JP2016137097A - 放射線検出器及び放射線断層撮影装置 - Google Patents

放射線検出器及び放射線断層撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】放射線検出器を用いた放射線撮影において、実績のあるカレントモードによる画質及びワークフローを維持したまま、必要に応じてパルスモードのメリットを享受する。【解決手段】放射線撮影に用いる放射線検出器において、複数の放射線検出素子が少なくとも一方向に配列された放射線検出器であって、複数の放射線検出素子の各々は、入射された放射線を光子に変換する光変換素子と、光変換素子の第1の光放出面に設けられており、入射された上記光子を電気的な蓄積信号に変換して出力する、カレントモード構造の第1の光電変換素子と、光変換素子の第1の光放出面とは異なる第2の光放出面に設けられており、入射された上記光子を電気的な独立信号に変換して出力する、パルスモード構造の第2の光電変換素子と、を備えた構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線撮影に用いる放射線検出器の改良技術に関する。
従来、X線CT(X-ray computed Tomography)装置に用いられるX線検出器では、1ビュー(view)あたりの多量なX線検出信号を蓄積して、その総和電流量を出力信号としている。このような出力構造を、カレントモード(current mode)と呼ぶ。
一方、フォトン・カウンティング(photon counting)方式によるX線検出器では、1ビューごとに照射される一発のX線を受け、その入射されたX線によるパルス的な電流を出力信号としている。このような出力構造を、パルスモード(pulse mode)と呼ぶ。
一般的に、カレントモードの検出器とパルスモードの検出器とは構造が異なっている。前者は、X線をシンチレータ(scintillator)で光に変換してから、その光量をフォトダイオード(photo-diode)で検出する構造になっており、この構造は、間接変換方式と呼ばれる。後者は、X線を直接に半導体検出器で捕える構造になっており、この構造は、直接変換方式と呼ばれる(例えば、特許文献1,要約等参照)。
特開2014−210047号公報
パルスモードでは、X線エネルギースペクトル(X-ray energy spectrum)を利用できる、すなわちスペクトラル・イメージング(spectral imaging)を行えることから、カレントモードよりも豊富な情報量で画像を生成することができるという特徴がある。一方、パルスモードでは、一般的に、半導体検出器によるX線の直接変換方式が採用される。この場合、検出器の出力がカレントモードほど安定しない、計数率特性が悪い(X線量が多過ぎると出力が時間軸方向に重なる現象、いわゆるパイルアップが生じる)、撮影の前後で多くのキャリブレーション(calibration)が必要であるなど、多くの課題が残されている。故に、カレントモードが未だ主力となっている。
上記事情により、実績のあるカレントモードによる画質及びワークフロー(workflow)を維持したまま、必要に応じてパルスモードのメリット(merit)を享受することができる技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
複数の放射線検出素子が少なくとも一方向に配列された放射線検出器であって、
前記複数の放射線検出素子の各々が、
入射された放射線を光子に変換する光変換素子と、
前記光変換素子における第1の光放出面に設けられており、入射された前記光子を電気的な蓄積信号に変換して出力する第1の光電変換素子と、
前記光変換素子における前記第1の光放出面とは異なる第2の光放出面に設けられており、入射された前記光子を電気的な独立信号に変換して出力する第2の光電変換素子と、を含む放射線検出器を提供する。
第2の観点の発明は、
前記光変換素子が、シンチレータを含み、
前記第1の光電変換素子が、フォトダイオードを含み、
前記第2の光電変換素子が、Si−PM(Silicon Photomultiplier)を含む、上記第1の観点の放射線検出器を提供する。
