JP2016132064A - トルネード式ゴミ回収装置 - Google Patents

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小林 真樹
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【課題】クーラントからゴミを良好に分離できると共にゴミが詰まるのを防止できるトルネード式ゴミ回収装置を提供する。【解決手段】ダーティータンク4が、断面円形に形成されると共に、下方に向かうにつれてすり鉢状に縮径する傾斜底部7を有し、ダーティータンク4の下端には、ダーティークーラントを取り出すためのダーティー流路8が接続され、ダーティー流路8には、ダーティータンク4内に渦流を発生させるようにダーティータンク4からクーラントを吸い込む渦用ポンプ12が接続されたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、金属加工機から排出されるクーラントから金属ゴミ等のゴミを回収するトルネード式ゴミ回収装置に関するものである。
金属加工機から排出されるクーラントから金属ゴミ等のゴミを回収するトルネード式ゴミ回収装置としては、クーラントから金属ゴミを磁力で分離するマグネットセパレータと、マグネットセパレータで金属ゴミを回収した後のクーラントからゴミを更に分離するダーティータンクとを備えたものが知られている。
図3に示すように、ダーティータンク20は、下方に向かうにつれて縮径する断面円形に形成されている。ダーティータンク20内には、ガイド筒21が開口22をタンク底部20aに近接させて設けられており、ガイド筒21内には、吸引ポンプ23が設けられている。ガイド筒21とタンク底部20aとの間のクリアランスを小さくすることでタンク底部20aでの吸引力が大きくなり、タンク底部20aに溜まったゴミが重いものであっても吸引できる。
実開平06−017845号公報 特開2002−103172号公報
ところで、前述の吸引ポンプ23は、ガイド筒21とタンク底部20aとの間のクリアランスを小さくすることで必要な吸引力を得るものであるため、ガイド筒21とタンク底部20aとの間にゴミが詰まり易いという問題があった。特に、タンク底部20aに溜まったゴミは、ダーティータンク20内で互いに引っかかり、絡まりながら大きくなり易いため、ガイド筒21とタンク底部20aとの間に詰まり易い。
また、タンク底部20aのゴミは大きな吸引力でガイド筒21内に吸い込まれるため、吸引時の勢いで吸引ポンプ23の吸込口24より上方の位置に移動することがある。かかる位置には、吸引ポンプ23の吸引力が及ばない部分もあり、この部分に浮上したゴミは回収できなくなる可能性もあった。
本発明の目的は、クーラントからゴミを良好に分離できると共にゴミが詰まるのを防止できるトルネード式ゴミ回収装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、金属加工機にクーラントを供給し、その金属加工機から排出されたクーラントをマグネットセパレータに導入して金属ゴミを分離すると共に金属ゴミを分離したクーラントをダーティータンクに導入し、前記ダーティータンクでクーラントをダーティークーラントとクリーンクーラントに分離すると共に、ダーティークーラントを前記マグネットセパレータに導入し、クリーンクーラントをクリーンタンクを介して前記金属加工機に供給するためのトルネード式ゴミ回収装置であって、前記ダーティータンクが、断面円形に形成されると共に、下方に向かうにつれてすり鉢状に縮径する傾斜底部を有し、前記ダーティータンクの下端には、ダーティークーラントを取り出すためのダーティー流路が接続され、前記ダーティー流路には、前記ダーティータンク内に渦流を発生させるように前記ダーティータンクからクーラントを吸い込む渦用ポンプが接続されたものである。
本発明のトルネード式ゴミ回収装置によれば、クーラントからゴミを良好に分離できると共にゴミが詰まるのを防止できる。
本発明の一実施の形態に係るトルネード式ゴミ回収装置の要部拡大図である。 トルネード式ゴミ回収装置の全体説明図である。 従来のクーラントゴミ回収装置の要部拡大図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図2に示すように、トルネード式ゴミ回収装置1は、研磨機、旋盤等の金属加工機2に接続され金属加工機2から排出された水等からなるクーラントから金属ゴミを分離するマグネットセパレータ3と、マグネットセパレータ3から排出されたクーラントをダーティークーラントとクリーンクーラントに分離すると共にダーティークーラントをマグネットセパレータ3に供給するダーティータンク4と、ダーティータンク4から排出されたクリーンクーラントを収容すると共に金属加工機2に供給するクリーンタンク5とを備える。
図1に示すように、ダーティータンク4は、断面円形に形成されている。より具体的には、ダーティータンク4は、上下に延びる筒状に形成された筒状側壁部6と、筒状側壁部6の下端に一体に接続され下方に向かうにつれてすり鉢状に縮径する傾斜底部7とを備える。傾斜底部7は、水平面に対して45度の角度θで傾斜している。ただし、水平面に対する傾斜底部7の角度θは、40度以上50度以下の範囲であってもよい。
また、ダーティータンク4には、ダーティークーラントを取り出すためのダーティー流路8がダーティータンク4の下端かつ中心軸上に吸込み口9を位置させて接続されると共に、クリーンクーラントを取り出すためのクリーン流路10がダーティータンク4の傾斜底部7の上部に吸込み口11を位置させて接続されている。
ダーティー流路8には、ダーティータンク4内に渦流を発生させるようにダーティータンク4からクーラントを吸い込む渦用ポンプ12が接続されている。
渦用ポンプ12は、ダーティータンク4内のクーラントを吸引することで地球の自転によるコリオリの力で渦流を発生させる。また、渦用ポンプ12は、渦流の中心がダーティータンク4の下端近傍まで窪む程度に強力にクーラントを吸引する。
図2に示すように、クリーン流路10には、ダーティータンク4からクリーンクーラントを吸い込んでクリーンタンク5に供給するためのタンク間ポンプ13が設けられると共にクリーンタンク5が設けられている。クリーン流路10は金属加工機2にクリーンタンク5を介して接続されており、金属加工機2にクリーンクーラントを供給するようになっている。
次に本実施の形態の作用を述べる。
金属加工機2から排出されたクーラントは、マグネットセパレータ3に供給される。マグネットセパレータ3では、クーラントに含まれる金属ゴミを磁力で吸着して回収する。このようにして金属ゴミが取り除かれたクーラントは、ダーティータンク4に供給される。このとき、ダーティータンク4に供給されるクーラントには、回収しきれなかった金属ゴミ等のゴミが多少含まれている。
ダーティータンク4では、クーラントが渦用ポンプ12で吸い込まれることにより、渦流が発生している。渦流は、ダーティータンク4の中心軸を中心として回転するものであり、中心がダーティータンク4の下端近傍まで窪んでいる。マグネットセパレータ3からのクーラントは、ダーティータンク4の中心から若干ずれた位置に上方から供給される。
ダーティータンク4内では、金属等からなる重いゴミは自重によって沈むと共に傾斜底部7の傾斜に沿ってタンク中央の吸込み口9に集まり、吸込み口9からダーティー流路8に排出される。また、ダーティークーラント中で浮上する軽いゴミは、渦流によって中心に集められて吸込み口9の近傍に集まり、吸込み口9からダーティー流路8に排出される。ダーティー流路8に吸い込まれたダーティークーラントは、マグネットセパレータ3に再度供給され、ダーティークーラントに含まれる金属ゴミが更に回収される。
また、ダーティータンク4内の重いゴミ及び軽いゴミがタンク中央底部に集まることから、ダーティータンク4の外周側に位置されるクリーン流路10の吸込み口11には、ゴミが極めて少ないクリーンなクーラントが吸い込まれる。クリーン流路10に吸い込まれたクリーンクーラントは、クリーンタンク5を介して金属加工機2に供給される。
このように、ダーティータンク4が、断面円形に形成されると共に、下方に向かうにつれてすり鉢状に縮径する傾斜底部7を有し、ダーティータンク4の下端には、ダーティークーラントを取り出すためのダーティー流路8が接続され、ダーティー流路8には、ダーティータンク4内に渦流を発生させるようにダーティータンク4からクーラントを吸い込む渦用ポンプ12が接続されるものとしたため、ゴミが詰まり易いガイド筒21(図3参照)をなくすことができ、ゴミが詰まるのを防ぐことができる。そして、ガイド筒21がないため、ダーティータンク4内の状態を容易に目視確認できる。また、クーラント内で浮上したゴミも渦に巻き込んでタンク中央底部に位置するダーティー流路8の吸込み口9近傍に集めることができ、容易に回収できる。またさらに、ダーティータンク4内にゴミが溜まるのを防ぐことができ、クーラントの寿命延長を図ることができると共に、クーラントを交換するときのタンク清掃の手間を軽減することができる。
傾斜底部7は、水平面に対して40度以上50度以下の角度θで傾斜するものとしたため、金属ゴミ等の重いゴミを良好にタンク中央に集めることができる。
ダーティータンク4の傾斜底部7の上部には、クリーンクーラントを取り出すためのクリーン流路10が接続されるものとしたため、ダーティータンク4内からゴミが極めて少ないクーラントを確実に取り出すことができる。
1 トルネード式ゴミ回収装置
2 金属加工機
3 マグネットセパレータ
4 ダーティータンク
5 クリーンタンク
7 傾斜底部
8 ダーティー流路
12 渦用ポンプ

