JP2016133041A - バキュームポンプ - Google Patents

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清隆 太田原
Kiyotaka Otawara
清隆 太田原
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Abstract

【課題】リード弁等のリリーフ機構を設けずに、ベーンの逆回転時におけるポンプ室内の過剰な圧力上昇を抑えることができるバキュームポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ室2Aを有するハウジング2と、ポンプ室2A内に回転自在に配置されるロータ3と、ロータ3の回転に伴ってポンプ室2Aを複数の作動空間に区画するベーン4と、ポンプ室2Aを閉塞するカバー5と、ポンプ室2A内に空気を吸い込む吸気通路6と、を備えるベーンポンプ1において、ポンプ室2A内に設けられ、ベーン4の逆回転時における前記ベーン4の回転方向前方側の空間と後方側の空間とを連通させて、当該前方側の空間から後方側の空間に潤滑油を逃がすリリーフ溝8と、吸気通路6から分岐するとともに、前記吸気通路6よりも前記ベーン4の逆回転時における前記ベーン4の回転方向後方側において前記ポンプ室2Aに連通する吸気ポート9と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン本体に取り付けるバキュームポンプに関する。
従来、自動車用のバキュームポンプとして使用されるベーンポンプは公知である(例えば、特許文献1参照)。上記ベーンポンプでは、ポンプ室内の過剰な圧力上昇を防ぐために圧力を外部に逃がすリード弁(リリーフバルブ)が設けられている。例えばエンジンの始動時においては、ロータとベーンが正常な回転方向と逆方向に回転される場合があり、その際にはポンプ室内が急激に高圧になる。この時、上記ベーンポンプでは、ロータとベーンの逆回転時に、リード弁の弁体が弁座から強制的に離座されることでポンプ室から外部に連通する大気導入通路が開放されて、ポンプ室内の高圧の大気が大気導入通路と開放状態のリード弁を介してポンプ室の外部へ排出されるようになっている。つまり、ポンプ室の圧力をハウジングの外部へ逃すリリーフ通路およびリリーフ弁として、大気導入通路とリード弁が機能するようになっている。すなわち、ベーンが逆回転した場合には、ポンプ室内が高圧になり逆止弁等の部品が破損するおそれがあるが、上記リリーフ通路およびリード弁のようなリリーフ機構を設けることで高圧時にはリード弁が開放されてポンプ室内の過剰な圧力上昇を抑えて、逆止弁等の部品を保護することができる。
特開2012−67730号公報
しかしながら、上記のようなベーンポンプの構成では、リード弁においてシール不足が発生すると空気が外部からポンプ室内に流入し、この空気を圧縮して外部に排気するロスが発生し、バキュームポンプとしての吸引性能や駆動トルクの悪化に繋がる。そのため、リード弁(リリーフバルブ)等のリリーフ機構を設けずに、ベーンの逆回転時におけるポンプ室内の過剰な圧力上昇を抑える構成が望まれる。
そこで、本発明は係る課題に鑑み、リード弁等のリリーフ機構を設けずに、ベーンの逆回転時におけるポンプ室内の過剰な圧力上昇を抑えることができるバキュームポンプを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ポンプ室を有するハウジングと、前記ポンプ室内に回転自在に配置されるロータと、前記ロータに摺動自在に取り付けられるとともに前記ロータの回転に伴って前記ポンプ室を複数の作動空間に区画するベーンと、前記ポンプ室を閉塞するカバーと、前記ポンプ室に連通するとともに前記ポンプ室内に空気を吸い込む吸気通路と、を備えるバキュームポンプにおいて、前記ポンプ室内における前記ベーンの軸方向両端面の少なくとも一方が摺動する摺動面に設けられ、前記ベーンの逆回転時における前記ベーンの回転方向前方側の空間と後方側の空間とを連通させて、当該前方側の空間から後方側の空間に潤滑油を逃がすリリーフ溝と、前記吸気通路から分岐するとともに、前記吸気通路よりも前記ベーンの逆回転時における前記ベーンの回転方向後方側において前記ポンプ室に連通する吸気ポートと、を有するものである。
請求項2においては、前記リリーフ溝の一端部は、前記吸気通路の開口近傍に配置されるものである。
