JP2016127581A - 撮像装置およびカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像装置において、構造の簡素化を図り、撮像素子と光軸に垂直な平面との傾きを抑制することを目的とする。【解決手段】光軸Lをもつレンズ1、レンズ1を保持するレンズ枠2、ベース3、被写体像を撮像する撮像素子4、撮像素子が固定された基板5、圧縮コイルばね6を備え、圧縮コイルばねがレンズ枠を撮像素子の撮像面に押圧して、撮像素子の平面にえられる。この撮像装置は、例えばカメラなどの光学機器や、携帯電話やタブレットやパソコン等の電子機器に搭載可能である。【選択図】図1
Description
本発明は、レンズによって結像された被写体像を撮像素子により撮像する撮像装置に関し、特に撮像素子を組み付ける際に、傾き調整をせずに組み付けられる撮像装置に関する。この撮像装置は、例えばカメラなどの光学機器や、携帯電話やタブレットやパソコン等の電子機器に搭載可能である。光学機器の例として、デジタルカメラなどの民生用カメラ、車載カメラ、監視カメラ、内視鏡カメラなどに搭載する医療用カメラ、動画撮影を行なうカムコーダー(ムービーカメラ)、各種検査カメラ、ロボット用カメラが挙げられる。
従来の撮像装置としては、特許文献1のように、レンズを保持するレンズ枠、レンズ枠を固定すると共に外装を形成するフロントケース、撮像素子を実装固定する基板等を備え、レンズ枠に保持されたレンズの背面にレンズを受け入れる凹状の受け部を設け、フロントケース3(特許文献1では符号16の部材)の背面に基板をネジ締めにより固定するためのネジ穴を設け、基板にネジを通すための貫通孔を設け、レンズを保持したレンズ枠をフロントケースに固定し、撮像素子を実装した基板をフロントケースの背後から近づけて、撮像素子をレンズの受け部に嵌め込むことによりレンズの光軸に垂直な方向における撮像素子の位置決めを行うと同時に、光軸と撮像素子の撮像面とが垂直になるようにネジを締結して基板をフロントケースに固定するものが知られている。
この撮像装置においては、レンズ背面に凹部を形成する為にコストがかかるだけでなく、複数のネジを用いて基板に締め込むことにより、その締め込みの際にネジの締め込み過ぎにより基板が沈み込む等の影響により、撮像素子に傾きが生じ、光軸と撮像素子の撮像面とが垂直にならなくなる。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化等を図りつつ、撮像素子の固定に際し、撮像素子と光軸に垂直な面との傾きを抑制した撮像装置を提供することにある。
(1)少なくとも一枚のレンズと、内部にレンズを保持するレンズ枠と、撮像素子と、を備え、前記撮像素子は、前記レンズ枠の撮像素子と面する面と常に当接し、この当接によって、前記撮像素子に対する前記レンズ枠の光軸の傾きが補正される、撮像装置。
(2)前記レンズ枠を保持するレンズ枠保持部を備えたベースを、更に備える(1)記載の撮像装置。
(3)前記撮像素子と前記レンズ枠の撮像素子と面する面との当接は、弾性部材による当接である、(1)又は(2)に記載の撮像装置。
(4)前記弾性部材は、圧縮コイルばねで形成され、前記ベースと前記レンズ枠の撮像素子と面する面との間に配置され、前記撮像素子に前記レンズ枠を押圧していること、(2)または(3)に記載の撮像装置
(5)前記レンズ枠は、前記レンズ枠の撮像素子と面する面の近傍領域に、前記レンズ枠の光軸方向に対して垂直方向の移動を抑制する手段を更に設ける、(1)から(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6)(1)から(5)に記載の撮像装置を搭載した、光学機器。
(7)(1)から(5)に記載の撮像装置を搭載した、電子機器。
(2)前記レンズ枠を保持するレンズ枠保持部を備えたベースを、更に備える(1)記載の撮像装置。
