JP2016126428A - 診療支援装置、システム、プログラム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】より充実した診療支援を簡単に行うことができる診療支援装置、システム、プログラム及び方法を提供する。【解決手段】診療支援サーバは、クライアント端末から診療支援画面21の配信要求が入力されると、入力された配信要求で指定された患者IDに対応する診療スケジュールをスケジュールDBから取得する。また、取得した診療スケジュールIDに基づき、取得した診療スケジュールに対応する診療情報を、診療情報DBから取得する。そして、取得した診療スケジュールを表示するスケジュール表示領域A1と、取得した診療情報を受け付け順(投稿順)に並べて表示する診療情報表示領域A2とを並列的に配置した診療支援画面21を生成し、クライアント端末に配信する。このように配信された診療支援画面21がクライアント端末のディスプレイに表示される。【選択図】図9
Description
本発明は、診療を支援する診療支援装置、システム、プログラム及び方法に関する。
医療分野において、診療を支援するための各種の医療用コンピュータシステムが提案されている。医療用コンピュータシステムの1つとして、下記特許文献1には、患者の症状などを設定すると、その後の診療スケジュールをシステム側で自動的に生成して表示する診療支援システムが記載されている。診療スケジュールは、患者に実施される複数の診療行為、具体的には、患者に対する診断、検査、治療、手術、及びそれらの準備などの診療行為を時間軸に沿って並べた診療計画である。診療スケジュールにおいて、診療行為を実施する時期や順番が規定される。診療スケジュールを作成することによって、医師や看護師などの医療スタッフの間で診療スケジュールの内容を共有することができる。
しかしながら、十分な診療支援を行うために、上記特許文献1のような診療スケジュールに加えて、診療スケジュールに関連するより多くの情報を参照できるようにすることが求められている。例えば、診療スケジュールからは各診療行為の実行順については把握できるが、実際に各診療行為を実施する場合は、それまでの診療過程で取得・蓄積された診療情報(例えば、医療スタッフ間で取り交わされた連絡事項や、事前検査の結果など)を参照する必要がある。しかし、上記特許文献1では、診療スケジュールを生成する機能しか有していないため、診療スケジュールを生成する手間は軽減できるものの、実際に診療を進める際には、上述した診療情報については別途に収集する必要があり手間がかかってしまうといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、より充実した診療支援を簡単に行うことができる診療支援装置、システム、プログラム及び方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の診療支援装置は、医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付部と、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、診療行為を実施する過程で受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成部と、診療支援画面を出力する出力制御部と、を備えていることを特徴としている。
なお、並列的に配置するとは、第1表示領域の時間軸に対応して診療情報が表示されることを示しており、第1表示領域の隣に第2表示領域が並ぶ配置態様に加え、いずれか一方の領域内に他方の領域の全てが含まれる配置態様、及び、双方の領域の一部が重複する配置態様が含まれる。
なお、並列的に配置するとは、第1表示領域の時間軸に対応して診療情報が表示されることを示しており、第1表示領域の隣に第2表示領域が並ぶ配置態様に加え、いずれか一方の領域内に他方の領域の全てが含まれる配置態様、及び、双方の領域の一部が重複する配置態様が含まれる。
診療情報には、医療スタッフが他の医療スタッフへ向けて投稿した連絡事項が含まれていてもよい。
診療情報には、実施済みの検査の検査結果が含まれていてもよい。
第2領域には、診療情報の内容が受付順に表示され、第1領域には、時間軸に、診療情報の受付時期を示す指標を表示してもよい。
診療情報の種類に応じて、指標の表示態様を変化させてもよい。
同時期に複数の診療情報を受け付けた場合、受け付けた診療情報の数に対応する数の指標を表示してもよい。
第1表示領域は、時間軸の尺度を変更可能であってもよい。
また、本発明の診療支援システムは、クライアント端末と、クライアント端末から入力される要求に基づいて診療行為を支援する診療支援装置とから構成される診療支援システムにおいて、診療支援装置は、医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付部と、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、診療行為を実施する過程で受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成部と、診療支援画面を出力する出力制御部と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明の診療支援プログラムは、診療行為を支援する診療支援装置としてコンピュータを機能させる診療支援プログラムにおいて、医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付ステップと、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、診療行為を実施する過程で受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成ステップと、診療支援画面を出力する出力制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴としている。
