JP2016141499A - 廃棄物処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】景観およびセキュリティを考慮した廃棄物処理を実現する。
【解決手段】センサ制御部11は、廃棄物が投棄されるごみ収集ボックスに設けられる。センサ制御部11は、認証部20、施錠部21、ごみ量検出部22、および通信部24を有する。認証部20は、ごみ収集ボックスの利用許可者を認証する。施錠部21は、認証部20が利用許可者であることを認証した際にごみ収集ボックスを解錠する。ごみ量検出部22は、ごみ収集ボックスのごみ量を検出する。制御部23および通信部24は、ごみ量検出部22が検出したごみ量から、ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいているか否かを判定して、ごみ収集ボックス30のごみ回収時期が近づいていると判定した際に、通知信号をサーバ12に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】センサ制御部11は、廃棄物が投棄されるごみ収集ボックスに設けられる。センサ制御部11は、認証部20、施錠部21、ごみ量検出部22、および通信部24を有する。認証部20は、ごみ収集ボックスの利用許可者を認証する。施錠部21は、認証部20が利用許可者であることを認証した際にごみ収集ボックスを解錠する。ごみ量検出部22は、ごみ収集ボックスのごみ量を検出する。制御部23および通信部24は、ごみ量検出部22が検出したごみ量から、ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいているか否かを判定して、ごみ収集ボックス30のごみ回収時期が近づいていると判定した際に、通知信号をサーバ12に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、廃棄物処理システムに関し、特に、景観およびセキュリティを考慮した廃棄物の回収作業に有効な技術に関する。
一般に、ごみなどの廃棄物は、例えば道路脇などに設定されたごみ回収スペースあるいは道路脇などに設置されているごみ回収ボックスなどに捨てられる。そして、ごみ回収スペースなどに捨てられた廃棄物は、ごみ回収日などに定期的にごみ回収車が巡回して収集される。
しかしながら、上記した廃棄物の回収技術では、以下のような問題点があった。
上述したように、ごみ回収ボックスやごみ回収スペースは、道路脇などに設置あるいは設定されているだけであるので、不特定多数の人が利用できる状態となっている。そのため、例えば通行人などの利用者以外の人によるごみのポイ捨てや不法投棄などが生じる恐れがある。
また、不法投棄の場合には、粗大ごみや使用済みのスプレー缶などの危険物が投棄されてしまう恐れもあり、セキュリティ面からの課題がある。
ごみポイ捨てなどを低減するには、例えばごみ回収ボックスに鍵などをかけることが考えられる。しかし、その場合、利用者全員が合い鍵を所有することになり、ごみ回収ボックスの利用者の利便性が損なわれてしまう。さらには、利用者による鍵の閉め忘れなどが発生してまうことも考えられる。
また、道路脇などに設定されるごみ回収スペースの場合には、ごみ回収車が到着してごみを回収するまでの間、ごみ回収スペース、言い換えれば道路脇にごみが露出した状態で放置されたままとなる。
例えば廃棄物の量が多い場合には、ごみ回収スペースをはみ出してしまい、その結果、通行者などの歩行の邪魔になってしまう恐れが生じてしまう。また、ごみ回収スペースであっても、道路脇に廃棄物が捨てられることになるため、景観が悪化してしまうとともに、衛生面からもよい状態であるとは言えない。
本発明の目的は、セキュリティおよび景観を考慮した廃棄物処理を実現することができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な廃棄物処理システムは、廃棄物が投棄されるごみ収集ボックスに設けられ、該ごみ収集ボックスの利用状況を監視する監視制御部と、監視制御部と通信回線を介して接続され、監視制御部から送信された監視信号を受信する情報処理部と、を具備する。
また、監視制御部は、認証部、ロック部、ごみ量検出部、および通信制御部を有する。認証部は、ごみ収集ボックスの利用許可者を認証する。ロック部は、認証部が利用許可者であることを認証した際に、ごみ収集ボックスを解錠する。
ごみ量検出部は、ごみ収集ボックスのごみ量を検出する。通信制御部は、ごみ量検出部が検出したごみ量から、ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいているか否かを判定し、ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいていると判定した際に、通知信号を情報処理部に送信する。
