JP3154681U - クッション体 - Google Patents

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恭正 近藤
恭正 近藤
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Abstract

【課題】クッション性が良好で、かつ重量が軽く、吸湿拡散性が高くエコロジーに沿った素材を使用したクッション体を提供する。【解決手段】クッション体の袋体1に羽毛Fと粒綿状のポリエステル綿Cを混合して中材として充填する。一般的なポリエステル中綿はシート状になっており、側生地との縫い合せにより若干の上下方向の動きしかないが、粒綿状のポリエステル綿は小さなボール形状になっているため、羽毛のように側生地に囲まれた小部屋の中で上下左右自在に動く。よって、これと羽毛を混合したクッション体の場合は身体の動きに合わせて中材が追従するので、ポリエステル中綿に比べフィット性の高いクッション体が実現できる。【選択図】図1

Description

この考案は寝具類やインテリアクッション類、被服類に使用されるクッション体に関し、より詳細にはクッション体に充填する中材に関する。
寝具類やインテリアクッション類においてクッション体の中材として低反発ウレタン素材やマイクロビーズ素材を使用することが広く行われていた。
また、廉価版のポリエステル素材も中材に使用されている。
一方、羽毛中、比較的安価な素材としてスモールフェザーが存し、これも中材として使用されている。
特開2004−180903公報 特開2002−95566公報
前記の従来技術のうち、低反発ウレタン素材は独特の弾力性をもつが、重量が重く取扱いが面倒であるという問題があった。また、ポリエステル素材は弾力性が乏しく、使用しているあいだにへたりが出てくるという問題があった。
一方、スモールフェザーはやわらかな弾力性を有するが、羽軸を持つ関係から単位重量が重く、それを使用したクッション体の重量が嵩むといった問題があった。
この考案は従来のクッション体の問題点に鑑みて創作されたものであり、中材として羽毛と粒綿状のポリエステル綿を混合して充填したことを特徴とする。
本明細書において「羽毛」とはダウンとフェザーを総称した意味で使用しており、ここでは第2考案として羽毛としてスモールフェザーを採用したものを、第3考案として羽毛としてスモールフェザーおよびダウンを採用したものを開示する。
また、本明細書において「粒綿状のポリエステル綿」とはシート状のポリエステル綿をほぐして直径数ミリ程度に丸まった小さなボール形状にしたものを指す意味で使用している。
一般的なポリエステル中綿はシート状になっており、側生地との縫い合せにより若干の上下方向の動きしかないが、粒綿状のポリエステル綿は小さなボール形状になっているため、羽毛のように側生地に囲まれた小部屋の中で上下左右自在に動く。よって、これと羽毛を混合したこの考案のクッション体の場合は身体の動きに合わせて中材が追従するので、ポリエステル中綿に比べフィット性の高いクッション体が実現できる。
また、羽毛も粒綿状のポリエステル綿も吸湿拡散性が高く、これらを混合して中材に使用することにより年間を通じて爽やかに使用できるクッション体とすることができる。
一方、前記したようにスモールフェザーは単位重量が重く、それを使用するとクッション体の重量が嵩むが、この考案によれば単位重量が軽い粒綿状のポリエステル綿と混合することによりクッション体の重量を軽減することが可能となる。例えば、中材としてスモールフェザーを100%充填した約3.8kgのクッション体は、スモールフェザー1.3kgと粒綿状のポリエステル綿1.3kgを充填することにより同等の膨らみを得ることができるが、この場合は重量が1.2kg軽減されることとなる。
また、この考案のクッション体によれば、充填される羽毛と粒綿状のポリエステル綿の比率を変化させることにより、顧客の好みにあわせたクッション性を付与することが可能となる。例えば、重量比においてスモールフェザーを70%、粒綿状のポリエステル綿を30%とすると固めのクッション体が、スモールフェザーを30%、粒綿状のポリエステル綿を70%とすると柔らかめのクッション体が実現される。
本来天然素材である羽毛においてはその機能は過去も現在もさしたる変化はない。しかしながら、日々進化し続けるポリエステル綿には、例えば抗菌防臭機能、吸湿放散機能、弾力加工機能などの様々な機能をもつ加工綿が存する。羽毛に対し粒綿状のポリエステル綿を混合したこの考案のクッション体によれば、前記のような機能を有する粒綿状のポリエステル綿を採用することにより、天然素材である羽毛を使用しながら様々な環境に対応できるクッション体が実現可能となる。
ところで、スモールフェザーは、そもそも食肉用に飼育された水鳥の廃棄されていた部分である。また、ポリエステル綿についても、使用済みのペットボトルを回収し、リサイクルする再生ポリエステル綿を使用することや、生産過程に発生する落ち綿を拾い上げて再生することもできる。羽毛に対し粒綿状のポリエステル綿を混合したこの考案のクッション体はこのような資源を再利用することができ、クッション性が良好で、かつ重量が軽いクッション体を低コストで実現できるばかりでなく、エコロジーにも寄与する効果を得られる。
この考案のクッション体の断面図。 同上、異なる実施例の断面図。
以下、この考案のクッション体の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1はフロアークッションを例にとった実施例を示す図であり、図中符号1はクッション体を構成する袋体であり、例えば綿やタフタなどで構成される側生地と例えば綿織物、綿編物、合繊織物、合繊ニットなどで構成されるカバーからなる。図中符号Cは中材となる粒綿状のポリエステル綿、同じくFは羽毛であり、これらは事前に混合されたものが袋体1内に吹き込み充填される。
前記の羽毛Fとしては水鳥の体の下にある小さな羽根であるスモールフェザー単独の他、これにダウンを混合したものが使用される。この実施例においてはスモールフェザーに対するダウンの混合比率は15%程度を想定している。
図2はこの考案の異なる実施例を示す図である。ここでは、クッション体を構成する袋体10を区画壁11により上下2層に区画し、上層の区画10Aには中材として羽毛Fと粒綿状のポリエステル綿Cを混合して充填し、下層の区画10Bには中材として羽毛Fを充填している。この実施例のクッション体の場合は、使用者においてクッション体の上下を変えることによりクッション性を変化させることが可能となる。
なお、以上の実施例においてクッション体を構成する袋体の素材は例示であり、ここに記載のものに限られないことはもちろんである。また、クッション体の適用品目としては前記のフロアークッションの他に例えば次のようなものが想定できる。
(1) 寝具類(掛けふとん、敷きふとん、まくら、敷きパットなど)
(2) インテリアクッション類(ベッドクッション、ソファクッションなど)
(3) アウター類(ジャケット、ベスト、ポンチョなど)
(4) その他(スリーピングバッグ、ルームシューズなど)
1 袋体
C 粒綿状のポリエステル綿
F 羽毛

Claims (4)

  1. 中材として羽毛と粒綿状のポリエステル綿を混合して充填したことを特徴とするクッション体。
  2. 羽毛としてスモールフェザーを採用した請求項1記載のクッション体。
  3. 羽毛としてスモールフェザーおよびダウンを採用した請求項1記載のクッション体。
  4. クッション体を上下2層に区画し、上層には中材として羽毛と粒綿状のポリエステル綿を混合して充填し、下層には中材として羽毛を充填した請求項1から3のいずれかに記載のクッション体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254231A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Inoac Corp クッション体
JP2016144559A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 有限会社桜道ふとん店 羽毛様掛け布団
JP2020116292A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社マルゼン ウレタンチップ入り詰め綿

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