JP2016133856A - 情報処理装置、画像処理装置、電子メールサービス利用方法、電子メールサービス利用プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置、電子メールサービス利用方法、電子メールサービス利用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子メールサーバーと通信可能な装置を通じて電子メールサービスを利用する場合に、認証処理用の情報の入力作業を簡易化できること。【解決手段】情報処理部8は、端末認証情報と複数のサーバー認証情報およびそれらの宛先情報とを対応づけて記憶可能な記憶部82の情報を参照し、端末認証処理が成功した場合に、対応するサーバー認証情報を宛先情報の宛先へ送信してサーバー認証処理を要求する。そのサーバー認証処理が成功した場合に、情報処理部8は電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子メールサーバーと通信可能な情報処理装置、画像処理装置、電子メールサービス利用方法および電子メールサービス利用プログラムに関する。
一般に、電子メールサーバー(電子メールサービス提供装置)が、インターネットなどのネットワークを通じて情報処理装置(端末装置)に対して電子メールサービスを提供することが知られている。前記電子メールサービスは、電子メール受信サービスと電子メール送信サービスとを含む。
また、前記電子メールサーバーは、前記ネットワークを通じて受信した認証用入力情報と予め記憶部に記憶された認証情報とを照合して認証成否を判定する認証処理を実行する。前記認証用入力情報は、いわゆるユーザーアカウント情報を含む。前記電子メールサーバーは、前記認証処理が成功した場合にのみ、前記認証用入力情報の送信元に対して前記電子メールサービスを提供する。
また、プリンターが、電子メールを受信し、受信した電子メールの添付ファイルに対応する画像を形成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−137505号公報
ところで、前記情報処理装置が、それ自体の使用を可能にするための前記認証処理を実行する機能を有する場合がある。例えば、前記情報処理装置が、画像形成装置または画像読取装置などの画像処理装置である場合、その画像処理装置が、画像処理を可能にするための前記認証処理を実行する機能を有する場合がある。
前記情報処理装置において、前記情報処理装置の前記認証処理用の情報と前記電子メールサーバーの前記認証処理用の情報とを個別に入力する作業は繁雑である。
また、前記情報処理装置において、1人のユーザーが前記電子メールサービスにおける複数の前記ユーザーアカウントを利用した電子メールの受信または送信を実行したいというニーズがある。この場合、前記情報処理装置の前記認証処理用の情報と、前記電子メールサーバーの複数の前記認証処理用の情報各々とを個別に入力する作業はさらに繁雑である。
本発明の目的は、電子メールサーバーと通信可能な装置を通じて電子メールサービスを利用する場合に、認証処理用の情報の入力作業を簡易化できる情報処理装置、画像処理装置、電子メールサービス利用方法および電子メールサービス利用プログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る情報処理装置は、電子メールサーバーと通信可能であり、対応認証情報記憶部と、第2認証用情報入力部と、第2認証処理部と、第1認証要求部と、電子メールサービス利用部とを備える。前記電子メールサーバー各々は、ネットワークを通じて受信した第1認証用入力情報と予め記憶部に記憶された第1認証情報とを照合して認証成否を判定する第1認証処理を実行する。さらに、前記電子メールサーバー各々は、前記第1認証処理が成功した場合に、前記第1認証用入力情報の送信元に対して前記ネットワークを通じて電子メールサービスを提供する。前記対応認証情報記憶部は、第2認証情報と複数の前記第1認証情報と前記第1認証情報に対応する前記電子メールサーバーの前記ネットワーク上の宛先情報とを対応づけて記憶可能な記憶部である。前記第2認証用情報入力部は、第2認証用入力情報を入力する。前記第2認証処理部は、前記第2認証用入力情報と前記対応認証情報記憶部の前記第2認証情報とを照合して認証成否を判定する第2認証処理を実行する。前記第1認証要求部は、前記第2認証処理が成功した場合に、成功した前記第2認証処理で用いられた前記第2認証情報に対応する前記対応認証情報記憶部の前記第1認証情報をこれに対応する前記宛先情報の宛先へ送信することにより、前記電子メールサーバーに前記第1認証処理を要求する。前記電子メールサービス利用部は、前記第1認証要求部が要求した前記第1認証処理が成功した場合に電子メールサービス利用処理を実行する。前記電子メールサービス利用処理は、成功した前記第1認証処理の要求先である前記電子メールサーバーの前記電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する処理を含む。
本発明の他の局面に係る画像処理装置は、前記電子メールサーバーと通信可能であり、前記対応認証情報記憶部と、前記第2認証用情報入力部と、前記第2認証処理部と、前記第1認証要求部と、前記電子メールサービス利用部と、画像形成部および画像読取部のうち少なくとも一方とを備える。前記画像形成部は、前記電子メールサービスを通じて受信した前記電子メールデータに基づく画像を形成する。前記画像読取部は、原稿の画像を読み取ることにより前記電子メールサービスを通じて送信される前記電子メールデータの添付ファイルの元になる画像データを生成する。
本発明の他の局面に係る電子メールサービス利用方法は、ネットワークを通じて受信した第1認証用入力情報と予め記憶部に記憶された第1認証情報とを照合して認証成否を判定する第1認証処理を実行し、前記第1認証処理が成功した場合に、前記第1認証用入力情報の送信元に対して前記ネットワークを通じて電子メールサービスを提供する電子メールサーバーと通信可能な情報処理装置が実行する方法である。本方法は、第2認証用情報入力工程と、第2認証処理工程と、記憶部参照工程と、第1認証要求工程と、電子メールサービス利用工程とを含む。前記第2認証用情報入力工程は、第2認証用入力情報を入力する工程である。前記記憶部参照工程は、第2認証情報と複数の前記第1認証情報と前記第1認証情報に対応する前記電子メールサーバーの前記ネットワーク上の宛先情報とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部の情報を参照する工程である。前記第2認証処理工程は、前記第2認証用入力情報と前記対応認証情報記憶部の前記第2認証情報とを照合して認証成否を判定する第2認証処理を実行する工程である。前記第1認証要求工程は、前記第2認証処理が成功した場合に、成功した前記第2認証処理で用いられた前記第2認証情報に対応する前記認証情報記憶部の前記第1認証情報をこれに対応する前記宛先情報の宛先へ送信することにより、前記電子メールサーバーに前記第1認証処理を要求する工程である。前記電子メールサービス利用工程は、前記第1認証要求工程での前記第1認証処理が成功した場合に、成功した前記第1認証処理の要求先である前記電子メールサーバーの前記電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する処理を含む電子メールサービス利用処理を実行する工程である。
本発明の他の局面に係る電子メールサービス利用プログラムは、前記電子メールサーバーと通信可能な情報処理装置のプロセッサーに、前記第2認証用情報入力工程と、前記記憶部参照工程と、前記第2認証処理工程と、前記第1認証要求工程と、前記電子メールサービス利用工程とを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、電子メールサーバーと通信可能な装置を通じて電子メールサービスを利用する場合に、認証処理用の情報の入力作業を簡易化できる情報処理装置、画像処理装置、電子メールサービス利用方法および電子メールサービス利用プログラムを提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る画像処理装置を含む電子メールサービスシステムのブロック図である。 図2は、実施形態に係る画像処理装置の構成図である。 図3は、実施形態に係る画像処理装置における情報処理部のブロック図である。 図4は、実施形態に係る画像処理装置における操作表示部の外観図である。 図5は、実施形態に係る画像処理装置が実行する端末利用開始処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る画像処理装置が実行する端末アカウント登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る画像処理装置が実行する端末ログイン処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る画像処理装置が実行するジョブ選択・実行処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る画像処理装置が実行する電子メールサービス利用処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る画像処理装置が実行する電子メールサービスログイン処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る画像処理装置が実行する受信メールジョブ選択・実行処理の手順の一例を示すフローチャート図である。 