JP2016145512A - 鍵制御装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

鍵制御装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが運転に適さない状態であったとしても、運転席以外のドアの鍵の制御を可能とする仕組みを提供すること【解決手段】本発明の鍵制御装置は、ユーザの健康状態を取得し、ユーザの健康状態が運転に適しているか否かを判定する。運転に適していると判定された場合はすべてのドアを開錠可能に制御する。ユーザの健康状態が運転に適していないと判定された場合は、荷物の積み下ろしなどが可能なように運転席以外のドアが開錠可能に制御を行う。さらに、エンジンの始動に関する制御も、開錠した鍵と同じIDを持つ鍵でなければエンジンを始動することができない仕組みも提供する。【選択図】図7

Description

ユーザの健康状態に応じて車両の鍵の開閉を制御することの可能な鍵制御装置、その制御方法、及びプログラム、並びに、情報処理システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
近年、自動車と近距離無線通信を行い、自動車に対して鍵を開けるよう指示したり、エンジンを始動させる指示を行ったりすることの可能な電子鍵が普及してきている。電子鍵は例えばスマートフォンのような情報処理端末に搭載されるアプリケーションを通じて処理されるものである。ユーザは所有しているスマートフォンのアプリケーションを起動させ、車に対して制御指示を行う。このような仕組みにおいては、ユーザの健康状態に関係なく自動車に対して制御指示を行うことが可能である。具体的にはユーザが運転に適さないような健康状態(例えば飲酒状態、高血圧状態など)であっても、ユーザは自動車に対して鍵を開けるよう指示をして運転を開始することができてしまう。
下記の特許文献1には、携帯端末に搭載された呼気収集器により取り込んだユーザの呼気に基づいて携帯端末が運転適否を決定し、運転適となった場合にあらかじめ設定された鍵命令を生成し、自動車に対して送信する仕組みが開示されている。
特開2008−297721号公報
ところで、自動車の鍵を開ける状況は、ユーザが自動車を運転するために鍵を開ける場合だけではなく、ユーザが自動車に荷物を積載するために鍵を開ける場合も考えられる。
上述した特許文献1の仕組みでは、ユーザの健康状態が運転に適さない状態だと判断された場合には、自動車の鍵を開けることができない。そのため、ユーザが自動車に荷物を積載しようと携帯端末で鍵を開ける指示を行った場合であっても、ユーザは自動車の鍵を開けることができず、荷物を自動車に積載することができないという状況が生じていた。
そこで、本発明は、ユーザの健康状態が運転に適さない場合に運転が行われることを防止しつつも、適切に鍵の開閉を制御することが出来る仕組みを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の鍵制御システムは複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置とを備えた鍵制御システムであって、前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得手段と、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの健康状態が運転に適さない場合に運転が行われることを防止しつつも、適切に鍵の開閉を制御することが出来る仕組みを提供することを可能にする。
本発明の実施形態における鍵制御システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるスマートフォン120のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるウェアラブルデバイス110のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における自動車130のハードウェア構成の一例を示す構成図である。 ウェアラブルデバイス110、スマートフォン120、自動車130の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態におけるスマートフォン120がウェアラブルデバイス110から血圧値を取得するための処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるドアオープン指示の全体の処理の流れを示すフローチャートである。 エンジン始動制御の処理の流れを示すフローチャートである。 図7に示す個別ドア制御処理の詳細な処理の流れを示すフローチャートである。 ウェアラブルデバイス血圧値テーブル1000の一例を示すデータテーブルである。 スマートフォン血圧値テーブル1100の一例を示すデータテーブルである。 ドア管理テーブル1200の一例を示すデータテーブルである。 ウェアラブルデバイス設定テーブル1300の一例を示すデータテーブルである。 スマートフォン設定テーブル1400の一例を示すデータテーブルである。 自動車制御画面1500の画面例である。 設定画面1600の画面例である。 状態表示画面1700の画面例である。 エンジン始動成功画面1800の画面例である。 エンジン始動失敗画面1900の画面例である。 個別ドア制御画面2000の画面例である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明を行う。
図1は、本発明の実施形態における鍵制御システムのシステム構成の一例を示す図である。情報処理システムは、ウェアラブルデバイス110(健康状態取得装置に相当する)とスマートフォン120(鍵制御装置に相当する)と運転席を含む複数のドアを備えた自動車130(車両に相当する)とがそれぞれ通信可能に接続されている。スマートフォン120はウェアラブルデバイス110と自動車130と通信可能である。本実施形態では、例えばスマートフォン120が直接ウェアラブルデバイス110に接続をしているが、ネットワークを介して接続する構成であってもよい。尚、図1のシステム上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
