JP2016135498A - 押出型材搬送装置、押出設備および押出型材の搬送方法 - Google Patents

押出型材搬送装置、押出設備および押出型材の搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】押出型材をその断面形状にかかわらず安定状態に支持できてスムーズに搬送できる押出型材搬送装置を提供する。【解決手段】本発明は、押出機1から押し出される押出型材Wを押出ラインXに沿って搬送するための押出型材搬送装置を対象とする。押出ラインXに沿って間隔をおいて設けられた複数のV受けローラ支持機3を備える。V受けローラ支持機3は、下端部が互いに近接し、かつ上端部が互いに離間して、V字状に配置可能な一対の支持ローラ42a,42bを備える。一対の支持ローラ42a,42bの下端部が押出ラインXに平行な軸心回りに回転自在に、かつ任意の回転位置で固定可能にそれぞれ取り付けられることにより、一対の支持ローラ42a,42b間の開き角度θが変更可能に構成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、押出機から押し出された押出型材を搬送する際に用いられる押出型材搬送装置、押出設備および押出型材の搬送方法に関する。
従来、押出機から押し出された押出型材(ワーク)を下流側に搬送するための押出型材搬送装置としては、特許文献1に示すように平面型のフラットローラ支持機を備えるものが周知である。
しかしながら、フラットローラ支持機においては、押し出された押出型材が所定の押出ラインに沿って正確に直進しないおそれがあり、特に異形断面の押出型材を搬送するような場合には、直進性が悪化して、有害な曲がり変形等が発生する可能性がある。
一方、特許文献2には、一対の支持ローラがV字状に配置されたV受けローラ支持機が、押出ラインに沿って複数配置された搬送装置が開示されている。この搬送装置においては、一対の支持ローラによって、押出型材における両側部外面の下部をそれぞれ斜め下側から支持しつつ、搬送することができる。このため、V受けローラ支持機によって搬送される押出型材は一対の支持ローラによって下方向および左右両側方向から位置決めされて、押出型材は所定の押出ラインに沿って直進していき、有害な曲がり変形等を防止することができる。
特開2000−135512号公報 特開2005−99774号公報
しかしながら、上記特許文献2に示す押出型材搬送装置においては、押出機から押し出される押出型材の種類や大きさが異なる場合には、V字状に配置された一対の支持ローラによって押出型材を安定状態に支持できないことがあり、押出型材をスムーズに搬送することができないおそれがあった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、押出型材に曲がり変形が生じるのを防止しつつ、断面形状にかかわらず押出型材を安定した状態でスムーズに搬送することができる押出型材搬送装置、押出設備および押出型材の搬送方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の構成を要旨とするものである。
[1]押出機から押し出される押出型材を押出ラインに沿って搬送するための押出型材搬送装置であって、
押出ラインに沿って間隔をおいて設けられた複数のV受けローラ支持機を備え、
V受けローラ支持機は、下端部が互いに近接し、かつ上端部が互いに離間して、V字状に配置可能な一対の支持ローラを備え、
一対の支持ローラの下端部が任意の回転位置で固定可能にそれぞれ取り付けられることにより、一対の支持ローラ間の開き角度が変更可能に構成されていることを特徴とする押出型材搬送装置。
[2]一対の支持ローラ間の開き角度が10°〜180°の範囲で調整可能に構成されている前項1に記載の押出型材搬送装置。
[3]一対の支持ローラのうち一方側の支持ローラにおける垂直軸線に対する角度を一方側開き角度とし、他方側の支持ローラにおける垂直軸線に対する角度を他方側開き角度としたとき、一方側開き角度に対し他方側開き角度を異ならせた状態で、一対の支持ローラが固定可能に構成されている前項1または2に記載の押出型材搬送装置。
[4]一対の支持ローラは、軸心方向に沿ってスライド自在にかつ任意のスライド位置で固定可能に構成されている前項1〜3のいずれか1項に記載の押出型材搬送装置。
