JP2016138854A - ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置、飛行体、ナビゲーション連携制御方法、ナビゲーション装置用連携制御プログラム及び飛行体用連携制御プログラム - Google Patents

ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置、飛行体、ナビゲーション連携制御方法、ナビゲーション装置用連携制御プログラム及び飛行体用連携制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ナビゲーション装置と飛行体とを連携させることによって、従来にない新たな機能を実現する。【解決手段】ナビゲーション装置1では、受付手段を通じて使用者から飛行体2との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付けると、送信制御手段が、受付手段を通じて受け付けた指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、これを飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する。飛行体2では、ナビゲーション装置1との間で通信を行うための飛行体側通信手段を通じてナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信し、飛行体側連携制御手段が、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、主に徒歩により移動する使用者によって利用されるナビゲーションシステム、当該ナビゲーションシステムで用いられる装置、方法、プログラムに関する。
近年、ドローンなどと呼ばれる無人航空機の利用が各方面で考えられている。ドローンは、元々は軍事用の無人偵察機などとして利用されるものを指していたが、近年においては、企業によって例えばデリバリ(配達)などのサービス用途に利用することが考えられている。また、後に記す特許文献1には、車両の上空を飛行する飛行物体に搭載された撮像装置によって撮影された映像を、当該車両内に設けられた表示装置に表示して運転を支援する車両用状況監視システムに関する発明が開示されている。
特許文献1に記載の車両用状況監視システムの場合には、前方にバスやトラックなどの大型車両が存在するために見通しがきかない場合などにおいて、簡単に大型車両よりも前の状況を映像により確認できるので、交通安全に資することができる。また、特許文献1に記載の車両用状況監視システムの場合には、駐車時において、車両の上空から当該車両を含む周囲の画像を車両内の表示装置に表示することによって、駐車時の運転を補助できる。
特開2006−180326号公報
近年においては、スマートフォンなどと呼ばれる高機能携帯電話端末やタブレットPC(Personal Computer)の普及に伴い、これらを利用して実現される歩行者用ナビゲーション装置が広く利用されている。また、高機能携帯電話端末を用いて遠隔制御が可能な、小型化、軽量化がされたドローン(飛行体)も実用レベルになり、種々のものが提供されるようになった。このため、上述した特許文献1に記載の発明のように、歩行者用ナビゲーション装置でも飛行体に搭載されたカメラからの画像を表示して利用することが考えられる。
しかし、歩行者用ナビゲーション装置や飛行体の機能、性能は、現状でも優れており、また、今後ますます向上していくものと考えられる。このため、歩行者用ナビゲーション装置での飛行体からの撮影映像の利用だけでなく、歩行者ナビゲーション装置と飛行体とが協働し、連携することによって、使用者の利便性をより向上させる、従来にない新たな機能の提供が望まれている。
以上の点に鑑み、この発明は、ナビゲーション装置と、このナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とを連携させることによって、従来にない新たな機能を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のナビゲーションシステムは、
ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムであって、
前記飛行体は、
前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段と、
前記飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する飛行体側連携制御手段と
を備え、
前記ナビゲーション装置は、
前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段と、
使用者から前記飛行体との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける受付手段と、
前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記ナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する送信制御手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明のナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置と飛行体とからなる。ナビゲーション装置は、受付手段を通じて、使用者から飛行体との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける。そして、送信制御手段が、受付手段を通じて受け付けた指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、これを飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する。
一方、飛行体は、ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段を通じてナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信する。そして、ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信すると、飛行体側連携制御手段が、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する。
このように、ナビゲーション装置からの連携に関する情報に応じて、飛行体において、予め決められた一連の処理を開始できるので、飛行体2の飛行に関する単なる遠隔制御にとどまらず、一連の複雑な連携が可能となる。これにより、ナビゲーション装置と、このナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とを連携させ、従来にない新たな機能を実現できる。
この発明によれば、ナビゲーション装置と、このナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とを連携させることによって、従来にない新たな機能を実現できる。
ナビゲーションシステムの全体構成を説明するための図である。 ナビゲーション装置1の構成例を説明するためのブロック図である。 ネットワークDB106に格納されるネットワークデータの例を説明するための図である。 画像データファイル107の格納データの例を説明するための図である。 ルートデータファイル108の格納データの例を説明するための図である。 飛行体2の構成例を説明するための図である。 飛行体2の駆動制御ユニット22内に設けられる駆動制御装置部の構成例を示すブロック図である。 ナビゲーション装置1において行われる処理を説明するためのフローチャートである。 図8に続くフローチャートである。 図8、図9に示したフローチャートの処理において、ナビゲーション装置1の表示部111に表示される表示画面の例を示す図である。 図8、図9に示したフローチャートの処理において、ナビゲーション装置1の表示部111に表示される表示画面の例を示す図である。 飛行体2において行われる処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図を参照しながら、この発明のシステム、装置、方法、プログラムの一実施の形態について説明する。
[ナビゲーションシステムの全体構成]
図1は、この実施形態のナビゲーションシステムの全体構成を説明するための図である。この実施形態のナビゲーションシステムは、図1に示すように、歩行者である使用者(ユーザ)によって使用される歩行者用ナビゲーション装置(以下、単にナビゲーション装置と記載する。)1と飛行体2とにより構成される。この実施形態において、ナビゲーション装置1と飛行体2とは近距離無線通信により相互に通信を行うことができるようになっている。
また、飛行体2は、図1に示すように、例えば全長が10m程度のワイヤーロープ(以下、単にワイヤーと記載する。)4によって使用者に接続され、必要以上に上昇したり、また、必要以上に使用者から離れたりすることがないように規制され、安全性が確保されている。なお、飛行体2と使用者とは、銅などの素線を組み合わせて形成されるワイヤーに限らず、例えば、炭素繊維のロープなど、所定以上の強度を備えた種々の素材の紐状部材を用いることができる。
