JP2016131209A - 積層ユニット - Google Patents

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Shinichi Miura
進一 三浦
長田 裕司
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Abstract

【課題】複数のパワーモジュールと複数の冷却器が積層されている積層ユニットに関し、各パワーモジュールを均一に冷却する。
【解決手段】各冷却器3は、孔13a−13dを有している。冷却器3に冷媒を供給する接続管9a、9bの夫々と孔13a、13bの夫々が接続されている。冷却器3から冷媒を排出する接続管9c、9dの夫々と孔13c、13dが接続されている。冷却器3の内部に第1流路14と第2流路17が設けられており、孔13a、13cは第1流路14の冷媒入口、冷媒出口に相当し、孔13b、13dは、第2流路17の冷媒入口と出口に相当する。第1流路14の冷媒入口(孔13a)と第2流路17の冷媒出口(孔13d)が冷却器の一方の側に設けられており、第1流路14の冷媒出口(孔13c)と第2流路17の冷媒入口(孔13b)が冷却器の他方の側に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体素子を収容しているパワーモジュールと冷却器が交互に積層されている積層ユニットに関する。
半導体素子を収容している複数のパワーモジュールを効率良く冷却するデバイスが例えば特許文献1に開示されている。そのデバイスは、複数のパワーモジュール(半導体モジュール)と複数の冷却器(冷却管)を一つずつ交互に積層した構造を有している。パワーモジュールを挟んで隣接している冷却器は一対の接続管で接続されている。一方の接続管は各冷却器に冷媒を供給する。他方の接続管は冷却器を通過した冷媒を排出する。冷却器の内部をパワーモジュールと平行に冷媒が流れる。この積層ユニットは、各パワーモジュールを両側から冷却するのでパワーモジュールを効率良く冷却することができる。
特開2009−188387号公報
特許文献1の積層ユニットの各冷却器は、両側のパワーモジュールと接する一対の側板の間に冷媒が流れる流路が設けられている。流路は一対の側板に沿って延びている。冷媒は、流路内を、側板に沿って、即ち、パワーモジュールに対して平行に一方向に流れる。それゆえ、冷媒の上流から下流に向けて冷媒温度が高くなり、下流では上流と比較してパワーモジュールの冷却効率が低くなってしまう。特許文献1の積層ユニットでは、冷却器内の冷媒流の上流と下流でパワーモジュールに対する冷却効率が不均一となってしまう。本明細書が開示する技術は、パワーモジュールに対する冷却効率の上記した不均一性を解消する積層ユニットを提供する。
本明細書が開示する積層ユニットは、半導体素子を収容しているパワーモジュールと冷却器が交互に積層されているデバイスである。冷却器の内部には液体の冷媒が流れる。各冷却器は、第1冷媒入口及び第2冷媒入口と、第1冷媒出口及び第2冷媒出口と、第1流路及び第2流路を備える。第1冷媒入口と第2冷媒入口の夫々から冷却器へ冷媒が供給される。第1冷媒入口から供給された冷媒は、第1流路を通り、第1冷媒出口から排出される。第2冷媒入口から供給された冷媒は、第2流路を通り、第2冷媒出口から排出される。第1冷媒入口と第2冷媒出口は、パワーモジュールと冷却器の積層方向からみたときに、冷却器の一方の側に設けられている。第2冷媒入口と第1冷媒出口は、積層方向からみたときに冷却器の他方の側に設けられている。そして、第1流路と第2流路は、パワーモジュールに対して平行に延びているとともに互いに逆方向に冷媒が流れる。
本明細書が開示する積層ユニットでは、各冷却器に、パワーモジュールに対して平行に2本の冷媒流路(第1流路と第2流路)が設けられている。一対の冷媒入口と一対の冷媒出口の上記した配置により、その2本の流路内を冷媒が互いに逆方向に流れる。従って、第1流路の下流と第2流路の上流が隣接し、第1流路の上流と第2流路の下流が隣接する。それゆえ、パワーモジュールの一部は、温度の高い第1流路下流の冷媒と、温度の低い第2流路上流の冷媒によって冷却され、パワーモジュールの別の一部は、温度の低い第1流路上流の冷媒と、温度の高い第2流路下流の冷媒によって冷却される。その結果、パワーモジュールは全体が均一に冷却される。このように、本明細書が開示する積層ユニットは、パワーモジュールを均一に冷却することができる。本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