図12は、実施形態に係る画像処理装置が実行する電子メール作成・送信処理の手順の一例を示すフローチャート図である。 図13は、実施形態に係る画像処理装置が出力するログイン画面の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る画像処理装置が出力する端末アカウント登録画面の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係る画像処理装置が出力するジョブ選択画面の一例を示す図である。 図16は、実施形態に係る画像処理装置が出力する電子メールサービス利用画面の一例を示す図である。 図17は、実施形態に係る画像処理装置が出力する受信メール基本画面の一例を示す図である。 図18は、実施形態に係る画像処理装置が出力する新規送信用の電子メール作成画面の初期状態の一例を示す図である。 図19は、実施形態に係る画像処理装置が出力する返信用の電子メール作成画面の初期状態の一例を示す図である。 図20は、実施形態に係る画像処理装置が出力する返信用の電子メール作成画面の編集中状態の一例を示す図である。 図21は、実施形態に係る画像処理装置が参照する端末アカウント情報のデータ構成図である。 図22は、実施形態に係る画像処理装置が参照するメールアカウント情報のデータ構成図である。 図23は、実施形態に係る画像処理装置が参照するサーバーマスター情報のデータ構成図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[第1実施形態]
まず、図1〜4を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置10の概略構成について説明する。前記画像処理装置10は、ネットワーク70を通じて複数の電子メールサーバー7と通信可能な情報処理装置の一例である。電子メールサーバー7は、電子メールサービス提供装置である。電子メールサーバー7各々は、ネットワーク70を通じて電子メールサービスを提供する計算機である。
電子メールサーバー7各々は、画像処理装置10などの情報処理装置からの要求に応じてサーバー認証処理を実行する。前記サーバー認証処理は、ネットワーク70を通じて画像処理装置10などの前記情報処理装置から受信したサーバー認証用入力情報(第1認証用入力情報)と予め記憶部に記憶されたサーバー認証情報(第1認証情報)とを照合して認証成否を判定する処理である。
前記サーバー認証情報は、電子メールの宛先または送信元の識別情報であるメールアドレスを含む。なお、前記サーバー認証処理、前記サーバー認証用入力情報および前記サーバー認証情報は、それぞれ第1認証処理、第1認証用入力情報および第1認証情報の一例である。
さらに、電子メールサーバー7各々は、前記サーバー認証処理が成功した場合に、前記サーバー認証用入力情報の送信元に対してネットワーク70を通じて前記電子メールサービスを提供する。前記電子メールサービスは、電子メール受信サービスおよび電子メール送信サービスを含む。
前記電子メール受信サービスは、自装置が管理する前記サーバー認証情報に対応する前記メールアドレスを宛先とする電子メールデータD0を他のEメールサーバー7から受信するとともに、その宛先に対応する前記情報処理装置へ送信するサービスである。以下、前記電子メール受信サービスおよび前記電子メール送信サービス各々のことを、受信サービスおよび送信サービスと略称する。
前記受信サービスにおいて、電子メールサーバー7は、他の電子メールサーバー7から受信した電子メールデータD0を記憶部に記憶させるとともに、受信した旨をその宛先に対応する前記情報処理装置へ通知する。さらに、電子メールサーバー7は、前記サーバー認証処理に成功した前記情報処理装置からの要求に応じて、前記記憶部に記憶された電子メールデータD0を、ネットワーク70を通じて前記情報処理装置へ送信する。
前記電子メール送信サービスは、ネットワーク70を通じて前記情報処理装置から送信される電子メールデータD0を、その電子メールデータの宛先に対応する他の電子メールサーバー7へ転送するサービスである。電子メールサーバー7は、前記サーバー認証処理に成功した前記情報処理装置からの要求に応じて前記電子メール送信サービスを提供する。
以下、電子メールのことをEメールと略称する。即ち、電子メールサーバー7、前記電子メールサービス、電子メールデータD0、前記電子メール受信サービスおよび前記電子メール送信サービスのことを、それぞれEメールサーバー7、Eメールサービス、EメールデータD0、Eメール受信サービスおよびEメール送信サービスと略称する。
画像処理装置10は、少なくとも画像形成部4および画像読取部11の一方を備える前記情報処理装置の一例である。本実施形態において、画像処理装置10は画像形成部4および画像読取部11を備える複合機である。本発明に係る画像処理装置の他の例として、プリンター(画像形成装置)、コピー機またはファクシミリなども考えられる。
画像形成部4は、前記Eメールサービスを通じて受信したEメールデータD0に基づく画像を記録シート9に形成することができる。また、画像読取部11は、原稿90の画像を読み取ることにより前記Eメールサービスを通じて送信されるEメールデータD0における添付ファイルD02の元になる画像データを生成することができる。なお、画像処理装置10が画像形成部4および画像読取部11の一方のみを備えることも考えられる。
図2が示すように、画像処理装置10は、原稿搬送読取部1、シート供給部2、シート搬送部3、画像形成部4、光走査部5、定着部6、情報処理部8および操作表示部80などを備える。
原稿搬送読取部1は、画像読取部11およびADF(Auto Document Feeder)12を備えている。画像読取部11は、原稿台111、読取ユニット112、ミラーおよびレンズなどの光学系113及びイメージセンサー114などを備える。
原稿台111は、画像読取部11の上面に設けられた原稿が載置される部分である。読取ユニット112は、原稿台111上の読取位置にある原稿90に光を照射し、その反射光を光学系113へ向けて反射する。読取ユニット112は、副走査方向(図に向かって左右の方向)に移動可能である。光学系113は、原稿90からの反射光をイメージセンサー114へ導く。イメージセンサー114は、受光量に応じた電気信号を原稿90の画像を表す画像データとして情報処理部8へ出力する光電変換素子などを有する。
ADF12は、複数の搬送ローラー122各々を駆動させることにより、原稿載置部121にセットされた原稿90を画像読取部11による画像の読取位置を通過させて排紙トレイ123まで搬送する。
シート供給部2は、シート受部21およびシート送出部22を備えている。シート受部21は、複数の記録シート9を重ねて載置可能に構成されている。記録シート9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。
シート送出部22は、シート受部21に載置された記録シート9を1枚ずつシート搬送部3の搬送路30へ向けて送り出す。
シート搬送部3は、レジストローラー31、搬送ローラー32および排出ローラー33などを備える。レジストローラー31および搬送ローラー32が、シート供給部2から供給される記録シート9を画像形成部4へ向けて搬送する。さらに、排出ローラー33が画像形成後の記録シート9を搬送路30の排出口から排出トレイ101上へ排出する。
画像形成部4は、シート送出部22から供給されて搬送路30を移動中の記録シート9の表面に画像を形成する。画像形成部4は、ドラム状の感光体41、帯電部42、現像部43、転写部45およびクリーニング部47などを備える。なお、感光体41は像担持体の一例である。
感光体41が回転し、帯電部42が感光体41の表面を一様に帯電させる。さらに、光走査部5がレーザー光を走査することにより帯電した感光体41の表面に静電潜像を書き込み、現像部43が感光体41にトナーを供給することにより、静電潜像をトナー像へ現像する。
さらに、転写部45が、感光体41の前記トナー像を搬送路30を移動中の記録シート9に転写する。最後に、クリーニング部47が感光体41表面に残存する前記トナーを除去する。
定着部6は、ハロゲンヒーターなどのヒーターを内包する定着ローラー61と加圧ローラー62との間に前記トナー像が形成された記録シート9を挟み込み、後工程へ送り出す。これにより、定着部6は、記録シート9上の前記トナー像(画像)を加熱し、記録シート9上に画像を定着させる。
操作表示部80は、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む情報入力用の操作部801と、液晶表示パネルおよび通知ランプなどを含む表示部802とを含む。例えば、操作部801は、原稿90の画像を読み取る処理(スキャン処理)などの各種の処理の開始イベントを発生させる開始ボタン8011などを含む。
情報処理部8は、表示部802に操作メニューなどを表示させる。さらに、情報処理部8は、操作部801の操作を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に基づいて各種の情報処理を行う。さらに、情報処理部8は、前記情報処理の結果に応じて周辺装置およびモーターなどの電気機器を制御する。例えば、図3が示すように、情報処理部8は、MPU(Micro Processor Unit)81、第1記憶部82、第2記憶部83、信号インターフェイス84および通信部85などを備えている。
MPU81は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。第1記憶部82および第2記憶部83は、MPU81が参照する各種情報を記憶する不揮発性の記憶部である。また、第1記憶部82および第2記憶部83は、MPU81による各種情報の読み書きが可能な記憶部でもある。
