JP2016143173A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信装置のセキュリティを向上させ得る技術を提供する。【解決手段】 プリンタ10は、仲介サーバ50からインターネットを介してGET要求を受信する場合(T54)に、取得対象情報を送信すべきか否かをユーザに選択させるための送信選択画面SC1を表示する(T62)。プリンタ10は、送信選択画面SC1で「はい」が選択される場合(T64)には、取得対象情報を仲介サーバ50に送信し(T68)、送信選択画面SC1で「いいえ」が選択される場合には、取得対象情報を仲介サーバ50に送信しない。プリンタ10は、ユーザ端末80からインターネットを介さずにGET要求を受信する場合(T102)に、送信選択画面SC1を表示せずに、取得対象情報をユーザ端末80に送信する(T104)。【選択図】 図5

Description

本明細書では、通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在しないサーバ装置と、上記のローカルエリアネットワークと同一のネットワーク内に存在する端末装置と、のそれぞれと通信を実行可能な通信装置を開示する。
特許文献1には、インターネットを介してサーバと接続される画像処理装置が開示されている。画像処理装置の保守点検等のために、画像処理装置は、画像処理装置内の情報をサーバに送信する。
特開2014−179017号公報
特許文献1の技術では、画像処理装置は、サーバからの要求に応じて、画像処理装置内の情報をサーバに必ず送信する。このような構成では、画像処理装置のセキュリティが低下し得る。本明細書では、通信装置のセキュリティを向上させ得る技術を提供する。
本明細書によって開示される一つの形態の通信装置は、受信部と、判断部と、表示制御部と、送信部と、を備える。受信部は、通信装置内の取得対象情報を取得するための第1の要求を受信する。判断部は、第1の要求が、通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在しないサーバ装置から受信されたのか、ローカルエリアネットワークと同一のネットワーク内に存在する端末装置から受信されたのか、を判断する。表示制御部は、第1の要求がサーバ装置から受信されたと判断される場合に、取得対象情報を送信すべきか否かをユーザに選択させるための送信選択画面を通信装置の表示部に表示させ、第1の要求が端末装置から受信されたと判断される場合に、送信選択画面を表示部に表示させない。送信部は、第1の要求がサーバ装置から受信されたと判断される場合に、取得対象情報を送信すべきことが送信選択画面を介してユーザによって選択されることに応じて、取得対象情報をサーバ装置に送信し、第1の要求がサーバ装置から受信されたと判断される場合に、取得対象情報を送信すべきでないことが送信選択画面を介してユーザによって選択されることに応じて、取得対象情報をサーバ装置に送信せず、第1の要求が端末装置から受信されたと判断される場合に、取得対象情報を端末装置に送信する。
通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在しないサーバ装置は、通常、ローカルエリアネットワークの管理者によって設置される装置ではないので、信頼性が高い装置であるのか否かが不明である。このような実情に鑑みて、通信装置は、サーバ装置から第1の要求を受信する場合に、送信選択画面を表示し、ユーザの選択結果に応じて取得対象情報をサーバ装置に送信するのか否かを変える。サーバ装置からの第1の要求に応じて取得対象情報が送信されることをユーザが望まない場合には、取得対象情報がサーバ装置に送信されないので、通信装置のセキュリティを向上させ得る。一方、通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在する端末装置は、通常、ローカルエリアネットワークの管理者によって設置される装置であり、比較的に信頼性が高い装置である。このような実情に鑑みて、通信装置は、端末装置から第1の要求を受信する場合に、送信選択画面を表示することなく、取得対象情報を端末装置に送信する。このように、ユーザが送信選択画面を介した選択を実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。
また、本明細書によって開示される他の形態の通信装置は、受信部と、判断部と、表示制御部と、設定部と、を備える。受信部は、設定対象情報を通信装置に設定するための第1の要求を受信する。判断部は、第1の要求が、通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在するサーバ装置から受信されたのか、ローカルエリアネットワークと同一のネットワーク内に存在する端末装置から受信されたのか、を判断する。表示制御部は、第1の要求がサーバ装置から受信されたと判断される場合に、設定対象情報を設定すべきか否かをユーザに選択させるための設定選択画面を通信装置の表示部に表示させ、第1の要求が端末装置から受信されたと判断される場合に、設定選択画面を表示部に表示させない。設定部は、第1の要求がサーバ装置から受信されたと判断される場合に、設定対象情報を設定すべきことが設定選択画面を介してユーザによって選択されることに応じて、設定対象情報を通信装置に設定し、第1の要求がサーバ装置から受信されたと判断される場合に、設定対象情報を設定すべきでないことが設定選択画面を介してユーザによって選択されることに応じて、設定対象情報を通信装置に設定せず、第1の要求が端末装置から受信されたと判断される場合に、設定対象情報を通信装置に設定する。
上記の構成によると、通信装置は、サーバ装置から第1の要求を受信する場合に、設定選択画面を表示し、ユーザの選択結果に応じて設定対象情報を通信装置に設定するのか否かを変える。サーバ装置からの第1の要求に応じて設定対象情報が設定されることをユーザが望まない場合には、設定対象情報が通信装置に設定されないので、通信装置のセキュリティを向上させ得る。一方、通信装置は、端末装置から第1の要求を受信する場合に、設定選択画面を表示することなく、設定対象情報を通信装置に設定する。このように、ユーザが設定選択画面を介した選択を実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。
上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタと仲介サーバとの間にXMPP接続を確立するための各処理のシーケンス図を示す。 GET要求監視処理のフローチャートを示す。 SET要求監視処理のフローチャートを示す。 GET要求に応じて取得対象情報が送信されるケースを示す。 SET要求に応じて設定対象情報が設定されるケースを示す。 GET要求に応じないケースとSET要求に応じないケースとを示す。 GET要求に応じて取得対象情報が送信される第2実施例のケースを示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
