JP2016134899A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016134899A
JP2016134899A JP2015010568A JP2015010568A JP2016134899A JP 2016134899 A JP2016134899 A JP 2016134899A JP 2015010568 A JP2015010568 A JP 2015010568A JP 2015010568 A JP2015010568 A JP 2015010568A JP 2016134899 A JP2016134899 A JP 2016134899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
unit
signal
imaging signal
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015010568A
Other languages
English (en)
Inventor
武則 酒井
Takenori Sakai
武則 酒井
正洋 村上
Masahiro Murakami
正洋 村上
宮原 弘之
Hiroyuki Miyahara
弘之 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015010568A priority Critical patent/JP2016134899A/ja
Publication of JP2016134899A publication Critical patent/JP2016134899A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】AF制御の高速化を図ることができる撮像装置を、提供する。【解決手段】撮像装置100は、撮像部140と、制御部130と、レンズ駆動部120とを、備える。撮像部140は、被写体からの光を周期的に蓄積することによって撮像信号を生成し出力する。制御部130は、撮像処理部135と、合成処理部134と、合焦処理部139とを、有する。撮像処理部135は、撮像部140の蓄積時間を複数の蓄積時間で周期的に制御する。合成処理部134は、複数の蓄積時間で蓄積することによって生成された複数の撮像信号を合成して記録部190,160bに、記録する。合焦処理部139は、撮像部140が撮像信号を出力したときに最新の撮像信号を用いて合焦処理を実行する。レンズ駆動部120は、合焦処理による情報に基づいて、光学系110を駆動する。【選択図】図2

Description

本技術は、撮像装置に関する。
従来の撮像装置には、同一の被写体を異なる露光量で撮像した複数の撮像信号を合成できるものがある(特許文献1)。この合成によって、明暗差が拡大された合成信号(合成画像)が、生成される。
特開平11−164195号公報
従来の撮像装置の技術では、AF制御に必要な情報、例えばコントラスト情報等を、合成画像に基づいて生成すると、合成画像を生成するまで間は、AF制御を待機させる必要がある。すなわち、AF制御が遅延するおそれがある。
本技術は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本技術の目的は、AF制御の高速化を図ることができる撮像装置を、提供することにある。
ここに開示された撮像装置は、撮像部と、制御部と、駆動部とを、備える。撮像部は、被写体からの光を周期的に蓄積することによって撮像信号を生成し出力する。制御部は、撮像処理部と、合成処理部と、合焦処理部とを、有する。撮像処理部は、撮像部の蓄積時間を複数の蓄積時間で周期的に制御する。合成処理部は、複数の蓄積時間で蓄積することによって生成された複数の撮像信号を合成して記録部に記録する。合焦処理部は、撮像部が撮像信号を出力したときに最新の撮像信号を用いて合焦処理を実行する。駆動部は、合焦処理による情報に基づいて、合焦用のレンズを駆動する。
本技術では、AF制御の高速化を図ることができる撮像装置を、提供できる。
本実施形態に係る撮像装置のブロック図。 本実施形態に係る撮像装置における撮像部の動作を示す概念図。 本実施形態に係る撮像装置におけるAF処理を示すフローチャート。 本実施形態に係る撮像装置におけるAF処理を示すフローチャート。 本実施形態に係る撮像装置におけるAF処理を示すフローチャート。
<撮像装置の構成>
図1は、本技術の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。本実施形態における撮像装置100は、動画撮影が可能なデジタルカメラ及びビデオカメラを含む撮像装置100である。以下では、撮像装置100がデジタルカメラである場合を一例として、説明を行う。