Claims (3)

  1. 金属加工機にクーラントを供給し、その金属加工機から排出されたクーラントをマグネットセパレータに導入して金属ゴミを分離すると共に金属ゴミを分離したクーラントをダーティータンクに導入し、前記ダーティータンクでクーラントをダーティークーラントとクリーンクーラントに分離すると共に、ダーティークーラントを前記マグネットセパレータに導入し、クリーンクーラントをクリーンタンクを介して前記金属加工機に供給するためのトルネード式ゴミ回収装置であって、
    前記ダーティータンクが、断面円形に形成されると共に、下方に向かうにつれてすり鉢状に縮径する傾斜底部を有し、前記ダーティータンクの下端には、ダーティークーラントを取り出すためのダーティー流路が接続され、前記ダーティー流路には、前記ダーティータンク内に渦流を発生させるように前記ダーティータンクからクーラントを吸い込む渦用ポンプが接続されたことを特徴とするトルネード式ゴミ回収装置。
  2. 前記傾斜底部は、水平面に対して40度以上50度以下の角度で傾斜する請求項1に記載のトルネード式ゴミ回収装置。
  3. 前記ダーティータンクの傾斜底部の上部には、クリーンクーラントを取り出すためのクリーン流路が接続された請求項1又は2に記載のトルネード式ゴミ回収装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003175437A (ja) * 2001-12-13 2003-06-24 Ogusu Kinzoku Kogyosho:Kk 渦流循環型クーラント浄化装置
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