JP2016144559A - 羽毛様掛け布団 - Google Patents

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義浩 林
Yoshihiro Hayashi
義浩 林
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【課題】本発明は羽毛布団の特性である、軽くて暖かく且つ柔らかさを確保し、且つ、安価に製作することが可能になると共に、より暖かい掛け布団として使用出来る羽毛様掛け布団を提供することを目的とする。【解決手段】粒綿1に羽毛2が混合された中入れ綿を袋体4の内部に充填させて形成する。また粒綿1の繊維の中に遠赤外線放射物質3を練り込んだもの、或いは繊維の表面に遠赤外線放射物質3を塗布させたものとしても良く、又、粒綿1に、10%重量〜60%重量の羽毛2を混合させたものとしても良い。【選択図】図2

Description

本発明は粒綿に羽毛を混合した中入れ綿が内部に充填された掛け布団や肌掛け布団などの羽毛様掛け布団に関する。
一般に羽毛布団や肌掛け羽毛布団などの掛け布団は、柔らかさ,弾力性,変形性が良好であり、軽くて暖かいものである。しかしながら、この掛け布団は高価であるので、気軽に使用できないのが現状である。
このため、近年に於いては、羽毛布団に近付けるために、発泡性素材を混合した中入れ綿や粒綿を用いた中入れ綿など、種々な素材の中入れ綿が検討されているが、なかなか羽毛掛け布団と略同一の柔らかさ,弾力性,変形性及び軽くて暖かいものを得ることは難しいものであった。
特に前記粒綿には、柔らかさ,弾力性,変形性を有しているが、粒綿だけの中入れ綿で掛け布団を製作した場合、掛け布団用の袋体内部に空気で中入れ綿を吹き込むと、布団の厚さにムラが生じ、均一厚さにならずに片寄って固まり、柔らかさが失せ、且つ、保温力が片寄ってしまうため、羽毛様掛け布団の製作時、粒綿だけの中入れ綿は、掛け布団の製作に適していないのが現状であった。
尚、羽毛に他の素材を混合した中入れ綿を内部に充填させた羽毛布団として、実用新案登録第3056140号や、特開2000−51037が提案されている。これらの目的としては、羽毛布団の保温性を向上し、且つ、加圧後の弾性回復力を高めるためのものである。又、構成としては、実用新案登録第3056140号は、羽毛に発泡ポリスチレンから成る微細粒子が分散して混合され、羽毛の羽枝や小羽枝間に係止されたものであり、発泡ポリスチレンの微細粒子の直径が0.5mm〜2.0mmのものを用いるものであった。しかしながら実用新案登録第3056140号は、羽毛に微細粒子を分散して混合させることにより、微細粒子を羽毛の羽枝や小羽枝間に係止させるだけのものであるため、羽毛から分離して羽毛布団の生地(袋体)内部に落下し易く、その分離した微細粒子が落下して溜まると、生地にザラツキが生じ、手触りや寝心地に支障を生じる羽毛布団になる恐れがあった。
一方、特開2000−51037は、羽毛に抗菌・消臭剤を含有する粒状または線状の浮遊性物質が混合されたものであり、浮遊性物質が発泡ポリスチレンから成る直径0.5mm〜2.0mmの微細粒子のものを用いているものであった。
従って、実用新案登録第3056140号と特開2000−51037の目的は、本発明の目的と異なるものであり、しかも本発明のような効果が得られないと共にそのような発想もないものであった。
実用新案登録第3056140号公報 特開2000−51037号公報
本発明は羽毛布団の特性である、軽くて暖かく且つ柔らかさ,弾力性,変形性が確保出来ると共に、安価に製作することが可能になる羽毛様掛け布団を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、掛け布団に遠赤外線放射機能を持たせ、より暖かく使用可能となる羽毛様掛け布団を提供するにある。
本発明は上記要望に応えるために成されたものであり、つまり、粒綿に羽毛が混合された中入れ綿を袋体の内部に充填して形成したものと成す。また前記粒綿の繊維の中に遠赤外線放射物質を練り込むか、或いは繊維の表面に遠赤外線放射物質を塗布させたものとしても良く、又、粒綿に、10%重量〜60%重量の羽毛を混合すると良い。この時の割合は、粒綿が90%重量〜40%重量に対して、羽毛が10%重量〜60%重量の混合割合である。
請求項1のように粒綿(1)に羽毛(2)が混合された中入れ綿を袋体(4)の内部に充填されて羽毛様掛け布団が形成されることにより、粒綿(1)の片寄りが殆んどなくなるため、軽くて暖かく且つ柔らかさ,弾力性,変形性の良好な羽毛布団の特性が確保でき、且つ、安価な羽毛様掛け布団が提供出来るものとなる。
請求項2のように粒綿(1)の繊維の中に遠赤外線放射物質(3)を練り込むか、或いは繊維の表面に遠赤外線放射物質(3)を塗布することにより、掛け布団に遠赤外線放射機能を持たせることが可能となり、より暖かな掛け布団になる。