ナビゲーション装置1は、例えば、高機能携帯電話端末やタブレットPCにナビゲーションソフトウェア、地図データ、ネットワークデータが搭載されて実現される。ナビゲーション装置1は、通常の歩行者用ナビゲーション装置の場合と同様に、後述もするが、GPS部、表示部、操作部、音声処理部等を備えたものである。そして、ナビゲーション装置1は、使用者からの指示入力に応じてルート探索を行って使用者に提示し、使用者の指示に応じて選択されたルートを設定して、地図表示と音声メッセージとによりルート案内を行う。
飛行体2は、ナビゲーション装置1と連携(協働)して機能するものである。飛行体2は、後述もするが、飛行機構部、GPS部、カメラ部等を備えたものである。そして、飛行体2は、ナビゲーション装置1からの指示に応じて飛行し、必要に応じてGPS部で取得した現在位置を示す情報やカメラ部を通じて撮影して得た撮影映像を、あるいは、画像認識処理を行ってその結果を、ナビゲーション装置1に提供できるものである。
飛行体2は、飛行していない状態にあるときには、手に持って、あるいは、手提げ袋や鞄などに入れて、使用者が簡単に携帯(持ち運び)することができる。また、飛行体2は、充電式のバッテリを備え、使用者の自宅などにおいて簡単に充電でき、1回の充電で例えば数時間程度の連続飛行が可能なものである。
そして、この実施形態のナビゲーションシステムの場合、ナビゲーション装置1の使用者は目的に応じて、飛行体2を飛行させ、自己が所持するナビゲーション装置1と連携させることができる。例えば、ナビゲーション装置1のGPS部により現在位置を示す情報が取得できない場合に、飛行体2を飛行させ、上空において飛行体2のGPS部で取得した現在位置を示す情報の提供を受けて、ナビゲーション装置1のルート案内処理を継続させることができる。このように、飛行体2のGPS部で取得する現在位置を示す情報を、ナビゲーション装置1の現在位置を示す情報として用いてナビゲーション処理を継続させる機能を、この明細書では「GPS連携」という。
また、設定した目的地までの経路が分かり難い場合に、飛行体2を飛行させ、ナビゲーション装置1を通じて当該経路上の位置を飛行体2に指示し、飛行体2に当該指示した位置まで先に行かせるようにすることができる。これにより、使用者が進むべきルート上を飛行体2に先導させることができる。このように、ナビゲーション装置1を通じて飛行体2を先導に用いる機能を、この明細書では「先導連携」という。
また、1人以上の者(参加者)を引き連れて徒歩で移動する場合に、当該1人以上の者の顔写真の画像データを飛行体2に送信して、飛行体2に監視を依頼し、上空から参加者の映像を撮影して画像認識することにより、ルートから外れそうな参加者の発生を通知させることができる。このように、ナビゲーション装置1を通じて飛行体により、引率する1人以上の者の監視を行わせる機能を、この明細書では「引率連携」という。なお、「引率連携」は、引率対象が複数存在する場合に用いて特に効果のある機能である。
また、目的地までの経路において、先の状態を飛行体2のカメラ部を通じて撮影し、経路と対応付けてナビゲーション装置1の表示部に表示させることができる。このように、ナビゲーションを行っている経路と対応付けて、当該経路上の様子を示す飛行体2からの映像を、ナビゲーション装置1の表示部に表示させる機能を、この明細書では「画像連携」という。
このように、この実施形態のナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置1と飛行体2とが連携して、従来にない新たな機能を実現する。そして、飛行体2は、ナビゲーション装置1を通じて遠隔制御できると共に、飛行体2は、ナビゲーション装置1との距離が予め定められた距離以上に離れないように、自動制御できるようになっている。
また、上述もしたように、飛行体2は、ワイヤー4によって使用者に接続されている。ワイヤー4の使用者側の端部は、例えば、使用者の腕部などに装着されるリール部3のリールに接続されている。リール部3は、飛行体2の移動に伴ってワイヤー4を送り出すことができると共に、使用者の操作に応じて自動的にワイヤー4の巻き取りを行うことができる。
これにより、飛行体2がナビゲーション装置1からの制御に応じて飛行を開始させる場合においてリール部3は、飛行体2の飛行動作に応じてワイヤー4を送り出して飛行体2が飛行できるようにする。また、飛行体2の飛行を終了する場合において、使用者によってワイヤー4の巻き取りが指示された場合には、リール部3は、ワイヤー4を適切な速度で巻き取り、飛行体2を安全かつ迅速に使用者の近傍まで移動させて、着陸させるようにしたり、使用者が収容したりできるようにする。
なお、リール部3に近距離通信機能を設けてもよい。これにより、飛行体2に搭載された風力センサにより規定値以上の風速の風が吹いていることが検知された場合などにおいては、ナビゲーション装置1や飛行体2の制御に応じて、リール部3は迅速かつ安全にワイヤー4を巻き取る。これにより、使用者は、飛行体2を安全かつ迅速に収容できる。また、飛行体2のカメラ部からの映像を解析するなどして、飛行に支障が生じるほどの降雨や降雪が検知された場合や林や森の中などの周囲に障害物が多い場所であると検知された場合にもナビゲーション装置1や飛行体2の制御に応じて、リール部3は迅速かつ安全にワイヤー4を巻き取り、使用者が飛行体2を安全かつ迅速に収容できる。
なお、この実施形態において飛行体2は、安定した飛行が可能ないわゆるクワッドコプターの構成のものとして説明する。しかし、飛行体2はクワッドコプターの構成のものに限らない。適宜の数のローターを備えたいわゆるマルチコプターやいわゆるヘリコプターの構成としてもよい。また、飛行機型、気球型、飛行船型など、適宜の構成の飛行体を飛行体2として用いることができる。
以下においては、この実施形態のナビゲーションシステムを構成するナビゲーション装置1と飛行体2の構成例と動作(処理)について具体的に説明する。
[ナビゲーション装置1の構成例]
図2は、この実施形態のナビゲーションシステムで用いられるナビゲーション装置1の構成例を説明するためのブロック図である。図2において、近距離送受信アンテナ101A及び近距離通信部101は、飛行体2と相互に通信を行うためのものである。このため、近距離通信部101では、後述する飛行体2側に設けられる近距離通信部と同じ通信方式が用いられる。例えば、ブルートゥース(登録商標)規格など、通信距離が数十メートル程度の種々の通信方式を用いることができる。
制御部102はナビゲーション装置1の各部を制御する機能を実現し、記憶装置103は情報記憶保持機能を実現する。記憶装置103には、種々のプログラムや処理に必要になる種々のデータが記憶されると共に、各種の処理の途中結果を一時記憶する作業領域としても用いられる。操作部104は、電源のオン/オフスイッチや幾つかのファンクションボタンなどからなる。地図DB105は、歩行者用のナビゲーション処理に用いられる地図を表示するための地図データを記憶保持する。ネットワークDB106は、経路探索時等に用いられる歩行者用のネットワークデータを記憶保持する。
図3は、ネットワークDB106に格納される歩行者のネットワークデータの例を説明するための図である。図3(A)は、歩行者ネットワークの一例を示している。歩行者ネットワークデータは、ノードデータとリンクデータとからなる。ノードデータは、ランドマーク、建物、施設、交差点、分岐点、屈曲点などの地点を表す。また、リンクデータは、ノードデータを結ぶ線分によって、歩道、地下街、アーケード、階段、建物内通路、横断歩道、歩道橋などの歩行者が通行可能なルート(歩行者が通行可能な部分)を示す。図3(A)に示した歩行者ネットワークの例は、5つのノードデータ(N1〜N5)と5つのリンクデータ(L1〜L5)とによって構成されている。
図3(B)は、図3(A)に示した例のネットワークの場合のリンクデータの詳細な構成を示している。各リンクデータには、そのリンクを構成するノードデータの番号と、リンクコストと、リンク種別と、その他の情報とが対応付けられている。リンクコストは、そのリンクが表す歩道等を通行する際にユーザにかかる負荷を表している。この実施の形態においてリンクコストは、そのリンクが表す歩道等の長さに応じて設定されている。なお、リンクコストは、そのリンクが表す歩道等を通行するのに要する時間に応じて設定されていてもよい。そして、リンクコストは、いわゆるダイクストラ法により、リンクコストが最小となる経路を探索する場合に参照される。
リンク種別は、当該リンク部分が、歩道、地下街、アーケード、階段、建物内通路、横断歩道、歩道橋などのどれであるかを示すものである。その他の情報には、例えば、車椅子によって通行可能かどうか、傾斜や段差があるかどうかなど、そのリンクに関する種々の情報がある。そして、図3(B)に示した例の場合、リンクL1、L2、L3は、アーケードや歩道であることが示されている。
