JP2014137705A - 自転車貸出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポートやフェンスなどの固定的な設備を駐輪場に設置しなくても自転車の勝手な持ち出しを防止でき、無人で運営できる自転車貸出システムを提供する。
【解決手段】自転車4に設けられた自転車用錠5において利用者IDが読み取られ、駐輪場の基地装置3及び通信ネットワーク9を介してサーバ2に送信され、サーバ2に予め記憶される利用者IDと自転車用錠5からサーバ2に送信された利用者IDとの照合が行われ、両者が一致する場合、サーバ2から通信ネットワーク9及び基地装置3を介して自転車用錠5に解錠許可信号が送信され、解錠許可信号を受信した自転車用錠5が解錠する。これにより、ポートやフェンスなどの固定的な設備を駐輪場に設置しなくても、自転車4の勝手な持ち出しを防止することができ、無人状態の駐輪場11において自転車4の貸出を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐輪場に常時人員を配置しなくても自転車の貸出を行うことが可能な自転車貸出システムに関する。
都市部・観光地における交通渋滞の緩和や、大気汚染・温室効果の原因となる排気ガスの削減が課題となっている中で、近年、環境に優しいクリーンな移動手段としての自転車が見直されている。一部の自治体などでは、自転車の利用促進を図るため、駅の近くなどに自転車レンタル用の無人の駐輪場を設置する試みがなされている。例えば、駐輪場の中にポートと呼ばれる柱を設置して自転車をつなぎ、自転車を貸し出す際にポートと自転車との連結を自動的に解除する方式や、駐輪場の周囲をフェンスで囲い、自転車を貸し出す際に出入り口のゲートを自動的に解錠する方式などが知られている(下記の特許文献1を参照)。
特開2002−109587号
しかしながら、上述した従来の自転車レンタルの方式では、ポートやフェンスなどの設備が必要になるため、それらの資材に係る費用や設置工事の費用、メインテナンスの費用などが発生し、コストが高くなるという問題がある。また、ポートやフェンスなどの設備を設けるには相応のスペースが必要になるため、駐輪場の設置場所を選択する際の自由度が低いという問題がある。更に、ポートやフェンスは駐輪場に固定して設置する設備であるため、レイアウトを容易に変更できないという問題もある。加えて、自転車をポートに連結する方式では駐輪可能な自転車の台数が決まっているため、一時的に返却が集中した場合などにおける駐輪台数の増加に対して柔軟に対応できないという問題もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ポートやフェンスなどの固定的な設備を駐輪場に設置しなくても、自転車の勝手な持ち出しを防止することができ、無人状態の駐輪場において自転車の貸出を行うことができる自転車貸出システムを提供することにある。
本発明に係る自転車貸出システムは、駐輪場に設置された基地装置と、通信ネットワークを介して前記基地装置と通信を行うサーバと、利用者が所有しているICカード若しくは携帯端末から利用者識別情報を読み取る手段並びに前記基地装置と無線通信を行う手段を備えた自転車用錠とを有する。前記ICカード若しくは前記携帯端末を前記自転車用錠に接触させると、前記自転車用錠が前記利用者識別情報を含む借用要求信号若しくは返却要求信号を前記基地装置へ向け発信させ、前記基地装置は、前記サーバから複製して保持している利用者認証に関する情報と前記自転車錠から取得した前記利用者識別情報とを照合して、当該照合の結果一致した場合は、前記自転車用錠に解錠信号若しくは施錠確認信号を送信して借用を開始若しくは終了させ、同時に前記サーバに対して貸出開始情報若しくは貸出終了情報を送信し、前記サーバが自転車の借用と返却を管理する。
駐輪場周辺地域が停電した場合、前記基地装置は、自動的に信号経路を切り替えてよく、前記自転車用錠から前記借用要求信号若しくは前記返却要求信号を直接前記サーバへ転送してよい。前記サーバは、前記利用者認証に関する情報と前記自転車用錠から取得した前記利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果一致した場合、前記自転車用錠に前記解錠信号若しくは前記施錠確認信号を送信して、借用を開始若しくは終了させてよい。停電復帰後には、前記基地装置が前記サーバから自動的に最新情報を取得してよい。
通信ネットワークにトラブルが発生して著しく通信が阻害される状況になった場合、前記自転車用錠から前記借用要求信号若しくは前記返却要求信号を受信した前記基地装置は、前記サーバから複製して保持している利用者認証に関する情報と前記受信した信号に含まれる前記利用者識別情報とを照合してよい。当該照合の結果一致した場合、前記基地装置は、自転車用錠に前記解錠信号若しくは前記施錠確認信号を送信して借用を開始若しくは終了させてよい。通信ネットワークが正常に復旧した後、前記基地装置は、前記サーバに対して前記貸出開始情報若しくは前記貸出終了情報を送信してよい。
前記サーバで管理される複数の駐輪場に対応した複数の前記基地装置は、各々固有の駐輪場識別情報を記憶してよく、利用者が借用若しくは返却をする際に前記自転車用錠から前記利用者識別情報を含む前記借用要求信号若しくは前記返却要求信号を受けた場合は、前記駐輪場識別情報を前記利用者識別情報とともに前記サーバへ送信してよい。前記サーバは、前記駐輪場識別情報と前記利用者識別情報を、現在の自転車が位置する駐輪場を示す情報として記憶してよい。
前記駐輪場に駐輪されている間、前記基地装置は、前記自転車用錠と一定の時間間隔で通信を行ってよい。前記基地装置は、当該通信が確立するか否かに基づいて自転車が当該駐輪場に存在しているか否かを判定し、当該判定の結果をサーバへ送信してよい。前記サーバは、前記自転車用錠から受信した前記判定結果に基づいて各駐輪場の在庫数を計数して記録してよい。貸出の要求が無いにも拘わらず自転車の在車数が減少した場合、前記サーバは、所定の通知先に盗難の警報を送信してよい。
好適に、上記自転車貸出システムは、利用者が所有している1枚のICカードで同時に複数台の借用が出来てよい。また、1会員について複数のキーカードを設定できてよい。
前記自転車用錠は、音声合成手段、音声出力手段、及び、記憶手段を備えてよい。この場合、前記自転車用錠は、前記記憶手段に格納される操作ガイダンス音声、操作音、若しくは警報音の情報、又は、無線信号として受信される観光案内若しくは地理案内の情報を前記音声合成手段において音声信号に変換し、前記音声信号に応じた音声を前記音声出力手段から出力してよい。
前記自転車用錠は、自転車を駆動する電動機の電源用バッテリの残量に関する充電情報を取得し、前記取得した充電情報を個々の自転車を識別するための自転車識別情報とともに前記基地装置を介して前記サーバに送信してよい。前記サーバは、前記自転車用錠から取得した各自転車の前記充電情報を前記自転車識別情報に関連付けて記憶してよい。
前記基地装置は、所定の解錠許可コードを送信する機能を備えたワンタイムパスカードの発行手段を備えてよい。前記自転車用錠は、前記ワンタイムパスカードから前記所定の解錠許可コードを受信すると解錠してよい。
前記自転車用錠は、加速度を検出するセンサと警報を報知する報知手段を備えてよい。この場合、前記自転車用錠は、所定の上限値を超えた加速度が前記センサにおいて所定時間継続して検出されると、前記報知手段において警報を報知してよい。
前記自転車用錠は、携帯型情報通信端末と無線通信を行う機能を有してよい。
本発明によれば、自転車に設けられた自転車用錠において利用者識別情報が読み取られてサーバに送信され、サーバに予め記憶される利用者識別情報とサーバに送信された利用者識別情報との照合が行われ、その照合結果に応じて、サーバから自転車用錠に解錠許可信号が送信され、解錠許可信号を受信した自転車用錠が解錠することから、ポートやフェンスなどの固定的な設備を駐輪場に設置しなくても、自転車の勝手な持ち出しを防止することができ、無人状態の駐輪場において自転車の貸出を行うことができる。
本実施形態に係る自転車貸出システムの構成の一例を示す図である。 各自転車に設けられる自転車用錠の外観の一例を示す図である。 自転車用錠の構成の一例を示す図である。 基地装置の構成の一例を示す図である。 サーバの構成の一例を示す図である。 サーバに記憶される利用者管理テーブルを説明するための図である。 サーバに記憶される自転車管理テーブルを説明するための図である。 サーバに記憶される予約テーブルを説明するための図である。 サーバに記憶される定数テーブルを説明するための図である。 サーバにおいて各自転車の情報を収集する処理を説明するためのフロー図である。 サーバにおいて予約可否の判断を行う処理を説明するためのフロー図である。 自転車を貸し出す場合の処理を説明するためのフロー図である。 自転車用錠において利用者IDを読み取った場合の処理を説明するためのフロー図である。 自転車を返却する場合の処理を説明するためのフロー図である。 自転車用錠から盗難通知信号を送信する場合の処理を説明するためのフロー図である。 自転車用錠において振動が検知された場合の処理を説明するためのフロー図である。 サーバにおいて盗難の発生を検知する処理を説明するためのフロー図である。 サーバへ定期的に自転車情報を送信する処理の他の例を説明するためのフロー図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る自転車貸出システムについて説明する。
