JP2016143961A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子データの文字情報を残した状態で精度よく原稿(文書)を管理することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、入力された電子データの画像に、識別子情報を含む識別子マーカ画像を合成した合成画像を記録媒体に印刷する(ステップS1030)。電子データは、識別子情報と関連付けて記憶装置に記憶される(ステップS1060)。画像形成装置は、印刷された原稿の画像を読取ると、読取った原稿画像データから識別子マーカ画像を検出し、当該識別子マーカ画像から識別子情報を抽出する。画像形成装置はさらに、抽出した識別子情報を用いて記憶されている電子データを検索し、原稿画像データの画像と検索された電子データの画像との差分画像を抽出する。抽出され差分画像は元の電子データに合成され、再電子化データとして識別子情報と関連付けて記憶装置に記憶される。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、印刷した原稿を再電子化するための技術に関する。
情報処理装置の1種として、多くの事業所(会社、事務所等)に画像形成装置(代表的にはコピー機)が導入されている。このような画像形成装置の1つである複合機(MFP:Multifunction Peripheral)のように、コピーモード、ネットワーク対応のプリントモード、スキャナモード、及びファクシミリモードのような複数の動作モードを有するものも多くなってきている。
画像形成装置は電子データが示す画像を記録用紙に印刷する。印刷された原稿には捺印又は書込等が行なわれることがある。そうした原稿を管理する手法として、従来、印刷された原稿の画像をスキャナで読取り、読取ったデータを電子ファイリング装置で管理する手法が知られている。しかし、スキャナで原稿画像を読取った場合、得られるデータは画像として扱われるため、元の電子データが持つ文字情報が失われる。そのため、文字情報の再利用性が低下する。さらに、原稿画像に写真等が含まれる場合、写真等の画像部分の精細さが失われる。画像を読取る際の画像品質を上げれば精細な画像が得られる。しかし、この場合はデータサイズが大きくなるため、データ保管又はデータ転送の際の利用性が低下する。
こうした問題に対して、後掲の特許文献1は、電子データの文字情報を残した状態で文書を保管できる画像形成装置を開示する。この画像形成装置は、電子データを保存する記憶部、及び原稿画像を読取る読取部を含み、印刷した原稿を読取部で再電子化して記憶部に保存する。画像形成装置は、読取部にて原稿画像を読取ると、読取った原稿画像データの一部を文字認識する。画像形成装置は、この文字認識により得られた情報に基づいて、対応する電子データを記憶部から読出す。画像形成装置はさらに、読取った原稿画像データと読出した電子データとを比較することにより、付加された捺印又はサインを差分イメージとして抽出し、抽出した差分イメージを電子データに合成して記憶部に保存する。
特開2011−61377号公報
特許文献1の画像形成装置は、元の電子データに差分イメージを合成して保存するため、電子データが持つ文字情報を再利用できる。加えて、原稿画像に写真等が含まれる場合であっても、画像品質を上げることなく写真等の画像部分の精細さを維持できる。したがって、データ保管又はデータ転送の際の利用性の低下が抑制される。
しかし、特許文献1に記載の技術は、元の電子データを読出す際に、読取った原稿画像データの一部を文字認識して得た情報を用いるため、文字認識の際にエラーが生じた場合に元の電子データを読出すことが困難になるという不都合がある。さらに、文字認識した部分と一致する文字列を持つ電子データが記憶部に保存されている場合、元の電子データとは異なる電子データに差分イメージが合成されて保存されるおそれもある。
これより、特許文献1に記載の技術では、原稿(文書)の管理を精度よく行なうことが困難になるという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の1つの目的は、電子データの文字情報を残した状態で精度よく原稿(文書)を管理することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る画像形成装置は、電子データの画像に、当該電子データを識別する識別子情報を含む識別子マーカ画像を合成した合成画像を記録媒体に印刷するための印刷手段と、電子データを、当該電子データを識別する識別子情報と関連付けて記憶するための電子データ記憶手段と、原稿画像を読取るための原稿画像読取手段と、原稿画像読取手段により読取られた原稿画像データから識別子マーカ画像を検出するためのマーカ画像検出手段と、マーカ画像検出手段により検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出し、抽出した識別子情報を用いて、当該識別子情報と関連付けて記憶されている電子データを検索するための検索手段と、原稿画像データの画像と検索された電子データの画像との差分画像を抽出するための差分抽出手段と、検索手段により検索された電子データの画像に差分抽出手段により抽出された差分画像を合成して再電子化を行ない、再電子化データを生成するための再電子化手段と、生成された再電子化データを、当該再電子化データの生成の際に用いた電子データを識別する識別子情報と関連付けて記憶するための再電子化データ記憶手段とを含む。
この画像形成装置において、印刷手段は、電子データの画像に、当該電子データを識別する識別子情報を含む識別子マーカ画像を合成した合成画像を印刷する。電子データ記憶手段は、電子データを、当該電子データを識別する識別子情報と関連付けて記憶する。原稿画像読取手段が原稿画像を読取ると、マーカ画像検出手段が読取られた原稿画像データから識別子マーカ画像を検出する。識別子マーカ画像が検出されると、検索手段が、検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出し、抽出した識別子情報を用いて、当該識別子情報と関連付けて記憶されている電子データを検索する。原稿画像データの画像と検索された電子データの画像との差分画像を差分抽出手段が抽出すると、再電子化手段が、検索された電子データの画像に抽出された差分画像を合成して再電子化を行なう。この再電子化により、再電子化データが生成される。再電子化データ記憶手段は、生成された再電子化データを、当該再電子化データの生成の際に用いた電子データを識別する識別子情報と関連付けて記憶する。
このように、原稿に印刷された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出し、抽出した識別子情報を用いて電子データを検索するため、元の電子データを精度よく読出すことができる。そのため、元の画像データに差分画像が合成された再電子化データを記憶できるので、原稿(文書)の管理を精度よく行なうことができる。さらに、元の電子データに差分画像を合成して保存するため、元の電子データから変化していない部分は元の電子データの内容を利用できる。文字情報等を含む電子データであれば、文字情報等は高い再利用性が保たれる。加えて、原稿画像に写真等が含まれる場合においても、画像品質を上げることなく、元の電子データの精細さを保持して再電子化できる。したがって、再電子化データを印刷する場合でも画像品質の劣化を抑制できる。
好ましくは、印刷手段は、電子データの画像の予め定められた位置に識別子マーカ画像が合成された合成画像を記録媒体に印刷するための合成画像印刷手段を含み、マーカ画像検出手段は、識別子マーカ画像が配置されている位置の位置情報を検出するための位置情報検出手段を含み、画像形成装置はさらに、位置情報検出手段により検出された、識別子マーカ画像の位置情報を用いて、差分画像の抽出時における原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正するための補正手段を含む。