撮像装置100は、主に、光学系110と、露光部170と、撮像部140と、信号処理部150と、制御部130と、レンズ駆動部120(駆動部の一例)と、記録部160とを、備えている。なお、以下で用いる信号という文言は、画像、画像データ、映像、及び映像データを含む概念である。また、以下で用いる情報という文言は、情報データを含む概念である。
<光学系>
光学系110は、被写体像を形成する。光学系110は、主に、フォーカスレンズ111(合焦用のレンズ)、ズームレンズ112を、有する。
フォーカスレンズ111は、被写体のフォーカス状態を調節するレンズである。ズームレンズ112は、被写体の画角を調節するレンズである。フォーカスレンズ111及びズームレンズ112は、レンズ駆動部120によって、制御部130から発行される制御信号に基づいて、駆動される。
なお、ここでは、代表的なレンズを説明したが、光学系110は、撮像に必要な他のレンズを有していてもよい。例えば、光学系110は、光学式手ぶれ補正レンズを、含んでいてもよい。また、光学系110に含まれるレンズは、何枚のレンズから構成されるものであってもよいし、何群のレンズから構成されるものであってもよい。
<露光部>
露光部170は、絞り113と、シャッタ114とを、有する。絞り113は、撮像部140(CMOSイメージセンサ141)に入射する光量を調節する。シャッタ114は、撮像部140に入射する光の露出時間を調節する。絞り113及びシャッタ114によって、撮像部140の露出量が、決定される。絞り113と、シャッタ114とは、図示しない駆動部によって、制御部130から発行される制御信号に基づいて、駆動される。
<撮像部>
撮像部140は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ141を、有している。CMOSイメージセンサ141は、光学系110により形成された被写体像を撮像する撮像素子である。例えば、CMOSイメージセンサ141は、被写体からの光を周期的に蓄積することによって、撮像信号を生成し出力する。
<信号処理部>
信号処理部150は、AFE151(Analog Front End)を有している。AFE151は、CMOSイメージセンサ141により生成された撮像信号に対して、各種処理を施す。具体的には、AFE151は、相関二重サンプリングによる雑音抑圧、アナログゲイン制御部によるA/Dコンバータの入力レンジ幅への増幅、A/DコンバータによるA/D変換等の処理を施す。
<制御部>
制御部130は、撮像装置100全体の動作を統括制御する。例えば、制御部130は、光学系110(レンズ駆動部120)、露光部170、撮像部140、信号処理部150、及び記録部160等を、制御する。
制御部130は、被写体の状態、例えば撮像信号から取得したコントラスト情報に基づいて、光学系110(レンズ駆動部120)に対するAF制御(Auto Focus 制御)を、指示する。また、制御部130は、被写体の輝度に応じて、露光部170に対するAE(Automatic Exposure 制御;自動露出制御)を、指示する。
なお、コントラストは、撮像信号から取得したコントラスト信号に基づいて、生成されるデータである。ここでは、コントラスト情報に基づいて撮像信号のコントラストが検出され、このコントラストに基づいてAF制御が実行される。すなわち、本実施形態のAF制御は、コントラスト検出式のAF制御である。
これにより、制御部130は、撮像信号及び/又は合成信号(合成画像)を生成し、これら信号に対応するデータを、静止画データ又は動画データとして、記録部160例えばメモリカード190及び内部メモリ160b(以下、メモリ190等)に記録可能である。なお、内部メモリ160bは、記録部160に含まれる第2記録部(後述する)である。メモリカード190は、記録部160に含まれる第3記録部(後述する)に、装着される。
より具体的には、制御部130は、ROM及びCPU等から、構成される。ROMには、撮像装置100全体の動作を統括制御するための各種プログラムが、格納されている。各種プログラムには、信号制御(合成制御を含む)、レンズ駆動制御、AF制御、及びAE制御等に関するプログラムの他、撮像装置100全体の動作を統括制御するプログラムが、含まれている。CPUは、ROMに格納されているプログラムを実行することによって、上述した各種制御を実行する。
なお、制御部130は、プログラムを実行するマイクロコンピュータから構成されていてもよいし、ハードワイヤードな電子回路であってもよい。
また、制御部130は、例えば、命令処理部131と、画像処理部133と、撮像処理部135と、情報判断部137(判断部の一例)と、合焦処理部139とを、有している。