通信システム2は、プリンタ10と、仲介サーバ50と、ユーザ端末80と、サービスサーバ100と、サービス端末110と、を備える。プリンタ10とユーザ端末80とは、同一のローカルエリアネットワーク4(以下ではLAN(Local Area Networkの略)4と呼ぶ)に所属している。従って、プリンタ10は、インターネット6を介さずに、LAN4を介して、ユーザ端末80と通信可能である。仲介サーバ50は、プリンタ10が所属しているLAN4内に存在せず、インターネット6上に設置されている。従って、プリンタ10は、LAN4及びインターネット6を介して、仲介サーバ50と通信可能である。また、サービスサーバ100も、LAN4内に存在せず、インターネット6上に設置されている。仲介サーバ50とサービスサーバ100とは、インターネット6を介して、相互に通信可能である。サービス端末110は、LAN4とは異なるLAN(図示省略)に所属している。サービスサーバ100とサービス端末110とは、上記の異なるLAN及びインターネット6を介して、相互に通信可能である。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、LAN4内に存在するユーザ端末80の周辺機器であり、操作部12と、表示部14と、ネットワークI/F(Interfaceの略)16と、印刷実行部18と、制御部30と、を備える。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネルとして機能する。即ち、表示部14は、ユーザによって操作される操作部としても機能する。ネットワークI/F16は、プリンタ10をLAN4に接続するためのインターフェースである。ネットワークI/F16は、有線通信を実行するためのインターフェースであってもよいし、無線通信を実行するためのインターフェースであってもよい。即ち、LAN4は、有線LANでも無線LANでもよい。なお、LAN4には、ルータ40が設置されている。ルータ40は、LAN4内に存在するデバイス(例えばプリンタ10)とLAN4内に存在しないデバイス(例えば仲介サーバ50)との間の通信を中継する。印刷実行部18は、インクジェット方式、レーザー方式等の印刷機構を備える。制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、例えば、RAM、ROM等である。
(仲介サーバ50の構成)
仲介サーバ50は、プリンタ10とサービスサーバ100との間の通信を仲介するためのサーバであり、プリンタ10のベンダによってインターネット6上に設置される。仲介サーバ50は、ネットワークI/F60と、制御部70と、を備える。ネットワークI/F60は、仲介サーバ50をインターネット6に接続するためのインターフェースである。制御部70は、CPU72と、メモリ74と、を備える。CPU72は、メモリ74に格納されているプログラム76に従って、様々な処理を実行する。メモリ74は、例えば、RAM、ROM等である。
(他のデバイス80,100,110の構成)
ユーザ端末80は、LAN4の管理者によってLAN4内に設置される端末であり、例えば、PC(Personal Computerの略)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等である。サービスサーバ100は、プリンタ10のユーザにコールサービスを提供するコールセンタに設置されるサーバである。コールサービスは、ユーザから電話を受けて、プリンタ10に関する質問等に回答するためのサービスである。サービス端末110は、コールセンタのオペレータによって操作される端末である。
(通信システム2の概要)
本実施例では、コールセンタのオペレータが、プリンタ10のユーザから電話を受けた際に、サービス端末110を利用する状況を想定している。特に、サービス端末110が、オペレータからの指示に応じて、サービスサーバ100及び仲介サーバ50を介して、GET要求及びSET要求をプリンタ10に送信する状況を想定している。例えば、サービス端末110がプリンタ10内の情報を取得するための指示をサービスサーバ100に送信すれば、サービスサーバ100から仲介サーバ50への指示の送信と、仲介サーバ50からプリンタ10へのGET要求の送信と、が実行される。これにより、サービス端末110は、プリンタ10から当該情報を取得し得るので、当該情報を表示し得る。この結果、オペレータは、当該情報の内容をユーザから電話で聞き出すことなく、当該情報の内容を知ることができる。また、例えば、サービス端末110が情報をプリンタ10に設定するための指示をサービスサーバ100に送信すれば、サービスサーバ100から仲介サーバ50への指示の送信と、仲介サーバ50からプリンタ10へのSET要求の送信と、が実行される。これにより、サービス端末110は、当該情報をプリンタ10に設定し得る。この結果、プリンタ10のユーザは、当該情報をプリンタ10に設定する作業を実行せずに済む。また、プリンタ10は、LAN4を介して、ユーザ端末80からGET要求又はSET要求を受信することに応じて、プリンタ10内の情報の送信、又は、プリンタ10への情報の設定を実行することもできる。
(XMPP接続を確立するための各処理;図2)
次いで、図2を参照して、プリンタ10と仲介サーバ50との間にXMPP(Extensible Messaging and Presence Protocolの略)接続を確立するための各処理の内容を説明する。上述したように、本実施例では、仲介サーバ50からプリンタ10へのGET要求又はSET要求の送信が実行され得る。この際に、仲介サーバ50は、インターネット6を介して、要求をプリンタ10に送信する。特に、仲介サーバ50は、プリンタ10から何らかの指示を受信して、当該指示に対する応答として要求をプリンタ10に送信するのではなく、プリンタ10から指示を受信することなく、要求をプリンタ10に送信する。LAN4は、通常、インターネット6からの不正なアクセスを制限するためのファイヤーウォール(即ちルータ40)等を備える。このために、プリンタ10がインターネット6を介して仲介サーバ50から要求を受信するためには、仲介サーバ50がサービスサーバ100から当該要求の送信のための指示を受け付ける前に、仲介サーバ50とプリンタ10の間にいわゆる常時接続と呼ばれるXMPP接続を予め確立しておく必要がある。これにより、プリンタ10は、何らかの指示を仲介サーバ50に送信しなくても、XMPP接続を利用して、インターネット6を介して、仲介サーバ50から要求を受信することができる。
T10では、ユーザ端末80は、ユーザからの指示に応じて、ユーザによって決定されるユーザアカウントACを含むアカウント登録要求をサービスサーバ100に送信する。アカウント登録要求は、ユーザIDとパスワードとを含むユーザアカウントACの登録をサービスサーバ100に要求するためのコマンドである。これにより、サービスサーバ100では、ユーザアカウントACが登録される。
サービスサーバ100は、ユーザアカウントACを登録することに応じて、T12において、ユーザアカウントACを含むトークン発行要求を仲介サーバ50に送信する。トークン発行要求は、トークンの発行を仲介サーバ50に要求するためのコマンドである。トークンは、仲介サーバ50を利用するための認証情報である。
仲介サーバ50のCPU72は、サービスサーバ100からトークン発行要求を受信することに応じて、T14において、トークンTKを生成する。CPU72は、ユーザアカウントACとトークンTKとを対応付けて、メモリ74内に登録する。なお、一点鎖線で示されるボックスは、当該ボックス内の情報が対応付けて登録されていることを意味する。次いで、T16において、CPU72は、トークンTKを含む応答をサービスサーバ100に送信する。
サービスサーバ100は、仲介サーバ50から応答を受信することに応じて、応答内のトークンTKをユーザアカウントACに対応付けてサービスサーバ100内に登録する。次いで、T18では、サービスサーバ100は、トークンTKを含むPINコード発行要求を仲介サーバ50に送信する。PINコード発行要求は、PINコードの発行を仲介サーバ50に要求するためのコマンドである。PINコードは、仲介サーバ50が、プリンタ10とのXMPP接続を確立するために、プリンタ10から受信すべき情報である。