より好ましくは、合成画像印刷手段は、電子データの画像の予め定められた位置に複数の識別子マーカ画像が合成された合成画像を印刷するための手段を含み、補正手段は、位置情報検出手段により検出された、複数の識別子マーカ画像の位置情報を用いて、差分画像の抽出時における原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正するための画像補正手段を含む。
さらに好ましくは、画像形成装置はさらに、原稿画像読取手段により読取られた原稿画像データを文字認識し、この文字認識により得られた情報に基づいて、差分画像の抽出時における原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正するための補正手段を含む。
さらに好ましくは、画像形成装置はさらに、外部機器から電子データを取得するための電子データ取得手段と、取得した電子データから当該電子データを一意に識別する識別子情報を生成するための識別子情報生成手段と、識別子情報生成手段により生成された識別子情報を含む識別子マーカ画像を生成するためのマーカ生成手段とを含む。
本発明の第2の局面に係る画像形成装置は、外部記憶装置と接続される画像形成装置である。この画像形成装置は、電子データの画像に、当該電子データを識別する識別子情報を含む識別子マーカ画像を合成した合成画像を記録媒体に印刷するための印刷手段と、電子データを、当該電子データを識別する識別子情報と関連付けて外部記憶装置に保存するために、上記電子データに識別子情報を付して外部記憶装置に送信するための第1のデータ送信手段と、原稿画像を読取るための原稿画像読取手段と、原稿画像読取手段により読取られた原稿画像データから識別子マーカ画像を検出するためのマーカ画像検出手段と、マーカ画像検出手段により検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出し、抽出した識別子情報を用いて、当該識別子情報と関連付けて外部記憶装置に記憶されている電子データを取得するためのデータ取得手段と、原稿画像データの画像と取得された電子データの画像との差分画像を抽出するための差分抽出手段と、データ取得手段により取得された電子データの画像に差分抽出手段により抽出された差分画像を合成して再電子化を行ない、再電子化データを生成するための再電子化手段と、生成された再電子化データを、当該再電子化データの生成の際に用いた電子データを識別する識別子情報と関連付けて外部記憶装置に保存するために、再電子化データを外部記憶装置に送信するための第2のデータ送信手段とを含む。
以上より、本発明によれば、電子データの文字情報を残した状態で精度よく原稿(文書)を管理することが可能な画像形成装置を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の外観を示す図である。 図1に示す画像形成装置のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。 データベースに保管されている電子データを示す図である。 図1に示す画像形成装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 電子データの印刷処理を説明するための図であって、(A)は入力された電子データの画像を示す図であり、(B)は印刷された原稿を示す図である。 印刷された原稿を再電子化する処理を説明するための図であって、(A)は捺印及び手書きが行なわれた原稿を示す図であり、(B)は捺印及び手書きが行なわれた原稿を再電子化して得た再電子化データの画像を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置で実行されるプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置において、電子データの印刷により得られた原稿を示す図である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの機能及び名称も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置100は、例えば、コピーモード、プリントモード、及びスキャナモード等の複数の動作モードを備える複合機(MFP)である。この画像形成装置100は、レーザー光を露光に利用する、所謂レーザー方式(電子写真方式)の印刷機能を備える。しかし、他の形式の印刷機能を備えたものであってもよい。
[全体構成]
画像形成装置100は画像データに基づいて記録用紙に多色又は単色の画像を形成する。記録用紙に代えて、例えばOHP(Overhead projector)シート等の記録媒体を用いてもよい。以下では、記録媒体に記録用紙を用いるものとする。画像形成装置100は、外部からの入力により、又は画像形成装置100が備える画像読取機能により画像データを含むジョブを取得して、取得したジョブを実行する。
画像形成装置100の上部には、原稿が載置される透明ガラス板からなる原稿載置台102が設けられている。原稿載置台102の上方には原稿カバー104が配置されている。この原稿カバー104は、装置本体に対して開閉可能に取付けられている。原稿載置台102の前方(手前側)には、操作ユニット120が設置されている。操作ユニット120は、ユーザが、画像形成装置100に対して指示を入力するための操作パネル122を含む。この操作パネル122は指示の入力及び情報の表示等を行なうタッチパネルディスプレイからなる。
原稿載置台102の下方には、原稿の画像情報を読取る原稿読取部130が配置されている。原稿読取部130の下方には、画像データによって示される画像を記録用紙に印刷するための画像形成部150が設けられている。
画像形成部150の下側には、当該画像形成部150に対して記録用紙を給紙するための給紙部160が設けられている。この給紙部160は、記録用紙を収納する複数の給紙トレイ162〜168を含む。各給紙トレイ162〜168にはそれぞれ給紙ローラ(図示せず。)が設けられており、この給紙ローラによって記録用紙が1枚単位で連続的に給送される。
本実施の形態に係る画像形成装置100は、画像データ等の電子データを保管する電子ファイリング機能を持つ。この電子ファイリング機能は、パーソナルコンピュータ(PC)等の外部機器等から受信した電子データに対して、当該電子データを一意に識別する識別子情報を生成し、生成した識別子情報と関連付けて、当該電子データを後述する記憶装置に保存する機能を持つ。識別子情報は、電子データからハッシュ関数を用いて計算したハッシュ値を含む。識別子情報の計算には、電子データの更新日時情報、作成者情報、又はセキュリティ情報等のファイル情報に基づくデータを加えてもよい。
電子データの印刷時には、当該電子データの識別子情報を含む識別子マーカ画像が、電子データの画像とともに記録用紙に印刷される。識別子マーカ画像は、原稿読取部130にて検出可能なマーカ画像であり、例えばQRコード(登録商標)又はバーコード等である。識別子マーカ画像には識別子情報が埋込まれている。
電子ファイリング機能はさらに、印刷された原稿の画像を原稿読取部130で読取ることにより再電子化した再電子化データを保管する機能を持つ。読取った原稿の画像に識別子マーカ画像が含まれる場合、当該識別子マーカ画像に含まれる識別子情報に基づいて、記憶装置に保存されている電子データが読出される。読取った原稿の画像が読出した電子データの画像から変更されていると、変更箇所が差分画像として抽出される。抽出された差分画像が読出した電子データに合成されて再電子化データとして記憶装置に保存される。読取った原稿の画像に識別子マーカ画像が含まれない場合は、読取った原稿画像データが再電子化データとして記憶装置に保存される。