本発明によれば、リード弁等のリリーフ機構を設けずに、ベーンの逆回転時におけるポンプ室内の過剰な圧力上昇を抑えることができる。
本発明の実施形態に係るバキュームポンプを示す平面一部断面図。 本発明の実施形態に係る図1のA−A線断面図。 リリーフ溝の長手方向の断面を示す断面図。
以下、本実施形態に係るバキュームポンプを図1から図3を用いて説明する。
1はバキュームポンプとしてのベーンポンプである。このベーンポンプ1は図示しないエンジンルームの側面に固定されており、例えば、図示しないブレーキ倍力装置の負圧源として機能するようになっている。
ベーンポンプ1は、略楕円形のポンプ室2Aを有する段付円筒状のハウジング2と、ハウジング2の背面側からポンプ室2A内に突出するように配置されるとともに、ポンプ室2Aの中心に対して軸心を偏心させて回転自在に配置されたロータ3と、ポンプ室2A内に配置されるとともに、ロータ3に支持され、ロータ3とともに矢印方向に回転してポンプ室2A内を常時複数の作動空間2a〜2cに区画するベーン4と、ハウジング2における大径部2Bの開口、すなわちポンプ室2Aの一端開口を閉塞し、ポンプ室2Aを密閉するカバー5と、ポンプ室2Aに連通するとともにポンプ室2A内に空気を吸い込む吸気通路6とを備えている。ロータ3とベーン4は、負圧源として負圧を発生させる場合は図1において反時計方向(正回転方向)に回転駆動される。
ハウジング2は、一端側が開放され、その内部がポンプ室2Aとなる大径部2Bと、大径部2Bの他端側に隣接して形成された小径部2Cとを備えており、小径部2Cの内周面によってロータ3を回転自在に軸支している。ハウジング2の大径部2Bの側壁面には、前記ブレーキ倍力装置からポンプ室2Aへ気体(空気)を吸引するための吸気通路6が設けられている。吸気通路6は、外部とポンプ室2Aとの間を直線状に連通する通路であり、ポンプ室2Aに開口6Aを有する。吸気通路6には、前記ブレーキ倍力装置の負圧を維持するための逆止弁10が設けられている。また、ポンプ室2Aの下方には、ポンプ室2Aの内壁面からハウジング2の外壁面まで貫通する貫通孔が穿設されており、この貫通孔が、ポンプ室2Aからハウジング2の外部へ気体や潤滑油を排出するための排出通路7となっている。
ハウジング2の内部には、吸気通路6から分岐してポンプ室2Aに連通する吸気ポート9が穿設される。吸気ポート9は、ハウジング2の大径部2Bの内部に形成され、一端が吸気通路6に連通するとともに、ベーン4の逆回転時におけるベーン4の回転方向後方側に向かって所定長延設され、他端にポンプ室2Aに連通する開口9Aを有する。吸気ポート9の開口9Aは、吸気通路6の開口6Aよりもベーン4の逆回転時におけるベーン4の回転方向後方側に配置される。吸気ポート9は、ベーン4の正回転時には吸気通路6を介して空気が吸引されるとともに、詳細は後述するが、ベーン4の逆回転時にはポンプ室2Aの所定の作動空間の空気を逃がすための通路として機能する。つまり、ベーンポンプ1では、ベーン4の正回転時には吸気通路6と吸気ポート9の二系統により吸気が行われる。
なお、吸気ポートの形状、その延設方向、長さ寸法は、本実施形態に限定されるものではなく、ベーンポンプの大きさ、形状に応じて適宜変更可能である。
ハウジング2は、ポンプ室2A内におけるベーン4の軸方向両端面4B・4Bの少なくとも一方が摺動する摺動面に設けられ、前記ベーン4の逆回転時におけるベーン4の回転方向前方側の空間と後方側の空間とを連通させて、当該前方側の空間から後方側の空間に潤滑油を逃がすリリーフ溝8を有する。リリーフ溝8は、平面視略長方形状で、断面略台形形状に形成されている。リリーフ溝8は、図3に示すように、長手方向の断面形状が開口側に向かって拡開した台形状に形成されている。リリーフ溝8は、直線状に延出される凹状の溝であり、先端部8Aが吸気通路6の開口6Aの近傍に配置されるとともに、後端部8Bがリリーフ溝8の先端部8Aよりもロータ3に向かって斜め下方に配置される。図3に示すように、リリーフ溝8は、ベーン4の逆回転時にベーン4がリリーフ溝8の先端部8Aと後端部8Bとの間に位置した場合に、ベーン4の逆回転時(図1の時計方向の回転時)におけるベーン4の回転方向前方側の空間と後方側の空間とを連通させて、該前方側の空間から後方側の空間に潤滑油を逃がすためのものある。つまり、リリーフ溝8は、ベーン4がリリーフ溝8に重合した際に、該リリーフ溝8を介して前記前方側の空間と後方側の空間とを連通させることができるように構成されている。