図3(C)は、図3(A)に示した例のネットワークの場合のノードデータの詳細な構成を示している。各ノードデータには、そのノードの位置を示す緯度、経度情報と、ノード種別と、その他の情報とが対応付けられている。ノード種別は、当該ノード部分が、ランドマーク、建物、施設、交差点、分岐点、屈曲点などのどれであるかを示すものである。その他の情報には、例えば、車椅子によって通行可能なノードかどうか、傾斜や段差があるかどうかなど、そのノードに関する種々の情報がある。そして、図3(C)に示した例の場合、ノードN1、N5は交差点であり、ノードN2、N3は横断歩道であり、ノードN4は、○○ホール(例えばコンサートホールのような施設)であることが示されている。
そして、図3を用いて説明したネットワークデータの場合には、図3(A)上において、リンクL1上にいるナビゲーション装置1の使用者が、ノードN4の○○ホールに行くルートとして、L1からL5を通ってN5に行き、N5からL4を通って、N4に向かうというロートを特定して示すことができる。
画像データファイル(図2では、画像データFと記載。)107は、上述した「引率連携」時において、飛行体2に供給する引率対象者の顔写真の画像データと、引率対象者の基本情報とを対応付けて記憶保持する。引率対象者の基本情報は、各引率対象者に付与されたID情報、名前、年齢、クラス(所属や分類)、その他の情報からなる。
図4は、画像データファイル107の格納データ(引率対象者データ)の例を説明するための図である。図4に示す例は、引率対象者が、保育園のバラ組の園児である場合の例であり、園児の顔写真の画像データと園児の基本情報とが格納されている場合を示している。そして、「引率連携」時において、当該引率対象者データを飛行体2に提供し、飛行体2において、引率対象の集団の中に引率対象者が全員存在するかを判別したり、集団から離れた引率対象者が発生した場合に、これを検知したりすることが可能となる。
ルートデータファイル(図2では、ルートデータFと記載。)108は、上述した「先導連携」時に、ナビゲーション装置1の表示部に表示された地図上において、使用者によって指定された位置の緯度、経度を記憶保持する。使用者によって指示された当該位置は、使用者に先行して飛行体2を向かわせる場所を示す情報となり、ナビゲーション装置1から飛行体2に通知される情報である。
図5は、ルートデータファイル108の格納データの例を説明するための図である。図5に示すように、出発地と目的地の位置を示す緯度、経度の他に、ユーザによって順次に指示される場所の緯度、経度が記憶保持される構成になっている。このルートデータファイル108に記憶保持されたデータに基づいて、後から、ユーザの実際の移動経路を把握するといったことが可能となる。
センサ部109は、自律航法機能を実現するための、例えば、6軸センサ、地磁気センサ(方位センサ)などの種々のセンサなどからなる。GPS部110及びGPSアンテナ110Aは、複数の人工衛星からの送信信号(測位情報)を受信して解析することにより、自機の現在位置を正確に取得(測位)する機能を実現する部分である。
タッチパネル113は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部111とタッチセンサ112とからなり、情報表示手段としての機能と、情報入力手段としての機能を実現する。なお、ナビゲーション機能の実行時には、表示部111には案内用の地図が表示され、当該地図上にルート探索の結果得られたルートと、自機の現在位置とが表示されて経路案内(ナビゲーション)が行われる。
音声処理部114及びスピーカ115は、制御部102の制御に応じて、アラーム音や音声メッセージなどを放音する機能を実現する。例えば、ナビゲーション機能の実行時には、音声処理部114及びスピーカ115を通じて、経路案内用の音声メッセージが放音される。
カメラ部116は、被写体の画像を撮影して画像データとして取り込み、これを画像データファイル107や記憶装置103の所定の領域に記録する。したがって、画像データファイル107に形成する引率対象者データの顔写真の画像データを、カメラ部116を通じて取得して、画像データファイル107に格納することができる。この場合、顔写真の画像データに対応する基本データは、タッチパネル113を通じて入力することができる。連携情報提供部121は、飛行体2との連携処理時において、飛行体2から提供される、画像データに応じた画像を表示部111に表示したり、音声データに応じた音声を、音声処理部114を通じてスピーカ115から放音したりする処理を行う。
ルート探索部122は、ナビゲーション機能が実行された場合に、ルート探索を行って、その結果を地図DB105の地図データを用いて表示部111に表示する処理を行う。具体的にルート探索部122は、出発地、経由地、目的地等のルート探索に必要な情報を受け付けるためのルート探索設定画面を表示部111に表示する。そして、ルート探索部122は、タッチパネル113を通じて、出発地、経由地、目的地等の必要情報を受け付け、これらの情報に基づいて、ネットワークDB106の格納データを参照し、ルート探索を行い、その結果を地図DB105の地図データを用いて表示部111に表示する。
使用者は、当該表示を確認し、探索されたルートを変更したい場合には、再度のルート探索を行う操作を、タッチパネル113を通じて行う。この場合には、ルート探索部122が機能し、再度のルート探索処理が行われる。また、使用者は、当該表示を確認し、探索されたルートを辿る場合には、当該ルートを辿るナビゲーションを開始する操作を、タッチパネル113を通じて行う。なお、詳しくは後述するが、表示部111に表示されるルート探索設定画面では、上述した「先導連携」、「引率連携」、「画像連携」のいずれを行うのか、また、連携は行わないのかの設定もできるようになっている。
この後、制御部102は、ルート案内部123を機能させ、現在位置を含むエリアの地図を表示部111に表示し、当該地図上にルート探索により得られたルートと、自機の現在位置を表示してナビゲーションを行う。この場合、ルート案内部123は、自機の現在位置を含むエリアの地図を、地図DB105から読み出す地図データにより表示部111に表示する。そして、ルート案内部123は、ネットワークDB106のネットワークデータに応じたネットワーク上の設定されたルートを自機が辿れるように、ナビゲーションを行う。
連携制御部124は、使用者によって、「先導連携」、「引率連携」、「画像連携」のいずれかを行うように指示された場合と、自機のGPS部110を通じて現在位置を示す情報が取得できないために「GPS連携」を行う場合において機能する。この場合、連携制御部124は、どのような連携処理を行うのかを指示する情報と、各連携処理において必要となるデータを整えて、近距離通信部101及び近距離送受信アンテナ101Aを通じて飛行体2に送信する処理を行う。
例えば、「先導連携」時においては、まず、「先導連携」を行うことを指示する情報を、連携制御部124が飛行体2に送信するように制御する。この後、飛行体2を先行させる位置(先に到達させる位置)を示す位置情報(緯度、経度)を、使用者からの指示に応じて、連携制御部124が、順次に飛行体2に送信するように制御する。また、「引率連携」においては、「引率連携」を行うことを指示する情報と、画像データファイル107の複数の引率対象者の引率対象者データとを、連携制御部124が飛行体2に送信する。また、「画像連携」においては、「画像連携」を行うことを指示する情報を、連携制御部124が飛行体2に送信し、「GPS連携時」においては、「GPS連携」を行うことを指示する情報を、連携制御部124が飛行体2に送信する。
送受信アンテナ131A及び無線通信部131は、通信機能を実現する。これにより、制御部102は、例えば、使用者からの指示に応じて、インターネット上の所定の地図サーバにアクセスし、最新の地図データや最新のネットワークデータの提供を受けられる。そして、制御部102は、提供を受けた最新の地図データ、最新のネットワークデータを、地図DB105、ネットワークDB106に格納し、利用することができる。すなわち、ナビゲーション装置1は、インターネット上のサーバ装置にアクセスして、必要な情報の提供を受けることができる。
[飛行体2の構成例]
図6は、この実施形態のナビゲーションシステムで用いられる飛行体2の構成例を説明するための図であり、図6(A)は、飛行体2を、その上方から見た図であり、また、図6(B)は、飛行体2を、側方から見た図である。飛行体2は、上述したように、ナビゲーション装置1と共に使用者によって携帯され、ナビゲーション装置1と連携して機能する。
この実施形態の飛行体2は、いわゆるクワッドコプターの構成とされた飛行機構部21と、駆動制御ユニット22とを備える。飛行機構部21は、駆動制御ユニット22により駆動制御される。図6に示すように、飛行機構部21は、駆動制御ユニット22から延びる4本のアーム23A,23B,23C,23Dの先端に、プロペラ機構24A,24B,24C,24Dが取り付けられて構成されている。
プロペラ機構24A,24B,24C,24Dは、エンジン部(駆動部)41A,41B,41C,41Dのそれぞれによりプロペラシャフト(図示は省略)を回転駆動することにより、プロペラ42A,42B,42C,42Dを回転駆動するように構成されている。エンジン部41A,41B,41C,41Dは、駆動制御ユニット22からの駆動制御信号により回転速度及び回転方向が制御される。
