JP2016131320A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016131320A
JP2016131320A JP2015005210A JP2015005210A JP2016131320A JP 2016131320 A JP2016131320 A JP 2016131320A JP 2015005210 A JP2015005210 A JP 2015005210A JP 2015005210 A JP2015005210 A JP 2015005210A JP 2016131320 A JP2016131320 A JP 2016131320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
transmission
message
frequency band
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015005210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6323342B2 (ja
Inventor
章公 伊神
Akikimi Igami
章公 伊神
平山 泰弘
Yasuhiro Hirayama
泰弘 平山
学 澤田
Manabu Sawada
学 澤田
将章 笹原
Masaaki Sasahara
将章 笹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015005210A priority Critical patent/JP6323342B2/ja
Publication of JP2016131320A publication Critical patent/JP2016131320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6323342B2 publication Critical patent/JP6323342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】特定の送信周波数の通信トラフィック集中を抑制【解決手段】第1,2バンド通信部11,12は、第1,2周波数帯を用いてデータを無線で送受信する。ファシリテーション部14は、自車両送信メッセージを構築し、第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断し、第1バンド送信要求フラグを設定する。ファシリテーション部14は、他車両から受信した他車両受信メッセージに第1バンド送信要求情報が含まれているか否かに基づき、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断し、第1バンド送信フラグを設定する。ファシリテーション部14は、第1バンド送信要求フラグと第1バンド送信フラグに基づき、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11又は第2バンド通信部12に送信させ、第1バンド送信要求フラグがセットされている場合に、第1バンド送信要求情報を自車両送信メッセージに追加する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されて、他の車両との間で無線通信を行う無線通信装置に関する。
高度道路交通システムの1つとして、安全運転支援を目的とした車車間通信システムが知られている。この車車間通信システムでは、車両に搭載される車載装置が、自車両の位置情報と状態情報(速度および車両方位角など)を、他車両に搭載される車載装置との間で互いに送受信する。そして車載装置は、受信した情報と、自車両の位置情報および状態情報とに基づいて、衝突事故などの危険性を判断し、運転者へ注意喚起などを行うことで、衝突事故を未然に防止する。
日本においては、この車車間通信システムのための周波数帯が700MHz帯に割当てられている。また、米国と欧州においても同様の通信システムが検討されており、この車車間通信システムのための周波数帯が5.8GHz帯に割当てられている。
このシステムが今後普及していくことで、より安全な交通社会の実現が期待されている。
車車間通信システムでは、基地局が通信の管理と制御を実行するのではなく、各車載装置が自律分散的に通信制御を行う。アクセス制御方式にはCSMA方式が採用されており、この方式に従って各車載装置がブロードキャスト送信を周期的に行う。車車間通信は、基本的に、予め設定された1つの周波数チャネルを用いて、時分割多重により送受信を行う。このため、多数の車両が集中する場所では通信トラフィックが高くなり、通信パケットの衝突が生じることがある。そして、通信パケットの衝突によりパケット到達率が低下すると、安全運転支援アプリケーションの動作に支障を来す可能性がある。
この課題を克服するための方法として、自車両が交差点から一定距離以下の周波数制御領域に達した場合に、自車両の進行方向に応じて予め設定された送信周波数で通信を行うものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第5266469号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、同一の道路上を同一の進行方向で走行する車両が多くなると、同一の送信周波数に割り当てられる車両が多くなり、通信トラフィックが集中してしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、特定の送信周波数における通信トラフィックの集中を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、車両に搭載される無線通信装置であって、第1無線通信手段と、第2無線通信手段と、メッセージ作成手段と、自車両送信判断手段と、他車両送信判断手段と、送信選択手段と、追加手段とを備える。
第1無線通信手段は、予め設定された第1周波数帯を用いて、データを無線で送受信する。第2無線通信手段は、第1周波数帯と異なるように予め設定された第2周波数帯を用いて、データを無線で送受信する。
メッセージ作成手段は、少なくとも車両の現在位置と車両の状態を示す自車両情報を取得して、メッセージを作成する。
自車両送信判断手段は、メッセージ作成手段により作成されたメッセージである自車両送信メッセージを第1無線通信手段に送信させるか否かを判断する。
他車両送信判断手段は、車両とは異なる他車両から受信したメッセージである他車両受信メッセージに、第1周波数帯でのデータ送信を要求しているか否かを示す第1周波数帯要求指示情報が含まれているか否かに基づいて、自車両送信メッセージを第1無線通信手段に送信させるか否かを判断する。
送信選択手段は、自車両送信判断手段と他車両送信判断手段による判断結果に基づいて、自車両送信メッセージを、第1無線通信手段および第2無線通信手段の少なくとも一方に送信させる。
追加手段は、自車両送信判断手段による判断結果に基づいて、第1周波数帯要求指示情報を自車両送信メッセージに追加する。
このように構成された本発明の無線通信装置は、まず、第1周波数帯を用いてデータ通信を行う第1無線通信手段と、第2周波数帯を用いてデータ通信を行う第2無線通信手段の少なくとも一方に、自車両送信メッセージを送信させる。このため、本発明の無線通信装置を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合に、第1周波数帯と第2周波数帯の何れか一方に通信トラフィックが集中するのを抑制することができる。
また、本発明の無線通信装置は、自車両送信メッセージを第1無線通信手段に送信させるか否かを判断する。このため、本発明の無線通信装置は、第1無線通信手段による自車両送信メッセージの送信が不要であると判断した場合には、第1周波数帯以外の周波数帯でデータを行うようにすることができる。このため、本発明の無線通信装置を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合に、第1周波数帯でデータ送信を行う車両の数の増加を抑制することができ、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を抑制することができる。
また、本発明の無線通信装置は、他車両受信メッセージに、第1周波数帯でのデータ送信を要求しているか否かを示す第1周波数帯要求指示情報が含まれているか否かに基づいて、自車両送信メッセージを第1無線通信手段に送信させるか否かを判断する。このため、本発明の無線通信装置は、第1周波数帯要求指示情報に基づいて、他車両が自車両に対して第1周波数帯でのデータ送信を要求していると判断した場合に、第1周波数帯を用いて、自車両送信メッセージを送信することができる。
