JP6717232B2 - ベーン型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、ベーン型圧縮機に関する。
ベーン型圧縮機の構成を開示した先行文献として、特開2014−194177号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載されたベーン型圧縮機においては、シリンダブロックの両端をサイドプレートで閉塞して形成した内部空間にロータが回転可能に収容されており、ロータの外周面に形成されたベーン溝にベーンが収容されている。特許文献1に記載のベーン型圧縮機では、ベーンの底面とベーン溝の底面とによって背圧室が形成されており、背圧室に潤滑油が供給されている。
特開2014−194177号公報
背圧室内の潤滑油は、ロータの端面とサイドプレートとの間の隙間から流出し、回転軸と回転軸を収容する軸孔との間を通過して、軸受および軸封装置を潤滑する。
ロータは、ロータの前方側と後方側との差圧によって軸方向に押圧されており、この差圧が大きい場合、ロータがサイドプレートに押し付けられて、ロータとサイドプレートとの間の隙間が小さくなり、潤滑油が通過し難くなる。ロータとサイドプレートとの間の隙間を通過する潤滑油が不足した場合、回転軸と軸孔との間の摺動部に潤滑油が十分に供給されなくなるとともに、吸入行程にあるベーンに作用する背圧が十分に低下しないため、ベーン型圧縮機の消費動力が増加する。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ベーンに作用する背圧を適正に調整するとともに潤滑性を確保することができるベーン型圧縮機を提供することを目的とする。
本発明に基づくベーン型圧縮機は、ハウジングと、回転軸と、ロータと、ベーンとを備える。ハウジングは、シリンダ室を構成し、シリンダ室を区画する区画壁を有する。回転軸は、区画壁に支持されるとともに、シリンダ室に回転可能に設けられている。ロータは、回転軸に固定されている。ロータの外周に、複数のベーン溝が形成されている。ベーンは、複数のベーン溝の各々に出没可能に装着されている。シリンダ室内には、ロータおよびベーンによって複数の圧縮室が区画されている。ロータ内には、ベーン溝の底部およびベーンによって背圧室が区画されている。区画壁には、ロータと対向する端面に、回転軸の周方向に延在する通油溝がロータに対向して形成されている。通油溝は、同時に複数の背圧室と対向可能であるとともに、回転軸の回転によって各背圧室に対して対向する状態と対向しない状態とを有するように設けられている。ロータには、区画壁と対向する端面に、背圧室同士の間の少なくとも1つに、回転軸との固定部から外周域方向に延在する導油溝が形成されている。導油溝は、ロータの回転によって通油溝と対向する状態と対向しない状態とを有するように設けられている。
本発明の一形態においては、導油溝は、回転軸の中心に向かって潤滑油を引き込むように、ロータの回転方向の前方に向けて傾斜した溝形状を有する。
本発明の一形態においては、区画壁と回転軸との間に連通空間が設けられている。導油溝は、連通空間と常時対向している。
本発明の一形態においては、導油溝は、複数設けられている。通油溝は、複数の導油溝のうちの少なくとも1つのいずれかと常時対向している。
本発明の一形態においては、導油溝は、回転軸の周方向にて互いに隣り合っている全ての背圧室同士の間に1つずつ形成されている。
本発明の一形態においては、通油溝は、複数形成されており、かつ、円弧状に延在している。
本発明によれば、ベーン型圧縮機において、ベーンに作用する背圧を適正に調整するとともに潤滑性を確保することができる。
本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機の構成を示す断面図である。 図1のベーン型圧縮機をII−II線矢印方向から見た断面図である。 図1のベーン型圧縮機をIII−III線矢印方向から見た断面図である。 本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機が備えるロータの構成を示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機について図を参照して説明する。以下の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機の構成を示す断面図である。図2は、図1のベーン型圧縮機をII−II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図1のベーン型圧縮機をIII−III線矢印方向から見た断面図である。本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機は、車両に搭載され、車両の空調装置に用いられる。