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(5)前記レンズ枠は、前記レンズ枠の撮像素子と面する面の近傍領域に、前記レンズ枠の光軸方向に対して垂直方向の移動を抑制する手段を更に設ける、(1)から(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6)(1)から(5)に記載の撮像装置を搭載した、光学機器。
(7)(1)から(5)に記載の撮像装置を搭載した、電子機器。
本発明に係る撮像装置では、(1)により、撮像素子の撮像面と光軸に対して垂直な面とを、調整することなく、常に一致させることが可能となる。
以下具体的に述べるが、現在、撮像装置を製造する際に、主に、レンズ枠を基準にして撮像素子の位置調整等が行われる。レンズ枠を基準にした撮像素子の位置調整等は、撮像素子を基板に実装する際の実装ばらつきを考慮して調整等をする必要があり、煩雑である。本発明者によりこの(1)を見出したことにより、この煩雑さも軽減されて、仮に撮像素子と基板との実装ばらつきがあっても、レンズ枠の光軸に対して垂直な面と撮像素子の撮像面とを調整することなく、常に一致させることが可能な、撮像装置を提供できる。この撮像装置は、レンズ枠の光軸と撮像素子の光軸とのずれを抑えること(撮像素子に対する前記レンズ枠の光軸の傾きが補正されること)により、撮影画像・動画の解像度の劣化や初期化設定の所望の解像度の変化をより抑えることが可能となる。
以下具体的に述べるが、現在、撮像装置を製造する際に、主に、レンズ枠を基準にして撮像素子の位置調整等が行われる。レンズ枠を基準にした撮像素子の位置調整等は、撮像素子を基板に実装する際の実装ばらつきを考慮して調整等をする必要があり、煩雑である。本発明者によりこの(1)を見出したことにより、この煩雑さも軽減されて、仮に撮像素子と基板との実装ばらつきがあっても、レンズ枠の光軸に対して垂直な面と撮像素子の撮像面とを調整することなく、常に一致させることが可能な、撮像装置を提供できる。この撮像装置は、レンズ枠の光軸と撮像素子の光軸とのずれを抑えること(撮像素子に対する前記レンズ枠の光軸の傾きが補正されること)により、撮影画像・動画の解像度の劣化や初期化設定の所望の解像度の変化をより抑えることが可能となる。
本発明に係る撮像装置では、好ましくは(2)により、レンズ枠保持部によりレンズ枠と撮像素子とをより確実に保持することになり、光軸のずれをより抑制することがより可能となる。
本発明に係る撮像装置では、好ましくは(3)により、弾性部材の弾性力を利用して、より確実に、撮像素子とレンズ枠の一方の面とを隙間なく、常に当接可能となる。
本発明に係る撮像装置では、好ましくは(4)により、板ばね等に比べより所望の弾性力を発揮しやすいので、より確実に、撮像素子とレンズ枠の一方の面とを、隙間なく、常に当接可能となる。また、(4)記載の圧縮コイルばねは、簡素な構成であるため、撮像装置に含まれる部品に組み合わせやすく、用いやすい。
本発明に係る撮像装置では、好ましくは(5)により、仮に図5に示すような撮像素子の傾きが生じかつレンズ枠が傾いた場合でも、レンズ枠の光軸と撮像素子の光軸とのずれを更に抑えることがより可能である。レンズ枠の光軸と撮像素子の光軸とのずれを更に抑えることにより、撮影画像・動画の解像度の劣化や初期化設定の所望の解像度の変化をより抑えることが可能となる。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子の撮像面とレンズ光軸に垂直な面とを、調整することなく、常に一致させることを可能にした撮像装置を提供するものである。
以下、図面も参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
本発明に係る撮像装置では、少なくとも1枚のレンズを含むが、所望の物性(例えば屈折率・アッベ数・部分分散比・線膨張係数)や耐久性などを満たせば、レンズの枚数やレンズの材質やレンズの形状は問わない。
