JP2016130920A - ドライブスルーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】マーケティングの精度を向上させることである。
【解決手段】実施形態のドライブスルーシステムは、撮像装置と、属性識別部と、記憶部と、補正部とを持つ。撮像装置は、入口から商品の受け取り場所までの複数の地点において車両が通行する通路を撮像する。属性識別部は、ユーザの属性を判定するためのパラメータを取得する。記憶部は、パラメータと、地点と、ユーザの識別情報とをレコードとして時系列に記憶する。補正部は、所定の条件を満たすレコードに記憶されている地点と同一地点のレコードを第1の数分だけ記憶部から対象データとして取得し、所定の条件を満たすレコードに記憶されている地点とは異なる地点のレコードを第2の数分だけ参照データとして取得し、対象データと参照データとに基づいて所定の条件を満たすレコードに記憶されている識別情報を補正する。
【選択図】図14

Description

本発明の実施形態は、ドライブスルーシステムに関する。
一般的なファーストフードなどで利用されるドライブスルーでは、顧客は自動車に乗車したまま注文、会計、商品の受け取りを順番に行う。このようなドライブスルーにおいてマーケティングを行う場合、入口から商品の受け取り場所までに複数のカメラを設置して各場所で撮像された画像データが用いられる。しかしながら、各場所で撮像された画像データを対応付けることができなかった場合には、十分なマーケティングができない可能性があった。
特許第5428356号公報
本発明が解決しようとする課題は、マーケティングの精度を向上させることができるドライブスルーシステムを提供することである。
実施形態のドライブスルーシステムは、撮像装置と、属性識別部と、記憶部と、補正部とを持つ。撮像装置は、入口から商品の受け取り場所までの複数の地点において車両が通行する通路を撮像する。属性識別部は、前記撮像装置によって撮像された画像データに基づいて、前記車両に乗車しているユーザの属性を判定するためのパラメータを取得する。記憶部は、取得された前記パラメータと、前記画像データが撮像された地点と、前記ユーザの識別情報とをレコードとして時系列に記憶する。補正部は、所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている地点と同一地点のレコードを第1の数分だけ前記記憶部から対象データとして取得し、前記所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている地点とは異なる地点のレコードを第2の数分だけ前記記憶部から参照データとして取得し、取得した前記対象データと参照データとに基づいて、前記所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている前記識別情報を補正する。
実施形態におけるドライブスルーシステムの概要を説明するための図。 実施形態におけるドライブスルーシステムの概要を説明するための図。 実施形態におけるドライブスルーシステムのシステム構成を表すシステム構成図。 第1の実施形態における識別装置10の機能構成を表す概略ブロック図。 第1の実施形態における管理装置20の機能構成を表す概略ブロック図。 表示装置2の表示例を示す図。 購入分析DB2032に記憶される購入分析テーブルの構成例を示す図。 注文履歴DB2033に記憶されている注文情報の一例を示す図。 注文IDと顏認証IDとの対応付けを説明するための図。 第1の実施形態における管理装置20の対応付け処理の流れを示すフローチャート。 提供時間と提供時間におけるスマイル指数の平均値との相関による分析結果を示す図。 店員毎のスマイル指数の分布による分析結果を示す図。 提供時間と提供時間における満足度の平均値との相関による分析結果を示す図。 第2の実施形態における管理装置20aの機能構成を表す概略ブロック図。 仮顧客DB2035の構成例を示す図。 購入分析DB2032aに記憶される購入分析テーブルの構成例を示す図。 第2の実施形態における管理装置20aの仮登録情報を登録するための処理の流れを示すフローチャート。 第2の実施形態における管理装置20aの補正処理の流れを示すフローチャート。 、補正部206による補正処理を説明するための概略図。
以下、実施形態のドライブスルーシステムを、図面を参照して説明する。
(概要)
図1及び図2は、実施形態におけるドライブスルーシステムの概要を説明するための図である。
図1に示すように、実施形態におけるドライブスルーシステムでは、通路に沿った形でカメラ1(撮像装置)及び表示装置2が設置される。カメラ1は、自動車5(車両)が通行する通路を撮像する。表示装置2は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示装置2は、例えばデジタルサイネージである。表示装置2には、メニュー又は広告などが表示される。
自動車5に乗車している顧客は、表示装置2に表示されたメニューに基づいて注文を行う。例えば、顧客は、表示装置2に備えられるマイク等の音声入力装置を介して注文を行う。その後、顧客は、自動車5を運転して店舗3内のPOS(Point Of Sales)端末4のある位置まで移動し会計を行う。そして、会計終了後、顧客は、商品の受け取り位置まで移動して商品を受け取る。実施形態におけるドライブスルーシステムでは、入口、注文、会計及び商品受け取りの各場所の少なくとも一か所以上にカメラ1及び表示装置2が設置される。具体的な構成を図2に示す。
図2では、入口、注文、会計及び商品受け取りの各場所にカメラ1及び表示装置2が設置された例を示している。入口にはカメラ1−1及び表示装置2−1が設置されている。表示装置2−1には、全メニュー及びおすすめ商品などが表示される。注文場所にはカメラ1−2及び表示装置2−2が設置されている。表示装置2−2には、全メニュー、おすすめ商品及び金額などが表示される。会計場所にはカメラ1−3及び表示装置2−3が設置されている。表示装置2−3には、購入商品の合計金額及びお釣りなどが表示される。商品受け取り場所にはカメラ1−4及び表示装置2−4が設置されている。表示装置2−4には、顧客に対するメッセージが表示される。顧客に対するメッセージの具体例として、「またいらしてください。」、「ご利用ありがとうございました。」などがある。自動車5は、矢印6で示される方向に進む。そのため、自動車5は、入口、注文、会計及び商品受け取り場所を順番に通過する。すなわち、図2に示す例では、カメラ1−1〜1−4によって自動車5が撮像される。以下の説明では、カメラ1−1〜1−4によって撮像された撮像データを画像データと記載する。
なお、以下の説明では、カメラ1−1〜1−4について特に区別しない場合にはカメラ1と記載する。また、以下の説明では、表示装置2−1〜2−4について特に区別しない場合には表示装置2と記載する。
(詳細)
図3は、実施形態におけるドライブスルーシステムのシステム構成を表すシステム構成図である。
ドライブスルーシステムは、カメラ1、表示装置2、POS端末4、厨房端末7、調理管理サーバー8、識別装置10、管理装置20、コンテンツサーバー30及び映像再生装置40を備える。POS端末4、厨房端末7、調理管理サーバー8、識別装置10、管理装置20、コンテンツサーバー30及び映像再生装置40は、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。
