JP2016142869A - 現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラ支持部内において、現像剤を容易に循環させることができる現像カートリッジを提供すること。【解決手段】現像ローラ2を支持するベースフレーム32と、ベースフレーム32に溶着されるカバーフレーム33とを有する現像カートリッジ1において、カバーフレーム33の左右方向中央に、カバーフレーム33との現像室120側の溶着部分(傾斜壁77および傾斜壁78)よりも後上方へ膨らむ中央部53を設ける。中央部53は、平行壁58と、平行壁58とともに鈍角を形成する傾斜壁59を有し、傾斜壁59は、現像室120側の溶着部分(傾斜壁77および傾斜壁78)よりも後上方に位置している。これにより、現像室120の内部空間を上下方向に拡げる。【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着される現像カートリッジに関する。
電子写真方式の画像形成装置に装着される現像カートリッジとして、例えば、現像剤を収容する現像剤収容部と、現像ローラを支持するローラ支持部とを有する現像カートリッジが知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
この現像カートリッジは、フレームの下側を構成する第1フレームと、フレームの上側を構成し、第1フレームに溶着される第2フレームとを備えている。第1フレームと第2フレームとの溶着部分は、ローラ支持部において、現像ローラに近づくにつれて下方へ傾斜している。また、ローラ支持部は、溶着部分の間において、現像ローラの軸線方向に延びる補強部を備えている。
特開2011−133757号公報
上記した特許文献1に記載される現像カートリッジでは、下方へ傾斜している溶着部分の間に補強部が位置しているので、現像ローラに近づくにつれて、ローラ支持部の上下方向の空間が狭くなっている。
そのため、印刷速度のさらなる高速化を図る場合、現像剤が、現像ローラの周辺に留まり、変質するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、現像ローラ支持部内において、現像剤を容易に循環させることができる現像カートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明の現像カートリッジは、現像ローラと、現像剤収容部と、現像剤収容部と連通し、現像ローラを支持する現像ローラ支持部とを備える第1フレームと、現像剤収容部および現像ローラ支持部を被覆するように第1フレームに溶着される第2フレームとを備える、
第1フレームは、現像剤収容部の縁部に沿って、現像ローラの軸線と直交する第1方向に延びる第1溶着面であって、第2フレームに面する第1溶着面と、第1方向において第1溶着面よりも現像ローラに近い位置に位置する第2溶着面であって、第2フレームに面し、第1溶着面とによって鈍角を形成する第2溶着面とを有する。
第2フレームは、第1溶着面に対して溶着される第3溶着面と、第2溶着面に対して溶着される第4溶着面と、現像ローラの軸線と平行な軸線方向において第4溶着面よりも軸線方向における現像ローラの中央に近い位置に位置する中央面であって、第1フレームに面し、軸線方向に延びる中央面とを有する。
中央面は、第1方向に延びる第1中央面と、第1方向において第1中央面よりも現像ローラに近い位置に位置し、第1中央面とによって鈍角を形成する第2中央面とを有する。
第2中央面は、第4溶着面に直交する方向において、第4溶着面よりも第1フレームから離れて位置する。
このような構成によれば、軸線方向において第4溶着面よりも現像ローラの中央に近い位置に位置する中央面は、第1中央面と、第1中央面よりも現像ローラに近い位置に位置する第2中央面とを有している。第2中央面は、第1中央面とともに鈍角を形成し、第4溶着面よりも第1フレームから離れて位置している。
そのため、第4溶着面よりも現像ローラの中央に近い位置において、現像ローラ支持部内の空間を確保できる。
その結果、現像ローラ支持部内において、現像剤を容易に循環させることができる。
これにより、現像ローラの周辺に現像剤が滞留することを抑制でき、印刷速度のさらなる高速化を図ることができる。
また、現像ローラ支持部において、現像剤の収容量を増加させることもできる。
(2)第1中央面と第2中央面によって形成される鈍角は、120°以上180°未満であってもよい。
このような構成によれば、現像ローラ支持部内の空間を、より確保できる。
(3)第1中央面と第2中央面とによって形成される鈍角は、第3溶着面と第4溶着面とによって形成される鈍角よりも大きくてもよい。
このような構成によれば、現像ローラ支持部内の空間を、より確保できる。
(4)第1中央面と第2中央面との連続部分は、第1方向において、第3溶着面と第4溶着面との連続部分よりも、現像ローラに近い位置に位置していてもよい。
このような構成によれば、現像ローラの近くにおいて、現像ローラ支持部内の空間を確保できる。
その結果、現像ローラの周辺に現像剤が滞留することを、より確実に抑制できる。
(5)第1フレームは、軸線方向において、第2溶着面よりも中央面から離れた位置に位置する第1係合部を有してもよい。第2フレームは、軸線方向において、第4溶着面よりも中央面から離れた位置に位置する第2係合部を有してもよい。第2係合部は、第1係合部に係合してもよい。
このような構成によれば、第1係合部と第2係合部とを係合させることによって第1フレームと第2フレームとを組み合わせることができる。
そのため、第1フレームと第2フレームとを組み合わせた状態で、第1フレームと第2フレームとを、円滑に溶着することができる。
(6)現像ローラの軸線方向に延び、現像ローラに接触するブレードをさらに備えてもよい。第1フレームは、ブレードの軸線方向端部を支持する支持部を有してもよい。支持部は、軸線方向において、第2溶着面よりも中央面から離れた位置に位置し、第1溶着面と直交する第2方向において、第1溶着面よりも第1フレームに近い位置に位置していてもよい。
このような構成によれば、ブレードを、第1溶着面よりも第1フレームに近い位置で支持することができる。
(7)ブレードは、第1方向において、第2フレームに向かい合ってもよい。第2中央面は、第2方向において、ブレードよりも第1フレームから離れて位置してもよい。
このような構成によれば、第2方向において、ブレードよりも第1フレームから離れた空間まで、現像ローラ支持部内の空間を拡げることができる。
その結果、現像ローラ支持部内の空間を、より一層、確保できる。
(8)第2フレームは、ブレードが支持されるブレード支持面を有してもよい。第2溶着面および第4溶着面は、第1方向において、ブレード支持面まで延びてもよい。第4溶着面は、ブレード支持面において、第2溶着面との継ぎ目を有してもよい。ブレードは、第2方向において、第1端縁と、第1端縁よりも第1フレームから遠い第2端縁とを有してもよい。ブレード支持面は、第2方向において、第3端縁と、第3端縁よりも第1フレームから遠い第4端縁とを有してもよい。第2端縁は、第2方向において、継ぎ目よりも、第1フレームから遠い位置に位置し、かつ、第2方向において、第4端縁よりも、第1フレームに近い位置に位置していてもよい。
このような構成によれば、ブレードを、第4溶着面と第2溶着面との継ぎ目に向かい合うように配置することができる。
そのため、ブレードとブレード支持面との間にシールを配置すれば、第4溶着面と第2溶着面との継ぎ目をシールできる。
その結果、簡易な構成で、第4溶着面と第2溶着面との継ぎ目をシールできる。
(9)ブレード支持面において、ブレードと第2フレームとの間に位置するシールをさらに備えてもよい。シールは、継ぎ目に重なってもよい。
このような構成によれば、ブレードとブレード支持面との間のシールを利用して、第4溶着面と第2溶着面との継ぎ目をシールできる。
その結果、簡易な構成で、確実に、第4溶着面と第2溶着面との継ぎ目をシールできる。
(10)ブレードを第1フレームに固定するネジをさらに備えてもよい。支持部は、ブレードを第1フレームに対して位置決めするボスと、ボスと異なる位置に設けられ、ネジが挿入される穴とを備えてもよい。
