JP2016139036A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】配置画像の配置に応じて、適切な黒浮き補正を行うことによって、配置画像の階調性が低下することを防止する。【解決手段】本発明に係る表示装置は、第1投影画像を投影する投影手段と、配置画像を含む画像を取得する取得手段と、前記配置画像の表示位置が、前記第1投影画像の領域のうち、他の表示装置によって投影される第2投影画像に重畳されない領域である非ブレンド領域内に存在するか否かに応じて、前記配置画像の黒浮きの度合いを前記第1投影画像の領域のうち前記第2投影画像に重畳される領域であるブレンド領域の黒浮きの度合いに近づけるための黒浮き補正処理を前記配置画像に対して行うか否かを制御する処理手段と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置等に関する。
プロジェクタのような表示装置を用いた画像表示方法として、複数の表示装置を用いたマルチ投影がある。マルチ投影は、複数の表示装置を用いて複数の投影画像を並べて表示することにより、高面積且つ高画質の画像表示を実現する画像表示方法である。ここでは、マルチ投影によって表示された画像(複数の投影画像を合成した画像)を“合成投影画像”と記載する。マルチ投影では、複数の投影画像のつなぎ目を見えにくくするために、投影画像の一部が他の投影画像の一部に重畳されるように、複数の投影画像が並べられることが多い。投影画像の領域のうち他の投影画像に重畳される領域(ブレンド領域)では、複数の投影画像が重ね合わせられるため、他の領域(投影画像の領域のうち他の投影画像に重畳されない領域;非ブレンド領域)に比べ明るい画像が表示されてしまう。そして、ブレンド領域と非ブレンド領域の間に合成輝度(合成投影画像の投影輝度(表示輝度))の段差が生じてしまう。このような課題を解決するための従来技術として、ブレンド領域と非ブレンド領域の間の合成輝度の段差が低減するようにブレンド領域における画像データを補正する輝度補正処理が提案されている。
上記表示装置では、黒色の画像データに基づく投影輝度はゼロにならない。これは“黒浮き”と呼ばれる。そのため、輝度補正処理によって合成輝度が平準化されたとしても、ブレンド領域では、非ブレンド領域に比べ大きい黒浮き(投影画像の積層数に応じた大きさ黒浮き)が生じてしまう。
合成投影画像の黒浮きの度合い(大きさ)を平準化するための従来技術として、ブレンド領域における黒浮きの大きさと、非ブレンド領域における黒浮きの大きさと、の差分を、非ブレンド領域における画像データに加算する黒浮き補正処理が提案されている。このような黒浮き低減処理を行うことにより、ブレント領域における黒浮きの度合いと非ブレンド領域における黒浮きの度合いとの差を低減することができる。
黒浮き補正処理に関する従来技術は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の技術では、ブレンド領域の端から非ブレンド領域の側に一定距離だけ離れた位置までの移行領域で、当該ブレンド領域のレベルから当該非ブレンド領域のレベルまで黒の合成輝度が徐々に変化させられる。
ここで、投影画像に配置画像が配置されていることがある。配置画像は、例えば、OSD(On Screen Display)画像、ピクチャーインピクチャー画像における子画面の画像、等である。OSD画像は、例えば、画質調整などをユーザが行う際に表示されるメニュー画像である。ピクチャーインピクチャー画像は、親画面の一部の領域に子画面が重畳された画像である。そして、配置画像の配置(表示位置)によっては、当該配置画像に黒浮き補正処理を施す必要がないことがある。
しかしながら、従来技術では、配置画像の配置が考慮されずに黒浮き補正処理が行われる。そのため、黒浮き補正処理を施す必要がない配置画像の階調値が、黒浮き補正処理によって変化してしまうことがある。黒浮き補正処理では、黒浮きの度合いが増すように黒の階調値が高められるため、黒浮き補正処理によって階調値が変化した領域では、黒浮き補正処理によって階調性が低下してしまう。そのため、従来技術では、黒浮き補正処理を施す必要がない配置画像の階調性が、黒浮き補正処理によって低下してしまうことがある
。
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本発明は、配置画像の配置に応じて、適切な黒浮き補正を行うことによって、配置画像の階調性が低下することを防止することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、第1投影画像を投影する投影手段と、配置画像を含む画像を取得する取得手段と、前記配置画像の表示位置が、前記第1投影画像の領域のうち、他の表示装置によって投影される第2投影画像に重畳されない領域である非ブレンド領域内に存在するか否かに応じて、前記配置画像の黒浮きの度合いを前記第1投影画像の領域のうち前記第2投影画像に重畳される領域であるブレンド領域の黒浮きの度合いに近づけるための黒浮き補正処理を前記配置画像に対して行うか否かを制御する処理手段と、を有する。
また、本発明に係る表示装置は、第1投影画像を投影する投影手段と、配置画像を含む画像を取得する取得手段と、前記配置画像の表示位置が、前記第1投影画像の領域のうち、他の表示装置によって投影される第2投影画像に重畳されない領域である非ブレンド領域内に存在するか否かに応じて、前記配置画像の黒浮きの度合いを前記第1投影画像の領域のうち前記第2投影画像に重畳される領域であるブレンド領域の黒浮きの度合いに近づけるための黒浮き補正処理に用いられる補正値を設定する制御手段と、を有する。
また、本発明に係る表示装置は、第1投影画像を投影する投影手段と、配置画像を含む画像を取得する取得手段と、前記配置画像の表示位置が、前記第1投影画像の領域のうち、他の表示装置によって投影される第2投影画像に重畳されない領域である非ブレンド領域内に存在するか否かに応じて、前記配置画像の黒浮きの度合いを前記第1投影画像の領域のうち前記第2投影画像に重畳される領域であるブレンド領域の黒浮きの度合いに近づけるための黒浮き補正処理に用いられる補正値を設定する制御手段と、を有する。
本発明によれば、配置画像の配置に応じて、適切な黒浮き補正を行うことによって、配置画像の階調性が低下することを防止することができる。
<実施例1>
以下に、本発明の実施例1に係る表示装置及びその制御方法について、図面を参照して説明する。本実施例に係る表示装置は、画像データに基づく投影画像である第1投影画像を投影対象物(壁、スクリーンシート、スクリーンボード、等)に投影することによって表示する。そして、本実施例に係る表示装置を含む複数の表示装置を使用することにより、マルチ投影を行うことができる。本実施例に係るマルチ投影では、他の表示装置(第1投影画像を表示する表示装置と異なる表示装置)の投影画像である第2投影画像の一部に第1投影画像の一部が重畳されるように、第1投影画像が表示される。それにより、第1投影画像と第2投影画像を合成した合成投影画像を表示することができる。本実施例に係
る表示装置としては、例えば、プロジェクタを使用することができる。
以下に、本発明の実施例1に係る表示装置及びその制御方法について、図面を参照して説明する。本実施例に係る表示装置は、画像データに基づく投影画像である第1投影画像を投影対象物(壁、スクリーンシート、スクリーンボード、等)に投影することによって表示する。そして、本実施例に係る表示装置を含む複数の表示装置を使用することにより、マルチ投影を行うことができる。本実施例に係るマルチ投影では、他の表示装置(第1投影画像を表示する表示装置と異なる表示装置)の投影画像である第2投影画像の一部に第1投影画像の一部が重畳されるように、第1投影画像が表示される。それにより、第1投影画像と第2投影画像を合成した合成投影画像を表示することができる。本実施例に係