第3の観点の発明は、
前記第1の光放出面は、底面であり、
前記第2の光放出面は、側面である、上記第1の観点または第2の観点の放射線検出器を提供する。
ここで、「底面側」とは、放射線入射方向を上下方向としたときの底面の側を意味する。また、「側面側」とは、放射線入射方向を上下方向としたときの側面の側を意味する。
第4の観点の発明は、
上記第1の観点から第3の観点のいずれか一つの観点の放射線検出器を備えた放射線撮影装置を提供する。
第5の観点の発明は、前記放射線検出素子における放射線の検出信号の強度を、該放射線検出素子に含まれる前記第1の光電変換素子から出力される前記蓄積信号の大きさに基づいて決定する第1の決定手段と、
前記放射線検出素子における放射線の検出信号の強度を、該放射線検出素子に含まれる前記第2の光電変換素子から出力される前記独立信号の一定時間内の計数値に基づいて決定する第2の決定手段と、を備えた上記第4の観点の放射線撮影装置を提供する。
第6の観点の発明は、
前記第1の決定手段により決定された放射線の検出信号の強度による第1の投影データ(projection data)に基づいて第1の画像を再構成する第1の再構成手段と、
前記第2の決定手段により決定された放射線の検出信号の強度による第2の投影データに基づいて第2の画像を再構成する第2の再構成手段と、を備えた上記第5の観点の放射線撮影装置を提供する。
第7の観点の発明は、
前記第2の決定手段が、前記放射線検出素子における特定のエネルギーを有する放射線の検出信号の強度を、前記独立信号のうち特定の波高を有する信号の一定時間内の計数値に基づいて決定し、
前記第2の再構成手段が、前記特定のエネルギーを有する放射線の検出信号の強度による投影データに基づいて第2の画像を再構成する、上記第6の観点の放射線撮影装置を提供する。
第8の観点の発明は、
前記第1の画像と前記第2の画像とを重ねて表示する表示手段をさらに備えた上記第6の観点または第7の観点の放射線撮影装置を提供する。
第9の観点の発明は、
第1の線量による放射線と、前記第1の線量より低い第2の線量による放射線とを照射して撮影するよう放射線源を制御する制御手段をさらに備え、
前記第1の決定手段が、前記第1の線量による放射線の照射時における前記蓄積信号に基づいて前記放射線の検出信号の強度を決定し、
前記第2の決定手段が、前記第2の線量による放射線の照射時における前記独立信号に基づいて前記放射線の検出信号の強度を決定する、第5の観点から第8の観点のいずれか一つの観点の放射線撮影装置を提供する。
第10の観点の発明は、
前記撮影は、放射線断層撮影であり、
前記制御手段が、前記照射する放射線の線量がビューごとに前記第1の線量と前記第2の線量とに切り換わるよう制御する、上記第9の観点の放射線断層撮影装置を提供する。
上記観点の発明によれば、実績のあるカレントモードによる画質及びワークフローを維持したまま、必要に応じてパルスモードのメリットを享受することができる。
発明の実施形態に係るX線CT装置の構成を概略的に示す図である。 本実施形態に係るX線検出器及びコリメータ装置(collimator)の構成を示す図である。 X線検出素子の構成を示す拡大断面図である 撮影時における管電流のタイムチャート(time chart)の一例を示す図である。 本実施形態に係るX線CT装置における動作の流れの一例を示すフローチャート(flowchart)である。
以下、発明の実施形態について説明する。
(第一実施形態)
図1は、発明の実施形態に係るX線CT装置の構成を概略的に示す図である。
X線CT装置1は、撮影テーブル(imaging table)2、走査ガントリ(scanning gantry)3、及び操作コンソール(operation console)4を備えている。
撮影テーブル2は、載置された被検体91を、走査ガントリ3の空洞部3Bに搬送する。空洞部3Bは、撮影空間となる。
走査ガントリ3は、X線管31、X線検出器32、コリメータ装置33、データ収集部(data acquisition unit)34を有している。
X線管31及びX線検出器32は、空洞部3Bを挟んで対向して配置されている。X線管は、空洞部3Bに配置された被検体91に向けてX線81を照射する。X線検出器32は、被検体91の透過X線を検出して信号を出力する。