リリーフ溝8の先端部8Aは、ベーン4が逆回転した際に最初にリリーフ溝8に重合する部分であり、ベーン4の回転方向前方側の空間の容積が予め定めた所定量となった時に、回転方向前方側の空間と後方側の空間との連通を開始させることができる位置に形成している。これは、ベーン4が逆回転した際の回転方向前方側の空間は潤滑油を圧縮する方向に作用するので、仮にその空間内に所定量の潤滑油が存在した場合には、当該空間が所定量まで圧縮された瞬間に該空間からリリーフ溝8を介して後方側の空間に潤滑油を逃がさないと、前方側の空間内の非圧縮性である潤滑油が圧縮されて前方側の空間内が異常に高圧となり、逆止弁10やベーン4を損傷するおそれがあるからである。他方、リリーフ溝8の後端部8Bは、ベーン4が逆回転した際に最後に該ベーン4との重合が解除される部分であり、ベーン4が逆回転した際に吸気通路6を通過した位置に形成している。
そして、リリーフ溝8の先端部8Aと後端部8Bとをハウジング2の内周面に近接した位置に形成するとともに、リリーフ溝8の両端部8A、8Bを一直線上に形成している。
なお、リリーフ溝の形状、その延設方向、長さ寸法は、本実施形態に限定されるものではなく、ベーンポンプの大きさ、形状、ポンプ室内に残留する潤滑油の量に応じて適宜変更可能である。
ロータ3は、段付きの略円柱形状を有し、ロータ3の軸方向の一端には、ロータ3の直径方向にわたってガイド溝3Aが形成されており、このガイド溝3Aに板状のベーン4がロータ3の直径方向に摺動自在に取り付けられている。ベーン4の両先端にはポンプ室2Aの内周面と摺動するキャップ4Aが取り付けられている。図1に示すように、ロータ3とベーン4が矢印方向(反時計方向である正回転方向)に回転する際には、両キャップ4Aがポンプ室2Aの内周面と気密を保持して摺動するとともに、ベーン4の軸方向の両端面4B、4Bはカバー5の内側面およびポンプ室2Aの内壁面と摺動し、かつ、ロータ3の大径部の軸方向における両端面はカバー5の内側面およびポンプ室2Aの内壁面と摺動し、カバー5の内側面およびポンプ室2Aの内周面と接触した状態に維持される。それによって、ポンプ室2A内が拡縮可能な作動空間2a〜2cとして区画されるようになっている。
また、ロータ3の他端側の小径部3Bとハウジング2の内周面とにわたっては、給油通路11が形成されている。給油通路11は、ロータ3の小径部3Bに穿設されるとともに給油パイプ12が接続される軸方向孔3Cと、軸方向孔3Cの他端から連続する直径方向孔3Dと、さらに、ロータ3が矢印方向に回転される際に直径方向孔3Dと間欠的に連通するハウジング2に形成された軸方向溝2Dとから構成されている。給油通路11の下流端は、ポンプ室2A内に開口し、この開口を介してポンプ室2A内に潤滑油を給油する。直径方向孔3Dと軸方向溝2Dとは、ロータ3が回転することで周期的に一致するように構成されている。このように給油通路11を構成することでベーンポンプ1の回転駆動に伴って、潤滑油が給油通路11の軸方向溝2Dからポンプ室2A内に間欠的に供給される。
そして、エンジンが駆動されると、エンジンの駆動に連動してロータ3およびベーン4が図1の正回転方向に回転されるので、ポンプ室2A内の3つの作動空間2a〜2cの容積が拡縮される。これにともなって吸気通路6や吸気ポート9を介して各作動空間2a〜2c内へ前記ブレーキ倍力装置内の気体(空気)が吸引されるとともに各作動空間2a〜2c内の気体は、排出通路7を介してポンプ室2Aの外部である前記エンジンルーム内へ排出されるようになっている。また、このようにロータ3とベーン4が回転される作動時には、給油通路11を介してポンプ室2A内と、ロータ3およびベーン4の各摺動部分に潤滑油が供給されるようになっている。そして、ポンプ室2A内に流入した潤滑油はポンプ室2A内の下部に一次貯溜された後に、回転されるベーン4とそのキャップ4Aによって移動されてから排出通路7を介してポンプ室2Aの外部である前記エンジンルーム内へ排出されるようになっている。
一方、ベーン4が逆回転された際には、吸気通路6の近傍において、ベーン4の逆回転方向における前方側の空間が圧縮されるようになる。例えば、図1に示すベーン4の位置から逆回転が開始された場合、作動空間2bの圧力が上昇し始めるが、ベーン4上端のキャップ4Aが吸気ポート9の開口9Aを通過すると、逆回転時において前方側の空間である作動空間2bと後方側の空間である作動空間2cとが吸気ポート9と吸気通路6の下部を通じて連通し、作動空間2bから作動空間2cへ空気を逃がして、高くなった圧力を低減することができる。