第1実施例の積層ユニットの斜視図である。 第1実施例の積層ユニットの冷却器の分解図である。 第2実施例の積層ユニットの斜視図である。 第2実施例の積層ユニットの冷却器の分解図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。 変形例の冷却器の分解図である。
(第1実施例)図1、図2を参照して第1実施例の積層ユニットを説明する。図1に積層ユニット2の斜視図を示す。積層ユニット2は、4枚のパワーモジュール95と、5枚の冷却器3を一つずつ交互に積層したデバイスである。図中の座標系のX軸方向が積層方向に相当する。以下の説明でも「積層方向」という表現を用いるが、それは、複数のパワーモジュール95と複数の冷却器3の積層方向という意味であることに留意されたい。
各パワーモジュール95の両側に冷却器3が接している。パワーモジュール95は、電力制御用の複数のパワートランジスタ(半導体素子)を樹脂でモールドしたデバイスである。パワーモジュール95の中には、パワートランジスタの温度を計測する温度センサも備えられている。パワートランジスタの回路(及び、その駆動回路やセンサなど)を組み込んだモジュールは、IPM(インテリジェントパワーモジュール)と呼ばれることがある。パワーモジュール95は、平板型(カードタイプ)のインテリジェントパワーモジュールである。
5枚の冷却器3は全て同じ構造を有している。積層ユニット2の積層方向の一端の冷却器3を個別に示す場合には符号「3b」を用いる。積層方向の他端の冷却器3を個別に示す場合には符号「3c」を用いる。両端の冷却器3b、3c以外の冷却器を示す場合には符号「3a」を用いる。いずれの冷却器も区別なく表現するときには符号「3」を用いる。隣接する冷却器3は、4個の接続管9a−9dで接続されている。図1では接続管9dは隠れて見えない。詳しくは図2を参照して後述するが、冷却器3は、その内部に冷媒が通る流路を有しており、各接続管9a−9dはその流路と接続されている。各冷却器3の内部には、積層方向からみて各接続管9a−9dの夫々と同じ位置に貫通孔が設けられている。但し、積層方向の他端に位置する冷却器3cの積層方向外側の端面では貫通孔の開口が塞がれている。また、積層方向の一端の冷却器3bでは、接続管9a−9dに、一対の冷媒供給管91a、91bと、一対の冷媒排出管93c、93dが接続されている。冷媒供給管91a、91b、冷媒排出管93c、93dは、不図示の冷媒循環装置に接続されている。冷媒供給管91a、91bを通じて冷媒循環装置から積層ユニット2へ低温の冷媒が供給される。各パワーモジュール95から熱を吸収して温度の上昇した冷媒は、冷媒排出管93c、93dを通じて冷媒循環装置へ戻される。
冷媒供給管91aと複数の接続管9aは積層方向に一直線に一列に並んでいる。冷媒供給管91bと複数の接続管9bも積層方向に一列に並んでいる。冷媒排出管93cと複数の接続管9cも積層方向に一列に並んでいる。図1では隠れて見えないが、冷媒排出管93dと複数の接続管9dも積層方向に一例に並んでいる。冷媒供給管91a、91bから供給される冷媒は、複数の接続管9a、9bを通じて全ての冷却器3に分配される。冷媒は各冷却器3の内部を通る間に隣接するパワーモジュール95の熱を吸収する。パワーモジュール95の熱を吸収した冷媒は、複数の接続管9c、9dを通り、冷媒排出管93c、93dから不図示の冷媒循環装置へと戻る。冷媒は液体であり、典型的には、水、不凍液、又は、LLC(Long Life Coolant)である。以下では、各冷却器3に冷媒を供給する接続管9a、9bを供給接続管9a、9bと称し、各冷却器3を通過した冷媒が通る接続管9c、9dを排出接続管9c、9dと称する。
図2を参照して冷却器3の構造を説明する。図2は、冷却器3の分解斜視図である。理解を助けるため、隣接する冷却器3を接続する一対の供給接続管9a、9bと、一対の排出接続管9c、9dを仮想線で描いてある。