スマートフォン120は自動車130の電子鍵の役割を担い、スマートフォン120から自動車130に対して鍵を開ける指示を行うと、ウェアラブルデバイス110から取得してきた血圧値に応じて運転適否を判定する。運転適否の結果に応じて自動車に対して開錠指示を行い、自動車130はスマートフォン120の指示に従って鍵を開けるよう制御する。詳細は後述する。なお、本実施形態ではユーザの健康状態を示す項目として血圧値を用いているが、ユーザの健康状態を取得することが可能なウェアラブルデバイスであれば他のデバイスであってもよいものとする。
次に図2を用いてスマートフォン120のハードウェア構成の一例について説明する。
スマートフォン120は、タッチパネルを備える装置である。タッチパネルを備える装置であれば、パーソナルコンピュータであってもよい。
CPU201は、システムバスを介してメモリやコントローラを統括的に制御する。ROM202やHDD(ハードディスク)204には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステム200が記憶されている。更には、スマートフォン120が実行する機能を実現するために必要な、後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
入力コントローラ206は、タッチパネル209からの入力を制御する。ディスプレイ210は例えば液晶ディスプレイである。また、ディスプレイ210の表面にはタッチパネル209が備えられている。タッチパネル209に対するタッチ操作の検知を入力コントローラ206が制御する。入力コントローラ206は、タッチパネル209に対する複数の箇所に対するタッチ操作(以下、マルチタッチという。)も検知することが可能である。
出力コントローラ207は、ディスプレイ210の表示を制御する。例えば、例えば自動車制御画面1500をディスプレイ210に表示するよう制御する。
ネットワークコントローラ208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。また、赤外線、Bluetooth(登録商標)などの方法を用い、自動車130やウェアラブルデバイス110と通信する近距離無線通信213を制御する。近距離無線通信の方法は通信が可能であればこれに限定されない。
前述したCPU201、各メモリ、各コントローラは、1つのチップ215に統合されている。いわゆるSoC(System on Chip)の形態でスマートフォン120の内部に備えられている。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210での表示を可能としている。
本発明のスマートフォン120が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はHDD204に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルはHDD204に格納されている。以上が、本実施形態におけるハードウェア構成である。尚、このハードウェア構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
次に図3を用いてウェアラブルデバイス110のハードウェア構成の一例について説明する。
CPU301は、システムバス304に接続されるコントローラの制御及び演算処理等を行う。
ROM302には、CPU301の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムが記憶されている。
RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU301は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM303にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
入力コントローラ305は、ウェアラブルデバイス110に設けられた血圧センサ308からユーザの血圧値の情報を取得する。血圧センサ308はユーザの血圧値を取得することが可能であり、例えば、特開2005−296214号公報に示されている方法でユーザの血圧値を取得する。本発明において、ユーザが自動車の運転が可能か否かをユーザの血圧値に基づいて判定するものとしたが、一例であり血圧値以外にも心拍数や体温、血糖値など他の指標に基づいて判定してもよい。
出力コントローラ306は、血圧センサ308で取得した血圧値に基づいて、判定される健康状態をウェアラブルデバイス110に備えられたLED309(発光ダイオード)を発光させる。例えば健康状態が良い場合には青色に発光させ、健康状態がよくない場合には赤色に発光させる。
通信I/Fコントローラ307は、近距離無線通信310を制御するコントローラであり、近距離無線通信310を使用して、スマートフォン120と通信をすることが可能である。
以上、本発明におけるウェアラブルデバイス110のハードウェア構成の説明を終了する。なお、上述したハードウェア構成は一例であって、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
次に図4を用いて自動車130のハードウェア構成の一例について説明する。尚、図4に示すハードウェア構成は、自動車130のドアオープン・クローズ(ドアの鍵の制御系)の関する領域のみの構成であり、自動車130を走行させるためのハードウェア構成の説明は省略する。
CPU401は、システムバス404に接続されるコントローラの制御及び演算処理などを行う。
ROM402には、CPU401の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / OutputSystem)やオペレーティングシステムが記憶されている。
RAM403は、CPU401の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU401は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM403にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
出力コントローラ405は、ドア鍵制御装置407とエンジン制御装置408を制御する。スマートフォン120からの指示に応じて、ドア鍵制御装置407に対してドアの鍵の開閉制御を行う。また、スマートフォン120からの指示に応じてエンジン制御装置408に対して指示を行い、エンジンを始動させる。
通信I/Fコントローラ406は近距離無線通信409を制御することによりスマートフォン120と通信を行う。
