JP2016142046A - 開閉体開閉装置 - Google Patents

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貴明 小泉
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恒博 田端
将弘 萩本
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Abstract

【課題】高コスト化を招くことなく様々な機能を実現し得る開閉体開閉装置を提供する。【解決手段】センサ部46を含み、車両14の開閉体16に配される基体10により回動自在に支持された操作ハンドル12と、操作ハンドルが第1の位置に位置している場合には、センサ部による検出に応じて第1の制御を行い、操作ハンドルが第1の位置と異なる第2の位置に位置している場合には、センサ部による検出に応じて第1の制御と異なる第2の制御を行う制御部とを有している。【選択図】図3

Description

本発明は、開閉体開閉装置に関する。
フラッシュサーフェス化が自動車のデザインのトレンドとなっている。フラッシュサーフェス化とは、ボディ表面等の凹凸や隙間をなくし、平らな面にすることである。フラッシュサーフェス化を行えば、ボディの空気抵抗が低減されるため、高速性能や低燃費性能等を向上させることができる。また、フラッシュサーフェス化は、自動車の走行中における風切り音の低減や、自動車のデザイン性の向上にも寄与する。
ドアの開閉操作を行うための操作ハンドルにおいてもフラッシュサーフェス化を行うことが好ましい。特許文献1−3には、フラッシュサーフェス化に用い得る操作ハンドルが開示されている。特許文献1には、操作ハンドルを用いてドアのロックやアンロックを行い得る技術が開示されている。
国際公開第2012/175647号公報 特許第3165570号公報 特許第5191157号公報
近時では、様々な機能を有する操作ハンドルを有する開閉体開閉装置が待望されている。しかしながら、様々な機能を実現すべく多数のセンサ部を操作ハンドルに組み込んだ場合には、構成が複雑となってしまい、高コスト化を招いてしまう。
本発明の目的は、高コスト化を招くことなく様々な機能を実現し得る開閉体開閉装置を提供することにある。
本発明の一観点によれば、センサ部を含み、車両の開閉体に配される基体により回動自在に支持された操作ハンドルと、前記操作ハンドルが第1の位置に位置している場合には、前記センサ部による検出に応じて第1の制御を行い、前記操作ハンドルが前記第1の位置と異なる第2の位置に位置している場合には、前記センサ部による検出に応じて前記第1の制御と異なる第2の制御を行う制御部とを有する開閉体開閉装置が提供される。
本発明によれば、操作ハンドルが第1の位置に位置している場合には、センサ部による検出に応じて第1の制御を行い、操作ハンドルが第1の位置と異なる第2の位置に位置している場合には、センサ部による検出に応じて第1の制御と異なる第2の制御を行う。本発明によれば、共通のセンサ部を用いているにもかかわらず、操作ハンドルの位置に応じて異なる制御を行うため、構成を簡略化することができる。従って、本発明によれば、高コスト化を招くことなく様々な機能を実現し得る開閉体開閉装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による開閉体開閉装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による開閉体開閉装置の操作ハンドルの平面図及び側面図である。 本発明の一実施形態による開閉体開閉装置の操作ハンドルの内部構造を示す平面図及び側面図である。 操作ハンドルを格納部内に格納した状態を示す斜視図である。 操作ハンドルを格納部に格納した状態を示す側面図である。 操作ハンドルを格納部に格納した状態を示す平面図である。 操作ハンドルの把持部を格納部から突出させた状態を示す斜視図である。 操作ハンドルの把持部を格納部から突出させた状態を示す側面図である。 操作ハンドルの把持部を格納部から突出させた状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態による開閉体開閉装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による開閉体開閉装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の変形例(その1)による開閉体開閉装置の操作ハンドルを示す平面図及び側面図である。 本発明の一実施形態の変形例(その2)による開閉体開閉装置の操作ハンドルを示す平面図及び側面図である。
[一実施形態]
本発明の一実施形態による開閉体開閉装置について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態による開閉体開閉装置を示すブロック図である。図2は、本実施形態による開閉体開閉装置の操作ハンドルの平面図及び側面図である。図2(a)は平面図であり、図2(b)は側面図である。図3は、本実施形態による開閉体開閉装置の操作ハンドルの内部構造を示す平面図及び側面図である。図3(a)は平面図であり、図3(b)は側面図である。図4は、操作ハンドルを格納部内に格納した状態を示す斜視図である。図5は、操作ハンドルを格納部に格納した状態を示す側面図である。図6は、操作ハンドルを格納部に格納した状態を示す平面図である。図7は、操作ハンドルの把持部を格納部から突出させた状態を示す斜視図である。図8は、操作ハンドルの把持部を格納部から突出させた状態を示す側面図である。図9は、操作ハンドルの把持部を格納部から突出させた状態を示す平面図である。図4〜図9の(a)は、本実施形態による開閉体開閉装置が車両に取り付けられている状態を示しており、図4〜図9の(b)は、本実施形態による開閉体開閉装置の基体及び操作ハンドルを抜き出して示している。