カメラ1は、所定の領域を撮像する。カメラ1によって撮像された画像データは、識別装置10に出力される。
表示装置2は、映像再生装置40の制御に応じてメニューや広告などのコンテンツを表示する。
POS端末4は、店員の操作に応じて、顧客から注文された商品(以下、「注文商品」という。)の登録及び会計を行う。POS端末4は、会計処理後に、会計時刻、注文リスト、支払い金額及び会計の応対店員IDなどの情報を注文情報として管理装置20に送信する。会計時刻は、注文商品の会計が終了した時刻を表す。注文リストは、1取引における注文商品のリストを表す。支払い金額は、顧客が支払う注文商品の合計金額を表す。会計の応対店員IDは、会計を行った店員を識別するための識別情報を表す。
厨房端末7は、店舗内の厨房付近に設けられる。厨房端末7は、注文商品を1取引毎に表示する。また、厨房端末7は、調理担当者の操作に応じて注文商品の調理が完了した旨を調理管理サーバー8に通知する。この際、厨房端末7は、注文ID、調理が完了した注文商品、調理担当者の店員IDなどの情報を調理管理サーバー8に通知する。
調理管理サーバー8は、各取引における注文商品の調理状態を管理する。調理管理サーバー8は、1取引における注文商品全ての調理が完了した旨が通知されると、以下のように動作する。例えば、調理管理サーバー8は、調理完了時刻、注文ID及び調理担当者の店員IDなどの情報を注文情報として管理装置20に送信する。
識別装置10は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。10は、画像データに基づいて自動車5内の顧客を識別する。
管理装置20は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。管理装置20は、顧客情報及び顧客の注文に関する情報を管理する。また、管理装置20は、映像再生装置40に再生させるコンテンツを決定する。
コンテンツサーバー30は、表示装置2に表示させるコンテンツを管理する。例えば、コンテンツサーバー30は、メニュー及び広告などのコンテンツを記憶している。なお、コンテンツサーバー30は、クーポン情報やゲームなどのコンテンツを記憶していてもよい。コンテンツサーバー30は、管理装置20によって決定されたコンテンツを抽出し、映像再生装置40に再生させる。
映像再生装置40は、コンテンツサーバー30の制御に従ってコンテンツを表示装置2に表示させる。
ネットワーク50は、どのように構成されたネットワークでもよい。例えば、ネットワーク50はLAN(Local Area Network)を用いて構成されてもよい。
以下、ドライブスルーシステムの複数の実施形態(第1の実施形態及び第2の実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
図4は、第1の実施形態における識別装置10の機能構成を表す概略ブロック図である。
識別装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、識別プログラムを実行する。識別プログラムの実行によって、識別装置10は、画像データ取得部101、属性識別部102、人物識別部103、車両情報識別部104を備える装置として機能する。なお、識別装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、識別プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、識別プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
画像データ取得部101は、カメラ1から画像データを取得する。この際、画像データ取得部101は、画像データを撮像したカメラ1が設置されている場所及び日時に関する情報(以下、「撮影情報」という。)も取得する。
属性識別部102は、取得された画像データに基づいて、自動車5内の特定の人物の属性を判定するためのパラメータ(以下、「判定パラメータ」という。)を取得する。ここで、自動車5内の特定の人物とは、例えば自動車5の運転手である。人物の属性とは、性別、年齢、スマイル指数などである。スマイル指数は、人物の笑顔の度合いを表す指標である。判定パラメータは、具体的には人物の顔の特徴を表すパラメータである。例えば、判定パラメータは、人物の目、鼻、口、目じりなどの人物の顔の特徴部位の座標を正規化(例えば、拡大、縮小などで顔画像サイズを同一画素数に変換)した値である。そして、属性識別部102は、取得した判定パラメータに基づいて自動車5内の人物の属性を判定する。属性識別部102は、判定結果を属性判定結果として管理装置20に出力する。また、属性識別部102は、撮影情報を管理装置20に出力する。
人物識別部103は、取得された画像データに基づいて、自動車5内の人物を識別する。例えば、人物識別部103は、自動車5内の人物の人数を識別する。人物識別部103は、識別結果を属性判定結果として管理装置20に出力する。また、人物識別部103は、撮影情報を管理装置20に出力する。
車両情報識別部104は、取得された画像データに基づいて、自動車5のナンバープレートなどの車両情報を識別する。車両情報識別部104は、識別結果を属性判定結果として管理装置20に出力する。また、車両情報識別部104は、撮影情報を管理装置20に出力する。
図5は、第1の実施形態における管理装置20の機能構成を表す概略ブロック図である。
管理装置20は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、管理プログラムを実行する。管理プログラムの実行によって、管理装置20は、取得部201、登録部202、記憶部203、コンテンツ決定部204、分析部205を備える装置として機能する。なお、管理装置20の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、管理プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
取得部201は、各種情報を取得する。例えば、取得部201は、注文情報を取得する。また、例えば、取得部201は、識別装置10から撮影情報、属性判定結果及び判定パラメータを取得する。
登録部202は、取得部201によって取得された情報を記憶部203に登録する。
記憶部203は、顧客DB2031、購入分析DB2032、注文履歴DB2033及び分析結果記憶部2034で構成される。
顧客DB2031は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。顧客DB2031は、予め登録された顧客に関する情報を記憶する。例えば、顧客DB2031は、予め登録された顧客毎に、顧客ID及び判定パラメータを記憶している。顧客IDは、予め登録された顧客を識別するための識別情報を表す。
購入分析DB2032は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。購入分析DB2032は、購入分析テーブルを記憶している。購入分析テーブルは、商品を購入した顧客に関する情報を表すレコード(以下、「分析レコード」という。)によって構成される。
注文履歴DB2033は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。注文履歴DB2033は、1取引毎の注文履歴に関する情報(以下、「注文情報」という。)を記憶している。