以上で自動車130のハードウェア構成の説明を終了する。尚、上述したハードウェア構成は一例であって、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
次に図5を用いてスマートフォン120、ウェアラブルデバイス110、自動車130のモジュール構成について説明する。なお、図5の装置のモジュール構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
ウェアラブルデバイス110は、通信部150、健康状態取得部151、LED制御部152を備える。
通信部150は、スマートフォン120と通信を行う機能部である。
健康状態取得部151は、ユーザの健康状態を示す血圧値を取得する機能部である。
LED制御部152は、ウェアラブルデバイス110に備えられたLEDの発光を制御する機能部である。
スマートフォン120は、通信部250、健康状態取得部251、健康状態判定部252、鍵制御部253、エンジン制御部254、アプリケーション部255、表示制御部256を備える。
通信部250は、ウェアラブルデバイス110や自動車130と通信を行う機能部である。健康状態取得部251は、ウェアラブルデバイス110から血圧値等の健康状態を示す値を取得する機能部である。健康状態判定部252は、健康状態取得部251で取得した血圧値等の健康状態を示す値に基づいて自動車の運転が可能か否かを判定する機能部である。鍵制御部253は、自動車130の鍵の開閉を制御する機能部である。エンジン制御部254は自動車130のエンジンを始動させる機能部である。アプリケーション部255は、血圧アプリケーションや自動車制御アプリケーションの制御を行う機能部である。表示制御部256はスマートフォン120に備えられたディスプレイ210の表示を制御する機能部である。
自動車130は、通信部350、鍵管理部351、エンジン管理部352を備える。
通信部350はスマートフォン120との通信を制御する機能部である。鍵管理部351は、自動車130のドアに備えられている鍵の開閉を制御することにより管理する機能部である。エンジン管理部352は自動車130のエンジンの動作を管理する機能部である。
次に本発明の実施形態について図6のフローチャートを用いて説明する。図6ではスマートフォン120がウェアラブルデバイス110から健康状態を示す値として血圧値を取得する際の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、血圧APL(アプリケーション)を起動する。
ステップS602では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、近距離無線通信310を起動する。
ステップS603では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、血圧センサ308で血圧値を測定し、ユーザの血圧値1001を取得する。詳細な処理の方法は上述した方法で行う。取得した血圧値は、図10に示すウェアラブルデバイス血圧値テーブル1000に格納する。ウェアラブルデバイス血圧値テーブル1000には血圧値1001が記憶され、ユーザの血圧値(図10では血管収縮期の血圧を示す)を格納している。
ステップS604では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、ステップS603で取得した血圧値1001と図13に示すウェアラブルデバイス設定テーブル1300に記憶される血管収縮期の血圧指標値(正常)1301とに基づいて、血管収縮期の血圧値が正常な範囲であるかを判断する。血圧指標値(正常)1301を血圧値1001が超えていると判定した場合には正常な範囲外であるため処理をステップS606に進め、血圧指標値(正常)1301を血圧値1001が超えていないと判定した場合は正常な範囲内であるため、処理をステップS605に進める。
図13に示すウェアラブルデバイス設定テーブル1300に格納される血圧指標値(正常)1301は、スマートフォン120からユーザにより設定されるものであり、スマートフォンのディスプレイに表示した設定画面1600の血圧指標値1601への指標値の入力を受け付け、登録ボタン1606の押下を受け付けることでウェアラブルデバイス110の設定が更新される。なお、血圧指標値1301はユーザが設定しなくても、過去の血圧値の変移から自動で設定されるようにしてもよい。
ステップS605では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、ウェアラブルデバイス110の備えるLEDを青色に発光させる。ユーザに健康状態を通知するために発光するためであり、色はこれに限定されない。
ステップS606では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、ウェアラブルデバイス110の備えるLEDを赤色に発光させる。ユーザに健康状態を通知するために発光するためであり、色はこれに限定されない。
ステップS607では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、スマートフォン120から接続要求を受け付けたか否かを判定する。接続要求とは、近距離無線通信による接続の要求であり、血圧値の取得要求を意味するものである。スマートフォン120から接続要求を受け付けたと判定した場合は処理をステップS612に進める。スマートフォン120から接続要求を受け付けないと判定した場合は処理をステップS608に進める。
ステップS608では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、タイマー(5分)経過したか否かを判定する。本発明の実施形態では、ウェアラブルデバイス110は血圧値を定期的に(5分おき)取得し、取得した血圧値に応じてLEDの色を変化させる。そのため、前回血圧値を測定して取得した時間を起点としてタイマーを設定する。このタイマーが経過した場合に再度血圧値を取得する。タイマーが経過したと判定した場合は処理をステップS603に戻し、タイマーが経過しないと判定した場合は、タイマーが経過するまで待機する。
ステップS609では、スマートフォン120のCPU201が、血圧APL(アプリケーション)を起動する。
ステップS610では、スマートフォン120のCPU201が、近距離無線通信を起動させる。
