JP2016138642A - クロスローラ軸受 - Google Patents

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横山 健
Takeshi Yokoyama
健 横山
史宏 村上
Shihiro Murakami
史宏 村上
阿沙葵 眞継
Asao Matsugi
阿沙葵 眞継
伊藤 秀司
Hideji Ito
秀司 伊藤
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    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
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Abstract

【課題】隣り合うローラの間に間座が組み込まれたクロスローラ軸受の組立性を向上させる。
【解決手段】外輪1の傾斜軌道面1a、1aと内輪2の傾斜軌道面2a、2aとの間に、周方向に交互に傾斜方向が変わるように配される複数のローラ3と、隣り合うローラ3の間に配される円盤状の間座4が、いずれも磁性体である鋼材で形成されており、予め着磁された間座4がその磁気で軸受周方向の一側で隣接するローラ3と一体化された状態で外輪1と内輪2の間に組み込まれる構成とすることにより、従来のローラと間座を一つずつ交互に組み込んでいくものに比べて、ローラ3および間座4の組込工程の工数が半分ですみ、クロスローラ軸受の組立性の向上が図れるようにしたのである。
【選択図】図3

Description

本発明は、外輪と内輪の間に周方向に交互に傾斜方向が変わるようにローラを組み込んだクロスローラ軸受に関する。
クロスローラ軸受は、外輪の内周面に形成された互いに直交する2つの傾斜軌道面と、内輪の外周面に形成された互いに直交する2つの傾斜軌道面との間に、複数のローラを軸受周方向に交互に傾斜方向が変わるように配するとともに、隣り合うローラの間にローラどうしの間隔を一定に保持する間座(スペーサ)を配したもので、大きなラジアル荷重やスラスト荷重、モーメント荷重を支えることができる軸受として、産業機械等に広く使用されている。
このクロスローラ軸受には、外輪がその2つの傾斜軌道面の境界の位置で軸方向に2つの外輪部材に分割され、組立時には、一方の外輪部材と内輪との間にローラおよび間座を配列した後、他方の外輪部材を一方の外輪部材に分割面どうしが当接するように組み付けて、両外輪部材を結合するようにしたものが多い(例えば、特許文献1参照。)。なお、外輪と内輪をいずれも軸方向に分割したものや、外輪を一体に形成して内輪を軸方向に分割したものもある。また、外輪や内輪を分割する代わりに、外輪に内輪との間にローラおよび間座を導入するための導入孔を設けたものもある。
特開昭62−292919号公報(第6図)
ところで、上記のようなクロスローラ軸受を組み立てる際には、外輪の傾斜軌道面と内輪の傾斜軌道面との間に、ローラと間座を一つずつ軸受周方向に交互に組み込んでいく工程があり、この工程に手間がかかることがクロスローラ軸受の組立性を低下させる一因となっている。
そこで、本発明は、隣り合うローラの間に間座が組み込まれたクロスローラ軸受の組立性を向上させることを課題とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、内周面に互いに直交する2つの傾斜軌道面を有する外輪と、外周面に互いに直交する2つの傾斜軌道面を有する内輪と、前記外輪の傾斜軌道面と内輪の傾斜軌道面との間に、周方向に交互に傾斜方向が変わるように配される複数のローラと、隣り合うローラの間に配される間座とを備えたクロスローラ軸受において、前記各間座を、それぞれの隣接するローラと一体化された状態で組み込まれるものとした構成を採用した。
上記の構成によれば、軸受組立時にローラと間座を組み込む工程の工数が、従来のローラと間座を一つずつ交互に組み込んでいくものの半分以下になり、組立性の向上を図ることができる。
ここで、前記ローラが磁性体で形成されている場合には、前記間座として、磁性体でブロック(塊)状に形成されて着磁され、その磁気で隣接するローラと一体化された状態で組み込まれるものを採用することができる。この場合、ローラと間座の一体品を個別に組み込むようにしてもよいし、予め一体品どうしを間座の磁気で連結しておき、連結状態の一体品をシュート状の治具を用いる等の方法で組み込むようにしてもよい。そして、軸受組立後には間座を脱磁すればよい。
また、上記のように磁気でローラと間座を一体化する場合、前記間座が隣り合うローラの間に2つずつ配され、前記各ローラとそれぞれの両側の隣接する間座とが一体化された状態で組み込まれるようにすれば、そのローラと両側の間座の一体品に組込方向性がなくなるので、ローラと間座を一つずつ一体化したものを組み込むよりも効率よく組込作業ができるようになる。
一方、前記間座として、前記ローラを回転自在に保持する枠状に形成されたものを採用することもできる。
上記のように枠状に形成された間座を採用する場合、前記間座は、樹脂成分を主体とする磁性材料で形成されて着磁され、その磁気で隣接する間座と連結された状態で組み込まれるものとするか、あるいは、前記間座を複数個で一体成型して、その間座どうしの接合部を弾性的に湾曲可能とすることにより、ローラと間座の一体品を連結状態でシュート状の治具を用いる等の方法で組み込めるようになる。間座を着磁した場合は、軸受組立後に脱磁すればよい。
