JP2016141215A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アームに連結固定される第一継手部24、及び、レバーに連結固定される第二継手部25、及び、第一継手部24と第二継手部25とを連結するロッド部26を有し、操作力をトラニオン軸に伝達する第一連係機構21と、第一継手部24と第二継手部25とを連結し、操作力の伝達状態を維持可能な第二連係機構40と、が備えられている。
【選択図】図4
Description
手動操作される変速操作具と、
前記変速操作具の操作力に基づいてエンジンからの動力を変速する変速装置と、
前記変速操作具側の部材に連結固定される第一継手部、及び、前記変速装置の操作部側の部材に連結固定される第二継手部、及び、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結するロッド部を有し、前記操作力を前記操作部に伝達する第一連係機構と、
前記第一継手部と前記第二継手部とを連結し、前記操作力の伝達状態を維持可能な第二連係機構と、が備えられたことにある。
前記第一継手部及び前記第二継手部の両方または何れか一方と前記ロッド部とは、差し込み固定機構によって連結され、
前記第二連係機構の長さは、前記ロッド部の一端と他端を一直線に結ぶ直線の長さよりも長くなるように、かつ、前記第二連係機構の長さと前記直線の長さとの差が前記差し込み固定機構における差し込み長さよりも短くなるように、設定されていると好適である。
手動操作される変速操作具と、
前記変速操作具の操作力に基づいてエンジンからの動力を変速する変速装置と、
前記変速操作具側の部材に連結固定される第一継手部、及び、前記変速装置の操作部側の部材に連結固定される第二継手部、及び、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結するロッド部を有し、前記操作力を前記操作部に伝達する連係機構と、が備えられ、
前記第一継手部及び前記第二継手部の両方または何れか一方と前記ロッド部とは、差し込み固定機構によって連結され、
前記差し込み固定機構おける差し込み状態が解除されるのを阻止する脱落防止機構が備えられていることにある。
前記脱落防止機構として、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結し、前記操作力の伝達状態を維持可能な第二連係機構が備えられていると好適である。
前記差し込み固定機構はネジ式に構成され、
前記第二連係機構の長さは、前記ロッド部の一端と他端を一直線に結ぶ直線の長さよりも長くなるように、かつ、前記第二連係機構の長さと前記直線の長さとの差が前記差し込み固定機構におけるネジ込み長さよりも短くなるように、設定されていると好適である。
前記ロッド部は、一直線状の部材によって長さ変更可能に構成され、
前記第二連係機構の長さは、前記ロッド部の最大長さよりも長くなるように、かつ、前記第二連係機構の長さと前記ロッド部の最小長さとの差が前記差し込み固定機構におけるネジ込み長さよりも短くなるように、設定されていると好適である。
前記第二連係機構に、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結する索状体が備えられていると好適である。
前記第二連係機構の一端部は前記第一継手部に揺動可能に連結され、かつ、前記第二連係機構の他端部は前記第二継手部に揺動可能に連結されていると好適である。
前記第一継手部及び前記第二継手部に巻き回された状態で締め付けて固定されたバンド部材が備えられ、
前記第二連係機構の両端部は、前記バンド部材に連結されていると好適である。
前記第一継手部及び前記第二継手部の外周部に、前記バンド部材と当接して前記バンド部材の前記外周部からの抜けを阻止する抜け止め部が備えられていると好適である。
前記第一継手部及び前記第二継手部の外周部に、前記バンド部材と当接して前記バンド部材の前記外周部周りの回転を阻止する回り止め部が備えられていると好適である。
図1及び図2には、普通型コンバイン(本発明に係る「作業機」に相当)を示している。なお、以下の説明においては、図2に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Rの方向を「機体右側」とする。