ステップS611では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS610で起動した近距離無線通信によりウェアラブルデバイス110に対して接続要求を行う。例えば図15に示す設定画面1600の接続先(W)1602の入力欄にウェアラブルデバイス110の識別番号の入力をユーザから受け付け、登録ボタン1606の押下を受け付けることで、スマートフォン120の接続先が決定される。
ステップS612では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、ウェアラブルデバイス血圧値テーブル1000の血圧値1001を取得する。
ステップS613では、ウェアラブルデバイス110のCPU301が、ステップS613で取得した血圧値1001を、ステップS607で接続要求を受け付けたと判定したスマートフォン120に対して送信する。
ステップS614では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS613で送信された血圧値1001を受信する。(健康状態取得手段に相当する)
ステップS615では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS614で受信した血圧値1001を図11に示すスマートフォン血圧値テーブル1100に格納する。
図11のスマートフォン血圧値テーブル1100には、血圧値1101、血圧値取得時間1102、スマートフォンID1103、オープンドアNo1104が格納されている。血圧値1101は、ウェアラブルデバイス110から取得した血圧値である。血圧値取得時間1102はスマートフォン120がウェアラブルデバイス110から血圧値1001を取得した時間を格納している。スマートフォンID1103は、スマートフォン120を識別するためのIDである。オープンドアNo1104は、自動車130から取得するドアの鍵の制御結果を示す情報である。
以上で、図6に示すフローチャートの説明を終了する。
次に図7に示すフローチャートを用いて本実施形態におけるユーザの健康状態に応じたドアの開閉制御に関する一連の処理の流れを説明する。図7に示すフローチャートは自動車制御アプリケーションが起動した状態における処理の流れを説明するフローチャートとなっている。
ステップS701では、スマートフォン120のCPU201が、自動車制御画面1500をディスプレイ210に表示する。図15に示す自動車制御画面1500には、自動車130の鍵を制御するためのボタンであるOPENボタン1501、CLOSEDボタン1502、ドア毎に鍵の開閉制御を行うための詳細ボタン1503、自動車130のエンジンの始動を制御するSTARTボタン1504、STOPボタン1505が配置されている。
ステップS702では、スマートフォン120のCPU201が、鍵を制御するためのボタンであるOPENボタン1501、詳細ボタン1503のいずれが押下されたかを判定する(受付手段に相当する)。全ドアオープンを示すOPENボタン1501が押下されたと判定した場合、処理をステップS703に進める。個別ドアオープンを示す詳細ボタン1503が押下されたと判定した場合、処理をステップS722に進める。
ステップS703では、スマートフォン120のCPU201が、スマートフォン血圧値テーブル1100の血圧値取得時間1102を参照する。
ステップS704では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS703で参照した血圧値取得時間1102が所定の値(本発明の実施形態では10分とするが、これに限定されない)を超えているか否かを判定する。所定の値を超えていると判定した場合、処理をステップS611に戻す。所定の値を超えていないと判定した場合は処理をステップS705に進める。
ステップS705では、スマートフォン120のCPU201が、スマートフォン血圧値テーブル1100の血圧値1101を取得する。
ステップS706では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS705で取得した血管収縮期の血圧値1101が正常な血圧の範囲内であるかを判定する。具体的には、図14に示す血圧指標値1401を超えている場合には正常な血圧の範囲内にないと判定する。ステップS705で取得した血圧値1101が正常な血圧の範囲内であると判定した場合、処理をステップS707に進め、ステップS705で取得した血圧値1101が正常な血圧の範囲内ではないと判定した場合、処理をステップS708に進める。なお、本実施形態では、血圧が基準値を超えている場合に正常でないと判断したが、血圧が基準値を下回る(低血圧)場合に正常でないと判断するような構成としてもよいし、上限値の基準値と下限値の基準値の両方で判断するような構成としてもよい。
ステップS707では、正常な血圧の範囲内であるため当該ユーザは運転を適切に行えるといえるため、スマートフォン120のCPU201が、自動車130のすべてのドアの鍵を開ける指示を示す、全ドアオープン設定を取得する。全ドアオープン設定は、HDD204に記憶されている。
ステップS708では、正常な血圧の範囲内ではなく運転を適切に行えない状態である可能性があるため、スマートフォン120のCPU201が、自動車の運転席以外のドアの鍵を開ける指示を示す、運転席以外ドアオープン設定を取得する。この運転席以外ドアオープン設定を含むドア開錠指示を受け付けると、自動車130は運転席以外のドアの鍵を開けるようドアの鍵を制御する。
ステップS709では、スマートフォン120のCPU201が、通信I/Fコントローラを通じて、近距離無線通信を起動する。
ステップS710では、スマートフォン120のCPU201が、図14に示すスマートフォン設定テーブル1400の接続先ID2−1403が示す自動車130に接続要求を送信する(制御手段に相当する)。
図14に示すスマートフォン設定テーブル1400には、血圧指標値1401、接続先ID1―1402、接続先ID2―1403、スマートフォンID1103が対応付けられて記憶されている。血圧指標値1401はスマートフォン120が管理する正常な血圧の範囲内かを判定する際に用いる血圧の閾値(上限値)であり、例えば血管収縮期血圧がこの値を超える場合にはユーザは運転に適さない状態であると判定させることができる。接続先ID1―1402はスマートフォン120が接続するウェアラブルデバイス110を識別可能にするIDである。接続先ID2―1403は自動車130を識別可能にするためのIDである。血圧指標値1401、接続先ID1―1402、接続先ID2―1403はいずれも、設定ボタン1506を押下されると表示される、図16に示す設定画面1600を通じて設定される。血圧指標値1601、接続先1602、接続先1603、スマートフォンID1604に入力を受け付け、登録ボタン1606の押下を受け付けると、血圧指標値1601が血圧指標値1401に、接続先1602が接続先ID1―1402に、接続先1603が接続先ID2―1403に、スマートフォンID1604がスマートフォンID1103にそれぞれ格納される。