[5]前項1〜4のいずれか1項に記載の押出型材搬送装置であって、
押出型材をその先端部を把持して押出方向に牽引するプラー装置を具備しないプラーレス式の押出型材搬送装置。
[6]押出型材を押出加工する押出機と、その押出機から押し出された押出型材を搬送する押出型材搬送装置とを備え、
前記押出型材搬送装置が、前項1〜5のいずれか1項に記載の押出型材搬送装置によって構成されていることを特徴とする押出設備。
[7]押出機から押し出される押出型材を押出ラインに沿って間隔をおいて設けられた複数のV受けローラ支持機を備え、V受けローラ支持機は、下端部が互いに近接し、かつ上端部が互いに離間して、V字状に配置可能な一対の支持ローラを備えた押出型材搬送装置によって押出型材を押出ラインに沿って搬送するようにした押出型材の搬送方法であって、
一対の支持ローラの下端部を任意の回転位置で固定可能にそれぞれ取り付けておいて、一対の支持ローラ間の開き角度を、押出型材の断面形状に合わせて変更するようにしたことを特徴とする押出型材の搬送方法。
発明[1]の押出型材搬送装置によれば、V受けローラ支持機における一対の支持ローラの開き角度が変更可能に構成されているため、押出型材の断面形状に合わせて、一対の支持ローラの開き角度を調整することによって、断面形状にかかわらず押出型材を安定状態に支持してスムーズに搬送することができる。
発明[2][3]の押出型材搬送装置によれば、上記の効果をより確実に得ることができる。
発明[4]の押出型材搬送装置によれば、押出型材の断面サイズに合わせて、一対の支持ローラのスライド位置を調整することによって、断面サイズにかかわらず押出型材を安定状態で支持してスムーズに搬送することができる。
発明[5]の押出型材搬送装置によれば、プラー装置を備えていないため、その分、装置の小型化およびコストの削減を図ることができる。
発明[6]の押出設備によれば、上記と同様に、断面形状にかかわらず押出型材を安定状態で支持してスムーズに搬送することができる。
発明[7]の押出型材の搬送方法によれば、上記と同様に、断面形状にかかわらず押出型材を安定状態で支持してスムーズに搬送することができる。
図1はこの発明の第1実施形態である押出型材搬送装置が適用された押出設備を示す概略側面図である。 図2は第1実施形態の押出設備におけるV受けローラ支持機を示す正面図である。 図3は第1実施形態のV受けローラ支持機において各ローラの開き角度を異ならせた状態で示す正面図である。 図4は第1実施形態のV受けローラ支持機において扁平ひし形断面の押出型材を搬送している状態での正面図である。 図5は第1実施形態のV受けローラ支持機において左右非対称断面の押出型材を搬送している状態での正面図である。 図6は第2実施形態の押出型材搬送装置におけるV受けローラ支持機を示す正面図である。 図7は第2実施形態のV受けローラ支持機において大サイズの押出型材を搬送している状態を示す正面図である。 図8は第1実施形態のV受けローラ支持機において大サイズの押出型材を搬送している状態を示す正面図である。 図9は従来のV受けローラ支持機において扁平ひし形断面の押出型材を搬送している状態での正面図である。
<第1実施形態>
図1はこの発明の第1実施形態である押出型材搬送装置が適用された押出設備を示す概略側面図、図2(a)はその押出設備のV受けローラ支持機周辺の正面断面図である。
これらの図に示すようにこの押出設備は、押出機1と、搬送装置(押出型材搬送装置)2とを備えている。
押出機1は、アルミニウムまたはアルミニウム合金製の押出型材Wを押出ラインXに沿って押出加工する。
搬送装置2は、押出機1から押し出される押出型材Wを押出ラインXに沿って押出方向に対し下流側に搬送するものであり、押出方向に沿って適宜間隔をおいて並んで配置された複数のV受けローラ支持機3を備えている。
各V受けローラ支持機3は、下端部が互いに連結され、かつ上端部が互いに離間して、V字状に配置可能な一対の支持ローラ42a,42bを備えている。
