JP2016129482A - 非接触給電システム、送電装置、及び受電装置 - Google Patents

非接触給電システム、送電装置、及び受電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成にて送電装置から受電装置に効率よく安定して電力を供給する非接触給電システムを提供する。【解決手段】非接触給電システム1は、送電コイル111a、111bとコンデンサとを用いて構成される送電側の共振回路(送電回路)を有して磁界共鳴方式の非接触給電を行う送電装置10と、受電コイル211a、211bとコンデンサとを用いて構成される受電側の共振回路(受電回路)を有して送電装置10から非接触給電により給電を受ける受電装置20とを備えて構成される。送電装置10は複数の送電側の共振回路を有し、複数の送電側の共振回路を構成する送電コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている。また、受電装置20は複数の受電側の共振回路を有し、複数の受電側の共振回路を構成する受電コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成される。【選択図】図8

Description

この発明は、非接触給電システム、送電装置、及び受電装置に関する。
特許文献1には、機器がどのような向きにあってもその機器に対して非接触にて効率的にエネルギーを供給できるようにすることを目的として、それぞれ異なる方向に磁界を発生するように設置される複数の一次コイルと、複数の一次コイルに対して所定の周期で変化する電圧を供給する電源装置とを備え、複数の一次コイルから発生する磁界により機器に備えられた二次コイルに電気的エネルギーを誘起させるようにエネルギー供給装置を構成することが記載されている。
特開2004−159456号公報
磁界共鳴方式の非接触給電を行うシステムにおいて、送電装置から受電装置に効率よく電力を供給するためには、送電装置の送電コイルの巻回軸の方向と受電装置の送電コイルの巻回軸の方向とが一致している必要がある。このため、例えば、受電装置が移動体や回転体に搭載されている場合や、送電装置及び受電装置の位置関係が送電装置の送電コイルの巻回軸と受電装置の受電コイルの巻回軸を一致させることができないような位置関係で存在している場合には、送電装置から受電装置に効率よく安定して電力を供給することができない。
本発明はこうした背景に鑑みてなされたものであり、簡素な構成にて送電装置から受電装置に効率よく安定して電力を供給することが可能な、非接触給電システム、送電装置、及び受電装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の一つは、非接触給電システムであって、コイルとコンデンサとを用いて構成される送電側の共振回路を有して磁界共鳴方式の非接触給電を行う送電装置と、コイルとコンデンサとを用いて構成される受電側の共振回路を有して前記送電装置から前記非接触給電により給電を受ける受電装置とを備えて構成される非接触給電システムであって、前記送電装置は複数の前記送電側の共振回路を有し、前記複数の送電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている。
本発明によれば、送電側の共振回路のコイルと受電側の共振回路のコイルの様々な配置の態様に柔軟に対応して効率よく安定して非接触給電を行うことができる。また複数の送電側の共振回路の夫々のコイルの巻回軸の方向を互いに直交させているので、コイル間での磁界の影響(干渉)が無く、効率よく非接触給電を行うことができる。
本発明の他の一つは、非接触給電システムであって、コイルとコンデンサとを用いて構成される送電側の共振回路を有して磁界共鳴方式の非接触給電を行う送電装置と、コイルとコンデンサとを用いて構成される受電側の共振回路を有して前記送電装置から前記非接触給電により給電を受ける受電装置とを備えて構成される非接触給電システムであって、 前記受電装置は複数の前記受電側の共振回路を有し、前記複数の受電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている。
本発明によれば、送電側の共振回路のコイルと受電側の共振回路のコイルの様々な配置の態様に柔軟に対応して効率よく安定して非接触給電を行うことができる。また複数の受電側の共振回路の夫々のコイルの巻回軸の方向を互いに直交させているので、コイル間での磁界の影響(干渉)が無く、効率よく非接触給電を行うことができる。
本発明の他の一つは、上記非接触給電システムであって、前記受電装置は複数の前記受電側の共振回路を有し、前記複数の受電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている。
このように送電装置は複数の送電側の共振回路を有し、複数の送電側の共振回路を構成するコイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されており、一方、受電装置は複数の受電側の共振回路を有し、複数の受電側の共振回路を構成するコイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されているので、送電側の共振回路のコイルと受電側の共振回路のコイルの様々な配置の態様に柔軟に対応して効率よく安定して非接触給電を行うことができる。