命令処理部131は、撮像装置100を動作させるために、各種の命令を処理する。例えば、命令処理部131は、レンズ駆動部120、露光部170、撮像部140、及び信号処理部150等に対する命令を処理し、処理後の命令を各部に対して指示する。これにより、上述したように、AF制御及び/又はAE制御が実行され、静止画用の撮像信号、及び/又は動画用の合成信号(合成画像)が、生成される。これら撮像信号及び/又は合成信号(合成画像)の生成は、主に、画像処理部133において行われる。
また、命令処理部131は、トーン情報(後述するコントラスト情報及び輝度情報)の出力を促す命令を、撮像部140に対して指示する。すると、トーン情報(コントラスト情報及び輝度情報)が、メモリ190等に一時的に記録される。
画像処理部133は、信号処理部150から出力された撮像信号に対して、各種の処理を施す。例えば、画像処理部133は、被写体に応じて設定された露出設定を用いて撮像された撮像信号に対して、各種の処理を施す。例えば、各種処理には、スミア補正、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、縮小処理、拡大処理等の処理等が、含まれる。
画像処理部133は、合成処理部134を含んでいる。合成処理部134は、複数の蓄積時間で蓄積することによって生成された複数の撮像信号を合成して、記録部160に記録する。
例えば、動画撮影時には、合成処理部134は、異なる露出設定で撮像された複数の撮像信号を合成する処理を、実行する。例えば、合成処理部134は、第1撮像信号及び第2撮像信号を合成し、合成後の撮像信号を記録部160に記録する。この合成処理によって、明暗差が拡大された合成信号(合成画像)が生成される。ここで生成された合成信号が、記録部160に記録される。
このように、画像処理部133で処理された静止画用の撮像信号、及び/又は動画用の合成信号は、上述したように、静止画データ又は動画データとして、メモリ190等に記録可能である。
撮像処理部135は、撮像部140例えばCMOSイメージセンサ141を、制御する。撮像処理部135は、CMOSイメージセンサ141の蓄積時間を、複数の蓄積時間で周期的に制御する。複数の蓄積時間は、例えば、第1蓄積時間及び第2蓄積時間である。具体的には、図2に示すように、撮像処理部135は、露光部170を制御することによって、CMOSイメージセンサ141の蓄積時間を、第1蓄積時間及び第2蓄積時間で周期的に制御する。第1蓄積時間では、撮像処理部135は第1撮像信号を生成する。第2蓄積時間では、撮像処理部135は第2撮像信号を生成する。
図2に示す例では、1番目と3番目のフレームでは撮像部140は各フレーム全体にわたって光を蓄積しており、2番目と4番目のフレームでは撮像部140は各フレームの途中から光の蓄積を開始して蓄積時間を短くしている。ここで、フレームの途中から光の蓄積を開始する方法として、フレームの始まりから光の蓄積開始までの期間(非蓄積期間)において撮像部140に入射する光を遮断するのではなく、非蓄積期間において蓄積された光による撮像信号を、光の蓄積開始時(フレームの途中)にリセットするという電子シャッタを用いてもよい。
本実施形態では、第1蓄積時間が第2蓄積時間より長い場合を一例として、説明を行う。このため、以下では、第1撮像信号は、露出量が大きい画像信号となり、第2撮像信号は、第1撮像信号より露出量が小さい画像信号となる。
なお、上記のCMOSイメージセンサ141の蓄積時間とは、CMOSイメージセンサ141に電荷を蓄積する時間を示す文言である。
合焦処理部139は、撮像部140が撮像信号を出力したときに最新の撮像信号を用いてAF処理(合焦処理の一例)を実行する。AF処理は、AF制御において実行される処理である。AF処理の詳細については、後述する図3A〜図3Cのフローチャートを用いて説明する。
合焦処理部139は、情報判断部137を含んでいる。情報判断部137は、トーン情報に関する各種の判断を行う。例えば、情報判断部137は、トーン情報に基づいて、被写体状態を判断する。より具体的には、情報判断部137は、第1撮像信号の第1トーン情報(第1情報の一例)、及び第2撮像信号の第2トーン情報(第2情報の一例)に基づいて、被写体状態例えば被写体の明暗を、判断する。
ここで、第1トーン情報及び第2トーン情報は、コントラスト情報及び輝度情報を、含む。例えば、第1トーン情報は、第1コントラスト情報及び第1輝度情報を、含む。第2トーン情報は、第2コントラスト情報及び第2輝度情報を、含む。なお、第1トーン情報及び第2トーン情報は、メモリ190等に一時的に記録されている。