冷却器3は、一対のハーフケース11、16と、仕切板21で構成されている。ハーフケース11、16、仕切板21は、いずれもアルミニウムで作られている。ハーフケース11は、側板12の周囲に枠が設けられた浅いケースである。ハーフケース16も同様であり、側板17の周囲に枠が設けられた浅いケースである。仕切板21は、一対のハーフケース11、16の間でそれらに平行に配置されている。仕切板21を挟んで一対のハーフケース11、16を閉じると、冷却器3の内部に第1流路14と第2流路19が形成される。第1流路14は、ハーフケース11の側板12と仕切板21で挟まれた空間であり、第2流路19は、ハーフケース16の側板17と仕切板21で挟まれた空間である。冷却器3が積層ユニット2に組み込まれると、側板12と側板17の夫々の外面にはパワーモジュール95が当接する。一対の側板12、17は、積層方向と交差する方向に拡がっている。側板12と側板17の夫々の内面は流路に面している。別言すれば、ハーフケース11の側板12とハーフケース16の側板17は、隣接するパワーモジュール95の夫々と接する冷却器3の一対の側板である。そして、冷却器3は、その一対の側板12、17の間に仕切板21によって仕切られた2つの流路(第1流路14と第2流路19)を備えている。第1流路14と第2流路19は、仕切板21に沿って、冷却器3の一方の側から他方の側へ向かって(Y軸の方向に)延びている。
ハーフケース16は、積層方向(図中のX軸方向)からみて矩形であり、一対の対角部16a、16cは枠が内側に厚く膨らんでいる。枠の内側が厚く膨らんでいる一対の対角部を夫々、対角部16a、16cと称する。ハーフケース16の側板17に4個の孔18a−18dが設けられており、孔18bと孔18dは第2流路19と連通している。孔18aは、枠が内側に張り出した対角部16aに設けられており、孔18cは、対角部16cに設けられている。孔18a、18cは、第2流路19に通じることなくハーフケース16を貫通している。
ハーフケース11も、積層方向(図中のX軸方向)からみて矩形であり、一対の対角部11b、11dは枠が内側に厚く膨らんでいる。ハーフケース11の側板12に4個の孔13a−13dが設けられており、孔13aと孔13cは第1流路14と連通している。孔13bは、枠が内側に膨らんだ対角部11bに設けられており、孔13dは対角部11dに設けられている。孔13b、13dは、第1流路14に通じることなくハーフケース11を貫通している。
仕切板21は4個の孔23a−23dを備えている。積層方向(X軸方向)からみたときに、仕切板21の孔23aと、一対のハーフケース11、16の孔13a、18aが一直線に並ぶ。同様に、孔23b、13b、18bが一直線に並ぶ。孔23c、13c、18cが一直線に並び、孔23d、13d、18dが一直線に並ぶ。図1と図2を参照すると理解されるように、孔23a、13a、18aは、積層方向からみて、冷媒供給管91aと複数の供給接続管9aと一直線に並び、積層方向に延びる冷媒流路を構成する。孔23b、13b、18bは、積層方向からみて、冷媒供給管91bと複数の供給接続管9bと一直線に並び、積層方向に延びる冷媒流路を構成する。同様に、孔23c、13c、18cは、積層方向からみて、冷媒排出管93cと複数の排出接続管9cと一直線に並び、積層方向に延びる冷媒流路を構成する。孔23d、13d、18dは、積層方向からみて、冷媒排出管93dと複数の排出接続管9dと一直線に並び、積層方向に延びる冷媒流路を構成する。
仕切板21は側板12に面する側に複数のフィン22aを備えており、側板17に面する側に複数のフィン22bを備えている。冷却器3の内部でフィン22aの先端は側板12の内面に当接する。従って、第1流路14は、側板12と仕切板21の両者の間に架け渡されている複数のフィン22aによって、複数の細長流路に分割される。冷却器3の内部でフィン22bの先端は側板17の内面に当接する。従って、第2流路19は、側板17と仕切板21の両者の間に架け渡されている複数のフィン22bによって、複数の細長流路に分割される。なお、フィン22aは、側板12の内面に設けられていてもよい。フィン22bは、側板17の内面に設けられていてもよい。
上記したように、冷却器3の内部には、仕切板21で区画された2つの流路(第1流路14と第2流路19)が形成されている。図2の矢印線A1、A2、A3が、冷媒供給管91aから供給され、第1流路14を通り、冷媒排出管93cから排出される冷媒の流れを示している。図2の矢印線B1、B2、B3が、もう一方の冷媒の流れ、即ち、冷媒供給管91bから供給され、第2流路19を通り、冷媒排出管93dから排出される冷媒の流れを示している。なお、図1に示す矢印線A0は、外部から冷媒供給管91aを通じて積層ユニット2に供給される冷媒の流れを示しており、矢印線A4は、冷媒排出管93cを通じて積層ユニット2から排出される冷媒の流れを示している。同様に、図1に示す矢印線B0は、外部から冷媒供給管91bを通じて積層ユニット2に供給される冷媒の流れを示しており、矢印線B4は、冷媒排出管93dを通じて積層ユニット2から排出される冷媒の流れを示している。