本発明の他の一つは、上記非接触給電システムであって、前記送電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々導体線を互いに異なる径で環状に巻回して構成されており、夫々の中心を一致させて、一のコイルが他のコイルの内部空間に収容されるように構成されている。
送電側の共振回路を構成している各コイルをこのような構成とすることで、送電装置の各コイルの全体をコンパクトに構成することができ、ひいては送電装置の小型化を図ることができる。
本発明の他の一つは、上記非接触給電システムであって、前記受電側の各共振回路を構成している前記コイルは、夫々導体線を互いに異なる径で環状に巻回して構成されており、夫々の中心を一致させて、一のコイルが他のコイルの内部空間に収容されるように構成されている。
受電側の共振回路を構成している各コイルをこのような構成とすることで、受電装置の各コイルの全体をコンパクトに構成することができ、ひいては受電装置の小型化を図ることができる。
本発明の他の一つは、上記非接触給電システムであって、前記送電装置は、前記共振回路の夫々に対する電力供給の有無を制御するスイッチ回路を備える。
本発明によれば、複数の送電側の共振回路のうち、特定の共振回路のみを選択して機能させることができ、効率的な非接触給電を実現することができる。
本発明の他の一つは、上記非接触給電システムであって、前記複数の送電側の共振回路の夫々の前記非接触給電の伝送効率をモニタする回路を備え、スイッチ回路は、前記伝送効率に応じて、前記複数の送電側の共振回路の夫々に対する電力供給の有無を制御する。
本発明によれば、例えば、複数の送電側の共振回路のうち、伝送効率の高い共振回路のみを選択して機能させることができ、効率的な非接触給電を実現することができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、簡素な構成にて送電装置から受電装置に効率よく安定して電力を供給することができる。
第1実施例の非接触給電システム1の概略的な構成を説明する図である。 送電装置10の構成を示す図である。 受電装置20の構成を示す図である。 送電コイル111と受電コイル211の配置例を示す図である。 第2実施例の非接触給電システム1の概略的な構成を説明する図である。 送電装置10の構成を示す図である。 受電装置20の構成を示す図である。 送電コイル111と受電コイル211の配置例を示す図である。 第3実施例の非接触給電システム1の概略的な構成を説明する図である。 送電装置10の構成を示す図である。 受電装置20の構成を示す図である。 送電コイル111と受電コイル211の配置例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面とともに説明する。尚、以下の説明において、共通する構成に同一の符号を付すことにより重複する説明を省略することがある。また類似する構成について同一の符号を付してそれらの構成を総称することがある。
=第1実施例=
図1に第1実施例として示す磁界共鳴方式の非接触給電システム1の概略的な構成を示している。同図に示すように、非接触給電システム1は、送電装置10及び受電装置20を含む。送電装置10は、受電装置20に向けて磁界共鳴方式の非接触給電による送電を行う。受電装置20は、送電装置10から送られてくる電力を受電する。
図2に第1実施例における送電装置10の主要な構成を示している。同図に示すように、送電装置10は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う2つの送電回路11(第1送電回路11a、第2送電回路11b)、電源回路12、及びスイッチ回路13を備える。
第1送電回路11aは、第1送電コイル111a、第1送電コンデンサ112a、及び第1制御回路113aを備える。第2送電回路11bは、第2送電コイル111b、第2送電コンデンサ112b、及び第2制御回路113bを備える。
第1送電コイル111a及び第1送電コンデンサ112aは、共振回路を構成している。第1送電コイル111aは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第1送電コイル111aは、例えば、絶縁性の枠体に固定されている。第1制御回路113aは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
第2送電コイル111b及び第2送電コンデンサ112bは、共振回路を構成している。第2送電コイル111bは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第2送電コイル111bは、例えば、絶縁性の枠体に固定されている。第2制御回路113bは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
電源回路12は、例えば、スイッチング方式やリニア方式の回路であり、2つの送電回路11(第1送電回路11a、第2送電回路11b)に駆動電力を供給する。スイッチ回路13は、2つの送電回路11の夫々に対する、電源回路12から供給される電力の供給(オンオフ)を制御する。
