JP2016136298A - レシピ提供システム、レシピ提供方法及びレシピ提供プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】料理及び運動に関する好適なレシピを提供できるシステムを提供する。
【解決手段】そのために、料理レシピまたは運動レシピをユーザに提示するレシピ提供システムでは、システム全体を制御するCPUと1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部とを備え、CPUは外部システムの内、通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得し、外部システムの内、通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報とを取得し、外部システムの内、通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得し、商品購入情報と健康状態情報と第1の料理情報からレシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示するとともに、第1の運動情報と、第2の運動情報と、健康状態情報により利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示する。
【選択図】図1
【解決手段】そのために、料理レシピまたは運動レシピをユーザに提示するレシピ提供システムでは、システム全体を制御するCPUと1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部とを備え、CPUは外部システムの内、通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得し、外部システムの内、通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報とを取得し、外部システムの内、通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得し、商品購入情報と健康状態情報と第1の料理情報からレシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示するとともに、第1の運動情報と、第2の運動情報と、健康状態情報により利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、料理レシピや運動レシピを提供するのに好適なレシピ提供システム、レシピ提供方法及びレシピ提供プログラムに関する。
従来、料理レシピや運動レシピを提供するシステムが提案されてきている。例えば、特許文献1〜3記載の技術がある。
特許文献1の技術は、外出先から自宅の冷蔵庫内の在庫で献立に不足の食材を知ることができる献立支援システムを提供することを目的としている。その目的を達成するために、 携帯電話は、ネットワーク冷蔵庫に対し選択したメニューの食材の在庫確認を要求する。ネットワーク冷蔵庫のWEBサーバ部は、食材確認部に対してメニューの不足食材の確認を命令する。食材確認部は、メニューに必要な食材のデータと現在のネットワーク冷蔵庫6内の在庫のデータとを比較して選択メニューに不足の食材を決定し、不足食材データを作成する。WEBサーバ部は、必要食材データおよび不足食材データに基づいて不足食材発注画面用コンテンツを作成し、携帯電話へ送信する。ユーザは携帯電話が表示した不足食材発注画面から不足食材の発注リクエストを行う。WEBサーバ部は、食材発注部に食料品店受注サーバへの発注を命じるものである。
特許文献1の技術は、外出先から自宅の冷蔵庫内の在庫で献立に不足の食材を知ることができる献立支援システムを提供することを目的としている。その目的を達成するために、 携帯電話は、ネットワーク冷蔵庫に対し選択したメニューの食材の在庫確認を要求する。ネットワーク冷蔵庫のWEBサーバ部は、食材確認部に対してメニューの不足食材の確認を命令する。食材確認部は、メニューに必要な食材のデータと現在のネットワーク冷蔵庫6内の在庫のデータとを比較して選択メニューに不足の食材を決定し、不足食材データを作成する。WEBサーバ部は、必要食材データおよび不足食材データに基づいて不足食材発注画面用コンテンツを作成し、携帯電話へ送信する。ユーザは携帯電話が表示した不足食材発注画面から不足食材の発注リクエストを行う。WEBサーバ部は、食材発注部に食料品店受注サーバへの発注を命じるものである。
また、特許文献2記載の技術は、在庫食材の総合的コストパフォーマンス評価による優先消費食材の提示と、価格と消費者の不足栄養素補給とのバランスであるコストパフォーマンスを最良にする購入推奨食材の提示とを、同時に実現することによって、消費者の食材の購入から消費までの過程を最適化する冷蔵庫を提供することを目的としている。この目的を達成するために、特許文献2では、利用者の食材購入情報をキャッシュレジスタから、記憶媒体または通信網を介して取得し、利用者が入力する食材消費情報に基づいて、食材在庫情報を生成し、栄養素データベースへの問い合わせによって、利用者への補給推奨栄養素を決定し、候補食材を決定し、栄養素データベースへ問い合わせすることによって、利用者への補給推奨栄養素を決定し、候補食材を決定し、栄養充足率と販売価格データベースから取得した販売価格とに基づいて、利用者に購入推奨食材を提示する冷蔵庫に関する技術を開示している。
更に、特許文献3記載の技術では、家庭などにおける食事の献立を決めるにあたって、ユーザが食材を選定することにより、簡易に献立を決定することができ、レシピを同時に呈示して、食材の買い忘れを防ぐことのできる、便利な買物支援装置を提供することを目的としている。この目的を達成するために、特許文献3では、ユーザが最近購入した食材および店頭で関心を引いた食材のリストをユーザ端末に表示させて、このリストの中から使用したい食材を選定し、これらの使用したい食材と料理のレシピを蓄積したデータベースの料理の食材とを比較して、使用したい食材に適した料理を検索してユーザに呈示するとともに、レシピを同時にユーザ端末に表示して食材の買い忘れを防ぐようにするシステムについて開示している。
前述の特許文献1から3記載の技術では、食材の消費期限を加味した料理レシピや家族構成に適した料理レシピの提供等が考慮されていない。また、健康管理面で必要な料理レシピの提供及び食事で摂取したエネルギーと運動で消費するエネルギーのバランスを考慮した料理レシピや運動レシピを提供する方法についても考慮されていない。そこで、本発明の目的は、料理及び運動に関する好適なレシピを提供できるシステムを提案するものである。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の一実施形態の料理レシピまたは運動レシピをユーザに提示するレシピ提供システムでは、システム全体を制御するCPUと1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部とを備え、CPUは外部システムの内、通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得し、外部システムの内、通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報とを取得し、外部システムの内、通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得し、商品購入情報と健康状態情報と第1の料理情報からレシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示するとともに、第1の運動情報と、第2の運動情報と、健康状態情報により利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示する。
本発明のレシピ提供システムでは、料理及び運動に関する好適なレシピを提供できるので、健康維持・健康増進・食材廃棄ロス低減・無駄な食品購入防止を図れる。前述以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、「管理テーブル」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。また、データ構造に依存しないことを示すために「管理テーブル」を「管理情報」と呼ぶことができる。
また、「プログラム」を主語として処理を説明する場合がある。そのプログラムは、プロセッサ、例えば、MP(Micro Processor)やCPU(Central Processing Unit)によって実行されるもので、定められた処理をするものである。なお、プロセッサは、適宜に記憶資源(例えばメモリ)及び通信インターフェース装置(例えば、通信ポート)を用いながら処理を行うため、処理の主語がプロセッサとされてもよい。プロセッサは、CPUの他に専用ハードウェアを有していても良い。コンピュータプログラムは、プログラムソースから各コンピュータにインストールされても良い。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバ又は記憶メディアなどで提供されるものであっても良い。