る表示装置としては、例えば、プロジェクタを使用することができる。
なお、本実施例に係る画像は静止画像でも動画像でもよい。
なお、本実施例では、図3に示すように、2台の表示装置100,200を用いたマルチ投影の例を説明するが、2台よりも多くの表示装置を用いてマルチ投影が行われてもよい。以下では、表示装置100の投影画像を“第1投影画像”と記載し、表示装置200の投影画像を“第2投影画像”と記載する。
なお、本実施例では、図3に示すように、2台の表示装置100,200を用いたマルチ投影の例を説明するが、2台よりも多くの表示装置を用いてマルチ投影が行われてもよい。以下では、表示装置100の投影画像を“第1投影画像”と記載し、表示装置200の投影画像を“第2投影画像”と記載する。
(構成)
まず、表示装置100の構成について説明する。図1は、表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。表示装置200の構成は表示装置100と同様であるため、その説明は省略する。
まず、表示装置100の構成について説明する。図1は、表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。表示装置200の構成は表示装置100と同様であるため、その説明は省略する。
制御部101は、表示装置100の各機能部の動作を制御する。制御部101は、不図示のROMとRAMを有する。ROMは、制御部101の処理手順が記述された制御プログラムを記憶している。RAMは、ワークメモリとして使用され、制御プログラムや各種データを一時的に記憶する。また、制御部101は、内蔵メモリ116が記憶している画像データ、画像ファイル、等を、ROMが記憶しているプログラムを用いて再生することもできる。
操作部102は、ユーザ操作を受け付ける。
電源制御部103は、表示装置100の各機能部への電力供給を制御する。
液晶部104は、1枚または複数枚の液晶パネル(透過パネル)を有する。例えば、液晶部104は、3枚の液晶パネルを有する。液晶パネルは、複数の液晶素子を有する。なお、液晶素子の代わりに、光の透過率を変更可能な他の素子を使用することもできる。例えば、液晶素子の代わりに、MEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを使用することもできる。液晶パネルの代わりにDMDパネルを使用することもできる。
液晶駆動部105は、液晶駆動部105に入力された画像データ(表示画像データ)に基づいて、液晶部104が有する液晶パネルの各液晶素子を駆動する。それにより、各液晶素子の透過率が、表示画像データに応じた透過率に制御される。
電源制御部103は、表示装置100の各機能部への電力供給を制御する。
液晶部104は、1枚または複数枚の液晶パネル(透過パネル)を有する。例えば、液晶部104は、3枚の液晶パネルを有する。液晶パネルは、複数の液晶素子を有する。なお、液晶素子の代わりに、光の透過率を変更可能な他の素子を使用することもできる。例えば、液晶素子の代わりに、MEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッターを使用することもできる。液晶パネルの代わりにDMDパネルを使用することもできる。
液晶駆動部105は、液晶駆動部105に入力された画像データ(表示画像データ)に基づいて、液晶部104が有する液晶パネルの各液晶素子を駆動する。それにより、各液晶素子の透過率が、表示画像データに応じた透過率に制御される。
光源106は、液晶部104に光を供給(照射)する。
投影光学系107は、光源106から発せられた光が液晶部104(液晶部104が有する液晶パネル)を透過することによって得られた光学像を、図3の投影対象物300に投影する。それにより、投影対象物300上に、表示画像データに基づく投影画像(第1投影画像)が表示される。投影光学系107は、投影の角度を可動域内で変更することができる。
光源制御部108は、光源106の光量等を制御する。
光学系制御部109は、投影光学系107の不図示のズームレンズや不図示のフォーカスレンズ等の状態を制御することにより、ズーム倍率の調整や焦点の調整等を行う。
投影光学系107は、光源106から発せられた光が液晶部104(液晶部104が有する液晶パネル)を透過することによって得られた光学像を、図3の投影対象物300に投影する。それにより、投影対象物300上に、表示画像データに基づく投影画像(第1投影画像)が表示される。投影光学系107は、投影の角度を可動域内で変更することができる。
光源制御部108は、光源106の光量等を制御する。
光学系制御部109は、投影光学系107の不図示のズームレンズや不図示のフォーカスレンズ等の状態を制御することにより、ズーム倍率の調整や焦点の調整等を行う。
アナログ入力部110は、パーソナルコンピュータ(PC)、DVDプレイヤー、等の外部装置から出力されたアナログ画像データ(アナログ信号である画像データ)を取得することができる。アナログ入力部110としては、RGB端子、S端子、等を使用することができる。また、放送局から送信されたアナログ画像データを取得することができるテレビチューナー等を、アナログ入力部110として使用することもできる。
AD変換部111は、アナログ入力部110によって取得されたアナログ画像データをデジタル画像データ(デジタル信号である画像データ)に変換する。
AD変換部111は、アナログ入力部110によって取得されたアナログ画像データをデジタル画像データ(デジタル信号である画像データ)に変換する。
デジタル入力部112は、PC、DVDプレイヤー、等の外部装置から出力されたデジタル画像データを取得することができる。デジタル入力部112としては、HDMI(登録商標)端子等を使用することができる。デジタル入力部112がHDMI端子である場合には、デジタル画像データと共に制御信号が入力されることがある。デジタル入力部112に制御信号が入力された場合には、表示装置100は、制御信号に応じた処理を行う。
USBインタフェース113は、デジタルカメラ、USBメモリ(USB型のフラッシュメモリ)、等の外部装置から各種データ(デジタル画像データ、デジタル画像ファイル、制御信号、等)を取得することができる。USBインタフェース113は、各種データを外部装置に出力することもできる。また、USBインタフェース113には、ポインティングデバイス、キーボード、等が接続されることもある。
カードインタフェース114は、カード型の記憶装置(記憶媒体)から各種データ(デジタル画像データ、デジタル画像ファイル、等)を読み出したり、カード型の記憶装置に対して各種データを書き込んだりすることができる。カード型の記憶装置としては、例えば、SDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、等を使用することができる。
通信部115は、イントラネット、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、等のネットワークから各種データ(画像データ、画像ファイル、制御信号、等)を取得したり、ネットワークに対して各種データを出力したりすることができる。通信部115は、ネットワークを介して外部装置と通信することができる。例えば、表示装置100は、通信部115を用いて他の表示装置と通信することができる。外部装置との通信は、有線通信であってもよい無線通信であってもよい。