図3に受電装置20の主要な構成を示している。同図に示すように、受電装置20は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う受電回路21(第1受電回路21a)、及び負荷22を備える。
第1受電回路21aは、第1受電コイル211a、第1受電コンデンサ212a、及び第1整流回路213aを備える。
第1受電コイル211a及び第1受電コンデンサ212aは、共振回路を構成している。第1受電コイル211aは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第1整流回路213aは、上記共振回路が受電した交流電力を直流電力に変換して負荷22に供給する。
図4に、送電装置10の2つの送電コイル111(第1送電コイル111a、第2送電コイル111b)と受電装置20の受電コイル211(第1受電コイル211a)の配置例を示している。
この例では、第1送電コイル111aについては、その巻回軸の方向が同図に設定した三次元直交座標系のx軸に平行になるように、第2送電コイル111bについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のy軸に平行になるように、夫々送電装置10に設けられている。つまり第1送電コイル111a及び第2送電コイル111bの夫々の巻回軸の方向は互いに直交している。そのため、第1送電コイル111aによって生成される磁界と第2送電コイル111bによって生成される磁界との間の影響(干渉)を防ぐことができ、送電装置10は、各送電回路11から効率よく送電を行うことができる。
同図に示すように、第2送電コイル111bの外径は、第1送電コイル111aの内径よりも小さく、第2送電コイル111bは、第1送電コイル111aの内部空間に、その中心が第1送電コイル111aの中心と一致するように設けられている。第1送電コイル111aと第2送電コイル111bをこのような配置とすることにより、送電コイル111全体をコンパクトに構成することができ、ひいては送電装置10の小型化を図ることができる。
第1受電コイル211aは、その巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のx軸に平行になるように受電装置20に設けられている。
送電装置10の各送電回路11の共振回路の共振周波数と、受電装置20の受電回路21の共振周波数は、いずれも一致させてある。従って、送電装置10の各送電回路11はいずれも受電回路21に対して電力を供給することが可能である。
<作用>
第1実施例の非接触給電システム1の作用について説明する。尚、以下の説明において、スイッチ回路13の制御によって、第1送電回路11a及び第2送電回路11bには電源回路12から電力が供給されているものとする。
ここで例えば、図4に示すような状態で、送電装置10の送電コイル111(第1送電コイル111a、第2送電コイル111b)と受電装置20の受電コイル211(第1受電コイル211a)とが配置されている場合を考える。尚、説明の簡単のため、各送電コイル111の巻回軸及び受電コイル211の巻回軸は、いずれもxy平面に平行な同一平面上にあるものとする。
ここでまず第1送電コイル111aの巻回軸の方向と第1受電コイル211aの巻回軸の方向とが一致している場合には、第1送電回路11aと第1受電回路21aとの間で効率よく非接触給電を行うことができる。
次に第1送電コイル111aの巻回軸の方向と第1受電コイル211aの巻回軸の方向がずれた場合を考える。この場合、両者の巻回軸の方向が一致していた場合に比べ、第1送電回路11aと第1受電回路21aとの間の伝送効率が低下する。しかし一方で第2送電コイル111bと第1受電コイル211aの間の伝送効率が向上するので、上記伝送効率の低下分を補償することができる。このように、第1実施例の非接触給電システム1においては、送電コイル111の巻回軸の方向又は受電コイル211の巻回軸の方向が変化した場合でも伝送効率の低下を防ぐことができる。
尚、送電装置10において、各送電回路11のうち、受電装置20への伝送効率が高いものを選択して電源回路12の電力を供給するようにしてもよい。その場合、上記伝送効率は、例えば、送電装置10と受電装置20を通信可能に接続し、受電装置20の受電電力を送電装置10に随時フィードバックし、同一時刻における送電電力と受電電力の比を求めることにより送電装置10側で把握する。また例えば、送電装置10が電源回路12の消費電力をモニタすることにより上記伝送効率を把握する構成としてもよい。
また非接触給電システム1が、例えば、送電装置10と受電装置20の相対的な位置関係、各送電コイル111の巻回軸の方向、受電コイル211の巻回軸の方向が所定期間の間、同じ状態に維持されるような静的な状況で用いられる場合には、スイッチ回路13が、受電回路21への伝送効率の高い送電回路11に対してのみ電源回路12の電力を供給するようにして消費電力の低減を図るようにしてもよい。その場合、送電装置10に、電源回路12の電力の供給先とする送電回路11を設定するためのユーザインタフェース(例えば、ディップスイッチ)を設けてもよい。
=第2実施例=