仲介サーバ50のCPU72は、サービスサーバ100からPINコード発行要求を受信することに応じて、T20において、PINコードPCを生成して、PINコード発行要求内のトークンTKに対応付けてPINコードPCをメモリ74内に登録する。これにより、メモリ74内において、ユーザアカウントACとトークンTKとPINコードPCとが対応付けられる。次いで、T22では、CPU72は、PINコードPCを含む応答をサービスサーバ100に送信する。
サービスサーバ100は、仲介サーバ50から応答を受信することに応じて、T24において、応答内のPINコードPCを含むアカウント登録通知をユーザ端末80に送信する。アカウント登録通知は、T10のアカウント登録要求に応じたユーザアカウントACの登録が完了したことを示す通知である。
ユーザ端末80は、サービスサーバ100からアカウント登録通知を受信することに応じて、T26において、アカウント登録通知を表示する。これにより、ユーザは、アカウント登録通知内のPINコードPCを知ることができる。
次いで、T30では、ユーザ端末80は、ユーザによって入力されるPINコードPCを含むサーバ接続要求をプリンタ10に送信する。サーバ接続要求は、XMPP接続を確立することをプリンタ10に要求するためのコマンドである。
プリンタ10のCPU32は、ユーザ端末80からサーバ接続要求を受信することに応じて、T32において、XMPP接続要求を仲介サーバ50に送信する。XMPP接続要求は、XMPP接続を確立することを仲介サーバ50に要求するためのコマンドである。XMPP接続は、サーバ接続要求内のPINコードPCと、プリンタ10のメモリ34に予め記憶されているプリンタ情報PIと、を含む。プリンタ情報PIは、プリンタ10を識別するためのID(Identificationの略)である。
仲介サーバ50のCPU72は、プリンタ10からXMPP接続要求を受信することに応じて、XMPP接続要求内のPINコードPCの認証を実行する。CPU72は、PINコードPCがメモリ74内に登録されている場合には、PINコードPCの認証が成功したと判断し、PINコードPCがメモリ74内に登録されていない場合には、PINコードPCの認証が失敗したと判断する。図2の例では、T34において、CPU72は、PINコードPCの認証が成功したと判断して、XMPP接続の確立を許可することを決定する。この際に、CPU72は、PINコードPCをメモリ74から削除し、XMPP接続要求内のプリンタ情報PIをメモリ74内に登録する。これにより、メモリ74内において、ユーザアカウントACとトークンTKとプリンタ情報PIとが対応付けられる。
次いで、T36では、プリンタ10と仲介サーバ50との間にXMPP接続が確立される。即ち、プリンタ10のCPU32は、仲介サーバ50とのXMPP接続を確立する。また、仲介サーバ50のCPU72は、プリンタ10とのXMPP接続、即ち、プリンタ情報PIに対応するXMPP接続を確立する。従って、この後、CPU72は、トークンTKを含む指示を受信する際に、トークンTKに対応付けて登録されているプリンタ情報PIを特定し、特定済みのプリンタ情報PIに対応するXMPP接続を利用して、GET要求又はSET要求をプリンタ10に送信することができる。
(GET要求監視処理;図3)
続いて、図3を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行されるGET要求監視処理の内容を説明する。GET要求監視処理では、簡単に説明すると、CPU32は、仲介サーバ50又はユーザ端末80からプリンタ10内の情報を取得するためのGET要求を受信して、プリンタ10内の情報を仲介サーバ50又はユーザ端末80に送信する。特に、CPU32は、GET要求内の取得項目情報によって示される項目に対応する情報を仲介サーバ50又はユーザ端末80に送信する。取得項目情報は、例えば、プリンタ10のエラー履歴、プリンタ10の消耗品残量等を示す。以下では、取得項目情報によって示される項目に対応する情報(例えばエラー履歴情報、消耗品残量情報等)のことを「取得対象情報」と呼ぶ。また、GET要求の送信元の装置のことを「送信元装置」と呼ぶ。
S10では、CPU32は、送信元装置からGET要求を受信することを監視する。CPU32は、送信元装置からGET要求を受信する場合(S10でYES)に、S12に進む。
S12では、CPU32は、GET要求が、仲介サーバ50からインターネット6を介して受信されたのか、ユーザ端末80からインターネット6を介さずに受信されたのか、を判断する。より正確には、CPU32は、GET要求が、仲介サーバ50からインターネット6及びLAN4を介して受信されたのか、ユーザ端末80からインターネット6を介さずにLAN4を介して受信されたのか、を判断する。具体的には、CPU32は、GET要求のプロトコルの種類に基づいて、S12の判断を実行する。CPU32は、GET要求がXMPPに従ったコマンドである場合、即ち、GET要求がXMPP接続を介した通信のためのポートを利用して受信された場合には、GET要求が仲介サーバ50からインターネット6を介して受信されたと判断して(S12でYES)、S14に進む。一方、CPU32は、GET要求がXMPPとは異なるプロトコルに従ったコマンドである場合、即ち、GET要求が上記のポートを利用せずに受信された場合には、GET要求がユーザ端末80からインターネット6を介さずに受信されたと判断して(S12でNO)、S14〜S20をスキップしてS22に進む。上記の異なるプロトコルは、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocolの略)、SNMP(Simple Network Management Protocolの略)等である。
S14では、CPU32は、タイマの値Tがゼロであるのか否かを判断する。当該タイマは、後述のS20でカウントが開始されるタイマであり、より具体的には、送信選択画面で「はい」が選択されてから所定時間をカウントするためのタイマである。CPU32は、タイマの値Tがゼロであると判断する場合(S14でYES)には、S16に進み、タイマの値Tがゼロでないと判断する場合(S14でNO)には、S16〜S20をスキップしてS22に進む。
S16では、CPU32は、送信選択画面SC1を表示部14に表示させる。送信選択画面SC1は、インターネット6を介したGET要求に応じて取得対象情報を送信すべきか否かをユーザに選択させるための画面である。送信選択画面SC1は、LAN4の外部からプリンタ10にアクセスされたことを示すメッセージと、取得対象情報の送信を許可することを示す「はい」ボタンと、取得対象情報の送信を拒否することを示す「いいえ」ボタンと、を含む。なお、送信選択画面SC1は、さらに、GET要求内の取得項目情報によって示される項目を表わす文字列(例えば、文字列「エラー履歴」、文字列「消耗品残量」等)を含んでいてもよい。これにより、ユーザは、プリンタ10内のどの情報の送信が求められているのか知ることができ、情報の種類に応じて、情報の送信を許可するのか拒否するのかを決定することができる。
S18では、CPU32は、送信選択画面SC1において、「はい」ボタンが選択されたのか、「いいえ」ボタンが選択されたのか、を判断する。CPU32は、「はい」ボタンが選択されたと判断する場合(S18でYES)には、S20に進み、「いいえ」ボタンが選択されたと判断する場合(S18でNO)には、S24に進む。
S20では、CPU32は、タイマのカウントを開始する。タイマの値Tは、所定値Tthに到達すると、図3とは異なる処理において、ゼロにリセットされる。S20が終了すると、S22に進む。