特に、情報処理部は、通信制御部から送信された通知信号を受信した際に、ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいていることを示すアラートを出力する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)廃棄物の回収スペースにおけるセキュリティを向上させることができる。
(2)廃棄物の回収スペースにおける景観が損なわれることを防止することができる。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
以下、実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1による廃棄物処理システム10における構成の一例を示す説明図である。
図1は、本実施の形態1による廃棄物処理システム10における構成の一例を示す説明図である。
廃棄物処理システム10は、図1に示すように、センサ制御部11、サーバ12、および管理部13を有する。監視制御部となるセンサ制御部11は、図2に示すごみ収集ボックス30などに設けられる。ごみ収集ボックス30は、例えばマンションの住人などの許可された利用者のみに利用が制限されている。
これらセンサ制御部11、サーバ12、および管理部13は、たとえば通信回線14を介してそれぞれ接続されている。通信回線14は、インターネット回線などであるが、特に制限はなく、専用の通信回線などであってもよい。
センサ制御部11は、認証部20、施錠部21、ごみ量検出部22、制御部23、および通信部24から構成されている。認証部20は、ごみ収集ボックス30を利用する利用者を認証する。この認証部20による認証技術は、例えば声認証、顔認証、虹彩認証、あるいは指紋認証などによる生体認証などやパスワードなどによる認証などであるが、認証については、特に制限はなく、その他の認証技術を用いるようにしてもよい。
ロック部となる施錠部21は、制御部23から出力される制御信号に基づいて、ごみ収集ボックス30の施錠および解錠を行う。ごみ量検出部22は、ごみ収集ボックス30におけるごみ量を検出してその検出結果を制御部23に出力する。
制御部23は、認証部20がごみ収集ボックス30を利用する利用者であることを認証した際に、ごみ収集ボックス30を解錠するとともに、ごみ収集ボックス30の蓋30a(図2に示す)が閉じられた際に施錠する。これによって、認証者以外にごみ収集ボックス30の利用が制限されることになる。
また、制御部23は、ごみ量検出部22から出力されるごみ量の検出結果に基づいて、ごみ収集ボックス30内のごみ量が、ごみ量しきい値である予め設定された規定量以上となると、ごみ収集ボックス30が満杯に近いこと知らせる通知信号を通信部24に出力する。
この通知信号には、ごみ量検出部22が検出したごみ収集ボックス30のごみ量およびセンサ制御部11にユニークに付与された識別番号、すなわちごみ収集ボックス30を識別する識別番号などが含まれる。
通信部24は、通信回線14を介してサーバ12との通信を行い、制御部23から出力される通知信号をサーバ12に送信する。情報処理部であるサーバ12は、例えばごみ収集ボックス30を管理する管理会社などに設置される。制御部23および通信部24によって通信制御部が構成される。
また、サーバ12は、例えば識別番号と該識別番号に紐付けられたごみ収集ボックス30の設置場所の情報とからなる設置情報テーブルを有している。この設置情報テーブルは、例えばサーバ12の図示しないメモリなどに格納される。
サーバ12は、通知信号を受信すると、通知信号に含まれる識別番号に基づいて、設置情報テーブルを検索し、該当するごみ収集ボックス30の設置場所などを検出する。あるいは、識別番号ではなく、ごみ収集ボックス30の位置情報を通知信号に含ませるようにしてもよい。
そして、サーバ12は、ごみ収集ボックス30のごみ量が規定値以上であることを示すアラートである満杯アラートを管理部13に通信回線14を介して出力する。この満杯アラートには、検出したごみ収集ボックス30の設置場所およびごみ量検出部22が検出したごみ量などの情報が付加される。
管理部13は、例えばパーソナルコンピュータなどからなり、自治体の清掃局などが有するものであり、サーバ12が送信した満杯アラートを受信する。
図2は、図1のセンサ制御部11が備えられるごみ収集ボックス30における構成の一例を示す説明図である。
ごみ収集ボックス30は、図示するように箱状からなり、例えば道路の路側帯部分などに埋め込まれている。そして、ごみ収集ボックス30の上面に位置する蓋30aが路面に露出する構成となっており、該蓋30aを開けることによってごみが投入される。また、ごみ収集ボックス30の上面側の内部には、センサ制御部11が取り付けられている。
ここで、ごみ収集ボックス30の蓋30aは、例えば電動モータなどによって自動的に開け閉めされる構成であってもよい。その場合、電動モータの動作は、センサ制御部11の制御部23によって制御される。