ステップS711では、自動車130のCPU401が、スマートフォン120から送信される接続要求を受信する。
ステップS712では、自動車130のCPU401が、ステップS711で受信した接続要求が成功したことを示す接続ステータスをスマートフォン120に対して送信する。
ステップS713では、スマートフォン120のCPU201が、接続ステータスを受信する。
ステップS714では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS713で接続が成功したことを示す接続ステータスを受信すると、ステップS707またはステップS708で取得したドアオープン設定と共にドアオープン指示を自動車130に対して送信する。
ステップS715では、自動車130のCPU401が、ステップS714で送信されたドアオープン設定とドアオープン指示を受信する。
ステップS716では、自動車130のCPU401が、ステップS715で受信したドアオープン設定に基づいてドアの鍵を制御する。より具体的には、ステップS715で受信したドアオープン設定が自動車130のすべてのドアのオープン設定(全ドアオープン設定)であれば運転席も含めたすべてのドアの鍵を開けるよう制御する。ステップS715で受信したドアオープン設定が、自動車130の運転席以外のドアの鍵を開ける設定である運転席以外ドアオープン設定であれば、自動車130の運転席以外のドアの鍵を開けるよう制御する。このようにすることで、仮に運転するつもりの無い場合であっても荷物の積み下ろしのために必要なドアの鍵を開けることを可能にする。本実施形態では、運転席以外のドアの鍵を開けるように制御したが、荷物の積み下ろしのため自動車130のトランクの鍵を開けるだけでもよい。
ドアの鍵の制御結果は自動車130がドア管理テーブル1200として管理している。図12に示すドア管理テーブル1200には、ドアNo1201、スマートフォンID1202、オープンフラグ1203が対応付けられて記憶されている。ドアNo1201は自動車130が備えるドアを識別可能な番号である。本発明の実施形態では、ドアNo1201が「1」のドアが運転席のドアを示している。スマートフォンID1202は、開錠指示を受け付けたスマートフォンのIDであるスマートフォンID1202である。オープンフラグ1203はドアの鍵が開いているか否かを示すフラグであり、「0」は鍵が閉まっている状態、「1」は鍵が開いている状態を示す。
ステップS717では、自動車130のCPU401が、すべてのドアの鍵が開いているか否かを示すドアステータスをスマートフォン120に送信する。
ステップS718では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS717で送信されたドアステータスを受信する。
ステップS719では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS718で受信したドアステータスに基づいて全ドアがオープンしているか否かを判定する。すべてのドアがオープンしていると判定した場合にステップS720に処理を進め、すべてのドアがオープンしていない(運転席は鍵が閉まっている)と判定した場合は、ステップS721に処理を進める。
ステップS720では、スマートフォン120のCPU201が、すべてのドアがオープンしたことをディスプレイ210に表示する。例えば図17に示す状態表示画面1700−aである。状態表示画面1700−aにはすべてのドアがオープンしたことを示す表示1706が表示されている。表示をしたのち、処理をステップS801に移す。
ステップS721では、スマートフォン120のCPU201が、すべてのドアがオープンしていない旨の表示をディスプレイ210に表示する。例えば図17に示す状態表示画面1700−bである。状態表示画面1700−bにはすべてのドアがオープンしていないこと(運転席は閉まっていること)を示す表示1707が表示されている。表示をしたのち、処理をステップS801に移す。
ステップS722では、スマートフォン120のCPU201が、個別ドア制御画面2000をディスプレイ210に表示する。個別ドア制御画面2000には自動車130のすべてのドア(1701乃至1705)の鍵を個別に制御することが可能な画面である。個別のドアを押下されると、対応するドアの鍵の開閉制御指示を自動車130に対して送信する。
ステップS723では、スマートフォン120のCPU201が、個別にドアを制御する処理である個別ドア制御処理を行う。具体的な処理の流れは、のちの図9を用いて詳細に説明を行う。
なお、本実施形態ではユーザが自動車の運転が可能か否かをユーザの血圧値に基づいて判定する例を説明したが、心拍数や体温、血糖値など他の指標に基づいて判定してもよい。具体的には、特開2009−34366に開示されるような脈拍計からユーザの脈拍数や体温を、スマートフォン120が取得する。脈拍数がスマートフォン120に記憶される閾値を超えている(または、下回っている)場合には心臓疾患の恐れがあり、危険であると判断できる。すなわち、心拍数が閾値を超えている(または、下回っている)場合には、ドアの開錠指示を受け付けたとしても、運転席のドアを開けないように制御したり、エンジンを始動させないように制御させればよい。
また、体温が閾値を超えている(または、下回っている)場合には、ユーザに何らかの異常が生じている可能性が高く、車両の運転を始めたとしても危険が生じてしまう可能性が高いため、このようなユーザからドアの開錠指示を受け付けたとしても、運転席のドアを開けないように制御したり、エンジンを始動させないように制御させたりする。