図1は、本実施形態に係る自転車貸出システムの構成の一例を示す図である。
図1に示す自転車貸出システムは、駐輪場11にそれぞれ設置された基地装置3と、インターネットなどの通信ネットワーク9を介して基地装置3と通信を行うサーバと、駐輪場11において利用者に貸し出される自転車4にそれぞれ設けられた自転車用錠5を有する。
基地装置3は、本発明における基地装置の一例である。
サーバ2は、本発明におけるサーバの一例である。
自転車用錠5は、本発明における自転車用錠の一例である。
図2は、自転車用錠5の外観の一例を示す図である。
図2に例示する自転車用錠5は、後輪の上部などにおいてスポークとスポークの間にかんぬき体52を通すことにより施錠する馬蹄錠である。馬蹄形に湾曲した管状の本体ケース51の内部にかんぬき体52が収容されており、外側のつまみ53をスライドさせることによってかんぬき体52が解錠状態の位置から施錠状態の位置へ移動する構造となっている。
図2(B)に示すように、自転車用錠5は2系統の通信手段を備える。1つは、利用者が携帯するICカード等(Felica(商標)やMifare(商標)など)に埋め込まれたRFID(radio frequency identification)の無線タグ6と通信を行ってその情報(利用者ID等)を読み取る手段であり、もう1つは、ISMバンド等を使って基地装置3と比較的近距離での無線通信を行う手段である。
図3は、自転車用錠5の構成の一例を示す図である。
自転車用錠5は、例えば図3に示すように、錠機構部501と、リーダ部502と、通信部503と、バッテリ504と、バッテリ残量検知部505と、振動検知部506と、報知部507と、記憶部508と、処理部509を有する。
錠機構部501は、本発明における錠機構部の一例である。
リーダ部502は、本発明におけるリーダ部の一例である。
通信部503は、本発明における錠側通信部の一例である。
バッテリ504は、本発明におけるバッテリの一例である。
バッテリ残量検知部505は、本発明におけるバッテリ残量検知部の一例である。
振動検知部506は、本発明における振動検知部の一例である。
記憶部508は、本発明における錠側記憶部の一例である。
処理部509は、本発明における錠側処理部の一例である。
錠機構部501は、錠を施錠状態と解錠状態とに切り替える機構であり、例えば上述したかんぬき体52を施錠状態の位置にロックする手段や、かんぬき体52のロック状態を解除する手段、ロックが解除されたかんぬき体52を解錠状態の位置に向かって付勢する手段などを含む。錠機構部501は、かんぬき体52のロック状態を解除する手段において、例えばソレノイドなどのアクチュエータを含む。錠機構部501は、処理部509から入力される制御信号に応じてアクチュエータを作動させることにより、かんぬき体52のロック状態を解除して、解錠状態となる。
また、錠機構部501は、処理部509において錠の状態を判定できるようにするため、施錠状態か解錠状態かを示す錠状態情報を処理部509へ出力する。
リーダ部502は、利用者が携帯するICカード等に埋め込まれた無線タグ6と通信を行い、無線タグ6に保持された情報(利用者IDなど)を読み取る。
通信部503は、ISMバンド等の所定の周波数帯域を利用して、駐輪場11に設置された基地装置3と比較的近距離(数メートル〜数十メートル内)に限定された微小電力の無線通信を行う。
バッテリ504は、自転車用錠5の内部の電気回路に電力を供給する電源であり、例えばリチウムイオン電池等の二次電池を含む。
バッテリ残量検知部505は、バッテリ504の蓄電量の残量を検知する回路であり、例えばバッテリ504の電圧などに基づいて残量を検知する。
振動検知部506は、自転車用錠5の振動を検知するユニットであり、例えば加速度センサなどを含む。
報知部507は、貸出時や返却時、盗難検知時などにおいて音や光を発生する装置であり、例えばスピーカやランプなどを含む。
記憶部508は、処理部509と周辺ハードウェア(501〜507)の初期化・制御等に使用されるプログラム(BIOS,オペレーティング・システム、アプリケーション・プログラムなど)や、プログラムにおいて使用されるデータを記憶する。記憶部508は、例えば、比較的容量が大きい不揮発性の記憶デバイス(フラッシュ・メモリ等)と、比較的高速な記憶デバイス(DRAM,SRAMなど)を含む。
記憶部508は、例えば図3において示すように、各自転車4を識別するために個々の自転車用錠5に割り当てられた固有の自転車IDを記憶する。また、記憶部508は、駐輪場11に駐輪されているときに基地装置3から定期的に受信する駐輪場ID、自転車4を貸し出す際に無線タグ6から読み取る利用者ID、自転車4が貸出中か否かを示す貸出ステータス情報なども記憶する。
処理部509は、自転車用錠5の全体的な動作を制御する回路であり、例えば、プログラムに基づいて処理を行うプロセッサ(CPU)、周辺ハードウェア(501〜508)とデータをやり取りするためのバス、バス制御回路(バスブリッジ回路)、キャッシュメモリなどを含む。
処理部509は、錠機構部501の錠状態情報が施錠状態を示すとともに記憶部508の貸出ステータス情報が非貸出中を示すときにリーダ部502において利用者IDを読み取った場合、この読み取った利用者IDと記憶部508の自転車IDとを含んだ解錠要求信号を通信部503からサーバ2に送信する。
処理部509は、送信した解錠要求信号に対するサーバ2からの解錠許可信号を通信部503において受信すると、錠機構部501が解錠状態となる制御信号を出力して錠を解錠し、記憶部508の貸出ステータス情報を貸出中に設定する。このとき、処理部509は、リーダ部502において読み取った利用者IDを、貸出中の利用者を示す情報として記憶部508に記憶する。
他方、処理部509は、錠機構部501の錠状態情報が施錠状態を示すとともに記憶部508の貸出ステータス情報が貸出中を示すときにリーダ部502において利用者IDを読み取った場合、この読み取った利用者IDと記憶部508に記憶する利用者IDとを照合し、当該照合の結果、両者が一致しているならば、錠機構部501が解錠状態となる制御信号を出力して錠を解錠する。
処理部509は、自転車用錠51から出力される錠状態情報が解錠状態から施錠状態へ変化した場合、記憶部508の自転車IDを含んだ返却通知情報を通信部503からサーバ2へ送信する。
処理部509は、送信した返却通知情報に対するサーバ2からの返却受付情報を通信部503において受信すると、記憶部508に記憶される貸出ステータス情報を非貸出中に設定する。
処理部509は、自転車の現在の状態に関する自転車情報を、通信部503からサーバ2へ定期的に送信する。この自転車情報は、例えば、記憶部508の自転車IDとともに、錠機構部501から出力される錠状態情報や、バッテリ残量検知部505において検知されるバッテリ504の残量の情報を含む。
処理部509は、駐輪場11に自転車4を駐輪しているとき、通信部503において基地装置3から定期的に受信する最新の駐輪場IDを記憶部508に記憶する。そして、処理部509は、通信部503からサーバ2へ情報(自転車情報等)を送信する場合、記憶部508に記憶する最新の駐輪場IDを当該送信する情報に付加する。
処理部509は、記憶部508の貸出ステータス情報が非貸出中を示すときに、通信部503において駐輪場IDが一定期間継続して受信されなかった場合、盗難を通知する所定の信号を通信部503から繰り返し送信する。このとき、処理部509は、盗難を知らせる音や光の警報を報知部507において発生してもよい。
処理部509は、記憶部508の貸出ステータス情報が非貸出中を示すときに振動検知部506において振動が検知された場合、振動検知信号を通信部503から基地装置3に送信する。また処理部509は、所定時間内に通信部503から振動検知信号を送信する回数が所定の上限値を超えた場合、盗難を知らせる音や光の警報を報知部507において発生する。
以上が自転車用錠5についての説明である。
図4は、基地装置3の構成の一例を示す図である。
図4に示す基地装置3は、第1通信部301と第2通信部302と、報知部303と、記憶部304と、処理部305を有する。
第1通信部301は、本発明における基地側第1通信部の一例である。
第2通信部302は、本発明における基地側第2通信部の一例である。
報知部303は、本発明における報知部の一例である。
処理部305は、本発明における基地側処理部の一例である。
第1通信部301は、ISMバンド等の所定の周波数帯域を利用して、駐輪場11に駐輪されている各自転車4に設けられた自転車用錠5と微小電力の無線通信を行う。
第2通信部302は、インターネット等の通信ネットワーク9を介してサーバ2と通信を行う。第2通信部302は、例えばイーサネット(登録商標)などの所定の規格に適合した通信を行うための信号処理や制御、有線や無線で伝送される信号の変調・復調、データの符号化・復号化、パケットの処理、送受信のタイミングの調整などを行う。