また、リリーフ溝8の先端部8Aは、吸気通路6側に近接した位置に形成されている。このようにリリーフ溝8の先端部8Aを形成した場合、ベーン4の逆回転方向前方側の空間の容積が小さくなった時に、逆回転方向前方側の空間と後方側の空間との連通を開始させることができる。一方、リリーフ溝8の後端部8Bは、ベーン4が逆回転した際に吸気通路6を通過した位置であるとともに、回転方向前方側の空間における圧縮が実質的に終了する位置に形成されている。ベーン4がリリーフ溝8の後端部8Bを通過すると、逆回転方向前方側の空間と後方側の空間との連通が遮断される。
こうして、ベーン4が逆回転された際には、前方側の空間内に残留する潤滑油が圧縮される前にベーン4前後の空間がリリーフ溝8を介して連通されるので、図3において点線矢印で示すように、前方側の空間内の潤滑油はリリーフ溝8を介して後方側の空間へ排出されるようになる。これにより、高圧となった前方空間の内部圧力を低減することができる。
以上のように、本実施形態のベーンポンプ1は、ポンプ室2A内におけるベーン4の軸方向両端面4B・4Bの少なくとも一方が摺動する摺動面に設けられ、ベーン4の逆回転時におけるベーン4の回転方向前方側の空間と後方側の空間とを連通させて、当該前方側の空間から後方側の空間に潤滑油を逃がすリリーフ溝8を有する。さらに、本実施形態のベーンポンプ1は、吸気通路6から分岐するとともに、前記吸気通路6よりもベーン4の逆回転時におけるベーン4の回転方向後方側において前記ポンプ室2Aに連通する吸気ポート9を有する。これにより、リード弁等のリリーフ機構を設けずに、ベーン4の逆回転時におけるポンプ室2A内の過剰な圧力上昇を抑えることができる。本実施形態のベーンポンプ1では、ベーン4の逆回転時においてポンプ室2Aの上部に配置した吸気ポート9により高圧となった前方側の空間から後方側の空間に空気を逃がして前方側の空間の圧力上昇を抑えるとともに、ポンプ室2Aの下部に配置したリリーフ溝8により高圧となった前方側の空間から後方側の空間に潤滑剤を逃がして前方側の空間の圧力上昇を抑えることができる。すなわち、ポンプ室2Aにおいては、上部の吸気ポート9により高圧となった前方側の空間から後方側の空間に空気を移動し、下部のリリーフ溝8によりポンプ室2Aの下部に残留した潤滑剤を高圧となった前方側の空間から後方側の空間に移動できるため、高圧となった空間の効率的な圧力低減が可能である。
なお、本実施形態においては、リリーフ溝8をポンプ室2A内のベーン4との摺動部分に設けているが、これに限定するものではない。例えば、カバー5の内側面におけるベーン4との摺動部分にリリーフ溝を設ける構成とすることもできる。
1 ベーンポンプ(バキュームポンプ)
2 ハウジング
2A ポンプ室
2a 作動空間
2b 作動空間
2c 作動空間
3 ロータ
4 ベーン
5 カバー
6 吸気通路
8 リリーフ溝
8A 先端部(リリーフ溝の一端部)
8B 後端部(リリーフ溝の他端部)
9 吸気ポート

Claims (2)

  1. ポンプ室を有するハウジングと、前記ポンプ室内に回転自在に配置されるロータと、前記ロータに摺動自在に取り付けられるとともに前記ロータの回転に伴って前記ポンプ室を複数の作動空間に区画するベーンと、前記ポンプ室を閉塞するカバーと、前記ポンプ室に連通するとともに前記ポンプ室内に空気を吸い込む吸気通路と、を備えるバキュームポンプにおいて、
    前記ポンプ室内における前記ベーンの軸方向両端面の少なくとも一方が摺動する摺動面に設けられ、前記ベーンの逆回転時における前記ベーンの回転方向前方側の空間と後方側の空間とを連通させて、当該前方側の空間から後方側の空間に潤滑油を逃がすリリーフ溝と、
    前記吸気通路から分岐するとともに、前記吸気通路よりも前記ベーンの逆回転時における前記ベーンの回転方向後方側において前記ポンプ室に連通する吸気ポートと、を有する、ことを特徴とするバキュームポンプ。
  2. 前記リリーフ溝の一端部は、前記吸気通路の開口近傍に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載のバキュームポンプ。
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