コリメータ装置33は、空洞部3BとX線検出器32との間に配置されている。コリメータ装置33は、X線検出器32に入射する散乱線を除去する。
X線管31、X線検出器32及びコリメータ装置33は、空洞部3Bの周りに回転可能に設けられている。
データ収集部34は、被検体91の撮影時に得られたX線検出器32からの出力信号に基づいて、被検体91の投影データを収集する。なお、データ収集部34は、一般に、DAS(Data Acquisition System)とも呼ばれる。
操作コンソール4は、操作者92からの各種操作を受け付ける。また、操作コンソール4は、各種データの処理や各部の制御を行う。操作コンソール4は、撮影モード選択部41、撮影条件設定部43、撮影制御部44、画像再構成部45、表示制御部46を有している。なお、操作コンソール4のこれらの機能的な各部は、例えば、コンピュータ(computer)の演算処理装置に所定のプログラム(program)を実行させることによりに実現させることができる。
撮影モード選択部41は、操作者92の操作に基づき、撮影モードを選択する。撮影モード(imaging mode)は、被検体91の透過X線の検出方法の違いにより複数のモードが用意される。本例では、従来方式によるカレントモードと、フォトン・カウンティング方式によるパルスモードと、これら両方によるカレント&パルスモードの3つモードが用意される。操作者92は、これらの中からいずれか所望のモードを指定する操作を行う。撮影モード選択部41は、その操作に基づき、撮影モードを選択する。
撮影条件設定部43は、操作者92の操作に基づき、X線管31の管電圧及び管電流、被検体91の撮影範囲、ガントリ回転速度、スライス厚(slice thickness)、再構成関数等の設定を行う。
撮影制御部44は、設定された撮影条件にしたがって被検体91の撮影を実施するよう、各部を制御する。
画像再構成部45は、データ収集部34にて収集された投影データに基づいて画像を再構成する。画像再構成には、例えば、フィルタ逆投影法(filtered back-projection method)、3次元画像再構成法などを適宜用いることができる。
表示制御部46は、各種画像や文字情報を画面に表示するよう不図示のモニタ(monitor)を制御する。
ここで、X線検出器32及びコリメータ装置33について詳しく説明する。
図2は、本実施形態に係るX線検出器32及びコリメータ装置33の構成を示す図である。
図2に示すように、X線検出器32は、チャネル方向(channel direction)CH及びスライス方向(slice direction)SLにおいて、マトリクス(matrix)状に2次元に配列され複数のX線検出素子32iを有している。チャネル方向とは、被検体91に照射するファンビームX線(fan beam X-ray)の広がり方向、スライス方向とは、そのファンビームX線の厚み方向、あるいは被検体91の体軸方向である。X線検出素子32iは、チャネル方向CHに幅Δaを有しており、スライス方向SLに幅Δbを有している。幅Δa及び幅Δbは、例えば、1mmである。X線検出器32のX線入射面は、X線検出素子32iのX線入射面により形成される。X線検出素子32iは、例えば、チャネル方向CHに1000個程度、スライス方向SLに64個、配列されている。X線検出器32のカバレッジ(coverage)は、例えば、40mmである。
コリメータ装置33は、複数のX線検出素子32iを少なくともチャネル方向CHにそれぞれ区分するように立設された複数のコリメータ板(collimator plate)33Pを有している。すなわち、複数のコリメータ板33Pは、少なくともチャネル方向CHに隣接するX線検出素子32i間の境界に位置するように配置されている。コリメータ板33Pの板面は、X線管31のX線焦点31FからX線81が照射される方向、X線照射方向Eに平行となるよう傾き調整されている。コリメータ板33Pは、X線吸収性を有する重金属、例えば、タングステン(tungsten)やモリブデン(molybdenum)等により構成されている。コリメータ板33Pの板厚Δtは、例えば、0.2mmである。