図5に第2実施例として示す磁界共鳴方式の非接触給電システム1の概略的な構成を示している。同図に示すように、非接触給電システム1は、送電装置10及び受電装置20を含む。送電装置10は、受電装置20に向けて磁界共鳴方式の非接触給電による送電を行う。受電装置20は、送電装置10から送られてくる電力を受電する。
図6に第1実施例における送電装置10の主要な構成を示している。同図に示すように、送電装置10は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う2つの送電回路11(第1送電回路11a、第2送電回路11b)、電源回路12、及びスイッチ回路13を備える。
第1送電回路11aは、第1送電コイル111a、第1送電コンデンサ112a、及び第1制御回路113aを備える。第2送電回路11bは、第2送電コイル111b、第2送電コンデンサ112b、及び第2制御回路113bを備える。
第1送電コイル111a及び第1送電コンデンサ112aは、共振回路を構成している。第1送電コイル111aは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第1送電コイル111aは、例えば、絶縁性の枠体に固定されている。第1制御回路113aは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
第2送電コイル111b及び第2送電コンデンサ112bは、共振回路を構成している。第2送電コイル111bは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第2送電コイル111bは、例えば、絶縁性の枠体に固定支持されている。第2制御回路113bは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
電源回路12は、例えば、スイッチング方式やリニア方式の回路であり、2つの送電回路11(第1送電回路11a、第2送電回路11b)に駆動電力を供給する。スイッチ回路13は、2つの送電回路11の夫々に対する、電源回路12から供給される電力の供給(オンオフ)を制御する。
図7に受電装置20の主要な構成を示している。同図に示すように、受電装置20は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う2つの受電回路21(第1受電回路21a、第2受電回路21b)、及び負荷22を備える。
第1受電回路21aは、第1受電コイル211a、第1受電コンデンサ212a、及び第1整流回路213aを備える。第2受電回路21bは、第2受電コイル211b、第2受電コンデンサ212b、及び第2整流回路213bを備える。
第1受電コイル211a及び第1受電コンデンサ212aは、共振回路を構成している。第1受電コイル211aは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第1整流回路213aは、上記共振回路が受電した交流電力を直流電力に変換して負荷22に供給する。
第2受電コイル211b及び第2受電コンデンサ212bは、共振回路を構成している。第2受電コイル211bは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第2整流回路213bは、上記共振回路が受電した交流電力を直流電力に変換して負荷22に供給する。
図8に、送電装置10の2つの送電コイル111(第1送電コイル111a、第2送電コイル111b)と受電装置20の2つの受電コイル211(第1受電コイル211a、第2受電コイル211b)の配置例を示している。
この例では、第1送電コイル111aについては、その巻回軸の方向が同図に設定した三次元直交座標系のx軸に平行になるように、第2送電コイル111bについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のy軸に平行になるように、夫々送電装置10に設けられている。つまり第1送電コイル111a及び第2送電コイル111bの夫々の巻回軸の方向は互いに直交している。このように第1送電コイル111a及び第2送電コイル111bの夫々の巻回軸の方向は直交している。そのため、第1送電コイル111aによって生成される磁界と第2送電コイル111bによって生成される磁界との間の影響(干渉)を防ぐことができ、送電装置10は、各送電回路11から効率よく送電を行うことができる。
同図に示すように、第2送電コイル111bの外径は、第1送電コイル111aの内径よりも小さく、第2送電コイル111bは、第1送電コイル111aの内部空間に、その中心が第1送電コイル111aの中心と一致するように設けられている。第1送電コイル111aと第2送電コイル111bをこのような配置とすることにより、送電コイル111全体をコンパクトに構成することができ、ひいては送電装置10の小型化を図ることができる。
またこの例では、第1受電コイル211aについては、その巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のx軸に平行になるように、第2受電コイル211bについては、その巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のy軸に平行になるように、夫々受電装置20に設けられている。つまり第1受電コイル211aと第2受電コイル211bの巻回軸は互いに直交している。