S22では、CPU32は、GET要求内の取得項目情報によって示される項目に対応する取得対象情報を送信元装置に送信する。即ち、S12でYESを経て実行されるS22では、CPU32は、取得対象情報を仲介サーバ50に送信する。また、S12でNOを経て実行されるS22では、CPU32は、取得対象情報をユーザ端末80に送信する。S22が終了すると、S10に戻る。
また、S24では、CPU32は、取得対象情報を仲介サーバ50に送信することなく、取得不許可情報を仲介サーバ50に送信する。取得不許可情報は、仲介サーバ50が取得対象情報を取得できないことを仲介サーバ50に通知するための情報である。S24が終了すると、S10に戻る。
(SET要求監視処理;図4)
続いて、図4を参照して、プリンタ10のCPU32によって実行されるSET要求監視処理の内容を説明する。SET要求監視処理では、簡単に説明すると、CPU32は、仲介サーバ50又はユーザ端末80からプリンタ10に情報を設定するためのSET要求を受信して、SET要求内の情報(以下では「設定対象情報」と呼ぶ)をプリンタ10に設定する。以下では、SET要求の送信元の装置のことを「送信元装置」と呼ぶ。設定対象情報は、プリンタ10の通信設定(例えばIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレス等)、デフォルトの印刷設定(例えば用紙サイズ、印刷解像度、両面印刷の有無等)等である。
S30では、CPU32は、送信元装置からSET要求を受信することを監視する。CPU32は、送信元装置からSET要求を受信する場合(S30でYES)に、S32に進む。
S32では、CPU32は、SET要求が、仲介サーバ50からインターネット6を介して受信されたのか、ユーザ端末80からインターネット6を介さずに受信されたのか、を判断する。S32の判断は、図3のS12の判断と同様である。CPU32は、SET要求が仲介サーバ50からインターネット6を介して受信されたと判断する場合(S32でYES)には、S34に進み、SET要求がユーザ端末80からインターネット6を介さずに受信されたと判断する場合(S32でNO)には、S34〜S40をスキップしてS42に進む。
S34では、CPU32は、タイマの値Tがゼロであるのか否かを判断する。当該タイマは、図3のS20でカウントが開始されるタイマとは異なる。当該タイマは、後述のS40でカウントが開始されるタイマであり、より具体的には、設定選択画面で「はい」が選択されてから所定時間をカウントするためのタイマである。CPU32は、タイマの値Tがゼロであると判断する場合(S34でYES)には、S36に進み、タイマの値Tがゼロでないと判断する場合(S34でNO)には、S36〜S40をスキップしてS42に進む。
S36では、CPU32は、設定選択画面SC2を表示部14に表示させる。設定選択画面SC2は、インターネット6を介した要求に応じて設定対象情報を設定すべきか否かをユーザに選択させるための画面である。設定選択画面SC2は、LAN4の外部からプリンタ10にアクセスされたことを示すメッセージと、設定対象情報の設定を許可することを示す「はい」ボタンと、設定対象情報の設定を拒否することを示す「いいえ」ボタンと、を含む。
S38では、CPU32は、設定選択画面SC2において、「はい」ボタンが選択されたのか、「いいえ」ボタンが選択されたのか、を判断する。CPU32は、「はい」ボタンが選択されたと判断する場合(S38でYES)には、S40に進み、「いいえ」ボタンが選択されたと判断する場合(S38でNO)には、S46に進む。
S40では、CPU32は、タイマのカウントを開始する。タイマの値Tは、所定値Tthに到達すると、図4とは異なる処理において、ゼロにリセットされる。S40が終了すると、S42に進む。
S42では、CPU32は、SET要求で要求されている設定対象情報、即ち、SET要求内の設定対象情報を、プリンタ10に設定する。即ち、プリンタ10は、SET要求を受信した際にプリンタ10のメモリ34内に設定されている情報(例えばIPアドレス)に代えて、SET要求内の設定対象情報(例えば新たなIPアドレス)をメモリ34に登録する。即ち、CPU32は、設定の変更を実行する。S42が終了すると、S44に進む。
S44では、CPU32は、設定完了情報を送信元装置に送信する。即ち、S32でYESを経て実行されるS44では、CPU32は、設定完了情報を仲介サーバ50に送信する。また、S32でNOを経て実行されるS44では、CPU32は、設定完了情報をユーザ端末80に送信する。設定完了情報は、設定対象情報の設定が完了したことを送信元装置に通知するための情報である。S44が終了すると、S30に戻る。
また、S46では、CPU32は、設定対象情報をプリンタ10に設定することなく、設定不許可情報を仲介サーバ50に送信する。設定不許可情報は、設定対象情報を設定しないことを仲介サーバ50に通知するための情報である。S46が終了すると、S30に戻る。
(GET要求に応じて取得対象情報が送信されるケース;図5)
図5〜図7を参照して、図3及び図4の各処理によって実現される具体的なケースを説明する。まず、図5を参照して、GET要求に応じて取得対象情報が送信されるケースを説明する。なお、図5〜図7の各ケースでは、サービス端末110からサービスサーバ100に指示が送信される前に、即ち、サービスサーバ100から仲介サーバ50に指示が送信される前に、仲介サーバ50とプリンタ10の間にXMPP接続が確立されている(図2のT36参照)。
T50では、サービス端末110は、コールセンタのオペレータからの指示に応じて、GET要求の送信のための指示をサービスサーバ100に送信する。なお、当該指示がサービスサーバ100に送信される前に、オペレータは、電話相手であるプリンタ10のユーザからユーザアカウントAC(図2参照)を聞き出して、当該ユーザアカウントACを利用して、サービス端末110がサービスサーバ100にログインしているログイン状態を構築する。そして、サービス端末110は、当該ログイン状態を利用して、GET要求の送信のための指示をサービスサーバ100に送信する。当該指示は、取得項目情報を含む。
サービスサーバ100は、サービス端末110からGET要求の送信のための指示を受信することに応じて、上記のログイン状態に対応するトークンTK(即ちユーザアカウントACに対応付けられているトークンTK(図2のT16参照))を取得する。そして、T52では、サービスサーバ100は、取得済みのトークンTKと、T50の指示内の取得項目情報と、を含む指示(即ち、GET要求の送信のための指示)を仲介サーバ50に送信する。
仲介サーバ50のCPU72は、サービスサーバ100からGET要求の送信のための指示を受信することに応じて、当該指示内のトークンTKの認証を実行する。なお、以下では、「仲介サーバ50のCPU72は・・・」という記載に代えて、簡単に「仲介サーバ50は・・・」と記載する。仲介サーバ50は、トークンTKがメモリ74内に記憶されている場合には、トークンTKの認証が成功したと判断し、トークンTKがメモリ74内に記憶されていない場合には、トークンTKの認証が失敗したと判断して以降の処理を実行しない。本ケースでは、トークンTKの認証が成功するので(図2のT34参照)、T54において、仲介サーバ50は、トークンTKに対応付けられているプリンタ情報PI(図2のT34参照)によって識別されるプリンタ10とのXMPP接続を利用して、XMPPに従ったGET要求をプリンタ10に送信する。当該GET要求は、トークンTKに対応付けられているユーザアカウントAC(図2のT34参照)内のユーザIDと、T52の指示内の取得項目情報と、を含む。上述したように、仲介サーバ50からプリンタ10に送信されるGET要求は、仲介サーバ50がプリンタ10から指示を受けることなく、仲介サーバ50から送信される。即ち、仲介サーバ50は、要求の送信のための指示を、プリンタ10からではなく、サービスサーバ100から受信する。この点は、後述の図6〜図8でも同様である。