上述したように、本発明のクロスローラ軸受は、隣り合うローラの間に配される間座が隣接するローラと一体化された状態で組み込まれるようにしたものであるから、軸受組立時にローラと間座を組み込む工程の工数が、従来のローラと間座を一つずつ交互に組み込んでいくものの半分以下になり、組立性の向上を図ることができる。
第1実施形態のクロスローラ軸受の縦断側面図 図1のローラと間座の配列を説明する展開図 図1のローラと間座の一体品を個別に組み込む作業を説明する縦断側面図 図1のローラと間座の一体品の連結方法の説明図 a、bは、それぞれ図1のローラと間座の一体品を連結して組み込むための治具の平面図および正面図 第2実施形態のクロスローラ軸受のローラと間座の配列を説明する展開図 図6のローラと間座の一体品の斜視図 第3実施形態のクロスローラ軸受の要部の縦断正面図 図8のローラと間座の配列を説明する展開図 a、bは、それぞれ図8のローラと間座の一体品の平面図および正面図 第4実施形態のクロスローラ軸受のローラと間座の一体品の正面図 図11の上方から見た要部拡大展開図 第5実施形態のクロスローラ軸受の要部を径方向外側から見た展開図 図13のローラと間座の一体品を組み込む作業を説明する正面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図5は第1の実施形態を示す。このクロスローラ軸受は、図1および図2に示すように、内周面に互いに直交する2つの傾斜軌道面1a、1aを有する外輪1と、外周面に互いに直交する2つの傾斜軌道面2a、2aを有する内輪2と、これらの両軌道輪1、2の傾斜軌道面1a、1a、2a、2aの間に、軸受周方向に交互に傾斜方向が変わるように組み込まれた複数のローラ3と、隣り合うローラ3の間に配され、ローラ3どうしの間隔を一定に保持する円盤状の間座4とで構成されている。そして、軸受の回転精度を高めるため、外輪1および内輪2でローラ3に予圧を与えた状態、すなわち軸受組立時に外輪1および内輪2とローラ3との間の隙間が負となるよう予め内部応力を与えた状態で使用される。
前記外輪1は、後述するように内輪2との間にローラ3および間座4を組み込めるように、2つの軌道面1a、1aの境界で軸方向に2つの外輪部材1b、1bに分割されており、その両外輪部材1b、1bが図示省略したボルトとナットで結合されるようになっている。
前記ローラ3と間座4は、いずれも磁性体である鋼材で形成されており、外輪1と内輪2の間に組み込まれる前に、予め着磁された間座4がその磁気で軸受周方向の一側で隣接するローラ3と一体化されるようになっている。
このクロスローラ軸受を組み立てる際は、図3に示すように、外輪1の一方の外輪部材1bをその分割面が上を向く姿勢で保持し、その径方向内側に内輪2を保持した状態で、ローラ3と間座4の一体品5を、一方の外輪部材1bの傾斜軌道面1aと内輪2の傾斜軌道面2aとの間に一つずつ組み込んでいき、ローラ3と間座4の配列が完了した後、他方の外輪部材1bを一方の外輪部材1bに分割面どうしが当接するように組み付けて、両外輪部材1b、1bを結合させる。そして、組立後には、適切な脱磁方法によって各間座4の脱磁を行う。
このクロスローラ軸受は、上述したように、組立時に各ローラ3とそれぞれの一側の隣接する間座4とを一体化した状態で組み込むようにしたので、従来のローラと間座を一つずつ交互に組み込んでいくものに比べて、ローラ3および間座4の組込工程の工数が半分ですみ、組立性に優れたものとなっている。
また、図3では軸受組立時にローラ3と間座4の一体品5を個別に組み込んでいく方法について説明したが、図4に示すように、予め間座4の向きを揃えた一体品5どうしを間座4の磁気で連結しておき、図5(a)、(b)に示すように、連結状態の一体品5をV字形断面を有するシュート状の治具6を用いて組み込むようにしてもよい。このようにすれば、ローラ3と間座4を組み込む工程の工数をさらに減らすことができ、より効率よく組込作業を行えるようになる。
図6および図7は第2の実施形態を示す。この実施形態は、第1実施形態の間座4を各ローラ3の一側に隣接する間座7と他側に隣接する間座8とに分割して、隣り合うローラ3の間に2つずつ間座7、8が配されるようにするとともに(図6参照)、組立時には、各ローラ3とそれぞれの両側の隣接する間座7、8とを各間座7、8の磁気で一体化した状態(図7参照)で組み込めるようにしたものである。
この第2実施形態のクロスローラ軸受を組み立てる際は、まず、第1実施形態と同様に外輪1の一方の外輪部材1bの径方向内側に内輪2を保持した状態で(図4参照)、図7に示したローラ3と間座7、8の一体品9を一方の外輪部材1bの傾斜軌道面1aと内輪2の傾斜軌道面2aとの間に一つずつ組み込んでいく。このとき、第1実施形態ではローラ3と間座4の一体品5を一定の方向で組み込んでいく必要があるのに対して、この第2実施形態では、組み込み前のローラ3と両側の間座7、8の一体品9に組込方向性がないので、第1実施形態よりも効率よく組込作業ができる。そして、ローラ3と間座7、8の配列が完了した後、一方の外輪部材1bに他方の外輪部材1bを結合させ、各間座7、8の脱磁を行えばよい。
また、図5に示した方法と同様に、予め一体品9どうしを間座7、8の磁気で連結しておき、連結状態の一体品9をV字形断面のシュート状治具6で組み込むようにすることにより、ローラ3および間座7、8の組込作業がより効率よく行えるようになる。
なお、上記第1、第2実施形態のクロスローラ軸受では、組立後に間座4、7、8の脱磁作業を行うことになるが、組立後のローラ3は予圧を受けるように外輪1および内輪2と隙間なく接触しているので、軸受に振動を与えるような脱磁方法を採っても、ローラ3の外周面や外輪1および内輪2の軌道面1a、2aが損傷したりすることはなく、使用時の軸受性能に影響はない。また、脱磁の対象物に振動を与えない脱磁方法を採用すれば、予圧のない状態で使用されるクロスローラ軸受に対しても、本発明を脱磁の影響なく適用することができる。