さらに、例えば米国出願番号14/289,362に記載されているようなデバイスからユーザの血液を採取し、採取された血液の血糖値がスマートフォン120に記憶される閾値を下回っている場合には、ユーザの健康状態が運転に適さないと判断できる。すなわち、血糖値が所定の閾値を超えている場合には、ドアの開錠指示を受け付けたとしても、運転席のドアを開けないように制御したり、エンジンを始動させないように制御させたりする。また、血液の赤血球やヘモグロビンの濃度が閾値より低い場合に、ユーザの健康状態が運転に適しているか否かを判断してもよい。(低血糖や、貧血による失神の恐れがあるため)
また、ウェアラブルデバイス110とスマートフォン120とが別の筐体として本実施形態では記載しているが、同一の筐体であってもよい。
以上で、図7に示すフローチャートの説明を終了する。
次に図8のフローチャートを用いて、エンジン始動制御の処理の流れの説明を行う。
ステップS801では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS701で表示されている自動車制御画面1500のエンジン制御ボタンであるSTARTボタン1504が押下されたか否かを判定する(開始指示受付手段に相当する)。STARTボタン1504が押下されたと判定した場合には処理をステップS802に進め、STARTボタン1504が押下されないと判定した場合には処理をSTARTボタン1504が押下されるまで待機する。
ステップS802では、スマートフォン120のCPU201が、血圧値取得時間1102を参照する。
ステップS803では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS802で参照した血圧値取得時間が所定の値(本発明の実施形態では10分とするが、これに限定されない)を超えているか否かを判定する。所定の値を超えていると判定した場合処理をステップS611に戻す。所定の値を超えていないとは判定した場合は処理をステップS804に進める。なお、本実施形態では、所定時間おきにユーザの健康状態を取得し、自動車130の鍵の制御の判断を行ったが、リアルタイムにユーザの健康状態を取得して自動車130の鍵の制御の判断を行うようにしてもよい。
ステップS804では、スマートフォン120のCPU201が、スマートフォン血圧値テーブル1100の血圧値1101を取得する。
ステップS805では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS804で取得した血圧値1101が正常な範囲内か否かを判定する。具体的には、血圧値1101が血圧指標値1401を超えている場合に正常な範囲内にないと判定する。血圧値1101が正常な範囲内であると判定した場合、処理をステップS807に進め、血圧値1101が正常な範囲内ではないと判定した場合、処理をステップS806に進める。
ステップS806では、スマートフォン120のCPU201が、自動車130のエンジンを掛けることができなかったことを示すエラー画面をディスプレイ210に表示する。例えば図19に示すエンジン始動失敗画面1900である。エンジン始動失敗画面1900にはエンジンを始動することができなかった旨を示す表示1901が表示されている。これによりユーザはエンジンが始動することができなかったことを認識することができる。
ステップS807では、スマートフォン120のCPU201が、近距離無線通信を起動する。
ステップS808では、スマートフォン120のCPU201が、図14に示すスマートフォン設定テーブル1400の接続先ID2―1403が示す接続先の自動車130に接続要求を送信する。
ステップS809では、自動車130のCPU401が、スマートフォン120から送信される接続要求を受信する。
ステップS810では、自動車130のCPU401が、ステップS809で受信した接続要求が成功したことを示す接続ステータスをスマートフォン120に対して送信する。
ステップS811では、スマートフォン120のCPU201が、接続ステータスを受信する。
ステップS812では、スマートフォン120のCPU201が、エンジン始動要求を自動車130に対して送信する。
ステップS813では、自動車130のCPU401が、スマートフォン120から送信されたエンジン始動要求を受信する。
ステップS814では、自動車130のCPU401が、ドア管理テーブル1200のドアNo1201が「1」(運転席)に対応するスマートフォンID1202を参照する。
ステップS815では、自動車130のCPU401が、エンジン始動要求を送信したスマートフォン120のスマートフォンIDが、ステップS814で参照したスマートフォンID1202と一致するか否かを判定する。エンジン始動要求を送信したスマートフォン120のスマートフォンIDが、ステップS814で参照したスマートフォンID1202と一致すると判定した場合は、処理をステップS816に進める。エンジン始動要求を送信したスマートフォン120のスマートフォンIDが、ステップS814で参照したスマートフォンID1202と一致しないと判定した場合は処理をステップS817に進める。
このように自動車130のドアの鍵を開けるよう開錠指示を行ったスマートフォン120とは異なるスマートフォン120でエンジンの始動要求を行った場合、エンジンを始動させないようにすることができる。これにより、運転に適さない状態のユーザが自動車130の鍵を開けたあと、運転に適さない状態のユーザと同乗する運転に適する状態のユーザが代わりにエンジンを始動させることを防止することができる。
ステップS816では、自動車130のCPU401が、エンジンを始動させるよう制御する。
ステップS817では、自動車130のCPU401が、エンジンを始動させず、エラー表示を自動車130の表示部(不図示)に表示させる。
ステップS818では、自動車130のCPU401が、ステップS816またはステップS817の結果(エンジンを始動できたか否かを示す情報)をスマートフォン120に対して送信する。
ステップS819では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS816またはステップS817の結果(エンジンを始動できたか否かを示す情報)を受信する。
ステップS820では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS819で受信した結果に基づいてエンジンの始動が成功したか否かを判定する。エンジンの始動が成功したと判定した場合には処理をステップS821に進める。エンジンの始動が成功していないと判定した場合には処理をステップS822に進める。