なお、X線検出器32は、所定数のX線検出素子32iをモジュール化して、複数の検出器モジュールの配列により構成されるようにしてもよい。同様に、コリメータ装置33は、所定数のコリメータ版33Pをモジュール化して、複数のコリメータモジュールの配列により構成されるようにしてもよい。
図3は、X線検出素子32iの構成を示す拡大断面図である。本図は、X線検出素子32iのチャネル方向CHに平行な断面をスライス方向SLに見たときの図である。
X線検出素子32iは、セラミック基板(ceramic bord)51上に、光変換素子52と、第1の光電変換素子53と、第2の光電変換素子54と、光反射板55と、蓋部56とを有している。
光変換素子52は、入射されたX線81を光子82に変換して放出する素子である。X線81は、通常、所定のX線エネルギー分布を有している。特定のX線エネルギーを有するX線は、そのX線エネルギーの大きさに応じた数のX線粒子のかたまりと考えることができる。光変換素子52は、このX線粒子のかたまりを維持したまま、X線粒子を所定の確率で光子82に変換する。すなわち、光変換素子52は、X線81が入射されると、X線エネルギー別に、そのX線エネルギーに対応した数の光子82群を略同時に放出する。
光変換素子52は、例えば、シンチレータである。光変換素子52は、実質的に直方形状もしくは立方形状を有している。光変換素子52は、そのX線入射面が、X線照射方向すなわちX線入射方向Eに対して略垂直になり、かつ、X線入射方向Eに対して平行な側面が、チャネル方向CH及びスライス方向SLと略平行になるよう配置されている。
第1の光電変換素子53は、入射された光子82を電気信号に変換し、その蓄積信号G1を出力する素子である。蓄積信号G1とは、一定時間内に入射された個々の光子に対応した電気信号の強度を時間軸方向に積分した信号である。第1の光電変換素子53は、例えば、フォトダイオードである。第1の光電変換素子53は、実質的に板状の直方形状を有しており、その板面の形状は、光変換素子52のX線出射面の形状に近似する。第1の光電変換素子53は、光変換素子52のX線出射面側、すなわちX線入射方向を上下方向としたときの底面側に配置されている。また、第1の光電変換素子53は、その板厚方向がX線入射方向Eと略平行になり、その板面の端辺が、チャネル方向CH及びスライス方向SLと略平行になるよう配置されている。第1の光電変換素子53は、このような構成により、光変換素子52から放出された光子82を受け、一定時間内に受ける光子82の数に応じた強度の電気信号を出力する。
第2の光電変換素子54は、入射された光子82を電気信号に変換し、その独立信号G2を出力する。独立信号G2とは、入射された個々の光子82に対応した電気的なパルス信号である。第2の光電変換素子52は、光子82群が同時に入射されると、その光子82群を構成する光子82の数に応じた波高のパルス信号を出力する。第2の光電変換素子54は、いわゆるフォトン・カウンティングに適した半導体デバイス(semi-conductor device)であり、例えば、シリコン・マルチプライア(Si−MP;Silicon-Multi Plier)である。Si−MPの一種としては、例えば、浜松ホトニクス社が提供するマルチ・ピクセル・フォトン・カウンタ(MPPC;Multi-Pixel Photon Counter)(登録商標)シリーズがある。第2の光電変換素子54は、実質的に板状の直方形状を有しており、その板面の形状は、光変換素子52の側面の形状に近似する。第2の光電変換素子54は、光変換素子52のX線入射方向と直交する方向側、すなわちX線入射方向を上下方向としたときの側面側に配置されている。第2の光電変換素子54は、このような構成により、光変換素子52から放出された光子82を受け、電気信号をパルス状に出力する。被検体91の透過X線の強度が十分低い場合には、X線エネルギー別の光子82群は、光変換素子52において、時間軸方向にばらけた状態で放出される。このとき、第2の光電変換素子54は、X線エネルギー別に、そのX線エネルギーの大きさに応じた波高のパルス信号(pulse signal)を、そのX線エネルギーを有するX線の線量に応じた個数分、時間軸方向にばらけた状態で出力することになる。したがって、一定時間内に出力されるパルス信号を、波高別に計数すれば、被検体91の透過X線について、X線エネルギー別に、その線量を知ることができる。また、一定時間内に出力されるパルス信号を、波高に関係なくすべて計数すれば、被検体91の透過X線全体の線量を知ることができる。