分析結果記憶部2034は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。分析結果記憶部2034は、分析部205による分析結果を記憶している。
コンテンツ決定部204は、購入分析DB2032に登録される属性判定結果に基づいて、表示装置2に表示させるコンテンツを決定する。例えば、コンテンツ決定部204は、属性判定結果に応じたコンテンツのメニューIDを表示装置2に表示させるコンテンツとして決定する。そして、コンテンツ決定部204は、選択したメニューID及び表示させる対象となる表示装置2の情報を含む信号をコンテンツサーバー30に送信する。
分析部205は、所定のタイミングで、記憶部203に記憶されている情報に基づいて顧客のサービスに対する満足度を表す統計情報を取得する。統計情報とは、記憶部203に記憶されている情報から統計的に取得される情報である。統計情報は、例えば統計値、分類結果、分布などである。所定のタイミングは、例えば店員によって指示がなされたタイミングであってもよいし、その他のタイミングであってもよい。分析部205の処理については後述する。
図6は、表示装置2の表示例を示す図である。
図6に示される例では、表示装置2に6つの領域が表示されている。これらの6つの領域それぞれにはコンテンツが表示される。表示装置2に表示されるコンテンツは、管理装置20のコンテンツ決定部204によって決定される。なお、入口に設置されている表示装置2には、全てのメニューが表示される。また、図6に示した表示例は、一例であり、領域の数や表示範囲は店員の操作に応じて自由に変更可能である。表示装置2には、動画が表示されてもよい。
図7は、購入分析DB2032に記憶される購入分析テーブルの構成例を示す図である。
購入分析テーブルは、分析レコードを複数有する。分析レコードは、顏認証ID、日時、場所、顧客ID、属性判定結果、判定パラメータ及び認証類似度の各値を有する。顏認証IDの値は、カメラ1によって撮像された画像データを識別するための識別情報を表す。日時の値は、同じ分析レコードの顏認証IDで特定される画像データが撮像された日時を表す。場所の値は、同じ分析レコードの顏認証IDで特定される画像データが撮像された場所を表す。場所の具体例として、入口、注文場所、会計場所及び商品受け取り場所などがある。顧客IDの値は、同じ分析レコードの顏認証IDで特定される画像データで識別された特定の人物を識別するための識別情報を表す。顧客IDのNULLは、特定の人物が、顧客DB2031に予め登録された顧客ではないことを表す。
属性判定結果の値は、同じ分析レコードの顏認証IDで特定される画像データで識別された特定の人物の属性及び自動車5内の人物を表す。属性判定結果の具体例として、性別、年齢、スマイル指数及び人数がある。スマイル指数は、0〜100%の値であり、100%に近いほど笑いの度合いが高いことを表す。判定パラメータの値は、同じ分析レコードの顏認証IDで特定される画像データで識別された特定の人物の顔の特徴を示すパラメータを表す。判定パラメータの具体例として、属性1、属性2、属性3、属性N(Nは4以上の整数)がある。なお、各属性は、人物の目、鼻、口、目じりなど人物の顔の特徴部位を表す。認証類似度の値は、顏認証結果の確度を表す。すなわち、顏認証IDの認証類似度は、判定パラメータの顧客IDに対するマッチングの度合いを表す。認証類似度の値は、0〜100%の間で決定される。認証類似度の値は、数字が大きいほど(100%に近いほど)判定パラメータの顧客IDに対するマッチングの度合いが高いことを表す。認証類似度は、例えば取得された判定パラメータと、顧客DB2031に登録されている判定パラメータとに基づいて算出される。そのため、顧客DB2031に登録されていない顧客に対しては認証類似度の値が0%に近い値となる。
図7に示される例では、購入分析テーブルには複数の顔認証IDが登録されている。これらの顏認証IDは、“201348”、“201349”、“201350”、“201351”、“201352”、“201353”、“201354”、“201355”である。図7において、購入分析テーブルの最上段に登録されている分析レコードは、顏認証IDの値が“201348”、日時の値が“2014/12/11 10:05:32”、場所の値が“入口”、顧客IDの値が“NULL”、性別の値が“男”、年齢の値が“42”、スマイル指数の値が“24”、人数の値が“3”、座標1の値が“(82,41)”、座標2の値が“(83,35)”、座標3の値が“(10,21)”、座標Nの値が“(51,50)”、認証類似度の値が“5”である。すなわち、顏認証ID“201348”で特定される画像データが撮像された日時が“2014年12月11日の10時5分32秒”であり、画像データが撮像された場所が“入口”であり、画像データで識別された特定の人物が予め登録された顧客ではなく、当該顧客の性別が“男”であり、年齢が“42歳”であり、スマイル指数が“24%”であり、自動車に乗っていた人数が“3人”であり、特定の人物の特徴部位の座標がそれぞれ“(82,41)”、“(83,35)”、“(10,21)”、“(51,50)”であり、判定パラメータの顧客IDに対するマッチングの度合いが“5%”であることが表されている。
また、図7において、購入分析テーブルの2段目に登録されている分析レコードは、顏認証IDの値が“201349”、日時の値が“2014/12/11 10:05:35”、場所の値が“会計”、顧客IDの値が“j00003490”、性別の値が“男”、年齢の値が“58”、スマイル指数の値が“65”、人数の値が“4”、座標1の値が“(82,47)”、座標2の値が“(79,37)”、座標3の値が“(35,35)”、座標Nの値が“(48,51)”、認証類似度の値が“82”である。すなわち、顏認証ID“201349”で特定される画像データが撮像された日時が“2014年12月11日の10時5分35秒”であり、画像データが撮像された場所が“会計”の場所であり、画像データで識別された特定の人物が顧客ID“j00003490”の顧客であり、当該顧客の性別が“男”であり、年齢が“58歳”であり、スマイル指数が“65%”であり、自動車に乗っていた人数が“4人”であり、特定の人物の特徴部位の座標がそれぞれ“(82,47)”、“(79,37)”、“(35,35)”、“(48,51)”であり、判定パラメータの顧客IDに対するマッチングの度合いが“82%”であることが表されている。
図8は、注文履歴DB2033に記憶されている注文情報の一例を示す図である。
図8に示されるように、1取引における注文情報は、複数の項目及び各項目に対応する履歴情報で構成される。複数の項目は、注文ID、注文時刻、会計時刻、調理完了時刻、商品受取時刻、注文リスト、支払い金額、注文:応対店員ID、会計:応対店員ID、調理:店員ID、商品受取:応対店員IDである。注文IDは、一取引を識別するための識別情報を表す。注文時刻は、店員が顧客からの注文を入力した時刻を表す。会計時刻は、会計処理が終了した時刻を表す。調理完了時刻は、注文リストの商品の全てが調理完了した時刻を表す。商品受取時刻は、店員が顧客に注文商品を受け渡した時刻を表す。商品受取時刻は、店員が顧客に注文商品を受け渡した後にPOS端末4を操作して、注文商品を受け渡したことを入力した時刻であってもよい。注文リストは、顧客から注文された注文商品のリストを表す。支払い金額は、顧客が支払う注文商品の合計金額を表す。注文:応対店員IDは、注文の受付を担当した店員を識別するための識別情報を表す。会計:応対店員IDは、会計処理を担当した店員を識別するための識別情報を表す。調理:店員IDは、注文リストの商品の調理を担当した店員を識別するための識別情報を表す。商品受取:応対店員IDは、注文商品の受け渡しを担当した店員を識別するための識別情報を表す。