ステップS821では、スマートフォン120のCPU201が、エンジンの始動が成功したことを示す表示をディスプレイ210に表示させる。例えば図18に示すエンジン始動成功画面1800である。エンジン始動成功画面1800にはエンジンが動作していることを示す表示1801とエンジンが開始したことを示す表示1802を表示する。
ステップS822では、スマートフォン120のCPU201が、エンジンの始動に失敗したことを示す表示であるエンジン始動失敗画面1900をディスプレイ210に表示する。エンジン始動失敗画面1900にはエンジンの始動ができなかった旨の表示1901が表示される。
以上で、図8に示すフローチャートの説明を終了する。
次に図9に示すフローチャートを用いて、図6に示す個別ドア制御処理の詳細な処理の流れを説明する。個別ドア制御処理は、自動車130の鍵を個別に制御する処理である。例えば、助手席の鍵だけを開ける指示などを行うことができる。
ステップS901では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS722で表示した個別ドア制御画面2000のドアの領域(1701乃至1705)の押下を受け付けたか否かを判定する。運転席である1701の押下を受けつけたと判定した場合は処理をステップS902に進め、それ以外のドアの押下を受け付けたと判定した場合は処理をステップS907に進める。このように運転席の開錠指示の場合にのみ、ユーザの健康状態によって運転席を開錠するか否かを判定する。荷物の積みおろしの際に健康状態によってドアが開けられなくなるということを防ぐ効果がある。
ステップS902では、スマートフォン120のCPU201が、スマートフォン血圧値テーブル1100の血圧値取得時間1102を参照する。
ステップS903では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS902で参照した血圧値取得時間1102が所定の時間(本発明の実施形態では10分とするが、これに限定されない)を超えているか否かを判定する。所定の時間を超えていると判定した場合、処理をステップS611に戻す。所定の時間を超えていないと判定した場合は処理をステップS904に進める。
ステップS904では、スマートフォン120のCPU201が、スマートフォン血圧値テーブル1100の血圧値1101を取得する。
ステップS905では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS904で取得した血圧値1101が正常な範囲内か否かを判定する。より具体的には血圧値1101が血圧指標値1301を超えている場合に正常な範囲内ではないと判定する。ステップS904で取得した血圧値1101が正常な範囲内ではない(血圧指標値1301を超えている)と判定した場合、処理をステップS906に進め、ステップS904で取得した血圧値1101が正常な範囲内である(血圧指標値1301を超えていない)と判定した場合、処理をステップS907に進める。
ステップS906では、スマートフォン120のCPU201が、血圧値が血圧指標値を超えている旨のエラー表示をディスプレイ210に表示する。
ステップS907では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS901でタッチされたと判定したドアに対応するドアオープン設定を設定する。具体的にはドアNo1201に対するドアオープン設定を設定する。
ステップS908では、スマートフォン120のCPU201が、通信I/Fコントローラを通じて、近距離無線通信を起動する。
ステップS909では、スマートフォン120のCPU201が、図14に示すスマートフォン設定テーブル1400の接続先ID2―1403が示す自動車130に接続要求を送信する。
ステップS910では、自動車130のCPU401が、スマートフォン120から送信される接続要求を受信する。
ステップS911では、自動車130のCPU401が、ステップS910で受信した接続要求が成功したことを示す接続ステータスをスマートフォン120に対して送信する。
ステップS912では、スマートフォン120のCPU201が、接続ステータスを受信する。
ステップS913では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS912で接続が成功したことを示す接続ステータスを受信すると、ステップS907で設定したドアオープン設定と共にドアオープン指示を自動車130に対して送信する。
ステップS914では、自動車130のCPU401が、ステップS913で送信されたドアオープン設定とドアオープン指示を受信する。
ステップS915では、自動車130のCPU401が、ステップS914で受信したドアオープン設定に基づいてドアの鍵を制御する。より具体的には、ドアオープン設定に設定されたドアNo1201に対応するドアの鍵を開けるよう制御する。対応するドアの鍵を開けると、ドア管理テーブル1200のオープンフラグ1203を立てる。
ステップS916では、自動車130のCPU401が、ドアの開錠状態を示すドア管理テーブル1200をスマートフォン120に対して送信する。
ステップS917では、スマートフォン120のCPU201が、ドア管理テーブル1200を受信する。
ステップS918では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS917で受信したドア管理テーブル1200を参照し、ステップS907で設定したドアのドアNo1201のオープンフラグ1203が立っているか否かを判定する。オープンフラグ1203が立っていると判定した場合には処理をステップS919に進める。オープンフラグ1203が立っていないと判定した場合には処理をステップS920に進める。
ステップS919では、スマートフォン120のCPU201が、ディスプレイ210に表示される個別ドア制御画面2000のステップS901で押下されたドアに対応する表示をドアが開いているよう表示を制御する。表示したのち、処理を終了する。例えば図20の1701を1702のような状態に変化させる。これにより、ユーザはドアの鍵が開いたことを視認することができる。
ステップS920では、スマートフォン120のCPU201が、ステップS901で押下されたドアの開錠に失敗したことを示す通知をディスプレイ210に表示する。そののち、処理をステップS702に戻す。
以上で、図9に示すフローチャートの説明を終了する。