なお、以下の説明において、図1に示すベーン型圧縮機10の図中左方向を前方と称し、図1に示すベーン型圧縮機10の図中右方向を後方と称する。以下の説明における軸方向、径方向および周方向とは、回転体である回転軸16およびロータ18の軸方向、径方向および周方向を示している。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機10のハウジング11は、有底円筒状のリヤハウジング12と、リヤハウジング12の前端面に結合されたフロントハウジング13とから形成されている。リヤハウジング12およびフロントハウジング13の材質は、たとえば金属である。
フロントハウジング13は、筒状のシリンダ部14と、シリンダ部14の内部空間を閉塞する底壁部13pとを有している。筒状のシリンダ部14は、底壁部13pから延在している。シリンダ部14の内周面14cは、楕円状に形成されている。シリンダ部14は、底壁部13p側とは反対側に開放された開放端部を有している。底壁部13pとシリンダ部14とは、一体に形成されている。フロントハウジング13は、有底円筒状に形成されている。底壁部13pは、第1区画壁を構成する。
底壁部13pには、回転軸16が挿通される軸孔13hが設けられている。軸孔13hによって、底壁部13pに軸受面が形成されている。軸孔13hの軸受面、および、回転軸16の外周面の、少なくとも一方に、スズめっきからなる摺動層13cが形成されている。軸孔13hの軸受面と回転軸16の外周面とにより、フロントサイド摺動部が構成されている。
シリンダ部14は、リヤハウジング12内に収容されている。リヤハウジング12は、周壁12aを有している。シリンダ部14の開放端部に対向して、リヤサイドプレート15が配置されている。リヤサイドプレート15は、シリンダ部14の開放端部に、図示しないボルトを用いて固定されている。リヤサイドプレート15は、第2区画壁を構成する。
リヤサイドプレート15には、回転軸16が挿通される軸孔15hが設けられている。軸孔15hによって、リヤサイドプレート15に軸受面が形成されている。軸孔15hの軸受面、および、回転軸16の外周面の、少なくとも一方に、スズめっきからなる摺動層15cが形成されている。軸孔15hの軸受面と回転軸16の外周面とにより、リヤサイド摺動部が構成されている。
フロントハウジング13およびリヤサイドプレート15は、回転軸16を回転可能に支持している。回転軸16は、シリンダ部14内を貫通している。回転軸16とフロントハウジング13との間の収容空間13tには、リップシール型の軸封装置17aが設けられている。軸封装置17aは、回転軸16の周面に沿った冷媒ガスの洩れを防止している。
底壁部13pは、シリンダ室14dを区画する一方の端面13sを有している。端面13sは、後方を向いている。リヤサイドプレート15は、シリンダ室14dを区画する他方の端面15sを有している。端面15sは、前方を向いている。一方の端面13sと他方の端面15sとは、間隔を空けて平行に設けられ、互いに対向している。
筒状のシリンダ部14、底壁部13pおよびリヤサイドプレート15によって、シリンダ室14dが区画されている。シリンダ室14dには、円筒状の形状を有するロータ18が、回転軸16に一体回転可能に取り付けられている。
図4は、本発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機が備えるロータの構成を示す平面図である。図4においては、回転軸16の軸方向の前方側からロータ18を見て図示している。
図1および図4に示すように、ロータ18は、回転軸16に固定されている。ロータ18の前端面18fは、底壁部13pの端面13sと対向している。ロータ18の後端面18rは、リヤサイドプレート15の端面15sに対向している。ロータ18の前端面18fにおいて、回転軸16と固定されている部分を固定部18sとする。回転軸16は、軸孔13hの軸受面と摺動する部分の外周面から固定部18sに向かって縮径しており、回転軸16の縮径している部分の外周面、ロータ18の固定部18s、ロータ18の前端面18f、および、軸孔13hによって、連通空間13rが区画されている。