各V受けローラ支持機3は、支柱41を備え、その支柱41の上端に押出ラインXに対し平行な支持軸44が固定されている。また各V受けローラ支持機3は、左右一対の支持ローラ42a,42bを備え、各支持ローラ42a,42bは、各ローラ軸43a,43bに対しその軸心回りに回転自在に取り付けられている。そして一対の支持ローラ42a,42bの各ローラ軸43a,43bの下端部が、上記支持軸44にその軸回りに回転自在に、かつ任意の回転位置で固定可能に取り付けられている。これにより押出ラインXに沿って下流側から見た正面視状態において、支持ローラ42a,42b間の角度(開き角度)θを任意の角度に調整できるようになっている。例えば本実施形態のローラ支持機3では、図2(b)に示すように開き角度θが10°以上から図2(c)に示すように開き角度θが180°以下まで、好ましくは180°未満までの範囲で調整できるように構成されている。
さらに各支持ローラ42a,42bは、支持軸44に対しそれぞれ個別に回転自在に、かつ任意の回転位置で固定できるようになっている。例えば図3に示すように正面視状態において一対の支持ローラ42a,42bのうち、一方側の支持ローラ42aにおける垂直軸線Yに対する角度を一方側開き角度θaとし、他方側の支持ローラ42bにおける垂直軸線Yに対する角度を他方側開き角度θbとしたとき、一方側開き角度θaに対し他方側開き角度θbを異ならせた状態で、各支持ローラ42a,42bを固定できるように構成されている。そしてこのように両支持ローラ42a,42bの各片側開き角度θa,θbを異ならせた状態で、後述するように押出型材Wを支持して搬送できるようになっている。
以上の構成の押出設備においては、押出機1によって成形される押出型材Wの断面形状に合わせて、搬送装置2におけるV受けローラ支持機3の開き角度θを調整し、その状態で押出型材Wを搬送するものである。
例えば図4に示すように、縦方向の対角線が横方向の対角線に比べて著しく長い扁平なひし形断面の押出型材Wを搬送する場合には、押出型材Wにおける下側の隣り合う2辺Wa,Wbによる交差角度に対応させて、各支持ローラ42a,42bの開き角度θを設定する。これにより、押出型材Wにおける下側の2辺Wa,Wbが、各支持ローラ42a,42bにそれぞれ線接触状態で広範囲に接触して、安定した状態に支持され、その状態で各支持ローラ42a,42bの回転によって押出型材Wが搬送されていく。
ここで図9(a)に示すように一対の支持ローラ92a,92bの開き角度θを自在に調整できない従来のV受けローラ支持機9において、上記と同様な扁平なひし形断面の押出型材Wを搬送しようとすると、押出型材Wの両側端の鋭角な角部が、各支持ローラ92a,92bによって点接触し、押出型材Wが一対の支持ローラ92a,92bによって不安定な状態に支持されて搬送されることになる。このため場合によっては図9(b)に示すように、押出型材Wにおける支持ローラ92a,92bとの接触部が、支持ローラ92a,92bに対しローラ軸心方向に滑ってしまう。そうすると、押出型材Wにねじれが発生して変形してしまうおそれがあった。
そこで本実施形態の搬送装置2においては、押出型材Wの断面形状に合わせて、一対の支持ローラ42a,42bの開き角度θを調整できるため、押出型材Wの下側2辺Wa,Wbを一対の支持ローラ42a,42bによって安定状態に支持して搬送することができる。従って押出型材Wが支持ローラ42a,42bに対しローラ軸心方向に滑るような不具合がなく、押出型材Wにねじれ変形が生じるのを確実に防止できて、真直度が高い高品質の押出型材Wを得ることができる。
また本実施形態の搬送装置2においては、押出型材Wを一対の支持ローラ42a,42bによって斜め下側から両側を支持しているため、押出型材Wは一対の支持ローラ42a,42bによって下方向および両側方向の位置決めが図られる。このため、押出型材Wは曲がることなく真っ直ぐに進行していき、この点からも、押出型材Wに有害な曲がり変形が生じるのを確実に防止でき、より一層真直度が高い高品質の押出型材Wを得ることができる。
一方、本第1実施形態の搬送装置2においては、左右非対称形状等の異形断面の押出型材Wも安定状態でスムーズに搬送することができる。例えば図5に示す押出型材Wは、押出機1から押し出された状態での断面が異形の四角形状であり、下側2辺Wa,Wbの垂直軸線Yに対する傾斜角度が異なっている。