この例においては、駆動制御ユニット22からの駆動制御信号によって、エンジン部41A,41B,41C,41Dのそれぞれが独立に制御される。これにより、飛行体2は、離陸、着陸、上昇、下降、右旋回、左旋回、前進、後進、右シフト、左シフトなどの各種移動動作をすることができ、鉛直方向に対する傾き角などの姿勢制御及びホバリング位置の位置制御ができるようにされている。
駆動制御ユニット22の筐体には、さらに、2個の脚部25A,25Bが互いに対向するように取り付けられている。この例では、脚部25A,25Bは、台形形状に成形されたパイプ部材からなり、図6(B)に示すように、着地平面において、安定して飛行体2を保持するように形成されている。
また、この実施形態において、飛行体2の駆動制御ユニット22の筐体は、略立方体形状(六面体形状)のものであり、各面の例えば中心部分には、カメラC1,C2,C3,C4,C5,C6が設けられている。これにより、駆動制御ユニット22の筐体の前後、左右、上下の6方向の映像を同時に撮影することができる。
また、図6(B)に示すように、飛行体2の駆動ユニット22の筐体のカメラC6が設けられた面と、使用者の腕などに装着されるリール部3のリール(図示せず)とは、ワイヤー4によって接続されている。そして、上述もしたように、リール部3は、飛行体2の飛行に応じてワイヤー4を送り出すことができると共に、使用者の操作に応じて自動的にワイヤー4を巻き取ることができるようになっている。
駆動制御ユニット22内には、駆動制御装置部が設けられている。図7は、この実施形態の飛行体2の駆動制御ユニット22内に設けられる駆動制御装置部の構成例を示すブロック図である。
図7において、近距離送受信アンテナ201A及び近距離通信部201は、ナビゲーション装置1と相互に通信を行うためのものである。このため、近距離通信部201は、上述したナビゲーション装置1の近距離通信部101と同じ通信方式のものとなる。制御部202は飛行体2の各部を制御する機能を実現し、記憶装置203は情報記憶保持機能を実現する。記憶装置203には、種々のプログラムや処理に必要になる種々のデータが記憶されると共に、各種の処理の途中結果を一時記憶する作業領域としても用いられる。
電源供給部204は、バッテリを備え、飛行体2の各部に必要となる電力を供給する。センサ部205は、自律姿勢制御機能を実現するための、例えば、6軸センサ、地磁気センサ(方位センサ)、高度センサなどの種々のセンサなどからなる。自律姿勢制御部206は、センサ部205に搭載された各種のセンサからの検出出力とカメラ部209からの撮影映像を利用して、飛行体2が、使用者が持つナビゲーション装置1と所定の距離を保ち、適切な高度と適切な姿勢で飛行するように飛行駆動部208を制御する。カメラ部209からの撮影映像を利用するのは、周囲の障害物の有無などを適切に検知するためである。
GPS部207及びGPSアンテナ207Aは、複数の人工衛星からの送信信号(測位情報)を受信して解析することにより、自機の現在位置を正確に検出(測位)する機能を実現する部分である。飛行駆動部208は、自律姿勢制御部206の制御に従って、飛行機構部21のプロペラ機構24A,24B,24C,24Dのエンジン部41A,41B,41C,41Dのそれぞれに、駆動制御信号を供給する。これにより、飛行体2について、各種移動動作、姿勢制御、ホバリングの位置制御ができる。
カメラ部209は、上述もしたように、飛行体2の駆動制御ユニット22の六面体の筐体の各面の中心部分に設けられた6つのカメラC1,C2,C3,C4,C5,C6からなる。カメラ部209は、後述する引率連携部213や画像連携部214や制御部202の制御に応じて動作する。また、カメラ部209は、6つのカメラC1,C2,C3,C4,C5,C6を備えるため、どのカメラを用いて撮影を行うのかを制御することもできるようになっている。そして、この実施形態の飛行体2において、カメラC1が設けられた筐体の面の方向が前方、カメラC2が設けられた筐体の面の方向が後方、カメラC3が設けられた筐体の面の方向が左方向、カメラC4が設けられた筐体の面の方向が右方向、カメラC5が設けられた筐体の面の方向が上方向、カメラC6が設けられた筐体の面の方向が下方向となる。
GPS連携部211は、ナビゲーション装置1から「GPS連携」を行うことを指示する情報を受信した場合に、制御部202の制御の下に機能する。そして、GPS連携部211は、自機のGPS部207を通じて取得する現在位置を示す情報を、順次にナビゲーション装置1に送信する処理を行う。
先導連携部212は、「先導連携」を行うことを指示する情報を受信した場合に、制御部202の制御の下に機能する。そして、先導連携部212は、自機のGPS部207からの現在位置を示す情報を参照し、自律姿勢制御部206を介して、飛行駆動部208を制御し、ナビゲーション装置1から送信されてくる位置情報が示す位置に自機を向かわせる。そして、先導連携部212は、指示された位置に自機が到達するとホバリングして位置を保持し、次の位置指示を待つ。このような、処理お繰り返すことにより、ナビゲーション装置1を所持する使用者からの指示に応じて、使用者を目的地に向けて先導するように飛行体2の飛行を制御する。
引率連携部213は、「引率連携」を行うことを指示する情報を受信した場合に、制御部202の制御の下に機能する。この場合、ナビゲーション装置1からは、上述もしたように、複数の引率対象者の顔写真の画像データを含む引率対象者データが送信されてくる。引率連携部213は、複数の引率対象者の引率対象者データを、記憶装置203あるいは引率連携部213が備えるメモリに格納する。引率連携部213は、ナビゲーション装置1を持つ使用者の近傍に位置することになる複数の引率対象者の1人1人の顔部分の画像を、カメラ部209を通じて撮影する。そして、引率連携部213は、この撮影して得た画像データによる引率対象者の顔部分の画像認識を、ナビゲーション装置1からの引率対象者データの画像データに基づいて行う。そして、集団から離脱した引率対象者が発生した場合に、これを検知して、ナビゲーション装置1を通じて使用者に通知する処理を行う。
画像連携部214は、「画像連携」を行うことを指示する情報を受信した場合に、制御部202の制御の下に機能する。そして、画像連携部214は、カメラ部209を制御して、例えば、進行方向の映像を撮影し、この撮影した映像(撮影映像)をナビゲーション装置1に送信する処理を行う。なお、画像連携部214は、ナビゲーション装置1から指示に応じてカメラ部209を制御し、種々の方向の映像を撮影して、撮影映像をナビゲーション装置1に送信することも可能である。
なお、この実施形態においては、上述もしたように、飛行体2と使用者とはワイヤー4により接続され、飛行体2と使用者とが所定距離以上に離れることがないようにしている。さらに、自律姿勢制御部206は、飛行体2とナビゲーション装置1とが一定の距離以上離れることが無いようにする制御も行う。飛行体2やリール部3に余計な負荷がかからないようにするためである。当該制御は、例えば、飛行体2のGPS部207を通じて取得する現在位置を示す情報と、ナビゲーション装置1からのGPS部110で取得した現在位置を示す情報とに基づいて行うことができる。また、近距離通信部201での受信電界強度に基づいて、ナビゲーション装置1と飛行体2との距離を所定の範囲内に維持するように制御することもできる。
[ナビゲーション装置1の処理(動作)]
次に、図2を用いて説明した構成を有するナビゲーション装置1において行われる処理の詳細について説明する。図8、図9は、ナビゲーション装置1において行われる処理を説明するためのフローチャートである。また、図10、図11は、図8、図9に示したフローチャートの処理において、ナビゲーション装置1の表示部111に表示される表示画面の例を示す図である。
図8、図9に示す処理は、ナビゲーション装置1に電源が投入された後、ルート探索を行うようにする操作がされた場合に、ナビゲーション装置1の制御部102により実行される。まず、制御部102は、ルート探索部122を制御し、ルート探索設定画面を表示部111に表示し、タッチパネル113を通じて、必要情報の入力を受け付ける(ステップS101)。
ステップS101で表示部111に表示されるルート探索設定画面は、図10(A)に示すように、出発地、経由地、目的地の各入力欄と、連携モードの選択項目と、「終了」ボタンと、「OK」ボタンとが設けられたものである。出発地、経由地、目的地の各入力欄には、表示部111に表示されるソフトウェアキーボードを通じて、地名、住所、施設名などが入力できる。また、出発地、経由地、目的地の各入力欄には、表示部111に地図を表示して、当該表示された地図上の目的とする位置を、タッチパネル113を通じて指示することにより、その指示された位置の緯度、経度を入力することもできる。
また、連携モードとして実行したいモードがある場合には、目的とする連携モードの名称の表示欄上を、タッチパネル113を通じて指示することにより、指示した連携モードを実行するように設定できる。タッチパネル113を通じて指示された連携モードの名称の表示欄は例えば反転表示され、指示されたことが分かるようにされる。なお、反転表示された連携モードの名称の表示欄を、タッチパネル113を通じて再度指示すると、指示の取り消しを行うことができ、他の連携モードの選択を行うことができる。
