JP2016135623A - 車両用制動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、油圧回路5Aが組み込まれたハウジング5Bと、開口部831がハウジング5Bの第1面5B1に固定された有底筒状のモータヨーク83と、モータヨーク83内に配置された駆動部812と、モータヨーク83内で駆動部812より開口部831側に配置された仕切り部811と、第1面5B1と開口部831全周とに接触し、仕切り部811と開口部831全周又はモータヨーク83内周面全周とに接触するシール部9と、を備え、油圧回路5Aは、ポンプ57と、連通部581bを有する油圧機器58と、を備え、第1面5B1、仕切り部811、及びシール部9は、フルード溜め部7を形成し、連通部581bは、油圧機器58内とフルード溜め部7内とを連通させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、上記実施形態に限られない。フルード溜め部7の他方端面は、モータ本体81の端部に限らず、別途モータ本体81と第1面5B1との間に配置した板状部材(仕切り部)であっても良い。また、フルード溜め部7の他方端面は、モータ本体81の別の部位(ホルダ等)であっても良い。また、ハウジング5Bは、多面体形状であり、立方体形状であっても良い。また、連通部581bは、ハウジング5B内に形成された流路を介してフルード溜め部7に接続されても良い。また、連通部581bが設けられる油圧機器は、中間リザーバ58に限らず、弁機構や、ポンプとしてギアポンプ等を採用している車両用制動装置のリザーバであっても良く、内部(内側)のフルードがブレーキ操作に伴い外部に漏れ得る構造のものであれば良い。また、中間リザーバ58の連通部581bは、シリンダ581の端面上の任意の場所に形成でき、任意の形状で形成でき、複数形成することもできる。
本実施形態は、以下のように記載することができる。すなわち、本実施形態の車両用制動装置は、マスタシリンダ130とホイールシリンダ14〜17の間に配置されホイールシリンダ14〜17の液圧を制御するための油圧回路5Aと、油圧回路5Aが組み込まれたハウジング5Bと、開口部831がハウジング5Bの第1面5B1に固定された有底筒状のモータヨーク83と、モータヨーク83内に配置され駆動軸82を駆動する駆動部812と、駆動軸82が挿通される貫通孔811aを有するとともにモータヨーク83内で駆動部812より開口部831側に配置された仕切り部811と、第1面5B1と開口部831全周とに接触し、仕切り部811と開口部831全周又はモータヨーク83内周面全周とに接触するシール部9と、を備え、油圧回路5Aは、駆動軸82により駆動されるポンプ57と、内部のフルードがブレーキ操作に伴い外部に漏れ得る連通部581bを有する油圧機器58と、を備え、第1面5B1、仕切り部811、及びシール部9は、フルード溜め部7を形成し、連通部581bは、油圧機器58内とフルード溜め部7内とを連通させる。
また、本実施形態において、駆動部812及び仕切り部811は、モータ本体81を構成し、仕切り部811は、モータ本体81の開口部831側の端部である。また、連通部581bは、フルード溜め部7に直接開口している。また、ハウジング5Bの内部には、ポンプ57に接続されたポンプフルード溜め部5B2が形成され、ポンプフルード溜め部5B2は、フルード溜め部7に接続されている。
また、油圧機器58は、リザーバであり、リザーバは、ピストン582と、内部にピストン582が摺動可能に配置されピストン582の一方面側にフルードを収容するシリンダ581と、ピストン582を付勢する付勢部材583と、を備え、連通部581bは、シリンダ581に設けられ、シリンダ581内部におけるピストン582の他方面側とフルード溜め部7とを連通させる。
また、本実施形態における油圧回路5Aは、マスタシリンダ130とホイールシリンダ14〜17とを接続する主管路Aと、主管路Aにおいてマスタシリンダ130側とホイールシリンダ14〜17側との差圧を制御する差圧制御弁51と、主管路Aの連通/遮断を制御する増圧弁52、53と、ホイールシリンダ14〜17内のフルードを排出することでホイールシリンダ14〜17内の液圧の減圧を行う減圧管路Bと、減圧管路Bの連通/遮断を制御する減圧弁54、55と、減圧管路Bを通じて排出されるフルードを収容する第1リザーバ56と、第1リザーバ56内のフルードを主管路Aに戻す還流管路Cと、還流管路Cに設けられ、第1リザーバ56内のフルードを吸入して主管路Aに吐出するポンプ57と、主管路Aにおけるマスタシリンダ130と差圧制御弁51との間と第1リザーバ56とを接続する補助管路Dと、ポンプ57の吸入口に接続された第2リザーバ58と、を備え、第2リザーバ58は、一方側に吸入口に接続されたシリンダ開口部581aが設けられ他方側に連通部581bが設けられたシリンダ581と、シリンダ581内に摺動可能に配置されたピストン582と、ピストン582を連通部581b側に付勢する付勢部材583と、を備え、シリンダ581は、ピストン582からシリンダ開口部581a側にフルードを収容し、油圧機器は、第2リザーバ58である。