図8に示される履歴情報の具体例では、注文IDが“10253690”、注文時刻が“2014/12/11 10:05:43”、会計時刻が“2014/12/11 10:12:46”、調理完了時刻が“2014/12/11 10:11:06”、商品受取時刻が“2014/12/11 10:13:36”、注文リストが“ハンバーガー:2、コーヒー:1、、、”、支払い金額が“¥1100”、注文:応対店員IDが“1240”、会計:応対店員IDが“1201”、調理:店員IDが“1202”、商品受取:応対店員IDが“1215”である。なお、注文リストにおける“、、、”は、注文リストの省略を表す。つまり、“、、、”は、ハンバーガーとコーヒー以外の他の商品が省略されていることを表す。図8に示される履歴情報には、注文ID“10253690”で特定される一取引において、注文時刻が“2014年12月11日の10時05分43秒”であり、会計時刻が“2014年12月11日の10時12分46秒”であり、調理完了時刻が“2014年12月11日の10時11分06秒”であり、商品受取時刻が“2014年12月11日の10時13分36秒”であり、注文リストが“ハンバーガー2つとコーヒー1つと不図示の他の商品”であり、支払い金額が“1100円”であり、注文の受付を担当した店員が店員ID“1240”で識別される店員であり、会計処理を担当した店員が店員ID“1201”で識別される店員であり、注文リストの商品の調理を担当した店員が店員ID“1202”で識別される店員であり、注文商品の受け渡しを担当した店員が店員ID“1215”で識別される店員であることが表されている。
図9は、注文IDと顏認証IDとの対応付けを説明するための図である。
図9(A)は、対応付けテーブルの具体例を示す図である。対応付けテーブルは、一取引における注文IDと顏認証IDとが対応付けて登録される。対応付けテーブルは、購入分析DB2032に記憶される。図9(A)に示される例では、対応付けテーブルに注文ID“10253690”と顏認証ID“201350”とが対応付けられている。また、図9(A)に示される例では、対応付けテーブルに注文ID“10253693”と顏認証ID“201361”とが対応付けられている。この対応付けは、以下のように行われる。
履歴情報が注文履歴DB2033に登録されると、分析部205は登録された履歴情報から注文ID及び注文時刻の情報を取得する。ここで、図8に示す履歴情報が注文履歴DB2033に登録されたとする。次に、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、取得した注文時刻に対応する日時であり、かつ、場所の項目が注文である分析レコードを選択する。図8に示す履歴情報では、注文時刻が“2014/12/11 10:05:43”である。そこで、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、顏認証ID“201350”の分析レコードを選択する。そして、分析部205は、選択した分析レコードに登録されている顏認証ID“201350”の値を取得する。その後、分析部205は、取得した顏認証IDの値と、注文IDの値とを対応付けて対応付けテーブルに登録する。分析部205は、以上の処理を履歴情報が注文履歴DB2033に登録される度に行う。
図9(B)は、対応付けテーブルの最終的な構成例を示す図である。図9(A)に示す対応付けテーブルでは、一取引における注文IDと、注文場所に対応する顏認証IDとしか対応付けられていない。対応付けテーブルの最終的な構成例としては、一取引における一連の流れ(入口〜商品の受け取り)までの一取引における注文IDと、顏認証IDとの対応付けが必要である。を示している。以下、以下、図9(A)及び(B)に示す対応付けテーブルの作成までの処理の流れについて図10を用いて説明する。
図10は、第1の実施形態における管理装置20の対応付け処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10における処理は、商品の受け渡しが完了して注文履歴DB2033に注文情報が登録されたタイミングや営業終了後のバッチ処理のタイミングで開始される。注文情報が登録されたタイミングでは、登録された注文情報における注文IDに対してのみ対応付け処理が行なわれる。バッチ処理のタイミングでは、1日分の注文ID全てに対して対応付け処理が行なわれる。ここでは、図8に示す注文情報が注文履歴DB2033に登録された後に処理が開始された場合を例に説明する。
まず、分析部205は、登録された注文情報における注文ID“10253690”を取得する(ACT101)。次に、分析部205は、取得した注文ID“10253690”に基づいて顏認証IDを取得する(ACT102)。具体的には、分析部205は、取得した注文IDで識別される一取引における注文時刻“2014/12/11 10:05:43”を取得する。次に、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、取得した注文時刻に一致し、かつ、場所が注文に対応する分析レコードを選択する。分析部205は、選択した分析レコードの顏認証IDの項目に登録されている値“201350”を取得する。そして、分析部205は、注文ID“10253690”と、取得した顏認証ID“201350”とを対応付けて対応付けテーブルに登録する。
その後、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証ID“201350”に基づいて顧客IDを取得する(ACT103)。例えば、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証ID“201350”に基づいて顧客ID“j00000012”を取得する。その後、分析部205は、取得した顧客IDに基づいて所定の期間内に登録されている顏認証IDを全て取得する(ACT104)。所定の期間は、同一顧客が入口から商品の受け取りまでの一連の動作を終了するまでに要することが想定される期間が設定される。所定の期間は、例えば前後2時間などである。分析部205は、ACT104の処理によって、図7に示す例では顏認証ID“201353”(その他の値は不図示のため)を取得する。そして、分析部205は、注文IDと、取得した全ての顏認証IDとを対応付ける(ACT105)。
具体的には、分析部205は、注文ID“10253690”と、場所の値が入口に対応する顏認証ID(不図示)とを対応付ける。また、分析部205は、注文ID“10253690”と、場所の値が会計に対応する顏認証ID“201353”とを対応付ける。また、分析部205は、注文ID“10253690”と、場所の値が商品受取に対応する顏認証ID(不図示)とを対応付ける。その後、分析部205は、対応付けられた注文IDと顏認証IDとを一連の動作順に対応付けテーブルに登録する。この処理によって、図9(B)に示す最終的な対応付けテーブルが作成される。なお、バッチ処理のタイミングにおいては、上記ACT101〜105までの処理が注文ID毎に行われる。分析部205は、対応付けテーブルを購入分析DB2032に記憶させる。
