JP2016135911A - 付加製造用の工作機械システム及び方法 - Google Patents

付加製造用の工作機械システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】付加製造技術を用いて粉体を、ニアネットシェイプ製品に製造する装置、およびそれを用いてニアネットシェイプ製品を製造する方法を提供する。【解決手段】制御装置と、前記制御装置からの指示に応答して、複数の次元で移動可能なワークプラットホームと、前記制御装置からの指示に従って動作する前記ワークプラットホームに近接するレーザとを備え、前記ワークプラットホーム上に供給された、付加材料を含むフィルムは、前記レーザによって加熱されたときに溶融し、前記レーザによる加熱を介して各層から前記付加材料が溶融される結果として、付加材料の連続する層が溶融によって形成されるニアネットシェイプ製の製造方法。【選択図】なし

Description

本発明は、一般的なコンピュータ数値制御工作機械に関し、より詳細には、専用の付加材料を用いた方法及び装置に関する。
従来、材料は、粗い製造技術(例えば、鋳造、圧延、鍛造、押出し成形及びスタンピング)と、仕上げ製造技術(例えば、機械加工、溶接、はんだ付、研磨)との組み合わせを通じて、要求された形状及び組立品に処理される。最終的に複雑な組立品を生産するために、使用可能な形状(「ネットシェイプ」)、条件は、適正な形状に成形された適正な材料のみならず、適正な金属特性(例えば、様々な熱処理、加工硬化、複雑な微細構造)の組み合わせを有すること要求し、通常、時間、機械及び労力について、かなりの投資を要求する。
一以上の粗い処理及び仕上処理は、コンピュータ数値制御(CNC)工作機械を用いて実行される。このような工作機械は、旋盤、フライス盤、研削盤及び他のタイプの工作機械を含む。最近では、多様な工作機械の形式を有し、多様な異なる加工処理を実行可能な単一の機械であるマシニングセンタが開発された。マシニングセンタは、通常、一以上の工具を保持する主軸保持部及びタレット保持部などの一以上の工具保持部、並びに、一組のチャックなどのワーク保持部を含む。ワーク保持部は、工具がワークに接触させられている間、固定されているか、又は移動(平行移動、及び/又は回転)し、これによって、ワークから原料が除去される間、減法製造処理を実行する。
原価、費用、複雑さやその他の要因のために、最近では、従来の材料製造手順の一部又は全部を付加製造技術によって置き換えることを許容する代替技術に関心が集まっている。ワークからの原料の精密な除去に焦点を合わせた減法製造処理とは対照的に、付加製造処理は、通常、コンピュータによる制御環境で精密に材料を付加する。付加製造技術は、従来の製造技術を用いると、複数の構成部品から組み立てられる必要がある複雑な形状の構成体を、継ぎ目のないものにすることを可能にすることなどによって、製造の可能性を広げるであろう。本明細書及び添付された特許請求の範囲のために、「複数」という用語は常に「二以上」を意味する。付加技術が減法処理に置き換わる機会は、付加処理において使用可能な材料の範囲、付加技術を用いて達成可能な大きさ及び表面仕上げ、材料の付加速度など、幾つかの要素に依存している。付加処理は、有利には、複雑で精密なネットシェイプ部品を、使用のために前もって製造可能である。しかしながら、場合によっては、付加処理は、幾つかの段階の仕上げを必要とする「ニアネットシェイプ」製品を生成します。
しかしながら、幾つかの付加技術、特に、粉末をベースとした処理において、幾つかの欠点がある。幾つかの例では、製造される部品上に堆積される粉末の僅か5%が実際に処理されるが、回収され、リサイクルされるべき粉末として95%が残る。多くのオペレータは現場で自らリサイクルを扱いたくないので、外部サービスの不便とコストを要する。粉末は、従来の適用ではかなり流動的であるので、しばしば支持構造は少しオーバハングするデザイン又は同様のデザイン上の特徴を含まなければならなかった。ついで、これらの支持構造物は、ミル又は他の工具を用い、ポストプロセシングによって除去されなければならない。また、粉体の流動性のために、粉体の均一な厚さに影響することから、重力を維持すべく、粉体は実質的に水平表面上に堆積されなければならない。各付加層が付加された後に、加工表面を新しい粉体で再被覆する必要性は、処理を遅らせ、また、部品を製造する間に失われる粉体の量を悪化させる。最後に、以前の粉体の残留によって新しい粉体が汚染されるのを防止するためにクリーニングが必要であることから、粉体の堆積及び必然的な粉体の「ダスト」の残留は、後の計画が、異なる粉体の合金間で迅速に切り換えるのを困難にする。
本発明の一つの態様において、工作機械は、制御装置と、前記制御装置からの指示に応答して、複数の次元で移動可能なワークプラットホームと、前記制御装置からの指示に従って動作するワークプラットホームに近接するレーザとを備える。フィルムは、前記レーザによって加熱されたときに溶融する、選択された付加材料を含み、ワークプラットホームに取り付けられるワークは、レーザによる加熱を介して各層から付加材料が溶融される結果として、付加材料の連続する層が溶融によって形成される。
本発明の他の態様は、ワークを形成するために、付加材料を堆積させる工程を備える方法であり、この方法は、付加材料を含むフィルムを供給する工程と、前記フィルムの第1の部分を、前記ワークを覆うように配置する工程と、付加材料の予め設定した領域において、ワーク上への溶融が生じるように、前記フィルムの第1の部分の予め設定した領域を加熱する工程と、加熱する間、前記予め設定した領域を酸化から保護する工程とを含んでいる。前記フィルムの第2の部分はワーク上に配置され、前記フィルムの第2の部分の予め設定された第2の領域は、この予め設定した第2の領域において、付加材料のワーク上への溶融が生じるように加熱される。