また、本発明で用いるレンズのレンズ面は、球面または平面で形成されても、非球面で形成されてもよい。レンズ面が球面または平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、加工及び組立調整の誤差による光学性能の変化を防げるので好ましい。また、レンズ面が非球面の場合、非球面は、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に形成したガラスモールド非球面、ガラスの表面に樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれの非球面でも構わない。また、レンズ面は回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)あるいはプラスチックレンズとしてもよい。
更に、本発明で用いるレンズのレンズ面は、必要に応じて、レンズ体の表面に、様々な加工を施すことも可能である。この加工の例として、レンズ体の曇り防止や水滴形成防止のために表面部を光触媒などにより親水化することが挙げられる。例えば、図6などに示すように、カメラなどでの使用時等に外部に晒される可能性がある部位に対して、レンズ本体の曇り防止や水滴形成防止のために、光触媒等により親水化する加工等が挙げられる。
本発明に係る撮像装置では、レンズ枠を含むが、レンズ枠の構成材料は、例えば樹脂材料や金属材料(アルミニウムなど)が挙げられる。例えば、熱かしめの方法により、レンズをレンズ枠に固定させる場合は、レンズ枠の構成材料としては、熱かしめに適した樹脂材料が好ましく、例えば、ポリカーボネート(PC:Poly Carbonate)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリアミド樹脂(PA)等の各種樹脂材料が挙げられる。
本発明で用いるレンズ枠は、外部の衝撃等により、レンズがレンズ枠から外れないように構成されていればよい。なお、このレンズ枠の形状は、例えば、円筒体の形状、多角形の筒体の形状、有底の円筒体の形状、有底の多角形の筒状体の形状が挙げられる。
本発明に係る撮像装置では、好ましくは、レンズ枠を保持するレンズ保持部を備えたベースを含むが、このベースの構成材料は、例えば樹脂材料や金属材料(アルミニウムなど)が挙げられる。樹脂材料の例としては、例えば、ポリカーボネート(PC:Poly Carbonate)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)、ポリアミド樹脂(PA)等が挙げられる。
本発明に係る撮像装置では、撮像素子がレンズ枠の一方の面と常に当接する。この当接は、例えば、熱圧着による当接、所定の接着剤を利用した当接、実施例で示すような弾性部材による当接、が挙げられる。この弾性部材は、例えば、板ばね、実施例で示すような圧縮コイルばね、が挙げられる。
ここで、「レンズ枠の撮像素子と面する面」とは、レンズ枠の撮像素子側の面であり、撮像素子と対向する面である。具体的には、図3等で示す符号2bの面である。また、撮像素子と当接されるレンズ枠の一方の面は、図3から図5で示されるように、符号2bの一部領域の場合もある。
本発明に係る撮像装置で用いられる撮像素子は、例えば、CCDセンサやCMOSセンサが挙げられる。また、本発明に係る撮像装置で用いられる撮像素子は、必要に応じて、他部材を含むこと(例えば、撮像素子がカバーガラスなどのカバー部材に覆われること)もある。本願明細書や特許請求の範囲において、「撮像素子」という用語は、カバー部材など他部材を含まない撮像素子だけでなく、カバー部材など他部材を含む撮像素子も意味する総称として使用する。
一般的には、図1等に示すように、撮像素子4は、はんだ8などにより、基板5に実装される。この実装の際に、例えば補強部材が設けられない場合、熱などによって、基板5が反ることがある。例えば、図8の点線9で示すように、撮像素子4が内側になるように基板5が反ることがある。そこで、図7に示すように、基板5の背面に、はんだ8を塗布することにより、この反りを抑制することができる。