図4乃至図9に示すように、本実施形態による開閉体開閉装置は、操作ハンドル12と、操作ハンドル12を回動自在に支持する基体10とを有している。また、図1に示すように、本実施形態による開閉体開閉装置は、操作ハンドル12等を介して乗員等により行われる操作に基づいて様々な制御を行う制御装置62、具体的には、電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)62を更に有している。
基体10には、操作ハンドル12を格納可能な格納部18が設けられている。格納部18の上面及び下面には、操作ハンドル12を回動自在に支持するための回動軸64を挿通するための回動軸挿通孔(図示せず)が形成されている。かかる回動軸挿通孔は、格納部18の長手方向における一方の側(図9における紙面右側)の端部と格納部18の長手方向における中央部との間の部位に形成されている。格納部18の長手方向の一方の側(図9における紙面右側)における背面側には、開口部68が形成されている。かかる開口部68は、操作ハンドル12を回動させる際に操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図9における紙面右側)が格納部18の背面側に当接しないようにし、操作ハンドル12の回動を可能とするためのものである。基体10の材料としては、例えば樹脂等が用いられている。
図2に示すように、操作ハンドル(操作レバー、ドアハンドル)12は、全体として棒状に成形されている。操作ハンドル12の長手方向における一方の側(図2における紙面右側)には、操作ハンドル12の表側の面30の法線方向における厚さが比較的厚くなっている第1の部位(厚肉部位)20が形成されている。操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図2における紙面左側)には、操作ハンドル12の表側の面30の法線方向における厚さが比較的薄くなっている第2の部位(薄肉部位)22が形成されている。操作ハンドル12の材料としては、例えば樹脂等が用いられている。
操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図2における紙面右側)に位置する第1の部位20には、回動軸64を挿通するための回動軸挿通孔26が形成されている。回動軸挿通孔26は、操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図2における紙面右側)の端部と操作ハンドル12の長手方向の中央部との間の部位に位置している。操作ハンドル12に形成された回動軸挿通孔26の位置は、基体10に形成された回動軸挿通孔の位置に対応している。
操作ハンドル12の長手方向の他方の側(図2における紙面左側)に位置する第2の部位22は、乗員等の手(図示せず)によって把持される部位である把持部24となっている。第2の部位22と第1の部位20との境界が、把持部24の長手方向における一方の端部となっている。把持部24の長手方向における他方の端部には、操作ハンドル12の表側の面30の法線方向における厚さを把持部24よりも厚くした部位28が形成されている。このように、操作ハンドル12の表側の面30の法線方向における操作ハンドル12の厚さを異ならせることにより、把持部24が画定されている。
図7に示すように、操作ハンドル12に形成された回動軸挿通孔26及び基体10に形成された回動軸挿通孔には、回動軸64が挿通されている。回動軸64としては、例えばボルト等が用いられている。操作ハンドル12は、回動軸64を介して基体10により回動自在に支持されている。
図7に示すように、基体10には、ボルト(図示せず)を用いて基体10を開閉体(ドア)16に固定するためのボルト挿通孔66a〜66cが形成されている。基体10は、車両(車体、ボディ)14に設けられる開閉体16の内側にボルトを用いて取り付けられる。即ち、操作ハンドル12を回動自在に支持する基体10は、開閉体16に配される。
図4乃至図9に示すように、操作ハンドル12は、把持部24が格納部18内に格納された状態となる格納位置と、把持部24が格納部18から突出した状態となる突出位置の間で変位可能である。把持部24を収納部18から突出させる動作は、ポップアップと称される。操作ハンドル12のポップアップは、ポップアップ用アクチュエータ84(図1及び図2参照)を用いて行われる。操作ハンドル12を格納部18内に格納すると、車両14の外観は図4乃至図6のようになる(格納位置)。操作ハンドル12の把持部24を格納部18から突出させると、車両14の外観は図7乃至図9のようになる(突出位置)。操作ハンドル12を格納部18内に格納すると、開閉体16の表側の面のほぼ延長面上に操作ハンドル12の表側の面30が位置するため、車両14のフラッシュサーフェス化を実現し得る。
図3に示すように、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)には、より具体的には、操作ハンドル12の把持部24には、第1のセンサ部(検出部、検出領域、センシングエリア)46が配されている。
第1のセンサ部46は、例えば第1のセンサ電極により構成されている。第1のセンサ部46が第1のセンサ電極により構成されているため、ここでは、第1のセンサ部と第1のセンサ電極とに同じ符号46を用いることとする。第1のセンサ電極46は、第1のセンサ(第1のセンサ素子)48(図1参照)に電気的に接続されている。第1のセンサ48は、例えば回路基板36に配されている。第1のセンサ48としては、例えば、静電容量式のセンサ、より具体的には、自己容量型のセンサを用いることができる。
第1のセンサ電極46は、操作ハンドル12に内蔵されている。第1のセンサ電極46自体に人体や物体が触れなくても、第1のセンサ電極46が内蔵されている部位における操作ハンドル12の表面に人体や物体が触れれば、第1のセンサ46は反応し得る。第1のセンサ部46は、人体や物体に対して第1のセンサ48が反応し得る部位を意味する。