さらに、本発明の診療支援方法は、医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付ステップと、患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、診療行為を実施する過程で受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成ステップと、診療支援画面を出力する出力制御ステップと、を診療支援装置に実行させることを特徴としている。
本発明は、医療スタッフから投稿された診療情報を受け付けて受付順に並べて表示するとともに、これらの診療情報を診療スケジュールと並列的に表示するようにしたので、従来と比較して、より充実した診療支援を簡単に行うことができる。
図1に示す診療支援システム10は、病院等の医療施設で実施される診療行為を支援するために用いられるコンピュータシステムである。この診療支援システム10は、診療支援サーバ11と、クライアント端末12と、サーバ群13と、これらを相互に通信可能に接続するネットワーク14とで構成されている。ネットワーク14は、例えば、院内に敷設されたLAN(Local Area Network)である。
サーバ群13には、電子カルテサーバ15、画像サーバ16、スケジュールサーバ17などが含まれる。電子カルテサーバ15は、電子カルテデータベース(以下、電子カルテDB)18を備えている。また、画像サーバ16は、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバであり、画像データベース(以下、画像DB)19を備えている。さらに、スケジュールサーバ17は、スケジュールデータベース(以下、スケジュールDB)20を備えている。これら、カルテDB18、画像DB19、スケジュールDB20は、例えば、患者ID(Identification Data)などのキーワードによる検索が可能なデータベースである。
図2に示すように、カルテDB18には、複数の電子カルテが格納されている。電子カルテは患者毎に設けられ、各電子カルテには、患者ID・患者名・年齢・性別などの患者情報が付加されている。また、図3に示すように、画像DB19には、X線検査やCT検査などの画像検査で撮影された検査画像が格納され、各検査画像には、患者情報、撮影日、撮影機器、撮影部位、撮影条件などが付加されている。
さらに、図4に示すように、スケジュールDB20には、複数の診療スケジュールが記憶されている。診療スケジュールは、患者毎に設けられ、各診療スケジュールには、前述した患者情報の他、スケジュールID、担当者情報などが付加されている。スケジュールIDは、診療スケジュールを作成する際に割り当てられ、診療スケジュールを識別するために用いられる。担当者情報は、各診療スケジュールにおいて各診療行為を担当する担当者を示す情報であり、担当者ID・担当者名・所属する診療科などの情報である。
図5に示すように、診療スケジュールは、患者に実施される複数の診療行為を時間軸TLに沿って実施順に並べたものであり、図5では、患者Aの診療スケジュール(例えば、肺腫瘍摘出手術の診療スケジュール)を示している。この診療スケジュールは、診療行為1(例えば、事前検査であり、肺のCT検査)、診療行為2(例えば、直前検査でありバイタル情報測定)と、診療行為3(例えば、肺腫瘍摘出手術)とからなり、2015年1月12日10時に診療行為1を実施し、2015年1月15日11時に診療行為2を実施し、その2時間後(2015年1月15日13時)に手術が行われる内容となっている。
また、この診療スケジュールに関わる担当者は、医師A、検査技師B、看護士C、D、Eの全部で5人であり、全体の責任者が医師A、診療行為1の担当が検査技師Bと看護士C、診療行為2の担当が看護士D、診療行為3の担当が医師Aと看護士Eである。なお、この診療スケジュールは、患者Aの健康診断で肺のCT検査を行った際に腫瘍が発見されたとの前提のもと、この前提に基づいて2015年1月10日に医師Aにより立案・作成されたものであり、スケジュールIDとして「ABCDE」が割り当てられている。
図1に戻り、クライアント端末12は、内科、外科、耳鼻科、眼科といった各診療科の医療スタッフがそれぞれ所有する、例えば、タブレット端末やスマートフォン、ノート型やデスクトップ型のパソコンなどである。クライアント端末12は、電子カルテサーバ15にアクセスして、電子カルテの生成(入力)や閲覧(表示)をする機能を有している。また、クライアント端末12は、画像サーバ16にアクセスして、検査画像を閲覧する機能を有している。さらに、クライアント端末12は、スケジュールサーバ17にアクセスして、診療スケジュールの生成や閲覧をする機能を有している。
また、クライアント端末12は、診療支援サーバ11にアクセスして、診療支援画面21(図9参照)を閲覧したり、各種操作指示(要求)を入力する機能を有している。診療支援画面21は、診療の実施を支援するための画面であり、診療スケジュールを表示するスケジュール表示領域A1と、診療過程で医療スタッフから投稿された診療情報を投稿順に並べて表示する診療情報表示領域A2とが並列的に配置されている。このように、スケジュール表示領域A1は、診療スケジュールを表示する本発明の第1表示領域である。また、スケジュール表示領域A1の診療情報は、後述する受付部60(図11参照)により受け付けられて、診療情報表示領域A2に受付順(投稿順)に並べて表示されたものである。すなわち、診療情報表示領域A2は、診療行為を実施する過程で受付部60が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する、本発明の第2表示領域である。
診療支援サーバ11は、クライアント端末12からの要求に基づいて、診療支援画面21の生成及び更新を行い、クライアント端末12へ配信する、本発明の診療支援装置である。診療支援サーバ11には、診療支援画面21の診療情報表示領域A2に表示する診療情報を蓄積するための診療情報DB22が設けられている。