請求項3に示すように粒綿(1)に、10%重量〜60%重量の羽毛(2)を混合することにより、羽毛様布団の内部に中入れ綿を充填させる作業が効率良く行えると共に安価に羽毛掛け布団の様な掛け布団が製作出来るものとなる。
本発明品の断面を示す説明図である。 本実施形態の粒綿に遠赤外線放射物質を塗布した状態を示す説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。(1)は繊維を丸めて直径数ミリ程度の粒状に形成した粒綿であり、該粒綿(1)としては、市販されているものを用いる。又、前記粒綿(1)を構成する繊維としては、ポリエステル繊維,ポリオレフィン繊維,レーヨン繊維,ポリアミド繊維,アクリロニトリル繊維などを用い、特にポリエステル繊維を用いると弾性に富み、捲縮加工を施すと、嵩高性に富むものとなるので、柔らかさが羽毛(2)と略同じようになり、羽毛(2)を混合しても違和感が殆んどない掛け布団となる。
(2)は羽毛布団や肌掛け羽毛布団の内部に充填される羽毛であり、該羽毛(2)としては、羽毛布団の充填用として市販されているものを用いる。又、羽毛(2)が粒綿(1)に混合される割合としては、中入れ綿の重量に対して、10%重量〜90%重量の割合で混合すると良く、好ましくは、10%重量〜60%重量の割合で混合するのが良い。この時、混合割合が10%以下になると、布団の区切られた内部に、空気で中入れ綿を吹き込むと、布団の厚さにムラが生じ、均一になりにくくなると共に柔らかさが失せ、且つ、粒綿(1)が片寄って塊ができ易くなる恐れを生じる。一方、60%以上になると、原料費の軽減率が小さくなる。
(3)は、粒綿(1)の繊維の中に練り込まれるか、或いは繊維の表面に塗布された遠赤外線放射物質であり、該遠赤外線放射物質(3)としては、トルマリン,プラチナ,アルミニウム,酸化チタン,化石サンゴ,ゲルマニウム,ラジウム鉱石,貴宝石,セラミックスなどを用いるが、一般に遠赤外線放射機能が有るものであれば、上記以外のものでも良い。
(4)は布製の掛け布団用の袋体であり、該袋体(4)としては、内部が複数区切られるキルティング加工を施しているものを用いる。
次に本発明品の製造方法について説明する。予め所定割合で粒綿(1)に、羽毛(2)を混合した中入れ綿を用意しておく。先ず始めに中入れ綿を袋体(4)の中に充填する場合は、ブローアーで空気と一緒に中入れ綿を袋体(4)の中へ入れて充填させ、羽毛様布団として仕上げる。すると、袋体(4)の内部は、図1に示すようになる。この時、遠赤外線放射機能を粒綿(1)に付与されたものを使用すると、例えば図2に示すように、粒綿(1)の周囲に遠赤外線放射物質(3)が付着されたものになる。尚、前記中入れ綿を袋体(4)の中に充填させる方法は、従来の羽毛布団の要領と同じに行えば良い。
次に本発明の作用について説明する。本発明の羽毛様布団は、従来の羽毛布団と比べ、中入れ綿の原料費が1/5〜3/5前後の低価格になるので、羽毛様布団が安価に提供出来るものとなるのである。又、粒綿(1)の繊維の中に遠赤外線放射物質(3)が練り込まれたもの、或いは繊維の表面に遠赤外線放射物質(3)が塗布されたものを使用することにより、羽毛布団よりも暖かい羽毛様掛け布団として使用出来るものとなる。しかも本発明の羽毛様布団は、粒綿(1)が羽毛(2)に絡み付き易いので、羽毛(2)から分離せずに馴染むものとなると共に柔軟性が良好で、嵩高性が富むものとなる。このため、羽毛様布団は軽くて暖かく、且つ、手触りや寝心地が羽毛布団と殆んど変わらないものとなるのである。
1 粒綿
2 羽毛
3 遠赤外線放射物質
4 袋体

Claims (3)

  1. 粒綿(1)に羽毛(2)が混合された中入れ綿を袋体(4)の内部に充填させて形成したことを特徴とする羽毛様掛け布団。
  2. 前記粒綿(1)の繊維の中に遠赤外線放射物質(3)が練り込まれるか、或いは繊維の表面に遠赤外線放射物質(3)が塗布された請求項1記載の羽毛様掛け布団。
  3. 前記粒綿(1)に、10%重量〜60%重量の羽毛(2)が混合された請求項1又は2記載の羽毛様掛け布団。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3346035A1 (en) 2017-01-06 2018-07-11 Moririn Co., Ltd. Blended padding

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0370513A (ja) * 1989-08-10 1991-03-26 Tadao Isshiki 布団
JP3154681U (ja) * 2009-08-06 2009-10-22 株式会社三洋 クッション体

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