そして、本発明の無線通信装置は、自車両送信判断手段による判断結果に基づいて、第1周波数帯要求指示情報を前記自車両送信メッセージに追加する。このため、本発明の無線通信装置を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合において、本発明の無線通信装置は、他車両から第1周波数帯で他車両受信メッセージを受信した場合であっても、他車両受信メッセージに第1周波数帯要求指示情報が含まれているか否かに基づいて、受信した他車両受信メッセージの送信元が第1周波数帯での送信を要求しているか否かを判断することができる。そして、本発明の無線通信装置は、上記の送信元が第1周波数帯での送信を要求していないと判断した場合に、第1周波数帯を用いた自車両送信メッセージの送信を行わないようにすることができる。つまり、本発明の無線通信装置は、自車両を起点として自車両送信メッセージが到達する範囲内に限定して、第1周波数帯を用いたメッセージの送信を要求することができる。
これにより、本発明の無線通信装置は、自車両からの要求に応じて第1周波数帯を用いたメッセージの送信を行う無線通信装置の数を、自車両が送信したメッセージが到達する範囲に限定することができ、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を抑制することができる。
車載装置1の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の自装置送信要求処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の他装置送信要求処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の送信方法判定処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の送信メッセージ構築処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の送信方法選択処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のバンド状態判定処理を示すフローチャートである。 第1,4実施形態における車載装置1の動作の第1具体例を説明する道路R1,R2の平面図である。 第1実施形態における車載装置1の動作の第2具体例を説明する道路R1,R2の平面図である。 第2実施形態の他装置送信要求処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の送信方法選択処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における車載装置1の動作の具体例を説明する道路R1,R2の平面図である。 第3実施形態の送信方法選択処理を示すフローチャートである。 第3実施形態における車載装置1の動作の具体例を説明する道路R3,R4の平面図である。 第4実施形態の送信メッセージ構築処理を示すフローチャートである。 第4実施形態の他装置送信要求処理を示すフローチャートである。 第4実施形態における車載装置1の動作の具体例を説明する道路R5の平面図である。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態を図面とともに説明する。
本実施形態の車載装置1は、車両に搭載され、図1に示すように、第1バンド通信部11、第2バンド通信部12、アプリケーション部13およびファシリテーション部14を備える。
第1バンド通信部11は、送信部21と受信部22を備える。送信部21は、予め設定された第1周波数帯(本実施形態では700MHz帯)を用いて、自車両の周辺に存在する他車両へデータを無線で送信する。受信部22は、第1周波数帯を用いて、自車両の周辺に存在する他車両からデータを無線で受信する。
第2バンド通信部12は、送信部31と受信部32を備える。送信部31は、予め設定された第2周波数帯(本実施形態では5.8GHz帯)を用いて、自車両の周辺に存在する他車両へデータを無線で送信する。受信部32は、第2周波数帯を用いて、自車両の周辺に存在する他車両からデータを無線で受信する。
アプリケーション部13は、マイクロコンピュータが実行するソフトウェア処理により実現される機能ブロックであり、本実施形態では、例えば、他車両との衝突を回避することを目的としたサービスを実現するための処理を実行する。
アプリケーション部13は、車両に搭載された複数のセンサで構成されるセンサ群2から検出信号を取得するとともに、道路地図データを記憶する地図データベース3から道路地図データを取得する。
そしてアプリケーション部13は、センサ群2から取得した検出信号と、地図データベース3から取得した道路地図データに基づいて、他車両が自車両との衝突回避等のサービスを実行するのに利用する情報を含む送信データを生成して出力する。なおアプリケーション部13は、センサ群2から取得した検出信号に基づいて、少なくとも、自車両の現在位置と、自車両の走行速度と、自車両の進行方向を特定することができる。
さらにアプリケーション部13は、生成した送信データの無線送信を要求する送信要求情報を、生成した送信データとともに出力する。
またアプリケーション部13は、センサ群2から取得した検出信号と、地図データベース3から取得した道路地図データと、他車両から受信した受信データとに基づいて、自車両が他車両と衝突する可能性を判定し、必要に応じて警告音や画像表示等を出力する。
ファシリテーション部14は、マイクロコンピュータが実行するソフトウェア処理により実現される機能ブロックである。
ファシリテーション部14は、送信メッセージ構築部41、送信方法選択部42、受信メッセージ分解部43、バンド状態判定部44および送信方法判定部45を備える。
送信メッセージ構築部41は、センサ群2から取得した検出信号と、地図データベース3から取得した道路地図データと、アプリケーション部13から取得した送信データとに基づいて、送信メッセージを構築して出力する。送信メッセージには、少なくとも車両位置情報および車両状態情報が含まれる。車両位置情報は、自車両の現在位置を示す。車両状態情報は、自車両の走行速度および進行方向などを示す。
送信方法選択部42は、第1バンド通信部11および第2バンド通信部12の中から、送信メッセージを送信させる通信部を選択する。
受信メッセージ分解部43は、第1バンド通信部11または第2バンド通信部12が受信した受信メッセージから、他車両との衝突回避等のためにアプリケーション部13が利用するデータ(以下、アプリ利用データという)を抽出して、このアプリ利用データをアプリケーション部13へ出力する。
また受信メッセージ分解部43は、受信メッセージから、送信方法判定部45が利用するデータ(以下、送信方法判定データという)を抽出して、この送信方法判定データを送信方法判定部45へ出力する。なお送信方法判定データには、少なくとも、車両位置情報と車両状態情報とが含まれる。さらに、第1周波数帯を用いたデータ送信の要求(以下、第1バンド送信要求という)がある場合には、送信方法判定データには、更に第1バンド送信要求情報が含まれる。
バンド状態判定部44は、第1周波数帯の混雑度を判定する。
送信方法判定部45は、自装置送信要求判定部51、他装置送信要求判定部52および送信方法判定部53を備える。
自装置送信要求判定部51は、自車両の車載装置1が第1周波数帯によるデータ送信を要求しているか否かを判定する。
他装置送信要求判定部52は、他車両の車載装置1が第1周波数帯によるデータ送信を要求しているか否かを判定する。
送信方法判定部53は、自装置送信要求判定部51と他装置送信要求判定部52の判定結果に基づいて、送信に用いる周波数帯の判定を行う。
次に、自装置送信要求判定部51の機能を実現するためにマイクロコンピュータにて実行されるソフトウェア処理(以下、自装置送信要求処理という)について説明する。自装置送信要求処理は、車載装置1の動作中に繰り返し実行される処理である。
自装置送信要求処理が実行されると、車載装置1のマイクロコンピュータは、図2に示すように、まずS10にて、送信メッセージ構築部41から送信要求情報が入力されたか否かを判断する。ここで、送信要求情報が入力されていない場合には(S10:NO)、自装置送信要求処理を一旦終了する。一方、送信要求情報が入力された場合には(S10:YES)、S20にて、センサ群2から取得した検出信号と、地図データベース3から取得した道路地図データとに基づいて、自車両が交差点または合流点へ進入しようとしているか否かを判定する。