報知部303は、盗難行為に対する警報などを報知するための装置であり、音を発生するスピーカや光を発生するランプ(回転式の警光灯など)を含む。
記憶部304は、処理部309と周辺ハードウェア(301〜303)の初期化・制御等に使用されるプログラム(BIOS,オペレーティング・システム、アプリケーション・プログラムなど)や、プログラムにおいて使用されるデータを記憶する。記憶部508は、例えば、比較的容量が大きい不揮発性の記憶デバイス(フラッシュ・メモリ,ハードディスク装置など)と、比較的高速な記憶デバイス(DRAM,SRAMなど)を含む。
記憶部304は、個々の基地装置2に割り当てられた固有の駐輪場IDを記憶する。
処理部305は、基地装置3の全体的な動作を制御する回路であり、例えば、プログラムに基づいて処理を行うプロセッサ(CPU)、周辺ハードウェア(301〜304)とデータをやり取りするためのバス、バス制御回路(バスブリッジ回路)、キャッシュメモリなどを含む。
処理部305は、記憶部304に記憶する駐輪場IDを第1通信部301から定期的に無線送信する。
また、処理部305は、第1通信部301において振動検知信号を受信した場合、盗難行為に対する警告を表す所定の音や光を一定時間発生するように報知部303を制御する。報知部303による警告の報知にも関わらず、第1通信部301において所定時間内に振動検知信号を受信した回数が所定の上限値を超えた場合、処理部305は、自転車4の盗難行為を通知する情報を、例えば電子メールによって所定のアドレス(警備会社等のアドレス)に送信する。
以上が、基地装置3についての説明である。
図5は、サーバ2の構成の一例を示す図である。
図5に示すサーバ2は、通信部201と、表示部202と、操作部203と、記憶部204と、処理部205を有する。
通信部201は、本発明におけるサーバ側通信部の一例である。
記憶部204は、本発明におけるサーバ側記憶部の一例である。
処理部205は、本発明におけるサーバ側処理部の一例である。
通信部201は、インターネット等の通信ネットワーク9を介して基地装置3と通信を行う。通信部201は、例えばイーサネット(登録商標)などの所定の規格に適合した通信を行うための信号処理や制御、有線や無線で伝送される信号の変調・復調、データの符号化・復号化、パケットの処理、送受信のタイミングの調整などを行う。
表示部202は、処理部205において生成される表示信号に応じた画面を表示する。例えば表示部202は、液晶ディスプレイ、ELパネルディスプレイ、CRTなどの表示デバイスと、表示デバイスに供給する画像信号の処理を行うグラフィック・コントローラを含む。
操作部203は、利用者の操作に応じて指示や情報を処理部205に入力するための装置であり、例えばキーボード、マウス、タッチセンサ、キーバッド、操作ボタンなどを含む。
記憶部204は、処理部205と周辺ハードウェア(201〜203)の初期化・制御等に使用されるプログラム(BIOS,オペレーティング・システム、アプリケーション・プログラムなど)や、プログラムにおいて使用されるデータを記憶する。記憶部204は、例えば、比較的容量が大きい不揮発性の記憶デバイス(ハードディスク装置,フラッシュ・メモリなど)と、比較的高速な記憶デバイス(DRAM,SRAMなど)を含む。
記憶部204は、利用者に関する情報を記録した利用者管理テーブル211、自転車4に関する情報を記録した自転車管理テーブル212、予約に関する情報を記録した予約テーブル213、予約の可否判断に使用する定数データを記録した定数テーブル214をそれぞれ記憶する。
図6は、利用者管理テーブル211を説明するための図である。
利用者管理テーブル211には、個々の利用者に関する情報を含んだ利用者管理情報が利用者IDと関連付けて登録される。利用者管理情報は、例えば利用者の氏名を示す氏名情報、利用者の連絡先(住所,電話番号,電子メールアドレスなど)に関する連絡先情報、利用者管理テーブル211に最初に登録された日を示す登録日情報、決済の手段(クレジットカードの情報など)に関する決済情報などを含む。
図7は、自転車管理テーブル212を説明するための図である。
自転車管理テーブル212には、個々の自転車4に関する情報を含んだ自転車管理情報が自転車IDと関連付けて登録される。自転車管理情報は、例えば自転車の型式や製造番号などの車体情報、情報の更新が行われた最新の時刻を示す時刻情報、自転車4が位置する駐輪場11を示す駐輪場ID、自転車用錠5が解錠状態にあるか施錠状態にあるかを示す錠状態情報、自転車4の貸出に関する貸出情報、自転車用錠5のバッテリ504の残量に関するバッテリ情報などを含む。
図8は、予約テーブル213を説明するための図である。
予約テーブル213には、利用者から受け付けた予約に関する予約情報が予約IDと関連付けて登録される。予約情報は、例えば予約が有効か否か,貸出中か否かなどの状態を示す状態フラグ、予約をした利用者を示す利用者ID、貸出時間及び返却時間を示す時間情報、貸出地及び返却地の駐輪場11を示す駐輪場情報などを含む。
図9は、定数テーブル214を説明するための図である。
定数テーブル214には、各々の駐輪場11について、予め定めた月と曜日と時間帯とにおける定数データ(予想変化量情報,最少在庫数情報,最大在庫数情報)が登録される。
例えば図9に示すように、定数テーブル214には、特定の駐輪場11を示す駐輪場ID、1日における時間帯(例えば1日を1時間毎に区分してできる24の時間帯の1つ)を示す時間帯情報、1週間における曜日(例えば週末又は平日)を示す曜日情報、1年における月(1月〜12月の何れか)を示す月情報、及び、特定の日付(祝日,イベント日等)を示す日付情報に関連付けて、定数データ(予想変化量情報,最少在庫情報,最大在庫情報)が登録される。ただし、日付情報によって特定の日付が指定された定数データは、曜日情報及び月情報によって曜日と月が指定された定数データよりも優先する。
定数データ(予想変化量情報,最少在庫情報,最大在庫情報)は、処理部205において自転車在庫数の予測や予約の可否判断に使用される
予想変化量情報は、予約なしの貸出によって一の駐輪場11に駐輪されている非貸出中の自転車の台数(自転車在庫数)が一の時間帯のうちに減少すると予測される量の情報、並びに、予約なしの返却によって一の駐輪場11の自転車在庫数が一の時間帯のうちに増加すると予測される量の情報を含む。
最少在庫数情報は、一の駐輪場11において貸出を許可し得る最少の自転車在庫数の情報を含む。
最大在庫数情報は、一の駐輪場11において返却を許可し得る最大の自転車在庫数の情報を含む。
これらの定数データ(予想変化量情報,最少在庫数情報,最大在庫数情報)は、例えば、駐輪場11の最寄り駅における乗降客数などを時間帯ごと、曜日ごと、月ごと、特定日付(祝日,イベント開催日)ごとに実測若しくは推測したデータに基づいて設定される。
処理部205は、サーバ2の全体的な動作を制御する回路であり、例えば、プログラムに基づいて処理を行うプロセッサ(CPU)、周辺ハードウェア(201〜204)とデータをやり取りするためのバス、バス制御回路(バスブリッジ回路)、キャッシュメモリなどを含む。
処理部205は、例えば、インターネットなどの広域の通信ネットワーク9を介して利用者の端末装置(パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等)からのアクセスを受け付けるWebサーバとしての機能を備えており、このWebページでのアクセスを通じて利用者の会員登録や、利用者のログイン認証、ログインした利用者による自転車4の予約受付などを行う。
また、処理部205は、自転車用錠5からの要求に応じて解錠を許可する処理や、自転車の返却を受け付ける処理、自転車用錠5から定期的に送信される情報に応じて自転車管理テーブル212を更新する処理、各駐輪場11における最新の自転車在庫数を集計する処理、各駐輪場11における将来の自転車在庫数の予測値を算出する処理、自転車在庫数の予測値に応じて予約の可否を判断する処理などを実行する。
以上がサーバ2の説明である。
ここで、上述した構成を有する自転車貸出システムの動作について説明する。
図10は、サーバ2において各自転車4の自転車情報を収集する処理を説明するためのフロー図である。
基地装置3の処理部305は、記憶部304に記憶する駐輪場IDを第1通信部301から定期的に周囲の自転車4の自転車用錠5へ無線送信する(ST125)。自転車用錠5の処理部509は、通信部503において受信した最新の駐輪場IDを記憶部508に記憶する。基地装置3による駐輪場IDの無線送信は、自転車4が駐輪場間を移動するのに要する時間よりも十分短い時間間隔で行われるため、駐輪場11に置かれている自転車4の自転車用錠5の記憶部508には、当該駐輪場11を示す駐輪場IDが記憶される。
他方、自転車用錠5の処理部509は、錠機構部501の錠状態情報と、バッテリ残量検知部505において検知されたバッテリ504の残量に関するバッテリ情報とを定期的に取得する(ST100)。そして処理部509は、取得したこれらの情報と、記憶部508に記憶する最新の駐輪場ID及び自転車IDを含んだ自転車情報を、通信部503からサーバ2へ定期的に送信する(ST105,ST115)。
