JP2016133188A - シール材およびシール機構 - Google Patents

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【課題】 低い摺動抵抗および高いシール性を兼ね備えると共に、耐久性および熱伝導性に優れたシール材、およびシール機構を提供する【解決手段】 構造体20の孔部21と、この孔部21内に挿入されるシャフト30との間をシールするためのシール材10であって、前記構造体20に対するシャフト30の相対移動時に内周面が前記シャフト30と摺動する円筒状の形態を有し、繊維とエラストマーとが一体化された摺動層11と、この摺動層11の外周面側に積層され、熱伝導性素材13を含有した弾性外皮層12とを備えた積層体から構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、装置等の構造体の孔部と、この孔部内に挿入されるシャフトとの間をシールするためのシール材およびこれを用いたシール機構に関する。
従来、トナー等の粉体を取り扱う画像処理装置の回転シャフトをシールして粉体の漏出を阻止するシール材として、特許文献1には、パイルもしくはファイバーシートを円筒状にし、その外周側を金属支持部材で拘束した円筒状シール部材が開示されている。この円筒状シール部材は、パイルやファイバーでシャフトの周りを適度な圧縮力で押さえ込み、摺動抵抗とシール性のバランスをとっている。
しかしながら、上記円筒状シール部材は、パイルやファイバーの耐久性が低く、さらにパイルやファイバー間に粉体が入るとシール性が低下するため、高負荷で長期間使用する装置には使用できないという問題があった。また、高速回転するシャフトへの圧縮力により摩擦熱が発生し、円筒状シール材およびその近傍に熱が籠もってしまう問題があった。
特開2008−26728号公報
本発明の課題は、低い摺動抵抗および高いシール性を兼ね備えると共に、耐久性および熱伝導性に優れたシール材、およびシール機構を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下の構成からなる。
(1)構造体の孔部と、この孔部内に挿入されるシャフトとの間をシールするためのシール材であって、前記構造体に対するシャフトの相対移動時に内周面が前記シャフトと摺動する円筒状の形態を有し、繊維とエラストマーとが一体化された摺動層と、この摺動層の外周面側に積層され、熱伝導性素材を含有した弾性外皮層とを備えたことを特徴とするシール材。
(2)前記熱伝導性素材が、スチールファイバー、カーボンファイバーまたはカーボンナノチューブである(1)に記載のシール材。
(3)前記弾性外皮層は、エラストマーに熱伝導性素材を混合したものである(1)または(2)に記載のシール材。
(4)前記弾性外皮層は、少なくとも片面にシート状または層状の熱伝導性素材を積層したシート状のエラストマーを前記摺動層の表面に巻き付けたものである(1)または(2)に記載のシール材。
(5)(1)〜(4)のいずれかに記載のシール材が、構造体の孔部におけるシャフト挿入口内またはシャフト挿入口の外周縁に密着して取り付けられていることを特徴とするシール機構。
本発明のシール材は、繊維とエラストマーとが一体化された摺動層と、熱伝導性素材を含有した弾性外皮層とから構成されるので、低い摺動抵抗および高いシール性を兼ね備えると共に、耐久性および熱伝導性に優れる。
本発明の一実施形態に係るシール材の断面図である。 図1に示したシール材を用いたシャフトのシール機構を示す概略断面図である。 本発明の他の実施形態に係るシール材の断面図である。 放熱試験に用いたシャフトとシール材の説明図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るシール材10を示している。このシール材10は、同図に示すように円筒状であり、中央部をシャフト30が挿通し、シャフト30の周囲に摺動層11および熱伝導性素材13が含有された弾性外皮層12が外周に向かってこの順に積層された積層体である。
シール材10は、図2に示すように、構造体20の孔部21に形成されたシール材収容凹部22の内周面と、このシール材収容凹部22内を挿通したシャフト30の外周面との間に介在し、軸まわりの回転運動、軸方向の往復運動などをするシャフト30の周りをシールするものである。シャフト30はシール材収容凹部22を経て構造体20の孔部21内に挿入される。すなわち、シール材収容凹部22は、孔部21と連通し、かつ前記孔部21の径よりも大きい内径を有する。
シール材10は、シャフト30の動作時にシール材10の中央部を貫通した摺動層11の内周面とシャフト30の外周面との間に空隙が発生するのを抑制できるように、後述するシャフト30の形状や大きさに合わせて適宜調整される。