なお、出発地と目的地とは必須の入力事項であるが、その他は任意の入力事項である。したがって、飛行体2と連携する必要がない場合には、連携モードを選択する必要はない。そして、「終了」ボタンと「OK」ボタンのいずれかの選択を行うことができるようになっている。「終了」ボタンは、図8、図9の処理の終了を指示するものであり、「OK」ボタンは、入力された情報に応じたルート探索及びナビゲーション処理の実行を指示するものである。ステップS101の処理は、「終了」ボタンが選択されるか、必要な入力事項が入力された後に、「OK」ボタンが選択されるまで情報の入力、変更が可能にされる。
そして、制御部102は、ルート探索設定画面において、「終了」ボタンが操作されたか否かを判別する(ステップS102)。ステップS102の判別処理において、終了ボタンが操作されたと判別したときには、ルート探索設定画面を消去するなどの所定の終了処理を実行し(ステップS103)、この図8、図9に示す処理を終了する。また、ステップS102の判別処理において、「終了」ボタンは操作さておらず、必要な入力事項が入力された後に、「OK」ボタンが操作されたと判別したときには、ステップS104の処理に進む。
この場合、ルート探索部122は、制御部102の制御の下、ステップS101で受け付けたルート探索情報に基づいて、ネットワークDB106のネットワークデータを参照し、ルート探索を実行する(ステップS104)。そして、ルート探索部122は、図10(B)に示すように、ステップS104のルート探索の結果を表示部111に表示し、ルートの選択及び設定の操作を受け付ける(ステップS105)。図10(B)に示したルート探索結果の表示は、「○○駅」を出発地とし、旗印(フラグマーク)で示した場所を目的地とする場合のルート(経路)を示すものである。なお、ルートの候補が複数存在する場合には、例えば表示画面を切り替える操作を行うことにより、それらルートの候補を順次に表示し、目的とするルートを選択して設定することができる。
なお、図8には示さなかったが、ステップS105において表示部111に表示したルート探索の結果が満足するものでなかった場合には、ステップS101からの処理を繰り返し、ルート探索の設定情報を変え、再度のルート探索処理を行うこともできるようになっている。
ステップS105の処理の後、制御部102はルート案内部123を制御して、ナビゲーション処理を開始する(ステップS106)。ステップS106において、ルート案内部123は、図10(C)に示しように、地図DB105から該当エリアの地図データを抽出して、抽出した地図データに応じて地図を表示部111に表示する。また、ルート案内部123は、表示した地図上に設定されたルートとGPS部110を通じて取得するナビゲーション装置1の現在位置を表示する。
そして、ルート案内部123は、必要に応じた案内メッセージを、記憶装置103から読み出して、これに応じた案内メッセージを、音声処理部114を通じてスピーカ115から放音する。このようにして、ナビゲーション処理が開始される。なお、図10(C)において、黒丸で示した位置Pが、ナビゲーション装置1の現在位置を示している。
この後、制御部102は、ステップS101の処理において、使用者により連携モードとして「先導連携モード」が選択されたか否かを判別する(ステップS107)。ステップS107の判別処理において、「先導連携モード」が選択されたと判断したときには、制御部102は、連携制御部124を制御し、飛行体2と「先導連携」を行うようにする処理を開始する(ステップS108)。
ステップS108の処理においては、上述もしたように、連携制御部124は、まず、「先導連携」を行うことを指示する情報を飛行体2に送信する。この後、連携制御部124は、表示部111に表示された地図上に対してタッチパネル113を通じて行われる使用者からの指示に応じて、飛行体2を先行させる位置(先に到達させる位置)を示す位置情報(緯度、経度)を特定し、これを飛行体2に送信する。これにより、飛行体2をルート上の使用者が指示した位置に使用者に先行して向かわせることができる。
図11(A)は、「先導連携」時において、表示部111に表示される表示画面の例を示している。図11(A)に示すように、表示画面には、上端側に「飛行体先導中」との「先導連携」の実行中である旨の表示がされると共に、探索され設定されたルートを示した地図が示される。そして、ナビゲーション装置1の現在位置を示す黒丸Pと、使用者によりタッチパネル113を通じて指示された飛行体2を先行させるように指示した位置が、星印Sにより示される。これにより、ナビゲーション装置1の使用者は、「先導連携」時において、飛行体2を先行させる位置を順次に指示して、飛行体2を自分より先行するように設定されたルート上を飛行させ、飛行体2により道案内させるようにして、目的地に向かうことができる。
ステップS107の判別処理において、「先導連携モード」は選択されていないと判断した時には、制御部102は、ステップS101の処理において、使用者により連携モードとして「引率連携モード」が選択されたか否かを判別する(ステップS109)。ステップS109の判別処理において、「引率連携モード」が選択されたと判断したときには、制御部102は、連携制御部124を制御し、飛行体2と「引率連携」を行うようにする処理を開始する(ステップS110)。
ステップS110の処理においては、上述もしたように、連携制御部124は、「引率連携」を行うことを指示する情報と、画像データファイル107の引率対象者の引率対象者データとを飛行体2に送信する。これによって、飛行体2は、カメラ部209を通じて撮影する引率対象者の顔部分の撮影映像と、ナビゲーション装置1からの引率対象者データの画像データとを用いて画像認識を行う。そして、飛行体2は、引率対象者の集団から離脱した引率対象者を検知して、これをナビゲーション装置1に送信してくる。
図11(B)は、「引率連携」時において、表示部111に表示される表示画面の例を示している。図11(B)に示すように、表示画面には、探索され設定されたルートを示した地図が示される。そして、飛行体2において、引率対象者の集団から離脱した引率対象者が検知された場合には、その離脱した引率対象者に関する情報が飛行体2から送信されて来る。このため、制御部102は、連携情報提供部121を制御し、図11(B)に示すように、例えば表示画面の上端側に、離脱した引率対象に関する情報を表示する。図11(B)に示した例の場合には、離脱した引率対象者の画像データに応じた顔写真と、名前と、注意メッセージが表示された場合を示している。これにより、ナビゲーション装置1の使用者は、離脱した引率対象者を即座に保護するように行動を取ることができる。
ステップS109の判別処理において、「引率連携モード」は選択されていないと判断した時には、制御部102は、ステップS101の処理において、使用者により連携モードとして「画像連携モード」が選択されたか否かを判別する(ステップS111)。ステップS111の判別処理において、「画像連携モード」が選択されたと判断したときには、制御部102は、連携制御部124を制御し、飛行体2と「画像連携」を行うようにする処理を開始する(ステップS112)。
ステップS112の処理においては、上述もしたように、連携制御部124は、「画像連携」を行うことを指示する情報を飛行体2に送信する。これによって、飛行体2は、カメラ部209を通じて撮影する進行方向の画像を、ナビゲーション装置1に送信してくる。図11(C)は、「画像連携」時において、表示部111に表示される表示画面の例を示している。図11(C)に示すように、表示画面には、探索され設定されたルートを示す地図が示される。
そして、制御部102は、連携情報提供部121を制御し、図11(B)に示すように、例えば表示画面の上端側に、飛行体2から送信されてくる撮影映像を表示する。これにより、ナビゲーション装置1の使用者は、自分が辿るルートの状況を、飛行体2からの撮影映像により確認しながら目的地に向かうことができる。また、「画像連携」時においては、ナビゲーション装置1を通じて、例えば、進行方向右側、進行歩行左側、後方方向(進行方向とは逆の方向)の撮影映像の提供を飛行体2に要求することもできる。すなわち、ナビゲーション装置1を通じて、「画像連携」時の飛行体2の遠隔制御も可能である。これにより、障害物や通行混雑により、ルートの状況が確認できない場合に、飛行体2からの撮影映像により確認し、ルートの変更や休憩のタイミングなどを決めるのに役立たせることができる。
このように、ステップS108、ステップS110、ステップS112の処理により、選択された連携モードで飛行体2との連携を開始させた後においては、図9に示す処理に進む。また、ステップS111の判別処理において、「画像連携モード」は選択されていないと判断した場合には、連携モードは使用者によって何も選択されていないので、図9に示す処理に進む。
図9に示す処理に進むと、制御部102は、GPS部110を通じて、自機の現在位置を示す情報が取得できなくなったか否か(GPSロストか否か)を判別する(ステップS113)。ステップS113の判別処理において、自機の現在位置を示す情報が取得できなくなった(GPSロストである)と判断した時には、制御部102は、連携制御部124を制御し、飛行体2と「GPS連携」を行うようにする処理を開始する(ステップS114)。