供給接続管9aを通じて孔13aから流入した冷媒の一部は、ハーフケース11の第1流路14を通り、孔13cから流出する(矢印線A1−A3)。孔13aから流入した冷媒の残りは孔23aと孔18aを通り、ハーフケース16を積層方向に通過して次の冷却器へと向かう。また、X軸の負方向で隣接する冷却器の孔13cから流出した冷媒は、ハーフケース16の孔18cを積層方向に流れ、孔23cを通り、図2のハーフケース11の第1流路14を通過した冷媒と合流し、孔13cから排出される。孔13cは排出接続管9cに接続されている。孔13a、23a、18aを通る冷媒、及び、孔13c、23c、18cを通る冷媒は、第1流路14を通るが第2流路19は通らない。
一方、供給接続管9bを通じて孔13bから流入した冷媒は、ハーフケース11を積層方向に流れ、孔23bを通過し、ハーフケース16に至る。冷媒の一部は第2流路19を通り、孔23dと孔13dを通過して冷却器3から排出される(矢印線B1−B3)。冷媒の残りは孔18bを通り、X軸方向負方向で隣接する別の冷却器へと向かう。また、X軸の負方向で隣接する冷却器の孔13dから流出した冷媒は、ハーフケース16の孔18dを通過し、図2のハーフケース16の第2流路19を通過した冷媒と合流し、孔23d、孔13dを通って排出される。孔13dは、排出接続管9dに接続されている。孔13b、23b、18bを通る冷媒、及び、孔13d、23d、18dを通る冷媒は、第2流路19を通るが第1流路14は通らない。
供給接続管9aに接続されている孔13aは、第1流路14の冷媒入口(第1冷媒入口)に相当する。排出接続管9cに接続されている孔13cは、第1流路14の冷媒出口(第1冷媒出口)に相当する。また、供給接続管9bと接続されている孔13bと、排出接続管9dに接続されている孔13dは、それぞれ、第2流路19の冷媒入口(第2冷媒入口)と冷媒出口(第2冷媒出口)に相当する。孔13a(第1冷媒入口)と孔13d(第2冷媒出口)は、共に、冷却器3の一方の側(Y軸負方向の側)に設けられている。そして、孔13c(第1冷媒出口)と孔13b(第2冷媒入口)は、共に、冷却器3の他方の側(Y軸正方向の側)に設けられている。それゆえ、図2に示すように、平行に延びている第1流路14と第2流路19には、互いに反対方向に冷媒が流れる。
冷却器3の内部を冷媒が互いに反対方向に流れることの利点を説明する。冷却器3の一対の側板12、17の夫々にパワーモジュール95が接する。第1流路14では、孔13a(第1冷媒入口)が冷媒の流れの上流に相当し孔13c(第1冷媒出口)が下流に相当する。冷媒は第1流路14を流れる間にパワーモジュール95から熱を吸収する。第1流路14を流れる冷媒の温度は、孔13a(冷媒入口)から孔13c(第1冷媒出口)に向かって高くなる。一方、第2流路19では、孔13b(第2冷媒入口)が冷媒の流れの上流に相当し、孔13d(第2冷媒出口)が下流に相当する。冷媒は第2流路19を流れる間にパワーモジュール95から熱を吸収する。第2流路19を流れる冷媒の温度は、孔13b(第2冷媒入口)から孔13d(第2冷媒出口)に向かって高くなる。第1流路14と第2流路19は、仕切板21を挟んで隣接している。より詳しくは、第1流路14の上流と第2流路19の下流が仕切板21を挟んで隣接しており、第1流路14の下流と第2流路19の上流が仕切板21を挟んで隣接している。従って、第1流路14の冷媒と第2流路19の冷媒の間で仕切板21を介して熱交換が行われ、第1流路14の下流における高温の冷媒の熱は、隣接する第2流路の上流の温度が低い冷媒へ移動する。同様に、第2流路19の下流における高温の冷媒の熱は、隣接する第1流路の上流の温度が低い冷媒へ移動する。その結果、第1流路14と第2流路のいずれにおいても、上流と下流の温度差が小さくなる。それゆえ、冷却器3は、接しているパワーモジュールを場所によらずに均一に冷却することができる。仕切板21は、第1流路14の冷媒と第2流路19の冷媒の間で熱を交換する伝熱板の役割を果たす。
なお、冷媒供給管91a、91bには、同じ温度の冷媒が供給されることが望ましい。即ち、第1流路14の冷媒入口(孔13a)と第2流路19の冷媒入口(孔13b)には、同じ温度の冷媒が供給されることが望ましい。第1流路14に流入する冷媒の温度と第2流路19に流入する冷媒の温度が等しく、さらに、第1流路14の下流と第2流路19の上流の間、及び、第2流路の下流と第1流路の上流の間で熱交換が行われることで、冷却器3内の冷媒温度の分布が一層均一化する。なお、具体的には、不図示の冷媒循環装置から送られる冷媒が2つの流れに分かれて夫々が孔13aと孔13bに供給されればよい。