このような異形断面の押出型材Wを搬送する場合には、同図に示すように搬送装置2におけるV受けローラ支持機3の一方の支持ローラ42aの一方側開き角度θaを、押出型材Wの下側2辺Wa,Wbのうち、一方側の辺Waの傾斜角度に一致させるように調整するとともに、他方側の支持ローラ42bの他方側開き角度θbを、他方側の辺Wbの傾斜角度に一致させるように調整する。
そしてこの状態で押出型材Wを搬送すると、押出型材Wにおける下側2辺Wa,Wbが、対応する各支持ローラ42a,42bにそれぞれ線接触状態で広範囲に接触した状態で、押出型材Wが各支持ローラ42a,42bの回転によって搬送されていく。このように押出型材Wの下側2辺Wa,Wbを一対の支持ローラ42a,42bによって安定状態に支持しつつ搬送できるため、押出型材Wは押出ラインXから逸脱せずに押出ラインX上を真っ直ぐに進行していき、曲がり変形の無い真直度が高い高品質の押出型材Wを得ることができる。
なお上記実施形態においては、断面四角形状の押出型材Wを搬送する場合を例に挙げて説明しているが、本発明において、搬送される押出型材の形状は限定されるものではない。例えば本発明においては、断面四角形状以外の断面多角形状の押出型材を搬送しても良いし、多角形状以外の押出型材、具体的には断面円形、断面楕円形の押出型材を搬送するようにしても良いし、これらの形状が組み合わされた複雑な断面形状の押出型材を搬送するようにしても良い。
ここで本実施形態において、異形断面とは、上下および左右の少なくともいずれか一方が非対称形状のもの、すなわち断面形状が左右非対称形状かつ上下対称形状のもの、断面形状が左右対称形状かつ上下非対称形状のもの、断面形状が左右非対称形状かつ上下非対称形状のものである。
そして本実施形態の押出型材搬送装置2は、異形断面の押出型材Wを搬送するのに適しているものである。
<第2実施形態>
図6はこの発明の第2実施形態である押出型材搬送装置に適用されたV受けローラ支持機3を示す正面図である。同図に示すように、この第2実施形態においては、V受けローラ支持機3における支持ローラ42a,42bのローラ軸43a,43bとして、それぞれ長さ寸法が長いものが用いられており、ローラ軸43a,43bの軸方向長さが、支持ローラ42a,42bの軸方向長さよりも長く形成されている。
さらに支持ローラ42a,42bは同図の実線および破線に示すように、軸回り方向の回転を許容しつつ、対応するローラ軸43a,43bに対し軸方向にスライド自在に、かつ任意のスライド位置に固定可能に取り付けられている。
この第2実施形態において他の構成は、上記第1実施形態のと実質的に同様である。
この第2実施形態の搬送装置では、断面形状のみなず、断面サイズが大きく異なる押出型材Wを安定状態でスムーズに搬送することができる。
例えば支持ローラ42a,42bの大きさ(長さ)に比べて、断面サイズが大きい断面ひし形の押出型材Wを搬送するような場合、図8に示すように上記第1実施形態の搬送装置2においては、V受けローラ支持機3の各支持ローラ42a,42bが押出型材Wの下部のみに接触し、大サイズの押出型材Wを安定状態に支持することが困難であり、スムーズに搬送できないおそれがある。
そこで本実施形態においては、長いサイズのローラ軸43a,43bに支持ローラ42a,42bを軸方向にスライド自在に取り付けているため、大サイズの押出型材Wを搬送する場合には図7に示すように、支持ローラ42a,42bを外側の斜め上方に向けてスライドさせて、押出型材Wの下側2辺Wa,Wbの中間部に対応する位置に固定する。これにより、大サイズの押出型材Wであっても、一対の支持ローラ42a,42bが押出型材Wの下側2辺Wa,Wbの中間部に接触し、押出型材Wを安定状態に支持できて、スムーズに搬送することができる。
以上のように本第2実施形態の押出型材搬送装置によれば、支持ローラ42a,42bのローラ軸43a,43bに対する位置を調整することによって、断面サイズの異なる複数種の押出型材Wを、支持ローラ42a,42bにより押出型材Wを安定状態にそれぞれ支持できて、スムーズに搬送することができる。
また本第2実施形態においては、両支持ローラ42a,42bのローラ軸43a,43bの下端からのスライド位置をほぼ同じに調整しているが、押出型材Wの形状によって、例えば左右非対称形状の押出型材Wのような場合には、両支持ローラ42a,42bのスライド位置を異ならせるようにしても良い。例えば一方側支持ローラ42aをローラ軸43aの下端から少量だけスライドさせた位置に固定し、他方側支持ローラ42bをローラ軸43bの下端から大きくスライドさせた位置に固定するようにしても良い。