サーバ2の処理部205は、通信部201において自転車情報を受信した場合、受信した自転車情報に含まれる自転車IDに関連付けられた自転車管理情報を、自転車管理テーブル212(図7)から検索する。そして処理部205は、自転車管理テーブル212から検索した自転車管理情報に含まれる各情報(駐輪場ID,錠状態情報,バッテリ情報)を、受信した自転車情報に基づいて更新する(ST120)。
これにより、サーバ2の自転車管理テーブル212には、個々の自転車4に関する最新の情報(駐輪場、錠の状態、バッテリの残量)が定期的に登録される。
なお、サーバ2の処理部205は、自転車管理テーブル212の更新を行う場合、更新前の自転車管理情報を図示しない履歴保存用のテーブルに記録する。これにより、各自転車4の利用状況の履歴も管理することができる。
また、サーバ2の処理部205は、自転車管理テーブル212に登録される各自転車4の自転車管理情報に基づいて、各駐輪場11に駐輪されている非貸出中の自転車の台数を示す自転車在庫数を集計する機能を有する。例えば処理部205は、サーバ2の操作部203におけるシステム管理者の操作に応じて、各駐輪場11の最新の自転車在庫数を集計し、その集計結果を一覧表などの形式で表示部202の画面に表示する。また、処理部205は、インターネットなどの通信ネットワーク9を介してアクセスする会員やシステム管理者の端末装置に、上記のような最新の自転車在庫数の情報を閲覧するためのデータ(HTMLデータ等)を提供してもよい。
図11は、サーバ2において予約の可否の判断を行う処理を説明するためのフロー図である。
サーバ2の処理部205は、自転車貸出システムにログインした利用者の端末装置からの要求に応じて、予約受付用のWebページのデータ(HTMLデータ等)を要求元の端末装置に提供する。端末装置は、このWebページの案内に従って入力された情報(貸出地の駐輪場、返却地の駐輪場、貸出日時、返却日時など)を、予約要求情報としてサーバ2に送信する。サーバ2の処理部205は、通信部201において予約要求情報を受信すると、その予約を許可するか否かの判断を行う(ST200〜ST215)。
まず、処理部205は、予約要求情報において予約を求められた貸出地・返却地の駐輪場11における最新の自転車在庫数を、自転車管理テーブル212(図7)に登録された自転車管理情報に基づいて集計する(ST200)。例えば、処理部205は、集計対象の駐輪場11の駐輪場IDを含み、かつ、貸出情報が非貸出中を示す自転車管理情報を自転車管理テーブル212から抽出し、その数をカウントする。
処理部205は、ステップST200において集計した貸出地の駐輪場11の自転車在庫数と、予約テーブル213(図8)に登録される「予約情報」と、定数テーブル214(図9)に登録される「予想変化量情報」とに基づいて、予約を求められた貸出地の駐輪場11における貸出時の自転車在庫数の予測値を算出する(ST205)。
例えば、処理部205は、現在から貸出時までの間に貸し出し若しくは返却の予約が「時間情報」に登録され、今回予約を求められた貸出地の駐輪場11が「駐輪場情報」に登録され、かつ、「状態フラグ」が有効状態を示している「予約情報」を、予約テーブル213(図8)から抽出する。処理部205は、この抽出した「予約情報」に基づいて、貸し出しにより減少する自転車の台数と返却により増加する自転車の台数をそれぞれ集計し、この集計した台数の差から、予約された貸出・返却による自転車在庫数の変化量を算出する。
また、処理部205は、今回予約を求められた駐輪場11の現在から貸出時までの各時間帯における「予想変化量情報」を定数テーブル214(図9)から抽出する。処理部205は、この抽出した「予想変化量情報」に基づいて、貸し出しにより減少する自転車の台数と返却により増加する自転車の台数との差から、予約なしの貸出・返却による自転車在庫数の変化量を算出する。
そして、処理部205は、ステップST200において集計した最新の自転車在庫数と、上記算出した自転車在庫数の変化量(予約あり、予約なし)とを合計することにより、予約を求められた貸出地の駐輪場11における貸出時の自転車在庫数の予測値を求める。
更に、処理部205は、ステップST200において集計した貸出地の駐輪場11の自転車在庫数と、予約テーブル213に登録される予約情報と、定数テーブル214に登録される予想変化量情報とに基づいて、予約を求められた返却地の駐輪場11における返却時の自転車在庫数の予測値を算出する(ST210)。この予測値の算出方法は、貸出地における貸出時の自転車在庫数の予測値について述べた算出方法と同様である。
処理部205は、貸出地における貸出時の自転車在庫数の予測値(ST205)と、同じ貸出地及び貸出日時において定数テーブル214(図9)に登録される「最少在庫数情報」で定められた最小値とを比較する(ST215)。ここで予測値が最小値より小さい場合、貸出により自転車在庫数が最小値を下回る可能性があるため、処理部205は、予約の不許可を通知するWebページのデータを予約要求元の端末装置に送信する(ST230)。
また、処理部205は、返却地における返却時の自転車在庫数の予測値(ST210)と、同じ返却地及び返却日時において定数テーブル214(図9)に登録される「最大在庫数情報」で定められた最大値とを比較する(ST215)。ここで予測値が最大値より大きい場合、返却により自転車在庫数が最大値を超える可能性があるため、処理部205は、予約の不許可を通知するWebページのデータを予約要求元の端末装置に送信する(ST230)。
貸出地における貸出時の自転車在庫数の予測値(ST205)が「最少在庫数情報」で定められた最小値より大きく、かつ、返却地における返却時の自転車在庫数の予測値(ST210)が「最大在庫数情報」で定められた最大値より小さい場合、処理部205は、予約要求情報に基づいた新規の予約情報を予約テーブル213(図8)に登録する(ST220)。また、処理部205は、予約の受付を通知するWebページのデータを予約要求元の端末装置に送信する(ST225)。
図12は、自転車4を貸し出す場合の処理を説明するためのフロー図である。
自転車用錠5の処理部509は、リーダ部502において利用者のICカード等に埋め込まれた無線タグから利用者IDを読み取った場合(ST300)、記憶部508の貸出ステータス情報が貸出中を示しているか否か判定する(ST305)。貸出ステータス情報が非貸出中の場合、処理部509は、リーダ部502で読み取った利用者IDと、記憶部508に記憶する自転車ID及び駐輪場IDとを含んだ解錠要求信号を通信部503からサーバ2へ送信する(ST310,ST315)。
サーバ2の処理部205は、自転車用錠5からの解錠要求信号を通信部201において受信した場合、この解錠要求信号に含まれる利用者IDが利用者管理テーブル211に登録される正規の利用者IDであるか否か判定する(ST320)。
正規の利用者IDであると判定した場合、サーバ2の処理部205は、自転車4の貸出を許可するか否かを更に判定する(ST325)。
例えば、処理部205は、解錠要求信号に含まれる利用者IDと、現在の時刻が示す貸出時間と、解錠要求信号に含まれる駐輪場IDが示す貸出地の駐輪場11とが全て一致する予約情報を予約テーブル213(図8)において検索し、一致する予約情報が見つかった場合、貸出の許可を判定する。
この検索において一致する予約情報が見つからない場合(すなわち予約なしの貸出の場合)、処理部205は、所定の条件を満たしているか否かを判定する。
例えば、処理部205は、解錠要求信号に含まれる駐輪場IDが示す駐輪場11の最新の自転車在庫数を集計し、この集計した自転車在庫数が、定数テーブル214に登録される現在時刻の当該駐輪場での最少在庫数に達しているか否か判定し、達している場合に貸出を許可する。
貸出の許可を判定した場合、処理部205は、解錠要求信号に含まれる自転車IDに関連付けて自転車管理テーブル212に登録される自転車管理情報を検索し、その「貸出情報」を更新する。例えば、処理部205は、貸出先の利用者を示す利用者IDや、貸出地の駐輪場11を示す駐輪場ID、貸出時刻などの情報を「貸出情報」に登録する。また、処理部205は、上述した予約テーブル213の検索によって条件と一致する予約情報が見つかっている場合には、当該予約情報に関連付けられた予約IDを「貸出情報」に登録するとともに、当該予約情報に含まれる「状態フラグ」を貸出中に設定する。
サーバ2の処理部205は、解錠要求信号に対して貸し出しの許可の判定をした場合、要求元の自転車用錠5に解錠許可信号を送信する(ST335,ST340)。
自転車用錠5の処理部509は、送信した解錠要求信号に対するサーバ2からの解錠許可信号を通信部503において受信すると、錠機構部501が解錠状態となる制御信号を出力し(ST350)、自転車4を使用できるようにする。このとき、処理部509は、貸出が許可されたことを示す所定の音や光を報知部507において一定期間発生してもよい。
また、処理部509は、記憶部508の貸出ステータス情報を貸出中に設定する(ST355)。これにより、処理部509は、解錠許可信号を受信せずに錠機構部501を解錠できる状態にあることを識別することができる。