T60では、プリンタ10のCPU32は、仲介サーバ50からGET要求を受信することに応じて、GET要求がインターネット6を介して仲介サーバ50から受信されたと判断する(図3のS12でYES)。なお、以下では、「プリンタ10のCPU32は・・・」という記載に代えて、簡単に「プリンタ10は・・・」と記載する。T62では、プリンタ10は、送信選択画面SC1(図3参照)を表示する(S16)。T64では、送信選択画面SC1内の「はい」がユーザによって選択される(S18でYES)。T66では、プリンタ10は、タイマのカウントを開始する(S20)。T68では、プリンタ10はGET要求内の取得項目情報によって示される項目に対応する取得対象情報を仲介サーバ50に送信する(S22)。
仲介サーバ50は、プリンタ10から取得対象情報を受信することに応じて、T70において、取得対象情報をサービスサーバ100に送信する。サービスサーバ100は、仲介サーバ50から取得対象情報を受信することに応じて、T72において、取得対象情報をサービス端末110に送信する。サービス端末110は、サービスサーバ100から取得対象情報を受信することに応じて、T74において、取得対象情報を表示する。これにより、コールセンタのオペレータは、サービス端末110に表示された取得対象情報を見ることによって、プリンタ10内の情報を知ることができる。
仲介サーバ50は、インターネット6に設置されており、LAN4の管理者によって設置される装置ではない。このために、プリンタ10は、仲介サーバ50からインターネット6を介してGET要求を受信する場合に、GET要求の送信元装置(即ち仲介サーバ50)が、信頼性が高い装置であるのか否かが不明である。従って、本実施例では、プリンタ10は、仲介サーバ50からGET要求を受信する場合に、送信選択画面SC1を表示する(T62)。ユーザは、コールセンタのオペレータと通話を行なっており、オペレータからプリンタ10内の情報を見たい旨が通知されている。従って、ユーザは、送信選択画面SC1で「はい」を選択しても問題ないと判断し、送信選択画面SC1で「はい」を選択する(T64)。この場合、プリンタ10は、取得対象情報を仲介サーバ50に送信する(T68)。このように、プリンタ10は、取得対象情報の送信がユーザによって許可される場合に、取得対象情報を仲介サーバ50に適切に送信することができる。
本実施例では、GET要求が複数回に亘ってプリンタ10に送信される状況を想定している。T80では、サービス端末110は、GET要求の送信のための指示をサービスサーバ100に送信する。この結果、T52及びT54と同様に、T82において、サービスサーバ100から仲介サーバ50に指示が送信され、T84において、仲介サーバ50からプリンタ10にGET要求が送信される。
プリンタ10は、仲介サーバ50からGET要求を再び受信する際に、T66でカウントが開始されたタイマの値Tが所定値Tthよりも小さくて、タイマのカウントが継続しているので、タイマTの値がゼロでないと判断する(図3のS14でNO)。このために、T86では、プリンタ10は、送信選択画面SC1を表示せずに(即ちS16を実行することなく)、取得対象情報を仲介サーバ50に送信する(S22)。T88〜T94は、上記のT68〜T74と同様である。
上述したように、プリンタ10は、ユーザが送信選択画面SC1で「はい」を選択してから所定時間が経過するまでの間に、仲介サーバ50からGET要求を再び受信する場合に、送信選択画面SC1を再び表示しない。送信選択画面SC1を再び表示しても、ユーザが「はい」を再び選択する可能性が高いからである。ユーザが送信選択画面SC1を介した選択を再び実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。
図5には、ユーザ端末80からプリンタ10にGET要求が送信されるケースも示されている。T100では、ユーザは、GET要求の送信のための指示をユーザ端末80に入力する。T102では、ユーザ端末80は、ユーザから当該指示を受け付けることに応じて、インターネット6を介さずに、取得項目情報を含むGET要求をプリンタ10に送信する。当該GET要求は、XMPPとは異なるプロトコルに従ったコマンドであり、図5のケースでは、SNMP又はHTTPに従ったコマンドである。また、当該GET要求は、T54のGET要求とは異なり、ユーザIDを含まない。
プリンタ10は、ユーザ端末80からGET要求を受信することに応じて、GET要求がインターネット6を介さずにユーザ端末80から受信されたと判断する(図3のS12でNO)。なお、T102のGET要求がSNMPに従ったGET要求である場合には、プリンタ10は、ユーザ端末80との接続を確立することなく、ユーザ端末80からSNMPに従ったGET要求を受信することができる。一方、T102のGET要求がHTTPに従ったGET要求である場合には、プリンタ10は、T100の指示がユーザ端末80に与えられた後に、ユーザ端末80からHTTP接続の確立の要求を受信して、ユーザ端末80とのHTTP接続を確立する。そして、プリンタ10は、HTTP接続を利用して、HTTPに従ったGET要求を受信する。どちらのケースでも、プリンタ10は、T100の指示がユーザ端末80に与えられる前に、ユーザ端末80との接続を予め確立しておかなくても、ユーザ端末80からGET要求を受信することができる。
T104では、プリンタ10は、送信選択画面SC1を表示せずに、GET要求内の取得項目情報によって示される項目に対応する取得対象情報をユーザ端末80に送信する(図3のS12でNOを経たS22)。T108では、ユーザ端末80は、取得対象情報を表示する。これにより、ユーザは、ユーザ端末80に表示された取得対象情報を見ることによって、プリンタ10内の情報を知ることができる。
LAN4の管理者によってLAN4内に設置されるユーザ端末80は、信頼性が高い装置であるので、プリンタ10内の情報がユーザ端末80に送信されても問題ない。このために、本実施例では、プリンタ10は、ユーザ端末80からインターネット6を介さずにGET要求を受信する場合に、送信選択画面SC1を表示することなく、取得対象情報をユーザ端末80に送信する(T104)。このように、ユーザが送信選択画面SC1を介した選択を実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。
(SET要求に応じて設定対象情報が設定されるケース;図6)
続いて、図6を参照して、SET要求に応じて設定対象情報がプリンタ10に設定されるケースを説明する。
T130では、サービス端末110は、コールセンタのオペレータからの指示に応じて、SET要求の送信のための指示をサービスサーバ100に送信する。当該指示は、設定対象情報を含む。なお、サービス端末110がサービスサーバ100にログインしているログイン状態を構築する点は、図5のT50と同様である。
サービスサーバ100は、サービス端末110からSET要求の送信のための指示を受信することに応じて、上記のログイン状態に対応するトークンTKを取得する。そして、T132では、サービスサーバ100は、取得済みのトークンTKと、T130の指示内の設定対象情報と、を含む指示(即ち、SET要求の送信のための指示)を仲介サーバ50に送信する。
仲介サーバ50は、サービスサーバ100からSET要求の送信のための指示を受信することに応じて、当該指示内のトークンTKの認証が成功したと判断し、T134において、プリンタ10とのXMPP接続を利用して、XMPPに従ったSET要求をプリンタ10に送信する。当該SET要求は、トークンTKに対応付けられているユーザアカウントAC内のユーザIDと、T132の指示内の設定対象情報と、を含む。