また、各要素、例えば、コントローラは番号などで識別可能であるが、各要素を識別可能な情報であれば、名前など他種の識別情報が用いられても良い。本実施例の図及び説明において同一部分には同一符号を付与しているが、本発明が本実施例に制限されることは無く、本発明の思想に合致するあらゆる応用例が本発明の技術的範囲に含まれる。また、特に限定しない限り、各構成要素は複数でも単数でも構わない。
<システム構成>図1
図1は、レシピ提供システムの全体構成を示すブロック図である。レシピ提供システムは、自宅1での家族管理システム10と、家族管理システム10に接続される小売店(スーパーマーケット/コンビニエンスストア)2での小売店管理システム20、病院3での病院管理システム30、スポーツジム4での運動管理装置40、家族毎が所有する携帯装置50、ドラッグストア6での薬局管理システム60、レストラン7での飲食管理システム70から構成される。なお、家族管理システム10に全てのシステムないし装置が接続されないで、一部のシステムないし装置が接続する形態もある。
図1は、レシピ提供システムの全体構成を示すブロック図である。レシピ提供システムは、自宅1での家族管理システム10と、家族管理システム10に接続される小売店(スーパーマーケット/コンビニエンスストア)2での小売店管理システム20、病院3での病院管理システム30、スポーツジム4での運動管理装置40、家族毎が所有する携帯装置50、ドラッグストア6での薬局管理システム60、レストラン7での飲食管理システム70から構成される。なお、家族管理システム10に全てのシステムないし装置が接続されないで、一部のシステムないし装置が接続する形態もある。
家族管理システム10(FM_HL_SYS10)は、システム全体を制御するCPU101と、各種のデータやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)102、他のシステムや装置と通信するための通信部103、体重や消費カロリーなどを計測するための計測部104、データを入力するための入力部105、データを出力するための出力部106、FM構成TBL111からFM食材摂取TBL121までの各種テーブルを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブル類の詳細については後述する。
通信部103は、例えばNIC(Netwaork Interface Card)などである。入力部105は、例えばキーボード、マウス、タッチパネルなどである。出力部106は、文字や画像などを表示する液晶表示装置や文字や画像などを印刷するプリンタなどである。
小売店管理システム20(SM_POS20)は、システム全体を制御するCPU201と、各種データやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)202、他のシステムや装置と通信するための通信部203、SM購買TBL211や各種のデータ/プログラムを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブルであるSM購買TBL211の詳細については後述する。
病院管理システム30(HP_EMR_SYS30)は、システム全体を制御するCPU301と、各種のデータやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)302、他のシステムや装置と通信するための通信部303、身長・体重の計測や血液・CT検査などを行うための計測部304、HP患者TBL311からHP料理レシピTBL313や各種のデータ/プログラムを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブル類の詳細については後述する。
運動管理装置40は、システム全体を制御するCPU401と、各種データやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)402、他のシステムや装置と通信するための通信部403、身長・体重の計測や消費カロリーの算出を行う計測部404、SG会員TBL411等のテーブルや各種のデータ/プログラムを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブルの詳細については後述する。
携帯装置50は、システム全体を制御するCPU501と、各種データやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)502、他のシステムや装置と通信するための通信部503、歩数等を計測する計測部504、WK個人運動TBL511等のテーブルや各種のデータ/プログラムを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブルの詳細については後述する。
薬局管理システム60(DS_POS60)は、システム全体を制御するCPU601と、各種データやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)602、他のシステムや装置と通信するための通信部603、DS購買TBL611や各種のデータ/プログラムを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブルの詳細については後述する。
飲食管理システム70(RR_POS70)は、システム全体を制御するCPU701と、各種データやプログラムを一時的に格納する記憶部(揮発性メモリ)702、他のシステムや装置と通信するための通信部703、RR飲食TBL711や各種のデータ/プログラムを恒久的に格納するための不揮発記憶媒体(HDDなど)で構成される。なお、テーブルの詳細については後述する。
<テーブル>
<家族構成管理テーブル>図2
図2は、家族構成管理テーブルの構成例を示す図である。家族構成管理テーブル111(以下、FM構成TBL111)は、家族構成の全体を管理するテーブルである。FM構成TBL111は、通し番号(#)、氏名、性別、年齢、生年月日、身長、体重、歩幅、病歴、投薬有無(投薬種別)、食事制限有無(種別)、運動推奨状況、お酒・煙草(喫煙)などの嗜好状況、身体計測情報(BMI、血圧、脂質、肝機能等)、推奨食材レシピ(積極的に摂取すべき食材の種別や摂取量等を一意に識別するID)、推奨運動レシピ(積極的に実行すべき運動の種別や運動時間等を一意に識別するID)で構成される。なお、FM構成TBL111の項目はこれらに限定されるものではない。他のテーブルの項目も同様である。
<家族構成管理テーブル>図2
図2は、家族構成管理テーブルの構成例を示す図である。家族構成管理テーブル111(以下、FM構成TBL111)は、家族構成の全体を管理するテーブルである。FM構成TBL111は、通し番号(#)、氏名、性別、年齢、生年月日、身長、体重、歩幅、病歴、投薬有無(投薬種別)、食事制限有無(種別)、運動推奨状況、お酒・煙草(喫煙)などの嗜好状況、身体計測情報(BMI、血圧、脂質、肝機能等)、推奨食材レシピ(積極的に摂取すべき食材の種別や摂取量等を一意に識別するID)、推奨運動レシピ(積極的に実行すべき運動の種別や運動時間等を一意に識別するID)で構成される。なお、FM構成TBL111の項目はこれらに限定されるものではない。他のテーブルの項目も同様である。
通し番号(#)は、エントリを一意に識別する番号情報である。氏名は、家族の個人名を格納するエントリである。性別は、各人の性別を格納するエントリである。年齢は、生年月日が登録されると、現在の日時情報により自動的に算出できるので、その算出結果が当該エントリに格納される。身長、体重、歩幅、病歴、投薬有無(投薬種別)、食事制限有無(種別)、運動推奨状況は、後述する病院での受診情報を取得し、取得した情報を各エントリに格納または更新する。お酒・煙草(喫煙)などの嗜好状況は、家族各人の嗜好情報を格納するエントリである。身体計測情報(BMI、血圧、脂質、肝機能等)は、病院等の医療機関で測定ないし検査された結果の情報を格納するエントリである。
推奨食材レシピ(積極的に摂取すべき食材の種別や摂取量等を一意に識別するID)は、病院で提供される料理レシピ等によりエントリに格納される内容が格納される。推奨運動レシピ(積極的に実行すべき運動の種別や運動時間等を一意に識別するID)は、病院で提供される運動レシピないしスポーツジムで提供される運動レシピにより、エントリに格納される内容が格納される。なお、表中の略称は、FR(Foodstuff Recipes)、ER(Exercise Recipes)、G(Grand Father/Grand Mother)、P(Parent)、C(Child)を表す。
<家族個人管理テーブル>図3
図3は、家族個人管理テーブルの構成例を示す図である。家族個人管理テーブル112(以下、FM個人TBL112)は、家族を構成する個人毎の身体情報・食事情報・運動情報を管理するテーブルである。