本発明の他の態様では、装置は、制御装置と、前記制御装置からの指示に応答して、複数の軸で移動可能なワークプラットホームと、前記制御装置により操作され、前記制御装置からの指示に応答し、少なくとも2つの軸において移動可能で、前記ワークプラットホームに近接するレーザとを備える。フィルムは金属からなる付加材料を含み、移送組立体は前記制御装置からの指示に応答して、前記フィルムの未使用部分を前記ワークプラットホームに移動させるように構成され、前記ワークプラットホームに連結される前記ワークは、レーザを用いた付加材料の溶融により連続的に堆積される付加材料層によって形成される。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記フィルムには箔として供給される金属付加材料が含まれる。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記フィルムには、付加材料に連結されたキャリアが含まれ、前記付加材料はレーザによって溶融されたとき、前記キャリアから分離するように更に選択される。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記キャリアは犠牲層を含み、前記付加材料は接着剤又は静電気の電荷の一つを用いて前記犠牲層に付着される。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記キャリアは第1及び第2の犠牲層を含み、前記付加材料は前記第1及び第2の犠牲層の間に配置される。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記キャリアは更に第3の犠牲層を含み、第2の付加材料が第2及び第3の犠牲層の間に配置される。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記第2の付加材料は前記付加材料とは異なっている。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記付加材料は前記キャリア中に埋め込まれている。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、繰出リール及び巻取リールが動作するように前記制御装置に連結されるとともに、前記制御装置からの指示に応答して前記フィルムを前記ワークに順次供給するように構成される。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、多軸機構は、前記制御装置からの指示に応答して、複数の配向位置の一つに前記フィルムを搬送するように構成されている。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記制御装置は、前記フィルムの以前の使用についての情報を利用して、次の溶融操作のために、未使用部分について前記フィルムを再配置するように構成されている。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記フィルムは、キャリアを有する一以上の半硬質のシートとしてのフィルムを供給することを含み、前記キャリアには付加材料が付着されている。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記フィルムの前記第1の部分及び第2の部分は、それぞれ形状が平面である別々のフィルムのシートであり、前記第2の部分を配列することは、前記第1の部分と平行に前記第2の部分を配置することを含む。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、前記第2の部分を配列することは、前記第1の部分の予め設定された領域を含むフィルムの未使用領域を配列することを含む。
本発明の他の態様では、ここで明らかにされた幾つかの態様の結合であり、ワークから材料を選択的に除去するために工具が提供される。
開示される方法及び装置のより完全な理解のために、付属図面により詳細に図示された実施態様が参照される。
図1は、安全扉が閉じた状態で示された、本発明の一実施形態に従ったコンピュータ数値制御工作機械の正面図である。
図2は、安全扉が開いた状態で示された、図1に示すコンピュータ数値制御工作機械の正面図である。
図3は、図1及び2に示されたコンピュータ数値制御工作機械の幾つかの内部要素を示す斜視図であり、加工主軸、第1チャック、第2チャック及びタレットを描写している。
図4は、図3について拡大された斜視図であり、加工主軸、並びに主軸を移動させるための水平及び垂直に配置されたレールを図示している。
図5は、図1に示されたマシニングセンタの第1チャック、加工主軸及びタレットの側面図である。
図6は、図5と同様の図であり、加工主軸がY軸方向に移動している。
図7は、図1に示されたコンピュータ数値制御工作機械の主軸、第1チャック及び第2チャックを示す正面図であり、この主軸の回転動作の可能な経路を描写する線を含んでいる。
図8は、図3について拡大された、図3に示される第2チャックの斜視図である。
図9は、図2に示された第1チャック及びタレットの斜視図であり、図2におけるタレットの位置に関連し、Z軸方向におけるタレット及びタレットストックの動作を描写している。
図10は、正面扉が開いた状態の、図1に示すコンピュータ数値制御工作機械の正面図である。
図11は、図1に示した工作機械用の付加製造装置を示す図である。
図12は、付加製造用の2つのキャリア及び材料を有するフィルムの側面図である。
図13は、付加製造用の単一のキャリア及び材料を有するフィルムの側面図である。
図14は、付加製造用の単一のキャリア及び材料を有するフィルムの側面図である。
図15は、フィルムの平面図である。
図16は、図1に示した工作機械用の、他の実施形態の付加製造装置を示す図である。
図17は、付加製造動作中のワークを示した図である。