内蔵メモリ116は、各種データ(画像データ、画像ファイル、メタデータ、等)を記憶する。内蔵メモリ116としては、ハードディスク、半導体メモリ、等を使用することができる。
画像処理部117は、取得画像データ(デジタル画像データ)を取得する(第1取得処理)。本実施例では、AD変換部111で生成された画像データ、内蔵メモリ116に記録されている画像データ、制御部101で生成された画像データ、等が画像処理部117に入力される。デジタル入力部112、USBインタフェース113、カードインタフェース114、通信部115、等によって取得された画像データが画像処理部117に入力されることもある。画像処理部117に1つの画像データが入力された場合には、当該画像データが取得画像データとして取得される。画像処理部117に複数の画像データが入力された場合には、当該複数の画像データに基づいて、取得画像データが取得(生成)される。例えば、複数の画像(配置画像)が並べられた画像を表す取得画像データが生成されたり、1つの画像上に1つ以上の画像(配置画像)が重畳された画像を表す取得画像データが生成されたりする。複数の画像データのうちの1つが取得画像データとして取得されたりもする。配置画像は、例えば、OSD(On Screen Display)画像、ピクチャーインピクチャー画像における子画面の画像、等である。OSD画像は、例えば、画質調整などをユーザが行う際に表示されるメニュー画像である。ピクチャーインピクチャー画像は、親画面の一部の領域に子画面が重畳された画像である。画像処理部117に複数の画像データが入力された場合における取得画像データの取得方法は、例えば、操作部102を用いた設定することができる。
画像処理部117は、取得画像データに所定の画像処理を施すことにより、表示画像データを生成する。所定の画像処理は、例えば、液晶駆動部105に入力するのに適した画像データに画像データを変換する画像処理である。具体的には、所定の画像処理は、画像
データの画素数を液晶パネルの画素数に合わせる解像度変換処理、液晶パネルの交流駆動のためのフレームレート変換処理、等を含む。液晶パネルの交流駆動は、各液晶素子にかける電界の方向を交互に切り替える駆動方法であり、“電界の方向が正方向であっても負方向であっても同じ透過率を実現できる”という液晶素子の性質を利用した駆動方法である。液晶パネルの交流駆動では、各液晶素子に正方向の電界をかけるための画像データ(正フレーム)と、各液晶素子に負方向の電界をかけるための画像データ(負フレーム)と、を交互に液晶駆動部105に送る必要がある。そのため、フレームレート変換処理では、取得画像データのフレーム毎に、そのフレームから正フレームと負フレームが生成される。その結果、取得画像データのフレーム数(及びフレームレート)が2倍に高められる。
データの画素数を液晶パネルの画素数に合わせる解像度変換処理、液晶パネルの交流駆動のためのフレームレート変換処理、等を含む。液晶パネルの交流駆動は、各液晶素子にかける電界の方向を交互に切り替える駆動方法であり、“電界の方向が正方向であっても負方向であっても同じ透過率を実現できる”という液晶素子の性質を利用した駆動方法である。液晶パネルの交流駆動では、各液晶素子に正方向の電界をかけるための画像データ(正フレーム)と、各液晶素子に負方向の電界をかけるための画像データ(負フレーム)と、を交互に液晶駆動部105に送る必要がある。そのため、フレームレート変換処理では、取得画像データのフレーム毎に、そのフレームから正フレームと負フレームが生成される。その結果、取得画像データのフレーム数(及びフレームレート)が2倍に高められる。
なお、所定の画像処理は、キーストン補正処理を含んでいてもよい。投影対象物に対して斜め方向から投影画像を投影した場合、台形状等に歪んだ投影画像が投影対象物上に表示されてしまう。キーストン補正処理は、このような投影画像の歪みが低減するように画像の形状を変形する処理である。
なお、マルチ投影が行われる場合には、表示画像データを生成する際に、取得画像データに対して後述するエッジブレンド処理と黒浮き補正処理も施される。エッジブレンド処理は行われなくてもよい。
なお、取得画像データに対して複数の画像処理を施す場合、どのような順番で複数の画像処理が行われてもよい。
なお、マルチ投影が行われる場合には、表示画像データを生成する際に、取得画像データに対して後述するエッジブレンド処理と黒浮き補正処理も施される。エッジブレンド処理は行われなくてもよい。
なお、取得画像データに対して複数の画像処理を施す場合、どのような順番で複数の画像処理が行われてもよい。
赤外線受信部118は、表示装置100用のリモコン、その他の外部装置、等から出力された赤外線を受信し、受信した赤外線に応じた制御信号を制御部101に送信する。表示装置100は、1つの赤外線受信部118を有していてもよいし、複数の赤外線受信部118を有していてもよい。表示装置100の前側、表示装置100の後ろ側、等の複数の側に赤外線受信部118が設けられていてもよい。
測距部119は、表示装置100と投影対象物300との間の距離を検出する。例えば、測距部119は、不図示のめがねレンズと不図示のラインセンサ対(1対のラインセンサ)とを有する。各ラインセンサは、めがねレンズを介して入射した光束を受光し、受光した光束に応じた電気信号を出力する。測距部119では、各ラインセンサから出力された電気信号に基づいてコントラスト位置が算出され、算出されたコントラスト位置に基づいて、表示装置100と投影対象物300の間の距離が算出される。測距部119は、算出した距離を光学系制御部109に出力する。光学系制御部109では、測距部119で算出された距離を焦点距離とした投影が行われるように、焦点が調整される。測距部119として、超音波距離センサ、赤外線距離センサ、等を使用することもできる。
撮像部120は、投影対象物300の表面(第1投影画像が表示された領域を少なくとも含む領域)を撮像する。撮像部120は、例えば、不図示の撮影レンズ、不図示のCCD、及び、不図示の撮影制御回路を有する。
電源入力部121には、外部から交流電力が供給される。電源入力部121は、供給された交流電力を所定の電圧に整流して電源制御部103に供給する。
光源測光部122は、光源106から発せられた光の光量や輝度を計測する。光源制御部108は、例えば、光源測光部122の計測値に基づいて、光源106の光量等を制御する。
電源入力部121には、外部から交流電力が供給される。電源入力部121は、供給された交流電力を所定の電圧に整流して電源制御部103に供給する。
光源測光部122は、光源106から発せられた光の光量や輝度を計測する。光源制御部108は、例えば、光源測光部122の計測値に基づいて、光源106の光量等を制御する。
エッジブレンド処理部123は、マルチ投影が行わる場合に、エッジブレンド処理(輝度補正処理)を行う。具体的には、マルチ投影が行わる場合に、制御部101からエッジブレンド処理部123にエッジブレンド処理の実行命令が通知される。そして、エッジブレンド処理部123は、制御部101から実行命令が通知された場合に、エッジブレンド