本発明に係る撮像装置では、レンズ等以外でも、必要に応じて、例えば、撮像装置により撮影した画像等のゴースト対策のためなどの部材、光軸方向のレンズ体の累積公差(光軸方向のレンズ体の厚み)を調整するための部材、防水のための防水部材、IRカットフィルターを設けてもよい。
以下、本発明の実施例について、添付図面を参照しつつ説明する。
この実施例に係る撮像装置Mは、図1ないし図3に示すように、ガラス製のレンズ1を固定するレンズ枠2、アルミニウム製のレンズ枠2を保持するアルミニウム製のベース3、レンズ1を通して結像された被写体像を撮像する撮像素子4、撮像素子4が固定された基板5、レンズ枠2を撮像素子4に当接させる圧縮コイルばね6、基板5とベース3とを固定するネジ7を備えている。
レンズ枠2は、図1に示すように、全体が円筒状をしており、一端につば状の大径部2aを有している。円筒の内部には、図示せぬ方法にて、レンズ1が保持されている。
大径部2aの一方の面2b(レンズ枠2の撮像素子4と面する面)の一部は、撮像素子4の撮像面4aに当接しており、後述する圧縮コイルばね6によって、常に当接している。
レンズ枠2の円筒部は、その外径の一部がベース3に嵌合している。
撮像素子4は、複数の貫通孔を有した基板5に、特に取付面の傾き調整を行うことなく固定されている。図7に示すように、撮像素子4は、はんだ8などにより、基板5に実装(固定)される。この実装の際に、例えば補強部材が設けられない場合、熱などによって、基板5が反ることがある。例えば、図8の点線9で示すように、撮像素子4が内側になるように基板5が反ることがある。そこで、図7に示すように、基板5の背面に、はんだ8を塗布することにより、この反りを抑制することができる。
基板5は、撮像素子4が固定された状態で、2つの位置決め用の貫通孔5a,5bにベース3の位置決め突起3a,3bを嵌合させて位置決めがされて、2本のネジ7を貫通孔5c,5dに通して、ベース3の固定部3cにネジ止めされる。
圧縮コイルばね6は、レンズ枠2の円筒部の外側に巻かれており、その両端は、大径部の他方の面2cとベース3に挟まれ、常に圧縮された状態で配置されている。そのため、レンズ枠2を常に撮像素子4の撮像面4aに圧着させる力が働いている。
ベース3は、図3に示すように、基板5を位置決め突起3a,3bによって位置決めする。基板5は、その後ネジ7によってベース3の固定部3cに固定される。このとき取付面の傾き調整は、行われない。
図3に示すように、ベース3は、またレンズ枠2を保持するレンズ枠保持部3dを有している。レンズ枠2は、圧縮コイルばね6によって、大径部の一方の面2bが撮像面4aに圧着しており、調整等を必要とせずに、撮像面4aと光軸Lとを垂直に維持することができる。
なお、図4に示すようにレンズ枠保持部3dは、レンズ保持部3d内部でレンズ枠2が傾くこと(図5に示すような、設計上の光軸Lに対し、レンズ枠2の光軸L2が傾くこと)を許容する隙間をもってレンズ枠2を保持してもよい。
図5に示す場合でも、圧縮コイルばね6は、レンズ枠2の円筒部の外側に巻かれており、その両端は、大径部の他方の面2cとベース3に挟まれ、常に圧縮された状態で配置されている。そのため、レンズ枠2を常に撮像素子4の撮像面4aに圧着させる力が働いているので、撮像素子4が面2b(レンズ枠2の撮像素子4と面する面)と当接し、撮像素子4の光軸とレンズ枠2の光軸(L2)とが一致する。この当接により、仮に撮像素子4と基板5との実装ばらつきがあっても、レンズ枠2の光軸L2に対して垂直な面と撮像素子4の撮像面4aとを調整することなく、常に一致させることが可能な、撮像装置を提供できる。この撮像装置は、レンズ枠2の光軸と撮像素子4の光軸のずれを抑えること(少なくとも、レンズ枠2の光軸と撮像素子4の光軸が平行になること)により、撮影画像・動画の解像度の劣化や初期化設定の所望の解像度の変化をより抑えることが可能となる。