また、第1、第2実施形態では円盤状の間座4、7、8を用いたが、間座の形状はこれに限定されるものではなく、使用中にローラ3どうしの間隔を一定に保持できるブロック状のものであればよい。例えば、第1実施形態の間座4の代わりに、軸受周方向両側の側面がそれぞれ対向するローラ3の外周面に沿う凹円弧面をなすように形成されたものを採用することができるし、その2つの凹円弧面を有する間座を軸受周方向で2分割したものを、第2実施形態の間座7、8に代えて用いることもできる。
図8乃至図10は第3の実施形態を示す。この実施形態は、図8および図9に示すように、第1、第2実施形態のブロック状の間座4、7、8に代えて、ローラ3を回転自在に保持する枠状に形成された間座10を用いたものである。なお、間座10の材質は、第1、第2実施形態と異なり、内側にローラ3を嵌め込めるだけの弾性変形が可能な樹脂等を採用する。
図8および図10(a)、(b)に示すように、前記間座10は、それぞれ一対の短辺部10aと長辺部10bとからなる略矩形の枠状のもので、そのうちの各短辺部10aが内側に溝部10cを有する断面コの字状に形成され、各長辺部10bが断面半円形に形成されている。そして、各短辺部10aの溝部10cにローラ3の端面と外周面との境界部が挿入されて、各短辺部10aの一方の溝縁部にローラ3の端面が、他方の溝縁部にローラ3の外周面がそれぞれ摺動することにより、ローラ3を間座10に対して傾斜した状態で回転自在に保持するようになっている。
すなわち、ローラ3を間座10に対して傾斜した状態で間座10の内側に挿入し、間座10を弾性変形させてその両方の短辺部10aの溝部10cにローラ3の端面と外周面との境界部を押し込むことにより、ローラ3と間座10を外輪1と内輪2の間に組み込む前に一体化できるようになっている。
この第3実施形態のクロスローラ軸受を組み立てる際は、第1実施形態と同様に、一方の外輪部材1bの傾斜軌道面1aと内輪2の傾斜軌道面2aとの間に図10に示したローラ3と間座10の一体品11を一つずつ組み込んでいき、ローラ3と間座10の配列が完了した後、一方の外輪部材1bに他方の外輪部材1bを結合させればよい。
したがって、この第3実施形態でも、ローラ3および間座10の組込工程の工数が、従来のローラと間座を一つずつ交互に組み込んでいくものの半分となり、組立性の向上が図れる。また、ローラ3と間座10の一体品11に組込方向性がないので、第2実施形態と同じく、効率よく組込作業ができる。
ここで、間座10の材質として樹脂成分を主体とする磁性材料を用いれば、組込前の間座10を着磁して、その磁気で複数の間座10どうし(ローラ3と間座10の一体品11どうし)を連結し、連結状態の一体品11を図5と同じV字形断面のシュート状治具6で組み込むようにすることにより、組込作業をさらに効率よく行うことができる。なお、この場合も、第1、第2実施形態と同じく、軸受組立後に間座10の脱磁を行っても、その脱磁作業が使用時の軸受性能に影響することはない。
図11および図12は第4の実施形態を示す。この実施形態では、第3実施形態の間座10を樹脂で複数個まとめて一体成型し、その間座10どうしの接合部12を間座10よりも薄く形成して弾性的に湾曲可能とすることにより、ローラ3と間座10の一体品13を連結状態でシュート状治具6等を用いて外輪1と内輪2の間に組み込めるようにしている。このようにすれば、第3実施形態の間座10を樹脂成分が主体の磁性材料で形成する場合に比べて、間座10の材料コストを低減できるし、間座10の着磁および脱磁を行う必要がなく、軸受組立作業全体の効率化が図れる。
上述した第1乃至第4の実施形態では、外輪1をその2つの軌道面1a、1aの境界で2つの外輪部材1b、1bに分割しておき、外輪1と内輪2との間にローラ3と間座4、7、8、10の一体品5、9、11を組み込んだ後、両外輪部材1b、1bを結合するようにしたが、外輪を一体に形成して内輪を軸方向に2分割してもよいし、外輪と内輪をいずれも軸方向に2分割するようにしてもよい。
一方、図13および図14に示す第5の実施形態では、第3実施形態をベースとし、軸方向に2分割された外輪1に代えて、径方向に貫通する導入孔14aが設けられた一体の外輪14を用い、この外輪14の導入孔14aから外輪14と内輪2の間にローラ3と間座10の一体品11を導入して組み込めるようにしている。
したがって、ローラ3と間座10の一体品11を組み込んだ後に外輪部材1b、1bどうしの結合が必要となる第3実施形態に比べて、組立工数が少なく、効率よく組立作業を行えるし、部品点数が少なくなる利点もある。
なお、図13および図14の例では、第3実施形態と同じローラ3と間座10の一体品11を複数個連結した状態で組み込む場合を示したが、この第5実施形態の外輪14を用いれば、第1、第2実施形態のローラ3と間座4、7、8の一体品5、9を個別にあるいは連結した状態で組み込むこともできるし、第3実施形態のローラ3と間座10の一体品11を個別に組み込んだり、第4実施形態の複数個のローラ3と一体成型した間座10の一体品13を組み込んだりすることもできる。
1 外輪
1a 軌道面
1b 外輪部材
2 内輪
2a 軌道面
3 ローラ
4、7、8 間座
5、9 ローラと間座の一体品
6 治具
10 間座
10a 短辺部
10b 長辺部
10c 溝部
11 ローラと間座の一体品
12 接合部
13 ローラと間座の一体品
14 外輪
14a 導入孔

