JP2016142165A - 送風装置 - Google Patents

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竹内 徳久
Norihisa Takeuchi
徳久 竹内
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Abstract

【課題】ロータに対する翼部の位置精度を確保し易い送風装置を提供する。
【解決手段】アウターロータ型のモータ10により複数の翼部40を回転させる軸流式の送風装置1は、複数の翼部40が外周面から径方向に延びるように一体形成された環状部材30を備える。環状部材30は、モータ10のロータ15の周囲に当該ロータ15と同軸上に配置されるとともに、ロータ15の径方向においてロータ15の外周面に固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、アウターロータ型のモータにより複数の翼部を回転させる軸流式の送風装置に関する。
この種の送風装置としては、特許文献1に記載の送風装置がある。特許文献1に記載の送風装置は、モータのロータの外周面に複数の翼部が一体的に固着されている。特許文献1に記載の送風装置では、モータの駆動に基づきロータが回転することにより、ロータと一体となって翼部が回転する。
実開昭58−25695号公報
ところで、特許文献1に記載の送風装置では、その製造の際、モータのロータの外周面に複数の翼部を個別に固着する作業が必要となるため、ロータに対する翼部の組付け位置にずれが生じやすい。翼部の組付け位置にずれが生じると、風量にばらつきが生じる等、送風装置の性能が低下するおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロータに対する翼部の位置精度を確保し易い送風装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、アウターロータ型のモータ(10)により複数の翼部(40)を回転させる軸流式の送風装置(1)は、複数の翼部が外周面から径方向に延びるように一体形成された環状部材(30)を備える。環状部材は、モータのロータの周囲に当該ロータと同軸上に配置されるとともに、ロータの径方向においてロータの外周面に固定されている。
この構成によれば、環状部材の外周面に複数の翼部が一体的に形成されているため、環状部材に対する翼部の取り付け位置の精度を高めることができる。したがって、ロータに対する環状部材の組付けを精度良く行うだけで、ロータに対する翼部の位置精度を確保することが可能となる。これにより、特許文献1に記載の送風装置のようにロータに対する個々の翼部の組付け位置に精度を要する装置と比較すると、ロータに対する翼部の位置精度を確保し易くなる。
本発明によれば、ロータに対する翼部の位置精度を確保し易くなる。
送風装置の一実施形態についてその正面構造を示す正面図。 実施形態の送風装置についてその中央部分を拡大して示す拡大図。 図2のIII−III線に沿った断面構造を示す断面図。 送風装置の他の実施形態についてその断面構造を示す断面図。
以下、送風装置の一実施形態について説明する。本実施形態の送風装置は、例えば車両のエンジンを冷却する冷却装置に用いられる。
図1に示されるように、本実施形態の送風装置1は、軸流式の送風装置であって、モータ10と、一対のブラケット20,20と、環状部材30,31と、複数の翼部40とを備えている。図2は、送風装置1の中央部分を拡大して示したものである。また、図3は、図2のIII−III線に沿った断面構造を示したものである。
図3に示されるように、モータ10は、アウターロータ型の構造を有しており、ハウジング11と、モータシャフト12と、ステータ13と、コイル14と、ロータ15とを備えている。
ハウジング11は、軸線m1を中心に有底筒状をなす筒状部110を有している。筒状部110の内部には、モータシャフト12の一端部が圧入されている。この圧入構造により、モータシャフト12がハウジング11に固定されている。
モータシャフト12は、軸線m1を中心に円柱状をなしている。モータシャフト12における筒状部110に圧入されていない部分は、軸受け16を介してロータ15を回転可能に支持している。
ステータ13は、軸線m1を中心に筒状をなしている。ステータ13は、その内周面から径方向内側に延びる延伸部130を有している。延伸部130はハウジング11の筒状部110の外周面にかしめられている。このかしめ構造により、ステータ13はハウジング11に固定されている。
ステータ13の外周部分には、インシュレータ17,18を介してコイル14が巻回されている。インシュレータ17,18は、樹脂等の絶縁性部材からなり、ステータ13とコイル14との間の電気的な導通を遮断している。
ロータ15は、ステータ13の径方向外側に隙間を有して配置される外側筒状部150と、ステータ13の径方向内側に配置される内側筒状部151と、外側筒状部150及び内側筒状部151のそれぞれの軸方向の端部を連結する底部152とを有している。外側筒状部150及び内側筒状部151は同一の軸線m1を中心に円環状をなしている。底部152は、軸線m1に直交する方向に平行な平板状の部材からなる。
外側筒状部150はコイル14の周囲を覆うように配置されている。外側筒状部150の内周面には永久磁石19が固定されている。永久磁石19は、所定の隙間を隔ててコイル14に対向している。
内側筒状部151は、ステータ13の内周面と隙間を有して配置されている。内側筒状部151の内部には、モータシャフト12が挿入されている。内側筒状部151の内周面とモータシャフト12の外周面との間には軸受け16が設けられている。よって、軸受け16は、軸線m1に平行な方向、すなわちロータ15の回転軸方向でステータ13及びロータ15と重なるように配置されている。以下、軸線m1をロータ15の回転軸m1とも称する。また、軸線m1に沿った方向をロータ15の回転軸方向と称する。軸受け16により、ロータ15はモータシャフト12により軸線m1を中心に回転可能に支持されている。
図2に示されるように、環状部材30は円環状をなしている。環状部材30は、ロータ15の外径よりも大きい内径を有しており、ロータ15の径方向外側にロータ15の外周面と隙間を有して配置されている。複数の翼部40は、環状部材30の外周面から径方向に延びるように形成されている。図1に示されるように、複数の翼部40の先端部は、円環状の環状部材31の内周面に接続されることにより互いに連結されている。環状部材30,31及び翼部40は、剛性の高い樹脂材料、例えばポリプロピレンやポリアミド等により成形されている。環状部材30,31及び翼部40は、金型等を用いて一体的に成形された一体成形品からなる。