図18は、異なる構成における付加製造動作中のワークを示した図である。
図19は、付加製造用のキャリア及び材料を有するフィルムのシートを示した斜視図である。
図20は、図19のフィルムのシートを用いた付加製造動作中のワークを示した図である。
図21は、異なる構成における、図19のフィルムのシートを用いた付加製造動作中のワークを示した図である。
図22は、他の異なる構成における、図19のフィルムのシートを用いた付加製造動作中のワークを示した図である。
図23は、更に他の異なる構成における、図19のフィルムのシートを用いた付加製造動作中のワークを示した図である。
図24は、ワーク製造方法のフローチャートである
図面は必ずしも縮尺通りではなく、また、開示された実施形態は時に概略的に、また、部分図に図示されていると理解されるべきである。或る例では、開示された方法及び装置の理解のために詳細は必要ないか、又は、他の詳細を理解させることが困難になる場合には省略されている。当然のことながら、この開示は、ここに図示された特定の実施形態に限定されないと理解されるべきである。
適した装置は、ここに開示される方法とともに用いられる。幾つかの実施形態において、方法は、一般的に図1−10に図示されるコンピュータ数値制御工作機械を用いて実行される。コンピュータ数値制御工作機械は他の実施形態において、それ自身提供される。図1−10に示される工作機械100は、本願の譲受人であるDMG/Mori Seiki USAから入手されるバージョンのNTシリーズに係る工作機械である。しかしながら、ここに開示される方法を実行するために他の工作機械を用いることができる。
図1−3に示されたNTシリーズの工作機械を参照すると、一般的に、一つの適したコンピュータ数値制御工作機械100は、工具保持部(主軸144に結合される主軸保持部、又はタレット108に結合されるタレット保持部など)、又はワーク保持部(チャック110,112など)である少なくとも第1保持部及び第2保持部を有する。図示された実施形態において、コンピュータ数値制御工作機械100は、主軸144,タレット108,第1チャック110及び第2チャック112を備えている。また、以下に詳細に説明するように、コンピュータ数値制御工作機械100は、第1保持部及び第2保持部を制御するためにこれらに操作可能に結合されたコンピュータ制御システムを有する。幾つかの実施形態では、コンピュータ数値制御工作機械100は上記要素の全ては含まず、また、他の実施形態では、コンピュータ数値制御工作機械100は、ここで指定された要素以外の追加的な要素を含む。
図1及び2に示されるように、前記コンピュータ数値制御工作機械100は、一般的に、ワーク(図示せず)上に様々な操作を生じさせる加工チャンバ116を有する。前記主軸144,タレット108,第1チャック110及び第2チャック112は、それぞれ前記加工チャンバ116内に、完全に又は部分的に配置される。示される実施形態では、2つの移動可能な扉118が、コンピュータ数値制御工作機械100の動作中に、ユーザが傷つく又は干渉するのを防止するために、チャンバ116からユーザを分離する。安全扉118は、図2に示すように、チャンバ116へのアクセスを許可するために開かれる。ここでは、コンピュータ数値制御工作機械100は、図4に描写される3つの直交直線軸(X,Y及びZ)について説明され、以下でより詳細に説明される。X,Y及びZ軸回りの回転軸は、それぞれ「A」,「B」及び「C」回転軸を内包している。
コンピュータ数値制御工作機械100は、このコンピュータ数値制御工作機械内の様々な手段を制御するためのコンピュータ制御システムを備えている。図示された実施形態では、工作機械は、2つの連結されたコンピュータシステムである、ユーザインターフェースシステム(図1において一般的に符号114で示される)を含む第1コンピュータシステムと、操作可能に前記第1コンピュータシステムに連結される第2コンピュータシステム(図示せず)とを備えている。前記第2コンピュータシステムは、前記ユーザインターフェース114がオペレータに第2コンピュータシステムを制御することを許可している間、工作機械の主軸,タレット及び他の手段の動作を直接制御する。要するに、機械制御システム及びユーザインターフェースシステムは、工作機械における動作制御のための様々な機構と共に、単一のコンピュータ制御システムと見做される。
コンピュータ制御システムは、メインメモリに接続された中央処理装置(CPU)を有する機械制御回路を含んでいても良い。前記CPUは、IntelやAMDによって製造された適当なプロセッサを含む。一例として、CPUは、マスタープロセッサ、スレーブプロセッサ、セカンダリプロセッサ又はパラレルプロセッサを含む複数のマイクロプロセッサを含んでいる。ここで用いられるような機械制御回路は、工作機械100と、バス,他のコンピュータ,プロセッサ,デバイス,サービス又はネットワークとの間のデータ伝送を制御する、又はこれらと通信するように構成された当該工作機械100の内部又は外部に設けられるハードウエア、ソフトウエア及びファームウエアの結合を含む。前記機械制御回路、より具体的には前記CPUは一以上のコントローラ又はプロセッサを含み、このような一以上のコントローラ又はプロセッサは互いに接近して配置される必要は無く、異なるデバイス又は異なる位置に配置されていても良い。前記機械制御回路、より具体的には前記メインメモリは、互いに接近して配置される必要が無く、また、異なるデバイス又は異なる位置に配置されていても良い、一以上のメモリディバイスを含む。前記機械制御回路は、ここに開示される様々な工作機械の方法及び他の処理の全てを実行するように動作可能である。