(第2実施例)次に、図3−図5を参照して、第2実施例の積層ユニット102を説明する。第2実施例の積層ユニット102では、複数のパワーモジュール95と複数の冷却器103が一つずつ交互に積層されている。第1実施例と同様に、X軸正方向の端に位置する冷却器を符号「103b」で示し、X軸負方向の端に位置する冷却器を符号「103c」で示し、両端以外の冷却器を符号「103a」で示す。複数の冷却器のいずれか一つを区別なく示す場合には符号「103」を用いる。
隣接する冷却器103は、4個のヘッダ50a−50dで接続されている。ヘッダ50a−50dの構造は後に詳しく説明する。ここでは、ヘッダ50a−50dを概説する。ヘッダ50a−50dの夫々は、隣接するヘッダに通じる主流路と、その主流路から冷却器103に通じる枝流路を有している。積層方向の一端に位置する冷却器103bのヘッダ50aに冷媒供給管91aが接続されており、冷却器103bのヘッダ50bに冷媒供給管91bが接続されている。冷却器103bのヘッダ50cに冷媒排出管93cが接続されており、冷却器103bのヘッダ50dに冷媒排出管93dが接続されている。ヘッダ50a−50dは積層方向に貫通する貫通孔(主流路)を有しているが、積層方向の他端に位置する冷却器103cのヘッダ50a−50dだけは、貫通孔の積層方向外側の開口が閉じられている。
冷却器103を概説する。冷却器103は平板型であり、各冷却器103の内部には2本の流路(第1流路と第2流路)が設けられている。前述したようにヘッダ50aとヘッダ50cの中にも流路が形成されており、それらは第1流路に繋がっている。ヘッダ50bとヘッダ50dの中にも流路が形成されており、それらは第2流路に繋がっている。冷媒供給管91aから供給された冷媒は、複数のヘッダ50aを介して各冷却器103に分配される。各冷却器103の第1流路を通過する間に、冷媒は隣接しているパワーモジュール95の熱を奪う。第1流路を通過した冷媒は、複数のヘッダ50cを通り、冷媒排出管93cから排出される。冷媒供給管91bから供給された冷媒は、複数のヘッダ50bを介して各冷却器103に分配される。各冷却器103の第2流路を通過する間に、冷媒は隣接しているパワーモジュール95の熱を奪う。第2流路を通過した冷媒は、複数のヘッダ50dを通り、冷媒排出管93dから排出される。
図4と図5を参照して、ヘッダ50a−50dと冷却器103の構造を説明する。図4は、冷却器103の分解斜視図であり、図5は、図4のV−V線に沿った断面図である。冷却器103は、一対のハーフケース31、36と、波板41で構成されている。一対のハーフケース31、36と波板41は、アルミニウムで作られている。ハーフケース31は側板32の周囲に枠が設けられた浅いケースである。側板32の図中Y軸方向の一方の側に、Z軸方向に延びるスリット33aが設けられており、他方の側にZ軸方向に延びるスリット33bが設けられている。ハーフケース36も側板37の周囲に枠が設けられた浅いケースである。側板37の図中Y軸方向の一方の側に、Z軸方向に延びるスリット38aが設けられており、他方の側にZ軸方向に延びるスリット38bが設けられている。一対の側板32と37の夫々が、隣接するパワーモジュール95と接する(図3参照)。
波板41は、一対のハーフケース31、36の間でそれらに平行に配置されている。波板41を挟んで一対のハーフケース31、36を閉じると、波板41が、一対のハーフケース31、36で閉じられた空間を仕切る。後述するが、冷媒は冷却器103の内部をY軸方向に流れる。波板41は、その稜線をY軸方向、即ち冷媒の流れ方向に向けて一対の側板32、37の間に配置される。
波板41の波頭面44が側板32に内面に当接し、波底面45の裏面が側板37の内面に当接する。その結果、冷却器103の内部空間が複数の細かい細長流路に分けられる(図5参照)。複数の細長流路は、側板32のスリット33a、33bに通じる細長流路34a−34dと、側板37のスリット38a、38bに通じる細長流路の2種類に分けられる。細長流路34a−34dを第1流路34と総称し、細長流路39a−39dを第2流路39と総称する。
ヘッダ50aを説明する。ヘッダ50aは、隣接するヘッダ50aと接続される筒部51と、筒部51から側板32に沿って延びている枝部52を有する。筒部51には、積層方向(X軸方向)に延びる貫通孔53が設けられている。枝部52の内側(側板32に面する側)には、導水溝54が設けられており、その導水溝54は、貫通孔53に繋がっている。なお、図4では導水溝54は隠れて見えない。後述するヘッダ50dも同様の導水溝54を有するのでそちらを参照されたい。