第1のセンサ部46は、例えば、導電性を有する板状体を折り曲げることにより形成されている。第1のセンサ部46は、第1の部分46aと第2の部分46bと第3の部分46cとを含んでいる。第1のセンサ46の第1の部分46aは、操作ハンドル12の裏側の面70に位置している。第1のセンサ46の第2の部分46bは、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)の端面71に位置している。第1のセンサ46の第3の部分46cは、操作ハンドル12の表側の面30に位置している。第2の部分46bは、第1の部分46aに対して直角に折り曲げられている。第3の部分46cは、第2の部分46bに対して直角に折り曲げられている。第1の部分46aの長手方向と第3の部分46cの長手方向は同じ方向となっている。第1のセンサ部46の第3の部分46cには、後述するLED58から出射される光を通過させるための開口部50が形成されている。
第1のセンサ部46が配されている部位に人体や物体が接触していない際には、第1のセンサ部46の静電容量が変化しないため、第1のセンサ48は反応せず、第1のセンサ48の出力は「非検出」を示す状態となる。第1のセンサ部46が配されている部位に人体や物体が接触すると、第1のセンサ部46の静電容量が変化するため、第1のセンサ48が反応し、第1のセンサ48の出力は「検出」を示す状態となる。
第1のセンサ部46は、開閉体16をアンロック状態(ロック解除状態)にするための乗員等による操作を検出するために用いられる。開閉体16をアンロック状態にするための乗員等による操作は、操作ハンドル12の把持部24の裏側の面70に乗員等の手が触れることにより行われる。このため、第1のセンサ部46の第1の部分46aは、操作ハンドル12の把持部24の裏側の面70に配されている。なお、把持部24の裏側の面は、操作ハンドル12の裏側の面の一部であるため、ここでは、把持部24の裏側の面と操作ハンドル12の裏側の面とに同じ符号70を用いている。
第1のセンサ部46は、操作ハンドル12の把持部24を格納部18に格納する際における挟み込みを検出するためにも用いられる。挟み込みを検出すべく、挟み込みが生じやすい箇所に第1のセンサ部46の一部を位置させている。具体的には、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)の端部に、第1のセンサ部46の第2の部分46bを位置させている。第1のセンサ46の第2の部分46bは、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)の端面71に沿うように配されている。
第1のセンサ部46は、操作ハンドル12の把持部24を格納部18から突出させる際における操作ハンドル12の障害物への衝突を検出するためにも用いられる。操作ハンドル12の障害物への衝突を検出すべく、障害物への衝突が生じやすい箇所に第1のセンサ部46の一部を位置させている。具体的には、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)の端部に、第1のセンサ部46の第2の部分46bを位置させている。また、操作ハンドル12の把持部24の表側の面70に、第1のセンサ部46の第3の部分46cを位置させている。なお、操作ハンドル12の把持部24の表側の面は、操作ハンドル12の表側の面の一部であるため、ここでは、把持部24の表側の面と操作ハンドル12の表側の面とに同じ符号30を用いている。
第1のセンサ部46は、操作ハンドル12の把持部24を格納部18から突出させるための乗員等による操作、即ち、操作ハンドル12をポップアップさせるための乗員等による操作を検出するためにも用いられる。操作ハンドル12をポップアップさせるための乗員等による操作は、操作ハンドル12の把持部24の表側の面30に乗員等の手が触れることにより行われる。このため、第1のセンサ部46の第3の部分46cは、操作ハンドル12の把持部24の表側の面30に配されている。より具体的には、操作ハンドル12をポップアップさせるための乗員等による操作は、操作ハンドル12の長手方向の他方の側(図3における紙面左側)の端部の近傍を乗員等の手が触れることにより行われる。このため、第1のセンサ部46の第3の部分46cは、操作ハンドル12の長手方向の他方の側(図3における紙面左側)の端部の近傍に配されている。
第1のセンサ部46は、開閉体16のラッチを解除するための乗員等による操作を検出するためにも用いられる。開閉体16のラッチを解除するための乗員等による操作は、操作ハンドル12の把持部24の表側の面30に乗員等の手が触れることにより行われる。このため、第1のセンサ部46の第3の部分46cは、操作ハンドル12の把持部24の表側の面30に配されている。より具体的には、操作ハンドル12の把持部24を突出させるための乗員等による操作は、操作ハンドル12の長手方向の他方の側(図3における紙面左側)の端部の近傍を乗員等の手が触れることにより行われる。第1のセンサ部46の第3の部分46cが操作ハンドル12の長手方向の他方の側(図3における紙面左側)の端部の近傍に配されているため、第1のセンサ部46は、開閉体16のラッチを解除するための乗員等による操作を検出し得る。
操作ハンドル12の長手方向における一方の側(図3における紙面右側)には、第2のセンサ部38が配されている。第2のセンサ部38は、例えば第2のセンサ電極により構成されている。第2のセンサ部38が第2のセンサ電極により構成されているため、ここでは、第2のセンサ部と第2のセンサ電極とに同じ符号38を用いることとする。第2のセンサ電極38は、第2のセンサ(第2のセンサ素子)40に電気的に接続されている。第2のセンサ40は、例えば回路基板36に配されている。第2のセンサ40としては、例えば、静電容量式のセンサ、より具体的には、自己容量型のセンサを用いることができる。