更に、レンズ枠2は、一方の面の近傍領域に、レンズ枠の光軸方向に対して垂直方向の移動を抑制する手段2aを設けている。この手段2aにより、図5に示すような、撮像素子4と基板5との実装ばらつき等による撮像素子4の傾きが生じ、更にレンズ枠2が傾いた場合でも、レンズ枠2の光軸L2と撮像素子4の光軸とのずれを更に抑えることがより可能となる。図5に示すように、撮像素子の光軸中心付近Pを回転中心として、レンズ枠2が傾くため、レンズ枠2の光軸と撮像素子4の光軸とのずれ(具体的には、光軸方向に対して垂直方向のずれ)をより抑えることとなるからである。光軸方向に対して垂直方向のレンズ枠2の光軸L2と撮像素子4の光軸とのずれを更に抑えることにより、撮影画像・動画の解像度の劣化や初期化設定の所望の解像度の変化をより抑えることが可能となる。
図6は、本実施例の撮像装置Mを組み込んだカメラ100である。この撮像装置Mは、例えばカメラ100などの光学機器(例えば、デジタルカメラなどの民生用カメラ、車載カメラ、監視カメラ、内視鏡カメラなどに搭載する医療用カメラ、動画撮影を行なうカムコーダー(ムービーカメラ)、各種検査カメラ、ロボット用カメラ)や、携帯電話やタブレットやパソコン等の電子機器に搭載可能である。
以上、本発明の実施の形態(実施例も含め)について、図面を参照して説明してきたが、本発明に用いられる撮像装置の具体的構成は、これに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、設計変更があっても、本発明に含まれるものである。
1:レンズ
2:レンズ枠,2a:大径部,2b:大径部一方の面,2c:大径部の他方の面
3:ベース,3a,3b:位置決め突起,3c:固定部,3d:レンズ枠保持部
4:撮像素子,4a:撮像面
5:基板,5a,5b,5c,5d:貫通孔
6:圧縮コイルばね
7:ネジ
8:はんだ
L:設計上の光軸,L2:レンズ枠2の光軸
M:撮像装置
100:カメラ
2:レンズ枠,2a:大径部,2b:大径部一方の面,2c:大径部の他方の面
3:ベース,3a,3b:位置決め突起,3c:固定部,3d:レンズ枠保持部
4:撮像素子,4a:撮像面
5:基板,5a,5b,5c,5d:貫通孔
6:圧縮コイルばね
7:ネジ
8:はんだ
L:設計上の光軸,L2:レンズ枠2の光軸
M:撮像装置
100:カメラ
Claims (7)
- 少なくとも一枚のレンズと、
内部にレンズを保持するレンズ枠と、
撮像素子と、を備え
前記撮像素子は、前記レンズ枠の撮像素子と面する面と常に当接し、
この当接によって、前記撮像素子に対する前記レンズ枠の光軸の傾きが補正される、撮像装置。 - 前記レンズ枠を保持するレンズ枠保持部を備えたベースを、更に備える請求項1記載の撮像装置。
- 前記撮像素子と前記レンズ枠の撮像素子と面する面との当接は、弾性部材による当接である、請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記弾性部材は、圧縮コイルばねで形成され、
前記ベースと前記レンズ枠の撮像素子と面する面との間に配置され、前記撮像素子に前記レンズ枠を押圧している、請求項2または3に記載の撮像装置 - 前記レンズ枠は、前記レンズ枠の撮像素子と面する面の近傍領域に、前記レンズ枠の光軸方向に対して垂直方向の移動を抑制する手段を更に設ける、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 請求項1から5に記載の撮像装置を搭載した、光学機器。
- 請求項1から5に記載の撮像装置を搭載した、電子機器。
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WO2018193903A1 (ja) * | 2017-04-21 | 2018-10-25 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 撮像装置 |
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