JP2016131283A - 非接触検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良導体製の筐体内にアンテナを収納した非接触検出装置において、筐体を大型化することなく、所望のアンテナ特性が得られるようにする。
【解決手段】非接触検出装置としての道路鋲2は、良導体製で開口部を有する箱状の筐体20と、この筐体の開口部を閉塞する非良導体製の蓋体30と、筐体20内に収納される回路基板18と、を備える。回路基板18は、蓋体30に組み込まれたコイルアンテナ12、14を介して、道路鋲2に接近してきたタグ8を検出し、LED16を発光させることでその旨を報知する。コイルアンテナ12、14は、コイル軸が筐体の開口面に平行で互いに直交するよう蓋体30に巻回され、しかも、筐体内壁面とのクリアランスが、コイル軸直交方向よりもコイル軸方向の方が大きくなるように設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、良導体製の筐体に収納されたアンテナを介して、所定の情報を非接触に検出する非接触検出装置に関する。
従来、平面視で十字状に交差するように配置された一対のバーアンテナを介して標準時刻電波を受信し、その受信した標準時刻電波から得られる時刻情報に基づいて発光体の点灯タイミングを制御するように構成された自発光道路鋲が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、自発光道路鋲は、道路に埋設して使用されることから、特許文献1には、アンテナやその周辺回路を収納するための筐体を金属製にすることで、強度や耐久性を確保することが記載されている。
特許第4937847号公報
ところで、特許文献1に記載のように筐体を金属製にすると、筐体が良導体となるため、例えば、アンテナの受信感度が低下する等、アンテナ特性が筐体の影響を受けて変化することがある。
この問題を防止するには、アンテナ特性が筐体の影響を受けることのないよう、アンテナと筐体との間に十分な間隔(クリアランス)をとるようにすればよく、このためには、アンテナを小さくするか、筐体を大きくすればよい。
そして、アンテナを小さくすると、筐体の有無に関わらずアンテナ特性が変化することから、筐体の影響を受けることなく所望のアンテナ特性が得られるようにするには、筐体を大きくすればよい。
しかし、筐体を大きくすると、自発光道路鋲等、アンテナを筐体に収納した装置(本発明では、非接触検出装置という)の大型化を招き、非接触検出装置を限られたスペースに設置できないことがある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、良導体製の筐体内にアンテナを収納して、アンテナからの受信信号により所望の情報を検出するように構成された非接触検出装置において、筐体を大型化することなく、所望のアンテナ特性が得られるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明の非接触検出装置は、開口部を有し、壁面の一部若しくは全面が良導体製である筐体と、この筐体内に収納されたアンテナ部と、アンテナ部からの受信信号に基づき所定の情報を取得する検出部と、を備える。
アンテナ部は、開口部の開口面に平行なコイル軸周りに複数回巻回した巻線にてコイルアンテナとして構成されており、開口部を介して無線信号を送受信可能である。
そして、そのコイルアンテナと筐体内壁面との間のクリアランスは、コイルアンテナのコイル軸方向のクリアランスの方が、コイル軸と直交し且つ開口面に平行なコイル軸直交方向のクリアランスよりも大きくなるように設定されている。
これは、コイルアンテナと筐体内壁面との間のクリアランスをこのように構成すると、所望のアンテナ特性が得られるようにアンテナサイズを確保しつつ、アンテナと筐体との干渉を効果的に低減することができるからである。
すなわち、コイルアンテナの指向特性は、ループ面に平行な方向に感度が高い8の字特性であるので、本発明の非接触検出装置は、筐体の開口面が上方を向くように設置すれば、水平方向の感度が高くなり、外部から筐体に向かって接近してくる信号発生源を検知できるようになる。
そして、この場合、コイルアンテナによる受信信号レベルが閾値以上となって、信号発生源の接近を検知することのできる検知距離(換言すればコイルアンテナの感度)は、コイルアンテナと筐体内壁面とのコイル軸方向のクリアランスが大きい程、長くなる。