Claims (6)

  1. 内周面に互いに直交する2つの傾斜軌道面を有する外輪と、外周面に互いに直交する2つの傾斜軌道面を有する内輪と、前記外輪の傾斜軌道面と内輪の傾斜軌道面との間に、周方向に交互に傾斜方向が変わるように配される複数のローラと、隣り合うローラの間に配される間座とを備えたクロスローラ軸受において、
    前記各間座が、それぞれの隣接するローラと一体化された状態で組み込まれるものであることを特徴とするクロスローラ軸受。
  2. 前記ローラが磁性体で形成されており、前記間座は、磁性体でブロック状に形成されて着磁され、その磁気で隣接するローラと一体化された状態で組み込まれるものであることを特徴とする請求項1に記載のクロスローラ軸受。
  3. 前記間座が隣り合うローラの間に2つずつ配され、前記各ローラとそれぞれの両側の隣接する間座とが一体化された状態で組み込まれることを特徴とする請求項2に記載のクロスローラ軸受。
  4. 前記間座が、前記ローラを回転自在に保持する枠状に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のクロスローラ軸受。
  5. 前記間座が、樹脂成分を主体とする磁性材料で形成されて着磁され、その磁気で隣接する間座と連結された状態で組み込まれるものであることを特徴とする請求項4に記載のクロスローラ軸受。
  6. 前記間座を複数個で一体成型して、その間座どうしの接合部を弾性的に湾曲可能としたことを特徴とする請求項4に記載のクロスローラ軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021131960A1 (de) 2021-12-03 2023-06-07 Franke Gmbh Käfig für ein Rollenlager und Rollenlager

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