[ハードウェア構成]
図2を参照して、画像形成装置100は、操作ユニット120、原稿読取部130、画像形成部150、及び給紙部160に加えて、制御部110、画像処理部140、及びNIC(Network Interface Card)170を含む。
制御部110は、実質的にコンピュータであって、画像形成装置100全体を制御するCPU(Central Processing Unit)112、プログラム等を記憶するためのROM(Read−Only Memory)114、揮発性の記憶装置であるRAM(Random Access Memory)116、及び記憶装置118を含む。記憶装置118は、通電が遮断された場合にもデータを保持する不揮発性記憶装置であり、例えばハードディスクドライブ(HDD)又はフラッシュメモリ等である。CPU112には、BUSライン180が接続されており、このBUSライン180には、ROM114、RAM116及び記憶装置118が電気的に接続される。
CPU112は、操作ユニット120等からの指示に応じて各種コンピュータプログラムを実行することによって、画像形成装置100の各部の動作及びパーソナルコンピュータ等の外部機器との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種コンピュータプログラムは、予めROM114又は記憶装置118に記憶されており、所望の処理の実行時において、当該ROM114又は記憶装置118から読出されてRAM116に転送される。CPU112は、CPU112内の図示しないプログラムカウンタと呼ばれるレジスタに格納された値によって指定される、RAM116内のアドレスからプログラムの命令を読出し、解釈する。CPU112はまた、読出された命令によって指定されるアドレスから演算に必要なデータを読出し、そのデータに対し命令に対応する演算を実行する。実行の結果も、RAM116、記憶装置118及びCPU112内のレジスタ等の、命令によって指定されるアドレスに格納される。
ROM114又は記憶装置118には、画像形成装置100の一般的な動作等を実現するためのコンピュータプログラムとともに、電子データを管理するデータファイリング処理を実現するためのコンピュータプログラムが記憶される。このコンピュータプログラムは、画像形成装置100の製造時にROM114又は記憶装置118に書込まれる。なお、このコンピュータプログラムは、NIC170を介して、外部機器等から提供されてもよい。さらにこのコンピュータプログラムは、そのコンピュータプログラムが記録された、例えばDVD等の記憶媒体によって提供されてもよい。すなわち、例えばコンピュータプログラムの記録媒体としてのDVDが、画像形成装置100内に内蔵されるDVDドライブ(図示せず。)に装着され、そのDVDからコンピュータプログラムが読出されて記憶装置118にインストールされてもよい。記憶装置118は、他に、印刷データ等の電子データを含む各種データを記憶する。
図3を参照して、記憶装置118には、電子データを管理するためのデータベースが設けられている。データベースには、印刷に使用された電子データが、その電子データを一意に識別するための識別子情報と関連付けて登録されている。電子データが印刷された後にその印刷された原稿が再電子化された場合、再電子化によって生成された再電子化データも、元の電子データ及び識別子情報とともにデータベースに登録される。データベースには、このような組(保管データ組)を複数保存することができる。なお、データベースには、これら以外の例えば管理データ等も識別子情報と関連付けて保存されていてもよい。
再び図2を参照して、BUSライン180には、さらに、操作ユニット120、原稿読取部130、画像処理部140、画像形成部150、給紙部160、及びNIC170が電気的に接続される。
操作ユニット120はユーザによる操作を受付ける。操作ユニット120は、入出力インターフェイス(図示せず。)を介して、CPU112と通信を行なう。この操作ユニット120は、上記操作パネル122を含む。操作パネル122は、液晶パネル等で構成された表示パネルと、表示パネルの上に配置され、タッチされた位置を検出するタッチパネルとを含む。表示パネルは、画像形成装置100の状態及び各種処理の状態に関する情報等の各種情報をユーザに提供する。この操作パネル122は、ユーザに対して対話的な操作インターフェイス(UI)を提供する。この対話的な操作インターフェイスは、タッチパネルから画像形成装置100全体の動作に対するユーザの指示を受付け、その指示の内容を表示パネルに表示するとともに、その指示に応じた制御信号を制御部110等に対して出力する。
原稿読取部130は、スキャナ部及びCCD(Charge−Coupled Device)ラインセンサ(以上いずれも図示せず。)を含む。スキャナ部は、原稿載置台102上に載置された原稿の画像表面に対し光源(図示せず。)から光を照射することによって得られる反射光像をCCDラインセンサ上に結像させ、光源を移動させながら原稿をスキャンする。CCDラインセンサは、結像した反射光像を順次光電変換して画像データとして画像処理部140に対して出力する。すなわち、原稿読取部130は、原稿のコピー時又はスキャン時に、原稿載置台102に載置される原稿からスキャナ部によって画像情報を読取り、読取った画像情報をCCDラインセンサによって電気信号に変換して画像データとして画像処理部140に対して出力する。
画像処理部140は、MPU(Micro Processing Unit、図示せず。)を含む。画像処理部140は、原稿読取部130、又は、外部機器等から受信した画像データに対して、例えば、ラスタライズ処理、画像合成処理等の所定の画像処理を含む各種処理を施して所定の階調の印刷データを作成し、画像形成部150に対して出力する。
画像処理部140はさらに、識別子生成部142、及び画像照合部144を含む。識別子生成部142は、電子データから当該電子データを一意に識別する識別子情報を計算し、識別子マーカ画像を生成する。画像照合部144は、原稿読取部130で読取った原稿画像データから識別子マーカ画像を検出する処理、複数の画像を比較して差分画像を抽出する処理等を実行する。識別子マーカ画像を検出した場合、画像照合部144は、検出した識別子マーカ画像の位置情報(識別子マーカ画像が印刷されている位置の情報)を取得する。
画像形成部150は、画像データによって示される画像をカラー又は単色で記録用紙に印刷するものであって、例えば、感光体ドラム、帯電装置、レーザースキャンユニット(LSU)、現像装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、及び除電装置等を備えている。画像形成部150には、例えば、搬送路が設けられており、給紙部160から給紙されてきた記録用紙が搬送路に沿って搬送される。
給紙部160は、複数の給紙トレイ162〜168を含む。給紙部160は、給紙トレイ162〜168に収納された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部150の搬送路へと送り出す。画像形成部150の搬送路に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラムと転写装置との間を通過し、さらに定着装置を通過して、記録用紙に対する印刷が行なわれる。