また同図に示すように、第2受電コイル211bの外径は第1受電コイル211aの内径よりも小さく、第2受電コイル211bは、第1受電コイル211aの内部空間に、その中心が第1受電コイル211aの中心と一致するように設けられている。第1受電コイル211a、及び第2受電コイル211bをこのような配置とすることにより、受電コイル211全体をコンパクトに構成することができ、ひいては受電装置20の小型化を図ることができる。
送電装置10の各送電回路11の共振回路の共振周波数と、受電装置20の各受電回路21の共振周波数は、いずれも一致させてある。従って、送電装置10の各送電回路11は、受電装置20のいずれの受電回路21に対しても電力を供給することが可能である。
<作用>
第2実施例の非接触給電システム1の作用について説明する。尚、以下の説明において、スイッチ回路13の制御によって、第1送電回路11a及び第2送電回路11bには電源回路12から電力が供給されているものとする。
ここで例えば、図8に示すような状態で、送電装置10の送電コイル111(第1送電コイル111a、第2送電コイル111b)と受電装置20の受電コイル211(第1受電コイル211a、第2受電コイル211b)とが配置されている場合を考える。尚、説明の簡単のため、各送電コイル111の巻回軸及び各受電コイル211の巻回軸は、いずれもxy平面に平行な同一平面上にあるものとする。
ここでまず第1送電コイル111aの巻回軸の方向と第1受電コイル211aの巻回軸の方向とが一致している場合には、第1送電回路11aと第1受電回路21aとの間で効率よく非接触給電を行うことができる。
次に第1送電コイル111aの巻回軸の方向と第1受電コイル211aの巻回軸の方向がずれた場合を考える。この場合、両者の巻回軸の方向が一致していた場合に比べ、第1送電回路11aと第1受電回路21aとの間の伝送効率が低下する。しかし一方で第1送電コイル111aと第1受電コイル211a以外の、送電コイル111と受電コイル211の組み合わせ(第1送電コイル111aと第2受電コイル211b、第2送電コイル111bと第1受電コイル211a、第2送電コイル111bと第2受電コイル211b)においては伝送効率が向上するので、上記伝送効率の低下分を補償することができる。そのため、第2実施例の非接触給電システム1においては、送電コイル111の巻回軸の方向又は受電コイル211の巻回軸の方向が変化した場合でも伝送効率の低下を防ぐことができる。
尚、送電装置10において、各送電回路11のうち、受電装置20への伝送効率が高いものを選択して電源回路12の電力を供給するようにしてもよい。その場合、上記伝送効率は、例えば、送電装置10と受電装置20を通信可能に接続し、受電装置20の受電電力を送電装置10に随時フィードバックし、同一時刻における送電電力と受電電力の比を求めることにより送電装置10側で把握する。また例えば、送電装置10が電源回路12の消費電力をモニタすることにより上記伝送効率を把握する構成としてもよい。
また非接触給電システム1が、例えば、送電装置10と受電装置20の相対的な位置関係、各送電コイル111の巻回軸の方向、受電コイル211の巻回軸の方向が所定期間の間、同じ状態に維持されるような静的な状況で用いられる場合には、スイッチ回路13が、受電回路21への伝送効率の高い送電回路11に対してのみ電源回路12の電力を供給するようにして消費電力の低減を図るようにしてもよい。その場合、送電装置10に、電源回路12の電力の供給先とする送電回路11を設定するためのユーザインタフェース(例えば、ディップスイッチ)を設けてもよい。
=第3実施例=
図9に第3実施例として示す磁界共鳴方式の非接触給電システム1の概略的な構成を示している。同図に示すように、非接触給電システム1は、送電装置10及び受電装置20を含む。送電装置10は、受電装置20に向けて磁界共鳴方式の非接触給電による送電を行う。受電装置20は、送電装置10から送られてくる電力を受電する。
図10に送電装置10の主要な構成を示している。同図に示すように、送電装置10は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う3つの送電回路11(第1送電回路11a、第2送電回路11b、第3送電回路11c)、電源回路12、及びスイッチ回路13を備える。
第1送電回路11aは、第1送電コイル111a、第1送電コンデンサ112a、及び第1制御回路113aを備える。第2送電回路11bは、第2送電コイル111b、第2送電コンデンサ112b、及び第2制御回路113bを備える。第3送電回路11cは、第3送電コイル111c、第3送電コンデンサ112c、及び第3制御回路113cを備える。
第1送電コイル111a及び第1送電コンデンサ112aは、共振回路を構成している。第1送電コイル111aは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第1送電コイル111aは、例えば、絶縁性の枠体に固定されている。第1制御回路113aは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