これに対し、コイルアンテナのコイル軸直交方向の筐体壁面とのクリアランスを変化させても、検知距離(感度)は大きく変化しない。
そこで、本発明では、コイルアンテナと筐体内壁面との間のクリアランスの内、コイル軸方向のクリアランスの方が、コイル軸直交方向のクリアランスよりも大きくなるように設定することで、アンテナコイルの送受信時の感度を確保しつつ、筐体をより小さくできるようにしているのである。
よって本発明の非接触検出装置によれば、筐体を大きくすることなく、所望のアンテナ特性(感度)が得られるようにすることができる。
実施形態の道路鋲を用いた交通安全システムの概略構成を表す説明図である。 実施形態の道路鋲の概略構成を表す斜視図である。 道路鋲の筐体の開口部を閉塞する蓋体の構成を表す3面図である。 蓋体に埋め込まれるコイルアンテナと筐体との間のクリアランスを説明する説明図である。 コイルアンテナを含む道路鋲の回路構成を表すブロック図である。 道路鋲による対象物の検出可能範囲を表す説明図である。 コイルアンテナ近傍に金属板を配置した場合の他のアンテナとの距離と結合係数との関係をシミュレーションした結果を表す説明図である。 コイルアンテナの巻き数及び巻き上げピッチと検知距離との関係をシミュレーションした結果を表す説明図である。 コイルアンテナと筐体との間のクリアランスと検知距離との関係をシミュレーションした結果を表す説明図である。 図9に示すシミュレーション結果をアンテナ幅方向及び奥行き方向のクリアランス毎に表す説明図である。 変形例の道路鋲の概略構成を表す斜視図である。 変形例の道路鋲の使用例を表す説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態の非接触検出装置は、図1に例示するように、自転車や歩行者が通行する生活道路の交差点付近に埋設して使用される道路鋲2である。
この道路鋲2は、自転車や歩行者の接近を検出して、他の自転車や歩行者、若しくは自動車に報知(発光)することにより、自転車・歩行者同士の事故、或いは自転車・歩行者と自動車との事故を防止する、交通安全システムを構成するためのものである。
このシステムでは、自転車の乗員や歩行者が送信用のタグ8を所持し、道路鋲2は、そのタグ8からの信号を受信することで、自転車や歩行者の接近を検出する。
また、タグ8は、送信回路や近傍磁界アンテナ等から構成され、送信回路が、タグ8の識別情報等を近傍磁界アンテナから定期的に送信させる。
このため、図2に示すように、道路鋲2には、タグ8からの信号を受信するための近傍磁界アンテナとして、一対のコイルアンテナ12、14が備えられ、自転車や歩行者の接近を報知するための素子として、複数のLED16が備えられている。
そして、これら各部は、自転車や歩行者の接近を検出してLED16を発光させる検出部40(図5参照)が組み込まれた回路基板18と共に、良導体製の筐体20内に収納される。
筐体20は、強度や耐久性を確保できるように、良導体である金属にて、矩形で上方が開口した箱状に形成されており、上方の開口部は、光を透過可能な合成樹脂にて板状に形成された蓋体30にて閉塞される。
蓋体30は、非良導体である合成樹脂にて構成されており(つまり非良導体製であり)、コイルアンテナ12、14のアンテナ特性が、蓋体30により変化することがないので、本実施形態では、蓋体30にコイルアンテナ12、14が直接組み付けられている。
つまり、コイルアンテナ12、14は、コイル軸同士が互いに直交して十字形状をなすよう、蓋体30に組み付けられている。
また、筐体20内には、蓋体30を介して入射してくる太陽光を受けて発電する太陽電池22が設けられている。太陽電池22は、受光面が、蓋体30の筐体20側の面(内側面)に対向するように配置されており、その周囲には、発光した光を、蓋体30を介して外部に放射できるように、複数のLED16が分散して配置されている。
回路基板18は、コンデンサ等からなる蓄電器24と共に、太陽電池22やLED16よりも更に筐体20の内側に収納されている。そして、回路基板18及び蓄電器24と、太陽電池22及びLED16との間には、蓋体30の板面に対し平行に配置された板状の隔壁26が設けられている。
この隔壁26は、回路基板18への外乱ノイズの侵入を阻止し、且つ、コイルアンテナ12、14のアンテナ特性(感度)を高めるためのものであり、例えば、金属板のように、金属等の良導体にて板状に構成されている。
なお、隔壁26には、コイルアンテナ12、14、LED16、及び、太陽電池22と、回路基板18とを接続する信号線を挿通するための挿通孔(図示せず)が設けられている。
