占有することがなく、空間の節約を達成し、熱伝導の効果を向上し、且つスマートモバイルデバイスの体積を減少する設計に有利な効果を有する。
図8を参照し、ぞれは、本発明の第3好適実施例のフロー説明図である。該好適実施例は、前記第1好適実施例の円型熱管がプレスされた扁平熱管1を、上平板171及び相対する下平板172を相互に重ね合わせて構成する扁平熱管1に設計変更して説明を行い、該好適実施例の扁平熱管1の無効端除去方法は、以下のステップを含む。
(300)扁平熱管1を提供し、該扁平熱管1内に真空のチャンバ11を有し、該チャンバ11内に作動流体12を充填し、且つその内壁に少なくとも1つの毛細構造13を形成する。
上平板171及び相対する下平板172を互いに重ね合わせた扁平熱管1(図9、図10A参照)を提供し、該扁平熱管1内に真空のチャンバ11を有し、該チャンバ11内に作動流体12(例えば、純水、無機化合物、アルコール類、ケトン類、液体金属、冷媒又は有機化合物)を充填し、且つ該チャンバ11内壁に少なくとも1つの毛細構造13を形成し、該毛細構造13は、該好適実施例は、焼結粉末体により説明を行うが、これに限定するものではなく、具体的実施時は、溝又は金属網を選択することもでき、該扁平熱管1内壁の毛細構造13及び相対する該扁平熱管1の一端の間に毛細構造無しエリア18を定義し、該毛細構造無しエリア18内壁に毛細構造を設けず、作動流体12をチャンバ11内に充填することに便利することに用い、従って、扁平熱管1の毛細構造無しエリア18の部位は、導熱を行うことができない部位である。
(301)該扁平熱管1が有する、隣り合う該扁平熱管1の一端の内壁に該毛細構造13を設けない部分から該扁平熱管1の他端外に凸伸した封止部19の端部に至るまでの間に位置する少なくとも1つのプレス待ち段140(図10A参照)に対して、プレスを施し、同時に溶接して密着させ、且つ該プレス待ち段140上において、保留エリア1401及び除去待ちエリア1402を区分する。
該扁平熱管1は、少なくとも1つの該チャンバ11内に該毛細構造13を有さないプレス待ち段140を有し、該プレス待ち段140上に保留エリア1401及び除去待ちエリア1402を区分し、該好適実施例のプレス待ち段140は、扁平熱管1上に導熱を行わない部位であり、いわゆる無効端であり、且つ該保留エリア1401は、該扁平熱管1の一端内壁に毛細構造13を有さない部分の一部の位置から隣り合う毛細構造13の端部に至るまでの間に位置し、該除去待ちエリア1402は、該保留エリア1401から離れてから該封止部19の端部(図示右端)に至るまでの間に位置する。従って、プレス機器2を介して、隣り合う該扁平熱管1の一端内壁に毛細構造13を設けない(即ち、前記毛細構造無しエリア18)部分から該扁平熱管1の一端外に凸伸する封止部19までの間に位置する該プレス待ち段140に対してプレスを施し、同時に低温溶接(例えば、低温高周波溶接)し、プレスを経た後のプレス待ち段140の一部分の該毛細構造無しエリア18内壁を相互に溶接密着させ(図10B参照)、該プレス待ち段140の他部分は、導熱できない封止部19とする。そのうち、前記プレス方式は、押し出し又は圧延方式又は制動圧又はラミネート方式を選択することができる。
(302)前記プレスを経て密着された該除去待ちエリア1402を切断除去し、該保留エリア1401を保留し、扁平熱管1の無効端の除去を完成することができる。
前記プレス密着を経た除去待ちエリア1402を切断(又はカット)し、該保留エリア1401を保留し、導熱を行うことができない封止部19を切断させ(図10C参照)、言い換えれば、余計な無効端(即ち、前記除去待ちエリア1402)を除去し、該扁平熱管1の無効段の長さを減短(縮小)する。そのうち、該保留エリア1401の長さは、該除去待ちエリア1402の長さより小さい。
また、本発明の前記扁平熱管1は、スマートモバイルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートフォン)内に応用する時、空間を占用せず、空間を節約する効果を達成し、且つスマートモバイルデバイスの体積を減少させる設計に有利な効果を有する。
上記のように、本発明は、従来技術に比較し、以下の利点を有する:
1.扁平熱管の無効端の長さを大幅に減少(又は短縮)させる。
2.扁平熱管の導熱効率を向上する。
3.空間を節約する。
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変更や修飾を加えることができることは勿論である。
1 扁平熱管
11 チャンバ
12 作動流体
13 毛細構造
140 プレス待ちエリア
1401 保留エリア
1402 除去待ちエリア
141 第1プレス待ちエリア
1411 第1保留エリア
1412 第1除去待ちエリア
142 第2プレス待ちエリア
1421 第2保留エリア
1422 第2除去待ちエリア
15 縮管部
16 円弧シール端
171 上平板
172 下平板
18 毛細構造無しエリア