感光体ドラムは、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置により均一に帯電される。レーザースキャンユニットは、印刷対象の画像データに基づいてレーザー光を変調し、このレーザー光によって感光体ドラムの表面を主走査方向に繰返し走査して、静電潜像を感光体ドラムの表面に形成する。現像装置は、トナーを感光体ドラムの表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラムの表面に形成する。転写装置は、転写装置と感光体ドラムとの間を通過していく記録用紙に感光体ドラムの表面のトナー像を転写する。
定着装置は、記録用紙を加熱するための加熱ローラと、記録用紙を加圧するための加圧ローラとを含む。記録用紙が加熱ローラによって加熱され、かつ、加圧ローラによって加圧されることによって、記録用紙上に転写されたトナー像が記録用紙に定着される。定着装置から排出された(印刷された)記録用紙は排紙トレイに排出される。
NIC170は、ネットワーク50とのインターフェイスをとる。画像形成装置100は、このNIC170を介して、ネットワーク50上の情報処理装置等と、所定の通信プロトコルにしたがったデータ通信を行なうことができる。画像形成装置100は、NIC170を介して、PC等から印刷ジョブ等の各種処理の実行を命令する命令信号を受信できる。
[ソフトウェア構成]
図4を参照して、電子データのファイリング処理及び電子データの印刷処理を行なうために、画像形成装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。このプログラムは、外部機器等から電子データが入力されたことに応じて開始する。
このプログラムは、入力された電子データから、当該電子データを一意に識別するための識別子情報を識別子生成部142に生成させるステップS1000と、ステップS1000の後に実行され、識別子情報を元に識別子マーカ画像を識別子生成部142に生成させるステップS1010と、ステップS1010の後に実行され、生成された識別子マーカ画像を電子データの画像に合成するステップS1020と、ステップS1020の後に実行され、画像形成部150を制御して、合成した画像を記録用紙に印刷させるステップS1030とを含む。ステップS1020では、電子データの画像に対して予め定められた位置に識別子マーカ画像が合成される。
入力された電子データが複数ページからなる文書データ等の場合、ステップS1010では、ページ番号が埋込まれた複数の識別子マーカ画像が生成される。ステップS1020では、各ページの画像に、当該ページに対応するページ番号が埋込まれた識別子マーカ画像がそれぞれ合成され、ステップS1030では、各ページに識別子マーカ画像が印刷される。
このプログラムはさらに、ステップS1030の後に実行され、印刷が正常に終了したか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1040と、ステップS1040において、印刷が正常に終了したと判定された場合に実行され、印刷された電子データ(入力された電子データ)と同じ電子データが記憶装置118(データベース)に既に登録されているか否か、すなわち登録済みであるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1050と、ステップS1050において、データベースに登録済みではないと判定された場合に実行され、印刷に供した電子データを、当該電子データの識別子情報と関連付けて記憶装置118に記憶(データベースに登録)するステップS1060とを含む。ステップS1060の処理が終了した場合、ステップS1040において、印刷が正常に終了していないと判定された場合、又は、ステップS1050において、同じ電子データがデータベースに登録済みであると判定された場合は、このプログラムは終了する。ステップS1050では、生成された識別子情報と登録されている識別子情報とを比較することにより、印刷された電子データと同じ電子データが記憶装置118に登録されているか否かが判定される。
図5を参照して、印刷された原稿を再電子化してデータベースに登録するために、画像形成装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。このプログラムは、原稿読取部130にて原稿の画像を読取る操作を受付けたことに応じて開始する。
このプログラムは、画像照合部144を制御して、原稿読取部130で読取った原稿画像データから識別子マーカ画像を検出する処理を実行させ、当該処理によって識別子マーカ画像が検出されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS2000と、ステップS2000において、識別子マーカ画像が検出されたと判定された場合に実行され、検出された識別子マーカ画像を解析して識別子情報を抽出するステップS2010と、ステップS2010の後に実行され、抽出した識別子情報を用いて、記憶装置118(データベース)に対して、当該識別子情報と関連付けて記憶(登録)されている電子データを検索する処理を実行するステップS2020と、ステップS2020の後に実行され、検索対象の電子データが記憶装置118に登録されているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS2030とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS2030において、検索対象の電子データがデータベースに登録されている、すなわち電子データが検索されたと判定された場合に実行され、当該電子データ(検索された電子データ)をデータベースから読出すステップS2040と、ステップS2040の後に実行され、画像照合部144を制御して、原稿読取部130で読取った原稿画像データの画像と読出した電子データの画像とを照合させ、読出した電子データの画像から変更されている領域(異なる領域)を差分画像として抽出させるステップS2050と、ステップS2050において、画像処理部140を制御して、読出した電子データの画像に抽出された差分画像を合成させるステップS2060と、ステップS2060の後に実行され、差分画像を合成することによって得られた再電子化データを識別子情報と関連付けて記憶装置118に登録するステップS2070とを含む。
ステップS2050では、画像照合部144において、原稿画像データの画像と読出した電子データの画像とが比較される。画像の比較においては、比較する両画像の位置を合わせる必要がある。ステップS2050では、位置合わせの基準として、識別子マーカ画像の位置が用いられる。すなわち、識別子マーカ画像は電子データの画像の予め定められた位置に合成されるため、原稿画像データにおける識別子マーカ画像の位置と、予め定められた位置とを合わせることにより、比較する両画像の位置合わせが行なわれる。
このプログラムはさらに、ステップS2000において、識別子マーカ画像が検出されなかったと判定された場合に実行され、原稿読取部130で読取った原稿画像データをデータベースに登録するステップS2080を含む。ステップS2070又はステップS2080の処理が終了した場合、若しくは、ステップS2030において、検索対象の電子データがデータベースに登録されていない、すなわち電子データが検索されなかったと判定された場合は、このプログラムは終了する。
図6を参照して、原稿のコピー印刷時にデータベースに登録されているデータを利用するために、画像形成装置100で実行されるコンピュータプログラムの制御構造について説明する。このプログラムは、コピーモードにおいて、原稿読取部130にて原稿の画像が読取られたことに応じて開始する。
