JP2016133040A - バキュームポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポンプ室2Aを有するハウジング2と、前記ポンプ室2A内に回転自在に配置されるロータ3と、前記ロータ3に摺動自在に取り付けられるとともに前記ロータ3の回転に伴って前記ポンプ室2Aを複数の作動空間に区画するベーンと、前記ポンプ室2A内に潤滑油を供給する給油通路11と、前記ハウジング2を閉塞するとともに前記ロータ3が内側面に摺動するカバー5と、を備えるベーンポンプ1において、前記ロータ3は、前記ベーンとの摺動面に軸方向に亘って形成された給油溝3Kを有する。
【選択図】図3
Description
1はバキュームポンプとしてのベーンポンプである。このベーンポンプ1は図示しないエンジンルームの側面に固定されており、例えば、図示しないブレーキ倍力装置の負圧源として機能するようになっている。
ベーンポンプ1は、略楕円形のポンプ室2Aを有する段付円筒状のハウジング2と、ハウジング2の背面側からポンプ室2A内に突出するように配置されるとともに、ポンプ室2Aの中心に対して軸心を偏心させて回転自在に配置されたロータ3と、ポンプ室2A内に配置されるとともに、ロータ3に支持され、ロータ3とともに矢印方向に回転してポンプ室2A内を常時複数の作動空間2a〜2cに区画するベーン4と、ハウジング2における大径部2Bの開口、すなわちポンプ室2Aの一端開口を閉塞し、ポンプ室2Aを密閉するカバー5とを備えている。
また、ロータ3の他端側の小径部3Cとハウジング2の内周面とにわたっては、給油通路11が形成されている。給油通路11は、ロータ3の小径部3Cに穿設されるとともに給油パイプ12が接続される軸方向孔3Fと、軸方向孔3Fの他端から連続する直径方向孔3Gと、さらに、ロータ3が矢印方向に回転される際に直径方向孔3Gと間欠的に連通するハウジング2に形成された軸方向溝2Fとから構成されている。給油通路11の下流端は、ポンプ室2A内に開口し、この開口を介してポンプ室2A内に潤滑油を給油する。直径方向孔3Gと軸方向溝2Fとは、ロータ3が回転することで周期的に一致するように構成されている。このように給油通路11を構成することでベーンポンプ1の回転駆動に伴って、潤滑油が給油通路11の軸方向溝2Fからポンプ室2A内に間欠的に供給される。
なお、本実施形態では、摺動面3Hに設けられた給油溝3Kが給油溝3Lと連通する構成としているが、特に限定するものではなく、給油溝3Kと給油溝3Lとが連通しない構成であってもよい。
また、本実施形態では、給油溝3Kの形状が直線状で、給油溝3Lの形状が円弧状であるが、ロータ3が有する給油溝の形状やその延設方向は、特に限定されるものではない。例えば、給油溝3Kの形状や給油溝3Lの形状が蛇行状であってもかまわない。
ロータ3が回転駆動した際に、直径方向孔3Gと軸方向溝2Fとが一致すると、潤滑油は、軸方向溝2Fからポンプ室2A内に流入するようになっている。また、軸方向溝2Fと給油溝3Kとが一致すると、潤滑油は給油溝3Kを通ってロータ3の軸方向の一端側へと供給されるとともに、ロータ3のベーン4との摺動面3Hに流入し、摺動面3H全体に拡散する(図3のロータ3部分に示す点線矢印参照)。これにより、ロータ3とベーン4との摺動部分のシール性が向上する。給油溝3Kによりロータ3の軸方向の一端側へと供給された潤滑油は、給油溝3Kに連続する給油溝3Lへと供給される。給油溝3Lに供給された潤滑油は給油溝3Lに沿って円弧状に供給されるとともにロータ3の回転による遠心力により給油溝3Lから潤滑油がロータ3の径方法外側向かってに拡散し(図1のロータ3部分に示す点線矢印参照)、ロータ3のカバー5との摺動面3D全体に拡散する。これにより、ロータ3とカバー5との摺動部分のシール性が向上する。
2 ハウジング
2A ポンプ室
2F 軸方向溝
3 ロータ
3A ガイド溝
3D 摺動面
3H 摺動面
3K 給油溝(第1給油溝)
3L 給油溝(第2給油溝)
4 ベーン
5 カバー
11 給油通路
Claims (4)
- ポンプ室を有するハウジングと、前記ポンプ室内に回転自在に配置されるロータと、前記ロータに摺動自在に取り付けられるとともに前記ロータの回転に伴って前記ポンプ室を複数の作動空間に区画するベーンと、前記ポンプ室内に潤滑油を供給する給油通路と、前記ハウジングを閉塞するとともに前記ロータが内側面に摺動するカバーと、を備えるバキュームポンプにおいて、
前記ロータは、前記ベーンとの摺動面に軸方向に亘って形成された第1給油溝を有する、ことを特徴とするバキュームポンプ。 - 前記ロータは、前記カバーとの摺動面に円弧状に形成された第2給油溝を更に有する、ことを特徴とする請求項1に記載のバキュームポンプ。
- 前記第1給油溝は、前記第2給油溝と連通する、ことを特徴とする請求項2に記載のバキュームポンプ。
- 前記第1給油溝は、前記ポンプ室内に開口する前記給油通路に連通する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバキュームポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007791A JP2016133040A (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | バキュームポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007791A JP2016133040A (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | バキュームポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016133040A true JP2016133040A (ja) | 2016-07-25 |
Family
ID=56437830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015007791A Ceased JP2016133040A (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | バキュームポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016133040A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117811U (ja) * | 1974-07-29 | 1976-02-09 | ||
JPS60125791A (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-05 | Diesel Kiki Co Ltd | ベ−ン型圧縮機 |
JPS61134596U (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-22 | ||
JP2000073975A (ja) * | 1998-09-01 | 2000-03-07 | Sanwa Seiki Co Ltd | 真空ポンプ |
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2015
- 2015-01-19 JP JP2015007791A patent/JP2016133040A/ja not_active Ceased
Patent Citations (4)
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