電動モータによる動作を行う際、制御部23は、認証部20による認証が終了すると、施錠部21によってごみ収集ボックス30を解錠する。その後、制御部23が電動モータを動作させてごみ収集ボックス30の蓋30aを開ける。
そして、一定時間が経過した後、制御部23は、ごみ収集ボックス30の蓋30aを閉じるように電動モータを動作させる。あるいは、ごみ収集ボックス30の上面などに開閉ボタンを設け、該開閉ボタンが押下された際に、制御部23がごみ収集ボックス30の蓋30aを開閉させるように、電動モータを制御するようにしてもよい。
次に、図1の廃棄物処理システム10における動作について説明する。
まず、利用者を認証してごみ収集ボックス30に該利用者がごみを捨てるまでの廃棄処理について図3を用いて説明する。
図3は、図1の廃棄物処理システム10における廃棄処理の一例を示すフローチャートである。
ごみ収集ボックス30を利用する際には、認証部20による認証が行われる(ステップS101)。この場合、利用者は、マンションなどの住人であり、前述したように認証技術としては、顔認証などの生体認証あるいはパスワードの入力などである。
なお、図2では、センサ制御部11がごみ収集ボックス30の上面側の内部に取り付けられている場合について記載したが、センサ制御部11における認証部20は、ごみ収集ボックス30に設ける必要はなく、ごみ収集ボックス30の近傍に設けられていればよい。生体認証が虹彩などの場合には、顔に近い位置に認証部20を設けることによって、認証時の利用者の利便性が向上する。
認証部20は、利用者が予め登録されている利用許可者であることを認証すると(ステップS102)、利用許可者であることを示す認証信号を制御部23に出力する。
この認証信号を受けて、制御部23は、施錠部21にごみ収集ボックス30を解錠する制御信号を出力する。施錠部21は、制御部23から出力された制御信号に基づいて、ごみ収集ボックス30を解錠する(ステップS103)。これによって、利用者は、蓋30aを開けることが可能となる。
利用者は、蓋30aを手動で開けて、ごみを廃棄する。その後、利用者が蓋30aを閉める。また、蓋30aが電動モータなどによって自動的に開け閉めされる場合には、蓋30aが自動にて開けられ、ごみを廃棄する。その後電動モータによって蓋30aが閉められる。
また、認証部20が、予め登録されている利用許可者でないと判定した際には(ステップS102)、認証信号が出力されず、ステップS101の処理に戻る。
続いて、制御部23は、一定時間が経過すると(ステップS104)、再び施錠部21にごみ収集ボックス30を施錠する制御信号を施錠部21に出力する。これによって、ごみ収集ボックス30が施錠される(ステップS105)。あるいは、ごみ収集ボックス30の蓋30aが閉じられたことを検出した際に、施錠部21に制御信号を出力して施錠を行うようにしてもよい。これによって、蓋30aを開けることができなくなり、予め登録された利用者以外の利用を防止することができる。
以上により、廃棄処理が終了となる。
このように、マンションの住人などの利用許可者のみがごみ収集ボックス30にごみを投入することができるので、ごみ収集ボックス30の利用者以外のごみの投棄を防止することができる。このことは、廃棄物や危険物の不法投棄などを防止に有効である。特に、前述した危険物などの投棄を防止することが可能となるので、セキュリティを向上させることができる。
また、ごみ収集ボックス30を道路などに埋め込むように設置することによって、短時間であってもごみが道路上などに放置されることがなくなるので、ごみが通行人などの障害となることが防止できるとともに、景観を損ねることを防止することができる。
さらには、路上へのごみの散乱なども防止することが可能となるので、衛生面についても向上させることができる。
続いて、ごみ管理処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。ごみ管理処理は、ごみ収集ボックス30のごみ量を監視し、該ごみ収集ボックス30のごみ量が予め設定された規定量よりも多くなると、ごみ回収を知らせる処理である。
図4は、図1の廃棄物処理システム10におけるごみ管理処理の一例を示すフローチャートである。
ごみ量検出部22は、ごみ収集ボックス30内のごみ量を検出して、その検出結果を制御部23に出力する(ステップS201)。このステップS201の処理は、例えばある間隔毎に定期的に実行するようにしてもよいし、あるいは連続的に実行するようにしてもよい。
制御部23は、ごみ量検出部22が検出したごみ量を受け取ると、ごみ収集ボックス30内のごみ量が予め設定された規定量よりも多いか否かを判定する(ステップS202)。