次に、コイルアンテナ12、14の蓋体30への組み付けは、図3に示すように、蓋体30に設けられた孔32a、34a、及び、溝32b〜32d、34b〜34dに、コイルアンテナ12、14を構成する巻線を埋め込むことにより行われる。
つまり、蓋体30内には、各コイルアンテナ12、14の巻線を通すための直線状の孔32a、34aが、蓋体30内で互いに直交し、且つ、蓋体30の板面に平行となるよう、それぞれ、所定間隔(ピッチ)で複数本形成されている。
また、蓋体30の内側面には、上記各孔32a、34aとの間で蓋体30を挟むように、各孔32a、34aとの対向位置に直線状の溝32b、34bが複数本形成されている。
なお、図3に示す3面図の内、正面図は、蓋体30の内側面を見た状態を表している。そして、各溝32b、34bの蓋体30の内側面からの深さは、図3の平面図及び側面図に点線で示すように互いに異なっており、溝32bの方が溝34bよりも深い。また、各孔32a、34aの蓋体30の板面からの距離も互いに異なっており、蓋体30の内側面からの距離は、孔32aの方が孔34aよりも長くなっている。
これは、各孔32a、34b及び各溝32b、34bにコイルアンテナ12、14の巻線を通したときに、蓋体30を板面正面から見たときに各孔32a、34b同士若しくは各溝32b、34b同士が交差する点で、巻線同士が接触しないようにするためである。
また、蓋体30において、周囲4辺を構成する各端縁には、それぞれ、上記各孔32a、34b及び各溝32b、34bの両端同士を連結して、コイルアンテナ12、14の巻線を通すための複数の溝32c、32d、34c、34dが形成されている。
この複数の溝32c、32d、34c、34dの内、各コイルアンテナ12、14の巻線を通す一方の溝32c、34cは、互いに対向する孔32aと溝32b、孔34aと溝34b、をそれぞれ連結するよう、各溝32b、34bと略同じ溝幅で直線状に形成されている。
これに対し、他方の溝32d、34dは、各孔32a、34aから引き出された巻線を、各孔32a、34aに対向する溝32b、34bではなく、その溝32b、34bに隣接する溝32b、34bに導くように、溝幅が扇状に広がっている。
このため、蓋体30に設けられた孔32a、34a、及び、溝32b〜32d、34b〜34dに、巻線を順に埋め込むことによって、コイルアンテナ12、14を構成することができる。
そして、このコイルアンテナ12、14は、図4に例示するように、巻線がループの略全域でコイル軸(換言すれば巻回中心軸)12a、14aに直交する直交部となり、溝32d、34dに設けられる一部の巻線だけが、コイル軸12a、14aに直交しない非直交部となる。
また、コイルアンテナ12、14の巻線は、一巻き毎に、蓋体30の外側面から内側面へと蓋体30の略全周に亘って巻回され、コイル軸12a、14a方向には、所定間隔で複数回巻回される。
このため、蓋体30を介してコイルアンテナ12、14を筐体20内に収納した際には、コイルアンテナ12、14と筐体20の内壁面との間のクリアランスは、コイル軸12a、14a方向のクリアランスLa1、La2の方が、コイル軸12a、14aと直交する方向(詳しくは、コイル軸12a、14aと直交し且つ筐体20の開口面に平行なコイル軸直交方向)のクリアランスLb1、Lb2よりも大きくなる。
なお、本実施形態では、蓋体30に形成された孔32a、34a、及び、溝32b〜32d、34b〜34dを利用して、蓋体30に導線を巻き付けることで、コイルアンテナ12、14が構成されるが、コイルアンテナ12、14の巻線の導電性を確保するため、蓋体30に巻き付ける導線を太くしている。
また、導線を太くすると、柔軟性がなくなり、コイルアンテナ12、14の製造過程で、1本の導線を何度も孔32a、34aに通すことは困難であることから、蓋体30にコイルアンテナ12、14を組み付ける際には、導線を、巻線一巻き分毎に分割する。
そして、その分割した各導線を、各孔32a、34aに通して、各孔32a、34bに連通する溝32b、32c、34b、34cに埋め込み、更に、各導線の両端を溝32d、34dに沿って折り曲げ、隣接する導線同士を半田付け若しくは圧着にて接続することにより、コイルアンテナ12、14を完成させる。
次に、回路基板18には、図5に示すように、上述した検出部40に加えて、各コイルアンテナ12、14に並列接続されて共振回路を構成する同調用コンデンサ42、44、3つのスイッチSW0、SW1、SW2、及び、電源部48、が設けられている。