処理を行う。エッジブレンド処理は、ブレンド領域と非ブレンド領域の間の合成投影画像の投影輝度の段差を低減する画像処理である。図3に示すように、ブレント領域は、第1投影画像の領域のうち第2投影画像に重畳される領域であり、非ブレンド領域は、第1投影画像の領域のうち第2投影画像に重畳されない領域ある。投影輝度は、投影対象物300上の輝度(表示輝度)である。表示装置200では、第2投影画像の領域のうち第1投影画像に重畳される領域がブレンド領域として扱われ、第2投影画像の領域のうち第1投影画像に重畳されない領域が非ブレンド領域として扱われる。表示装置100と表示装置200とで、ブレンド領域は共通する。
処理を行う。エッジブレンド処理は、ブレンド領域と非ブレンド領域の間の合成投影画像の投影輝度の段差を低減する画像処理である。図3に示すように、ブレント領域は、第1投影画像の領域のうち第2投影画像に重畳される領域であり、非ブレンド領域は、第1投影画像の領域のうち第2投影画像に重畳されない領域ある。投影輝度は、投影対象物300上の輝度(表示輝度)である。表示装置200では、第2投影画像の領域のうち第1投影画像に重畳される領域がブレンド領域として扱われ、第2投影画像の領域のうち第1投影画像に重畳されない領域が非ブレンド領域として扱われる。表示装置100と表示装置200とで、ブレンド領域は共通する。
本実施例では、エッジブレンド処理により、ブレンド領域における画像データが補正される。具体的には、エッジブレンド処理部123は、画素毎に、画素位置に応じた係数を画像データの階調値に乗算する。画素位置と係数の対応関係の一例を図4に示す。図4の横軸は画素位置を示し、図4の縦軸は係数を示す。図4の対応関係では、非ブレンド領域に対応する係数として“1”が割り当てられている。そして、ブレンド領域に対して、非ブレンド領域から画素位置までの距離の増加に対して線形に低下し、且つ、第1投影画像の縁(第2画像側の縁)で“0”となる係数が割り当てられている。
なお、エッジブレンド処理は、上記処理に限らない。エッジブレンド処理は、第1投影画像として全白画像(画像全体が白色の画像)を表示した場合にブレンド領域と非ブレンド領域の輝度の差を目立たなくすることができる処理であれば、どのような処理であってもよい。例えば、画素位置と係数の対応関係は図4の対応関係に限らない。エッジブレンド処理により、ブレンド領域の少なくとも一部と、非ブレンド領域の少なくとも一部と、を含む領域の画像データが補正されてもよい。エッジブレンド処理は、階調値に係数を乗算する処理でなく、階調値にオフセット値を加算する処理であってもよい。
なお、対応する色(対応色)が互いに異なる複数の階調値によって1つの画素値が構成される場合には、画素位置と係数の対応関係として、複数の対応色で共通の1つの対応関係が使用されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、複数の対応色にそれぞれ対応する複数の対応関係が使用されてもよい。
なお、対応する色(対応色)が互いに異なる複数の階調値によって1つの画素値が構成される場合には、画素位置と係数の対応関係として、複数の対応色で共通の1つの対応関係が使用されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、複数の対応色にそれぞれ対応する複数の対応関係が使用されてもよい。
黒浮き補正部124は、マルチ投影が行わる場合に、黒浮き補正処理を行う。黒浮き補正処理は、非ブレンド領域における合成投影画像の黒浮きの度合い(大きさ)を、ブレンド領域における合成投影画像の黒浮きの度合いに近づける画像処理である。本実施例では、黒浮き補正処理により、非ブレンド領域における画像データが補正される。黒浮き補正部である。本実施例では、非ブレンド領域における各階調値にオフセット値(黒補正値)が加算される。それにより、図5に示すように、非ブレンド領域における黒の投影輝度が、ブレント領域における黒の投影輝度と同じ値まで高められる。本実施例では、黒補正値は、後述する黒浮き記憶部125から取得される。
なお、黒補正値は、操作部102を用いたユーザ操作(例えば、黒補正値を表示装置100に入力するユーザ操作)に応じて取得されてもよい。ユーザは、例えば、合成投影画像を見ながら操作部102を操作することにより、表示装置100に黒補正値を入力する。表示装置100に入力された黒補正値は、例えば、制御部101を介して黒浮き補正部124に入力される。
なお、対応色が互いに異なる複数の階調値によって1つの画素値が構成される場合には、複数の対応色で共通の1つの黒補正値が使用されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、複数の対応色にそれぞれ対応する複数の黒補正値が使用されてもよい。
なお、黒補正値は、階調値に加算するオフセット値に限らない。例えば、黒補正値は階調値に乗算する係数であってもよい。
なお、黒浮き補正処理は、上記処理に限らない。黒浮き補正処理は、非ブレンド領域における合成投影画像の黒浮きの度合いを、ブレンド領域における合成投影画像の黒浮きの
度合いに近づけることができる処理であれば、どのような処理であってもよい。例えば、黒浮き補正処理後に、非ブレンド領域における黒の投影輝度が、ブレント領域における黒の投影輝度に一致しなくてもよい。黒浮き補正処理により、ブレンド領域の少なくとも一部と、非ブレンド領域部の少なくとも一部と、を含む領域の画像データが補正されてもよい。
なお、対応色が互いに異なる複数の階調値によって1つの画素値が構成される場合には、複数の対応色で共通の1つの黒補正値が使用されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、複数の対応色にそれぞれ対応する複数の黒補正値が使用されてもよい。
なお、黒補正値は、階調値に加算するオフセット値に限らない。例えば、黒補正値は階調値に乗算する係数であってもよい。
なお、黒浮き補正処理は、上記処理に限らない。黒浮き補正処理は、非ブレンド領域における合成投影画像の黒浮きの度合いを、ブレンド領域における合成投影画像の黒浮きの
度合いに近づけることができる処理であれば、どのような処理であってもよい。例えば、黒浮き補正処理後に、非ブレンド領域における黒の投影輝度が、ブレント領域における黒の投影輝度に一致しなくてもよい。黒浮き補正処理により、ブレンド領域の少なくとも一部と、非ブレンド領域部の少なくとも一部と、を含む領域の画像データが補正されてもよい。
黒浮き記憶部125は、ブレンド領域と非ブレント領域を示す領域情報、及び、黒補正値、を記憶する。本実施例では、制御部101が、表示装置100と表示装置200と全黒画像(画像全体が黒色の画像)を表示させる。その表示状態で、撮像部120が、合成投影画像を撮影することにより、撮影画像データを生成する。そして、制御部101が、第1投影画像の表示領域(第1投影画像が表示された領域)のうち、撮影画像データの輝度値が輝度閾値以上である領域を、ブレンド領域として検出する。また、制御部101は、第1投影画像の表示領域のうち、撮影画像データの輝度値が輝度閾値未満である領域を、非ブレンド領域として検出する。撮影画像データの画素値がRGB値である場合には、RGB値をXYZ値に変換する変換式を用いて輝度値(Y値)が算出される。その後、制御部101が、ブレント領域における撮影画像データの輝度値と、非ブレンド領域における撮影画像データの輝度値と、を取得し、ブレンド領域の輝度値と非ブレンド領域の輝度値との差分(輝度差)を黒補正値として取得する。領域の輝度値として領域内の各画素の輝度値が取得され、黒補正値として各画素の輝度差の代表値が取得されてもよい。領域の輝度値として領域内の各画素の輝度値の代表値(代表輝度値)が取得され、黒補正値として代表輝度値の差分が取得されてもよい。代表値は、平均値、最頻値、中間値、最大値、最小値、等である。そして、制御部101が、領域情報と黒補正値を黒浮き記憶部125に記録する。領域情報としては、領域の位置とサイズの組み合わせ、領域の始点座標と終点座標の組み合わせ、等を使用することができる。