シール材10の摺動層11は、図1に示すように、回転するシャフト30の外周面をシールするものであり、繊維とエラストマーとが一体化されている。これにより、接触するシャフト30の摺動抵抗が低く、摺動摩擦に対する耐久性に優れるシール材とすることができる。
摺動層11の径の厚みは、特に限定されず、シール材10の使用用途などに応じて適宜調整すればよいが、好ましくは図2に示すように、弾性外皮層12の厚みより小さく、かつシャフト30が挿入される孔部21の径の長さ以下であるのがよく、熱伝導性素材を含有する弾性外皮層12の面積が大きいほど、シャフト30と摺動層11との摺動摩擦により発生した摩擦熱を放熱しやすい。
摺動層11を構成するエラストマーは、主に、繊維の耐久性を向上させるものであり、その材質としては、例えば、天然ゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ハイパロン、ポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム(H−NBR)、シリコンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、ミラブルウレタン、熱硬化性ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタンまたは熱可塑性ポリエステルなどのエラストマーが挙げられ、これら一種以上が使用される。また、摺動層11を構成するエラストマーには、加硫剤、加硫促進助剤および補強剤が配合されてもよい。加硫剤としては、例えば、ジクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物、有機硫黄化合物、金属酸化物などが挙げられる。加硫促進助剤としては、例えば、ステアリン酸などの脂肪酸、金属酸化物などが挙げられる。補強剤としては、例えば、カーボンブラック、ホワイトカーボンなどが挙げられる。さらに、例えば、老化防止剤、充填剤、可塑剤、粘着剤などもまた配合され得る。これら以外に、摺動抵抗を小さくするために、グラファイト、シリコンオイル、フッ素パウダー、又は二硫化モリブデン等の固体潤滑剤がエラストマーに含まれても良い。
摺動層11を構成する繊維は、主に、回転するシャフト30の外周面と接触摺動するものであり、シャフト30の周りの摺動抵抗を小さくする主要因となる。
摺動層11を構成する繊維の材質としては、例えば、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、炭素繊維、テフロン(登録商標)繊維、液晶ポリマー繊維、ガラス繊維、綿糸などが挙げられる。また、摺動層11を構成する繊維は、布材の形態であってもよく、短繊維の形態でエラストマーに混合してもよい。この布材としては、織物布、編物布または不織布が挙げられる。布材の目付け量は、通常20〜200g/m2であるが、特に限定されない。
繊維の形態が布材である場合、布材がシャフト30の外周面と接触摺動するように布材とエラストマーとを一体化させ、一方、短繊維の形態である場合、エラストマーの中に短繊維を混ぜ込んで一体成形することにより、摺動層11が得られる。
弾性外皮層12は、熱伝導率の優れた熱伝導性素材13を均一に含有したものであり、前記摺動層11に積層される。この弾性外皮層12は、摺動層11と回転するシャフト30との摩擦による発熱の熱籠りを解消し、シール材10の発熱温度を低く抑えるものである。そのためシール材10には、通風穴や冷却媒体の封入、ペルティェ素子の取り付け等の冷却機構が不要となる。
また、弾性外皮層12は、シャフト30が構造体20に対して相対移動(往復動または回転)しても、この相対移動に追従して摺動層12の形状を安定させるので、シール性を高めることができる。
弾性外皮層12を構成するエラストマーとしては、例えば、天然ゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ハイパロン、ポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレンゴム(EPM)、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム(H−NBR)、シリコンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、スチレンブタジエンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、ミラブルウレタン、熱硬化性ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタンまたは熱可塑性ポリエステルなどのエラストマーが挙げられ、これらの一種または二種以上が使用される。