図2から図4に示すように、ロータ18の外周面18cには、複数のベーン溝18aが放射状に延びるように形成されている。複数のベーン溝18aの各々の径方向内側には、溝の幅が拡がった底部18abが形成されている。ベーン溝18aの底部18abは、軸方向に見て、略円形状に形成されている。
複数のベーン溝18aの各々には、ベーン19が1つずつ出没可能に装着されている。複数のベーン溝18aの各々には、後述する吐出領域35内の潤滑油が供給される。
回転軸16の回転に伴い、ロータ18が回転し、複数のベーン19のうちの幾つかがベーン溝18aの外部に押し出される。ベーン19の先端面がシリンダ部14の内周面14cに接触すると、ロータ18の外周面18cと、シリンダ部14の内周面14cと、隣り合う一対のベーン19と、底壁部13pの端面13sと、リヤサイドプレート15の端面15sとの間に、圧縮室21が区画される。
ロータ18の外周面18cは、圧縮室21の内周側の壁面を形成している。シリンダ部14の内周面14cは、圧縮室21の外周側の壁面を形成している。底壁部13pの端面13sは、圧縮室21の前方側の壁面を形成している。リヤサイドプレート15の端面15sは、圧縮室21の後方側の壁面を形成している。本実施形態においては、図2および図3に示すように、複数の圧縮室21が区画されている。
圧縮室21は、シリンダ室14dに形成されている。ロータ18の回転方向Rに関して、圧縮室21が容積を拡大する行程が吸入行程となり、圧縮室21が容積を減少する行程が圧縮行程となる。
図1および図2に示すように、リヤハウジング12には、周壁12aを貫通する吸入ポート22が形成されている。吸入ポート22の外周部分には、ジョイント部24が連接されている。ジョイント部24には、吸入配管25が接続されている。吸入配管25を経由して、吸入ポート22内に冷媒ガスが流れ込む。吸入ポート22は、冷媒が通過する冷媒通路を形成している。吸入ポート22内には、冷媒の逆流を防止する図示しない逆止弁が設けられている。
シリンダ部14の外周面には、シリンダ部14の周方向における全周に亘って、凹部14aが形成されている。凹部14aおよびリヤハウジング12の内周面によって、吸入空間20が区画されている。吸入空間20は、吸入ポート22に連通している。シリンダ部14は、リヤハウジング12の内周面と協働し、リヤハウジング12内に吸入空間20を区画している。吸入空間20は、回転軸16の径方向におけるシリンダ部14とリヤハウジング12との間に形成されている。
図2に示すように、吸入空間20は、シリンダ部14とリヤハウジング12との間に環状に形成されており、周方向に延在している。吸入空間20と収容空間13tとは、連通路13bによって互いに連通している。
回転軸16の軸方向において、吸入空間20および吸入ポート22は、圧縮室21と重なる位置に配置されている。シリンダ部14には、吸入空間20に連通する一対の吸入孔23が形成されている。吸入行程の際、圧縮室21と吸入空間20とは、吸入孔23を通じて連通する。吸入孔23は、シリンダ部14を径方向に貫通している。吸入孔23は、シリンダ部14の内周面14cに開口しているとともに、吸入空間20に開口している。
吸入孔23、吸入空間20および吸入ポート22は、圧縮室21に対して径方向外側に形成されている。吸入孔23、吸入空間20、吸入ポート22および収容空間13tの各々の内部は、吸入圧雰囲気領域となっている。底壁部13pは、吸入圧雰囲気領域を区画している。
図1および図3に示すように、シリンダ部14の外周面には、一対の凹部14bが凹設されている。一対の凹部14bは、回転軸16を挟んで互いに反対側に位置している。各凹部14bは、シリンダ部14の外周面から回転軸16に向けて延びる延設面141bと、延設面141bに対して交差し、シリンダ部14の外周面に向けて延びる取付面142bとから形成されている。
延設面141b、取付面142bおよびリヤハウジング12の内周面によって、一対の吐出室30が区画されている。吐出室30は、径方向におけるシリンダ部14とリヤハウジング12との間に位置している。シリンダ部14には、取付面142bに開口して圧縮室21と吐出室30とを連通する吐出口31が形成されている。吐出口31は、取付面142bに取り付けられた吐出弁32によって開閉する。圧縮室21で圧縮された冷媒ガスは、吐出弁32を押し退け、吐出口31を経由して吐出室30へ吐出される。
吐出室30は、吸入空間20よりも後方側に位置している。吸入空間20と吐出室30とは、軸方向において異なる位置に形成されている。吸入空間20は、吐出室30よりも底壁部13pの近くに位置している。吐出室30は、吸入空間20よりもリヤサイドプレート15の近くに位置している。