詳細には、情報判断部137は、トーン情報の信頼性に応じて、被写体状態を判断する。例えば、情報判断部137は、トーン情報の信頼度データを算出し、この信頼度データに基づいて被写体状態を判断する。例えば、情報判断部137は、第1信頼度データ及び第2信頼度データを算出し、これら第1信頼度データ及び第2信頼度データに基づいて、被写体状態を判断する。なお、信頼度データは、コントラスト情報及び輝度情報を用いて生成され、トーン情報がAF制御に適した情報であるか否かを判断する指標として用いられる。
ここで、情報判断部137は、被写体状態が実質的に同じである場合に、第1トーン情報から第2トーン情報に、選択中のトーン情報を変更する。また、情報判断部137は、被写体状態が実質的に同じである場合に、第2トーン情報から第1トーン情報に、選択中のトーン情報を変更する。例えば、被写体状態は、信頼度データに基づいて判断される。第1撮像信号の第1信頼度データ及び第2撮像信号の第2信頼度データが所定条件で所定期間一定である場合に、トーン情報が変更される。
<レンズ駆動部>
レンズ駆動部120は、光学系110を駆動するためのものである。レンズ駆動部120は、例えば、DCモータ又はステッピングモータ等の駆動ユニットから、構成される。
レンズ駆動部120は、制御部130からの命令に基づいて、駆動する。例えば、レンズ駆動部120が、AF制御のためのAF制御信号(合焦処理による情報の一例)を制御部130から受け取ると、このAF制御信号に基づいてレンズ駆動部120が光学系110を駆動する。
レンズ駆動部120は、第1蓄積時間が経過した後に、第1蓄積時間で生成された第1撮像信号を用いて、光学系110例えばフォーカスレンズ111を、駆動する。また、第2蓄積時間が経過した後には、第2蓄積時間で生成された第2撮像信号を用いて、光学系110を、駆動する。
より具体的には、レンズ駆動部120は、制御部130(情報判断部137)で判断された被写体状態に応じて、合焦用のレンズを駆動する。例えば、レンズ駆動部120は、被写体状態例えば被写体の明暗に応じて、第1トーン情報及び第2トーン情報のいずれか一方を選択する。そして、ここで選択されたトーン情報に基づいて、合焦用のレンズを駆動する。言い換えると、レンズ駆動部120は、被写体の明暗に応じて、時間軸上において互いに隣接する第1トーン情報及び第2トーン情報のいずれか一方を選択することによって、合焦用のレンズを駆動する。
<記録部>
記録部160は、第1記録部160aと、第2記録部160bと、第3記録部160cとを、有している。
第1記録部160aは、揮発性の記憶媒体である。例えば、第1記録部160aは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のようなバッファメモリである。第1記録部160aは、制御部130例えば画像処理部133のワークメモリとして、機能する。
第2記録部160bは、不揮発性の記録媒体である。第2記録部160bは、撮像装置100の内部メモリ、例えばフラッシュメモリである。
第3記録部160cは、例えば、メモリカード190を着脱可能なカードスロットである。第3記録部160cは、メモリカード190と電気的及び機械的に接続可能である。メモリカード190は、撮像装置100の外部メモリである。例えば、メモリカード190は、不揮発性の記録媒体である。
<その他の構成>
また、撮像装置100は、表示部210と、操作部220とを、さらに備えている。
表示部210は、例えば、液晶モニタや有機ELモニタ等である。表示部210は、スルー画像及び記録画像等の画像を、表示する。スルー画像及び記録画像は、制御部130(画像処理部133)により、生成される。記録画像は、メモリ190等の静止画データ又は動画データを、デコードすることにより得られる画像である。
操作部220は、ユーザから操作を受け付ける操作インターフェースである。操作部220は、撮像装置100の外部に配置される操作釦や操作ダイヤル等の総称である。操作部220は、ユーザによる操作を受け付けると、操作内容に対応する信号を、制御部130に送信する。
<動画撮影時のAF処理>
図2は、撮像装置100において動画撮影が実行される場合のタイミングチャートである。この動画撮影では、合成信号(合成画像)が生成され、この合成信号がメモリ190等に記録される。
ここでは、図2を参照して、合成信号の生成時の基本動作を説明する。
動画撮影は、所定の時間間隔、例えば1/60s(1フレーム)ごとの垂直同期信号によって、実行される。このときに、撮像処理部135は、露光部170を制御することによって、撮像部140(CMOSイメージセンサ141)の蓄積時間が、第1蓄積時間及び第2蓄積時間で周期的に変化する。これにより、撮像部140が、第1蓄積時間に対応する第1撮像信号、及び第2蓄積時間に対応する第2撮像信号を、時間軸に沿って、周期的に生成する。そして、制御部130の画像処理部133(合成処理部134)が、撮像部140から出力された第1撮像信号及び第2撮像信号に基づいて、合成信号を生成し、この合成信号を合成画像データとしてメモリ190等に記録する。