図3は、家族個人管理テーブルの構成例を示す図である。家族個人管理テーブル112(以下、FM個人TBL112)は、家族を構成する個人毎の身体情報・食事情報・運動情報を管理するテーブルである。
FM個人TBL112は、通し番号(#)、個人識別情報(氏名、年齢、身長、病歴、投薬状況、適切な食材レシピ及び運動レシピ)、日付情報、体重、朝/昼/夜毎の食事内容と摂取量(摂取比率:標準摂取量に対する実際の摂取量)、朝/昼/夜毎に実施した運動内容、消費カロリー、体調のエントリを有する。
図3の例では、氏名が“N田B夫”の場合、年齢が“65歳”、身長が“165cm”、病歴が“高血圧”、投薬状況が“降圧剤服用”、適切な食材レシピの種別は“FR−G1”で、運動レシピの種別は“ER−G1”であることがFM個人TBL112より分かる。また、2014/12/19の体重は“75.0Kg”で、朝の食事は“CRG−M01”という種類名の料理を標準量の80%を食したことが分かる(図5参照)。昼及び夜の食事も同じで、摂取カロリーは合計で1800kcalである。また、朝の運動は“ER−G11M”という種類名の運動を、昼は“ER−G11D”という種類の運動を、夜は“ER−G11N” という種類の運動を実施して、その結果、合計で1800kcalを消費したことになる。
<家庭食材在庫管理テーブル>図4
図4は、家庭食材在庫管理テーブルの構成例を示す図である。家庭食材在庫管理テーブル113(以下、FM食材在庫TBL113)は、家庭に貯蔵している食材を管理するテーブルである。
図4は、家庭食材在庫管理テーブルの構成例を示す図である。家庭食材在庫管理テーブル113(以下、FM食材在庫TBL113)は、家庭に貯蔵している食材を管理するテーブルである。
FM食材在庫TBL113は、通し番号(#)、食材の品名(食材名)、購入日、購入先、購入量、残量、消費期限、カロリー(エネルギー量)、食材に含有されている栄養素の種類と、単位重量当たりの含有量の各エントリを有する。
例えば、通し番号(#)が“1”の“トマト”は、2014/12/12にMスーパーから3個(100g/個)購入した。購入後に1個消費して、残量が2個となっており、この消費期限が2014/12/21であることがFM食材在庫TBL113から分かる。また、この“トマト”は、20kcal/個で表中の栄養素が含まれていることもFM食材在庫TBL113から分かる。
<家族料理レシピ管理テーブル>図5
図5は、家族料理レシピ管理テーブルの構成例を示す図である。家族料理レシピ管理テーブル114(以下、FM料理レシピTBL114)は、家族に提供した料理レシピの情報を管理するテーブルである。
図5は、家族料理レシピ管理テーブルの構成例を示す図である。家族料理レシピ管理テーブル114(以下、FM料理レシピTBL114)は、家族に提供した料理レシピの情報を管理するテーブルである。
FM料理レシピTBL114は、通し番号(#)、日付情報、時間帯(朝/昼/夜)の種別、料理レシピグループ(Gr)の種別、料理内容(料理番号、料理番号毎の料理名及び料理レシピ種別)の各エントリを有する。
例えば、通し番号(#)が“2”である2014/12/19の昼食は、料理1の料理名が“ごはん”で料理レシピ種別が“CR(Cocking Recipes)−ID−02”と、料理2の料理名が“ハンバーグ”で料理レシピ種別が“CR−ID−92”と、料理nの料理名が“トマトサラダ”で料理レシピ種別が“CR−ID−53”であるn種類の料理を食したことが、FM料理レシピTBL114から分かる。
<家族食材摂取管理テーブル>図6
図6は、家族食材摂取管理テーブルの構成例を示す図である。家族食材摂取管理テーブル121(以下、FM食材摂取TBL121)は、家族の個人別に摂取を推奨する食材を管理するテーブル(FM食材摂取TBL121a)と、摂取を推奨する料理レシピを管理するテーブル(FM食材摂取TBL121b)で構成する。
図6は、家族食材摂取管理テーブルの構成例を示す図である。家族食材摂取管理テーブル121(以下、FM食材摂取TBL121)は、家族の個人別に摂取を推奨する食材を管理するテーブル(FM食材摂取TBL121a)と、摂取を推奨する料理レシピを管理するテーブル(FM食材摂取TBL121b)で構成する。
FM食材摂取TBL121aは、通し番号(#)、個人毎に適した食材の組み合わせを識別する個人別食材レシピ種別、個人別食材レシピ種別における食材の種類とその量の各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“3”で個人別食材レシピ種別が“FR−P1”である人は、炭水化物系(米、玄米、麦、ジャガイモ、サツマイモ等)は少なく(少量)摂取すること、野菜(キャベツ、白菜、トマト等)は多く(多量)摂取すること、肉(牛、豚、鳥等)は少なく(少量)摂取すること、調味料(塩、醤油、味噌等)は少なく(少量)摂取することが推奨される。
なお、個人別食材レシピ種別の“FR−P1”は、前述のように、“FR”は“食材レシピ(Foodstuff Recipes)”を意味し、“P1”の“P”は“親(Parent)”を示し、“1”は識別番号を表す。また、“G”は“Grand_Father/Grand_Mother”を、“C”は“Child”を表す。このように、個人毎に健康を維持するための栄養素ないし成長に欠かせない栄養素の摂取の目安をFM食材摂取TBL121aで管理することができる。
FM食材摂取TBL121bは、通し番号(#)、料理レシピ内容、料理レシピ種別、個人別食材レシピ種別、栄養素(野菜、魚介類、肉、調味料等)、カロリー、塩分、野菜摂取量の各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“3”で料理レシピ内容が“トマトサラダ”は料理レシピ種別の情報として“CR−ID−53”を有し、個人別食材レシピ種別の情報でしてされる人に提供されることが好ましい。本例では、FR−G1(祖父)、FR−P*(FR−P1及びFR−P2、“*”は番号不問を表す)、FR−C*の人が食するのに適した料理レシピが“トマトサラダ”であることを意味している。また、食材の種類と1人前当たりの食材量・カロリー・塩分・野菜摂取量もFM食材摂取TBL121bで管理している。
<家族運動レシピ管理テーブル>図7
図7は、家族運動レシピ管理テーブルの構成例を示す図である。家族運動レシピ管理テーブル115(以下、FM運動レシピTBL115)は、家族に提示する運動レシピを管理するテーブルである。
図7は、家族運動レシピ管理テーブルの構成例を示す図である。家族運動レシピ管理テーブル115(以下、FM運動レシピTBL115)は、家族に提示する運動レシピを管理するテーブルである。
FM運動レシピTBL115は、通し番号(#)、運動レシピ種別、運動項目(歩行、筋肉トレーニング、水泳、球技等)、運動項目毎の運動内容の各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“4”の運動レシピ種別“ER−P2”に該当する人(図2のFM構成TBL111の“N田E子”)は、運動項目が“歩行”で、散歩・ジョギング・ランニングがそれぞれ“○(通常)”で、30分間、20分間、10分間の運動時間が適当であることをFM運動レシピTBL115で管理している。運動項目が“水泳”、“球技”も“歩行”と同様であるが、“筋肉トレーニング”は“△”で控えめで運動するようにFM運動レシピTBL115では管理している。
なお、運動レシピ種別の“ER−P2”は、前述のように、“ER”は“運動レシピ(Exercise Recipes)”を意味し、“P1”の“P”は“親(Parent)”を示し、“1”は識別番号を表す。また、“G”は“Grand_Father/Grand_Mother”を、“C”は“Child”を表す。このように、個人毎に健康を維持するための運動ないし成長に欠かせない運動を行う目安をFM運動レシピTBL115で管理することができる。
<小売店購買管理テーブル>図8
図8は、小売店購買管理テーブルの構成例を示す図である。小売店購買管理テーブル211(以下、SM購買TBL211)は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店で購買した食材を管理するテーブルである。
図8は、小売店購買管理テーブルの構成例を示す図である。小売店購買管理テーブル211(以下、SM購買TBL211)は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店で購買した食材を管理するテーブルである。
SM購買TBL211は、購入先である小売店(Mスーパー:符号211a、Sスーパー:符号211b、Lコンビニ:符号211c等)毎に設ける。各SM購買TBL211テーブルは、通し番号(#)、購入日、購入品名、購入量、消費期限、カロリー/エネルギー、購入品に含有される栄養素の種類と単位重量当たりの含有量の各エントリを有する。
<病院患者管理テーブル>図9
図9は、病院患者管理テーブルの構成例を示す図である。病院患者管理テーブル311(以下、HP患者TBL311)は、患者の病歴を管理するテーブルである。
図9は、病院患者管理テーブルの構成例を示す図である。病院患者管理テーブル311(以下、HP患者TBL311)は、患者の病歴を管理するテーブルである。