図2および図3に示すように、各ベーン溝18aに収容された各ベーン19の底面と、各ベーン溝18aとの底面との間に、背圧室41が形成されている。底壁部13pの一方の端面13s、リヤサイドプレート15の他方の端面15s、複数のベーン溝18aの各々の底部18ab、および、複数のベーン19によって複数の背圧室41が区画されている。
ベーン19がシリンダ部14の内周面14cに押し付けられる力の強さは、主として、背圧室41の背圧およびベーン19に作用する遠心力によってベーン19が外周側に押し出される押し出し力と、圧縮室21の冷媒ガスの圧力によってベーン19が回転軸16の中心に向かって押し戻される押し戻し力との差であり、この押し出し力と押し戻し力とのバランスによって、ベーン19がベーン溝18aに対して出没する。
複数の背圧室41の各々は、リヤサイドプレート15に形成されている後述する背圧供給孔15eと連通可能に設けられている。複数の背圧室41の各々は、回転軸16の回転に伴って、背圧供給孔15eと対向している状態と、背圧供給孔15eと対向していない状態とを繰り返す。複数の背圧室41の各々には、背圧供給孔15eと対向している状態のときに、背圧供給孔15eから潤滑油が供給される。
背圧供給孔15eと対向している状態の背圧室41は、ベーン型圧縮機10の吐出行程に相当する位置にある。吐出行程では、背圧室41内の背圧を高く維持して圧縮室21を確実に区画する必要がある。
図1および図2に示すように、底壁部13pの端面13sには、周方向にて互いに離間した複数の通油溝13aがロータ18と対向して形成されている。複数の通油溝13aの各々は、周方向にて互いに隣り合っている背圧室41同士の間を接続するように周方向に延在している。すなわち、通油溝13aは、同時に複数の背圧室41と対向可能であり、隣り合う複数の背圧室41は、通油溝13aを通じて互いに連通可能に形成されている。
本実施形態においては、図2に示すように、2つの通油溝13aの各々は、回転軸16およびロータ18の回転中心をなす軸心Oを中心として、円弧状に延在している。なお、通油溝13aの数は、2つに限られず、3つ以上でもよい。または、一部で連続していないC字状の通油溝13aが1つ形成されていてもよい。
底壁部13pの端面13sにおいて2つの通油溝13aの間には、平坦部13acが位置している。複数の背圧室41の各々は、回転軸16の回転によって、通油溝13aと対向している状態と、通油溝13aと対向していない状態とを繰り返す。平坦部13acと対向している状態の背圧室41は、ベーン型圧縮機10の吐出行程に相当する位置にある。
通油溝13aは、対向している複数の背圧室41間において、潤滑油が行き来することを可能とする。具体的には、圧縮行程において、ベーン19は、シリンダ部14の内周面14cから応力を受けて、径方向内側へ移動する。ベーン溝18a内に移動するベーン19の底面から、背圧室41内の潤滑油に圧力が作用する。このとき潤滑油は、背圧室41から流出し、通油溝13aを通じて、圧力の相対的に低い背圧室41へ流入する。このように、通油溝13aによって、背圧室41内の圧力の調整が可能になっている。
図1、図2および図4に示すように、ロータ18の前端面18fにおいて、回転軸16の周方向にて互いに隣り合っている背圧室41同士の間の少なくとも1つに、回転軸16が固定される固定部18sから外周域に向かって放射状に延在する導油溝18dが形成されている。なお、放射状とは、回転軸16の軸心側から回転軸16の外周方向に延びていることを意味し、回転軸16の軸心から厳密に放射状またはロータ18の径方向に延びていることのみを意味するものではない。導油溝18dの形状は、本実施形態においては矩形状であるが、矩形状に限られず円弧状などであってもよい。
本実施形態においては、導油溝18dは、回転軸16の周方向にて互いに隣り合っている全ての背圧室41同士の間に1つずつ形成されている。導油溝18dは、回転軸16の回転によってロータ18から回転軸16の中心に向かって潤滑油を引き込むように、ロータ18の径方向に対して傾斜して延在しており、ロータ18の回転方向Rの前側から後側に行くに従って、回転軸16の外周との距離が短くなっている。導油溝18dは、回転軸16の周りに形成された連通空間13rと常時対向するように設けられている。導油溝18dおよび連通空間13rを通じて、潤滑油が底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に導かれる。