次に、図11〜図13を用いて、分析部205の具体的な処理について説明する。
分析部205は、所定のタイミングで、予め設定された計算方式に基づいて顧客の満足度を分析する。予め設定された計算方式の具体例として、提供時間と提供時間におけるスマイル指数の平均値との相関、店員毎のスマイル指数の分布などある。提供時間は、商品受取時刻と注文時刻との差分の時間である。また、予め設定された計算方式の具体例として、所定の場所間におけるスマイル指数の変化を満足度と定義し、提供時間と提供時間における満足度の平均値との相関がある。以下、各計算方式によって取得した分析結果について説明する。
図11は、提供時間と提供時間におけるスマイル指数の平均値との相関による分析結果を示す図である。
図11における分析結果は、以下のようにして取得される。
まず、分析部205は、注文履歴DB2033に記憶されている注文情報を読み出す。分析部205は、読み出した注文情報のうち、1つの注文情報を選択する。分析部205は、選択した注文情報から提供時間を算出する。また、分析部205は、選択した注文情報に含まれる注文IDを取得する。次に、分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている対応付けテーブルを参照し、取得した注文IDに対応する顏認証IDを全て取得する。分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDに対応、かつ、場所の項目が商品受取の分析レコードを選択する。分析部205は、選択した分析レコードのスマイル指数の項目に登録されている値を取得する。
以上の処理によって、分析部205は、1取引における提供時間とスマイル指数の値を取得する。分析部205は、注文履歴DB2033に記憶されている全ての注文情報に対して上記の処理を繰り返し実行する。これにより、分析部205は、各提供時間におけるスマイル指数を複数取得することができる。そして、分析部205は、提供時間(例えば、1分)毎に、取得したスマイル指数の平均値を算出する。
以上の処理によって、図11における分析結果が得られる。分析部205は、分析結果を分析結果記憶部2034に記憶させる。
図11に示される分析結果によれば、提供時間が長くなるにつれてスマイル指数が低下していることが分かる。つまり、提供時間が長くなるにつれて顧客から笑顔が無くなっているという分析結果を得ることができる。
図12は、店員毎のスマイル指数の分布による分析結果を示す図である。
図12における分析結果は、以下のようにして取得される。ここでは、店員Aさんの会計におけるスマイル指数の分布の取得方法について説明する。
まず、分析部205は、注文履歴DB2033に記憶されている注文情報を読み出す。分析部205は、読み出した注文情報のうち、注文情報に含まれる項目の会計:応対店員IDがAさんに対応する注文情報を選択する。分析部205は、選択した注文情報からAさんの店員IDを取得する。この際、分析部205は、注文IDも取得する。次に、分析部205は、注文履歴DB2033に記憶されている注文情報から、会計:応対店員IDが、取得した店員IDに対応する注文情報を全て読み出す。分析部205は、読み出した全ての注文情報から注文IDを取得する。そして、分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている対応付けテーブルを参照し、取得した注文IDに対応する顏認証IDを全て取得する。分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDに対応、かつ、場所の項目が会計の分析レコードを選択する。分析部205は、選択した分析レコードのスマイル指数の項目に登録されている値を取得する。
以上の処理によって、分析部205は、店員Aさんが会計処理を担当した際のスマイル指数の値を取得する。分析部205は、取得した顏認証ID分、上記の処理を繰り返し実行する。これにより、分析部205は、店員Aさんが会計処理を担当した際のスマイル指数の値を全て取得することができる。そして、分析部205は、取得した全てのスマイル指数に基づいて、スマイル指数を所定の間隔(スマイル指数10%間隔)で分類する。
以上の処理によって、図12における分析結果が得られる。分析部205は、分析結果を分析結果記憶部2034に記憶させる。
なお、上記例では、会計時の場合を例に説明したが、分析部205は注文、商品受取の場合についても同様に分析結果として統計情報を取得することができる。
図12に示される分析結果では、Aさんの会計対応において、スマイル指数が50%未満であることが半数以上を占めていることが分かる。また、Aさんの会計対応において、スマイル指数が30%以下であることを示す符号91で示される分布結果が最も大きな割合を占めている。また、Aさんの会計対応において、スマイル指数が20%以下であることを示す符号90で示される分布結果が2番目に大きな割合を占めている。このように、Aさんの会計対応においては、スマイル指数が低いことを示す分布結果が大きな割合を占めている。つまり、このような分析結果を、店員(例えば、Aさん)の会計対応を改善させるための指標として用いることができる。
図13は、提供時間と提供時間における満足度の平均値との相関による分析結果を示す図である。
図13における分析結果は、以下のようにして取得される。
まず、分析部205は、注文履歴DB2033に記憶されている注文情報を読み出す。分析部205は、読み出した注文情報のうち、1つの注文情報を選択する。分析部205は、選択した注文情報から提供時間を算出する。また、分析部205は、選択した注文情報に含まれる注文IDを取得する。次に、分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている対応付けテーブルを参照し、取得した注文IDに対応する顏認証IDを全て取得する。分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDに対応、かつ、場所の項目が入口の分析レコードを選択する。また、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDに対応、かつ、場所の項目が商品受取の分析レコードを選択する。分析部205は、選択した各分析レコードのスマイル指数の項目に登録されている値をそれぞれ取得する。その後、分析部205は、取得した各スマイル指数の値の差分値を算出する。
以上の処理によって、分析部205は、1取引における提供時間と所定の場所間におけるスマイル指数の差分値を取得する。分析部205は、注文履歴DB2033に記憶されている全ての注文情報に対して上記の処理を繰り返し実行する。これにより、分析部205は、所定の場所間におけるスマイル指数の差分値を複数取得することができる。そして、分析部205は、提供時間(例えば、1分)毎に、取得した所定の場所間におけるスマイル指数の差分値(満足度)の平均値を算出する。
以上の処理によって、図13における分析結果が得られる。分析部205は、分析結果を分析結果記憶部2034に記憶させる。
以上のように構成されたドライブスルーシステムによれば、顧客の満足度を定量的に分析させることが可能となる。以下、この効果について具体的に説明する。