このプログラムは、画像照合部144を制御して、原稿読取部130で読取った原稿画像データから識別子マーカ画像を検出する処理を実行させ、当該処理によって識別子マーカ画像が検出されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS3000と、ステップS3000において、識別子マーカ画像が検出されたと判定された場合に実行され、検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出するステップS3010と、ステップS3010の後に実行され、抽出した識別子情報を用いて、記憶装置118(データベース)に対して、当該識別子情報と関連付けて記憶(登録)されている電子データを検索する処理を実行するステップS3020と、ステップS3020の後に実行され、検索対象の電子データが記憶装置118に登録されているか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS3030とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS3030において、検索対象の電子データがデータベースに登録されている、すなわち電子データが検索されたと判定された場合に実行され、登録されているデータを操作パネル122に表示して、印刷を行なうデータをユーザに選択させるステップS3040と、ステップS3040の後に実行され、ユーザによって選択されたデータを、印刷を行なうデータとして設定するステップS3050と、ステップS3050の後に実行され、画像形成部150を制御して、設定したデータの印刷処理を当該画像形成部150に実行させるステップS3060と、ステップS3000において、識別子マーカ画像が検出されなかったと判定された場合、又は、ステップS3030において、検索対象の電子データがデータベースに登録されていない、すなわち電子データが検索されなかったと判定された場合に実行され、画像形成部150を制御して、原稿読取部130で読取った原稿画像データの印刷処理を画像形成部150に実行させるステップS3070とを含む。ステップS3060又はステップS3070の処理が終了すると、このプログラムは終了する。ステップS3060では、識別子マーカ画像が合成された合成画像が印刷される。
[動作]
本実施の形態に係る画像形成装置100は以下のように動作する。以下の説明では、画像形成装置100の動作の内、本発明に関連する部分のみを説明する。他の動作は従来の画像形成装置の動作と同じである。
画像形成装置100で電子データを印刷するために、例えば外部機器であるPCから当該画像形成装置100に電子データが入力される。電子データが入力されると、CPU112(図2参照)の制御の下で、識別子生成部142が、入力された電子データから当該電子データを一意に識別する識別子情報を生成する(図4に示すステップS1000)。識別子情報の生成は、電子データからハッシュ関数を用いてハッシュ値を計算することにより行なわれる。識別子生成部142は、生成した識別子情報を元に識別子マーカ画像を生成する(ステップS1010)。入力された電子データが複数ページからなる文書データ等の場合は、識別子マーカ画像にページ番号が埋込まれる。識別子生成部142は、入力された電子データの画像に、生成した識別子マーカ画像を合成する。識別子マーカ画像は、電子データの画像に対して予め定められた位置に合成される。この位置は、印刷時にユーザによって指定される構成であってもよい。入力された電子データの画像に識別子マーカ画像が合成されると、画像形成装置100は、その合成画像を記録用紙に印刷する(ステップS1030)。
図7を参照して、画像形成装置100に例えば図7(A)に示す電子データD1が入力されたとする。この電子データD1が印刷されると、図7(B)に示す印刷原稿200が得られる。印刷原稿200の所定の領域には、電子データD1を識別するための識別子情報が埋込まれた識別子マーカ画像210が印刷される。
印刷が正常に終了すると(図4に示すステップS1040においてYES)、CPU112は、入力された電子データがデータベースに登録済みであるか否かを判定する。登録済みでなければ(ステップS1050においてNO)、CPU112は、識別子生成部142で生成された識別子情報と関連付けて、入力された電子データをデータベースに登録する(ステップS1060)。一方、入力された電子データと同じ電子データが登録済みである場合(ステップS1050においてYES)は、入力された電子データはデータベースに登録されない。例えば、同じ電子データを複数回印刷した場合は、最初の印刷時にその電子データがデータベースに登録され、2回目以降の印刷時にはデータベースに登録されない。印刷が正常に終了しなかった場合(ステップS1040においてNO)も、電子データはデータベースに登録されない。印刷が正常に終了しなかった場合とは、紙詰まり等によって正常な印刷物が得られなかった場合等が例示される。
図8を参照して、図7(B)に示す印刷後の原稿200に対して、ユーザによって例えば捺印220及び書込み222が加えられたとする。印刷後の原稿は、図8(A)に示す原稿230になる。書込み222等が加えられた原稿230を再電子化するために、ユーザは、原稿230を原稿載置台102に載置する。画像形成装置100は、ユーザの操作に応じて、原稿230の画像を原稿読取部130で読取る。原稿読取部130にて原稿230の画像を読取ると、画像照合部144が、読取った原稿画像データから識別子マーカ画像210を検出する処理を実行する。画像照合部144が識別子マーカ画像210を検出すると(図5に示すステップS2000においてYES)、画像形成装置100は、検出された識別子マーカ画像210から識別子情報を抽出し(ステップS2010)、抽出した識別子情報を用いてデータベースを検索する(ステップS2020)。すなわち、画像形成装置100は、抽出した識別子情報を用いて、元の電子データを検索する。なお、画像照合部144は、識別子マーカ画像210を検出すると、当該識別子マーカ画像210の位置情報を取得する。
抽出した識別子情報に対応する電子データがデータベースに登録されている場合(ステップS2030においてYES)、CPU112は、その電子データをデータベース(記憶装置118)から読出す(ステップS2040)。CPU112の制御の下で、画像照合部144が、原稿読取部130で読取った原稿画像データの画像と、読出された電子データの画像とを比較して、差分画像を抽出する(ステップS2050)。このとき、画像照合部144は、取得した識別子マーカ画像210の位置情報と、識別子マーカ画像が合成される、予め定められた位置の情報とを用いて、比較する両画像の位置合わせを行なう。これにより、原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正する。なお、読出した電子データの画像、及び原稿読取部130で読取った原稿画像データの画像は、操作パネル122にプレビュー表示することも可能である。
図8(B)を参照して、画像照合部144は、差分画像として、捺印画像240及び書込み画像242を抽出する。差分画像が抽出されると、画像処理部140が、読出した電子データの画像に抽出された差分画像(捺印画像240及び書込み画像242)を合成する(図5に示すステップS2060)。これにより、元の電子データD1(図7(A)参照)の画像に捺印画像240及び書込み画像242が合成された再電子化データD2が生成される。生成された再電子化データD2は、元の電子データ及び識別子情報に関連付けて、データベース(記憶装置118)に登録される(ステップS2070)。
原稿読取部130で読取った原稿画像データから識別子マーカ画像が検出されなかった場合(図5に示すステップS2000においてNO)、画像形成装置100は、読取った原稿画像データをデータベースに登録する(ステップS2080)。