図2に示されるように、一対のブラケット20,20は、環状部材30の内周面とロータ15の外周面との間に挟み込まれている。一対のブラケット20,20は、モータシャフト12を中心に対称配置されている。一対のブラケット20,20は、円弧部21と、一対の脚部22,22とを有している。円弧部21は、ロータ15の外周面に沿って円弧状に湾曲しており、例えば溶接等によりロータ15の外周面に固定されている。一対の脚部22,22は、円弧部21の周方向両端部にそれぞれ設けられている。一対の脚部22,22は、円弧部21から環状部材30の内周面まで延びる部分と、環状部材30の内周面に沿って湾曲した部分とを有する略L字状の部材からなる。一対の脚部22,22における環状部材30の内周面に沿って湾曲した部分は、タッピングねじ23により環状部材30に締結されて固定されている。これにより、環状部材30は一対のブラケット20,20を介してロータ15の径方向においてロータ15の外周面に固定されている。また、環状部材30は、ロータ15の周囲にロータ15と同一の軸線m1上に配置されており、ロータ15と一体となって軸線m1を中心に回転する。
次に、送風装置1の動作を説明する。
送風装置1では、モータ10のコイル14に電力が供給されると、コイル14により回転磁界が形成される。この回転磁界と、永久磁石19により形成される磁界とが作用することによりロータ15にトルクが付与され、ロータ15が軸線m1を中心に回転する。ロータ15の回転に伴い、ロータ15と一体となって環状部材30,31及び翼部40が回転する。この翼部40の回転により、軸線m1に沿った方向に空気が吸い込まれ、空気が送風される。
以上説明した本実施形態の送風装置1によれば、以下の(1)〜(3)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)環状部材30の外周面に複数の翼部40が一体形成されているため、環状部材30に対する翼部40の取り付け位置の精度を高めることができる。したがって、ロータ15に対する環状部材30の組付けを精度良く行うだけで、ロータ15に対する翼部40の位置精度を確保することが可能となる。これにより、特許文献1に記載の送風装置のようにロータに対する個々の翼部の組付け位置に精度を要する装置と比較すると、ロータに対する翼部の位置精度を確保し易くなる。またロータに対する翼部の組付けも容易となる。
(2)送風装置1では、図4に示されるように、ロータ15の内側筒状部151及び軸受け16がロータ15の回転軸方向にステータ13と重ならないように配置された構造を採用することもできる。しかしながら、送風装置1として図4に示されるような構造を採用すると、送風装置1がロータ15の回転軸方向に大型化するという懸念がある。この点、本実施形態の送風装置1では、ステータ13の内部に軸受け16の全てを収容することにより、ロータ15の回転軸方向でステータ13と重なるように軸受け16が配置されている。これにより、図4に示される送風装置1と比較すると、ロータ15の回転軸方向において送風装置1を薄型化できる。
(3)ロータ15と環状部材30とを連結する連結部材として、一対のブラケット20,20を設けることとした。これにより、ロータ15と環状部材30とを容易に連結することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・軸受け16は、その一部がステータ13の内部に収容されていてもよい。要は、軸受け16の少なくとも一部がロータ15の回転軸方向でステータ13と重なるように配置されていればよい。
・ロータ15と環状部材30とを連結する連結部材は、一対のブラケット20,20に限らず、任意の部材を採用することができる。
・送風装置1は、図4に示されるようにロータ15の回転軸方向においてステータ13と軸受け16とがずれて配置されている構造を採用することも可能である。図4に示される送風装置1でも、上記(1)の作用及び効果を得ることは可能である。
・ロータ15に対する環状部材30の固定構造は、一対のブラケット20,20を介した固定構造に限らない。例えばロータ15の外周面に雌ねじ部を設けた上で、ねじによりロータ15と環状部材30とをロータ15の径方向に締結することにより、ロータ15に環状部材30を固定してもよい。また、ロータ15の外周面に環状部材30の内周面を接着することにより、ロータ15に環状部材30を固定してもよい。要は、環状部材30は、ロータ15の径方向においてロータ15の外周面に間接的に、あるいは直接的に固定されていればよい。
・環状部材30は、円環状に限らず、六角環状等の多角環状であってもよい。また、環状部材30の形状に併せて、ロータ15の外側筒状部150の外形を変更してもよい。また、環状部材30は、周方向の一部に切欠きを有する形状や、周方向に分割された複数の部材からなるものであってもよい。
・本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1:送風装置
10:モータ
13:ステータ
15:ロータ
16:軸受け
20:ブラケット(連結部材)
30:環状部材
40:翼部

Claims (4)

  1. アウターロータ型のモータ(10)により複数の翼部(40)を回転させる軸流式の送風装置(1)であって、
    前記複数の翼部が外周面から径方向に延びるように一体形成された環状部材(30)を備え、
    前記環状部材は、前記モータのロータ(15)の周囲に当該ロータと同軸上に配置されるとともに、前記ロータの径方向において前記ロータの外周面に固定されていることを特徴とする送風装置。
  2. 請求項1に記載の送風装置において、
    前記ロータを回転可能に支持する軸受け(16)を更に備え、
    前記軸受けの少なくとも一部は、前記ロータの回転軸方向で前記モータのステータ(13)と重なるように配置されていることを特徴とする送風装置。
  3. 請求項1又は2に記載の送風装置において、
    前記環状部材は、円環状に形成されていることを特徴とする送風装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の送風装置において、
    前記ロータの外周面と前記環状部材の内周面との間に配置され、前記ロータと前記環状部材とを連結する連結部材(20)を更に備えることを特徴とする送風装置。
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