ヘッダ50cもヘッダ50aと同じ構造を有している。ヘッダ50aを冷却器103に取り付けると、導水溝54がスリット33aと連通する。ヘッダ50cを冷却器103に取り付けると、ヘッダ50cの導水溝54がスリット33bと連通する。即ち、ヘッダ50aの導水溝54とヘッダ50cの導水溝54が第1流路34と連通する。また、積層ユニット102が組み立てられると、隣接するヘッダ50aの筒部51同士が接続する。即ち、隣接するヘッダ50aの貫通孔53同士が連通する。貫通孔53が先に述べた主流路に相当し、導水溝54が先に述べた枝流路に相当する。なお、積層方向の一端のヘッダ50aの貫通孔53には冷媒供給管91aが接続される。積層方向の他端のヘッダ50aでは、貫通孔53の積層方向外側の開口は塞がれる。また、隣接するヘッダ50cの貫通孔53同士が連通する。積層方向の一端のヘッダ50cの貫通孔53には冷媒排出管93cが接続される。積層方向の他端のヘッダ50cでは、貫通孔53の積層方向外側の開口は塞がれる。
ヘッダ50bとヘッダ50dも、ヘッダ50aと同様の構造を有している。ヘッダ50b、50dは、筒部56と枝部57を有する。筒部56には積層方向に貫通する貫通孔58が設けられている。ヘッダ50b、50dの枝部57の内側(側板37に面する側)には導水溝59が設けられており、その導水溝59は、貫通孔58に繋がっている。ヘッダ50bを冷却器103に取り付けると、導水溝59がスリット38bと連通する。ヘッダ50dを冷却器103に取り付けると、ヘッダ50dの導水溝59がスリット38aと連通する。即ち、ヘッダ50bの導水溝59とヘッダ50dの導水溝59が第2流路39と連通する。また、積層ユニット102が組み立てられると、隣接するヘッダ50bの筒部56同士が接続する。即ち、隣接するヘッダ50bの貫通孔58同士が連通する。積層方向の一端のヘッダ50bの貫通孔58には冷媒供給管91bが接続される。積層方向の他端のヘッダ50bでは、貫通孔58の積層方向外側の開口は塞がれる。
同様に、隣接するヘッダ50dの貫通孔58同士が連通する。積層方向の一端のヘッダ50dの貫通孔58には冷媒排出管93dが接続される。積層方向の他端のヘッダ50dでは、貫通孔58の積層方向外側の開口が塞がれる。貫通孔58が先に述べた主流路に相当し、導水溝59が枝流路に相当する。
積層ユニット102における冷媒の流れを説明する。図4、図5における矢印線A1−A7が、第1流路34を通る冷媒の流れを示している。矢印線B1−B7が、第2流路39を通る冷媒の流れを示している。なお、図3に示す矢印線A0は、外部から冷媒供給管91aを通じて積層ユニット102に供給される冷媒の流れを示しており、矢印線A8は、冷媒排出管93cを通じて積層ユニット102から排出される冷媒の流れを示している。同様に、図1に示す矢印線B0は、外部から冷媒供給管91bを通じて積層ユニット102に供給される冷媒の流れを示しており、矢印線B8は、冷媒排出管93dを通じて積層ユニット102から排出される冷媒の流れを示している。
矢印線A1−A7で示される冷媒の流れを説明する。この流れは、第1流路34(細長流路34a−34d)を通る流れである。冷媒供給管91aから供給される冷媒は、ヘッダ50aの貫通孔53を通じ、一部は下流のヘッダ50aへと流れ、残りは導水溝54とスリット33aを通じて第1流路34に流入する(矢印線A1、A2)。冷媒は向きを変え、第1流路34をY軸の正から負の方向に向かって流れる(矢印線A3)。冷媒は、波板41に沿って流れる。冷媒は、第1流路34の下流でさらに向きを変え、スリット33bを通り、第1流路34から流出する(矢印線A4、A5)。冷媒は、ヘッダ50cの導水溝54と貫通孔53を通り(矢印線A6、A7)、最後に冷媒排出管93cから排出される(図3の矢印線A8参照)。
矢印線B1−B7で示される冷媒の流れを説明する。この流れは、第2流路39(細長流路39a−39d)を通る流れである。冷媒供給管91bから供給される冷媒は、ヘッダ50bの貫通孔58を通じ、一部は下流のヘッダ50bへと流れ、残りは導水溝59とスリット38bを通じて第2流路39に流入する(矢印線B1、B2)。冷媒は向きを変え、第2流路39をY軸の負から正の方向に向かって流れる(矢印線B3)。冷媒は波板41に沿って流れる。冷媒は、第2流路39の下流でさらに向きを変え、スリット38aを通り、第2流路39から流出する(矢印線B4、B5)。冷媒は、ヘッダ50dの導水溝59と貫通孔58を通り(矢印線B6、B7)、最後に冷媒排出管93dから排出される(図3の矢印線B8参照)。