スイッチSW1及びSW2は、それぞれ、コイルアンテナ12、14に同調用コンデンサ42、44を接続するか否かを切り替えるためのものである。
また、スイッチSW0は、検出部40に対し、コイルアンテナ12と同調用コンデンサ42とにより構成されるアンテナ部A1を接続するか、或いは、コイルアンテナ14と同調用コンデンサ44とにより構成されるアンテナ部A2を接続するか、を切り替えるためのものである。
そして、これら各SW0、SW1、SW2は、検出部40が切替信号(電圧)により自動で切り替えることができるように、例えば、半導体スイッチ等にて構成されている。
また、電源部48は、太陽電池22若しくは蓄電器24から電力供給を受けて、検出部40やその周辺回路を駆動するための電源電圧(直流定電圧)を生成する定電圧回路である。
そして、電源部48は、太陽電池22から電力供給を受けているときには、太陽電池22からの供給電力にて電源電圧を生成すると共に、蓄電器24への充電を行う。また、電源部48は、夜間等に太陽電池22からの電力供給が停止か供給電力が低下すると、蓄電器24から電力供給を受けて電源電圧を生成する。
次に、検出部40は、スイッチSW0を介して、受信信号を取り込むアンテナ部を、所定周期で、アンテナ部A1、A2の何れかに交互に切り替える。そして、その取り込んだ受信信号の信号レベルが所定の閾値以上になると、タグ8が図6に示した検知領域12x若しくは14x内に入ったと判断して、LED16を同時に点滅させる。
つまり、近傍磁界アンテナとして使用されるコイルアンテナ12、14の指向特性は、それぞれ、コイル軸12a、14bを挟んでコイル軸12a、14bに直交する方向に広がる8の字特性である。
そこで、本実施形態では、検出部40が、各アンテナ部A1、A2から交互に受信信号を取り込むことで、各コイルアンテナ12、14のコイル軸12a、14bに直交する方向から接近してくるタグ8を各々検出するようにしている。
このため、本実施形態の道路鋲2は、交差点に設けることで、交差点に接近してきたタグ8(詳しくはタグ8を持った検出対象者)を検知し、LED16を点滅させて、その旨を交差点周囲の車両や人に通知することができる。
また、アンテナ部A1、A2を検出部40に同時に接続すると、各アンテナ部A1、A2にて受信電力が二分されて検知距離が低下するとか、アンテナ部A1、A2同士が互いに干渉してアンテナ特性が低下する、といったことが考えられる。
しかし、本実施形態では、検出部40が、アンテナ部A1、A2を周期的に交互に選択して、各アンテナ部A1、A2から受信信号を取り込むので、このような問題が発生するのを防止できる。
また、検出部40は、アンテナ部A1から受信信号を取り込む際には、スイッチSW1をオン状態にして、アンテナ部A1のコイルアンテナ12と同調用コンデンサ42とを接続させ、スイッチSW2をオフ状態にして、アンテナ部A2のコイルアンテナ14と同調用コンデンサ44との接続を遮断する。
また、検出部40は、アンテナ部A2から受信信号を取り込む際には、スイッチSW2をオン状態にして、アンテナ部A2のコイルアンテナ14と同調用コンデンサ44とを接続させ、スイッチSW1をオフ状態して、アンテナ部A1のコイルアンテナ12と同調用コンデンサ42との接続を遮断する。
このため、本実施形態によれば、検出部40が、各アンテナ部A1、A2から受信信号を取り込む際に、他方のアンテナ部A2、A1が共振するのを防止し、その共振によりアンテナ部A1、A2同士が干渉して、アンテナ特性(延いては受信信号レベル)が低下するのを防止できる。
以上説明したように、本実施形態の道路鋲2には、十字路の交差点から4方向に伸びる道路に対応して、タグ8の検知距離が十字方向に長くなるよう、コイル軸同士が互いに直交するように配置された2つのコイルアンテナ12、14が設けられている。
そして、各コイルアンテナ12、14は、筐体20の開口部を閉塞する蓋体30に対し、巻線同士が鎖交するように設けられており、その形状は、巻線を板状の中空部周りに巻回した扁平形状になっている。
このため、本実施形態の道路鋲2によれば、筐体20内でのコイルアンテナ12、14の占有スペースを極めて小さくすることができ(本実施形態ではコイルアンテナ12、14を蓋体30に設けるため、コイルアンテナ12、14自体の占有スペースは略ゼロとなる)、筐体20(延いては道路鋲2)を小型化することができる。