図6に示すように、診療情報は、医療スタッフが他の医療スタッフへ向けて投稿した連絡事項や、実施済みの検査の検査結果(本例では、CT検査により得られた検査画像(CT画像))などからなり、投稿した日時や投稿者に関する情報が対応付けされて、投稿順に蓄積される。これらの診療情報は、診療支援画面21のスケジュール表示領域A1に表示されたスケジュールを実施する過程で投稿されたものである。診療情報は、いずれの診療スケジュールを実施する過程で投稿されたものであるかを識別するためのスケジュールIDが付与され、診療スケジュール毎に区別されて診療情報DB22に蓄積される。そして、図6は、スケジュールIDが「ABCDE」である診療スケジュール、すなわち、図5に示す患者Aの診療スケジュールを実施する過程で投稿された診療情報を示している。
なお、図6は、診療情報として、例えば、検査画像そのものを、投稿、蓄積する例を示しているが、診療情報として、検査画像を参照するための参照先のアドレス情報や、検査画像へアクセスするためのリンクタグ、検査画像のサムネイル画像(検査画像を簡略化したデータ)などを投稿、蓄積する構成としてもよい。すなわち、本発明の診療情報には、診療情報そのものに加えて、診療情報を参照するための参照先のアドレス情報や、診療情報へアクセスするためのリンクタグ、診療情報を簡略化したデータなども含まれる。
診療支援サーバ11やクライアント端末12、及び、サーバ群13を構成する電子カルテサーバ15、画像サーバ16、スケジュールサーバ17は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステム等の制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラム等のアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図7に示すように、各サーバ11、15〜17、及び、クライアント端末12を構成するコンピュータは、基本的な構成は同じであり、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)31、メモリ32、ストレージデバイス33、通信I/F34、及び入出力部35を備えている。これらはデータバス36を介して接続されている。入出力部35は、ディスプレイ37と、キーボードやマウスなどの入力デバイス38とからなる。
ストレージデバイス33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)40が格納される。また、DBが構築されるサーバ11、15〜17には、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス33として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。なお、ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にLAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ32は、CPU31が処理を実行するためのワークメモリであり、RAM(Random Access Memory)で構成される。CPU31は、ストレージデバイス33に格納された制御プログラムをメモリ32へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。通信I/F34は、ネットワーク14との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
クライアント端末12には、AP40として、クライアントプログラムがインストールされている。クライアントプログラムは、診療支援サーバ11にアクセスして診療支援画面21の閲覧要求や更新要求などの各種要求を送信する機能、診療支援サーバ11からクライアント端末12に送られた診療支援画面21を受信して表示する機能を、クライアント端末12に実行させるためのプログラムである。なお、クライアントプログラムは、診療支援システム10専用にプログラミングされたものであってもよいし、周知のウェブブラウザであってもよい。
図8に示すように、クライアントプログラムが起動されると、クライアント端末12のディスプレイ37には、GUI(Graphical User Interface)による操作機能を備えた起動画面が表示され、クライアント端末12のCPU31は、メモリ32などと協働して、GUI制御部50、及び診療支援サーバ11に対する各種の要求を発行する要求発行部51として機能する。起動画面において患者IDの指定や診療支援画面21の配信要求を発行する操作が行われる。
診療支援画面21は、例えば、XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語により記述されたデータで構成され、この診療支援画面21自体もGUIによる操作機能を備えている。GUI制御部50は、キーボードからの入力操作や、マウスのポインタによる操作ボタンのクリック操作など、診療支援画面21を通じた入力デバイス38からの操作指示を受け付けて、受け付けた操作指示に従った画面制御を行う。要求発行部51に対しては、GUI制御部50を通じて、配信要求や更新要求の発行指示が入力される。要求発行部51は、発行指示に従って、指定された患者IDの診療支援画面21や後述する投稿画面55(図10参照)の配信要求、及び、指定された内容の更新要求を発行する。
図9に示すように、診療支援画面21は、前述したスケジュール表示領域A1、診療情報表示領域A2の他、関連情報表示領域A3を有している。関連情報表示領域A3には、患者情報、すなわち、患者ID、患者の氏名、年齢、性別が表示される。また、関連情報表示領域A3には、スケジュール表示領域A1に表示された診療スケジュールのスケジュール名や、スケジュールID、担当者を示すアイコンなどが表示される。