第2送電コイル111b及び第2送電コンデンサ112bは、共振回路を構成している。第2送電コイル111bは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第2送電コイル111bは、例えば、絶縁性の枠体に固定支持されている。第2制御回路113bは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
第3送電コイル111c及び第3送電コンデンサ112cは、共振回路を構成している。第3送電コイル111cは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第3送電コイル111cは、例えば、絶縁性の枠体に固定支持されている。第3制御回路113cは、ドライバ回路(ゲートドライバ、ハーフブリッジドライバ等)を含み、電源回路12から供給される電力に基づき、上記共振回路に供給する所定周波数の駆動電流を生成する。
電源回路12は、例えば、スイッチング方式やリニア方式の回路であり、3つの送電回路11(第1送電回路11a、第2送電回路11b、第3送電回路11c)に駆動電力を供給する。スイッチ回路13は、3つの送電回路11の夫々に対する、電源回路12から供給される電力の供給(オンオフ)を制御する。
図11に受電装置20の主要な構成を示している。同図に示すように、受電装置20は、磁界共鳴方式の非接触給電を行う3つの受電回路21(第1受電回路21a、第2受電回路21b、第3受電回路21c)、及び負荷22を備える。
第1受電回路21aは、第1受電コイル211a、第1受電コンデンサ212a、及び第1整流回路213aを備える。第2受電回路21bは、第2受電コイル211b、第2受電コンデンサ212b、及び第2整流回路213bを備える。第3受電回路21cは、第3受電コイル211c、第3受電コンデンサ212c、及び第3整流回路213cを備える。
第1受電コイル211a及び第1受電コンデンサ212aは、共振回路を構成している。第2受電コイル211aは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第1整流回路213aは、上記共振回路が受電した交流電力を直流電力に変換して負荷22に供給する。
第2受電コイル211b及び第2受電コンデンサ212bは、共振回路を構成している。第2受電コイル211bは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第2整流回路213bは、上記共振回路が受電した交流電力を直流電力に変換して負荷22に供給する。
第3受電コイル211c及び第3受電コンデンサ212cは、直列共振回路を構成している。第3受電コイル211cは、その巻回軸の周りに絶縁被覆銅線等の導体線を環状に所定回数巻回した構成を有する。第3整流回路213cは、上記共振回路が受電した交流電力を直流電力に変換して負荷22に供給する。
図12に、送電装置10の3つの送電コイル111(第1送電コイル111a、第2送電コイル111b、第3送電コイル111c)及び3つの受電コイル211(第1受電コイル211a、第2受電コイル211b、第3受電コイル211c)の配置例を示している。
この例では、第1送電コイル111aについては、その巻回軸の方向が同図に設定した三次元直交座標系のx軸に平行になるように、第2送電コイル111bについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のy軸に平行になるように、第3送電コイル111cについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のz軸に平行になるように、夫々送電装置10に設けられている。つまり、第1送電コイル111a、第2送電コイル111b、及び第3送電コイル111cの夫々の巻回軸の方向は互いに直交している。そのため、第1送電コイル111aによって生成される磁界、第2送電コイル111bによって生成される磁界、及び第3送電コイル111cによって生成される磁界の間の影響(干渉)を防ぐことができ、送電装置10は、各送電回路11から効率よく送電を行うことができる。
同図に示すように、第2送電コイル111bの外径は、第1送電コイル111aの内径よりも小さく、第2送電コイル111bは、第1送電コイル111aの内部空間に、その中心が第1送電コイル111aの中心と一致するように設けられている。また第3送電コイル111cの外径は、第1送電コイル111a及び第2送電コイル111bの内径よりも小さく、第3送電コイル111cは、第1送電コイル111a及び第2送電コイル111bの内部空間に、その中心が第1送電コイル111a及び第2送電コイル111bの中心と一致するように設けられている。第1送電コイル111a、第2送電コイル111b、及び第3送電コイル111cをこのような配置とすることにより、送電コイル111全体をコンパクトに構成することができ、ひいては送電装置10の小型化を図ることができる。
またこの例では、第1受電コイル211aについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のx軸に平行になるように、第2受電コイル211bについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のy軸に平行になるように、第3受電コイル211cについてはその巻回軸の方向が上記三次元直交座標系のz軸に平行になるように、夫々受電装置20に設けられている。つまり第1受電コイル211a、第2受電コイル211b、及び第3受電コイル211cの夫々の巻回軸は互いに直交している。