以上、本発明によれば、ユーザの健康状態が運転に適さない場合に運転が行われることを防止しつつも、適切に鍵の開閉を制御することが出来る仕組みを提供することを可能にする。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
110 ウェアラブルデバイス
120 スマートフォン
130 自動車
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 HDD
205 システムバス
206 入力コントローラ
207 出力コントローラ
208 ネットワークコントローラ
209 タッチパネル
210 ディスプレイ
213 近距離無線通信
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 システムバス
305 入力コントローラ
306 出力コントローラ
307 通信I/Fコントローラ
308 血圧センサ
309 発光ダイオード(LED)
310 近距離無線通信
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 システムバス
405 出力コントローラ
406 通信I/Fコントローラ
407 ドア鍵制御装置
408 エンジン制御装置
409 近距離無線通信

Claims (10)

  1. 複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置とを備えた鍵制御システムであって、
    前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得手段と、
    前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする鍵制御システム。
  2. ユーザから前記車両のドアの鍵を開く指示を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記受付手段で指示を受け付けた際に、ドアの鍵を開く制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の鍵制御システム。
  3. 前記車両のエンジンを開始する指示を受け付ける開始指示受付手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記開始指示受付手段でエンジンを開始する指示を受け付けた際に、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの健康状態が所定の条件を満たさない場合にはエンジンを始動させず、当該健康状態が所定の条件を満たす場合にはエンジンを始動させるよう制御すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の鍵制御システム。
  4. 前記所定の条件とは、ユーザの健康状態が運転に適する条件であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の鍵制御システム。
  5. 前記健康状態取得装置で取得される健康状態は、ユーザの血圧値、脈拍数、体温、血液の血糖値、赤血球、ヘモグロビンの濃度のうち、少なくとも1つのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の鍵制御システム。
  6. 複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置とを備えた鍵制御システムの制御方法であって、
    前記鍵制御システムが、
    前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得ステップと、
    前記健康状態取得ステップで取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得ステップで取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御ステップと、
    を備えていることを特徴とする鍵制御システムの制御方法。
  7. 複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置とを備えた鍵制御システムで実行可能なプログラムであって、
    前記鍵制御システムを、
    前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得手段と、
    前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置であって、
    前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得手段と、
    前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする鍵制御装置。
  9. 複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置の制御方法であって、
    前記鍵制御装置が、
    前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得ステップと、
    前記健康状態取得ステップで取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得ステップで取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御ステップと、
    を備えていることを特徴とする鍵制御装置の制御方法。
  10. 複数のドアを備えた車両と、ユーザの健康状態を取得する健康状態取得装置と、前記車両と前記健康状態取得装置と通信可能な鍵制御装置で実行可能なプログラムであって、
    前記鍵制御装置を、
    前記健康状態取得装置から、前記ユーザの健康状態を取得する健康状態取得手段と、
    前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たす場合には、前記複数のドアのいずれの鍵も開くように制御し、前記健康状態取得手段で取得した前記ユーザの前記健康状態が所定の条件を満たさない場合には、前記運転席以外のドアの鍵を開くように制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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