JP2016130899A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】屋内等で災害が発生した場合等に、屋内等にいる一般の利用者に、各利用者の位置に応じた適切な避難経路を提示することを容易にする情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、端末装置と通信可能な情報処理装置であって、前記端末装置から、前記端末装置の端末識別情報と、前記端末装置が出力装置から取得した出力装置識別情報とを受信する受信手段と、前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報に基づいて、前記端末装置の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は前記端末装置の位置から次に向かう場所までの移動に関する情報を含む移動情報を前記端末装置に通知する通知手段と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
例えば、オフィスビルや、ショッピングモール等の屋内で火災等の災害が発生した場合、館内放送等によって避難のための情報が避難者に通知される場合がある。しかし、館内放送等による通知は、館内の複数の避難者に同じ情報が通知されるため、例えば、避難者が特定の避難口に集中してしまう等、避難者を効率的に誘導することは困難である。
これに関連する技術として、災害情報により災害の種類と発生場所を認識し、複数の人
に対応する発信器からの無線信号によって複数の人の位置を検出し、これらのデータに基づく避難ルートを表示する避難誘導システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術では、表示された避難ルートを見た避難者は、いずれも同じ避難口に向かうと考えられるので、例えば、複数の避難者のそれぞれに、適切な避難経路を提示し、避難者を複数の避難口に分散させることは困難である。
このように、従来のシステムでは、例えば、屋内等で災害が発生した場合等に、屋内等にいる一般の利用者に、各利用者の位置に応じた適切な避難経路を提示することには困難を伴っていた。
本発明の実施の形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、屋内等で災害が発生した場合等に、屋内等にいる一般の利用者に、各利用者の位置に応じた適切な避難経路を提示することを容易にする情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、端末装置と通信可能な情報処理装置であって、前記端末装置から、前記端末装置の端末識別情報と、前記端末装置が出力装置から取得した出力装置識別情報とを受信する受信手段と、前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報に基づいて、前記端末装置の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は前記端末装置の位置から次に向かう場所までの移動に関する情報を含む移動情報を前記端末装置に通知する通知手段と、を有する。
本発明の実施の形態によれば、屋内等で災害が発生した場合等に、屋内等にいる一般の利用者に、各利用者の位置に応じた適切な避難経路を提示することを容易にする情報処理装置を提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係る出力装置のハードウェア構成例を示す図である。 一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの機能構成図である。 第1の実施形態に係る登録情報DBに含まれる情報の例を示す図である。 第1の実施形態に係る位置情報DBに含まれる情報の例を示す図である。 第1の実施形態に係る避難ルートの通知処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る避難ルート取得後の誘導処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る避難ルート作成の例について説明するための図である。 第1の実施形態に係る避難ルート情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る避難ルート情報の別の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る避難ルートの通知処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る避難ルートの作成方法の一例について説明するための図である。 第2の実施形態に係る避難ルートの作成方法の別の一例について説明するための図(1)である。 第2の実施形態に係る避難ルートの作成方法の別の一例について説明するための図(2)である。 第2の実施形態に係る避難ルートの作成方法の別の一例について説明するための図(3)である。 第3の実施形態に係る端末装置の台数情報及び位置情報の例を示す図である。 第3の実施形態に係る端末装置における異常検知処理の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るサーバ装置における異常検知処理の例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る避難ルートを外れた場合の処理の例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る災害発生の端末装置の位置情報の例を示す図である。 第4の実施形態に係る一定時間経過後の端末装置の位置情報の例を示す図である。 第4の実施形態に係る判定情報の例を示す図である。 その他の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 その他の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
初めに、本実施形態に係る情報処理システム100の構成例について説明する。
図1は一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。情報処理システム100は、例えば、インターネットや、LAN(Local Area Network)等のネットワーク105に接続されたサーバ装置101と、音波を出力する複数の出力装置102−1、102−2と、複数の端末装置103−1、103−2と、を含む。
尚、以下の説明の中で、複数の出力装置102−1、102−2のうち任意の出力装置を示す場合、「出力装置102」を用いる。同様に、複数の端末装置103−1、103−2のうち任意の端末装置を示す場合、「端末装置103」を用いる。
複数の出力装置102−1、102−2は、例えば、ショッピングモールやオフィスビル等の建物106の天井等に、互いに位置が異なるように設けられ、固有のスピーカID(出力装置識別情報の一例)を含む音波をそれぞれ出力する。出力装置102は、例えば、スピーカ等の電気音響変換用の素子を有する。或いは、出力装置102は、館内放送等に用いられるスピーカ装置等を用いて音波を出力するものであっても良い。
好ましくは、出力装置102は、ネットワーク105を介してサーバ装置101と通信する機能を有し、サーバ装置101から指定されたスピーカIDを含む音波を出力する。或いは、出力装置102は、自装置に固有の識別情報であるスピーカIDを予め記憶しておき、予め記憶したスピーカIDを含む音波を出力するもの等であっても良い。図1の例では、出力装置102−1は自装置のスピーカID「SP00001」を含む音波を出力し、出力装置102−2は自装置のスピーカID「SP00002」を含む音波をそれぞれ出力している。尚、複数の出力装置102−1、102−2の数は一例である。出力装置102は、例えば、館内放送のスピーカのように、利用者が建物106のどのエリアにいても音(音波)を取得できるように、例えば、所定の間隔(例えば10m)を空けて設置されていることが望ましい。
複数の端末装置103−1、103−2は、建物106内にいる利用者が所持している、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の情報処理装置であり、無線通信等により、ネットワーク105に接続してサーバ装置101と通信することができる。また、端末装置103は、内蔵されたマイクロフォン等を用いて出力装置102が出力する音波を取得し、取得した音波に含まれる情報、例えば、出力装置102のスピーカIDを抽出することができる。
サーバ装置101は、端末装置103と通信可能な、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置である。サーバ装置101は、本実施形態に係る情報処理システム100に対応するプログラムを実行する。サーバ装置101は、例えば、建物106のフロア情報(マップ情報)や、出力装置102の位置(場所)を示す情報と、スピーカIDと、を対応づけて記憶した登録情報データベース(以下、登録情報DBと呼ぶ)等を記憶する記憶手段を有する。好ましくは、サーバ装置101は、ネットワーク105を介して、出力装置102にスピーカIDを送信することにより、出力装置102が送信するスピーカIDを設定する機能を有する。