HP患者TBL311は、通し番号(#)、氏名、年齢、身長、体重、病歴、投薬状況、食事制限情報、適した運動内容(運動負荷情報も含む)、嗜好品(お酒、喫煙)、前回及び次回の来院日の各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“2”の“N田C子”は、61歳で身長が155cm、体重が58kgであり、高尿酸という病気で投薬はされていないが、プリン体を含む料理(食材)の摂取に制限があることが、本HP患者TBL311で管理されている。
<病院提供運動レシピテーブル>図10
図10は、病院提供運動レシピテーブルの構成例を示す図である。病院提供運動レシピテーブル312(以下、HP運動レシピTBL312)は、患者に適した運動レシピを管理するテーブルである。
図10は、病院提供運動レシピテーブルの構成例を示す図である。病院提供運動レシピテーブル312(以下、HP運動レシピTBL312)は、患者に適した運動レシピを管理するテーブルである。
HP運動レシピTBL312は、通し番号(#)、氏名、年齢、身長、体重、病歴、投薬状況、食事制限情報、適した運動内容(運動負荷情報も含む)、適した運動レシピ情報(運動内容と運動時間(上限))の各エントリを有する。HP運動レシピTBL312の情報が、病院3から自宅1に送信され、自宅1やスポーツジム4などで行うべき運動を家族各人が判別できる。また、後述するが同様の情報がスポーツジム4からも自宅1に送信されてくる。
<病院提供料理レシピテーブル>図11
図11は、病院提供料理レシピテーブルの構成例を示す図である。病院提供料理レシピテーブル313(以下、HP構成料理レシピTBL313)は、患者に適した料理レシピを管理するテーブルである。
図11は、病院提供料理レシピテーブルの構成例を示す図である。病院提供料理レシピテーブル313(以下、HP構成料理レシピTBL313)は、患者に適した料理レシピを管理するテーブルである。
HP構成料理レシピTBL313は、通し番号(#)、氏名、年齢、身長、体重、病歴、投薬状況、食事制限情報、適した運動内容(運動負荷情報も含む)、料理レシピ情報(食材と摂取適否の各エントリを有する。料理レシピ情報では、食材毎に推奨(二重丸印:“◎”)、通常(丸印:“○”)、控えめ(三角印:“△”)、禁止(バツ印:“×”)という情報を設定し、個人毎に適した食材情報を提供する。
<スポーツジム会員管理テーブル>図12
図12は、スポーツジム会員管理テーブルの構成例を示す図である。スポーツジム会員管理テーブル411(以下、SG会員TBL411)は、スポーツジムでの会員毎の個人情報を管理するテーブルである。
図12は、スポーツジム会員管理テーブルの構成例を示す図である。スポーツジム会員管理テーブル411(以下、SG会員TBL411)は、スポーツジムでの会員毎の個人情報を管理するテーブルである。
SG会員TBL411は、通し番号(#)、氏名(会員ID)、年齢、身長、病歴などの書誌事項の他に、スポーツジム4で実施した運動に関する情報、日付情報・体重・体調・運動内容とその消費カロリーの各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“1”の場合、日付情報は“2014/11/11”で、その日の体重は75kg、体調は良好で、歩行・ジョギング・ランニングをそれぞれ15分、10分、20分行い、筋肉トレーニングとして腕立て・腹筋を20回、10回行い、更に、水泳と球技で、平泳ぎ・背泳・クロール・スカッシュを10分、6分、4分、5分の間、実施して750kcalのエネルギーを消費したことが分かるように管理されている。通し番号(#)が“2”以降も“1”と同様である。
<スポーツジム運動レシピ管理テーブル>図13
図13は、スポーツジム運動レシピ管理テーブルの構成例を示す図である。スポーツジム運動レシピ管理テーブル412(以下、SG運動レシピTBL412)は、スポーツジム会員に適した運動レシピを管理するテーブルである。
図13は、スポーツジム運動レシピ管理テーブルの構成例を示す図である。スポーツジム運動レシピ管理テーブル412(以下、SG運動レシピTBL412)は、スポーツジム会員に適した運動レシピを管理するテーブルである。
SG運動レシピTBL412もSG会員TBL411と同様、通し番号(#)、氏名(会員ID)、年齢、身長、病歴などの書誌事項の他に、スポーツジム4で実施した運動に関する情報、日付情報・体重・体調・運動内容とその消費カロリーの各エントリを有する。SG運動レシピTBL412とSG会員TBL411との相違点は、SG運動レシピTBL412の体重(上段:運動前、下段:運動後)、消費カロリー(上段:推定、下段:実績)・運動内容(上段:推奨、下段:実施実績)に運動前後の情報を格納するエントリを設けている点である。なお、体調のエントリにも運動前後の情報を格納してもよい。
<個人運動履歴管理テーブル>図14
図14は、個人運動履歴管理テーブルの構成例を示す図である。個人運動履歴管理テーブル511(以下、WK個人運動TBL511)は、個人で運動した結果である運動履歴を管理するテーブルである。
図14は、個人運動履歴管理テーブルの構成例を示す図である。個人運動履歴管理テーブル511(以下、WK個人運動TBL511)は、個人で運動した結果である運動履歴を管理するテーブルである。
WK個人運動TBL511は、通し番号(#)、氏名、年齢、身長、歩幅などの書誌事項の他に、自宅の外での動作(通勤・通学、スポーツジム以外での運動、買い物など)による歩数を計測した日付情報/曜日情報、体重、運動内容(歩行の種類と歩数)とその消費カロリーの各エントリを有する。運動内容としては、通常の歩行、ジョギング、ランニング、階段の昇り/降り、エレベータ(垂直方向)ないしエスカレータ(垂直方向及び水平方向の両方向)の移動時間、立ち止まり時間(移動から静止(移動量が0)への遷移及び静止から移動への遷移)、着席(移動量が小)を携帯装置50(携帯電話など)の計測部504で計測し、その計測結果をWK個人運動TBL511に格納する。
<薬局購買管理テーブル>図15
図15は、薬局購買管理テーブルの構成例を示す図である。薬局(ドラッグストア)購買管理テーブル611(以下、DS購買TBL611)は、薬局で購入した商品を管理するテーブルである。
図15は、薬局購買管理テーブルの構成例を示す図である。薬局(ドラッグストア)購買管理テーブル611(以下、DS購買TBL611)は、薬局で購入した商品を管理するテーブルである。
DS購買TBL611は、通し番号(#)、購入日、購入先、購入品、個数、金額、消費期限、カロリー(エネルギー量)、含有成分と成分量の各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“1”のビタミンC及び“2”のマルチビタミンBは、A薬局で2014/12/12にそれぞれ2個、1個が購入され、その購買金額が1080円、1296円である。また、このビタミンCの消費期限は2016/1/30、マルチビタミンBの消費期限は2016/3/30であることが分かる。
ドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニなどの購入した時点での情報がDS_POS80により自宅1のFM_HL_SYS10に送信される。なお、図示はしていないが購買者を識別する氏名情報ないし会員ID情報等が本DS購買TBL611に付加されている。
<外食先飲食管理テーブル>図16
図16は、外食先飲食管理テーブルの構成例を示す図である。外食先飲食管理テーブル711(以下、RR飲食TBL711)は、外食先で飲食した情報を管理するテーブルである。
図16は、外食先飲食管理テーブルの構成例を示す図である。外食先飲食管理テーブル711(以下、RR飲食TBL711)は、外食先で飲食した情報を管理するテーブルである。
RR飲食TBL711は、通し番号(#)、外出日、外出先、外出者、外出者毎の飲食物、飲食個数、飲食物のカロリーと含有栄養素及び飲食金額の各エントリを有する。例えば、通し番号(#)が“1”の場合、2014/12/12に、N田D男とN田E子がXレストランに行き、和食御膳(金額:2160円)と洋食セット(金額:2700円)をそれぞれ1個飲食したことが分かる。そして、N田D男が768kcalのエネルギーと栄養素のエントリに格納された値の栄養素を摂取したことが分かる。N田E子の場合もN田D男と同様である。
レストランなどで飲食した情報がPR_POS70により自宅1のFM_HL_SYS10に送信される。
<処理>
<家族構成テーブルの登録・更新処理>図17
図17は、家族構成テーブルの登録・更新処理を示すフローチャート図である。
<家族構成テーブルの登録・更新処理>図17
図17は、家族構成テーブルの登録・更新処理を示すフローチャート図である。
S1701で、CPU101は、家族構成のFM構成TBL111及びFM個人TBL112に家族の氏名情報を登録する。
S1702で、CPU101は、一番目の家族情報を選択する。
S1702で、CPU101は、一番目の家族情報を選択する。