第1及び第2の光電変換素子53,54には、セラミック基板51上に形成された不図示の導線パターン(wiring pattern)がそれぞれ接続されており、第1の光電変換素子53からの蓄積信号G1及び第2の光電変換素子54からの独立信号G2は、それらの導線パターンを通って外部に出力される。
なお、第2の光電変換素子54は、1個の光変換素子52ごとに1つの側面に対して1個だけ配置してもよいが、1個の光変換素子52ごとに複数の側面に対して1個ずつ配置してもよい。例えば、1個の光変換素子52ごとに、そのチャネル方向CHにおける一方の側面と、そのスライス方向SLにおける一方の側面とに、1個ずつ配置してもよい。
また、光変換素子52の4つの側面のうち、第2の光電変換素子54が配置されていない側面については、光を通さない部材を設ける。ここでは、このような部材として、光変換素子52から放出された光子が反射するよう、光反射板55を設けるようにする。
また、光変換素子52のX線入射面側には、光変換素子52を保護するために、X線透過性を有する蓋部56等を設けるようにしてもよい。蓋部56は、例えばプラスチック樹脂である。
本実施形態において、第1の光電変換素子53から出力される蓄積信号G1は、従来方式による投影データの収集に用い、第2の光電変換素子54から出力される独立信号G2は、フォトン・カウンティング方式による投影データの収集に用いる。
従来方式では、X線の検出感度が比較的に低い。そのため、満足できるSN比の信号を得るためには、光変換素子52から放出される光子82をある程度稼ぐ必要があり、相対的に高い線量のX線を被検体91に照射しなければならない。
一方、フォトン・カウンティング方式では、X線の検出感度が非常に高い。つまり、X線81の線量が低く、光変換素子52から放出される光子82が少なくても、十分なSN比の信号を得ることができる。ただし、X線81の線量が多いと、いわゆるパイルアップ(pile up)と呼ばれる現象が発生し、信号が時間軸方向に分解できなくなるので、返ってよくない。そのため、フォトン・カウンティング方式では、相対的に非常に低い線量のX線81を被検体91に照射しなければならない。
本例では、撮影モードとして、カレントモード、パルスモード、カレント&パルスモードを用意する。撮影モード選択部41は、操作者の操作に基づき、これらのうちいずれか所望のモードを選択する。
カレントモードが選択された場合には、撮影制御部44は、X線管31の管電流が第1の線量D1に対応した第1の管電流値A1であるときの撮影を行うべく、X線管31等を含む各部を制御する。このような制御により、第1の線量D1のX線で撮影が行われ、第1の線量D1による複数ビューの投影データが収集される。
パルスモードが選択された場合には、撮影制御部44は、X線管31の管電流が第1の管電流値A1より低く第2の線量D2に対応した第2の管電流値A2であるときの撮影を行うべく、X線管31等を含む各部を制御する。このような制御により、第2の線量D2のX線で撮影が行われ、第2の線量D2による複数ビューの投影データが収集される。
カレント&パルスモードが選択された場合には、撮影制御部44は、X線管31の管電流が第1の線量D1に対応した第1の管電流値A1であるときの撮影と、X線管31の管電流が第1の管電流値A1より低く第2の線量D2に対応した第2の管電流値A2であるときの撮影とを行うべく、X線管31等を含む各部を制御する。このような制御により、第1の線量D1のX線と第1の線量D1より低い第2の線量D2のX線とで撮影が行われ、それぞれの線量ごとに複数ビューの投影データが収集される。
図4は、撮影時における管電流のタイムチャートの一例を示す図である。この図は、カレント&パルスモードでの例である。