このようして合成信号を生成している際には、1フレームごとに、第1撮像信号及び第2撮像信号に対して、AF処理が実行されている。
まず、露光部170が作動し、撮像部140の光量及び露出時間が調節される。これにより、撮像部140の露出量が決定される。すると、この露出量に基づいて、上記の第1蓄積時間及び第2蓄積時間が、決定される。すると、第1蓄積時間又は第2蓄積時間に基づいて、撮像部140が、第1撮像信号又は第2撮像信号を生成する。この処理は、1フレームごとに実行され、第1撮像信号及び第2撮像信号を用いて、AF処理が実行される。
以下では、図3A〜図3Cのフローチャートを参照して、このAF処理を詳細に説明する。
まず、動画撮影が開始された時(初動作時)のAF処理について説明する。
1フレーム目の第1撮像信号(1)が生成されると、第1撮像信号(1)の第1トーン情報(1)が、検出される(S1)。すると、この第1トーン情報(1)に基づいて、第1信頼度データ(1)が算出される(S2)。次に、2フレーム目の第2撮像信号(2)が生成されると、第2撮像信号(2)の第2トーン情報(2)が、検出される(S3)。すると、この第2トーン情報(2)に基づいて、第2信頼度データ(2)が算出される(S4)。
なお、第1トーン情報(1)は、第1撮像信号(1)の第1コントラスト情報及び第1輝度情報を、含んでいる。第2トーン情報(2)は、第2撮像信号(2)の第2コントラスト情報及び第2輝度情報を、含んでいる。
続いて、これら第1信頼度データ(1)及び第2信頼度データ(2)に基づいて、被写体状態が判断される。具体的には、第1信頼度データ(1)及び第2信頼度データ(2)に基づいて、第1撮像信号(1)の信頼度が第2撮像信号(2)の信頼度より大きいか否かが、情報判断部137によって判断される(S5)。
ここで、第1撮像信号(1)の信頼度が第2撮像信号(2)の信頼度より大きい場合(S5でYes)、第1撮像信号(1)の第1コントラスト情報が、AF制御用のコントラスト情報として、設定される(S6)。一方で、第1撮像信号(1)の信頼度が第2撮像信号(2)の信頼度以下である場合(S5でNo)、第2撮像信号(2)の第2コントラスト情報が、AF制御用のコントラスト情報として、設定される。
このように、初動時には、第1撮像信号(1)の第1コントラスト情報、又は第2撮像信号(2)の第2コントラスト情報が、AF制御用のコントラスト情報として、設定される。そして、このAF制御用のコントラスト情報を用いて、AF制御が開始される。すなわち、コントラストを検出する上で信頼性の高い撮像信号(AF制御用の撮像信号)を用いて、AF制御が実行される(S8)。
以下では、3フレーム目以下におけるAF処理について説明する。なお、以下で用いる「m」及び「n」は、フレーム数に対応している。「m」は3以上の奇数であり、「n」は4以上の偶数である。また、「m」及び「n」は、「|m−n|=1」の関係を、有している。
初動時のAF処理が終了した後において、mフレーム目の第1撮像信号(m)及びnフレーム目の第2撮像信号(n)が、周期的に生成される。
ここで、最新の撮像信号が第1撮像信号(m)であるか否かが、判断される(S9)。そして、最新の撮像信号が第1撮像信号(m)である場合(S9でYes)、第1撮像信号(m)の第1トーン情報(m)に基づいて、第1信頼度データ(m)が算出される(S10)。続いて、AF制御において用いられているAF制御用の撮像信号が、第1撮像信号(m−2)であるか否かが、判断される(S11)。そして、AF制御用の撮像信号と最新の第1撮像信号(m)とが、同じ撮像信号である場合(S11でYes)、後述するステップ14(S14)の処理が実行される。
一方で、最新の撮像信号が第2撮像信号(n)である場合(S9でNo)、第2撮像信号(n)の第2トーン情報(n)に基づいて、第2信頼度データ(n)が算出される(S12)。続いて、AF制御において用いられているAF制御用の撮像信号が、第2撮像信号(n−2)であるか否かが、判断される(S13)。そして、AF制御用の撮像信号と最新の第2撮像信号(n)とが、同じ撮像信号である場合(S13でYes)、後述するステップ14(S14)の処理が実行される。
続いて、第1信頼度データ(m)(又は第2信頼度データ(n))が、データの信頼性を判断するための閾値以上であるか否かが、判断される(S14)。ここで、第1信頼度データ(m)(又は第2信頼度データ(n))が閾値以上である場合(S14でYes)、すなわち第1撮像信号(m)の信頼性(又は第2信頼度データ(n)の信頼性)が高い場合、第1撮像信号(m)の第1コントラスト情報(第2撮像信号(n)の第2コントラスト情報)が、AF制御用のコントラスト情報として、設定される(S15)。そして、このAF制御用のコントラスト情報を用いて、AF制御が実行される(S8)。