このような構成によれば、ネジをブレードとともに穴に固定するときに、ネジがボスに接触することを防止できる。
そのため、ネジをブレードとともに穴に固定するときに、ボスが潰れることを防止できる。
その結果、現像カートリッジのメンテナンス時にブレードを取り外したとしても、再度、ブレードを、ボスで位置決めしながら、第1フレームに固定できる。
本発明の現像カートリッジは、現像ローラ支持部内において、現像剤を容易に循環させることができる。
図1は、本発明の現像カートリッジの後上方から見た斜視図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジが装着される画像形成装置の中央断面図である。 図3は、図1に示す現像カートリッジの中央断面図である。 図4は、図1に示す現像フレームの平面図である。 図5は、図4に示す現像フレームの後上方から見た分解斜視図である。 図6は、図5に示すカバーフレームの底面図である。 図7は、図4に示す現像フレームを溶着装置に設置した状態を示す後上方から見た斜視図である。 図8は、図4に示す現像フレームのA−A断面図である。 図9は、図8に示す現像フレームのB−B断面図である。 図10は、図4に示す現像フレームのC−C断面図であり、現像フレームを溶着装置に設置した状態を示す。 図11Aは、図1に示すブレードの後面図である。図11Bは、図11Aに示すブレードの正面図である。 図12は、図11Aに示すブレードの後上方から見た分解斜視図である。 図13は、現像フレームに供給ローラが組みつけられた状態を示す斜視図である。 図14は、現像フレームに対するブレードの組みつけを説明する説明図である。
1.現像カートリッジの概略
現像カートリッジ1は、図1および図2に示すように、現像ローラ2と、供給ローラ3と、ブレード4と、トナー収容部5とを備えている。
現像ローラ2は、所定の方向に延びている。本実施形態では、現像ローラ2の延びる方向を、左右方向とする。なお、図面を説明する際には、左右方向を基準として、図1に示す上下方向、及び、前後方向を用いて説明する。
現像ローラ2は、現像カートリッジ1の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ2は、現像ローラ軸2Aと、ローラ部2Bとを備えている。
現像ローラ軸2Aは、円柱形状を有している。現像ローラ軸2Aは、左右方向に延びている。現像ローラ軸2Aは、金属からなる。
ローラ部2Bは、円筒形状を有している。ローラ部2Bは、左右方向に延びている。ローラ部2Bは、導電性を有するゴムからなる。ローラ部2Bは、現像ローラ軸2Aの左右両端部を被覆せず、現像ローラ軸2Aの左右方向中央を被覆している。
供給ローラ3は、現像ローラ2の前下方において、現像カートリッジ1に回転可能に支持されている。供給ローラ3は、供給ローラ軸3Aと、ローラ部3Bとを備えている。
供給ローラ軸3Aは、円柱形状を有している。供給ローラ軸3Aは、左右方向に延びている。供給ローラ軸3Aは、金属からなる。
ローラ部3Bは、円筒形状を有している。ローラ部3Bは、左右方向に延びている。ローラ部3Bは、導電性を有するスポンジからなる。ローラ部3Bは、供給ローラ軸3Aの左右両端部を被覆せず、供給ローラ軸3Aの左右方向中央を被覆している。ローラ部3Bは、現像ローラ2のローラ部2Bの前下端部に接触している。
ブレード4は、現像ローラ2の前上方に位置している。ブレード4は、現像ローラ2のローラ部2Bの前端部に接触している。
トナー収容部5は、供給ローラ3およびブレード4の前方に位置している。トナー収容部5は、トナーを収容するように構成されている。トナー収容部5は、アジテータ6を備えている。
アジテータ6は、左右方向に延び、トナー収容部5内に回転可能に支持されている。
2.現像カートリッジの使用態様
図2に示すように、現像カートリッジ1は、画像形成装置11に装着されて使用される。
画像形成装置11は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置11は、装置本体12と、プロセスカートリッジ10と、スキャナユニット13と、定着ユニット14とを備えている。
装置本体12は、ボックス形状に形成されている。装置本体12は、開口部15と、フロントカバー16と、給紙トレイ17と、排紙トレイ18とを有している。
開口部15は、装置本体12の前端部に位置している。開口部15は、プロセスカートリッジ10の通過を許容するように、装置本体12の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー16は、装置本体12の前端部に位置している。フロントカバー16は、板形状を有している。フロントカバー16は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体12の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー16は、開口部15を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ17は、装置本体12の底部に位置している。給紙トレイ17は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ18は、装置本体12の上壁の前側半分に位置している。排紙トレイ18は、用紙Pが載置されるように、装置本体12の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ10は、装置本体12の上下方向中央に収容されている。プロセスカートリッジ10は、開口部15を介して装置本体12に対して装着または離脱される。プロセスカートリッジ10は、ドラムカートリッジ21と、上記した現像カートリッジ1とを備えている。
ドラムカートリッジ21は、感光ドラム22と、スコロトロン型帯電器23と、転写ローラ24とを備えている。
感光ドラム22は、ドラムカートリッジ21の後端部に回転可能に支持されている。感光ドラム22は、左右方向に延びる円筒形状を有している。
スコロトロン型帯電器23は、感光ドラム22の後上方において、感光ドラム22と間隔を隔てて位置している。
転写ローラ24は、感光ドラム22の下方に位置している。転写ローラ24は、感光ドラム22の下端部と接触している。
現像カートリッジ1は、現像ローラ2が感光ドラム22の前端部に接触するように、感光ドラム22の前方に位置している。
スキャナユニット13は、プロセスカートリッジ10の上方に位置している。スキャナユニット13は、感光ドラム22に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット14は、プロセスカートリッジ10の後方に位置している。定着ユニット14は、加熱ローラ19と、加熱ローラ19の後下端部に圧接される加圧ローラ20とを備えている。
画像形成装置11が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器23は、感光ドラム22の表面を一様に帯電する。スキャナユニット13は、感光ドラム22の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム22の表面に形成される。
また、アジテータ6は、トナー収容部5内のトナーを撹拌して、供給ローラ3に供給する。供給ローラ3は、アジテータ6によって供給されたトナーを現像ローラ2に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ2と供給ローラ3との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ2に担持される。ブレード4は、現像ローラ2に担持されたトナーの厚みを一定に規制する。
そして、現像ローラ2に担持されたトナーは、感光ドラム22表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム22の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ17から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム22と転写ローラ24との間に給紙される。感光ドラム22表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム22と転写ローラ24との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ19と加圧ローラ20との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ18に排紙される。