本例では、カレント&パルスモードが選択されると、図4に示すように、ビューごとに、X線管31の管電流を、第1の管電流値A1と第2の管電流値A2とに切り換えながらX線81を被検体91に照射する。ビューは、例えば、ガントリ1回転時間を1秒程度とし、ガントリ1回転分に対して約1000ビューを割り当てる。
X線検出器32は、ビューごとに被検体91の透過X線を受けて信号を出力する。データ収集部34は、1ビューに対応した時間幅のうち管電流が第1の管電流値A1であるときの時間幅ごとに、カレントモードにより信号を受信する。すなわち、各第1の光電変換素子53からの蓄積信号G1を受信する。そして、これら蓄積信号G1の強度の大きさに基づいて、当該ビューの投影データを決定する。また、データ収集部は、1ビューに対応した時間幅のうち管電流が第2の管電流値A2であるときの時間幅ごとに、パルスモードにより信号を受信する。すなわち、各第2の光電変換素子54からの独立信号G2を受信する。そして、これら独立信号G2の計数値に基づいて、当該ビューの投影データを決定する。
なお、データ収集部34は、第2の光電変換素子53からの独立信号を計数する際に、独立信号G2を波高別に計数することもできる。横軸に波高値、縦軸に計数値を取りグラフ化すると、X線エネルギーごとの被検体91の透過X線の線量を表すX線エネルギースペクトルを得ることができる。特定のX線エネルギーの透過X線強度のみを抽出して投影データを決定し、これを基に画像を再構成することで、スペクトラル・イメージングを行うことができる。スペクトラル・イメージングでは、特定のX線エネルギーをよく吸収する物質を強調して描画することができるため、被検体91の血流(潅流)など病理的機能イメージングを実現させることができる。
ところで、データ収集法に関し、蓄積信号G1を用いる従来法と、独立信号G2を用いるフォトン・カウンティング法(PC法)とは、それぞれ、次表に示すような特性を有している。
Figure 2016137097
つまり、蓄積信号G1を用いる従来法では、X線検出信号のダイナミックレンジ(dynamic range)を広く持つことができ、再構成画像の描写を慣れ親しんだものにできるが、病理的機能イメージングは困難であり、被検体91の低被曝化やX線検出信号のSN比(signal noise ratio)については分が悪い。
一方、独立信号G2を用いるフォトン・カウンティング法では、病理的機能イメージングが可能であり、被検体の低被曝化やX線検出信号のSN比については良好であるが、被検体91の透過X線の線量が多いとパイルアップが発生するのでX線検出信号のダイナミックレンジは狭く、感度がよい分だけ従来の描写とは異なる描写になることがあり、操作者92によっては違和感を持たれる。
そこで、例えば、被検体91の形状イメージングを違和感のない描写で行いたい場合には、従来法によるカレントモードを用いる。例えば、被検体91の病理的機能イメージングを行いたい場合、ダイナミックレンジをあまり気にする必要がなく低被曝でイメージングを行いたい場合には、フォトン・カウンティング法によるパルスモードを用いる。また例えば、被検体91の形状を表す画像と病理的機能(潅流など)を表す画像とを重ねて表示させたい場合には、カレント&パルスモードを用いる。
これより、本実施形態に係るX線CT装置における動作の流れについて説明する。
図5は、本実施形態に係るX線CT装置における動作の流れの一例を示すフローチャート(flowchart)である。
ステップ(step)S1では、撮影モードを選択する。具体的には、操作コンソール4の撮影モード選択部41が、操作者92の操作に基づき、撮影モードとして、カレントモード、パルスモード、及びカレント&パルスモードのいずれかを選択する。
ステップS2では、撮影条件を設定する。具体的には、操作コンソール4の撮影条件設定部42が、操作者の操作に基づき、X線管31の管電圧及び管電流、被検体91の撮影範囲、ガントリ回転速度、スライス厚、再構成関数等の設定を行う。
ステップS3では、データ収集のセッティング(setting)を行う。具体的には、データ収集部34が、選択された撮影モードに応じて、蓄積信号に基づく投影データと独立信号に基づく投影データのいずれか一方または両方を生成して収集するようセッティングを行う。