第1記憶部82は、主としてMPU81に各種の処理を実行させるためのプログラムおよびそれらのプログラムを実行するMPU81が参照する情報などを記憶する。
第2記憶部83は、画像処理装置10が各種のデータ処理を実行する際に処理対象のデータを記憶する。例えば、第2記憶部83は、Eメールサーバー7を通じて受信および送信されるEメールデータD0を記憶する。
EメールデータD0は、通知文章の情報を含む本文部D00と、宛先、送信元、件名および通信の日時などの情報を含む付帯部D01とを含む。さらに、EメールデータD0が添付ファイルD02を含む場合もある。
情報処理部8は、MPU81が第1記憶部82に予め記憶された各種のプログラムを実行することにより画像処理装置10を統括的に制御する。情報処理部8は、MPU81に後述する各工程を実行させるためのプログラムを一時記憶するRAMなどの不図示の不揮発性記憶部も備える。
信号インターフェイス84は、MPU81とセンサーおよび制御対象機器との間の信号の受け渡しを中継するインターフェイス回路である。MPU81は、信号インターフェイス84を介して各種のセンサーの検出信号を入力する。さらに、MPU81は、信号インターフェイス84を介して操作表示部80との間で信号の受け渡しを行う。
通信部85は、MPU81がLANおよびインターネットなどのネットワーク70を通じてEメールサーバー7およびその他の装置との間でデータの送信および受信を行う際の通信を制御するインターフェイスである。MPU81は、通信部85を通じて他の装置との間でデータの受け渡しを行う。
ところで、画像処理装置10(情報処理装置)が、それ自体の使用を可能にするための認証処理(端末認証処理)を実行する機能を有する場合がある。例えば、画像形成装置または画像読取装置などである画像処理装置10が、画像処理を可能にするための認証処理を実行する機能を有する場合がある。
画像処理装置10などの情報処理装置において、その情報処理装置の認証処理用の情報とEメールサーバー7の前記サーバー認証処理用の情報とを個別に入力する作業は繁雑である。前記認証処理用の情報は、いわゆるユーザーアカウントの情報を含む。
また、前記情報処理装置において、1人のユーザーが前記Eメールサービスにおける複数の前記ユーザーアカウントを利用したEメールの受信または送信を実行したいというニーズがある。この場合、前記情報処理装置の前記認証処理用の情報と、Eメールサーバー7における複数の前記認証処理用の情報各々とを個別に入力する作業はさらに繁雑である。
画像処理装置10またはそれと同様の機能を有する情報処理装置が採用されれば、Eメールサーバー7と通信可能な装置を通じてEメールサービスを利用する場合に、前記認証処理用の情報の入力作業を簡易化できる。
[ユーザー認証に関する情報]
次に、図21〜23を参照しつつ、第1記憶部82が記憶するユーザー認証に関する情報について説明する。第1記憶部82は、端末アカウント情報D1、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3を記憶する。例えば、端末アカウント情報D1、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3の各々は、関連情報ごとに1つのレコードを構成するデータベースである。
図21は、端末アカウント情報D1のデータ構成の一例である。端末アカウント情報D1は、画像処理装置10のユーザーごとに固有の端末認証情報D11とそれに対応づけられた登録メールアカウント情報D12とを含む。例えば、端末認証情報D11は、端末ユーザーID(D110)と端末パスワードD111とを含む。
端末認証情報D11は、例えば後述する前記端末アカウント登録処理によって第1記憶部82に記録される。
登録メールアカウント情報D12は、端末認証情報D11を1つ以上のメールアカウント情報D2に対応づけるための情報である。登録メールアカウント情報D12は、1つ以上のメールアカウント情報D2の識別情報を含み、端末認証情報D11に対応づけられている。
本実施形態におけるメールアカウント情報D2の識別情報は、メールアカウント情報D2各々に対応するメールアカウント番号D20である。登録メールアカウント情報D12は、例えば前記端末アカウント登録処理またはその他の情報編集処理によって端末アカウント情報D1に追加または削除される。
メールアカウント情報D2は、メールアカウント番号D20と、これに対応づけられたサーバー番号D30およびサーバー認証情報D21とを含む。サーバー番号D30は、Eメールサーバー7各々の識別情報の一例である。メールアカウント情報D2は、Eメールサーバー7とサーバー認証情報D21とを対応づける情報である。
サーバー認証情報D21は、Eメールサーバー7各々が認証処理を実行する際に必要な情報である。画像処理装置10などの前記情報処理装置は、Eメールサーバー7に認証処理を要求し、その認証処理が成功した場合にのみ前記Eメールサービスの提供を受けることができる。サーバー認証情報D21は、EメールアドレスD210とEメールパスワードD211とを含む。
サーバーマスター情報D3は、サーバー番号D30とこれに対応する宛先情報D31とを含む。宛先情報D31はネットワーク70上での通信の宛先を表す情報である。宛先情報D31は、例えばIPアドレスなどである。
図23が示す例では、サーバーマスター情報D3は、サーバー番号D30と、これに対応づけられた宛先情報D31およびその他のEメールサービス関連情報D32,D33とを含む。
例えば、Eメールサービス関連情報D32,D33は、通信設定情報D32および標章情報D33とを含む。通信設定情報D32は、前記Eメールサービスにおける通信プロトコルおよび通信ポートなどの通信条件に関する情報である。標章情報D33は、前記Eメールサービスの名称またはマーク(アイコン画像)などの情報である。
サーバーマスター情報D3は、画像処理装置10がアクセス可能な全てのEメールサーバー7各々のサーバー番号D30およびこれに対応する宛先情報D31を含む。サーバーマスター情報D3は、第1記憶部82に予め記憶された情報である。
端末アカウント情報D1およびメールアカウント情報D2において、端末認証情報D11とサーバー認証情報D21とが、メールアカウント番号D20をキーとして対応づけられている。さらに、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3において、サーバー認証情報D21とEメールサーバー7の宛先情報D31とがサーバー番号D30をキーとして対応づけられている。
即ち、第1記憶部82は、端末認証情報D11と複数のサーバー認証情報D21とサーバー認証情報D21に対応する宛先情報D31とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部の一例である。
なお、宛先情報D31は、Eメールサーバー7のネットワーク70上の宛先の情報である。また、サーバー認証情報D21は、予めEメールサーバー7の記憶部に記憶された認証情報(第1認証情報)に相当する。また、端末認証情報D11は、画像処理装置10側の認証情報(第2認証情報)である。
従って、情報処理部8は、端末アカウント情報D1、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3を検索することにより、1つの端末ユーザーID(D110)に対応する1つの端末認証情報D11、1つ以上のサーバー認証情報D21および1つ以上の宛先情報D31を特定することができる。
[画像処理装置10によるEメールサービス利用方法]
続いて、図5〜20を参照しつつ、画像処理装置10の情報処理部8が前記Eメールサービスを利用しつつ画像処理を実行する方法の一例について説明する。以下の説明において、S101,S102,・・・は、処理手順の識別符号を表す。なお、以下に示される情報処理部8の処理は、MPU81が第1記憶部82に記憶されたコンピュータープログラムを実行することによって実現される。
情報処理部8は、前記Eメールサービスを利用しつつ画像処理を実行するために、基本処理、端末アカウント登録処理、端末ログイン処理およびジョブ選択・実行処理などを実行する。
[前記基本処理]
図5は、前記基本処理の手順の一例を示すフローチャートである。情報処理部8は、操作部801に対して予め定められた開始操作が行われたことを検知したときに前記基本処理を実行する。
<工程S101>
前記基本処理において、まず、情報処理部8は、図13に示されるようなログイン画面g1を表示部802に表示させる。図13が示すログイン画面g1は、前記端末アカウント登録処理を開始するための操作を受け付ける画面と、前記端末ログイン処理を開始するための操作を受け付ける画面とを兼ねる。
例えば、ログイン画面g1は、情報入力枠g11と登録操作アイコンg12とログイン操作アイコンg13とログアウト操作アイコンg01とを含む。情報入力枠g11は、操作表示部80に対する操作を通じて情報を入力するユーザーインターフェイスである。
<工程S102,S103>
さらに、情報処理部8は、情報入力枠g11を通じて、操作表示部80に対する操作に従って入力情報を取得する(S102)。その際、情報処理部8は、登録操作アイコンg12、ログイン操作アイコンg13およびログアウト操作アイコンg01のいずれかが操作されたか否かを監視し(S103)、いずれかのアイコンが操作されるまで工程S102の情報入力処理を継続する。
情報処理部8が工程S102で入力する情報は、画像処理装置10におけるユーザーの認証用の情報である。この入力情報は、例えば、ユーザーIDとパスワードとを含む。以下、画像処理装置10におけるユーザー認証用の入力情報のことを端末認証用入力情報Diと称する。端末認証用入力情報Diは第2認証用入力情報の一例である。