3.現像カートリッジの詳細
(1)現像フレーム
現像カートリッジ1は、図1および図3に示すように、現像フレーム31を備えている。
現像フレーム31は、略ボックス形状を有している。現像フレーム31は、ベースフレーム32と、カバーフレーム33とを備えている。
(1−1)ベースフレーム
ベースフレーム32は、図5に示すように、有底枠形状を有している。ベースフレーム32は、左壁34L、右壁34R、前壁35および下壁36を備えている。
左壁34Lは、図5および図8に示すように、ベースフレーム32の左端部に位置している。左壁34Lは、本体部37と、取付部39とを有している。
左壁34Lの本体部37は、左壁34Lの前方の大部分を構成する。本体部37は、前後方向に延びる略平板形状を有している。本体部37の上面S1は、前後方向に延びている。本体部37は、トナー収容部5の左壁を構成している。本体部37は、傾斜部40と、係合ボス44とを有している。
傾斜部40は、本体部37の前端部に位置している。傾斜部40は、本体部37の右面から右方へ突出し、前上方と後下方とを結ぶ方向に延びている。傾斜部40の上面S2は、本体部37の上面S1に連続して、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜するように延びている。すなわち、傾斜部40の上面S2は、上面S2よりも前方の本体部37の上面S1よりも現像ローラ2に近い。
係合ボス44は、本体部37の後端部に位置している。係合ボス44は、本体部37の上面S1から上方へ突出し、略円柱形状を有している。
取付部39は、左壁34Lの後端部において、本体部37の後方に位置している。取付部39は、第1取付壁39Aと、第2取付壁39Bと、第1サイドシール30Lとを備えている。
第1取付壁39Aは、本体部37の後端部から左方へ突出し、上下方向に延びる平板形状を有している。第1取付壁39Aは、ブレード取付部43を有している。
ブレード取付部43は、第1取付壁39Aの上端部に位置している。ブレード取付部43は、上下方向に延びる略平板形状を有している。ブレード取付部43は、位置決めボス45と、ネジ穴46とを有している。
位置決めボス45は、ブレード取付部43の略中央に位置している。また、位置決めボス45は、本体部37の上面S1よりも下方、かつ、傾斜部40よりも左方に位置している。位置決めボス45は、ブレード取付部43の後面から後方へ突出し、円柱形状を有している。
ネジ穴46は、ブレード取付部43の下方に、別途、位置している。ネジ穴46は、ブレード取付部43の後面から前方へ凹み、後方から見て略円形状を有している。
第2取付壁39Bは、第1取付壁39Aの左端部から後方へ延びる略平板形状を有している。第2取付壁39Bは、現像ローラ軸挿通穴41と、供給ローラ軸挿通穴42とを有している。
現像ローラ軸挿通穴41は、第2取付壁39Bの後端部に位置している。現像ローラ軸挿通穴41は、第2取付壁39Bを左右方向に貫通し、側面視円形状を有している。現像ローラ軸2Aの左端部(図1参照)は、現像ローラ軸挿通穴41内に、遊びを有して挿通されている。
供給ローラ軸挿通穴42は、現像ローラ軸挿通穴41の前下方に位置している。供給ローラ軸挿通穴42は、第2取付壁39Bを左右方向に貫通し、側面視矩形状を有している。供給ローラ軸3Aの左端部は、供給ローラ軸挿通穴42内に、遊びを有して挿通されている。
第1サイドシール30Lは、ブレード取付部43の下方に位置し、第1取付壁39Aの後面に接触している。第1サイドシール30Lは、上下方向に延びる略平板形状を有している。第1サイドシール30Lは、現像ローラ2のローラ部2Bの左端部(図1参照)の周面に接触する。
右壁34Rは、図5に示すように、ベースフレーム32の右端部に位置している。右壁34Rは、左壁34Lと同様に構成されている。詳しくは、右壁34Rは、本体部61と、取付部63とを有している。
本体部61は、右壁34Rの前方の大部分を構成する。本体部61は、前後方向に延びる略平板形状を有している。本体部61の上面S3は、前後方向に延びている。本体部61は、トナー収容部5の右壁を構成している。本体部61は、傾斜部64と、係合ボス68とを有している。
傾斜部64は、本体部61の前端部に位置している。傾斜部64は、本体部61の左面から左方へ突出し、前上方と後下方とを結ぶ方向に延びている。傾斜部64の上面S4は、本体部61の上面S3に連続して、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜するように延びている。すなわち、傾斜部64の上面S4は、上面S4よりも前方の本体部37の上面S3よりも現像ローラ2に近い。
係合ボス68は、本体部61の後端部に位置している。係合ボス68は、本体部61の上面S3から上方へ突出し、略円柱形状を有している。係合ボス68の直径は、左壁34Lの係合ボス44の直径よりも大きい。
取付部63は、右壁34Rの後端部において、本体部61の後方に位置している。取付部63は、第1取付壁63Aと、第2取付壁63Bと、第1サイドシール30Rとを備えている。
第1取付壁63Aは、本体部61の後端部から右方へ突出し、上下方向に延びる平板形状を有している。第1取付壁63Aは、ブレード取付部67を有している。
ブレード取付部67は、第1取付壁63Aの上端部に位置している。ブレード取付部67は、上下方向に延びる略平板形状を有している。ブレード取付部67は、位置決めボス69と、ネジ穴70とを有している。
位置決めボス69は、ブレード取付部67の略中央に位置している。また、位置決めボス69は、本体部37の上面S1よりも下方、かつ、傾斜部64よりも右方に位置している。位置決めボス69は、ブレード取付部67の後面から後方へ突出し、円柱形状を有している。
ネジ穴70は、ブレード取付部67の下方に、別途、位置している。ネジ穴70は、ブレード取付部67の後面から前方へ凹み、後方から見て略円形状を有している。
第2取付壁63Bは、第1取付壁63Aの右端部から後方へ延びる略平板形状を有している。第2取付壁63Bは、現像ローラ軸挿通穴65と、供給ローラ軸挿通穴66(図7参照)とを有している。
現像ローラ軸挿通穴65は、第2取付壁63Bの後端部に位置している。現像ローラ軸挿通穴65は、第2取付壁63Bを左右方向に貫通し、側面視円形状を有している。現像ローラ軸2Aの右端部(図1参照)は、現像ローラ軸挿通穴65内に、遊びを有して挿通されている。
供給ローラ軸挿通穴66は、現像ローラ軸挿通穴65の前下方に位置している。供給ローラ軸挿通穴66は、左壁34Lの供給ローラ軸挿通穴42と同様に、第2取付壁63Bを左右方向に貫通し、側面視矩形状を有している。供給ローラ軸3Aの右端部は、供給ローラ軸挿通穴66内に、遊びを有して挿通されている。
第1サイドシール30Rは、ブレード取付部67の下方に位置し、第1取付壁63Aの後面に接触している。第1サイドシール30Rは、上下方向に延びる略平板形状を有している。第1サイドシール30Rは、現像ローラ2のローラ部2Bの右端部(図1参照)の周面に接触する。
下壁36は、図3および図5に示すように、ベースフレーム32の下端部に位置している。下壁36は、第1部分36Aと、第2部分36Bと、第3部分36Cとを備えている。
第1部分36Aは、下壁36の前半分を構成する。第1部分36Aは、断面視略円弧形状を有している。第1部分36Aの前後方向略中央は、下方へ凹んでいる。第1部分36Aの左端部は、左壁34Lの本体部37の下端部に連続している。第1部分36Aの右端部は、右壁34Rの本体部61の下端部に連続している。第1部分36Aは、トナー収容部5の底壁を構成している。