また、スケジュール表示領域A1には、前述した診療スケジュールに加え、スクロールボタンB1、拡大ボタンB2、縮小ボタンB3、指標M1、M2が表示される。さらに、診療情報表示領域A2には、前述した診療情報に加え、スクロールボタンB4、新規投稿ボタンB5が表示される。
スケジュール表示領域A1のスクロールボタンB1は、診療スケジュールのうちスケジュール表示領域A1に表示する表示範囲を上方(時間を遡る方向)または下方(時間を進める方向)にスライド移動(スクロール)させるために設けられている。スクロールボタンB1を上方または下方にスライドさせると、表示範囲を切り替えるための更新要求が発行され、クライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この更新要求に従ってスケジュール表示領域A1に対し表示範囲を切り替える更新を行って、更新済みの画面データをクライアント端末12に配信する。これにより、クライアント端末12において、診療スケジュールの表示範囲が切り替えられる。なお、図9は、図5に示す診療スケジュールのうち破線で囲まれた領域A5がスケジュール表示領域A1に表示されている例を示している。
拡大ボタンB2、縮小ボタンB3は、スケジュール表示領域A1に表示する診療スケジュールの表示スケールを拡大または縮小するために設けられている。拡大ボタンB2、または、縮小ボタンB3を操作すると、表示スケールを切り替えるための更新要求が発行され、クライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この更新要求に従ってスケジュール表示領域A1に対し表示スケールを切り替える更新を行って、更新済みの画面データをクライアント端末12に配信する。これにより、クライアント端末12において、診療スケジュールの表示スケールが切り替えられる。このように、スケジュール表示領域A1では診療スケジュール(すなわち、時間軸TL)の表示スケール(表示尺度)が変更可能となっている。
指標M1、M2は、診療情報の受付時期(投稿時期)を示すために設けられている。後述するように、診療支援画面21では、診療情報表示領域A2に表示された新規投稿ボタンB5を操作することによって、新たな診療情報を投稿できる。診療情報が投稿されると、指標M1、または、指標M2を表示するための更新要求が発行され、クライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この更新要求に従って、スケジュール表示領域A1に対し指標M1または指標M2を表示する更新を行い、更新済みの画面データをクライアント端末12に配信することによって診療支援画面21を更新する。
具体的には、診療支援サーバ11は、投稿された診療情報がコメントなどの連絡事項である場合、時間軸TLのうち診療情報が投稿された時期に対応する位置に、円形の指標M1を表示するように診療支援画面21を更新する。また、診療支援サーバ11は、投稿された診療情報が検査画像などの検査結果である場合、時間軸TLのうち診療情報が投稿された時期に対応する位置に、四角形の指標M2を表示するように診療支援画面21を更新する。そして、更新済みの画面データをクライアント端末12に配信する。これにより、スケジュール表示領域A1には、投稿された診療情報の種類に応じた形状(表示態様)の指標が表示される。なお、本例では、同時期に複数の診療情報が投稿された際には、時間軸TLの対応する位置に、投稿された診療情報の数だけ指標M1や指標M2を並べて表示している。
診療情報表示領域A2のスクロールボタンB4は、診療情報のうちスケジュール表示領域A1に表示する表示範囲を上方(時間を遡る方向)または下方(時間を進める方向)にスライド移動(スクロール)させるために設けられている。スクロールボタンB4を上方または下方にスライドさせると、表示範囲を切り替えるための更新要求が発行され、クライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この更新要求に従って診療情報表示領域A2に対し表示範囲を切り替える更新を行って、更新済みの画面データをクライアント端末12に配信する。これにより、クライアント端末12において、診療情報の表示範囲が切り替えられる。なお、図9は、図6に示す診療情報のうち破線で囲まれた領域A6が診療情報表示領域A2に表示されている例を示している。
新規投稿ボタンB5は、新たな診療情報を投稿する際に操作される。新規投稿ボタンB5が操作されると、診療情報を投稿するための投稿画面55(図10参照)の配信要求が発行され、クライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この配信要求に従って投稿画面55をクライアント端末12に配信する。これにより、クライアント端末12に投稿画面55が表示される。
図10に示すように、投稿画面55には、コメント入力欄H1と添付データ指定欄H2と、投稿ボタンB6とが設けられている。コメント入力欄H1には、クライアント端末12の入力デバイス(例えば、キーボード)を操作するなどして投稿するコメント(連絡事項)を直接入力することができる。また、定型文選択ボタンB7を操作することで表示される複数の定型文の中からいずれかを選択することによって、選択された定型文をコメント入力欄H1に入力することも可能である。
添付データ指定欄H2では、投稿する添付データの指定が可能であり、添付データ指定欄H2に添付データの格納先のアドレスを入力することによって添付データを指定できる。また、参照ボタンB8を操作することで表示される検索ウィンドウにおいて患者IDなどを検索キーワードとして入力することにより、ネットワーク14を介して接続されたシステム全体の中(例えば、画像DB19に格納された検査画像の中)から投稿する添付データを指定することも可能である。