S1703で、CPU101は、一番目の家族の生年月日情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1704で、CPU101は、性別情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1704で、CPU101は、性別情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1705で、CPU101は、身長/体重の情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1706で、CPU101は、歩幅の情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1707で、CPU101は、嗜好の情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1706で、CPU101は、歩幅の情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1707で、CPU101は、嗜好の情報を、FM構成TBL111に登録する。
S1708で、CPU101は、家族が病院で受診した際の情報、つまり患者情報(検査、病歴、投薬:HM患者TBL311)を病院管理システム30から取得する。CPU101は、取得した患者情報をFM構成TBL111及びFM個人TBL112に登録するか、既に登録された内容を取得情報で更新する。
S1709で、CPU101は、病院提供の推奨食材レシピ(HP料理レシピTBL313)の情報を取得する。そして、CPU101は、取得した推奨食材レシピの情報をFM構成TBL111及びFM運動レシピTBL115への登録または内容の更新を実行する。
S1710で、CPU101は、病院提供の推奨運動レシピ(HP運動レシピTBL312)の情報を取得する。そして、CPU101は、取得した推奨運動レシピの情報でFM構成TBL111及びFM食材摂取TBL121への登録または内容の更新を実行する。
S1709で、CPU101は、病院提供の推奨食材レシピ(HP料理レシピTBL313)の情報を取得する。そして、CPU101は、取得した推奨食材レシピの情報をFM構成TBL111及びFM運動レシピTBL115への登録または内容の更新を実行する。
S1710で、CPU101は、病院提供の推奨運動レシピ(HP運動レシピTBL312)の情報を取得する。そして、CPU101は、取得した推奨運動レシピの情報でFM構成TBL111及びFM食材摂取TBL121への登録または内容の更新を実行する。
S1711で、CPU101は、全ての家族情報の登録・更新を完了したかを判断する。完了していない場合(S1711:No)、CPU101はS1712を実行し、完了している場合(S1711:Yes)は処理を終了する。
S1712で、CPU101は、次の家族を選択する。
S1712で、CPU101は、次の家族を選択する。
以上のように、家族管理システム10は、家族に関するテーブルへの情報の登録及び更新を行う。
<病院患者個別管理テーブルの登録処理>図18
図18は、病院患者個別管理テーブルの登録処理を示すフローチャート図である。
図18は、病院患者個別管理テーブルの登録処理を示すフローチャート図である。
S1801で、CPU301は、来院した患者に関する情報を取得し、HP患者TBL311へ登録する。具体的には、CPU301は、氏名・年齢(生年月日)・住所などのデータをHP患者TBL311の各エントリに登録する。
S1802で、CPU301は、来院した患者が初めての来院かを判断する。この勝利はS1801で、登録した氏名及び生年月日と同一の人物が存在するかをHP患者TBL311の情報と照合して判断する。初めての来院である場合(S1802:Yes)、CPU301はS1803を実行し、初めての来院でない場合(S1802:No)はS1804を実行する。
S1803で、検査技師ないし看護師は患者の身長、体重、視力等の一般身体計測を実施する。一般身体計測の計測結果が計測部304で受け付けられ、CPU301がHP患者TBL311へ登録する。そして、CPU301はS1804を実行する。
S1802で、CPU301は、来院した患者が初めての来院かを判断する。この勝利はS1801で、登録した氏名及び生年月日と同一の人物が存在するかをHP患者TBL311の情報と照合して判断する。初めての来院である場合(S1802:Yes)、CPU301はS1803を実行し、初めての来院でない場合(S1802:No)はS1804を実行する。
S1803で、検査技師ないし看護師は患者の身長、体重、視力等の一般身体計測を実施する。一般身体計測の計測結果が計測部304で受け付けられ、CPU301がHP患者TBL311へ登録する。そして、CPU301はS1804を実行する。
S1804で、医師は患者を診察して診察結果情報をHP_EMR_SYS30に入力する。入力された情報はCPU301で受け付けられ、HP患者TBL311に登録される。
S1805で、CPU301は、受け付けた診察情報から病気が特定されたかを判断する。病気が特定された場合(S1805:Yes)、CPU301はS1809を実行し、病気が特定されない場合(S1805:No)はS1806を実行する。
S1805で、CPU301は、受け付けた診察情報から病気が特定されたかを判断する。病気が特定された場合(S1805:Yes)、CPU301はS1809を実行し、病気が特定されない場合(S1805:No)はS1806を実行する。
S1806で、医師は検査が必要かを判断する。検査が必要な場合(S1806:Yes)、医師はHP_EMR_SYS30に必要な検査項目を入力する。
S1807で、検査項目を受け付けたHP_EMR_SYS30は、計測部304で所定の検査を実施して、その検査結果情報をCPU301が受け付けて、検査結果情報でHP患者TBL311への登録ないし更新を行う。そして、その検査結果に基づいて、医師は再度診察を行うため、処理がS1804に戻る。
S1807で、検査項目を受け付けたHP_EMR_SYS30は、計測部304で所定の検査を実施して、その検査結果情報をCPU301が受け付けて、検査結果情報でHP患者TBL311への登録ないし更新を行う。そして、その検査結果に基づいて、医師は再度診察を行うため、処理がS1804に戻る。
S1808で、医師は、患者を経過観察とすべきと判断し、その情報をHP_EMR_SYS30に入力する。入力された情報がCPU301により受け付けられる。そして、処理S1815で、受け付けられた情報(診察情報、検査情報等)が、HP患者TBL311に登録されか、ないし受付情報でテーブルが更新される。
S1809で、医師は投薬が必要かを判断する。その判断結果がHP_EMR_SYS30により受け付けられる。判断結果で投薬が必要な場合(S1809:Yes)は、処理がS1810に遷移し、不必要な場合(S1809:No)は、処理がS1811に遷移する。
S1810で、CPU301は、投薬有無の判断結果の情報でHP患者TBL311に登録ないし登録内容の更新を実行する。
S1810で、CPU301は、投薬有無の判断結果の情報でHP患者TBL311に登録ないし登録内容の更新を実行する。
S1811で、医師は食事療法が必要かを判断する。その判断結果がHP_EMR_SYS30により受け付けられる。食事療法が必要な場合(S1811:Yes)は、処理がS1812に遷移し、不必要な場合(S1811:No)は、処理がS1813に遷移する。
S1812で、CPU301は、食事(料理)レシピの生成とHP料理レシピテーブル313への登録・更新を実行する。
S1812で、CPU301は、食事(料理)レシピの生成とHP料理レシピテーブル313への登録・更新を実行する。
S1813で、医師は運動療法が必要かを判断する。その判断結果がHP_EMR_SYS30により受け付けられる。運動療法が必要な場合(S1813:Yes)は、処理がS1814に遷移し、不必要な場合(S1813:No)は、処理がS1815に遷移する。
S1814で、CPU301は、運動レシピの生成とHP運動レシピTBL312への登録・更新を実行する。
S1815で、CPU301は、診察情報(診察・検査・計測等の諸情報)をHP患者TBL311への登録・更新を実行する。
S1814で、CPU301は、運動レシピの生成とHP運動レシピTBL312への登録・更新を実行する。
S1815で、CPU301は、診察情報(診察・検査・計測等の諸情報)をHP患者TBL311への登録・更新を実行する。
そして、HP患者TBL311、HP運動レシピTBL312、HP料理レシピTBL313への登録・更新処理を終了する。以上のように、登録・更新されたテーブル類が、HP_EMR_SYS30からFM_HL_SYS10に送られ、FM_HL_SYS10のCPU101によりFM構成TBL111などの自宅関連テーブルの登録・更新が行われる。
<運動情報の取得処理>図19
図19は、運動情報の取得処理を示すフローチャート図である。
図19は、運動情報の取得処理を示すフローチャート図である。
S1901で、CPU101は、時刻情報を取得する。
S1902で、CPU101は、取得した時刻情報から運動情報を取得する時刻かを判断する。運動情報を取得する時刻である場合(S1902:Yes)、CPU101はS1903を実行し、取得する時刻でない場合(S1902:No)、再びS1901を実行する。