幾つかの実施形態では、ユーザは、機械にプログラミングを付与するためにユーザインターフェースシステムを操作し、他の実施形態では、プログラムは外部のソースを介して工作機械にロード又は転送される。例えば、プログラムは、PCMCIAインターフェース,RS−232インターフェース,ユニバーサルシリアルバスインターフェース(USB)又はネットワークインターフェース,特にTCP/IPネットワークインターフェースを介してロードされることが意図される。他の実施形態では、工作機械は従来のPLC(programmable logic controller)機構(図示せず)を介して制御される。
更に、図1及び2に示されるように、コンピュータ数値制御工作機械100は工具マガジン142及び工具交換装置143を有する。これらは、スピンドル144と協働して、複数の工具の内の一つを用いた動作を主軸に許容する。一般的に様々な工具が提供され、幾つかの実施形態では、同じタイプの複数の工具が提供される。
主軸144は、X軸及びZ軸に沿った運動を可能にするキャリッジ組立体120上、並びに主軸144がY軸方向に動かされるのを可能にするラム132上に設けられている。ラム132は、以下により詳細に説明されるように、主軸がB軸方向に回転するのを可能にするモータを備えている。図示されるように、キャリッジ組立体は、第1キャリッジ124及び主軸144のX軸における移動を生じさせる2つの垂直なねじ状のレール(符号126で示される一つのレール)に沿って跨る第1キャリッジ124を有する。また、キャリッジ組立体は、第2キャリッジ128及び主軸144のZ軸における運動を可能にする、水平に配設された2つのねじ状のレール(図3において符号130で示されるもの)に沿って跨る第2キャリッジ128を含んでいる。各キャリッジ124,128は、複数のボールねじ装置を介してレールに係合しており、これにより、それぞれレール126,130が回転することで、X軸又はZ軸でのキャリッジの移動を生じさせる。レールは、水平及び垂直に配設された各レール用のモータ170,172を備えている。
スピンドル144は、工具保持部106及び主軸接続手段によって工具102を保持する。主軸接続部145(図2に示される)は主軸144に接続され、主軸144内に含まれている。工具保持部106は、主軸接続部に接続され、工具102を保持する。主軸接続部の様々なタイプがこの分野で知られており、このコンピュータ数値制御工作機械100で使用することができる。通常、主軸接続部は主軸の寿命のために主軸内に含まれている。図5及び6において、主軸144のためのアクセスプレート122が示されている。
第1チャック110は爪136を備えており、コンピュータ数値制御工作機械100の基台111に対して固定されたストック150に配設される。また、第2チャック112は爪137を備えており、コンピュータ数値制御工作機械100の基台111に対し移動可能になっている。より具体的には、工作機械100は、これまで説明したように、ボールねじ機構を介して第2ストック152のZ軸方向への移動を生じさせるために、ねじ状のレール138及びモータ139を備えている。削りくずの除去を補助するために、ストック152は遠い側の傾斜面174、並びにZ軸方向に傾斜した面177,178を有するサイドフレーム176を備えている。チャック110,112のために、図1及び2に示される圧力計182及び制御ノブ184などの、油圧制御及びこれに関連する計器が提供される。各ストックは、チャックを回転させるためのモータ(それぞれ161,162)を備えている。
図5、6及び9において最も良く描写されるタレット108は、レール138に係合し、ボールねじ装置を介してZ軸方向に移動するタレットストック146(図5)に設けられている。タレット108は、図9に図示されるように様々なタレットコネクタ134を備えている。各タレットコネクタ134は、工具保持部135又は工具に接続する他の接続具に接続可能になっている。タレット108は様々なタレットコネクタ134及び工具保持部135を持つことができるので、異なる様々な工具をタレット108によって保持することができ、動作せることができる。タレット108は、工具保持部の異なるもの(それ故、多くの実施形態では異なる工具)をワークに提供するために、C’軸方向に回転される。
したがって、広い範囲の多様な動作が実行されることが分かりる。工具保持部106に保持される工具102に関し、このような工具102はチャック110,112の一方又は両方によって保持されるワーク(図示せず)に対して押し付けられる。工具102の交換が必要であるか又は望ましいとき、代わりの工具102が工具交換装置143の手段によって工具マガジン142から取り出される。図4及び5に関し、主軸144はX軸及びZ軸方向(図4に示される)、並びにY軸方向(図5及び図6に示される)に移動する。B軸における回転は図7に描写されており、図示された実施形態では、垂直の各側において120°の範囲内で回転可能となっている。Y軸方向の運動及びB軸の回転はキャリッジ124の後に配設されたモータ(図示せず)によって動力が供給される。
図2及び7に見られるように、一般的に、工作機械は、チャンバ116の壁を画定し、このチャンバから削りくずが出るのを防止するために、複数の垂直に設けられたリーフ180、及び水平に設けられたリーフ181を備えている。
工作機械の要素100は、これまで説明された要素に限定されない。例えば、幾つかの例では、追加のタレットが提供される。他の例では、追加のチャック及び/又は主軸が提供される。一般的に、工作機械はチャンバ116内に冷却液を導入するための一以上の機構を備えている。
図示された実施形態では、コンピュータ数値制御工作機械100は多数の保持部備えている。爪136との組み合わせであるチャック110は保持部を形成し、爪137との組み合わせであるチャック112も同様である。多くの例では、これらの保持部はワークを保持するために用いられる。例えば、チャック及びこれが結合されるストックは、回転するワークに対して、ヘッドストック及び選択的なテールストックとして、旋盤と同様の方法で機能するであろう。主軸144及び主軸接続部145は他の保持部を形成する。同様に、タレット108は、複数のタレットコネクタ134を備えたとき、複数の保持部(図9に示される)を提供する。