そしてS30にて、S20での判定結果に基づいて、自車両が交差点または合流点へ進入しようとしているか否かを判断する。ここで、自車両が交差点または合流点へ進入しようとしている場合には(S30:YES)、S40にて、第1バンド送信要求フラグをセットして、S60に移行する。
一方、自車両が交差点または合流点へ進入しようとしていない場合には(S40:NO)、S50にて、第1バンド送信要求フラグをクリアして、S60に移行する。
そしてS60に移行すると、第1バンド送信要求フラグがセットしているか否かを示す送信要求関連情報を生成して出力し、自装置送信要求処理を一旦終了する。
次に、他装置送信要求判定部52の機能を実現するためにマイクロコンピュータにて実行されるソフトウェア処理(以下、他装置送信要求処理という)について説明する。他装置送信要求処理は、車載装置1の動作中に繰り返し実行される処理である。
他装置送信要求処理が実行されると、車載装置1のマイクロコンピュータは、図3に示すように、まずS110にて、受信メッセージ分解部43から送信方法判定データが入力されたか否かを判断する。ここで、送信方法判定データが入力されていない場合には(S110:NO)、他装置送信要求処理を一旦終了する。
一方、送信方法判定データが入力された場合には(S110:YES)、S120にて、送信方法判定データに第1バンド送信要求情報が含まれているか否かを判断する。
ここで、第1バンド送信要求情報が含まれていない場合には(S120:NO)、S130にて、第1バンド送信フラグをクリアして、他装置送信要求処理を一旦終了する。
一方、第1バンド送信要求情報が含まれている場合には(S120:YES)、S140にて、送信方法判定データに含まれている車両位置情報および車両状態情報(すなわち、他車両の位置と状態を示す情報)と、センサ群2から取得した検出信号(すなわち、自車両の位置と状態を示す情報)と、地図データベース3から取得した情報(すなわち、自車両の周辺状況を示す情報)とに基づいて、自車両と他車両とが交錯する可能性を判定する。
そしてS150にて、S140での判定結果に基づいて、自車両と他車両とが交錯する可能性があるか否かを判断する。ここで、自車両と他車両とが交錯する可能性がある場合には(S150:YES)、S160にて、第1バンド送信フラグをセットして、他装置送信要求処理を一旦終了する。
一方、自車両と他車両とが交錯する可能性がない場合には(S150:NO)、S170にて、第1バンド送信フラグをクリアして、他装置送信要求処理を一旦終了する。
次に、送信方法判定部53の機能を実現するためにマイクロコンピュータにて実行されるソフトウェア処理(以下、送信方法判定処理という)について説明する。
送信方法判定処理は、車載装置1の動作中に繰り返し実行される処理である。
送信方法判定処理が実行されると、車載装置1のマイクロコンピュータは、図4に示すように、まずS310にて、第1バンド送信要求フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、第1バンド送信要求フラグがセットされている場合には(S310:YES)、S330に移行する。
一方、第1バンド送信要求フラグがクリアされている場合には(S310:NO)、S320にて、第1バンド送信フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、第1バンド送信フラグがクリアされている場合には(S320:NO)、S410に移行する。一方、第1バンド送信フラグがセットされている場合には(S320:YES)、S330に移行する。
そしてS330に移行すると、バンド状態判定部44から直近で入力したバンド状態情報に基づいて、第1周波数帯の混雑度を判定する。具体的には、バンド状態情報が示す混雑度が0,1,2,3である場合にそれぞれ、第1周波数帯の混雑度が0,1,2,3であると判定する。
次にS340にて、S330での判定結果に基づいて、第1周波数帯の混雑度が0であるか否かを判断する。ここで、第1周波数帯の混雑度が0である場合には(S340:YES)、S350にて、第1送信周期情報が示す値を0に設定して、S410に移行する。
一方、第1周波数帯の混雑度が0でない場合には(S340:NO)、S360にて、第1周波数帯の混雑度が1であるか否かを判断する。ここで、第1周波数帯の混雑度が1である場合には(S360:YES)、S370にて、第1送信周期情報が示す値を1に設定して、S410に移行する。
一方、第1周波数帯の混雑度が1でない場合には(S360:NO)、S380にて、第1周波数帯の混雑度が2であるか否かを判断する。ここで、第1周波数帯の混雑度が2である場合には(S380:YES)、S390にて、第1送信周期情報が示す値を2に設定して、S410に移行する。
一方、第1周波数帯の混雑度が2でない場合には(S380:NO)、第1周波数帯の混雑度が3であると判断して、S400にて、第1バンド送信フラグと第1バンド送信要求フラグをクリアして、S410に移行する。
そしてS410に移行すると、送信方法指示情報を生成して送信方法選択部42へ出力する。送信方法指示情報には、第1バンド送信フラグと第1バンド送信要求フラグと第1送信周期情報が含まれる。
次に、送信メッセージ構築部41の機能を実現するためにマイクロコンピュータにて実行されるソフトウェア処理(以下、送信メッセージ構築処理という)について説明する。送信メッセージ構築処理は、車載装置1の動作中に繰り返し実行される処理である。
送信メッセージ構築処理が実行されると、車載装置1のマイクロコンピュータは、図5に示すように、まずS510にて、アプリケーション部13から送信データと送信要求情報が入力されたか否かを判断する。ここで、送信データと送信要求情報が入力されていない場合には(S510:NO)、送信メッセージ構築処理を一旦終了する。
一方、送信データと送信要求情報が入力された場合には(S510:YES)、S520にて、送信方法判定部45へ送信要求情報を出力する。
その後S530にて、送信方法判定部45から送信要求関連情報が入力されたか否かを判断する。ここで、送信要求関連情報が入力されていない場合には(S530:NO)、S530の処理を繰り返すことにより、送信要求関連情報が入力されるまで待機する。一方、送信要求関連情報が入力された場合には(S530:YES)、S540にて、センサ群2から取得した検出信号と、地図データベース3から取得した道路地図データと、アプリケーション部13から取得した送信データとに基づいて、送信メッセージを構築する。
そしてS550にて、第1バンド送信要求フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、第1バンド送信要求フラグがセットされている場合には(S550:YES)、S560にて、第1バンド送信要求があることを示す第1バンド送信要求情報を、S540で構築した送信メッセージに含めて、この送信メッセージを送信方法選択部42へ出力する。そして、送信メッセージの出力が完了すると、送信メッセージ構築処理を一旦終了する。
一方、第1バンド送信要求フラグがセットされていない場合には(S550:NO)、S570にて、S540で構築した送信メッセージを送信方法選択部42へ出力して、送信メッセージ構築処理を一旦終了する。
次に、送信方法選択部42の機能を実現するためにマイクロコンピュータにて実行されるソフトウェア処理(以下、送信方法選択処理という)について説明する。送信方法選択処理は、車載装置1の動作中に繰り返し実行される処理である。
送信方法選択処理が実行されると、車載装置1のマイクロコンピュータは、図6に示すように、まずS610にて、送信メッセージ構築部41から送信メッセージが入力されたか否かを判断する。ここで、送信メッセージが入力されていない場合には(S610:NO)、送信方法選択処理を一旦終了する。一方、送信メッセージが入力された場合には(S610:YES)、S620にて、送信方法判定部53から入力された送信方法指示情報に含まれる第1バンド送信フラグまたは第1バンド送信要求フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、第1バンド送信フラグまたは第1バンド送信要求フラグがセットされている場合には(S620:YES)、S630にて、入力された送信メッセージを第1バンド通信部11へ出力して、送信方法選択処理を一旦終了する。
一方、第1バンド送信フラグおよび第1バンド送信要求フラグがクリアされている場合には(S620:NO)、S640にて、入力された送信メッセージを第2バンド通信部12へ出力して、送信方法選択処理を一旦終了する。
次に、バンド状態判定部44の機能を実現するためにマイクロコンピュータにて実行されるソフトウェア処理(以下、バンド状態判定処理という)について説明する。バンド状態判定処理は、車載装置1の動作中に繰り返し実行される処理である。