図13は、自転車用錠5において利用者IDを読み取った場合の処理を説明するためのフロー図である。
自転車用錠5の処理部509は、リーダ部502において利用者IDを読み取った場合に記憶部508の貸出ステータス情報が非貸出中を示すならば(ST400,ST405)、通信部503からサーバ2へ解錠要求信号を送信する(ST410)。解錠要求信号の送信後、サーバ2からの解錠許可信号が通信部503において受信されると(ST415)、処理部509は、錠機構部501を解錠状態とする制御信号を出力し(ST425)、記憶部508の貸出ステータス情報を貸出中に設定する(ST430)。また、この場合、処理部509は、ステップST400においてリーダ部502が読み取った利用者IDを、自転車貸出中の利用者を示す情報として記憶部508に記憶する(ST435)。
ただし、解錠要求信号を送信してから一定時間以上待ってもサーバ2からの解錠許可信号が通信部503において受信されない場合、処理部509は、ステップST425以降の処理を中止する。この場合、錠を解錠するためには、自転車用錠5のリーダ部502において再度利用者IDを読み取る必要がある。
他方、自転車用錠5の処理部509は、リーダ部502において利用者IDを読み取った場合に記憶部508の貸出ステータス情報が貸出中を示すならば(ST400,ST450)、この読み取った利用者IDと記憶部508に記憶する貸出中の利用者の利用者IDとを照合する(ST450)。照合の結果において両者が一致すると判定した場合、処理部509は、錠機構部501を解錠状態とする制御信号を出力する。
従って、貸出中の期間に基地装置3の無線信号が届かない場所で錠機構部501を施錠した場合は、貸出中の利用者の利用者IDをリーダ部502に読み取らせることによって、サーバ2からの解錠許可信号を受信できなくても、錠機構部501を解錠状態にすることができる。
図14は、貸出中の自転車4を返却する場合の処理を説明するためのフロー図である。
自転車用錠5は、錠機構部501の錠状態情報が施錠状態から解錠状態へ変化した場合(ST500)、記憶部508に記憶する自転車ID、利用者ID及び駐輪場IDを含む返却通知信号を通信部503からサーバ2に送信する(ST505,ST510)。
サーバ2の処理部205は、通信部201において一の自転車用錠5から返却通知情報を受信すると、受信した返却通知情報に含まれる情報(自転車ID,利用者ID,駐輪場ID)に基づいて、自転車管理テーブル212の自転車管理情報を更新する(ST515)。
例えば、処理部205は、受信した返却通知情報に含まれる自転車IDと関連付けられた自転車管理情報を自転車管理テーブル212から検索し、検索した自転車管理情報の「貸出情報」に、返却地の駐輪場11を示す駐輪場IDと返却時刻の情報を登録する。
また、処理部205は、検索した自転車管理情報の「貸出情報」に予約IDが登録されている場合は、その予約IDに関連付けられた予約情報を予約テーブル213から検索し、当該予約情報の「状態フラグ」を無効状態(予約による貸出と返却が終了した状態)に設定する。
返却通知情報に応じて自転車管理テーブル212等の更新を行った処理部205は、返却通知情報の送信元の自転車用錠5に返却受付情報を送信する(ST520,ST525)。また、処理部205は、返却通知情報に含まれる利用者IDに関連付けられた利用者管理情報を利用者管理テーブル211から検索し、検索した利用者管理情報に含まれる利用者の電子メールアドレスに宛てて、返却の受け付けを通知する所定の電子メールを送信する。
自転車用錠5の処理部509は、サーバ2からの返却受付情報を通信部503において受信すると、記憶部508に記憶する貸出ステータス情報を非貸出中に設定する(ST530)。このとき、処理部509は、返却が受け付けられたことを示す所定の音や光を報知部507において一定期間発生する。
図15は、自転車用錠5から盗難通知信号を送信する場合の処理を説明するための図である。
自転車用錠5の処理部509は、電源を投入されて通常の動作状態になると、一定の時間を計測するタイマーの動作を開始する(ST600)。処理部509は、基地装置3から定期的に無線送信される駐輪場IDを通信部503において受信した場合(ST605)、このタイマーの計測時間をリセットする(ST610)。また、処理部509は、基地装置3からの駐輪場IDを受信できない場合であっても、記憶部508の貸出ステータス情報が貸出中を示すときは(ST610)、タイマーの計測時間をリセットする(ST610)。
記憶部508の貸出ステータス情報が非貸出中を示したまま、通信部503において駐輪場IDが受信されない状態が継続すると、タイマーの計測がリセットされずに進行する。タイマーの計測時間が一定の時間を超えると(ST625)、処理部509は、盗難を通知する所定の信号を通信部503から繰り返し無線送信する(ST630)。またこの場合、処理部509は、報知部507において盗難を知らせる所定の音や光を発生する。通信部503が駐輪場IDを受信すると、処理部509はタイマーをリセットして(ST615)、上述したST605〜ST620の処理に戻る。
従って、非貸出中の自転車4が基地装置3の無線信号の届かない場所へ持ち去られた場合、通信部503の無線信号や報知部507の報知動作によって盗難の発生を周囲に知らせることができる。この場合、例えば盗難通知信号を受信可能な受信機を携帯し、その受信感度の指向性を利用して電波の発信元を探索すれば、盗難された自転車4の位置を大まかに特定することが可能である。
図16は、自転車用錠5において振動が検知された場合の処理を説明するためのフロー図である。
自転車用錠5の処理部509は、記憶部508の貸出ステータス情報が非貸出中を示す状態で振動検知部506が一定以上の振動を検知すると、通信部503から基地装置3へ振動検知信号を送信する(ST700,ST705)。基地装置3の処理部305は、第1通信部301において振動検知信号を受信すると、盗難行為に対する警告を表す所定の音や光を一定時間発生するように報知部303を制御する(ST710)。
これにより、非貸出中の自転車4の自転車用錠5を無理に解錠しようとして振動を加えると、駐輪場11内の基地装置3から警報が発せられるため、盗難行為を未然に抑止することができる。
また、基地装置3の処理部305は、第1通信部301において所定時間内に振動検知信号を受信した回数が所定の上限値を超えた場合(ST715)、自転車4の盗難行為を通知する情報(電子メール等)を第2通信部302から所定のアドレスに送信する(ST720)。情報の送信先は、警備を担当する警備会社のメールサーバ等でもよいし、上述したサーバ2でもよい。
これにより、盗難行為の蓋然性が高い場合には、いち早く警備会社等にその事実を知らせることができる。
図17は、サーバ2において盗難の発生を検知する処理を説明するためのフロー図である。
サーバ2の処理部205は、非貸出中でありながら情報の更新が所定時間以上行われていない自転車管理情報を、自転車管理テーブル212において定期的に検索する(ST800)。検索の結果、該当する自転車管理情報が見つかった場合、処理部205は、警備を担当する警備会社のメールサーバ等に盗難行為を通知する情報を電子メール等で送信する。
これにより、盗難者によって自転車用錠5から基地装置3への無線送信が断たれてしまった場合でも、盗難行為の発生をサーバ2から警備会社等にいち早く知らせることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る自転車貸出システムによれば、自転車4に設けられた自転車用錠5において利用者IDが読み取られてサーバ2に送信され、サーバ2に予め記憶される利用者IDとサーバに送信された利用者IDとの照合が行われ、その照合結果に応じて、サーバ2から自転車用錠5に解錠許可信号が送信され、解錠許可信号を受信した自転車用錠5が解錠する。そのため、ポートやフェンスなどの固定的な設備を駐輪場に設置しなくても、自転車4の勝手な持ち出しを防止することができ、無人状態の駐輪場11において自転車4の貸出を行うことができる。ポートやフェンスなどの設備が不要になることから、それらの資材に係る費用や設置工事の費用、メインテナンス費用を削減できるというメリットや、駐輪場の設置場所を選択する際の自由度が高くなるというメリット、レイアウトの自由度が高くなるとともに変更が容易になるというメリット、一時的に返却が集中した場合などにおける駐輪台数の変化に柔軟に対応できるというメリットが得られる。
また、本実施形態に係る自転車貸出システムによれば、自転車用錠5とサーバ2との通信を基地装置3において中継するため、自転車用錠5と基地装置3との通信方式として、小電力の微弱な無線信号による簡易な通信方式を採用することができる。これにより、自転車用錠5に搭載する無線通信装置を、消費電力が小さく回路構成が簡易なものにすることができるため、自転車用錠5のバッテリの寿命を延ばすことができるとともに、部品コストを抑えることができる。