また、蓋体30には、コイルアンテナ12、14を構成する巻線の一部を、筐体20の開口部の開口面に沿って互いに平行となるように挿通するための複数の孔32a、34aと、各孔32a、34aに挿通された巻線同士を接続する残りの巻線を埋め込むための複数の溝32b〜32d、34b〜34dが設けられている。
このため、コイルアンテナ12、14は、これらの孔32a、34a及び溝32b〜32d、34b〜34dに巻線となる導線を挿入することにより、蓋体30に簡単に組み付けることができ、延いては、道路鋲2の製造コストを低減することができる。
また、コイルアンテナ12、14をコイル軸方向から見たループ形状は、孔32a、34a及び溝32b、34bの部分を長辺、溝32c、32d、34c、34dの部分を短辺とする、扁平な矩形形状となる。
そして、コイルアンテナ12、14を構成する巻線の殆どは、コイル軸に直交する直交部となり、溝32d、34dに設けられる一部の巻線だけが、コイル軸12a、14aに直交しない非直交部となることから、コイルアンテナ12、14間では、鎖交磁束が略なくなる。
このため、本実施形態の道路鋲2によれば、コイルアンテナ12、14間での干渉を極めて小さくすることができる。
ところで、本実施形態では、コイルアンテナ12、14をコイル軸方向から見たループ形状が扁平な矩形形状になっているため、ループ形状を円形にした場合に比べて、アンテナ特性(感度)が低下し、タグ8の検知距離も低下する。
しかし、本実施形態では、各コイルアンテナ12、14のコイル軸と平行になるよう、良導体製で板状の隔壁26が設けられているので、コイルアンテナ12、14の実効サイズを大きくして、検知距離が低下するのを防止することができる。…(効果1)
また、本実施形態では、巻線を一巻き毎に一定間隔を空けて巻回することによりコイルアンテナ12、14を構成している。
このため、本実施形態によれば、コイルアンテナ12、14の自己共振周波数が低下して、同調用コンデンサ42、44による同調ができなくなるのを防止することが可能となり、これによっても、検知距離が低下するのを防止できる。…(効果2)
また更に、本実施形態では、コイルアンテナ12、14を蓋体30に組み付けることで、コイルアンテナ12、14を筐体20の開口部に設けることができ、しかも、コイルアンテナ12、14と筐体20の内壁面とのクリアランスを、コイル軸方向のクリアランスの方がコイル軸直交方向のクリアランスよりも大きくなるように設定できる。
このため、本実施形態の道路鋲2によれば、筐体20を大きくすることなく、コイルアンテナ12、14のアンテナ特性(感度)を改善し、タグ8の検知距離を大きくすることができる。…(効果3)
次に、これらの効果1〜3を確認するためのシミュレーションを行ったので、そのシミュレーション結果について説明する。
[シミュレーション結果1]
ループ形状が矩形のコイルアンテナの近傍に金属板を配置し、他のコイルアンテナとの間の距離Lxを変化させた際の、コイルアンテナ間の結合係数を測定(シミュレーション)した。そのシミュレーション結果を、図7(a)に示す。
なお、このシミュレーションは、図7(b)に示すように、金属板の板面がコイルアンテナのコイル軸に平行になるよう金属板を配置した場合と、図7(c)に示すように、金属板の板面がコイルアンテナのコイル軸に直交するよう金属板を配置した場合とで、それぞれ行った。また、比較のために、金属板を配置しない自由空間の場合のシミュレーションも行った。
この結果、金属板の板面がコイルアンテナのコイル軸に平行になるよう金属板を配置すると、金属板を配置しない場合に比べて、他のコイルアンテナとの結合係数が大きくなり、他のコイルアンテナからの信号を受信する際の感度が高くなることを確認できた。
なお、この理由は、コイルアンテナのコイル軸に対し平行に金属板を配置すると、金属板の反対側に、コイルアンテナに流れている電流に対応した電磁界が発生して、仮想電流が流れ、アンテナの実効サイズが大きくなるためである。
また、金属板の板面がコイルアンテナのコイル軸に直交するよう金属板を配置すると、金属板を配置しない場合に比べて、他のコイルアンテナとの結合係数が小さくなり、他のコイルアンテナからの信号を受信する際の感度が低くなることも確認できた。
従って、本実施形態の道路鋲2のように、筐体20内で、各コイルアンテナ12、14のコイル軸と平行になるよう隔壁26を設けるようにすれば、タグ8の検出可能範囲が広くなって、検知距離を長くできることがわかる。
[シミュレーション結果2]
コイルアンテナは、一般的に、巻き数を増やすと感度が上がることが知られている。これは、巻き数を増やせば、送受信する他方のアンテナとの間の鎖交磁束が増え、コイルアンテナの実効サイズが大きくなったからと解釈できるからである。