第2部分36Bは、第1部分36Aの後方に位置している。第2部分36Bは、断面視略円弧形状を有している。第2部分36Bは、第1部分36Aの後端部に連続して、供給ローラ3のローラ部3Bの外周面に沿って湾曲するように後方へ延びている。第2部分36Bの左端部は、左壁34Lの取付部39の前下端部に連続している。第2部分36Bの右端部は、右壁34Rの取付部63の前下端部に連続している。
第3部分36Cは、第2部分36Bの後方に位置している。第3部分36Cは、断面視略直線形状を有している。第3部分36Cは、第2部分36Bの後端部に連続して、後方に向かって延びている。第3部分36Cの左端部は、左壁34Lの取付部39の後下端部に連続している。第3部分36Cの右端部は、右壁34Rの取付部63の後下端部に連続している。
前壁35は、ベースフレーム32の前端部に位置している。前壁35は、下壁36の前端部に連続して上方へ延び、上端部において前方へ屈曲して、前方へ延びている。前壁35の左端部は、左壁34Lの本体部37の前端部に連続している。前壁35の右端部は、右壁34Rの本体部37の前端部に連続している。前壁35は、トナー収容部5の前壁を構成している。前壁35の上面S5は、左右方向に延びている。前壁35の上面S5は、左壁34Lの本体部37の上面S1、および、右壁34Rの本体部61の上面S3に連続している。
(1−2)カバーフレーム
カバーフレーム33は、図4および図5に示すように、ベースフレーム32の上方に位置している。カバーフレーム33は、左右方向に延びる平面視略矩形の平板形状を有している。カバーフレーム33は、本体部50、左係合部51L、右係合部51R、左傾斜部52L、右傾斜部52R、中央部53、ブレード支持部55および溶着リブ54(図6参照)を備えている。
本体部50は、カバーフレーム33の前方の大部分を構成する。本体部50は、左右方向に延びる平面視略矩形の平板形状を有している。
左係合部51Lは、カバーフレーム33の左後端部に位置している。左係合部51Lは、平面視略矩形の平板形状を有している。左係合部51Lは、係合穴56を有している。
係合穴56は、左係合部51Lの中央に位置している。係合穴56は、左係合部51Lを上下方向に貫通し、平面視略円形状を有している。
右係合部51Rは、カバーフレーム33の右後端部に位置している。右係合部51Rは、平面視略矩形の平板形状を有している。右係合部51Rは、係合穴81を有している。
係合穴81は、右係合部51Rの中央に位置している。係合穴81は、右係合部51Rを上下方向に貫通し、平面視略円形状を有している。
左傾斜部52Lは、カバーフレーム33の左後端部において、左係合部51Lの右方に位置している。左傾斜部52Lは、傾斜壁77と、垂直壁76と、突出部57とを備えている。
傾斜壁77は、本体部50に連続して、後下方へ延びている。すなわち、傾斜壁77は、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜している。傾斜壁77は、平面視略矩形の平板形状を有している。傾斜壁77の下面77Aと本体部50の下面50Aとの角度θ1(図8参照)は、鈍角であり、150°である。角度θ1は、例えば、120°以上であり、180°未満とすることができる。
垂直壁76は、左係合部51Lの右端部から下方へ延びる平板形状を有している。垂直壁76は、下端部(図9参照)において、傾斜壁77の左端部に連続している。
突出部57は、図9および図10に示すように、傾斜壁77の下半分から上方へ突出している。突出部57は、上端部が閉鎖された略角筒形状を有している。言い換えると、突出部57は、上下方向に所定の長さを有し、傾斜壁77の下半分から前方へ突出している。突出部57は、下端部において傾斜壁77の上面に連続している。突出部57の下端部は、後述する外壁57Aと内壁57Bとの間において、傾斜壁77を上下方向に貫通するように開放されている。詳しくは、突出部57は、外壁57A、内壁57B、上壁57Cおよび後壁57Dを備えている。
外壁57Aは、突出部57の左端部に位置している。外壁57Aは、垂直壁76の右方に間隔D1を隔てて位置している。外壁57Aは、傾斜壁77の上面から上方に延びる平板形状を有している。すなわち、外壁57Aの下端部E1は、傾斜壁77に連続している。
内壁57Bは、突出部57の右端部に位置している。内壁57Bは、傾斜壁77の上面から上方に延びる平板形状を有している。すなわち、内壁57Bの下端部E3は、傾斜壁77に連続している。
上壁57Cは、突出部57の上端部に位置している。上壁57Cは、前後方向に延びる平板形状を有している。上壁57Cの左端部は、外壁57Aの上端部E2に連続している。上壁57Cの右端部は、内壁57Bの上端部E4に連続している。上壁57Cの前端部は、傾斜壁77の上下方向略中央に連続している。上壁57Cの上面S6は、前端部において、傾斜壁77の上面に連続している。また、上壁57Cの上面S6は、本体部50の下面50Aと平行している。
後壁57Dは、突出部57の後端部に位置している。後壁57Dは、傾斜壁77の上面から上方に延びる平板形状を有している。後壁57Dの左端部は、外壁57Aの後端部に連続している。後壁57Dの右端部は、内壁57Bの後端部に連続している。後壁57Dの上端部は、上壁57Cの後端部に連続している。
右傾斜部52Rは、図5に示すように、カバーフレーム33の後右端部において、右係合部51Rの左方に位置している。右傾斜部52Rは、傾斜壁78と、垂直壁79と、突出部80とを備えている。
傾斜壁78は、本体部50に連続して、後下方へ延びている。傾斜壁78は、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜している。傾斜壁78は、平面視略矩形の平板形状を有している。傾斜壁78の下面と本体部50の下面との下方の角度は、傾斜壁77の下面77Aと本体部50の下面50Aとの角度θ1と同じである。
垂直壁79は、右係合部51Rの左端部から下方へ延びる平板形状を有している。垂直壁79は、下端部(図9参照)において、傾斜壁78の右端部に連続している。
突出部80は、図5および図9に示すように、傾斜壁78の下半分から上方へ突出している。突出部80は、上端部が閉鎖された略角筒形状を有している。突出部80は、下端部において傾斜壁78の上面に連続している。突出部80の下端部は、傾斜壁78を上下方向に貫通するように開放されている。詳しくは、突出部80は、外壁80A、内壁80B、上壁80Cおよび後壁80D(図5参照)を備えている。
外壁80Aは、突出部80の右端部に位置している。外壁80Aは、垂直壁79の左方に間隔D2を隔てて位置している。外壁80Aは、傾斜壁78の上面から上方に延びる平板形状を有している。
内壁80Bは、突出部80の左端部に位置している。内壁80Bは、傾斜壁78の上面から上方に延びる平板形状を有している。
上壁80Cは、突出部80の上端部に位置している。上壁80Cは、前後方向に延びる平板形状を有している。上壁80Cの右端部は、外壁80Aの上端部に連続している。上壁80Cの左端部は、内壁80Bの上端部に連続している。上壁80Cの前端部は、傾斜壁78の上下方向略中央に連続している。上壁80Cの上面は、前端部において、傾斜壁78の上面に連続している。
後壁80Dは、突出部80の後端部に位置している。後壁80Dは、傾斜壁78の上面から上方に延びる平板形状を有している。後壁80Dの右端部は、外壁80Aの後端部に連続している。後壁80Dの左端部は、内壁80Bの後端部に連続している。後壁80Dの上端部は、上壁80Cの後端部に連続している。
中央部53は、図3および図5に示すように、左傾斜部52Lと、右傾斜部52Rとの間に位置している。すなわち、係合ボス44は、左傾斜部52Lよりも中央部53から左方に離れて位置している。また、係合ボス68は、右傾斜部52Rよりも中央部53から右方に離れて位置している。中央部53は、左右方向に延び、左右方向両端部が閉鎖され、下端部が開放された略角筒形状を有している。詳しくは、中央部53は、平行壁58と、傾斜壁59と、左壁60L、右壁60R(図9参照)および後壁62を備えている。
平行壁58は、本体部50に連続して、後方へ延びている。平行壁58は、前後方向に延び、平面視略矩形の平板形状を有している。