第2のセンサ電極38は、例えば、導電性を有する板状体により形成されている。第2のセンサ電極38は、操作ハンドル12に内蔵されている。第2のセンサ電極38自体に人体や物体が触れなくても、第2のセンサ電極38が内蔵されている部位における操作ハンドル12の表面に人体や物体が触れれば、第2のセンサ40は反応し得る。第2のセンサ部38は、人体や物体に対して第2のセンサ40が反応し得る部位を意味する。第2のセンサ部38には、後述するLED59から出射される光を通過させるための開口部52が形成されている。
第2のセンサ部38が配されている部位に人体や物体が接触していない際には、第2のセンサ部38の静電容量が変化しないため、第2のセンサ40は反応せず、第2のセンサ40の出力は「非検出」を示す状態となる。第2のセンサ部38が配されている部位に人体や物体が接触すると、第2のセンサ部38の静電容量が変化し、第2のセンサ40が反応し、第2のセンサ40の出力は「検出」を示す状態となる。
第2のセンサ部38は、開閉体16をロック状態にするための乗員等による操作を検出するために用いられる。開閉体16をロック状態にするための乗員等による操作は、操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図3における紙面右側)における操作ハンドル12の表側の面30に乗員等の手66の一部が触れることにより行われる。従って、第2のセンサ部38は、操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図3における紙面右側)における操作ハンドル12の表側の面30に配されている。
第2のセンサ部38は、操作ハンドル12の把持部24を格納部18に格納させるための乗員等による操作を検出するためにも用いられる。操作ハンドル12の把持部24を格納部18に格納するための乗員等による操作は、操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図3における紙面右側)における操作ハンドル12の表側の面30に乗員等の手が触れることにより行われる。このため、第2のセンサ部38は、操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図3における紙面右側)における操作ハンドル12の表側の面30に配されている。
第2のセンサ部38は、操作ハンドル12の把持部24を格納部18に格納する際における挟み込みを検出するためにも用いられる。挟み込みを検出すべく、挟み込みが生じやすい箇所に第2のセンサ部38の一部を位置させている。具体的には、操作ハンドル12の長手方向における一方の側(図3における紙面右側)の端部に、第2のセンサ部38の一部を位置させている。
第2のセンサ部38は、操作ハンドル12の把持部24を格納部18に格納する際における操作ハンドル12の障害物への衝突を検出するためにも用いられる。操作ハンドル12の障害物への衝突を検出すべく、操作ハンドル12の障害物への衝突が生じやすい箇所に第2のセンサ部38の一部を位置させている。具体的には、操作ハンドル12の長手方向における一方の側(図3における紙面右側)の端部に、第2のセンサ部38の一部を位置させている。
第2のセンサ部38は、車両14内に設けられたエンジン(図示せず)を停止させるための乗員等による操作を検出するためにも用いられる。エンジンを停止させるための乗員等による操作は、操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図3における紙面右側)における操作ハンドル12の表側の面30に乗員等の手66の一部が触れることにより行われる。操作ハンドル12の長手方向の一方の側(図3における紙面右側)における操作ハンドル12の表側の面30に第2のセンサ部38が配されているため、第2のセンサ部38はエンジンを停止させるための乗員等による操作を検出し得る。
また、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)には、アンテナ54が配されている。アンテナ54は、例えば、ワイヤレスリモートコントローラ(スマートキー)が車両14の近くに位置しているか否かを検出するための低周波(LF:Low Frequency)信号をワイヤレスリモートコントローラに向けて送信するために用いることができる。なお、アンテナ54は、信号の送信用のみならず、信号の受信用にも用いることができる。ワイヤレスリモートコントローラは、開閉体16のロックやアンロックを、車両14から離れた場所から行う際に用いられる。また、ワイヤレスリモートコントローラは、開閉体16の開閉操作を車両14から離れた場所から行う際にも用いられる。アンテナ54は、回路基板36に配された送受信回路56に電気的に接続されている。なお、回路基板36は、操作ハンドル12の表側の面30の法線方向における厚さが比較的厚くなっている第1の部位20内に収容されている。
また、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図3における紙面左側)には、LED58が配されている。LED58は、回路基板36に配されたLED駆動回路60に電気的に接続されている。LED駆動回路60は、例えば、第1のセンサ48が反応した際に、LED58を点灯させる。
また、操作ハンドル12の長手方向における一方の側(図3における紙面右側)には、LED59が配されている。LED59は、回路基板36に配されたLED駆動回路61に電気的に接続されている。LED駆動回路61は、例えば、第2のセンサ40が反応した際に、LED59を点灯させる。
図1に示すように、制御装置62は、入力部72、制御部(CPU:Central Processing Unit)73、出力部74、及び、メモリ76を有している。入力部72、制御部73、出力部74、及び、メモリ76は、バスライン78を介して相互に信号(データ)を入出力し得る。