登録操作アイコンg12またはログイン操作アイコンg13が操作されると、情報処理部8は、情報入力枠g11を通じた情報入力が確定したと判定する。さらに、情報処理部8は、情報入力枠g11を通じて入力された情報を用いる次の処理を実行する。
なお、工程S101〜S103は、MPU81が端末認証用情報入力プログラムPr1を実行することによって実現される。端末認証用情報入力プログラムPr1を実行するMPU81が第2認証用情報入力部の一例である。また、工程S101〜S103が、第2認証用情報入力工程の一例である。
<工程S104,S105>
情報処理部8は、登録操作アイコンg12が操作されたことを検知すると、端末アカウント登録処理を実行する(S104)。また、情報処理部8は、ログイン操作アイコンg13が操作されたことを検知すると、前記端末ログイン処理を実行する(S105)。前記端末アカウント登録処理および前記端末ログイン処理の詳細については後述する。
また、情報処理部8は、ログアウト操作アイコンg01が操作されたことを検知すると、画像処理装置10の利用に関する処理を終了させる。
<工程S106>
また、前記端末アカウント登録処理または前記端末ログイン処理が終了すると、情報処理部8は、前記ジョブ選択・実行処理を実行する(S106)。後述するように、選択対象のジョブは、前記Eメールサービスを利用するEメールジョブを含む。前記ジョブ選択・実行処理において、選択されたジョブが実行される。前記ジョブ選択・実行処理の詳細については後述する。
そして、情報処理部8は、ログアウト操作アイコンg01を含む画面を操作表示部80に随時出力し、ログアウト操作アイコンg01が操作されたことを検知するまで、工程S106の処理を繰り返す。
[前記端末アカウント登録処理]
次に、図6を参照しつつ、前記端末アカウント登録処理について説明する。図6は、前記端末アカウント登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。
<工程S201>
前記端末アカウント登録処理において、まず、情報処理部8は、図14に示されるような端末アカウント登録画面g2を操作表示部80に出力する。図14が示す端末アカウント登録画面g2は、第1情報入力枠g21と、第2情報入力枠g22と、登録操作アイコンg23と中止操作アイコンg24とを含む。第1情報入力枠g21および第2情報入力枠g22は、操作表示部80に対する操作により入力される情報が表示される部分である。また、図14が示す端末アカウント登録画面g2は、ログアウト操作アイコンg01も含む。
<工程S202,S203>
さらに、情報処理部8は、第1情報入力枠g21および第2情報入力枠g22を通じて、操作表示部80に対する操作に従って情報を入力する(S202)。その際、情報処理部8は、登録操作アイコンg23および中止操作アイコンg24のいずれかが操作されたか否かを監視し(S203)、いずれかのアイコンが操作されるまで工程S202の情報入力処理を継続する。
情報処理部8が第1情報入力枠g21を通じて入力する情報は、端末認証用入力情報Diであり、例えば、ユーザーIDとパスワードとを含む。第1情報入力枠g21を通じて入力される情報の初期値は、前記ログイン画面の情報入力枠g11を通じて入力した端末認証用入力情報Diである。
また、情報処理部8が第2情報入力枠g22を通じて入力する情報は、画像処理装置10のユーザーに関する他の情報である。例えば、サーバー認証情報D21およびこれに対応するサーバー番号D30などが、第2情報入力枠g22を通じて入力される。
以下の説明において、情報処理部8が第1情報入力枠g21および第2情報入力枠g22を通じて入力する情報のことを端末アカウント登録用入力情報Dieと称する。端末アカウント登録用入力情報Dieは端末認証用入力情報Diを含む。
なお、情報処理部8は、ログアウト操作アイコンg01が操作されたことを検知した場合には、画像処理装置10の利用に関する処理を終了させる。その終了処理についての記載は、各フローチャートの図において省略されている。
<工程S204>
情報処理部8は、登録操作アイコンg23が操作されたことを検知すると、工程S202で入力した端末アカウント登録用入力情報Dieが、予め定められた許容条件を満足しているか否かをチェックする。例えば、前記許容条件は、端末アカウント登録用入力情報Dieにおける端末認証用入力情報Diが、第1記憶部82に既に記憶されている端末認証情報D11と重複していないという条件を含む。また、前記許容条件が、端末アカウント登録用入力情報Dieを構成する文字および記号の種類および数などが予め定められた範囲内に収まっているという条件を含むことも考えられる。
<工程S205>
端末アカウント登録用入力情報Dieが前記許容条件を満たしている場合、情報処理部8は、端末アカウント登録用入力情報Dieを端末アカウント情報D1およびメールアカウント情報D2の一部として第1記憶部82に記録する(図21,22参照)。これにより、前記端末アカウント登録処理が終了する。
より具体的には、第1情報入力枠g21を通じて入力された端末認証用入力情報Diが、端末アカウント情報D1の端末認証情報D11として第2記憶部83に記録される。さらに、第2情報入力枠g22を通じて入力されたメールアカウント番号D20およびサーバー認証情報D21が、追加された端末認証情報D11に対応する登録メールアカウント情報D12およびサーバー認証情報D21として第2記憶部83に記録される。
<工程S206>
一方、前記端末アカウント登録用入力情報が前記許容条件を満たしていない場合、情報処理部8は、操作表示部80にエラーメッセージを出力する。その後、情報処理部8は、再び前述した工程S201からの処理を実行する。
なお、工程S201〜S206は、MPU81が端末アカウント登録プログラムPr2を実行することによって実現される。ここで、工程S201〜S203の処理を実行するMPU81は、操作部801に対する操作に従ってサーバー認証情報D21(第1認証情報)を入力する。さらに、工程S205を実行するMPU81は、入力されたサーバー認証情報D21と端末認証情報D11(第2認証情報)とを対応づけて第1記憶部82へ記録する。
[前記端末ログイン処理]
次に、前記端末ログイン処理について説明する。図7は、前記端末ログイン処理の手順の一例を示すフローチャートである。情報処理部8は、ログイン画面g1の情報入力枠g11を通じて端末認証用入力情報Diを入力した後に、ログイン操作アイコンg13が操作されたことを検知したときに、前記端末ログイン処理を実行する(図13参照)。
<工程S301>
前記端末ログイン処理において、まず、情報処理部8は、端末認証処理を実行する。前記端末認証処理は、第1記憶部82の情報を参照することにより、端末認証用入力情報Diと第1記憶部82における端末アカウント情報D1の端末認証情報D11とを照合して認証成否を判定する処理(第2認証処理)である。前述したように、第1記憶部82は、端末認証情報D11と複数のサーバー認証情報D21とそのサーバー認証情報D21に対応する宛先情報D31とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部の一例である。
前記端末認証処理が成功した場合、情報処理部8は、前記端末ログイン処理を終了させる。以下の説明において、この工程S301の前記端末認証処理が成功したときの前記照合に用いられた端末認証情報D11、即ち、成功した前記端末認証処理で用いられた端末認証情報D11のことをログイン端末認証情報と称する。
<工程S302>
一方、前記端末認証処理が失敗した場合、情報処理部8は、表示部802にエラーメッセージを出力する。その後、情報処理部8は、処理を前述した工程S101へ移行させる。
なお、前記端末認証処理を含む前記端末ログイン処理は、MPU81が端末認証プログラムPr3を実行することによって実現される。端末認証プログラムPr3を実行するMPU81が第2認証処理部の一例である。また、工程S301が第2認証処理工程の一例である。
[前記ジョブ選択・実行処理]
次に、図8を参照しつつ前記ジョブ選択・実行処理について説明する。図8は、前記ジョブ選択・実行処理の手順の一例を示すフローチャートである。
<工程S401>
前記ジョブ選択・実行処理において、まず、情報処理部8は、図15に示されるようなジョブ選択画面g3を表示部802に表示させる。
図15が示すジョブ選択画面g3は、コピー、スキャン画像データ送信、スキャン画像データ保存、ファクシミリ送信、インターネット接続および前記Eメールサービスの利用などの各種のジョブに対応する操作アイコンを含む。以下、Eメールサービスに対応した操作アイコンのことをEメールアイコンg30と称する。
<工程S402>
さらに、情報処理部8は、ジョブ選択画面g3におけるいずれの操作アイコンが操作されたかを監視する。
<工程S403,S404>
情報処理部8は、Eメールアイコンg30が操作されたことを検知すると、後述するEメールデータ処理を実行する(S403)。また、情報処理部8は、その他の操作アイコンが操作されたことを検知すると、操作された操作アイコンに対応するジョブを実行する(S404)。前期Eメールデータ処理(S403)の詳細については後述する。
なお、情報処理部8は、ジョブ選択画面g3のログアウト操作アイコンg01が操作されたことを検知した場合には、画像処理装置10の利用に関する処理を終了させる。その終了処理についての記載は、各フローチャートの図において省略されている。
情報処理部8は、工程S403または工程S404の後、ログアウト操作アイコンg01が操作されるまで、工程S401からの処理を繰り返す。