バンド状態判定処理が実行されると、車載装置1のマイクロコンピュータは、図7に示すように、まずS710にて、第1バンド通信部11の受信部22から、第1周波数帯のバンド負荷を示すバンド負荷情報を取得する。
その後S720にて、バンド負荷情報が示すバンド負荷が、予め設定された第1閾値より大きいか否かを判断する。ここで、バンド負荷が第1閾値より大きい場合には(S720:YES)、S730にて、第1周波数帯の混雑度を3に設定し、S790に移行する。
一方、バンド負荷が第1閾値以下である場合には(S720:NO)、S740にて、バンド負荷情報が示すバンド負荷が、第1閾値より小さくなるように設定された第2閾値より大きいか否かを判断する。ここで、バンド負荷が第2閾値より大きい場合には(S740:YES)、S750にて、第1周波数帯の混雑度を2に設定し、S790に移行する。
一方、バンド負荷が第2閾値以下である場合には(S740:NO)、S750にて、バンド負荷情報が示すバンド負荷が、第2閾値より小さくなるように設定された第3閾値より大きいか否かを判断する。ここで、バンド負荷が第3閾値より大きい場合には(S760:YES)、S770にて、第1周波数帯の混雑度を1に設定し、S790に移行する。
一方、バンド負荷が第3閾値以下である場合には(S760:NO)、S770にて、第1周波数帯の混雑度を0に設定し、S790に移行する。
そしてS790に移行すると、S730,S750,S770,S780で設定された混雑度を示すバンド状態情報を送信方法判定部45へ出力して、バンド状態判定処理を一旦終了する。
次に、このように構成された車載装置1の動作の具体例を説明する。
例えば図8(a)に示すように、道路R1と道路R2とが合流点J1で交差しており、車両V1が合流点J1に向かって道路R1上を走行し、車両V2,V3が合流点J1に向かって道路R2上を走行しているとする。なお道路R2は、道路R1に対する優先道路であるとする。また車両V2は、車両V3よりも先行して道路R2上を走行しているとする。このとき、車両V1,V2,V3は、第2周波数帯(本実施形態では5.8GHz帯)でメッセージを送信している。
そして、図8(b)に示すように、道路R1上の車両V1は、合流点J1に近付くと、第1バンド送信要求情報を含んだメッセージを第1周波数帯(本実施形態では700MHz帯)で送信する。
また、道路R2上の車両V2は、合流点J1に近付くと、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。このメッセージには第1バンド送信要求情報が含まれているため、車両V2は、第1周波数帯でメッセージを送信する。但し、車両V2が第1周波数帯で送信するメッセージには、第1バンド送信要求情報が含まれていない。
また、道路R2上の車両V3は、この時点で、車両V1から第1周波数帯でメッセージを受信できていない。一方、車両V3は、車両V2からのメッセージを第1周波数帯で受信する。しかし、車両V2から受信したメッセージには第1バンド送信要求情報が含まれていないため、車両V3は、第2周波数帯でメッセージを送信する。
さらに、図8(c)に示すように、道路R1上の車両V1が合流点J1付近で停止し、道路R2上の車両V2,V3が更に合流点J1に近付くと、車両V3は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信する。このため、車両V3は、第1周波数帯でメッセージを送信する。これにより、車両V1,V2,V3の全てが、第1周波数帯でメッセージを送信する状況となる。
次に、図8(d)に示すように、道路R1上の車両V1が合流点J1付近で停止し、道路R2上の車両V2,V3が合流点J1を通過すると、車両V2は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信しなくなるため、第1周波数帯での送信を停止し、第2周波数帯でメッセージを送信する。一方、車両V1,V3は、第1周波数帯でのメッセージ送信を継続している。
その後、図8(e)に示すように、車両V1が合流点J1で道路R2に合流し、道路R2上で合流点J1を通過すると、第1周波数帯での送信を停止し、第2周波数帯でメッセージを送信する。これにより、車両V3は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信しなくなるため、第1周波数帯での送信を停止し、第2周波数帯でメッセージを送信する。さらに、車両V1の後方で道路R2上を走行する車両V4は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信していないため、第2周波数帯でメッセージを送信している。
また図9に示すように、道路R1上の車両V1が合流点J1付近で停止している状況では、第1バンド送信要求情報を含んだメッセージを第1周波数帯で送信する。そして、道路R2上で合流点J1に近付く車両V2は、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信するため、第1周波数帯でメッセージを送信する。また、道路R1上で合流点J1から離れていく車両V5も、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。しかし、車両V5は、車両V5と車両V1とが交錯する可能性がないと判断し、第2周波数帯でメッセージを送信する。
このように構成された車載装置1は、第1バンド通信部11、第2バンド通信部12およびファシリテーション部14を備える。
第1バンド通信部11は、予め設定された第1周波数帯を用いて、データを無線で送受信する。第2バンド通信部12は、第1周波数帯と異なるように予め設定された第2周波数帯を用いて、データを無線で送受信する。
ファシリテーション部14は、少なくとも車両位置情報と車両状態情報を取得して、送信メッセージを構築する(S540)。
ファシリテーション部14は、構築された送信メッセージ(以下、自車両送信メッセージという)を第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第1バンド送信要求フラグを設定する(S20〜S50)。
ファシリテーション部14は、他車両から受信したメッセージ(以下、他車両受信メッセージという)に、第1周波数帯でのデータ送信を要求することを示す第1バンド送信要求情報が含まれているか否かに基づいて、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第1バンド送信フラグを設定する(S120,S130,S160)。
ファシリテーション部14は、第1バンド送信要求フラグと第1バンド送信フラグに基づいて、自車両送信メッセージを、第1バンド通信部11または第2バンド通信部12に送信させる(S610〜S640)。
ファシリテーション部14は、第1バンド送信要求フラグがセットされている場合に、第1バンド送信要求情報を自車両送信メッセージに追加する(S550,S560)。
このように構成された車載装置1は、まず、第1周波数帯を用いてデータ通信を行う第1バンド通信部11と、第2周波数帯を用いてデータ通信を行う第2バンド通信部12の少なくとも一方に、自車両送信メッセージを送信させる。このため、本発明の車載装置1を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合に、第1周波数帯と第2周波数帯の何れか一方に通信トラフィックが集中するのを抑制することができる。
また車載装置1は、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断する。このため、車載装置1は、第1バンド通信部11による自車両送信メッセージの送信が不要であると判断した場合には、第1周波数帯以外の周波数帯でデータを行うようにすることができる。このため、車載装置1を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合に、第1周波数帯でデータ送信を行う車両の数の増加を抑制することができ、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を抑制することができる。
また車載装置1は、他車両受信メッセージに第1バンド送信要求情報が含まれているか否かに基づいて、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断する。このため、車載装置1は、第1バンド送信要求情報に基づいて、他車両が自車両に対して第1周波数帯でのデータ送信を要求していると判断した場合に、第1周波数帯を用いて、自車両送信メッセージを送信することができる。
