JP2016128675A - ターボコンパウンドエンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】過給機と回収タービンとを備えたターボコンパウンドエンジンに関し、低負荷時の燃費を向上させる。【解決手段】過給機2と、回収タービン4と、回収タービン4に入力側クラッチ10aを介して接続された電動発電機5と、蓄電装置6と、電動発電機5に出力側クラッチ10bを介して接続されると共に、クランクシャフト7と連結された動力伝達機構8と、高負荷運転状態のとき、入力側クラッチ10aを接とすると共に出力側クラッチ10bを断として回収タービン4の排気エネルギーを蓄電装置6に電力として蓄電し、低負荷運転状態のとき、入力側クラッチ10aを断とすると共に出力側クラッチ10bを接として蓄電された電力により電動発電機5を駆動してエンジンE側に動力として戻す制御手段とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、過給機と排気エネルギーを回収する回収タービンとを備えたターボコンパウンドエンジンに関する。
過給エンジンの燃費向上法の一つとして、過給機と回収タービンとを備えたターボコンパウンドエンジンがある。
従来のターボコンパウンドエンジンは、図3に示すように、エンジンEの吸排気系に過給機2が接続されると共に、過給機2の排気タービン2aの下流側の排気通路3に回収タービン4が接続され、回収タービン4の動力が流体継手41及び減速歯車列42を介してエンジンEのクランクシャフト7へ伝えられる構成となっている。
これにより、ターボコンパウンドエンジン1では、エンジンEの排気系からの排気により、過給機2の排気タービン2aが駆動されてコンプレッサ2bが駆動されると共に、排気タービン2aの下流側の排気エネルギーにより、回収タービン4が駆動されて動力が回収され、その回収された動力がエンジンE側に戻される。
このようなターボコンパウンドエンジンにおいては、高負荷時に、回収タービンからエンジン出力の5〜10パーセント程度の動力が回収されるため、エンジンの燃費率が向上する。
しかし、エンジンの低負荷時には、排気エネルギーが少ないので、回収タービンで回収される排気エネルギーも少なくなる。このため、低負荷での運転が多い乗用車や小型トラックでは、エンジン出力の動力を十分に回収できず、燃費向上が得られなかった。
本発明は、エンジンの低負荷時の燃費を向上させることができるターボコンパウンドエンジンを提供することを目的とする。
本発明に係るターボコンパウンドエンジンは、過給機と回収タービンとを備えたターボコンパウンドエンジンにおいて、前記過給機の排気タービンよりも下流側の排気通路に接続され、排気エネルギーを回収する回収タービンと、前記回収タービンに入力側クラッチを介して接続された電動発電機と、前記電動発電機で発電した電力を蓄電すると共に、蓄電された電力により前記電動発電機を駆動する蓄電装置と、前記電動発電機に出力側クラッチを介して接続されると共に、エンジンのクランクシャフトと連結して前記電動発電機の駆動力を前記エンジンに伝達する動力伝達機構と、前記エンジンが高負荷運転状態のとき、前記入力側クラッチを接とすると共に前記出力側クラッチを断として前記電動発電機を駆動して前記回収タービンの排気エネルギーを前記蓄電装置に電力として蓄電し、前記エンジンが低負荷運転状態のとき、前記入力側クラッチを断とすると共に前記出力側クラッチを接として前記蓄電装置に蓄電された電力により前記電動発電機を駆動して前記エンジン側に動力として戻す制御手段とを備える。
本発明に係るターボコンパウンドエンジンによれば、エンジンの高負荷時に回収した動力を蓄えておき、低負荷時に放出することで、低負荷時の燃費を向上させることができるという優れた効果を発揮する。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るターボコンパウンドエンジンを説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るターボコンパウンドエンジンの概略図である。
図1に示すように、ターボコンパウンドエンジン1は、エンジンEの吸排気系に接続された過給機2と、過給機2の下流側の排気通路3に接続された回収タービン4と、回収タービン4に入力側クラッチ10aを介して接続された電動発電機5と、電動発電機5に接続された蓄電装置6と、電動発電機5に出力側クラッチ10bを介して接続されると共に、クランクシャフト7に連結された動力伝達機構8と、クラッチ10a,10bを断接制御するエンジンコントロールユニット(以下、ECUと称する)20と、を備えている。
過給機2は、エンジンEの排気系31に接続された排気タービン2aと、エンジンEの吸気系32に接続されたコンプレッサ2bとを有している。排気タービン2aとコンプレッサ2bとは、回転軸を介して連結されている。コンプレッサ2bの下流側の吸気通路には、インタークーラ33が接続されている。
回収タービン4は、排気タービン2aの下流側の排気通路3に接続されている。 電動発電機5は、発電機と電動モータの機能を有し、入力シャフト5aが入力側クラッチ10aを介して回収タービン4の回転軸と接続され、出力シャフト5bが出力側クラッチ10bを介して動力伝達機構8の入力軸と接続される。
電動発電機5には、インバータ6iとキャパシタ6cとからなる蓄電装置6が接続されている。
動力伝達機構8は、入力軸が出力側クラッチ10bを介して電動発電機5の出力シャフト5bに接続されると共に、出力軸がクランクシャフト7に連結されている。
ECU20は、エンジン性能曲線マップMと電動発電機クラッチ制御部21とを有している。
エンジン性能曲線マップMは、図2に示すような、エンジン回転数に対するエンジントルクの最大性能曲線を基に予め高負荷運転領域と低負荷運転領域が設定され、記憶されたものである。
電動発電機クラッチ制御部21は、ECU20に入力された車両の運転状態に基づいて、エンジン性能曲線マップMを参照することで、車両の運転状態を認識すると共に、入力側クラッチ10a、出力側クラッチ10b、及びインバータ6iを制御するようになっている。