上記構成において、例えば、図1の利用者104−1が、端末装置103−1にインストールされた情報処理システム100に対応する端末装置103用のアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)を起動させる。これにより、端末装置103−1は、出力装置102−1から出力された音波をマイクロフォンで取得し、取得した音波に含まれるスピーカID「SP00001」を抽出する。また、端末装置103−1は、端末装置103−1の端末ID(端末識別情報の一例)と、端末装置103−1が出力装置102−1から取得したスピーカID「SP00001」とをサーバ装置101に送信する。同様にして、利用者104−2の端末装置103−2は、端末装置103−2の端末IDと、端末装置103−2が出力装置102−2から取得したスピーカID「SP00002」とをサーバ装置101に送信する。
一方、サーバ装置101は、端末装置103から受信した、端末装置103の識別情報と、端末装置103が出力装置102から取得したスピーカIDとを受信すると、前述した登録情報DBを用いて、端末装置103の位置を特定することができる。
また、サーバ装置101は、建物106内で火災等の災害が発生した場合、端末装置103から受信した情報に基づいて、各端末装置103に所定の目的地までの避難経路や、次に向かう場所までの避難経路等の移動情報を通知する。このとき、サーバ装置101は、建物106内にある複数の端末装置103の位置を把握しているので、端末装置103の位置に応じた適切な避難経路を通知することができる。
例えば、建物106に複数の出入口107、108がある場合、従来の技術では、館内放送等により一斉に非難情報が通知されると、特定の出入口、例えば、出入口107に避難者(利用者)が集中し、スムーズな避難の妨げとなる場合があった。
一方、本実施形態に係る情報処理システム100は、例えば、図1において、利用者104−1の端末装置103−1に出入口107までの避難経路を通知し、利用者104−2の端末装置103−2に出入口108までの避難経路を通知すること等が可能となる。
このように、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、建物106内で火災等の災害が発生した場合、建物106内の利用者に、利用者の位置に応じた適切な避難経路を容易に提示することができるようになる。
<ハードウェア構成>
(サーバ装置のハードウェア構成)
図2は、一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置101は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、ストレージ部204、外部I/F(Interface)部205、入力部206、表示部207、通信I/F部208、バス209等を有する。
CPU201は、ROM203やストレージ部204等に格納されたプログラムやデータをRAM202上に読み出し、処理を実行することで、サーバ装置101の各機能を実現する演算装置である。RAM202は、CPU201のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM203は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ部204は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置であり、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
外部I/F205は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、記録媒体210等が含まれる。サーバ装置101は、外部I/F205を介して、記録媒体210の読取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体210には、例えば、光学ディスク、磁気ディスク、メモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等が含まれる。また、サーバ装置101は、記録媒体210に所定のプログラムを格納し、この記録媒体210に格納されたプログラムを外部I/F205を介して、サーバ装置101にインストールすることにより、所定のプログラムが実行可能となる。
入力部206は、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等を含み、サーバ装置101に各操作信号を入力するのに用いられる。表示部207はディスプレイ等を含み、例えば、サーバ装置101による処理結果等を表示する。
通信I/F208は、サーバ装置101をネットワーク105に接続するための、例えば、有線/無線LAN等の通信インタフェースである。サーバ装置101は通信I/F208を介して、他の機器とネットワーク105を介してデータ通信を行うことができる。バス209は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
尚、図2の構成はあくまで一例である。例えば、サーバ装置101は、入力部206、表示部207等を外部に有していても良い。
(出力装置のハードウェア構成)
図3は、一実施形態に係る出力装置のハードウェア構成例を示す図である。出力装置102は、例えば、CPU301、RAM302、フラッシュROM303、通信制御部304、通信部305、音波制御部306、音波出力部307、及び音声I/F部309等を有する。好ましくは、出力装置102は、音波取得部308を有する。
CPU301は、フラッシュROM303等に格納されたプログラムを実行することにより、出力装置102の各機能を実現する演算装置である。RAM302は、CPU301のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。フラッシュROM303は、出力装置102のプログラムや、スピーカID等の情報を記憶する不揮発性のメモリである。
通信部305は、例えば、有線/無線LAN等の所定の通信方式により、出力装置102をネットワーク105に接続するための通信インタフェースである。通信制御部304は、通信部305を制御してサーバ装置101等との通信を制御する。尚、通信制御部304は、例えば、CPU301で動作するプログラムによって実現されるものであっても良い。
音波制御部306は、フラッシュROM303等に記憶した出力装置102のスピーカIDを音波信号に変換して音波出力部307に出力する。好ましくは、音波制御部306は、スピーカIDを、音声周波数帯域のうち、例えば、16kHz以上の高い周波数に変換して出力する。音波は、高い周波数ほど指向性が高く、16kHz以上の周波数は人間にはほとんど聞こえないため、所定の範囲内に向けてスピーカIDを送信するために好適である。好ましくは、音波制御部306は、音声I/F部309から入力された館内放送等のアナウンスや、音楽等の音声信号にスピーカIDを重畳させて、音波出力部307に出力することができる。
尚、本実施の形態では、スピーカIDを音波信号に変換する方法について特に限定しないが、一例として、予め定められた周波数(例えば、19kHz)の信号オン/オフにより、デジタル値の「1」/「0」を表すもの等であっても良い。この場合、音波を受信した端末装置103は、所定のサンプリングレートで予め定められた周波数の有無を判断することにより、音波に含まれる情報を取得することができる。
また、出力装置102が音波取得部を含む場合、音波制御部306は、音波取得部308が取得した音声を音声信号に変換する処理も行う。
音波出力部307は、音波制御部306から入力された音波信号を音波に変換して出力するスピーカ等の音声出力装置である。音波取得部308は、周囲の音を収音するマイク等の音声収音装置である。音声I/F309は、アナウンス、音楽、館内放送等の音声信号を入力するための音声インタフェースである。
尚、図2に示す出力装置102の構成は一例である。出力装置102は、出力装置102のスピーカIDを含む音波を出力できるものであれば、例えば、通信制御部304、通信部305、及び音波取得部308のうちの少なくとも一部を有していないものであっても良い。
(端末装置のハードウェア構成)
図4は、一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成例を示す図である。端末装置103は、一般的なコンピュータの構成を有しており、例えば、CPU401、RAM402、ROM403、ストレージ部404、通信部405、外部I/F部406、マイク部407、スピーカ部408、表示部409、入力部410、バイブレータ部411、及びバス413等を有する。
CPU401は、ROM403やストレージ部404等に格納されたプログラムやデータをRAM402上に読み出し、処理を実行することで、端末装置103の各機能を実現する演算装置である。RAM402は、CPU401のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM403は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ部404は、例えば、HDD、SSD、フラッシュROM等のストレージ装置であり、OS、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
通信部405は、例えば、3G(3rd. Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の移動通信網や、無線LAN通信等の通信方式に対応した通信インタフェースである。端末装置103は、通信部405を介して、ネットワーク105に接続してサーバ装置101等とのデータ通信を実現する。