また同図に示すように、第2受電コイル211bの外径は第1受電コイル211aの内径よりも小さく、第2受電コイル211bは、第1受電コイル211aの内部空間に、その中心が第1受電コイル211aの中心と一致するように設けられている。また第3受電コイル211cの外径は、第1受電コイル211a及び第2受電コイル211bの内径よりも小さく、第3受電コイル211cは、第1受電コイル211a及び第2受電コイル211bの内部空間に、その中心が第1受電コイル211a及び第2受電コイル211bの中心と一致するように設けられている。第1受電コイル211a、第2受電コイル211b、及び第3受電コイル211cをこのような配置とすることにより、受電コイル211全体をコンパクトに構成することができ、ひいては受電装置20の小型化を図ることができる。
送電装置10の各送電回路11の共振回路の共振周波数と、受電装置20の受電回路21の共振周波数は、いずれも一致させてある。従って、送電装置10の各送電回路11は、受電装置20のいずれの受電回路21に対しても電力を供給することが可能である。
<作用>
第3実施例の非接触給電システム1の作用について説明する。尚、以下の説明において、スイッチ回路13の制御によって、第1送電回路11a、第2送電回路11b、及び第3送電回路11cには電源回路12から電力が供給されているものとする。
ここで例えば、図12に示すような状態で、送電装置10の送電コイル111(第1送電コイル111a、第2送電コイル111b、第3送電コイル111c)と受電装置20の受電コイル211(第1受電コイル211a、第2受電コイル211b、第3受電コイル211c)とが配置されている場合を考える。尚、説明の簡単のため、当初、第1送電コイル111aの巻回軸及び第1受電コイル211aの巻回軸はいずれもxy平面に平行な同一平面上にあるものとする。
ここでまず第1送電コイル111aの巻回軸の方向と第1受電コイル211aの巻回軸の方向とが一致している場合には、第1送電回路11aと第1受電回路21aとの間で効率よく非接触給電を行うことができる。
次に第1送電コイル111aの巻回軸の方向と第1受電コイル211aの巻回軸の方向がずれた場合を考える。尚、このずれは第1送電コイル111aの巻回軸、又は第1受電コイル211aの巻回軸がxy平面に平行な同一平面上に存在しなくなるようなものでもよい。この場合、両者の巻回軸の方向が一致していた場合に比べ、第1送電回路11aと第1受電回路21aとの間の非接触給電の伝送効率は低下する。しかし一方で第1送電コイル111aと第1受電コイル211a以外の、送電コイル111と受電コイル211の組み合わせ(第1送電コイル111aと第2受電コイル211b、第1送電コイル111aと第3受電コイル211c、第2送電コイル111bと第1受電コイル211a、第2送電コイル111bと第2受電コイル211b、第2送電コイル111bと第3受電コイル211c、第3送電コイル111cと第1受電コイル211a、第3送電コイル111cと第2受電コイル211b、第3送電コイル111cと第3受電コイル211c)においては伝送効率が向上するので、上記伝送効率の低下分を補償することができる。そのため、第2実施例の非接触給電システム1においては、送電コイル111の巻回軸の方向又は受電コイル211の巻回軸の方向が変化した場合でも伝送効率の低下を防ぐことができる。
尚、送電装置10において、各送電回路11のうち、受電装置20への伝送効率が高いものを選択して電源回路12の電力を供給するようにしてもよい。その場合、上記伝送効率は、例えば、送電装置10と受電装置20を通信可能に接続し、受電装置20の受電電力を送電装置10に随時フィードバックし、同一時刻における送電電力と受電電力の比を求めることにより送電装置10側で把握する。また例えば、送電装置10が電源回路12の消費電力をモニタすることにより上記伝送効率を把握する構成としてもよい。
また非接触給電システム1が、例えば、送電装置10と受電装置20の相対的な位置関係、各送電コイル111の巻回軸の方向、受電コイル211の巻回軸の方向が所定期間の間、同じ状態に維持されるような静的な状況で用いられる場合には、スイッチ回路13が、受電回路21への伝送効率の高い送電回路11に対してのみ電源回路12の電力を供給するようにして消費電力の低減を図るようにしてもよい。その場合、送電装置10に、電源回路12の電力の供給先とする送電回路11を設定するためのユーザインタフェース(例えば、ディップスイッチ)を設けてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、以上の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、送電装置10が備える送電回路11の数と受電装置20が備える受電回路21の数は以上の実施例で示した態様に限られない。例えば、送電装置10が備える送電回路11を単数とし、受電装置20が備える受電回路21を複数として非接触給電システムを構成してもよい。