181 第1毛細構造無しエリア
182 第2毛細構造無しエリア
19 封止部
2 プレス機器

Claims (11)

  1. 扁平熱管を提供し、該扁平熱管内に真空のチャンバを有し、該チャンバ内に作動流体を充填し、且つその内壁に少なくとも1つの毛細構造を形成し、
    前記扁平熱管が有する少なくとも1つの該チャンバ内に有る該毛細構造を有さないプレス待ち段に対してプレスを施し、同時に溶接して密着させ、前記プレス待ち段上で保留エリア及び除去待ちエリアに区分し、
    前記プレス密着を経た前記除去待ちエリアを切断除去し、前記保留エリアを保留し、扁平熱管無効端を除去することを特徴とする扁平熱管無効端除去方法。
  2. 前記プレス待ち段は、前記毛細構造と隣り合う前記扁平熱管の一端内壁における前記毛細構造を設けていない箇所から該扁平熱管の一端が外向きに徐々に縮小する封止された縮管部の端部までの間に位置し、前記保留エリアは、前記扁平熱管の一端内壁における前記毛細構造を有さない部分と隣り合う前記毛細構造との間に位置し、前記除去待ちエリアは、前記保留エリアから離れて前記縮管部の端部までの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  3. 前記プレス待ち段は、前記扁平熱管の一端の内壁に前記毛細構造を設けない部分から前記扁平熱管の一端外に凸伸する封止部の端部までの間に位置し、前記保留エリアは、前記扁平熱管の一端内壁に有る前記毛細構造を有さない部分から隣り合う前記毛細構造との間に位置し、前記除去待ちエリアは、前記保留エリアから離れて前記封止部の端部までの間に位置することを特徴とする請求項1に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  4. 前記扁平熱管は、少なくとも1つの前記チャンバ内に前記毛細構造を有さないプレス待ち段を有し、プレスを施すと同時に溶接して密着させるステップは、更に、前記扁平熱管の一端に有する前記チャンバ内に前記毛細構造を有さない第1プレス待ち段、及び前記扁平熱管の他端に有する前記チャンバ内に前記毛細構造を有さない第2プレス待ち段に対してプレスを施し、同時に溶接して密着させ、前記第1プレス待ち段上で第1保留エリア及び第1除去待ちエリアを区分し、前記第2プレス待ち段上で第2保留エリア及び第2除去待ちエリアを区分することを特徴とする請求項1に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  5. 前記プレスを経て密着された前記除去待ちエリアを切断除去し、前記保留エリアを保有し、前記扁平熱管の無効端を除去するステップは、更に、前記プレスを経て密着された第1、第2除去待ちエリアを切断除去し、前記第1、第2保留エリアを保留し、前記扁平熱管の無効端を除去することを特徴とする請求項3に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  6. 前記第1プレス待ち段は、前記毛細構造と隣り合う前記扁平熱管の一端内壁に前記毛細構造を有さない部分から前記扁平熱管の一端が外向きに徐々に縮小する封止された縮管部の端部までの間に位置し、前記第1保留エリアは、前記扁平熱管の一端内壁に毛細構造を有さない部分の一部から隣り合う前記毛細構造までの間に位置し、前記第1除去待ちエリアは、前記第1保留エリアから離れて前記縮管部の端部までの間に位置することを特徴とする請求項4に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  7. 前記第2プレス待ち段は、前記扁平熱管の他端の円弧シール端16の端部から該円弧シール端内壁に前記毛細構造を有さない箇所に亘って位置し、前記第2保留エリアは、該扁平熱管1の他端の円弧シール端16内壁に毛細構造が設けられない箇所に位置し、前記第2除去待ちエリアは、該第2保留エリアから離れて該円弧シール端の端部に至るまでの間に位置することを特徴とする請求項6に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  8. 前記扁平熱管は、円型熱管がプレスを経て構成されることを特徴とする請求項2に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  9. 前記扁平熱管は、上平板と相対する下平板が互いに重なり合って構成されることを特徴とする請求項3に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  10. 前記プレス方式は、押し出し又は圧延方式が選択されることを特徴とする請求項1に記載の扁平熱管無効端除去方法。
  11. 前記保留エリアの長さは、前記除去待ちエリアの長さより小さいことを特徴とする請求項2又は3に記載の扁平熱管無効端除去方法。
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