さらに本第2実施形態においても、上記図3および図5に示す第1実施形態と同様に、一方側支持ローラ42aの一方側開き角度θaと、他方側支持ローラ42bの他方側開き角度θbとを異ならせるようにしても良い。また言うまでもなく、一方側開き角度θaと他方側開き角度θbとを異ならせた上で、一方側支持ローラ42aのスライド位置と他方側支持ローラ42bのスライド位置とを異ならせるようにしても良い。
なお上記実施形態においては、押出型材をプラー装置によって牽引しないプラーレス式の押出型材搬送装置を例に挙げて説明しているが、それだけに限られず、本発明においてはプラー式の押出型材搬送装置にも適用することができる。つまり押出機から押し出された押出型材の先端部をクランプによって把持して、そのクランプを介して押出型材を押出方向に牽引するようにしたプラー装置を備えた、プラー式の押出型材搬送装置にも適用することができる。
この発明の押出型材搬送装置は、押出型材を成形する押出機と共に押出設備として好適に用いることができる。
1:押出機
2:押出型材搬送装置
31:V受けローラ支持機
42a,42b:一対の支持ローラ
W:押出型材
X:押出ライン
Y:垂直軸線
θ:開き角度
θa:一方側開き角度
θb:他方側開き角度

Claims (7)

  1. 押出機から押し出される押出型材を押出ラインに沿って搬送するための押出型材搬送装置であって、
    押出ラインに沿って間隔をおいて設けられた複数のV受けローラ支持機を備え、
    V受けローラ支持機は、下端部が互いに近接し、かつ上端部が互いに離間して、V字状に配置可能な一対の支持ローラを備え、
    一対の支持ローラの下端部が任意の回転位置で固定可能にそれぞれ取り付けられることにより、一対の支持ローラ間の開き角度が変更可能に構成されていることを特徴とする押出型材搬送装置。
  2. 一対の支持ローラ間の開き角度が10°〜180°の範囲で調整可能に構成されている請求項1に記載の押出型材搬送装置。
  3. 一対の支持ローラのうち一方側の支持ローラにおける垂直軸線に対する角度を一方側開き角度とし、他方側の支持ローラにおける垂直軸線に対する角度を他方側開き角度としたとき、一方側開き角度に対し他方側開き角度を異ならせた状態で、一対の支持ローラが固定可能に構成されている請求項1または2に記載の押出型材搬送装置。
  4. 一対の支持ローラは、軸心方向に沿ってスライド自在にかつ任意のスライド位置で固定可能に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の押出型材搬送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の押出型材搬送装置であって、
    押出型材をその先端部を把持して押出方向に牽引するプラー装置を具備しないプラーレス式の押出型材搬送装置。
  6. 押出型材を押出加工する押出機と、その押出機から押し出された押出型材を搬送する押出型材搬送装置とを備え、
    前記押出型材搬送装置が、請求項1〜5のいずれか1項に記載の押出型材搬送装置によって構成されていることを特徴とする押出設備。
  7. 押出機から押し出される押出型材を押出ラインに沿って間隔をおいて設けられた複数のV受けローラ支持機を備え、V受けローラ支持機は、下端部が互いに近接し、かつ上端部が互いに離間して、V字状に配置可能な一対の支持ローラを備えた押出型材搬送装置によって押出型材を押出ラインに沿って搬送するようにした押出型材の搬送方法であって、
    一対の支持ローラの下端部を任意の回転位置で固定可能にそれぞれ取り付けておいて、一対の支持ローラ間の開き角度を、押出型材の断面形状に合わせて変更するようにしたことを特徴とする押出型材の搬送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN118455288A (zh) * 2024-07-12 2024-08-09 安徽盛赛再制造科技有限公司 一种金属线材的移动输出设备

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