コンピュータ数値制御工作機械100は、この分野で知られた相当数の異なるタイプのいずれか、又は適当であると思われる他のものを用いることができる。例えば、工具102は、コンピュータ数値制御工作機械100に対して適当であると思われる、フライス工具、穴あけ工具、研削工具、ブレード工具、ブローチ工具、旋削工具又は他のタイプの切削工具などの切削工具であって良い。以下でより詳細に説明するように、追加的に又は選択的に、工具は付加製造技術のために構成される。いずれの場合も、コンピュータ数値制御工作機械100は一以上のタイプの工具を備え、工具交換装置143及びマガジン142の機構を介して、主軸144はある工具から他の工具へ交換される。同様に、タレット108は一以上の工具102を備え、オペレータは、新しいタレットコネクタ134を適位置に導くべくタレット108を回転させることにより、工具102間で切り換える。
図10において、コンピュータ数値制御工作機械100は安全扉を開いた状態で図示されている。示されるように、コンピュータ数値制御工作機械100は、少なくとも、主軸144に配設された工具保持部106、タレット108、一以上のチャック又はワーク保持部110,112、及びコンピュータ数値制御工作機械100のコンピュータ制御システムに接続するように構成されたユーザインターフェース114を備えている。工具保持部106、主軸144、タレット108及びワーク保持部110,112はそれぞれ加工領域190内に配設され、選択的に回転可能、及び/又は一以上の様々な軸に沿って互いに相対的に移動可能になっている。
例えば、図10に示されるように、X,Y及びZ軸は直交する移動方向を示し、一方、A,B及びC軸はそれぞれX,Y及びZ軸回りの回転方向を示している。これらの軸は三次元空間内における描写された移動を助けるように提供される。したがって、付属する特許請求の範囲から逸脱することなく、同等の構成を用いることができる。加えて、描かれた移動のためのこれらの軸の使用は、互いに直交する実際の物理的な軸、並びに物理的には直交しないが、工具の経路がまるでそれらの軸が物理的に直交しているかのように振る舞うように、制御装置によって操作される仮想軸を包含することを意図している。
図10に示された軸に関し、工具保持部106は、それが支持される主軸144のB軸の回りに回転し、一方、主軸144はそれ自身X軸、Y軸及びZ軸に沿って移動可能である。タレット108は、X軸に実質的に平行なXA軸、及びZ軸に実質的に平行なZA軸に沿って移動可能になっている。ワーク保持部110,112はC軸の回りに回転可能となっており、更に、加工領域190に関連する一以上の軸に沿って、独立して移動可能となっている。コンピュータ数値制御工作機械100は6軸工作機械として表されているが、移動軸の数は単に典型的なものであると理解され、工作機械は、特許請求の範囲から逸脱することなく、6軸よりも少ない軸又は多い軸で移動することができる。
上述したように、CNC工作機械100はワークから材料を除去する減法操作に適している。図11を参照すると、主軸144上に、又は主軸144に代えてレーザ200を設け、また、付加材料供給システムを設けることによって、付加操作が実行される。この実施形態において、レーザ200は、繰出リール208と巻取リール210との間にあるワークプラットホーム206上に搬送されるフィルム204を選択的に加熱するレーザビーム202を生成する。
図12−14及び図25を簡単に参照すると、フィルム204の様々な実施形態がより詳細に表されている。これらの実施形態では、フィルムはリボンの形態である。シート形態のフィルムは以下で別に説明される。図12は、第1キャリア層242及び第2キャリア層244を有するフィルム240を図示している。キャリア層間は十分に加熱されると溶融する金属粉末246などの付加材料である。図12の実施形態は、層242,244間の金属粉末246を単に緩く捕捉している。図13の実施形態は、接着剤254又は静電荷によってキャリアに接着された金属粉末252を有する単一のキャリア層250を有するフィルム248である。図14は、キャリア層262に注入された金属粉末を有するフィルム260の実施形態を表している。キャリア、例えば、キャリア層242,244,246,262は、加熱処理の間又は次工程の加熱操作によって破壊されるか又は除去される犠牲層と見做すことができる。様々な実施形態において、キャリア層242,244,246,262は紙又はプラスチック製で良いが、他のキャリア層配合物を用いることができる。
図25は、フィルム204の他の実施形態を図示している。フィルム270は第1キャリア層272、第2キャリア層276及び第3キャリア層278を含む。第1及び第2層272,276間は第1付加材料274である。第2層276と第3層278との間は他の付加材料277である。幾つかの実施形態において、第1及び第2付加材料274,276は同じものである。他の実施形態では、第1付加材料274は一の組成物であり、第2付加材料277は他の組成物である。この方法では、ワークを製造する付加処理は、耐久性や耐腐食性などの各々の異なる望ましい特徴を一体化するために、金属粉末,プラスチックなどの異なる配合物を含んでいても良い。