コメント入力欄H1、添付データ指定欄H2の少なくとも一方への入力が完了した後、投稿ボタンB6を操作すると、入力された情報が、診療情報としてクライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、入力された診療情報を受け付け、受け付け順に診療情報DB22に蓄積する。また、このように新たな診療情報が蓄積(投稿)されることによって、前述した更新要求が発行されて診療支援画面21が更新され、指標M1または指標M2がスケジュール表示領域A1に表示される。
さらに、コメント入力欄H1、添付データ指定欄H2の少なくとも一方への入力が完了した後に投稿ボタンB6が操作されると、入力された診療情報に基づいて診療情報表示領域A2の表示内容を更新するための更新要求がクライアント端末12から診療支援サーバ11に対して送信される。診療支援サーバ11は、この更新要求に従って、診療情報DB22に新たに蓄積された診療情報が、それまでに蓄積された蓄積済みの診療情報の直下に表示されるように診療情報表示領域A2の更新を行い、更新済みの画面データをクライアント端末12に対して配信する。これにより、新たに蓄積された診療情報が、それまでに蓄積された蓄積済みの診療情報とともに、診療情報表示領域A2に表示される。
図11に示すように、診療支援サーバ11には、AP40として、サーバプログラムがインストールされており、サーバプログラムが起動されると、診療支援サーバ11のCPU31は、メモリ32などと協働して、受付部60、診療情報蓄積部61、画面データ生成・更新部(診療支援画面生成部)62、出力制御部63として機能する。
受付部60は、投稿画面55を介してクライアント端末12から投稿された診療情報、すなわち、クライアント端末12を所有する医療スタッフが、投稿画面55を介して投稿した診療情報を受け付け、受け付けた診療情報を、診療情報蓄積部61へ入力する。診療情報蓄積部61は、診療情報蓄積部61から入力された診療情報を、入力順、すなわち、受付部60が受け付けた受付順であり、投稿画面55を介して投稿された投稿順に診療情報DB22に蓄積する(図6参照)。
また、受付部60は、クライアント端末12で行われた操作に基づく各種要求、すなわち、診療支援画面21や投稿画面55の配信要求、診療支援画面21の更新要求を受け付け、受け付けた配信要求や更新要求を画面データ生成・更新部62に入力する。
画面データ生成・更新部62は、診療支援画面21の配信要求が入力されると、入力された配信要求で指定された患者IDに対応する診療スケジュールをスケジュールDB20から取得する。また、画面データ生成・更新部62は、取得した診療スケジュールIDに基づき、取得した診療スケジュールに対応する診療情報を、診療情報DB22から取得する。そして、画面データ生成・更新部62は、取得した診療スケジュールを表示するスケジュール表示領域A1と、取得した診療情報を受け付け順(投稿順)に並べて表示する診療情報表示領域A2とを並列的に配置した診療支援画面21(図9参照)を生成し、出力制御部63へ入力する。
また、画面データ生成・更新部62は、投稿画面55の配信要求が入力されると、投稿画面55を生成して出力制御部63へ出力する。さらに、画面データ生成・更新部62は、診療支援画面21の更新要求が入力されると、更新要求で指定された情報、すなわち、スクロールボタンB1、B4や、拡大ボタンB2、縮小ボタンB3等の操作信号などに基づいて、診療支援画面21の更新を行い、更新済みの診療支援画面21を、出力制御部63へ出力する。
出力制御部63は、画面データ生成・更新部62が生成・更新した診療支援画面21や投稿画面55を、要求元のクライアント端末12に配信する処理を行う。クライアント端末12は、受信した診療支援画面21を自身のディスプレイ37に表示する。
以下、図12〜図16を用いて、上記構成による本発明の作用について説明を行う。診療支援画面を表示する場合、クライアント端末12においてクライアントプログラムを起動し、患者IDを指定する。これにより、クライアント端末12において診療支援画面の配信要求が発行され、診療支援サーバ11に入力される。
診療支援サーバ11は、配信要求を受け付けると、配信要求で指定された患者IDに関する診療スケジュールをスケジュールDB20から取得するとともに、取得した診療スケジュールIDに基づき、取得した診療スケジュールに対応する診療情報を、診療情報DB22から取得する。そして、取得した診療スケジュールを表示するスケジュール表示領域A1と、取得した診療情報を表示する診療情報表示領域A2とを並列的に配置した診療支援画面を生成し、クライアント端末12に配信する。
図13に示すように、診療情報DB22にいずれの診療情報も蓄積されていない場合、診療情報表示領域A2にいずれの診療情報も表示されず、かつ、スケジュール表示領域A1にいずれの指標M1、M2も表示されていない診療支援画面21aがクライアント端末12に配信される。クライアント端末12では、診療支援画面21aの新規投稿ボタンB5を操作することによって配信される投稿画面55(図10参照)において、連絡事項を入力したり、添付データを指定することによって、新たな診療情報(コメントなどの連絡事項や検査画像などの添付データ)を投稿できる。そして、投稿された診療情報に基づいて診療支援画面21aが更新される。
図12に戻り、例えば、医師Aが、「Bさん、CT検査の画像をアップして下さい。」との連絡事項を投稿すると、この投稿に基づいて診療支援画面21aが診療支援画面21bへと更新される。図14に示すように、診療支援画面21bの診療情報表示領域A2には、医師Aが投稿したしたことを示すアイコンや、投稿された連絡事項、投稿時刻などが表示される。また、診療支援画面21bのスケジュール表示領域A1には、連絡事項が投稿されたことを示す円形の指標M1が、時間軸TLに対応付けされて表示される。