外部I/F406は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、記録媒体等が含まれる。端末装置103は、外部I/F306を介して、記録媒体の読取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体には、例えば、メモリカード、USBメモリ等が含まれる。
マイク部407は、マイクロフォン等の収音素子を含む。マイク部407は、マイクロフォン等により取得した音波を電気信号に変換し、さらに所定のフォーマットの音波データに変換する。近年のスマートフォン等が備えるマイクロフォンは、20kHz、より好適な例では24kHz程度の音波まで収音可能である。そのため、マイク部407は、出力装置102から出力された音波に含まれる、例えば、16kHz以上の高い周波数に変換されたスピーカIDを好適に取得することができる。
スピーカ部408は、スピーカ等の音声(音波)出力素子を含む。スピーカ部408は、音声データを音声信号に変換し、さらにスピーカ等により、音波に変換して出力する。
表示部409は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子を含み、端末装置103で実行されるプログラム等による表示画面を表示する。入力部410は、例えば、タッチパネル等の入力用の素子を含み、利用者による入力操作を受け付ける。尚、表示部409、及び入力部410は、例えば、一体型のタッチパネルディスプレイ等の表示入力部412であっても良い。
バイブレータ部411は、例えば、電話の着信、アラーム、情報の受信等の所定の事象を利用者に振動で知らせるための振動発生装置である。バス413は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
尚、端末装置103は、外部I/F部406に接続された記録媒体に格納されたプログラムや、通信部405を介してダウンロードしたプログラムを、端末装置103にインストールすることにより、所定のプログラムが実行することができる。例えば、端末装置103は、情報処理システム100に対応したアプリを、例えば、サーバ装置101等からダウンロードしてインストールし、実行することができる。
<機能構成>
図5は、一実施形態に係る情報処理システムの機能構成図である。情報処理システム100は、ネットワーク105に接続されたサーバ装置101と、出力装置102と、無線通信等によりネットワーク105に接続可能な端末装置103とを含む。尚、情報処理システム100には、複数の出力装置102と、複数の端末装置103が含まれるが、図5では、説明を容易にするため、出力装置102及び端末装置103を1つずつ図示している。
(サーバ装置の機能構成)
サーバ装置101は、例えば、通信手段501、情報受信手段502、移動情報生成手段503、端末数判断手段504、情報通知手段505、情報登録手段506、アプリケーション提供手段507、記憶手段508等を有する。
通信手段501は、サーバ装置101をネットワーク105に接続し、端末装置103や、出力装置102等とデータ通信を行うための手段である。通信手段501は、例えば、図2の通信I/F部208等によって実現される。
情報受信手段(受信手段)502は、通信手段501を介して、端末装置103、出力装置102等から送信された情報を受信する。例えば、情報受信手段502は、端末装置103から送信された、端末装置103の端末ID(端末識別情報の一例)と、端末装置103が出力装置102から取得したスピーカID(出力装置識別情報の一例)とを受信する。また、情報受信手段502は、受信した端末ID及びスピーカIDと、受信した端末ID及びスピーカIDを取得した日時を位置情報DB510に登録する。
サーバ装置101は、この位置情報DB510を用いて、各端末装置103の位置を特定することができる。尚、位置情報DB510については後述する。
尚、情報受信手段502は、端末ID、スピーカID以外の情報を受信すると、必要に応じて、例えば、記憶手段508に受信情報509として記憶する。
移動情報生成手段(生成手段)503は、情報受信手段502が受信した端末装置103の端末IDと、出力装置102のスピーカIDとに基づいて、端末装置103に通知する避難ルート情報を生成する。移動情報生成手段503が生成する避難ルート情報は、例えば、端末装置103の位置から所定の目的地(例えば、避難場所、非常口等)までの移動に関する情報、又は次に向かう場所までの移動に関する情報等を含む。
尚、避難経路を示す避難ルート情報は、移動情報の一例である。移動情報は、端末装置103の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は次に向かう場所までの移動に関する情報等を含む情報であれば、必ずしも避難に関する情報でなくても良い。例えば、移動情報は、比較的空いている店舗、レストラン、トイレ等への移動に関する情報等であっても良いし、イベント会場等で局所的な混雑を分散させるために、出口までの移動を案内する情報等であっても良い。
端末数判断手段504は、情報受信手段502が受信した複数の端末装置103の端末ID及び出力装置102のスピーカIDに基づいて、複数の出力装置102の位置に対応する端末装置103の数を判断する。例えば、端末数判断手段504は、各出力装置102が設置されたエリアにある端末装置103の数を判断する。
尚、端末数判断手段504が判断する端末装置103の数は、具体的な端末装置103の台数を示す数値であることを想定しているが、端末装置103の数は、例えば、所定の数未満、所定の数以上等、端末装置103の台数の目安となる情報等であっても良い。
情報通知手段(通知手段)505は、情報受信手段502が受信した端末装置103の端末ID及び出力装置102のスピーカIDに基づいて、例えば、移動情報生成手段503によって生成された避難ルート情報を、端末装置103に通知する。
尚、情報通知手段505が端末装置103に通知する情報は、必ずしも移動情報生成手段503が生成した避難ルート情報でなくても良い。例えば、端末装置103のメモリ(図4のストレージ部404等)に、複数の避難ルート情報と、避難ルート番号とを対応づけて予め記憶しておく。また、情報通知手段505は、移動情報生成手段503が生成した避難ルート情報に代えて、避難ルート番号を端末装置103に通知する。このような構成とすることにより、サーバ装置101と、複数の端末装置103との間の通信のデータ量を低減させると共に、サーバ装置101の避難ルート情報を作成するための負荷を低減させることができる。
尚、端末装置103が予め記憶しておく複数の避難ルート情報と避難ルート番号は、例えば、後述するアプリケーション提供手段507が提供する情報処理システム100に対応したアプリ等によって提供される。
また、情報通知手段505は、出力装置102へのスピーカIDの通知等、避難ルート情報以外の情報の通知も行うことができる。
情報登録手段506は、端末装置103を情報処理システム100に登録するための手段である。例えば、建物106を初めて利用する利用者は、サーバ装置101等から情報処理システム100に対応するアプリをダウンロードし、利用者の端末装置103にインストールする。また、利用者は、アプリを起動し、端末装置103の登録操作を行う。例えば、利用者は、アプリの登録画面に、端末装置103の端末ID(例えば、端末装置103の電話番号等)を入力する。端末装置103のアプリは、端末IDの入力が行われると、入力された端末装置103の端末IDをサーバ装置101に送信する。
情報登録手段506は、通信手段501を介して、端末装置103から送信された端末装置103の端末IDを受信すると、受信した端末装置103の端末IDを登録情報DB511に登録する。尚、登録情報DBについては後述する。
アプリケーション提供手段507は、情報処理システム100に対応したアプリを端末装置103に提供する。例えば、アプリケーション提供手段507は、情報処理システム100に対応したアプリを提供するためのウェブサーバ機能等を有する。
尚、上記の情報受信手段502、移動情報生成手段503、端末数判断手段504、情報通知手段505、情報登録手段506、アプリケーション提供手段507等は、例えば、図2のCPU201で動作するプログラムによって実現される。
記憶手段508は、情報受信手段502が受信した受信情報509や、位置情報DB510、登録情報DB511等を記憶する。尚、記憶手段508は、例えば、図2のストレージ部204や、RAM202等によって実現される。
(出力装置の機能構成)
出力装置102は、通信手段512、及び音波出力手段513を有する。
通信手段512は、出力装置102をネットワーク105に接続し、サーバ装置101等とデータ通信を行うための手段である。通信手段512は、サーバ装置101から送信された所定の情報(例えば、スピーカID等)を受信する。尚、通信手段501は、例えば、図3の通信部305、及び通信制御部304等によって実現される。
音波出力手段513は、所定の情報を含む音波を出力する手段であり、例えば、音波出力手段513は、通信手段512を介してサーバ装置101から受信した、スピーカIDや、避難ルート情報等の情報等を含む音波を出力する。或いは、音波出力手段513は、予め記憶した出力装置102のスピーカIDを含む音波を出力するもの等であっても良い。音波出力手段513は、例えば、図3の音波出力部307、音波制御部306、フラッシュROM303、及びCPU301で動作するプログラム等によって実現される。
(端末装置の機能構成)