図11を参照すると、フィルム204は金属粉末などの付加材料を搬送するか又は含んでいる。金属粉末の酸化を低減させるために、溶融処理において加熱されている間、数ある中で、アルゴン,ヘリウム又は二酸化炭素などのシールドガスが、ジェット又はノズルなどのシールドガス供給システムを用いた処理の間、フィルム204上に付与される。例えば、第1ガスジェット212は、レーザビーム202とフィルム204との接触点にシールドガス214を適用する。他のガスジェット216は、フィルム204が前進するように、捕捉される空気を移動させるべく、フィルム204とワークプラットホーム206との間にシールドガス218を適用する。他の実施形態において、ガスジェットは、シールドガスのより均一な補償範囲を提供するために、レーザビーム202の周りに環状に配置されていても良い。フィルム204が前進するにつれて、ワークはワークプラットホーム上に形成される。レーザ200とワークプラットホーム206の一方又は両方は、次の層にワークを位置決めすべく、複数の軸で移動する。同様に、フィルム204及びリール208,210を含む移送組立体は、ワークに対して次の層を適切に位置決めするために、複数の軸で移動し、また、図15について説明するように、フィルム204をより十分に使用すべく、フィルム204を再位置決めすることが可能である。
図15は、キャリア層250及びキャリア層250上に配置された金属粉末252を有する図13に示した典型的なフィルム248の平面を図示している。図において、パターン領域284,286及び288はレーザビーム202に晒され、金属粉末252及び対応するキャリア層が除去される。しかしながら、フィルム248は、繰出リール208と巻取リール210との間で前後に移動させることができ、また、フィルム248は、例えば、5軸機構を用いることによって、それ自身位置決めできるので、フィルム248は、これが用いられる部分をより多くするために、選択的に再位置決めされる。図示されるように、例え、パターン領域286がパターン領域288よりも走行方向に更に延びていたとしても、フィルムはパターン領域288を使用することができるように巻き戻される。完全なワークとするための形状が知られている場合、フィルム248上に異なるパターンを効率的に配置するためにパターンプログラムを使用することができる。例えば、領域290,292及び294は、パターン領域288上に配置される連続的なより大きな層を同定する位置を示している。補強されたエッジ280及び282は、フィルム248の移動と配列に使用するためにキャリア層250に付加されている。フィルムの他の実施形態は同様の形式で使用される。
図16は、レーザ303を用いてフィルム310から選択的に金属を溶融することによって形成されるワーク312を有するワークプラットホーム308の平面的な手段を示している。この実施形態では、フィルム310は金属箔の形態で提供される。したがって、フィルムは、キャリア層を有するか、又は有しないシート形態で提供される金属材料を含んでいる。フィルム310は、ワーク312とフィルム310との間にガスが供給されるように、ワークプラットホーム308の上方に上げられている。この結果、溶融された金属箔は、フィルム310をワーク312又はワークプラットホーム308に結合させることなく、フィルム310からワーク312上に落下する。上述したように、フィルム310は繰出リール300から巻取リール302に移送される。ジェット304及び306を介してシールドガスが付与される。ワークプラットホーム308は一以上の軸で移動するが、以下でより詳細に説明されるように、追加的な軸での移動が付加製造動作の柔軟性を向上させる。
図17は、レーザ200を用いてフィルム310から金属粉末を連続的に堆積させることによって形成されるワーク312を保持するワークプラットホーム308を示している。明確のために、シールドガスジェットは描かれていない。しかしながら、金属粉末を移送するためにフィルム310を用いる場合でも、幾つかの形状を形成する際には、特別な考慮が要求される。レーザ200は金属の液状の溜りを生じさせるので、自立支持構造を形成することができない角度が存在する。即ち、液溜りは、ワーク312の先の層を滑り落ちる前に固化しないのである。図17の例示的な実施形態で示される角度は45度である。この角度は、使用される合金のタイプ、レーザーの電力、レーザスポット及び対応する液溜りの大きさなどによって様々である。図17に示すように、表面316及び318によって囲まれた領域314は、これらの理由により階層化手法を用いて製造することができないことがある。
しかしながら、フィルム310は単一の水平な面での適用に限定されないので、緩い金属粉末と同様に、代替的な構成を用いることができる。図18は、全ての外表面の角度が例示的な限界角度である45度以内の角度となるように、ワークプラットホーム308及びフィルム310を配置し直した構成を示している。これは、表面316及び318に関連する構造要素が、緩い粉末付加製造装置において要求される追加的な支持構造を用いることなく形成されることを可能にする。
図19は、上述した付加技術で使用されるフィルムのリボン形態に係る代替実施形態を示している。図19の実施形態では、フィルム340は硬質又は半硬質のシート形態である。キャリア342は犠牲的であり、厚紙、プラスチックシートの様々な重量の物、その他の配合物を用いることができる。金属粉末344などの付加材料はキャリア342に接着されるか、キャリア342に含浸される。上述したように、形状346,348は、レーザを介した加熱によって、フィル340から除去され、ワーク386上に溶融する。