ここで、ごみ量検出部22が検出するごみ量は、例えばごみ収集ボックス30の容積にごみが占める割合などである。例えば、規定量が80%に設定されている場合には、ごみ収集ボックス30の80%以上がごみで占められた際に、ごみ量が規定量以上であると判定する。
そして、ごみ量が予め設定された規定量よりも多いと判断した際には、ごみ収集ボックス30が満杯に近いこと知らせる通知信号を通信部24に出力する(ステップS203)。
前述したように、センサ制御部11には、ユニークな識別番号が付与されている。この識別番号は、例えばセンサ制御部11の図示しないメモリなどに格納されている。制御部23は、通知信号を通信部24に出力する際に、図示しないメモリなどに格納された識別番号を読み出す。そして、読み出した識別番号とごみ量検出部22が検出したごみ収集ボックス30内のごみ量とを通知信号に付加する。
また、ステップS202の処理にて、ごみ量が予め設定された規定量よりも少ないと判断した際には、再びステップS202の処理に戻る。
通信部24は、識別番号とごみ量とが付加された通知信号を、通信回線14を介してごみ収集ボックス30を管理する管理会社が有するサーバ12に出力する。サーバ12は、設置情報テーブルから、受信した通知信号に付加されている識別番号と一致するごみ収集ボックス30の設置場所の情報を検索する(ステップS204)。
続いて、サーバ12は、管理部13に満杯アラートを送信する(ステップS205)。この満杯アラートには、ステップS204の処理にて検索されたごみ収集ボックス30の設置場所およびステップS203の処理にてセンサ制御部11から送信されたごみ量などの情報が付加される。
満杯アラートは、例えば電子メールなどによってサーバ12から管理部13に送信する。あるいは、サーバ12から送信した満杯アラートの情報を管理部13に送信した際に、該満杯アラートを管理部13が有する図示しないモニタなどに表示するようにしてもよい。
電子メールの場合には、ごみ収集ボックス30のごみ量が規定値以上である旨の警告文、該ごみ収集ボックス30の設置位置、およびごみ量などが記載される。また、管理部13のモニタに表示する場合には、ごみ収集ボックス30のごみ量が規定値以上である旨の警告、該ごみ収集ボックス30の設置位置、およびごみ量などの情報が表示される。
管理部13が満杯アラートを受け取ると、例えば清掃局の担当者などが該満杯アラートの情報に基づいて、ごみ収集車の配車および収集ルートの検討などを行う。例えば、満杯アラートの出力されたごみ収集ボックス30を効率よく収集できるルートの検討や満杯アラートの出力されたごみ収集ボックス30を優先して収集するルートの検討などである。
その他にも、ごみ収集車の収集処理量があるごみ収集車に集中しないように配車するルートの検討、あるいは収集日以外であっても、満杯アラートが出力されたごみ収集ボックス30のごみを収集するルートの検討などである。
これらの検討処理については、清掃局の担当者などが行うようにしてもよいし、あるいはパーソナルコンピュータなどを用いてソフトウェアによって行うようにしてもよい。
以上により、ごみ管理処理が終了となる。
このように、ごみ収集ボックス30のごみ量を監視して回収時期を満杯アラートによって通知することにより、ごみ収集ボックス30のごみ溢れなどを防止することができる。また、通知した満杯アラートのごみ量に基づいて、ごみ収集車の配車を効率よく行うことができる。
以上により、ごみ回収スペースにおける景観の悪化を防止しながら、衛生的に利用することができる。また、ごみ収集ボックス30が満杯になり、ごみが捨てられないという事態を防止することができる。さらに、ごみ収集車の効率的な運用を可能とすることができる。
なお、本実施の形態1では、ごみ量が規定量以上となった際に通知信号を出力する構成としたが、通知信号の代わりに、ある間隔毎にごみ量検出部22が検出したごみ量をサーバ12に送信するようにしてもよい。その場合には、サーバ12によってごみ量の監視が行われる。サーバ12では、ごみ量に応じて満杯アラートを管理部13に出力する。
すなわち、図4のステップ201の処理によって検出されたごみ量は、サーバ12に送信された後、該サーバ12によって図4におけるステップS202,S204,S205の処理がそれぞれ実行されることになる。また、ステップS203の処理による通知信号の出力は、前述したように出力されない。
このように、サーバ12によってごみ量を監視するので、満杯アラートを出力する条件、すなわちごみ収集ボックス30のごみ量と比較する規定値をフレキシブルに変更することができる。これにより、例えばごみ収集ボックスの大きさなどに応じて規定値を変更するなどが可能となり、利便性をより向上させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本実施の形態2による廃棄物処理システム10における構成の一例を示す説明図である。
図5は、本実施の形態2による廃棄物処理システム10における構成の一例を示す説明図である。