弾性外皮層12に含有される熱伝導性素材13としては、例えばスチールファイバー、カーボンファイバー、カーボンナノチューブ、黒鉛、アルミナ、アルミニウム、ボロンナイトライド、シリコンナイトライド、銅、銀、窒化アルミニウム、窒化ケイ素等が挙げられ、これらの素材の一種または二種以上を使用する。
熱伝導性素材13を弾性外皮層12に含有させる方法としては、特に制限されず、例えば、図1に示すように、弾性外皮層12を構成するエラストマーに熱伝導性素材13を均一に混合する方法などがある。
熱伝導性素材13の前記エラストマーへの混合量は、適切な熱伝導性(放熱性)を備え且つ耐久性を損なわない範囲であるのが好ましい。
弾性外皮層12を構成するエラストマーには、前記熱伝導性素材13の他、必要に応じて短繊維、加硫剤、加硫促進助剤および補強剤が配合されてもよい。短繊維としては、摺動層11を構成する繊維と同様な種類の短繊維が挙げられる。加硫剤としては、例えば、ジクミルパーオキサイドなどの有機過酸化物、有機硫黄化合物、金属酸化物などが挙げられる。加硫促進助剤としては、例えば、ステアリン酸などの脂肪酸、金属酸化物などが挙げられる。補強剤としては、例えば、カーボンブラック、ホワイトカーボンなどが挙げられる。さらに、例えば、老化防止剤、充填剤、可塑剤、粘着剤などもまた配合され得る。
シール保持材24は、図2に示すように、シャフト30に外挿したシール材10をシール材収容凹部22内に圧入して圧縮変形状態で取り付けた後、構造体20の外壁面にねじ止めなどにより固定するものである。シール保持材24は、シール材収容凹部22内にシール材10を閉じ込め、構造体20に固着することができるものであれば特に限定されない。このシール保持材24により、シール材10は、シール材収容凹部22内に固定され、シャフト30が移動しても構造体20から外れることがない。
本実施形態に係るシール材10の製造方法としては、特に限定されず、例えば、シャフト30の外周面と同様の形状の棒状物にエラストマーが含浸処理された布材を一層または二層以上巻き付け、さらにその外面に熱伝導性素材を含有した弾性外皮層形成用エラストマーを同様に一層または二層以上巻き付け、これを所望のシール材10の形状に成形可能な上下金型の間に収容し、加圧下で加熱して接着させ、その後、金型から取り出し必要厚みにカットすることでシール材10を得ることができる。
あるいは、シャフト34の外周面と同様の形状の棒状物にエラストマーで含浸処理された布材を巻きつけ、金型の間に収容し、ついで熱伝導性素材を含有した流動性のある弾性外皮層形成用エラストマーを金型内に流し込み、常温まで冷却または加熱硬化して金型内から取り出す金型成形法等が挙げられる。
エラストマーによる布材への含浸処理は、エラストマーを溶剤等で溶解し液状とした後、布材を含浸処理する方法が好適に使用される。エラストマーにより布材を含浸処理することで、布材を構成する繊維材の間にエラストマーが入り込み、布材を構成する繊維材同士を接着させてまとめあげ、布材を補強することができる。また、エラストマーを含浸させた布材を摺動層として採用することにより、布材を構成する繊維材同士の擦れによる摩耗が低減されるだけでなく、摺動層とシャフトの間の耐摩耗性を向上させることが可能となる。
シール材10は、例えば、図2に示すようにして設置され、使用される。シール材10の中央部の貫通孔内にシャフト30を嵌入した後、シャフト30を構造体20の孔部21内に挿入すると共に、シール材10を孔部21前方のシール材収容凹部22内に圧入する。次いで、構造体20にシール保持材24を取り付けて、シール材10をシール材収容凹部22内に密封する。
また、予めシール材10をシール材収容凹部22内に圧入し、シール保持材24を取り付けた後、シャフト30をシール材10の貫通孔を経て構造体20の孔部21内に挿入してもよい。
シャフト30の形状としては、断面が略円、略正方形、略多角形などであってもよいが、シール材10の摺動層11の内周面と摺動可能に動作するものが好ましく、より好ましくは摺動層11の内周面の形状と同じであるのがよい。
回転するシャフト30の表面には、図2に示すように、ゴミ4が付着する場合がある。この時、ゴミ4が孔部21内へ入らないようシール材10で遮られている。また、ゴミ4は、シャフト30を孔部21方向に移動させると、シール材10の弾性外皮層12側に移動させることができ、シャフト30から除去される。