また以上では、複数の送電回路11の夫々の共振回路が独立(並列)している場合を例として説明したが、複数の送電回路11の夫々の送電コイル111を、送電コンデンサ112とともに直列に接続して一つの共振回路が構成されるようにしてもよい(例えば、第3実施例の場合には、第1送電コイル111a、第2送電コイル111b、第3送電コイル111c、及び送電コンデンサ112を直列に接続して共振回路を構成する)。同様に、複数の受電回路21の夫々の受電コイル211を受電コンデンサ212とともに直列に接続して一つの共振回路が構成されるようにしてもよい(例えば、第3実施例の場合には、第1受電コイル211a、第2受電コイル211b、第3受電コイル211c、及び受電コンデンサ212を直列に接続して共振回路を構成する)。
1 非接触給電システム、10 送電装置、11 送電回路、111 送電コイル、112 送電コンデンサ、113 制御回路、12 電源回路、13 スイッチ回路、20 受電装置、21 受電回路、211 受電コイル、213 整流回路、22 負荷

Claims (11)

  1. コイルとコンデンサとを用いて構成される送電側の共振回路を有して磁界共鳴方式の非接触給電を行う送電装置と、
    コイルとコンデンサとを用いて構成される受電側の共振回路を有して前記送電装置から前記非接触給電により給電を受ける受電装置と
    を備えて構成される非接触給電システムであって、
    前記送電装置は複数の前記送電側の共振回路を有し、
    前記複数の送電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている
    非接触給電システム。
  2. コイルとコンデンサとを用いて構成される送電側の共振回路を有して磁界共鳴方式の非接触給電を行う送電装置と、
    コイルとコンデンサとを用いて構成される受電側の共振回路を有して前記送電装置から前記非接触給電により給電を受ける受電装置と
    を備えて構成される非接触給電システムであって、
    前記受電装置は複数の前記受電側の共振回路を有し、
    前記複数の受電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている
    非接触給電システム。
  3. 請求項1に記載の非接触給電システムであって、
    前記受電装置は複数の前記受電側の共振回路を有し、
    前記複数の受電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている
    非接触給電システム。
  4. 請求項1に記載の非接触給電システムであって、
    前記送電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々導体線を互いに異なる径で環状に巻回して構成されており、夫々の中心を一致させて、一のコイルが他のコイルの内部空間に収容されるように構成されている
    非接触給電システム。
  5. 請求項3又は4に記載の非接触給電システムであって、
    前記受電側の各共振回路を構成している前記コイルは、夫々導体線を互いに異なる径で環状に巻回して構成されており、夫々の中心を一致させて、一のコイルが他のコイルの内部空間に収容されるように構成されている
    非接触給電システム。
  6. 請求項1又は3に記載の非接触給電システムであって、
    前記送電装置は、前記共振回路の夫々に対する電力供給の有無を制御するスイッチ回路を備える
    非接触給電システム。
  7. 請求項6に記載の非接触給電システムであって、
    前記複数の送電側の共振回路の夫々の前記非接触給電の伝送効率をモニタする回路を備え、
    スイッチ回路は、前記伝送効率に応じて、前記複数の送電側の共振回路の夫々に対する電力供給の有無を制御する
    非接触給電システム。
  8. 請求項1又は3に記載の非接触給電システムにおける前記送電装置であって、
    前記複数の送電側の共振回路を有し、
    前記複数の送電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている
    送電装置。
  9. 請求項2に記載の非接触給電システムにおける前記受電装置であって、
    前記複数の受電側の共振回路を有し、
    前記複数の受電側の各共振回路を構成する前記コイルの夫々は、夫々の巻回軸の方向が互いに直交するように構成されている
    受電装置。
  10. 請求項4に記載の非接触給電システムにおける前記送電装置であって、
    前記送電側の各共振回路を構成している前記コイルの夫々は、夫々導体線を互いに異なる径で環状に巻回して構成されており、夫々の中心を一致させて、一のコイルが他のコイルの内部空間に収容されるように構成されている
    送電装置。
  11. 請求項5に記載の非接触給電システムにおける前記受電装置であって、
    前記受電側の各共振回路を構成している前記コイルの夫々は、夫々導体線を互いに異なる径で環状に巻回して構成されており、夫々の中心を一致させて、一のコイルが他のコイルの内部空間に収容されるように構成されている
    受電装置。
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