図5の廃棄物処理システム10が、前記実施の形態1における図1の廃棄物処理システム10と異なるところは、センサ制御部11にごみ重量測定部25が新たに設けられている点である。
また、サーバ12は、課金機能を有する。この課金機能は、ごみ収集ボックス30(図2)に投棄されたごみの重量に応じて課金する機能、すなわち従量制課金を行う機能である。
ごみ重量測定部25は、ごみ収集ボックス30(図2)に投棄されたごみの重量を測定する。ごみ重量測定部25が測定したごみ重量は、制御部23に出力される。図5の廃棄物処理システム10におけるその他の構成については、図1の廃棄物処理システム10と同様であるので、説明は省略する。
続いて、図5の廃棄物処理システム10の動作について説明する。ここでは、廃棄物処理システム10による課金機能の動作について説明する。廃棄物処理システム10における課金機能以外の他の動作については、図5の廃棄物処理システム10図1の廃棄物処理システム10と同様であるので、説明は省略する。
制御部23は、前記実施の形態1と同様に、ごみ量が規定量よりも多くなると通知信号を出力する。この際に、通知信号には、識別番号、ごみ量、およびごみ重量測定部25が測定したごみ重量の情報を付加する。
そして、サーバ12では、受信したごみの重量から、ごみ重量に応じた課金金額を決定する。サーバ12は、例えばごみ重量に応じた課金金額が示される料金テーブルを有しており、該料金テーブルを参照することによって課金金額を決定する。また、料金テーブルは、サーバ12が有する図示しないメモリなどに格納される。
そして、サーバ12は、料金テーブルを参照することによって決定した課金金額を施設運営会社が有する管理部13に送信する。課金金額は、前記実施の形態1にて述べた満杯アラートとともに送信される。
あるいは、満杯アラートと共に出力する場合に加えて、予め設定されているごみ回収日などに課金金額を一定間隔毎に算出して管理部13に送信するようにしてもよい。
これらにより、ごみ処理にかかる費用の算出および請求を効率的に行うことができる。
上述したごみ重量に応じた課金機能においては、管理部13を自治体が有する場合においても適用することもできる。特に、自治体においてごみ処理が有料となった際には、有効となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば前記実施の形態1,2による廃棄物処理システム10では、ごみ収集ボックス30がマンションの住人などが利用する場合について記載したが、ごみ収集ボックス30は、例えばスタジアム、遊園地、あるいはショッピングモールなどの様々な施設内に備えられるものであってもよい。
その場合、管理部13は、スタジアムなどの施設運営会社が委託する清掃業者などが有するものとし、管理部13に送信された満杯アラートに基づいて、施設内に備えられたごみ収集ボックス30の収集ルートを検討する。あるいは、満杯アラートが送信されたごみ収集ボックス30のみの収集を行うなどであってもよい。
10 廃棄物処理システム
11 センサ制御部
12 サーバ
13 管理部
14 通信回線
20 認証部
21 施錠部
22 ごみ量検出部
23 制御部
24 通信部
25 ごみ重量測定部
30 ごみ収集ボックス
30a 蓋
11 センサ制御部
12 サーバ
13 管理部
14 通信回線
20 認証部
21 施錠部
22 ごみ量検出部
23 制御部
24 通信部
25 ごみ重量測定部
30 ごみ収集ボックス
30a 蓋
Claims (10)
- 廃棄物が投棄されるごみ収集ボックスに設けられ、前記ごみ収集ボックスの利用状況を監視する監視制御部と、
前記監視制御部と通信回線を介して接続され、前記監視制御部から送信された通知信号を受信する情報処理部と、
を具備し、
前記監視制御部は、
前記ごみ収集ボックスの利用許可者を認証する認証部と、
前記認証部が利用許可者であることを認証した際に、前記ごみ収集ボックスを解錠するロック部と、
前記ごみ収集ボックスのごみ量を検出するごみ量検出部と、
前記ごみ量検出部が検出したごみ量から、前記ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいているか否かを判定し、前記ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいていると判定した際に、前記通知信号を前記情報処理部に送信する通信制御部と、