端末装置103は、例えば、通信手段514、音波取得手段515、情報抽出手段516、識別情報記憶手段517、識別情報送信手段518、移動情報受信手段519、受信通知手段520、表示制御手段521、及び表示入力手段522等を有する。好ましくは、端末装置103は登録制御手段523を有する。
通信手段514は、端末装置103をネットワーク105に接続し、サーバ装置101等とデータ通信を行うための手段である。通信手段501は、例えば、図4の通信部405等によって実現される。
音波取得手段515は、出力装置102から出力された音波を取得する手段であり、例えば、図4のマイク部407等によって実現される。
情報抽出手段516は、音波取得手段515が取得した音波に含まれる所定の情報を抽出する。例えば、情報抽出手段516は、音波取得手段515が取得した音波に含まれる出力装置102のスピーカID等を抽出する。また、情報抽出手段516は、音波取得手段515が取得した音波に避難ルート情報が含まれる場合、音波に含まれる避難ルート情報を抽出する。情報抽出手段516は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラム(アプリ)によって実現される。
識別情報記憶手段517は、端末装置103毎に固有の端末ID(端末識別情報)を記憶する手段であり、例えば、図4のストレージ部404、ROM403等によって実現される。
識別情報送信手段518は、識別情報記憶手段517に記憶された端末装置103の端末IDと、情報抽出手段516が抽出した出力装置102のスピーカIDとを、通信手段514を介して、サーバ装置101に送信する。識別情報送信手段518は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
移動情報受信手段519は、例えば、通信手段514を介して、サーバ装置101から通知される避難ルート情報(移動情報)を受信する。或いは、移動情報受信手段519は、出力装置102、音波取得手段515、及び情報抽出手段516を介して、サーバ装置から通知される避難ルート情報を受信する。移動情報受信手段519は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
受信通知手段520は、移動情報受信手段519が避難ルート情報を受信した場合、避難ルート情報を受信したことを利用者に通知する手段である。受信通知手段520は、避難ルート情報を受信した場合、その旨を、例えば、所定の振動パターン、所定の音、所定の表示画面等によって、利用者に通知する。受信通知手段520は、例えば、図4のバイブレータ部411、スピーカ部408、表示部409、及びCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
表示制御手段521は、移動情報受信手段519が受信した避難ルート情報に基づく表示画面を表示入力手段522に表示させる。表示制御手段521は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
表示入力手段522は、表示制御手段521の制御により、例えば、避難ルート情報等の表示画面を表示すると共に、利用者による入力操作を受け付ける。また、表示入力手段522は、登録制御手段523の制御により、端末装置103の登録画面を表示すると共に、利用者に入力操作を受け付ける。表示入力手段522は、例えば、図4の表示部409、入力部410、表示入力部412等によって実現される。
登録制御手段523は、端末装置103を情報処理システム100に登録するための制御等を行う。例えば、建物106を初めて利用する利用者は、前述したように、情報処理システム100に対応するアプリを起動し、端末装置103の登録操作を行う。このとき、登録制御手段523は、表示入力手段522に登録画面を表示し、利用者によって入力された端末装置の端末ID等の入力を受け付ける。また、登録制御手段523は、受け付けた端末IDを、通信手段514を介して、サーバ装置101に送信する。
上記構成により、端末装置103は、出力装置102が出力する音波に含まれるスピーカIDと、端末装置103の端末IDとをサーバ装置101に送信する。また、端末装置103は、サーバ装置101から避難ルート情報を受信すると、避難ルート情報を受信したことを利用者に通知し、避難ルート情報に基づく表示画面を表示する。
次に、記憶手段508に記憶される登録情報DB511と、位置情報DB510について説明する。
(登録情報DB)
図6は、第1の実施形態に係る登録情報DBに含まれる情報の例を示す図である。登録情報DB511には、例えば、端末登録情報、出力装置の対応情報、出力装置の配置情報等が含まれる。
図6(a)に端末登録情報の例を示す。端末登録情報601は、例えば、端末ID602と、端末ID602が登録された登録日時603等の情報を含む。端末ID602は、例えば、端末装置103の電話番号、IP(Internet Protocol)アドレス、URL(Uniform Resource Locator)等、端末装置103に避難ルートを通知するために用いる宛先情報であることが望ましい。サーバ装置101の情報登録手段506は、端末装置103のアプリへの登録操作に応じて、端末装置103から送信された端末装置103の端末ID602と、登録日時603を端末登録情報601として、登録情報DB511に登録する。
尚、端末ID602は、端末装置103の端末識別情報の一例である。端末装置103の端末識別情報は、端末装置103毎に固有の値であれば、必ずしも、端末装置103の宛先を示す情報でなくても良い。例えば、オフィスビル等の環境では、端末装置103の端末識別情報は、端末装置103の利用者の社員ID等であっても良い。
この場合、端末登録情報601には、例えば、利用者の社員ID等と、端末装置103の宛先を示す情報と、登録日時603と、を対応づけて記録しておけば良い。或いは、利用者の社員IDと、端末ID602とを対応づける情報を別途用意しても良い。これにより、例えば、オフィスビル等において、情報処理システム100は、建物106内の端末装置103の位置や数だけではなく、その利用者についても把握することができるようになる。
図6(b)に出力装置の対応情報の例を示す。出力装置の対応情報604は、出力装置102が設置されている場所605と、出力装置102のスピーカID606とを対応づけて記憶した情報である。例えば、情報処理システム100の管理者は、建物106に設置された複数の出力装置102の設置された場所605と、設置した出力装置102のスピーカID606とを対応づけて、出力装置の対応情報604として、登録情報DB511に予め登録しておく。
図6(c)に出力装置の配置情報の例を示す。出力装置102の配置情報は、例えば、建物106のフロアレイアウト等を示すマップ情報と、出力装置102が配置された場所605を示す情報とを含む。例えば、図6(c)の「1」(丸数字の1)は、スピーカID「SP00001」の出力装置102が設けられた「地点1」を示す。同様に、図6(c)の「2」(丸数字の2)は、スピーカID「SP00002」の出力装置102が設けられた「地点2」を示す。「3」(丸数字の3)以降も同様である。
(位置情報DB)
図7は、第1の実施形態に係る位置情報DBに含まれる情報の例を示す図である。位置情報DB510には、例えば、端末装置の位置情報、端末装置の台数情報等が含まれる。
図7(a)に端末装置の位置情報の例を示す。端末装置の位置情報701には、情報受信手段502が、端末装置103から受信したスピーカID702及び端末ID703と、その取得日時(受信日時)705と、スピーカID702に対応する場所704と、が対応づけて記録されている。この端末装置の位置情報701により、サーバ装置101は、取得日時705に、各端末装置103が位置する場所704を特定することができる。
図7(b)に端末装置の台数情報の例を示す。端末装置の台数情報706は、図6(c)の出力装置の配置情報に加えて、各地点にある端末装置103の台数を示す情報を含む。サーバ装置101の端末数判断手段504は、端末装置の位置情報701に基づいて、各地点における端末装置103の台数を判断し、端末装置の台数情報706を作成する。
尚、図7(b)の例では、端末装置103の台数を示す情報を、情報処理システム100のユーザが直感的に理解し易いように、簡易的に利用者(避難者)の人数として表示している。図7(b)の例はあくまで一例であり、端末装置の台数情報706は、各地点における端末装置103の台数を表示するものであっても良い。
サーバ装置101は、この端末装置の台数情報706により、建物106の各地点における端末装置103の数を把握することができる。
<処理の流れ>
次に、情報処理システム100の処理の流れについて説明する。
(避難ルートの通知処理)
図8は、第1の実施形態に係る避難ルートの通知処理の例を示すフローチャートである。
ステップS801において、出力装置102は、音波出力手段513により、出力装置102のスピーカIDを含む音波を送信(出力)する。尚、出力装置102は、例えば、出力装置102のスピーカIDを含む音波を継続的に出力する。
ステップS802において、端末装置103の利用者が、端末装置103にインストールされた情報処理システム100に対応するアプリを立ち上げる。
ステップS803おいて、端末装置103は、アプリが起動されると、出力装置102から出力された音波に含まれるスピーカIDを取得する。例えば、端末装置103の音波取得手段515は、出力装置102から出力された音波を取得し、情報抽出手段516は、取得した音波に含まれるスピーカIDを抽出する。
ステップS804において、端末装置103の識別情報送信手段518は、識別情報記憶手段517に記憶された端末装置103の端末IDと、情報抽出手段516が抽出したスピーカIDとを、通信手段514を介してサーバ装置101に送信する。