傾斜壁59は、平行壁58に連続して、後下方へ延びている。傾斜壁59は、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜している。すなわち、傾斜壁59は、平行壁58よりも現像ローラ2に近い。傾斜壁59は、平面視略矩形の平板形状を有している。傾斜壁59の下面59Aと平行壁58の下面58Aとの角度θ2は、傾斜壁77の下面77Aと本体部50の下面50Aとの角度θ1(図8参照)より大きな鈍角であり、156°である。角度θ2は、例えば、120°以上であり、180°未満とすることができる。また、傾斜壁59の下面59Aは、傾斜壁77の下面77A(図8参照)に対して、後上方に位置している。また、傾斜壁59と平行壁58との連続部分P1は、傾斜壁77と本体部50との連続部分P2よりも前方に位置し、現像ローラ2に近い位置に位置している。
左壁60Lは、中央部53の左端部に位置している。左壁60Lは、上下方向に延びる平板形状を有している。左壁60Lの上端部は、平行壁58の左端部と、傾斜壁59の左端部とに連続している。左壁60Lの下端部は、左傾斜部52Lの傾斜壁77の右端部に連続している。
右壁60Rは、図9に示すように、中央部53の右端部に位置している。右壁60Rは、上下方向に延びる平板形状を有している。右壁60Rの上端部は、平行壁58の右端部と、傾斜壁59の右端部とに連続している。右壁60Rの下端部は、右傾斜部52Rの傾斜壁78の左端部に連続している。
後壁62は、図3および図5に示すように、中央部53の後端部に位置している。後壁62は、上下方向に延びる平板形状を有している。後壁62の上端部は、傾斜壁59の後端部に連続している。後壁62の左端部は、左壁60Lの後端部に連続している。後壁62の右端部は、右壁60Rの後端部に連続している。
ブレード支持部55は、図5に示すように、中央部53の後方において、左傾斜部52Lの垂直壁76の後端部と、右傾斜部52Rの垂直壁79の後端部との間に位置している。ブレード支持部55は、対向壁86と、複数の連結リブ87とを備えている。
対向壁86は、左右方向に延びる後面視略矩形の平板形状を有している。対向壁86の左端部は、左傾斜部52Lの垂直壁76の後端部に連続している。また、対向壁86の左端部は、その下端部(図8参照)において、左傾斜部52Lの傾斜壁77の後端部に連続している。対向壁86の右端部は、右傾斜部52Rの垂直壁79の後端部に連続している。また、対向壁86の右端部は、対向壁86の左端部と同様に、その下端部において、右傾斜部52Rの傾斜壁78の後端部に連続している。対向壁86は、複数の凹部86Aを有している。
複数の凹部86Aのそれぞれは、左傾斜部52Lと右傾斜部52Rとの間において、互いに左右方向に間隔を隔てて位置している。複数の凹部86Aのそれぞれは、対向壁86の上端縁から下方へ凹み、上端部が開放された後面視略U字形状を有している。
複数の連結リブ87は、図4および図5に示すように、第1連結リブ87Aと、第2連結リブ87Bとを含む。
左方の第1連結リブ87Aは、左傾斜部52Lの突出部57の左端部から後方へ延びる略平板形状を有している。左方の第1連結リブ87Aは、後端部において、対向壁86の左端部の前面に連続している。右方の第1連結リブ87Aは、右傾斜部52Rの突出部80の右端部から後方へ延びる略平板形状を有している。右方の第1連結リブ87Aは、後端部において、対向壁86の右端部の前面に連続している。
第2連結リブ87Bは、中央部53と、対向壁86とを連結する。第2連結リブ87Bは、中央部53の後壁62から後方へ延びる略平板形状を有している。第2連結リブ87Bは、後端部において、凹部86Aの縁に連続している。
溶着リブ54は、図6に示すように、第1溶着リブ91と、左方の第2溶着リブ92Lと、右方の第2溶着リブ92Rとを有している。
第1溶着リブ91は、本体部50の外周に位置している。第1溶着リブ91は、本体部50の下面から下方へ突出し、本体部50の外周にわたって延びている。左方の第1溶着リブ91の後端部は、左傾斜部52Lの左端部の前方に位置している。右方の第1溶着リブ91の後端部は、右傾斜部52Rの右端部の前方に位置している。
左方の第2溶着リブ92Lは、左傾斜部52Lの下面に位置している。左方の第2溶着リブ92Lは、左傾斜部52Lの左端部の下面から下方へ突出し、前後方向に延びている。左方の第2溶着リブ92Lの前端部は、左方の第1溶着リブ91の後端部に連続している。左方の第2溶着リブ92Lの後端部は、左傾斜部52Lの傾斜壁77の後端部に位置している。左方の第2溶着リブ92Lの右端縁200は、図9に示すように、左傾斜部52Lの突出部57の外壁57Aの下方に位置している。詳しくは、左方の第2溶着リブ92Lの右端縁200は、上下方向に見て、外壁57Aの左面202に沿うように、外壁57Aと重なっている。
右方の第2溶着リブ92Rは、図6に示すように、右傾斜部52Rの下面に位置している。右方の第2溶着リブ92Rは、右傾斜部52Rの右端部の下面から下方へ突出し、前後方向に延びている。右方の第2溶着リブ92Rの前端部は、右方の第1溶着リブ91の後端部に連続している。右方の第2溶着リブ92Rの後端部は、右傾斜部52Rの傾斜壁78の後端部に位置している。右方の第2溶着リブ92Rの左端縁201は、図9に示すように、右傾斜部52Rの突出部80の外壁80Aの下方に位置している。詳しくは、右方の第2溶着リブ92Rの左端縁201は、上下方向に見て、外壁80Aの右面203に沿うように、外壁80Aと重なっている。
(2)ブレード
ブレード4は、図11および図12に示すように、ブレード本体71と、第1支持板72と、第2支持板73と、ブレードシール74と、2つの第2サイドシール75と、複数のネジ101を備えている。
ブレード本体71は、金属からなり、左右方向に延びる平板形状を有している。ブレード本体71は、接触部材71Aと、複数の第1ネジ挿通穴71Bと、2つの第2ネジ挿通穴71Cとを有している。
接触部材71Aは、ブレード本体71の下端部の後面に位置している。接触部材71Aは、シリコンゴムからなり、左右方向に延びる略平板形状を有している。
複数の第1ネジ挿通穴71Bのそれぞれは、ブレード本体71の上端部に位置している。複数の第1ネジ挿通穴71Bのそれぞれは、左右方向に互いに間隔を隔てている。複数の第1ネジ挿通穴71Bのそれぞれは、ブレード本体71を前後方向に貫通し、略円形状を有している。
2つの第2ネジ挿通穴71Cのそれぞれは、ブレード本体71の左上端部と右上端部とに1つずつ位置している。左方の第2ネジ挿通穴71Cは、ブレード本体71を前後方向に貫通し、略円形状を有している。右方の第2ネジ挿通穴71Cは、ブレード本体71を前後方向に貫通し、左右方向に延びる略長穴形状を有している。
第1支持板72は、ブレード本体71の上端部の前方に位置している。第1支持板72は、ブレード本体71よりも厚い金属からなり、左右方向に延びる平板形状を有している。第1支持板72は、2つの突部72Aと、複数の第1ネジ挿通穴72Bと、2つの第2ネジ挿通穴72Cと、2つの位置決めボス挿通穴72Dとを有している。
2つの突部72Aのそれぞれは、第1支持板72の左上端部と右上端部とに1つずつ位置している。左方の突部72Aは、第1支持板72の左上端部から上方へ突出し、略矩形の平板形状を有している。右方の突部72Aは、第1支持板72の右上端部から上方へ突出し、略矩形の平板形状を有している。
複数の第1ネジ挿通穴72Bのそれぞれは、第1支持板72の上端部に位置している。複数の第1ネジ挿通穴72Bのそれぞれは、左右方向に互いに間隔を隔てている。複数の第1ネジ挿通穴72Bのそれぞれは、第1支持板72を前後方向に貫通し、略円形状を有している。
2つの第2ネジ挿通穴72Cのそれぞれは、第1支持板72の左下端部と右下端部とに1つずつ位置している。左方の第2ネジ挿通穴72Cは、第1支持板72を前後方向に貫通し、略円形状を有している。右方の第2ネジ挿通穴72Cは、第1支持板72を前後方向に貫通し、左右方向に延びる略長穴形状を有している。
2つの位置決めボス挿通穴72Dのそれぞれは、第1支持板72の左上端部と右上端部とに1つずつ位置している。左方の位置決めボス挿通穴72Dは、左方の突部72Aを前後方向に貫通し、略円形状を有している。右方の位置決めボス挿通穴72Dは、右方の突部72Aを前後方向に貫通し、左右方向に延びる略長穴形状を有している。