ステップS4では、被検体91を撮影する。具体的には、操作コンソール4の撮影制御部44が、設定された撮影条件にしたがって各部を制御し、被検体91を撮影する。データ収集部34は、投影データを収集する。なお、このとき、撮影モードとしてパルスモードまたはカレント&パルスモードが選択されている場合には、独立信号に基づく投影データを、X線エネルギー別に生成する。
ステップS5では、画像を再構成する。具体的には、操作コンソール4の画像再構成部45が、収集された投影データに再構成関数を適用して画像を再構成する。この際、カレントモードまたはカレント&パルスモードが選択されているときは、蓄積信号G1に基づく投影データを用いて画像を再構成する。また、パルスモードまたはカレント&パルスモードが選択されているときは、独立信号G2に基づくX線エネルギー別の投影データを用いて、X線エネルギー別の画像とX線エネルギー全体に対応する画像を再構成する。
ステップS6では、画像を表示する。具体的には、操作コンソール4の表示制御部46が、再構成された画像をモニタ(monitor)の画面に表示させる。この際、カレントモードまたはカレント&パルスモードが選択されているときは、蓄積信号G1に基づく画像を表示する。また、パルスモードまたはカレント&パルスモードが選択されているときは、独立信号G2に基づく画像を表示する。このとき、操作者92は、所望のX線エネルギーを入力することができる。表示制御部46は、この入力情報に基づいて、所望のX線エネルギーに対応した画像を表示させることができる。もちろん、X線エネルギー全体に対応する画像を表示させることもできる。蓄積信号G1に基づく画像と独立信号G2に基づく画像とは、画像に含まれる被検体の位置合せを行った後、重ねて表示させることもできる。
このような本実施形態によれば、X線検出器32を構成するX線検出素子32iが、X線81を光子82に変換する光変換素子52と、光変換素子52で変換され入射された光子82を電気的な蓄積信号G1に変換して出力するカレントモード構造を持つ第1の光電変換素子52と、光変換素子52で変換され入射された光子82を電気的な独立信号G2に変換して出力するパルスモード構造を持つ第2の光電変換素子54とを有しているので、実績のあるカレントモードによる画質及びワークフロー(work flow)を維持したまま、必要に応じてパルスモードのメリット(merit)を享受することができる。
また、本実施形態では、第2の光電変換素子54が、光変換素子52の側面に配置されており、隣接する光変換素子52同士の間に設けられる従来の仕切り板としての役目も果たすため、光変換素子52の形状や大きさに悪影響をほとんど及ぼさない。つまり、撮影装置の機械構造や画像再構成のアルゴリズム(algorithm)などの設計変更を少なくすることができ、生産コスト(production cost)や生産工数の上昇を抑えることができる。
なお、発明の実施形態は、上記に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、第1の光電変換素子53は、光変換素子52における底面に設けられており、第2の光電変換素子54は、光変換素子52における側面に設けられているが、これに限定されず、第1の光電変換素子53は、光変換素子52における第1の光放出面に設けられており、第2の光電変換素子54は、光変換素子52における上記第1の光放出面とは異なる第2の光放出面に設けられていてもよい。ただし、蓄積信号を出力する第1の光電変換素子53が光変換素子52における底面に設けられ、独立信号を出力する第2の光電変換素子54が光変換素子52における側面に設けられた方が、検出器の構造が現行のものに近くなる。そのため、この構造の方が、設計が容易になり、コストや製造工数の削減、性能の安定に寄与するため、より好適である。
また例えば、上記実施形態における検出器と同様の構造を有する検出器は、胸部等を放射線撮影する一般撮影装置等の放射線撮影装置にも適用可能であり、このような放射線撮影装置もまた、発明の一実施形態である。
1 X線CT装置
2 撮影テーブル
3 走査ガントリ
3B 空洞部
31 X線管
32 X線検出器
32i X線検出素子