しかし、コイルアンテナは、巻き数が増えると、自己共振周波数が低くなり、これがアンテナ部への入力周波数よりも小さくなると、コンデンサによる同調が不可能になってしまうため、それ以上巻き数を増やすことはできない。
一方、コイルアンテナの自己共振周波数は、コイルの巻き上げピッチに依存しており、この巻き上げピッチを大きくすることで、自己共振周波数の低下を抑えることができる。
そこで、巻き上げピッチを所定値(例えば1.5mm)に固定し、巻き数を変化させた際のコイルアンテナの巻き数と検知距離との関係、及び、コイルアンテナの奥行き(コイル軸方向の大きさ)を固定し、巻き数を変化させた際のコイルアンテナの巻き数と検知距離との関係、をそれぞれ測定(シミュレーション)した。
そのシミュレーション結果を、図8に示す。
なお、図8において、検知距離は、送信アンテナから一定レベルの信号を送信させて、受信アンテナであるコイルアンテナを送信アンテナから徐々に離した際に、コイルアンテナからの受信信号レベル(電圧)がある一定の閾値を下回る距離としている。
また、コイルアンテナの奥行きを固定したときのシミュレーション結果では、奥行きを、コイルアンテナのコイル軸と直交するコイル軸直交方向の最大長さ(図に示すアンテナ幅)と一致させている。
そして、このシミュレーション結果から、コイルアンテナは、巻線を、間隔を空けて巻回し、その巻き数を増やすことで、アンテナの感度、延いては検知距離を伸ばすことができることがわかる。
従って、本実施形態の道路鋲2のように、コイルアンテナ12、14の巻線を、それぞれ、間隔を空けて巻回するようにし、その間隔及び巻き数を適宜設定することで、アンテナ特性(感度)を、所望の検知距離が得られるように設定することができるようになる。
[シミュレーション結果3]
次に、筐体20の強度や耐久性を確保するために、筐体20を良導体である金属製にすると、コイルアンテナ12、14と筐体20との干渉により、アンテナ特性(感度)が低下することが考えられる。
そこで、一定形状のコイルアンテナを筐体内に収納し、その筐体の大きさ(詳しくは、コイルアンテナのコイル軸方向の大きさ、及び、筐体開口部の開口面に平行なコイル軸直交方向の大きさ)、及び、コイルアンテナの筐体開口端からの埋没量、をそれぞれ変化させたときのタグの検知距離を測定(シミュレーション)した。
そのシミュレーション結果を、図9、図10に示す。
なお、図9、図10において、奥行きは、コイルアンテナのコイル軸方向のコイルアンテナと筐体内壁面との間の距離(クリアランス)を表している。
また、アンテナ幅は、筐体の開口部の開口面に平行でコイルアンテナのコイル軸に直交したアンテナ幅方向の、コイルアンテナと筐体内壁面との間の距離(クリアランス)を表している。
また、検知距離は、シミュレーション結果2と同様、送信アンテナから一定レベルの信号を送信させて、受信アンテナであるコイルアンテナを送信アンテナから徐々に離した際に、コイルアンテナからの受信信号レベル(電圧)がある一定の閾値を下回る距離である。
図9、図10から明らかなように、検知距離は、筐体20内でのコイルアンテナ12、14の埋没量を小さくすればするほどよく、本実施形態のように、コイルアンテナ12、14を蓋体30に組み付け、埋没量を略ゼロにすれば、検知距離を最も長くできることがわかる。
また、コイルアンテナを筐体内に収納した際、検知距離は、アンテナ幅方向(つまりコイル軸直交方向)のクリアランスを大きくしても殆ど変化せず、奥行き方向(つまりコイル軸方向)のクリアランスを大きくする程、大きくなることがわかった。
このため、コイルアンテナを良導体制の筐体内に収納する際には、コイル軸直交方向のクリアランスを大きくするよりも、コイルアンテナのコイル軸方向のクリアランスを大きくした方が、コイルアンテナが筐体から受ける影響を少なくして、アンテナ特性(感度)を向上できることがわかる。
そして、本実施形態の道路鋲2では、図4に示したように、コイル軸12a、14a方向のクリアランスLa1、La2を、コイル軸12a、14a直交方向のクリアランスLb1、Lb2よりも大きくしているので、筐体20を大きくすることなく、コイルアンテナ12、14の感度を高くし、タグ8の検知距離を長くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
[変形例]