S1903で、CPU101は、最初の家族の運動情報を取得するため、Nに“1”を設定する。
S1902で、CPU101は、取得した時刻情報から運動情報を取得する時刻かを判断する。運動情報を取得する時刻である場合(S1902:Yes)、CPU101はS1903を実行し、取得する時刻でない場合(S1902:No)、再びS1901を実行する。
S1903で、CPU101は、最初の家族の運動情報を取得するため、Nに“1”を設定する。
S1904で、CPU101は、N人目(=1人目)の携帯装置での運動実績情報(WK個人運動TBL511)を取得する。
S1905で、CPU101は、N人目(=1人目)のスポーツジム4での運動実績情報(SG運動レシピTBL412)を取得する。
S1906で、CPU101は、携帯装置での運動実績情報とスポーツジム4での運動実績情報とを加算して、合計運動量を算出する。
S1905で、CPU101は、N人目(=1人目)のスポーツジム4での運動実績情報(SG運動レシピTBL412)を取得する。
S1906で、CPU101は、携帯装置での運動実績情報とスポーツジム4での運動実績情報とを加算して、合計運動量を算出する。
S1907で、CPU101は、合計運動量から消費カロリーを算出する。
S1908で、CPU101は、N人目(=1人目)の平均体重をSG運動レシピTBL412から算出する。
S1909で、CPU101は、N人目(=1人目)のFM個人TBL112の運動情報と体重情報を更新する。
S1908で、CPU101は、N人目(=1人目)の平均体重をSG運動レシピTBL412から算出する。
S1909で、CPU101は、N人目(=1人目)のFM個人TBL112の運動情報と体重情報を更新する。
S1910で、CPU101は、全員の運動実績情報(運動情報及び体重情報)を処理したかを判断する。全員の運動実績情報を処理していない場合(S1910:No)、CPU101はS1911を実行し、処理を完了している場合(S1910:Yes)は、本運動情報に関する処理を終了する。
S1911で、CPU101は、次の人(2人目以降)の運動実績情報を処理するため、Nを1つ増加(N=N+1)させる。
S1911で、CPU101は、次の人(2人目以降)の運動実績情報を処理するため、Nを1つ増加(N=N+1)させる。
以上のように、運動実績情報を取得しFM個人TBL112の更新を行うことで、体重及び消費カロリーの日々管理が可能となる。
<購買・飲食情報取得と対応テーブルの更新処理>図20
図20は、購買・飲食情報取得と対応テーブルの更新処理を示すフローチャート図である。
図20は、購買・飲食情報取得と対応テーブルの更新処理を示すフローチャート図である。
S2001で、CPU101は、時刻情報を取得する。
S2002で、CPU101は、取得した時刻情報が購買情報を取得する時刻であるかを判断する。購買情報を取得する時刻である場合(S2002:Yes)、CPU101はS2003を実行し、取得する時刻でない場合(S2002:No)、再びS2001を実行する。
S2002で、CPU101は、取得した時刻情報が購買情報を取得する時刻であるかを判断する。購買情報を取得する時刻である場合(S2002:Yes)、CPU101はS2003を実行し、取得する時刻でない場合(S2002:No)、再びS2001を実行する。
S2003で、CPU101は、スーパー(小売店)等のSM_POS20から購買情報を取得する。そして、CPU101は、取得した購買情報からスーパー(小売店)での購買実績(購買品有無)があるかを判断する。購買実績がある場合(S2003:Yes)、CPU101はS2004を、無い場合(S2003:No)はS2005を実行する。
S2004で、CPU101は、SM_POS20から購買情報(SM購買TBL211)を取得し、取得情報でFM食材在庫TBL113の更新を行う。
S2004で、CPU101は、SM_POS20から購買情報(SM購買TBL211)を取得し、取得情報でFM食材在庫TBL113の更新を行う。
S2005で、CPU101は、ドラッグストア(薬局)6のDS_POS60から購買情報を取得する。そして、CPU101は、取得した購買情報からドラッグストア(薬局)での購買実績(購買品有無)があるかを判断する。購買実績がある場合(S2005:Yes)、CPU101はS2006を、無い場合(S2005:No)はS2007を実行する。
S2006で、CPU101は、DS_POS60から購買情報(DS購買TBL611)を取得し、取得情報でFM食材在庫TBL113の更新を行う。
S2006で、CPU101は、DS_POS60から購買情報(DS購買TBL611)を取得し、取得情報でFM食材在庫TBL113の更新を行う。
S2007で、CPU101は、レストラン7のPR_POS70から飲食情報を取得し、外食した実績があるかを判断する。外食実績がある場合(S2007:Yes)、CPU101はS2008を、無い場合(S2007:No)は処理を終了する。
S2008で、CPU101は、外食先での飲食情報(RR飲食TBL711)を取得し、取得情報でFM個人TBL112を更新する。そして、本処理を終了する。
S2008で、CPU101は、外食先での飲食情報(RR飲食TBL711)を取得し、取得情報でFM個人TBL112を更新する。そして、本処理を終了する。
以上の処理で、FM食材在庫TBL113及びFM個人TBL112への登録及び更新を行うことで購買品及び飲食実績の日々管理が可能となる。
<料理レシピ>図21、図22
図21は、料理レシピ生成と食材在庫情報の更新処理を示すフローチャート図である。
図22は、料理レシピ候補の生成と提示処理を示すフローチャート図である。
図21は、料理レシピ生成と食材在庫情報の更新処理を示すフローチャート図である。
図22は、料理レシピ候補の生成と提示処理を示すフローチャート図である。
まず、料理レシピ生成と食材在庫情報の更新処理を説明する。
S2101で、CPU101は、食材の在庫状況を判断するため、FM食材在庫TBL113を取得する。
S2102で、CPU101は、FM食材在庫TBL113で管理されている食材の消費期限を取得する。CPU101は、取得した消費期限までの残日数が予め食材毎に設定された消費閾値以下かを判断する。例えば、生魚や野菜などの生鮮食料品の消費閾値は2なし3日として早めに消費するように設定する。乾麺や缶詰などの消費閾値は1週間程度の値とする。閾値以下の場合(S2102:Yes)、CPU101はS2103を実行し、閾値以下でない場合(S2102:No)、S2104を実行する。
S2101で、CPU101は、食材の在庫状況を判断するため、FM食材在庫TBL113を取得する。
S2102で、CPU101は、FM食材在庫TBL113で管理されている食材の消費期限を取得する。CPU101は、取得した消費期限までの残日数が予め食材毎に設定された消費閾値以下かを判断する。例えば、生魚や野菜などの生鮮食料品の消費閾値は2なし3日として早めに消費するように設定する。乾麺や缶詰などの消費閾値は1週間程度の値とする。閾値以下の場合(S2102:Yes)、CPU101はS2103を実行し、閾値以下でない場合(S2102:No)、S2104を実行する。
S2103で、CPU101は、消費閾値以下の食材を早期消費リストに登録する。この早期消費リストに登録された食材で作ることのできる料理のレシピを家族に提供することが本実施例での特徴の一つである。
S2104で、CPU101は、全ての食材について消費期限の確認を終了したかを判断する。終了した場合(S2104:YES)、CPU101はS2105を実行し、終了しえいない場合(S2104:No)、S2101を再び実行する。
S2104で、CPU101は、全ての食材について消費期限の確認を終了したかを判断する。終了した場合(S2104:YES)、CPU101はS2105を実行し、終了しえいない場合(S2104:No)、S2101を再び実行する。
S2105で、CPU101は、料理レシピの生成・選択処理を実行する。この処理の詳細な動作については、図22で説明する。
S2106で、CPU101は、選択された料理レシピで使用される食材情報で食材在庫情報(FM食材在庫TBL113)を更新する。
S2106で、CPU101は、選択された料理レシピで使用される食材情報で食材在庫情報(FM食材在庫TBL113)を更新する。
次に、料理レシピ候補の生成と提示処理の詳細について図22で説明する。
S2201で、CPU101は、食材の在庫で調理可能な料理レシピ情報1を生成する。この時、CPU101は、早期消費リストに登録された食材を優先的に消費できる優先料理レシピ情報も生成させる。PU101は、料理レシピ情報の生成をFM食材摂取TBL121a及びFM食材摂取TBL121bに基づき、家族の健康維持・育成・病気改善に好適な料理レシピを生成する。以下の料理レシピ情報の生成も同様である。
S2202で、CPU101は、補充(購入)により調理可能な料理レシピ情報2を生成する。この場合も、CPU101は、早期消費リストに登録された食材を優先的に消費できる優先料理レシピ情報を生成させる。