T140では、プリンタ10は、仲介サーバ50からSET要求を受信することに応じて、SET要求がインターネット6を介して仲介サーバ50から受信されたと判断する(図4のS32でYES)。T142では、プリンタ10は、設定選択画面SC2(図4参照)を表示する(S36)。T144では、設定選択画面SC2内の「はい」がユーザによって選択される(S38でYES)。T146では、プリンタ10は、タイマのカウントを開始する(S40)。T147では、プリンタ10は、SET要求内の設定対象情報をプリンタ10に設定する(S42)。そして、T148では、プリンタ10は、設定完了情報を仲介サーバ50に送信する(S44)。
T150では、設定完了情報が仲介サーバ50からサービスサーバ100に送信され、T152では、設定完了情報がサービスサーバ100からサービス端末110に送信される。T154では、サービス端末110は、設定完了情報を表示する。これにより、コールセンタのオペレータは、サービス端末110に表示された設定完了情報を見ることによって、プリンタ10への情報の設定が完了したことを知ることができる。
上述したように、プリンタ10は、仲介サーバ50からSET要求を受信する場合に、設定選択画面SC2を表示する(T142)。ユーザは、コールセンタのオペレータと通話を行なっており、オペレータからプリンタ10に情報を設定したい旨が通知されている。従って、ユーザは、設定選択画面SC2で「はい」を選択しても問題ないと判断し、設定選択画面SC2で「はい」を選択する(T144)。この場合、プリンタ10は、設定対象情報をプリンタ10に設定する(T147)。このように、プリンタ10は、設定対象情報の設定がユーザによって許可される場合に、設定対象情報をプリンタ10に適切に設定することができる。
本実施例では、SET要求が複数回に亘ってプリンタ10に送信される状況を想定している。T160では、サービス端末110は、SET要求の送信のための指示をサービスサーバ100に送信する。この結果、T132及びT134と同様に、T162において、サービスサーバ100から仲介サーバ50に指示が送信され、T164において、仲介サーバ50からプリンタ10にSET要求が送信される。
プリンタ10は、仲介サーバ50からSET要求を再び受信する際に、T146でカウントが開始されたタイマTの値がゼロでないと判断する(図4のS34でNO)。このために、T167では、プリンタ10は、設定選択画面SC2を表示せずに(即ちS36を実行することなく)、設定対象情報をプリンタ10に設定する(S42)。T168〜T174は、上記のT148〜T154と同様である。
上述したように、プリンタ10は、ユーザが設定選択画面SC2で「はい」を選択してから所定時間が経過するまでの間に、仲介サーバ50からSET要求を再び受信する場合に、設定選択画面SC2を再び表示しない。設定選択画面SC2を再び表示しても、ユーザが「はい」を再び選択する可能性が高いからである。ユーザが設定選択画面SC2を介した選択を再び実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。
図6には、ユーザ端末80からプリンタ10にSET要求が送信されるケースも示されている。図5のT100の指示がSET要求の送信のための指示に置換される点と、図5のT102のGET要求がSET要求に置換される点と、を除くと、図6のT180〜T182は、図5のT100〜T102と同様である。
プリンタ10は、ユーザ端末80からSET要求を受信することに応じて、SET要求がインターネット6を介さずにユーザ端末80から受信されたと判断する(図4のS32でNO)。なお、GET要求の場合と同様に、プリンタ10は、T180の指示がユーザ端末80に与えられる前に、ユーザ端末80との接続を予め確立しておかなくても、ユーザ端末80からSET要求を受信することができる。T184では、プリンタ10は、設定選択画面SC2を表示せずに、SET要求内の設定対象情報をプリンタ10に設定する(S32でNOを経たS42)。次いで、T186では、プリンタ10は、設定完了情報をユーザ端末80に送信する(S44)。これにより、T188では、ユーザ端末80は、設定完了情報を表示する。ユーザは、ユーザ端末80に表示された設定完了情報を見ることによって、プリンタ10に情報が設定されたことを知ることができる。
ユーザ端末80は信頼性が高い装置であるので、ユーザ端末80から受信されるSET要求に応じてプリンタ10に情報が設定されても問題ない。このために、本実施例では、プリンタ10は、ユーザ端末80からインターネット6を介さずにSET要求を受信する場合に、設定選択画面SC2を表示することなく、設定対象情報をプリンタ10に設定する。このように、ユーザが設定選択画面SC2を介した選択を実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。
(GET要求に応じないケース;図7)
次いで、図7を参照して、プリンタ10がGET要求に応じて取得対象情報を送信しないケースを説明する。T200〜T212の処理は、図5のT50〜T62の処理と同様である。T214では、送信選択画面SC1内の「いいえ」がユーザによって選択される(図3のS18のNO)。この場合、プリンタ10は、取得対象情報を送信せずに、T218において、取得不許可情報を仲介サーバ50に送信する(S24)。これにより、T220,T222において、取得不許可情報が、仲介サーバ50からサービスサーバ100を介してサービス端末110に送信される。この結果、T224では、サービス端末110は、取得不許可情報を表示する。コールセンタのオペレータは、サービス端末110に表示された取得不許可情報を見ることによって、取得対象情報の送信がユーザによって拒否されたことを知ることができる。
本実施例では、プリンタ10は、仲介サーバ50からインターネット6を介してGET要求を受信する場合には、送信選択画面SC1を表示する(T212)。例えば、セキュリティの意識が高いユーザは、コールセンタのオペレータと通話を行なっても、プリンタ10内の情報がインターネット6に送信されるのを拒否したいと考え得る。このような状況では、ユーザが送信選択画面SC1で「いいえ」を選択することができ(T214)、この結果、プリンタ10は、取得対象情報を仲介サーバ50に送信しない。また、例えば、第三者が、当該第三者の端末を利用して仲介サーバ50に不正にアクセスして、GET要求の送信のための指示を仲介サーバ50に送信する状況が考えられ得る。このような状況でも、プリンタ10は、仲介サーバ50からインターネット6を介してGET要求を受信し得る。この場合、プリンタ10が送信選択画面SC1を表示するので(T212)、ユーザが送信選択画面SC1で「いいえ」を選択することができ(T214)、この結果、プリンタ10は、取得対象情報を仲介サーバ50に送信しない。このように、取得対象情報の送信がユーザによって望まれない場合には、取得対象情報が仲介サーバ50に送信されないので、プリンタ10のセキュリティを向上させ得る。
(SET要求に応じないケース;図7)
図7には、プリンタ10がSET要求に応じて設定対象情報を設定しないケースも示されている。T230〜T242の処理は、図6のT130〜T142の処理と同様である。T244では、設定選択画面SC2内の「いいえ」がユーザによって選択される(図4のS38のNO)。この場合、プリンタ10は、設定対象情報をプリンタ10に設定せずに、T248において、設定不許可情報を仲介サーバ50に送信する(S46)。これにより、T250,T252において、設定不許可情報が、仲介サーバ50からサービスサーバ100を介してサービス端末110に送信される。この結果、T254では、サービス端末110は、設定不許可情報を表示する。コールセンタのオペレータは、サービス端末110に表示された設定不許可情報を見ることによって、設定対象情報の送信がユーザによって拒否されたことを知ることができる。