第2支持板73は、ブレード本体71の上端部の後方に位置している。第2支持板73は、ブレード本体71よりも厚い金属からなり、左右方向に延び、下端部が後方に屈曲した平板形状を有している。第2支持板73は、2つの突部73Aと、複数のネジ固定穴73Bと、2つのネジ挿通穴73Cと、2つの位置決めボス挿通穴73Dと、2つの切欠部73Eとを有している。
2つの突部73Aのそれぞれは、第2支持板73の左上端部と右上端部とに1つずつ位置している。左方の突部73Aは、第2支持板73の左上端部から上方へ突出し、略矩形の平板形状を有している。右方の突部73Aは、第2支持板73の右上端部から上方へ突出し、略矩形の平板形状を有している。
複数のネジ固定穴73Bのそれぞれは、第2支持板73の上端部に位置している。複数のネジ固定穴73Bのそれぞれは、左右方向に互いに間隔を隔てている。複数のネジ固定穴73Bのそれぞれは、第2支持板73を前後方向に貫通し、略円形状を有している。
2つのネジ挿通穴73Cのそれぞれは、第2支持板73の左下端部と右下端部とに1つずつ位置している。左方のネジ挿通穴73Cは、第2支持板73を前後方向に貫通し、略円形状を有している。右方のネジ挿通穴73Cは、第2支持板73を前後方向に貫通し、左右方向に延びる略長穴形状を有している。
2つの位置決めボス挿通穴73Dのそれぞれは、第2支持板73の左上端部と右上端部とに1つずつ位置している。左方の位置決めボス挿通穴73Dは、左方の突部73Aを前後方向に貫通し、略円形状を有している。右方の位置決めボス挿通穴73Dは、右方の突部73Aを前後方向に貫通し、左右方向に延びる略長穴形状を有している。
2つの切欠部73Eのそれぞれは、第2支持板73の左下端部と右下端部とに1つずつ位置している。2つの切欠部73Eのそれぞれは、第2支持板73の後端部から前方へ切り欠かれている。2つの切欠部73Eのそれぞれは、略矩形状を有している。現像カートリッジ1(図1参照)をメンテナンスするときには、切欠部73Eを介して、例えば、ブラシなどの清掃具を第2支持板73の下方に挿入し、現像ローラ2のローラ部2Bと、ブレード4のブレード本体71との接触部分を清掃できる。
ブレードシール74は、ブレード本体71の下端部の前面に位置している。ブレードシール74は、左右方向に延びる略角柱形状を有している。ブレードシール74は、接着などの方法により、ブレード本体71の下端部の前面に固定されている。
2つの第2サイドシール75のそれぞれは、接触部材71Aの外方において、ブレード本体71の左下端部の後面と、右下端部の後面とに1つずつ位置している。2つの第2サイドシール75のそれぞれは、略矩形の平板形状を有している。左方の第2サイドシール75は、接着などの方法により、ブレード本体71の左下端部の後面に固定されている。右方の第2サイドシール75は、接着などの方法により、ブレード本体71の右下端部の後面に固定されている。
複数のネジ101のそれぞれは、第1支持板72の第1ネジ挿通穴72B、および、
ブレード本体71の第1ネジ挿通穴71Bに挿通され、第2支持板73のネジ固定穴73Bに固定されている。これにより、ブレード本体71の上端部は、第1支持板72と第2支持板73との間に挟まれた状態で固定されている。
4.現像カートリッジの組み立て
(1)溶着装置の構成
現像カートリッジ1の組み立てに使用される溶着装置94は、図7に示すように、2つのジグ95と、振動部96とを備えている。
2つのジグ95のそれぞれは、左右方向に互いに間隔を隔てて位置している。2つのジグ95のそれぞれは、前後方向に延びる略角柱形状を有している。
振動部96は、図7および図10に示すように、後端部が開放された略矩形の枠形状を有している。振動部96は、第1振動部97と、2つの第2振動部98とを備えている。
第1振動部97は、カバーフレーム33の本体部50の外周に対応するように、後端部が開放された略矩形の枠形状を有している。
左方の第2振動部98は、カバーフレーム33の左傾斜部52Lに対応するように、第1振動部97の左後端部から後方へ延び、側面視略台形状を有している。右方の第2振動部98は、カバーフレーム33の右傾斜部52Rに対応するように、第1振動部97の右後端部から後方へ延び、側面視略台形状を有している。
(2)ベースフレームとカバーフレームとの溶着
現像カートリッジ1を組み立てるには、作業者は、まず、ベースフレーム32にアジテータ6を組み付け、次いで、図7および図10に示すように、カバーフレーム33を、ベースフレーム32を被覆するように、ベースフレーム32に上方から重ね合わせて溶着する。
カバーフレーム33がベースフレーム32に重ね合わされた状態では、図5および図8に示すように、カバーフレーム33の第1溶着リブ91は、ベースフレーム32の左壁34Lの本体部37の上面S1、右壁34Rの本体部61の上面S3、および、前壁35の上面S5に上方から当接する。
また、図8および図9に示すように、カバーフレーム33の左方の第2溶着リブ92Lは、ベースフレーム32の左壁34Lの傾斜部40の上面S2に上方から当接する。また、カバーフレーム33の右方の第2溶着リブ92Rは、ベースフレーム32の右壁34Rの傾斜部64の上面S4に上方から当接する。
このとき、左傾斜部52Lの突出部57の外壁57Aは、ベースフレーム32の左壁34Lの傾斜部40の右端縁の上方に位置している。また、突出部57の内壁57Bは、傾斜部40の右端縁よりも右方に位置している。突出部57の内部空間は、現像フレーム31の内部空間に連通している。
また、右傾斜部52Rの突出部80の外壁80Aは、ベースフレーム32の右壁34Rの傾斜部64の左端縁の上方に位置している。また、突出部80の内壁80Bは、傾斜部64の左端縁よりも左方に位置している。突出部80の内部空間は、トナー収容部5に連通している。
また、左壁34Lの係合ボス44は、左係合部51Lの係合穴56に挿通される。右壁34Rの係合ボス68は、右係合部51Rの係合穴81に挿通される。すなわち、係合穴56は、傾斜部40よりも中央部53から左方に離れて位置している。また、係合穴81は、傾斜部64よりも中央部53から右方に離れて位置している。
次いで、作業者は、図7に示すように、現像フレーム31を溶着装置94に設置する。
このとき、左方のジグ95は、左壁34Lの傾斜部40の後端部に下方から接触する。また、右方のジグ95は、、右壁34Rの傾斜部64の後端部に下方から接触する。
また、第1振動部97は、第1溶着リブ91の上方に位置するように、カバーフレーム33の本体部50の上面に接触する。また、左方の第2振動部98は、左方の第2溶着リブ92Lの上方に位置するように、カバーフレーム33の傾斜壁77の上面、および、突出部57の上面に接触する。また、右方の第2振動部98は、右方の第2溶着リブ92Rの上方に位置するように、カバーフレーム33の傾斜壁78の上面、および、突出部80の上面に接触する。
そして、溶着装置94が作動すると、第1振動部97および第2振動部98が超音波を発生する。すると、第1振動部97から発生する超音波により、第1溶着リブ91が溶融して、カバーフレーム33の本体部50が、ベースフレーム32の左壁34L、右壁34R、および、前壁35に溶着される。また、左方の第2振動部98から発生する超音波により、左方の第2溶着リブ92Lが溶融して、カバーフレーム33の左傾斜部52Lが、ベースフレーム32の左壁34Lの傾斜部40に溶着される。また、右方の第2振動部98から発生する超音波により、右方の第2溶着リブ92Rが溶融して、カバーフレーム33の右傾斜部52Rが、ベースフレーム32の右壁34Rの傾斜部64に溶着される。
このようにして、カバーフレーム33がベースフレーム32に溶着され、現像フレーム31が完成する。
(2)ブレードの組み付け
次いで、現像カートリッジ1を組み立てるには、図13および図14に示すように、現像フレーム31に、供給ローラ3、第1サイドシール30Lおよび第1サイドシール30Rを組み付けた状態で、ブレード4を組み付ける。
ブレード4を現像フレーム31に組み付けるには、まず、ブレード4を、カバーフレーム33のブレード支持部55、左壁34Lのブレード取付部43、および、右壁34Rのブレード取付部67の後方に向かい合わせる。そして、第1支持板72の左方の位置決めボス挿通穴72D、および、第2支持板73の左方の位置決めボス挿通穴73Dに、左壁34Lの位置決めボス45を挿通する。また、第1支持板72の右方の位置決めボス挿通穴72D、および、第2支持板73の右方の位置決めボス挿通穴73Dに、右壁34Rの位置決めボス69を挿通する。