工程S401〜S404の処理は、情報処理部8がジョブ選択・実行プログラムPr4を実行することによって実現される。
[電子メールデータ処理]
次に、図9,10を参照しつつ前記電子メールデータ処理について説明する。図9は、前記電子メールデータ処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10は、前記電子メールデータ処理に含まれる電子メールサービスログイン処理の手順の一例を表すフローチャートである。
<工程S501>
前記電子メールデータ処理において、まず、情報処理部8は、電子メールサービスログイン処理を実行する。前記電子メールサービスログイン処理は、前記Eメールサービスの提供を受けるためにEメールサーバー7に対して認証処理を要求する処理である。前記電子メールサービスログイン処理は、前記端末ログイン処理の認証処理(S301)が成功した場合に実行される。
図10に示される工程S601〜S604が前記電子メールサービスログイン処理の一例である。
<工程S601>
前記電子メールサービスログイン処理において、まず、情報処理部8は、端末アカウント情報D1を参照し、前記ログイン端末認証情報に対応する登録メールアカウント情報D12にメールアカウント番号D20が存在するか否かを判定する。この判定処理は、端末ユーザーID(D110)をキーとして端末アカウント情報D1を検索する処理である。
前記ログイン端末認証情報に対応するメールアカウント番号D20が存在しない場合、情報処理部8は当該端末ログイン処理を終了させる。
<工程S602>
前記ログイン端末認証情報に対応するメールアカウント番号D20が存在する場合、情報処理部8は、そのメールアカウント番号D20に対応するEメールサーバー7に対して前記サーバー認証処理を要求する。
より具体的には、情報処理部8は、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3を参照し、前記ログイン端末認証情報に対応するメールアカウント情報D2、Eメールサーバー7の宛先情報D31、およびEメールサービス関連情報D32,D33を特定する。
さらに、情報処理部8は、特定したサーバー認証情報D21を特定した宛先情報D31の宛先へ送信することにより、Eメールサーバー7に前記サーバー認証処理を要求する。その際、情報処理部8は、特定したEメールサービス関連情報D32,D33の通信設定情報D32が表す通信条件の下で、前記サーバー認証処理を要求する処理を実行する。さらに、情報処理部8は、Eメールサーバー7から前記サーバー認証処理の結果を受信する。
また、端末アカウント情報D1において、前記ログイン端末認証情報が複数のメールアカウント番号D20に対応づけられている場合がある。この場合、工程S602において、情報処理部8は、それら複数のメールアカウント番号D20に対応する複数のEメールアドレスD210について、前記サーバー認証処理の要求を実行する。
工程S601,S602は、MPU81がサーバー認証要求プログラムPr5を実行することによって実現される。サーバー認証要求プログラムPr5を実行するMPU81が、前記端末認証処理が成功した場合にEメールサーバー7に前記サーバー認証処理(第1認証処理)を要求する第1認証要求部の一例である。また、工程S601,S602が、第1認証要求工程の一例である。
さらに、工程S601,S602は、前記対応認証情報記憶部の一例である第1記憶部82の情報を参照する記憶部参照工程の一例でもある。
<工程S603>
前記サーバー認証処理が成功した場合、情報処理部8は、受信電子メール情報取得処理を実行する。前記受信電子メール情報取得処理は、成功した前記サーバー認証処理の要求先のEメールサーバー7からそのEメールサーバー7に到達している受信電子メールデータの情報を取得する処理である。前記受信電子メールデータは、前記サーバー認証処理に用いられたサーバー認証情報D21のEメールアドレスD210を宛先とする電子メールデータD0である。
前記受信電子メール情報取得処理において、情報処理部8は、Eメールサーバー7に対して前記受信電子メールデータの情報として前記受信電子メールデータの付帯部D01を送信することを要求し、その付帯部D01の情報を取得する。情報処理部8は、工程S603の後に当該電子メールサービスログイン処理を終了させる。
また、前記ログイン端末認証情報が複数のメールアカウント番号D20に対応づけられている場合、工程S603の処理はそれら複数のメールアカウント番号D20に対応する複数のEメールアドレスD210各々について実行される。
なお、工程S603は、MPU81が受信電子メール情報取得プログラムPr6を実行することによって実現される。受信電子メール情報取得プログラムPr6を実行するMPU81が、受信電子メール情報取得部の一例である。また、工程S603が、受信電子メール情報取得工程の一例である。
<工程S604>
また、工程S602において前記サーバー認証処理が失敗した場合、情報処理部8は、表示部802にエラーメッセージを出力する。情報処理部8は、工程S604の後に工程S106(前記ジョブ選択・実行処理)へ処理を移行させる。
<工程S502>
前記サーバー認証処理が成功した場合、情報処理部8は、図16に示されるような電子メールサービス基本画面g4を表示部802に表示させる。電子メールサービス基本画面g4は、Eメールサーバー7から取得した前記受信電子メールデータの付帯部D01の情報を含む。
図16が示す電子メールサービス基本画面g4は、Eメールアドレス表示欄g41、受信電子メール概要表示欄g42、受信電子メール複数選択欄g43、削除アイコンg44、新規メールアイコンg45、フォルダー選択アイコンg46および中止アイコンg02などを含む。
Eメールアドレス表示欄g41は、前記ログイン端末認証情報に対応するEメールアドレスD210が表示される部分である。前記ログイン端末認証情報に対応するEメールアドレスD210が複数存在する場合、Eメールアドレス表示欄g41は、前記受信メールデータの情報の表示対象とする1つのEメールアドレスD210を選択するための操作アイコンでもある。
図16に示される電子メールサービス基本画面g4には、選択されているEメールアドレスD210に対応する前記Eメールサービスの標章情報D33も含まれる。
受信電子メール概要表示欄g42は、前記受信電子メールデータの付帯部D01の情報が表示される部分である。受信電子メール概要表示欄g42は、詳細表示の対象とする1つの前記受信電子メールデータを選択するための操作アイコンでもある。
図16が示す例では、前記受信電子メールデータの付帯部D01の情報は、件名D011、送信元EメールアドレスD012、添付ファイル有無情報D013および受信日D014などを含む。さらに、図16が示す例は、端末アカウント情報D1およびメールアカウント情報D2において、前記ログイン端末認証情報と3つのEメールアドレスD210とが対応づけられている場合の例である。
受信電子メール複数選択欄g43は、削除の対象とする1つまたは複数の前記受信電子メールデータを選択するためのチェックボックスである。
削除アイコンg44は、受信電子メール複数選択欄g43で選択された前記受信電子メールデータをEメールサーバー7から削除する処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。
新規メールアイコンg45は、送信用の新たな電子メールデータを作成および送信する電子メール作成・送信処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。
フォルダー選択アイコンg46は、Eメールサーバー7におけるEメールデータD0の保存用のフォルダーを選択するための操作アイコンである。
電子メールサービス基本画面g4の中止アイコンg02は、前記電子メールデータ処理の中止のための操作アイコンである。
<工程S503>
次に、情報処理部8は、電子メールサービス基本画面g4の表示中に操作部801にどのような操作がなされるかを監視する。
<工程S504>
情報処理部8は、受信電子メール概要表示欄g42の操作により1つの前記受信電子メールデータが選択されたことを検知すると、選択された前記受信電子メールデータをEメールサーバー7から取得する。取得した前記受信メールデータは、第2記憶部83に格納される。
<工程S505>
さらに、情報処理部8は、後述する受信メールジョブ選択・実行処理を実行する。前記受信メールジョブ選択・実行処理は、工程S504でEメールサーバー7から取得した前記受信電子メールデータに関する処理である。工程S505の後、情報処理部8は、処理を工程S502へ移行させる。
<工程S506>
一方、情報処理部8は、新規メールアイコンg45が操作されたことを検知すると、前記電子メール作成・送信処理を実行する。前記電子メール作成・送信処理の詳細については後述する。工程S506の後、情報処理部8は、処理を工程S502へ移行させる。
<工程S507>
また、情報処理部8は、電子メールサービス基本画面g4の表示中に、受信電子メール概要表示欄g42または新規メールアイコンg45の操作とは異なる操作が行われたことを検知すると、検知した操作に対応する処理を実行する。工程S507の後、情報処理部8は、処理を工程S502へ移行させる。
例えば、情報処理部8は、Eメールアドレス表示欄g41に対する操作によって1つのEメールアドレスD210が選択されたことを検知すると、選択されたEメールアドレスD210に対応する前記受信電子メールデータの付帯部D01の情報を、電子メールサービス基本画面g4の受信電子メール概要表示欄g42に表示させる。