原稿読取部130にて複数枚の原稿の画像が読取られた場合、画像照合部144は、各原稿の原稿画像データから識別子マーカ画像を検出する処理を実行する。画像照合部144が識別子マーカ画像を検出すると、画像形成装置100は、上記と同様に、検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出してデータベースを検索する。識別子情報の抽出時にページ番号が抽出される。抽出した識別子情報に対応する電子データがデータベースに登録されていると、CPU112は、その電子データをデータベースから読出す。画像照合部144は、原稿読取部130で読取った原稿画像データの画像と、読出された電子データの画像とを比較して、差分画像を抽出する(ステップS2050)。その際、ページ番号に基づいて、対応するページの画像同士が比較される。抽出された差分画像を元の電子データの対応するページの画像に合成することにより、再電子化データが生成される。再電子化データが生成されると、上記と同様にして、生成された再電子化データが、元の電子データ及び識別子情報に関連付けて、データベースに登録される。
原稿読取部130にて読取られた複数枚の原稿において、元の電子データに対応するページが削除されている場合は、対応するページが元の電子データから削除された再電子化データが生成されて、データベースに登録される。原稿読取部130にて読取られた複数枚の原稿に、元の電子データにはないページが追加されている場合は、対応するページが元の電子データに追加された再電子化データが生成されて、データベースに登録される。原稿読取部130にて読取られた複数枚の原稿において、ページ順が入替えられていた場合は、元の電子データのページ順が入替えられた再電子化データが生成されて、データベースに登録される。
データベースに登録された電子データ及び再電子化データは、例えば原稿のコピー印刷時に利用される。
例えば、図8(A)に示す原稿230をコピーする場合を考える。原稿230が原稿載置台102に載置され、コピー印刷が開始されると、画像形成装置100は、原稿230の画像を原稿読取部130で読取る。原稿読取部130にて原稿230の画像を読取ると、画像照合部144が、読取った原稿画像データから識別子マーカ画像210を検出する処理を実行する。画像照合部144が識別子マーカ画像210を検出すると(図6に示すステップS3000においてYES)、画像形成装置100は、検出された識別子マーカ画像210から識別子情報を抽出し(ステップS3010)、抽出した識別子情報を用いてデータベースを検索する(ステップS3020)。
抽出した識別子情報に対応する電子データがデータベースに登録されている場合(ステップS3030においてYES)、CPU112は、登録されている電子データ及び再電子化データを選択するためのボタン(図示せず。)を操作パネル122に表示する(ステップS3040)。ユーザによって、再電子化データが選択されると、選択された再電子化データを、印刷を行なうデータに設定する(ステップS3050)。画像形成装置100は、設定したデータの印刷処理を実行する(ステップS3060)。これにより、原稿230のコピー印刷が行なわれる。なお、ユーザによって、電子データが選択されると、元の電子データが印刷を行なうデータに設定される。この場合、原稿230を用いて、捺印220及び書込み222が付加されていない原稿200(図7(B)参照)を印刷できる。同様に、原稿200を用いて、捺印220及び書込み222が付加された原稿230を印刷することもできる。
識別子マーカ画像が印刷されていない原稿をコピー印刷する場合(ステップS3000においてNO)は、原稿読取部130で読取られた原稿画像データの印刷処理が実行される(ステップS3070)。
[本実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、本実施の形態に係る画像形成装置100を利用することにより、以下に述べる効果を奏する。
画像形成装置100は、原稿読取部130で原稿の画像を読取ることによって、原稿に印刷された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出する。抽出した識別子情報を用いて電子データを検索するため、元の電子データを精度よく読出すことができる。そのため、元の画像データに差分画像が合成された再電子化データをデータベースに登録できるので、原稿(文書)の管理を精度よく行なうことができる。さらに、元の電子データ、及びその電子データを利用した再電子化データを識別子情報と関連付けて登録できるため、一連のドキュメントをまとめて管理できる。したがって、再電子化データの利用、及びドキュメントの版管理が容易となる。
元の電子データ及び再電子化データは識別子情報と関連付けて登録されているため、識別子情報を用いて、登録されている電子データ及び再電子化データを容易に検索できる。識別子情報は、識別子マーカ画像から抽出したものを用いることができる。この場合さらに、検索する電子データと同じ電子データが外部機器等から画像形成装置100に入力された場合に、入力された電子データから識別子情報を生成することもできる。これにより、元の電子データを画像形成装置100に入力することによって、書込み等が行なわれている再電子化データを印刷することができる。
再電子化データは、元の電子データに差分画像を合成して保存されるため、元の電子データから変化していない部分は元の電子データの内容を利用できる。文字情報等を含む電子データであれば、文字情報等は高い再利用性が保たれる。加えて、原稿画像に写真等が含まれる場合においても、画像品質を上げることなく、元の電子データの精細さを保持して再電子化できる。したがって、再電子化データを印刷する場合でも画像品質の劣化を抑制できる。
さらに、原稿読取部130で読取った原稿画像データの画像と、読出された電子データの画像とを比較して差分画像を抽出する際に、位置合わせの基準として、識別子マーカ画像の位置が用いられる。原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正できるので、差分画像を高精度で抽出できる。これにより、精度よく差分画像を元の電子データの画像に合成できるので、捺印、又は書込み等が行なわれた原稿を精度よく再電子化して登録できる。したがって、電子データの文字情報を残した状態でより精度よく原稿(文書)を管理できる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態に係る画像形成装置は、入力された電子データがデータベースに登録済みである場合でも、当該入力された電子データをデータベースに登録する点において、第1の実施の形態に係る画像形成装置100とは異なる。その他の点では、各画像形成装置は同一の構成である。
本画像形成装置は、同じ電子データを複数回印刷する場合、印刷を行なう毎に、入力された電子データをデータベースに登録する。データベースへの登録時に、画像形成装置は、登録回数(印刷回数)の情報を枝番情報(連番情報)として生成し、生成した枝番情報を識別子情報に付加する。画像形成装置は、入力された電子データを、枝番情報を含む識別子情報と関連付けて、データベースに登録する。このように、本実施の形態に係る画像形成装置は、電子データを複数回印刷することによって複数の印刷原稿が得られた場合に、印刷タイミングの違いに応じて原稿を区別して管理する。
[ソフトウェア構成]
本実施の形態に係る画像形成装置では、図4に示されるプログラムに代えて、図9に示されるプログラムが実行される。図9のプログラムは、図4のステップS1050に代えて、ステップS1100及びステップS1110を含む。図9のステップS1000〜ステップS1040及びステップS1060における処理は、図4に示される各ステップにおける処理と同じである。以下、異なる部分について説明する。