制御装置62の入力部72には、第1のセンサ48からの信号が入力されるようになっている。制御部73は、乗員等による操作、挟み込み、障害物への衝突等を、第1のセンサ48からの信号に基づいて検出することができる。また、制御装置62の入力部72には、第2のセンサ40からの信号が入力されるようになっている。制御部73は、乗員等による操作、挟み込み、障害物への衝突等を、第2のセンサ40からの信号に基づいて検出することができる。また、制御装置62の入力部72には、送受信回路56からの信号が入力されるようになっている。制御部73は、送受信回路56からの信号に基づいて、ワイヤレスリモートコントローラを用いた操作の内容を検出することができる。
制御装置62の出力部74には、送受信回路56が接続されている。制御部73は、出力部74を介して送受信回路56を制御することにより、アンテナ54からワイヤレスリモートコントローラに信号を送信することができる。また、制御装置62の出力部74には、LED駆動回路60が接続されている。制御部73は、出力部74及びLED駆動回路60を介して、LED58の表示の制御を行うことができる。制御装置62の出力部74には、LED駆動回路61が接続されている。制御部73は、出力部74及びLED駆動回路61を介して、LED59の表示の制御を行うことができる。
また、制御装置62の出力部74には、ドアロック機構82を駆動するためのモータ(ドアロック機構用モータ)80が接続されている。ドアロック機構82は、開閉体16のロックやアンロックを行うためのものである。制御部73は、出力部74を介してドアロック機構用モータ80を回転することによりドアロック機構82を駆動し、開閉体16をロック状態又はアンロック状態にすることができる。
また、制御装置62の出力部74には、ラッチ機構85を駆動するためのモータ(ラッチ機構用モータ)81が接続されている。ラッチ機構85は、開閉体16のラッチやアンラッチ(ラッチ解除)を行うためのものである。制御部73は、出力部74を介してラッチ機構用モータ81を回転することによりラッチ機構85を駆動し、開閉体16をラッチ状態又はアンラッチ状態にすることができる。
また、制御装置62の出力部74には、開閉体16に対して設けられた開閉用アクチュエータ(開閉機構)90を駆動するためのモータ(開閉用モータ)88が接続されている。制御部73は、出力部74を介して開閉機構用モータ88を回転させることにより開閉機構90を駆動し、開閉体16の開閉を行うことができる。
また、制御装置62の出力部74には、ポップアップ用アクチュエータ84を駆動するためのモータ(ポップアップ用モータ)83が接続されている。制御部73は、出力部74を介してポップアップ用モータ83を回転させることによりポップアップ用アクチュエータ84を駆動し、操作ハンドル12の把持部24を格納部18から突出させたり、操作ハンドル12を格納部18に格納させたりすることができる。
次に、本実施形態による開閉体開閉装置の動作について図面を用いて説明する。
まず、第1のセンサ部46が配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合の動作について図10を用いて説明する。図10は、本実施形態による開閉体開閉装置の動作を示すフローチャートである。
第1のセンサ部46が配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合には、第1のセンサ48の出力が「検出」を示す状態となる。操作ハンドル12を回動させていない状態において第1のセンサ48の出力が「検出」を示す状態となった場合には(ステップS1においてYES)、制御部73は、操作ハンドル12が突出状態であるか否かを判定する。より具体的には、制御部73は、操作ハンドル12が突出位置に位置しているか否かを判定する。突出位置とは、操作ハンドル12を回動させて操作ハンドル12を所定位置まで突出させた状態における操作ハンドル12の位置のことである。操作ハンドル12が突出状態であるか否かは、例えば、操作ハンドル12の状態をモニタするためのスイッチやセンサ等(図示せず)により検出することが可能である。操作ハンドル12の状態をモニタするためのスイッチやセンサ等は、例えば、操作ハンドル12又は操作ハンドル12の周辺に設けるようにすればよい。
操作ハンドル12の把持部24が突出状態でない場合には(ステップS2においてNO)、操作ハンドル12を突出させること(ポップアップ)を乗員等が欲していると考えられる。従って、この場合には、制御部73は、ポップアップ用モータ83を開方向に回転させ、操作ハンドル12の把持部24が格納部18から突出するように、操作ハンドル12の回動を開始させる(ステップS3)。
操作ハンドル12を回動させている際には、制御部73は、第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「検出」の状態か否かを確認する(ステップS4)。操作ハンドル12を回動させている際において、第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「非検出」を示す状態となっている場合には(ステップS4においてNO)、操作ハンドル12による挟み込みや操作ハンドル12の障害物への衝突等は生じていないと考えられる。従って、第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「非検出」を示す状態となっており、ポップアップが完了していない場合には(ステップS5においてNO)、制御部73は、ポップアップ用モータ83の回転を継続する(ステップS3)。
操作ハンドル12を回動させている際に第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「検出」を示す状態となった場合には(ステップS4においてYES)、操作ハンドル12による挟み込みや操作ハンドル12の障害物への衝突等が生じたと考えられる。この場合には、制御部73は、ポップアップ用モータ83を停止させる(ステップS6)。