更に、本実施形態に係る自転車貸出システムによれば、各自転車4の自転車用錠5からサーバ2へ定期的に自転車情報を送信し、この自転車情報に基づいてサーバ2の自転車管理テーブル212を更新することから、各自転車4の情報や各駐輪場11の自転車在庫数を時々刻々把握することができる。これにより、自転車貸出システムの運営者は、各自転車4のトラブル(バッテリ切れ等)に対処する業務や、各駐輪場11の自転車在庫数を調節するために駐輪場間で自転車4を移動させる業務などを、的確に効率よく行うことができる。利用者は、各駐輪場11の最新の自転車在庫数を閲覧することができるため、自転車4を借りるかどうか決める際の参考にすることができる。
また、本実施形態によれば、定期的に最新の情報に更新される自転車管理テーブル212の自転車情報と、予約テーブル213に登録される予約情報と、定数テーブル214に登録される各駐輪場11の各時間帯の予想変化量情報とに基づいて、特定の駐輪場11における特定の時間帯の自転車在庫数を精度よく予測することができる。しかも、予測した自転車在庫数と、特定の駐輪場11及び特定の時間帯について予め定めた最少在庫数及び最大在庫数とを比較することによって予約可否の判断を行うため、自転車在庫数が少なくなり過ぎて在庫切れを起こしたり、自転車在庫数が多くなり過ぎて駐輪が困難になったりする事態を効果的に回避することができる。加えて、各駐輪場11の自転車在庫数の偏りを抑えることができるため、駐輪場間で自転車4を移動させる業務の負担を大幅に軽減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、他の種々のバリエーションを含んでいる。
上述した実施形態では、基地装置3から定期的に無線送信される駐輪場IDを自転車用錠5において記憶し、自転車用錠5からサーバ2へ情報(自転車情報等)を送信する際には自転車用錠5が送信情報に駐輪場IDを付加しているが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、例えば図18に示すように、自転車用錠5からサーバ2へ送信される情報(自転車情報等)を基地装置3が中継する際に、基地装置3がこの送信情報に駐輪場IDを付加してもよい(ST110)。
上述した実施形態では、自転車用錠5の記憶部508に貸出ステータス情報と利用者IDをそれぞれ記録する例を示しているが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、貸出中の利用者を示す利用者IDが貸出ステータス情報を表すようにしてもよい。例えば、非貸出中の場合には利用者IDを記憶しない、あるいは、非貸出中を示す所定の利用者IDを記憶することにより、貸出中と非貸出中との区別ができるようにしてもよい。
上述した実施形態では、サーバ2において利用者の認証処理を行っているが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、サーバ2から基地装置3へ最新の利用者管理テーブル211(図6)を随時ダウンロードし、基地装置3において利用者の認証を行うようにしてもよい。この場合、基地装置3は、認証結果に応じて解錠許可信号若しくは返却受付信号を自転車用錠5に送信するとともに、その認証結果をサーバ2に送信し、サーバ2が基地装置3の認証結果に応じて自転車の貸出や返却等の状況を登録・管理するようにしてもよい。
なお、駐輪場周辺地域が停電した場合は、基地装置3における利用者の認証処理を一時的にサーバ2で行い、停電から復帰した後、基地装置3からサーバ2へ最新の情報(利用管理テーブル211頭)をダウンロードした上で、基地装置3で利用者の認証処理を再開するようにしてもよい。
また、通信ネットワーク9にトラブルが発生して基地装置3とサーバ2との通信が阻害される状況になった場合は、基地装置3から自転車用錠5へ解錠許可信号や返却受付信号を送信する処理を通常通りに行いつつ、基地装置3からサーバ2へ利用者の認証結果を送信する処理を一時的に停止し、通信ネットワーク9が正常に復旧した後で、一時停止した処理を再開するようにしてもよい。
本発明の一実施形態では、1枚のICカードで2台以上の自転車を借用できるようにしてもよい。また、1会員について複数のICカード(例えば家族用のICカード)を発行できるようにしてもよい。
本発明の一実施形態では、街頭や名所旧跡などに設置した通信装置から自転車用錠5へ音声出力用の情報を送信し、自転車用錠5がこの情報を音声に変換して出力するようにしてもよい。これにより、自転車の現在位置に応じた観光案内、地理案内、店舗案内、注意告知などの音声を自転車用錠5から出力させることができる。
本発明の一実施形態では、基地装置3にワンタイムパスカードの発行手段を設け、このワンタイムパスカードから送信される解除コードによって自転車用錠5を解錠できるようにしてもよい。これにより、会員登録されていないユーザでも簡単に自転車を借りることができる。
本発明の一実施形態では、携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末などの携帯型情報通信端末と自転車用錠5が無線により通信を行い、各種の情報をやり取りできるようにしてもよい。
上述した実施形態では、サーバ2を1台のコンピュータ等で構成する例を示したが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、ネットワークに接続された複数台のコンピュータが協働することによってサーバ2と同様の機能を実現してもよい。基地装置3についても同様である。
以下、本発明の実施形態に関連する付記を開示する。
[付記1]
駐輪場に設置された基地装置と、
通信ネットワークを介して前記基地装置と通信を行うサーバと、
前記駐輪場において利用者に貸し出される各自転車に設けられた自転車用錠であって、利用者が携帯する無線タグから利用者識別情報を読み取る手段、並びに、前記基地装置と無線通信を行う手段を備えた自転車用錠と
を有し、
前記基地装置は、前記自転車用錠と前記サーバとの通信を中継し、
前記自転車用錠は、前記無線タグから読み取った前記利用者識別情報を含む解錠要求信号を前記サーバに送信し、
前記サーバは、一の自転車用錠から前記解錠要求信号を受信すると、当該受信した解錠要求信号に含まれる前記利用者識別情報と予め記憶した利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果に応じて、当該一の自転車用錠に解錠許可信号を送信し、
前記自転車用錠は、前記送信した解錠要求信号に対する前記解除許可信号を前記サーバから受信すると解錠する、
自転車貸出システム。
[付記2]
駐輪場に設置された基地装置と、
通信ネットワークを介して前記基地装置と通信を行うサーバと、
前記駐輪場において利用者に貸し出される各自転車に設けられた自転車用錠であって、利用者が携帯する無線タグから利用者識別情報を読み取るリーダ部、並びに、前記基地装置と無線通信を行う錠側通信部を備えた自転車用錠と
を有し、
前記基地装置は、前記自転車用錠と前記サーバとの通信を中継し、
前記自転車用錠は、
入力される制御信号に応じて施錠状態と解錠状態とを切り替える錠機構部と、
前記リーダ部において読み取った前記利用者識別情報を含む解錠要求信号を前記錠側通信部から前記サーバに送信する錠側処理部と
を含み、
前記サーバは、
前記基地装置と通信を行うサーバ側通信部と、
利用者識別情報を記憶するサーバ側記憶部と、
前記サーバ側通信部において一の自転車用錠から前記解錠要求信号を受信すると、当該受信した解錠要求信号に含まれる前記利用者識別情報と前記サーバ側記憶部の利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果に応じて、前記サーバ側通信部から当該一の自転車用錠に解錠許可信号を送信するサーバ側処理部と
を含み、
前記錠側処理部は、前記送信した解錠要求信号に対する前記サーバからの前記解除許可信号を前記錠側受信部において受信すると、前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力する、
自転車貸出システム。
[付記3]
前記錠側処理部は、個々の自転車用錠に割り当てられた固有の自転車識別情報と前記利用者識別情報とを含んだ前記解錠要求信号を前記錠側通信部から前記サーバに送信し、
前記サーバ側記憶部は、個々の自転車の管理情報と前記自転車識別情報とを関連付けて記憶し、
前記サーバ側処理部は、前記一の自転車用錠から受信した前記解錠要求信号に応答して前記サーバ側通信部から前記一の自転車用錠に前記解錠許可信号を送信した場合、当該解錠要求信号に含まれる利用者識別情報に係る利用者へ自転車が貸し出されたことを示す情報を、当該解錠要求信号に含まれる自転車識別情報に関連付けられた前記自転車管理情報に登録する、
付記2に記載の自転車貸出システム。
[付記4]
前記錠機構部は、施錠状態か解錠状態かを示す錠状態情報を出力し、
前記錠側処理部は、前記自転車識別情報と前記錠状態情報とを含んだ自転車情報を前記錠側通信部から前記サーバへ定期的に送信し、
前記サーバ側処理部は、前記サーバ側通信部において前記自転車情報を受信した場合、当該自転車情報に含まれる前記錠状態情報を、現在の錠の状態を示す情報として、当該自転車情報に含まれる自転車識別情報に関連付けられた前記自転車管理情報に登録する、
付記3に記載の自転車貸出システム。
[付記5]