フィルム340の使用は、更に図20−23に示されている。フィルム340の厚さ金属粉末の大きさは、説明のために誇張されている。図20は、フィルム340の連続シートが、シートフィーダ、ロボットアームなどを用いて互いの上に配置され、各層内で、ワーク386を創るためにレーザによって選択的に加熱される、水平な手段を示している。この実施形態では、連続動作の間、フィルム340の個々のシートがワークプラットホーム382上に残り、ワーク386が完成した後に、洗浄又はエッチングによって除去される。この方法では、フィルム340の下層の未使用(非加熱)部分は上述した構造の支持部として作用する。したがって、上述した表面の最大角は適用されない。即ち、実質的に任意の構成の不規則な形状は、当該形状がその下のフィルム340の層を越えて延びていない限り形成することができる。レーザ380の電力は、要求されるワーク386の形状を創り出すとともに、支持部として作用するように下側のフィルム340をもとのままの状態に維持するために、フィルム340の一番上の層を越えて貫かないように制御される。緩い金属粉末の適用において使用される支持構造はワークと同様に加熱/溶融処理を用いて形成され、ワーク386の状態で物理的に剛体である。これらの以前の適用とは異なり、フィルム340の未使用領域は、加工、研削によって除去しなければならない剛体構造ではなく、むしろそれは溶解又は緩やかな加熱を用いて除去される。例えば、ワーク386は工作機械100から取り除かれ、未使用フィルム340を除去するために溶解槽の中に入れられる。これは、未使用の粉末が工作機械100の中にやむを得ず位置するような緩やかな粉末を適用する場合とは異なり、未使用材料、例えば金属粉末を溶解槽で分離する。除去された材料は、過剰な緩い金属粉末よりもより簡単に回収され、未使用金属粉末のリサイクル、並びに加工の異なる構成及び合金への変更を簡単にする。
図21及び22は図20の構成の異なる実施形態を示している。例えば、図21は水平方向に対して角度を持たせて配置したワークプラットホームを示している。図22は、角度をもって配置されたワークプラットホーム382、並びにワークプラットホーム382及び/又はワーク386に対して正常な状態となるように再配置したレーザ380を示している。この配置は、レーザスポットの大きさを制御するのに役立ち、それ故、堆積される材料のより良い形態を提供する。
図23は、フィルム340の他の構成の層であって、様々な理由のために、そのような層が完成されるワーク386に対して配向される場合、又は、ちょうどインフォーマルな支持構造を持ち、溜りの動力学が異なる方向を決定する場合に、ワークプラットホーム382に対して必ずしも平行になっていないフィルム340を示している。図示されるように、レーザ380は、ワークプラットホーム382又はフィルム340に対して直交するように配向されるが、ワーク386を形成するための要求に従って、他の角度で支持されていても良い。
図24は、ワーク上に金属粉末の形態で材料を堆積させる方法400のフローチャートである。ブロック402では、ワークプラットホーム206,308,382が工作機械100の一部として提供される。ブロック404では、フィルム204,310,340がワークプラットホーム206,308,382及び/又はワーク312,386に提供される。フィルム204,310,340は少なくともキャリア262又はキャリア層250など、並びに金属粉末252,262,344などの堆積された材料からなる。
選択的に、ブロック406では、ワークプラットホーム206,308,382及び/又はレーザ200,303,380は、工作機械100の能力に関連する5軸を含む2以上の軸で配向される。ブロック408では、フィルム204,310,340の第1の部分がワークプラットホーム206,308,382又はワーク312,386上に配置される。上述したように、フィルム204,310,340は、限定されるものではないが、様々な形状の柔軟なロールまたはシートを含むいろいろな形態である。フィルムの第1の部分は、以前に使用されていないフィルム204,310,340の任意の領域であり、新しい領域か又は既に使用された部分に隣接するかその後ろの領域である。
ブロック410では、第1の部分の予め設定された領域がレーザ200,303,380を用いて加熱され、フィルム204,310,340に取り付けられた金属粉末がワーク312,386上、又は最初の層である場合には、ワークプラットホーム206,308,382上に溶融される。キャリア242,262,342などは、処理中に気化される。
ブロック412では、フィルム204,310,340の第2の部分をワーク312,386上に配置することによって処理が繰り返され、ブロック414では、ワーク312,386上に材料の他の層を創り出すために、フィルムの予め設定された第2の領域が溶融される。フィルム204,310,340及び/又はワークプラットホーム206,308,382の再配置の工程は、ワーク312,386を完成させるために必要な回数繰り返される。
これら付加工程に混合する工程は、上述した穴あけ、成形又はパターン化する様々な工具を備えた工作機械100を用いた選択的な減法工程であり、ワーク312,386は付加工程を通し、又は初期対象物に付加層が結合されるか、又はその両方により作成される。
付加処理と減法処理との結合をワークに対して、特に同じ工作機械100上で許容することにより、より複雑な部品をタイムリーに完成させることができる。それを越えて、金属粉末などの付加材料をワーク312,386に移送及び配置するためにフィルム204,310,340を使用することは、複雑な形状を作成する可能性を改善し、除去のために後の第2の加工動作を必要とするプラスチック支持構造物の数を減少させる。フィルム204,310,340は、緩い金属粉末では不可能な角度に付加材料を位置させることを可能にする。更に、フィルムのリボン上に保有するか、又は溶解若しくは加熱を介して除去するかどうかで、未使用の金属粉末は緩い金属粉末に比べて除去及びリサイクルがいっそう簡単であり、異なる工具又は合金のための、工作機械100の浄化及び再構成をよりいっそう促進する。