操作ハンドル12のポップアップが完了した場合には(ステップS5においてYES)、制御部73は、ポップアップ用モータ83を停止させる(ステップS6)。
操作ハンドル12が既にポップアップされている場合、即ち、操作ハンドル12の把持部24が突出状態になっている場合には(ステップS2においてYES)、操作ハンドル12のポップアップとは異なる動作を行うことを乗員等が欲していると考えられる。従って、操作ハンドル12の把持部24が突出状態になっている場合には(ステップS2においてYES)、制御部73は、開閉体16がロック状態か否かを確認する(ステップS7)。開閉体16がロック状態である場合には(ステップS7においてYES)、制御部73は、ドアロック機構用モータ80を回転させることによりドアロック機構82を駆動し、開閉体16をアンロック状態にする(ステップS8)。
開閉体16がロック状態でない場合には(ステップS7においてNO)、既にアンロック状態となっているため、アンロックとは異なる動作を行うことを乗員等が欲していると考えられる。従って、開閉体16がロック状態でない場合には(ステップS7においてNO)、制御部73は、開閉体16がラッチ保持状態であるか否かを確認する(ステップS9)。開閉体16がラッチ保持状態である場合には(ステップS9においてYES)、制御部73は、ラッチ機構用モータ81を回転させることによりラッチ機構85を駆動し、開閉体16のラッチを解除する(ステップS10)。
このように、本実施形態では、操作ハンドル12が突出位置に位置していない場合には、第1のセンサ部46による検出に応じて操作ハンドル12を回動させ、操作ハンドル12の把持部24を格納部18から突出させる。また、本実施形態では、操作ハンドル12を回動させている状態においては、第1のセンサ部46又は第2のセンサ部38による検出に応じて、操作ハンドル12の回動を停止させる。また、本実施形態では、操作ハンドル12が突出位置に位置しており、且つ、開閉体16がロック状態の場合には、第1のセンサ部46による検出に応じて、開閉体16をアンロック状態にする。また、本実施形態では、操作ハンドル12が突出位置に位置しており、且つ、開閉体16がアンロック状態の場合には、第1のセンサ部46による検出に応じて、開閉体16のラッチを解除する。
次に、第2のセンサ部38が配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合の動作について図11を用いて説明する。図11は、本実施形態による開閉体開閉装置の動作を示すフローチャートである。
第2のセンサ部38が配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合には、第2のセンサ40の出力が「検出」を示す状態となる(ステップS21においてYES)。操作ハンドル12の把持部24を回動させていない状態において第2のセンサ40の出力が「検出」を示す状態となった場合には(ステップS21においてYES)、制御部73は、操作ハンドル12が格納状態であるか否かを判定する。より具体的には、制御部73は、操作ハンドル12が格納位置に位置しているか否かを判定する。格納位置とは、操作ハンドル12を回動させて操作ハンドル12を所定位置に格納した状態における操作ハンドル12の位置のことである。操作ハンドル12が格納状態であるか否かは、例えば、操作ハンドル12の状態をモニタするためのスイッチやセンサ等(図示せず)により検出することが可能である。
操作ハンドル12の把持部24が格納状態でない場合には(ステップS22においてNO)、操作ハンドル12を格納させることを乗員等が欲していると考えられる。従って、この場合には、制御部73は、ポップアップ用モータ83を閉方向に回転させ、操作ハンドル12の把持部24が格納部18内に格納されるように、操作ハンドル12の回動を開始させる(ステップS23)。
操作ハンドル12を回動させる際には、制御部73は、第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「検出」の状態か否かを確認する(ステップS24)。操作ハンドル12を回動させる際において、第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「非検出」を示す状態となっている場合には(ステップS24においてNO)、操作ハンドル12による挟み込みや操作ハンドル12の障害物への衝突等は生じていないと考えられる。従って、第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「非検出」を示す状態となっており、且つ、操作ハンドル12の格納が完了していない場合には(ステップS25においてNO)、制御部73は、ポップアップ用モータ83の回転を継続する(ステップS23)。
第1のセンサ48や第2のセンサ40の出力が「検出」を示す状態となった場合には(ステップS24においてYES)、操作ハンドル12による挟み込みや操作ハンドル12の障害物への衝突等が生じたと考えられる。この場合には、制御部73は、ポップアップ用モータ83を停止させる(ステップS26)。
操作ハンドル12の把持部24の格納部18への格納が完了した場合には(ステップS25においてYES)、制御部73は、ポップアップ用モータ83を停止させる(ステップS26)。
操作ハンドル12の把持部24が既に格納状態となっている場合には(ステップS22においてYES)、操作ハンドル12の把持部24の格納部18への格納とは異なる動作を行うことを乗員等が欲していると考えられる。従って、操作ハンドル12の把持部24が格納状態になっている場合には(ステップS22においてYES)、制御部73は、開閉体16がアンロック状態か否かを確認する(ステップS27)。開閉体16がアンロック状態である場合には(ステップS27においてYES)、制御部73は、ドアロック機構用モータ80を回転させることによりドアロック機構82を駆動し、開閉体16をロック状態にする(ステップS28)。