図12に戻り、診療支援画面21bを確認した検査技師Bが、「了解です。明日朝イチでアップします。」との連絡事項を投稿すると、この投稿に基づいて診療支援画面21bが診療支援画面21cへと更新される。図15に示すように、診療支援画面21cの診療情報表示領域A2には、検査技師Bが投稿したことを示すアイコンや、投稿された連絡事項、投稿時刻などが表示される。また、診療支援画面21cのスケジュール表示領域A1には、連絡事項が投稿されたことを示す円形の指標M1が、時間軸TLに対応付けされて表示される。
図12に戻り、診療支援画面21cにおいて、検査技師Bが医師Aから要求された検査結果(検査画像)を添付データとして投稿すると、この投稿に基づいて診療支援画面21cが診療支援画面21dへと更新される。図16に示すように、診療支援画面21dの診療情報表示領域A2には、検査技師Bが投稿したことを示すアイコンや、投稿された添付データ、投稿時刻などが表示される。また、診療支援画面21cのスケジュール表示領域A1には、添付データが投稿されたことを示す四角形の指標M2が、時間軸TLに対応付けされて表示される。
以上のように、本実施形態の診療支援システム10によれば、医療スタッフから投稿された診療情報を投稿順(受付順)に並べて表示する診療情報表示領域A2と、診療スケジュールを表示するスケジュール表示領域A1とが並列的に配置された診療支援画面21を表示することにより、従来と比較して、より充実した診療支援を簡単に行うことができる。
また、本実施形態の診療支援システム10によれば、診療情報の投稿時期を示す指標M1、M2を時間軸TLに表示することにより、診療情報の投稿時期が判りやすく便利である。さらに、本発明の診療支援システム10によれば、投稿された診療情報の種類に応じて表示する指標の表示態様(本実施形態では指標の形状)を変化させることにより、投稿された診療情報の種類が判りやすく便利である。また、本実施形態の診療支援システム10によれば、同時期に投稿された診療情報の数だけ指標を表示することにより、同時期に投稿された診療情報の数を把握し易く便利である。さらに、本実施形態の診療支援システム10によれば、スケジュール表示領域A1に表示された診療スケジュールの表示スケール(表示尺度)をユーザーの好みに応じて変更でき、便利である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず細部の構成については適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、スクロールボタンB1の操作に基づいてスケジュール表示領域A1に表示される診療スケジュールの表示範囲がスライド(スクロール)する例で説明をしたが、マウスの回転ローラの操作や、キーボードのアップボタンやダウンボタンの操作、スケジュール表示領域A1に対するドラッグ操作やドロップ操作によりスケジュール表示領域A1の表示範囲がスライド(スクロール)する構成としてもよい。
この場合、マウスの回転ローラの操作や、キーボードのアップボタンやダウンボタンの操作、スケジュール表示領域A1に対するドラッグ操作やドロップ操作に応答して、画面データ生成・更新部62が、スケジュール表示領域A1の表示範囲を切り替えるように診療支援画面21を更新する。もちろん、マウスの回転ローラの操作や、キーボードのアップボタンやダウンボタンの操作、診療情報表示領域A2に対するドラッグ操作やドロップ操作により診療情報表示領域A2の表示範囲がスクロールする構成としてもよい。
また、スケジュール表示領域A1のスクロールに連動して、診療情報表示領域A2がスクロールする構成としてもよい。この場合、例えば、スケジュール表示領域A1の先頭に対応する時間に投稿された診療情報が、診療情報表示領域A2の先頭に位置するように、スケジュール表示領域A1のスクロールに連動して診療情報表示領域A2をスクロールさせる(画面データ生成・更新部62が診療支援画面21を更新する)といったことが考えられる。もちろん、診療情報表示領域A2のスクロールに連動して、スケジュール表示領域A1がスクロールする構成としてもよい。
また、スケジュール表示領域A1への操作に対応して、スケジュール表示領域A2がスクロールする構成としてもよい。この場合、例えば、スケジュール表示領域A1に表示されている指標M1や指標M2に対してクリック操作を行うと、操作された指標に対応する診療情報が、診療情報表示領域A2の先頭に位置するように、スケジュール表示領域A2をスクロールさせる(画面データ生成・更新部62が診療支援画面21を更新する)といったことが考えられる。もちろん、診療情報表示領域A2への操作に対応して、スケジュール表示領域A1がスクロールする構成としてもよい。
また、上記実施形態では、投稿された診療情報が連絡事項である場合に円形の指標M1を表示し、投稿された診療情報が添付データである場合に四角形の指標M2を表示するといったように、投稿された診療情報が連絡事項か添付データかによって指標の表示態様を切り替える例で説明をしたが、これ以外の基準に基づき指標の表示態様を切り替えてもよい。この場合、例えば、投稿画面55で連絡事項を入力して投稿を行う際に、この連絡事項が指示、要望、確認、質問などの何れの属性であるかを指定させたり、連絡事項の重要度を指定させ、連絡事項の属性や重要度に応じて指標の表示態様を切り替えてもよい。もちろん、添付データの属性や重要度に応じて指標の表示態様を切り替えてもよいし、連絡事項や添付データ以外の診療情報の属性や重要度に応じて指標の表示態様を切り替えてもよい。
また、上記実施形態では、指標の表示態様が、四角形と円形との2種類である例で説明をしたが、指標の表示形態はこれに限定されない。例えば、三角形や五角形、菱形や星形など、四角形や円形以外の形状(表示態様)の指標を用い、表示する指標の形状を投稿された診療情報に応じて変化させてもよい。もちろん、指標の表示態様として、指標の表示サイズ(大きさ)を変化させてもよい。また、重要度の高い診療情報については赤い指標を表示し、重要度の低い診療情報については白い指標を表示するといったように、指標の表示態様として、指標の表示色を変化させてもよい。さらに、指標の表示態様として、指標の点灯態様(点滅表示の有無や点滅間隔)を変化させてもよい。