識別装置10では、各場所で撮像された画像データからスマイル指数を含む顧客の属性情報を識別する。管理装置20は、各場所において撮像された画像データに基づいて識別されたスマイル指数を記憶する。管理装置20は、記憶しているスマイル指数に基づいて、顧客の満足度を表す分析結果の統計情報を取得する。そのため、顧客の満足度を定量的に分析することが可能になる。
以下、第1の実施形態における管理装置20の変形例について説明する。
分析部205は、提供時間と提供時間における満足度の平均値との相関による分析結果を取得する際に以下のように動作してもよい。例えば、分析部205は、購入分析DB2032に記憶されている購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDに対応、かつ、場所の項目が注文の分析レコードを選択する。また、分析部205は、購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDに対応、かつ、場所の項目が商品受取の分析レコードを選択する。分析部205は、選択した各分析レコードのスマイル指数の項目に登録されている値をそれぞれ取得する。その後、分析部205は、取得した各スマイル指数の値の差分値を算出する。
本実施形態では、分析部205がスマイル指数と、注文情報とに基づいて顧客のサービスに対する満足度を表す分析結果の統計情報を取得する構成を示した。しかし、分析部205は、他の情報に基づいて顧客のサービスに対する満足度を表す分析結果の統計情報を取得するように構成されてもよい。例えば、分析部205は、スマイル指数と、ユーザの属性(例えば、性別、年齢など)とに基づいて、顧客のサービスに対する満足度を表す分析結果の統計情報を取得してもよい。このように構成される場合、分析部205は、購入分析テーブルに登録されている同一場所におけるスマイル指数を性別毎に取得する。そして、分析部205は、取得した性別毎の同一場所におけるスマイル指数に基づいて、スマイル指数を所定の間隔(スマイル指数10%間隔)で分類して分類結果を取得する。また、分析部205は、年齢(例えば、10代、20代など年代間隔)毎に、性別の場合と同様にスマイル指数を所定の間隔で分類して分類結果を取得してもよい。
また、分析部205は、スマイル指数と、ユーザの属性(例えば、性別、年齢など)と、注文情報とに基づいて上記統計情報を取得するように構成されてもよい。このように構成される場合、分析部205は、スマイル指数と、ユーザの属性と、購入商品、購入時間帯(朝、昼、晩)等とを組み合わせて上記統計情報を取得する。なお、購入時間帯の分類には、会計時刻が利用される。例えば、まず、分析部205は、ある購入時間帯(例えば、朝)におけるユーザの属性(例えば、年齢)とスマイル指数とを取得する。ここでは、購入分析テーブルに登録されている場所の項目が会計である分析レコードが選択される。次に、分析部205は、取得したユーザの属性である年齢の年代毎に、スマイル指数の平均値を算出する。そして、分析部205は、算出した年代毎のスマイル指数の平均値を分類結果として、図12に示す分布図のように分類する。
このように構成されることによって、購入商品帯毎に、年代別又は性別別のスマイル指数の分布結果を取得することが可能になる。また、購入時間帯毎に、年代別又は性別別のスマイル指数の分布結果を取得することが可能になる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、管理装置20が顧客DB2031に予め登録されている顧客のみを顧客の満足度の分析の対象とした。第2の実施形態では、顧客DB2031に予め登録されていない顧客も顧客の満足度の分析の対象に含めるための処理を行う。
第2の実施形態における識別装置10は、第1の実施形態における識別装置10と同様の処理を行うため説明を省略する。
図14は、第2の実施形態における管理装置20aの機能構成を表す概略ブロック図である。
管理装置20aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、管理プログラムを実行する。管理プログラムの実行によって、管理装置20aは、取得部201、登録部202a、記憶部203a、コンテンツ決定部204、分析部205、補正部206を備える装置として機能する。なお、管理装置20aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、管理プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
管理装置20aは、登録部202及び記憶部203に代えて登録部202a及び記憶部203aを備える点、補正部206を新たに備える点で管理装置20と構成が異なる。管理装置20aは、他の構成については管理装置20と同様である。そのため、管理装置20a全体の説明は省略し、登録部202a、記憶部203a及び補正部206について説明する。
登録部202aは、取得部201によって取得された情報を記憶部203aに登録する。この際、登録部202aは、顧客DB2031に登録されていない顧客に対しては仮顧客として仮顧客IDを付与して記憶部203aに登録する。
記憶部203aは、顧客DB2031、購入分析DB2032a、注文履歴DB2033、分析結果記憶部2034及び仮顧客DB2035で構成される。顧客DB2031、注文履歴DB2033、分析結果記憶部2034については、第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
仮顧客DB2035は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。仮顧客DB2035は、仮登録された顧客に関する情報を表すレコード(以下、「仮登録レコード」という。)で構成される。
図15は、仮顧客DB2035の構成例を示す図である。
仮顧客DB2035は、仮登録レコードを複数有する。仮登録レコードは、仮顧客ID、登録日時及び判定パラメータの各値を有する。仮顧客IDの値は、仮顧客として登録された顧客を識別するための識別情報を表す。登録日時の値は、同じ仮登録レコードの仮顧客IDで特定される顧客が仮顧客として登録された日時を表す。判定パラメータの値は、同じ仮登録レコードの仮顧客IDで特定される仮顧客の顔の特徴を示すパラメータを表す。
図15に示される例では、仮顧客DB2035には複数の仮顧客IDが登録されている。これらの仮顧客IDは、“1412110005”及び“1412110006”である。図15において、仮顧客DB2035の最上段の仮登録レコードには、仮顧客IDの値“1412110005”、登録日時の値“2014/12/11 10:05:32”、座標1の値“(82,41)”、座標2の値“(83,35)”、座標3の値“(10,21)”、座標Nの値“(51,50)”が登録されている。すなわち、仮顧客ID“1412110005”で特定される顧客が仮登録された日時が“2014年12月11日の10時5分32秒”であり、仮登録された顧客の特徴部位の座標がそれぞれ“(82,41)”、“(83,35)”、“(10,21)”、“(51,50)”であることが表されている。
図14に戻って、管理装置20aの説明を続ける。
購入分析DB2032aは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。購入分析DB2032aは、購入分析テーブルを記憶している。購入分析テーブルは、分析レコードによって構成される。