一方で、第1信頼度データ(m)(又は第2信頼度データ(n))が閾値未満である場合、すなわち第1撮像信号(m)の信頼度(又は第2撮像信号(n)の信頼度)が低い場合(S14でNo)、次に説明するステップ16(S16)の処理が、実行される。
また、ステップ11(S11)及びステップ13(S13)の判断において、最新の撮像信号(最新の第1撮像信号(m)又は最新の第2撮像信号(n))が、AF制御用の撮像信号と異なる場合(S11でNo、又はS13でNo)、次に説明するステップ16(S16)の処理が、実行される。
続いて、第1撮像信号(m)の信頼度データが、第2撮像信号(m−1)の信頼度データと比較される。例えば、第1撮像信号(m)の信頼度データが、第2撮像信号(m−1)の信頼度データより大きいか否かが、判断される(S16)。
ここで、第1撮像信号(m)の信頼度データが、第2撮像信号(m−1)の信頼度データより大きい場合(S16でYes)、この関係が所定の期間連続しているか否かが判断される(S17)。そして、この関係が所定の期間連続している場合(S17でYes)、第1撮像信号(m)の第1コントラスト情報が、AF制御用のコントラスト情報として、設定される(S18)。すると、このAF制御用のコントラスト情報を用いて、AF制御が実行される(S8)。
一方で、第1撮像信号(m)の信頼度データが、第2撮像信号(m−1)の信頼度データ以下である場合(S16でNo)、この関係が所定の期間連続しているか否かが判断される(S19)。そして、この関係が所定の期間連続している場合(S19でYes)、第2撮像信号(m−1)の第2コントラスト情報が、AF制御用のコントラスト情報として、設定される(S20)。すると、このAF制御用のコントラスト情報を用いて、AF制御が実行される。
なお、ステップ17(S17)及びステップ19(S19)の判断において、所定の関係が所定の期間連続していない場合は、ステップ15(S15)の処理が実行される。
上記のAF処理は、図2に示すように、露光部170を制御することによって1フレームごとに生成された撮像信号(第1撮像信号又は第2撮像信号)に対して、実行される。一方で、複数フレームから合成される合成信号を用いてAF処理を行う場合は、合成信号を生成する必要があるので複数フレーム分の遅延が発生する。このため、上述した1フレームごとのAF処理は、合成信号を用いたAF処理より、高速に合焦することができる。
また、上記のAF処理は、図3A〜図3Cに示すように、第1撮像信号及び第2撮像信号をリアルタイムで比較することによって、被写体状態が判断される。これにより、被写体状態を好適に合焦可能な撮像信号を判断した上で、AF制御を実行できる。すなわち、第1撮像信号及び第2撮像信号のいずれか一方だけを用いて被写体状態を判断し、合焦処理をする場合と比較して、より適切に合焦することができる。
[他の実施形態]
本技術は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本技術の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
(a)前記実施形態では、画像処理部133が制御部130に含まれる場合の例を指名したが、画像処理部133は、制御部130とは独立した構成としてもよい。
(b)前記実施形態では、本技術の特徴を説明するために必要な構成を説明した。しかし、ここに示されてはいないものの撮像装置100を動作させるために必要な他の構成については、従来技術と同様に構成されている。すなわち、ここで説明が省略された他の構成は、従来技術に準ずる。
100 撮像装置
110 光学系
120 レンズ駆動部
130 制御部
134 合成処理部
135 撮像処理部
139 合焦処理部
140 撮像部
160b 第2記録部(内部メモリ)
190 メモリカード

Claims (3)

  1. 被写体からの光を周期的に蓄積することによって撮像信号を生成し出力する撮像部と、
    前記撮像部の蓄積時間を複数の蓄積時間で周期的に制御する撮像処理部と、複数の蓄積時間で蓄積することによって生成された複数の撮像信号を合成して記録部に記録する合成処理部と、前記撮像部が前記撮像信号を出力したときに最新の前記撮像信号を用いて合焦処理を実行する合焦処理部とを、有する制御部と、
    前記合焦処理による情報に基づいて、合焦用のレンズを駆動する駆動部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記複数の蓄積時間は、第1蓄積時間と、第2蓄積時間とを、有し、