次に、本実施形態に係るターボコンパウンドエンジンの作用効果について、図1及び図2に基づいて説明する。
回収タービン4は、排気タービン2aの下流側の排気によりタービンが駆動されて、排気エネルギーを回収する。
ここで、車両の運転状態が図2に示す高負荷運転領域であるときは、ECU20の電動発電機クラッチ制御部21は、入力側クラッチ10aを接とし、出力側クラッチ10bを断とする。これにより、回収タービン4の回転で電動発電機5が駆動されて発電する。また、電動発電機5で発電された電力は、インバータ6iを介してキャパシタ6cに蓄電される。
一方、車両の運転状態が図2に示す低負荷運転領域であるときは、ECU20の電動発電機クラッチ制御部21は、入力側クラッチ10aを断とし、出力側クラッチ10bを接とする。これにより、キャパシタ6cに蓄電された電力で電動発電機5が電動モータとして駆動され、この電動発電機5の駆動により、動力伝達機構8を介してクランクシャフト7に動力として伝達される。このとき、ECU20は、クランクシャフト7の回転数(エンジン回転数)と電動発電機5から動力伝達機構8を介して伝達される回転数が同期するようにインバータ6iの出力周波数を制御して電動発電機5のモータ回転数を制御する。
したがって、本実施形態に係るターボコンパウンドエンジン1によれば、エンジンEの高負荷時には、回収タービン4で回収した排気エネルギーを電力として蓄えておき、低負荷時に、この電力により電動発電機5を駆動することで、エンジン側に動力として戻すことができるので、低負荷時の燃費を向上させることが可能になる。
なお、車両の運転状態が高負荷運転領域、低負荷運転領域のいずれにも該当しないとき、電動発電機クラッチ制御部21は、クラッチ10a,10bの両方を断とする制御を行う。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、電動発電機5は、発電機と電動モータが一体として構成されているが、別体として構成されていてもよい。また、蓄電装置6には、キャパシタ6cではなく、リチウムイオン電池を用いてもよい。さらに、動力伝達機構8は、減速歯車機構を有する減速機構であってもよい。
1 ターボコンパウンドエンジン
2 過給機
2a 排気タービン
3 排気通路
4 回収タービン
5 電動発電機
6 蓄電装置
7 クランクシャフト
8 動力伝達機構
10a 入力側クラッチ
10b 出力側クラッチ
20 制御手段(ECU)
2 過給機
2a 排気タービン
3 排気通路
4 回収タービン
5 電動発電機
6 蓄電装置
7 クランクシャフト
8 動力伝達機構
10a 入力側クラッチ
10b 出力側クラッチ
20 制御手段(ECU)
Claims (3)
- 過給機と回収タービンとを備えたターボコンパウンドエンジンにおいて、
前記過給機の排気タービンよりも下流側の排気通路に接続され、排気エネルギーを回収する回収タービンと、
前記回収タービンに入力側クラッチを介して接続された電動発電機と、
前記電動発電機で発電した電力を蓄電すると共に、蓄電された電力により前記電動発電機を駆動する蓄電装置と、
前記電動発電機に出力側クラッチを介して接続されると共に、エンジンのクランクシャフトと連結して前記電動発電機の駆動力を前記エンジンに伝達する動力伝達機構と、
前記エンジンが高負荷運転状態のとき、前記入力側クラッチを接とすると共に前記出力側クラッチを断として前記電動発電機を駆動して前記回収タービンの排気エネルギーを前記蓄電装置に電力として蓄電し、前記エンジンが低負荷運転状態のとき、前記入力側クラッチを断とすると共に前記出力側クラッチを接として前記蓄電装置に蓄電された電力により前記電動発電機を駆動して前記エンジン側に動力として戻す制御手段と、を備えた
ことを特徴とするターボコンパウンドエンジン。 - 前記制御手段は、車両のエンジン性能曲線のマップが記憶されると共に、エンジン回転数とエンジントルクの関係から高負荷運転領域と低負荷運転領域とが予め設定され、高負荷運転領域のとき、前記入力側クラッチを接とすると共に前記出力側クラッチを断とし、低負荷運転領域のとき、前記入力側クラッチを断とすると共に前記出力側クラッチを接とする
請求項1に記載のターボコンパウンドエンジン。 - 前記蓄電装置は、キャパシタまたはリチウムイオン電池である
請求項1または2記載のターボコンパウンドエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003589A JP2016128675A (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | ターボコンパウンドエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015003589A JP2016128675A (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | ターボコンパウンドエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016128675A true JP2016128675A (ja) | 2016-07-14 |
Family
ID=56384191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015003589A Pending JP2016128675A (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | ターボコンパウンドエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016128675A (ja) |
-
2015
- 2015-01-09 JP JP2015003589A patent/JP2016128675A/ja active Pending
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