補正部206は、所定の条件を満たす場合に、購入分析テーブルに登録されている顧客IDを補正する。所定の条件の具体例としては、例えば購入分析テーブルに登録されている顏認証IDの認証類似度が所定の閾値未満などである。補正部206は、所定の条件を満たす分析レコード(以下、「対象レコード」という。)が存在する場合、対象レコードに登録されている顧客IDの補正を行う。具体的な処理については後述する。
図16は、購入分析DB2032aに記憶される購入分析テーブルの構成例を示す図である。
購入分析テーブルは、分析レコードを複数有する。分析レコードは、顏認証ID、日時、場所、顧客ID、属性判定結果及び判定パラメータの各値を有する。なお、各値についての説明は、図7における購入分析テーブルと同様であるため説明を省略する。
図16に示される例では、図7における購入分析テーブルと比べて顧客IDの項目にNULLの値が存在しない。図16に示される購入分析テーブルでは、図7における購入分析テーブルの顧客IDの項目のNULLの代わりに仮顧客IDが登録されている。例えば、図16に示される例では、顧客IDとして“1412110004”、“1412110005”、“1412110006”のような仮顧客IDが登録されている。この場合、仮顧客IDが登録されている分析レコードの認証類似度は、例えば取得された判定パラメータと、仮顧客DB2035に登録されている判定パラメータとに基づいて算出される。
図17は、第2の実施形態における管理装置20aの仮登録情報を登録するための処理の流れを示すフローチャートである。
取得部201は、識別装置10から判定パラメータを取得する(ACT201)。この際、取得部201は、判定パラメータの他に属性判定結果及び撮影情報を取得する。次に、登録部202aは、取得された判定パラメータに基づいて、顧客DB2031との照合が成功したか否か判定する(ACT202)。具体的には、登録部202aは、顧客DB2031に登録されている判定パラメータと、取得された判定パラメータとの類似度が所定の閾値以上であるか否か判定する。類似度が所定の閾値以上である場合、登録部202aは顧客DB2031との照合が成功したと判定する。
一方、類似度が所定の閾値未満である場合、登録部202aは顧客DB2031との照合が失敗したと判定する。
顧客DB2031との照合が失敗した場合(ACT202:NO)、登録部202aは仮顧客DB2035との照合が成功したか否か判定する(ACT203)。具体的には、登録部202aは、仮顧客DB2035に登録されている判定パラメータと、取得された判定パラメータとの類似度が所定の閾値以上であるか否か判定する。類似度が所定の閾値以上である場合、登録部202aは仮顧客DB2035との照合が成功したと判定する。
一方、類似度が所定の閾値未満である場合、登録部202aは仮顧客DB2035との照合が失敗したと判定する。
仮顧客DB2035との照合が失敗した場合(ACT203:NO)、登録部202aは仮顧客IDを発行する(ACT204)。そして、登録部202aは、仮顧客DB2035に仮顧客ID、登録日時及び取得された判定パラメータを対応付けて登録する(ACT205)。また、登録部202aは、購入分析DB2032に記憶されている購入分析テーブルにも顧客IDとして仮顧客IDを付加して各情報を登録する(ACT206)。この際、登録部202aは、取得された取得された判定パラメータと、仮顧客DB2035に登録されている判定パラメータとに基づいて認証類似度を算出する。そして、登録部202aは、算出した認証類似度の値を購入分析テーブルに登録する。その後、処理が終了する。
ACT203の処理において、仮顧客DB2035との照合が成功した場合(ACT203:YES)、登録部202aは以下の処理を行う。具体的には、登録部202aは、購入分析テーブルに顧客IDとして仮顧客IDを付加して各情報を登録する(ACT206)。この際、登録部202aは、取得された取得された判定パラメータと、仮顧客DB2035に登録されている判定パラメータとに基づいて認証類似度を算出する。そして、登録部202aは、算出した認証類似度の値を購入分析テーブルに登録する。
また、ACT202の処理において、顧客DB2031との照合が成功した場合(ACT202:YES)、登録部202aは以下の処理を行う。具体的には、登録部202aは、取得された各情報を購入分析テーブルに登録する(ACT206)。この際、登録部202aは、取得された取得された判定パラメータと、顧客DB2031に登録されている判定パラメータとに基づいて認証類似度を算出する。そして、登録部202aは、算出した認証類似度の値を購入分析テーブルに登録する。
図18は、第2の実施形態における管理装置20aの補正処理の流れを示すフローチャートである。なお、図18に示す処理は、購入分析テーブルに新たに情報が登録されたタイミングや営業終了後のバッチ処理のタイミングで実行される。なお、購入分析テーブルに新たに情報が登録されたタイミングであっても、認証類似度が閾値以上である場合には図18の処理は実行されない。
補正部206は、購入分析テーブルから対象レコードに登録されている顏認証IDを取得する(ACT301)。次に、補正部206は、取得した顏認証IDに基づいて購入分析テーブルから時系列データを取得する(ACT302)。具体的には、まず、補正部206は、購入分析テーブルを参照し、取得した顏認証IDで特定される分析レコードの項目の場所に登録されている値を取得する。次に、補正部206は、購入分析テーブルの場所の項目を参照し、取得した値と同様の値が登録されている分析レコードを前後所定の数(第1の数)だけ取得する。そして、補正部206は、取得した複数の分析レコードを1つの時系列データとして取得する。この処理で取得された時系列データを対象データと記載する。
次に、補正部206は、購入分析テーブルから参照レコードを含む時系列データを参照データとして取得する(ACT303)。参照レコードとは、認証類似度が所定の閾値以上のレコードを表す。参照データとは、対象データと比較するための参照レコードを含む時系列データである。補正部206は、対象レコードの日時に類似する日時であり、対象レコードに登録されている場所と異なる場所の値が登録されている分析レコードを参照レコードとして選択する。参照レコードが複数存在する場合、補正部206は認証類似度が最も高い分析レコードを参照レコードとして選択する。参照レコードとして選ばれる分析レコードに登録される場所は、例えば会計、商品受取などである。補正部206は、参照レコードに登録されている場所と同一場所の値が登録されている分析レコードを、参照レコードを基準として前後所定の数(第2の数)だけ取得する。この処理で取得される分析レコードの数は、対象データを構成する分析レコードと同じであってもよいし、対象データを構成する分析レコードより多くてもよい。そして、補正部206は、取得した複数の分析レコード(参照レコードを含む)を1つの時系列データを参照データとして取得する。
その後、補正部206は、対象データと参照データとに基づいて補正処理を行う(ACT304)。具体的には、補正部206は、対象データと参照データとをパターンマッチングによって比較する。補正部206は、参照データ中に、対象データの全ての判定パラメータと類似する割合が所定の閾値以上である時系列データがある場合、以下の処理を行う。例えば、補正部206は、対象レコードと類似する割合が所定の閾値以上である参照データに含まれる分析レコードに登録されている顧客IDを取得する。そして、補正部206は、対象レコードに登録されている顧客IDを、取得した顧客IDで上書きすることによって顧客IDを補正する。