また、情報処理部8は、受信電子メール複数選択欄g43に対する操作によって1つ以上の前記受信メールデータが選択された後に削除アイコンg44が操作されたことを検知すると、選択された前記受信メールデータを削除することをEメールサーバー7に要求する処理を実行する。
また、情報処理部8は、フォルダー選択アイコンg46に対する操作によってフォルダーが選択されたことを検知すると、選択されたフォルダーに対応する前記受信電子メールデータの付帯部D01の情報を、電子メールサービス基本画面g4の受信電子メール概要表示欄g42に表示させる。
また、情報処理部8は、中止アイコンg02に対する操作を検知すると、処理を工程S401に戻して前記ジョブ選択・実行処理を再び実行する。
以上に示された工程S502〜S507は、前記端末認証処理が成功した上で前記サーバー認証処理(第1認証処理)が成功した場合に実行される。
なお、工程S502〜S507は、MPU81がEメールサービス利用プログラムPr7を実行することによって実現される。Eメールサービス利用プログラムPr7を実行するMPU81が、電子メールサービスアクサセス処理を実行する電子メールサービス利用部の一例である。前記電子メールサービス利用処理は、成功した前記サーバー認証処理の要求先であるEメールサーバー7の前記Eメールサービスを通じてEメールデータD0を受信(S504)または送信(S506)する処理を含む。また、工程S504,S506は、電子メールサービス利用工程の一例である。
また、工程S502,S503を実行するMPU81は、前記受信電子メールデータの情報を出力する(S502)とともに、操作部801に対する操作に従って受信の対象とする前記受信電子メールデータを選択する受信データ選択部の一例である。工程S502,S503で選択される前記受信電子メールデータは、前記電子メールサービス利用処理の工程S504において受信の対象とするEメールデータD0である。
[前記受信メールジョブ選択・実行処理]
次に、図11を参照しつつ、前記受信メールジョブ選択・実行処理の一例について説明する。
<工程S701>
前記受信メールジョブ選択・実行処理において、まず、情報処理部8は、工程S504で取得した前記受信電子メールデータの詳細情報を含む受信メール基本画面g5を表示部802に表示させる。
図17が示す受信メール基本画面g5は、受信電子メール詳細表示欄g50、返信アイコンg51、プリントアイコンg52、添付ファイルプリントアイコンg53、プレビューアイコンg54、添付ファイル表示欄g55、添付ファイル選択部g56および中止アイコンg02などを含む。
受信電子メール詳細表示欄g50は、工程S503で選択された前記受信メールデータの本文部D00および付帯部D01の情報が表示される部分である。
返信アイコンg51は、工程S503で選択された前記受信メールデータに対する返信用のEメールデータD0を作成する返信Eメール作成処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。
プリントアイコンg52は、工程S503で選択された前記受信メールデータに基づく画像の前記プリント処理を画像形成部4に実行させるための操作アイコンである。
添付ファイルプリントアイコンg53は、工程S503で選択された前記受信メールデータにおける添付ファイルD02に基づく画像の前記プリント処理を画像形成部4に実行させるための操作アイコンである。
プレビューアイコンg54は、工程S503で選択された前記受信メールデータに基づく画像を表示部802に表示させるプレビュー処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。
添付ファイル表示欄g55は、工程S503で選択された前記受信メールデータが添付ファイルD02を含む場合に、その添付ファイルD02のファイル名D020が表示される部分である。
添付ファイル選択部g56は、工程S503で選択された前記受信メールデータが添付ファイルD02を含む場合に、1つまたは複数の添付ファイルD02を選択するためのチェックボックスである。
<工程S702>
次に、情報処理部8は、受信メール基本画面g5の表示中に操作部801に対してどのような操作がなされるかを監視する。
情報処理部8は、プリントアイコンg52に対する操作を検知すると、後述するEメール本文プリント制御(S703,S704)を実行し、さらに、必要に応じて添付ファイルプリント制御(S705,S706)を実行する。
また、情報処理部8は、添付ファイル選択部g56に対する操作によって添付ファイルD02が選択された後に添付ファイルプリントアイコンg53に対する操作を検知すると、前記添付ファイルプリント制御(S705,S706)を実行する。
また、情報処理部8は、プレビューアイコンg54に対する操作を検知すると、前記プレビュー処理(S707〜S709)を実行する。
また、情報処理部8は、返信アイコンg51に対する操作を検知すると、前記返信Eメール作成・送信処理(S710,S711)を実行する。
なお、情報処理部8は、受信メール基本画面g5の中止アイコンg02に対する操作を検知すると、処理を工程S502に戻して前記電子メールデータ処理における電子メールサービス基本画面g4の出力以降の処理を再び実行する。
<工程S703,S704>
前記Eメール本文プリント制御において、まず、情報処理部8は、工程S504でEメールサーバー7から取得した前記受信メールデータの本文部D00を画像形成用のプリントジョブデータへ変換する(S703)。
さらに、情報処理部8は、工程S703で生成された前記プリントジョブデータに基づく前記プリント処理を画像形成部4に実行させる(S704)。
<工程S705,S706>
また、前記添付ファイルプリント制御において、まず、情報処理部8は、受信メール基本画面g5の添付ファイル選択部g56に対する操作によって選択された添付ファイルD02を画像形成用のプリントジョブデータへ変換する(S705)。
さらに、情報処理部8は、工程S705で生成された前記プリントジョブデータに基づく前記プリント処理を画像形成部4に実行させる(S706)。
なお、受信メール基本画面g5の添付ファイル選択部g56に対する操作によって添付ファイルD02が選択されていない場合、前記添付ファイルプリント制御(S705,S706)はスキップされる。
<工程S707〜S709>
前記プレビュー処理において、まず、情報処理部8は、工程S504でEメールサーバー7から取得した前記受信メールデータの本文部D00を表示部802の表示用データへ変換する(S707)。
さらに、工程S702において添付ファイル選択部g56に対する操作によって添付ファイルD02が選択されている場合、情報処理部8は、選択された添付ファイルD02を表示部802の表示用データへ変換する(S708)。前記表示要データは、第2記憶部83に格納される。
さらに、情報処理部8は、工程S707,S708で生成された前記表示用データに基づくプレビュー画像を表示部802に表示させる(S709)。
<工程S710,S711>
また、前記返信Eメール作成・送信処理において、まず、情報処理部8は、返信メール初期設定処理を実行する(S710)。
前記返信メール初期設定処理は、工程S504でEメールサーバー7から取得した前記受信メールデータの情報を新たなEメールデータD0の初期値の一部として設定する処理である。例えば、前記返信メール初期設定処理において、前記受信メールデータの件名D011、送信元EメールアドレスD012、宛先Eメールアドレスおよび本文部D00が、それぞれ新たなEメールデータD0の件名D011、宛先Eメールアドレス、送信元EメールアドレスD012および本文部D00の初期値の一部として設定される。
さらに、情報処理部8は、工程S710で設定された情報を含む新たなEメールデータD0を初期データとして前記電子メール作成・送信処理を実行する(S711)。工程S711における前記電子メール作成・送信処理は、工程S710で設定された情報を含む前記初期データを用いること以外は、工程S506の処理と同じである。
工程S706,S709またはS711の後、前記受信メールジョブ選択・実行処理は終了する。
なお、工程S701,S702の処理を実行する情報処理部8は、画像形成対象選択部の一例である。即ち、工程S701,S702の処理を実行する情報処理部8は、操作部801に対する操作に従って、前記E電子メールサービスを通じて受信したEメールデータD0における本文部D00および添付ファイルD02の一方または両方を、画像形成部4による画像形成の対象として選択する。
[前記電子メール作成・送信処理]
次に、図12を参照しつつ、前記電子メール作成・送信処理の一例について説明する。前記電子メール作成・送信処理は、電子メールサービス基本画面g4の新規メールアイコンg45または受信メール基本画面g5の返信アイコンg51が操作されたときに実行される。
<工程S801>
前記電子メール作成・送信処理において、まず、情報処理部8は、図18,19に示されるような電子メール作成画面g6を表示部802に表示させる。
図18は、新規送信用の電子メール作成画面g6の初期状態の一例を示す。一方、図19は、返信用の電子メール作成画面g6の初期状態の一例を示す。電子メール作成画面g6は、送信電子メール詳細表示欄g60、テンプレートアイコンg61、画像添付アイコンg62、画像削除アイコンg63、送信アイコンg64、添付ファイル表示欄g65および中止アイコンg02などを含む。
送信電子メール詳細表示欄g60は、新たな送信用の電子メールデータD0の本文部D00および付帯部D01の情報が表示される部分である。
図19が示すように、返信用の電子メール作成画面g6は、工程S710で設定された前記初期データが予め設定された送信電子メール詳細表示欄g60を含む。