なお、輝度閾値は、メーカーによって予め定められた固定値であってもよいし、そうでなくてもよい。
なお、領域情報を記憶する記憶部は、黒補正値を記憶する記憶部と異なっていてもよい。
なお、領域情報は、予め定められた固定の情報であってもよいし、黒補正値は、予め定められた固定値であってもよい。
なお、領域情報や黒補正値の生成方法は上記方法に限らない。例えば、上述したように、黒補正値は、操作部102を用いたユーザ操作(例えば、黒補正値を表示装置100に入力するユーザ操作)に応じて取得されてもよい。領域情報も、操作部102を用いたユーザ操作(例えば、領域情報を表示装置100に入力するユーザ操作)に応じて取得されてもよい。具体的には、黒補正値を入力するユーザ操作を促すOSD画像(設定画像)を表示装置100に表示させてもよい。そして、上記設定画像に対するユーザ操作に応じて、黒補正値が表示装置100に入力され黒浮き記憶部125に記録されてもよい。領域情報についても同様である。
なお、領域情報を記憶する記憶部は、黒補正値を記憶する記憶部と異なっていてもよい。
なお、領域情報は、予め定められた固定の情報であってもよいし、黒補正値は、予め定められた固定値であってもよい。
なお、領域情報や黒補正値の生成方法は上記方法に限らない。例えば、上述したように、黒補正値は、操作部102を用いたユーザ操作(例えば、黒補正値を表示装置100に入力するユーザ操作)に応じて取得されてもよい。領域情報も、操作部102を用いたユーザ操作(例えば、領域情報を表示装置100に入力するユーザ操作)に応じて取得されてもよい。具体的には、黒補正値を入力するユーザ操作を促すOSD画像(設定画像)を表示装置100に表示させてもよい。そして、上記設定画像に対するユーザ操作に応じて、黒補正値が表示装置100に入力され黒浮き記憶部125に記録されてもよい。領域情報についても同様である。
配置情報取得部126は、取得画像データによって表された画像(取得画像)に配置画像が配置されている場合に、当該配置画像の領域(配置領域)を示す配置情報を取得する。配置情報は、例えば、表示装置100が図3の入力装置400と通信を行うことにより、入力装置400から取得される。配置画像の配置が画像処理部117で行われた場合には、制御部101を介して画像処理部117から配置情報を取得することもできる。
平均輝度値取得部128は、黒浮き補正処理が施される前の画像データ(例えば、取得画像データ)の特徴量を取得する(第2取得処理)。本実施例では、配置画像の領域における画像データの平均輝度値(輝度値の平均値;APL)を取得する。
なお、特徴量は平均輝度値に限らない。例えば、特徴量として、輝度値の他の代表値、
階調値の代表値、輝度値のヒストグラム、階調値のヒストグラム、等が取得されてもよい。
なお、特徴量の取得する対象の領域は、配置画像の領域に限らない。特徴量の取得する対象の領域は、配置画像の領域の少なくとも一部を含んでいなくてもよいし、配置画像の領域以外の領域を含んでいてもよい。特徴量の取得する対象の領域は、取得画像の全領域であってもよい。
なお、特徴量は平均輝度値に限らない。例えば、特徴量として、輝度値の他の代表値、
階調値の代表値、輝度値のヒストグラム、階調値のヒストグラム、等が取得されてもよい。
なお、特徴量の取得する対象の領域は、配置画像の領域に限らない。特徴量の取得する対象の領域は、配置画像の領域の少なくとも一部を含んでいなくてもよいし、配置画像の領域以外の領域を含んでいてもよい。特徴量の取得する対象の領域は、取得画像の全領域であってもよい。
黒浮き補正選択部127は、取得画像に配置画像が配置されている場合に、配置情報取得部126で取得された配置情報に基づいて、取得画像に配置されている配置画像が第1配置画像であるか第2配置画像であるかを判定する。第1配置画像は、ブレンド領域に重畳している配置画像であり、第2配置画像は、ブレンド領域に重畳していない配置画像である。第1配置画像は“表示位置が非ブレンド領域内に存在しない配置画像”とも言え、第2配置画像は“表示位置が非ブレンド領域内に存在する配置画像”とも言える。取得画像に複数の配置画像が配置されている場合には、各配置画像について上記判定が行われる。なお、配置画像の各画素の表示すべき位置を「表示位置」として捉えてもよいし、配置画像の所定位置の画素の表示すべき位置を「表示位置」として捉えてもよい。所定位置は、例えば、配置画像の中心位置、頂点位置、重心位置、等である。
また、黒浮き補正選択部127は、第2配置画像について、黒浮き補正処理による階調値の変化を抑制するか否かを選択する。例えば、黒浮き補正選択部127は、操作部102を用いたユーザ操作に応じて、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かを判定する。ここで、ユーザ操作は、例えば、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かを指示するユーザ操作である。具体的には、黒浮き補正選択部127は、制御部101に制御信号を出力することにより、上記ユーザ操作を促すOSD画像(選択画像)を表示装置100に表示させる。そして、黒浮き補正選択部127は、上記選択画像に対するユーザ操作に応じて、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かを判定する。
なお、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かの選択方法は、上記方法に限らない。例えば、平均輝度値取得部128で取得された特徴量に基づいて、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かが選択されてもよい。第2配置画像が明るい場合には、第2配置画像内の黒浮きの度合いのばらつきは目立ち難く、第2配置画像が暗い場合には、第2配置画像内の黒浮きの度合いのばらつきは目立ち易い。そのため、平均輝度値取得部128で取得された平均輝度値が特徴閾値以下である場合に、黒浮き補正処理による前記第2配置画像の階調値の変化を抑制することが選択されることが好ましい。そして、平均輝度値取得部128で取得された平均輝度値が特徴閾値よりも大きい場合に、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制しないことが選択されることが好ましい。特徴閾値は、メーカーによって予め定められた固定値であってもよいし、そうでなくてもよい。
入力装置400は、表示装置100や表示装置200に画像データを出力する。入力装置400としては、例えば、PC、信号発生器、ブルーレイディスクプレーヤー、等を使用することができる。入力装置400は、不図示の画像処理回路を有しており、配置画像が配置された画像を表す画像データ(例えば、ピクチャーインピクチャー画像の画像データ)を生成して出力することもできる。
(動作)
次に、表示装置100の動作について説明する。表示装置200の動作は表示装置100と同様であるため、その説明は省略する。
まず、表示装置100の基本的な動作について説明する。
次に、表示装置100の動作について説明する。表示装置200の動作は表示装置100と同様であるため、その説明は省略する。
まず、表示装置100の基本的な動作について説明する。