そして車載装置1は、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させると判断した場合に第1バンド送信要求情報を自車両送信メッセージに追加する。このため、車載装置1を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合において、車載装置1は、他車両から第1周波数帯で他車両受信メッセージを受信した場合であっても、他車両受信メッセージに第1バンド送信要求情報が含まれているか否かに基づいて、受信した他車両受信メッセージの送信元が第1周波数帯での送信を要求しているか否かを判断することができる。そして車載装置1は、上記の送信元が第1周波数帯での送信を要求していないと判断した場合に、第1周波数帯を用いた自車両送信メッセージの送信を行わないようにすることができる。つまり、車載装置1は、自車両を起点として自車両送信メッセージが到達する範囲内に限定して、第1周波数帯を用いたメッセージの送信を要求することができる。
これにより、車載装置1は、自車両からの要求に応じて第1周波数帯を用いたメッセージの送信を行う車載装置の数を、自車両が送信したメッセージが到達する範囲に限定することができ、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を抑制することができる。
また車載装置1は、自車両の位置と状態を示す情報と、自車両の周辺状況を示す情報と、送信方法判定データに含まれている車両位置情報および車両状態情報(すなわち、他車両の位置と状態を示す情報)とに基づいて、自車両と他車両とが交錯する可能性があるか否かを判断する(S140)。
そして車載装置1は、他車両受信メッセージに含まれる第1バンド送信要求情報に基づいて、第1周波数帯でのデータ送信を要求していると判断した場合であっても(S120:YES)、自車両と他車両とが交錯する可能性がないと判断したときには(S150:NO)、第1バンド送信フラグをクリアする(S170)。
これにより、車載装置1は、第1周波数帯でのメッセージ送信が不要であるにもかかわらず第1周波数帯でメッセージを無駄に送信してしまうという事態の発生を抑制することができる。このため、車載装置1は、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を更に抑制することができる。
以上説明した実施形態において、車載装置1は本発明における無線通信装置、第1バンド通信部11は本発明における第1無線通信手段、第2バンド通信部12は本発明における第2無線通信手段である。
また、S540の処理は本発明におけるメッセージ作成手段、S20〜S50の処理は本発明における自車両送信判断手段、S120,S130,S150,S160,S170の処理は本発明における他車両送信判断手段、S610〜S640の処理は本発明における送信選択手段である。
また、S550,S560の処理は本発明における追加手段、第1バンド送信要求情報は本発明における第1周波数帯要求指示情報および第1周波数帯送信要求情報、S140の処理は本発明における不要判断手段である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態を図面とともに説明する。なお第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分を説明する。
第2実施形態の車載装置1は、他装置送信要求処理と送信方法選択処理が変更された点以外は第1実施形態と同じである。
まず、第2実施形態の他装置送信要求処理は、S910、S920の処理が追加された点以外は第1実施形態と同じである。
すなわち、図10に示すように、S150にて、自車両と他車両とが交錯する可能性がある場合には(S150:YES)、S910にて、予め設定された受信判定期間(本実施形態では例えば100ms)内に第1周波数帯と第2周波数帯とで同一のメッセージを受信したか否かを確認する。
そしてS920にて、S910での確認結果に基づいて、第1周波数帯と第2周波数帯とで同一のメッセージを受信したか否かを判断する。ここで、同一のメッセージを受信していない場合には(S920:NO)、S160に移行する。一方、同一のメッセージを受信した場合には(S920:YES)、S170に移行する。
次に、第2実施形態の送信方法選択処理は、S620〜S640の代わりにS1010〜S1030の処理が実行される点以外は第1実施形態と同じである。
すなわち、図11に示すように、S610にて、送信メッセージが入力した場合には(S610:YES)、S1010にて、送信方法判定部53から入力した送信方法指示情報に含まれる第1バンド送信フラグまたは第1バンド送信要求フラグがセットされているか否かを判断する。ここで、第1バンド送信フラグまたは第1バンド送信要求フラグがセットされている場合には(S1010:YES)、S1020にて、入力した送信メッセージを第1バンド通信部11へ出力して、S1030に移行する。
一方、第1バンド送信フラグと第1バンド送信要求フラグがクリアされている場合には(S1010:NO)、S1030に移行する。
そしてS1030に移行すると、入力した送信メッセージを第2バンド通信部12へ出力して、送信方法選択処理を一旦終了する。
次に、このように構成された車載装置1の動作の具体例を説明する。
例えば図12に示すように、道路R1上の車両V1が合流点J1付近で停止している状況では、車両V1は、第1バンド送信要求情報を含んだメッセージを第1周波数帯と第2周波数帯で送信する。そして、道路R2上で合流点J1に近付く車両V2は、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。しかし車両V2は、受信判定期間内に、車両V1からのメッセージを第2周波数帯でも受信する。このため、車両V2は、第1周波数帯での送信を行わず、第2周波数帯でメッセージを送信する。
このように構成された車載装置1は、予め設定された受信判定期間内に第1周波数帯と第2周波数帯とで同一の他車両受信メッセージを受信したか否かを判断する(S910)。そして車載装置1は、他車両受信メッセージに第1バンド送信要求情報が含まれている場合であっても(S120:YES)、同一の他車両受信メッセージを受信したと判断したときには(S920:YES)、第1バンド送信フラグをクリアする(S170)。
これにより、車載装置1は、第2周波数帯でも同一の他車両受信メッセージを受信しているにもかかわらず第1周波数帯でメッセージを無駄に送信してしまうという事態の発生を抑制することができる。このため、車載装置1は、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を更に抑制することができる。
以上説明した実施形態において、S910の処理は本発明における同一判断手段、S120,S130,S160,S170,S920の処理は本発明における他車両送信判断手段である。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態を図面とともに説明する。なお第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分を説明する。
第3実施形態の車載装置1は、送信方法選択処理が変更された点以外は第1実施形態と同じである。
まず、第3実施形態の送信方法選択処理は、S630の代わりにS1110の処理が実行される点以外は第1実施形態と同じである。
すなわち、図13に示すように、S1110では、入力した送信メッセージを、第1送信周期情報が示す値に対応して予め設定されたメッセージ出力周期で、第1バンド通信部11へ出力して、送信方法選択処理を一旦終了する。なおメッセージ出力周期は、第1送信周期情報が示す値が大きいほど、長くなるように設定されている。
次に、このように構成された車載装置1の動作の具体例を説明する。
例えば図14に示すように、道路R3と道路R4とが合流点J2で交差し、道路R3上の車両V1が、道路R4に合流するために合流点J2付近で停止しており、合流点J2付近で多数の車両が道路R4上を走行しているとする。
合流点J2付近で停止している車両V1は、第1バンド送信要求情報を含んだメッセージを第1周波数帯で送信する。道路R4上において車両V1からのメッセージが到達する範囲Rm内に存在する車両は、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。このメッセージには第1バンド送信要求情報が含まれている。このため、道路R4上において合流点J2付近に存在する多数の車両が、第1周波数帯でメッセージを送信する。但し、道路R4上において合流点J2付近に存在する多数の車両と車両V1は、第1周波数帯の混雑度に応じた周期でメッセージを送信する。