テンプレートアイコンg61は、テンプレート選択・挿入処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。前記テンプレート選択・挿入処理は、操作部801に対する操作に従って、予め設定された複数のサンプル文章から本文部D00に挿入する文章を選択し、選択した前記サンプル文章を送信用のEメールデータD0の本文部D00に挿入する処理である。前記サンプル文章が挿入された後の本文部D00の内容は、送信電子メール詳細表示欄g60に表示される。
画像添付アイコンg62は、添付画像データ追加処理を情報処理部8および画像読取部11に実行させるための操作アイコンである。前記添付画像データ追加処理は、画像読取部11が原稿90の画像データを読み取り、さらに、情報処理部8が原稿90の画像データを送信用のEメールデータD0の添付ファイルD02として追加する処理である。
送信アイコンg64は、送信用のEメールデータD0をEメールサーバー7を通じて送信する処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。
添付ファイル表示欄g65は、画像添付アイコンg62の操作に応じて追加された添付ファイルD02のファイル名D020が表示される部分である。情報処理部8は、原稿90の画像データを添付ファイルD02として追加したときに、その添付ファイルD02のファイル名D020と、それに対応する添付ファイル選択部g66と添付ファイル表示欄g65に表示させる。添付ファイル選択部g66は、1つまたは複数の添付ファイルD02を選択するためのチェックボックスである。
画像削除アイコンg63は、添付ファイル選択部g66に対する操作によって選択された添付ファイルD02である原稿90の画像データを削除する処理を情報処理部8に実行させるための操作アイコンである。
電子メール作成画面g6の中止アイコンg02は、前記電子メール作成・送信処理の中止のための操作アイコンである。
<工程S802>
次に、情報処理部8は、電子メール作成画面g6の表示中に操作部801にどのような操作がなされるかを監視する。
<工程S803>
情報処理部8は、送信電子メール詳細表示欄g60に対するデータ編集操作がなされたことを検知すると、その操作に従って送信用のEメールデータD0の内容を編集する。その後、情報処理部8は、処理を工程S801へ移行させる。
<工程S804>
また、情報処理部8は、テンプレートアイコンg61に対する操作を検知すると前記テンプレート選択・挿入処理を実行する。その後、情報処理部8は、処理を工程S801へ移行させる。
<工程S805>
また、情報処理部8は、画像添付アイコンg62に対する操作を検知すると、画像読取部11に対して原稿スキャン処理(画像読取処理)を実行させる。この原稿スキャン処理において、画像読取部11は、原稿90の画像データを生成する。この原稿スキャン処理において、画像読取部11は、前記Eメールサービスを通じて送信されるEメールデータD0の添付ファイルD02の元になる画像データを生成する。
<工程S806>
さらに、情報処理部8は、工程S805で得られた原稿90の画像データから予め設定されたデータ形式の添付ファイルD02を生成し、その添付ファイルD02を送信用のEメールデータD0の添付ファイルD02として追加する。その後、情報処理部8は、処理を工程S801へ移行させる。
<工程S807>
また、情報処理部8は、電子メール作成画面g6の添付ファイル選択部g66の操作によって添付ファイルD02が選択された後に、画像削除アイコンg63が操作されたことを検知すると、選択された添付ファイルD02を削除する処理を実行する。
工程S801〜S807の処理によって作成されるEメールデータD0は、第2記憶部83に格納される。
<工程S808>
また、情報処理部8は、送信アイコンg64に対する操作を検知すると、工程S801〜S807の処理によって作成されたEメールデータD0が、送信用のデータとしての必要条件を満たしているか否かをチェックする。
なお、作成されたEメールデータD0が前記必要条件を満たしていない場合、情報処理部8は、エラーメッセージを表示部802に表示させた上で、工程S801からの処理を繰り返す。
<工程S809>
作成されたEメールデータD0が前記必要条件を満たしている場合、情報処理部8は、作成したEメールデータD0をEメールサーバー7を通じて送信する。これにより、当該電子メール作成・送信処理が終了する。
なお、情報処理部8は、電子メール作成画面g6の中止アイコンg02に対する操作を検知すると、処理を工程S701に戻して前記受信メールジョブ選択・実行処理を再び実行する。
以上に示されるように、情報処理装置の一例である前記画像処理装置10は、それ自体の使用を可能にするための前記端末認証処理(S301)を実行する機能を有する。
さらに、予め前記第1記憶部82へ端末アカウント情報D1、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3が登録されていれば、その後、工程S102において端末認証情報D11が入力されるだけで、対応するEメールサーバー7に対する前記サーバー認証処理の要求が自動的に実行される(S602)。そのため、前記画像処理装置10を使用するごとに端末認証情報D11とサーバー認証情報D21とを個別に入力するという煩雑な作業は不要である。
また、画像処理装置10において、1人のユーザーが複数のサーバー認証情報D21についての前記Eメールサービスを利用したいというニーズがある。この場合でも、工程S102において端末認証情報D11が入力されるだけで、対応する複数のサーバー認証情報D21についての前記サーバー認証処理の要求が自動的に実行される(S602)。
従って、画像処理装置10またはそれと同様の機能を有する情報処理装置が採用されれば、EメールデータD0の受信または送信を含む前記Eメールサービスを利用する場合に、認証処理用の情報の入力作業を簡易化できる。
また、画像処理装置10の画像形成部4は、前記Eメールサービスを通じて受信したEメールデータD0に基づく画像を形成する機能を備える(S703〜S706)。さらに、画像処理装置10の画像読取部11は、原稿90の画像を読み取ることにより前記Eメールサービスを通じて送信されるEメールデータD0における添付ファイルD02の元になる画像データを生成する機能を備える(S804,S805)。
従って、画像処理装置10によれば、画像処理と複数のサーバー認証情報D21に対応する前記Eメールサービスとを連係させた処理を簡易に実行することができる。
また、画像処理装置10は、受信したEメールデータD0における本文部D00および添付ファイルD02の一方または両方を、画像形成の対象として選択する機能を備える(S701,S702)。そのため、EメールデータD0に基づく画像形成処理の自由度が高い。
また、画像処理装置10は、Eメールサーバー7に到達している前記受信電子メールデータの情報を取得し、その情報を出力するとともに受信の対象とする前記受信電子メールデータを選択する機能を備える(S603,S502,S503)。そのため、EメールデータD0を記憶する第2記憶部83の記憶容量が小さくて済む。
[応用例]
工程S102,S202において、端末認証用入力情報Diが、操作部801に対する操作に従った文字または記号などの入力以外の方法で入力されることも考えられる。
例えば、情報処理部8が、ユーザーの指紋情報または顔画像などの生態情報を、生態情報入力装置を通じて端末認証用入力情報Diとして入力することが考えられる。この場合、画像処理装置10は、指紋読取センサーまたは顔画像を撮影するカメラなどの前記生態情報入力装置を備える。
また、画像処理装置10が、前記Eメールサービスに関する一部の機能ごとに独立した装置で構成されることも考えられる。例えば、第1記憶部82における端末アカウント情報D1、メールアカウント情報D2およびサーバーマスター情報D3を記憶する部分が、画像読取部11および画像形成部4を備える画像処理装置10の本体部から独立した記憶装置であることが考えられる。
また、情報処理部8における前記端末認証処理および前記サーバー認証処理の要求処理などの一部の機能を実現する部分が、画像読取部11および画像形成部4を備える画像処理装置10の本体部から独立した装置で構成されることも考えられる。
また、操作表示部80が、画像読取部11および画像形成部4を備える画像処理装置10の本体部との間で無線通信が可能なタブレットコンピューターまたは携帯情報端末(例えば、スマートフォン)などの端末装置であることも考えられる。
なお、本発明に係る情報処理装置、画像処理装置、電子メールサービス利用方法および電子メールサービス利用プログラムは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :原稿搬送読取部
2 :シート供給部
3 :シート搬送部
4 :画像形成部
5 :光走査部
6 :定着部
7 :電子メールサーバー(Eメールサーバー)
8 :情報処理部
9 :記録シート
10 :画像処理装置
11 :画像読取部
21 :シート受部
22 :シート送出部
30 :搬送路
31 :レジストローラー
32 :搬送ローラー
33 :排出ローラー
41 :感光体
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
47 :クリーニング部
61 :定着ローラー
62 :加圧ローラー
70 :ネットワーク
80 :操作表示部
81 :MPU
82 :第1記憶部
83 :第2記憶部
84 :信号インターフェイス
85 :通信部
90 :原稿
101 :排出トレイ
111 :原稿台
112 :読取ユニット
113 :光学系
114 :イメージセンサー