操作部102から制御部101に電源ON信号(表示装置100の起動を指示する制御信号)が出力されると、制御部101は、各機能部への電源供給を開始する指示を電源制御部103に出力する。それにより、電源制御部103から各機能部に電力が供給され、各機能部の状態が待機状態となる。各機能部に電力が供給された後、制御部101は、光源106の発光を開始する指示を光源制御部108に出力する。それにより、光源106が発光する。また、制御部101は、投影光学系107のフォーカスレンズの制御のために、液晶駆動部105に全白画像の画像データ(全白画像データ)を出力する。それにより、液晶駆動部105は、液晶部104の液晶パネルの透過率を全白画像データに基づく透過率に制御する。その結果、光源106から発せられた光が液晶部104を透過して投影光学系107に導かれ、投影光学系107は液晶部104から入射した光(光学像)を投影対象物300に投影する。それにより、投影対象物300上に全白画像が表示される。次に、制御部101は、投影された全白画像に基づいて測距部119によって得られた焦点距離等を考慮して、投影光学系107の状態を調整する指示を光学系制御部109に出力する。それにより、光学系制御部109は、投影対象物300上に投影光(投影画像)が結像するように、投影光学系107のフォーカスレンズの状態を制御する。このようにして、投影の準備が整う。
次に、例えば、画像処理部117が、デジタル入力部112に入力された画像データを取得画像データとして取得する。そして、画像処理部117は、取得画像データに所定の画像処理(解像度変換処理、フレームレート変換処理、キーストン補正処理、ガンマ補正処理、輝度浮き抑制処理、等)を施す。それにより、表示画像データが生成される。ガンマ補正処理は、所定のガンマカーブ(変換前の階調値と変換後の階調値の対応関係)で画像データの各階調値を変換する処理である。所定のガンマカーブは、例えば、表示装置の表示特性(階調値と投影輝度の対応関係)に基づいて生成されたカーブ、ユーザが指定したカーブ、等である。輝度浮き抑制処理は、輝度浮きが抑制されるように画像データを補正する処理である。画像処理部117は、生成した表示画像データを液晶駆動部105に出力する。それにより、液晶部104の透過率が表示画像データに基づく透過率に制御され、表示画像データに基づく画像が表示される。
操作部102から制御部101に電源OFF信号(表示装置100の停止を指示する制御信号)が出力されると、制御部101は、各機能部への電源供給を停止する指示を電源制御部103に出力する。それにより、電源制御部103から各機能部への電力供給が順次停止され、表示装置100が停止される。
なお、デジタル入力部112に入力された画像データを表示する例を説明したが、他の方法で取得された画像データ(例えば、他のインタフェースに入力された画像データ)も同様の方法で表示することができる。
次に、表示装置100の特徴的な動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。図2は、表示装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートは、マルチ投影を行う際の動作の一例を示す。図2のフローチャートは、操作部102から制御部101にマルチ投影開始信号(マルチ投影の開始を指示する制御信号)が出力されたことに応じて開始される。
まず、S1001にて、エッジブレンド処理部123が、取得画像データにエッジブレンド処理を施すことにより、第1処理画像データを生成する。
次に、S1002にて、黒浮き補正部124が、黒浮き記憶部125に予め記録された黒補正値を、黒浮き記憶部125から取得する。
そして、S1003にて、配置情報取得部126が、取得画像に配置されている配置画
像の領域(配置領域)を示す配置情報を取得する。例えば、制御部101が通信部115を介して入力装置400と通信し、入力装置400の画像処理回路(ピクチャーインピクチャー画像の画像データを生成する画像処理(合成処理)を行う回路)から配置情報を取得する。
次に、S1002にて、黒浮き補正部124が、黒浮き記憶部125に予め記録された黒補正値を、黒浮き記憶部125から取得する。
そして、S1003にて、配置情報取得部126が、取得画像に配置されている配置画
像の領域(配置領域)を示す配置情報を取得する。例えば、制御部101が通信部115を介して入力装置400と通信し、入力装置400の画像処理回路(ピクチャーインピクチャー画像の画像データを生成する画像処理(合成処理)を行う回路)から配置情報を取得する。
次に、S1004にて、黒浮き補正選択部127が、S1003で取得された配置情報が示す領域とブレンド領域とを比較することにより、配置領域がブレンド領域に重畳しているか否かを判定する。この処理は、“取得画像に配置されている配置画像が第1配置画像であるか第2配置画像であるかを判定する処理”と言うこともできる。上述したように、第1配置画像は、ブレンド領域に重畳していない配置画像であり、第2配置画像は、ブレンド領域に重畳している配置画像である。図6(A)に示すように配置領域がブレンド領域に重畳している場合には、S1006へ処理が進められる。図6(B)に示すように配置領域がブレンド領域に重畳していない場合には、S1005へ処理が進められる。取得画像に配置画像が配置されていない場合にも、S1005へ処理が進められる。
S1005では、制御部101が、黒浮き補正処理による階調値の変化(補正量)が元の黒補正値(第1黒補正値)に比べ小さい黒補正値(第2黒補正値)を、配置領域用の黒補正値として設定する。第2黒補正値は、例えば、第1黒補正値よりも絶対値が小さい黒補正値である。本実施例では、制御部101が、第2黒補正値(配置領域用の黒補正値)を決定し、決定した第2黒補正値を黒浮き補正部124に出力(記録)する。第2黒補正値は、例えば、配置画像のサイズやコントラストに基づいて決定することができる。例えば、配置画像のサイズが所定のサイズ以上であるときに、配置画像のサイズが所定のサイズよりも小さいときに比べて大きい抑制量で、黒浮き補正処理による階調値の変化が抑制された黒補正値を、第2黒補正値として決定すればよい。また、例えば、配置画像のコントラストが所定のコントラストよりも低いときに、配置画像のコントラストが所定のコントラスト以上であるときに比べて大きい抑制量で、黒浮き補正処理による配置画像の階調値の変化が抑制された黒補正値を、第2黒補正値として決定すればよい。
なお、第2黒補正値の決定方法は上記方法に限らない。例えば、配置画像のサイズとコントラスト以外のパラメータに基づいて、第2黒補正値が決定されてもよい。1つのパラメータに基づいて第2黒補正値が決定されてもよいし、複数のパラメータに基づいて第2黒補正値が決定されてもよい。第2黒補正値は、メーカーによって予め定められた固定値であってもよい。操作部102を用いたユーザ操作(例えば、第2黒補正値を表示装置100に入力するユーザ操作)に応じて第2黒補正値が取得されてもよい。
S1006では、黒浮き補正部124が、S1001で生成された第1処理画像データに対して黒浮き補正処理を施すことにより、第2処理画像データを生成する。第2処理画像データは、黒浮き補正部124から画像処理部117へ送られる。そして、画像処理部117が第2処理画像データに所定の画像処理を施すことにより、表示画像データが生成される。その後、表示画像データに基づく画像が表示される。
S1006の処理についてより詳細に説明する。
配置領域がブレンド領域に重畳している場合には、第1補正値を用いた黒浮き補正処理が行われる。本実施例では、非ブレンド領域における第1処理画像データの各階調値が第1補正値を用いて補正される。取得画像に配置画像が配置されていない場合にも、同様の黒浮き補正処理が行われる。