開閉体16がアンロック状態でない場合には(ステップS27においてNO)、既にロック状態となっているため、ロックとは異なる動作を行うことを乗員等が欲していると考えられる。従って、開閉体16がアンロック状態でない場合には(ステップS27においてNO)、制御部73は、エンジンが稼働中であるか否かを確認する(ステップS29)。エンジンが稼働中である場合には(ステップS29においてYES)、制御部73は、エンジンを停止させるための制御を行う(ステップS30)。
このように、本実施形態では、操作ハンドル12の把持部24が格納位置に位置していない場合には、第2のセンサ部46による検出に応じて操作ハンドル12を回動させ、操作ハンドル12の把持部24を格納部18に格納させる。また、本実施形態では、操作ハンドル12を回動させている状態においては、第1のセンサ部46又は第2のセンサ部38による検出に応じて、操作ハンドル12の回動を停止する。また、本実施形態では、操作ハンドル12が格納位置に位置しており、且つ、開閉体16がアンロック状態の場合には、第2のセンサ部46による検出に応じて、開閉体16をロック状態にする。また、本実施形態では、操作ハンドル12が格納位置に位置しており、且つ、開閉体16がロック状態の場合には、第2のセンサ部46による検出に応じて、エンジンを停止させる。
このように、本実施形態では、操作ハンドル12が第1の位置に位置している場合には、センサ部46、38による検出に応じてある制御を行う。また、本実施形態では、操作ハンドル12が第1の位置と異なる第2の位置に位置している場合には、センサ部46、38による検出に応じて第1の制御とは異なる第2の制御を行う。即ち、本実施形態では、共通のセンサ部46、38を用いて、複数種の制御を行う。本実施形態によれば、共通のセンサ部46,38を用いて複数種の制御を行うため、操作ハンドル12の構成を簡略化することができ、ひいては、開閉体開閉装置の低コスト化等に寄与することができる。
(変形例(その1))
次に、本実施形態による開閉体開閉装置の変形例について図12を用いて説明する。図12は、本変形例による開閉体開閉装置の操作ハンドルを示す平面図及び側面図である。図12(a)は平面図であり、図12(b)は側面図である。
本変形例による開閉体開閉装置は、把持部24の裏側の面70に配された第1のセンサ部46の第1の部分46aと把持部24の表側の面30との間に、把持部24の材料よりも比誘電率の高い高誘電体57が配されているものである。
図12に示すように、第1のセンサ部46は、第1の部分46aと第2の部分46bとを含んでいる。第1のセンサ46の第1の部分46aは、操作ハンドル12の裏側の面70に位置している。第1のセンサ46の第2の部分46bは、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図12における紙面左側)の端面71に位置している。第2の部分46bは、第1の部分46aに対して直角に折り曲げられている。本変形例では、第1のセンサ部46は、第3の部分46c(図3参照)を含んでいない。
把持部24の裏側の面70に配された第1のセンサ部46の第1の部分46aと把持部24の表側の面30との間に、把持部24の材料よりも比誘電率の高い高誘電体57が配されている。高誘電体57は、操作ハンドル12の長手方向における他方の側(図12における紙面左側)の端部の近傍に配されている。高誘電体57が配された部位に乗員等の身体の一部が接触すると、第1のセンサ部46の静電容量が変化し、第1のセンサ48が反応する。換言すれば、高誘電体57が配された部位に乗員等の身体の一部が接触すると、第1のセンサ部46による検出が行われる。
このように、把持部24の裏側の面70に配された第1のセンサ部46の第1の部分46aと把持部24の表側の面30との間に、把持部24の材料よりも比誘電率の高い高誘電体57を配すようにしてもよい。
(変形例(その2))
次に、本実施形態による開閉体開閉装置の変形例について図13を用いて説明する。図13は、本変形例による開閉体開閉装置の操作ハンドルを示す平面図及び側面図である。図13(a)は平面図であり、図13(b)は側面図である。
本変形例による開閉体開閉装置は、接地される導電体63が操作ハンドル12の表側の面30の一部に配されているものである。
図13に示すように、本変形例では、接地される導電体63が操作ハンドル12の表側の面30の一部に配されている。導電体63は、例えば板状に成形されている。本変形例において、接地される導電体63を操作ハンドル12の表側の面30の一部に配しているのは、乗員等の身体の一部が当該部位に触れた際に第1のセンサ48が反応しないようにするためである。
第1のセンサ部46の第3の部分46cが配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合には、第1のセンサ48は反応するが、導電体63が配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合には、第1のセンサ48は反応しない。導電体63が配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合には第1のセンサ48は反応しないため、本変形例によれば、第1のセンサ部46の第3の部分46cが配された部位に乗員等の身体の一部が触れた場合にのみポップアップを行うようにすることができる。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、第1のセンサ部46や第2のセンサ部38の形状やこれらを配する箇所は、上記に限定されるものではなく、適宜設定し得る。