図3に示すように、静油圧式無段変速装置11は、主変速レバー16の操作力に基づいてエンジン5からの動力を変速する。静油圧式無段変速装置11は、可変容量型の油圧ポンプ(図示省略)と、固定容量型又は可変容量型の油圧モータ(図示省略)と、を有している。静油圧式無段変速装置11には、前記油圧ポンプの斜板角度を操作するトラニオン軸11A(本発明に係る「操作部」に相当)が設けられている。トラニオン軸11Aには、主変速レバー16の操作力が第一連係機構21(本発明に係る「第一連係機構」、「連係機構」に相当)によって伝達される。トラニオン軸11Aには、レバー11B(本発明に係る「変速装置の操作部側の部材」に相当)がトラニオン軸11Aと一体揺動可能に設けられている。なお、本実施形態では、トラニオン軸11Aが後方に突出するように、静油圧式無段変速装置11が配置されているが、トラニオン軸11Aが前方又は左方又は右方に突出するように、静油圧式無段変速装置11が配置されていてもよい。
主変速レバー16は、機体左右向きの軸心X1周りで揺動可能にフレーム22に支持されている。主変速レバー16の基端部には、アーム23(本発明に係る「変速操作具側の部材」に相当)が主変速レバー16と軸心X1周りで一体揺動可能に設けられている。
図4に示すように、第一連係機構21は、第一継手部24と、第二継手部25と、ロッド部26と、を有し、主変速レバー16の操作力をトラニオン軸11Aに伝達する。
第一継手部24は、主変速レバー16側のアーム23に連結固定されている。第一継手部24は、リンクボールによって構成されている。第一継手部24は、第一ボルト軸部27と、第一ホルダ部28と、を有している。第一ボルト軸部27は、主変速レバー16側のアーム23に連結固定されている。
第二継手部25は、トラニオン軸11A側のレバー11Bに連結固定されている。第二継手部25は、リンクボールによって構成されている。第二継手部25は、第二ボルト軸部29と、第二ホルダ部30と、を有している。第二ボルト軸部29は、トラニオン軸11A側のレバー11Bに連結固定されている。
ロッド部26は、第一継手部24と第二継手部25とを連結している。ロッド部26は、長さの異なる小ロッド31と大ロッド32とがターンバックル33によって連結された一直線状の棒状部材によって長さ変更可能に構成されている。主変速レバー16の中立位置と静油圧式無段変速装置11の中立位置とが合うように、ロッド部26の長さをターンバックル33によって変更することができる。
図4に示すように、第一継手部24と第二継手部25とは、第二連係機構40(本発明に係る「第二連係機構」、「脱落防止機構」に相当)によって連結されている。第二連係機構40は、第一継手部24と第二継手部25とを連結するワイヤー41(本発明に係る「索状体」に相当)を有している。ワイヤー41の両端部は、連結具42を介してバンド部材43に揺動可能に連結されている。
図5から図7に示すように、バンド部材43は、第一継手部24及び第二継手部25に巻き回された状態でボルト45及び二つのナット46によって締め付けて固定されている。バンド部材43は、巻回部43Aと、一対の縦壁部43Bと、を有している。巻回部43Aは、第一筒部28B及び第二筒部30Bに巻き回されている。一対の縦壁部43Bは、巻回部43Aの巻回方向の両端部に一体的に連設されている。一対の縦壁部43Bの間には、中空状のカラー44が介装されている。
図8に示すように、ロッド部26の一端と他端とを一直線に結ぶ直線の長さLx(以下単に「ロッド部26の長さLx」という。)は、標準長さをL1とすると、ターンバックル33によって、最小長さL1−αと最大長さL1+αとの範囲内で変更することができる。なお、αは異なる数値であってもよい。そして、ロッド部26の両端部は、第一継手部24(第一ネジ孔28a)と第二継手部25(第二ネジ孔30a)にネジ込み長さL3(本発明に係る「差し込み長さ」、「ネジ込み長さ」に相当)ネジ込まれている。
(1)上記実施形態では、第二連係機構40に、ワイヤー41が備えられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図9(a)に示すように、第二連係機構140が棒状部材等からなるリンクによって構成されていてもよい。これにより、第二連係機構140によって新たな伝達経路を構築する際に、操作力をしっかりと伝達することができる。また、上記実施形態では、「索状体」がワイヤー41によって構成されているが、例えば、図9(b)に示す第二連係機構240のように、「索状体」がチェーン241によって構成されていてもよい。
11 静油圧式無段変速装置(変速装置)
11A トラニオン軸(操作部)
11B レバー(変速装置の操作部側の部材)
16 主変速レバー16(変速操作具)
21 第一連係機構(第一連係機構、連係機構)
23 アーム(変速操作具側の部材)