なお、上記実施形態では、図2に示すように、シール材10は、ゴミ4が侵入する前面がシャフト30に対して垂直に形成されているが、シール材10の内周面側が外周面側よりも構造体20の外側に位置するように前面が傾斜した斜面状で構成されていてもよい。これにより、ゴミ4を効果的に排除することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態に係るシール材を図3に基づいて説明する。前述の実施形態では、弾性外皮層12を構成するエラストマーに熱伝導性素材13を混合したが、本実施形態に係るシール材10’は、図3に示すように、弾性外皮層12’を構成するシート状のエラストマーの少なくとも片面に、シート状または層状の熱伝導性素材13’を積層し、これを、前述の実施形態と同様にして、棒状物に巻き付けた、エラストマーが含浸処理された布材の外面に一層または二層以上巻き付け、これを上下金型の間に収容し、加圧下で加熱して接着させたものである。加圧加熱後、金型から取り出し必要な厚みにカットすることでシール材10’を得ることができる。ここで、層状の熱伝導性素材13’とは、シート状の形態を有さず、繊維状ないし粉状の熱伝導性素材をシート状の未加硫エラストマーの表面に散布して形成されるものをいう。
このような形態のシール材10’であっても、前述の実施形態と同様に熱伝導性等に優れる。その他は、前述の実施形態と同様である。
本発明のシール材およびシール機構は、粉体や液体を取り扱う用途の駆動装置に好適に使用可能であり、例えば、自動車、モータバイク、自転車、アミューズメント用乗り物、モータボート、鉄道車両、船舶、航空機、宇宙船などの乗り物や、各種の機械、工作機、ロボット、振動を嫌う生産設備、画像処理装置、半導体製造装置、チップマウンターなどの産業機械、その他に使用される回転軸などのシャフトの軸封として適用するシール材として使用することができる。
(実施例)
シャフト30の外周面と同じの形状の棒状物に、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)を含浸処理したナイロンの布材を巻きつけた。次に、布材の外面に、熱伝導性素材としてスチールファイバーを弾性外皮層12’形成用のNBRの未加硫シートの表面に層状に積層したものを渦巻状に巻き付け、これを所定の上下金型の間に収容し、加圧下で加熱して接着させ、その後、金型から取り出し、厚さ3.64mmにカットして図3に示すようなシール材を得た。
(比較例)
弾性外皮層形成用のNBRに熱伝導性素材(スチールファイバー)を積層しなかった他は、実施例と同様にしてシール材を得た。
(放熱試験)
実施例および比較例で得た各シール材を、図4に示すように構造体20に装着した。このときシール材の厚みが3mmになるように圧縮した。この状態で、シャフト30を1500回/分で回転させ、かつシール材を長さL(800mm)の距離を往復でストロークさせて、3時間後のシャフト30の中央A(往復動する中心)の温度を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2016133188
表1に示すように、シャフト中央の温度は、実施例のシール材が比較例よりも2〜3℃発熱温度が低かった。これにより、本発明のシール材は放熱効果が高いことがわかる。
10 シール材
11 摺動層
12 弾性外皮層
13 熱伝導性素材
20 構造体
21 孔部
22 シール材収容凹部
24 シール保持材
30 シャフト
4 ゴミ

Claims (5)

  1. 構造体の孔部と、この孔部内に挿入されるシャフトとの間をシールするためのシール材であって、
    前記構造体に対するシャフトの相対移動時に内周面が前記シャフトと摺動する円筒状の形態を有し、繊維とエラストマーとが一体化された摺動層と、
    この摺動層の外周面側に積層され、熱伝導性素材を含有した弾性外皮層とを備えたことを特徴とするシール材。
  2. 前記熱伝導性素材が、スチールファイバー、カーボンファイバーまたはカーボンナノチューブである請求項1に記載のシール材。
  3. 前記弾性外皮層は、エラストマーに熱伝導性素材を混合したものである請求項1または2に記載のシール材。
  4. 前記弾性外皮層は、少なくとも片面にシート状または層状の熱伝導性素材を積層したシート状のエラストマーを前記摺動層の表面に巻き付けたものである請求項1または2に記載のシール材。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のシール材が、構造体の孔部におけるシャフト挿入口内またはシャフト挿入口の外周縁に密着して取り付けられていることを特徴とするシール機構。
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