このように構成された車載装置1は、第1周波数帯の混雑度を判定する(S330,S710〜S780)。そして車載装置1は、第1周波数帯の混雑度に応じて、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11により送信させる場合の送信周期を変化させる(S340〜S390,S1110)。
これにより、車載装置1は、第1周波数帯が混雑しているときに第1周波数帯でのメッセージ送信の頻度を少なくすることが可能となり、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を更に抑制することができる。
以上説明した実施形態において、S330,S710〜S780の処理は本発明における混雑状態判断手段、S340〜S390,S610,S620,S640,S1110の処理は本発明における送信選択手段である。
(第4実施形態)
以下に本発明の第4実施形態を図面とともに説明する。なお第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分を説明する。
第4実施形態の車載装置1は、送信メッセージ構築処理と他装置送信要求処理が変更された点以外は第1実施形態と同じである。
まず、第4実施形態の送信メッセージ構築処理は、S560,S570の代わりにS1210,S1220の処理が実行される点以外は第1実施形態と同じである。
すなわち、図15に示すように、S550にて、第1バンド送信要求フラグがセットされていない場合には(S550:NO)、S1210にて、第1バンド送信要求がないことを示す第1バンド非送信要求情報を、S540で構築した送信メッセージに含めて、この送信メッセージを送信方法選択部42へ出力する。そして、送信メッセージの出力が完了すると、送信メッセージ構築処理を一旦終了する。
一方、第1バンド送信要求フラグがセットされている場合には(S550:YES)、S1220にて、S540で構築した送信メッセージを送信方法選択部42へ出力して、送信メッセージ構築処理を一旦終了する。
次に、第4実施形態の他装置送信要求処理は、S120の代わりにS1310の処理が実行される点以外は第1実施形態と同じである。
すなわち、図16に示すように、S110にて、送信方法判定データが入力した場合には(S110:YES)、S1310にて、送信方法判定データに第1バンド非送信要求情報が含まれているか否かを判断する。
ここで、第1バンド非送信要求情報が含まれている場合には(S1310:YES)、S130に移行する。一方、第1バンド非送信要求情報が含まれていない場合には(S1310:NO)、S140に移行する。
次に、このように構成された車載装置1の動作の具体例を説明する。
例えば図8(a)に示すように、道路R1と道路R2とが合流点J1で交差しており、車両V1が合流点J1に向かって道路R1上を走行し、車両V2,V3が合流点J1に向かって道路R2上を走行しているとする。なお道路R2は、道路R1に対する優先道路であるとする。また車両V2は、車両V3よりも先行して道路R2上を走行しているとする。このとき、車両V1,V2,V3は、第2周波数帯(本実施形態では5.8GHz帯)でメッセージを送信している。
そして、図8(b)に示すように、道路R1上の車両V1は、合流点J1に近付くと、第1バンド非送信要求情報を含まないメッセージを第1周波数帯(本実施形態では700MHz帯)で送信する。
また、道路R2上の車両V2は、合流点J1に近付くと、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。このメッセージには第1バンド非送信要求情報が含まれていないため、車両V2は、第1周波数帯でメッセージを送信する。但し、車両V2が第1周波数帯で送信するメッセージには、第1バンド非送信要求情報が含まれている。
また、道路R2上の車両V3は、この時点で、車両V1から第1周波数帯でメッセージを受信できていない。一方、車両V3は、車両V2からのメッセージを第1周波数帯で受信する。しかし、車両V2から受信したメッセージには第1バンド非送信要求情報が含まれているため、車両V3は、第2周波数帯でメッセージを送信する。
さらに、図8(c)に示すように、道路R1上の車両V1が合流点J1付近で停止し、道路R2上の車両V2,V3が更に合流点J1に近付くと、車両V3は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信する。このため、車両V3は、第1周波数帯でメッセージを送信する。これにより、車両V1,V2,V3の全てが、第1周波数帯でメッセージを送信する状況となる。
次に、図8(d)に示すように、道路R1上の車両V1が合流点J1付近で停止し、道路R2上の車両V2,V3が合流点J1を通過すると、車両V2は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信しなくなるため、第1周波数帯での送信を停止し、第2周波数帯でメッセージを送信する。一方、車両V1,V3は、第1周波数帯でのメッセージ送信を継続している。
その後、図8(e)に示すように、車両V1が合流点J1で道路R2に合流し、道路R2上で合流点J1を通過すると、第1周波数帯での送信を停止し、第2周波数帯でメッセージを送信する。これにより、車両V3は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信しなくなるため、第1周波数帯での送信を停止し、第2周波数帯でメッセージを送信する。さらに、車両V1の後方で道路R2上を走行する車両V4は、第1周波数帯で車両V1からメッセージを受信していないため、第2周波数帯でメッセージを送信している。
また、例えば図17に示すように、対向二車線の道路R5を車両V11,V12,V13,V14が走行しているとする。車両V11,V12は、道路R5の車線L1,L2のうち車線L1を走行し、車両V13,V14は、車線L2を走行しているとする。また、車両V11は第1周波数帯のみでメッセージの送受信が可能であり、車両V12,V13,V14は、第1周波数帯と第2周波数帯の両方でメッセージの送受信が可能であるとする。
車両V11は、第1バンド非送信要求情報を含んでいないメッセージを第1周波数帯で送信する。車両V12,V13は、車両V11の付近に存在しているため、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。このメッセージには第1バンド非送信要求情報が含まれていない。このため、車両V12,V13は、第1周波数帯でメッセージを送信する。
一方、車両V14は、車両V11の付近に存在しているため、車両V1からのメッセージを第1周波数帯で受信する。しかし、車両V14は、車両V11と交錯する可能性がないと判断し、第2周波数帯でメッセージを送信する。
このように構成された車載装置1は、第1バンド通信部11、第2バンド通信部12およびファシリテーション部14を備える。
第1バンド通信部11は、予め設定された第1周波数帯を用いて、データを無線で送受信する。第2バンド通信部12は、第1周波数帯と異なるように予め設定された第2周波数帯を用いて、データを無線で送受信する。
ファシリテーション部14は、少なくとも車両位置情報と車両状態情報を取得して、送信メッセージを構築する(S540)。
ファシリテーション部14は、構築された送信メッセージ(自車両送信メッセージ)を第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第1バンド送信要求フラグを設定する(S20〜S50)。
ファシリテーション部14は、他車両から受信したメッセージ(他車両受信メッセージ)に、第1周波数帯でのデータ送信を要求しないことを示す第1バンド非送信要求情報が含まれているか否かに基づいて、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、第1バンド送信フラグを設定する(S1310,S130,S160)。
ファシリテーション部14は、第1バンド送信要求フラグと第1バンド送信フラグに基づいて、自車両送信メッセージを、第1バンド通信部11または第2バンド通信部12に送信させる(S610〜S640)。
ファシリテーション部14は、第1バンド送信要求フラグがクリアされている場合に、第1バンド非送信要求情報を自車両送信メッセージに追加する(S550,S1210)。