    前記駆動部は、前記第1蓄積時間が経過した後に、前記第1蓄積時間で生成された第1撮像信号を用いて合焦用のレンズを駆動し、前記第2蓄積時間が経過した後に、前記第2蓄積時間で生成された第2撮像信号を用いて合焦用のレンズを駆動する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1蓄積時間及び前記第2蓄積時間のいずれか一方と、前記第1蓄積時間及び前記第2蓄積時間のいずれか他方とは、互いに異なる時間である、
    請求項1又は2に記載の撮像装置。
JP2015010568A 2015-01-22 2015-01-22 撮像装置 Pending JP2016134899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015010568A JP2016134899A (ja) 2015-01-22 2015-01-22 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015010568A JP2016134899A (ja) 2015-01-22 2015-01-22 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016134899A true JP2016134899A (ja) 2016-07-25

Family

ID=56464708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015010568A Pending JP2016134899A (ja) 2015-01-22 2015-01-22 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016134899A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5715436B2 (ja) 撮像装置、及びその制御方法
TWI360349B (en) Digital imaging apparatus with camera shake compen
JP2006222935A (ja) 電子スチルカメラ及び撮像方法及びプログラム及び記憶媒体
KR20090071471A (ko) 촬상 장치 및 그 셔터 구동 모드 선택 방법
JP2007225763A (ja) 撮像装置および撮像方法、並びにプログラム
US8514323B2 (en) Imaging apparatus and imaging method
JP2010160311A (ja) 撮像装置
US20150358552A1 (en) Image combining apparatus, image combining system, and image combining method
JP4614143B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2005202064A (ja) 撮像装置、その合焦方法および記録媒体
US10009547B2 (en) Image pickup apparatus that compensates for flash band, control method therefor, and storage medium
KR20090091597A (ko) 카메라의 백라이트 보정 장치 및 방법
JP6261397B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2013098792A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP5106283B2 (ja) ビデオカメラ
JP5618765B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2013088446A (ja) 撮像装置
US11153516B2 (en) Image capture apparatus and control method therefor
JP2019080261A (ja) 撮像装置
JP2004187087A (ja) 撮像装置
JPWO2006022305A1 (ja) 撮像装置
JP4379494B2 (ja) 電子カメラ
JP2016134899A (ja) 撮像装置
US10187559B2 (en) Flash band determination device for detecting flash band, method of controlling the same, storage medium, and image pickup apparatus
JP2016133787A (ja) 撮像装置