33 コリメータ装置
34 データ収集部
4 操作コンソール
41 撮影モード選択部
43 撮影条件設定部
44 撮影制御部
45 画像再構成部
46 表示制御部
51 セラミック基板
52 光変換素子
53 第1の光電変換素子
54 第2の光電変換素子
55 光反射板
56 蓋部
81 X線
82 光子
91 被検体
92 操作者
ISO アイソセンタ

Claims (10)

  1. 複数の放射線検出素子が少なくとも一方向に配列された放射線検出器であって、
    前記複数の放射線検出素子の各々は、
    入射された放射線を光子に変換する光変換素子と、
    前記光変換素子における第1の光放出面に設けられており、入射された前記光子を電気的な蓄積信号に変換して出力する第1の光電変換素子と、
    前記光変換素子における前記第1の光放出面とは異なる第2の光放出面に設けられており、入射された前記光子を電気的な独立信号に変換して出力する第2の光電変換素子と、を含む放射線検出器。
  2. 前記光変換素子は、シンチレータを含み、
    前記第1の光電変換素子は、フォトダイオードを含み、
    前記第2の光電変換素子は、Si−PM(Silicon Photomultiplier)を含む、請求項1に記載の放射線検出器。
  3. 前記第1の光放出面は、底面であり、
    前記第2の光放出面は、側面である、請求項1または請求項2に記載の放射線検出器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の放射線検出器を備えた放射線撮影装置。
  5. 前記放射線検出素子における放射線の検出信号の強度を、該放射線検出素子に含まれる前記第1の光電変換素子から出力される前記蓄積信号の大きさに基づいて決定する第1の決定手段と、
    前記放射線検出素子における放射線の検出信号の強度を、該放射線検出素子に含まれる前記第2の光電変換素子から出力される前記独立信号の一定時間内の計数値に基づいて決定する第2の決定手段と、を備えた請求項4に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記第1の決定手段により決定された放射線の検出信号の強度による第1の投影データに基づいて第1の画像を再構成する第1の再構成手段と、
    前記第2の決定手段により決定された放射線の検出信号の強度による第2の投影データに基づいて第2の画像を再構成する第2の再構成手段と、を備えた請求項5に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記第2の決定手段は、前記放射線検出素子における特定のエネルギーを有する放射線の検出信号の強度を、前記独立信号のうち特定の波高を有する信号の一定時間内の計数値に基づいて決定し、
    前記第2の再構成手段は、前記特定のエネルギーを有する放射線の検出信号の強度による投影データに基づいて第2の画像を再構成する、請求項6に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記第1の画像と前記第2の画像とを重ねて表示する表示手段をさらに備えた請求項6または請求項7に記載の放射線撮影装置。
  9. 第1の線量による放射線と、前記第1の線量より低い第2の線量による放射線とを照射して撮影するよう放射線源を制御する制御手段をさらに備え、
    前記第1の決定手段は、前記第1の線量による放射線の照射時における前記蓄積信号に基づいて前記放射線の検出信号の強度を決定し、
    前記第2の決定手段は、前記第2の線量による放射線の照射時における前記独立信号に基づいて前記放射線の検出信号の強度を決定する、請求項5から請求項8のいずれか一項に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記撮影は、放射線断層撮影であり、
    前記制御手段は、前記照射する放射線の線量がビューごとに前記第1の線量と前記第2の線量とに切り換わるよう制御する、請求項9に記載の放射線撮影装置。
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