前記サーバ側処理部は、自転車貸出中の利用者を示す前記利用者識別情報が登録されていない前記自転車管理情報に関連付けられた自転車識別情報を含む前記自転車情報が、前記サーバ側通信部において一定時間継続して受信されなかった場合、当該自転車識別情報に係る自転車の盗難を通知する情報を前記サーバ側通信部から所定のアドレスへ送信する、
付記4に記載の自転車貸出システム。
[付記6]
前記基地装置は、
前記自転車用錠と無線通信を行う基地側第1通信部と、
前記通信ネットワークを介して前記サーバと通信を行う基地側第2通信部と、
個々の基地装置に割り当てられた固有の駐輪場識別情報を前記基地側第1通信部から定期的に送信する基地側処理部と
を含み、
前記自転車用錠は、錠側記憶部を含み、
前記錠側処理部は、前記錠側通信部において受信した最新の前記駐輪場識別情報を前記錠側記憶部に記憶し、前記錠側通信部から前記サーバへ情報を送信する場合には、前記最新の駐輪場識別情報を当該送信する情報に付加し、
前記サーバ側処理部は、前記サーバ側通信部において前記自転車情報を受信した場合、当該自転車情報に付加される前記駐輪場識別情報を、自転車が位置する駐輪場を示す情報として、当該自転車情報に含まれる自転車識別情報に関連付けられた前記自転車管理情報に登録する、
付記4又は5に記載の自転車貸出システム。
[付記7]
前記基地装置は、
前記自転車用錠と無線通信を行う基地側第1通信部と、
前記通信ネットワークを介して前記サーバと通信を行う基地側第2通信部と、
前記基地側第1通信部において前記自転車用錠から受信した情報を前記基地側第2通信部から前記サーバに送信する場合、個々の基地装置に割り当てられた固有の駐輪場識別情報を当該送信する情報に付加する基地側処理部と
を含み、
前記サーバ側処理部は、前記サーバ側通信部において前記自転車情報を受信した場合、当該自転車情報に付加される前記駐輪場識別情報を、自転車が位置する駐輪場を示す情報として、当該自転車情報に含まれる自転車識別情報に関連付けられた前記自転車管理情報に登録する、
付記4又は5に記載の自転車貸出システム。
[付記8]
前記サーバ側記憶部は、
自転車の予約を行った利用者に関する前記利用者識別情報、自転車の貸出時間及び返却時間に関する時間情報、並びに、自転車の貸出地及び返却地の駐輪場に関する駐輪場情報を含んだ予約情報と、
予約なしの貸出によって各駐輪場の非貸出中の自転車台数が減少する量、並びに、予約なしの返却によって各駐輪場の非貸出中の自転車台数が増加する量を、予め定めた複数の時間帯のそれぞれについて予想した予想変化量情報と、
を記憶し、
前記サーバ側処理部は、
前記サーバ側記憶部において記憶される前記自転車管理情報に基づいて、指定された駐輪場に駐輪される非貸出中の自転車の台数を示す自転車在庫数を集計し、
前記集計した自転車在庫数と、前記予約情報と、前記予想変化量情報とに基づいて、将来の指定された前記時間帯における前記指定された駐輪場の自転車在庫数の予想値を算出する、
付記6又は7に記載の自転車貸出システム。
[付記9]
前記サーバ側記憶部は、前記駐輪場毎に前記複数の時間帯のそれぞれにおいて貸出を許可し得る前記自転車在庫数の最小値を定めた最少在庫数情報を記憶し、
前記サーバ側処理部は、
前記時間情報及び前記駐輪場情報を含んだ予約要求情報を前記サーバ側通信部において受信した場合、当該予約要求情報に含まれる前記駐輪場情報が示す貸出地の駐輪場について算出した前記自転車在庫数の予想値であって、当該予約要求情報に含まれる前記時間情報が示す貸出時間における前記自転車在庫数の予想値と、前記最少在庫数情報で定められた当該貸出地の駐輪場の当該貸出時間における前記自転車在庫数の最小値とを比較し、当該比較において前記予想値が前記最小値より小さい場合、前記サーバ側通信部から当該予約要求情報に係る予約の要求元の装置へ予約の不受理を示す通知を送信する、
付記8に記載の自転車貸出システム。
[付記10]
前記サーバ側記憶部は、前記駐輪場毎に前記複数の時間帯のそれぞれにおいて返却を許可し得る前記自転車在庫数の最大値を定めた最大在庫数情報を記憶し、
前記サーバ側処理部は、
前記時間情報及び前記駐輪場情報を含んだ予約要求情報を前記サーバ側通信部において受信した場合、当該予約要求情報に含まれる前記駐輪場情報が示す返却地の駐輪場について算出した前記自転車在庫数の予想値であって、当該予約要求情報に含まれる前記時間情報が示す返却時間における前記自転車在庫数の予想値と、前記最大在庫数情報で定められた当該返却地の駐輪場の当該返却時間における前記自転車在庫数の最大値とを比較し、当該比較において前記予想値が前記最大値より大きい場合、前記サーバ側通信部から当該予約要求情報に係る予約の要求元の装置へ予約の不受理を示す通知を送信する、
付記8又は9に記載の自転車貸出システム。
[付記11]
前記自転車用錠は、貸出中か否かを示す貸出ステータス情報を記憶する錠側記憶部を有し、
前記錠側処理部は、前記サーバからの前記解錠許可信号の受信に応じて前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力した場合、前記貸出ステータス情報を貸出中に設定する、
付記3乃至10の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
[付記12]
前記錠機構部は、施錠状態か解錠状態かを示す錠状態情報を出力し、
前記錠側処理部は、前記錠状態情報が解錠状態から施錠状態へ変化した場合、前記自転車識別情報を含んだ返却通知情報を前記錠側通信部から前記サーバに送信し、
前記サーバ側処理部は、前記サーバ側通信部において一の自転車用錠から前記返却通知情報を受信すると、当該受信した返却通知情報に含まれる前記自転車識別情報に関連付けられた前記自転車管理情報に非貸出中を示す情報を登録し、前記サーバ側通信部から当該一の自転車用錠に返却受付情報を送信し、
前記錠側処理部は、前記送信した返却通知情報に対する前記サーバからの前記返却受付情報を前記錠側受信部において受信すると、前記貸出ステータス情報を非貸出中に設定する、
付記11に記載の自転車貸出システム。
[付記13]
前記錠側処理部は、
前記錠状態情報が施錠状態を示すとともに前記貸出ステータス情報が非貸出中を示すときに前記リーダ部において前記利用者識別情報を読み取った場合、当該利用者識別情報を含む前記解錠要求信号を前記サーバに送信し、当該送信した解錠要求信号に対する前記サーバからの前記解除許可信号を前記錠側受信部において受信すると、前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力し、当該利用者識別情報を前記錠側記憶部に記憶し、
前記錠状態情報が施錠状態を示すとともに前記貸出ステータス情報が貸出中を示すときに前記リーダ部において前記利用者識別情報を読み取った場合、前記読み取った利用者識別情報と前記錠側記憶部に記憶する利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果に応じて、前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力する、
付記12に記載の自転車貸出システム。
[付記14]
前記基地装置は、
前記自転車用錠と無線通信を行う基地側第1通信部と、
前記通信ネットワークを介して前記サーバと通信を行う基地側第2通信部と、
個々の基地装置に割り当てられた固有の駐輪場識別情報を前記基地側第1通信部から定期的に送信する基地側処理部と
を含み、
前記錠側処理部は、前記貸出ステータス情報が非貸出中を示すときに、前記錠側通信部において前記駐輪場識別情報が一定期間継続して受信されなかった場合、盗難を通知する信号を前記錠側通信部から繰り返し送信する、
付記11乃至13の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
[付記15]
前記自転車用錠は、振動検知部を含み、
前記錠側処理部は、前記貸出ステータス情報が非貸出中を示すときに前記振動検知部において振動が検知された場合、振動検知信号を前記錠側通信部から送信し、
前記基地装置は、
前記自転車用錠と無線通信を行う基地側第1通信部と、
前記通信ネットワークを介して前記サーバと通信を行う基地側第2通信部と、
音及び/又は光を発生する報知部と、
前記基地側第1通信部において前記振動検知信号を受信した場合、盗難行為に対する警告を表す所定の音及び/又は光を一定時間発生するように前記報知部を制御する基地側処理部と
を含む、
付記11乃至14の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
[付記16]
前記基地側処理部は、前記基地側第1通信部において所定時間内に前記振動検知信号を受信した回数が所定の上限値を超えた場合、自転車の盗難行為を通知する情報を前記第2通信部から所定のアドレスへ送信する、
付記15に記載の自転車貸出システム。
[付記17]
前記自転車用錠は、
電源用のバッテリと、
前記バッテリの残量を検知するバッテリ残量検知部と
を含み、
前記錠側処理部は、前記バッテリ残量検知部において検知される前記バッテリの残量の情報を含んだ自転車情報を前記錠側通信部から前記サーバへ定期的に送信し、
前記サーバ側記憶部は、個々の自転車の管理情報と前記自転車識別情報とを関連付けて記憶し、