このように構成された車載装置1は、他車両受信メッセージに第1バンド非送信要求情報が含まれているか否かに基づいて、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させるか否かを判断する。このため、車載装置1は、第1バンド非送信要求情報に基づいて、他車両が自車両に対して第1周波数帯でのデータ送信を要求していると判断した場合に、第1周波数帯を用いて、自車両送信メッセージを送信することができる。
そして車載装置1は、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させないと判断した場合に第1バンド非送信要求情報を自車両送信メッセージに追加する。このため、車載装置1を搭載した複数の車両が車車間通信を行う場合において、車載装置1は、他車両から第1周波数帯で他車両受信メッセージを受信した場合であっても、他車両受信メッセージに第1バンド非送信要求情報が含まれているか否かに基づいて、受信した他車両受信メッセージの送信元が第1周波数帯での送信を要求しているか否かを判断することができる。そして車載装置1は、上記の送信元が第1周波数帯での送信を要求していないと判断した場合に、第1周波数帯を用いた自車両送信メッセージの送信を行わないようにすることができる。つまり、車載装置1は、自車両を起点として自車両送信メッセージが到達する範囲内に限定して、第1周波数帯を用いたメッセージの送信を要求することができる。
これにより、車載装置1は、自車両からの要求に応じて第1周波数帯を用いたメッセージの送信を行う車載装置の数を、自車両が送信したメッセージが到達する範囲に限定することができ、第1周波数帯での通信トラフィックの集中を抑制することができる。
また車載装置1は、上述のように、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させないと判断した場合に第1バンド非送信要求情報を自車両送信メッセージに追加する。換言すると、自車両送信メッセージを第1バンド通信部11に送信させる場合には、自車両送信メッセージに第1バンド非送信要求情報が含まれない。
また、第1周波数帯でメッセージの送受信が可能であり且つ第2周波数帯でメッセージの送受信が可能ではない車載装置(以下、非対応装置という)が送信する送信メッセージには、第1バンド非送信要求情報が含まれない。
このため、車載装置1は、非対応装置からのメッセージを第1周波数帯で受信した場合に、非対応装置が第1周波数帯での送信を要求していると判断し、非対応装置へ第1周波数帯でメッセージを送信することができる。
以上説明した実施形態において、S1310,S130,S160,S170の処理は本発明における他車両送信判断手段、S550,S1210の処理は本発明における追加手段、第1バンド非送信要求情報は本発明における第1周波数帯要求指示情報および第1周波数帯非送信要求情報である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
(変形例1)
例えば上記第4実施形態では、第1実施形態において第1バンド送信要求情報の代わりに第1バンド非送信要求情報を用いるように変更したものを示した。しかし、第2,3実施形態において、第1バンド送信要求情報の代わりに第1バンド非送信要求情報を用いるように変更してもよい。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…車載装置、11…第1バンド通信部、12…第2バンド通信部、14…ファシリテーション部、41…送信メッセージ構築部、42…送信方法選択部、43…受信メッセージ分解部、44…バンド状態判定部、45…送信方法判定部、51…自装置送信要求判定部、52…他装置送信要求判定部、53…送信方法判定部

Claims (6)

  1. 車両に搭載される無線通信装置(1)であって、
    予め設定された第1周波数帯を用いて、データを無線で送受信する第1無線通信手段(11)と、
    前記第1周波数帯と異なるように予め設定された第2周波数帯を用いて、データを無線で送受信する第2無線通信手段(12)と、
    少なくとも前記車両の現在位置と前記車両の状態を示す自車両情報を取得して、メッセージを作成するメッセージ作成手段(S540)と、
    前記メッセージ作成手段により作成された前記メッセージである自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段に送信させるか否かを判断する自車両送信判断手段(S20〜S50)と、
    前記車両とは異なる他車両から受信したメッセージである他車両受信メッセージに、前記第1周波数帯でのデータ送信を要求しているか否かを示す第1周波数帯要求指示情報が含まれているか否かに基づいて、前記自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段に送信させるか否かを判断する他車両送信判断手段(S120,S130,S150,S160,S170,S920)と、
    前記自車両送信判断手段と前記他車両送信判断手段による判断結果に基づいて、前記自車両送信メッセージを、前記第1無線通信手段および前記第2無線通信手段の少なくとも一方に送信させる送信選択手段(S340〜S390,S610〜S640,S1110)と、
    前記自車両送信判断手段による判断結果に基づいて、前記第1周波数帯要求指示情報を前記自車両送信メッセージに追加する追加手段(S550,S560,S1210)とを備える
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第1周波数帯要求指示情報は、前記第1周波数帯でのデータ送信を要求することを示す第1周波数帯送信要求情報であり、
    前記追加手段(S550,S560)は、前記自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段に送信させると前記自車両送信判断手段が判断した場合に、前記第1周波数帯送信要求情報を前記自車両送信メッセージに追加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第1周波数帯要求指示情報は、前記第1周波数帯でのデータ送信を要求しないことを示す第1周波数帯非送信要求情報であり、
    前記追加手段(S550,S1210)は、前記自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段に送信させないと前記自車両送信判断手段が判断した場合に、前記第1周波数帯非送信要求情報を前記自車両送信メッセージに追加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記自車両情報と、前記他車両受信メッセージに含まれる情報とに基づいて、前記第1周波数帯でのデータ送信が不要であるか否かを判断する不要判断手段(S140)を備え、
    前記他車両送信判断手段(S120,S130,S150,S160,S170)は、
    前記他車両受信メッセージに含まれる第1周波数帯要求指示情報に基づいて、前記第1周波数帯でのデータ送信を要求していると判断した場合であっても、前記第1周波数帯でのデータ送信が不要であると前記不要判断手段が判断したときには、前記自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段に送信させないと判断する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の無線通信装置。
  5. 予め設定された受信判定期間内に前記第1周波数帯と前記第2周波数帯とで同一の前記他車両受信メッセージを受信したか否かを判断する同一判断手段(S910)と、
    前記他車両送信判断手段(S120,S130,S160,S170,S920)は、
    前記他車両受信メッセージに含まれる第1周波数帯要求指示情報に基づいて、前記第1周波数帯でのデータ送信を要求していると判断した場合であっても、同一の前記他車両受信メッセージを受信したと前記同一判断手段が判断したときには、前記自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段に送信させないと判断する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1周波数帯の混雑状態を判断する混雑状態判断手段(S330,S710〜S780)を備え、
    前記送信選択手段(S340〜S390,S610,S620,S640,S1110)は、
    前記混雑状態判断手段の判断結果に基づいて、前記第1周波数帯の混雑状態に応じて、前記自車両送信メッセージを前記第1無線通信手段により送信させる場合の送信周期を変化させる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の無線通信装置。