121 :原稿載置部
122 :搬送ローラー
123 :排紙トレイ
801 :操作部
802 :表示部
8011 :開始ボタン
D0 :電子メールデータ(Eメールデータ)
D00 :本文部
D01 :付帯部
D011 :件名
D012 :送信元Eメールアドレス
D013 :添付ファイル有無情報
D014 :受信日
D02 :添付ファイル
D020 :ファイル名
D1 :端末アカウント情報
D11 :端末認証情報
D111 :端末パスワード
D12 :登録メールアカウント情報
D2 :メールアカウント情報
D20 :メールアカウント番号
D21 :サーバー認証情報
D210 :Eメールアドレス
D211 :Eメールパスワード
D3 :サーバーマスター情報
D30 :サーバー番号
D31 :宛先情報
D32 :通信設定情報(Eメールサービス関連情報)
D33 :標章情報(Eメールサービス関連情報)
Di :端末認証用入力情報
Die :端末アカウント登録用入力情報
Pr1 :端末認証用情報入力プログラム
Pr2 :端末アカウント登録プログラム
Pr3 :端末認証プログラム
Pr4 :ジョブ選択・実行プログラム
Pr5 :サーバー認証要求プログラム
Pr6 :受信電子メール情報取得プログラム
Pr7 :Eメールサービス利用プログラム
g1 :ログイン画面
g2 :端末アカウント登録画面
g3 :ジョブ選択画面
g4 :電子メールサービス基本画面
g5 :受信メール基本画面
g6 :電子メール作成画面

Claims (7)

  1. ネットワークを通じて受信した第1認証用入力情報と予め記憶部に記憶された第1認証情報とを照合して認証成否を判定する第1認証処理を実行し、前記第1認証処理が成功した場合に、前記第1認証用入力情報の送信元に対して前記ネットワークを通じて電子メールサービスを提供する電子メールサーバーと通信可能な情報処理装置であって、
    第2認証情報と複数の前記第1認証情報と前記第1認証情報に対応する前記電子メールサーバーの前記ネットワーク上の宛先情報とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部と、
    第2認証用入力情報を入力する第2認証用情報入力部と、
    前記第2認証用入力情報と前記対応認証情報記憶部の前記第2認証情報とを照合して認証成否を判定する第2認証処理を実行する第2認証処理部と、
    前記第2認証処理が成功した場合に、成功した前記第2認証処理で用いられた前記第2認証情報に対応する前記対応認証情報記憶部の前記第1認証情報をこれに対応する前記宛先情報の宛先へ送信することにより、前記電子メールサーバーに前記第1認証処理を要求する第1認証要求部と、
    前記第1認証要求部が要求した前記第1認証処理が成功した場合に、成功した前記第1認証処理の要求先である前記電子メールサーバーの前記電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する処理を含む電子メールサービス利用処理を実行する電子メールサービス利用部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記電子メールサービスを通じて受信した前記電子メールデータに基づく画像を形成する画像形成部と、原稿の画像を読み取ることにより前記電子メールサービスを通じて送信される前記電子メールデータにおける添付ファイルの元になる画像データを生成する画像読取部と、のうちの少なくとも一方をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 操作部に対する操作に従って、前記電子メールサービスを通じて受信した前記電子メールデータにおける本文部および添付ファイルの一方または両方を、前記画像形成部による画像形成の対象として選択する画像形成対象選択部をさらに備える、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 成功した前記第1認証処理の要求先の前記電子メールサーバーから前記電子メールサーバーに到達している受信電子メールデータの情報を取得する受信電子メール情報取得部と、
    前記受信電子メールデータの情報を出力するとともに操作部に対する操作に従って前記電子メールサービス利用処理において受信の対象とする前記受信電子メールデータを選択する受信データ選択部と、をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. ネットワークを通じて受信した第1認証用入力情報と予め記憶部に記憶された第1認証情報とを照合して認証成否を判定する第1認証処理を実行し、前記第1認証処理が成功した場合に、前記第1認証用入力情報の送信元に対して前記ネットワークを通じて電子メールサービスを提供する電子メールサーバーと通信可能な画像処理装置であって、
    第2認証情報と複数の前記第1認証情報と前記第1認証情報に対応する前記電子メールサーバーの前記ネットワーク上の宛先情報とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部と、
    第2認証用入力情報を入力する第2認証用情報入力部と、
    前記第2認証用入力情報と前記対応認証情報記憶部の前記第2認証情報とを照合して認証成否を判定する第2認証処理を実行する第2認証処理部と、
    前記第2認証処理が成功した場合に、成功した前記第2認証処理で用いられた前記第2認証情報に対応する前記対応認証情報記憶部の前記第1認証情報をこれに対応する前記宛先情報の宛先へ送信することにより、前記電子メールサーバーに前記第1認証処理を要求する第1認証要求部と、
    前記第1認証要求部が要求した前記第1認証処理が成功した場合に、成功した前記第1認証処理の要求先である前記電子メールサーバーの前記電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する処理を含む電子メールサービス利用処理を実行する電子メールサービス利用部と、
    前記電子メールサービスを通じて受信した前記電子メールデータに基づく画像を形成する画像形成部および原稿の画像を読み取ることにより前記電子メールサービスを通じて送信される前記電子メールデータにおける添付ファイルの元になる画像データを生成する画像読取部のうちの少なくとも一方と、を備える画像処理装置。
  6. ネットワークを通じて受信した第1認証用入力情報と予め記憶部に記憶された第1認証情報とを照合して認証成否を判定する第1認証処理を実行し、前記第1認証処理が成功した場合に、前記第1認証用入力情報の送信元に対して前記ネットワークを通じて電子メールサービスを提供する電子メールサーバーと通信可能な情報処理装置が実行する電子メールサービス利用方法であって、
    第2認証用入力情報を入力する第2認証用情報入力工程と、
    第2認証情報と複数の前記第1認証情報と前記第1認証情報に対応する前記電子メールサーバーの前記ネットワーク上の宛先情報とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部の情報を参照する記憶部参照工程と、
    前記第2認証用入力情報と前記対応認証情報記憶部の前記第2認証情報とを照合して認証成否を判定する第2認証処理を実行する第2認証処理工程と、
    前記第2認証処理が成功した場合に、前記対応認証情報記憶部の情報を参照し、成功した前記第2認証処理で用いられた前記第2認証情報に対応する前記対応認証情報記憶部の前記第1認証情報をこれに対応する前記宛先情報の宛先へ送信することにより、前記電子メールサーバーに前記第1認証処理を要求する第1認証要求工程と、
    前記第1認証処理が成功した場合に、成功した前記第1認証処理の要求先である前記電子メールサーバーの前記電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する処理を含む電子メールサービス利用処理を実行する電子メールサービス利用工程と、を含む電子メールサービス利用方法。
  7. ネットワークを通じて受信した第1認証用入力情報と予め記憶部に記憶された第1認証情報とを照合して認証成否を判定する第1認証処理を実行し、前記第1認証処理が成功した場合に、前記第1認証用入力情報の送信元に対して前記ネットワークを通じて電子メールサービスを提供する複数の電子メールサーバーと通信可能な情報処理装置のプロセッサーに、
    第2認証用入力情報を入力する第2認証用情報入力工程と、
    第2認証情報と複数の前記第1認証情報と前記第1認証情報に対応する前記電子メールサーバーの前記ネットワーク上の宛先情報とを対応づけて記憶可能な対応認証情報記憶部の情報を参照する記憶部参照工程と、
    前記第2認証用入力情報と前記対応認証情報記憶部の前記第2認証情報とを照合して認証成否を判定する第2認証処理を実行する第2認証処理工程と、
    前記第2認証処理が成功した場合に、前記対応認証情報記憶部の情報を参照し、成功した前記第2認証処理で用いられた前記第2認証情報に対応する前記対応認証情報記憶部の前記第1認証情報をこれに対応する前記宛先情報の宛先へ送信することにより、前記電子メールサーバーに前記第1認証処理を要求する第1認証要求工程と、
    前記第1認証処理が成功した場合に、成功した前記第1認証処理の要求先である前記電子メールサーバーの前記電子メールサービスを通じて電子メールデータを受信または送信する処理を含む電子メールサービス利用処理を実行する電子メールサービス利用工程と、を実行させるための電子メールサービス利用プログラム。
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