ステップS114の処理においては、上述もしたように、連携制御部124は、「GPS連携」を行うことを指示する情報を飛行体2に送信する。これにより、飛行体2は、自機のGPS部207を通じて順次に取得する現在位置を示す情報を、ナビゲーション装置1に対して送信する処理を開始する。このため、ナビゲーション装置1の制御部102は、飛行体2からの現在位置を示す情報を受信すると、これをルート案内部123に供給すると共に、ルート案内部123を制御して、ナビゲーション処理を継続させる。これにより、ルート案内部123は、飛行体2からの現在位置を示す情報を、自機の現在位置を示す情報として用いて、ナビゲーション処理を継続させることができる。
この後、制御部102は、自機のGPS部110を通じて自機の現在位置を示す情報が取得できるようになったことによって、「GPS連携」を終了させる状況になったか否かを判別する(ステップS115)。ステップS115の判別処理において、「GPS連携」を終了させる状況になったと判別したときには、制御部102は、連携制御部124を制御して、「GPS連携」を終了させる制御信号を形成し、これを飛行体2に送信して、飛行体2における「GPS連携」の処理を終了させる(ステップS116)。また、制御部102は、ルート案内部123を制御して、飛行体2からの現在位置を示す情報に替えて、自機のGPS部110からの現在位置を示す情報を用いて、ナビゲーション処理を継続させるようにする。
また、上述のステップS113の判断処理において、GPSロストではないと判断した時と、ステップS115の判断処理において、「GPS連携」を終了させる状況になっていないと判別したときには、ステップS117の判別処理に進む。この場合、制御部102は、ナビゲーション処理を終了させる状況になったか否かを判別する(ステップS117)。ステップS117の判別処理は、現在位置が目的地に到達したり、ナビゲーション装置に対して、使用者によってナビゲーション処理を終了させる所定の処理が行われたりしかた否かを判別する。
ステップS117の判別処理において、ナビゲーション処理を終了させる状況になっていないと判別したとする。この場合、制御部102は、自機と飛行体2とはどのような状態にあるのかを管理しているので、自機が飛行体2との間で「GPS連携」を継続中か否かを判別する(ステップS118)。ステップS118の判別処理において、「GPS連携」の継続中であると判別したときには、制御部102は、ステップS115からの処理を繰り返し、「GPS連携」の終了タイミングを待つ。また、ステップS118の判別処理において、「GPS連携」の継続中ではないと判別したときには、ステップS113からの処理を繰り返し、GPSロストになった場合の対応を取れるようにする。
また、ステップS117の判別処理において、ナビゲーション処理を終了させる状況になったと判別した場合には、所定のナビゲーション終了処理を実行し(ステップS119)、この図8、図9に示す処理を終了させる。なお、所定のナビゲーション終了処理は、飛行体2に対して、飛行体2との間で行っている連携処理の終了を指示する制御信号を形成して飛行体2に送信したり、表示部111の表示画面をナビゲーションの画面からメニュー画面などに戻したりするなど、一連の終了処理が含まれる。
このように、ナビゲーション装置1は、使用者からの指示に応じて、ナビゲーションの実行時において、飛行体2との間で、「先導連携」、「引率連携」、「画像連携」、「GPS連携」といった連携処理を行うことによって、従来にない新たな機能を実現することができるようにしている。
[飛行体2の処理(動作)]
次に、図6、図7を用いて説明した構成を有する飛行体2において行われる処理の詳細について説明する。図12は、飛行体2において行われる処理を説明するためのフローチャートである。ナビゲーション装置1及び飛行体2を所持する使用者は、ナビゲーション装置1と飛行体2とを連携させる必要が生じた場合、あるいは、連携させる必要が生じる可能性がある場合には、飛行体2の電源をオンにする。これにより、電源供給部204が、各部に電源を供給し、飛行体2が動作可能な状態になる。そして、飛行体2の制御部202は、図12に示す処理を開始する。
制御部202は、近距離送受信アンテナ201A及び近距離通信部201を通じてナビゲーション装置1からの指示等を受信するようにし(ステップS201)、ナビゲーション装置1からの指示等を受信したか否かを判別する(ステップS202)。ステップS202の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等を受信していないと判別したときには、ステップS201からの処理を繰り替えし、ナビゲーション装置1からの指示等の到来を待つ。
ステップS202の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等を受信したと判断したときには、制御部202は、受信した当該指示等は、ナビゲーション装置1との連携を指示するものか否かを判別する(ステップS203)。ステップS203の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が連携を指示するものではないと判別したときには、制御部202は、各部を制御して、ナビゲーション装置1からの指示に応じた処理を実行する(ステップS204)。
このステップS204において、飛行体2は、ナビゲーション装置1からの指示に応じて、離陸、着陸、上昇、下降、右旋回、左旋回、前進、後進、右シフト、左シフトなどの各種の移動動作、種々の姿勢制御、ホバリングなどを行う。ステップS204の処理ののち、制御部202は、飛行体2の電源がオフにされたか否かを判別し(ステップS205)、オフにされたと判別したときには、この図12に示す処理を終了する。また、ステップS205の判別処理において、電源はオフにされていないと判別されたときには、ステップS201からの処理を繰り返す。
そして、ステップS203の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が連携を指示するものであると判別したときには、制御部202は、当該指示等は、「先導連携」を指示するものか否かを判別する(ステップS206)。ステップS206の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が「先導連携」を指示するものであると判別したときには、制御部202は、先導連携部212を制御して「先導連携」の機能を実現する一連の処理を開始させる(ステップS207)。
ステップS207において、行われる「先導連携」は、先導連携部212が機能し、まず、ナビゲーション装置1からの指示位置を受け付ける。そして、先導連携部212は、GPS部207からの現在位置を示す情報を参照し、自律姿勢制御部206を介して、飛行駆動部208を制御し、ナビゲーション装置1からの指示位置に自機を向かわせる。そして、先導連携部212は、指示された位置に自機が到達するとホバリングして位置を保持し、次の位置指示を待つ。この処理を繰り返すことにより、飛行体2が使用者を先導して、目的地に向かわせるようにする。
ステップS206の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が「先導連携」を指示するものでないと判別したときには、制御部202は、当該指示等は、「引率連携」を指示するものか否かを判別する(ステップS208)。ステップS208の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が「引率連携」を指示するものであると判別したときには、制御部202は、引率連携部213を制御して「引率連携」の機能を実現する一連の処理を開始させる(ステップS209)。
ステップS209において、行われる「引率連携」は、引率連携部213が機能し、ナビゲーション装置1を持つ使用者の近傍に位置することになる複数の引率対象者の1人1人の顔部分の画像を、カメラ部209を通じて撮影する。そして、引率連携部213は、この撮影して得た画像データによる引率対象者の顔部分の画像認識を、ナビゲーション装置1からの引率対象者データの画像データに基づいて行う。そして、集団から離脱した引率対象者が発生した場合に、これを検知して、ナビゲーション装置1を通じて使用者に通知する処理を行う。
ステップS208の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が「引率連携」を指示するものでないと判別したときには、制御部202は、当該指示等は、「画像連携」を指示するものか否かを判別する(ステップS210)。ステップS210の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が「画像連携」を指示するものであると判別したときには、制御部202は、画像連携部214を制御して「画像連携」の機能を実現する一連の処理を開始させる(ステップS211)。
ステップS211において、行われる「画像連携」は、画像連携部214が機能し、カメラ部209を制御して、例えば、進行方向の映像を撮影し、この撮影した映像(撮影映像)をナビゲーション装置1に送信する処理を行う。また、ナビゲーション装置1からの指示に応じて、撮影方向やズームイン、ズームアウト等の種々の調整制御を行うことができる。