導油溝18dの一部は、回転軸16の回転に伴って、通油溝13aと対向している状態と、通油溝13aと対向していない状態とを繰り返す。通油溝13aは、複数の導油溝18dのうちの少なくとも1つのいずれかと常時対向している。通油溝13a内から導油溝18d内に流入した潤滑油は、導油溝18d内を移動して、回転軸16の外周に接近するように流動する。導油溝18dによって回転軸16の外周に接近するように流動した潤滑油は、底壁部13pの軸孔13hと回転軸16との間の摺動部に供給される。
図1に示すように、リヤハウジング12の周壁12aには、吐出ポート34が形成されている。吐出ポート34には、ジョイント部38が連設されている。ジョイント部38には、ベーン型圧縮機10の外部に向けて延びる吐出配管39が接続されている。
リヤハウジング12の後側には、リヤサイドプレート15によって、吐出領域35が区画形成されている。吐出領域35内には、油分離器36が配設されている。油分離器36は、冷媒ガス中に含まれる潤滑油を分離するために設けられている。油分離器36は、有底円筒状のケース36aを有している。ケース36aの開口側には、円筒状の油分離筒36bが嵌合されて固定されている。
ケース36aの下部には、油通路36cが形成されている。油通路36cは、ケース36a内と吐出領域35の底部側とを連通している。図1および図3に示すように、リヤサイドプレート15およびケース36aには、連通路37が形成されている。連通路37は、吐出室30とケース36a内とを連通している。リヤサイドプレート15には、油供給通路15dが形成されている。
回転軸16の後端には、リヤサイドプレート15およびケース36aにより中間室40が区画されている。回転軸16の外周面には、回転路42が形成されている。軸孔15hの軸受面に環状溝43が凹設されている。リヤサイドプレート15には、環状溝43と連通するように、回転軸16の軸方向に沿って、背圧供給孔15eが形成されている。油供給通路15d、中間室40、回転路42、環状溝43および背圧供給孔15eは、背圧室41に背圧を供給する背圧供給路となる。吐出領域35の底部側に貯留された潤滑油は、背圧供給路を通過して背圧室41に導かれる。
吐出室30、連通路37、吐出領域35および背圧供給路の各々の内部は、吸入圧雰囲気領域より高圧になっている吐出圧雰囲気領域となっている。リヤサイドプレート15は、吐出圧雰囲気領域を区画している。
以下、ベーン型圧縮機10の動作について説明する。回転軸16が回転すると、ロータ18が回転し、ベーン型圧縮機10の外部から吸入ポート22を経由して吸入空間20に冷媒ガスが吸入される。吸入空間20に吸入された冷媒ガスは、吸入孔23を経由して、吸入行程中の圧縮室21に吸入される。圧縮室21に吸入された冷媒ガスは、ロータ18の回転に伴う圧縮室21の容積減少により圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、圧縮室21から吐出口31を経由して吐出室30に吐出される。
吐出室30内の冷媒ガスは、連通路37を介してケース36a内に流出して、油分離筒36bの外周面に吹き付けられるとともに、油分離筒36bの外周面を旋回しながらケース36a内の下方へ導かれる。このとき、遠心分離によって、冷媒ガスから潤滑油が分離される。冷媒ガスから分離された潤滑油はケース36aの底部側へ移動するとともに、油通路36cを介して吐出領域35の底部に貯留される。
吐出領域35の底部に貯留された潤滑油は、油供給通路15dから背圧供給孔15eを通じて背圧室41に導かれる。背圧室41内の潤滑油の圧力により、ベーン19が外周側に押し出される。外周側に押し出されたベーン19によって、圧縮室21が区画される。背圧室41に導かれた潤滑油によって、ベーン19とベーン溝18aとの摺動部分が潤滑される。背圧室41に導かれた潤滑油は、通油溝13aおよび導油溝18dを通じて、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に供給される。通油溝13a内に供給された潤滑油によって、ロータ18と底壁部13pとの摺動部分が潤滑される。底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に供給された潤滑油によって、当該摺動部が潤滑される。
油分離器36において、潤滑油が分離された冷媒ガスは、油分離筒36bの内部を上方へ移動し、吐出ポート34を介してベーン型圧縮機10の外部へ吐出される。