ここで述べられた公開、特許出願及び特許を含む全ての参照は、参照することによって、組み込まれる。「好ましい」実施形態としての或る実施形態の説明、実施形態の他の記述、特徴又は好ましいとされる範囲は限定であると解してはならない。特許請求の範囲は、現在においては好ましいとまでは考えられない実施形態を包含すると解される。ここで述べられた全ての方法は、ここで異なる示唆が無い限り、又は文脈から明らかに矛盾しない限り、任意の適当な順で実行され得る。任意の及び全ての例、又はここで用いられる例示的な用語(例えば、「など」)の使用は、開示される主題の説明を意図しており、特許請求の範囲の限定を持ち出すものではない。例示的な実施形態の性質又は利益についてのここでのいかなる陳述も限定を意図するものではなく、付属された特許請求の範囲がそのような陳述によって限定されるとは解されない。より一般的には、明細書中の用語は、請求された主題の実施に不可欠なものであるとして、非請求の要素を指すものと解釈されるべきではない。適用可能な法律によって許されるように、特許請求の範囲は、全ての修正及びここに述べられた主題の均等物を含む。その上、全ての可能なバリエーションにおける上述した要素の任意の組み合わせは、ここで異なる示唆が無い限り、又は文脈から明らかに矛盾しない限り、特許請求の範囲によって包含される。ここでの任意の引用文献又は特許についての説明は、「従前」として示されていても、そのような引用文献又は特許が本発明に対する先行技術として利用可能であることを容認するものではない。
図24は、ワーク製造方法のフローチャートである。 図25は、付加製造用の3つのキャリア及び材料を有するフィルムの側面図である。

Claims (20)

  1. 制御装置と、
    前記制御装置からの指示に応答して複数の次元で移動可能なワークプラットホームと、
    前記制御装置からの指示に従って動作するワークプラットホームに近接するレーザと、
    前記レーザによって加熱されたときに溶融する、選択された付加材料を含むフィルムとを備え、
    前記ワークプラットホームに取り付けられるワークは、レーザによる加熱を介して各層から付加材料が溶融される結果として、付加材料の連続する層の溶融によって形成される工作機械。
  2. 前記フィルムは、箔として供給される金属付加材料を含む請求項1記載の工作機械。
  3. 前記フィルムは、前記付加材料に連結されたキャリアを含み、前記付加材料は、更に、レーザによって溶融されたとき、前記キャリアから分離するように選択される請求項1記載の工作機械。
  4. 前記キャリアは犠牲層を含み、前記付加材料は接着剤又は静電気の電荷の一つを用いて前記犠牲層に付着されている請求項3記載の工作機械。
  5. 前記キャリアは第1及び第2の犠牲層を含み、前記付加材料は前記第1及び第2の犠牲層の間に配置されている請求項3記載の工作機械。
  6. 前記キャリアは更に第3の犠牲層を含み、第2の付加材料が前記第2及び第3の犠牲層の間に配置されている請求項5記載の工作機械。
  7. 前記第2の付加材料は前記付加材料とは異なっている請求項6記載の工作機械。
  8. 前記付加材料は前記キャリア中に埋め込まれている請求項3記載の工作機械。
  9. 動作するように前記制御装置に連結されるとともに、前記制御装置からの指示に応答して前記フィルムを前記ワークに順次供給するように構成された、繰出リール及び巻取リールを更に備えている請求項1記載の工作機械。
  10. 前記制御装置からの指示に応答して、複数の配向位置の一つに前記フィルムを搬送するように構成された多軸機構を更に備えている請求項1記載の工作機械。
  11. 前記制御装置は、前記フィルムの以前の使用についての情報を利用して、次の溶融操作のために、未使用部分について前記フィルムを再配置するように構成されている請求項1記載の工作機械。
  12. ワークを形成するために付加材料を堆積する方法であって、
    付加材料を含むフィルムを供給し、
    前記ワークを覆うように前記フィルムの第1の部分を配置し、
    前記フィルムの前記第1の部分の予め設定された領域を加熱して、前記予め設定された領域で、前記付加材料の前記ワーク上への溶解を生じさせ、
    加熱する間、前記予め設定した領域を酸化から保護し、
    前記ワークを覆うように前記フィルムの第2の部分を配置し、
    前記フィルムの前記第2の部分の第2の予め設定された領域を加熱して、前記第2の予め設定された領域で、前記付加材料の前記ワーク上への溶解を生じさせるようにした方法。
  13. 前記フィルムの供給は、箔のシートとしての金属付加材料を供給することを含む請求項12記載の方法。
  14. 前記フィルムの供給は、付加材料が付着されたキャリアを有する一以上の半硬質シートとしてのフィルムを供給することを含む請求項12記載の方法。
  15. 前記フィルムの第1の部分及び第2の部分は、それぞれ形状が平面であるフィルムの分離したシートであり、前記第2の部分の配置は、前記第1の部分と平行な第2の位置への配置を含んでいる請求項12記載の方法。
  16. 前記フィルムの第2の部分の配置は、前記第1の部分の予め設定された領域を含むフィルムの未使用の領域を配置することを含んでいる請求項12記載の方法。
  17. 制御装置と、
    前記制御装置からの指示に応答して複数の軸で移動可能なワークプラットホームと、
    前記制御装置によって操作され、前記制御装置からの指示に応答して、前記ワークプラットホームに近接する少なくとも2つの軸で移動可能になったレーザと、
    金属からなる付加材料を含むフィルムと、
    前記制御装置からの指示に応答して前記ワークプラットホームに前記フィルムの未使用部分を移動させる移送組立体とを備え、
    前記ワークプラットホームに連結される前記ワークは、レーザを用いた付加材料の溶融によって連続的に堆積される付加材料層により形成される装置。
  18. 前記移送組立体は、前記ワークを横切って前記フィルムを移動させるようにそれぞれ駆動される繰出リール及び巻取リールを含んでいる請求項17記載の装置。
  19. 前記ワークから材料を選択的に除去するための工具を更に備えている請求項17記載の装置。
  20. 前記フィルムは、前記付加材料に連結されたキャリアを含み、前記付加材料はレーザによって溶融されたとき、前記キャリアから分離するように選択される請求項17記載の装置。
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