図9を参照して、このプログラムは、ステップS1040において、印刷が正常に終了したと判定された場合に実行され、印刷された電子データ(入力された電子データ)と同じ電子データがデータベース(記憶装置118(図2参照))に既に登録されているか否か、すなわち登録済みであるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS1100と、ステップS1100において、データベースに登録済みであると判定された場合に実行され、登録回数の情報を枝番情報として生成して識別子情報に付加し、印刷に供した電子データを、枝番情報を含む識別子情報と関連付けてデータベースに登録するステップS1110とを含む。ステップS1100において、データベースに登録済みではないと判定された場合は、制御はステップS1060に進む。ステップS1040において、印刷が正常に終了していないと判定された場合、若しくは、ステップS1060又はステップS1110の処理が終了した場合は、このプログラムは終了する。
[動作]
本実施の形態に係る画像形成装置は以下のように動作する。なお、入力された電子データをデータベースに登録する動作を除いた動作は、上記第1の実施の形態と同様である。したがって、同様の動作についての詳細な説明は繰返さない。
入力された電子データの印刷が正常に終了すると(図9に示すステップS1040においてYES)、画像形成装置は、入力された電子データがデータベースに登録済みであるか否かを判定する。登録済みでなければ(ステップS1100においてNO)、画像形成装置は、識別子生成部142で生成された識別子情報と関連付けて、入力された電子データをデータベースに登録する(ステップS1060)。一方、入力された電子データと同じ電子データが既に登録済みである場合(ステップS1100においてYES)は、登録数に基づいて、登録回数の情報を生成する。例えば、入力された電子データと同じ電子データが1つ登録されている場合、今回の登録は2回目の登録となるため、登録回数の情報として「2」が生成される。画像形成装置は、生成した登録回数の情報を識別子生成部142で生成された識別子情報に付加する。画像形成装置はさらに、登録回数の情報を含む識別子情報と関連付けて、入力された電子データをデータベースに登録する(ステップS1110)。
データベースには、例えば、1回目に印刷された電子データと、2回目に印刷された電子データとが区別して登録される。
1回目に印刷された原稿を再電子化した場合は、その再電子化データは、1回目に印刷された電子データと関連付けてデータベースに登録される。2回目に印刷された原稿を再電子化した場合は、その再電子化データは、2回目に印刷された電子データと関連付けてデータベースに登録される。通常、1回目に印刷された原稿と2回目に印刷された原稿とでは、異なる書込み等が行なわれる。さらに、1回目に印刷された原稿と2回目に印刷された原稿とで異なる捺印が付加されることもあり得る。本実施の形態によれば、こうした場合に、1回目に印刷された原稿の再電子化データと、2回目に印刷された原稿の再電子化データとを区別して管理できる。3回目以降に印刷された印刷データ等についても同様である。
本実施の形態ではさらに、登録回数毎に区別して管理されている再電子化データを読出し、各再電子化データの差分画像をまとめて、又は組合わせて元の電子データの画像に合成することも可能である。この合成により生成された再電子化データは、元の電子データを識別する識別子情報と関連付けて、データベースに登録される。こうした合成は、例えば操作ユニット120を操作することにより行なうことができる。
(第3の実施の形態)
図10を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置100Aは、入力された電子データ及び再電子化データ等が外部のサーバ装置300に登録される点において、第1の実施の形態に係る画像形成装置100とは異なる。その他の点では、各画像形成装置は同一の構成である。
画像形成装置100Aは、ネットワーク50を介して、サーバ装置300と通信可能に接続されている。サーバ装置300は電子データ等を記憶するための記憶装置(図示せず。)を含む。サーバ装置300の記憶装置には、入力された電子データ及び再電子化データ等を登録するためのデータベースが設けられている。このように、本実施の形態では、電子データ及び再電子化データ等の保管場所として、内部の記憶装置118(図2参照)に代えて、サーバ装置300の記憶装置が用いられる。
入力された電子データをサーバ装置300のデータベースに登録する際には、画像形成装置100Aは、識別子生成部142によって生成された識別子情報を付して、当該電子データをサーバ装置300に送信する。サーバ装置300は、画像形成装置100Aから送信された電子データを受信すると、付されている識別子情報と関連付けて、受信した電子データをデータベースに登録する。
再電子化データをサーバ装置300のデータベースに登録する際には、画像形成装置100Aは、元の電子データを識別する識別子情報を付して、生成した再電子化データをサーバ装置300に送信する。サーバ装置300は、画像形成装置100Aから送信された再電子化データを受信すると、元の電子化データ及び識別子情報と関連付けて、受信した再電子化データをデータベースに登録する。
画像形成装置100Aはさらに、サーバ装置300に保管されている、電子データ及び再電子化データ等の情報を操作パネル122に表示したり、画像形成部150を用いて印刷したりできる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態に係る画像形成装置は、入力された電子データを印刷する際に、複数の識別子マーカ画像を電子データの画像に合成して印刷する点において、第1の実施の形態に係る画像形成装置100とは異なる。その他の点では、各画像形成装置は同一の構成である。
図11を参照して、本実施の形態では、電子データを識別する識別子情報をそれぞれ含む4つの識別子マーカ画像212(212a〜212d)が生成される。これら識別子マーカ画像212a〜212dは、ページの四隅に合成される。したがって、電子データを印刷することによって、識別子マーカ画像212が四隅に印刷された原稿250が得られる。
画像照合部144(図2参照)において、原稿画像データの画像と読出した電子データの画像とを比較する際に、位置合わせの基準として、原稿の複数箇所に付加された複数の識別子マーカ画像212a〜212dの位置が用いられる。このように、原稿の複数箇所に付加された複数の識別子マーカ画像212a〜212dを、比較する両画像の位置合わせに用いることによって、原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みをより精度よく補正できる。
(第5の実施の形態)
本実施の形態に係る画像形成装置は、原稿画像データの画像と読出した電子データの画像とを比較する際に、位置合わせの基準として、文字列の位置を用いる点において、第1の実施の形態に係る画像形成装置100とは異なる。その他の点では、各画像形成装置は同一の構成である。
画像形成装置は、原稿読取部130で読取った原稿画像データの画像と、原稿画像データから抽出した識別子情報を元に読出した電子データの画像とを比較することにより、差分画像を抽出する。画像形成装置は、読出した電子データに文字情報が含まれるか否かを判定し、文字情報が含まれると判定すると、読取った原稿画像データの一部に対して、OCR(Optical Character Recognition)による文字認識処理を実行する。画像形成装置は、文字認識により得られた文字列の位置と、電子データの対応する文字列の位置とに基づいて、両画像の位置合わせを実行する。
このように、差分画像を抽出する際の両画像の位置合わせの基準として文字情報を用いることによっても、原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを精度よく補正できる。