本実施形態のベーン型圧縮機10では、図1に示すように、底壁部13pの端面13sに通油溝13aが形成され、ロータ18の前端面18fに導油溝18dが形成されている。背圧室41内の潤滑油を、通油溝13aおよび導油溝18dを通じて、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に供給することができる。
ロータ18は、ロータ18の前方側と後方側との差圧により軸方向に押圧され、ロータ18とリヤサイドプレート15との間の隙間、または、ロータ18と底壁部13pとの間の隙間が小さなくり、回転軸16への潤滑油の供給流路が狭くなることがある。特に、ベーン型圧縮機10が停止状態から再起動する時、主として吐出領域35の吐出圧によってロータ18が前方側に押圧されて、ロータ18と底壁部13pとの間の隙間が小さくなることがある。本実施形態のベーン型圧縮機10では、このような場合でも、導油溝18dを設けることにより、回転軸16に潤滑油を十分に供給することができる。
特に、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部は、潤滑油の貯留される吐出領域35から離れた位置にあるため、潤滑油が供給されにくい場所であるが、導油溝18dが設けられていることにより、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部の潤滑性を確保することができる。
ベーン19の先端をシリンダ室14dの内周面に押し付ける押し付け力が弱すぎる場合、シリンダ室14dとベーン19との隙間から隣の圧縮室21への冷媒ガスの漏洩、または、チャタリングが発生することがある。逆に、ベーン19の押し付け力が強すぎる場合、ベーン型圧縮機10の消費動力の増加、または、シリンダ部14の内周面14c若しくはベーン19の摩耗が発生することがある。そのため、ベーン19の押し付け力は、適度の強さに維持される必要がある。
圧縮室21内の圧力が低い状態、たとえば、吸入行程、または、圧縮行程の初期では、ベーン19が受ける押し戻し力が低いため、ベーン19の押し付け力が高くなり、ベーン型圧縮機10の消費動力が大きくなる。
導油溝18dによって、通油溝13a内の潤滑油を、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に導くことにより、通油溝13aに接続されている、吸入行程または圧縮行程にある背圧室41の背圧を低くすることができる。これにより、ベーン型圧縮機10の消費動力が大きくなることを抑制できる。
底壁部13pと回転軸16との間の摺動部の潤滑性を確保する他の手段として、底壁部13pの端面13sを凹曲面状に設ける、または、通油溝13aの幅を広くすることも考えられる。これらの場合、底壁部13pの端面13sの凹んだ部分と背圧室41とが常時対向し、背圧室41からロータ18と底壁部13pとの間の隙間に潤滑油が漏洩しやすくなるため、吐出行程時に必要な高い背圧が得られ難くなって好ましくない。
本実施形態に係るベーン型圧縮機10において、ロータ18の前端面18fに導油溝18dを設けることにより、潤滑性を向上させつつ、吐出行程にあるベーン19への背圧の低下を抑制し、吸入行程または圧縮行程にあるベーン19への背圧を低くすることが可能となる。このように、ベーン型圧縮機10は、背圧の適正な調整および回転軸16周りの摺動部の潤滑を両立させることができる。
また、導油溝18dは、回転軸16の回転によってロータ18から回転軸16の中心に向かって潤滑油を引き込むように、ロータ18の径方向に対して傾斜して延在している。従って、ロータ18の回転によって、通油溝13a内から導油溝18d内に引き込まれた潤滑油が、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に効果的に供給される。
導油溝18dは、ロータ18の回転によって、各背圧室41に対して対向する状態と対向しない状態とを有するように設けられている。導油溝18dは、ロータ18の回転によって通油溝13aと対向する状態と対向しない状態とを有するように設けられている。
すなわち、背圧室41、導油溝18dおよび通油溝13aが間欠的に接続する。通油溝13aが周期的に背圧室41と遮断された状態を有し、かつ、導油溝18dが周期的に通油溝13aと遮断された状態を有することにより、通油溝13aが背圧室41と常時接続され、かつ、導油溝18dが通油溝13aと常時接続されている場合に比べて、導油溝18dへの潤滑油の過剰な流出を抑制し、ベーン型圧縮機10の消費動力を低減することができる。