すると、ブレード4は、カバーフレーム33の傾斜壁59よりも下方において、ベースフレーム32に支持される。すなわち、傾斜壁59は、ブレード4よりもベースフレーム32から上方に離れている。
このとき、図14に仮想線で示すように、ブレード4のブレードシール74は、左端部において、左傾斜部52Lと左壁34Lの傾斜部40との継ぎ目J1(図13参照)の後方に向かい合う。また、ブレードシール74は、右端部において、右傾斜部52Rと右壁34Rの傾斜部64との継ぎ目J2(図13参照)の後方に向かい合う。なお、ブレード本体71の上端縁71D(図12参照)は、継ぎ目J1および継ぎ目J2よりも上方、かつ、ベースフレーム32の対向壁86の上端縁86Bよりも下方に位置する。
次いで、ブレード4を現像フレーム31に組み付けるには、ネジ102を、第2支持板73の左方のネジ挿通穴73C、ブレード本体71の左方の第2ネジ挿通穴71C、および、第1支持板72の左方の第2ネジ挿通穴72Cに挿通し、左壁34Lのネジ穴46に固定する。また、ネジ102を、第2支持板73の右方のネジ挿通穴73C、ブレード本体71の右方の第2ネジ挿通穴71C、および、第1支持板72の右方の第2ネジ挿通穴72Cに挿通し、右壁34Rのネジ穴46に固定する。
これにより、現像フレーム31に対するブレード4の組み付けが完了する。また、ブレードシール74は、現像フレーム31の対向壁86とブレード本体71との間で圧縮される。
その後、図1に示すように、ブレード4の後方において、現像フレーム31に現像ローラ2を組み付けると、現像カートリッジ1の組み立てが完了する。
カバーフレーム33の中央部53、ベースフレーム32の左壁34Lの取付部39、ベースフレーム32の右壁34Rの取付部63、ベースフレーム32の下壁36の第2部分36B、供給ローラ3、現像ローラ2およびブレード4によって画定された空間が、現像室120である。現像室120は、トナー収容部5に連通している。
5.画像形成動作
上記したように、画像形成動作が開始されると、トナー収容部5内のトナーは、現像室120へ搬送され、現像ローラ2に担持される。
このとき、図3に矢印で示すように、ブレード4によって現像ローラ2から掻き取られたトナーや、現像ローラ2に担持されなかったトナーは、トナー収容部5からさらに供給されるトナーに押し出されるように、中央部53の内部空間を通って、トナー収容部5へ循環される。
6.特許請求の範囲との対応関係
前後方向は、第1方向の一例である。左右方向は、軸線方向の一例である。
ベースフレーム32は、第1フレームの一例である。トナー収容部5は、現像剤収容部の一例である。左壁34Lの取付部39、右壁34Rの取付部63、下壁36の第2部分36B、および、下壁36の第3部分36C、は、現像ローラ支持部を構成する。左壁34Lの上面S1のうち、第1溶着リブ91と接触する部分は、第1溶着面の一例である。また、右壁34Rの上面S3のうち、第1溶着リブ91と接触する部分は、第1溶着面の一例である。傾斜部40の上面S2は、第2溶着面の一例である。また、傾斜部64の上面S4は、第2溶着面の一例である。左壁34Lの係合ボス44、または、右壁34Rの係合ボス68は、第1係合部の一例である。左壁34Lのブレード取付部43、または、右壁34Rのブレード取付部67は、支持部の一例である。左壁34Lの位置決めボス45、または、右壁34Rの位置決めボス69は、ボスの一例である。左壁34Lのネジ穴46、または、右壁34Rのネジ穴70は、穴の一例である。
カバーフレーム33は、第2フレームの一例である。本体部50の下面50Aのうち、第1溶着リブ91を有する部分は、第3溶着面の一例である。傾斜壁77の下面77Aは、第4溶着面の一例である。また、傾斜壁78の下面78Aは、第4溶着面の一例である。平行壁58の下面58Aは、第1中央面の一例である。傾斜壁59の下面59Aは、第2中央面の一例である。平行壁58の下面58Aおよび傾斜壁59の下面59Aは、中央面を構成する。左係合部51Lの係合穴56、または、右係合部51Rの係合穴81は、第2係合部の一例である。対向壁86の後面は、ブレード支持面の一例である。対向壁86の下端縁86Cは、第3端縁の一例である。対向壁86の上端縁86Bは、第4端縁の一例である。
ブレード本体71の下端縁71Eは、第1端縁の一例である。ブレード本体71の上端縁71Dは、第2端縁の一例である。ブレードシール74は、シールの一例である。
7.作用効果
(1)この現像カートリッジ1によれば、図1および図3に示すように、カバーフレーム33の傾斜壁77および傾斜壁78よりも内方に位置する中央部53は、平行壁58と、平行壁58よりも現像ローラ2に近い位置に位置する傾斜壁59とを有している。傾斜壁59の下面59Aは、平行壁58の下面58Aとともに鈍角θ2を形成し、傾斜壁77および傾斜壁78よりもベースフレーム32から上方に離れて位置している。
そのため、傾斜壁77および傾斜壁78よりも現像ローラ2の左右方向中央に近い位置において、現像室120内の空間を確保できる。
その結果、現像室120内において、トナーを容易に循環させることができる。
これにより、現像ローラ2の周辺にトナーが滞留することを抑制でき、印刷速度のさらなる高速化を図ることができる。
また、現像室120において、トナーの収容量を増加させることもできる。
(2)この現像カートリッジ1によれば、図3に示すように、傾斜壁59の下面59Aと平行壁58の下面58Aとによって形成される鈍角θ2は、120°以上180°未満(具体的には、156°)である。
そのため、現像室120内の空間を、より確保できる。
(3)この現像カートリッジ1によれば、図3および図8に示すように、傾斜壁59の下面59Aと平行壁58の下面58Aとによって形成される鈍角θ2は、傾斜壁77の下面77Aと本体部50の下面50Aとによって形成される鈍角θ1(具体的には、150°)よりも大きい。
そのため、現像室120内の空間を、より確保できる。
(4)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、平行壁58と傾斜壁59との連続部分P1は、前後方向において、傾斜壁77または傾斜壁78と本体部50との連続部分P2よりも、現像ローラ2に近い。
そのため、現像ローラ2の近くにおいて、現像室120内の空間を確保できる。
その結果、現像ローラ2の周辺にトナーが滞留することを、より確実に抑制できる。
(5)この現像カートリッジ1によれば、図5および図7に示すように、左壁34Lの係合ボス44を左係合部51Lの係合穴56に挿通し、右壁34Rの係合ボス68を右係合部51Rの係合穴81に挿通することによってベースフレーム32とカバーフレーム33とを組み合わせることができる。
そのため、ベースフレーム32とカバーフレーム33とを組み合わせた状態で、ベースフレーム32とカバーフレーム33とを、円滑に溶着することができる。
(6)この現像カートリッジ1によれば、図5に示すように、左方のブレード取付部43は、傾斜部40よりも左方に位置し、左壁34Lの上面S1よりも下方に位置している。また、右方のブレード取付部67は、傾斜部64よりも右方に位置し、右壁34Rの上面S3よりも下方に位置している。
そのため、ブレード4を、よりベースフレーム32に近い位置で支持することができる。
(7)この現像カートリッジ1によれば、図1および図3に示すように、傾斜壁59は、ブレード4よりもベースフレーム32から上方へ離れて位置している。
そのため、上下方向において、ブレード4よりも離れた空間まで、現像室120内の空間を拡げることができる。
その結果、現像室120内の空間を、より一層、確保できる。
(8)この現像カートリッジ1によれば、図1および図12に示すように、ブレード本体71の上端縁71Dは、継ぎ目J1および継ぎ目J2(図7参照)よりも上方、かつ、カバーフレーム33の対向壁86の上端縁86Bよりも下方に位置している。
そのため、ブレード本体71を、継ぎ目J1および継ぎ目J2に向かい合うように配置することができる。
これにより、図14に示すように、ブレード本体71と対向壁86との間に位置するブレードシール74により、継ぎ目J1および継ぎ目J2をシールできる。