JP2015005210A 2015-01-14 2015-01-14 無線通信装置 Active JP6323342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015005210A JP6323342B2 (ja) 2015-01-14 2015-01-14 無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015005210A JP6323342B2 (ja) 2015-01-14 2015-01-14 無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016131320A true JP2016131320A (ja) 2016-07-21
JP6323342B2 JP6323342B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=56414817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015005210A Active JP6323342B2 (ja) 2015-01-14 2015-01-14 無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6323342B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101972273B1 (ko) * 2018-09-07 2019-04-24 강릉원주대학교산학협력단 차량 탑승자의 모바일 디바이스를 이용한 커넥티드 카 서비스 지원 방법 및 장치
JP2019179472A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社東芝 車載通信装置及び無線通信方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1168644A (ja) * 1997-08-11 1999-03-09 Mazda Motor Corp 移動体用通信装置
JP2005204218A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Nissan Motor Co Ltd 車両用通信装置
JP2005352971A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Nissan Motor Co Ltd 先行車両位置表示システム、および先行車両位置表示システムで用いる先行車両位置表示装置を搭載した車両
JP2008236409A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sanyo Electric Co Ltd 通信方法およびそれを利用した無線装置
WO2012124685A1 (ja) * 2011-03-14 2012-09-20 日本電気株式会社 無線通信機、無線通信システム、輻輳制御方法および記録媒体
JP2013034212A (ja) * 2012-09-06 2013-02-14 Nec Corp 無線通信方法及びシステム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1168644A (ja) * 1997-08-11 1999-03-09 Mazda Motor Corp 移動体用通信装置
JP2005204218A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Nissan Motor Co Ltd 車両用通信装置
JP2005352971A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Nissan Motor Co Ltd 先行車両位置表示システム、および先行車両位置表示システムで用いる先行車両位置表示装置を搭載した車両
JP2008236409A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Sanyo Electric Co Ltd 通信方法およびそれを利用した無線装置
WO2012124685A1 (ja) * 2011-03-14 2012-09-20 日本電気株式会社 無線通信機、無線通信システム、輻輳制御方法および記録媒体
JP2013034212A (ja) * 2012-09-06 2013-02-14 Nec Corp 無線通信方法及びシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019179472A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社東芝 車載通信装置及び無線通信方法
JP7055683B2 (ja) 2018-03-30 2022-04-18 株式会社東芝 車載通信装置及び無線通信方法
KR101972273B1 (ko) * 2018-09-07 2019-04-24 강릉원주대학교산학협력단 차량 탑승자의 모바일 디바이스를 이용한 커넥티드 카 서비스 지원 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6323342B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6567376B2 (ja) 装置
KR102098087B1 (ko) 안전 메시지 정보를 전달하기 위한 방법들 및 장치
JP5834868B2 (ja) 歩車間通信システム、無線通信端末、および歩車間通信方法
US9142124B2 (en) Vehicle-mounted communication device and navigation device equipped with this vehicle-mounted communication device, communication device for pedestrians and navigation device equipped with this communication device for pedestrians, and pedestrian-to-vehicle communication system
JP2018101384A (ja) 車車間通信システム、路側通信装置、車載通信装置及び車車間通信方法
KR20190104477A (ko) 자율주행 차량의 배터리 충전 방법 및 이를 위한 장치
JP6942413B2 (ja) 通信装置、通信システム、及び通信制御方法
JP5820964B2 (ja) 無線装置
JP2011071646A (ja) 車載用通信装置
JP2012159967A (ja) 通信装置、通信システムおよび通信方法
JP4798159B2 (ja) 車々間通信方法、車々間通信装置、及びプログラム
WO2020075839A1 (ja) 交通通信システム、路側機、及び方法
JP6323342B2 (ja) 無線通信装置
JP2009118061A (ja) 車両用無線通信装置
JP5343578B2 (ja) 路側通信システム、車両側通信システム、及び路車間通信システム
JP2017174332A (ja) 端末装置
JP6455304B2 (ja) 運転支援装置および運転支援方法
WO2018116827A1 (ja) 車車間通信システム、路側通信装置、車載通信装置及び車車間通信方法
JP6547880B2 (ja) 運転支援装置および運転支援方法
JP5621339B2 (ja) 路側通信装置及び通信システム
KR102035842B1 (ko) 단거리 전용 통신 기반의 단말 및 그를 이용한 gps 신호 수신 방법
JP5206460B2 (ja) 車車間通信装置
JP5935176B2 (ja) 無線装置
JP5754638B2 (ja) 通信システム、車載通信装置、および路側通信装置
JP7028833B2 (ja) 装置、プロセッサ、制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170526

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180307

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6323342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250