上記の処理の具体例を図19に示す。
図19は、補正部206による補正処理を説明するための概略図である。
図19に示すように、ドライブスルーでは、入口〜商品受取までの一連の流れにおいて一般的に順番が代わることが無い。ここで、対象データとして、入口における客B、客C、客D(領域92で囲まれる範囲)が取得されたとする。補正部206は、対象データを、参照データである商品受取における客A〜Dと比較する。補正部206は、判定パラメータの類似する割合が所定の閾値以上である客B、客C、客D(領域93で囲まれる範囲)の顧客IDに基づいて対象データの顧客IDを補正する。
以上のように構成されたドライブスルーシステムによれば、顧客DB2031に登録されていない顧客においても満足度を分析させることが可能となる。以下、効果について詳細に説明する。
管理装置20aは、顧客DB2031に登録されていない顧客に対しても、入口から商品受取までの一連の動作の中で同一の顧客を特定する。そのため、管理装置20aは、顧客DB2031に登録されていない顧客の属性情報も用いて顧客の満足度を分析することが可能になる。
また、管理装置20aは、購入履歴テーブルに登録されている顧客IDを補正することができる。具体的には、まず、管理装置20aは、購入履歴テーブルの分析レコードのうち、対象レコードを選択する。管理装置20aは、対象レコードに登録されている場所の項目の値と同じ値が登録されている分析レコードを複数選択する。管理装置20aは、複数選択した分析レコードを対象データとして取得する。次に、管理装置20aは、購入履歴テーブルの分析レコードのうち、認証類似度が所定の閾値以上である分析レコードを参照レコードとして選択する。管理装置20aは、選択した分析レコードに登録されている場所の項目の値と同じ値が登録されている分析レコードを複数選択する。管理装置20aは、複数選択した分析レコードを参照データとして取得する。その後、管理装置20aは、対象データと参照データとを比較する。補正部206は、対象レコードの判定パラメータが最も類似する参照データに含まれる分析レコードに基づいて対象レコードの顧客IDを補正する。その結果、マーケティングの精度を向上させることができる。
また、補正部206は、対象レコードの判定パラメータが最も類似する分析レコードを選択する際、対象レコードの他に対象データに含まれる分析レコードも用いる。そのため、補正部206は、対象レコードの顧客IDを補正するために利用する顧客IDを精度よく選択することが可能になる。
以下、第2の実施形態における管理装置20aの変形例について説明する。
補正部206は、対象データと参照データとをDPマッチング(Dynamic Programming matching)によって比較してもよい。
以下、各実施形態に共通する変形例について説明する。
識別装置10、管理装置20、コンテンツサーバー30及び映像再生装置40のいずれか又は全ては、店舗3内に設けられてもよいし、クラウド上に設けられてもよい。
本実施形態では、各場所にそれぞれカメラ1が1台ずつ設置される場合を例に説明したが、カメラ1は一部の場所にのみ設置されていてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、入口から商品の受け取り場所までの複数の地点において、車両が通行する通路を撮像するカメラ1(撮像装置)と、カメラ1によって撮像された画像データに基づいて、判定パラメータを取得する属性識別部102と、判定パラメータと、画像データが撮像された場所(地点)と、顧客IDとをレコードとして時系列に記憶する記憶部203と、所定の条件を満たすレコードに記憶されている地点と同一地点のレコードを第1の数分だけ記憶部203から対象データとして取得し、所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている地点とは異なる地点のレコードを第2の数分だけ記憶部203から参照データとして取得し、取得した対象データと参照データとに基づいて、所定の条件を満たすレコードに記憶されている識別情報を補正する補正部206とを持つことにより、マーケティングの精度を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…カメラ,2…表示装置,4…POS端末,7…厨房端末,8…調理管理サーバー,10…識別装置,20…管理装置,30…コンテンツサーバー,40…映像再生装置,50…ネットワーク,101…画像データ取得部,102…属性識別部,103…人物識別部,104…車両情報識別部,201…取得部,202、202a…登録部,203、203a…記憶部,2031…顧客DB,2032、2032a…購入分析DB,2033…注文履歴DB,2034…分析結果記憶部,2035…仮顧客DB,204…コンテンツ決定部,205…分析部,206…補正部

Claims (5)

  1. 入口から商品の受け取り場所までの複数の地点において、車両が通行する通路を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置によって撮像された画像データに基づいて、前記車両に乗車しているユーザの属性を判定するためのパラメータを取得する属性識別部と、
    取得された前記パラメータと、前記画像データが撮像された地点と、前記ユーザの識別情報とをレコードとして時系列に記憶する記憶部と、
    所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている地点と同一地点のレコードを第1の数分だけ前記記憶部から対象データとして取得し、前記所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている地点とは異なる地点のレコードを第2の数分だけ前記記憶部から参照データとして取得し、取得した前記対象データと参照データとに基づいて、前記所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている前記識別情報を補正する補正部と、
    を備えるドライブスルーシステム。
  2. 前記補正部は、前記対象データの前記パラメータと、前記参照データの前記パラメータとを比較し、前記対象データに含まれる前記所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている前記パラメータとの類似度が閾値以上である前記参照データに含まれるレコードに記憶されている前記識別情報で前記所定の条件を満たす前記レコードに記憶されている前記識別情報を補正する、請求項1に記載のドライブスルーシステム。
  3. 前記補正部は、前記参照データとして識別情報の正確さの度合いを表す認証類似度が所定の閾値以上であるレコードに記憶されている地点と同一地点のレコードを前記第2の数分だけ前記記憶部から取得する、請求項1又は2に記載のドライブスルーシステム。
  4. 前記パラメータは、人物の顔の特徴を表すパラメータである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のドライブスルーシステム。
  5. 前記パラメータは、人物の顔の特徴部位の座標を正規化した値である、請求項4に記載のドライブスルーシステム。
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