24 第一継手部
25 第二継手部
26 ロッド部
28b 第一フランジ部(抜け止め部、回り止め部)
30b 第二フランジ部(抜け止め部、回り止め部)
36 第一差し込み固定機構(差し込み固定機構)
39 第二差し込み固定機構(差し込み固定機構)
40 第二連係機構(第二連係機構、脱落防止機構)
41 ワイヤー(索状体)
43 バンド部材
L1−α ロッド部の最小長さ
L1+α ロッド部の最大長さ
L2 ワイヤーの長さ(第二連係機構の長さ)
L3 ネジ込み長さ(差し込み長さ、差し込み長さ)
Lx ロッド部の長さ(ロッド部の一端と他端を一直線に結ぶ直線の長さ)
ΔL 差(第二連係機構の長さと直線の長さとの差、第二連係機構の長さとロッド部の最小長さとの差)
Claims (11)
- 手動操作される変速操作具と、
前記変速操作具の操作力に基づいてエンジンからの動力を変速する変速装置と、
前記変速操作具側の部材に連結固定される第一継手部、及び、前記変速装置の操作部側の部材に連結固定される第二継手部、及び、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結するロッド部を有し、前記操作力を前記操作部に伝達する第一連係機構と、
前記第一継手部と前記第二継手部とを連結し、前記操作力の伝達状態を維持可能な第二連係機構と、が備えられた作業機。 - 前記第一継手部及び前記第二継手部の両方または何れか一方と前記ロッド部とは、差し込み固定機構によって連結され、
前記第二連係機構の長さは、前記ロッド部の一端と他端を一直線に結ぶ直線の長さよりも長くなるように、かつ、前記第二連係機構の長さと前記直線の長さとの差が前記差し込み固定機構における差し込み長さよりも短くなるように、設定されている請求項1に記載の作業機。 - 手動操作される変速操作具と、
前記変速操作具の操作力に基づいてエンジンからの動力を変速する変速装置と、
前記変速操作具側の部材に連結固定される第一継手部、及び、前記変速装置の操作部側の部材に連結固定される第二継手部、及び、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結するロッド部を有し、前記操作力を前記操作部に伝達する連係機構と、が備えられ、
前記第一継手部及び前記第二継手部の両方または何れか一方と前記ロッド部とは、差し込み固定機構によって連結され、
前記差し込み固定機構おける差し込み状態が解除されるのを阻止する脱落防止機構が備えられた作業機。 - 前記脱落防止機構として、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結し、前記操作力の伝達状態を維持可能な第二連係機構が備えられている請求項3に記載の作業機。
- 前記差し込み固定機構はネジ式に構成され、
前記第二連係機構の長さは、前記ロッド部の一端と他端を一直線に結ぶ直線の長さよりも長くなるように、かつ、前記第二連係機構の長さと前記直線の長さとの差が前記差し込み固定機構におけるネジ込み長さよりも短くなるように、設定されている請求項2または4に記載の作業機。 - 前記ロッド部は、一直線状の部材によって長さ変更可能に構成され、
前記第二連係機構の長さは、前記ロッド部の最大長さよりも長くなるように、かつ、前記第二連係機構の長さと前記ロッド部の最小長さとの差が前記差し込み固定機構におけるネジ込み長さよりも短くなるように、設定されている請求項5に記載の作業機。 - 前記第二連係機構に、前記第一継手部と前記第二継手部とを連結する索状体が備えられている請求項1、2、4乃至6の何れか一項に記載の作業機。
- 前記第二連係機構の一端部は前記第一継手部に揺動可能に連結され、かつ、前記第二連係機構の他端部は前記第二継手部に揺動可能に連結されている請求項1、2、4乃至7の何れか一項に記載の作業機。
- 前記第一継手部及び前記第二継手部に巻き回された状態で締め付けて固定されたバンド部材が備えられ、
前記第二連係機構の両端部は、前記バンド部材に連結されている請求項1、2、4乃至8の何れか一項に記載の作業機。 - 前記第一継手部及び前記第二継手部の外周部に、前記バンド部材と当接して前記バンド部材の前記外周部からの抜けを阻止する抜け止め部が備えられている請求項9に記載の作業機。
- 前記第一継手部及び前記第二継手部の外周部に、前記バンド部材と当接して前記バンド部材の前記外周部周りの回転を阻止する回り止め部が備えられている請求項9または10に記載の作業機。
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