5:アクチュエータ、 5A:油圧回路、 51:差圧制御弁、 52、53:増圧弁、
54、55:減圧弁、 56:調圧リザーバ(第1リザーバ)、 57:ポンプ、
58:中間リザーバ(第2リザーバ、油圧機器)、 581:シリンダ、
581a:シリンダ開口部、 581b:連通部、 582:ピストン、
583:付勢部材、 A:主管路、 B:減圧管路、 C:還流管路、 D:補助管路、
5B:ハウジング、 5B1:第1面、 5B2:ポンプフルード溜め部、
6:ブレーキECU、 60:ケース、 7:フルード溜め部、
8:モータ、 81:モータ本体、 811:ブラシホルダ(仕切り部)、
811a:貫通孔、 812:駆動部、 82:駆動軸、 83:モータヨーク、
831:開口部、 9:シール部
Claims (6)
- マスタシリンダとホイールシリンダの間に配置され前記ホイールシリンダの液圧を制御するための油圧回路と、
前記油圧回路が組み込まれたハウジングと、
開口部が前記ハウジングの第1面に固定された有底筒状のモータヨークと、
前記モータヨーク内に配置され駆動軸を駆動する駆動部と、
前記駆動軸が挿通される貫通孔を有するとともに、前記モータヨーク内で前記駆動部より前記開口部側に配置された仕切り部と、
前記第1面と前記開口部全周とに接触し、前記仕切り部と前記開口部全周又は前記モータヨーク内周面全周とに接触するシール部と、
を備え、
前記油圧回路は、前記駆動軸により駆動されるポンプと、ブレーキ操作に伴い内部のフルードが外部に漏れ得る連通部を有する油圧機器と、を備え、
前記第1面、前記仕切り部、及び前記シール部は、フルード溜め部を形成し、
前記連通部は、前記油圧機器内と前記フルード溜め部内とを連通させる車両用制動装置。 - 前記駆動部及び前記仕切り部は、モータ本体を構成し、
前記仕切り部は、前記モータ本体の前記開口部側の端部である請求項1に記載の車両用制動装置。 - 前記連通部は、前記フルード溜め部に直接開口している請求項1又は2に記載の車両用制動装置。
- 前記ハウジングの内部には、前記ポンプに接続されたポンプフルード溜め部が形成され、
前記ポンプフルード溜め部は、前記フルード溜め部に接続されている請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用制動装置。 - 前記油圧機器は、リザーバであり、
前記リザーバは、ピストンと、内部に前記ピストンが摺動可能に配置され前記ピストンの一方面側にフルードを収容するシリンダと、前記ピストンを付勢する付勢部材と、を備え、
前記連通部は、前記シリンダに設けられ、前記シリンダ内部における前記ピストンの他方面側と前記フルード溜め部とを連通させる請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用制動装置。 - 前記油圧回路は、
前記マスタシリンダと前記ホイールシリンダとを接続する主管路と、
前記主管路において前記マスタシリンダ側と前記ホイールシリンダ側との差圧を制御する差圧制御弁と、
前記主管路の連通遮断を制御する増圧弁と、
前記ホイールシリンダ内のフルードを排出することで前記ホイールシリンダ内の液圧の減圧を行う減圧管路と、
前記減圧管路の連通遮断を制御する減圧弁と、
前記減圧管路を通じて排出されるフルードを収容する第1リザーバと、
前記第1リザーバ内のフルードを前記主管路に戻す還流管路と、
前記還流管路に設けられ、前記第1リザーバ内のフルードを吸入して前記主管路に吐出する前記ポンプと、
前記主管路における前記マスタシリンダと前記差圧制御弁との間と前記第1リザーバとを接続する補助管路と、
前記ポンプの吸入口に接続された第2リザーバと、
を備え、
前記第2リザーバは、一方側に前記吸入口に接続されたシリンダ開口部が設けられ他方側に前記連通部が設けられたシリンダと、前記シリンダ内に摺動可能に配置されたピストンと、前記ピストンを前記連通部側に付勢する付勢部材と、を備え、
前記シリンダは、前記ピストンから前記シリンダ開口部側にフルードを収容し、
前記油圧機器は、前記第2リザーバである請求項1〜4の何れか一項に記載の車両用制動装置。
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JP2014061759A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ブレーキ液圧制御装置およびその製造方法 |
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