(変形例)
上記実施の形態では、入力された電子データから計算したハッシュ値を識別子情報に用いる例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。
例えば、データベースへの登録順に連番を付与し、付与された連番を識別子情報として用いてもよい。さらに、例えば電子データのファイル名、又は電子データのファイルパス等を識別子情報として用いてもよい。
上記実施の形態では、入力された電子データが複数ページのページ画像を含む場合に、ページ番号が埋込まれた識別子マーカ画像を各ページに付加する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、各ページのハッシュ値を計算し、計算したハッシュ値をページ番号に代えて、又はページ番号とともに識別子マーカ画像に埋込むようにしてもよい。
上記第2の実施の形態では、登録回数(印刷回数)の情報を枝番情報(連番情報)として生成し、生成した枝番情報を識別子情報に付加する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、入力された電子データを複数部数印刷する場合に、部数の情報を枝番情報(連番情報)として生成し、生成した枝番情報を識別子情報に付加するようにしてもよい。
上記第3の実施の形態では、電子データ及び再電子化データ等をサーバ装置のデータベースに保管する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。例えば、ネットワーク上のPC等に電子データ及び再電子化データ等を保管するようにしてもよい。さらに、ネットワークを介して、又はネットワークを介さずに直接、画像形成装置に接続される外部の記憶装置に、電子データ及び再電子化データ等を保管するようにしてもよい。
上記第4の実施の形態では、4つの識別子マーカ画像を原稿の四隅に付加する例について示したが、本発明はそのような実施の形態には限定されない。識別子マーカ画像は、2つ、3つ、又は5つ以上であってもよい。識別子マーカ画像は、原稿の隅以外の位置に付与されてもよい。
上記で開示された技術を適宜組合せて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
50 ネットワーク
100、100A 画像形成装置
110 制御部
112 CPU
118 記憶装置
120 操作ユニット
122 操作パネル
130 原稿読取部
140 画像処理部
142 識別子生成部
144 画像照合部
150 画像形成部
160 給紙部
170 NIC
200、230、250 原稿
210、212 識別子マーカ画像
300 サーバ装置

Claims (6)

  1. 電子データの画像に、当該電子データを識別する識別子情報を含む識別子マーカ画像を合成した合成画像を記録媒体に印刷するための印刷手段と、
    前記電子データを、当該電子データを識別する識別子情報と関連付けて記憶するための電子データ記憶手段と、
    原稿画像を読取るための原稿画像読取手段と、
    前記原稿画像読取手段により読取られた原稿画像データから識別子マーカ画像を検出するためのマーカ画像検出手段と、
    前記マーカ画像検出手段により検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出し、抽出した識別子情報を用いて、当該識別子情報と関連付けて記憶されている電子データを検索するための検索手段と、
    前記原稿画像データの画像と前記検索された電子データの画像との差分画像を抽出するための差分抽出手段と、
    前記検索手段により検索された電子データの画像に前記差分抽出手段により抽出された差分画像を合成して再電子化を行ない、再電子化データを生成するための再電子化手段と、
    生成された前記再電子化データを、当該再電子化データの生成の際に用いた電子データを識別する識別子情報と関連付けて記憶するための再電子化データ記憶手段とを含む、画像形成装置。
  2. 前記印刷手段は、電子データの画像の予め定められた位置に識別子マーカ画像が合成された合成画像を記録媒体に印刷するための合成画像印刷手段を含み、
    前記マーカ画像検出手段は、前記識別子マーカ画像が配置されている位置の位置情報を検出するための位置情報検出手段を含み、
    前記画像形成装置はさらに、前記位置情報検出手段により検出された、前記識別子マーカ画像の位置情報を用いて、前記差分画像の抽出時における前記原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正するための補正手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記合成画像印刷手段は、前記電子データの画像の予め定められた位置に複数の前記識別子マーカ画像が合成された合成画像を印刷するための手段を含み、
    前記補正手段は、前記位置情報検出手段により検出された、前記複数の識別子マーカ画像の位置情報を用いて、前記差分画像の抽出時における前記原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正するための画像補正手段を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置はさらに、前記原稿画像読取手段により読取られた原稿画像データを文字認識し、この文字認識により得られた情報に基づいて、前記差分画像の抽出時における前記原稿画像データの画像の位置ズレ及び歪みを補正するための補正手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置はさらに、
    外部機器から電子データを取得するための電子データ取得手段と、
    前記取得した電子データから当該電子データを一意に識別する識別子情報を生成するための識別子情報生成手段と、
    前記識別子情報生成手段により生成された識別子情報を含む識別子マーカ画像を生成するためのマーカ生成手段とを含む、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 外部記憶装置と接続される画像形成装置であって、
    電子データの画像に、当該電子データを識別する識別子情報を含む識別子マーカ画像を合成した合成画像を記録媒体に印刷するための印刷手段と、
    前記電子データを、当該電子データを識別する識別子情報と関連付けて前記外部記憶装置に保存するために、前記電子データに前記識別子情報を付して前記外部記憶装置に送信するための第1のデータ送信手段と、
    原稿画像を読取るための原稿画像読取手段と、
    前記原稿画像読取手段により読取られた原稿画像データから識別子マーカ画像を検出するためのマーカ画像検出手段と、
    前記マーカ画像検出手段により検出された識別子マーカ画像から識別子情報を抽出し、抽出した識別子情報を用いて、当該識別子情報と関連付けて前記外部記憶装置に記憶されている電子データを取得するためのデータ取得手段と、
    前記原稿画像データの画像と前記取得された電子データの画像との差分画像を抽出するための差分抽出手段と、
    前記データ取得手段により取得された電子データの画像に前記差分抽出手段により抽出された差分画像を合成して再電子化を行ない、再電子化データを生成するための再電子化手段と、
    生成された前記再電子化データを、当該再電子化データの生成の際に用いた電子データを識別する識別子情報と関連付けて前記外部記憶装置に保存するために、前記再電子化データを前記外部記憶装置に送信するための第2のデータ送信手段とを含む、画像形成装置。
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