本実施例では、プリンタ10は、仲介サーバ50からSET要求を受信する場合に、設定選択画面SC2を表示する(T242)。例えば、セキュリティの意識が高いユーザは、コールセンタのオペレータと通話を行なっても、インターネット6から取得される情報がプリンタ10に設定されるのを拒否したいと考え得る。このような状況では、ユーザが設定選択画面SC2で「いいえ」を選択することができ(T244)、この結果、プリンタ10は、設定対象情報をプリンタ10に設定しない。また、第三者の不正なアクセスに応じて、プリンタ10が仲介サーバ50からSET要求を受信する状況でも、ユーザが設定選択画面SC2で「いいえ」を選択することができ(T244)、この結果、プリンタ10は、設定対象情報をプリンタ10に設定しない。このように、設定対象情報の設定がユーザによって望まれない場合には、設定対象情報がプリンタ10に設定されないので、プリンタ10のセキュリティを向上させ得る。
(対応関係)
プリンタ10、仲介サーバ50、ユーザ端末80が、それぞれ、「通信装置」、「サーバ装置」、「端末装置」の一例である。GET要求又はSET要求が、「第1の要求」の一例である。GET要求が「第1の要求」の一例である場合には、SET要求が「第2の要求」の一例である。XMPP接続が、「接続」の一例である。XMPP、SNMP(又はHTTP)が、それぞれ、「第1の通信プロトコル」、「第2の通信プロトコル」の一例である。
(第1実施例の変形例)
図5のT54及びT102で説明したように、仲介サーバ50から受信されるGET要求(T54参照)はユーザアカウントAC内のユーザIDを含み、ユーザ端末80から受信されるGET要求(T102参照)はユーザIDを含まない。従って、図3のS12において、プリンタ10のCPU32は、S10で受信されたGET要求がユーザIDを含むのか否かを判断してもよい。即ち、CPU32は、S10で受信されたGET要求がユーザIDを含む場合には、インターネット6を介して仲介サーバ50からGET要求が受信されたと判断し、S10で受信されたGET要求がユーザIDを含まない場合には、インターネット6を介さずにユーザ端末80からGET要求が受信されたと判断してもよい。図4のS32の判断についても同様に、CPU32は、S30で受信されたSET要求がユーザIDを含むのか否かを判断してもよい。本変形例では、ユーザアカウントAC内のユーザIDが、「ユーザ情報」の一例である。
(第2実施例)
本実施例では、図3のGET要求監視処理が第1実施例とは異なる。その他の点(例えば図4のSET要求監視処理)は、第1実施例と同様である。図3において、S10から伸びる一点鎖線の矢印で示されるように、本実施例のプリンタ10のCPU32は、GET要求を受信する場合(S10でYES)に、GET要求が、インターネット6を介して仲介サーバ50から受信されたかのか、インターネット6を介さずにユーザ端末80から受信されたかのか、に関わらず、送信選択画面SC1を表示せずに、S110において、取得対象情報を送信元装置に送信する。
(GET要求に応じて取得対象情報が送信されるケース;図8)
図8のT260〜T264の処理は、図5のT50〜T54の処理と同様である。プリンタ10は、仲介サーバ50からGET要求を受信することに応じて、T268において、送信選択画面SC1を表示せずに、取得対象情報を仲介サーバ50に送信する(S110)。T270〜T274の処理は、図5のT70〜T74の処理と同様である。
本実施例では、プリンタ10内の情報がインターネット6を介して外部に送信されても、プリンタ10のセキュリティがそれほど低下しないという思想が採用されている。このために、プリンタ10は、仲介サーバ50からGET要求を受信する場合でも、送信選択画面SC1を表示せずに、取得対象情報を仲介サーバ50に送信する(T268)。ユーザが送信選択画面SC1を介した選択を実行せずに済むので、ユーザの利便性が高い。また、本実施例では、第1実施例と同様に、インターネット6を介して受信される情報が、ユーザの許可なくプリンタ10に自動的に設定されると、プリンタ10のセキュリティが低下し得るという思想が採用されている。例えば、第三者が不正な情報をプリンタ10に設定した結果、ユーザがプリンタ10を使用不可能な事態が起こり得るからである。このために、プリンタ10は、仲介サーバ50からSET要求を受信することに応じて、第1実施例と同様に、設定選択画面SC2を表示する。これにより、プリンタ10のセキュリティを向上させ得る。本実施例では、SET要求、GET要求が、それぞれ、「第1の要求」、「第2の要求」の一例である。その他の対応関係は、第1実施例と同じである。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例では、仲介サーバ50が、プリンタ10のベンダのコールセンタに設置されるサービスサーバ100から、GET要求又はSET要求の送信のための指示を受信することを想定している。これに代えて、仲介サーバ50は、プリンタ10のベンダ又は当該ベンダとは異なる事業者によって提供される他のサービスサーバから、GET要求又はSET要求の送信のための指示を受信してもよい。当該他のサービスサーバの一例として、例えば、プリンタ10に印刷のための画像データを供給するサービスを提供するサーバを挙げることができる。また、別の例として、プリンタ10の消耗品残量が所定値以下になると新しい消耗品をプリンタ10のユーザ宛に発送するサービスを提供するサーバを挙げることができる。
(変形例2)「通信装置」は、プリンタ10に限られず、通信機能を実行可能なあらゆる装置(例えば、スキャナ、多機能機、FAX装置、電話装置、PC、スマートフォン等)であってもよい。
(変形例3)図3のS14,S20の処理は省略されてもよい。即ち、取得対象情報を送信すべきことが送信選択画面を介してユーザによって選択されてから所定時間が経過する前に、サーバ装置から第1の要求が再び受信される場合に、送信選択画面が再び表示されてもよい。また、図4のS34,S40の処理は省略されてもよい。即ち、設定対象情報を設定すべきことが設定選択画面を介してユーザによって選択されてから所定時間が経過する前に、サーバ装置から第1の要求が再び受信される場合に、設定選択画面が再び表示されてもよい。
(変形例4)上記の実施例では、プリンタ10のCPU32がプログラム36に従って処理を実行することによって、図2〜図8の各処理が実現される。これに代えて、これらの各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:インターネット、10:プリンタ、12:操作部、14:表示部、16:ネットワークI/F、18:印刷実行部、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、40:ルータ、50:仲介サーバ、60:ネットワークI/F、70:制御部、72:CPU、74:メモリ、76:プログラム、80:ユーザ端末、100:サービスサーバ、110:サービス端末、AC:ユーザアカウント、PI:プリンタ情報、TK:トークン、SC1:送信選択画面、SC2:設定選択画面

Claims (9)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置内の取得対象情報を取得するための第1の要求を受信する受信部と、
    前記第1の要求が、前記通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在しないサーバ装置から受信されたのか、前記ローカルエリアネットワークと同一のネットワーク内に存在する端末装置から受信されたのか、を判断する判断部と、