S2201で、CPU101は、食材の在庫で調理可能な料理レシピ情報1を生成する。この時、CPU101は、早期消費リストに登録された食材を優先的に消費できる優先料理レシピ情報も生成させる。PU101は、料理レシピ情報の生成をFM食材摂取TBL121a及びFM食材摂取TBL121bに基づき、家族の健康維持・育成・病気改善に好適な料理レシピを生成する。以下の料理レシピ情報の生成も同様である。
S2202で、CPU101は、補充(購入)により調理可能な料理レシピ情報2を生成する。この場合も、CPU101は、早期消費リストに登録された食材を優先的に消費できる優先料理レシピ情報を生成させる。
S2203で、CPU101は、優先料理レシピ情報を含む料理レシピ情報1を出力部106の表示画面等に表示して家族に提示する。
S2204で、CPU101は、補充食材の種類と補充食材により調理可能な料理レシピ情報2(優先料理レシピ情報を含む)をFM_HL_SYS10の出力部106の表示画面等に表示して家族に提示する。
S2204で、CPU101は、補充食材の種類と補充食材により調理可能な料理レシピ情報2(優先料理レシピ情報を含む)をFM_HL_SYS10の出力部106の表示画面等に表示して家族に提示する。
S2205で、料理を行う家族は、提示された料理レシピと補充食材を検討し、購入する補充食材を決定し、その購入可能な補充食材の情報をFM_HL_SYS10の入力部105が受け付け、CPU101が取得する。
S2206で、CPU101は、購入可能な補充食材があるかを判断する。購入可能な補充食材がある場合(S2206:Yes)、CPU101はS2207を実行し、無い場合(S2206:No)はS2209を実行する。
S2206で、CPU101は、購入可能な補充食材があるかを判断する。購入可能な補充食材がある場合(S2206:Yes)、CPU101はS2207を実行し、無い場合(S2206:No)はS2209を実行する。
S2207で、CPU101は、補充食材を購入することで調理可能な料理レシピ情報3を生成する。
S2208で、CPU101は、料理レシピ情報1と料理レシピ情報3を出力部106の表示画面等に提示する。
S2208で、CPU101は、料理レシピ情報1と料理レシピ情報3を出力部106の表示画面等に提示する。
S2209で、CPU101は、料理レシピ情報1を出力部106の表示画面等に再提示する。
S2210で、料理人は提示された料理レシピ情報から料理する料理レシピを選択し、その情報をFM_HL_SYS10に入力し、入力部105で当該情報が受け付けられる。CPU101は、この選択された料理レシピ情報を入力部105から取得する。
S2211で、CPU101は、S2210で取得した料理レシピ情報でFM個人TBL112及びFM料理レシピTBL114を更新する。
S2210で、料理人は提示された料理レシピ情報から料理する料理レシピを選択し、その情報をFM_HL_SYS10に入力し、入力部105で当該情報が受け付けられる。CPU101は、この選択された料理レシピ情報を入力部105から取得する。
S2211で、CPU101は、S2210で取得した料理レシピ情報でFM個人TBL112及びFM料理レシピTBL114を更新する。
以上の処理で、消費期限と、追加の購入食材と、家族の健康状態等を考慮した好適な料理レシピを提供できる。
<運動レシピ>図23、図24
図23は、運動レシピ生成と選択処理を示すフローチャート図である。図24は、運動レシピ候補の生成処理を示すフローチャート図である。
図23は、運動レシピ生成と選択処理を示すフローチャート図である。図24は、運動レシピ候補の生成処理を示すフローチャート図である。
最初に、運動レシピ生成と選択処理を説明する。
S2301で、CPU101は、最初の家族の運動レシピ情報を取得するため、Nに“1”を設定する(N=1)。
S2302で、CPU101は、N人目(=1人目)における病院3(HP_EMR_SYS30)が提供する運動レシピ情報1(HP運動TBL312)を取得する。
S2303で、CPU101は、N人目(=1人目)のスポーツジム4(運動管理装置40)が提供する運動レシピ情報2(SG運動レシピTBL412)を取得する。
S2301で、CPU101は、最初の家族の運動レシピ情報を取得するため、Nに“1”を設定する(N=1)。
S2302で、CPU101は、N人目(=1人目)における病院3(HP_EMR_SYS30)が提供する運動レシピ情報1(HP運動TBL312)を取得する。
S2303で、CPU101は、N人目(=1人目)のスポーツジム4(運動管理装置40)が提供する運動レシピ情報2(SG運動レシピTBL412)を取得する。
S2304で、CPU101は、他の運動レシピ情報があるかを判断する。他の運動レシピ情報が有る場合(S2304:Yes)、CPU101はS2305を実行し、無い場合(S2304:No)はS2306を実行する。
S2305で、CPU101は、N人目(=1人目)のその他の運動レシピ情報3を他の外部装置やシステムから取得する。
S2306で、CPU101は、運動レシピ候補の生成を行う。運動レシピ候補の生成処理の詳細な動作は図24で説明する。
S2305で、CPU101は、N人目(=1人目)のその他の運動レシピ情報3を他の外部装置やシステムから取得する。
S2306で、CPU101は、運動レシピ候補の生成を行う。運動レシピ候補の生成処理の詳細な動作は図24で説明する。
S2307で、CPU101は、全員の運動レシピ候補が決定したかを判断する。決定している場合(S2307:Yes)、CPU101はS2309を実行し、決定していない場合(S2307:No)はS2308を実行する。
S2308で、CPU101は、次の人(2人目以降)の運動レシピ情報を処理するため、Nを1つ増加(N=N+1)させる。
S2309で、CPU101は、運動レシピ候補(運動の種類、運動時間、消費カロリーなどのメニュー)を出力部106の表示画面等に提示する。家族員は、提示された運動レシピ候補から実際に行う運動レシピを選択し、その選択結果をFM_HL_SYS10に入力すると、入力部105で情報が受け付けられる。
S2310で、CPU101は、入力部105で受け付けられた運動レシピ情報を取得する。また、CPU101は、取得した運動レシピ情報で、FM個人TBL112及びFM運動115の更新を行う。
S2308で、CPU101は、次の人(2人目以降)の運動レシピ情報を処理するため、Nを1つ増加(N=N+1)させる。
S2309で、CPU101は、運動レシピ候補(運動の種類、運動時間、消費カロリーなどのメニュー)を出力部106の表示画面等に提示する。家族員は、提示された運動レシピ候補から実際に行う運動レシピを選択し、その選択結果をFM_HL_SYS10に入力すると、入力部105で情報が受け付けられる。
S2310で、CPU101は、入力部105で受け付けられた運動レシピ情報を取得する。また、CPU101は、取得した運動レシピ情報で、FM個人TBL112及びFM運動115の更新を行う。
次に、運動レシピ候補の生成処理を図24で説明する。
S2401で、CPU101は、運動レシピ情報1から3までのAND条件での運動レシピ候補1を生成する。この処理により、限定された運動内容が求まり、負荷の軽い運動情報を家族に提供できる。
S2402で、CPU101は、運動レシピ情報1から3までのOR条件での運動レシピ候補2を生成する。この処理により、広い運動内容が求まり、負荷の高い運動も含めた運動情報を家族に提供できる。
S2401で、CPU101は、運動レシピ情報1から3までのAND条件での運動レシピ候補1を生成する。この処理により、限定された運動内容が求まり、負荷の軽い運動情報を家族に提供できる。
S2402で、CPU101は、運動レシピ情報1から3までのOR条件での運動レシピ候補2を生成する。この処理により、広い運動内容が求まり、負荷の高い運動も含めた運動情報を家族に提供できる。
S2403で、CPU101は、運動レシピ候補1で消費可能なカロリーを算出する。
S2404で、CPU101は、運動レシピ候補2で消費可能なカロリーを算出する。
S2405で、CPU101は、運動レシピ情報1から3で消費可能なカロリーを算出する。
S2404で、CPU101は、運動レシピ候補2で消費可能なカロリーを算出する。
S2405で、CPU101は、運動レシピ情報1から3で消費可能なカロリーを算出する。
以上の処理で、家族の健康状態等を考慮した好適な運動レシピを提供できる。
<レシピ提示画面>図25
図25は、推奨の料理レシピ及び運動レシピを提示する画面構成例を示す図である。
図25は、推奨の料理レシピ及び運動レシピを提示する画面構成例を示す図である。
提示画面250は、家族毎の書誌事項を表示する表示領域2501と、料理レシピ表示領域2502、運動レシピ表示領域2503、特記事項表示領域2504を有する。
表示領域2501には、家族氏名、現時点での日付情報、年齢、性別、身長、体重(測定日時点)などの個人の個体情報がCPU101により表示される。なお、家族氏名の欄は、プルダウンメニューとなっており表示させたい家族を選択できるようになっている。すなわち、図25の例では“N田D男”となっているが、プルダウンメニュー“N田B夫”を選択し、“N田B夫”に関する情報を表示領域2501から2504に表示させることもできる。