ステップS210の判別処理において、ナビゲーション装置1からの指示等が「画像連携」を指示するものでないと判別したときには、制御部202は、ナビゲーション装置1からの指示は、「GPS連携」を指示するものであると判断する。この場合、制御部202は、GPS連携部211を制御して「GPS連携」の機能を実現する一連の処理を開始させる(ステップS212)。ステップS212において、行われる「GPS連携」は、GPS連携部211が機能し、自機のGPS部207を通じて取得する現在位置を示す情報を、順次にナビゲーション装置1に送信する処理を行う。
そして、ステップS207、ステップS209、ステップS211、ステップS212の処理により、ナビゲーション装置1からの指示に応じた連携処理を開始させた後においては、制御部202はステップS201からの処理を繰り返す。
このように、飛行体2は、ナビゲーション装置1からの指示等に応じて、動作することができ、ナビゲーション装置1から、「先導連携」、「引率連携」、「画像連携」、「GPS連携」を行うことの指示に応じて、各連携処理を実行する。
[実施の形態の効果]
上述した実施の形態のナビゲーションシステムは、主に徒歩により移動する使用者が利用するナビゲーション装置1と、このナビゲーション装置1の近傍の上空を飛行する飛行体2とを連携させることによって、従来にない新たな機能を実現できる。
具体的には、探索されたルートを、飛行体2により先導させながら辿ることができるようにする「先導連携」を実現できる。また、引率対象者がルートから大きく外れることがないように引率対象者を監視する「引率連携」(顔認識隊列確認)を実現できる。また、飛行体2のカメラ部209を通じて撮影映像を、ナビゲーション装置1を通じて利用できるようにする「画像連携」を実現できる。
また、ナビゲーション装置1のGPS部110で現在位置が測位できない場合であっても、飛行体2のGPS部207により測位される現在位置を用いて、ナビゲーション処理を継続させる「GPS連携」を実現できる。「GPS連携」の場合、飛行体2は、ナビゲーション装置1の近傍の上空を飛行するために、フェージング現象などの影響を受け難く、現在位置の測位をナビゲーション装置1のGPS部110に比べて適切に行える場合が多いためである。
[変形例等]
なお、上述した実施の形態では、「先導連携」、「引率連携」、「画像連携」、「GPS連携」を行う場合について説明したが、ナビゲーション装置1と飛行体2とは、これ以外の連携処理を行うようにすることもできる。例えば、目的である待ち合わせ場所に到達した場合に、予めナビゲーション装置1から飛行体2に提供された人物の顔写真の画像データを利用し、カメラ部209で撮影する人物の画像認識を行い、待ち合わせている人物のいる場所を特定して、ナビゲーション装置1の使用を誘導するといった「誘導連携」機能なども実現できる。
また、人物に限らず、自動車や商品などの目的物である探索対象物の画像データをナビゲーション装置1から飛行体2に送信し、飛行体2により画像認識を用いた探索処理を行って、目的物の探査処理を行うこともできる。このように、ナビゲーション装置1と飛行体2とは種々の連携処理が可能である。
また、上述した実施の形態では、ナビゲーション装置1と飛行体2との間は、近距離無線通信を行うものとして説明したが、これに限るものではない。有線接続して有線通信を行うようにしてももちろんよい。
また、「画像連携」の機能は、例えば、遮蔽物などで周囲の状況が把握できない場合に、飛行体2のカメラ部209を通じて撮影する撮影映像を、ナビゲーション装置1の表示部111に表示する。ナビゲーション装置1の表示部111には、設定されたルートを示す地図と共に、飛行体2からの撮影映像が表示されるので、例えば、緊急の道路工事などで、設定したルートが通れない場合などにおいて、近隣の迂回路を探す場合などに役に立つ。もちろん、飛行体2のカメラ部209を通じて撮影される撮影映像を、ナビゲーション装置1の表示部111に常時表示し、必要に応じてユーザが利用する態様とすることもできる。
また、上述した実施の形態において、ナビゲーション装置1は、主に徒歩により移動する使用者が利用するものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、自転車やバイクなどの車両を用いてある程度ゆっくり移動する場合に、この発明を適用できる。
また、上述した実施の形態においては、ナビゲーション装置1は、高機能携帯電話端末やタブレットPCにより実現されるものとして説明したが、これに限るものではない。携帯可能な専用のナビゲーション装置にもこの発明を適用できる。
また、上述した実施の形態では、安全性などを考慮し、飛行体2と使用者とをワイヤー4により接続するものとして説明した。しかし、これに限るものではない。例えば、飛行体の利用に制限や問題のない場所、例えば、飛行体の位置から半径500m以内には建物が無い場所などにおいては、飛行体2と使用者とをワイヤー4により接続しなくてもよい。すなわち、法律や条例等で飛行体の無線制御による飛行が可能で、かつ、安全性が確保できる場所においては、飛行体2と使用者とをワイヤー4などにより接続しておく必要はない。
[その他]
上述した実施の形態からも分かるように、飛行体の飛行体通信手段の機能は、飛行体2の近距離送受信アンテナ201A及び近距離通信部201が実現している。また、飛行体の飛行体側連携制御手段の機能は、飛行体2のGPS連携部211、先導連携部212、引率連携部213、画像連携部214が実現している。また、飛行体の飛行体側現在位置取得手段の機能は、飛行体2のGPSアンテナ207A及びGPS部207が実現している。また、飛行体の撮像手段の機能は、飛行体2のカメラ部209(カメラC1〜C6)が実現し、飛行体の画像認識手段の機能は、飛行体2の引率連携部213がその機能を実現している。
また、ナビゲーション装置のナビ側通信手段の機能は、ナビゲーション装置1の近距離送受信アンテナ101A及び近距離通信部101が実現している。また、ナビゲーション装置の受付手段の機能は、ナビゲーション装置1のタッチパネル113が実現し、ナビゲーション装置の送信制御手段の機能は、ナビゲーション装置1の連携制御部124が実現している。また、ナビゲーション装置のナビ側現在位置取得手段の機能は、ナビゲーション装置1のGPSアンテナ110A及びGPS部110が実現している。また、ナビゲーション装置1のルート案内手段の機能は、ナビゲーション装置1のルート案内部123が実現している。また、ナビゲーション装置の出力手段の機能は、ナビゲーション装置1の表示部111、音声処理部114及びスピーカ115が実現している。
また、図8、図9、図12のフローチャートに示した処理が、この発明のナビゲーション連携制御方法の一実施の形態に対応する。また、図8、図9のフローチャートに示した処理を実行するプログラムが、ナビゲーション装置に搭載されたコンピュータで実行されるナビゲーション装置用連携制御プログラムの一実施の形態に対応する。また、図12のフローチャートに示した処理を実行するプログラムが、飛行体に搭載されたコンピュータで実行される飛行体用連携制御プログラムの一実施の形態に対応する。
1…ナビゲーション装置、101A…近距離送受信アンテナ、101…近距離通信部、102…制御部、103…記憶装置、104…操作部、105…地図DB、106…ネットワークDB、107…画像データファイル、108…ルートデータファイル、109…センサ部、110…GPS部、110A…GPSアンテナ、111…表示部、112…タッチセンサ、113…タッチパネル、114…音声処理部、115…スピーカ、116…カメラ部、121…連携情報提供部、122…ルート探索部、123…ルート案内部、124…連携制御部、131…無線通信部、131A…送受信アンテナ、2…飛行体、21…飛行機構部、22…駆動制御ユニット、201A…近距離送受信アンテナ、201…近距離通信部、202…制御部、203…記憶装置、204…電源供給部、205…センサ部、206…自律姿勢制御部、207…GPS部、207A…GPSアンテナ、208…飛行駆動部、209…カメラ部、211…GPS連携部、212…先導連携部、213…引率連携部、214…画像連携部

Claims (9)

  1. ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムであって、
    前記飛行体は、
    前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段と、
    前記飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する飛行体側連携制御手段と
    を備え、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段と、
    使用者から前記飛行体との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記ナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する送信制御手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 請求項1に記載のナビゲーションシステムであって、
    前記飛行体は、
    自機の現在位置を示す情報を取得する飛行体側現在位置取得手段を備え、