    前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記取得対象情報を送信すべきか否かをユーザに選択させるための送信選択画面を前記通信装置の表示部に表示させ、
    前記第1の要求が前記端末装置から受信されたと判断される場合に、前記送信選択画面を前記表示部に表示させない表示制御部と、
    前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記取得対象情報を送信すべきことが前記送信選択画面を介して前記ユーザによって選択されることに応じて、前記取得対象情報を前記サーバ装置に送信し、
    前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記取得対象情報を送信すべきでないことが前記送信選択画面を介して前記ユーザによって選択されることに応じて、前記取得対象情報を前記サーバ装置に送信せず、
    前記第1の要求が前記端末装置から受信されたと判断される場合に、前記取得対象情報を前記端末装置に送信する送信部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記受信部は、さらに、設定対象情報を前記通信装置に設定するための第2の要求を受信し、
    前記判断部は、さらに、前記第2の要求が、前記サーバ装置から受信されたのか、前記端末装置から受信されたのか、を判断し、
    前記表示制御部は、さらに、前記第2の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を設定すべきか否かを前記ユーザに選択させるための設定選択画面を前記表示部に表示させ、
    前記表示制御部は、前記第2の要求が前記端末装置から受信されたと判断される場合に、前記設定選択画面を前記表示部に表示させず、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第2の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を設定すべきことが前記設定選択画面を介して前記ユーザによって選択されることに応じて、前記設定対象情報を前記通信装置に設定し、
    前記第2の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を設定すべきでないことが前記設定選択画面を介して前記ユーザによって選択されることに応じて、前記設定対象情報を前記通信装置に設定せず、
    前記第2の要求が前記端末装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を前記通信装置に設定する設定部を備える、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記取得対象情報を送信すべきことが前記送信選択画面を介して前記ユーザによって選択されてから所定時間が経過する前に、前記サーバ装置から前記第1の要求が再び受信される場合に、
    前記表示制御部は、前記送信選択画面を前記表示部に表示させず、
    前記送信部は、前記取得対象情報を前記サーバ装置に送信する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 通信装置であって、
    設定対象情報を前記通信装置に設定するための第1の要求を受信する受信部と、
    前記第1の要求が、前記通信装置が所属しているローカルエリアネットワーク内に存在するサーバ装置から受信されたのか、前記ローカルエリアネットワークと同一のネットワーク内に存在する端末装置から受信されたのか、を判断する判断部と、
    前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を設定すべきか否かをユーザに選択させるための設定選択画面を前記通信装置の表示部に表示させ、
    前記第1の要求が前記端末装置から受信されたと判断される場合に、前記設定選択画面を前記表示部に表示させない表示制御部と、
    前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を設定すべきことが前記設定選択画面を介して前記ユーザによって選択されることに応じて、前記設定対象情報を前記通信装置に設定し、
    前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を設定すべきでないことが前記設定選択画面を介して前記ユーザによって選択されることに応じて、前記設定対象情報を前記通信装置に設定せず、
    前記第1の要求が前記端末装置から受信されたと判断される場合に、前記設定対象情報を前記通信装置に設定する設定部と、
    を備える通信装置。
  5. 前記受信部は、さらに、前記通信装置内の取得対象情報を取得するための第2の要求を受信し、
    前記通信装置は、さらに、
    前記第2の要求が、前記サーバ装置から受信されたのか、前記端末装置から受信されたのか、に関わらず、前記取得対象情報を送信すべきか否かを前記ユーザに選択させることなく、前記取得対象情報を前記第2の要求の送信元装置に送信する送信部を備える、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記設定対象情報を設定すべきことが前記設定選択画面を介して前記ユーザによって選択されてから所定時間が経過する前に、前記サーバ装置から前記第1の要求が再び受信される場合に、
    前記表示制御部は、前記設定選択画面を前記表示部に表示させず、
    前記設定部は、前記設定対象情報を前記通信装置に設定する、請求項4又は5に記載の通信装置。
  7. 前記通信装置は、さらに、
    前記サーバ装置が前記第1の要求を前記通信装置に送信するための指示を受け付ける前に、前記通信装置と前記サーバ装置との間に接続を確立し、
    前記端末装置が前記第1の要求を前記通信装置に送信するための指示を受け付ける前に、前記通信装置と前記端末装置との間に接続を確立しない確立部を備え、
    前記受信部は、前記第1の要求の送信元装置が前記サーバ装置である場合に、確立済みの前記接続を利用して、前記サーバ装置から前記第1の要求を受信する請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記判断部は、
    前記第1の要求が第1の通信プロトコルに従った要求である場合に、前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断し、
    前記第1の要求が前記第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従った要求である場合に、前記第1の要求が前記端末装置から受信されたと判断する、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記判断部は、
    前記第1の要求がユーザ情報を含む場合に、前記第1の要求が前記サーバ装置から受信されたと判断し、
    前記第1の要求が前記ユーザ情報を含まない場合に、前記第1の要求が前記端末装置から受信されたと判断し、
    前記ユーザ情報は、前記サーバ装置を利用するために前記サーバ装置に登録される情報である、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
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