なおこれまでの説明においては、底壁部13pとシリンダ部14とが一体に形成されている例について説明した。この例に替えて、底壁部13pをフロントサイドプレートとしてシリンダ部14と別体に形成し、軸方向において間隔を空けて配置されたフロントサイドプレートとリヤサイドプレート15との間にシリンダ部14を配置する構成としてもよい。
導油溝18dが底壁部13pの軸孔13hに対して開口している場合に限られず、導油溝18dが軸孔13hと離間していてもよい。吸入圧雰囲気領域である軸孔13h内と背圧室41との間には差圧が生じているため、底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に向かって導油溝18dが延在していればよい。
また、導油溝18dが、ロータ18の外縁より内側の範囲で、通油溝13aの外縁より外周側まで延在していてもよい。この場合は、底壁部13pとロータ18の前端面18fとの間により多くの潤滑油を供給することができる。底壁部13pと回転軸16との間の摺動部に、軸受が設けられていてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ベーン型圧縮機、11 ハウジング、12 リヤハウジング、12a 周壁、13 フロントハウジング、13a 通油溝、13b,37 連通路、13c,15c 摺動層、13h,15h 軸孔、13p 底壁部、13r 連通空間、13s,15s 端面、13t 収容空間、14 シリンダ部、14a,14b 凹部、14c 内周面、14d シリンダ室、15 リヤサイドプレート、15d 油供給通路、15e 背圧供給孔、16 回転軸、17a 軸封装置、18 ロータ、18a ベーン溝、18ab 底部、18c 外周面、18d 導油溝、18f 前端面、18r 後端面、18s 固定部、19 ベーン、20 吸入空間、21 圧縮室、22 吸入ポート、23 吸入孔、24,38 ジョイント部、25 吸入配管、30 吐出室、31 吐出口、32 吐出弁、34 吐出ポート、35 吐出領域、36 油分離器、36a ケース、36b 油分離筒、36c 油通路、39 吐出配管、40 中間室、41 背圧室、42 回転路、43 環状溝、141b 延設面、142b 取付面、O 軸心、R 回転方向。

Claims (5)

  1. シリンダ室を構成し、該シリンダ室を区画する区画壁を有する、ハウジングと、
    前記区画壁に支持されるとともに、前記シリンダ室に回転可能に設けられた回転軸と、
    前記回転軸に固定され、外周に複数のベーン溝が形成されたロータと、
    前記複数のベーン溝の各々に出没可能に装着されたベーンとを備え、
    前記シリンダ室内には、前記ロータおよび前記ベーンによって複数の圧縮室が区画されており、
    前記ロータ内には、前記ベーン溝の底部および前記ベーンによって背圧室が区画されており、
    前記区画壁には、前記ロータと対向する端面に、前記回転軸の周方向に延在する通油溝が前記ロータに対向して形成されており、
    前記通油溝は、同時に複数の前記背圧室と対向可能であるとともに、前記回転軸の回転によって各前記背圧室に対して対向する状態と対向しない状態とを有するように設けられており、
    前記ロータには、前記区画壁と対向する端面に、前記背圧室同士の間の少なくとも1つに、前記回転軸との固定部から外周域方向に延在する導油溝が形成されており、
    前記導油溝は、前記ロータの回転によって前記通油溝と対向する状態と対向しない状態とを有するように設けられており、
    前記導油溝は、前記ロータから前記回転軸の中心に向かって潤滑油を引き込むように、前記ロータの回転方向の前方に向けて傾斜した溝形状を有する、ベーン型圧縮機。
  2. 前記区画壁と前記回転軸との間に連通空間が設けられており、
    前記導油溝は、前記連通空間と常時対向している、請求項1に記載のベーン型圧縮機。
  3. 前記導油溝は、複数設けられており、
    前記通油溝は、複数の前記導油溝のうちの少なくとも1つのいずれかと常時対向している、請求項1または請求項2に記載のベーン型圧縮機。
  4. 前記導油溝は、前記回転軸の周方向にて互いに隣り合っている全ての前記背圧室同士の間に1つずつ形成されている、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のベーン型圧縮機。
  5. 前記通油溝は、複数形成されており、かつ、円弧状に延在している、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のベーン型圧縮機。
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