ステップS805において、サーバ装置101の情報受信手段502は、端末装置103から送信された、スピーカIDと、端末IDとを受信する。
ステップS806において、サーバ装置101の情報受信手段502は、受信したスピーカID、端末ID、及び情報を取得(受信)した時刻を、例えば、記憶手段508の位置情報DB510に記憶する。
ステップS807において、サーバ装置101は、建物106内で、例えば、火災等の災害が発生していることを示す避難警報(事象発生情報)があるか否かを判断する。避難警報がない場合、サーバ装置101は、ステップS803に戻って同様の処理を繰り返す。
一方、避難警報がある場合、ステップS808に移行し、サーバ装置101は、災害場所を示す情報を取得する。尚、避難警報の有無、及び災害場所を示す情報は、例えば、火災検知器や防災センター等からネットワーク105を介して情報処理システム100に通知されるものであっても良い。或いは、避難警報の有無、及び災害場所を示す情報は、火災検知器や防災センター等から情報処理システム100の管理者等に通知され、通知を受けた管理者等がサーバ装置101に入力するもの等であっても良い。
ステップS809において、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、例えば、図7(b)に示すような端末装置の台数情報706を作成し、位置情報DB510に記憶する。
ステップS810において、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、端末装置103に通知する避難ルート情報を作成する。尚、避難ルート情報の作成については後述する。
ステップS811において、サーバ装置101の情報通知手段505は、移動情報生成手段503が作成した避難ルート情報を端末装置103に送信(通知)する。このとき、端末装置103に通知される情報には、その情報が避難ルート情報であることを示す識別情報(避難情報フラグ等)、出力装置102の配置情報、避難ルートを示す避難ルート情報等が含まれる。
このとき、情報通知手段505は、避難ルート情報を、例えば、通信手段501により、端末装置103に直接通知することができる。また、情報通知手段505は、避難ルート情報を、出力装置102に送信し、出力装置102を介して避難ルート情報を端末装置103に通知することもできる。情報通知手段505は、出力装置102経由して通知する方法、及び端末装置103に直接通知する方法のうち、少なくとも1つの方法で端末装置103に避難ルート情報を通知する。尚、情報通知手段505が、出力装置102経由で避難ルート情報を通知する場合、ステップS812において、出力装置102は、サーバ装置101から避難ルート情報を受信し、受信した避難ルート情報を含む音波を出力(送信)する。
ステップS813において、端末装置103は、サーバ装置101又は出力装置102から避難ルート情報を受信すると、受信通知手段520により、避難ルート情報を受信したことを利用者に通知する。また、表示制御手段521は、受信した避難ルート情報に基づく表示画面を表示入力手段522に表示させ、図9に示す避難ルート取得後の誘導処理に移行する(ステップS814)。
(避難ルート取得後の誘導処理)
図9は、第1の実施形態に係る避難ルート取得後の誘導処理の例を示すフローチャートである。
ステップS901において、サーバ装置101の情報通知手段505は、移動情報生成手段503が作成した避難ルート情報を端末装置103に送信(通知)する。サーバ装置101は、例えば、所定の条件(例えば1分間隔等)で避難ルート情報を更新し、避難情報フラグを含む避難ルート情報を端末装置に通知する。
ステップS902において、端末装置103は、サーバ装置101から情報を受信すると、受信した情報の避難情報フラグを確認する。つまり、端末装置103は、受信した情報が避難ルート情報であるか否かを確認する。
ステップS903において、サーバ装置101から受信した情報が避難情報フラグを含む場合、ステップS904において、端末装置103は、表示入力手段522に表示している避難ルートの表示を変更(更新)する。一方、ステップS903において、サーバ装置101から受信した情報が避難情報フラグを含まない場合、端末装置103は、避難ルートの更新を行わない。
ステップS905において、出力装置102は、出力装置102のスピーカIDを含む音波を送信(出力)する。尚、出力装置102は、例えば、自装置のスピーカIDを継続的に出力する。
ステップS906において、端末装置103は、出力装置102から出力された音波に含まれるスピーカIDを取得する。
ステップS907において、端末装置103は、スピーカIDのリスト、例えば、ステップS811で受信した出力装置102の配置情報を参照して、現在の位置を確認する。
ステップS908において、端末装置103は、現在の位置が、避難ルート情報によって指示された所定の目的地、例えば、非常口や、所定の避難場所等であるか否かを判断する。現在の位置が、避難ルート情報によって指示された所定の目的地である場合、端末装置は誘導処理を終了する。一方、現在の位置が、避難ルート情報によって指示された所定の目的地である場合、端末装置103は、ステップS902に戻って同様の処理を繰り返す。
<誘導処理の例>
次に、誘導処理の例について、具体的な例をあげて説明する。
例えば、建物106で火災等の災害が発生すると、火災検知器や防災センター等から、情報処理システムの管理者に、災害の発生情報が伝えられる。或いは、災害の発生情報は、サーバ装置101にネットワーク105等を介して、例えば、自動的に通知されるもの等であっても良い。
例えば、このようにして、情報処理システム100が、災害発生を検知すると、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、図7(b)のような端末装置の台数情報706を作成し、例えば、災害が発生した場所を避ける避難ルート情報を作成する。
図10は、第1の実施形態に係る避難ルートの作成の例について説明するための図である。図10の例では、端末装置の台数情報706に、災害が発生した場所を示す「災害発生地点」が表示されている。また、図中の矢印は、移動情報生成手段503が作成した避難ルートの進行方向を示している。図10に示すように、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、基本的に、端末装置103(避難者)が、災害発生地点から遠ざかる方向に避難ルートを作成する。
例えば、図10において、地点1にいる利用者の端末装置103には、出口Aに向かう避難ルート情報を作成し、通知する。尚、地点1に位置する端末装置103は、図7(a)で説明した端末装置の位置情報701を用いて特定することができる。
また、地点2にいる7人の端末装置103には、出口Bに向かう避難ルート情報を作成し、通知する。尚、地点2に位置する7台の端末装置103は、地点1と同様に図7(a)の端末装置の位置情報701を用いて特定することができる。
地点3にいる3人の端末装置103には、例えば、出口B、出口D、又は出口F等、複数の選択肢がある。図10の例では、地点3からは、出口Bが最も近いが、出口Bの方向には既に7人の利用者がいるため、避難が遅れる可能性がある。一方、出口D、出口Fの方向にいる利用者は2人以下である。このような場合、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、地点3の利用者の端末装置103に対して、出口D又は出口Fへの避難ルート情報を通知することが望ましい。尚、図10の例では、地点3にいる利用者の端末装置103に対して、出口Dへの避難ルート情報を作成している。
このようにして、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、端末装置の位置情報701の各地点に位置する端末装置103に対して、避難ルート情報を作成し、通知する。
このとき、サーバ装置101の情報通知手段505は、例えば、ネットワーク105を介して、各端末装置103にそれぞれ避難ルート情報を送信するものであっても良い。或いは、サーバ装置101の情報通知手段505は、避難ルート情報を各地点の出力装置102に送信し、出力装置102を介して端末装置103に避難ルート情報を通知するものであっても良い。さらに、サーバ装置101の情報通知手段505は、上記の2つの通知方法を併用して避難ルート情報を通知するものであっても良い。
一方、端末装置103は、サーバ装置101から、避難ルート情報を受信すると、例えば、バイブレータ、アラーム音、画面表示等により、避難ルート情報を受信したことを利用者に通知し、避難ルート情報に基づく表示画面を表示入力手段522に表示する。
図11は、第1の実施形態に係る避難ルート情報の一例を示す図である。図11(a)は、端末装置103に表示される避難ルート情報に基づく表示画面1101の例を示している。図11(a)の例では、端末装置103の表示入力手段522に避難ルート情報の表示画面1101が表示されている。また、表示画面1101は、例えば、非常口までの避難ルートを示す情報1102、メッセージ1103、及びフロアマップ1104等を含む。非常口までの避難ルートを示す情報1102の丸数字は、出力装置102が設けられた地点を示す番号である。利用者は、例えば、この避難ルートを示す情報1102と、フロアマップ1104を参照して、進むべき方向や、自分の位置等を把握することができる。