配置領域がブレンド領域に重畳していない場合には、配置領域以外の領域に対して、第1補正値を用いた黒浮き補正処理が施され、配置領域に対して第2黒補正値を用いた黒浮き補正処理が施される。それにより、黒浮き補正処理による第1配置画像の階調値の変化を抑制することができる。
配置領域がブレンド領域に重畳している場合には、第1補正値を用いた黒浮き補正処理が行われる。本実施例では、非ブレンド領域における第1処理画像データの各階調値が第1補正値を用いて補正される。取得画像に配置画像が配置されていない場合にも、同様の黒浮き補正処理が行われる。
配置領域がブレンド領域に重畳していない場合には、配置領域以外の領域に対して、第1補正値を用いた黒浮き補正処理が施され、配置領域に対して第2黒補正値を用いた黒浮き補正処理が施される。それにより、黒浮き補正処理による第1配置画像の階調値の変化を抑制することができる。
なお、黒浮き補正処理による階調値の変化の抑制方法は特に限定されない。配置領域に対する黒浮き補正処理を省略することにより、黒浮き補正処理による配置画像の階調値の変化が抑制されてもよい。具体的には、第2黒補正値として0が使用されてもよい。
なお、ブレンド領域に重畳していない配置画像(第1配置画像)と、ブレンド領域に重畳している配置画像(第2配置画像)と、が取得画像に配置されていることがある。その場合には、配置されている全ての配置画像(第1配置画像と第2配置画像)について、黒浮き補正処理による階調値の変化が抑制されてもよいし、第1配置画像のみについて、黒浮き補正処理による階調値の変化が抑制されてもよい。黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かは、黒浮き補正選択部127の選択結果に応じて切り替えられてもよい。
なお、第1配置画像が取得画像に配置されている場合にのみS1004からS1005に処理が進められてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制することが黒浮き補正選択部127によって選択されている場合には、第1配置画像が取得画像に配置されているか否かに拘らず、S1004からS1005に処理が進められてもよい。そして、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化が抑制されてもよい。
なお、ブレンド領域に重畳していない配置画像(第1配置画像)と、ブレンド領域に重畳している配置画像(第2配置画像)と、が取得画像に配置されていることがある。その場合には、配置されている全ての配置画像(第1配置画像と第2配置画像)について、黒浮き補正処理による階調値の変化が抑制されてもよいし、第1配置画像のみについて、黒浮き補正処理による階調値の変化が抑制されてもよい。黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制するか否かは、黒浮き補正選択部127の選択結果に応じて切り替えられてもよい。
なお、第1配置画像が取得画像に配置されている場合にのみS1004からS1005に処理が進められてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化を抑制することが黒浮き補正選択部127によって選択されている場合には、第1配置画像が取得画像に配置されているか否かに拘らず、S1004からS1005に処理が進められてもよい。そして、黒浮き補正処理による第2配置画像の階調値の変化が抑制されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、黒浮き補正処理による第1配置画像の階調値の変化が抑制される。それにより、ブレント領域と非ブレント領域との間の合成投影画像の黒浮きの度合いの差を低減することができ、且つ、階調性の高い配置画像を表示することができる。具体的には、黒浮き補正処理では、黒浮きの度合いが増すように黒の階調値が高められるため、黒浮き補正処理によって階調値が変化した領域では、黒浮き補正処理によって階調性が低下してしまう。そのため、第1配置画像の領域に対して他の領域と同様の黒浮き補正処理が施されると、図7(B)に示すように、第1配置画像の階調性が大きく低下し、第1配置画像が明るく表示され、第1配置画像の視認性が低下してしまう。第1配置画像はブレンド領域に重畳していないため、第1配置画像内の黒浮きの度合いのばらつきは小さいか0である。そのため、第1配置画像の領域に対しては、黒浮き補正処理を施す必要はない。本実施例では、黒浮き補正処理による第1配置画像の階調値の変化が抑制されるため、図7(A)に示すように、第1配置画像の階調性の低下、及び、第1配置画像の視認性の低下を抑制することができる。そして、他の領域については、黒浮き補正処理による階調値の変化が抑制されないため、ブレント領域と非ブレント領域との間の合成投影画像の黒浮きの度合いの差を効果的に低減することができる。
また、エッジブレンド処理が行われる場合には、ブレンド領域と非ブレンド領域の間の黒浮きの度合いの大きな差が生じる。そのため、本実施例の方法は、エッジブレンド処理が行われる場合に特に有効である。
また、エッジブレンド処理が行われる場合には、ブレンド領域と非ブレンド領域の間の黒浮きの度合いの大きな差が生じる。そのため、本実施例の方法は、エッジブレンド処理が行われる場合に特に有効である。
なお、本実施例では、撮影画像データに基づいて黒補正値を決定する例を説明したが、これに限らない。例えば、輝度計を用いて表示面(投影対象物の表面)の輝度を測定し、その測定結果に基づいて黒補正値が決定されてもよい。それにより、輝度値が直接得られ、RGB値から輝度値を算出するといった処理が省略できるため、高速に黒補正値を決定することができる。
<実施例2>
以下に、本発明の実施例2に係る表示装置及びその制御方法について、図面を参照して説明する。なお、本実施例に係る表示装置の構成と基本的な動作は実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
以下に、本発明の実施例2に係る表示装置及びその制御方法について、図面を参照して説明する。なお、本実施例に係る表示装置の構成と基本的な動作は実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
本実施例に係る表示装置100の特徴的な動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。表示装置200の動作は表示装置100と同様であるため、その説明は省略
する。
する。
まず、S2001にて、画像処理部117が、画像処理部117に入力された複数の画像データを合成することにより、配置画像が配置された取得画像を表す取得画像データを生成する。例えば、2つの画像データが画像処理部117に入力された場合には、一方の画像データによって表された画像上に他方の画像データによって表された画像が重畳された取得画像を表す取得画像データが生成される。このとき、画像処理部117では、配置情報が生成される。配置画像は、例えば、操作部102を用いたユーザ操作に応じて設定された位置に配置される。
なお、配置画像は、予め定められた固定の位置に配置されてもよい。
また、第1投影画像に重畳する投影画像を表示する表示装置(対応表示装置)から通信部115を介して画像処理部117に、ブレンド領域の少なくとも一部を含む領域に配置される配置画像の画像データと、その配置位置と、が伝送されることがある。その場合には、画像処理部117は、受信した配置位置に受信した配置画像が配置された取得画像を表す取得画像データを生成する。本実施例では、対応表示装置は、第2投影画像を表示する表示装置200である。