例えば、上記実施形態では、道路鋲2には、コイル軸12a、14aが互いに直交し且つ巻線同士が鎖交するように配置された一対のコイルアンテナ12、14が収納されるものとして説明したが、図11に示すように、筐体20内には一つのコイルアンテナ10だけを設けるようにしてもよい。
すなわち、図11に示す道路鋲4は、上記実施形態の道路鋲2と略同様に構成されており、上記実施形態の道路鋲2とは、蓋体30に代えて、一つのコイルアンテナ10がコイルアンテナ12又は14と同様に巻回された蓋体50が設けられている点が異なる。
そして、回路基板18は、その一つのコイルアンテナ10からの検出信号に基づき、タグ8を検出するように構成されている。
このように構成された変形例の道路鋲4においては、コイルアンテナ10のコイル軸と直交する方向にだけ受信感度が高くなるため、タグ8の検出可能範囲が、例えば、東西方向、南北方向というように、相反する2方向にだけ大きくなる。
このため、この変形例の道路鋲4によれば、タグ8等の送信源を検出する際には、指向方向を、その検出すべき方向に向くように設置すればよい。
つまり、例えば、2つの道路が直交する交差点にて、その交差点に接近してくるタグ8を検出するには、図12に示すように、その交差点に、2つの道路鋲4a、4bを、各道路鋲4a、4b内のコイルアンテナ10のコイル軸10a同士が、各道路に対応して互いに直交するように設置するようにすればよい。
そして、このようにすれば、道路鋲4aにて検知領域12xに入ったタグを検出してLED16を点滅させ、道路鋲4bにて検知領域14xに入ったタグを検出してLED16を点滅させることができるようになり、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、この場合、各道路鋲4a、4bの検出部40は、受信信号を取り込むコイルアンテナを切り替える必要がなく、コイルアンテナ10からの受信信号を連続的に監視すればよいので、回路構成を簡単にすることができ、しかも、タグ8の検出遅れ(換言すれば報知遅れ)を抑制することも可能となる。
一方、上記実施形態及び変形例では、道路鋲は、タグからの信号を受信するものとして説明したが、本発明は、例えば、道路鋲がタグに信号を送信し、タグがその信号の受信レベルを受信することで、道路鋲がタグの接近を検出するようにした、送受信機能を有する道路鋲であっても、適用できる。
また、上記実施形態では、コイルアンテナは、近傍磁界アンテナであるとしたが、本発明は、例えば、標準時刻電波等、所定の情報にて変調された電磁波(電波)を受信するための遠方界アンテナであっても適用できるのは、いうまでもない。
また、上記実施形態では、コイルアンテナ12、14をコイル軸方向から見た際に矩形形状を呈する各辺の巻線の内、溝32d、34dに対応する短辺の一端部分だけを非直交部とすることで、コイルアンテナ12、14間での鎖交磁束をなくし、アンテナ同士の干渉を低減している。しかし、矩形形状の長辺を構成する巻線の一端部分を非直交部とし、他の巻線を全て直交部としても、同様の効果を得ることができる。
つまり、コイルアンテナ12、14を構成するには、巻線の少なくとも一部をコイル軸12a、14aに直交しない非直交部とする必要があるが、この非直交部を、長辺と短辺とが交わる矩形の角部付近に形成し、他の巻線部分を全て直交部とすれば、コイルアンテナ12、14同士の干渉を抑えることができる。
また、上記実施形態では、筐体内に2つのコイルアンテナをコイル軸が直交するように配置した道路鋲について説明したが、指向特性を改善するために、筐体内に設けるコイルアンテナの数を更に増加させてもよい。なお、この場合、各コイルアンテナのコイル軸は、検出対象となる全範囲を等分するように、設置角度をずらすようにするとよい。
また、本発明は、道路鋲に限定されるものではなく、金属等からなる良導体製の筐体内にコイルアンテナを収納して、周囲の電波を受信する非接触検出装置であれば、上記実施形態と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、筐体内に2つのコイルアンテナを設けた場合、その2つのコイルアンテナを切り替えて動作させるものとして説明したが、筐体内に設けた複数のコイルアンテナからの受信信号を合成し、その合成した信号レベルから、タグ等の検出対象物を検出するようにしてもよい。
また、コイルアンテナは、特定位置に配置された信号発生源からの信号を受信する受信アンテナとして利用し、回路基板に設けられる検出部は、その受信方向を、受信信号合成時の位相調整、アンテナの向きを調整するアクチュエータ等、により自動調整するように構成されていてもよい。