図11(b)は、避難ルート情報の表示画面1101に含まれるフロアマップ1104の例である。フロアマップ1104には、端末装置103の現在の位置、各出力装置102が設置された地点の番号、出口A〜Eの等の情報が含まれる。尚、フロアマップ1104は、例えば、避難ルート情報の表示画面1101のフロアマップ1104をタップすることにより、拡大表示、或いは全画面表示等が行われるものであっても良い。
また、避難ルート情報の表示画面1101には、現在の地点に留まらないことを促すメッセージ1103を表示させることが望ましい。現在の地点には、情報処理システム100の誘導処理により、次々と他の避難者がやって来る可能性があるので、メッセージ1103を表示させることにより、他の避難者との接触することによる被害や、逃げ遅れ等を低減させる効果が期待できる。
図12は、第1の実施形態に係る避難ルート情報の別の一例を示す図である。図12(a)において、避難ルート情報の表示画面1101は、現在の地点「3」から、次に向かう地点「5」までルート情報1201と、その案内メッセージ1202を含む。この、避難ルート情報の表示画面1101に従って、利用者が地点「5」に達すると、図12(b)に示すように、地点「5」から、次に向かう地点「6」までのルート情報1203と、その案内メッセージ1204が表示される。サーバ装置101は、このように段階的に避難ルート情報を端末装置103に指示するものであっても良い。
例えば、図11のように、出口までの避難ルートを表示させた場合、建物106に慣れた利用者は、途中で更新された避難ルート情報を確認せずに、指定された出口に向かってしまう可能性がある。一方、図12のように、段階的にルートを指示することにより、例えば、予定していた出口で混乱が発生し、避難が滞っているような場合、状況に応じて適切な避難ルート情報を利用者に通知することができる。
<変形例>
上記の例は、画面表示により避難ルート情報を利用者に提示する例について説明したが、避難ルート情報は、音声や、バイブレータによる振動を用いるものであっても良い。
例えば、視覚に障害がある利用者に対しては、音声を用いて避難ルート情報を通知すると共に、バイブレータの振動により、例えば、モールス信号等を用いて、避難を促し、音声による避難ルート情報を聞くように促すものであっても良い。
また、聴覚に障害がある利用者に対しては、バイブレータによるモールス信号を用いて、避難ルートを指示するものであっても良い。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、サーバ装置101の移動情報生成手段503が、建物106内の各地点における端末装置103の数の変化量に応じて、避難ルート情報を生成する場合の例について説明する。
図13は、第2の実施形態に係る避難ルートの通知処理の例を示すフローチャートである。尚、本実施形態のシステム構成、及び機能構成は、第1の実施形態と同様で良い。また、図13のステップS801〜S809、及びステップS811〜ステップS814の処理は、第1の実施形態と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
図13のステップS809において、サーバ装置101の移動情報生成手段503が、端末装置の台数情報706を作成する。
次に、ステップS1301において、本実施形態に係る移動情報生成手段503は、新たに作成した端末装置の台数情報706と、例えば、1分前の端末装置の台数情報706との差分を算出する。つまり、移動情報生成手段503は、建物106内の各地点における端末装置103(利用者)の数の変化量を求める。
ステップS1302において、移動情報生成手段503は、建物106内の各地点における端末装置103(利用者)の数の変化量に応じて、端末装置103に通知する避難ルート情報を作成する。
このように、本実施形態では、出力装置102が設けられた各地点における端末装置103の数の変化量に応じて、端末装置103に通知する避難ルート情報を作成する。
次に、具体的な例をあげて説明する。
図14は、第2の実施形態に係る避難ルートの作成方法の一例について説明するための図である。
例えば、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、災害が発生したときに、図10に示すような避難ルートを作成して、各端末装置103に避難ルート情報を通知したものとする。また、その1分後に、端末装置の台数情報706が、図14のように変化したものとする。
図10と、図14を比較すると、図10において、地点1にいた1名の利用者、地点6にいた1名の利用者、及び8にいた1名の利用者は、避難を終えたと判断できる。一方、地点5にいた1名の利用者は移動していないと考えられる。
この場合、例えば、地点5の先に障害があり、避難ルート情報に従って避難できないこと等が想定される。一方、地点2については、出口Bから1分間の間に2名が避難したと考えられる。従って、地点3及び地点5にいる4名の利用者を出口Bに向かわせても、5分程度で、地点2、3、及び5にいる9名が避難できると考えられる。
このような場合、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、地点3、5にある端末装置103に対して、地点2を経由して出口Bへ向かう避難ルート情報を作成し、通知する。
また、別の一例として、次のようなケースについて説明する。
図15〜17は、第2の実施形態に係る避難ルートの作成方法の別の一例について説明するための図である。
例えば、第1の時点において、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、図15に示すような避難ルートを作成したものとする。尚、各地点を示す丸数字の横に記載した人数は、各地点における利用者の数(端末装置103の数)を示す。また、図15の矢印は、移動情報生成手段503が作成した避難ルートの避難方向を示す。
また、第1の時点から所定の時間経過後(例えば1分後)の、各地点における端末装置103の数(利用者の数)は、図16の通りであるものとする。尚、括弧内の人数は、矢印の方向に移動した端末装置103の数(利用者の数)を示す。
この場合、地点2では、10人が出口Bに移動し、地点3から地点2に向かって15人が移動している。従って、図16の例では、地点3から地点2を経由して出口Bへ向かう経路では、例えば、1分間に10人程度の避難が可能と考えられる。
一方、地点9では、1人が出口Dに移動し、地点10から地点9に向かって1人が移動している。従って、地点10から地点9を経由して出口Dに向かう避難経路では、例えば、1分間に1人程度の避難が可能と考えられる。
同様に、地点13では、8人が出口Fに移動し、地点11から地点13に向かって8人が移動している。従って、地点11から地点13を経由して出口Fに向かう避難経路では、例えば、1分間に8人程度の避難が可能と考えられる。
このように、出口Dへ向かう避難経路は、避難者は少ないものの、1分間当たりに避難できる避難者の数が少ないので、例えば、図17に示すように、出口B又は出口F等に、より多くの利用者を誘導した方が利用者を短時間で避難させることができる可能性がある。図17の例では、地点4にある端末装置103に通知する避難ルート情報の移動先1701を地点7から地点3に変更し、地点8にある端末装置103に通知する避難ルート情報の移動先1702を地点10から地点11に変更した例を示している。
このように、サーバ装置101の移動情報生成手段503は、各地点における利用者の数(端末装置103の数)の変化量を用いて、各避難経路における移動可能人数を算出し、算出した各避難経路の移動可能人数に基づいて避難ルート情報を作成すると良い。これにより、より短時間で避難者を避難させることが可能となる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、例えば、避難が遅れている利用者、又は避難できない利用者等を検知する処理の例について説明する。
図18は、第3の実施形態に係る端末装置の台数情報及び位置情報の例を示す図である。図18(a)は、例えば、図17の状態から所定の時間経過後(例えば、5分後)における端末装置の台数情報706であるものとする。図18(a)によれば、地点5以外の地点にいた利用者は全て避難が完了し、地点5には、1人の利用者(又は1つの端末装置103)が留まっていると判断することができる。
このような場合、地点5には、例えば、利用者が倒れている可能性がある。そこで、情報処理システム100、又は情報処理システム100の管理者等は、避難救助隊等に対し、地点5に利用者が取り残されている可能性があることを通知することが望ましい。或いは、情報処理システム100、又は情報処理システム100の管理者等は、地点5に位置する端末装置103に電話、又は電子メール等を用いて、端末装置103の利用者との連絡を取り、安否を確認することが望ましい。
図19は、第3の実施形態に係る端末装置における異常検知処理の例を示すフローチャートである。尚、本実施形態のシステム構成、及び機能構成は、第1の実施形態と同様で良い。また、図19のステップS901〜S908の処理は、第1の実施形態と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
図19のステップS908において、端末装置103は、現在の場所が、避難ルート情報によって指示された所定の目的地、例えば、非常口や、所定の避難場所等ではないと判断した場合、ステップS1901以降の処理を実行する。
ステップS1901において、端末装置103は、出力装置102から出力された音波に含まれるスピーカIDを取得し、所定の時間前(例えば1分前)に取得したスピーカIDと比較する。