料理レシピ表示領域2502には、図25のように、食材消費期限からの推奨される料理推奨レシピ情報(推奨栄養素及び制限栄養素の種類、摂取カロリー・タンパク質量など)、朝・昼・夕の献立内容と標準摂取カロリーなどがCPU101により表示される。
運動レシピ表示領域2503には、図25のように、運動推奨レシピ情報として、例えば健康管理(病院)面からの推奨された運動内容、運動時間、消費カロリーなどがCPU101により表示される。
特記事項表示領域2504には、図25のように、CPU101によりメタボ(理想体重70Kg、高カロリー食禁止)、高尿酸(ビール、モツ煮等控えめ)、運動負荷&運動量は要吟味等の情報が表示され、健康維持・怪我防止等の情報を家族に提供できる。
この提示画面250により、家族の各人に現在の身体状況、摂取が推奨される料理や適切な運動内容を提示できるので
以上説明したように、本実施形態のレシピ提供システムでは、システム全体を制御するCPUと1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部とを備え、CPUは外部システムの内、通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得し、外部システムの内、通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報とを取得し、外部システムの内、通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得し、商品購入情報と健康状態情報と第1の料理情報からレシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示するとともに、第1の運動情報と、第2の運動情報と、健康状態情報により利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示できる。
そのため、料理及び運動に関する好適なレシピを提供できるので、健康維持・健康増進・食材廃棄ロス低減・無駄な食品購入防止を図れるという効果を得られる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置いてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10:家族管理システム、20:小売店管理システム、30:病院管理システム、40:運動管理装置、50:携帯装置、60:ドラッグストア管理システム、70:飲食管理システム、101/201/301/401/501/601/701:CPU、102/202/302/402/502/602/702:記憶部、103/203/303/403/503/603/703:通信部、104/304/404/504:計測部、105:入力部、106:出力部、111:家族構成管理テーブル、112:家族個人管理テーブル、113:家庭食材在庫管理テーブル、114:家族料理レシピ管理テーブル、115:家族運動レシピ管理テーブル、121:家族食材摂取管理テーブル、211:小売店購買管理テーブル、311:病院患者管理テーブル、312:病院提供運動レシピテーブル、313:病院提供料理レシピテーブル、411:スポーツジム会員管理テーブル、412:スポーツジム運動レシピ管理テーブル、511:個人運動履歴管理テーブル、611:薬局購買管理テーブル、711:外食先飲食管理テーブル
Claims (9)
- 料理レシピまたは運動レシピをユーザに提示するレシピ提供システムであって、
前記レシピ提供システムは、
システム全体を制御するCPUと、
1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部と、を備え、
前記CPUは、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得し、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報と、を取得し
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得し、
前記商品購入情報と前記健康状態情報と前記第1の料理情報から前記レシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示するとともに、
前記第1の運動情報と、前記第2の運動情報と、前記健康状態情報により前記利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示する
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 請求項1記載のレシピ提供システムであっては、更に、
各種データや情報を一時的に格納するメモリと、
各種データや情報を恒久的に格納する記憶媒体と、
各種データや情報を入力する入力部と、
各種データや情報を出力する出力部と、
人間の身体状態及び行動状況を計測する計測部と、を備える
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 請求項2記載のレシピ提供システムであって、
前記推奨料理レシピ情報は、前記入力部からの入力データないし前記計測部での計測データを用いて生成される
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 請求項2記載のレシピ提供システムであって、
前記推奨運動レシピ情報は、前記入力部からの入力データないし前記計測部での計測データを用いて生成される
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 請求項1記載のレシピ提供システムであって、前記第1の外部システムは、
商品を小売りする小売店での商品管理システムである
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 請求項1記載のレシピ提供システムであって、前記第2の外部システムは、
病院での患者管理システムである
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 請求項1記載のレシピ提供システムであって、前記第3の外部システムは、
スポーツジムでの運動管理システムである
ことを特徴とするレシピ提供システム。 - 料理レシピまたは運動レシピをユーザに提示するレシピ提供システムのレシピ提供方法であって、
前記レシピ提供システムは、
システム全体を制御するCPUと、
1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部と、を備え、
前記CPUが、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得するステップと、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報と、を取得するステップと、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得するステップと、
前記商品購入情報と前記健康状態情報と前記第1の料理情報から前記レシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示するするステップと、
前記第1の運動情報と、前記第2の運動情報と、前記健康状態情報により前記利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示するステップと、を実行する
ことを特徴とするレシピ提供方法。 - 料理レシピまたは運動レシピをユーザに提示するレシピ提供システムのレシピ提供プログラムであって、
前記レシピ提供システムは、
システム全体を制御するCPUと、
1つ以上の外部システムとの通信を行う通信部と、を備え、
前記CPUが実行する前記レシピ提供プログラムが、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第1の外部システムからの商品購入情報を取得する機能と、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第2の外部システムからの健康状態情報と第1の料理情報と第1の運動情報と、を取得する機能と、
前記外部システムの内、前記通信部に接続している第3の外部システムからの第2の運動情報を取得する機能と、
前記商品購入情報と前記健康状態情報と前記第1の料理情報から前記レシピ提供システムを利用する利用者に対する推奨料理レシピ情報を生成して提示する機能と、
前記第1の運動情報と、前記第2の運動情報と、前記健康状態情報により前記利用者に対する推奨運動レシピ情報を生成して提示する機能と、を有する
ことを特徴とするレシピ提供プログラム。
Priority Applications (1)
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