2,4,4a,4b…道路鋲、8…タグ、10,12,14…コイルアンテナ、10a,12a,14a…コイル軸、12x,14x…検知領域、16…LED、18…回路基板、20…筐体、22…太陽電池、24…蓄電器、26…隔壁、30,50…蓋体、32a,34a…孔、32b〜32d,34b〜34d…溝、40…検出部、42,44…同調用コンデンサ、A1…アンテナ部、A2…アンテナ部、48…電源部、50…蓋体、SW0〜SW2…スイッチ。

Claims (10)

  1. 開口部を有し、壁面の一部若しくは全面が良導体製である筐体と、
    前記筐体内に収納され、前記開口部を介して無線信号を送受信可能なアンテナ部と、
    前記アンテナ部からの受信信号に基づき、所定の情報を取得する検出部と、
    を備え、
    前記アンテナ部は、前記開口部の開口面に平行なコイル軸周りに複数回巻回してなる巻線からなるコイルアンテナにて構成されており、
    前記コイルアンテナと前記筐体内壁面との間のクリアランスは、前記コイルアンテナのコイル軸方向のクリアランスの方が、該コイル軸と直交し且つ前記開口面に平行なコイル軸直交方向のクリアランスよりも大きいことを特徴とする非接触検出装置。
  2. 前記コイルアンテナの巻線は、一巻き毎に所定の間隔を空けて巻回されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触検出装置。
  3. 前記コイルアンテナは、前記検出部よりも前記筐体の開口部側に配置されており、
    前記コイルアンテナと前記検出部との間には、良導体製の隔壁が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非接触検出装置。
  4. 前記コイルアンテナは、前記巻線を板状の中空部周りに巻回した扁平形状であり、前記筐体内には、前記中空部の扁平な面が前記開口部の開口面と平行になるよう収納されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の非接触検出装置。
  5. 前記コイルアンテナは、前記筐体の開口部を閉塞する非良導体製の蓋体に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の非接触検出装置。
  6. 前記蓋体には、前記コイルアンテナを構成する巻線の一部を、前記開口部の開口面に沿って互いに平行となるように挿通するための複数の孔、及び、各孔に挿通された巻線同士を接続して前記コイルアンテナを構成する残りの巻線を埋め込むための複数の溝、が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の非接触検出装置。
  7. 前記アンテナ部は、前記コイルアンテナとして、前記コイル軸同士が互いに直交して十字形状をなすように配置された一対のコイルアンテナを備え、
    前記検出部は、前記受信信号を取り込むコイルアンテナを周期的に切り換えることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の非接触検出装置。
  8. 前記一対のコイルアンテナは、コイル同士が鎖交するように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の非接触検出装置。
  9. 前記一対のコイルアンテナには、それぞれ、同調用コンデンサが並列接続されており、
    前記検出部は、前記受信信号を取り込むコイルアンテナを選択した際、他方のコイルアンテナと前記同調用コンデンサとの接続を遮断することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の非接触検出装置。
  10. 前記コイルアンテナの巻線を前記コイル軸方向から見たループ形状は、前記開口部の開口面に平行な一対の長辺と該開口面に直交する一対の短辺とにより形成される矩形形状であり、
    前記各長辺及び前記各短辺は、前記コイル軸に対し直交する直交部、若しくは、該直交部と前記コイル軸に直交しない非直交部とにより形成されており、
    前記各長辺及び前記各短辺の少なくとも一辺は、前記非直交部を含み、該非直交部は、当該辺の一端側に配置されていることを特徴とする請求項7〜請求項9の何れか1項に記載の非接触検出装置。
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