また、第1投影画像に重畳する投影画像を表示する表示装置(対応表示装置)から通信部115を介して画像処理部117に、ブレンド領域の少なくとも一部を含む領域に配置される配置画像の画像データと、その配置位置と、が伝送されることがある。その場合には、画像処理部117は、受信した配置位置に受信した配置画像が配置された取得画像を表す取得画像データを生成する。本実施例では、対応表示装置は、第2投影画像を表示する表示装置200である。
S2001の次に、S2002とS2003の処理が行われる。S2002とS2003の処理は図2のS1001とS1002の処理と同様であるため、その説明は省略する。
S2003の次に、S2004にて、配置情報取得部126が、画像処理部117から配置情報(S2001で生成された配置情報)を取得する。
S2004の次に、S2005の処理が行われる。S2005の処理は図2のS1004の処理と同様であるため、その説明は省略する。配置領域がブレンド領域に重畳している場合には、S2007へ処理が進められる。配置領域がブレンド領域に重畳していない場合、及び、取得画像に配置画像が配置されていない場合には、S2006へ処理が進められる。S2006の処理は図2のS1005の処理と同様であるため、その説明は省略する。
S2004の次に、S2005の処理が行われる。S2005の処理は図2のS1004の処理と同様であるため、その説明は省略する。配置領域がブレンド領域に重畳している場合には、S2007へ処理が進められる。配置領域がブレンド領域に重畳していない場合、及び、取得画像に配置画像が配置されていない場合には、S2006へ処理が進められる。S2006の処理は図2のS1005の処理と同様であるため、その説明は省略する。
S2007では、制御部101が、ブレンド領域に重畳している配置画像(第2配置画像)について、その配置画像の画像データが対応表示装置から取得された画像データであるか否かを画像処理部117に問い合わせる。第2配置画像の画像データが対応表示装置から取得された画像データである場合には、S2009へ処理が進められ、第2配置画像の画像データが対応表示装置から取得された画像データでない場合には、S2008へ処理が進められる。S2009の処理は図2のS1006と同様であるため、その説明は省略する。
S2008では、制御部101が、対応表示装置以外から取得された画像データの一部と、その配置位置とを、通信部115を介して対応表示装置へ送信する。取得画像データを生成する際に、対応表示装置以外から取得された画像データに基づく画像の一部しか取得画像に描画されないことがある。S2008では、対応表示装置以外から取得された画像データに基づく画像の残りの部分(表示装置100の取得画像に描画されていない部分)の画像データが送信される。その後、S2009へ処理が進められる。
以上述べたように、本実施例においても、実施例1と同様に、黒浮き補正処理による第1配置画像の階調値の変化が抑制される。それにより、ブレント領域と非ブレント領域との間の合成投影画像の黒浮きの度合いの差を低減することができ、且つ、階調性の高い配置画像を表示することができる。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,200 表示装置101 制御部117 画像処理部124 黒浮き補正部
Claims (7)
- 第1投影画像を投影する投影手段と、
配置画像を含む画像を取得する取得手段と、
前記配置画像の表示位置が、前記第1投影画像の領域のうち、他の表示装置によって投影される第2投影画像に重畳されない領域である非ブレンド領域内に存在するか否かに応じて、前記配置画像の黒浮きの度合いを前記第1投影画像の領域のうち前記第2投影画像に重畳される領域であるブレンド領域の黒浮きの度合いに近づけるための黒浮き補正処理を前記配置画像に対して行うか否かを制御する処理手段と、
を有することを特徴とする表示装置。 - 前記処理手段は、前記配置画像の表示位置が前記非ブレンド領域内に存在しない場合、前記配置画像に対して前記黒浮き補正処理を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記処理手段は、前記配置画像の表示位置が前記非ブレンド領域内に存在する場合、前記配置画像に対して前記黒浮き補正処理を行わない
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 第1投影画像を投影する投影手段と、
配置画像を含む画像を取得する取得手段と、
前記配置画像の表示位置が、前記第1投影画像の領域のうち、他の表示装置によって投影される第2投影画像に重畳されない領域である非ブレンド領域内に存在するか否かに応じて、前記配置画像の黒浮きの度合いを前記第1投影画像の領域のうち前記第2投影画像に重畳される領域であるブレンド領域の黒浮きの度合いに近づけるための黒浮き補正処理に用いられる補正値を設定する制御手段と、
を有することを特徴とする表示装置。 - 前記制御手段は、前記配置画像の表示位置が前記非ブレンド領域内に存在しない場合、前記黒浮き補正処理に用いられる補正値として第1黒補正値を設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、前記配置画像の表示位置が前記非ブレンド領域内に存在する場合、前記黒浮き補正処理に用いられる補正値として前記第1黒補正値よりも補正量の小さい第2黒補正値を設定する
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記第2黒補正値は、前記配置画像のサイズ及び前記配置画像のコントラストの少なくとも一つに基づいて設定される
ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015014358A JP2016139036A (ja) | 2015-01-28 | 2015-01-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015014358A JP2016139036A (ja) | 2015-01-28 | 2015-01-28 | 表示装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2016139036A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019078786A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | セイコーエプソン株式会社 | 画像投射システム、プロジェクター、及び画像投射システムの制御方法 |
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2015
- 2015-01-28 JP JP2015014358A patent/JP2016139036A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019078786A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | セイコーエプソン株式会社 | 画像投射システム、プロジェクター、及び画像投射システムの制御方法 |
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