    前記飛行体連携制御手段は、前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報が、位置を示す情報である場合に、前記飛行体側現在位置取得手段を通じて取得する前記現在位置を参照して、当該位置が示す情報に対応する位置に向かうようにし、当該位置に到達した場合には次の指示が到来するまで、その位置において飛行するようにする一連の処理を行うように、飛行機構手段を制御するものであり、
    前記ナビゲーション装置において、
    前記受付手段は、使用者から使用者が向かうべき位置を指示する指示入力を受け付け、
    前記送信制御手段は、前記受付手段を通じて受け付けた使用者が向かうべき位置を指示する指示入力に応じた位置を示す情報を形成して、前記連携に関する情報として前記飛行体に送信することを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 請求項1に記載のナビゲーションシステムであって、
    前記飛行体は、
    自機の現在位置を示す情報を取得する飛行体側現在位置取得手段を備え、
    前記飛行体連携制御手段は、前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報が、現在位置を示す情報の提供を指示する情報である場合に、前記飛行体側現在位置取得手段で取得する前記現在位置を示す情報を順次に前記ナビゲーション装置に送信するようにする一連の処理を行うように制御するものであり、
    前記ナビゲーション装置は、
    自機の現在位置を示す情報を取得するナビ側現在位置取得手段と、
    前記ナビ側現在位置取得手段で取得した前記現在位置を示す情報を用いて、ルート案内を行うルート案内手段と
    を備え、
    前記受付手段は、前記ナビ側現在位置取得手段で自機の現在位置を示す情報が取得できない場合に、現在位置を示す情報の提供を指示する指示入力を受け付け、
    前記送信制御手段は、前記受付手段を通じて、現在位置を示す情報の提供を指示する指示入力を受け付けた場合に、現在位置を示す情報の提供を指示する情報を形成して、前記連携に関する情報として前記飛行体に送信し、
    前記ルート案内手段は、前記飛行体から順次に送信されてくる前記現在位置を示す情報を、自機の現在位置を示す情報として用いてルート案内を行うことを特徴とするナビゲーションシステム。
  4. 請求項1に記載のナビゲーションシステムであって、
    前記飛行体は、
    被写体の映像を撮影して映像データとして取り込む撮像手段と、
    前記撮像手段で撮影された撮像映像と、提供された提供画像データとを比較して画像認識を行う画像認識手段と
    を備え、
    前記飛行体連携制御手段は、前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報が、認識対象の画像データを含み、認識対象の認識を指示する情報である場合に、前記提供画像データとして、認識対象の前記画像データを用い、前記撮影映像に応じて前記認識対象の状態を判別し、その判別結果を前記ナビゲーション装置に送信するようにする一連の処理を行うように制御するものであり、
    前記ナビゲーション装置は、
    前記飛行体からの情報を出力する出力手段を備え、
    前記受付手段は、使用者から認識対象の認識を指示する指示入力を受け付け、
    前記送信制御手段は、前記受付手段を通じて使用者から認識対象の認識の実行を指示する指示入力に応じて、前記認識対象の画像データと共に、認識対象の認識の実行を指示する情報を形成して、これを前記連携に関する情報として前記飛行体に送信し、
    前記出力手段は、前記飛行体から順次に送信されてくる前記認識対象の認識の結果を示す情報を出力することを特徴とするナビゲーションシステム。
  5. ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムの前記ナビゲーション装置であって、
    前記飛行体は、前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段と、前記飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する飛行体側連携制御手段とを備えるものであり、
    前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段と、
    使用者から前記飛行体との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記ナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する送信制御手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  6. ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムの前記飛行体であって、
    前記ナビゲーション装置は、前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段と、使用者から前記飛行体2との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記ナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する送信制御手段とを備えるものであり、
    前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段と、
    前記飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する飛行体側連携制御手段と
    を備えることを特徴とする飛行体。
  7. ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムで用いられるナビゲーション連携制御方法であって、
    前記飛行体においては、
    前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、飛行体側連携制御手段が、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する飛行体側連携制御工程を有し、
    前記ナビゲーション装置においては、
    受付手段を通じて、使用者から前記飛行体との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける受付工程と、
    送信制御手段が、前記受付工程において受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する送信制御工程と
    を有することを特徴とするナビゲーションシステムで用いられる連携制御方法。
  8. ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムの前記ナビゲーション装置に搭載されたコンピュータで実行されるナビゲーション装置用連携制御プログラムであって、
    前記飛行体においては、前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、飛行体側連携制御手段が、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御するようにしており、
    受付手段を通じて、使用者から前記飛行体2との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付ける受付ステップと、
    送信制御手段が、前記受付ステップにおいて受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御する送信制御ステップと
    を実行することを特徴とする前記ナビゲーション装置用連携制御プログラム。
  9. ナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置の近傍の上空を飛行する飛行体とによって構成されるナビゲーションシステムの前記飛行体に搭載されたコンピュータで実行される飛行体用連携制御プログラムであって、
    前記ナビゲーション装置においては、受付手段を通じて、使用者から前記飛行体2との間で目的とする連携処理を行わせるための指示入力を受け付け、送信制御手段が、前記受付手段を通じて受け付けた前記指示入力に応じた連携に関する情報を形成し、前記飛行体との間で通信を行うためのナビ側通信手段を通じて前記飛行体に送信するように制御しており、
    前記ナビゲーション装置との間で通信を行うための飛行体側通信手段を通じて前記ナビゲーション装置からの連携に関する情報を受信した場合に、飛行体側連携制御手段が、当該連携に関する情報に応じて、予め決められた一連の処理を開始するように各部を制御する飛行体側連携制御ステップを実行することを特徴とする前記飛行体用連携制御プログラム。
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