また、上記実施形態では、同時期に複数の診療情報が投稿された場合に、投稿された診療情報の数だけ指標を表示する例で説明をしたが、例えば、投稿された診療情報の数が多いほど、指標の大きさを大きくするなど、投稿された診療情報の数に応じて指標の表示態様を切り替えてもよい。
また、上記実施形態では、診療スケジュールのうち表示された表示範囲よりも前または後に投稿された診療情報に対応する指標についてはスケジュール表示領域A1に表示されない例で説明をしたが、図17に示すように、診療スケジュールの表示範囲よりも前または後に投稿された診療情報に対応する指標についてもスケジュール表示領域A1に表示してもよい。
図17(A)に示すように、本例のスケジュール表示領域A1には、診療スケジュールを表示する表示範囲の下限を示す下限ラインL1の下方に、下限ラインL1よりも後に投稿された診療情報に対応する指標を表示するための表示エリアA7が設けられている。そして、表示エリアA7には、下限ラインL1よりも後に投稿された診療情報が存在する場合、この診療情報に対応する表示態様の指標が表示される。なお、図17(A)では、表示エリアA7にはいずれの指標も表示されていない。すなわち、下限ラインL1よりも後に投稿された診療情報が存在しないことを示している。
一方、図17(A)の状態から、仮想線L2が下限ラインL1と重なる位置まで表示範囲を下方にスクロールすると、同図(B)に示すように、このスクロールにより表示範囲外となった円形の指標と、四角形の指標がそれぞれ1つずつ表示エリアA7に表示される。なお、本例では、表示範囲外となった指標が、表示エリアA7の内側(時間軸TLに近い側)から外側へ向けて表示範囲外となった順番に並べて表示される。
さらに、図17(B)の状態から、仮想線L3が下限ラインL1と重なる位置まで表示範囲を下方にスクロールすると、同図(C)に示すように、このスクロールにより表示範囲外となった5つの円形の指標と1つの四角形の指標が、表示エリアA7に追加表示される。なお、本例の表示エリアA7には、1段につき7個の指標が2段分、合計14個の指標が表示可能となっており、表示エリアA7に8つ目以降の指標が表示される場合、それまでに表示された7つの指標が1段下に繰り下げられ、8つ目以降の指標が2段目の内側から順に表示される。
本例によれば、表示範囲の下限を示す下限ラインよりも後に投稿された診療情報に対応する指標を表示する表示エリアを設けたので、下限ラインよりも後にどの程度の数の診療情報が投稿されたかが判り便利である。なお、本例では、表示範囲の下限を示す下限ラインよりも後に投稿された診療情報に対応する指標を表示する表示エリアを設ける例で説明をしたが、表示範囲の上限を示す上限ラインよりも前に投稿された診療情報に対応する指標を表示する表示エリアを設けてもよい。
もちろん、診療スケジュールを構成する診療行為のうち、表示範囲よりも前または後の診療行為を表示する表示エリアを設け、この表示エリアに、表示範囲よりも前または後の診療行為を表示してもよい。なお、このような表示エリアに診療行為の名称などをそのまま表示すると表示エリアに表示できる診療行為の数が少なくなってしまったり、表示領域の大きさが肥大化してしまう恐れがあるので、このような表示エリアに診療行為を表示する際には、診療行為を指標化(アイコン化)して表示することが好ましい。
また、上記実施形態では、投稿画面55を介して診療情報を投稿する例で説明をしたが、投稿画面55を介さずに、診療情報表示領域A2に対して、直接、診療情報を入力させ、入力された情報がそのまま投稿される構成としてもよい。
また、上記実施形態では、スケジュール表示領域A1の表示スケールを変更しても、表示スケール以外の部分について表示内容が変化しない例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、表示スケールを拡大すると、診療スケジュール全体のうち表示される診療行為の数は減るものの隣り合う診療行為同士の表示間隔は広がる。このため、表示スケジュールを拡大した際には、表示される診療行為については、診療行為の内容をより詳細に表示(例えば、拡大前は、診療行為名のみを表示し、拡大後は、担当者や実施日時などについても表示するなど)してもよい。もちろん、前述の例とは反対に、表示スケジュールを縮小した際に、表示内容を簡略化(例えば、縮小前は、診療行為名を表示し、縮小後は、診療行為をアイコン化して表示するなど)してもよい。
また、上記実施形態では、診療支援画面において、スケジュール表示領域の隣に診療情報表示領域を配置する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。スケジュール表示領域と診療情報表示領域とは並列的に配置されていればよく、並列的に配置するとは、スケジュール表示領域の時間軸に対応して診療情報が表示されることを示している。このため、スケジュール表示領域と診療情報表示領域との一方の領域内に他方の領域の全てが含まれる配置態様としたり、及び、双方の領域の一部が重複する配置態様としてもよい。
また、上記実施形態では、診療支援サーバ11からネットワーク14を通じてクライアント端末12に対して診療支援画面21を配信するクライアントサーバ型システムを例に説明している。この例では、診療支援サーバ11が診療支援装置に相当する。こうしたクライアントサーバ型システムに限らず、クライアント端末12そのものを診療支援装置として構成してもよい。この場合には、クライアント端末12のCPU31を、受付部60、診療情報蓄積部61、画面データ生成・更新部62、出力制御部63として機能させる。そして、受付部60は、クライアント端末12の入力デバイス38からの操作に基づいて診療情報や各種操作指示を受け付ける。出力制御部63は、画面データ生成・更新部62が生成/更新した診療支援画面21をディスプレイ37に出力する制御を行う。つまり、クライアントサーバ型システムでは、出力制御部63は、診療支援サーバ11からクライアント端末12に向けての配信出力を制御していたが、クライアント端末12そのものを診療支援装置として構成する場合においては、ディスプレイ37への表示出力を制御する。