ステップS1902において、ステップS1901で比較したスピーカIDが同じである場合、端末装置103は、ステップ1903において、サーバ装置101に避難者に異常が発生したことを示す情報を通知(送信)する。端末装置103から、避難者に異常が発生したことを示す情報の通知を受けたサーバ装置101、又は情報処理システム100の管理者等は、避難救助隊等に利用者に異常が発生したことを通知する(ステップS1904)。
尚、ステップS1902、S1903の処理は一例である。端末装置103は、例えば、1分毎にスピーカIDの取得を繰り返し、所定の回数(例えば3回)以上同一のスピーカIDを取得した場合に、避難者に異常が発生したことを通知するものであっても良い。
一方、ステップS1902において、ステップS1901で比較したスピーカIDが異なる場合、端末装置103は、ステップS1905以降の処理を実行する。
尚、ステップS1905〜ステップS1910の処理については、第4の実施形態で詳述するので、ここでは説明を省略する。
上記処理により、例えば、端末装置103の利用者が連絡できない状態や、どこに救助を依頼すべきか判らない場合であっても、自動的に救助の依頼を行うことができる。
図20は、第3の実施形態に係るサーバ装置における異常検知処理の例を示すフローチャートである。尚、図20のステップS801〜S808、及びステップS811以降の処理は、第1の実施形態と同様であり、ステップS1301、S1302の処理は第2の実施形態と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
図20のステップS2001において、サーバ装置101は、所定の時間間隔で各端末装置103の位置を比較し、移動していない端末装置103があるかどうかを判断する(ステップS2002)。
尚、本実施形態では、各端末装置の位置を比較する所定の時間を限定しないが、一例として、人の歩行速度は分速80m/分程度であるので、スピーカ間の距離10mとすれば、端末装置103は避難時には、1分間で8か所のスピーカIDを取得できる。従って、サーバ装置101は、例えば、30秒間隔で各端末装置103の位置を比較し、2回の比較で端末装置103の位置が同じである場合、端末装置103が移動していないと判断するものであっても良い。
サーバ装置101は、ステップS2002で、移動していない端末装置103があると判断した場合、移動していない端末装置103に安否確認メールを送信すると共に、所定の連絡先(避難救助隊等)に連絡を行う(ステップS2003)。端末装置103は、ステップS2004において、安否確認メールを受信する。
一方、サーバ装置101は、ステップS2002で、移動していない端末装置103がないと判断した場合、ステップS809に移行し、第2の実施形態のステップS809以降の処理を行う。
本実施形態によれば、何らかの理由により、避難ができない利用者を検知し、安否の確認や、救助隊の派遣等を行うことが容易になる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、端末装置103の利用者が避難経路を誤って、災害が発生している場所に近づいていることを検知した場合の処理の例について説明する。
図21は、第4の実施形態に係る避難ルートを外れた場合の処理の例を示すフローチャートである。尚、本実施形態のシステム構成、及び機能構成は、第1の実施形態と同様で良い。また、図21のステップS901〜S908の処理は、第1の実施形態と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
図21のステップ2101において、端末装置103は、避難ルートと、現在の位置とを比較し、現在避難ルート上にいるか?及び災害場所から離れているか?を判断する(ステップS2102)。端末装置103は、現在の場所が避難ルート上であり、災害場所から離れている場合、つまり、避難ルート情報に従って正しく避難が行われている場合、ステップS902に戻って、処理を繰り返す。一方、端末装置103は、現在の場所が避難ルート上ではない、又は災害場所から離れていない、つまり、避難ルート情報に従って正しく避難が行われていない場合、ステップS2103以降の処理を実行する。
ステップS2103において、端末装置103は、避難ルート上の最も近い出力装置102が設置された地点までの避難ルート情報を表示入力手段522に表示し、サーバ装置101に、自装置がルートを外れたことを示す情報を通知する(ステップS2104)。
ステップS2105において、端末装置103からルートを外れたことを示す情報を受信したサーバ装置101は、端末装置103に通知する避難ルート情報を更新し(ステップS2106)、ステップS901に戻って処理を継続する。
ここで、避難ルートを外れた場合の処理について具体的な例をあげて説明する。
図22は、第4の実施形態に係る災害発生時の端末装置の位置情報の例を示す図である。図22(a)は、災害発生時の端末装置の台数情報706と、サーバ装置101が作成した避難ルート(矢印)を示している。また図22(b)は、地点4、及び地点5に対応するエリアに位置する端末装置103の端末IDと、各端末装置103の誘導地点を示している。
図23は、第4の実施形態に係る一定時間経過後の端末装置の位置情報の例を示す図である。図23(a)は、災害発生時から一定時間経過後の端末装置103の移動状況を示している。また、図23(b)は、地点4、及び地点5にある端末装置103の端末IDを示している。
図22と図23を比較すると、端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103は、災害発生時には地点4にいたが、一定時間経過後には、誘導地点である地点7とは逆の地点5にいる。つまり、端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103の利用者は、災害発生地点に近づく方向に移動したと考えられる。このような場合、サーバ装置101は、端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103に対して、アラーム等によって注意喚起を行い、新たな避難ルート情報を作成し、通知することが望ましい。
図24は、第4の実施形態に係る判定情報の例を示す図である。
例えば、図22及び図23を参照すると、端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103は、地点4から地点5に移動しており、誘導地点と現在の端末装置103の位置とに差異があるので、図24の「地点の差異」の項は「×」となっている。尚、「地点の差異」の項の「×」は、端末装置103の図22の誘導場所と、図23の場所が一致しないことを示している。
さらに、端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103は、前述したように、災害発生地点に近づいているので、「災害場所から離れているかの判定」の項が「×」となっている。尚、「災害場所から離れているかの判定」の項の「×」は、端末装置103の図22の場所よりも、図23の場所が、災害発生地点に近いことを示す。
このような場合、サーバ装置101は、図22の端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103の判定を「×」とし、端末IDが「XXX-XXXX-0105」の端末装置103に対してアラーム等を通知することが望ましい。
尚、建物106の通路と、災害発生地点との関係から、正しい避難ルートであっても、一時的に災害発生場所に近づく場合があるので、サーバ装置101は、「地点の差異」と、「災害場所から離れているかの判定」を併用して、アラームを通知することが望ましい。
一方、端末IDが「XXX-XXXX-0101」の端末装置103は、図22及び図23を参照すると、地点4から移動しておらず、誘導地点と現在の端末装置103の位置とに差異があるので、「地点の差異」の項は「×」となる。しかし、端末IDが「XXX-XXXX-0101」の端末装置103は、災害発生地点に近づいていないので、「災害場所から離れているかの判定」の項は「○」となっている。このような場合、サーバ装置101は、判定を「○」とし、端末IDが「XXX-XXXX-0101」の端末装置103に対してアラーム等の通知を行わないことが望ましい。
このように、サーバ装置101は、端末装置103に避難ルート情報を通知した時点から所定の時間を経過した後の端末装置103の位置が、避難ルート情報が示す場所又は経路と異なる場合、端末装置103にアラームや、新たな避難ルート情報等を通知する。
本実施形態に係る情報処理システムによれば、誤って災害発生地点に向かっている端末装置103を検知し、端末装置103の利用者に、適切な避難ルート情報を提示することができる。
[その他の実施形態]
上記の第1〜第4の実施形態は一例であり、本発明の範囲を限定するものではない。情報処理システム100は他にも様々なシステム構成が可能である。
例えば、第1〜第4の実施形態では、端末装置103は、無線通信等によりネットワーク105に接続し、サーバ装置101に、端末装置103の端末IDと、出力装置102のスピーカIDを送信するものとして説明を行った。しかし、災害発生時には、無線通信によるアクセスが集中し、端末装置103がネットワーク105に接続し難くなる場合がある。
従って、別の好適な一例として、図25に示すように、スピーカIDを含む音波を出力する出力装置を、音波の取得も可能な入出力装置2501とし、端末装置103から出力された音波に含まれる端末IDを取得する構成とすることができる。