冷媒は、ヘッダ50aに接続されているスリット33aを通じて第1流路34に流入し、ヘッダ50cに接続されているスリット33bを通じて第1流路34から流出する。即ち、スリット33aは第1流路34の冷媒入口(第1冷媒入口)に相当し、スリット33bは第1流路34の冷媒出口(第1冷媒出口)に相当する。一方、冷媒は、ヘッダ50bに接続されているスリット38bを通じて第2流路39に流入し、ヘッダ50dに接続されているスリット38aを通じて第2流路39から流出する。即ち、スリット38bは第2流路39の冷媒入口(第2冷媒入口)に相当し、スリット38aは第2流路39の冷媒出口(第2冷媒出口)に相当する。第1冷媒入口(スリット33a)と第2冷媒出口(スリット38a)は、側板32、37に沿った冷却器103一方の側(Y軸正方向の側)に設けられている。第1冷媒出口(スリット33b)と第2冷媒入口(スリット38b)は、側板32、37に沿った冷却器103の他方の側(Y軸負方向の側)に設けられている。これら冷媒入口と冷媒出口の配置により、第1流路34と第2流路39で冷媒が互いに反対方向に流れる。
また、第1流路34と第2流路39は、波板41によって区画されている。第1流路34の上流と第2流路39の下流が波板41を隔てて隣接しており、第1流路34の下流と第2流路39の上流が波板41を隔てて隣接している。波板41はアルミニウムで作られており、熱をよく通す。第1流路34を流れる冷媒は上流から下流に至る間にパワーモジュール95から熱を吸収する。第1流路34の下流に達した高温の冷媒の熱が、第2流路39の上流の低温の冷媒へと移動する。同様に、第2流路39の下流に達した高温の冷媒の熱が、第1流路34の上流の低温の冷媒へと移動する。こうして、第1流路34の上流と下流の間で冷媒の温度差が小さくなり、第2流路39の上流と下流の間で冷媒の温度差が小さくなる。その結果、冷却器103は、接しているパワーモジュール95を均一に冷却することができる。波板41は、第1流路34と第2流路39を区画する仕切板の役割を果たすとともに、第1流路34の冷媒と第2流路39の冷媒の間で熱を交換する伝熱板の役割を果たす。
図5に示すように、複数の第1流路34(細長流路34a−34d)と複数の第2流路39(細長流路39a−39d)は、一つずつ交互に並んでいる。より詳しくは、複数の第1流路34(細長流路34a−34d)と複数の第2流路39(細長流路39a−39d)は、一対の側板32、37の間でそれらの側板に沿って一つずつ交互に並んでいる。さらに、波板41の波頭面44が一方の側板32の内面に接し、波底面45の裏面が他方の側板37の内面に接する。この構造により、複数の第1流路34(細長流路34a−34d)と複数の第2流路39(細長流路39a−39d)の間で熱交換が活発に行われるだけでなく、第1流路34の冷媒と第2流路39の冷媒は、共に、側板32に接するパワーモジュールと側板37に接するパワーモジュールの双方から熱を吸収する。この構造により、冷却器103の両側に接するパワーモジュールが均一に冷却される。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。第2実施例の積層ユニット102では、波板41の波頭面44が一方の側板32の内面に接しており、波底面45の裏面が他方の側板37の内面に当接している。波板41が一対の側板32、37の夫々と当接していることが好ましいが、当接しておらずともよい。
第1実施例の冷却器3では、仕切板21が、複数のフィン22a、22bを備えていた。フィン22aは、側板12に面する側に設けられており、フィン22bは、側板17に面する側に設けられている。フィン22a、22bは、仕切板21に設けるかわりに、側板12、17に設けてもよい。図6に、そのような冷却器203の分解図を示す。図6は、図2に対応しており、図2に記した部品と同じ部品には符号を省略している。図3に示す冷却器203では、一方のハーフケース211の側板212と、他方のハーフケース216の側板217の夫々に、複数のフィン22a、22bが設けられている。フィン22aは、側板212の仕切板221と対向する面に設けられており、フィン22bは、側板217の仕切板221と対向する面に設けられている。図6において、矢印線A1、A2、B1、B3は冷媒の流れを示しており、冷媒の流れは図2のケースと同じである。図6では、ハーフケース内での冷媒の流れを示す矢印線の符号を省略しているが、ハーフケース内の冷媒の流れも図2と同じである。複数のフィンがハーフケースの側板に設けられていると、側板からフィンへ効率よく熱が伝わる。