を有する、廃棄物処理システム。 - 請求項1記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記情報処理部は、前記通信制御部から送信された前記通知信号を受信した際に、前記ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいていることを示すアラートを出力する、廃棄物処理システム。 - 請求項1または2記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記通信制御部は、前記ごみ量検出部が検出したごみ量が予め設定されたごみ量しきい値よりも多いと判定した際に、前記通知信号を出力する、廃棄物処理システム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記監視制御部は、前記ごみ収集ボックスのごみ重量を計測するごみ重量測定部を有し、
前記通信制御部は、前記通知信号を送信する際に、前記ごみ重量測定部が測定したごみ重量を前記情報処理部に送信する、廃棄物処理システム。 - 請求項4記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記情報処理部は、前記通信制御部から送信された前記ごみ重量に応じて課金される料金を算出して、算出した前記料金を出力する、廃棄物処理システム。 - 廃棄物が投棄されるごみ収集ボックスに設けられ、前記ごみ収集ボックスの利用状況を監視する監視制御部と、
前記監視制御部と通信回線を介して接続され、前記監視制御部から送信された監視信号を受信する情報処理部と、
を具備し、
前記監視制御部は、
前記ごみ収集ボックスの利用許可者を認証する認証部と、
前記認証部が利用許可者であることを認証した際に、前記ごみ収集ボックスを解錠するロック部と、
前記ごみ収集ボックスのごみ量を検出するごみ量検出部と、
前記ごみ量検出部が検出したごみ量を前記通信回線を介して前記情報処理部に送信する通信制御部と、
を有する、廃棄物処理システム。 - 請求項6記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記情報処理部は、前記通信制御部から送信された前記ごみ量から、前記ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいているごみ収集ボックスを判定して、前記ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいていることを示すアラートを出力する、廃棄物処理システム。 - 請求項7記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記情報処理部は、前記通信制御部から送信された前記ごみ量検出部が検出したごみ量が予め設定されたごみ量しきい値よりも多いと判定した際に、前記ごみ収集ボックスのごみ回収時期が近づいていると判定する、廃棄物処理システム。 - 請求項6〜8のいずれか1項に記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記監視制御部は、前記ごみ収集ボックスのごみ重量を計測するごみ重量測定部を有し、
前記通信制御部は、前記ごみ重量測定部が測定したごみ重量を前記通信回線を介して前記情報処理部に送信する、廃棄物処理システム。 - 請求項9記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記情報処理部は、前記通信制御部から送信された前記ごみ重量に応じて課金される料金を算出して、算出した前記料金を出力する、廃棄物処理システム。
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JP2015016623A JP2016141499A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 廃棄物処理システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019077542A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 株式会社秋月事務所 | ごみ収容装置 |
JP2020114762A (ja) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 株式会社増田喜 | 収容物管理容器とこれを用いた収容物管理システム及び収容物回収システム |
JPWO2021187545A1 (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015016623A patent/JP2016141499A/ja active Pending
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WO2021187545A1 (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 | 京セラ株式会社 | 資源回収システム、サーバ装置、資源回収装置、及び方法 |
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