この場合、端末装置103は、端末装置103の端末IDを含む音波を出力する。また、入出力装置(出力装置の別の一例)2501は、端末装置103から出力された音波に含まれる端末IDを取得し、取得した端末IDと、入出力装置2501のスピーカIDとをサーバ装置101に送信する。サーバ装置101は、入出力装置2501から受信した情報に基づいて、第1〜第4の実施形態と同様に、図7(a)のような端末装置の位置情報701を作成する。また、サーバ装置101は、避難ルート情報を、入出力装置2501を介して、端末装置103に通知する。
図26は、その他の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
図26において、入出力装置(出力装置)2501は、図5に示す音波出力手段513に代えて、音波出力取得手段2601を有している。
音波出力取得手段2601は、入出力装置2501のスピーカIDを含む音波を出力すると共に、端末装置103が出力する音波に含まれる端末装置103の端末IDを取得する手段である。音波出力取得手段2601は、例えば、図3の音波制御部306、音波出力部307、音波取得部308、及びCPU301で動作するプログラム等によって実現される。
また、図26において、端末装置103は、図5の音波取得手段515、情報抽出手段516等に代えて、音波出力取得手段2602を有している。端末装置103の音波出力取得手段2602は、端末装置103の端末IDを含む音波を出力する。また、音波出力取得手段2602は、入出力装置2501から出力される音波に含まれる避難ルート情報を取得する。端末装置103の音波出力取得手段2602は、例えば、図3のマイク部407、スピーカ部408、及びCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
上記の構成により、情報処理システム100は、無線通信の集中を回避し、安定した避難ルート情報を提供することが可能となる。
また、第1〜第4の実施形態では、サーバ装置101が登録情報DB511と、位置情報DB510とを有しているものとして説明を行ったが、登録情報DB511、位置情報DB510等は、例えば、他のサーバ装置等が有していても良い。
<まとめ>
一実施形態に係る情報処理システム(100)は、互いに異なる位置に設けられた複数の出力装置(102)から、出力装置(102)の出力装置識別情報を含む音波を出力する。また、利用者が所持する端末装置(103)は、出力装置(102)から出力された音波に含まれる出力装置識別情報を取得し、取得した出力装置識別情報と、端末装置(103)の端末装置識別情報とをサーバ装置(101)に送信する。さらに、サーバ装置(101)は、例えば、火災等の災害が発生すると、端末装置(103)から受信した出力装置識別情報及び端末装置識別情報に基づいて、端末装置(103)の位置に応じた避難ルート情報を端末装置(103)に通知する。
従って、情報処理システム(100)によれば、屋内等で災害が発生した場合等に、屋内等にいる一般の利用者に、各利用者の位置に応じた適切な避難経路を容易に提示することができる。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
100 情報処理システム
101 サーバ装置(情報処理装置)
102 出力装置
103 端末装置
502 情報受信手段(受信手段)
503 移動情報生成手段(生成手段)
504 端末数判断手段(判断手段)
505 情報通知手段(通知手段)
511 登録情報DB(出力装置位置情報)
513 音波出力手段
515 音波取得手段
516 情報抽出手段
520 受信通知手段
602 端末ID(端末識別情報)
606 スピーカID(出力装置識別情報)
2501 入出力装置(出力装置の別の一例)
特開平6−111172号公報

Claims (13)

  1. 端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記端末装置から、前記端末装置の端末識別情報と、前記端末装置が出力装置から取得した出力装置識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報に基づいて、前記端末装置の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は前記端末装置の位置から次に向かう場所までの移動に関する情報を含む移動情報を前記端末装置に通知する通知手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 端末装置及び出力装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記出力装置から、前記出力装置が前記端末装置から取得した端末識別情報と、前記出力装置の出力装置識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報に基づいて、前記端末装置の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は前記端末装置の位置から次に向かう場所までの移動に関する情報を含む移動情報を前記端末装置に通知する通知手段と、
    を有する情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、
    前記出力装置を介して、前記移動情報を前記端末装置に通知する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報に基づいて、前記移動情報を生成する生成手段を有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成手段は、
    所定の事象が発生したこと、及び前記所定の事象が発生した位置を通知する事象発生情報に基づいて、前記所定の事象が発生した位置を避ける前記移動情報を生成する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記受信手段が受信した複数の前記端末識別情報及び前記出力装置識別情報に基づいて、
    異なる位置に設けられた複数の出力装置の位置に対応する端末装置の数を判断する判断手段を有し、
    前記生成手段は、
    前記判断された前記端末装置の数の変化量に基づいて前記移動情報を生成する請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置は、
    前記出力装置の出力装置識別情報と前記出力装置の位置に係る情報とを対応づけて記憶した出力装置位置情報と、前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報と、に基づいて前記端末装置の位置を特定する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記移動情報は、
    前記移動情報が、前記所定の目的地又は前記次に向かう場所までの避難情報であることを示す識別情報を含む請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記端末装置に前記移動情報を通知した後、所定の時間間隔で前記端末装置の位置を比較し、前記比較した端末装置の位置が同じである場合、
    前記端末装置又は予め定められた連絡先に所定の情報を通知する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記端末装置に前記移動情報を通知した時点から所定の時間を経過した後の前記端末装置の位置が、前記移動情報が示す場所又は経路と異なる場合、
    前記端末装置に新たな移動情報を通知する請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置と、互いに異なる位置に設けられた複数の出力装置と、前記情報処理装置と通信可能な端末装置と、を含む情報処理システムであって、
    前記出力装置は、
    所定の情報を含む音波を出力する音波出力手段を有し、
    前記端末装置は、
    前記出力された音波を取得する音波取得手段と、
    前記取得した音波に含まれる前記所定の情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報処理装置又は前記出力装置から、前記端末装置の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は前記端末装置の位置から次に向かう場所までの移動に関する情報を含む移動情報を受信した場合、前記移動情報を受信したことを利用者に通知する受信通知手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  12. 前記出力装置は、
    前記出力装置の出力装置識別情報を含む音波を出力し、
    前記端末装置は、
    前記移動情報を受信した後、所定の時間間隔で前記取得した音波に含まれる前記出力装置識別情報を比較し、前記比較した出力装置識別情報が同じである場合、
    前記情報処理装置に所定の情報を通知する請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 端末装置と通信可能な情報処理装置を、
    前記端末装置から、前記端末装置の端末識別情報と、前記端末装置が出力装置から取得した出力装置識別情報とを受信する受信手段と、
    前記受信した端末識別情報及び出力装置識別情報に基づいて、前記端末装置の位置から所定の目的地までの移動に関する情報、又は前記端末装置の位置から次に向かう場所までの移動に関する情報を含む移動情報を前記端末装置に通知する通知手段と、
    として機能させるためのプログラム。
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