その結果、簡易な構成で、継ぎ目J1および継ぎ目J2をシールできる。
(9)この現像カートリッジ1によれば、図14に示すように、ブレードシール74は、継ぎ目J1および継ぎ目J2に重なっている。
そのため、ブレードシール74を利用して、簡易な構成で、確実に、継ぎ目J1および継ぎ目J2をシールできる。
(10)この現像カートリッジ1によれば、図5に示すように、左方のブレード取付部43は、位置決めボス45と、ネジ穴46とを別に備えている。また、右方のブレード取付部67は、位置決めボス69と、ネジ穴70とを別に備えている。
そのため、ネジ102をブレード4とともにネジ穴46(またはネジ穴70)に固定するときに、ネジ102が位置決めボス45(または位置決めボス69)に接触することを防止できる。
これにより、ネジ102をブレード4とともにネジ穴46(またはネジ穴70)に固定するときに、位置決めボス45(または位置決めボス69)が潰れることを防止できる。
その結果、現像カートリッジ1のメンテナンス時にブレード4を取り外したとしても、再度、ブレード4を、位置決めボス45および位置決めボス69で位置決めしながら、ベースフレーム32に固定できる。
8.変形例
上記した実施形態では、ブレード本体71を、第1支持板72および第2支持板73で挟んでいるが、ブレード4の構成は特に限定されず、例えば、ブレード本体71を、第1支持板72および第2支持板73に溶着してもよい。また、ブレード本体71は、接触部材71Aを備えない金属板でもよい。
また、上記した実施形態では、ブレードシール74は、ブレード本体71に固定されているが、ブレードシール74は、現像フレーム31に固定されてもよい。
また、上記した実施形態において、現像ローラ2は、現像フレーム31の左壁34Lと右壁34Rとに、直接的に支持されてもよい。また、現像ローラ2は、軸受などを介して、現像フレーム31の左壁34Lと右壁34Rとに、間接的に支持されてもよい。
1 現像カートリッジ
2 現像ローラ
4 ブレード
5 トナー収容部
32 ベースフレーム
33 カバーフレーム
43 ブレード取付部
44 係合ボス
45 位置決めボス
46 ネジ穴
50A 下面
56 係合穴
58A 下面
59A 下面
67 ブレード取付部
68 係合ボス
69 位置決めボス
70 ネジ穴
71D 上端縁
71E 下端縁
74 ブレードシール
77A 下面
78A 下面
86 対向壁
102 ネジ
120 現像室
J1 継ぎ目
J2 継ぎ目
P1 連続部分
P2 連続部分
S1 上面
S2 上面
S3 上面
S4 上面
θ1 角度
θ2 角度

Claims (10)

  1. 現像ローラと、
    現像剤収容部と、前記現像剤収容部と連通し、前記現像ローラを支持する現像ローラ支持部とを備える第1フレームと、
    前記現像剤収容部および前記現像ローラ支持部を被覆するように前記第1フレームに溶着される第2フレームとを備え、
    前記第1フレームは、
    前記現像剤収容部の縁部に沿って、前記現像ローラの軸線と直交する第1方向に延びる第1溶着面であって、前記第2フレームに面する第1溶着面と、
    前記第1方向において前記第1溶着面よりも前記現像ローラに近い位置に位置する第2溶着面であって、前記第2フレームに面し、前記第1溶着面とによって鈍角を形成する第2溶着面とを有し、
    前記第2フレームは、
    前記第1溶着面に対して溶着される第3溶着面と、
    前記第2溶着面に対して溶着される第4溶着面と、
    前記現像ローラの軸線と平行な軸線方向において前記第4溶着面よりも前記軸線方向における前記現像ローラの中央に近い位置に位置する中央面であって、前記第1フレームに面し、前記軸線方向に延びる中央面とを有し、
    前記中央面は、前記第1方向に延びる第1中央面と、前記第1方向において前記第1中央面よりも前記現像ローラに近い位置に位置し、前記第1中央面とによって鈍角を形成する第2中央面とを有し、
    前記第2中央面は、前記第4溶着面に直交する方向において、前記第4溶着面よりも前記第1フレームから離れて位置することを特徴とする、現像カートリッジ。
  2. 前記第1中央面と前記第2中央面とによって形成される前記鈍角は、120°以上180°未満であることを特徴とする、請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記第1中央面と前記第2中央面とによって形成される前記鈍角は、前記第3溶着面と前記第4溶着面とによって形成される前記鈍角よりも大きいことを特徴とする、請求項2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記第1中央面と前記第2中央面との連続部分は、前記第1方向において、前記第3溶着面と前記第4溶着面との連続部分よりも、前記現像ローラに近い位置に位置していることを特徴とする、請求項2または3に記載の現像カートリッジ。
  5. 前記第1フレームは、前記軸線方向において、前記第2溶着面よりも前記中央面から離れた位置に位置する第1係合部を有し、
    前記第2フレームは、前記軸線方向において、前記第4溶着面よりも前記中央面から離れた位置に位置する第2係合部を有し、
    前記第2係合部は、前記第1係合部に係合することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  6. 前記現像ローラの軸線方向に延び、前記現像ローラに接触するブレードをさらに備え、
    前記第1フレームは、前記ブレードの前記軸線方向端部を支持する支持部を有し、
    前記支持部は、前記軸線方向において、前記第2溶着面よりも前記中央面から離れた位置に位置し、前記第1溶着面と直交する第2方向において、前記第1溶着面よりも前記第1フレームに近い位置に位置していることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  7. 前記ブレードは、前記第1方向において、前記第2フレームに向かい合い、
    前記第2中央面は、前記第2方向において、前記ブレードよりも前記第1フレームから離れて位置することを特徴とする、請求項6に記載の現像カートリッジ。
  8. 前記第2フレームは、前記ブレードが支持されるブレード支持面を有し、
    前記第2溶着面および前記第4溶着面は、前記第1方向において、前記ブレード支持面まで延び、前記第4溶着面は、前記ブレード支持面において、前記第2溶着面との継ぎ目を有し、
    前記ブレードは、前記第2方向において、第1端縁と、前記第1端縁よりも前記第1フレームから遠い第2端縁とを有し、
    前記ブレード支持面は、前記第2方向において、第3端縁と、前記第3端縁よりも前記第1フレームから遠い第4端縁とを有し、
    前記第2端縁は、前記第2方向において、前記継ぎ目よりも、前記第1フレームから遠い位置に位置し、かつ、前記第2方向において、前記第4端縁よりも、前記第1フレームに近い位置に位置していることを特徴とする、請求項6または7に記載の現像カートリッジ。
  9. 前記第2フレームは、前記ブレードが支持されるブレード支持面を有し、
    前記第2溶着面および前記第4溶着面は、前記第1方向において、前記ブレード支持面まで延び、前記第4溶着面は、前記ブレード支持面において、前記第2溶着面との継ぎ目を有し、
    前記ブレード支持面において、前記ブレードと前記第2フレームとの間に位置するシールをさらに備え、
    前記シールは、前記継ぎ目に重なることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  10. 前記ブレードを前記第1フレームに固定するネジをさらに備え、
    前記支持部は、
    前記ブレードを前記第1フレームに対して位置決めするボスと、
    前記ボスと異なる位置に設けられ、前記ネジが挿入される穴とを備えることを特徴とする、請求項6〜9のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
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