また、上記実施形態では、センサ48,40として静電容量式のセンサを用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、センサ48,40として、圧電素子等を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、センサ部48,40をセンサ電極により構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。センサ素子自体をセンサ部48,40に配するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、センサ部48,40をセンサ電極により構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、センサ部48,40として押しボタンスイッチ等を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、センサ48,40として接触センサを用いる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、センサ48,40として、近接センサを用いるようにしてもよい。また、センサ48,40として、赤外線式センサや超音波式センサ等を用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、操作ハンドル12の表側の面30の法線方向における厚さが比較的厚くなっている第1の部位20内に回路基板36を収容する場合を例に説明したが、回路基板36を収容する箇所は、これに限定されるものではない。例えば、操作ハンドル12の長手方向における一方の側(図3における紙面右側)の端部の近傍における操作ハンドル12内に回路基板36を収容するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ポップアップ用モータ83を回転させることによりポップアップ用アクチュエータ84を駆動する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ポップアップ用アクチュエータ84として、油圧式のアクチュエータや空気圧式のアクチュエータ等を用いてもよい。
また、図12に示す操作ハンドル12に、図13に示す導電体63を更に配してもよい。
また、上記実施形態では、第1のセンサ部46の第2の部分46bが第1の部分46aに対して直角に曲がっており、第3の部分46cが第2の部分46bに対して直角に曲がっている場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1のセンサ部46を湾曲させるようにしてもよい。
10…基体
12…操作ハンドル
14…車両
16…開閉体
20…第1の部位
22…第2の部位
24…把持部
26…回動軸挿通孔
30…操作ハンドルの表側の面
36…回路基板
38…第2のセンサ部、第2のセンサ電極
46…第1のセンサ部、第1のセンサ電極
54…アンテナ
57…高誘電体
58、59…LED
63…導電体
64…回動軸
70…操作ハンドルの裏側の面

Claims (11)

  1. センサ部を含み、車両の開閉体に配される基体により回動自在に支持された操作ハンドルと、
    前記操作ハンドルが第1の位置に位置している場合には、前記センサ部による検出に応じて第1の制御を行い、前記操作ハンドルが前記第1の位置と異なる第2の位置に位置している場合には、前記センサ部による検出に応じて前記第1の制御と異なる第2の制御を行う制御部と
    を有する開閉体開閉装置。
  2. 前記制御部は、前記操作ハンドルを回動させている際には、前記センサ部による検出に応じて、前記操作ハンドルの回動を停止させる、請求項1記載の開閉体開閉装置。
  3. 前記第1の位置は、前記基体に形成された格納部から前記操作ハンドルの把持部が突出した状態となる突出位置であり、
    前記第1の制御は、前記開閉体のロックを解除する制御であり、
    前記第2の制御は、前記把持部を突出させる制御である、請求項1記載の開閉体開閉装置。
  4. 前記制御部は、前記操作ハンドルが前記第1の位置に位置しており、且つ、前記開閉体のロックが解除されている場合には、前記センサ部による検出に応じて前記開閉体のラッチを解除する制御を行う、請求項3記載の開閉体開閉装置。
  5. 前記第1の位置は、前記基体に形成された格納部に前記操作ハンドルの把持部が格納された状態となる格納位置であり、
    前記第1の制御は、前記開閉体をロックする制御であり、
    前記第2の制御は、前記把持部を格納する制御である、請求項1記載の開閉体開閉装置。
  6. 前記制御部は、前記操作ハンドルが前記第1の位置に位置しており、且つ、前記開閉体がロックされている場合には、前記開閉体が配された車両のエンジンを停止する制御を行う、請求項5記載の開閉体開閉装置。
  7. 前記センサ部の一部は、前記把持部の裏側の面に配されており、
    前記センサ部の他の一部は、前記把持部の表側の面に配されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の開閉体開閉装置。
  8. 前記センサ部は、前記把持部の裏側の面に配されており、
    前記センサ部と前記把持部の表側の面との間に、前記把持部の材料よりも比誘電率の高い高誘電体が配されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の開閉体開閉装置。
  9. 接地される導電体が前記把持部の表側の面の少なくとも一部に配されている、請求項7又は8記載の開閉体開閉装置。
  10. 前記センサ部の一部は、前記操作ハンドルの縁部に位置している、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の開閉体開閉装置。
  11. 前記センサ部は、静電容量式センサに電気的に接続された電極である、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の開閉体開閉装置。
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