第1実施例の側板12と17、第2実施例の側板32と37が、一対の側板の例に相当する。第1実施例の仕切板21と第2実施例の波板41が伝熱板の一例に相当する。第1実施例の供給接続管9aが第1供給接続管の一例に相当し、供給接続管9bが第2供給接続管の一例に相当する。排出接続管9cが第1排出接続管の一例に相当し、排出接続管9dが第2排出接続管の一例に相当する。また、第2実施例のヘッダ50aが第1供給接続管の一例に相当し、ヘッダ50bが第2供給接続管の一例に相当する。ヘッダ50cが第排出接続管の一例に相当し、ヘッダ50dが第2排出接続管の一例に相当する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2、102:積層ユニット
3、3a−3c、103、103a−103c、203:冷却器
9a:接続管(第1供給接続管)
9b:接続管(第2供給接続管)
9c:接続管(第1排出接続管)
9d:接続管(第2排出接続管)
11、16、31、36、211、216:ハーフケース
11b、11d、16a、16c:対角部
12、17、32、37、212、217:側板
13a:孔(第1冷媒入口)
13b:孔(第2冷媒入口)
13c:孔(第1冷媒出口)
13d:孔(第2冷媒出口)
14:第1流路
19:第2流路
21、221:仕切板
33a:
41:波板
50a−50d:ヘッダ
51、56:筒部
52、57:枝部
53、58:貫通孔
54、59:導水溝
91a、91b:冷媒供給管
93c、93d:冷媒排出管
95:パワーモジュール

Claims (6)

  1. 半導体素子を収容しているパワーモジュールと冷却器が交互に積層されている積層ユニットであり、
    各冷却器は、
    液体の冷媒が供給される第1冷媒入口及び第2冷媒入口と、
    前記第1冷媒入口から供給された冷媒が流れる第1流路と、
    前記第2冷媒入口から供給された冷媒が流れる第2流路と、
    前記第1流路を流れた冷媒が排出される第1冷媒出口と、
    前記第2流路を流れた冷媒が排出される第2冷媒出口と、
    を備えており、
    前記パワーモジュールと前記冷却器の積層方向からみたときに、前記第1冷媒入口と前記第2冷媒出口が冷却器の一方の側に設けられているとともに、前記第2冷媒入口と前記第1冷媒出口が他方の側に設けられており、
    前記第1流路と前記第2流路は、前記パワーモジュールに対して平行に延びているとともに互いに逆方向に冷媒が流れる、
    ことを特徴とする積層ユニット。
  2. 複数の前記パワーモジュールと複数の前記冷却器が一つずつ交互に積層されており、
    隣接する冷却器同士が、各冷却器に冷媒を供給する第1供給接続管と第2供給接続管で接続されているとともに、各冷却器の内部を通った冷媒を排出する第1排出接続管及び第2排出接続管で接続されており、
    各冷却器は、
    隣接するパワーモジュールに当接している一対の側板と、前記一対の側板の間でそれらに対して平行に配置されている伝熱板とを備えており、
    前記一対の側板の一方と前記伝熱板の間に、前記第1流路が形成されており、
    前記一対の側板の他方と前記伝熱板の間に、前記第2流路が形成されており、
    前記第1流路と前記第2流路は、前記伝熱板に沿って当該冷却器の一方の側から他方の側に向けて延びており、
    前記第1冷媒入口に前記第1供給接続管が接続されているとともに前記第1冷媒出口に前記第1排出接続管が接続されており、
    前記第2冷媒入口に前記第2供給接続管が接続されているとともに前記第2冷媒出口に前記第2排出接続管が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層ユニット。
  3. 前記第1流路と前記第2流路は、前記一対の側板に沿って並んで設けられていることを特徴とする請求項2に記載の積層ユニット。
  4. 複数の前記第1流路と複数の前記第2流路が一つずつ交互に並んでいることを特徴とする請求項3に記載の積層ユニット。
  5. 前記伝熱板は、前記第1流路と前記第2流路を区画する波板であり、当該波板の稜線を冷媒の流れ方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の積層ユニット。
  6. 前記波板の波頭が前記一対の側板の一方に接しており、前記波板の波底の裏面が前記一対の側板の他方に接していることを特徴とする請求項5に記載の積層ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019004051A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 株式会社デンソー 積層型冷却装置

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