前記サーバ側処理部は、前記サーバ側通信部において前記自転車情報を受信した場合、当該自転車情報に含まれる前記バッテリの残量の情報を、当該自転車情報に含まれる自転車識別情報に関連付けられた前記自転車管理情報に登録する、
付記2乃至16の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
[付記18]
駐輪場において利用者に貸し出される各自転車に設けられた自転車用錠であって、
利用者が携帯する無線タグから利用者識別情報を読み取るリーダ部と、
前記駐輪場に設置された基地装置と無線通信を行う錠側通信部と、
入力される制御信号に応じて施錠状態と解錠状態とを切り替える錠機構部と、
貸出中か否かを示す貸出ステータス情報を記憶する錠側記憶部と、
前記リーダ部において読み取った前記利用者識別情報を含む解錠要求信号を前記錠側通信部から前記基地装置を介してサーバに送信し、前記送信した解錠要求信号に対する前記サーバからの解錠許可信号を前記錠側受信部において受信すると、前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力するとともに、前記貸出ステータス情報を貸出中に設定する錠側処理部と
を有し、
前記錠機構部は、施錠状態か解錠状態かを示す錠状態情報を出力し、
前記錠側処理部は、前記錠状態情報が解錠状態から施錠状態へ変化した場合、前記自転車識別情報を含んだ返却通知情報を前記錠側通信部から前記基地装置を介して前記サーバに送信し、前記送信した返却通知情報に対する前記サーバからの前記返却受付情報を前記錠側受信部において受信すると、前記貸出ステータス情報を非貸出中に設定する、
自転車用錠。
[付記19]
前記錠側処理部は、
前記錠状態情報が施錠状態を示すとともに前記貸出ステータス情報が非貸出中を示すときに前記リーダ部において前記利用者識別情報を読み取った場合、当該利用者識別情報を前記錠側記憶部に記憶し、当該利用者識別情報を含む前記解錠要求信号を前記サーバに送信し、当該送信した解錠要求信号に対する前記サーバからの前記解除許可信号を前記錠側受信部において受信すると、前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力し、
前記錠状態情報が施錠状態を示すとともに前記貸出ステータス情報が貸出中を示すときに前記リーダ部において前記利用者識別情報を読み取った場合、前記読み取った利用者識別情報と前記錠側記憶部に記憶する利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果に応じて、前記錠機構部が解錠状態となる前記制御信号を出力する、
付記18に記載の自転車用錠。
2…サーバ、3…基地装置、4…自転車、5…自転車用錠、6…無線タグ、9…通信ネットワーク、11…駐輪場、201…通信部、202…表示部、203…操作部、204…記憶部、205…処理部、211…利用者管理テーブル、212…自転車管理テーブル、213…予約テーブル、214…定数テーブル、301…第1通信部、302…第2通信部、303…報知部、304…記憶部、305…処理部、501…錠機構部、502…リーダ部、503…通信部、504…バッテリ、505…バッテリ残量検知部、506…振動検知部、507…報知部、508…記憶部、509…処理部

Claims (11)

  1. 駐輪場に設置された基地装置と、
    通信ネットワークを介して前記基地装置と通信を行うサーバと、
    利用者が所有しているICカード若しくは携帯端末から利用者識別情報を読み取る手段並びに前記基地装置と無線通信を行う手段を備えた自転車用錠と
    を有した自転車貸出システムであって、
    前記ICカード若しくは前記携帯端末を前記自転車用錠に接触させると、前記自転車用錠が前記利用者識別情報を含む借用要求信号若しくは返却要求信号を前記基地装置へ向け発信させ、前記基地装置は、前記サーバから複製して保持している利用者認証に関する情報と前記自転車錠から取得した前記利用者識別情報とを照合して、当該照合の結果一致した場合は、前記自転車用錠に解錠信号若しくは施錠確認信号を送信して借用を開始若しくは終了させ、同時に前記サーバに対して貸出開始情報若しくは貸出終了情報を送信し、前記サーバが自転車の借用と返却を管理する、
    自転車貸出システム。
  2. 駐輪場周辺地域が停電した場合、前記基地装置は自動的に信号経路を切り替えて、前記自転車用錠から前記借用要求信号若しくは前記返却要求信号を直接前記サーバへ転送し、前記サーバは前記利用者認証に関する情報と前記自転車用錠から取得した前記利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果一致した場合、前記サーバは前記自転車用錠に前記解錠信号若しくは前記施錠確認信号を送信して借用を開始若しくは終了させ、停電復帰後には、前記基地装置が前記サーバから自動的に最新情報を取得する
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  3. 通信ネットワークにトラブルが発生して著しく通信が阻害される状況になった場合、前記自転車用錠から前記借用要求信号若しくは前記返却要求信号を受信した前記基地装置は、前記サーバから複製して保持している利用者認証に関する情報と前記受信した信号に含まれる前記利用者識別情報とを照合し、当該照合の結果一致した場合は、自転車用錠に前記解錠信号若しくは前記施錠確認信号を送信して借用を開始若しくは終了させ、通信ネットワークが正常に復旧した後に、前記サーバに対して前記貸出開始情報若しくは前記貸出終了情報を送信する、
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  4. 前記サーバで管理される複数の駐輪場に対応した複数の前記基地装置は、各々固有の駐輪場識別情報を記憶しており、利用者が借用若しくは返却をする際に前記自転車用錠から前記利用者識別情報を含む前記借用要求信号若しくは前記返却要求信号を受けた場合は、前記駐輪場識別情報を前記利用者識別情報とともに前記サーバへ送信し、前記サーバは、前記駐輪場識別情報と前記利用者識別情報を現在の自転車が位置する駐輪場を示す情報として記憶する
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  5. 前記駐輪場に駐輪されている間、前記基地装置は前記自転車用錠と一定の時間間隔で通信を行い、当該通信が確立するか否かに基づいて自転車が当該駐輪場に存在しているか否かを判定し、当該判定の結果をサーバへ送信し、前記サーバは、前記自転車用錠から受信した前記判定結果に基づいて各駐輪場の在庫数を計数して記録し、貸出の要求が無いにも拘わらず自転車の在車数が減少した場合は所定の通知先に盗難の警報を送信する、
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  6. 利用者が所有している1枚のICカードで同時に複数台の借用ができるほか、1会員について複数のキーカードの設定を可能とする、
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  7. 前記自転車用錠は、音声合成手段、音声出力手段、及び、記憶手段を備えており、前記記憶手段に格納される操作ガイダンス音声、操作音、若しくは警報音の情報、又は、無線信号として受信される観光案内若しくは地理案内の情報を前記音声合成手段において音声信号に変換し、前記音声信号に応じた音声を前記音声出力手段から出力する、
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  8. 前記自転車用錠は、自転車を駆動する電動機の電源用バッテリの残量に関する充電情報を取得し、前記取得した充電情報を個々の自転車を識別するための自転車識別情報とともに前記基地装置を介して前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記自転車用錠から取得した各自転車の前記充電情報を前記自転車識別情報に関連付けて記憶する、
    請求項1に記載の自転車貸出システム。
  9. 前記基地装置は、所定の解錠許可コードを送信する機能を備えたワンタイムパスカードの発行手段を備えており、
    前記自転車用錠は、前記ワンタイムパスカードから前記所定の解錠許可コードを受信すると解錠する、
    請求項1乃至8の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
  10. 前記自転車用錠は、加速度を検出するセンサと警報を報知する報知手段を備えており、所定の上限値を超えた加速度が前記センサにおいて所定時間継続して検出されると、前記報知手段において警報を報知する、
    請求項1乃至9の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
  11. 前記自転車用錠は、携帯型情報通信端末と無線通信を行う機能を有する、
    請求項1乃至10の何れか一項に記載の自転車貸出システム。
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