なお、本発明は、上記実施形態や上述した変形例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない限り種々の構成を採り得る。例えば、上記実施形態や上述した変形例を適宜組合せることも可能である。また、本発明は、プログラムに加えて、プログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶ。
10 診療支援システム
11 診療支援サーバ
12 クライアント端末
14 ネットワーク
15 電子カルテサーバ
16 画像サーバ
17 スケジュールサーバ
18 カルテDB
19 画像DB
20 スケジュールDB
21、21a〜21d 診療支援画面
22 診療情報DB
31 CPU
32 メモリ
33 ストレージデバイス
37 ディスプレイ
38 入力デバイス
40 AP
50 GUI制御部
51 要求発行部
55 投稿画面
60 受付部
61 診療情報蓄積部
62 画面データ生成・更新部(診療支援画面生成部)
63 出力制御部
A1 スケジュール表示領域(第1表示領域)
A2 診療情報表示領域(第2表示領域)
TL 時間軸
M1、M2 指標
11 診療支援サーバ
12 クライアント端末
14 ネットワーク
15 電子カルテサーバ
16 画像サーバ
17 スケジュールサーバ
18 カルテDB
19 画像DB
20 スケジュールDB
21、21a〜21d 診療支援画面
22 診療情報DB
31 CPU
32 メモリ
33 ストレージデバイス
37 ディスプレイ
38 入力デバイス
40 AP
50 GUI制御部
51 要求発行部
55 投稿画面
60 受付部
61 診療情報蓄積部
62 画面データ生成・更新部(診療支援画面生成部)
63 出力制御部
A1 スケジュール表示領域(第1表示領域)
A2 診療情報表示領域(第2表示領域)
TL 時間軸
M1、M2 指標
Claims (10)
- 医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付部と、
患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、前記診療行為を実施する過程で前記受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成部と、
前記診療支援画面を出力する出力制御部と、を備えていることを特徴とする診療支援装置。 - 前記診療情報には、医療スタッフが他の医療スタッフへ向けて投稿した連絡事項が含まれることを特徴とする請求項1記載の診療支援装置。
- 前記診療情報には、実施済みの検査の検査結果が含まれることを特徴とする請求項1または2記載の診療支援装置。
- 前記第2領域には、前記診療情報の内容が受付順に表示され、
前記第1領域には、前記時間軸に、前記診療情報の受付時期を示す指標が表示されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の診療支援装置。 - 前記診療情報の種類に応じて、前記指標の表示態様が変化することを特徴とする請求項4記載の診療支援装置。
- 同時期に複数の診療情報を受け付けた場合、受け付けた診療情報の数に対応する数の指標が表示されることを特徴とする請求項4または5記載の診療支援装置。
- 前記第1表示領域は、前記時間軸の尺度を変更可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の診療支援装置。
- クライアント端末と、前記クライアント端末から入力される要求に基づいて診療行為を支援する診療支援装置とから構成される診療支援システムにおいて、
前記診療支援装置は、
医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付部と、
患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、前記診療行為を実施する過程で前記受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成部と、
前記診療支援画面を出力する出力制御部と、を備えていることを特徴とする診療支援システム。 - 診療行為を支援する診療支援装置としてコンピュータを機能させる診療支援プログラムにおいて、
医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付ステップと、
患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、前記診療行為を実施する過程で前記受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成ステップと、
前記診療支援画面を出力する出力制御ステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする診療支援プログラム。 - 医療スタッフから投稿された診療情報を受け付ける受付ステップと、
患者に実施される複数の診療行為を時間軸に沿って並べた診療スケジュールを表示する第1表示領域と、前記診療行為を実施する過程で前記受付部が受け付けた診療情報を受付順に並べて表示する第2表示領域と、が並列的に配置された診療支援画面を生成する診療支援画面生成ステップと、
前記診療支援画面を出力する出力制御ステップと、を診療支援装置に実行させることを特徴とする診療支援方法。
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2015
- 2015-12-21 US US14/976,469 patent/US20160188815A1/en not_active Abandoned
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